JPH086252A - 感光性樹脂組成物 - Google Patents
感光性樹脂組成物Info
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- JPH086252A JPH086252A JP6143645A JP14364594A JPH086252A JP H086252 A JPH086252 A JP H086252A JP 6143645 A JP6143645 A JP 6143645A JP 14364594 A JP14364594 A JP 14364594A JP H086252 A JPH086252 A JP H086252A
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- resin composition
- photosensitive resin
- crosslinked
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Materials For Photolithography (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ArFエキシマレーザーなどの極超短波長光
の発振波長領域に透明で、かつ感光材(光酸発生剤等)
や導入する感光基の選択等の設計により、より長波長に
感度(吸収)をもつように構成して、g線,i線,Kr
Fエキシマレーザーなどにも使用可能にした、微細加工
に好適で汎用性に富む感光性樹脂組成物を提供する。 【構成】 セルロース樹脂が、アセタールあるいはケ
タール骨格により架橋した構造を有するベース樹脂と、
光酸発生剤とを含有。セルロース樹脂が、アセタール
あるいはケタール骨格により架橋した構造を有し、該架
橋部位が光酸発生機能を備える。セルロース樹脂がア
セタールあるいはケタール骨格により架橋し、該架橋部
位以外の部分に光酸発生機能を備える基を導入したも
の。
の発振波長領域に透明で、かつ感光材(光酸発生剤等)
や導入する感光基の選択等の設計により、より長波長に
感度(吸収)をもつように構成して、g線,i線,Kr
Fエキシマレーザーなどにも使用可能にした、微細加工
に好適で汎用性に富む感光性樹脂組成物を提供する。 【構成】 セルロース樹脂が、アセタールあるいはケ
タール骨格により架橋した構造を有するベース樹脂と、
光酸発生剤とを含有。セルロース樹脂が、アセタール
あるいはケタール骨格により架橋した構造を有し、該架
橋部位が光酸発生機能を備える。セルロース樹脂がア
セタールあるいはケタール骨格により架橋し、該架橋部
位以外の部分に光酸発生機能を備える基を導入したも
の。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性樹脂組成物に関
する。本発明は、例えば電子材料(半導体装置等)の製
造プロセスにおける各種パターン形成のためのフォトリ
ソグラフィー技術に用いることができるフォトレジスト
として利用し得るものである。
する。本発明は、例えば電子材料(半導体装置等)の製
造プロセスにおける各種パターン形成のためのフォトリ
ソグラフィー技術に用いることができるフォトレジスト
として利用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】電子材料の製造プロセス等において、各
種パターンを形成する必要のある場合、そのパターンの
微細化が進行しており、例えば半導体装置の分野で言え
ば、その集積化に伴う微細化がますます進行し、例えば
半導体集積回路の最小加工寸法は、今やサブクォータミ
クロン領域にはいろうとしている。このため、微細な加
工が可能な技術として、KrFエキシマレーザーリソグ
ラフィー技術などが研究されており、更にまたそれ以降
の技術として、EB直接描画技術、ArFエキシマレー
ザーリソグラフィー技術、X線リソグラフィー技術など
が注目されている。
種パターンを形成する必要のある場合、そのパターンの
微細化が進行しており、例えば半導体装置の分野で言え
ば、その集積化に伴う微細化がますます進行し、例えば
半導体集積回路の最小加工寸法は、今やサブクォータミ
クロン領域にはいろうとしている。このため、微細な加
工が可能な技術として、KrFエキシマレーザーリソグ
ラフィー技術などが研究されており、更にまたそれ以降
の技術として、EB直接描画技術、ArFエキシマレー
