JPH0863238A - 温度制御装置 - Google Patents
温度制御装置Info
- Publication number
- JPH0863238A JPH0863238A JP19653694A JP19653694A JPH0863238A JP H0863238 A JPH0863238 A JP H0863238A JP 19653694 A JP19653694 A JP 19653694A JP 19653694 A JP19653694 A JP 19653694A JP H0863238 A JPH0863238 A JP H0863238A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- heating device
- container
- overshoot
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Feedback Control In General (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 起動時のオーバーシュートを抑え、温度制御
系を速く落ちつけ、エネルギロスを少なくする。 【構成】 この発明の温度制御装置は、起動する際に
は、オーバーシュート温度をオーバーシュート温度設定
部で設定し、また加熱装置オフ設定温度を加熱装置オフ
温度設定部で設定しておき、温度センサの検出する容器
内温度が加熱装置オフ設定温度に到達したときに加熱装
置操作部が加熱装置を停止させ、加熱装置オフ設定温度
補正部により容器内のオーバーシュート実温度とオーバ
ーシュート設定温度とを比較し、温度偏差がある場合に
はその温度偏差を加熱装置オフ設定温度に加算し、新た
な加熱装置オフ設定温度として加熱装置オフ温度設定部
に再設定する。こうして、起動を繰り返す度にオーバー
シュート実温度がオーバーシュート設定温度に近づくよ
うに加熱装置オフ温度を自動的に補正できるようにす
る。
系を速く落ちつけ、エネルギロスを少なくする。 【構成】 この発明の温度制御装置は、起動する際に
は、オーバーシュート温度をオーバーシュート温度設定
部で設定し、また加熱装置オフ設定温度を加熱装置オフ
温度設定部で設定しておき、温度センサの検出する容器
内温度が加熱装置オフ設定温度に到達したときに加熱装
置操作部が加熱装置を停止させ、加熱装置オフ設定温度
補正部により容器内のオーバーシュート実温度とオーバ
ーシュート設定温度とを比較し、温度偏差がある場合に
はその温度偏差を加熱装置オフ設定温度に加算し、新た
な加熱装置オフ設定温度として加熱装置オフ温度設定部
に再設定する。こうして、起動を繰り返す度にオーバー
シュート実温度がオーバーシュート設定温度に近づくよ
うに加熱装置オフ温度を自動的に補正できるようにす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、炉、容器、室、缶な
どの空間の温度制御を行う温度制御装置に関し、特にス
タートアップ時のオーバーシュートあるいはアンダーシ
ュート時間を制御する温度制御装置に関する。
どの空間の温度制御を行う温度制御装置に関し、特にス
タートアップ時のオーバーシュートあるいはアンダーシ
ュート時間を制御する温度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数台の加熱装置を用いて炉、
容器、室、缶などの空間(以下、ここでは「容器」とい
う名称で代表する)の加熱温度を一定にする温度制御を
行う温度制御装置は、図2に示すような構成である。す
なわち、容器1内に複数台の加熱装置2,2,…を設置
し、容器1内の温度センサ3が検出する温度信号を温度
設定値と比較し、その温度偏差に応じて加熱装置2,
2,…の運転台数の増減制御を制御装置4によって行う
構成である。
容器、室、缶などの空間(以下、ここでは「容器」とい
う名称で代表する)の加熱温度を一定にする温度制御を
行う温度制御装置は、図2に示すような構成である。す
なわち、容器1内に複数台の加熱装置2,2,…を設置
し、容器1内の温度センサ3が検出する温度信号を温度
設定値と比較し、その温度偏差に応じて加熱装置2,
2,…の運転台数の増減制御を制御装置4によって行う
構成である。
【0003】そして、従来、このような温度制御装置に
おいて、スタートアップ時に容器1内を可能な限り速く
所定の目標温度Tsvまで昇温させる目的で、図10に
示すような温度制御特性を持たせていた。すなわち、ま
ず最初tsに、すべての加熱装置2,2,…を同時にオ
ンして所定の加熱装置オフ温度Tpまで上昇させた時点
tpですべての加熱装置2,2,…をひとまずオフさせ
る。これによって、容器1内は余熱で温度Tosまでオ
ーバーシュートした後、徐々に温度下降を始める。そこ
で、温度制御装置4は容器1内の温度が制御目標温度T
svまで下降してくれば制御目標温度Tsvを維持する
ように、一般に行われている台数制御を実行する。
おいて、スタートアップ時に容器1内を可能な限り速く
所定の目標温度Tsvまで昇温させる目的で、図10に
示すような温度制御特性を持たせていた。すなわち、ま
ず最初tsに、すべての加熱装置2,2,…を同時にオ
ンして所定の加熱装置オフ温度Tpまで上昇させた時点
tpですべての加熱装置2,2,…をひとまずオフさせ
る。これによって、容器1内は余熱で温度Tosまでオ
ーバーシュートした後、徐々に温度下降を始める。そこ
で、温度制御装置4は容器1内の温度が制御目標温度T
svまで下降してくれば制御目標温度Tsvを維持する
ように、一般に行われている台数制御を実行する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の温度制御装置では、次のような問題点があっ
た。すなわち、図10に示すようにスタートアップ時の
オーバーシュート目標温度Tsを設定し、このオーバー
シュート目標温度Tsまで容器1内の実温度を上昇させ
た後に通常の台数制御に移行することをねらって、加熱
装置2,2,…を一斉にオンしてスタートアップ加熱
し、容器1内の温度がある温度に到達したときにすべて
の加熱装置2,2,…をオフすれば、その余熱で容器1
内の温度がオーバーシュート目標温度Tsに到達するよ
うな温度、すなわち、加熱装置オフ設定温度Tpをそれ
までの実績に基づいて設定する。
うな従来の温度制御装置では、次のような問題点があっ
た。すなわち、図10に示すようにスタートアップ時の
オーバーシュート目標温度Tsを設定し、このオーバー
