JPH08625B2 - 粉粒体収容容器、およびこれを搭載してなる粉粒体輸送車 - Google Patents

粉粒体収容容器、およびこれを搭載してなる粉粒体輸送車

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JPH08625B2
JPH08625B2 JP61188009A JP18800986A JPH08625B2 JP H08625 B2 JPH08625 B2 JP H08625B2 JP 61188009 A JP61188009 A JP 61188009A JP 18800986 A JP18800986 A JP 18800986A JP H08625 B2 JPH08625 B2 JP H08625B2
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granular material
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茂 岩野
俊幸 高野
由行 小倉
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は粉粒体収容容器に関し、詳しくは、米,小麦
粉,その他の穀物,砂,セメント等の粉粒体を収容し、
トラック,車輌等への積込や荷卸を容易かつ迅速にした
粉粒体収容容器、およびこの容器を搭載した粉粒体輸送
車に関するものである。
「従来の技術」 従来の粉粒体収容容器は、一般に、容器下部にホッパ
ー状の排出部を有する構成であった。よって、構造複雑
で高価となり、かつ例えば、この粉粒体収容容器に収容
された粉粒体をトラック等に積込む際、トラック荷台に
一度に略均一に積込むことができないため、作業効率が
悪いという難点が指摘されていた。
それ故、第7図に示すごとく、粉粒体収容容器の下部
に容器の長手方向のほぼ全長にわたって下方ほど接近す
べく傾斜する一対の滑り板11を設け、この一対の滑り板
11の下端に開口部5を形成するとともに、この開口部5
を上下動することにより開閉する二股形状の弁本体13を
有する吐出弁12を設けてなり、この吐出弁12は次のごと
くなっていた。すなわち、一端に操作用のハンドル24を
設け、軸受21に螺合支持されハンドル24の操作によって
往復動するよう配設されたネジシャフト23の他端と、弁
本体13の基端部間を、ネジシャフト23の往復動に伴って
回動する回転軸14に軸支されたクランク25と、クランク
25の回動に従動して上下動するよう装着された連結杆26
により枢着連結し、もって、ハンドル24を操作すること
によって弁本体13を上下動せしめ、開口部5を開閉する
よう構成した粉粒体収容容器が提供されていた。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、このような従来の粉粒体収容容器は、容器
下部にホッパー状の排出部を設ける必要がなくなったた
め、粉粒体収容容器の構造は簡単になるものの、次の問
題点が指摘されていた。
二股状の弁本体13を上下動させる機構が複雑で、しか
も弁本体13の肉厚により接触面が決定される結果その調
整が困難であり、収容する粉粒体の状態によっては、流
出事故の発生も懸念されるという問題もあった。
従来例では、以上の点が指摘されていた。
本発明は、このような実状に鑑み、上記従来例の問題
点を解決すべくなされたものであって、機構を簡単に
し、しかも接触面の調整が容易で、収納された粉粒体が
確実かつ容易に荷卸される、粉粒体収容容器を提案する
ことを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 この目的を達成する本発明の技術的手段は、次のとお
りである。
まず、第1の発明は次のとおり。
粉粒体収容容器は、上部に積込部、下部に長手方向の
ほぼ全長にわたって形成された排出部を備えてなってい
る。
そして該排出部は、収容された粉粒体の安息角にて下
方ほど互いに接触すべく傾斜して形成された対向する滑
り板と、該滑り板の下端間に形成され下方ほど接近すべ
く傾斜した開口部と、このように該滑り板の下端間に形
成された該開口部を開閉する吐出弁とを有してなる。そ
して該吐出弁は、円筒状をなし粉粒体収容容器の内部側
