JPH086242B2 - 熱収縮性不織シ−トとその製造方法 - Google Patents
熱収縮性不織シ−トとその製造方法Info
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- JPH086242B2 JPH086242B2 JP62065841A JP6584187A JPH086242B2 JP H086242 B2 JPH086242 B2 JP H086242B2 JP 62065841 A JP62065841 A JP 62065841A JP 6584187 A JP6584187 A JP 6584187A JP H086242 B2 JPH086242 B2 JP H086242B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は熱収縮特性、熱成形特性と優れたフィルター
特性を合せ持った不織シートとその製造方法に関する。
かかる不織シートは各種収縮放送材料、特にバクテリア
バリアー性などを要求されるメディカル分野の包装材
料、或は各種成形フィルター、芳香剤など薬剤を徐々に
放散する徐放性容器の成形材料として利用される。
特性を合せ持った不織シートとその製造方法に関する。
かかる不織シートは各種収縮放送材料、特にバクテリア
バリアー性などを要求されるメディカル分野の包装材
料、或は各種成形フィルター、芳香剤など薬剤を徐々に
放散する徐放性容器の成形材料として利用される。
包材分野で製品を包装する手段として収縮フィルムを
利用した収縮包装が、種々の形状の製品をコンパクトに
包装出来ることと包装工程の効率の良さから急速に普及
して来ている。
利用した収縮包装が、種々の形状の製品をコンパクトに
包装出来ることと包装工程の効率の良さから急速に普及
して来ている。
こうした普及に伴い収縮包装材料に対する要求も高度
化して来ており、その一つにメディカル用途向けに医療
器具を包装状態でエチレンオキサイドなどのガス滅菌を
行い、そのまゝで保存出来るガス透過性で且つバクテリ
アバリアー性を持った収縮包材がある。
化して来ており、その一つにメディカル用途向けに医療
器具を包装状態でエチレンオキサイドなどのガス滅菌を
行い、そのまゝで保存出来るガス透過性で且つバクテリ
アバリアー性を持った収縮包材がある。
従来この用途にはポリエチレンの極細繊維シート(デ
ュポン社 タイベック )が用いられている。しかしな
がら、この素材は熱収縮性を持たないため収縮包装工程
には適用することが出来ない。したがってバクテリアバ
リアー性など優れたフィルター特性を有し且つ、収縮包
装材料として必要な熱収縮特性、強度などの物性を具備
した素材が望まれている。
ュポン社 タイベック )が用いられている。しかしな
がら、この素材は熱収縮性を持たないため収縮包装工程
には適用することが出来ない。したがってバクテリアバ
リアー性など優れたフィルター特性を有し且つ、収縮包
装材料として必要な熱収縮特性、強度などの物性を具備
した素材が望まれている。
又、包装分野のもう一つの新しい方向として、芳香
剤、脱酸素剤など薬剤の効果を持続して発揮させる徐放
性をもった包装材料があり、現在テフロンやポリエチレ
ンの微多孔フィルムや前記タイベック がこの目的に使
用されている。この場合の包装形態は、袋状であり、使
用の利便性、意匠性などから徐放性の容器を作るために
成形性とフィルター特性を兼ね備えたシート材料が望ま
れている。
剤、脱酸素剤など薬剤の効果を持続して発揮させる徐放
性をもった包装材料があり、現在テフロンやポリエチレ
ンの微多孔フィルムや前記タイベック がこの目的に使
