JPH086377Y2 - 防水型電気コネクタ - Google Patents
防水型電気コネクタInfo
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- JPH086377Y2 JPH086377Y2 JP3282493U JP3282493U JPH086377Y2 JP H086377 Y2 JPH086377 Y2 JP H086377Y2 JP 3282493 U JP3282493 U JP 3282493U JP 3282493 U JP3282493 U JP 3282493U JP H086377 Y2 JPH086377 Y2 JP H086377Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は防水型電気コネクタに係
わり、更に詳しくは輸送機器に搭載した電源と電気機器
間等の給電の中継に用いるに好適な多ピン型の防水型電
気コネクタであって、特に各電線の芯線とその芯線の周
りの絶縁被覆の間の極小な隙間を通って毛細管作用等に
より流入する水を原因とした各電線間の短絡を防止でき
るようにした防水型電気コネクタの改良に関する。
わり、更に詳しくは輸送機器に搭載した電源と電気機器
間等の給電の中継に用いるに好適な多ピン型の防水型電
気コネクタであって、特に各電線の芯線とその芯線の周
りの絶縁被覆の間の極小な隙間を通って毛細管作用等に
より流入する水を原因とした各電線間の短絡を防止でき
るようにした防水型電気コネクタの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、輸送機器に搭載した電源と
電気機器間、あるいは電気機器相互間には多数の中継用
電気コネクタが用いられている。これら電気コネクタに
要求される性能は種々あるけれども、中でも防水性能が
強く求められており、従来からこの防水性に関し幾つか
の工夫が施されている。
電気機器間、あるいは電気機器相互間には多数の中継用
電気コネクタが用いられている。これら電気コネクタに
要求される性能は種々あるけれども、中でも防水性能が
強く求められており、従来からこの防水性に関し幾つか
の工夫が施されている。
【0003】その1つは、複数のピン端子をもつピンコ
ネクタと、上記ピン端子に接続する為の複数のコンタク
トをもつソケットを互いに嵌合した時、互いの嵌合面の
隙間から水が浸水するのを防止する為に嵌合面全体に亘
って、即ち個々のピン端子やコンタクトの周りではなく
ハウジングの嵌合面全体に亘ってシール部材を配設した
ものが知られている。例えば実開昭60−156678
号公報や特開昭58−186178号公報に知られてい
る技術がある。これによると互いのハウジングの嵌合面
からの水の浸水を防止できるものの、複数の電線の内の
個々の電線を構成する芯線とその周りの絶縁被覆の間の
微少な隙間を通って毛細管作用により浸水してくる水の
浸水を原因とした複数の電線間の短絡の恐れがある。何
故ならば個々の電線、即ち1つのコンタクトとピン端子
の接続箇所と、それに隣り合う別のコンタクトとピン端
子の接続箇所とが連通しているからである。
ネクタと、上記ピン端子に接続する為の複数のコンタク
トをもつソケットを互いに嵌合した時、互いの嵌合面の
隙間から水が浸水するのを防止する為に嵌合面全体に亘
って、即ち個々のピン端子やコンタクトの周りではなく
ハウジングの嵌合面全体に亘ってシール部材を配設した
ものが知られている。例えば実開昭60−156678
号公報や特開昭58−186178号公報に知られてい
る技術がある。これによると互いのハウジングの嵌合面
からの水の浸水を防止できるものの、複数の電線の内の
個々の電線を構成する芯線とその周りの絶縁被覆の間の
微少な隙間を通って毛細管作用により浸水してくる水の
浸水を原因とした複数の電線間の短絡の恐れがある。何
故ならば個々の電線、即ち1つのコンタクトとピン端子
の接続箇所と、それに隣り合う別のコンタクトとピン端
子の接続箇所とが連通しているからである。
【0004】又もう1つの技術は、特開昭61−918
86号公報にみられるように、複数の電線の個々を直接
シールできるシール部材をもつピンコネクタ又はソケッ
トが提案されている。
86号公報にみられるように、複数の電線の個々を直接
シールできるシール部材をもつピンコネクタ又はソケッ
トが提案されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記特開昭61−91
886号公報に記載の技術は、ハウジングと各電線との
間から侵入する水を、該部分に於けるシール部材によっ
て封止できるものであるが、そして個々の電線ごとに上
記のシールを可能にするものであるが、各電線を構成す
る芯線と絶縁被覆の間の極小の隙間を通ってピン端子と
コンタクトの接続部分へ毛細管作用により侵入する水に
よって、各電線のピン端子とコンタクトの接続部分間の
短絡の恐れがある。即ち、特開昭61−91886号公
報に示されている従来技術の場合、各電線の芯線と絶縁
被覆の間を通って水が浸水してきたとすると、ピン端子
とコンタクトの接続部分へ達する。所で、この1つのピ
ン端子とコンタクトの接続部分の周りにはハウジングの
壁が位置しているが、その1つの接続位置は、隣り合う
他のピン端子とコンタクトの接続位置に連通していてシ
ール部材がないので、相互に接続する隣りのピンとコン
タクトの接続部分へ水が浸水し、極間の短絡の恐れがあ
る。
886号公報に記載の技術は、ハウジングと各電線との
間から侵入する水を、該部分に於けるシール部材によっ
て封止できるものであるが、そして個々の電線ごとに上
記のシールを可能にするものであるが、各電線を構成す
る芯線と絶縁被覆の間の極小の隙間を通ってピン端子と
コンタクトの接続部分へ毛細管作用により侵入する水に
よって、各電線のピン端子とコンタクトの接続部分間の
