JPH086247B2 - 可撓性を備えた管状体の加熱処理方法及び懸垂装置 - Google Patents
可撓性を備えた管状体の加熱処理方法及び懸垂装置Info
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- JPH086247B2 JPH086247B2 JP3157856A JP15785691A JPH086247B2 JP H086247 B2 JPH086247 B2 JP H086247B2 JP 3157856 A JP3157856 A JP 3157856A JP 15785691 A JP15785691 A JP 15785691A JP H086247 B2 JPH086247 B2 JP H086247B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管状織布等の可撓性を
備えた管状体の加熱処理方法及びこの処理方法の実施に
適する懸垂装置に関する。
備えた管状体の加熱処理方法及びこの処理方法の実施に
適する懸垂装置に関する。
【0002】
【従来の技術】管状織布の内周、外周に樹脂を被覆する
際等には、管状織布に加熱処理を行う必要がある。この
加熱処理は、従来、管状織布の内周面を支持しない状態
で行っていた。ところが、管状織布は、加熱によって収
縮するため、加熱処理により管状織布の所定径を維持す
ることが、困難であった。
際等には、管状織布に加熱処理を行う必要がある。この
加熱処理は、従来、管状織布の内周面を支持しない状態
で行っていた。ところが、管状織布は、加熱によって収
縮するため、加熱処理により管状織布の所定径を維持す
ることが、困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、加
熱処理によっても、管状織布等の可撓性を備えた管状体
の所定径を、維持することができ、且つ、管状体の移送
を円滑になすことのできる管状体の加熱処理方法の提供
を目的とする。又、本発明は上記可撓性を備えた管状体
の加熱処理方法に適する装置の提供を目的とする。
熱処理によっても、管状織布等の可撓性を備えた管状体
の所定径を、維持することができ、且つ、管状体の移送
を円滑になすことのできる管状体の加熱処理方法の提供
を目的とする。又、本発明は上記可撓性を備えた管状体
の加熱処理方法に適する装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、次の管状体の
加熱処理方法により上記の課題を解決する。本発明の管
状体の加熱処理方法は、ベアリング等の回転手段を周状
に略等間隔で配位した下部送り装置を所定位置に支持
し、ベアリング等の回転手段を周状に略等間隔で配位し
た上部送り装置を、その回転手段を下部送り装置の回転
手段上に載置することにより支持し、上部送り装置には
下方に向けて懸垂杆を垂下させ、この懸垂杆の下部に所
定径の拡大枠を吊り下げ、管状織布等の可撓性を備えた
管状体内周に上部送り装置を配し、上部送り装置を管状
体内に通した状態で、両者の回転手段間に管状体を上方
から下方に通過させ、この管状体を拡大枠外周に沿わせ
ることにより、この管状体の管形状を維持しつつ加熱処
理をなすことを特徴とする。又、本発明は、次の懸垂装
置により上記の課題を解決する。本発明の懸垂装置は、
ベアリング等の回転手段を周状に略等間隔で配位した下
部送り装置と、ベアリング等の回転手段を周状に略等間
隔で配位した上部送り装置と、上部送り装置から下方に
向けて垂下させられた懸垂杆と、この懸垂杆の下部に吊
り下げられた所定径の拡大枠とを備え、上部送り装置の
回転手段が下部送り装置の回転手段上に載置されること
により、上部送り装置が下部送り装置により支持されて
いる。そして、上部送り装置と下部送り装置の両者の回
転手段間に管状織布等の可撓性を備えた管状体を上方か
ら下方に通過させ、この管状体を拡大枠外周に沿わせる
ようにしたものである。本発明の他の懸垂装置は、ロー
ラ等の自ら回転する回転手段を周状に略等間隔で配位し
た下部送り装置と、ローラ等の回転手段を周状に略等間
隔で配位した上部送り装置と、上部送り装置から下方に
向けて垂下させられた懸垂杆と、この懸垂杆の下部に吊