用されている。この場合の包装形態は、袋状であり、使
用の利便性、意匠性などから徐放性の容器を作るために
成形性とフィルター特性を兼ね備えたシート材料が望ま
れている。
前記したニーズを満すべく、本発明の第一の目的は、
熱収縮特性と高度なフィルター特定を持った不織シート
を提供すること、第二の目的は優れた熱成形性と高度な
フィルター特性を持った不織シートを提供することにあ
る。さらに第三の目的は前述の性能を有する不織シート
の製造方法を提供することにある。
熱収縮特性と高度なフィルター特定を持った不織シート
を提供すること、第二の目的は優れた熱成形性と高度な
フィルター特性を持った不織シートを提供することにあ
る。さらに第三の目的は前述の性能を有する不織シート
の製造方法を提供することにある。
本発明の前述目的はポリエステル系ポリマーの半延伸
糸よりなる長繊維不織シートとメルトブロー法で得られ
る0.1〜5μmの平均繊維径のポリエステル系繊維シー
トを積層・接合した複合シートによって達成される。
糸よりなる長繊維不織シートとメルトブロー法で得られ
る0.1〜5μmの平均繊維径のポリエステル系繊維シー
トを積層・接合した複合シートによって達成される。
本発明に於けるポリエステル系ポリマーとしては二次
転移温度が室温以上で実質的に非晶性の半延伸糸が安定
に製造出来、又加熱により結晶化させることが出来るポ
リエステル及びその共重合体を使用出来る。
転移温度が室温以上で実質的に非晶性の半延伸糸が安定
に製造出来、又加熱により結晶化させることが出来るポ
リエステル及びその共重合体を使用出来る。
特にポリエチレンテレフタレートが、熱収縮特性、熱
成形性と得られた製品の耐熱性、耐候性、強度などの面
から優れた結果をもたらす。
成形性と得られた製品の耐熱性、耐候性、強度などの面
から優れた結果をもたらす。
以下、詳細に説明については、ポリエチレンテレフタ
レートを例として説明する。
レートを例として説明する。
本発明の不織シートはスパンボンド法によりポリエチ
レンテレフタレートポリマーを2000〜4000m/分の紡糸速
度で紡糸して得られる複屈折率Δn0.01〜0.05(好まし
くは0.03〜0.04)、密度1.320〜1.350(好ましくは1.33
0〜1.340)のポリエチレンテレフタレート繊維からなる
長繊維不織シート(A)とメルトブロー法(ヴァンA・
ヴェンテIndustrial and Engineering Chemistry Vol 4
8 No.8 1342〜1346('56)に記載の方法)で製造した平
均繊維径5μm以下のポリエチレンテレフタレート繊維
シート(B)を積層し、少なくとも一方がエンボス模様
を有する一対の熱ロールを用いて、後述する条件で圧着
面積率1〜50%で部分熱圧着をすることで得られる。こ
ゝでメルトブロー法で得られる極細繊維シートとの複合
相手として半延伸ポリエステル長繊維シートを採用する
ことが熱収縮特性と90〜200℃の広範な温度範囲での熱
成形特性及び引張、引裂など強度面での補強効果などを
保有する本発明の不織シートを得るために最も重要な点
である。
レンテレフタレートポリマーを2000〜4000m/分の紡糸速
度で紡糸して得られる複屈折率Δn0.01〜0.05(好まし
くは0.03〜0.04)、密度1.320〜1.350(好ましくは1.33
0〜1.340)のポリエチレンテレフタレート繊維からなる
長繊維不織シート(A)とメルトブロー法(ヴァンA・
ヴェンテIndustrial and Engineering Chemistry Vol 4
8 No.8 1342〜1346('56)に記載の方法)で製造した平
均繊維径5μm以下のポリエチレンテレフタレート繊維