シュート目標温度Tsまで容器1内の実温度を上昇させ
た後に通常の台数制御に移行することをねらって、加熱
装置2,2,…を一斉にオンしてスタートアップ加熱
し、容器1内の温度がある温度に到達したときにすべて
の加熱装置2,2,…をオフすれば、その余熱で容器1
内の温度がオーバーシュート目標温度Tsに到達するよ
うな温度、すなわち、加熱装置オフ設定温度Tpをそれ
までの実績に基づいて設定する。
【0005】しかしながら、実際にスタートアップ加熱
を実行してみると、環境、加熱装置、容器などの特性の
ばらつきなどが影響するために、加熱装置オフ設定温度
に到達した時点で加熱装置2,2,…をすべてオフして
も、必ずしもオーバーシュート目標温度Tsにならず、
オーバーシュート実績温度Tosに到達してしまうこと
がある。このようにオーバーシュート実績温度がオーバ
ーシュート目標温度Tsを超える場合、容器1内の温度
が制御目標温度Tsvまで冷えるまでに余計な時間がか
かり、スタートアップ時間が長くなる問題点があり、同
時に余分に加熱装置を運転するためにエネルギの無駄遣
いも多い問題点があった。
を実行してみると、環境、加熱装置、容器などの特性の
ばらつきなどが影響するために、加熱装置オフ設定温度
に到達した時点で加熱装置2,2,…をすべてオフして
も、必ずしもオーバーシュート目標温度Tsにならず、
オーバーシュート実績温度Tosに到達してしまうこと
がある。このようにオーバーシュート実績温度がオーバ
ーシュート目標温度Tsを超える場合、容器1内の温度
が制御目標温度Tsvまで冷えるまでに余計な時間がか
かり、スタートアップ時間が長くなる問題点があり、同
時に余分に加熱装置を運転するためにエネルギの無駄遣
いも多い問題点があった。
【0006】容器内を複数台の冷却装置によって冷却
し、目標温度に維持する制御を行う温度制御装置につい
ても、スタートアップ冷却時にアンダーシュートしすぎ
て制御目標温度まで戻るまでに余計な時間がかかり、ス
タートアップ冷却時間がかかりすぎる問題点があり、ま
たエネルギの無駄遣いも多い問題点があった。
し、目標温度に維持する制御を行う温度制御装置につい
ても、スタートアップ冷却時にアンダーシュートしすぎ
て制御目標温度まで戻るまでに余計な時間がかかり、ス
タートアップ冷却時間がかかりすぎる問題点があり、ま
たエネルギの無駄遣いも多い問題点があった。
【0007】この発明はこのような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、スタートアップ加熱、冷却時間を短
くすることができ、またエネルギの無駄遣いを少なくし
て、効率的な温度制御ができる温度制御装置を提供する
ことを目的とする。
てなされたもので、スタートアップ加熱、冷却時間を短
くすることができ、またエネルギの無駄遣いを少なくし
て、効率的な温度制御ができる温度制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、加熱
装置のオン/オフ制御によって容器内温度を制御する温
度制御装置において、容器内温度を検出する温度センサ
と、スタートアップ加熱時のオーバーシュート温度を設
定するオーバーシュート温度設定部と、スタートアップ
加熱時に、容器内温度がある設定温度に到達したときに
加熱装置を停止させると容器内温度が所定のオーバーシ
ュート温度に到達すると予測されるその設定温度を加熱
装置オフ設定温度として設定する加熱装置オフ温度設定
部と、温度センサの検出する容器内温度が加熱装置オフ
設定温度に到達したときに加熱装置を停止させる加熱装
置操作部と、温度センサが検出する容器内のオーバーシ
ュート実温度とオーバーシュート温度設定部のオーバー
シュート設定温度とを比較し、その温度偏差を加熱装置
オフ温度設定部に設定されている加熱装置オフ設定温度
に加算し、新たな加熱装置オフ設定温度に再設定する加
熱装置オフ設定温度補正部とを備えたものである。
装置のオン/オフ制御によって容器内温度を制御する温
度制御装置において、容器内温度を検出する温度センサ
と、スタートアップ加熱時のオーバーシュート温度を設
定するオーバーシュート温度設定部と、スタートアップ
加熱時に、容器内温度がある設定温度に到達したときに
加熱装置を停止させると容器内温度が所定のオーバーシ
ュート温度に到達すると予測されるその設定温度を加熱
装置オフ設定温度として設定する加熱装置オフ温度設定
部と、温度センサの検出する容器内温度が加熱装置オフ
設定温度に到達したときに加熱装置を停止させる加熱装
置操作部と、温度センサが検出する容器内のオーバーシ
ュート実温度とオーバーシュート温度設定部のオーバー
シュート設定温度とを比較し、その温度偏差を加熱装置
オフ温度設定部に設定されている加熱装置オフ設定温度
に加算し、新たな加熱装置オフ設定温度に再設定する加
熱装置オフ設定温度補正部とを備えたものである。
【0009】請求項2の発明は、冷却装置のオン/オフ
制御によって容器内温度を制御する温度制御装置におい
て、容器内温度を検出する温度センサと、スタートアッ
プ冷却時のアンダーシュート温度を設定するアンダーシ
ュート温度設定部と、スタートアップ冷却時に、容器内
温度がある設定温度に到達したときに冷却装置を停止さ
せると容器内温度が所定のアンダーシュート温度に到達
すると予測されるその設定温度を冷却装置オフ設定温度
として設定する冷却装置オフ温度設定部と、温度センサ
の検出する容器内温度が冷却装置オフ設定温度に到達し
たときに冷却装置を停止させる冷却装置操作部と、温度
センサが検出する容器内のアンダーシュート実温度とア
ンダーシュート温度設定部のアンダーシュート設定温度
とを比較し、その温度偏差を冷却装置オフ温度設定部に
設定されている冷却装置オフ設定温度に加算し、新たな
冷却装置オフ設定温度に再設定する冷却装置オフ設定温
度補正部とを備えたものである。
制御によって容器内温度を制御する温度制御装置におい
て、容器内温度を検出する温度センサと、スタートアッ
プ冷却時のアンダーシュート温度を設定するアンダーシ
ュート温度設定部と、スタートアップ冷却時に、容器内
温度がある設定温度に到達したときに冷却装置を停止さ
せると容器内温度が所定のアンダーシュート温度に到達
すると予測されるその設定温度を冷却装置オフ設定温度
として設定する冷却装置オフ温度設定部と、温度センサ
の検出する容器内温度が冷却装置オフ設定温度に到達し
たときに冷却装置を停止させる冷却装置操作部と、温度
センサが検出する容器内のアンダーシュート実温度とア
ンダーシュート温度設定部のアンダーシュート設定温度
とを比較し、その温度偏差を冷却装置オフ温度設定部に