ザーリソグラフィー技術、X線リソグラフィー技術など
が注目されている。
【0003】光リソグラフィーを技術について言えば、
ArFエキシマレーザーリソグラフィー技術は有力であ
るが、この波長領域は有機物の紫外吸収領域にかかろう
とする領域にあたるため、これに用いる感光性組成物と
しては、なるべくベンゼン環など問題を生じ得る吸収を
示すような原子団を含有しない骨格のものが望まれる。
ArFエキシマレーザーリソグラフィー技術は有力であ
るが、この波長領域は有機物の紫外吸収領域にかかろう
とする領域にあたるため、これに用いる感光性組成物と
しては、なるべくベンゼン環など問題を生じ得る吸収を
示すような原子団を含有しない骨格のものが望まれる。
【0004】ところが、この波長領域の材料としては、
PMMA系の樹脂材料が知られているが、これのみをベ
ースレジンとする感光性樹脂組成物は、必ずしも満足の
行くものではなかった。とは言え、それ以外には目新し
いものはないというのが現状である。
PMMA系の樹脂材料が知られているが、これのみをベ
ースレジンとする感光性樹脂組成物は、必ずしも満足の
行くものではなかった。とは言え、それ以外には目新し
いものはないというのが現状である。
【0005】また、リソグラフィー技術に用いる感光性
樹脂組成物としては、上記のように微細加工可能なAr
Fエキシマレーザーに対して好適に使用できるととも
に、それより長波長の光(g線、i線、KrFエキシマ
レーザーなど)に対しても使用可能に設計できることが
望まれる。
樹脂組成物としては、上記のように微細加工可能なAr
Fエキシマレーザーに対して好適に使用できるととも
に、それより長波長の光(g線、i線、KrFエキシマ
レーザーなど)に対しても使用可能に設計できることが
望まれる。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、ArFエキシマレーザーなどの極超短波長光の発
振波長領域に透明な感光性樹脂組成物であって、かつ設
計により、例えば感光材(光酸発生剤等)や導入する感
光基の選択によって、より長波長に感度(吸収)をもつ
ように構成して、例えばg線,i線,KrFエキシマレ
ーザーなどにも使用可能である、微細加工に好適であっ
てかつ汎用性に富むようにした感光性樹脂組成物を提供
することを目的とする。
ので、ArFエキシマレーザーなどの極超短波長光の発
振波長領域に透明な感光性樹脂組成物であって、かつ設
計により、例えば感光材(光酸発生剤等)や導入する感
光基の選択によって、より長波長に感度(吸収)をもつ
ように構成して、例えばg線,i線,KrFエキシマレ
ーザーなどにも使用可能である、微細加工に好適であっ
てかつ汎用性に富むようにした感光性樹脂組成物を提供
することを目的とする。
【0007】
【目的を達成するための手段】本出願の請求項1の発明
は、セルロース樹脂が、アセタールあるいはケタール骨
格により架橋した構造を有するベース樹脂と、光酸発生
剤とを少なくとも含有する感光性樹脂組成物であって、
これにより上記目的を達成するものである。本明細書
中、「セルロース樹脂」とは、セルロースを高分子鎖の
主鎖の少なくとも一部として含有するものを言う。
は、セルロース樹脂が、アセタールあるいはケタール骨
格により架橋した構造を有するベース樹脂と、光酸発生
剤とを少なくとも含有する感光性樹脂組成物であって、
これにより上記目的を達成するものである。本明細書
中、「セルロース樹脂」とは、セルロースを高分子鎖の
主鎖の少なくとも一部として含有するものを言う。
【0008】本出願の請求項2の発明は、セルロース樹
脂が、アセタールあるいはケタール骨格により架橋した
構造を有し、該架橋部位が光酸発生機能を備えることを
特徴とする感光性樹脂組成物であって、これにより上記
目的を達成するものである。
脂が、アセタールあるいはケタール骨格により架橋した
構造を有し、該架橋部位が光酸発生機能を備えることを
特徴とする感光性樹脂組成物であって、これにより上記
目的を達成するものである。
【0009】本出願の請求項3の発明は、架橋部位を与
える成分であるカルボニル化合物が、有機スルホン基あ
るいは有機ハロゲン基を有し、これが光によって酸を発
生する機能を付与するものであることを特徴とする請求
項2に記載の感光性樹脂組成物であって、これにより上
記目的を達成するものである。
える成分であるカルボニル化合物が、有機スルホン基あ
るいは有機ハロゲン基を有し、これが光によって酸を発
