JPH0862568A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH0862568A JPH0862568A JP6195130A JP19513094A JPH0862568A JP H0862568 A JPH0862568 A JP H0862568A JP 6195130 A JP6195130 A JP 6195130A JP 19513094 A JP19513094 A JP 19513094A JP H0862568 A JPH0862568 A JP H0862568A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】視角特性が良好でかつ均一性に優れた表示のST
N−LCDを提供すること。 【構成】駆動用液晶層のΔndを0.80μm以上,0.
90μm以下、上側偏光板の透過軸方位角を−20°以
上,20°以下、下側偏光板の透過軸方位角を−20°
以上,20°以下、上側位相板遅相軸方位角を90°以
上,120°以下、下側位相板遅相軸方位角を110°
以上,150°以下、上側位相板,下側位相板のΔnd
をそれぞれ450nm以上,550nm以下,300n
m以上,380nm以下とする液晶表示装置。 【効果】視角特性が良好でかつ均一性に優れた表示のST
N−LCDが得られる。
N−LCDを提供すること。 【構成】駆動用液晶層のΔndを0.80μm以上,0.
90μm以下、上側偏光板の透過軸方位角を−20°以
上,20°以下、下側偏光板の透過軸方位角を−20°
以上,20°以下、上側位相板遅相軸方位角を90°以
上,120°以下、下側位相板遅相軸方位角を110°
以上,150°以下、上側位相板,下側位相板のΔnd
をそれぞれ450nm以上,550nm以下,300n
m以上,380nm以下とする液晶表示装置。 【効果】視角特性が良好でかつ均一性に優れた表示のST
N−LCDが得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスーパーツイステッドネ
マチック型液晶表示装置(STN−LCD)、特にカラー表示
STN−LCDに関する。
マチック型液晶表示装置(STN−LCD)、特にカラー表示
STN−LCDに関する。
【0002】
【従来の技術】STN−LCDは低コストな単純マトリクス駆
動法を用いて大容量表示が可能なため、ワードプロセッ
サやパーソナルコンピュータ等に広く用いられている。
また、社会の高度情報化に伴いSTN−LCDもカラー化が要
求され、カラーSTN−LCDが製品化されている。しかし、
その表示品質は低く、ユーザの要求を満足するレベルに
達していない。現在製品化されているカラー表示STN−L
CDの低表示品質は、カラーフィルタを備えた対向基板面
の凹凸に起因している。これにより配向処理が不均一に
なり、また駆動用液晶層厚も不均一になるため急峻な立
ち上り特性を有するSTN−LCDでは表示ムラとなる。この
表示ムラを目立たなくするためにはコントラスト比を低
下させなければならない。
動法を用いて大容量表示が可能なため、ワードプロセッ
サやパーソナルコンピュータ等に広く用いられている。
また、社会の高度情報化に伴いSTN−LCDもカラー化が要
求され、カラーSTN−LCDが製品化されている。しかし、
その表示品質は低く、ユーザの要求を満足するレベルに
達していない。現在製品化されているカラー表示STN−L
CDの低表示品質は、カラーフィルタを備えた対向基板面
の凹凸に起因している。これにより配向処理が不均一に
なり、また駆動用液晶層厚も不均一になるため急峻な立
ち上り特性を有するSTN−LCDでは表示ムラとなる。この
表示ムラを目立たなくするためにはコントラスト比を低
下させなければならない。
【0003】カラーフィルタを備えた対向基板面の凹凸
を低減するために、平坦化膜の膜厚増大,対向基板面の
研磨等が試みられているが、生産工程の増大を伴うわり
には効果が少ない。また、対向基板面の凹凸が生じない
カラーフィルタ製造方法(電着法)が開発されつつある
が、そのコスト低減は今後の課題として残されている。
を低減するために、平坦化膜の膜厚増大,対向基板面の
研磨等が試みられているが、生産工程の増大を伴うわり
には効果が少ない。また、対向基板面の凹凸が生じない
カラーフィルタ製造方法(電着法)が開発されつつある
が、そのコスト低減は今後の課題として残されている。
【0004】特開平5−107520 号公報では、駆動用液晶
層の層厚とツイステッドネマチック液晶の複屈折の積を
0.75μm以上,1.0μm以下とし、駆動用液晶層の
ツイスト角を210°以上,270°以下とし、上下2
枚の偏光板と1枚の位相板を用い、位相板のリタデーシ
ョンを200nm以上,450nm以下としている。こ
れにより2値以上の印加電圧のうち、高電圧側で暗表示
を行うノーマリオープン表示が実現されるものの、最適
の表示条件ではない。
層の層厚とツイステッドネマチック液晶の複屈折の積を
0.75μm以上,1.0μm以下とし、駆動用液晶層の
ツイスト角を210°以上,270°以下とし、上下2
枚の偏光板と1枚の位相板を用い、位相板のリタデーシ
ョンを200nm以上,450nm以下としている。こ
れにより2値以上の印加電圧のうち、高電圧側で暗表示
を行うノーマリオープン表示が実現されるものの、最適
の表示条件ではない。
【0005】STN−LCDには単純マトリクス駆動方式が用
いられているが、フレーム応答によるコントラスト比低
下という問題がある。これを解決するためAA(Active
Adressing)駆動方式がT.J.Schefferらによって提案され
ているが、駆動回路が増大しコストの増大を招く。
いられているが、フレーム応答によるコントラスト比低
下という問題がある。これを解決するためAA(Active
Adressing)駆動方式がT.J.Schefferらによって提案され
ているが、駆動回路が増大しコストの増大を招く。
【0006】以上の様に、従来のカラーSTN−LCDでは充
分な表示品質が得られなかった。
分な表示品質が得られなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術の持つ問題に鑑み、従来のSTN−LCDで問題にな
っていた表示ムラがなく、高表示品質でかつ低コストの
STN−LCD、特にカラーSTN−LCDを供給することを目的と
する。
従来技術の持つ問題に鑑み、従来のSTN−LCDで問題にな
っていた表示ムラがなく、高表示品質でかつ低コストの
STN−LCD、特にカラーSTN−LCDを供給することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、第1の手
段として、電極を備えた1対の基板と、ネマチック液晶
からなる駆動用液晶層と、基板の上下に配置された上側
偏光板,下側偏光板と、上側偏光板と基板の間に配置さ
れた上側位相板,下側偏光板と基板の間に配置された下
側位相板と、2値以上の電圧を印加する駆動手段から構
成され、駆動用液晶層は200°以上のツイスト角を有
し、基板は駆動用液晶層を挾持してなる液晶表示装置で
あって、駆動用液晶層の層厚とネマチック液晶の複屈折
の積を0.80μm以上,0.90μm以下とし、基板の
水平方向から反時計周りに方位角を定義すると、上側偏
光板の透過軸の方位角を−20°以上,20°以下と
し、下側偏光板の透過軸の方位角を−20°以上,20
°以下とし、位相板の平面内の2つの電気光学的主軸の
うち、高屈折率の方を遅相軸と定義すると、上側位相板
の遅相軸の方位角は90°以上,120°以下とし、下
側位相板の遅相軸の方位角を110°以上,150°以
下とし、上側位相板,下側位相板の波長550nmにおけ
るリタデーションをそれぞれ450nm以上,550n
m以下,300nm以上,380nm以下とすることを特
徴とする液晶表示装置を発明した。
段として、電極を備えた1対の基板と、ネマチック液晶
からなる駆動用液晶層と、基板の上下に配置された上側
偏光板,下側偏光板と、上側偏光板と基板の間に配置さ
れた上側位相板,下側偏光板と基板の間に配置された下
側位相板と、2値以上の電圧を印加する駆動手段から構
成され、駆動用液晶層は200°以上のツイスト角を有
し、基板は駆動用液晶層を挾持してなる液晶表示装置で
あって、駆動用液晶層の層厚とネマチック液晶の複屈折
の積を0.80μm以上,0.90μm以下とし、基板の
水平方向から反時計周りに方位角を定義すると、上側偏
光板の透過軸の方位角を−20°以上,20°以下と
し、下側偏光板の透過軸の方位角を−20°以上,20