設定されている冷却装置オフ設定温度に加算し、新たな
冷却装置オフ設定温度に再設定する冷却装置オフ設定温
度補正部とを備えたものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明の温度制御装置では、スタート
アップ加熱を実行する際には、オーバーシュート温度を
オーバーシュート温度設定部で設定し、また加熱装置オ
フ設定温度を加熱装置オフ温度設定部で設定しておき、
温度センサの検出する容器内温度が加熱装置オフ設定温
度に到達したときに加熱装置操作部が加熱装置を停止さ
せる。そして加熱装置オフ設定温度補正部が、容器内の
オーバーシュート実温度とオーバーシュート設定温度と
を比較し、温度偏差がある場合にはその温度偏差を加熱
装置オフ設定温度に加算し、新たな加熱装置オフ設定温
度として加熱装置オフ温度設定部に再設定する。
アップ加熱を実行する際には、オーバーシュート温度を
オーバーシュート温度設定部で設定し、また加熱装置オ
フ設定温度を加熱装置オフ温度設定部で設定しておき、
温度センサの検出する容器内温度が加熱装置オフ設定温
度に到達したときに加熱装置操作部が加熱装置を停止さ
せる。そして加熱装置オフ設定温度補正部が、容器内の
オーバーシュート実温度とオーバーシュート設定温度と
を比較し、温度偏差がある場合にはその温度偏差を加熱
装置オフ設定温度に加算し、新たな加熱装置オフ設定温
度として加熱装置オフ温度設定部に再設定する。
【0011】こうして、スタートアップ加熱を繰り返す
度にオーバーシュート実温度がオーバーシュート設定温
度に近づくように加熱装置オフ温度を自動的に補正する
ことができるようになる。
度にオーバーシュート実温度がオーバーシュート設定温
度に近づくように加熱装置オフ温度を自動的に補正する
ことができるようになる。
【0012】請求項2の発明の温度制御装置では、スタ
ートアップ冷却を実行する際には、アンダーシュート温
度をアンダーシュート温度設定部で設定し、また冷却装
置オフ設定温度を冷却装置オフ温度設定部で設定してお
き、温度センサの検出する容器内温度が冷却装置オフ設
定温度に到達したときに冷却装置操作部が冷却装置を停
止させる。そして冷却装置オフ設定温度補正部が、容器
内のアンダーシュート実温度とアンダーシュート設定温
度とを比較し、温度偏差がある場合にはその温度偏差を
冷却装置オフ設定温度に加算し、新たな冷却装置オフ設
定温度として冷却装置オフ温度設定部に再設定する。
ートアップ冷却を実行する際には、アンダーシュート温
度をアンダーシュート温度設定部で設定し、また冷却装
置オフ設定温度を冷却装置オフ温度設定部で設定してお
き、温度センサの検出する容器内温度が冷却装置オフ設
定温度に到達したときに冷却装置操作部が冷却装置を停
止させる。そして冷却装置オフ設定温度補正部が、容器
内のアンダーシュート実温度とアンダーシュート設定温
度とを比較し、温度偏差がある場合にはその温度偏差を
冷却装置オフ設定温度に加算し、新たな冷却装置オフ設
定温度として冷却装置オフ温度設定部に再設定する。
【0013】こうして、スタートアップ冷却を繰り返す
度にアンダーシュート実温度がアンダーシュート設定温
度に近づくように冷却装置オフ温度を自動的に補正する
ことができるようになる。
度にアンダーシュート実温度がアンダーシュート設定温
度に近づくように冷却装置オフ温度を自動的に補正する
ことができるようになる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説
する。図1は請求項1の発明の一実施例の機能ブロック
図であり、この実施例の温度制御装置4は、図2に示す
ような一般的な加熱容器1の温度制御を加熱装置2,
2,…の台数制御によって行うものであり、容器1内の
温度センサ3からの温度信号を入力して容器内実温度T
を検出するセンサ温度入力部5と、スタートアップ加熱
時のオーバーシュート温度を設定するオーバーシュート
温度設定部6と、スタートアップ加熱時に容器1内の実
温度がある設定温度に到達したときに加熱装置2,2,
…を停止させると容器1内の実温度が所定のオーバーシ
ュート温度に到達すると予測されるその設定温度を加熱
装置オフ設定温度として設定する加熱装置オフ温度設定
部7と、温度センサ3の検出する容器1内の実温度が加
熱装置オフ設定温度に到達したときに加熱装置2,2,
…を停止させる加熱装置操作部8と、温度センサ3が検
出する容器1内のオーバーシュート実温度とオーバーシ
ュート温度設定部6のオーバーシュート設定温度とを比
較し、その温度偏差を加熱装置オフ温度設定部7に設定
されている加熱装置オフ設定温度に加算し、新たな加熱
装置オフ設定温度に再設定する温度補正演算部9と、こ
れらのオーバーシュート設定温度、過去何回かの加熱装
置オフ設定温度、容器内実温度、オーバーシュート実温
度などを記憶する温度記憶部10と、通常の温度制御に
おいて加熱装置2,2,…の台数制御を行う台数制御部
11から構成されている。
する。図1は請求項1の発明の一実施例の機能ブロック
図であり、この実施例の温度制御装置4は、図2に示す
ような一般的な加熱容器1の温度制御を加熱装置2,
2,…の台数制御によって行うものであり、容器1内の
温度センサ3からの温度信号を入力して容器内実温度T
を検出するセンサ温度入力部5と、スタートアップ加熱
時のオーバーシュート温度を設定するオーバーシュート
温度設定部6と、スタートアップ加熱時に容器1内の実
温度がある設定温度に到達したときに加熱装置2,2,
…を停止させると容器1内の実温度が所定のオーバーシ
ュート温度に到達すると予測されるその設定温度を加熱
装置オフ設定温度として設定する加熱装置オフ温度設定
部7と、温度センサ3の検出する容器1内の実温度が加
熱装置オフ設定温度に到達したときに加熱装置2,2,
…を停止させる加熱装置操作部8と、温度センサ3が検
出する容器1内のオーバーシュート実温度とオーバーシ
ュート温度設定部6のオーバーシュート設定温度とを比
較し、その温度偏差を加熱装置オフ温度設定部7に設定
されている加熱装置オフ設定温度に加算し、新たな加熱
装置オフ設定温度に再設定する温度補正演算部9と、こ
れらのオーバーシュート設定温度、過去何回かの加熱装
置オフ設定温度、容器内実温度、オーバーシュート実温
度などを記憶する温度記憶部10と、通常の温度制御に
おいて加熱装置2,2,…の台数制御を行う台数制御部
11から構成されている。
【0015】次に、上記構成の温度制御装置の動作につ
いて説明する。図3はこの実施例の温度制御装置のスタ
ートアップ温度制御動作のフローチャート、図4は温度
