JPH0863709A - 磁気ヘッド装置 - Google Patents
磁気ヘッド装置Info
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- JPH0863709A JPH0863709A JP20359494A JP20359494A JPH0863709A JP H0863709 A JPH0863709 A JP H0863709A JP 20359494 A JP20359494 A JP 20359494A JP 20359494 A JP20359494 A JP 20359494A JP H0863709 A JPH0863709 A JP H0863709A
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- glass
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ガラス膜によって積層磁性膜と非磁性ホルダを
加熱接着しても、発生する気泡の径を従来のもの以下に
抑えるようにする。 【構成】積層磁性膜55を両側面から非磁性ホルダ52
c、52dで挟持した第1のコア半体51aと第2のコ
ア半体51bとが、所定のギャップ長となる非磁性のギ
ャップスペーサ56を挟んでガラス接着して構成される
磁気ヘッド装置において、積層磁性膜55と非磁性ホル
ダ52dとが対向している面を接着しているガラス膜6
4がガラス膜62−中間膜63−ガラス膜62の積層構
造となっている。
加熱接着しても、発生する気泡の径を従来のもの以下に
抑えるようにする。 【構成】積層磁性膜55を両側面から非磁性ホルダ52
c、52dで挟持した第1のコア半体51aと第2のコ
ア半体51bとが、所定のギャップ長となる非磁性のギ
ャップスペーサ56を挟んでガラス接着して構成される
磁気ヘッド装置において、積層磁性膜55と非磁性ホル
ダ52dとが対向している面を接着しているガラス膜6
4がガラス膜62−中間膜63−ガラス膜62の積層構
造となっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばビデオテープ
レコーダ(VTR)やハードディスクドライブ(HD
D)装置等で使用される磁気ヘッド装置に関する。
レコーダ(VTR)やハードディスクドライブ(HD
D)装置等で使用される磁気ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、メタルテープに代表される高抗磁
力の磁気記録媒体に情報信号を狭トラックで且つ高密度
に記録する技術が開発されている。これに伴い磁気ヘッ
ドとしては狭トラック幅で記録できるようなヘッドが要
求されてくる。
力の磁気記録媒体に情報信号を狭トラックで且つ高密度
に記録する技術が開発されている。これに伴い磁気ヘッ
ドとしては狭トラック幅で記録できるようなヘッドが要
求されてくる。
【0003】図6(A)には、従来の磁気ヘッド装置を
示している。この磁気ヘッド装置は、高抗磁力の磁気記
録媒体への十分は記録能力と再生能力を有する。磁気ヘ
ッドコア1は、第1のコア半体1aと、第2のコア半体
1bが、非磁性のギャップスペーサ6を挟んでおり、無
機接着剤で接着または溶着されて構成されている。ま
た、各コア半体1a、1bは、積層磁性膜5が上下の非
磁性ホルダ2d、2c(同図(B)参照)により挟まれ
て構成されている。ここで非磁性ホルダ2d、2cによ
り挟持された積層磁性膜5は、うず電流などによる高周
波損失を改善するために、金属磁性膜3と絶縁層4を交
互にスパッタリング等により積層されて構成され、所望
の狭トラック幅を得ている。一層分の金属磁性膜3の厚
みは、次式のスキンデプスλsの式等により決められて
いる。 スキンデプスλs=(ρ/πfμμ0 )1/2 膜厚tM ≦2λs ρ:電気比抵抗(Ω−m) f:周波数(Hz) μ0 :4π×10-7(H/m) μ :実行透磁率 他の構成として、少なくとも一方のコア半体(図示の例
は1b)に巻線溝7とガラス充填溝8が形成され、さら
に巻線規制溝9が両コア半体1a、1bの両側面に形成
され、磁気ヘッドコア1が完成する。この磁気ヘッドコ