り下げられた所定径の拡大枠とを備え、上部送り装置の
回転手段が下部送り装置の回転手段上に載置されること
により、上部送り装置が下部送り装置により支持されて
いる。そして、上部送り装置と下部送り装置の両者の回
転手段間に管状織布等の可撓性を備えた管状体を上方か
ら下方に通過させ、この管状体を拡大枠外周に沿わせる
ようにしたものである。
加熱処理方法により上記の課題を解決する。本発明の管
状体の加熱処理方法は、ベアリング等の回転手段を周状
に略等間隔で配位した下部送り装置を所定位置に支持
し、ベアリング等の回転手段を周状に略等間隔で配位し
た上部送り装置を、その回転手段を下部送り装置の回転
手段上に載置することにより支持し、上部送り装置には
下方に向けて懸垂杆を垂下させ、この懸垂杆の下部に所
定径の拡大枠を吊り下げ、管状織布等の可撓性を備えた
管状体内周に上部送り装置を配し、上部送り装置を管状
体内に通した状態で、両者の回転手段間に管状体を上方
から下方に通過させ、この管状体を拡大枠外周に沿わせ
ることにより、この管状体の管形状を維持しつつ加熱処
理をなすことを特徴とする。又、本発明は、次の懸垂装
置により上記の課題を解決する。本発明の懸垂装置は、
ベアリング等の回転手段を周状に略等間隔で配位した下
部送り装置と、ベアリング等の回転手段を周状に略等間
隔で配位した上部送り装置と、上部送り装置から下方に
向けて垂下させられた懸垂杆と、この懸垂杆の下部に吊
り下げられた所定径の拡大枠とを備え、上部送り装置の
回転手段が下部送り装置の回転手段上に載置されること
により、上部送り装置が下部送り装置により支持されて
いる。そして、上部送り装置と下部送り装置の両者の回
転手段間に管状織布等の可撓性を備えた管状体を上方か
ら下方に通過させ、この管状体を拡大枠外周に沿わせる
ようにしたものである。本発明の他の懸垂装置は、ロー
ラ等の自ら回転する回転手段を周状に略等間隔で配位し
た下部送り装置と、ローラ等の回転手段を周状に略等間
隔で配位した上部送り装置と、上部送り装置から下方に
向けて垂下させられた懸垂杆と、この懸垂杆の下部に吊
り下げられた所定径の拡大枠とを備え、上部送り装置の
回転手段が下部送り装置の回転手段上に載置されること
により、上部送り装置が下部送り装置により支持されて
いる。そして、上部送り装置と下部送り装置の両者の回
転手段間に管状織布等の可撓性を備えた管状体を上方か
ら下方に通過させ、この管状体を拡大枠外周に沿わせる
ようにしたものである。
【0005】
【作用】本発明においては、ベアリング等の回転手段を
周状に配位した下部送り装置を所定位置に支持し、ベア
リング等の回転手段を有する上部送り装置を、その回転
手段を下部送り装置の回転手段上に載置することにより
支持し、上部送り装置に所定径の拡大枠を吊り下げ、管
状織布等の可撓性を備えた管状体内周に上部送り装置を
配し、管状体外周に下部送り装置を配した状態で、両者
の回転手段間に管状体を通過させさせるものであるた
め、管状体は、両者の回転手段間を円滑に且つ管状態を
維持したまま通過し、上部送り装置に吊り下げられた拡
大枠へと向かう。従って、拡大枠の確実な懸垂が可能と
なると同時に、管状織布の円滑な送りが実現されるもの
である。特に、拡大枠は上方から懸垂された状態で垂下
しているため、その外周に通される管状体は、全周に渡
って同じ条件で均一に拡大される。そして、管状体は、
拡大枠外周に沿いながら加熱処理を受けるため、この管
状体は所定径の管形状を維持するものである。ここで、
上部送り装置には、拡大枠の荷重や管状体の送り抵抗等
の力が下方に向けて加わり、上部送り装置に加わる下方
への力は、両送り装置間を通過する管状体にかかる。そ
の際、本願発明では、上部送り装置及び下部送り装置
が、共に、ベアリング等の回転手段を略等間隔で配位し
たものであるため、上部送り装置に加わる下方への力
は、両送り装置間を通遇する管状体の全周に渡って略均
等にかかり、管状体に不均一な伸びが発生したり、変な
癖やしわが発生することを防止し得るものである。 しか
も、拡大枠は懸垂杆を介して上部送り装置に接続されて
いるに過ぎないため、拡大枠による拡大の径を変更する
場合にも、拡大枠を取り替えるだけで対応でき、且つ、
その取替えも容易である。又、下部送り装置を、ローラ