シート(B)を積層し、少なくとも一方がエンボス模様
を有する一対の熱ロールを用いて、後述する条件で圧着
面積率1〜50%で部分熱圧着をすることで得られる。こ
ゝでメルトブロー法で得られる極細繊維シートとの複合
相手として半延伸ポリエステル長繊維シートを採用する
ことが熱収縮特性と90〜200℃の広範な温度範囲での熱
成形特性及び引張、引裂など強度面での補強効果などを
保有する本発明の不織シートを得るために最も重要な点
である。
半延伸糸のΔnが0.01以下の場合、得られた不織シー
トは脆く、耐熱・耐候性に劣り包装材料、成形材料とし
て物性的に不充分なものとなる。一方Δnが0.06以上、
密度1.350以上の場合、伸度が小さく成形時の応力に対
応が難しく、又メルトブロー極細繊維シートとの接合に
際しても、150℃を越える温度が必要となり、熱収縮特
性も著しく損われ30%以下となり本発明の目的とする不
織シートを得ることが出来ない。
トは脆く、耐熱・耐候性に劣り包装材料、成形材料とし
て物性的に不充分なものとなる。一方Δnが0.06以上、
密度1.350以上の場合、伸度が小さく成形時の応力に対
応が難しく、又メルトブロー極細繊維シートとの接合に
際しても、150℃を越える温度が必要となり、熱収縮特
性も著しく損われ30%以下となり本発明の目的とする不
織シートを得ることが出来ない。
これに対しΔnが0.030、密度が1.335のような本発明
の範囲内の場合、本発明の不織シートは沸水面積収縮率
30%以上の熱収縮特性を有し、且つ表面耐摩擦性、強度
など包装材料として充分な物性、機能を保有する。又、
この不織シートは190℃〜200℃の広い温度範囲に亘り、
50kg/cm2以下の低い伸長応力を示し、安定した熱成形加
工性を有している。特にこの不織シートを予め熱収縮さ
せたシートは150℃での30%伸長応力が30kg/cm2以下、1
50℃での破断伸度が100%を越え、深絞り部などがある
複雑なシート成形が容易に可能な高度の熱成形特性を保
有している。この発明の不織シートは、このような熱収
縮性、熱成形性、強度などの特性と同時に1μの粒子を
殆ヾ100%捕捉するフィルター機能を持ち、これにフッ
素系、或はシリコン系薬剤による撥水処理を施すことに
より、500mmAqを越える耐水圧を示すなど、バクテリア
バリアー性にも優れた素材となり、前述したメディカル
分野の包装材料、或は薬剤の徐放性容器などの成形材料
として有用性を発揮する。
の範囲内の場合、本発明の不織シートは沸水面積収縮率
30%以上の熱収縮特性を有し、且つ表面耐摩擦性、強度
など包装材料として充分な物性、機能を保有する。又、
この不織シートは190℃〜200℃の広い温度範囲に亘り、
50kg/cm2以下の低い伸長応力を示し、安定した熱成形加
工性を有している。特にこの不織シートを予め熱収縮さ
せたシートは150℃での30%伸長応力が30kg/cm2以下、1
50℃での破断伸度が100%を越え、深絞り部などがある
複雑なシート成形が容易に可能な高度の熱成形特性を保
有している。この発明の不織シートは、このような熱収
縮性、熱成形性、強度などの特性と同時に1μの粒子を
殆ヾ100%捕捉するフィルター機能を持ち、これにフッ
素系、或はシリコン系薬剤による撥水処理を施すことに
より、500mmAqを越える耐水圧を示すなど、バクテリア
バリアー性にも優れた素材となり、前述したメディカル
分野の包装材料、或は薬剤の徐放性容器などの成形材料
として有用性を発揮する。
次に本発明の不織シートの製造に際して、ポリエステ
ル半延伸長繊維シート(A)とメルトブロー繊維シート
(B)の接合は、少なくとも一方がエンボス模様を持っ