生する機能を付与するものであることを特徴とする請求
項2に記載の感光性樹脂組成物であって、これにより上
記目的を達成するものである。
【0010】本出願の請求項4の発明は、セルロース樹
脂がアセタールあるいはケタール骨格により架橋した構
造の樹脂であって、該架橋部位以外の部分に光酸発生機
能を備える基を導入したものであることを特徴とする感
光性樹脂組成物であって、これにより上記目的を達成す
るものである。
脂がアセタールあるいはケタール骨格により架橋した構
造の樹脂であって、該架橋部位以外の部分に光酸発生機
能を備える基を導入したものであることを特徴とする感
光性樹脂組成物であって、これにより上記目的を達成す
るものである。
【0011】本出願の請求項5の発明は、光酸発生機能
を備える基が、セルロース樹脂の残留水酸基に、有機ハ
ロゲン化物である酸、あるいはスルホン酸が結合し、エ
ステルをなすことにより導入されていることを特徴とす
る請求項4に記載の感光性樹脂組成物であって、これに
より上記目的を達成するものである。
を備える基が、セルロース樹脂の残留水酸基に、有機ハ
ロゲン化物である酸、あるいはスルホン酸が結合し、エ
ステルをなすことにより導入されていることを特徴とす
る請求項4に記載の感光性樹脂組成物であって、これに
より上記目的を達成するものである。
【0012】本出願の請求項6の発明は、下記(a)〜
(c)のすべてあるいは(a)〜(c)のうちの任意の
2成分の混合物からなることを特徴とする感光性樹脂組
成物であって、これにより上記目的を達成するものであ
る。 (a)セルロース樹脂が、アセタールあるいはケタール
骨格により架橋した構造を有するベース樹脂と、光酸発
生剤とを少なくとも含有する感光性樹脂組成物。 (b)セルロース樹脂が、アセタールあるいはケタール
骨格により架橋した構造を有し、該架橋部位が光酸発生
機能を備えることを特徴とする感光性樹脂組成物。 (c)セルロース樹脂がアセタールあるいはケタール骨
格により架橋した構造の樹脂であって、該架橋部位以外
の部分に光酸発生機能を備える基を導入したものである
ことを特徴とする感光性樹脂組成物。
(c)のすべてあるいは(a)〜(c)のうちの任意の
2成分の混合物からなることを特徴とする感光性樹脂組
成物であって、これにより上記目的を達成するものであ
る。 (a)セルロース樹脂が、アセタールあるいはケタール
骨格により架橋した構造を有するベース樹脂と、光酸発
生剤とを少なくとも含有する感光性樹脂組成物。 (b)セルロース樹脂が、アセタールあるいはケタール
骨格により架橋した構造を有し、該架橋部位が光酸発生
機能を備えることを特徴とする感光性樹脂組成物。 (c)セルロース樹脂がアセタールあるいはケタール骨
格により架橋した構造の樹脂であって、該架橋部位以外
の部分に光酸発生機能を備える基を導入したものである
ことを特徴とする感光性樹脂組成物。
【0013】本出願の請求項7の発明は、感光性樹脂組
成物(b)の架橋部位を与える部分であるカルボニル化
合物が、有機スルホン基あるいは有機ハロゲン基を有
し、これが光によって酸を発生する機能を付与するもの
であることを特徴とする請求項6に記載の感光性樹脂組
成物であって、これにより上記目的を達成するものであ
る。
成物(b)の架橋部位を与える部分であるカルボニル化
合物が、有機スルホン基あるいは有機ハロゲン基を有
し、これが光によって酸を発生する機能を付与するもの
であることを特徴とする請求項6に記載の感光性樹脂組
成物であって、これにより上記目的を達成するものであ
る。
【0014】本出願の請求項8の発明は、感光性樹脂組
成物(c)の光酸発生機能を備える基が、セルロース樹
脂の残留水酸基に、有機ハロゲン化物である酸、あるい
はスルホン酸が結合し、エステルをなすことにより導入
されているものであることを特徴とする請求項6または
7に記載の感光性樹脂組成物であって、これにより上記
目的を達成するものである。
成物(c)の光酸発生機能を備える基が、セルロース樹
脂の残留水酸基に、有機ハロゲン化物である酸、あるい
はスルホン酸が結合し、エステルをなすことにより導入
されているものであることを特徴とする請求項6または
7に記載の感光性樹脂組成物であって、これにより上記
目的を達成するものである。
【0015】本発明の好ましい態様の一つにあっては、
請求項1の発明を適用して、ArFエキシマレーザーな
どの極超短波長光の発振波長領域でも透明な、セルロー
ス樹脂を骨格として、これにアセタールあるいはケター