に配されると共に該開口部に対向配置され、該開口部を
形成する滑り板の下端間に接触した下位の閉鎖位置と、
該開口部を形成する滑り板の下端間から離反した上位の
解放位置間で変位可能な弁本体と、該弁本体に偏心して
固着され回動により該弁本体を変位させる回転軸とを備
えてなる。
次に第2の発明は次のとおり。
第2の発明は、上述した第1の発明の構成に、更に車
台上への搭載に係わる構成が付加されてなる。すなわち
粉粒体輸送車は、第1の発明による粉粒体収容容器を車
台状に搭載したものである。
「作用」 本発明はこのような手段によりなるので、次のごとく
作用する。
まず、排出部の吐出弁については、その回転軸の回転
により、弁本体は閉鎖位置に位置決めされ、排出部の開
口部は弁本体により閉鎖される。
ついで、積込部を解放し外部の上方から、粉粒体を積
み込むことにより粉粒体は容器に収容される。
排出に際しては、まず排出部の吐出弁についてその回
転軸を回転させることにより、弁本体は解放位置に変位
され、排出部の開口部は解放される。このため粉粒体
は、滑り板の安息角により自然流下し、開口部から外部
に排出される。さてそこで、本発明に係る粉粒体収容容
器およびこれを搭載してなる粉粒体輸送車にあっては、
次の第1,第2,第3のようになる。
第1に、まず粉粒体を収容した状態にあっては、対の
とおり。すなわち、ほぼ全長にわたって形成された排出
部の開口部を形成する滑り板の下端は、対向しつつ下方
ほど接近すべく傾斜しており、排出部の吐出弁の弁本体
は、円筒状をなしこのような滑り板の下端間に接触した
下位の閉鎖位置にある。そこで、開口部を形成する滑り
板の下端と吐出弁の弁本体との間における、このような
位置や形状の相互相乗作用により、両者間の接触面積が
大となる。これに加え、内部に収容された粉粒体の自重
が、同じく内部側の吐出弁の弁本体に対し上から下へ作
用することもあり、滑り板の下端間の開口部は弁本体に
て、いわば逆止弁的に確実に密封,閉鎖される。もって
この粉粒体収容容器にあっては、収容された粉粒体が、
排出部の開口部からもれる様なことはなくなる。
特に、第2の発明に係る粉粒体輸送車にあっては、こ
のような粉粒体収容容器を車台上に搭載してなるので、
開口部は弁本体にて確実に密封,閉鎖されており、粉粒
体がもれる様なことはなく、問題となる車輌走行中の振
動による粉粒体の流出事故も、確実に防止される。
第2に、次に粉粒体の排出に際しては、次のとおり。
すなわち、散積状態で収容されていた粉粒体は、長手方
向のほぼ全長にわたって形成された排出部について、そ
の吐出弁の弁本体が上位の解放位置に変位することによ
り、解放された排出部の開口部から外部に確実に排出さ
れる。つまり粉粒体は、自重により安息角をなす滑り板
に案内されて自然流下し、残留部分を生じることなく全
部が確実に、開口部から排出される。もってトラックの
荷台等への積み込みも、容易かつ一度に均一に実施可能
となる。
第3に、しかもこれらは、簡単容易に実現される。す
なわち前述した第1のごとく、排出部の開口部を形成す
る滑り板の下端と閉鎖位置にある吐出弁の弁本体との間
で接触面積を大とすることは、円筒状の弁本体を採用す
るという簡単な構成により、困難な調整を要することも
なく容易に実現される。又、前述した第2の粉粒体の確
実な排出も、滑り板の安息角と弁本体の解放位置への変
位により、簡単容易に実現される。
「実施例」 以下本発明を、図面に示すその実施例に基づいて、詳
細に説明する。
まず、粉粒体収容容器の全体について概説する。第4
図はその概略正面図であり、第5図はその概略側面図で
ある。
粉粒体収容容器1は、支柱2等により高所に取り付け
られ、上部に複数の積込部3と、下部に粉粒体収容容器
1の長手方向のほぼ全長にわたって形成された排出部4
とを具備してなる。なお図中Tは粉粒体を輸送するトラ
ックを示す。
第1図は本発明の一実施例を示す粉粒体収容容器の排
出部4の拡大説明図である。
同図において、排出部4は、下方ほど互いに接近すべ
く傾斜して形成された対向する滑り板11と、該滑り板11
の下端に形成された開口部5と、この開口部5を開閉す
る吐出弁12とからなっている。
吐出弁12は、円筒状をなし、開口部5に対向配置さ
れ、開口部5に対して閉鎖位置と解放位置間で変位可能