た一対の熱ロールを使用して部分熱圧着することによる
場合に、熱収縮特性、表面耐摩擦性、接合強度、シート
の目的均一性などを満足させる本発明の不織シートの製
造方法として、種々検討の結果次の2つの方法を見出す
に到った。
ル半延伸長繊維シート(A)とメルトブロー繊維シート
(B)の接合は、少なくとも一方がエンボス模様を持っ
た一対の熱ロールを使用して部分熱圧着することによる
場合に、熱収縮特性、表面耐摩擦性、接合強度、シート
の目的均一性などを満足させる本発明の不織シートの製
造方法として、種々検討の結果次の2つの方法を見出す
に到った。
第一の方法は、積層された該不織シート(A),
(B)を二次転移温度〜二次転移温度+80℃(好ましく
は+50℃、より好ましくは+30℃)の条件で部分熱圧着
することにより均一でソフトな風合と、高度なフィルタ
ー特性をもった沸水面積収縮率が30%以上の熱収縮性不
織シートが得られる。
(B)を二次転移温度〜二次転移温度+80℃(好ましく
は+50℃、より好ましくは+30℃)の条件で部分熱圧着
することにより均一でソフトな風合と、高度なフィルタ
ー特性をもった沸水面積収縮率が30%以上の熱収縮性不
織シートが得られる。
不織シートの熱収縮率が、エステル半延伸長繊維の紡
速と不織シートの部分熱圧着条件を前記した範囲で変化
させることにより30〜85%の範囲で自由にコントロール
が出来ることも本発明の特徴の一つである。
速と不織シートの部分熱圧着条件を前記した範囲で変化
させることにより30〜85%の範囲で自由にコントロール
が出来ることも本発明の特徴の一つである。
熱圧着の条件が前記範囲以外では不織シートの接合一
体化が出来なかったり、熱収縮性を持たないほど本発明
の目的を達成することが出来ない。例えば、通常のポリ
エチレンテレフタレート・スパンボンド不織布の部分熱
圧着の行われている180℃〜240℃の温度領域では、不織
シートの熱収縮率が30%以下になると同時に不織シート
に熱歪による目付斑の拡大、風合の脆化更には流体通過
圧力損失の増大などフィルター特性の低下を惹起する。
体化が出来なかったり、熱収縮性を持たないほど本発明
の目的を達成することが出来ない。例えば、通常のポリ
エチレンテレフタレート・スパンボンド不織布の部分熱
圧着の行われている180℃〜240℃の温度領域では、不織
シートの熱収縮率が30%以下になると同時に不織シート
に熱歪による目付斑の拡大、風合の脆化更には流体通過
圧力損失の増大などフィルター特性の低下を惹起する。
次に第二の方法は部分熱圧着時に使用する一対の熱ロ
ールに温度差をつけて処理する方法である。この方法は
表面の毛羽立ちなど表面摩擦耐久性に優れた本発明の不
織シートを得る上で特に良好な不織シートの製造方法で
ある。すなわち半延伸長繊維不織シート(A)とメルト
ブロー法による極細繊維シート(B)を積層し、少なく
とも一方の表面にエンボス模様をもった一対のロールを
使用、メルトブロー極細繊維シート(B)側と接するロ
ール温度が二次転移温度+30℃以下、半延伸長繊維シー
ト(A)側と接するロールが二次転移温度+50℃以上、
融点−60℃(好ましくは80℃)以下の条件で部分熱圧着
することにより均一で表面耐摩擦性に優れた熱収縮性、
熱成形加工性の不織シートが得られる。
ールに温度差をつけて処理する方法である。この方法は
表面の毛羽立ちなど表面摩擦耐久性に優れた本発明の不
織シートを得る上で特に良好な不織シートの製造方法で
ある。すなわち半延伸長繊維不織シート(A)とメルト
ブロー法による極細繊維シート(B)を積層し、少なく
とも一方の表面にエンボス模様をもった一対のロールを
使用、メルトブロー極細繊維シート(B)側と接するロ