ア1を有機接着剤により端子板(図示せず)を有する金
属ベース板10の所定の位置に接着し、さらにコイル1
1が巻装され磁気ヘッド装置として構成されている。
示している。この磁気ヘッド装置は、高抗磁力の磁気記
録媒体への十分は記録能力と再生能力を有する。磁気ヘ
ッドコア1は、第1のコア半体1aと、第2のコア半体
1bが、非磁性のギャップスペーサ6を挟んでおり、無
機接着剤で接着または溶着されて構成されている。ま
た、各コア半体1a、1bは、積層磁性膜5が上下の非
磁性ホルダ2d、2c(同図(B)参照)により挟まれ
て構成されている。ここで非磁性ホルダ2d、2cによ
り挟持された積層磁性膜5は、うず電流などによる高周
波損失を改善するために、金属磁性膜3と絶縁層4を交
互にスパッタリング等により積層されて構成され、所望
の狭トラック幅を得ている。一層分の金属磁性膜3の厚
みは、次式のスキンデプスλsの式等により決められて
いる。 スキンデプスλs=(ρ/πfμμ0 )1/2 膜厚tM ≦2λs ρ:電気比抵抗(Ω−m) f:周波数(Hz) μ0 :4π×10-7(H/m) μ :実行透磁率 他の構成として、少なくとも一方のコア半体(図示の例
は1b)に巻線溝7とガラス充填溝8が形成され、さら
に巻線規制溝9が両コア半体1a、1bの両側面に形成
され、磁気ヘッドコア1が完成する。この磁気ヘッドコ
ア1を有機接着剤により端子板(図示せず)を有する金
属ベース板10の所定の位置に接着し、さらにコイル1
1が巻装され磁気ヘッド装置として構成されている。
【0004】次に、上記した積層磁性膜5と非磁性ホル
ダ2の構造を詳細に説明する。図6(B)は、図6
(A)の丸で囲む部分A1(磁気記録媒体摺接面)を拡
大して示している。
ダ2の構造を詳細に説明する。図6(B)は、図6
(A)の丸で囲む部分A1(磁気記録媒体摺接面)を拡
大して示している。
【0005】この部分は、非磁性ホルダ2c上に形成さ
れた積層磁性膜5を有し、この積層磁性膜5を挟み込む
ために上側から非磁性ホルダ2dをガラス膜12によっ
て接着した構造となっている。このガラス膜12は、ス
パッタリング等によって所定の厚さで積層磁性膜5上、
または非磁性ホルダ2d上に形成される。ここで、ガラ
ス膜12によって積層磁性膜5を非磁性ホルダ2c、2
dで挟持するためには、加熱接着するがこの際、気泡1
3が発生する。例えばガラス膜12が、厚み1μmで形
成されれば、気泡径の最大値もほぼ1μmとなる。この
気泡13は、空洞であり磁気記録媒体が摺接する場合、
磁性粉や粒子汚れがつまり、媒体に傷を付けたり、磁気
ヘッド表面、特に金属磁性膜に傷を付けることになる。
媒体に傷が付くと重要な情報を失う結果となり、また、
金属磁性膜に傷が付くとスペースロスの原因となり、重
要な問題となる。
れた積層磁性膜5を有し、この積層磁性膜5を挟み込む
ために上側から非磁性ホルダ2dをガラス膜12によっ
て接着した構造となっている。このガラス膜12は、ス
パッタリング等によって所定の厚さで積層磁性膜5上、
または非磁性ホルダ2d上に形成される。ここで、ガラ
ス膜12によって積層磁性膜5を非磁性ホルダ2c、2
dで挟持するためには、加熱接着するがこの際、気泡1
3が発生する。例えばガラス膜12が、厚み1μmで形
成されれば、気泡径の最大値もほぼ1μmとなる。この
気泡13は、空洞であり磁気記録媒体が摺接する場合、
磁性粉や粒子汚れがつまり、媒体に傷を付けたり、磁気
ヘッド表面、特に金属磁性膜に傷を付けることになる。
媒体に傷が付くと重要な情報を失う結果となり、また、
金属磁性膜に傷が付くとスペースロスの原因となり、重
要な問題となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、積層
磁性膜を非磁性ホルダで挟み込む構造の磁気ヘッド装置
において、積層磁性膜と非磁性ホルダをガラス膜で加熱
接着する場合、ガラス膜に気泡が生じる。気泡はその空
洞に汚れが詰まることで磁気ヘッド自身や記録媒体に傷
を付ける結果となり、信号出力低下や記録情報の消失と
いう問題を発生する要因となる。
磁性膜を非磁性ホルダで挟み込む構造の磁気ヘッド装置