等の自ら回転する手段を周状に配位したものとすること
によって、管状体を強制的に送ることができる。従っ
て、上部送り装置が下方に強く引っ張られる場合にも、
管状体を円滑に送り得る。
周状に配位した下部送り装置を所定位置に支持し、ベア
リング等の回転手段を有する上部送り装置を、その回転
手段を下部送り装置の回転手段上に載置することにより
支持し、上部送り装置に所定径の拡大枠を吊り下げ、管
状織布等の可撓性を備えた管状体内周に上部送り装置を
配し、管状体外周に下部送り装置を配した状態で、両者
の回転手段間に管状体を通過させさせるものであるた
め、管状体は、両者の回転手段間を円滑に且つ管状態を
維持したまま通過し、上部送り装置に吊り下げられた拡
大枠へと向かう。従って、拡大枠の確実な懸垂が可能と
なると同時に、管状織布の円滑な送りが実現されるもの
である。特に、拡大枠は上方から懸垂された状態で垂下
しているため、その外周に通される管状体は、全周に渡
って同じ条件で均一に拡大される。そして、管状体は、
拡大枠外周に沿いながら加熱処理を受けるため、この管
状体は所定径の管形状を維持するものである。ここで、
上部送り装置には、拡大枠の荷重や管状体の送り抵抗等
の力が下方に向けて加わり、上部送り装置に加わる下方
への力は、両送り装置間を通過する管状体にかかる。そ
の際、本願発明では、上部送り装置及び下部送り装置
が、共に、ベアリング等の回転手段を略等間隔で配位し
たものであるため、上部送り装置に加わる下方への力
は、両送り装置間を通遇する管状体の全周に渡って略均
等にかかり、管状体に不均一な伸びが発生したり、変な
癖やしわが発生することを防止し得るものである。 しか
も、拡大枠は懸垂杆を介して上部送り装置に接続されて
いるに過ぎないため、拡大枠による拡大の径を変更する
場合にも、拡大枠を取り替えるだけで対応でき、且つ、
その取替えも容易である。又、下部送り装置を、ローラ
等の自ら回転する手段を周状に配位したものとすること
によって、管状体を強制的に送ることができる。従っ
て、上部送り装置が下方に強く引っ張られる場合にも、
管状体を円滑に送り得る。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図1は、管状織布の加熱処理装置の概略図であ
り、先ず、この図に基づき加熱処理装置及び加熱処理方
法の概要を説明する。この装置は、被処理物である管状
織布aを巻回する第1ドラム11と、第1ドラム11の
上方に配された第1案内ローラ21と、第1案内ローラ
21の図示右方に配された駆動式の第2案内ローラ22
と、第2案内ローラ22の下方に配された懸垂装置4
と、懸垂装置4に懸垂杆5を介して吊り下げられた拡大
枠6と、拡大枠6の周囲に配された加熱装置7と、加熱
装置7の下方に配された冷却装置8と、冷却装置8の下
方に配された下部駆動ローラ9と、下部駆動ローラ9の
図示右方に配された第3、第4案内ローラ23、24
と、その右方に配された第2ドラム12とからなる。懸
垂装置4は、装置本体(図示せず)に支持固定された下
部ベアリング42と、下部ベアリング42に支持された
上部ベアリング41と、上部ベアリング41上に取り付
けられた円錐形の案内筒3とを備える。上記懸垂杆5
は、上部ベアリング41の中心にその上端が固定されて
いる。被処理物である管状織布aは、押し潰された状態
で第1ドラム11に巻回されており、その状態のまま第
1ドラム11から解かれ出て、第1案内ローラ21と、
駆動式の第2案内ローラ22とによって装置主要部の上
方に至る。次に、被処理物である管状織布aは、懸垂装
置4の上部ベアリング41上に取り付けられた円錐形の
案内筒3にガイドされて、押し潰された状態から本来の
管状に広げられる。管状に広げらた管状織布aは、上部
ベアリング41のベアリング球43と、下部ベアリング
のベアリング球44との間を通って、上部ベアリング4
1中心に連結された懸垂杆5につながっている拡大枠6
に通される。この拡大枠6は、円筒形をなし、所定の径
を有する円周状に拡大される。又、この拡大枠は、左右
一対の縦杆間に、多数の横杆を渡した梯子形のものとし
てもよい。この場合、管状織布aは、断面長円形の状態
で拡大枠に通される。尚、拡大枠6の外周は、案内筒3