°以下とし、位相板の平面内の2つの電気光学的主軸の
うち、高屈折率の方を遅相軸と定義すると、上側位相板
の遅相軸の方位角は90°以上,120°以下とし、下
側位相板の遅相軸の方位角を110°以上,150°以
下とし、上側位相板,下側位相板の波長550nmにおけ
るリタデーションをそれぞれ450nm以上,550n
m以下,300nm以上,380nm以下とすることを特
徴とする液晶表示装置を発明した。
【0009】また、本発明者らは、第2の手段として、
駆動用液晶層の層厚とネマチック液晶の複屈折の積は
0.84μm以上,0.88μm以下であり、上側偏光板
の透過軸の方位角は−10°以上,10°以下であり、
下側偏光板の透過軸の方位角は−10°以上,10°以
下であり、上側位相板の遅相軸の方位角は95°以上,
115°以下であり、下側位相板の遅相軸の方位角は1
20°以上,140°以下であり、上側位相板の波長5
50nmにおけるリタデーションは470nm以上,5
30nm以下、下側位相板の波長550nmにおけるリ
タデーションは320nm以上,360nm以下である
ことを特徴とする第1の手段に記載の液晶表示装置を発
明した。
駆動用液晶層の層厚とネマチック液晶の複屈折の積は
0.84μm以上,0.88μm以下であり、上側偏光板
の透過軸の方位角は−10°以上,10°以下であり、
下側偏光板の透過軸の方位角は−10°以上,10°以
下であり、上側位相板の遅相軸の方位角は95°以上,
115°以下であり、下側位相板の遅相軸の方位角は1
20°以上,140°以下であり、上側位相板の波長5
50nmにおけるリタデーションは470nm以上,5
30nm以下、下側位相板の波長550nmにおけるリ
タデーションは320nm以上,360nm以下である
ことを特徴とする第1の手段に記載の液晶表示装置を発
明した。
【0010】また、本発明者らは、第3の手段として、
駆動用液晶層の層厚とネマチック液晶の複屈折の積は
0.85μm以上,0.87μm以下であり、上側偏光板
の透過軸の方位角は−5°以上,5°以下であり、下側
偏光板の透過軸の方位角は−5°以上,5°以下であ
り、上側位相板の遅相軸の方位角は100°以上,11
0°以下であり、下側位相板の遅相軸の方位角は125
°以上,135°以下であり、上側位相板の波長550
nmにおけるリタデーションは490nm以上,510
nm以下、下側位相板の波長550nmにおけるリタデ
ーションは330nm以上,350nm以下であること
を特徴とする第1の手段に記載の液晶表示装置を発明し
た。
駆動用液晶層の層厚とネマチック液晶の複屈折の積は
0.85μm以上,0.87μm以下であり、上側偏光板
の透過軸の方位角は−5°以上,5°以下であり、下側
偏光板の透過軸の方位角は−5°以上,5°以下であ
り、上側位相板の遅相軸の方位角は100°以上,11
0°以下であり、下側位相板の遅相軸の方位角は125
°以上,135°以下であり、上側位相板の波長550
nmにおけるリタデーションは490nm以上,510
nm以下、下側位相板の波長550nmにおけるリタデ
ーションは330nm以上,350nm以下であること
を特徴とする第1の手段に記載の液晶表示装置を発明し
た。
【0011】また、本発明者らは、第4の手段として、
基板にブラックマトリクスを備えた第1の手段に記載の
液晶表示装置を発明した。
基板にブラックマトリクスを備えた第1の手段に記載の
液晶表示装置を発明した。
【0012】また、本発明者らは、第5の手段として、
平面法線方向から見て、ブラックマトリクスがマトリク
ス電極の交差しない全ての部分に分布することを特徴と
する第4の手段に記載の液晶表示装置を発明した。
平面法線方向から見て、ブラックマトリクスがマトリク
ス電極の交差しない全ての部分に分布することを特徴と
する第4の手段に記載の液晶表示装置を発明した。
【0013】また、本発明者らは、第6の手段として、
基板にカラーフィルタを備えた第1の手段に記載の液晶
表示装置を発明した。
基板にカラーフィルタを備えた第1の手段に記載の液晶
表示装置を発明した。
【0014】また、本発明者らは、第7の手段として、
駆動手段のフレーム周波数を120Hz以上とした第1
の手段に記載の液晶表示装置を発明した。
駆動手段のフレーム周波数を120Hz以上とした第1
の手段に記載の液晶表示装置を発明した。
【0015】
【作用】駆動用液晶層厚や配向処理が不均一になった場
合、液晶層の立ち上り特性にムラが生じる。その結果、
しきい値電圧のばらつきやしきい値近傍での透過率の不
均一となって表れる。2値以上の印加電圧値のうち、低
電圧側で暗表示を行うノーマリクローズ表示の場合、暗
表示の透過率が不均一となる。人間の目は暗表示の透過
率のばらつきに対して敏感なため、ノーマリクローズ表
示の場合、特に透過率の不均一が目立つ。これに対し
て、2値以上の印加電圧値のうち、高電圧側で暗表示を
行うノーマリオープン表示の場合には明表示の透過率が
不均一となる。人間の目は明表示の透過率のばらつきに
対してそれほど敏感でないため、ノーマリオープン表示
の場合透過率の不均一が目立たない。従って、カラーフ
ィルタの凹凸により液晶層の立ち上り特性にムラがある
カラー表示STN−LCDにおいて均一な表示を得るためには
ノーマリオープン表示とすればよい。
合、液晶層の立ち上り特性にムラが生じる。その結果、
しきい値電圧のばらつきやしきい値近傍での透過率の不
均一となって表れる。2値以上の印加電圧値のうち、低
電圧側で暗表示を行うノーマリクローズ表示の場合、暗
表示の透過率が不均一となる。人間の目は暗表示の透過
率のばらつきに対して敏感なため、ノーマリクローズ表
示の場合、特に透過率の不均一が目立つ。これに対し
て、2値以上の印加電圧値のうち、高電圧側で暗表示を
行うノーマリオープン表示の場合には明表示の透過率が
不均一となる。人間の目は明表示の透過率のばらつきに
対してそれほど敏感でないため、ノーマリオープン表示
の場合透過率の不均一が目立たない。従って、カラーフ
ィルタの凹凸により液晶層の立ち上り特性にムラがある
カラー表示STN−LCDにおいて均一な表示を得るためには
ノーマリオープン表示とすればよい。
【0016】カラー表示STN−LCDでは従来の白黒表示に
加えてカラー表示も行い、各階調表示に渡って良好な色
相のカラー表示を行うためには、明表示時の色相を無着
色化する他に各階調表示時の色相も無着色化しなければ
ならない。また、表示色の彩度を向上するためにはコン
トラスト比を増大しなければならない。
加えてカラー表示も行い、各階調表示に渡って良好な色
相のカラー表示を行うためには、明表示時の色相を無着
色化する他に各階調表示時の色相も無着色化しなければ
ならない。また、表示色の彩度を向上するためにはコン
トラスト比を増大しなければならない。
【0017】STN−LCDの(印加電圧−透過率)特性を変
え、ノーマリオープン表示とするためには位相板,偏光
板の設定条件を最適化する必要がある。また、ノーマリ
オープン表示時の色相を無着色化し、色相の印加電圧依
存性を少なくし、コントラスト比を増大するためにも位
相板,偏光板の設定条件を最適化する必要がある。
え、ノーマリオープン表示とするためには位相板,偏光
板の設定条件を最適化する必要がある。また、ノーマリ
オープン表示時の色相を無着色化し、色相の印加電圧依
存性を少なくし、コントラスト比を増大するためにも位
相板,偏光板の設定条件を最適化する必要がある。
【0018】偏光板の設定条件には透過軸の方位角があ
る。位相板の設定条件には遅相軸の方位角,特定波長に
おけるリタデーションがある。ここで、遅相軸とは位相
板平面内の2つの光学的主軸のうち高屈折率に対応する
方のことである。また、方位角は図2に示した様に上下
基板の配向処理方向を2等分する方向を0°とし、反時
計周りに定義することにする。
る。位相板の設定条件には遅相軸の方位角,特定波長に
おけるリタデーションがある。ここで、遅相軸とは位相
板平面内の2つの光学的主軸のうち高屈折率に対応する
方のことである。また、方位角は図2に示した様に上下
基板の配向処理方向を2等分する方向を0°とし、反時
計周りに定義することにする。
【0019】駆動用液晶層の層厚とツイステッドネマチ
ック液晶の複屈折の積を0.80μm以上,0.90μm
以下とし、上側偏光板の透過軸の方位角を−20°以
上,20°以下とし、下側偏光板の透過軸の方位角を−
20°以上,20°以下とし、上側位相板の遅相軸の方
位角は90°以上,120°以下とし、下側位相板の遅
相軸の方位角を110°以上,150°以下とし、上側