において、積層磁性膜と非磁性ホルダをガラス膜で加熱
接着する場合、ガラス膜に気泡が生じる。気泡はその空
洞に汚れが詰まることで磁気ヘッド自身や記録媒体に傷
を付ける結果となり、信号出力低下や記録情報の消失と
いう問題を発生する要因となる。
【0007】そこでこの発明は、ガラス膜によって積層
磁性膜と非磁性ホルダとを加熱接着しても、発生する気
泡の径を従来の1/2以下に抑えることができる磁気ヘ
ッド装置を提供することを目的とする。
磁性膜と非磁性ホルダとを加熱接着しても、発生する気
泡の径を従来の1/2以下に抑えることができる磁気ヘ
ッド装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、ガラス膜の
厚み中央付近に酸化物膜を中間層として形成した磁気ヘ
ッド装置とするものである。つまり、積層磁性膜を両側
面から非磁性ホルダで挟持した第1のコア半体と第2の
コア半体とが、所定のギャップ長となる非磁性のギャッ
プスペーサを挟んでガラス接着して構成される磁気ヘッ
ド装置において、前記積層磁性膜と非磁性ホルダとが対
向している面を接着しているガラス膜がガラス膜−中間
膜−ガラス膜の積層構造をしいる。また、前記中間物は
酸化物でなり、その積層膜の合計膜厚が0.5〜1.5
μm範囲にあり、前記中間膜は、0.1〜0.5μmよ
り小さい範囲にあるものである。
厚み中央付近に酸化物膜を中間層として形成した磁気ヘ
ッド装置とするものである。つまり、積層磁性膜を両側
面から非磁性ホルダで挟持した第1のコア半体と第2の
コア半体とが、所定のギャップ長となる非磁性のギャッ
プスペーサを挟んでガラス接着して構成される磁気ヘッ
ド装置において、前記積層磁性膜と非磁性ホルダとが対
向している面を接着しているガラス膜がガラス膜−中間
膜−ガラス膜の積層構造をしいる。また、前記中間物は
酸化物でなり、その積層膜の合計膜厚が0.5〜1.5
μm範囲にあり、前記中間膜は、0.1〜0.5μmよ
り小さい範囲にあるものである。
【0009】
【作用】上記の手段により、前記積層磁性膜と非磁性ホ
ルダとを前記ガラス層を利用して加熱接着する前記中間
膜が溶けない温度条件のもとでは、ガラス膜に発生する
気泡の径は、前記中間膜があるために従来の1/2以下
とすることができる。また、ガラス膜層を中間膜により
分離しているために気泡の数と大きさを低減することが
できる。
ルダとを前記ガラス層を利用して加熱接着する前記中間
膜が溶けない温度条件のもとでは、ガラス膜に発生する
気泡の径は、前記中間膜があるために従来の1/2以下
とすることができる。また、ガラス膜層を中間膜により
分離しているために気泡の数と大きさを低減することが
できる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の一実施例である。磁気ヘッド
コア51は、第1のコア半体51aと、第2のコア半体
51bが、非磁性のギャップスペーサ(例えばSiO2
)56を挟んでおり、低融点ガラス接着されている。
明する。図1はこの発明の一実施例である。磁気ヘッド
コア51は、第1のコア半体51aと、第2のコア半体
51bが、非磁性のギャップスペーサ(例えばSiO2
)56を挟んでおり、低融点ガラス接着されている。
【0011】また、各コア半体51a、51bは、積層
磁性膜55が上下の非磁性ホルダ52d、52c(同図
(B)参照)により挟まれて構成されている。ここで非
磁性ホルダ52d、52cにより挟持された積層磁性膜
55は、うず電流などによる高周波損失を改善するため
に、金属磁性膜(例えばセンダスト材)53と電気絶縁
膜(例えばSiO2 )54を交互にスパッタリング等に
より積層されて構成され、所望の狭トラック幅を得てい
る。非磁性ホルダ52d、52cは、金属磁性膜53と
熱膨脹係数が合ったセラミック材、あるいは結晶化ガラ
ス材である。
磁性膜55が上下の非磁性ホルダ52d、52c(同図
(B)参照)により挟まれて構成されている。ここで非
磁性ホルダ52d、52cにより挟持された積層磁性膜
55は、うず電流などによる高周波損失を改善するため
に、金属磁性膜(例えばセンダスト材)53と電気絶縁
膜(例えばSiO2 )54を交互にスパッタリング等に