短絡の恐れがある。即ち、特開昭61−91886号公
報に示されている従来技術の場合、各電線の芯線と絶縁
被覆の間を通って水が浸水してきたとすると、ピン端子
とコンタクトの接続部分へ達する。所で、この1つのピ
ン端子とコンタクトの接続部分の周りにはハウジングの
壁が位置しているが、その1つの接続位置は、隣り合う
他のピン端子とコンタクトの接続位置に連通していてシ
ール部材がないので、相互に接続する隣りのピンとコン
タクトの接続部分へ水が浸水し、極間の短絡の恐れがあ
る。
【0006】そこで、各電線のピン端子とコンタクトの
接続箇所に着目し、各ピン端子が挿入されるコンタクト
の周りに直接上記のシール部材を配設し、各電線のピン
端子とコンタクトの接続箇所ごとにシールすることが考
えられるけれども、各コンタクトは各ピン端子が挿入さ
れた時にピン端子に対し適度な接触圧を出す為に弾性変
形できるようになっているので、このような弾性変形す
る部材の周りに直接シール部材を配設することができな
いのが実情である。
接続箇所に着目し、各ピン端子が挿入されるコンタクト
の周りに直接上記のシール部材を配設し、各電線のピン
端子とコンタクトの接続箇所ごとにシールすることが考
えられるけれども、各コンタクトは各ピン端子が挿入さ
れた時にピン端子に対し適度な接触圧を出す為に弾性変
形できるようになっているので、このような弾性変形す
る部材の周りに直接シール部材を配設することができな
いのが実情である。
【0007】加えて、この種電気コネクタの小型化が要
請されている所であった。
請されている所であった。
【0008】
【目的】従って本考案の主たる目的とする所は、多ピ
ン、多コンタクトを有する電気コネクタに於いて、多ピ
ン、多コンタクト群を構成する個々のピン及びコンタク
トの接続部分へ、各電線を構成する芯線を伝わって水が
浸水した場合に於いても、隣りのピンとコンタクトの接
続部分へ水が浸水することを効果的に防止し、多ピン、
多コンタクト群を構成するピン、コンタクト接続箇所相
互間の電気的接続を防止できる防止型電気コネクタを提
供するにある。より具体的に言えば、各電線の各ピン端
子が接続される相手である所の各コンタクトの接触の際
の弾性変位を阻害することなく1つのピン端子と1つの
コンタクトの接続箇所へ芯線と絶縁被覆の間を通って毛
細管作用によって浸水せる水を、隣りのピン端子とコン
タクトの接続箇所へ有効に浸水させない手段を提供する
にある。
ン、多コンタクトを有する電気コネクタに於いて、多ピ
ン、多コンタクト群を構成する個々のピン及びコンタク
トの接続部分へ、各電線を構成する芯線を伝わって水が
浸水した場合に於いても、隣りのピンとコンタクトの接
続部分へ水が浸水することを効果的に防止し、多ピン、
多コンタクト群を構成するピン、コンタクト接続箇所相
互間の電気的接続を防止できる防止型電気コネクタを提
供するにある。より具体的に言えば、各電線の各ピン端
子が接続される相手である所の各コンタクトの接触の際
の弾性変位を阻害することなく1つのピン端子と1つの
コンタクトの接続箇所へ芯線と絶縁被覆の間を通って毛
細管作用によって浸水せる水を、隣りのピン端子とコン
タクトの接続箇所へ有効に浸水させない手段を提供する
にある。
【0009】又他の目的とする所は、各ピン端子とコン
タクトの接続箇所を取囲む各コンタクト収容筒壁の周り
のシール部材の各挿通孔を横断面円形と成してシール面
各部のシールが均一になるようにすると共に、複数のコ
ンタクト収容筒壁もシール部材の複数の挿通孔も上下2
段の千鳥配列と成し、複数のコンタクト筒状周壁を有し
ていながら、その高さを低く抑えることを可能にした上
で上記主たる目的を達成できる電気コネクタを提供する
にある。
タクトの接続箇所を取囲む各コンタクト収容筒壁の周り
のシール部材の各挿通孔を横断面円形と成してシール面
各部のシールが均一になるようにすると共に、複数のコ
ンタクト収容筒壁もシール部材の複数の挿通孔も上下2
段の千鳥配列と成し、複数のコンタクト筒状周壁を有し
ていながら、その高さを低く抑えることを可能にした上
で上記主たる目的を達成できる電気コネクタを提供する
にある。
【0010】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する為に本
考案は次の技術的手段を有する。即ち実施例に対応する
添付図面中の符号を用いてこれを説明すると、ソケット
ハウジング9に複数のコンタクト収容筒壁13a,13
b・・・・が一体的に形成されて成り、複数のコンタク
ト10a,10b・・・・の各々が上記各コンタクト収
容筒壁13a,13b・・・・・中に個々に収容された
状態で配列されているソケット2と、コンタクトハウジ
ング5に上記ソケット2のコンタクト収容筒壁13a,
13b・・・・を収容する為の嵌合凹部7が形成されて
成ると共に、この嵌合凹部7中に、その先端17が当該
嵌合凹部7の底面18に対向するようにして配設された
シール部材14の個々の挿通孔19a,19b,19c
・・・・中に位置するようにしてピン端子6a,6b・
・・・の各々が配設されているピンコネクタ1より成る
電気コネクタに於いて、上記ピンコネクタ1とソケット
2の嵌合時、上記嵌合凹部7中のシール部材14の各挿
通孔19a,19b,19c・・・・中に各コンタクト
収容筒壁13a,13b・・・・が入り、各コンタクト
収容筒壁13a,13b・・・・の外周面21に上記シ
ール部材14の各挿通孔19a,19b,19c・・・
・を区画するシール面22が密接するように成し、更に
上記各コンタクト収容筒壁13a,13b・・・・は横
断面円形に形成され、この円形の各コンタクト収容筒壁
13a,13b・・・・の外周面21に密接する上記シ
ール部材14の各挿通孔19a,19b,19c・・・
・も横断面円形に形成されていると共に、上記複数のコ
ンタクト10a,10b・・・・の各々を取囲む上記コ