位相板,下側位相板の波長550nmにおけるリタデー
ションをそれぞれ450nm以上,550nm以下,3
00nm以上,380nm以下とすることにより、ノー
マリオープン表示で、かつ明表示時及び各階調表示時の
色相が無着色で高コントラスト比の表示が得られる。
ック液晶の複屈折の積を0.80μm以上,0.90μm
以下とし、上側偏光板の透過軸の方位角を−20°以
上,20°以下とし、下側偏光板の透過軸の方位角を−
20°以上,20°以下とし、上側位相板の遅相軸の方
位角は90°以上,120°以下とし、下側位相板の遅
相軸の方位角を110°以上,150°以下とし、上側
位相板,下側位相板の波長550nmにおけるリタデー
ションをそれぞれ450nm以上,550nm以下,3
00nm以上,380nm以下とすることにより、ノー
マリオープン表示で、かつ明表示時及び各階調表示時の
色相が無着色で高コントラスト比の表示が得られる。
【0020】好ましくは、駆動用液晶層の層厚とツイス
テッドネマチック液晶の複屈折の積を0.84μm以
上,0.88μm以下とし、上側偏光板の透過軸の方位
角を−10°以上,10°以下とし、下側偏光板の透過
軸の方位角を−10°以上,10°以下とし、上側位相
板の遅相軸の方位角は95°以上,115°以下とし、
下側位相板の遅相軸の方位角を120°以上,140°
以下とし、上側位相板,下側位相板の波長550nmに
おけるリタデーションをそれぞれ470nm以上,53
0nm以下,320nm以上,360nm以下とするこ
とにより、ノーマリオープン表示で、かつ明表示時及び
各階調表示時の色相が無着色で高コントラスト比の表示
が得られる。
テッドネマチック液晶の複屈折の積を0.84μm以
上,0.88μm以下とし、上側偏光板の透過軸の方位
角を−10°以上,10°以下とし、下側偏光板の透過
軸の方位角を−10°以上,10°以下とし、上側位相
板の遅相軸の方位角は95°以上,115°以下とし、
下側位相板の遅相軸の方位角を120°以上,140°
以下とし、上側位相板,下側位相板の波長550nmに
おけるリタデーションをそれぞれ470nm以上,53
0nm以下,320nm以上,360nm以下とするこ
とにより、ノーマリオープン表示で、かつ明表示時及び
各階調表示時の色相が無着色で高コントラスト比の表示
が得られる。
【0021】さらに好ましくは、駆動用液晶層の層厚と
ツイステッドネマチック液晶の複屈折の積を0.85μ
m以上,0.87μm以下とし、上側偏光板の透過軸の
方位角を−5°以上,5°以下とし、下側偏光板の透過
軸の方位角を−5°以上,5°以下とし、上側位相板の
遅相軸の方位角は100°以上,110°以下とし、下
側位相板の遅相軸の方位角を125°以上,135°以
下とし、上側位相板,下側位相板の波長550nmにお
けるリタデーションをそれぞれ490nm以上,510
nm以下,330nm以上,350nm以下とすること
により、ノーマリオープン表示で、かつ明表示時及び各
階調表示時の色相が無着色で高コントラスト比の表示が
得られる。
ツイステッドネマチック液晶の複屈折の積を0.85μ
m以上,0.87μm以下とし、上側偏光板の透過軸の
方位角を−5°以上,5°以下とし、下側偏光板の透過
軸の方位角を−5°以上,5°以下とし、上側位相板の
遅相軸の方位角は100°以上,110°以下とし、下
側位相板の遅相軸の方位角を125°以上,135°以
下とし、上側位相板,下側位相板の波長550nmにお
けるリタデーションをそれぞれ490nm以上,510
nm以下,330nm以上,350nm以下とすること
により、ノーマリオープン表示で、かつ明表示時及び各
階調表示時の色相が無着色で高コントラスト比の表示が
得られる。
【0022】ノーマリオープン表示では非電極部分が明
表示と同程度の透過率となるため、非電極部分からの光
漏れが問題となる。非電極部分を覆う様にブラックマト
リクスを備えることにより非電極部分からの光漏れが押
さえられ、複数画素を同時に観測した時にも高コントラ
スト比の表示が得られる。
表示と同程度の透過率となるため、非電極部分からの光
漏れが問題となる。非電極部分を覆う様にブラックマト
リクスを備えることにより非電極部分からの光漏れが押
さえられ、複数画素を同時に観測した時にも高コントラ
スト比の表示が得られる。
【0023】ブラックマトリクスの材料は、染料,顔料
であってもよいし、またクロム,アルミ等の金属であっ
てもよい。
であってもよいし、またクロム,アルミ等の金属であっ
てもよい。
【0024】さらに望ましくは、非電極部分の全てを覆
う様にブラックマトリクスを備えることにより非電極部
分からの光漏れが完全に押さえられ、複数画素を同時に
観測した時にも高コントラスト比の表示が得られる。
う様にブラックマトリクスを備えることにより非電極部
分からの光漏れが完全に押さえられ、複数画素を同時に
観測した時にも高コントラスト比の表示が得られる。
【0025】また、基板にカラーフィルタを備えること
により、カラー表示が可能になる。STN−LCDで用いられ
ている単純マトリクス駆動は低コストで大容量表示が可
能な駆動方式である。単純マトリクス駆動における1画
素のスイッチングは走査時間内に印加される信号電圧値
で決定されるが、走査時間内に印加される信号電圧値は
非走査時の10倍以上である。液晶層の応答が充分に遅
い場合、その配向状態は印加電圧の時間変化に追従でき
ないため、印加電圧の実効値によって決定される。これ
に対して、液晶層の応答が充分に速い場合には、その配
向状態は印加電圧の時間変化に追従し(フレーム応
答)、液晶層の配向状態は印加電圧の実効値によって決
定されなくなる。実効値がしきい値電圧以上であっても
液晶が立ち上がった状態を1フレーム時間(走査パルス
間の時間)の間保持できない。そのためコントラスト比
の低下が生じる。ノーマリオープン表示では高電圧側で
暗表示を行うため、フレーム応答による暗表示の透過率
増大が大きく、コントラスト比の低下が生じ易い。
により、カラー表示が可能になる。STN−LCDで用いられ
ている単純マトリクス駆動は低コストで大容量表示が可
能な駆動方式である。単純マトリクス駆動における1画
素のスイッチングは走査時間内に印加される信号電圧値
で決定されるが、走査時間内に印加される信号電圧値は
非走査時の10倍以上である。液晶層の応答が充分に遅
い場合、その配向状態は印加電圧の時間変化に追従でき
ないため、印加電圧の実効値によって決定される。これ
に対して、液晶層の応答が充分に速い場合には、その配
向状態は印加電圧の時間変化に追従し(フレーム応
答)、液晶層の配向状態は印加電圧の実効値によって決
定されなくなる。実効値がしきい値電圧以上であっても
液晶が立ち上がった状態を1フレーム時間(走査パルス
間の時間)の間保持できない。そのためコントラスト比
の低下が生じる。ノーマリオープン表示では高電圧側で
暗表示を行うため、フレーム応答による暗表示の透過率
増大が大きく、コントラスト比の低下が生じ易い。
【0026】マウス表示を行うためには300ms程度
の応答時間が必要とされるが、ノーマリオープン表示で
は応答時間300msでもフレーム応答によりコントラ
スト比が大幅に減少する。
の応答時間が必要とされるが、ノーマリオープン表示で
は応答時間300msでもフレーム応答によりコントラ
スト比が大幅に減少する。
【0027】これを防ぐためには、1フレーム時間を短
くして、液晶層が立ち上り状態を保持している間に次の
信号電圧を印加する様にすれば良い。フレーム応答がカ
ラー表示に与える影響を定量化するため、以下に述べる
様な評価パラメータを導入する。
くして、液晶層が立ち上り状態を保持している間に次の
信号電圧を印加する様にすれば良い。フレーム応答がカ
ラー表示に与える影響を定量化するため、以下に述べる
様な評価パラメータを導入する。
【0028】8階調を用いて512色を表示するカラー
STN−LCDを仮定する。R,G,B3色の内ではBが最も
透過率が低いため、8階調のうち、低透過率の方から数
えて2階調目で表示したBの透過率T(blue)と、黒表
示の透過率T(black)の比T(blue)/T(black)を評
価パラメータとする。図3に実用的な範囲のバイアス比
で測定したフレーム周波数(1フレーム時間の逆数)と
T(blue)/T(black)の関係を示す。図3中の白丸,黒
丸はそれぞれバイアス比が13:1,10:1である。
STN−LCDを仮定する。R,G,B3色の内ではBが最も
透過率が低いため、8階調のうち、低透過率の方から数
えて2階調目で表示したBの透過率T(blue)と、黒表
示の透過率T(black)の比T(blue)/T(black)を評
