JPH0864319A - 蛍光灯ソケットの異常発熱防止方法および蛍光灯ソケット - Google Patents

蛍光灯ソケットの異常発熱防止方法および蛍光灯ソケット

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JPH0864319A
JPH0864319A JP19547194A JP19547194A JPH0864319A JP H0864319 A JPH0864319 A JP H0864319A JP 19547194 A JP19547194 A JP 19547194A JP 19547194 A JP19547194 A JP 19547194A JP H0864319 A JPH0864319 A JP H0864319A
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JP
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thermoplastic resin
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socket
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JP19547194A
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English (en)
Inventor
Masaaki Isoda
雅章 磯田
Nobumichi Nishihama
伸通 西浜
Yasuhiro Kimura
安広 木村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】インターロック機構を用いることなく、ランプ
装着不良等による異常発熱から重大事故となるのを防止
することができる蛍光灯ソケットの異常発熱防止方法お
よび蛍光灯ソケットを提供する。 【構成】一対のランプピン1に接触する一対のピン受け
接触子2をもつ蛍光灯ソケットにおいて、ランプピン1
とピン受け接触子2との接触不良により発生する異常発
熱を防止する蛍光灯ソケットの異常発熱防止方法であっ
て、一対のピン受け接触子2と同電位の両極充電部の間
に介在する絶縁体3を異常発熱で溶融させることによ
り、両極充電部を強制的に短絡して異常発熱を停止させ
るようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、蛍光灯ソケットの異
常発熱防止方法および蛍光灯ソケットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ランプ装着不良等により、ランプ
口金とソケット内部端子間で、接触不良状態が発生した
場合に、熱可塑性樹脂製作動子が溶け、それによりイン
ターロック接点がオープンとなり、点灯回路の1次側が
オフになるようにした蛍光灯ソケットがあった(たとえ
ば特開平4-169084号) 。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この蛍光灯ソ
ケットはインターロック機構付きであり、インターロッ
ク機構を有さない蛍光灯ソケットには対応できない。し
たがって、この発明の目的は、インターロック機構を用
いることなく、ランプ装着不良等による異常発熱から重
大事故となるのを防止することができる蛍光灯ソケット
の異常発熱防止方法および蛍光灯ソケットを提供するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の蛍光灯ソケッ
トの異常発熱防止方法は、一対のランプピンに接触する
一対のピン受け接触子をもつ蛍光灯ソケットにおいて、
前記ランプピンと前記ピン受け接触子との接触不良によ
り発生する異常発熱を防止する蛍光灯ソケットの異常発