ル化を行い、分子間で架橋を行ったものをベースレジン
として用い、更にこれに感光剤として光酸発生剤を加え
て2成分系として、感光性樹脂組成物を構成する。
請求項1の発明を適用して、ArFエキシマレーザーな
どの極超短波長光の発振波長領域でも透明な、セルロー
ス樹脂を骨格として、これにアセタールあるいはケター
ル化を行い、分子間で架橋を行ったものをベースレジン
として用い、更にこれに感光剤として光酸発生剤を加え
て2成分系として、感光性樹脂組成物を構成する。
【0016】すなわち、セルロース樹脂が、アセタール
またはケタール骨格により架橋した構造は、次のように
表すことができる。まず、セルロースは次式で示され
る。
またはケタール骨格により架橋した構造は、次のように
表すことができる。まず、セルロースは次式で示され
る。
【化1】
【0017】このセルロースのOH同士が、アセタール
またはケタール骨格で架橋するのは、次のように表すこ
とができる。
またはケタール骨格で架橋するのは、次のように表すこ
とができる。
【化2】
【0018】但し、R1 ,R2 はH,CH3 等のアルキ
ル基、CH2 Cl,CHCl2 ,CCl3 等の置換アル
キル基などである。
ル基、CH2 Cl,CHCl2 ,CCl3 等の置換アル
キル基などである。
【0019】これの架橋部位は酸ではずれる部位であ
り、酸の存在により上記式の右から左への反応が進む。
よって、光酸発生剤を同時に含有させておくことにより
この光酸発生剤が酸をもたらすと架橋が切れ、水溶性
化、あるい低分子量化する。水や極性溶媒などの現像液
と、低極性溶媒のリンス液などを組み合わせることによ
り、ポジ型の像を与える。
り、酸の存在により上記式の右から左への反応が進む。
よって、光酸発生剤を同時に含有させておくことにより
この光酸発生剤が酸をもたらすと架橋が切れ、水溶性
化、あるい低分子量化する。水や極性溶媒などの現像液
と、低極性溶媒のリンス液などを組み合わせることによ
り、ポジ型の像を与える。
【0020】この場合に用いることができる光酸発生剤
としては、オニウム塩、有機ハロゲン化物、スルホン酸
エルテル類などを挙げることができる。
としては、オニウム塩、有機ハロゲン化物、スルホン酸
エルテル類などを挙げることができる。
【0021】架橋部位そのものが、光酸発生剤であるよ
うに構成することは、本発明の他の好ましい態様である
(請求項2の発明の適用)。この場合は、クロロアセト
アルデヒド、ジクロロアセトアルデヒトなどを架橋剤と
し、これによる架橋部位が光酸発生機能を有するように
して、ここから発生するハロゲン酸を酸として用いる構
成にすることができる。
うに構成することは、本発明の他の好ましい態様である
(請求項2の発明の適用)。この場合は、クロロアセト
アルデヒド、ジクロロアセトアルデヒトなどを架橋剤と
し、これによる架橋部位が光酸発生機能を有するように
して、ここから発生するハロゲン酸を酸として用いる構
成にすることができる。
【0022】また、分子内に光酸発生剤を含有させる態
様も本発明の好ましい実施態様である(請求項4の発明
の適用)。この態様を、用いるためには、一たん架橋さ
せたこのベースレジンの残留水酸基とエステル化可能な
ものを含有させておく構成をとることができる。このよ
うな化合物としては、トリクロロ酢酸などの有機ハロゲ
ン化物や、スルホン酢酸類などや、トリクロロメタンス
ルホン酸、メタンスルホン酸などを例示できる。なおこ
の場合のエステル化は、トリエチルアミンなどの塩基性
条件化で行う必要がある。そうしないと、架橋が切れて
しまうからである。
様も本発明の好ましい実施態様である(請求項4の発明
の適用)。この態様を、用いるためには、一たん架橋さ
せたこのベースレジンの残留水酸基とエステル化可能な
ものを含有させておく構成をとることができる。このよ
うな化合物としては、トリクロロ酢酸などの有機ハロゲ
ン化物や、スルホン酢酸類などや、トリクロロメタンス
ルホン酸、メタンスルホン酸などを例示できる。なおこ
の場合のエステル化は、トリエチルアミンなどの塩基性
条件化で行う必要がある。そうしないと、架橋が切れて
しまうからである。
【0023】
【実施例】以下本発明を、実施例をもって詳細に説明す
る。但し当然のことではあるが、本発明は以下の実施例
により限定を受けるものではない。
る。但し当然のことではあるが、本発明は以下の実施例
により限定を受けるものではない。
【0024】実施例1 本実施例では、請求項1の発明のタイプの2成分系(ベ