価パラメータとする。図3に実用的な範囲のバイアス比
で測定したフレーム周波数(1フレーム時間の逆数)と
T(blue)/T(black)の関係を示す。図3中の白丸,黒
丸はそれぞれバイアス比が13:1,10:1である。
【0029】図3のコントラスト比はブラックマトリク
スを装着したカラーSTN−LCDの約10画素の領域の透過
光より求めたものである。測定に用いた液晶表示素子の
走査電極数は240であり、これを1kHzの矩形波で
駆動した時のコントラスト比は40:1である。T(bl
ue)/T(black)が2:1以上であれば2階調目で表示
したBと黒表示が明瞭に区別できる。バイアス比10の
場合120Hz以上,バイアス比13の場合130Hz
以上で2:1以上のT(blue)/T(black)が得られ
た。
スを装着したカラーSTN−LCDの約10画素の領域の透過
光より求めたものである。測定に用いた液晶表示素子の
走査電極数は240であり、これを1kHzの矩形波で
駆動した時のコントラスト比は40:1である。T(bl
ue)/T(black)が2:1以上であれば2階調目で表示
したBと黒表示が明瞭に区別できる。バイアス比10の
場合120Hz以上,バイアス比13の場合130Hz
以上で2:1以上のT(blue)/T(black)が得られ
た。
【0030】したがって、応答時間が300ms程度の
場合、フレーム周波数が120Hz以上であれば実用上
充分なカラー表示が得られる。
場合、フレーム周波数が120Hz以上であれば実用上
充分なカラー表示が得られる。
【0031】
【実施例】本発明の具体例を以下に示す。
【0032】(実施例1)図1に本発明の液晶表示装置
の構成を示す。上下の基板12,22はXY電極14,
24と配向膜11,21を備え、液晶層10を挟持して
いる。上下の基板上のXY電極14,24は、駆動回路
15,25に接続されている。上下の基板の外側には上
側位相板19,下側位相板29,上側偏光板13,下側
偏光板23が置かれている。下側基板の更に下方には光
源31,導光板32,反射体33がある。
の構成を示す。上下の基板12,22はXY電極14,
24と配向膜11,21を備え、液晶層10を挟持して
いる。上下の基板上のXY電極14,24は、駆動回路
15,25に接続されている。上下の基板の外側には上
側位相板19,下側位相板29,上側偏光板13,下側
偏光板23が置かれている。下側基板の更に下方には光
源31,導光板32,反射体33がある。
【0033】上下の基板12,22はガラス製であり、
XY電極14,24はITOから成る。配向膜11,2
1はポリイミド系高分子からなり、ラビング法で配向処
理されている。配向処理の条件は、切り込み量0.4mm
,回転数1000rpm ,送り速度33m/sとし、こ
れによりプレチルト角を4°とした。また、ツイスト角
は240°とした。液晶層10はネマチック液晶とカイ
ラル剤から成り、層厚dは6.2μm 、液晶材料はロデ
ィック社製のHR2038,HR2047,メルク社製のS811の混合
物であり、それぞれの混合比は重量%にして75.59
%,23.55%,0.86% であり、Δnは0.13
8、Δndは0.855μmである。基板間に積水ファ
インケミカル製の真球状のポリマービーズを分散し、液
晶層厚を均一にした。偏光板は日東電工社製G1220DU で
あり、位相板も同じく日東電工社製NRF(ポリカーボネ
ート製)である。
XY電極14,24はITOから成る。配向膜11,2
1はポリイミド系高分子からなり、ラビング法で配向処
理されている。配向処理の条件は、切り込み量0.4mm
,回転数1000rpm ,送り速度33m/sとし、こ
れによりプレチルト角を4°とした。また、ツイスト角
は240°とした。液晶層10はネマチック液晶とカイ
ラル剤から成り、層厚dは6.2μm 、液晶材料はロデ
ィック社製のHR2038,HR2047,メルク社製のS811の混合
物であり、それぞれの混合比は重量%にして75.59
%,23.55%,0.86% であり、Δnは0.13
8、Δndは0.855μmである。基板間に積水ファ
インケミカル製の真球状のポリマービーズを分散し、液
晶層厚を均一にした。偏光板は日東電工社製G1220DU で
あり、位相板も同じく日東電工社製NRF(ポリカーボネ
ート製)である。
【0034】下側偏光板の透過軸の方位角を−5°,上
側偏光板の透過軸角度を5°,下側位相板の遅層軸角度
を125°,波長550nmにおけるΔndを0.32
μm,上側位相板の遅層軸角度を100°,波長550
nmにおけるΔndを0.51μmとした。
側偏光板の透過軸角度を5°,下側位相板の遅層軸角度
を125°,波長550nmにおけるΔndを0.32
μm,上側位相板の遅層軸角度を100°,波長550
nmにおけるΔndを0.51μmとした。
【0035】以上の様にして作製した液晶表示装置の液
晶表示素子部(駆動回路を除いた液晶表示装置)の表示
特性を測定した。測定領域は1画素内のビーズの存在し
ない部分とし、1kHzの矩形波を用いた。明表示,暗
表示の印加電圧はそれぞれ2.20V,2.35Vであ
り、低電圧側で明表示を行うノーマリオープン表示が得
られた。コントラスト比は96:1であり、明表示,暗
表示の透過率はそれぞれ25%,0.26% であった。
晶表示素子部(駆動回路を除いた液晶表示装置)の表示
特性を測定した。測定領域は1画素内のビーズの存在し
ない部分とし、1kHzの矩形波を用いた。明表示,暗
表示の印加電圧はそれぞれ2.20V,2.35Vであ
り、低電圧側で明表示を行うノーマリオープン表示が得
られた。コントラスト比は96:1であり、明表示,暗
表示の透過率はそれぞれ25%,0.26% であった。
【0036】次に、駆動回路に接続して表示状態を観察
したところ、明表示,暗表示及び各階調表示とも全面に
渡って均一であり、かつ基板平面法線方向に対して斜め
方向から観察しても明表示の輝度の低下は少なく、かつ
明表示,暗表示の反転も起こらなかった。
したところ、明表示,暗表示及び各階調表示とも全面に
渡って均一であり、かつ基板平面法線方向に対して斜め
方向から観察しても明表示の輝度の低下は少なく、かつ
明表示,暗表示の反転も起こらなかった。
【0037】以上の様に、上記の位相板,偏光板条件に
よりノーマリオープン表示が得られ、均一性と視角特性
に優れた液晶表示装置が得られた。
よりノーマリオープン表示が得られ、均一性と視角特性
に優れた液晶表示装置が得られた。
【0038】(実施例2)実施例1の液晶表示装置にお
いて、下側偏光板の透過軸の方位角を0°,上側偏光板
の透過軸角度を0°,下側位相板の遅層軸角度を130
°,波長550nmにおけるΔndを0.36μm ,上側
位相板の遅層軸角度を105°,波長550nmにおける
Δndを0.55μm とした。
いて、下側偏光板の透過軸の方位角を0°,上側偏光板
の透過軸角度を0°,下側位相板の遅層軸角度を130
°,波長550nmにおけるΔndを0.36μm ,上側
位相板の遅層軸角度を105°,波長550nmにおける
Δndを0.55μm とした。
【0039】以上の様にして作製した液晶表示装置の液
晶表示素子部(駆動回路を除いた液晶表示装置)の表示
特性を測定した。測定領域は1画素内のビーズの存在し
ない部分とし、1kHzの矩形波を用いた。明表示,暗
表示の印加電圧はそれぞれ2.19V,2.34Vであ
り、低電圧側で明表示を行うノーマリオープン表示が得
られた。コントラスト比は106:1であり、明表示,
暗表示の透過率はそれぞれ25%,0.24% であっ
た。
晶表示素子部(駆動回路を除いた液晶表示装置)の表示
特性を測定した。測定領域は1画素内のビーズの存在し
ない部分とし、1kHzの矩形波を用いた。明表示,暗
表示の印加電圧はそれぞれ2.19V,2.34Vであ
り、低電圧側で明表示を行うノーマリオープン表示が得
られた。コントラスト比は106:1であり、明表示,
暗表示の透過率はそれぞれ25%,0.24% であっ
た。
【0040】次に、駆動回路に接続して表示状態を観察
したところ、明表示,暗表示及び各階調表示とも全面に
渡って均一であり、かつ基板平面法線方向に対して斜め
方向から観察しても明表示の輝度の低下は少なく、かつ
明表示,暗表示の反転も起こらなかった。
したところ、明表示,暗表示及び各階調表示とも全面に
渡って均一であり、かつ基板平面法線方向に対して斜め
方向から観察しても明表示の輝度の低下は少なく、かつ
明表示,暗表示の反転も起こらなかった。
【0041】以上の様に、上記の位相板,偏光板条件に
よりノーマリオープン表示が得られ、均一性と視角特性
