JPH0862233A - Mr素子式回転センサ - Google Patents

Mr素子式回転センサ

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JPH0862233A
JPH0862233A JP19880194A JP19880194A JPH0862233A JP H0862233 A JPH0862233 A JP H0862233A JP 19880194 A JP19880194 A JP 19880194A JP 19880194 A JP19880194 A JP 19880194A JP H0862233 A JPH0862233 A JP H0862233A
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JP
Japan
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slit
slit disk
rotation sensor
elements
type rotation
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JP19880194A
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English (en)
Inventor
Kazuki Mizoguchi
和貴 溝口
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MR素子式回転センサにおいて,個々の製品
間で出力レベルを一定にする。 【構成】 MR素子式回転センサのスリット円板103
の一方の面側に,第1のMR素子104を,他方の面側
に第2のMR素子105をそれぞれ配置し,その第1,
第2のMR素子104,105を挟んでスリット円板1
03の反対側に第1,第2のバイアス磁石106,10
7をそれぞれ配置し,第1のMR素子104と第2のM
R素子105とを直列に接続して,中点電位を検知回路
108で計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,複数の角度検出用スリ
ットが形成されたスリット円板と,前記スリット円板の
角度検出用スリットに対向する位置に配置されたMR素
子と,前記MR素子を挟んで前記スリット円板と反対側
に配置されたバイアス磁石とを備えたMR素子式回転セ
ンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回転センサとして,複数の角度検
出用スリットが形成されたスリット円板を回転させるこ
とにより,バイアス磁石でバイアス磁界が印加されたM
R素子の抵抗を変化させて,回転体の回転量を検出する
MR素子式回転センサがある。このMR素子式回転セン
サは,例えば,自動車においてエンジンを制御するため
に,エンジンのカム軸の回転数あるいは回転角などの回
転量を検出するのに用いられている。
【0003】ここで,MR素子式回転センサにおける回
転数検出の原理について,図7〜図10を参照して説明
する。図7はMR素子の磁束密度−抵抗値特性図,図8
はスリット円板とMR素子との配置を示す図,図9は基
本検出回路図,図10はMR素子の抵抗値変化と出力と
の関係を示す図である。
【0004】MR素子とは,磁束密度に応じてその抵抗
値が変化する薄膜の素子である。図7はその膜厚方向に
印加される磁束密度に応じてMR素子の抵抗値が変化す
る状態を示し,図示の如く,MR素子は印加される磁束
密度Bが大きくなるにしたがって,その抵抗値Rも大き
くなるという特性を有している。
【0005】このMR素子を回転センサ用検出素子とし
て使用するには,図8に示すように,角度検出用スリッ
ト800が形成されているスリット円板801の一方の
面側に,その角度検出用スリット800に対向して2個
のMR素子802,803を配置する。そして,バイア
ス磁界を印加するバイアス磁石804をMR素子80
2,803の背面に配置し,図9に示すように,2個の
MR素子802,803を直列に接続して,その中点電
位を計測するものである。
【0006】図8において,スリット円板801を回転
させると,角度検出用スリット800がMR素子80
2,803と相対しているため,そのMR素子802,
803に印加される磁束密度が変化する。すなわち,角
度検出用スリット800がMR素子802あるいは80
3と相対している場合,MR素子802,803に印加