ンタクト収容筒壁13a,13b・・・・は、複数のコ
ンタクト10a,10b・・・・の上下2段の千鳥配列
状に合わせて上下2段の千鳥配列状に配列されていると
共に、上記複数のピン端子6a,6b・・・・が通され
ている上記シール部材14の複数の挿通孔19a,19
b,19c・・・・も上記コンタクト収容筒壁13a,
13b・・・・の上下2段の千鳥配列に対応させて上下
2段の千鳥配列状に配列されていることを特徴とする防
水型電気コネクタである。
考案は次の技術的手段を有する。即ち実施例に対応する
添付図面中の符号を用いてこれを説明すると、ソケット
ハウジング9に複数のコンタクト収容筒壁13a,13
b・・・・が一体的に形成されて成り、複数のコンタク
ト10a,10b・・・・の各々が上記各コンタクト収
容筒壁13a,13b・・・・・中に個々に収容された
状態で配列されているソケット2と、コンタクトハウジ
ング5に上記ソケット2のコンタクト収容筒壁13a,
13b・・・・を収容する為の嵌合凹部7が形成されて
成ると共に、この嵌合凹部7中に、その先端17が当該
嵌合凹部7の底面18に対向するようにして配設された
シール部材14の個々の挿通孔19a,19b,19c
・・・・中に位置するようにしてピン端子6a,6b・
・・・の各々が配設されているピンコネクタ1より成る
電気コネクタに於いて、上記ピンコネクタ1とソケット
2の嵌合時、上記嵌合凹部7中のシール部材14の各挿
通孔19a,19b,19c・・・・中に各コンタクト
収容筒壁13a,13b・・・・が入り、各コンタクト
収容筒壁13a,13b・・・・の外周面21に上記シ
ール部材14の各挿通孔19a,19b,19c・・・
・を区画するシール面22が密接するように成し、更に
上記各コンタクト収容筒壁13a,13b・・・・は横
断面円形に形成され、この円形の各コンタクト収容筒壁
13a,13b・・・・の外周面21に密接する上記シ
ール部材14の各挿通孔19a,19b,19c・・・
・も横断面円形に形成されていると共に、上記複数のコ
ンタクト10a,10b・・・・の各々を取囲む上記コ
ンタクト収容筒壁13a,13b・・・・は、複数のコ
ンタクト10a,10b・・・・の上下2段の千鳥配列
状に合わせて上下2段の千鳥配列状に配列されていると
共に、上記複数のピン端子6a,6b・・・・が通され
ている上記シール部材14の複数の挿通孔19a,19
b,19c・・・・も上記コンタクト収容筒壁13a,
13b・・・・の上下2段の千鳥配列に対応させて上下
2段の千鳥配列状に配列されていることを特徴とする防
水型電気コネクタである。
【0011】
【作用】上記構成に基づくと、ソケットハウジング9内
の各コンタクト10a,10bに終端接続されている電
線11の芯線と絶縁被覆の間の極小の隙間を通って、毛
細管作用等により水が侵入し、相互に接続している各ピ
ン端子6a,6b・・・・及びコンタクト10a,10
b・・・・の接続箇所に水が浸水したとしても、ピンコ
ネクタハウジング5とソケットハウジング9を嵌合し、
各ピン端子6a,6b・・・・と各コンタクト10a,
10b・・・・を接続した時、それら各々の接続箇所を
囲むようにしてコンタクト収容筒壁13a,13bが設
けられ、各コンタクト収容筒壁13a,13bの周りに
各々シール部材14が密接して配置され、1つのピン端
子とコンタクトに着目した場合、それに隣り合う他のピ
ン端子とコンタクトとは相互にシール部材14を中にし
て絶縁している。故に1つのピン端子とコンタクトの接
続箇所に仮に浸水した水は、それに隣り合うピン端子と
コンタクトの接続箇所へ浸水することが封止される。即
ち各接続箇所ごとにシール部材14によってシールされ
ているので電気的接続が防止される。而も、シール部材
14は各コンタクト10a,10b・・・・の周りに直
接密接して配置されているものではなく、嵌合時各コン
タクト10a,10b・・・・を各々取囲んでいる各筒
状周壁13a,13bの周りに密接して配置されること
によって上記の作用が図られるものであるから、各ピン
端子が接続される相手の各コンタクトの接続時の弾性変
化を阻害しない。
の各コンタクト10a,10bに終端接続されている電
線11の芯線と絶縁被覆の間の極小の隙間を通って、毛
細管作用等により水が侵入し、相互に接続している各ピ
ン端子6a,6b・・・・及びコンタクト10a,10
b・・・・の接続箇所に水が浸水したとしても、ピンコ
ネクタハウジング5とソケットハウジング9を嵌合し、
各ピン端子6a,6b・・・・と各コンタクト10a,
10b・・・・を接続した時、それら各々の接続箇所を
囲むようにしてコンタクト収容筒壁13a,13bが設
けられ、各コンタクト収容筒壁13a,13bの周りに
各々シール部材14が密接して配置され、1つのピン端
子とコンタクトに着目した場合、それに隣り合う他のピ
ン端子とコンタクトとは相互にシール部材14を中にし
て絶縁している。故に1つのピン端子とコンタクトの接
続箇所に仮に浸水した水は、それに隣り合うピン端子と
コンタクトの接続箇所へ浸水することが封止される。即
ち各接続箇所ごとにシール部材14によってシールされ
ているので電気的接続が防止される。而も、シール部材
14は各コンタクト10a,10b・・・・の周りに直
接密接して配置されているものではなく、嵌合時各コン
タクト10a,10b・・・・を各々取囲んでいる各筒
状周壁13a,13bの周りに密接して配置されること
によって上記の作用が図られるものであるから、各ピン
端子が接続される相手の各コンタクトの接続時の弾性変
化を阻害しない。
【0012】そして、各コンタクト収容筒状周壁13
a,13b・・・・の周りの各挿入孔19a,19b,
19c・・・・は円形であって、シール面22は各コン
タクト収容筒状周壁13a,13b・・・・の外周面2
1に均等に接っするので全体のシール性が良好となり、
加えてこのようなコンタクト収容筒状周壁13a,13