制御特性を示している。まず最初に、オーバーシュート
温度設定部6でオーバーシュート目標温度Tsを設定
し、加熱装置オフ温度設定部7で加熱装置オフ温度Tp
を初期値として設定し、温度記憶部10に登録してお
く。
いて説明する。図3はこの実施例の温度制御装置のスタ
ートアップ温度制御動作のフローチャート、図4は温度
制御特性を示している。まず最初に、オーバーシュート
温度設定部6でオーバーシュート目標温度Tsを設定
し、加熱装置オフ温度設定部7で加熱装置オフ温度Tp
を初期値として設定し、温度記憶部10に登録してお
く。
【0016】そして時刻tsに温度制御が開始されると
(ステップS1)、加熱装置操作部8は全加熱装置2,
2,…をオンし、スタートアップ加熱を開始し容器1内
を昇温させる(ステップS2,S3)。
(ステップS1)、加熱装置操作部8は全加熱装置2,
2,…をオンし、スタートアップ加熱を開始し容器1内
を昇温させる(ステップS2,S3)。
【0017】加熱装置操作部8はセンサ温度入力部5か
ら入力される温度信号を周期的に監視し、容器内温度T
が加熱装置オフ設定温度Tpに到達していないかどうか
繰り返し判断する(ステップS4)。そして時刻tpに
容器内温度Tが加熱装置オフ設定温度Tpに到達する
と、全加熱装置2,2,…をオフさせる(ステップS
5)。
ら入力される温度信号を周期的に監視し、容器内温度T
が加熱装置オフ設定温度Tpに到達していないかどうか
繰り返し判断する(ステップS4)。そして時刻tpに
容器内温度Tが加熱装置オフ設定温度Tpに到達する
と、全加熱装置2,2,…をオフさせる(ステップS
5)。
【0018】その後、容器1内の温度が余熱によって上
昇し、オーバーシュートが発生するので、容器1内の温
度Tの推移を温度記憶部10に記憶していく。それと共
に、オーバーシュートが落ちつく時間が経過した時刻t
oに台数制御部11が台数制御を開始し、容器1内の実
温度Tが制御目標温度Tsvになるように実温度Tと制
御目標温度Tsvとの温度偏差の大きさに応じて加熱装
置2,2,…のオン/オフ台数制御を行う。
昇し、オーバーシュートが発生するので、容器1内の温
度Tの推移を温度記憶部10に記憶していく。それと共
に、オーバーシュートが落ちつく時間が経過した時刻t
oに台数制御部11が台数制御を開始し、容器1内の実
温度Tが制御目標温度Tsvになるように実温度Tと制
御目標温度Tsvとの温度偏差の大きさに応じて加熱装
置2,2,…のオン/オフ台数制御を行う。
【0019】そして、一度の加熱運転が終了する際に
は、温度補正演算部9が起動して温度記憶部10に記憶
されている今回のスタートアップ時のオーバーシュート
実温度Tosを読み出してオーバーシュート目標温度T
sと比較し、その温度偏差ΔTを求め(ステップS
6)、今回の加熱装置オフ設定温度Tpからこの温度偏
差ΔTを差し引いた値Thを求める(ステップS7)。
すなわち、 ΔT=Tos−Ts Th=Tp−ΔT を計算するのである。
は、温度補正演算部9が起動して温度記憶部10に記憶
されている今回のスタートアップ時のオーバーシュート
実温度Tosを読み出してオーバーシュート目標温度T
sと比較し、その温度偏差ΔTを求め(ステップS
6)、今回の加熱装置オフ設定温度Tpからこの温度偏
差ΔTを差し引いた値Thを求める(ステップS7)。
すなわち、 ΔT=Tos−Ts Th=Tp−ΔT を計算するのである。
【0020】温度補正演算部9はこれらの計算結果を温
度記憶部10に記憶すると共に、温度記憶部10から前
回のスタートアップまでの一定回数n回分のスタートア
ップ時の加熱装置オフ設定温度Tpiを読み出してき
て、これらの加熱装置オフ設定温度Tpiと今回新たに
得た加熱装置オフ設定温度補正値Thとの平均値Tp´
を演算し(ステップS8)、これを温度記憶部10にあ
らたな加熱装置オフ設定温度Tpとして記憶すると共
に、加熱装置オフ温度設定部7の設定温度を更新する
(ステップS9)。
度記憶部10に記憶すると共に、温度記憶部10から前
回のスタートアップまでの一定回数n回分のスタートア
ップ時の加熱装置オフ設定温度Tpiを読み出してき
て、これらの加熱装置オフ設定温度Tpiと今回新たに
得た加熱装置オフ設定温度補正値Thとの平均値Tp´
を演算し(ステップS8)、これを温度記憶部10にあ
らたな加熱装置オフ設定温度Tpとして記憶すると共
に、加熱装置オフ温度設定部7の設定温度を更新する
(ステップS9)。
【0021】つまり、次の式に基づいてTp´を求め、
これを次回のスタートアップ時の加熱装置オフ設定温度
Tp(←Tp´)とするように制御データを更新するの
である。
これを次回のスタートアップ時の加熱装置オフ設定温度
Tp(←Tp´)とするように制御データを更新するの
である。
【0022】
【数1】 なお、ここで、スタートアップ回数がn回にならない間
はn個分までの加熱装置オフ設定温度として最初の設定
温度Tpを記憶しておき、スタートアップ回数を重ねる
毎に新たに得られる設定温度Tp´で置き換えていくも
のとする。
はn個分までの加熱装置オフ設定温度として最初の設定
温度Tpを記憶しておき、スタートアップ回数を重ねる
毎に新たに得られる設定温度Tp´で置き換えていくも
のとする。
【0023】この結果、次回のスタートアップ時にはオ
ーバーシュート実温度が前回ほど高くならないような加
熱装置オフ温度Tpが設定されることになり、図4に示
す曲線Aの最初のオーバーシュート特性から曲線Bのオ
ーバーシュート特性になるようにオーバーシュート特性
が改善されることになる。
ーバーシュート実温度が前回ほど高くならないような加
熱装置オフ温度Tpが設定されることになり、図4に示
す曲線Aの最初のオーバーシュート特性から曲線Bのオ
ーバーシュート特性になるようにオーバーシュート特性
が改善されることになる。
【0024】以上のオーバーシュート特性の改善につい
て図5及び図6に基づいて説明すると、過去のスタート
アップ時の実績データをもとにした学習温度制御によっ
て補正データを繰り返し更新することにより、温度制御
スタートアップ回数の増加に伴って目標とするオーバー
シュート温度Tsと実績値Tosi(i=1,2,…)
との温度偏差ΔTが徐々に縮小し、最終的にはゼロに収
束することになる。
て図5及び図6に基づいて説明すると、過去のスタート
アップ時の実績データをもとにした学習温度制御によっ
て補正データを繰り返し更新することにより、温度制御
スタートアップ回数の増加に伴って目標とするオーバー
シュート温度Tsと実績値Tosi(i=1,2,…)
との温度偏差ΔTが徐々に縮小し、最終的にはゼロに収