される磁束密度Bは最も小さくなる。反対に,角度検出
用スリット800,800の中間部805がMR素子8
02あるいは803と相対している場合,磁束密度Bは
最も大きくなる。ここで,磁束密度Bの最大値と最小値
との差をΔBとすると,MR素子の抵抗値変化ΔRは次
式で表すことができる。ただし,R0はB=0の場合に
おけるMR素子の抵抗値,μは透磁率(電子移動度),
fはMR素子の形状ファクタである。 ΔR=R0・μ・f・ΔB
【0007】そして,2個のMR素子802,803間
の距離lと角度検出用スリット800のピッチLとの配
置関係をl/L=0.5とすると,各MR素子802,
803の抵抗値Rc,Rdは,図10(a)に示すよう
に変化する。従って,電源電圧をVccとすると,MR
素子の出力電圧Voutの変化量Vp−pは, Vp−p=Vcc・ΔR/(2R0’+ΔR) となって,図10(b)に示すようにスリット円板80
1の回転に応じた信号がえられる。MR素子式回転セン
サは,以上の原理を利用して構成されたものである。
【0008】但し,図11に示すスリット円板1101
とMR素子1102,1103との距離dが変化する
と,図12に示されるように出力電圧Voutの変動量
Vp−pの値が変化する。例えば,距離d=1mmのと
き,変動量Vp−pの値を1とすると,距離d=0.5
mmのとき,変動量Vp−pの値は約1.9,距離d=
1.5mmのとき,変動量Vp−pの値は約0.25と
なる。従って,スリット円板1101とMR素子110
2,1103との距離dに注意をはらって組立てを行う
必要がある。
【0009】次に,図13〜図15を参照して,従来の
MR素子式回転センサの具体的な構成を説明する。この
MR素子式回転センサは,自動車のエンジンのカム軸に
取り付けた例を示し,エンジンのカム軸(図示せず)に
連結されたシャフト1301が,ハウジング1302に
ベアリング1303で回転可能に支持されている。シャ
フト1301には,スリット円板1304がシャフトロ
ータ1305により前記カム軸と一体的に回転するよう
に固定されている。スリット円板1304の外周部に
は,図14に示すように複数個の角度検出用スリット1
401が等ピッチに形成されている。スリット円板13
04の一方の面側には,2個のMR素子1306,13
07が配置されている。そのMR素子1306,130
7は,図15に示すようにスリット円板1304上に投
影したとき,角度検出用スリット1401の半ピッチに
なるように,角度検出用スリット1401に対向して配
置されている。MR素子1306,1307の背面側に
は,そのMR素子1306,1307にバイアス磁界を
印加するバイアス磁石1308が配置されている。前記
2個のMR素子1306,1307は直列に接続されて
検出回路1309に接続されている。1310は,前記
2個のMR素子1306,1307,バイアス磁石13
08,検出回路1309を内蔵するセンサユニットであ
る。
【0010】そして,スリット円板1304を,図15
に示すように反時計方向に回転すると,MR素子130
6,1307を通過する磁束密度が変化し,MR素子1
306,1307の抵抗値が変化する。そのMR素子1
306,1307の中点電位を比較器で矩形波に変換
し,角度信号を出力するものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
MR素子式回転センサによれば,2個のMR素子130
6,1307は,スリット円板1304の一方の面側に
配置されているため,個々の製品を比較すると,組立精
度の関係により,エアギャップd(スリット円板130
4とMR素子1306,1307との距離)にばらつき
が生じ,個々の製品間で出力レベルが異なるという問題
点があった。
【0012】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,スリット円板の両面側にMR素子をそれぞれ配置し
てMR素子式回転センサを構成することにより,個々の
製品間の出力レベルを一定にすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るMR素子式
回転センサは,上記の目的を達成するために,複数の角
度検出用スリットが形成されたスリット円板と,前記ス
リット円板の角度検出用スリットに対向する位置に配置
されたMR素子と,前記MR素子を挟んで前記スリット
円板と反対側に配置されたバイアス磁石とを備えたMR