ール温度が二次転移温度+30℃以下、半延伸長繊維シー
ト(A)側と接するロールが二次転移温度+50℃以上、
融点−60℃(好ましくは80℃)以下の条件で部分熱圧着
することにより均一で表面耐摩擦性に優れた熱収縮性、
熱成形加工性の不織シートが得られる。
部分熱圧着温度が前記条件を越えると熱収縮性の低
下、熱成形性の低下が起り、本発明の目的とする不織シ
ートは得られない。
下、熱成形性の低下が起り、本発明の目的とする不織シ
ートは得られない。
第一の方法と同様、この方法に於てもエステル半延伸
長繊維の紡速と不織シートの部分熱圧着条件を前記した
範囲で変化させることにより沸水面積収縮率30〜85%の
範囲で熱収縮特性を自由にコントロール出来る。上記熱
接合以外に超音波による部分融着接合、或は接着剤によ
る部分接合によっても本発明でいう接合が出来るが、融
着接合が好ましい。ポリエステル半延伸長繊維不織シー
ト(A)とメルトブロー法によるポリエステル極細繊維
シート(B)の積層の構成は2層積層〔(A)/
(B)〕、メルトブロー繊維シートを芯にしたサンドイ
ッチ積層〔(A)/(B)/(A)〕或は半延伸長繊維
シートを芯にしたサンドイッチ積層〔(B)/(A)/
(B)〕を目的、用途に応じて採用出来る。
長繊維の紡速と不織シートの部分熱圧着条件を前記した
範囲で変化させることにより沸水面積収縮率30〜85%の
範囲で熱収縮特性を自由にコントロール出来る。上記熱
接合以外に超音波による部分融着接合、或は接着剤によ
る部分接合によっても本発明でいう接合が出来るが、融
着接合が好ましい。ポリエステル半延伸長繊維不織シー
ト(A)とメルトブロー法によるポリエステル極細繊維
シート(B)の積層の構成は2層積層〔(A)/
(B)〕、メルトブロー繊維シートを芯にしたサンドイ
ッチ積層〔(A)/(B)/(A)〕或は半延伸長繊維
シートを芯にしたサンドイッチ積層〔(B)/(A)/
(B)〕を目的、用途に応じて採用出来る。
又熱成形に際して、熱収縮性の本発明の不織シートを
そのまゝ使用することも可能であるが、熱セット或は収
縮処理により不織シートが安定化して上で整形すること
が望ましい。特に予め沸水処理により熱収縮させた本発
明の不織シートは、広い温度領域(90゜〜100℃)で低
応力高伸長特性を有し深絞しなどの複雑な成形が可能な
ことも本発明の特長である。
そのまゝ使用することも可能であるが、熱セット或は収
縮処理により不織シートが安定化して上で整形すること
が望ましい。特に予め沸水処理により熱収縮させた本発
明の不織シートは、広い温度領域(90゜〜100℃)で低
応力高伸長特性を有し深絞しなどの複雑な成形が可能な
ことも本発明の特長である。
熱成形方法としては金型成形、真空成形、圧空成形な
ど一般的なシート成形方法を使用することが出来る。
ど一般的なシート成形方法を使用することが出来る。
以下に本発明を実施例を挙げて具体的に説明する。尚
実施例その他に記載した物性の定義及び測定方法を以下
に示す。
実施例その他に記載した物性の定義及び測定方法を以下
に示す。
硝酸カルシュウム〜水系の密度勾配管を用いて測定し
た。試料は予め低密度液中に1時間、減圧下に浸漬して
脱泡した後、密度勾配管に投入、30℃で20時間放置した
時の試料の位置する液の密度から密度を求める。
た。試料は予め低密度液中に1時間、減圧下に浸漬して
脱泡した後、密度勾配管に投入、30℃で20時間放置した
時の試料の位置する液の密度から密度を求める。
白色光下で偏光顕微鏡ベレック式コンペンセーターを
用いて複屈折率(Δn)を測定する。
用いて複屈折率(Δn)を測定する。
試料25cm×25cmにタテ、ヨコ各々20cmの位置にマーキ