束することになる。
【0025】これに伴い、図6の温度特性に示すよう
に、初回の特性図A0に示すオーバーシュート実績値T
os0をもとにして求めた次回スタートアップ時の加熱
装置オフ設定温度Tp1によって2回目のスタートアッ
プを行うとき、その特性図はA1となり、この特性図A
1のオーバーシュート実績値Tos1をもとにして求め
た次々回のスタートアップ時の特性図はA2のようにな
り、以下順次、前回のスタートアップ時の特性図のオー
バーシュート実績値をもとにして次回の加熱装置オフ設
定温度を設定することにより、スタートアップ回数を重
ねる毎に目標とするオーバーシュート温度Tsに収束し
ていく温度特性が得られるようになる。
に、初回の特性図A0に示すオーバーシュート実績値T
os0をもとにして求めた次回スタートアップ時の加熱
装置オフ設定温度Tp1によって2回目のスタートアッ
プを行うとき、その特性図はA1となり、この特性図A
1のオーバーシュート実績値Tos1をもとにして求め
た次々回のスタートアップ時の特性図はA2のようにな
り、以下順次、前回のスタートアップ時の特性図のオー
バーシュート実績値をもとにして次回の加熱装置オフ設
定温度を設定することにより、スタートアップ回数を重
ねる毎に目標とするオーバーシュート温度Tsに収束し
ていく温度特性が得られるようになる。
【0026】このようにして、この実施例の温度制御装
置では、温度制御のスタートアップ時に加熱装置をオフ
にするタイミングをオーバーシュートの目標温度とオー
バーシュートの実績温度の平均値との差に基づき、毎
回、次回のスタートアップ時の加熱装置オフ設定温度を
自動的に補正していくので、スタートアップ回数を重ね
る毎にオーバーシュート実績値を目標温度に近づけるこ
とができるようになり、大幅なオーバーシュートやオー
バーシュート特性のばらつきを防ぐことができ、操業上
の信頼性を向上させ、また温度制御系が落ちつくまでの
時間を短くして消費電力を削減し、生産性の向上が図れ
る。
置では、温度制御のスタートアップ時に加熱装置をオフ
にするタイミングをオーバーシュートの目標温度とオー
バーシュートの実績温度の平均値との差に基づき、毎
回、次回のスタートアップ時の加熱装置オフ設定温度を
自動的に補正していくので、スタートアップ回数を重ね
る毎にオーバーシュート実績値を目標温度に近づけるこ
とができるようになり、大幅なオーバーシュートやオー
バーシュート特性のばらつきを防ぐことができ、操業上
の信頼性を向上させ、また温度制御系が落ちつくまでの
時間を短くして消費電力を削減し、生産性の向上が図れ
る。
【0027】次に、請求項2の発明の一実施例につい
て、図7〜図9に基づいて説明する。この実施例の温度
制御装置は、第1の実施例の加熱装置による容器の温度
制御とは逆に、冷却装置による温度制御を特徴とするも
のである。したがって、温度制御系は図2に示したもの
と共通であるが、加熱装置に代えて冷却装置2,2,…
を用いる点が異なることになる。そして温度制御装置4
は図7に示すような構成を備えたものとなる。
て、図7〜図9に基づいて説明する。この実施例の温度
制御装置は、第1の実施例の加熱装置による容器の温度
制御とは逆に、冷却装置による温度制御を特徴とするも
のである。したがって、温度制御系は図2に示したもの
と共通であるが、加熱装置に代えて冷却装置2,2,…
を用いる点が異なることになる。そして温度制御装置4
は図7に示すような構成を備えたものとなる。
【0028】この温度制御装置4は、容器1内の温度を
検出する温度センサ3からの温度信号を入力し、容器1
内の実温度データを得るセンサ温度入力部21と、スタ
ートアップ冷却時のアンダーシュート温度を設定するア
ンダーシュート温度設定部22と、スタートアップ冷却
時に容器1内の温度がある設定温度に到達したときに冷
却装置2,2,…を停止させると容器1内の温度が所定
のアンダーシュート温度に到達すると予測されるその設
定温度を冷却装置オフ設定温度として設定する冷却装置
オフ温度設定部23と、温度センサ3の検出する容器1
内の温度が冷却装置オフ設定温度に到達したときに冷却
装置2,2,…を停止させる冷却装置操作部24と、温
度センサ3が検出する容器1内のアンダーシュート実温
度とアンダーシュート温度設定部22のアンダーシュー
ト設定温度とを比較し、その温度偏差を冷却装置オフ温
度設定部23に設定されている冷却装置オフ設定温度に
加算し、新たな冷却装置オフ設定温度に再設定する温度
補正演算部25と、これらのアンダーシュート設定温
度、過去何回かの冷却装置オフ設定温度、容器内実温
度、アンダーシュート実温度などを記憶する温度記憶部
26と、通常の温度制御において冷却装置2,2,…の
台数制御を行う台数制御部27から構成されている。
検出する温度センサ3からの温度信号を入力し、容器1
内の実温度データを得るセンサ温度入力部21と、スタ
ートアップ冷却時のアンダーシュート温度を設定するア
ンダーシュート温度設定部22と、スタートアップ冷却
時に容器1内の温度がある設定温度に到達したときに冷
却装置2,2,…を停止させると容器1内の温度が所定
のアンダーシュート温度に到達すると予測されるその設
定温度を冷却装置オフ設定温度として設定する冷却装置
オフ温度設定部23と、温度センサ3の検出する容器1
内の温度が冷却装置オフ設定温度に到達したときに冷却
装置2,2,…を停止させる冷却装置操作部24と、温
度センサ3が検出する容器1内のアンダーシュート実温
度とアンダーシュート温度設定部22のアンダーシュー
ト設定温度とを比較し、その温度偏差を冷却装置オフ温
度設定部23に設定されている冷却装置オフ設定温度に
加算し、新たな冷却装置オフ設定温度に再設定する温度
補正演算部25と、これらのアンダーシュート設定温
度、過去何回かの冷却装置オフ設定温度、容器内実温
度、アンダーシュート実温度などを記憶する温度記憶部
26と、通常の温度制御において冷却装置2,2,…の
台数制御を行う台数制御部27から構成されている。
【0029】次に、上記構成の温度制御装置の動作につ
いて説明する。図8はこの実施例の温度制御装置のスタ
ートアップ温度制御動作のフローチャート、図9は温度
制御特性を示している。まず最初に、アンダーシュート
温度設定部22でアンダーシュート目標温度Tsを設定
し、冷却装置オフ温度設定部23で冷却装置オフ温度T
pを初期値として設定し、温度記憶部26に登録してお
く。
いて説明する。図8はこの実施例の温度制御装置のスタ
ートアップ温度制御動作のフローチャート、図9は温度
制御特性を示している。まず最初に、アンダーシュート