素子式回転センサにおいて,前記スリット円板の一方の
面側で,かつ,前記角度検出用スリットに対向する位置
に配置された第1のMR素子と,前記第1のMR素子を
挟んで前記スリット円板と反対側に配置された第1のバ
イアス磁石と,前記スリット円板の他方の面側で,か
つ,前記角度検出用スリットに対向する位置に配置され
た第2のMR素子と,前記第2のMR素子を挟んで前記
スリット円板と反対側に配置された第2のバイアス磁石
と,前記第1のMR素子および第2のMR素子を直列に
接続して中点電位を計測する計測手段とを備えたもので
ある。
【0014】
【作用】本発明のMR素子式回転センサは,スリット円
板を回転させると,そのスリット円板の一方の面側に配
置された第1のMR素子,および他方の面側に配置され
た第2のMR素子が角度検出用スリットが相対している
ため,第1,第2のバイアス磁石により第1,第2のM
R素子に印加される磁束密度が変化し,その各MR素子
の抵抗値が変化する。その第1,第2のMR素子を直列
に接続し,計測手段により中点電位を計測するため,例
えスリット円板がいずれかのMR素子側に片寄っても,
一定の信号を出力することができる。
【0015】
【実施例】以下,本発明に係るMR素子式回転センサの
実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は,MR
素子式回転センサの縦断正面図,図2は,スリット円板
とMR素子との位置関係を示す平面図にして,回転体
(図示せず)に連結されるシャフト100は,ハウジン
グ101にベアリング102により回転可能に支持され
ている。シャフト100には,スリット円板103がシ
ャフトロータ104により一体的に回転するように固定
されている。スリット円板103の外周部には,図2に
示すように複数の角度検出用スリット200が等ピッチ
で形成されている。
【0016】スリット円板103の一方の面側で,か
つ,前記角度検出用スリット200に対向する位置に
は,第1のMR素子104が配置されている。スリット
円板103の他方の面側で,かつ,前記角度検出用スリ
ット200に対向する位置には,第2のMR素子105
が配置されている。その第1,第2のMR素子104,
105は,スリット円板103上に投影したとき前記角
度検出用スリット200の半ピッチの距離になるように
配置されている。第1のMR素子104を挟んでスリッ
ト円板103の反対側には,MR素子104にバイアス
磁界を印加する第1のバイアス磁石106が配置されて
いる。第2のMR素子105を挟んでスリット円板10
3の反対側には,MR素子105にバイアス磁界を印加
する第2のバイアス磁石107が配置されている。そし
て,第1,第2のMR素子104,105は直列に接続
され,計測手段たる検知回路108に接続されている。
第1,第2のMR素子104,105,バイアス磁石1
06,107,および検知回路108はセンサユニット
109に内蔵されている。なお,MR素子104,10
5間の間隔は,常に一定となるように配置される。
【0017】図3は検知回路図である。図3において,
直列に接続した第1,第2のMR素子104,105の
中間側にコンデンサ300が,第1のMR素子104の
一端側に電源301が接続され,そのコンデンサ300
と電源301とは比較器302に接続されている。
【0018】第1,第2のMR素子104,105は,
前記のように磁束密度に応じて抵抗値が変化する薄膜素
子で,主に,半導体で形成されるものと強磁性体で形成
されるのに大別される。そのなかで,最も感度の高い素
子として,In−Sb半導体薄膜で形成されたMR素子
が使用される。スリット円板103は,透磁率μが高く
(μ=6000程度),かつ低コストの電磁軟鉄が多く
用いられる。バイアス磁石106,107は,エネルギ
ー積BHmax.の大きいNd─Fe─B磁石(BHm
ax.=40MGOe程度)が望ましい。ただし,使用
温度範囲が広いときは,不可逆減磁及び可逆温度係数が
小さく,かつ,エネルギー積が大きいSm−Co磁石
(BHmax.=30MGOe程度)が望ましい。
【0019】以上の構成において,その動作を図4〜図
6に参照して具体的に説明する。
【0020】図4は,スリット円板103と各MR素子
104,105との位置関係を示す拡大図で,スリット
円板103と各MR素子104,105との距離をd
1,d2としている。ここで,d1+d2=一定(後述
の場合は,2mm)となるように設定されている。。図
5は,スリット円板からの距離に対する磁束密度の変動