b・・・・を有していても、シール部材14の各挿通孔
19a,19b,19c・・・・も各コンタクト収容筒
状周壁13a,13b・・・・も上下2段の千鳥配列な
ので電気コネクタ全体の高さを低く抑えることができ
る。
a,13b・・・・の周りの各挿入孔19a,19b,
19c・・・・は円形であって、シール面22は各コン
タクト収容筒状周壁13a,13b・・・・の外周面2
1に均等に接っするので全体のシール性が良好となり、
加えてこのようなコンタクト収容筒状周壁13a,13
b・・・・を有していても、シール部材14の各挿通孔
19a,19b,19c・・・・も各コンタクト収容筒
状周壁13a,13b・・・・も上下2段の千鳥配列な
ので電気コネクタ全体の高さを低く抑えることができ
る。
【0013】
【実施例】次に添付図面に従い本考案の好適な実施例を
詳述する。図1は多ピンのピン端子を備えるピンコネク
タ1を示し、図2は多コンタクトを備えるソケット2を
示し、図3は上記ピンコネクタ1と上記ソケット2の嵌
合接続状態を示している。これらの図に於いてはピン端
子群及びコンタクト群を、各々上下2段千鳥状に配列し
てあるので、これら各断面図は、上記ピン端子又はコン
タクトの千鳥状の配列に沿った線分で切断した断面図と
して示してある。次いで図4〜図7は各々シール部材の
みを示し、図8〜図13は各々シールストッパのみを示
している。
詳述する。図1は多ピンのピン端子を備えるピンコネク
タ1を示し、図2は多コンタクトを備えるソケット2を
示し、図3は上記ピンコネクタ1と上記ソケット2の嵌
合接続状態を示している。これらの図に於いてはピン端
子群及びコンタクト群を、各々上下2段千鳥状に配列し
てあるので、これら各断面図は、上記ピン端子又はコン
タクトの千鳥状の配列に沿った線分で切断した断面図と
して示してある。次いで図4〜図7は各々シール部材の
みを示し、図8〜図13は各々シールストッパのみを示
している。
【0014】これらの図に於いて、先ずピンコネクタ1
を説明すると、ピンコネクタ1は、コンタクトハウジン
グ5と、このコネクタハウジング5に取着された複数の
ピン端子6a,6b・・・・より成る。上記コネクタハ
ウジング5にはソケット嵌合凹部7が形成され、この嵌
合凹部7内に上記のピン端子6a,6b・・・・の先端
3が臨んでいる。且つコネクタハウジング5の前部4の
外周面には、ソケットハウジングのロック凸部12が係
合できるロック凹部8が形成されている。他方、ソケッ
ト2はソケットハウジング9と、このソケットハウジン
グ9に装着された複数のコンタクト10a,10b・・
・・より成り、上記各コンタクト10a,10b・・・
・の各々には電線11が接続されている。
を説明すると、ピンコネクタ1は、コンタクトハウジン
グ5と、このコネクタハウジング5に取着された複数の
ピン端子6a,6b・・・・より成る。上記コネクタハ
ウジング5にはソケット嵌合凹部7が形成され、この嵌
合凹部7内に上記のピン端子6a,6b・・・・の先端
3が臨んでいる。且つコネクタハウジング5の前部4の
外周面には、ソケットハウジングのロック凸部12が係
合できるロック凹部8が形成されている。他方、ソケッ
ト2はソケットハウジング9と、このソケットハウジン
グ9に装着された複数のコンタクト10a,10b・・
・・より成り、上記各コンタクト10a,10b・・・
・の各々には電線11が接続されている。
【0015】勿論、この各コンタクト10a,10b・
・・・と上述したピンコネクタのピン端子6a,6b・
・・・の各々は上下2段千鳥に配設され、互いに接続で
きるよう相互に関係を定められて各ハウジングに配列さ
れている。そしてこの例では上記コンタクト10a,1
0b・・・・の各々をいわゆる圧着型端子として示して
ある。
・・・と上述したピンコネクタのピン端子6a,6b・
・・・の各々は上下2段千鳥に配設され、互いに接続で
きるよう相互に関係を定められて各ハウジングに配列さ
れている。そしてこの例では上記コンタクト10a,1
0b・・・・の各々をいわゆる圧着型端子として示して
ある。
【0016】そして上記ソケットハウジング9に一体的
に、各コンタクト10a,10b・・・・を囲むように
して筒状のコンタクト収容筒壁13a,13b・・・・
を形成する。従って上記コンタクト収容筒壁13a,1
3b・・・・も上下2段千鳥に配設され、且つ各コンタ
クト10a,10b・・・・の各々は各コンタクト収容
筒壁13a,13b・・・・に取囲まれるようにしてソ
ケットハウジング9内に装着されている。このようにす
ると、ピンコネクタ1の嵌合凹部7内にソケットハウジ
ング9を嵌合し、ピン端子6a,6b・・・・に対しコ
ンタクト10a,10b・・・・を各々接続した時、相
互に接続せる各ピン端子とコンタクトの接続箇所は、上
下2段千鳥配列の1つ1つコンタクト収容筒壁13a,
13bによって囲まれる。而もこれら1つ1つのコンタ
クト収容筒壁13a,13bの横断面形状は円形に形成
されている。
に、各コンタクト10a,10b・・・・を囲むように
して筒状のコンタクト収容筒壁13a,13b・・・・
を形成する。従って上記コンタクト収容筒壁13a,1
3b・・・・も上下2段千鳥に配設され、且つ各コンタ
クト10a,10b・・・・の各々は各コンタクト収容
筒壁13a,13b・・・・に取囲まれるようにしてソ
ケットハウジング9内に装着されている。このようにす
ると、ピンコネクタ1の嵌合凹部7内にソケットハウジ
ング9を嵌合し、ピン端子6a,6b・・・・に対しコ
ンタクト10a,10b・・・・を各々接続した時、相
互に接続せる各ピン端子とコンタクトの接続箇所は、上
下2段千鳥配列の1つ1つコンタクト収容筒壁13a,
13bによって囲まれる。而もこれら1つ1つのコンタ
クト収容筒壁13a,13bの横断面形状は円形に形成
されている。
【0017】加えて上記接続状態の時、本考案は、各コ