温度設定部22でアンダーシュート目標温度Tsを設定
し、冷却装置オフ温度設定部23で冷却装置オフ温度T
pを初期値として設定し、温度記憶部26に登録してお
く。
【0030】そして時刻tsに温度制御が開始されると
(ステップS21)、冷却装置操作部24は全冷却装置
2,2,…をオンし、スタートアップ冷却を開始し容器
1内を降温させる(ステップS22,S23)。
(ステップS21)、冷却装置操作部24は全冷却装置
2,2,…をオンし、スタートアップ冷却を開始し容器
1内を降温させる(ステップS22,S23)。
【0031】冷却装置操作部24はセンサ温度入力部2
1から入力される温度信号を周期的に監視し、容器内温
度Tが冷却装置オフ設定温度Tpに到達していないかど
うか繰り返し判断する(ステップS24)。そして時刻
tpに容器内温度Tが冷却装置オフ設定温度Tpに到達
すると、全冷却装置2,2,…をオフさせる(ステップ
S25)。
1から入力される温度信号を周期的に監視し、容器内温
度Tが冷却装置オフ設定温度Tpに到達していないかど
うか繰り返し判断する(ステップS24)。そして時刻
tpに容器内温度Tが冷却装置オフ設定温度Tpに到達
すると、全冷却装置2,2,…をオフさせる(ステップ
S25)。
【0032】その後、容器1内の温度が余冷熱によって
下降し、アンダーシュートが発生するので、容器1内の
温度Tの推移を温度記憶部26に記憶していく。それと
共に、アンダーシュートが落ちつく時間が経過した時刻
toに台数制御部27が台数制御を開始し、容器1内の
実温度Tが制御目標温度Tsvになるように実温度Tと
制御目標温度Tsvとの温度偏差の大きさに応じて冷却
装置2,2,…のオン/オフ台数制御を行う。
下降し、アンダーシュートが発生するので、容器1内の
温度Tの推移を温度記憶部26に記憶していく。それと
共に、アンダーシュートが落ちつく時間が経過した時刻
toに台数制御部27が台数制御を開始し、容器1内の
実温度Tが制御目標温度Tsvになるように実温度Tと
制御目標温度Tsvとの温度偏差の大きさに応じて冷却
装置2,2,…のオン/オフ台数制御を行う。
【0033】そして、一度の冷却運転が終了する際に
は、温度補正演算部25が起動して温度記憶部26に記
憶されている今回のスタートアップ時のアンダーシュー
ト実温度Tusを読み出してアンダーシュート目標温度
Tsと比較し、その温度偏差ΔTを求め(ステップS2
6)、今回の冷却装置オフ設定温度Tpからこの温度偏
差ΔTを加算した値Thを求める(ステップS27)。
すなわち、 ΔT=Ts−Tus Th=Tp+ΔT を計算するのである。
は、温度補正演算部25が起動して温度記憶部26に記
憶されている今回のスタートアップ時のアンダーシュー
ト実温度Tusを読み出してアンダーシュート目標温度
Tsと比較し、その温度偏差ΔTを求め(ステップS2
6)、今回の冷却装置オフ設定温度Tpからこの温度偏
差ΔTを加算した値Thを求める(ステップS27)。
すなわち、 ΔT=Ts−Tus Th=Tp+ΔT を計算するのである。
【0034】温度補正演算部25はこれらの計算結果を
温度記憶部26に記憶すると共に、温度記憶部26から
前回のスタートアップまでの一定回数n回分のスタート
アップ時の冷却装置オフ設定温度Tpiを読み出してき
て、これらの冷却装置オフ設定温度Tpiと今回新たに
得た冷却装置オフ設定温度補正値Thとの平均値Tp´
を演算し(ステップS28)、これを温度記憶部26に
あらたな冷却装置オフ設定温度Tpとして記憶すると共
に、冷却装置オフ温度設定部23の設定温度を更新する
(ステップS29)。
温度記憶部26に記憶すると共に、温度記憶部26から
前回のスタートアップまでの一定回数n回分のスタート
アップ時の冷却装置オフ設定温度Tpiを読み出してき
て、これらの冷却装置オフ設定温度Tpiと今回新たに
得た冷却装置オフ設定温度補正値Thとの平均値Tp´
を演算し(ステップS28)、これを温度記憶部26に
あらたな冷却装置オフ設定温度Tpとして記憶すると共
に、冷却装置オフ温度設定部23の設定温度を更新する
(ステップS29)。
【0035】つまり、次の式に基づいてTp´を求め、
これを次回のスタートアップ時の冷却装置オフ設定温度
Tp(←Tp´)とするように制御データを更新するの
である。
これを次回のスタートアップ時の冷却装置オフ設定温度
Tp(←Tp´)とするように制御データを更新するの
である。
【0036】
【数2】 なお、ここで、スタートアップ回数がn回にならない間
はn個分までの冷却装置オフ設定温度として最初の設定
温度Tpを記憶しておき、スタートアップ回数を重ねる
毎に新たに得られる設定温度Tp´で置き換えていくも
のとする。
はn個分までの冷却装置オフ設定温度として最初の設定
温度Tpを記憶しておき、スタートアップ回数を重ねる
毎に新たに得られる設定温度Tp´で置き換えていくも
のとする。
【0037】この結果、次回のスタートアップ時にはア
ンダーシュート実温度が前回ほど低くならないような冷
却装置オフ温度Tpが設定されることになり、図9に示
す曲線Cの最初のアンダーシュート特性から曲線Dのア
ンダーシュート特性になるようにアンダーシュート特性
が改善されることになる。
ンダーシュート実温度が前回ほど低くならないような冷
却装置オフ温度Tpが設定されることになり、図9に示
す曲線Cの最初のアンダーシュート特性から曲線Dのア
ンダーシュート特性になるようにアンダーシュート特性
が改善されることになる。
【0038】このようにして、この実施例の温度制御装
置では、温度制御のスタートアップ時に冷却装置をオフ
にするタイミングをアンダーシュートの目標温度とアン
ダーシュートの実績温度の平均値との差に基づき、毎
回、次回のスタートアップ時の冷却装置オフ設定温度を
自動的に補正していくので、スタートアップ回数を重ね
る毎にアンダーシュート実績値を目標温度に近づけるこ
とができるようになり、大幅なアンダーシュートやアン
ダーシュート特性のばらつきを防ぐことができ、操業上
の信頼性を向上させ、また温度制御系が落ちつくまでの
時間を短くして消費電力を削減し、生産性の向上が図れ
る。
置では、温度制御のスタートアップ時に冷却装置をオフ
にするタイミングをアンダーシュートの目標温度とアン
ダーシュートの実績温度の平均値との差に基づき、毎
回、次回のスタートアップ時の冷却装置オフ設定温度を
自動的に補正していくので、スタートアップ回数を重ね
る毎にアンダーシュート実績値を目標温度に近づけるこ
とができるようになり、大幅なアンダーシュートやアン
ダーシュート特性のばらつきを防ぐことができ、操業上