より積層されて構成され、所望の狭トラック幅を得てい
る。非磁性ホルダ52d、52cは、金属磁性膜53と
熱膨脹係数が合ったセラミック材、あるいは結晶化ガラ
ス材である。
【0012】さらに少なくとも一方のコア半体(図示の
例では51b)に巻線溝57、ガラス充填溝58が形成
され、さらに巻線規制溝59が磁気ヘッドコア51の両
側面に形成されている。
例では51b)に巻線溝57、ガラス充填溝58が形成
され、さらに巻線規制溝59が磁気ヘッドコア51の両
側面に形成されている。
【0013】磁気ヘッドコア51は、有機接着剤により
端子板(図示せず)を有する金属ベース板60の所定の
位置に接着固定される。さらにコイル61が上記巻線溝
57、巻線規制溝59を利用して巻装され、ヘッド装置
が構成される。
端子板(図示せず)を有する金属ベース板60の所定の
位置に接着固定される。さらにコイル61が上記巻線溝
57、巻線規制溝59を利用して巻装され、ヘッド装置
が構成される。
【0014】図1(B)はさらに図1(A)の丸で囲む
部分B1(磁気記録媒体摺接面)を拡大して示してい
る。非磁性ホルダ52c上に積層磁性膜55が形成され
ており、その積層磁性膜55を非磁性ホルダ52dで挟
み付け、非磁性ホルダ52cと一体化するために、ガラ
ス積層膜64が設けられ、加熱接着が行われている。こ
こでガラス積層膜64は、スパッタリング等によってガ
ラス膜62とガラス膜62の間に中間膜63が設けられ
ている。この中間膜63は、酸化物膜たとえばSiO2
、ZrO2 、MgO、Al2 O3 等を形成した構造と
なっている。
部分B1(磁気記録媒体摺接面)を拡大して示してい
る。非磁性ホルダ52c上に積層磁性膜55が形成され
ており、その積層磁性膜55を非磁性ホルダ52dで挟
み付け、非磁性ホルダ52cと一体化するために、ガラ
ス積層膜64が設けられ、加熱接着が行われている。こ
こでガラス積層膜64は、スパッタリング等によってガ
ラス膜62とガラス膜62の間に中間膜63が設けられ
ている。この中間膜63は、酸化物膜たとえばSiO2
、ZrO2 、MgO、Al2 O3 等を形成した構造と
なっている。
【0015】図2は、この発明のような構造のガラス積
層膜の必要性を説明するために示した図である。図2
(A)は、ガラス膜厚みと単位面積当りの気泡数の関係
を示している(ガラスおよび処理温度は一定)。積層磁
性膜55もしくは非磁性ホルダ52上に形成されるガラ
ス膜の厚みに対する気泡の発生数の関係を示しており、
膜厚0.5μmと比較して1.0μm厚では約2倍、
1.5μm厚では約4倍の気泡発生数増加となる。
層膜の必要性を説明するために示した図である。図2
(A)は、ガラス膜厚みと単位面積当りの気泡数の関係
を示している(ガラスおよび処理温度は一定)。積層磁
性膜55もしくは非磁性ホルダ52上に形成されるガラ
ス膜の厚みに対する気泡の発生数の関係を示しており、
膜厚0.5μmと比較して1.0μm厚では約2倍、
1.5μm厚では約4倍の気泡発生数増加となる。
【0016】図2(B)はガラス膜厚と非磁性ホルダ5
2dと積層磁性膜55の間の接合強度を示している。こ
の接合強度は、非磁性ホルダ52dと積層磁性膜55
(非磁性ホルダ52cを含む)の突合わせ面の平面度の
精度に左右される。即ち、ともにフラットな面であれば
限りなく薄いガラス膜で接着しても実用強度が得られる
が、両面とも凹面(凸面でも同じ)の0.3μmの平面
度を有するとすれば、ガラス膜の厚さは2倍の0.6μ
mが最低形成されていないと、隙間が生じて実用強度を
得られない。言い換えると、ガラス膜は厚い程接合強度
は大きくなる。しかしガラス膜厚が余分に厚くなると、
記録媒体と摺接することにより一般に非磁性ホルダ52
より低い段差が生じ、その低い部分に汚れが付着しやす
くなり、気泡数や計も大幅に増加する。
2dと積層磁性膜55の間の接合強度を示している。こ
の接合強度は、非磁性ホルダ52dと積層磁性膜55
(非磁性ホルダ52cを含む)の突合わせ面の平面度の
精度に左右される。即ち、ともにフラットな面であれば
限りなく薄いガラス膜で接着しても実用強度が得られる
が、両面とも凹面(凸面でも同じ)の0.3μmの平面