に優れた液晶表示装置が得られた。
よりノーマリオープン表示が得られ、均一性と視角特性
に優れた液晶表示装置が得られた。
【0042】(実施例3)実施例1の液晶表示装置にお
いて、下側偏光板の透過軸の方位角角度を0°,上側偏
光板の透過軸角度を0°,下側位相板の遅層軸角度を1
30°,波長550nmにおけるΔndを0.34μm ,
上側位相板の遅層軸角度を105°,波長550nmに
おけるΔndを0.50μm とした。
いて、下側偏光板の透過軸の方位角角度を0°,上側偏
光板の透過軸角度を0°,下側位相板の遅層軸角度を1
30°,波長550nmにおけるΔndを0.34μm ,
上側位相板の遅層軸角度を105°,波長550nmに
おけるΔndを0.50μm とした。
【0043】以上の様にして作製した液晶表示装置の液
晶表示素子部(駆動回路を除いた液晶表示装置)の表示
特性を測定した。測定領域は1画素内のビーズの存在し
ない部分とし、1kHzの矩形波を用いた。明表示,暗
表示の印加電圧はそれぞれ2.21V,2.36Vであ
り、低電圧側で明表示を行うノーマリオープン表示が得
られた。コントラスト比は186:1であり、明表示,
暗表示の透過率はそれぞれ24%,0.13% であっ
た。
晶表示素子部(駆動回路を除いた液晶表示装置)の表示
特性を測定した。測定領域は1画素内のビーズの存在し
ない部分とし、1kHzの矩形波を用いた。明表示,暗
表示の印加電圧はそれぞれ2.21V,2.36Vであ
り、低電圧側で明表示を行うノーマリオープン表示が得
られた。コントラスト比は186:1であり、明表示,
暗表示の透過率はそれぞれ24%,0.13% であっ
た。
【0044】次に、駆動回路に接続して表示状態を観察
したところ、明表示,暗表示及び各階調表示とも全面に
渡って均一であり、かつ基板平面法線方向に対して斜め
方向から観察しても明表示の輝度の低下は少なく、かつ
明表示,暗表示の反転も起こらなかった。
したところ、明表示,暗表示及び各階調表示とも全面に
渡って均一であり、かつ基板平面法線方向に対して斜め
方向から観察しても明表示の輝度の低下は少なく、かつ
明表示,暗表示の反転も起こらなかった。
【0045】以上の様に、上記の位相板,偏光板条件に
よりノーマリオープン表示が得られ、均一性と視角特性
に優れた液晶表示装置が得られた。
よりノーマリオープン表示が得られ、均一性と視角特性
に優れた液晶表示装置が得られた。
【0046】(実施例4)実施例1の液晶表示装置にお
いて、基板をブラックマトリクスを備えたものに換え
た。ブラックマトリクスは顔料からなり、1対のマトリ
クス電極が交差しない非電極部分を全て覆う様に分布し
ている。基板上に顔料分散法により層厚約1μmのブラ
ックマトリクスを形成し、その上に平坦化膜を形成し、
ブラックマトリクスによる凹凸を軽減した。XY電極は
平坦化膜上に形成した。
いて、基板をブラックマトリクスを備えたものに換え
た。ブラックマトリクスは顔料からなり、1対のマトリ
クス電極が交差しない非電極部分を全て覆う様に分布し
ている。基板上に顔料分散法により層厚約1μmのブラ
ックマトリクスを形成し、その上に平坦化膜を形成し、
ブラックマトリクスによる凹凸を軽減した。XY電極は
平坦化膜上に形成した。
【0047】駆動回路に接続して表示特性を測定した。
駆動回路のフレーム周波数を60Hz,バイアス比を1
3:1とした。測定領域は約10画素とした。コントラ
スト比は10:1であり、明表示,暗表示の透過率はそ
れぞれ24%,2.4% であった。表示状態を観察した
ところ、明表示,暗表示及び各階調表示とも全面に渡っ
て均一であり、かつ基板平面法線方向に対して斜め方向
から観察しても明表示の輝度の低下は少なく、かつ明表
示,暗表示の反転も起こらなかった。
駆動回路のフレーム周波数を60Hz,バイアス比を1
3:1とした。測定領域は約10画素とした。コントラ
スト比は10:1であり、明表示,暗表示の透過率はそ
れぞれ24%,2.4% であった。表示状態を観察した
ところ、明表示,暗表示及び各階調表示とも全面に渡っ
て均一であり、かつ基板平面法線方向に対して斜め方向
から観察しても明表示の輝度の低下は少なく、かつ明表
示,暗表示の反転も起こらなかった。
【0048】以上の様に、均一性と視角特性に優れたノ
ーマリオープン表示の液晶表示装置が得られた。
ーマリオープン表示の液晶表示装置が得られた。
【0049】(実施例5)実施例4の液晶表示装置にお
いて、ブラックマトリクスの素材をクロムとした。
いて、ブラックマトリクスの素材をクロムとした。
【0050】駆動回路に接続して表示特性を測定した。
駆動回路のフレーム周波数を60Hz,バイアス比を1
3:1とした。測定領域は約10画素とした。コントラ
スト比は11:1であり、明表示,暗表示の透過率はそ
れぞれ24%,2.2% であった。表示状態を観察した
ところ、明表示,暗表示及び各階調表示とも全面に渡っ
て均一であり、かつ基板平面法線方向に対して斜め方向
から観察しても明表示の輝度の低下は少なく、かつ明表
示,暗表示の反転も起こらなかった。
駆動回路のフレーム周波数を60Hz,バイアス比を1
3:1とした。測定領域は約10画素とした。コントラ
スト比は11:1であり、明表示,暗表示の透過率はそ
れぞれ24%,2.2% であった。表示状態を観察した
ところ、明表示,暗表示及び各階調表示とも全面に渡っ
て均一であり、かつ基板平面法線方向に対して斜め方向
から観察しても明表示の輝度の低下は少なく、かつ明表
示,暗表示の反転も起こらなかった。
【0051】以上の様に、ブラックマトリクスをクロム
としたことによりノーマリオープン表示の液晶表示装置
のコントラスト比が向上した。
としたことによりノーマリオープン表示の液晶表示装置
のコントラスト比が向上した。
【0052】(実施例6)実施例1の液晶表示装置にお
いて、基板にクロムから成るブラックマトリクスを備え
たものを用いた。
いて、基板にクロムから成るブラックマトリクスを備え
たものを用いた。
【0053】駆動回路に接続して表示特性を測定した。
駆動回路のフレーム周波数を150Hz,バイアス比を
13:1とした。測定領域は約10画素とした。コント
ラスト比は21:1であり、明表示,暗表示の透過率は
それぞれ24%,1.1% であった。表示状態を観察し
たところ、明表示,暗表示及び各階調表示とも全面に渡
って均一であり、かつ基板平面法線方向に対して斜め方
向から観察しても明表示の輝度の低下は少なく、かつ明
表示,暗表示の反転も起こらなかった。
駆動回路のフレーム周波数を150Hz,バイアス比を
13:1とした。測定領域は約10画素とした。コント
ラスト比は21:1であり、明表示,暗表示の透過率は
それぞれ24%,1.1% であった。表示状態を観察し
たところ、明表示,暗表示及び各階調表示とも全面に渡
って均一であり、かつ基板平面法線方向に対して斜め方
向から観察しても明表示の輝度の低下は少なく、かつ明
表示,暗表示の反転も起こらなかった。
【0054】以上の様に、クロムからなるブラックマト
リクスを用いたことにより非電極部分からの光漏れが遮
蔽され、かつフレーム周波数を150Hzとしたことに
よりフレーム応答が抑えられ、コントラスト比が実用上
充分な値にまで向上した。
リクスを用いたことにより非電極部分からの光漏れが遮
蔽され、かつフレーム周波数を150Hzとしたことに
よりフレーム応答が抑えられ、コントラスト比が実用上
充分な値にまで向上した。
【0055】(実施例7)実施例2の液晶表示装置にお
いて、基板にクロムから成るブラックマトリクスを備え
たものを用いた。
いて、基板にクロムから成るブラックマトリクスを備え
たものを用いた。
【0056】駆動回路に接続して表示特性を測定した。
駆動回路のフレーム周波数を150Hz,バイアス比を
13:1とした。測定領域は約10画素とした。コント
ラスト比は24:1であり、明表示,暗表示の透過率は
それぞれ24%,1.1% であった。表示状態を観察し
たところ、明表示,暗表示及び各階調表示とも全面に渡
って均一であり、かつ基板平面法線方向に対して斜め方
向から観察しても明表示の輝度の低下は少なく、かつ明
表示,暗表示の反転も起こらなかった。
駆動回路のフレーム周波数を150Hz,バイアス比を
13:1とした。測定領域は約10画素とした。コント
ラスト比は24:1であり、明表示,暗表示の透過率は
それぞれ24%,1.1% であった。表示状態を観察し
たところ、明表示,暗表示及び各階調表示とも全面に渡
って均一であり、かつ基板平面法線方向に対して斜め方
向から観察しても明表示の輝度の低下は少なく、かつ明