量,およびバイアス磁束の特性の一例を示す図である。
図6は,スリット円板103とMR素子104との距離
d1毎の出力状態を示す図で,距離d1=0.5mm,
1.0mm,1.5mmのときにおける出力状態を示し
ている。
【0021】具体例として,バイアス磁石は5×5×6
mmのNd−Fe磁石を,スリット円板は純鉄製で,角
度検出用スリットのピッチLを4.62mmにしたもの
を使用した場合,スリット円板からの距離dにおける磁
束密度の変動量,およびバイアス磁束の大きさは,図5
に示されるように変化する。
【0022】そして,スリット円板103と各MR素子
104,105との距離は,本来d1=d2=1mmに
設計される。ところが,組立時に誤差が発生すると,ス
リット円板はどちらか一方のMR素子104あるいは1
05側に片寄る。
【0023】距離d1=0.5mm(d2=1.5m
m)のとき,スリット円板103は第1のMR素子10
4に近く,第2のMR素子105から離れた状態にあ
る。この状態でスリット円板103を回転すると,図6
(a)に示されるように,スリット円板103に近い第
1のMR素子104が感じる磁束密度Baの値は,振幅
が大きく,遠い第2のMR素子105が感じる磁束密度
Bbの値は,振幅が小さい。第1,第2のMR素子10
4,105を直列に接続した中点電位Vaは,一方の磁
束密度Baの値が他方の磁束密度Bbの値に対して非常
に大きいため,図6(b)に示されるように,基準電圧
Vcc/2を中心とすることなく,上方にずれた波形と
なっている。そこで,中点電位Vaをコンデンサ300
で交流結合させてDC成分をカットし,図6(c)に示
されるように電源301で作られる基準電圧Vcc/2
を中心とする出力電圧Vbに変換する。その出力電圧V
bをヒステリシスを持たせて比較器302で矩形波に変
換すると,図6(d)に示されるように信号(出力電
圧)Voutを得ることができる。
【0024】距離d1=1.0mm(d2=1.0m
m)のとき,スリット円板103と第1,第2のMR素
子104,105とは等距離にあるため,その各MR素
子104,105が感じる磁束密度Ba,Bbの値は,
振幅が同じである。各MR素子104,105の中点電
位Vaは,図6(b)に示されるように基準電圧Vcc
/2を中心とした波形になっている。この場合も,中点
電位Vaをコンデンサ300で交流結合させてDC成分
をカットし,図6(c)に示されるように電源301で
作られる基準電圧Vcc/2を中心とする出力電圧Vb
に変換する。その出力電圧Vbをヒステリシスを持たせ
て比較器302で矩形波に変換すると,図6(d)に示
されるように信号(出力電圧)Voutを得ることがで
きる。
【0025】距離d1=1.5mm(d2=0.5m
m)のときは,前記と反対に,スリット円板103に遠
い第1のMR素子104が感じる磁束密度Baの値は,
振幅が小さく,近い第2のMR素子105が感じる磁束
密度Bbの値は,振幅が大きい(図6(a))。従っ
て,MR素子104,105の中点電位Vaは,図6
(b)に示されるように基準電圧Vcc/2より下方に
ずれた波形になっている。この場合も,前記中点電位V
aをコンデンサ300で交流結合させてDC成分をカッ
トし,図6(c)に示されるように電源301で作られ
る基準電圧Vcc/2を中心とする出力電圧Vbに変換
する。その出力電圧Vbをヒステリシスを持たせて比較
器302で矩形波に変換すると,図6(d)に示すよう
に信号(出力電圧)Voutを得ることができる。
【0026】以上のように,スリット円板103を回転
させると,角度検出用スリット200が第1,第2のM
R素子104,105と相対しているため,各MR素子
104,105に印加される磁束密度が変化し,各MR
素子104,105の抵抗値が変化する。そして,第
1,第2のMR素子104,105の中点電位Vaは,
基準電圧Vcc/2に対して上下いずれかにずれた波形
になっている。ところが,コンデンサ300および電源
301で第1,第2のMR素子104,105の中点電
位のDC成分をカットし,比較器302で矩形波を出力
すると,スリット円板103の回転に応じ,常に一定の
出力信号が得られるものである。
【0027】具体的に,バイアス磁石は5×5×6mm
のNd−Fe磁石を,スリット円板は純鉄製で,角度検
出用スリットのピッチLを4.62mmにしたものを使
用した場合,中点電位Vaの変動量Vp−pの値は,d
1=d2=1mmのときを1とすると,d1=0.5m
m,d2=1.5mmのいずれの場合においても約1.