の信頼性を向上させ、また温度制御系が落ちつくまでの
時間を短くして消費電力を削減し、生産性の向上が図れ
る。
【0039】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
スタートアップ加熱を実行する際には、オーバーシュー
ト温度をオーバーシュート温度設定部で設定し、また加
熱装置オフ設定温度を加熱装置オフ温度設定部で設定し
ておき、温度センサの検出する容器内温度が加熱装置オ
フ設定温度に到達したときに加熱装置操作部が加熱装置
を停止させ、加熱装置オフ設定温度補正部によって容器
内のオーバーシュート実温度とオーバーシュート設定温
度とを比較し、温度偏差がある場合にはその温度偏差を
加熱装置オフ設定温度に加算し、新たな加熱装置オフ設
定温度として加熱装置オフ温度設定部に再設定し、次回
のスタートアップに用いるようにしているので、スター
トアップ加熱を繰り返す度にオーバーシュート実温度が
オーバーシュート設定温度に近づくように加熱装置オフ
温度を自動的に補正することができ、大幅なオーバーシ
ュートやオーバーシュート特性のばらつきを防ぐことが
でき、操業上の信頼性を向上させ、また温度制御系が落
ちつくまでの時間を短くして消費電力を削減し、生産性
の向上が図れる。
スタートアップ加熱を実行する際には、オーバーシュー
ト温度をオーバーシュート温度設定部で設定し、また加
熱装置オフ設定温度を加熱装置オフ温度設定部で設定し
ておき、温度センサの検出する容器内温度が加熱装置オ
フ設定温度に到達したときに加熱装置操作部が加熱装置
を停止させ、加熱装置オフ設定温度補正部によって容器
内のオーバーシュート実温度とオーバーシュート設定温
度とを比較し、温度偏差がある場合にはその温度偏差を
加熱装置オフ設定温度に加算し、新たな加熱装置オフ設
定温度として加熱装置オフ温度設定部に再設定し、次回
のスタートアップに用いるようにしているので、スター
トアップ加熱を繰り返す度にオーバーシュート実温度が
オーバーシュート設定温度に近づくように加熱装置オフ
温度を自動的に補正することができ、大幅なオーバーシ
ュートやオーバーシュート特性のばらつきを防ぐことが
でき、操業上の信頼性を向上させ、また温度制御系が落
ちつくまでの時間を短くして消費電力を削減し、生産性
の向上が図れる。
【0040】請求項2の発明によれば、スタートアップ
冷却を実行する際には、アンダーシュート温度をアンダ
ーシュート温度設定部で設定し、また冷却装置オフ設定
温度を冷却装置オフ温度設定部で設定しておき、温度セ
ンサの検出する容器内温度が冷却装置オフ設定温度に到
達したときに冷却装置操作部が冷却装置を停止させ、冷
却装置オフ設定温度補正部により容器内のアンダーシュ
ート実温度とアンダーシュート設定温度とを比較し、温
度偏差がある場合にはその温度偏差を冷却装置オフ設定
温度に加算し、新たな冷却装置オフ設定温度として冷却
装置オフ温度設定部に再設定し、次回のスタートアップ
に用いるようにしているので、スタートアップ冷却を繰
り返す度にアンダーシュート実温度がアンダーシュート
設定温度に近づくように冷却装置オフ温度を自動的に補
正することができ、大幅なアンダーシュートやアンダー
シュート特性のばらつきを防ぐことができ、操業上の信
頼性を向上させ、また温度制御系が落ちつくまでの時間
を短くして消費電力を削減し、生産性の向上が図れる。
冷却を実行する際には、アンダーシュート温度をアンダ
ーシュート温度設定部で設定し、また冷却装置オフ設定
温度を冷却装置オフ温度設定部で設定しておき、温度セ
ンサの検出する容器内温度が冷却装置オフ設定温度に到
達したときに冷却装置操作部が冷却装置を停止させ、冷
却装置オフ設定温度補正部により容器内のアンダーシュ
ート実温度とアンダーシュート設定温度とを比較し、温
度偏差がある場合にはその温度偏差を冷却装置オフ設定
温度に加算し、新たな冷却装置オフ設定温度として冷却
装置オフ温度設定部に再設定し、次回のスタートアップ
に用いるようにしているので、スタートアップ冷却を繰
り返す度にアンダーシュート実温度がアンダーシュート
設定温度に近づくように冷却装置オフ温度を自動的に補
正することができ、大幅なアンダーシュートやアンダー
シュート特性のばらつきを防ぐことができ、操業上の信
頼性を向上させ、また温度制御系が落ちつくまでの時間
を短くして消費電力を削減し、生産性の向上が図れる。
【図1】請求項1の発明の一実施例の機能ブロック図。
【図2】一般的な温度制御システムのブロック図。
【図3】上記実施例の加熱装置オフ設定温度補正処理を
示すフローチャート。
示すフローチャート。
【図4】上記実施例の温度特性を示すグラフ。
【図5】上記実施例の動作特性を示すグラフ。
【図6】上記実施例の温度特性を示すグラフ。
【図7】請求項2の発明の一実施例の機能ブロック図。
【図8】上記実施例の冷却装置オフ設定温度補正処理を
示すフローチャート。
示すフローチャート。
【図9】上記実施例の温度特性を示すグラフ。
【図10】従来例の温度特性を示すグラフ。
1 容器 2 加熱装置(冷却装置) 3 温度センサ 4 温度制御装置 5 センサ温度入力部 6 オーバーシュート温度設定部 7 加熱装置オフ温度設定部 8 加熱装置操作部 9 温度補正演算部 10 温度記憶部 11 台数制御部 21 センサ温度入力部 22 アンダーシュート温度設定部 23 冷却装置オフ温度設定部 24 冷却装置操作部 25 温度補正演算部 26 温度記憶部 27 台数制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 11/18 D 7531−3H
Claims (2)
- 【請求項1】 加熱装置のオン/オフ制御によって容器
内温度を制御する温度制御装置において、 前記容器内温度を検出する温度センサと、 スタートアップ加熱時のオーバーシュート温度を設定す
るオーバーシュート温度設定部と、 スタートアップ加熱時に、前記容器内温度がある設定温
度に到達したときに加熱装置を停止させると前記容器内
温度が所定のオーバーシュート温度に到達すると予測さ
れるその設定温度を加熱装置オフ設定温度として設定す
る加熱装置オフ温度設定部と、 前記温度センサの検出する容器内温度が前記加熱装置オ
フ設定温度に到達したときに前記加熱装置を停止させる
加熱装置操作部と、 前記温度センサが検出する容器内のオーバーシュート実
温度と前記オーバーシュート温度設定部のオーバーシュ
ート設定温度とを比較し、その温度偏差を前記加熱装置
オフ温度設定部に設定されている加熱装置オフ設定温度
に加算し、新たな加熱装置オフ設定温度に再設定する加