の外周及び上部ベアリング41の外周に略等しいかこれ
より大きく、又、案内筒3の外周は上部ベアリング41
の外周に略等しい。管状織布aは、拡大枠6の外周を通
過中に、その周囲を取り巻く加熱装置7によって加熱さ
れ、この加熱中、拡大枠6によって、引き続き所定の径
を有する円周状を維持する。このようにして加熱処理が
なされた管状織布aは、冷却装置8によって強制冷却さ
れる。尚冷却装置8を用いず、自然冷却することも可能
である。最後に、冷却された管状織布aは、下部駆動ロ
ーラ9によって引きだされ、第3、第4案内ローラ2
3、24によって案内され、第2ドラム12に巻き取ら
れることによって、全工程が終了する。
する。図1は、管状織布の加熱処理装置の概略図であ
り、先ず、この図に基づき加熱処理装置及び加熱処理方
法の概要を説明する。この装置は、被処理物である管状
織布aを巻回する第1ドラム11と、第1ドラム11の
上方に配された第1案内ローラ21と、第1案内ローラ
21の図示右方に配された駆動式の第2案内ローラ22
と、第2案内ローラ22の下方に配された懸垂装置4
と、懸垂装置4に懸垂杆5を介して吊り下げられた拡大
枠6と、拡大枠6の周囲に配された加熱装置7と、加熱
装置7の下方に配された冷却装置8と、冷却装置8の下
方に配された下部駆動ローラ9と、下部駆動ローラ9の
図示右方に配された第3、第4案内ローラ23、24
と、その右方に配された第2ドラム12とからなる。懸
垂装置4は、装置本体(図示せず)に支持固定された下
部ベアリング42と、下部ベアリング42に支持された
上部ベアリング41と、上部ベアリング41上に取り付
けられた円錐形の案内筒3とを備える。上記懸垂杆5
は、上部ベアリング41の中心にその上端が固定されて
いる。被処理物である管状織布aは、押し潰された状態
で第1ドラム11に巻回されており、その状態のまま第
1ドラム11から解かれ出て、第1案内ローラ21と、
駆動式の第2案内ローラ22とによって装置主要部の上
方に至る。次に、被処理物である管状織布aは、懸垂装
置4の上部ベアリング41上に取り付けられた円錐形の
案内筒3にガイドされて、押し潰された状態から本来の
管状に広げられる。管状に広げらた管状織布aは、上部
ベアリング41のベアリング球43と、下部ベアリング
のベアリング球44との間を通って、上部ベアリング4
1中心に連結された懸垂杆5につながっている拡大枠6
に通される。この拡大枠6は、円筒形をなし、所定の径
を有する円周状に拡大される。又、この拡大枠は、左右
一対の縦杆間に、多数の横杆を渡した梯子形のものとし
てもよい。この場合、管状織布aは、断面長円形の状態
で拡大枠に通される。尚、拡大枠6の外周は、案内筒3
の外周及び上部ベアリング41の外周に略等しいかこれ
より大きく、又、案内筒3の外周は上部ベアリング41
の外周に略等しい。管状織布aは、拡大枠6の外周を通
過中に、その周囲を取り巻く加熱装置7によって加熱さ
れ、この加熱中、拡大枠6によって、引き続き所定の径
を有する円周状を維持する。このようにして加熱処理が
なされた管状織布aは、冷却装置8によって強制冷却さ
れる。尚冷却装置8を用いず、自然冷却することも可能
である。最後に、冷却された管状織布aは、下部駆動ロ
ーラ9によって引きだされ、第3、第4案内ローラ2
3、24によって案内され、第2ドラム12に巻き取ら
れることによって、全工程が終了する。
【0006】次に、図2乃至図4に基づき、前記の懸垂
装置4の好ましい実施例を詳細に説明する。 この懸垂
装置4は、前述のように、装置本体(図示せず)に支持
固定された下部ベアリング42と、下部ベアリング42
に支持された上部ベアリング41とを備える。下部ベア
リング42は、図4に示すように多数のベアリング球4
4を円周状に配したもので、その内周面46は、下方に
向かうに従い内径が小さくなるテーパ面となっている。
そしてこの下部ベアリング42全体は、フランジ47に
て装置本体(図示せず)に固定される。他方、上部ベア
リング41は、図3に示すように多数のベアリング球4
3を円周状に配したもので、その外周面45は、下方に
向かうに従い外径が小さくなるテーパ面となっている。
そして前記の懸垂杆5が上部ベアリング41の中央を上
下に貫き、その上端が固定用ナット48にて上部ベアリ