3であり,回転センサの組立誤差により,スリット円板
103と一方のMR素子104との距離d1の値が変化
しても出力は変化せず,また変化率も小さくなった。
【0028】また,MR素子は温度に対する抵抗値の変
化が非常に大きい(例えば,In−Sb半導体薄膜のM
R素子において,周囲温度25°Cのときを1とする
と,−40°Cで約7,150°Cで約0.2)。とこ
ろが,2個のMR素子を直列に接続すると,周囲温度T
a=T0のとき,中点電位Vaは次式で表すことができ
る。 Va(T0)=Vcc×Ra(Ra+Rb)
【0029】周囲温度TaがT0からT1に変化する
と,各MR素子104,105の抵抗値Ra,Rbは物
質固有の温度係数に応じてα倍となる。このとき,中点
電位Va(T1)は次式で計算することができる。 Va(T1)=Vcc×αRa(αRa+αRb) =Vcc×Ra(Ra+Rb) =Va(T0)
【0030】以上にように,2個のMR素子を直列に接
続し,その中点電位を計測することにより,周囲温度T
aが変化しても,各MR素子104,105の中点電位
Vaは変化しないため,温度変化による影響を相殺する
ことができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように,本発明のMR素子
式回転センサによれば,スリット円板の一方の面側に配
置された第1のMR素子,および他方の面側に配置され
た第2のMR素子が角度検出用スリットが相対している
ため,第1,第2のバイアス磁石により第1,第2のM
R素子に印加される磁束密度が変化し,その各MR素子
の抵抗値が変化する。その第1,第2のMR素子を直列
に接続し,計測手段により中点電位を計測するため,例
えスリット円板がいずれかのMR素子側に片寄っても,
一定の信号を出力することができる。従って,個々の製
品間で組立誤差が生じて,第1,第2のMR素子とスリ
ット円板との距離がばらついた場合でも,個々の製品間
の出力レベルを一定に保つことができ,また,周囲温度
変化による影響を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るMR素子式回転センサの縦断正面
図である。
【図2】本発明に係るMR素子式回転センサの一部の拡
大平面図である。
【図3】本発明に係るMR素子式回転センサの検知回路
図である。
【図4】本発明に係るMR素子式回転センサのスリット
円板とMR素子との位置関係を示す拡大図である。
【図5】本発明に係るMR素子式回転センサのスリット
円板からの距離に対する磁束密度の変動量,およびバイ
アス磁束の特性の一例を示す図である。
【図6】本発明に係るMR素子式回転センサのスリット
円板とMR素子との距離毎の出力状態を示す図である。
【図7】MR素子を用いた回転センサの回転検出原理を
示す,MR素子の磁束密度─抵抗値特性図である。
【図8】MR素子を用いた回転センサの回転検出原理を
示す,スリット円板とMR素子との配置を示す図であ
る。
【図9】MR素子を用いた回転センサの回転検出原理を
示す,基本検出回路図である。
【図10】MR素子を用いた回転センサの回転検出原理
を示す,MR素子の抵抗値変化と出力との関係を示す図
である。
【図11】MR素子とスリット円板との距離に対する出
力変動量の特性を説明する拡大縦断面図である。
【図12】MR素子とスリット円板との距離に対する出
力変動量の特性の一例を示す図である。
【図13】従来例の縦断正面図である。
【図14】スリット円板の正面図である。
【図15】従来例の一部の拡大平面図である。
【符号の説明】
103 スリット円板 104 第1のMR素子 105 第2のMR素子 106 第1のバイアス磁石 107 第2のバイアス磁石 108 計測手段たる検知回路 200 角度検出用スリット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の角度検出用スリットが形成された
    スリット円板と,前記スリット円板の角度検出用スリッ
    トに対向する位置に配置されたMR素子と,前記MR素
    子を挟んで前記スリット円板と反対側に配置されたバイ
    アス磁石とを備えたMR素子式回転センサにおいて,前
    記スリット円板の一方の面側で,かつ,前記角度検出用
    スリットに対向する位置に配置された第1のMR素子
    と,前記第1のMR素子を挟んで前記スリット円板と反
    対側に配置された第1のバイアス磁石と,前記スリット
    円板の他方の面側で,かつ,前記角度検出用スリットに
    対向する位置に配置された第2のMR素子と,前記第2
    のMR素子を挟んで前記スリット円板と反対側に配置さ
    れた第2のバイアス磁石と,前記第1のMR素子および
    第2のMR素子を直列に接続して中点電位を計測する計
    測手段とを備えたことを特徴とするMR素子式回転セン
    サ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012018091A (ja) * 2010-07-08 2012-01-26 Tokai Rika Co Ltd 回転角度検出装置
JP2015190880A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 Dmg森精機株式会社 位置検出装置

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JP2012018091A (ja) * 2010-07-08 2012-01-26 Tokai Rika Co Ltd 回転角度検出装置
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