熱防止方法であって、前記一対のピン受け接触子と同電
位の両極充電部の間に介在する絶縁体を異常発熱で溶融
させることにより、前記両極充電部を強制的に短絡して
異常発熱を停止させることを特徴とするものである。
【0005】請求項2の蛍光灯ソケットは、ソケットボ
ディと、このソケットボディに進退自在に設けられて一
対のランプピン挿入孔をもつ熱可塑性樹脂製プランジャ
と、この熱可塑性樹脂製プランジャの一対のランプピン
挿入孔の内側に配置された一対のピン受け接触子と、前
記一対のピン受け接触子を前記熱可塑性樹脂製プランジ
ャに押圧する一対の圧縮コイルばねとを備え、一方の圧
縮コイルばねのピン受け接触子側に、他方の圧縮コイル
ばねまたはピン受け接触子に弾性接触する短絡片を延設
し、この短絡片の弾性接触による短絡を阻止する短絡阻
止部を前記熱可塑性樹脂製プランジャの内側に突設した
ものである。
【0006】請求項3の蛍光灯ソケットは、ソケットボ
ディと、このソケットボディに進退自在に設けられて一
対のランプピン挿入孔をもつ熱可塑性樹脂製プランジャ
と、この熱可塑性樹脂製プランジャの一対のランプピン
挿入孔の内側に配置された一対のピン受け接触子と、前
記一対のピン受け接触子を前記熱可塑性樹脂製プランジ
ャに押圧する一対の圧縮コイルばねとを備え、前記一対
の圧縮コイルばねのピン受け接触子側および前記一対の
ピン受け接触子の一方が互いに接触して短絡するよう
に、前記一対の圧縮コイルばねの基端支持部を互いに向
き合う方向に傾斜させ、前記短絡を阻止する短絡阻止部
を前記熱可塑性樹脂性プランジャの内側に突設したもの
である。
【0007】請求項4の蛍光灯ソケットは、ソケットボ
ディと、このソケットボディに進退自在に設けられて一
対のランプピン挿入孔をもつ絶縁性プランジャと、この
絶縁性プランジャの一対のランプピン挿入孔の内側に配
置された一対のピン受け接触子と、前記一対のピン受け
接触子を前記絶縁性プランジャに押圧する圧縮コイルば
ねと、この圧縮コイルばねと前記一対のピン受け接触子
との間に介在した熱可塑性樹脂製スペーサとを備えたも
のである。
【0008】請求項5の蛍光灯ソケットは、一対のラン
プピン挿入孔をもつ熱可塑性樹脂製プランジャを有する
ソケットボディと、前記一対のランプピン挿入孔の内側
に配置された一対のピン受け接触子と、この一対のピン
受け接触子を前記熱可塑性樹脂製プランジャに押圧する
一対の圧縮コイルばねとを備え、前記熱可塑性樹脂製プ
ランジャが溶融したとき前記一対のピン受け接触子を短
絡するように、前記熱可塑性樹脂製プランジャに導電体
を埋設したものである。
【0009】
【作用】請求項1の蛍光灯ソケットの異常発熱防止方法
によれば、ランプ装着不良等によりアークが発生し異常
発熱が起こると、絶縁体が溶融してピン受け接触子と同
電位の充電部間が短絡し、このためアークが止まり異常
発熱を早期に停止することができる。
【0010】請求項2の蛍光灯ソケットによれば、ラン
プ装着不良等によりアークが発生し異常発熱が起こる
と、短絡阻止部が溶融して短絡片の阻止が解除されるの
で、短絡片により一対のピン受け接触子が短絡し、この
ためアークが止まり異常発熱を早期に停止することがで
きるとともに、一対のピン受け接触子の短絡により蛍光
ランプが再始動性が悪く蛍光ランプが点灯しにくくなる
ので異常状態が発見しやすくなる。また構造が簡単であ
り、熱可塑性材料を使用するので成形性がよく、寸法精
度もよい。
【0011】請求項3の蛍光灯ソケットによれば、ラン
プ装着不良等により短絡阻止部が溶融すると、一対の圧
縮コイルばねが傾斜して相短絡するので、請求項2と同
作用がある。請求項4の蛍光灯ソケットによれば、ラン
プ装着不良等により熱可塑性樹脂製スペーサが溶融する
と、一対のピン受け接触子が圧縮コイルばねを通して短
絡するので、請求項2と同作用がある。
【0012】請求項5の蛍光灯ソケットによれば、ラン