表示,暗表示の反転も起こらなかった。
【0057】以上の様に、クロムから成るブラックマト
リクスを用いたことにより非電極部分からの光漏れが遮
蔽され、かつフレーム周波数を150Hzとしたことに
よりフレーム応答が抑えられ、コントラスト比が実用上
充分な値にまで向上した。
リクスを用いたことにより非電極部分からの光漏れが遮
蔽され、かつフレーム周波数を150Hzとしたことに
よりフレーム応答が抑えられ、コントラスト比が実用上
充分な値にまで向上した。
【0058】(実施例8)実施例3の液晶表示装置にお
いて、対向基板にクロムから成るブラックマトリクスを
備えたものを用いた。
いて、対向基板にクロムから成るブラックマトリクスを
備えたものを用いた。
【0059】駆動回路に接続して表示特性を測定した。
駆動回路のフレーム周波数を150Hz,バイアス比を
13:1とした。測定領域は約10画素とした。コント
ラスト比は30:1であり、明表示,暗表示の透過率は
それぞれ24%,0.8% であった。表示状態を観察し
たところ、明表示,暗表示及び各階調表示とも全面に渡
って均一であり、かつ基板平面法線方向に対して斜め方
向から観察しても明表示の輝度の低下は少なく、かつ明
表示,暗表示の反転も起こらなかった。
駆動回路のフレーム周波数を150Hz,バイアス比を
13:1とした。測定領域は約10画素とした。コント
ラスト比は30:1であり、明表示,暗表示の透過率は
それぞれ24%,0.8% であった。表示状態を観察し
たところ、明表示,暗表示及び各階調表示とも全面に渡
って均一であり、かつ基板平面法線方向に対して斜め方
向から観察しても明表示の輝度の低下は少なく、かつ明
表示,暗表示の反転も起こらなかった。
【0060】以上の様に、クロムから成るブラックマト
リクスを用いたことにより非電極部分からの光漏れが遮
蔽され、かつフレーム周波数を150Hzとしたことに
よりフレーム応答が抑えられ、コントラスト比が実用上
充分な値にまで向上した。
リクスを用いたことにより非電極部分からの光漏れが遮
蔽され、かつフレーム周波数を150Hzとしたことに
よりフレーム応答が抑えられ、コントラスト比が実用上
充分な値にまで向上した。
【0061】(実施例9)実施例1の液晶表示装置にお
いて、基板にカラーフィルタとクロムから成るブラック
マトリクスを備えたものを用いた。カラーフィルタは顔
料分散法で作製されたもので、赤,青,緑の表示色に対
応し、各色の表示画素部の液晶層厚の平均は赤,青,緑
でそれぞれ6.25μm,6.30μm,6.20μm で
ある。
いて、基板にカラーフィルタとクロムから成るブラック
マトリクスを備えたものを用いた。カラーフィルタは顔
料分散法で作製されたもので、赤,青,緑の表示色に対
応し、各色の表示画素部の液晶層厚の平均は赤,青,緑
でそれぞれ6.25μm,6.30μm,6.20μm で
ある。
【0062】駆動回路に接続して表示特性を測定した。
駆動回路のフレーム周波数を150Hz,バイアス比を
13:1とした。測定領域は約10画素とした。コント
ラスト比は22:1であり、明表示,暗表示の透過率は
それぞれ5.1%,0.23%であった。表示状態を観察
したところ、明表示、及び各色とも全面に渡って均一で
あり、各色の表示画素部の液晶層厚に0.1μm 程度の
差があるにも関わらず暗表示も全面に渡って均一であっ
た。また、基板平面法線方向に対して斜め方向から観察
しても明表示の輝度の低下は少なく、かつ明表示,暗表
示の反転も起こらなかった。
駆動回路のフレーム周波数を150Hz,バイアス比を
13:1とした。測定領域は約10画素とした。コント
ラスト比は22:1であり、明表示,暗表示の透過率は
それぞれ5.1%,0.23%であった。表示状態を観察
したところ、明表示、及び各色とも全面に渡って均一で
あり、各色の表示画素部の液晶層厚に0.1μm 程度の
差があるにも関わらず暗表示も全面に渡って均一であっ
た。また、基板平面法線方向に対して斜め方向から観察
しても明表示の輝度の低下は少なく、かつ明表示,暗表
示の反転も起こらなかった。
【0063】以上の様に、クロムから成るブラックマト
リクスを用いたことにより非電極部分からの光漏れが遮
蔽され、フレーム周波数を150Hzとしたことにより
フレーム応答が抑えられ、ノーマリオープン表示とした
ことにより各色の表示画素部の液晶層厚差があるにもか
かわらず均一な表示が得られた。
リクスを用いたことにより非電極部分からの光漏れが遮
蔽され、フレーム周波数を150Hzとしたことにより
フレーム応答が抑えられ、ノーマリオープン表示とした
ことにより各色の表示画素部の液晶層厚差があるにもか
かわらず均一な表示が得られた。
【0064】(実施例10)実施例2の液晶表示装置に
おいて、基板にカラーフィルタとクロムから成るブラッ
クマトリクスを備えたものを用いた。カラーフィルタは
顔料分散法で作製されたもので、赤,青,緑の表示色に
対応し、各色の表示画素部の液晶層厚の平均は赤,青,
緑でそれぞれ6.25μm,6.30μm,6.20μm
である。
おいて、基板にカラーフィルタとクロムから成るブラッ
クマトリクスを備えたものを用いた。カラーフィルタは
顔料分散法で作製されたもので、赤,青,緑の表示色に
対応し、各色の表示画素部の液晶層厚の平均は赤,青,
緑でそれぞれ6.25μm,6.30μm,6.20μm
である。
【0065】駆動回路に接続して表示特性を測定した。
駆動回路のフレーム周波数を150Hz,バイアス比を
13:1とした。測定領域は約10画素とした。コント
ラスト比は26:1であり、明表示,暗表示の透過率は
それぞれ5.2%,0.20%であった。表示状態を観察
したところ、明表示、及び各色とも全面に渡って均一で
あり、各色の表示画素部の液晶層厚に0.1μm 程度の
差があるにも関わらず暗表示も全面に渡って均一であっ
た。また、基板平面法線方向に対して斜め方向から観察
しても明表示の輝度の低下は少なく、かつ明表示,暗表
示の反転も起こらなかった。
駆動回路のフレーム周波数を150Hz,バイアス比を
13:1とした。測定領域は約10画素とした。コント
ラスト比は26:1であり、明表示,暗表示の透過率は
それぞれ5.2%,0.20%であった。表示状態を観察
したところ、明表示、及び各色とも全面に渡って均一で
あり、各色の表示画素部の液晶層厚に0.1μm 程度の
差があるにも関わらず暗表示も全面に渡って均一であっ
た。また、基板平面法線方向に対して斜め方向から観察
しても明表示の輝度の低下は少なく、かつ明表示,暗表
示の反転も起こらなかった。
【0066】以上の様に、クロムから成るブラックマト
リクスを用いたことにより非電極部分からの光漏れが遮
蔽され、フレーム周波数を150Hzとしたことにより
フレーム応答が抑えられ、ノーマリオープン表示とした
ことにより各色の表示画素部の液晶層厚差があるにもか
かわらず均一な表示が得られた。
リクスを用いたことにより非電極部分からの光漏れが遮
蔽され、フレーム周波数を150Hzとしたことにより
フレーム応答が抑えられ、ノーマリオープン表示とした
ことにより各色の表示画素部の液晶層厚差があるにもか
かわらず均一な表示が得られた。
【0067】(実施例11)実施例3の液晶表示装置に
おいて、基板にカラーフィルタとクロムから成るブラッ
クマトリクスを備えたものを用いた。カラーフィルタは
顔料分散法で作製されたもので、赤,青,緑の表示色に
対応し、各色の表示画素部の液晶層厚の平均は赤,青,
緑でそれぞれ6.25μm,6.30μm,6.20μm
である。
おいて、基板にカラーフィルタとクロムから成るブラッ
クマトリクスを備えたものを用いた。カラーフィルタは
顔料分散法で作製されたもので、赤,青,緑の表示色に
対応し、各色の表示画素部の液晶層厚の平均は赤,青,
緑でそれぞれ6.25μm,6.30μm,6.20μm
である。
【0068】駆動回路に接続して表示特性を測定した。
駆動回路のフレーム周波数を150Hz,バイアス比を
13:1とした。測定領域は約10画素とした。コント
ラスト比は30:1であり、明表示,暗表示の透過率は
それぞれ5.1%,0.17%であった。表示状態を観察
したところ、明表示、及び各色とも全面に渡って均一で
あり、各色の表示画素部の液晶層厚に0.1μm 程度の
差があるにも関わらず暗表示も全面に渡って均一であっ
た。また、基板平面法線方向に対して斜め方向から観察
しても明表示の輝度の低下は少なく、かつ明表示,暗表
示の反転も起こらなかった。
駆動回路のフレーム周波数を150Hz,バイアス比を
13:1とした。測定領域は約10画素とした。コント
ラスト比は30:1であり、明表示,暗表示の透過率は