ース樹脂と光酸発生剤との2成分を必須成分として含む
もの)の感光性樹脂組成物を作製した。
ース樹脂と光酸発生剤との2成分を必須成分として含む
もの)の感光性樹脂組成物を作製した。
【0025】樹脂の調製 セルロースをDMF(ジメチルフォルムアミド)及び水
の混合溶媒に溶解し、酸性条件下で、パラホルムアルデ
ヒドのクラッキングにより発生させたホルムアルデヒド
によって分子間架橋させ、食塩水に投入後エーテル抽出
し硫酸マグネシウムで乾燥した後、濾過し、ロータリエ
バポレータで濃縮し、エタノールに再沈澱させること
で、架橋セルロースを得る。
の混合溶媒に溶解し、酸性条件下で、パラホルムアルデ
ヒドのクラッキングにより発生させたホルムアルデヒド
によって分子間架橋させ、食塩水に投入後エーテル抽出
し硫酸マグネシウムで乾燥した後、濾過し、ロータリエ
バポレータで濃縮し、エタノールに再沈澱させること
で、架橋セルロースを得る。
【0026】これを、エタノール及び水の混合溶媒に溶
解し、請求項1の発明タイプの感光性樹脂組成物とする
ために、光酸発生剤としてここではエチレングリコール
のトリクロロ酢酸エステルを加える。その後濾過する。
このようにして得た感光性樹脂組成物は、この濾過後の
状態で、フォトリソグラフィーに使用する塗布液として
用いることができる。
解し、請求項1の発明タイプの感光性樹脂組成物とする
ために、光酸発生剤としてここではエチレングリコール
のトリクロロ酢酸エステルを加える。その後濾過する。
このようにして得た感光性樹脂組成物は、この濾過後の
状態で、フォトリソグラフィーに使用する塗布液として
用いることができる。
【0027】実施例2 本実施例では、請求項2の発明のタイプの1成分系(セ
ルロース樹脂の架橋部位が光酸発生機能を有するもの)
の感光性樹脂組成物を作製した。
ルロース樹脂の架橋部位が光酸発生機能を有するもの)
の感光性樹脂組成物を作製した。
【0028】樹脂の調製 セルロースをDMF及び水の混合溶媒に溶解し、酸性条
件下で、クロロアセトアルデヒドを分子間アセタール化
剤に用いて、分子間架橋させ、食塩水に投入後エーテル
抽出し硫酸マグネシウムで乾燥した後、濾過し、ロータ
リエバポレータで濃縮し、エタノールに再沈澱させるこ
とで、架橋セルロースを得る。
件下で、クロロアセトアルデヒドを分子間アセタール化
剤に用いて、分子間架橋させ、食塩水に投入後エーテル
抽出し硫酸マグネシウムで乾燥した後、濾過し、ロータ
リエバポレータで濃縮し、エタノールに再沈澱させるこ
とで、架橋セルロースを得る。
【0029】これを、エタノール及び水の混合溶媒に溶
解し、請求項2の発明のタイプの感光性樹脂組成物を得
た。
解し、請求項2の発明のタイプの感光性樹脂組成物を得
た。
【0030】実施例3 本実施例では、請求項4の発明のタイプの1成分系(セ
ルロース樹脂の架橋部位が以外の部分に光酸発生機能を
備える基を導入したもの)の感光性樹脂組成物を作製し
た。
ルロース樹脂の架橋部位が以外の部分に光酸発生機能を
備える基を導入したもの)の感光性樹脂組成物を作製し
た。
【0031】即ち、このタイプの感光性樹脂組成物得る
ため、実施例1で得られた架橋セルロース樹脂をDMF
に溶解し、これにトリエチルアミンと、トリクロロ酢酸
塩化物を加えて、残留水酸基の一部をトリクロロ酢酸エ
ステルにした。これを、エタノール及び水の混合溶媒に
溶解し、請求項4の発明のタイプの感光性樹脂組成物を
得た。
ため、実施例1で得られた架橋セルロース樹脂をDMF
に溶解し、これにトリエチルアミンと、トリクロロ酢酸
塩化物を加えて、残留水酸基の一部をトリクロロ酢酸エ
ステルにした。これを、エタノール及び水の混合溶媒に
溶解し、請求項4の発明のタイプの感光性樹脂組成物を
得た。
【0032】実施例4 この実施例では、上記実施例1〜3で得た感光性樹脂組
成物を用いて、シリコン半導体ウェハ上にパターン形成
を行った。即ち、実施例1〜3に係る3種の樹脂を、各
々5インチウェハに回転塗布し、0.8μmの膜厚にな
るようにした。これを、試作ArF露光機(密着型)を
用いて露光した後、現像・リンスを行い、乾燥した。各
組成物に対して用いた現像液、リンス液、及びパターン
解像度を下の表1に示す。
成物を用いて、シリコン半導体ウェハ上にパターン形成
を行った。即ち、実施例1〜3に係る3種の樹脂を、各
々5インチウェハに回転塗布し、0.8μmの膜厚にな
るようにした。これを、試作ArF露光機(密着型)を