プ装着不良等により熱可塑性樹脂製プランジャが溶融し
て一対のピン受け接触子が導電体を介して短絡するの
で、請求項2と同作用がある。
【0013】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1ないし図3に
より説明する。すなわち、1はランプピン、2はピン受
け接触子、3は絶縁体である。まず蛍光灯ソケットの異
常発熱防止方法は、一対のランプピン1に接触する一対
のピン受け接触子2をもつ蛍光灯ソケットにおいて、ラ
ンプピン1とピン受け接触子2との接触不良により発生
する異常発熱を防止する。すなわち、一対のピン受け接
触子2と同電位の両極充電部である圧縮コイルばね4の
間に介在する絶縁体3を異常発熱で溶融させ、これによ
り両極充電部である圧縮コイルばね4を強制的に短絡し
て異常発熱を停止するものである。
【0014】図3(a)は蛍光灯ソケットを用いた点灯
回路であり、6は商用電源、7は安定器、8はこの実施
例の蛍光灯ソケット、9は始動装置、10は蛍光ランプ
である。前記したように圧縮コイルばね4が短絡する
と、ピン受け接触子2が短絡するので回路は図3(b)
のようになり、蛍光ランプ10のランプフィラメント1
1に電流が流れなくなりアークが発生しなくなるので、
異常発熱が停止するとともに蛍光ランプ10が消灯す
る。
【0015】したがって、ランプ装着不良等によりアー
クが発生し異常発熱が起こると、絶縁体3が溶融してピ
ン受け接触子2と同電位の充電部である圧縮コイルばね
4間が短絡し、このためアークが止まり異常発熱を早期
に停止することができる。なお、両極充電部はピン受け
接触子2を含むがピン受け接触子2と接触している充電
部であれば、圧縮コイルばねに限定されずリード線接続
端子等でもよい。
【0016】つぎに、この異常発熱防止方法を適用した
蛍光灯ソケットについて説明する。すなわち、この蛍光
灯ソケットは、ソケットボディ12と、熱可塑性樹脂製
プランジャ13と、ピン受け接触子2と、圧縮コイルば
ね4とを有する。ソケットボディ12は略筒形をなし、
その一端にカバー14を取付ねじ15および引掛爪23
により取付け、他端より熱可塑性樹脂製プランジャ13
を進退自在に突出している。カバー14には入出力電線
16を通す孔(図示せず)、一対のばね受け部24およ
び回り止めリブ25を形成している。17は本体取付部
である。
【0017】熱可塑性樹脂製プランジャ13は、ソケッ
トボディ12に進退自在に設けられて一対のランプピン
挿入孔18をもっている。実施例の熱可塑性樹脂製プラ
ンジャ13はソケットボディ12に挿通される筒形であ
り、前端面にランプピン挿入孔18を形成し、後端部の
外周縁にソケットホディ12から抜け出るのを防止する
つば19を形成するとともに、内面にばね受け部20を
形成している。
【0018】一対のピン受け接触子2は、熱可塑性樹脂
製プランジャ13の一対のランプピン挿入孔18の内側
に配置されている。実施例では、ランプピン挿入孔18
の裏側に位置する略円板形であり、ランプピン1の先端
が嵌まる凹部をH形の切筋21の中央部を裏面側に折曲
することにより形成し、裏面側の突出部分をばね受けに
兼用している。
【0019】圧縮コイルばね4は、一対のピン受け接触
子2を熱可塑性樹脂製プランジャ13に押圧するもので
ある。この圧縮コイルばね4は導電性を有し、圧縮状態
で両端がばね受け20,24に支持される。この場合、
圧縮コイルばね4の一端と熱可塑性樹脂製プランジャ1
3との間にピン受け接触子2を介在し、圧縮コイルばね
4の他端とばね受け24との間に端子板5を介在してい
る。端子板5はばね受け24の嵌合孔5aを一端に有す
るとともに、他端に入出力線16を速結する速結端子部
26を有する。
【0020】そして、一方の圧縮コイルばね4のピン受
け接触子2側に、他方の圧縮コイルばね4に弾性接触す
る短絡片22を形成し、ピン受け接触子2と反対側に回
り止め部27を形成している。短絡片22および回り止