ング41の上面に固定されている。さらに、この懸垂杆
5の上端には、前記の案内筒3が取り付けられている。
この上部ベアリング41は、各ベアリング球43が、下
部ベアリング42の各ベアリング球44の間に来るよう
にして、下部ベアリング42上に載置される。管状織布
aは、上部ベアリング41のベアリング球43と、下部
ベアリング42のベアリング球44との間を通過して、
懸垂杆5の下端に取りつけられた拡大枠6へと向かう。
従って、この懸垂装置は、上部ベアリング41に接続さ
れた懸垂杆5の下端に、拡大枠6を取り付け、この上部
ベアリング41を、装置本体(図示せず)に固定される
下部ベアリング42に支持することにより、拡大枠6の
確実な懸垂を可能とすると同時に、管状織布aの円滑な
送りを実現するものである。
装置4の好ましい実施例を詳細に説明する。 この懸垂
装置4は、前述のように、装置本体(図示せず)に支持
固定された下部ベアリング42と、下部ベアリング42
に支持された上部ベアリング41とを備える。下部ベア
リング42は、図4に示すように多数のベアリング球4
4を円周状に配したもので、その内周面46は、下方に
向かうに従い内径が小さくなるテーパ面となっている。
そしてこの下部ベアリング42全体は、フランジ47に
て装置本体(図示せず)に固定される。他方、上部ベア
リング41は、図3に示すように多数のベアリング球4
3を円周状に配したもので、その外周面45は、下方に
向かうに従い外径が小さくなるテーパ面となっている。
そして前記の懸垂杆5が上部ベアリング41の中央を上
下に貫き、その上端が固定用ナット48にて上部ベアリ
ング41の上面に固定されている。さらに、この懸垂杆
5の上端には、前記の案内筒3が取り付けられている。
この上部ベアリング41は、各ベアリング球43が、下
部ベアリング42の各ベアリング球44の間に来るよう
にして、下部ベアリング42上に載置される。管状織布
aは、上部ベアリング41のベアリング球43と、下部
ベアリング42のベアリング球44との間を通過して、
懸垂杆5の下端に取りつけられた拡大枠6へと向かう。
従って、この懸垂装置は、上部ベアリング41に接続さ
れた懸垂杆5の下端に、拡大枠6を取り付け、この上部
ベアリング41を、装置本体(図示せず)に固定される
下部ベアリング42に支持することにより、拡大枠6の
確実な懸垂を可能とすると同時に、管状織布aの円滑な
送りを実現するものである。
【0007】次に、図5乃至図7に基づき、前記の懸垂
装置4のさらに好ましい他の実施例を詳細に説明する。
この懸垂装置は、比較的径の大きな管状織布aをより一
層円滑に送り得るようにしたものである。即ち、上記の
例では、上部ベアリング41が下方に強く引っ張られる
こととなる。この下方への力としては、懸垂杆5を介し
て取り付けられた拡大枠6の重量や、拡大枠6を通過す
る際に管状織布aが加熱によって収縮し拡大枠を締めつ
けながら下方へ引っ張られことによる下方への力を、挙
げることができる。そして、この下方への力があまりに
大きくなると、管状織布aの円滑な送りが困難となるこ
とも考えられる。この問題を解決するのが、この実施例
である。この懸垂装置は、前述のように、装置本体(図
示せず)に支持固定された下部ローラ52と、下部ロー
ラ52に支持された上部ローラ51とを備える。下部ロ
ーラ52は、図7に示すように4本の下部ローラ本体5
4を正方形に配し、各下部ローラ本体54の軸をベベル
ギア56によって連動するように接続し、一の下部ロー
ラ本体54の軸をベルト、プーリ等の適宜接続手段によ
り電動機等の駆動源57にて、回転させるようにしたも
のである。他方、上部ローラ51は、図6に示すように
4本の上部ローラ本体53を正方形フレーム55により
略正方形に配したものである。そして前記の懸垂杆5
が、正方形フレーム55の4角から斜め下方に延設され
た下方傾斜フレーム58の中央に、固定用ナット59に
て固定されている。さらに、正方形フレーム55の4角
から斜め上方には、上方傾斜フレーム31が延設され、
これが前記の案内筒と同様の機能を果す。この上部ロー
ラ51は、各上部ローラ本体53が、各下部ローラ本体
54に対応した状態で下部ローラ52上に載置される。
そして、管状織布aは、上部ローラ51の上部ローラ本