ングして沸水に3分間浸漬した後、取出して試料の寸法
変化を測り面積収縮率をn=5の平均値で測定する。
ングして沸水に3分間浸漬した後、取出して試料の寸法
変化を測り面積収縮率をn=5の平均値で測定する。
島津製作所Auto Graph DSS−2000型万能引張試験機に
より把握長5cm、引張速度10cm/分で150℃で30%伸長時
の応力を測定、その値を試料の断面積で除した値で表わ
す。
より把握長5cm、引張速度10cm/分で150℃で30%伸長時
の応力を測定、その値を試料の断面積で除した値で表わ
す。
島津製作所Auto Graph DSS−2000型万能引張試験機に
より把握長10cm、引張速度20cm/分で測定した。
より把握長10cm、引張速度20cm/分で測定した。
タテ20cm×ヨコ3cmの試験片を摩擦試験機II型(学振
型)を用いて荷重500gで100往復摩擦させた後、試験片
の外観変化を下記の判定基準に照らして判定し耐摩擦性
の評価とした。
型)を用いて荷重500gで100往復摩擦させた後、試験片
の外観変化を下記の判定基準に照らして判定し耐摩擦性
の評価とした。
(判定基準) A級:全く毛羽立ちがない。
B級:少し毛羽立ちがあるが目立たない。
C級:毛羽立ちが目立つ。
◎集塵性(捕集効率):JIS Z−8901試験用ダスト13種B
法の0.3μm平均のステアリン酸エアゾルのダストの捕
集効率測定により評価した。
法の0.3μm平均のステアリン酸エアゾルのダストの捕
集効率測定により評価した。
◎圧力損失:捕集効率測定と同様の条件で測定される圧
力損失により評価した。
力損失により評価した。
実施例1 孔径0.25mm、孔数1300ケの1m巾矩型紡糸口金を用い
て、吐出量1100g/分でηsp/c(オルソクロロフェノル溶
媒)0.72のポリエチレンテレフタレートをポリマー温度
290℃で紡出し、紡口直下1000mmの位置にある牽引用エ
アーサッカーのエアー圧力を変えて紡糸速度2000m/分、
2500m/分で金網コンベアー上に目付30g/m2の長繊維シー
トとして捕集、上部が2mmピッチのピンポイント模様を
有するエンボスロールと表面が平滑な下部ロールとの間
でロール温度75℃、線圧20kg/cmで熱圧着して本発明に
使用する半延伸長繊維不織シートを得た。比較例として
紡糸速度が5000m/分の長繊維不織シートを採取、それら
の物性を第一表に示す。
て、吐出量1100g/分でηsp/c(オルソクロロフェノル溶
媒)0.72のポリエチレンテレフタレートをポリマー温度
290℃で紡出し、紡口直下1000mmの位置にある牽引用エ
アーサッカーのエアー圧力を変えて紡糸速度2000m/分、
2500m/分で金網コンベアー上に目付30g/m2の長繊維シー
トとして捕集、上部が2mmピッチのピンポイント模様を
有するエンボスロールと表面が平滑な下部ロールとの間
でロール温度75℃、線圧20kg/cmで熱圧着して本発明に
使用する半延伸長繊維不織シートを得た。比較例として
紡糸速度が5000m/分の長繊維不織シートを採取、それら
の物性を第一表に示す。
一方本発明で使用するメルトブロー極細繊維シート
は、孔径0.30mm、孔数1000ケ、加熱スチーム噴射溝巾0.
25mmのメルトブロー用のダイを用いて、吐出量300g/分
でηsp/c0.65のポリエチレンテレフタレートをポリマー
温度310℃、加熱スチーム圧力3.0kg/cm2、温度370℃で
メルトブローし、金網コンベアー上に平均繊径1.7μの
目付20g/m2の極細繊維シートとして捕集、常温で一対の
フラットロールで線圧5kg/cmでプレスすることによって
製造した。
は、孔径0.30mm、孔数1000ケ、加熱スチーム噴射溝巾0.