め部27は圧縮コイルばね4の先端を延長することによ
り形成し、回り止め部27を回り止めリブ25に係止し
ている。また短絡片22は他方の圧縮コイルばね4に接
触し、回り止め部27により圧縮コイルばね4が回り止
め規制を受けているため、短絡片22を圧縮コイルばね
4から離れる方向に回動すると、短絡片22の圧縮コイ
ルばね4がねじり方向に付勢力を付与する。
【0021】絶縁体3は、短絡片22の弾性接触による
短絡を阻止する短絡阻止部となるものであり、熱可塑性
樹脂製プランジャ13の内側に突設している。圧縮コイ
ルばね4の短絡片22を他の圧縮コイルばね4から離れ
るように回動することにより圧縮コイルばね4にねじり
力が発生した状態で、短絡片22が絶縁体3に弾性係止
している。したがって、短絡片22が異常発熱により図
1(b)のように溶融すると、圧縮コイルばね4の復帰
力により短絡片22が他の圧縮コイルばね4に接触する
こととなる。
【0022】この実施例によれば、ランプ装着不良等に
よりアークが発生し異常発熱が起こると、短絡阻止部で
ある絶縁体3が図1(a)から同図(b)のように溶融
して短絡片22の阻止が解除されるので、短絡片22に
より圧縮コイルばね4同志が短絡するので、圧縮コイル
ばね4を通して一対のピン受け接触子2が短絡し、この
ためアークが止まり異常発熱を早期に停止することがで
きるとともに、一対のピン受け接触子2の短絡により蛍
光ランプ10が再始動性が悪く蛍光ランプ10が点灯し
にくくなるので異常状態が発見しやすくなる。また構造
が簡単であり、熱可塑性材料を使用するので成形性がよ
く、寸法精度もよい。
【0023】なお、短絡片22は他の圧縮コイルばね4
に接触したが、他の圧縮コイルばね4の押圧されたピン
受け接触子2に接触するようにしてもよく、また圧縮コ
イルばね4およびピン受け接触子2の両方に接触するよ
うにしてもよい。この発明の第2の実施例を図4および
図5に示す。すなわち、この蛍光灯ソケットは、第1の
実施例において、各圧縮コイルばね4に短絡片22およ
び回り止め部27を設け、短絡片22をそれぞれ対向側
の圧縮コイルばね4に接触するように位置するととも
に、各圧縮コイルばね4の回り止め部27をカバー14
の回り止めリブ25に係止して、短絡片22の短絡を規
制する短絡阻止部である絶縁体3を各短絡片22をそれ
ぞれ付勢する位置に設けている。その他は、第1の実施
例と同様である。
【0024】この実施例によれば、圧縮コイルばね4が
1種類で対応することができるので部品点数を増加する
必要がなく、またアークにより異常発熱した極のみの短
絡動作が可能であるのでより一層早期の異常発熱の防止
が可能となる。その他、第1の実施例と同じ作用効果が
ある。この発明の第3の実施例を図6および図7に示
す。すなわち、この蛍光灯ソケットは、第1の実施例の
短絡片22に代えて、一対の圧縮コイルばね4のピン受
け接触子2側および一対のピン受け接触子2の少なくと
も一方が互いに接触して短絡するように、一対の圧縮コ
イルばね4の基端支持部24′を互いに向き合う方向に
傾斜させ、短絡を阻止する短絡阻止部3′を熱可塑性樹
脂製プランジャ13の内側に突設したものである。
【0025】またピン受け接触子2が導電板30の一端
に一体形成され、導電板30の他端に端子5が一体形成
されている点も第1の実施例と異なる。31はソケット
ボディ12に設けた電線挿入孔、34はソケットボディ
12とカバー14を嵌着するための取付ねじ15のねじ
穴である。その他、第1の実施例と共通の部分に同一符
号を付している。
【0026】この実施例によれば、ランプ装着不良等に
より短絡阻止部3′が図7(b)のように溶融して短絡
阻止部3′による阻止が解除されと、一対の圧縮コイル
ばね4が傾斜して短絡する。その他、第1の実施例と同
様の作用効果がある。この発明の第4の実施例を図8に
示す。すなわち、この蛍光灯ソケットは、ソケットボデ