度を有するとすれば、ガラス膜の厚さは2倍の0.6μ
mが最低形成されていないと、隙間が生じて実用強度を
得られない。言い換えると、ガラス膜は厚い程接合強度
は大きくなる。しかしガラス膜厚が余分に厚くなると、
記録媒体と摺接することにより一般に非磁性ホルダ52
より低い段差が生じ、その低い部分に汚れが付着しやす
くなり、気泡数や計も大幅に増加する。
【0017】そこで図2(A)、(B)に示す特性か
ら、非磁性ホルダ52dと積層磁性膜55(非磁性ホル
ダ52cを含む)の突合わせ面の精度を考慮した実用的
な強度が確保できる厚み0.5〜1.5μmの範囲で気
泡数、径を低減するために、ガラス膜厚中央付近に酸化
物膜による中間膜63を形成する。この中間膜63によ
りガラス膜62を分離することにより、気泡数、径を低
減しながら接合強度を確保している。
ら、非磁性ホルダ52dと積層磁性膜55(非磁性ホル
ダ52cを含む)の突合わせ面の精度を考慮した実用的
な強度が確保できる厚み0.5〜1.5μmの範囲で気
泡数、径を低減するために、ガラス膜厚中央付近に酸化
物膜による中間膜63を形成する。この中間膜63によ
りガラス膜62を分離することにより、気泡数、径を低
減しながら接合強度を確保している。
【0018】次に、上記磁気ヘッド装置の製造方法に付
いて説明する。図3(A)は、非磁性ホルダ52のブロ
ックと、積層磁性膜55の積層接合を示す斜視図であ
る。非磁性ホルダ52のブロック、例えば後に形成する
金属磁性膜53と熱膨脹係数を合わせたセラミック材、
または結晶化ガラス材を所定の寸法に合わせて個々に準
備する。互いの突合わせ面は、鏡面ポリシング仕上げ
し、表面粗さをRmax 200オングストローム以下にす
る。そして、図示のごとく非磁性ホルダ52のブロック
の片面に積層磁性膜55を所望の狭トラック幅の厚みに
形成し、他面に接合のためのガラス積層膜64を例えば
軟化点温度Ts =550度以上のガラスと中間膜63の
合計厚さをスパッタリング等で0.5〜1.5μmに形
成する。
いて説明する。図3(A)は、非磁性ホルダ52のブロ
ックと、積層磁性膜55の積層接合を示す斜視図であ
る。非磁性ホルダ52のブロック、例えば後に形成する
金属磁性膜53と熱膨脹係数を合わせたセラミック材、
または結晶化ガラス材を所定の寸法に合わせて個々に準
備する。互いの突合わせ面は、鏡面ポリシング仕上げ
し、表面粗さをRmax 200オングストローム以下にす
る。そして、図示のごとく非磁性ホルダ52のブロック
の片面に積層磁性膜55を所望の狭トラック幅の厚みに
形成し、他面に接合のためのガラス積層膜64を例えば
軟化点温度Ts =550度以上のガラスと中間膜63の
合計厚さをスパッタリング等で0.5〜1.5μmに形
成する。
【0019】ガラス積層膜64と積層磁性膜55の形成
方法は、図3(B)に断面を示すように、非磁性ホルダ
52のブロック上にガラス膜62と中間膜63を図示の
とおりの積層構造とする。中間膜厚は、1000〜50
00オングストロームの範囲とする。ガラス膜厚は、所
定の厚みから中間膜厚を差し引いた値の1/2ずつを上
下に形成する。
方法は、図3(B)に断面を示すように、非磁性ホルダ
52のブロック上にガラス膜62と中間膜63を図示の
とおりの積層構造とする。中間膜厚は、1000〜50
00オングストロームの範囲とする。ガラス膜厚は、所
定の厚みから中間膜厚を差し引いた値の1/2ずつを上
下に形成する。
【0020】積層磁性膜55は、金属磁性膜53、例え
ばセンダスト材と電気絶縁膜54例えばSiO2 を交互
にスパッタリング等で形成する。また所望のトラック幅
分の積層磁性膜55を積層したのち、ガラス膜62との
濡れ性改善と、金属磁性膜53へのガラス膜62の浸食
防止を目的とした保護膜65例えばSiO2 を1000
〜5000オングストロームを形成する。そして、各非
磁性ホルダ52のブロック側面をそろえてガラス接合を
行う。接合条件は、600〜650度で1時間キープ、
面圧50〜100Kg/cm2 、N2 雰囲気である。ガ
ラス接合によって得られた積層ブロック75の斜視図を
図4(A)に示す。
ばセンダスト材と電気絶縁膜54例えばSiO2 を交互
にスパッタリング等で形成する。また所望のトラック幅