ンタクト収容筒壁13a,13b・・・・の周りに、そ
れらを囲むようにしてシール部材14を密接して周設す
るようにしたものである。そこでこれを図4〜図7に従
い具体的に説明すると、シール部材14全体は、その外
周面15がコネクタハウジング5の嵌合凹部7の内周面
16に密接し、且つその先端17が嵌合凹部7の底面1
8に対向した状態でコネクタハウジング5の嵌合凹部7
内に装着されている。そしてこの一体物のシール部材1
4には、上記各コンタクト収容筒壁13a,13b・・
・・が挿通できる所の円形の挿通孔19a,19b,1
9c・・・・が形成され、これらの挿通孔19a,19
b,19c・・・・の周りの部分が各々のシール部20
として区画されているものである。而も上下2段千鳥に
配列されていると共に、これら各挿通孔19a,19
b,19c・・・・に上記のコンタクト収容筒壁13
a,13b・・・・が挿入できるように上下2段千鳥に
配列されている。この例では上段Xに1つの挿通孔19
aともう1つの挿通孔19cが示され、下段に挿通孔1
9a,19cに対して千鳥となる挿通孔19bが示され
ている。
ンタクト収容筒壁13a,13b・・・・の周りに、そ
れらを囲むようにしてシール部材14を密接して周設す
るようにしたものである。そこでこれを図4〜図7に従
い具体的に説明すると、シール部材14全体は、その外
周面15がコネクタハウジング5の嵌合凹部7の内周面
16に密接し、且つその先端17が嵌合凹部7の底面1
8に対向した状態でコネクタハウジング5の嵌合凹部7
内に装着されている。そしてこの一体物のシール部材1
4には、上記各コンタクト収容筒壁13a,13b・・
・・が挿通できる所の円形の挿通孔19a,19b,1
9c・・・・が形成され、これらの挿通孔19a,19
b,19c・・・・の周りの部分が各々のシール部20
として区画されているものである。而も上下2段千鳥に
配列されていると共に、これら各挿通孔19a,19
b,19c・・・・に上記のコンタクト収容筒壁13
a,13b・・・・が挿入できるように上下2段千鳥に
配列されている。この例では上段Xに1つの挿通孔19
aともう1つの挿通孔19cが示され、下段に挿通孔1
9a,19cに対して千鳥となる挿通孔19bが示され
ている。
【0018】この各シール部20に着目すると、各コン
タクト収容筒壁13a,13bの外周面21に密接する
シール面22には、谷部23と山部24が交互に形成さ
れ、上記の山部24が外周面21に密接するものであ
る。従ってピンコネクタ1のコネクタハウジング嵌合凹
部7内にソケットハウジング9を嵌合した時、各コンタ
クト収容筒壁13a,13b・・・・はシール部材14
の各挿通孔19a,19b,19c・・・・に各々挿入
され、この嵌合時、各コンタクト収容筒壁13a,13
b・・・・はシール部材14のシール部20のシール面
22によって、その周りがシールされる。即ち相互に接
続せる各ピン端子とコンタクトが個々独立的にその周り
をシールされる。勿論、ソケットハウジング9の外周面
とコネクタハウジング5の内周面の間から浸水せんとす
る水は上記シール部材14の外周面15が嵌合凹部7の
内周面16に密接していることによって防止されるし、
ピンコネクタハウジング5に取着されたピン端子6a,
6b・・・・とピンコネクタハウジング5の間の隙間の
シールも適宜施され、且つソケットハウジング9と電線
11の間のシールも、例えば図示の如きシールパッキン
グ25等によって施される。
タクト収容筒壁13a,13bの外周面21に密接する
シール面22には、谷部23と山部24が交互に形成さ
れ、上記の山部24が外周面21に密接するものであ
る。従ってピンコネクタ1のコネクタハウジング嵌合凹
部7内にソケットハウジング9を嵌合した時、各コンタ
クト収容筒壁13a,13b・・・・はシール部材14
の各挿通孔19a,19b,19c・・・・に各々挿入
され、この嵌合時、各コンタクト収容筒壁13a,13
b・・・・はシール部材14のシール部20のシール面
22によって、その周りがシールされる。即ち相互に接
続せる各ピン端子とコンタクトが個々独立的にその周り
をシールされる。勿論、ソケットハウジング9の外周面
とコネクタハウジング5の内周面の間から浸水せんとす
る水は上記シール部材14の外周面15が嵌合凹部7の
内周面16に密接していることによって防止されるし、
ピンコネクタハウジング5に取着されたピン端子6a,
6b・・・・とピンコネクタハウジング5の間の隙間の
シールも適宜施され、且つソケットハウジング9と電線
11の間のシールも、例えば図示の如きシールパッキン
グ25等によって施される。
【0019】加えて、上記シール部20を一体としたシ
ール部材14が、挿脱時、外脱されるのを防止する手段
が施されている。即ちシールストッパ26を有する。こ
の一具体例は図8〜図13に示される。即ち、シールス
トッパ26は、一端27がコネクタハウジング5の前部
28の係合凸部29に係合され、他方の端面30をシー
ル部材14の後端面31に突き当てるようにしてコネク
タハウジング5の内周面に装着されている。このシール
ストッパ26も、一体物として形成され、上記コンタク
ト収容筒壁13a,13bの各々が挿通できる挿通孔3
2a,32b,32cが形成され、ソケットハウジング
9をコネクタハウジング5の嵌合凹部7に嵌合した時、
各コンタクト収容筒壁13a,13bがこの挿通孔32
a,32b,32cを通り嵌合される。従ってシール部
材14の各シール部20はこのシールストッパ26の各
端面30によって保持されている。勿論シール部材14
は一体物であるが、その部分の一つのシール部20に着
目した場合、そのシール部20は、コンタクト収容筒壁
13aを囲むようにして周状に形成されていると共に、
このシールストッパ26の端面も周状に形成されている
ので、シール部20は周状に保持されているものであ
る。
ール部材14が、挿脱時、外脱されるのを防止する手段