な弁本体13と、この弁本体13に偏心して固着され、回動
により弁本体13を変位させる回転軸14とを備えてなって
いる。
なお弁本体13の表面には閉鎖を確実にするパッキン15
が装着される。
第2図は排出部4の全体構成図であり、第3図は吐出
弁12の側面図である。
両図において、粉粒体収容容器1の下部に容器の長手
方向のほぼ全長にわたって下方ほど接近すべく傾斜する
一対の滑り板11が設けられ、この一対の滑り板11の下端
には開口部5を形成するとともに、この開口部5を開閉
する円筒状の吐出弁12が設けられる。
この吐出弁12は、弁本体13に偏心して固着され回動に
より弁本体13を変位させる回転軸14によって保持され
る。
回転軸14は、連結杆17とその長穴18と係合ピン19によ
って、回動自在にロッド20に連結され、軸受21を介して
自在継手22を経て、ネジシャフト23に連結されており、
このネジシャフト23は軸受21′に螺合されていると共
に、その先端にはハンドル24が設けられており、ハンド
ル24の操作により回転軸14を回動するよう構成されてい
る。
なお、16は連結杆17を植設し、連結杆17を回転軸14に
固着するための取付リングである。
粉粒体収容容器1はこのように構成されている。
次にこの粉粒体収容容器1を搭載した粉粒体輸送車に
ついて説明する。
第6図において、粉粒体輸送車7は、車台8上に粉粒
体収容容器1を搭載し、この粉粒体収容容器1の下部中
央にはベルトコンベア9を装着し、このベルトコンベア
9の終端側には排出口10を有してなる。
以上が構成の説明である。次に作動等について述べ
る。
まず、粉粒体の収容について説明する。
排出部4の吐出弁12については、ハンドル24を操作す
ることにより、軸受21に螺合するネジシャフト23を往復
動させ、係合ピン19,連結杆17を介し回転軸14を回転さ
せる。これにより弁本体13は閉鎖位置に位置決めされ、
排出部4の開口部5は弁本体13により閉鎖される。
ついで、積込部3を解放して、外部の上方から、粉粒
体を積み込むことにより粉粒体は粉粒体収容容器1に収
容される。
次に、排出について説明する。
ハンドル24の操作により、排出部4の吐出弁12につい
てその回転軸14を回転させる。これにより弁本体13は解
放位置に変位され、排出部4の開口部5が解放される。
このため、散積されていた粉粒体は自重により、滑り板
11に案内されて自然流下し、開口部5から外部に確実に
排出される。
次に、第2の発明たる粉粒体輸送車7について説明す
る。
この粉粒体輸送車7による粉粒体の輸送は、以下のご
とくなされる。
粉粒体の積み込みは、車台8上に搭載された粉粒体収
容容器1の頂壁に設けられた複数の積込部3よりなされ
る。
他方、積載された粉粒体の荷卸は、上述したように、
ハンドル24の操作により、排出部4の吐出弁12について
その回転軸14を回転させると、弁本体13は解放位置に変
位され、排出部4の開口部5が解放される。このため、
粉粒体収容容器1内部に散積されていた粉粒体は、自重
により対向する滑り板11に案内されて、粉粒体収容容器
1の下部中央部の排出部4からベルトコンベア9上に自
然に流出し、流出した粉粒体はベルトコンベア9に搬送
されて、その後端部に設けられた排出口10から所定の場
所に荷卸される。
なお、本実施例においてはパッキン15を弁本体13に装
着したが、これに代えて、又はこれと共に滑り板11にパ
ッキン15を装着してもよく、更に、手動のハンドル24に
代えてモータ駆動としてもよい。
「発明の効果」 さてそこで、本発明に係る粉粒体収容容器、およびこ
れを搭載してなる粉粒体輸送車にあっては、次の第1,第
2,第3の効果を発揮する。
第1に、粉粒体を収容した状態にあっては、次のとお
り。すなわち、開口部を形成する滑り板の下端と、閉鎖
位置にある吐出弁の弁本体との間の相互相乗作用によ
り、両者間の接触面積が大となることに加え、粉粒体の
自重も作用し、開口部は弁本体にて確実に密封,閉鎖さ
れ、粉粒体がもれる様なことはなくなる。特に、第2の
発明の粉粒体輸送車あっては、このような粉粒体収容容
器を車台上に搭載してなるので、問題となる車輌走行中
の振動による粉粒体の流出事故も、確実に防止される。
第2に、次に粉粒体の排出に際しては、次のとおり。