体53と、下部ローラ43の下部ローラ本体54との間
を通過して、懸垂杆5の下端に取りつけられた拡大枠6
へと向かう。この時、下部ローラ52は、4本の下部ロ
ーラ本体54が電動機等の駆動源57にて回転するた
め、管状織布aを強制的に送ることができる。従って、
この懸垂装置は、上部ローラ51が下方に強く引っ張ら
れる場合にも、管状織布aを円滑に送り得るようにし得
たものである。尚、以上の懸垂装置は、拡大枠を懸垂す
る他、例えば、管状織布の内外周に樹脂を被覆する際
に、管状織布内に挿通されこれを内側から支持する心棒
等、他の被懸垂物を吊り下げるためにも用いることがで
きる。
装置4のさらに好ましい他の実施例を詳細に説明する。
この懸垂装置は、比較的径の大きな管状織布aをより一
層円滑に送り得るようにしたものである。即ち、上記の
例では、上部ベアリング41が下方に強く引っ張られる
こととなる。この下方への力としては、懸垂杆5を介し
て取り付けられた拡大枠6の重量や、拡大枠6を通過す
る際に管状織布aが加熱によって収縮し拡大枠を締めつ
けながら下方へ引っ張られことによる下方への力を、挙
げることができる。そして、この下方への力があまりに
大きくなると、管状織布aの円滑な送りが困難となるこ
とも考えられる。この問題を解決するのが、この実施例
である。この懸垂装置は、前述のように、装置本体(図
示せず)に支持固定された下部ローラ52と、下部ロー
ラ52に支持された上部ローラ51とを備える。下部ロ
ーラ52は、図7に示すように4本の下部ローラ本体5
4を正方形に配し、各下部ローラ本体54の軸をベベル
ギア56によって連動するように接続し、一の下部ロー
ラ本体54の軸をベルト、プーリ等の適宜接続手段によ
り電動機等の駆動源57にて、回転させるようにしたも
のである。他方、上部ローラ51は、図6に示すように
4本の上部ローラ本体53を正方形フレーム55により
略正方形に配したものである。そして前記の懸垂杆5
が、正方形フレーム55の4角から斜め下方に延設され
た下方傾斜フレーム58の中央に、固定用ナット59に
て固定されている。さらに、正方形フレーム55の4角
から斜め上方には、上方傾斜フレーム31が延設され、
これが前記の案内筒と同様の機能を果す。この上部ロー
ラ51は、各上部ローラ本体53が、各下部ローラ本体
54に対応した状態で下部ローラ52上に載置される。
そして、管状織布aは、上部ローラ51の上部ローラ本
体53と、下部ローラ43の下部ローラ本体54との間
を通過して、懸垂杆5の下端に取りつけられた拡大枠6
へと向かう。この時、下部ローラ52は、4本の下部ロ
ーラ本体54が電動機等の駆動源57にて回転するた
め、管状織布aを強制的に送ることができる。従って、
この懸垂装置は、上部ローラ51が下方に強く引っ張ら
れる場合にも、管状織布aを円滑に送り得るようにし得
たものである。尚、以上の懸垂装置は、拡大枠を懸垂す
る他、例えば、管状織布の内外周に樹脂を被覆する際
に、管状織布内に挿通されこれを内側から支持する心棒
等、他の被懸垂物を吊り下げるためにも用いることがで
きる。
【0008】次に、図8乃至図10に基づき、前記の管
状織布aに対する加熱装置7の一実施例を説明する。こ
の実施例の加熱装置7は、左右一対のケーシング71、
71を対向させて開閉可能に組み合わせてなり、両ケー
シング71、71間中央に拡大枠6(図8乃至図10に
おいては図示せず)を挿通するための空間部72が形成
される。各ケーシング71には、発熱体73が横方向に
複数個、縦方向に複数段取り付けられている。各段に
は、温度調整装置74が配され、内部の温度を感知して
発熱体73を制御する。そして、各段間には、まじき7
4が形成され、熱の上部移動を抑制する。この加熱装置
7は、熱を保有すべき内容積が小さく、常温から300
℃まで非常に簡単にしかも単時間内に上げることができ
る。又、加熱処理は、管状織布aの種類等に応じて、温
度調整装置74による温度調節及び管状織布aの送り速
さの調節により、自由に調整できるものである。
状織布aに対する加熱装置7の一実施例を説明する。こ
の実施例の加熱装置7は、左右一対のケーシング71、
71を対向させて開閉可能に組み合わせてなり、両ケー
シング71、71間中央に拡大枠6(図8乃至図10に