が施されている。即ちシールストッパ26を有する。こ
の一具体例は図8〜図13に示される。即ち、シールス
トッパ26は、一端27がコネクタハウジング5の前部
28の係合凸部29に係合され、他方の端面30をシー
ル部材14の後端面31に突き当てるようにしてコネク
タハウジング5の内周面に装着されている。このシール
ストッパ26も、一体物として形成され、上記コンタク
ト収容筒壁13a,13bの各々が挿通できる挿通孔3
2a,32b,32cが形成され、ソケットハウジング
9をコネクタハウジング5の嵌合凹部7に嵌合した時、
各コンタクト収容筒壁13a,13bがこの挿通孔32
a,32b,32cを通り嵌合される。従ってシール部
材14の各シール部20はこのシールストッパ26の各
端面30によって保持されている。勿論シール部材14
は一体物であるが、その部分の一つのシール部20に着
目した場合、そのシール部20は、コンタクト収容筒壁
13aを囲むようにして周状に形成されていると共に、
このシールストッパ26の端面も周状に形成されている
ので、シール部20は周状に保持されているものであ
る。
【0020】上記構成に基づき、その作用を説明する。
ピンコネクタ1とソケット2を互いに嵌合すると、ソケ
ットハウジング9の各コンタクト収容筒壁13a,13
b・・・・の各々がシールストッパ26の挿通孔32
a,32b,32cを通り、シール部材14の各挿通孔
19a,19b,19c・・・・内に挿入され、この状
態で各コンタクト10a,10b・・・・の各々とピン
端子6a,6b・・・・が相互に接続する。この状態を
示したのが図3である。ここで何等かの原因によって、
電線11の芯線と絶縁被覆の間の極小の隙間を通って毛
細管作用等により水が侵入したとする。この図の例の場
合、一つのピン端子6aとそれに接続された一つのコン
タクト10aの接続箇所に着目してみると、ここに侵入
した水は、コンタクト収容筒壁13aの内壁を伝わり、
且つコンタクト収容筒壁13の先端33と嵌合凹部7の
底面18の対接面を通り、隣りのピン端子6b及びコン
タクト10bの接続箇所に侵入しようとする。然しなが
ら、そのコンタクト収容筒壁13aの周りにはシール部
材14のシール部20が配設されている。このシール部
20の先端17は嵌合凹部7の底面18に対向している
ので、そこからの水の侵入を阻止すると共に特にシール
部20の山部24がコンタクト収容筒壁13aに弾発的
に密接している。従ってコンタクト収容筒壁13aの外
周面に沿って水が侵入することも防止される。この事は
他方のピン端子6bとコンタクト10bの接続箇所に着
目した場合でも同様である。故に、互いに接続せる各々
のピン端子とコンタクトは個々独立にシールされ、互い
に電気的に短絡することが防止される。
ピンコネクタ1とソケット2を互いに嵌合すると、ソケ
ットハウジング9の各コンタクト収容筒壁13a,13
b・・・・の各々がシールストッパ26の挿通孔32
a,32b,32cを通り、シール部材14の各挿通孔
19a,19b,19c・・・・内に挿入され、この状
態で各コンタクト10a,10b・・・・の各々とピン
端子6a,6b・・・・が相互に接続する。この状態を
示したのが図3である。ここで何等かの原因によって、
電線11の芯線と絶縁被覆の間の極小の隙間を通って毛
細管作用等により水が侵入したとする。この図の例の場
合、一つのピン端子6aとそれに接続された一つのコン
タクト10aの接続箇所に着目してみると、ここに侵入
した水は、コンタクト収容筒壁13aの内壁を伝わり、
且つコンタクト収容筒壁13の先端33と嵌合凹部7の
底面18の対接面を通り、隣りのピン端子6b及びコン
タクト10bの接続箇所に侵入しようとする。然しなが
ら、そのコンタクト収容筒壁13aの周りにはシール部
材14のシール部20が配設されている。このシール部
20の先端17は嵌合凹部7の底面18に対向している
ので、そこからの水の侵入を阻止すると共に特にシール
部20の山部24がコンタクト収容筒壁13aに弾発的
に密接している。従ってコンタクト収容筒壁13aの外
周面に沿って水が侵入することも防止される。この事は
他方のピン端子6bとコンタクト10bの接続箇所に着
目した場合でも同様である。故に、互いに接続せる各々
のピン端子とコンタクトは個々独立にシールされ、互い
に電気的に短絡することが防止される。
【0021】加えて、シール部材14は各コンタクト1
0a,10b・・・・の周りに直接密接して配置されて
いるものではなく、嵌合時各コンタクト10a,10b
・・・・を各々取囲んでいる各筒状周壁13a,13b
の周りに密接して配置されていることによって上記の作
用が図られるものであるから、各ピン端子が接続される
相手の各コンタクトの接続時の弾性変化を阻害しない。
0a,10b・・・・の周りに直接密接して配置されて
いるものではなく、嵌合時各コンタクト10a,10b
・・・・を各々取囲んでいる各筒状周壁13a,13b
の周りに密接して配置されていることによって上記の作
用が図られるものであるから、各ピン端子が接続される
相手の各コンタクトの接続時の弾性変化を阻害しない。
【0022】所で、各コンタクト収容筒状周壁13a,
13b・・・・の周りの各挿通孔19a,19b,19
c・・・・は円形であって、シール面22は各コンタク
ト収容筒壁13a,13b・・・・の外周面21に均等
に密接するので全体のシール性が良い。且つこのような
コンタクト収容筒状周壁13a,13b・・・・を有し
ていても、シール部材14の各挿通孔19a,19b,
19c・・・・も各コンタクト収容筒状周壁13a,1
3b・・・・も上下2段の千鳥配列なので、電気コネク
タ全体の高さを低くすることができる。
13b・・・・の周りの各挿通孔19a,19b,19
c・・・・は円形であって、シール面22は各コンタク
ト収容筒壁13a,13b・・・・の外周面21に均等