分の積層磁性膜55を積層したのち、ガラス膜62との
濡れ性改善と、金属磁性膜53へのガラス膜62の浸食
防止を目的とした保護膜65例えばSiO2 を1000
〜5000オングストロームを形成する。そして、各非
磁性ホルダ52のブロック側面をそろえてガラス接合を
行う。接合条件は、600〜650度で1時間キープ、
面圧50〜100Kg/cm2 、N2 雰囲気である。ガ
ラス接合によって得られた積層ブロック75の斜視図を
図4(A)に示す。
【0021】図4(A)において、積層ブロック75
は、図示の1点鎖線のように、ピッチPA でワイヤーソ
ー、またはバンドソーでスライスされる。このとき磁気
ギャップにアジマス角θを付ける場合は、積層磁性膜5
5面の垂直面に対してアジマス角θ分を傾けてスライス
する。次に、積層ブロック75をスライスして得たコア
半体ブロック51a、51bの斜視図を図4(B)に示
す。コア半体ブロックの少なくとも一方(図の例では5
1b)に巻線溝57、ガラス充填溝58を所定の寸法で
外周型砥石加工機で加工して形成し、それぞれのコア半
体ブロックのギャップ対向面76を鏡面ポリシング加工
(表面粗さRmax 80オングストローム以下)する。次
に、ギャップ対向面76にギャップスペーサ56(図示
せず)、例えばSiO2 を所望のギャップ長の1/2厚
みずつをそれぞれのコア半体ブロックへスパッタリング
等で形成する(この図ではガラス積層膜64の層を省略
している)。
は、図示の1点鎖線のように、ピッチPA でワイヤーソ
ー、またはバンドソーでスライスされる。このとき磁気
ギャップにアジマス角θを付ける場合は、積層磁性膜5
5面の垂直面に対してアジマス角θ分を傾けてスライス
する。次に、積層ブロック75をスライスして得たコア
半体ブロック51a、51bの斜視図を図4(B)に示
す。コア半体ブロックの少なくとも一方(図の例では5
1b)に巻線溝57、ガラス充填溝58を所定の寸法で
外周型砥石加工機で加工して形成し、それぞれのコア半
体ブロックのギャップ対向面76を鏡面ポリシング加工
(表面粗さRmax 80オングストローム以下)する。次
に、ギャップ対向面76にギャップスペーサ56(図示
せず)、例えばSiO2 を所望のギャップ長の1/2厚
みずつをそれぞれのコア半体ブロックへスパッタリング
等で形成する(この図ではガラス積層膜64の層を省略
している)。
【0022】次に、図5(A)に示すようにコア半体ブ
ロック51a、51bを低融点ガラス材77、例えば作
業温度500度以下でギャップ接合する。そして所定の
位置に巻線規制溝59を外周型砥石加工機で加工する。
次に、図示の点線にそってダイヤモンド砥石による円筒
研削を行った後に2点鎖線で示すようにピッチPs でワ
イヤーソーによるスライスを行う。スライスによって得
られた磁気ヘッドコア51の斜視図を図5(B)に示し
ている。さらに磁気ヘッドコア51は、金属ベース板に
有機接着材で初手の位置に固定され、コイルを巻装する
ことで図1に示した磁気ヘッド装置が構成される。
ロック51a、51bを低融点ガラス材77、例えば作
業温度500度以下でギャップ接合する。そして所定の
位置に巻線規制溝59を外周型砥石加工機で加工する。
次に、図示の点線にそってダイヤモンド砥石による円筒
研削を行った後に2点鎖線で示すようにピッチPs でワ
イヤーソーによるスライスを行う。スライスによって得
られた磁気ヘッドコア51の斜視図を図5(B)に示し
ている。さらに磁気ヘッドコア51は、金属ベース板に
有機接着材で初手の位置に固定され、コイルを巻装する
ことで図1に示した磁気ヘッド装置が構成される。
【0023】以上説明した磁気ヘッド装置および製造方
法によれば、積層磁性膜を挟持するための非磁性ホルダ
を固定するガラス積層膜には気泡が少なく、発生した気
泡も0.5μm以下となり汚れの詰まりが防止でき、高
信頼性の磁気ヘッド装置を提供できる。
法によれば、積層磁性膜を挟持するための非磁性ホルダ
を固定するガラス積層膜には気泡が少なく、発生した気
泡も0.5μm以下となり汚れの詰まりが防止でき、高