おいては図示せず)を挿通するための空間部72が形成
される。各ケーシング71には、発熱体73が横方向に
複数個、縦方向に複数段取り付けられている。各段に
は、温度調整装置74が配され、内部の温度を感知して
発熱体73を制御する。そして、各段間には、まじき7
4が形成され、熱の上部移動を抑制する。この加熱装置
7は、熱を保有すべき内容積が小さく、常温から300
℃まで非常に簡単にしかも単時間内に上げることができ
る。又、加熱処理は、管状織布aの種類等に応じて、温
度調整装置74による温度調節及び管状織布aの送り速
さの調節により、自由に調整できるものである。
【0009】
【発明の効果】本発明の可撓性を備えた管状体の加熱処
理方法においては、拡大枠の確実な懸垂が可能となると
共に、管状体の円滑な送りが実現され、且つ、加熱処理
によっても、管状織布等の可撓性を備えた管状体の所定
径を維持することができる方法を提供し得たものであ
る。本発明の懸垂装置においては、拡大枠の確実な懸垂
が可能となると共に、管状織布等の管状体の円滑な送り
を実現することができ、上記の加熱処理方法に適する懸
垂装置を提供し得たものである。又、下部送り装置を、
ローラ等の自ら回転する手段を周状に配位したものとす
ることによって、管状体を強制的に送ることができる。
従って、上部送り装置が下方に強く引っ張られる場合に
も、管状体を円滑に送り得る懸垂装置を提供しえたもの
である。
理方法においては、拡大枠の確実な懸垂が可能となると
共に、管状体の円滑な送りが実現され、且つ、加熱処理
によっても、管状織布等の可撓性を備えた管状体の所定
径を維持することができる方法を提供し得たものであ
る。本発明の懸垂装置においては、拡大枠の確実な懸垂
が可能となると共に、管状織布等の管状体の円滑な送り
を実現することができ、上記の加熱処理方法に適する懸
垂装置を提供し得たものである。又、下部送り装置を、
ローラ等の自ら回転する手段を周状に配位したものとす
ることによって、管状体を強制的に送ることができる。
従って、上部送り装置が下方に強く引っ張られる場合に
も、管状体を円滑に送り得る懸垂装置を提供しえたもの
である。
【図1】一実施例の管状織布の加熱処理装置の概略図で
ある。
ある。
【図2】同装置中の懸垂装置の断面図である。
【図3】同懸垂装置の上部ベアリングの平面図である。
【図4】同懸垂装置の下部ベアリングの平面図である。
【図5】懸垂装置の他の実施例の側面図である。
【図6】同懸垂装置の上部ローラの平面図である。
【図7】同懸垂装置の下部ローラの平面図である。
【図8】加熱装置の平面図である。
【図9】同側面図である。
【図10】図9のX−Xに沿う側面図である。
4…懸垂装置、5…懸垂杆、6…拡大枠、7…加熱装
置、41…上部ベアリング、42…下部ベアリング、4
3、44、…ベアリング球、 51…上部ローラ、52
…下部ローラ、a…管状織布。
置、41…上部ベアリング、42…下部ベアリング、4
3、44、…ベアリング球、 51…上部ローラ、52
…下部ローラ、a…管状織布。
Claims (3)
- 【請求項1】ベアリング等の回転手段を周状に略等間隔
で配位した下部送り装置を所定位置に支持し、ベアリン
グ等の回転手段を周状に略等間隔で配位した上部送り装
置を、その回転手段を下部送り装置の回転手段上に載置
することにより支持し、上部送り装置には下方に向けて
懸垂杆を垂下させ、この懸垂杆の下部に所定径の拡大枠
を吊り下げ、管状織布等の可撓性を備えた管状体内周に
上部送り装置を配し、上部送り装置を管状体内に通した
状態で、両者の回転手段間に管状体を上方から下方に通
過させ、この管状体を拡大枠外周に沿わせることによ
り、この管状体の管形状を維持しつつ加熱処理をなすこ
とを特徴とする可撓性を備えた管状体の加熱処理方法。 - 【請求項2】ベアリング等の回転手段を周状に略等間隔
で配位した下部送り装置と、ベアリング等の回転手段を
周状に略等間隔で配位した上部送り装置と、上部送り装
置から下方に向けて垂下させられた懸垂杆と、この懸垂
杆の下部に吊り下げられた所定径の拡大枠とを備え、上
部送り装置の回転手段が下部送り装置の回転手段上に載
置されることにより、上部送り装置が下部送り装置によ
り支持され、 上部送り装置と下部送り装置の両者の回転手段間に管状