に密接するので全体のシール性が良い。且つこのような
コンタクト収容筒状周壁13a,13b・・・・を有し
ていても、シール部材14の各挿通孔19a,19b,
19c・・・・も各コンタクト収容筒状周壁13a,1
3b・・・・も上下2段の千鳥配列なので、電気コネク
タ全体の高さを低くすることができる。
【0023】更に、シール部材14は全体としてシール
ストッパ26によって抑えられているので、ピンコネク
タ1とソケット2の挿脱を繰り返しても上記シール部材
14が規定の位置から外れるおそれは全くない。
ストッパ26によって抑えられているので、ピンコネク
タ1とソケット2の挿脱を繰り返しても上記シール部材
14が規定の位置から外れるおそれは全くない。
【0024】且つこのストッパ26の端面30によって
シール部材14の各シール部20が抑えられているの
で、各シール部20の山部24の弾発的な各コンタクト
収容筒壁13a,13bに密接する状態が増しシール性
がよりよく保持される。
シール部材14の各シール部20が抑えられているの
で、各シール部20の山部24の弾発的な各コンタクト
収容筒壁13a,13bに密接する状態が増しシール性
がよりよく保持される。
【0025】
【効果】以上詳述した如くこの考案によれば次の効果が
ある。即ち、多ピン、多コンタクトの電気コネクタに於
いて、電線の芯線と絶縁被覆の間の極小の隙間を通って
毛細管作用等により水が浸水し、各ピン端子と各コンタ
クトの接続箇所へ水が至ったとしても、各接続箇所は、
各筒状周壁の外周面に密接しているシール部材によって
個々独立的にシールされているので、1つの接続箇所か
ら他の接続箇所へ、又はその逆に水が浸水するおそれは
なく、隣り合う接続箇所同志が電気的に短絡するおそれ
はない利点を有する。加えて、シール部材は、各コンタ
クトの周りに直接密接して配置されているものではな
く、各コンタクトを筒状周壁によって各々取囲み、各ピ
ン端子と各コンタクトが嵌合接続した時に、上記各筒状
周壁の外周面にシール部材が密接することによって、各
ピン端子と各コンタクトの各接続箇所を隣りのピン端子
とコンタクトの接続箇所に対してシールするようにした
ものであるから、各コンタクトの弾性変化機能を阻害し
ないで上記の利点が可能にされる。更に、各コンタクト
収容筒壁に対するシール部材の密着性がより良好とな
り、よりよい各コンタクトとピン端子の接続箇所のシー
ルが図られる。加えて、シール部材はシールストッパに
よって保持されているので、挿脱の際シール部材が抜け
落ちたりするおそれはない利点を有する。
ある。即ち、多ピン、多コンタクトの電気コネクタに於
いて、電線の芯線と絶縁被覆の間の極小の隙間を通って
毛細管作用等により水が浸水し、各ピン端子と各コンタ
クトの接続箇所へ水が至ったとしても、各接続箇所は、
各筒状周壁の外周面に密接しているシール部材によって
個々独立的にシールされているので、1つの接続箇所か
ら他の接続箇所へ、又はその逆に水が浸水するおそれは
なく、隣り合う接続箇所同志が電気的に短絡するおそれ
はない利点を有する。加えて、シール部材は、各コンタ
クトの周りに直接密接して配置されているものではな
く、各コンタクトを筒状周壁によって各々取囲み、各ピ
ン端子と各コンタクトが嵌合接続した時に、上記各筒状
周壁の外周面にシール部材が密接することによって、各
ピン端子と各コンタクトの各接続箇所を隣りのピン端子
とコンタクトの接続箇所に対してシールするようにした
ものであるから、各コンタクトの弾性変化機能を阻害し
ないで上記の利点が可能にされる。更に、各コンタクト
収容筒壁に対するシール部材の密着性がより良好とな
り、よりよい各コンタクトとピン端子の接続箇所のシー
ルが図られる。加えて、シール部材はシールストッパに
よって保持されているので、挿脱の際シール部材が抜け
落ちたりするおそれはない利点を有する。
【0026】加えて、各コンタクト収容筒壁の周りのシ
ール部材の挿通孔は円形であって、シール面は各コンタ
クト収容筒壁の外周面に均等に接っするので全体のシー
ル性が良いと共に、このようなコンタクト収容筒壁を有
していても、シール部材の各挿通孔も、各コンタクト収
容筒壁も上下2段千鳥配列なので電気コネクタ全体の高
さを低くすることができる。
ール部材の挿通孔は円形であって、シール面は各コンタ
クト収容筒壁の外周面に均等に接っするので全体のシー
ル性が良いと共に、このようなコンタクト収容筒壁を有
していても、シール部材の各挿通孔も、各コンタクト収
容筒壁も上下2段千鳥配列なので電気コネクタ全体の高
さを低くすることができる。
【図1】ピンコネクタの断面図(千鳥状に配列されたピ
ン端子の配列に沿って切断した線分で示した断面図)で
ある。
ン端子の配列に沿って切断した線分で示した断面図)で
ある。
【図2】ソケットの断面図(千鳥状に配列されたコンタ
クトの配列に沿って切断した線分で示した断面図)であ
る。
クトの配列に沿って切断した線分で示した断面図)であ
る。
【図3】図1,図2で示したピンコンタクトとソケット
を嵌合接続した所を示した断面図である。
を嵌合接続した所を示した断面図である。
【図4】シール部材の正面図である。
【図5】シール部材の背面図である。
【図6】図5のY−Y' 線断面図である。
【図7】図5のX−X' 線断面図である。
【図8】シールストッパの正面図である。
【図9】シールストッパの平面図である。
【図10】シールストッパの背面図である。
【図11】シールストッパの右側面図である。
【図12】図10のZ−Z' 線断面図である。
【図13】図10のW−W線断面図である。
1 ピンコネクタ 2 ソケット 5 ピンコネクタハウジング 6a,6b ピン端子 7 嵌合凹部 9 ソケットハウジング 10a,10b コンタクト 11 電線 14 シール部材 15 シール部材14の外周面 16 嵌合凹部の内周面 17 シール部材の先端 18 嵌合凹部の底面 20 シール部材の各シール部 23 谷部 24 山部 26 シールストッパ 30 シールストッパの端面 31 シールストッパの端面が当るシール部材1