信頼性の磁気ヘッド装置を提供できる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ガラス膜によって積層磁性膜と非磁性ホルダを加熱接着
しても、発生する気泡の径を従来のもの以下に抑え、高
信頼性の装置を得ることができる。
ガラス膜によって積層磁性膜と非磁性ホルダを加熱接着
しても、発生する気泡の径を従来のもの以下に抑え、高
信頼性の装置を得ることができる。
【図1】この発明の一実施例を示す図。
【図2】この発明の要部を説明するためのガラス膜の厚
みと気泡の数の関係を示す図およびガラス膜の厚みと接
合強度の関係を示す図。
みと気泡の数の関係を示す図およびガラス膜の厚みと接
合強度の関係を示す図。
【図3】この発明の磁気ヘッド装置の製造工程を説明す
るために示した説明図。
るために示した説明図。
【図4】同じくこの発明の磁気ヘッド装置の製造工程を
説明するために示した説明図。
説明するために示した説明図。
【図5】同じくこの発明の磁気ヘッド装置の製造工程を
説明するために示した説明図。
説明するために示した説明図。
【図6】従来の磁気ヘッド装置を示す図。
51…磁気ヘッドコア、51a、51b…コア半体、5
2c、52d…非磁性ホルダ、53…金属磁性膜、54
…電気絶縁膜、55…積層磁性膜、56…ヘッドギャッ
プスペーサ、57…巻線溝、58…ガラス充填溝、59
…巻線規制溝、60…金属ベース板、61…コイル。
2c、52d…非磁性ホルダ、53…金属磁性膜、54
…電気絶縁膜、55…積層磁性膜、56…ヘッドギャッ
プスペーサ、57…巻線溝、58…ガラス充填溝、59
…巻線規制溝、60…金属ベース板、61…コイル。
Claims (3)
- 【請求項1】積層磁性膜を両側面から非磁性ホルダで挟
持した第1のコア半体と第2のコア半体とが、所定のギ
ャップ長となる非磁性のギャップスペーサを挟んでガラ
ス接着して構成される磁気ヘッド装置において、 前記積層磁性膜と前記非磁性ホルダとが対向している面
を接着しているガラス膜層が、ガラス膜−中間膜−ガラ
ス膜の積層構造をしていることを特徴とする磁気ヘッド
装置。 - 【請求項2】前記積層構造の前記中間物は酸化物でな
り、その積層膜の合計膜厚が0.5〜1.5μm範囲に
あり、前記中間膜は、0.1〜0.5μmのよりも小さ
い範囲にあることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッ
ド装置。 - 【請求項3】前記ガラス膜の一層分の膜厚は(合計膜厚
−中間膜厚)/2 の関係にあることを特徴とする請求
項1記載の磁気ヘッド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20359494A JPH0863709A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 磁気ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20359494A JPH0863709A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 磁気ヘッド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0863709A true JPH0863709A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16476659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20359494A Pending JPH0863709A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 磁気ヘッド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0863709A (ja) |
-
1994
- 1994-08-29 JP JP20359494A patent/JPH0863709A/ja active Pending
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