25mmのメルトブロー用のダイを用いて、吐出量300g/分
でηsp/c0.65のポリエチレンテレフタレートをポリマー
温度310℃、加熱スチーム圧力3.0kg/cm2、温度370℃で
メルトブローし、金網コンベアー上に平均繊径1.7μの
目付20g/m2の極細繊維シートとして捕集、常温で一対の
フラットロールで線圧5kg/cmでプレスすることによって
製造した。
この様にして得た半延伸長繊維不織シートとメルトブ
ロー極細繊維シートを積層し、上部が2mmピッチのピン
ポイント模様を有するエンボスロールと表面が平滑な下
部ロールを用いて、上下ロール温度90℃,100℃,150℃、
線圧20kg/cmで40m/分のスピードで部分熱圧着処理を行
った。得られた不織シートの特性を第2表に示す。
ロー極細繊維シートを積層し、上部が2mmピッチのピン
ポイント模様を有するエンボスロールと表面が平滑な下
部ロールを用いて、上下ロール温度90℃,100℃,150℃、
線圧20kg/cmで40m/分のスピードで部分熱圧着処理を行
った。得られた不織シートの特性を第2表に示す。
実験No.(1),(2)で示す本発明の不織シートは
熱収縮特性、熱成形性、優れたフィルター特性を兼ね備
えた材料であった。
熱収縮特性、熱成形性、優れたフィルター特性を兼ね備
えた材料であった。
実施例2 実施例1第1表の実験No.(2)の半延伸繊維シート
(目付80g/m2)と実施例1のメルトブロー極細繊維シー
ト(目付40g/m2)を積層し、上部が圧着面積12%のマイ
ナス柄のエンボス模様を有するロールと表面が平滑な下
部ロールを用いて、半延伸長繊維シートの接する上部エ
ンボスロールを140℃、下部フラットロールを80℃、線
圧20kg/cmで40m/分のスピードで部分熱圧着処理を行っ
た。
(目付80g/m2)と実施例1のメルトブロー極細繊維シー
ト(目付40g/m2)を積層し、上部が圧着面積12%のマイ
ナス柄のエンボス模様を有するロールと表面が平滑な下
部ロールを用いて、半延伸長繊維シートの接する上部エ
ンボスロールを140℃、下部フラットロールを80℃、線
圧20kg/cmで40m/分のスピードで部分熱圧着処理を行っ
た。
その結果沸水面積収縮率63%、表面耐摩擦性A級の均
一な不織シートが得られ、フィルター特性も0.3μの粒
子を99%以上捕捉、又フッソ系の市販の撥水加工剤で処
理することにより、耐水圧500mmAqの性能が得られた。
一な不織シートが得られ、フィルター特性も0.3μの粒
子を99%以上捕捉、又フッソ系の市販の撥水加工剤で処
理することにより、耐水圧500mmAqの性能が得られた。
又、この不織シートをスチーマーで収縮処理すること
により目付340g/m2の緻密な不織シートが得られた。こ
の不織シートは150℃での破断伸度が320%、30%伸長応
力が18kg/cm2と優れた熱成形性を保有していた。
により目付340g/m2の緻密な不織シートが得られた。こ
の不織シートは150℃での破断伸度が320%、30%伸長応
力が18kg/cm2と優れた熱成形性を保有していた。
本発明による不織シートは前記したように、熱収縮特
性と優れたフィルター特性をもち、又広い温度範囲で熱
成形が可能なポリエステル系不織シートであり、特殊包
装材料、成型材料として優れた性能を発揮する。
性と優れたフィルター特性をもち、又広い温度範囲で熱
成形が可能なポリエステル系不織シートであり、特殊包
装材料、成型材料として優れた性能を発揮する。
即ち、メディカル用バクテリアバリアー収縮包材、薬
剤(芳香剤、殺菌剤、脱酸素剤、乾燥剤など)の徐放性
容器の成形材料等に広く活用することが出来る。
剤(芳香剤、殺菌剤、脱酸素剤、乾燥剤など)の徐放性
容器の成形材料等に広く活用することが出来る。
Claims (5)
- 【請求項1】ポリエステル系半延伸糸よりなる長繊維不
織シートと平均繊維径0.1〜5μmのポリエステル系メ
ルトブロー繊維からなる繊維シートが積層一体化されて
形成され、且つ沸水面積収縮率が30%以上であることを
特徴とする熱収縮性不織シート。 - 【請求項2】ポリエステルがポリエチレンテレフタレー
トであり、沸水収縮処理後の前記不織シートの150℃で
の破断伸度が100%以上、150℃での30%伸長応力が30kg
/cm2以下であることを特徴とする特許請求の範囲第一項
記載の熱収縮性不織シート。 - 【請求項3】半延伸糸よりなる長繊維不織シートとメル
トブロー繊維からなる不織シートが、圧着面積率1〜50
%の部分熱圧着によって一体化されていることを特徴と
する特許請求の範囲第一項記載の熱収縮性不織シート。 - 【請求項4】複屈折率Δn0.01〜0.05、密度1.320〜1.35
0のポリエステル系繊維からなる長繊維不織シートと平
均繊維径0.1〜5μmのポリエステル系メルトブロー繊
維からなる繊維シートを積層し、少なくとも一方の表面
にエンボス模様を有する一対のロールを用いて、ロール
表面温度が前記ポリエステル系繊維のポリマーの二次転
移温度以上、二次転移温度+80℃以下の条件で部分熱圧
着を施すことを特徴とする熱収縮性不織シートの製造方