ィ12と、このソケットボディ12に進退自在に設けら
れて一対のランプピン挿入孔をもつ絶縁性プランジャ1
3′と、この絶縁性プランジャ13′の一対のランプピ
ン挿入孔の内側に配置された一対のピン受け接触子2
と、一対のピン受け接触子2を絶縁性プランジャ13′
に押圧する圧縮コイルばね4と、この圧縮コイルばね4
と一対のピン受け接触子2との間に介在した熱可塑性樹
脂製スペーサ32とを備えている。この熱可塑性樹脂製
スペーサ32は片面に一対のピン受け接触子2を仕切る
絶縁仕切り32aを形成し、他の片面に圧縮コイルばね
4を受けるばね受け部32bを形成している。また絶縁
性プランジャ13′はソケットボディ12の前面開口を
塞ぐカバー14の穴に進退自在に支持されている。
【0027】その他の共通する部分は第1の実施例また
は第3の実施例と同様である。この実施例によれば、ラ
ンプ装着不良等により熱可塑性樹脂製スペーサ32が溶
融すると、一対のピン受け接触子2が圧縮コイルばね4
を通して短絡するので、第1の実施例と同じ作用効果が
ある。また、この実施例は、圧縮コイルばね4を1個に
するため組立容易にできるとともに、コストダウンにす
ることができる。熱可塑性樹脂であるソケットボディ1
2と熱可塑性樹脂製スペーサ32とに圧縮コイルばね4
の両端を固定することができるため、金属部品である導
電板30に圧縮コイルばね4の位置決め構造を設ける必
要がなく、金属部品の金型構造が容易になるのでコスト
ダウンにできる。
【0028】この発明の第5の実施例を図9ないし図1
1に示す。すなわち、この蛍光灯ソケットは、第4の実
施例の熱可塑性樹脂製スペーサ32に代えて、熱可塑性
樹脂製プランジャ13が溶融したとき一対のピン受け接
触子2を短絡するように、熱可塑性樹脂製プランジャ1
3に導電体33を埋設したものである。導電体33は
銅,銅合金,アルミニウム,鉄等により形成し、熱可塑
性樹脂製プランジャ13にインサート成形により図10
のように埋設している。また導電体33にランプピン挿
入穴18に対応する孔を有し、その孔の内面も樹脂で覆
われるようにしてランプピン挿入穴18を形成してい
る。
【0029】ソケットボディ12およびカバー14は熱
可塑性樹脂製である。この実施例によれば、ランプ装着
不良等により熱可塑性樹脂製ソケットボディ12のプラ
ンジャ13が溶融して一対のピン受け接触子2が導電体
33を介して短絡する。すなわち、ランプピン1の先端
とピン受け接触子2との接触不良が生じ、アーク等が発
生して異常発熱が起こると、この熱により発熱部に最も
近い熱可塑性樹脂製プランジャ13の樹脂が溶け、その
ため図11のように導電体33が露出し、ついで圧縮コ
イルばね4を介してカバー14が熱変形し、圧縮コイル
ばね4に対する保持力を失うと、蛍光ランプ10の自重
でランプピン1がランプピン挿入穴18内を下がり、導
電体33にランプピン1が接触して短絡状態となる。そ
の結果、アーク放電を止めることができるので、蛍光灯
ソケット全体が焼損に至るような事故を防ぐことがで
き、熱可塑性樹脂製プランジャ13が燃えつきることも
なく、その他の樹脂材料の発火も防止できることから蛍
光ランプ10の落下の危険も回避することができる。ま
た最も発火に至りやすい熱可塑性樹脂製プランジャ13
について可燃性である樹脂材料の使用量を減らすことが
できるので、熱可塑性樹脂製プランジャ13を介して付
近への類焼の危険を防ぎやすくなる。
【0030】なお、この実施例では、ソケットボディ1
2と熱可塑性樹脂製プランジャ13が別体であったが、
一体であってもよい。
【0031】
【発明の効果】請求項1の蛍光灯ソケットの異常発熱防
止方法によれば、ランプ装着不良等によりアークが発生
し異常発熱が起こると、絶縁体が溶融してピン受け接触
子と同電位の充電部間が短絡し、このためアークが止ま
り異常発熱を早期に停止することができるという効果が
ある。
【0032】請求項2の蛍光灯ソケットによれば、ラン