4の端部
4の端部
フロントページの続き (72)考案者 佐野 稔 神奈川県大和市深見台4−9−14 グリー ンハイツ101 (72)考案者 阪野 雅弘 神奈川県横浜市保土ケ谷区上菅田町745− 3
Claims (1)
- 【請求項1】 ソケットハウジング9に複数のコンタク
ト収容筒壁13a,13b・・・・が一体的に形成され
て成り、 複数のコンタクト10a,10b・・・・の各々が上記
各コンタクト収容筒壁13a,13b・・・・・中に個
々に収容された状態で配列されているソケット2と、 コンタクトハウジング5に上記ソケット2のコンタクト
収容筒壁13a,13b・・・・を収容する為の嵌合凹
部7が形成されて成ると共に、この嵌合凹部7中に、そ
の先端17が当該嵌合凹部7の底面18に対向するよう
にして配設されたシール部材14の個々の挿通孔19
a,19b,19c・・・・中に位置するようにしてピ
ン端子6a,6b・・・・の各々が配設されているピン
コネクタ1より成る電気コネクタに於いて、 上記ピンコネクタ1とソケット2の嵌合時、上記嵌合凹
部7中のシール部材14の各挿通孔19a,19b,1
9c・・・・中に各コンタクト収容筒壁13a,13b
・・・・が入り、各コンタクト収容筒壁13a,13b
・・・・の外周面21に上記シール部材14の各挿通孔
19a,19b,19c・・・・を区画するシール面2
2が密接するように成し、更に上記各コンタクト収容筒
壁13a,13b・・・・は横断面円形に形成され、こ
の円形の各コンタクト収容筒壁13a,13b・・・・
の外周面21に密接する上記シール部材14の各挿通孔
19a,19b,19c・・・・も横断面円形に形成さ
れていると共に、上記複数のコンタクト10a,10b
・・・・の各々を取囲む上記コンタクト収容筒壁13
a,13b・・・・は、複数のコンタクト10a,10
b・・・・の上下2段の千鳥配列状に合わせて上下2段
の千鳥配列状に配列されていると共に、上記複数のピン
端子6a,6b・・・・が通されている上記シール部材
14の複数の挿通孔19a,19b,19c・・・・も
上記コンタクト収容筒壁13a,13b・・・・の上下
2段の千鳥配列に対応させて上下2段の千鳥配列状に配
列されていることを特徴とする防水型電気コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3282493U JPH086377Y2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 防水型電気コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3282493U JPH086377Y2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 防水型電気コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0686277U JPH0686277U (ja) | 1994-12-13 |
| JPH086377Y2 true JPH086377Y2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=12369584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3282493U Expired - Lifetime JPH086377Y2 (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 防水型電気コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086377Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011134689A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Autonetworks Technologies Ltd | 車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニット |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1684388B1 (en) | 2004-05-10 | 2012-02-22 | Yazaki Corporation | Case member provided with connector part |
| JP5271113B2 (ja) * | 2009-02-26 | 2013-08-21 | 株式会社ミツバ | 燃料供給装置 |
| JP6873641B2 (ja) * | 2016-09-26 | 2021-05-19 | 清水建設株式会社 | ループ状継手を備えたプレキャストコンクリート床版 |
-
1993
- 1993-05-26 JP JP3282493U patent/JPH086377Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011134689A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Autonetworks Technologies Ltd | 車両用自動変速機に設けられる電子回路ユニット |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0686277U (ja) | 1994-12-13 |
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