JPH086400Y2 - Elパネル - Google Patents
ElパネルInfo
- Publication number
- JPH086400Y2 JPH086400Y2 JP10754490U JP10754490U JPH086400Y2 JP H086400 Y2 JPH086400 Y2 JP H086400Y2 JP 10754490 U JP10754490 U JP 10754490U JP 10754490 U JP10754490 U JP 10754490U JP H086400 Y2 JPH086400 Y2 JP H086400Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- panel
- water
- back electrode
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、EL(エレクトロルミネッセンス)パネル
に係り、特に、点灯中による周縁部の黒化を改良した有
機バインダ分散形ELパネルに関する。
に係り、特に、点灯中による周縁部の黒化を改良した有
機バインダ分散形ELパネルに関する。
[従来の技術] 一般に、ZnS:Cu等の蛍光体粒子を有機バインダに分散
させて電場発光層を形成した有機バインダ分散形ELパネ
ルにおいては、湿度による輝度劣化を防ぐため、極めて
透湿度の低い三フッ化塩化エチレン樹脂(PCTFE)から
なる外皮フィルムが使用されている。この外皮フィルム
の三フッ化塩化エチレン樹脂(PCTFE)には接着性が弱
いため、外皮フィルムは、例えば、フィルム表面にスパ
ッタエッチング処理を施すことにより接着可能とし、熱
可塑性のポリオレフィン系の樹脂の接着剤層を被覆して
形成されており、従って、ELパネルの周縁部における外
皮フィルムのシール部は前記接着剤層で接着されてい
る。
させて電場発光層を形成した有機バインダ分散形ELパネ
ルにおいては、湿度による輝度劣化を防ぐため、極めて
透湿度の低い三フッ化塩化エチレン樹脂(PCTFE)から
なる外皮フィルムが使用されている。この外皮フィルム
の三フッ化塩化エチレン樹脂(PCTFE)には接着性が弱
いため、外皮フィルムは、例えば、フィルム表面にスパ
ッタエッチング処理を施すことにより接着可能とし、熱
可塑性のポリオレフィン系の樹脂の接着剤層を被覆して
形成されており、従って、ELパネルの周縁部における外
皮フィルムのシール部は前記接着剤層で接着されてい
る。
第2図を参照すれば、一般に分散型ELパネルは、透明
電極2と背面電極4との間に、電界発光層6及び反射絶
縁層8を設け、これらを捕水層10、12で包囲した上に、
一対の外皮フィルム14、16を積層したものであり、外皮
フィルム14、16は、夫々、三フッ化塩化エチレン樹脂か
らなる基材層18、20と、小量の酢酸ビニル樹脂又はアク
リル系樹脂等を含有させたポリエチレンの変性樹脂によ
る接着剤層22、24とを有しており、これら外皮フィルム
14、16の周縁部は、接着剤層22、24で互いに封着されて
いる。
電極2と背面電極4との間に、電界発光層6及び反射絶
縁層8を設け、これらを捕水層10、12で包囲した上に、
一対の外皮フィルム14、16を積層したものであり、外皮
フィルム14、16は、夫々、三フッ化塩化エチレン樹脂か
らなる基材層18、20と、小量の酢酸ビニル樹脂又はアク
リル系樹脂等を含有させたポリエチレンの変性樹脂によ
る接着剤層22、24とを有しており、これら外皮フィルム
14、16の周縁部は、接着剤層22、24で互いに封着されて
いる。
[本考案が解決しようとする課題] しかしながら、一対の外皮フィルム14、16で密封され
たELパネルでは、第5図中記号Aで示されるように、前
記接着剤層22、24を介して側面から水分が浸入し、発光
面の周辺で輝度が低下したり、周辺部が黒化してしまう
という問題があった。
たELパネルでは、第5図中記号Aで示されるように、前
記接着剤層22、24を介して側面から水分が浸入し、発光
面の周辺で輝度が低下したり、周辺部が黒化してしまう
という問題があった。
従って、この考案の目的は、発光面における周辺黒化
を抑制し、寿命の長いELパネルを提供することにある。
を抑制し、寿命の長いELパネルを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上述の目的は、透明電極及び背面電極を包囲した一対
の捕水層と、これら捕水層上に積層されると共に、該周
縁部をシールされてなる外皮フィルムとを有したELパネ
ルにおいて、上記背面電極側の捕水層と外皮フィルムと
の間に多孔質シートが形成されてなることを特徴とする
ELパネルにより、解決される。
の捕水層と、これら捕水層上に積層されると共に、該周
縁部をシールされてなる外皮フィルムとを有したELパネ
ルにおいて、上記背面電極側の捕水層と外皮フィルムと
の間に多孔質シートが形成されてなることを特徴とする
ELパネルにより、解決される。