法。 - 【請求項5】複屈折率Δn0.01〜0.05、密度1.320〜1.35
0のポリエステル系繊維からなる長繊維不織シート
(A)と平均繊維径0.1〜5μmのポリエステル系メル
トブロー繊維からなる繊維シート(B)を積層、少なく
とも一方の表面にエンボス模様を有する一対のロールに
温度差をつけて、長繊維不織シート(A)側のロールを
二次転移温度+50℃以上、融点−60℃以下、メルトブロ
ー繊維シート(B)の側のロールを二次転移温度+30℃
以下で部分熱圧着を施すことを特徴とする熱収縮性不織
シートの製法方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62065841A JPH086242B2 (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 | 熱収縮性不織シ−トとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62065841A JPH086242B2 (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 | 熱収縮性不織シ−トとその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63235560A JPS63235560A (ja) | 1988-09-30 |
| JPH086242B2 true JPH086242B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=13298643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62065841A Expired - Fee Related JPH086242B2 (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 | 熱収縮性不織シ−トとその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086242B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019124231A1 (ja) * | 2017-12-22 | 2019-06-27 | 旭化成株式会社 | 不織布、及びこれを表皮材として用いた複合吸音材 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4863785A (en) * | 1988-11-18 | 1989-09-05 | The James River Corporation | Nonwoven continuously-bonded trilaminate |
| JP2770379B2 (ja) * | 1989-03-07 | 1998-07-02 | 東レ株式会社 | 不織布 |
| JP2797482B2 (ja) * | 1989-07-21 | 1998-09-17 | 東洋紡績株式会社 | 均繊度の良好な不織布 |
| JP2790875B2 (ja) * | 1989-10-25 | 1998-08-27 | 花王株式会社 | 吸収性物品の表面シート及びその製造方法 |
| JP5603575B2 (ja) * | 2008-10-21 | 2014-10-08 | 旭化成せんい株式会社 | 積層不織布 |
| JP5290895B2 (ja) * | 2009-07-17 | 2013-09-18 | 旭化成せんい株式会社 | 複合シート及び成形体 |
| CN117858985A (zh) * | 2021-11-09 | 2024-04-09 | 东洋纺Mc株式会社 | 长纤维无纺布以及使用了该长纤维无纺布的袋状物 |
-
1987
- 1987-03-23 JP JP62065841A patent/JPH086242B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019124231A1 (ja) * | 2017-12-22 | 2019-06-27 | 旭化成株式会社 | 不織布、及びこれを表皮材として用いた複合吸音材 |
| KR20200088443A (ko) * | 2017-12-22 | 2020-07-22 | 아사히 가세이 가부시키가이샤 | 부직포, 및 이것을 표피재로서 이용한 복합 흡음재 |
| JPWO2019124231A1 (ja) * | 2017-12-22 | 2020-11-26 | 旭化成株式会社 | 不織布、及びこれを表皮材として用いた複合吸音材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63235560A (ja) | 1988-09-30 |
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