それぞれ5.1%,0.17%であった。表示状態を観察
したところ、明表示、及び各色とも全面に渡って均一で
あり、各色の表示画素部の液晶層厚に0.1μm 程度の
差があるにも関わらず暗表示も全面に渡って均一であっ
た。また、基板平面法線方向に対して斜め方向から観察
しても明表示の輝度の低下は少なく、かつ明表示,暗表
示の反転も起こらなかった。
【0069】以上の様に、クロムから成るブラックマト
リクスを用いたことにより非電極部分からの光漏れが遮
蔽され、フレーム周波数を150Hzとしたことにより
フレーム応答が抑えられ、ノーマリオープン表示とした
ことにより各色の表示画素部の液晶層厚差があるにもか
かわらず均一な表示が得られた。
リクスを用いたことにより非電極部分からの光漏れが遮
蔽され、フレーム周波数を150Hzとしたことにより
フレーム応答が抑えられ、ノーマリオープン表示とした
ことにより各色の表示画素部の液晶層厚差があるにもか
かわらず均一な表示が得られた。
【0070】(実施例12)実施例11の液晶表示装置
において、基板にカラーフィルタとクロムから成るブラ
ックマトリクスを備えたものを用いた。カラーフィルタ
は顔料分散法で作製されたもので、赤,青,緑の表示色
に対応し、各色の表示画素部の液晶層厚の平均は赤,
青,緑でそれぞれ6.25μm,6.30μm,6.20
μmである。
において、基板にカラーフィルタとクロムから成るブラ
ックマトリクスを備えたものを用いた。カラーフィルタ
は顔料分散法で作製されたもので、赤,青,緑の表示色
に対応し、各色の表示画素部の液晶層厚の平均は赤,
青,緑でそれぞれ6.25μm,6.30μm,6.20
μmである。
【0071】駆動回路に接続して表示特性を測定した。
駆動回路のフレーム周波数を150Hz,バイアス比を
10:1とした。測定領域は約10画素とした。コント
ラスト比は34:1であり、明表示,暗表示の透過率は
それぞれ5.1%,0.15%であった。T(blue)/T
(black)は2.5 となり、各色共明瞭に区別可能であっ
た。色度座標系上で評価した明表示,暗表示間の表示色
の印加電圧依存性を図4に示す。明表示,暗表示間の表
示色変化は小さく、かつ寒色系であり、暖色系のバック
ライトと組合せたところ、各階調に渡って無着色の白表
示が得られた。表示状態を観察したところ、明表示、及
び各色とも全面に渡って均一であり、各色の表示画素部
の液晶層厚に0.1μm 程度の差があるにも関わらず暗
表示も全面に渡って均一であった。また、基板平面法線
方向に対して斜め方向から観察しても明表示の輝度の低
下は少なく、かつ明表示,暗表示の反転も起こらなかっ
た。
駆動回路のフレーム周波数を150Hz,バイアス比を
10:1とした。測定領域は約10画素とした。コント
ラスト比は34:1であり、明表示,暗表示の透過率は
それぞれ5.1%,0.15%であった。T(blue)/T
(black)は2.5 となり、各色共明瞭に区別可能であっ
た。色度座標系上で評価した明表示,暗表示間の表示色
の印加電圧依存性を図4に示す。明表示,暗表示間の表
示色変化は小さく、かつ寒色系であり、暖色系のバック
ライトと組合せたところ、各階調に渡って無着色の白表
示が得られた。表示状態を観察したところ、明表示、及
び各色とも全面に渡って均一であり、各色の表示画素部
の液晶層厚に0.1μm 程度の差があるにも関わらず暗
表示も全面に渡って均一であった。また、基板平面法線
方向に対して斜め方向から観察しても明表示の輝度の低
下は少なく、かつ明表示,暗表示の反転も起こらなかっ
た。
【0072】以上の様に、クロムから成るブラックマト
リクスを用いたことにより非電極部分からの光漏れが遮
蔽され、フレーム周波数を150Hz,バイアス比を1
0としたことによりフレーム応答が抑えられ、ノーマリ
オープン表示としたことにより各色の表示画素部に液晶
層厚差があるにもかかわらず均一な表示が得られた。な
お、本発明の液晶表示装置をノート型パーソナルコンピ
ュータに搭載した状態を図5に示す。51は表示部、5
2はポインタ操作部、53はキーボード部、54はディ
スクドライブ部、55は印加電圧調整部である。
リクスを用いたことにより非電極部分からの光漏れが遮
蔽され、フレーム周波数を150Hz,バイアス比を1
0としたことによりフレーム応答が抑えられ、ノーマリ
オープン表示としたことにより各色の表示画素部に液晶
層厚差があるにもかかわらず均一な表示が得られた。な
お、本発明の液晶表示装置をノート型パーソナルコンピ
ュータに搭載した状態を図5に示す。51は表示部、5
2はポインタ操作部、53はキーボード部、54はディ
スクドライブ部、55は印加電圧調整部である。
【0073】(比較例1)実施例11の液晶表示装置に
おいて、位相板,偏光板の条件を変え、2値以上の印加
電圧のうち、低電圧側で暗表示を行うノーマリオープン
表示とした。
おいて、位相板,偏光板の条件を変え、2値以上の印加
電圧のうち、低電圧側で暗表示を行うノーマリオープン
表示とした。
【0074】位相板は対向基板の下側には置かず、上側
にのみ2枚置いた。下側偏光板の透過軸の方位角を75
°,上側偏光板の透過軸角度を90°,下側位相板の遅
層軸角度を35°,波長550nmにおけるΔndを
0.38μm ,上側位相板の遅層軸角度を65°,波長
550nmにおけるΔndを0.38μm とした。
にのみ2枚置いた。下側偏光板の透過軸の方位角を75
°,上側偏光板の透過軸角度を90°,下側位相板の遅
層軸角度を35°,波長550nmにおけるΔndを
0.38μm ,上側位相板の遅層軸角度を65°,波長
550nmにおけるΔndを0.38μm とした。
【0075】以上の様にして作製した液晶表示装置の液
晶表示素子部(駆動回路を除いた液晶表示装置)の表示
特性を測定した。測定領域は1画素内のビーズの存在し
ない部分とし、1kHzの矩形波を用いた。暗表示,明
表示の印加電圧はそれぞれ2.19V,2.34Vであ
り、低電圧側で暗表示を行うノーマリクローズ表示が得
られた。コントラスト比は119:1であり、明表示,
暗表示の透過率はそれぞれ25%,0.21% であっ
た。
晶表示素子部(駆動回路を除いた液晶表示装置)の表示
特性を測定した。測定領域は1画素内のビーズの存在し
ない部分とし、1kHzの矩形波を用いた。暗表示,明
表示の印加電圧はそれぞれ2.19V,2.34Vであ
り、低電圧側で暗表示を行うノーマリクローズ表示が得
られた。コントラスト比は119:1であり、明表示,
暗表示の透過率はそれぞれ25%,0.21% であっ
た。
【0076】駆動回路に接続して表示特性を測定した。
駆動回路のフレーム周波数を60Hz,バイアス比を1
3:1とした。測定領域は約10画素とした。コントラ
スト比は36:1であり、明表示,暗表示の透過率はそ
れぞれ5.1%,0.14%であった。明表示、及び各色
を全面に表示し、その表示状態を観察したところ、むら
が目立った。特に暗表示を全面に表示した場合に表示む
らが目立った。また、基板平面法線方向に対して斜め方
向から観察すると明表示の輝度が急速に低下し、明表示
と暗表示の反転が生じた。
駆動回路のフレーム周波数を60Hz,バイアス比を1
3:1とした。測定領域は約10画素とした。コントラ
スト比は36:1であり、明表示,暗表示の透過率はそ
れぞれ5.1%,0.14%であった。明表示、及び各色
を全面に表示し、その表示状態を観察したところ、むら
が目立った。特に暗表示を全面に表示した場合に表示む
らが目立った。また、基板平面法線方向に対して斜め方
向から観察すると明表示の輝度が急速に低下し、明表示
と暗表示の反転が生じた。
【0077】以上の様にノーマリクローズ表示ではコン
トラスト比は得られるものの、表示の均一性が悪く、特
に暗表示の場合、カラーフィルタの凹凸による液晶層の
立ち上り特性のばらつきが顕在化するため表示の均一性
が極めて悪化した。また、視角特性も悪く、斜め方向か
ら観察すると明表示と暗表示の反転が生じた。
トラスト比は得られるものの、表示の均一性が悪く、特
に暗表示の場合、カラーフィルタの凹凸による液晶層の
立ち上り特性のばらつきが顕在化するため表示の均一性
が極めて悪化した。また、視角特性も悪く、斜め方向か
ら観察すると明表示と暗表示の反転が生じた。
【0078】(比較例2)比較例1の液晶表示装置にお
いて、駆動回路のフレーム周波数を160Hz,バイア
ス比を10:1とした。測定領域を約10画素として表
示特性を測定した。コントラスト比は42:1であり、
明表示,暗表示の透過率はそれぞれ5.0%,0.12%
であった。明表示、及び各色を全面に表示し、その表