織布等の可撓性を備えた管状体を上方から下方に通過さ
せ、この管状体を拡大枠外周に沿わせるようにした こと
を特徴とする懸垂装置。 - 【請求項3】ローラ等の自ら回転する回転手段を周状に
略等間隔で配位した下部送り装置と、ローラ等の回転手
段を周状に略等間隔で配位した上部送り装置と、上部送
り装置から下方に向けて垂下させられた懸垂杆と、この
懸垂杆の下部に吊り下げられた所定径の拡大枠とを備
え、上部送り装置の回転手段が下部送り装置の回転手段
上に載置されることにより、上部送り装置が下部送り装
置により支持され、 上部送り装置と下部送り装置の両者の回転手段間に管状
織布等の可撓性を備えた管状体を上方から下方に通過さ
せ、この管状体を拡大枠外周に沿わせるように したこと
を特徴とする懸垂装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3157856A JPH086247B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 可撓性を備えた管状体の加熱処理方法及び懸垂装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3157856A JPH086247B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 可撓性を備えた管状体の加熱処理方法及び懸垂装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04361657A JPH04361657A (ja) | 1992-12-15 |
| JPH086247B2 true JPH086247B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=15658873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3157856A Expired - Fee Related JPH086247B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 可撓性を備えた管状体の加熱処理方法及び懸垂装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086247B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8661632B2 (en) * | 2011-09-22 | 2014-03-04 | Ethicon, Inc. | Method and apparatus for pliabilizing knitted or woven materials |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4124391Y1 (ja) * | 1966-01-12 | 1966-12-12 | ||
| JPS5253831U (ja) * | 1975-10-14 | 1977-04-18 | ||
| JPS563949A (en) * | 1979-06-22 | 1981-01-16 | Toshiba Corp | Color picture tube device |
| JPS564662A (en) * | 1979-06-25 | 1981-01-19 | Dainippon Toryo Co Ltd | Modified epoxy paint composition |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP3157856A patent/JPH086247B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04361657A (ja) | 1992-12-15 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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