用いて露光した後、現像・リンスを行い、乾燥した。各
組成物に対して用いた現像液、リンス液、及びパターン
解像度を下の表1に示す。
【表1】 使用液及びパターン解像度測定結果
【0033】以上のようにすることで、本実施例によれ
ば、ArFエキシマレーザーの発振波長領域に透明な感
光性樹脂組成物を得て、これにより良好なパターン形成
を行うことができた。
ば、ArFエキシマレーザーの発振波長領域に透明な感
光性樹脂組成物を得て、これにより良好なパターン形成
を行うことができた。
【0034】実施例5 上記実施例1の架橋セルロース樹脂について、より長波
長に感度(吸収)をもっている光酸発生剤を含有させる
ことにによって、光酸発生剤の対応する感光領域に従
い、g線,i線,KrFエキシマレーザーに各々使用可
能である感光性樹脂組成物を得ることができた。
長に感度(吸収)をもっている光酸発生剤を含有させる
ことにによって、光酸発生剤の対応する感光領域に従
い、g線,i線,KrFエキシマレーザーに各々使用可
能である感光性樹脂組成物を得ることができた。
【0035】本実施例では、感光性樹脂組成物中の光酸
発生剤として、g線用及びi線用組成物には下記化合物
を用い、KrFエキシマレーザー用組成物には下記化
合物及び/またはを用いた。
発生剤として、g線用及びi線用組成物には下記化合物
を用い、KrFエキシマレーザー用組成物には下記化
合物及び/またはを用いた。
【0036】
【化3】
【0037】実施例6 本実施例では、下記感光性樹脂組成物(a)〜(c)を
混合して、感光性樹脂組成物として用いた。 (a)セルロース樹脂が、アセタールあるいはケタール
骨格により架橋した構造を有するベース樹脂と、光酸発
生剤とを少なくとも含有する感光性樹脂組成物である、
実施例1の感光性組成物。 (b)セルロース樹脂が、アセタールあるいはケタール
骨格により架橋した構造を有し、該架橋部位が光酸発生
機能を備えることを特徴とする感光性樹脂組成物であ
る、実施例2の感光性組成物。 (c)セルロース樹脂がアセタールあるいはケタール骨
格により架橋した構造の樹脂であって、該架橋部位以外
の部分に光酸発生機能を備える基を導入したものである
ことを特徴とする感光性樹脂組成物である、実施例3の
感光性組成物。
混合して、感光性樹脂組成物として用いた。 (a)セルロース樹脂が、アセタールあるいはケタール
骨格により架橋した構造を有するベース樹脂と、光酸発
生剤とを少なくとも含有する感光性樹脂組成物である、
実施例1の感光性組成物。 (b)セルロース樹脂が、アセタールあるいはケタール
骨格により架橋した構造を有し、該架橋部位が光酸発生
機能を備えることを特徴とする感光性樹脂組成物であ
る、実施例2の感光性組成物。 (c)セルロース樹脂がアセタールあるいはケタール骨
格により架橋した構造の樹脂であって、該架橋部位以外
の部分に光酸発生機能を備える基を導入したものである
ことを特徴とする感光性樹脂組成物である、実施例3の
感光性組成物。
【0038】本実施例では特に、(a)〜(c)を1:
1:1で混合して用い、これを実施例4と同様にして、
シリコンウェハ上にパターンを形成した。
1:1で混合して用い、これを実施例4と同様にして、
シリコンウェハ上にパターンを形成した。
【0039】この結果、0.20μmラインアンドスペ
ースの良好なパターンを形成することができた。
ースの良好なパターンを形成することができた。
【0040】実施例7 本実施例では、実施例6の(a)と(b)とを1:1に
混合して用いた。これにより、同様に実施して、0.2
4μmラインアンドスペースの良好なパターンを形成す
ることができた。
混合して用いた。これにより、同様に実施して、0.2
4μmラインアンドスペースの良好なパターンを形成す
ることができた。
【0041】実施例8 本実施例では、実施例6の(a)と(c)とを1:1に
混合して用いた。これにより、同様に実施して、0.2
3μmラインアンドスペースの良好なパターンを形成す
ることができた。
混合して用いた。これにより、同様に実施して、0.2
3μmラインアンドスペースの良好なパターンを形成す
ることができた。
【0042】実施例9 本実施例では、実施例6の(b)と(c)とを1:1に
混合して用いた。これにより、同様に実施して、0.2
4μmラインアンドスペースの良好なパターンを形成す
ることができた。
混合して用いた。これにより、同様に実施して、0.2
4μmラインアンドスペースの良好なパターンを形成す