すなわち粉粒体は、排出部の吐出弁の弁本体が解放位置
に変位することにより、自重にて、安息角をなす滑り板
に案内されて自然流下し、残留部分を生じることなく確
実に開口部から排出される。もって、トラック等への排
出,積み込みも、容易かつ一度に均一に実施可能とな
る。
第3に、しかもこれらは、簡単容易に実現される。す
なわち前述した第1の点は、円筒状の弁本体を採用する
という簡単な構成により、困難な調整を要することもな
く容易に実現され、又、前述した第2の点も、滑り板の
安息角と弁本体の解放位置への変位により、簡単容易に
実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す粉粒体収容容器の排
出部の拡大説明図、第2図は第1図の排出部の全体構成
図、第3図は第1図の吐出弁の側面図、第4図は粉粒体
収容容器の概略正面図、第5図は粉粒体収容容器の概略
側面図、第6図は第2の発明の粉粒体輸送車の説明図、
第7図は従来例に係わる粉粒体収容容器の排出部の説明
図である。 1……粉粒体収容容器 2……支柱 3……積込部 4……排出部 5……開口部 6……吐出部 7……粉粒体輸送車 8……車台 9……ベルトコンベア 10……排出口 11……滑り板 12……吐出弁 13……弁本体 14……回転軸 15……パッキン 16……取付リング 17……連結杆 18……長穴 19……係合ピン 20……ロッド 21,21′……軸受 22……自在継手 23……ネジシャフト 24……ハンドル 25……クランク 26……連結杆 T……輸送トラック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に積込部、下部にほぼ全長にわたって
    形成された排出部を備えてなる粉粒体収容容器であっ
    て、 該排出部は、収容された粉粒体の安息角にて下方ほど互
    いに接近すべく傾斜して形成された対向する滑り板と、
    該滑り板の下端間に形成され下方ほど接近すべく傾斜し
    た開口部と、このように該滑り板の下端間に形成された
    該開口部を開閉する吐出弁とを有してなり、 該吐出弁は、円筒状をなし粉粒体収容容器の内部側に配
    されると共に該開口部に対向配置され、該開口部を形成
    する滑り板の下端間に接触した下位の閉鎖位置と、該開
    口部を形成する滑り板の下端間から離反した上位の解放
    位置間で変位可能な弁本体と、該弁本体に偏心して固着
    され回動により該弁本体を変位させる回転軸とを備えて
    なること、を特徴とする粉粒体収容容器。
  2. 【請求項2】上部に積込部、下部にほぼ全長にわたって
    形成された排出部を備えてなる粉粒体収容容器であっ
    て、 該排出部は、収容された粉粒体の安息角にて下方ほど互
    いに接近すべく傾斜して形成された対向する滑り板と、
    該滑り板の下端間に形成され下方ほど接近すべく傾斜し
    た開口部と、このように該滑り板の下端間に形成された
    該開口部を開閉する吐出弁とを有してなり、 該吐出弁は、円筒状をなし粉粒体収容容器の内部側に配
    されると共に該開口部に対向配置され、該開口部を形成
    する滑り板の下端間に接触した下位の閉鎖位置と、該開
    口部を形成する滑り板の下端間から離反した上位の解放
    位置間で変位可能な弁本体と、該弁本体に偏心して固着
    され回動により該弁本体を変位させる回転軸とを備えて
    なり、 このように構成された粉粒体収容容器を車台上に搭載し
    てなること、を特徴とする、粉粒体収容容器を搭載して
    なる粉粒体輸送車。
JP61188009A 1986-08-11 1986-08-11 粉粒体収容容器、およびこれを搭載してなる粉粒体輸送車 Expired - Fee Related JPH08625B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS543513Y2 (ja) * 1972-12-07 1979-02-17
JPS5228383Y2 (ja) * 1973-08-08 1977-06-28

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