好適には、多孔質シートが紙又はセロハンからなって
いる。
いる。
又、背面電極側の外皮フィルムが、アルミニウム層を
有した積層フィルムからなっている。
有した積層フィルムからなっている。
[作用] 背面電極側の捕水層と外皮フィルムとの間に多孔質シ
ートを形成することにより、外皮フィルムの周辺部にお
いて、溶融した接着剤層を介して浸入してきた水分が多
孔質シート内部の孔を通気孔として背面電極側の捕水層
全面に広がるので、従来のように、蛍光面の周辺が劣化
して黒化することがない。又、捕水層の全面にわたる水
分吸収能力一杯まで、捕水層が水分を捕獲するので、発
光層における発光輝度の劣化が遅延され、長寿命が実現
される。
ートを形成することにより、外皮フィルムの周辺部にお
いて、溶融した接着剤層を介して浸入してきた水分が多
孔質シート内部の孔を通気孔として背面電極側の捕水層
全面に広がるので、従来のように、蛍光面の周辺が劣化
して黒化することがない。又、捕水層の全面にわたる水
分吸収能力一杯まで、捕水層が水分を捕獲するので、発
光層における発光輝度の劣化が遅延され、長寿命が実現
される。
又、背面電極側の外皮フィルムが、アルミニウム層を
有した積層フィルムからなっている場合、従来、背面電
極側の捕水層を設けたとしても水分を捕獲する役目を果
たさなかったが、多孔質シートにより、捕水層としての
機能を充分に果たす。
有した積層フィルムからなっている場合、従来、背面電
極側の捕水層を設けたとしても水分を捕獲する役目を果
たさなかったが、多孔質シートにより、捕水層としての
機能を充分に果たす。
[実施例] 以下、図面を参照しながら、この考案の一実施例を説
明する。
明する。
第1図には、本考案のELパネルの概略断面図が示され
ている。第1図中、第2図と同じ部位には同じ番号が付
けてあり、即ち、第1図左側に示されるように、ELパネ
ルは、透明電極2と背面電極4との間に、電界発光層6
及び反射絶縁層8を設け、これらを捕水層10、12で包囲
し、背面電極4側の捕水層12に多孔質シート26を積層
し、捕水層10及び多孔質シート26の上に一対の外皮フィ
ルム14、16′をそれぞれ積層したものである。
ている。第1図中、第2図と同じ部位には同じ番号が付
けてあり、即ち、第1図左側に示されるように、ELパネ
ルは、透明電極2と背面電極4との間に、電界発光層6
及び反射絶縁層8を設け、これらを捕水層10、12で包囲
し、背面電極4側の捕水層12に多孔質シート26を積層
し、捕水層10及び多孔質シート26の上に一対の外皮フィ
ルム14、16′をそれぞれ積層したものである。
外皮フィルム14は、三フッ化塩化エチレン樹脂からな
る基材層18と、変性樹脂による接着剤層22とを有してい
る。一方、背面電極4側の外皮フィルム16′は、4層か
らなる積層フィルムであって、ポリエステル樹脂からな
る基材層162、ポリエチレン樹脂からなる接着層164、ア
ルミニウム箔からなるアルミニウム層166及び接着剤層1
68からなっている。このようなアルミニウム積層フィル
ムをELパネルに積層するには、通常の熱ローラを使用す
ることであり、容易に積層できる。
る基材層18と、変性樹脂による接着剤層22とを有してい
る。一方、背面電極4側の外皮フィルム16′は、4層か
らなる積層フィルムであって、ポリエステル樹脂からな
る基材層162、ポリエチレン樹脂からなる接着層164、ア
ルミニウム箔からなるアルミニウム層166及び接着剤層1
68からなっている。このようなアルミニウム積層フィル
ムをELパネルに積層するには、通常の熱ローラを使用す
ることであり、容易に積層できる。
この考案における注目すべきことには、背面電極4側
の捕水層12に積層された多孔質シート26があるが、この
多孔質シート26は、捕水層10、12の背面電極4への圧着
時又は外皮フィルム14、16の熱圧着時に積層することに
より、形成されるか、予め、捕水層12の一面に多孔質シ
ート26を積層しておくことでもよい。そして、この多孔
質シート26は、本実施例では、片面を防湿加工した防湿
セロハン紙50μmからなっているが、水分を充分に乾燥
させた紙、セロハン等の多孔質シートからなっていれば
よい。厚さは10乃至200μmであるが、好適には100μm
の前後の厚さが好ましい。
の捕水層12に積層された多孔質シート26があるが、この
多孔質シート26は、捕水層10、12の背面電極4への圧着
時又は外皮フィルム14、16の熱圧着時に積層することに
より、形成されるか、予め、捕水層12の一面に多孔質シ
ート26を積層しておくことでもよい。そして、この多孔
質シート26は、本実施例では、片面を防湿加工した防湿
セロハン紙50μmからなっているが、水分を充分に乾燥
させた紙、セロハン等の多孔質シートからなっていれば
よい。厚さは10乃至200μmであるが、好適には100μm
の前後の厚さが好ましい。
尚、セロハン紙の場合、片面を防湿加工した防湿セロ
ハン紙を用い、外皮フィルム16との接触面が、防湿加工
を施した防湿面となるように配置することは、第1図中