ることができた。
【0043】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、ArFエ
キシマレーザーなどの極超短波長光の発振波長領域に透
明な感光性樹脂組成物であって、かつ設計により、例え
ば感光材(光酸発生剤等)あるいは導入する感光基の選
択によって、より長波長に感度(吸収)をもつように構
成して、例えばg線,i線,KrFエキシマレーザーな
どにも使用可能である、微細加工に好適であってかつ汎
用性に富むようにした感光性樹脂組成物を提供すること
ができた。
キシマレーザーなどの極超短波長光の発振波長領域に透
明な感光性樹脂組成物であって、かつ設計により、例え
ば感光材(光酸発生剤等)あるいは導入する感光基の選
択によって、より長波長に感度(吸収)をもつように構
成して、例えばg線,i線,KrFエキシマレーザーな
どにも使用可能である、微細加工に好適であってかつ汎
用性に富むようにした感光性樹脂組成物を提供すること
ができた。
Claims (8)
- 【請求項1】セルロース樹脂が、アセタールあるいはケ
タール骨格により架橋した構造を有するベース樹脂と、 光酸発生剤とを少なくとも含有する感光性樹脂組成物。 - 【請求項2】セルロース樹脂が、アセタールあるいはケ
タール骨格により架橋した構造を有し、該架橋部位が光
酸発生機能を備えることを特徴とする感光性樹脂組成
物。 - 【請求項3】架橋部位を与える成分であるカルボニル化
合物が、有機スルホン基あるいは有機ハロゲン基を有
し、これが光によって酸を発生する機能を付与するもの
であることを特徴とする請求項2に記載の感光性樹脂組
成物。 - 【請求項4】セルロース樹脂がアセタールあるいはケタ
ール骨格により架橋した構造の樹脂であって、該架橋部
位以外の部分に光酸発生機能を備える基を導入したもの
であることを特徴とする感光性樹脂組成物。 - 【請求項5】光酸発生機能を備える基が、セルロース樹
脂の残留水酸基に、有機ハロゲン化物である酸、あるい
はスルホン酸が結合し、エステルをなすことにより導入
されていることを特徴とする請求項4に記載の感光性樹
脂組成物。 - 【請求項6】下記(a)〜(c)のすべてあるいは
(a)〜(c)のうちの任意の2成分の混合物からなる
ことを特徴とする感光性樹脂組成物。 (a)セルロース樹脂が、アセタールあるいはケタール
骨格により架橋した構造を有するベース樹脂と、光酸発
生剤とを少なくとも含有する感光性樹脂組成物。 (b)セルロース樹脂が、アセタールあるいはケタール
骨格により架橋した構造を有し、該架橋部位が光酸発生
機能を備えることを特徴とする感光性樹脂組成物。 (c)セルロース樹脂がアセタールあるいはケタール骨
格により架橋した構造の樹脂であって、該架橋部位以外
の部分に光酸発生機能を備える基を導入したものである
ことを特徴とする感光性樹脂組成物。 - 【請求項7】感光性樹脂組成物(b)の架橋部位を与え
る部分であるカルボニル化合物が、有機スルホン基ある
いは有機ハロゲン基を有し、これが光によって酸を発生
する機能を付与するものであることを特徴とする請求項
6に記載の感光性樹脂組成物。 - 【請求項8】感光性樹脂組成物(c)の光酸発生機能を
備える基が、セルロース樹脂の残留水酸基に、有機ハロ
ゲン化物である酸、あるいはスルホン酸が結合し、エス
テルをなすことにより導入されているものであることを
特徴とする請求項6または7に記載の感光性樹脂組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6143645A JPH086252A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 感光性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6143645A JPH086252A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 感光性樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH086252A true JPH086252A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15343604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6143645A