熱装置オフ設定温度補正部とを備えて成る温度制御装
置。 - 【請求項2】 冷却装置のオン/オフ制御によって容器
内温度を制御する温度制御装置において、 前記容器内温度を検出する温度センサと、 スタートアップ冷却時のアンダーシュート温度を設定す
るアンダーシュート温度設定部と、 スタートアップ冷却時に、前記容器内温度がある設定温
度に到達したときに冷却装置を停止させると前記容器内
温度が所定のアンダーシュート温度に到達すると予測さ
れるその設定温度を冷却装置オフ設定温度として設定す
る冷却装置オフ温度設定部と、 前記温度センサの検出する容器内温度が前記冷却装置オ
フ設定温度に到達したときに前記冷却装置を停止させる
冷却装置操作部と、 前記温度センサが検出する容器内のアンダーシュート実
温度と前記アンダーシュート温度設定部のアンダーシュ
ート設定温度とを比較し、その温度偏差を前記冷却装置
オフ温度設定部に設定されている冷却装置オフ設定温度
に加算し、新たな冷却装置オフ設定温度に再設定する冷
却装置オフ設定温度補正部とを備えて成る温度制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19653694A JPH0863238A (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | 温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19653694A JPH0863238A (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | 温度制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0863238A true JPH0863238A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16359381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19653694A Pending JPH0863238A (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | 温度制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0863238A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007102678A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動販売機の制御装置 |
| JP2019037590A (ja) * | 2017-08-25 | 2019-03-14 | リンナイ株式会社 | 衣類乾燥機 |
-
1994
- 1994-08-22 JP JP19653694A patent/JPH0863238A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007102678A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動販売機の制御装置 |
| JP2019037590A (ja) * | 2017-08-25 | 2019-03-14 | リンナイ株式会社 | 衣類乾燥機 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0699992A1 (en) | Heuristic clock speed optimizing mechanism and computer system employing same | |
| CN107850875A (zh) | 温度控制装置和自动调谐方法 | |
| CA2004151C (en) | Temperature recovery system for an electronic programmable thermostat | |
| JP2008227127A (ja) | 冷却ファン駆動制御システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体及び冷却ファン駆動制御方法 | |
| JP2816134B2 (ja) | 食品貯蔵庫のチャンバ内の温度制御方法 | |
| WO2024139996A1 (zh) | 空调运行方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质 | |
| JP2002023805A (ja) | 制御システム | |
| JP3753631B2 (ja) | 成形機 | |
| JPH0863238A (ja) | 温度制御装置 | |
| EP3637219B1 (en) | Industrial temperature control device having automatic soak time correction and self-diagnosing heating anomaly function, and method therefor | |
| CN113124572B (zh) | 暖风机控制方法、暖风机和存储介质 | |
| JPH11305805A (ja) | プロセス制御方法及びそれを用いる電子デバイス製造方法 | |
| JPH075934A (ja) | 温度プログラムの設定方法 | |
| CN112817349A (zh) | 一种黑体温度控制方法 | |
| CN116105375B (zh) | 热水器及其水温控制方法、系统、存储介质 | |
| CN113091315B (zh) | 暖风机控制方法、装置、暖风机和存储介质 | |
| JP2004128278A (ja) | 基板加熱制御システム及び基板加熱制御方法 | |
| JPH0210414A (ja) | 温度制御装置 | |
| JPH09287881A (ja) | 加熱炉の温度制御方法 | |
| JPS63229150A (ja) | 恒温装置の温度制御装置 | |
| JP2003150204A (ja) | Pid制御装置 | |
| JPH10232717A (ja) | 温度制御装置及び汚泥・ごみ焼却プラント | |
| JPH0455739B2 (ja) | ||
| JPH0356378B2 (ja) | ||
| CN119791340A (zh) | 雾化设备、雾化设备的温度控制方法及相关装置 |