の記号Aで示された外皮フィルム14、16の接着剤層22、
24から浸入する水分を捕水層12全面に拡散させるため、
当然である。
ハン紙を用い、外皮フィルム16との接触面が、防湿加工
を施した防湿面となるように配置することは、第1図中
の記号Aで示された外皮フィルム14、16の接着剤層22、
24から浸入する水分を捕水層12全面に拡散させるため、
当然である。
又、乾燥については、予め、紙又はセロハン紙を1乃
至3時間真空乾燥後、積層することで充分である。
至3時間真空乾燥後、積層することで充分である。
このようにして構成されたELパネルは、多孔質シート
26を形成しないこと以外上述の実施例と同一の従来のEL
パネルに比較して、1000時間も輝度半減期の寿命を長く
した6000時間を実現できた。
26を形成しないこと以外上述の実施例と同一の従来のEL
パネルに比較して、1000時間も輝度半減期の寿命を長く
した6000時間を実現できた。
又、従来、湿度95%で温度40℃とした強制劣化試験の
結果、600時間前後で発光面における周辺の黒化が現れ
ていたのに対し、本実施例では、黒化が1000時間を過ぎ
ても現れず、発光面の輝度ムラが生じなかった。
結果、600時間前後で発光面における周辺の黒化が現れ
ていたのに対し、本実施例では、黒化が1000時間を過ぎ
ても現れず、発光面の輝度ムラが生じなかった。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、背面電極側の
捕水層と外皮フィルムとの間に多孔質シートを形成する
ことにより、発光面における周辺黒化を防止し、寿命の
長いELパネルを提供することができる。
捕水層と外皮フィルムとの間に多孔質シートを形成する
ことにより、発光面における周辺黒化を防止し、寿命の
長いELパネルを提供することができる。
第1図は、本考案による一実施例のELパネルの概略部分
断面図であり、第2図は、第1図と同様な従来のELパネ
ルの概略部分断面図である。 2……透明電極、4……背面電極、6……発光層、10、
12……捕水層、14、16′……外皮フィルム、20′、26…
…多孔質シート、164……アルミニウム層。
断面図であり、第2図は、第1図と同様な従来のELパネ
ルの概略部分断面図である。 2……透明電極、4……背面電極、6……発光層、10、
12……捕水層、14、16′……外皮フィルム、20′、26…
…多孔質シート、164……アルミニウム層。
Claims (3)
- 【請求項1】透明電極及び背面電極を包囲した一対の捕
水層と、これら捕水層上に積層されると共に、該周縁部
をシールされてなる外皮フィルムとを有したELパネルに
おいて、上記背面電極側の捕水層と外皮フィルムとの間
に多孔質シートが形成されてなることを特徴とするELパ
ネル。 - 【請求項2】上記多孔質シートが紙又はセロハンからな
っていることを特徴とする実用新案登録の範囲第1項に
記載のELパネル。 - 【請求項3】上記背面電極側の外皮フィルムが、アルミ
ニウム層を有した積層フィルムからなっていることをを
特徴とする実用新案登録の範囲第1項又は第2項に記載
のELパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10754490U JPH086400Y2 (ja) | 1990-10-11 | 1990-10-11 | Elパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10754490U JPH086400Y2 (ja) | 1990-10-11 | 1990-10-11 | Elパネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0463596U JPH0463596U (ja) | 1992-05-29 |
| JPH086400Y2 true JPH086400Y2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=31854111
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10754490U Expired - Lifetime JPH086400Y2 (ja) | 1990-10-11 | 1990-10-11 | Elパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086400Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-11 JP JP10754490U patent/JPH086400Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0463596U (ja) | 1992-05-29 |
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