示状態を観察したところ、むらが目立った。特に暗表示
を全面に表示した場合に表示むらが目立った。また、基
板平面法線方向に対して斜め方向から観察すると明表示
の輝度が急速に低下し、明表示と暗表示の反転が生じ
た。
いて、駆動回路のフレーム周波数を160Hz,バイア
ス比を10:1とした。測定領域を約10画素として表
示特性を測定した。コントラスト比は42:1であり、
明表示,暗表示の透過率はそれぞれ5.0%,0.12%
であった。明表示、及び各色を全面に表示し、その表
示状態を観察したところ、むらが目立った。特に暗表示
を全面に表示した場合に表示むらが目立った。また、基
板平面法線方向に対して斜め方向から観察すると明表示
の輝度が急速に低下し、明表示と暗表示の反転が生じ
た。
【0079】以上の様にノーマリクローズ表示では駆動
回路のフレーム周波数,バイアス比を変更しても、表示
の均一性と視角特性は改善されない。
回路のフレーム周波数,バイアス比を変更しても、表示
の均一性と視角特性は改善されない。
【0080】
【発明の効果】本発明により、高コントラスト比で均一
性に優れ、かつ低コストのカラー表示,白黒表示STN−L
CDが得られる。
性に優れ、かつ低コストのカラー表示,白黒表示STN−L
CDが得られる。
【図1】本発明の液晶表示装置の構成を示す斜視図。
【図2】本発明における方位角の定義。
【図3】T(blue)/T(black)のフレーム周波数依存
性。
性。
【図4】本発明の液晶表示装置の明表示,暗表示間の白
表示の表示色の変化。
表示の表示色の変化。
【図5】本発明の液晶表示装置をノート型パーソナルコ
ンピュータに搭載した状態。
ンピュータに搭載した状態。
10…液晶層、11…上側配向膜、12…上側基板、1
3…上側偏光板、14…上側XY電極、15…上側駆動
回路、19…上側位相板、21…下側配向膜、22…下
側基板、23…下側偏光板、24…下側XY電極、25
…下側駆動回路、29…下側位相板、31…光源、32
…導光板、33…反射体、51…表示部、52…ポイン
タ操作部、53…キーボード部、54…ディスクドライ
ブ部、55…印加電圧調整部。
3…上側偏光板、14…上側XY電極、15…上側駆動
回路、19…上側位相板、21…下側配向膜、22…下
側基板、23…下側偏光板、24…下側XY電極、25
…下側駆動回路、29…下側位相板、31…光源、32
…導光板、33…反射体、51…表示部、52…ポイン
タ操作部、53…キーボード部、54…ディスクドライ
ブ部、55…印加電圧調整部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平方 純一 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 内海 夕香 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 菊地 直樹 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 中村 善明 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】電極を備えた1対の基板と、ネマチック液
晶からなる駆動用液晶層と、該基板の上下に配置された
上側偏光板,下側偏光板と、該上側偏光板と該基板の間
に配置された上側位相板,該下側偏光板と該基板の間に
配置された下側位相板と、2値以上の電圧を印加する駆
動手段から構成され、該駆動用液晶層は200°以上の
ツイスト角を有し、該基板は該駆動用液晶層を挾持して
なる液晶表示装置であって、 該駆動用液晶層の層厚と該ネマチック液晶の複屈折の積
は0.80μm 以上,0.90μm 以下であり、 該上側偏光板の透過軸の方位角は−20°以上,20°
以下であり、該下側偏光板の透過軸の方位角は−20°
以上,20°以下であり、 該上側位相板の遅相軸の方位角は90°以上,120°
以下であり、該下側位相板の遅相軸の方位角は110°
以上,150°以下であり、 該上側位相板の波長550nmにおけるリタデーション
は450nm以上,550nm以下、 該下側位相板の波長550nmにおけるリタデーション
は300nm以上,380nm以下であることを特徴と
する液晶表示装置。 - 【請求項2】駆動用液晶層の層厚とネマチック液晶の複
屈折の積は0.84μm 以上,0.88μm以下であり、 上側偏光板の透過軸の方位角は−10°以上,10°以
下であり、下側偏光板の透過軸の方位角は−10°以
上,10°以下であり、 上側位相板の遅相軸の方位角は95°以上,115°以
下であり、下側位相板の遅相軸の方位角は120°以
上,140°以下であり、 上側位相板の波長550nmにおけるリタデーションは
470nm以上,530nm以下、 下側位相板の波長550nmにおけるリタデーションは
320nm以上,360nm以下であることを特徴とする
請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】駆動用液晶層の層厚とネマチック液晶の複
屈折の積は0.85μm 以上,0.87μm以下であり、 上側偏光板の透過軸の方位角は−5°以上,5°以下で
あり、下側偏光板の透過軸の方位角は−5°以上,5°
以下であり、 上側位相板の遅相軸の方位角は100°以上,110°
以下であり、下側位相板の遅相軸の方位角は125°以
上,135°以下であり、 上側位相板の波長550nmにおけるリタデーションは
490nm以上,510nm以下、 下側位相板の波長550nmにおけるリタデーションは
330nm以上,350nm以下であることを特徴とする
請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項4】基板にブラックマトリクスを備えているこ
とを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項5】平面法線方向から見て、ブラックマトリク
スがマトリクス電極の交差しない全ての部分に分布する
ことを特徴とする請求項4記載の液晶表示装置。 - 【請求項6】基板にカラーフィルタを備えていることを
特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項7】駆動手段のフレーム周波数が120Hz以
上であることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6195130A JPH0862568A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6195130A JPH0862568A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0862568A true JPH0862568A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16335985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6195130A Pending JPH0862568A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0862568A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002236289A (ja) * | 2001-02-09 | 2002-08-23 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置 |
| KR100373156B1 (ko) * | 1998-12-17 | 2003-02-25 | 시티즌 도케이 가부시키가이샤 | 액정표시장치 |
-
1994
- 1994-08-19 JP JP6195130A patent/JPH0862568A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100373156B1 (ko) * | 1998-12-17 | 2003-02-25 | 시티즌 도케이 가부시키가이샤 | 액정표시장치 |
| JP2002236289A (ja) * | 2001-02-09 | 2002-08-23 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置 |
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