Pending JPH086252A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 感光性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086252A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0848290A1 (en) * | 1996-12-10 | 1998-06-17 | Morton International, Inc. | High resolution positive acting dry film photoresist |
| EP1211559A1 (en) * | 2000-12-04 | 2002-06-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Photosensitive resin composition, fabricating method for patterned substrate, and device comprising this substrate |
| US6887347B2 (en) | 2001-06-08 | 2005-05-03 | The Procter And Gamble Company | Cellulose fibers comprising radiation activatable resin formalities |
| US7135209B2 (en) | 2001-06-08 | 2006-11-14 | Basf Aktiengesellschaft | Water soluble radiation activatable polymer resins |
| US9389451B2 (en) | 2013-05-02 | 2016-07-12 | Samsung Display Co., Ltd. | Photosensitive resin composition, method of forming pattern, and liquid crystal display using the same |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP6143645A patent/JPH086252A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0848290A1 (en) * | 1996-12-10 | 1998-06-17 | Morton International, Inc. | High resolution positive acting dry film photoresist |
| EP1211559A1 (en) * | 2000-12-04 | 2002-06-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Photosensitive resin composition, fabricating method for patterned substrate, and device comprising this substrate |
| US6887347B2 (en) | 2001-06-08 | 2005-05-03 | The Procter And Gamble Company | Cellulose fibers comprising radiation activatable resin formalities |
| US7135209B2 (en) | 2001-06-08 | 2006-11-14 | Basf Aktiengesellschaft | Water soluble radiation activatable polymer resins |
| US9389451B2 (en) | 2013-05-02 | 2016-07-12 | Samsung Display Co., Ltd. | Photosensitive resin composition, method of forming pattern, and liquid crystal display using the same |
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