プ装着不良等によりアークが発生し異常発熱が起こる
と、短絡阻止部が溶融して短絡片の阻止が解除されるの
で、短絡片により一対のピン受け接触子が短絡し、この
ためアークが止まり異常発熱を早期に停止することがで
きるとともに、一対のピン受け接触子の短絡により蛍光
ランプが再始動性が悪く蛍光ランプが点灯しにくくなる
ので異常状態が発見しやすくなる。また構造が簡単であ
り、熱可塑性材料を使用するので成形性がよく、寸法精
度もよい。
【0033】請求項3の蛍光灯ソケットによれば、ラン
プ装着不良等により短絡阻止部が溶融すると、一対の圧
縮コイルばねが傾斜して相短絡するので、請求項2と同
効果がある。請求項4の蛍光灯ソケットによれば、ラン
プ装着不良等により熱可塑性樹脂製スペーサが溶融する
と、一対のピン受け接触子が圧縮コイルばねを通して短
絡するので、請求項2と同効果がある。
【0034】請求項5の蛍光灯ソケットによれば、ラン
プ装着不良等により熱可塑性樹脂製プランジャが溶融し
て一対のピン受け接触子が導電体を介して短絡するの
で、請求項2と同効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の短絡動作を説明する
もので、ソケットカバーを外してソケットボディを裏側
からみた状態の裏面図である。
【図2】分解斜視図である。
【図3】異常発熱時の短絡動作を説明する点灯回路図で
ある。
【図4】第2の実施例の分解斜視図である。
【図5】そのソケットカバーを外してソケットボディを
裏側からみた状態の短絡状態を説明するための裏面図で
ある。
【図6】第3の実施例の分解斜視図である。
【図7】その異常発熱時の短絡動作を説明する断面図で
ある。
【図8】第4の実施例の分解斜視図である。
【図9】第5の実施例の分解斜視図である。
【図10】そのプランジャの断面図である。
【図11】その短絡状態の説明図である。
【符号の説明】
1 ランプピン 2 ピン受け接触子 3 短絡阻止部となる絶縁体 4 両極充電部を構成する圧縮コイルばね 12 ソケットボディ 18 ランプピン挿入孔 22 短絡片

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のランプピンに接触する一対のピン
    受け接触子をもつ蛍光灯ソケットにおいて、前記ランプ
    ピンと前記ピン受け接触子との接触不良により発生する
    異常発熱を防止する蛍光灯ソケットの異常発熱防止方法
    であって、 前記一対のピン受け接触子と同電位の両極充電部の間に
    介在する絶縁体を異常発熱で溶融させることにより、前
    記両極充電部を強制的に短絡して異常発熱を停止させる
    ことを特徴とする蛍光灯ソケットの異常発熱防止方法。
  2. 【請求項2】 ソケットボディと、このソケットボディ
    に進退自在に設けられて一対のランプピン挿入孔をもつ
    熱可塑性樹脂製プランジャと、この熱可塑性樹脂製プラ
    ンジャの一対のランプピン挿入孔の内側に配置された一
    対のピン受け接触子と、前記一対のピン受け接触子を前
    記熱可塑性樹脂製プランジャに押圧する一対の圧縮コイ
    ルばねとを備え、 一方の圧縮コイルばねのピン受け接触子側に、他方の圧
    縮コイルばねおよびピン受け接触子の少なくとも一方に
    弾性接触する短絡片を延設し、この短絡片の弾性接触に
    よる短絡を阻止する短絡阻止部を前記熱可塑性樹脂製プ
    ランジャの内側に突設した蛍光灯ソケット。
  3. 【請求項3】 ソケットボディと、このソケットボディ
    に進退自在に設けられて一対のランプピン挿入孔をもつ
    熱可塑性樹脂製プランジャと、この熱可塑性樹脂製プラ
    ンジャの一対のランプピン挿入孔の内側に配置された一
    対のピン受け接触子と、前記一対のピン受け接触子を前
    記熱可塑性樹脂製プランジャに押圧する一対の圧縮コイ
    ルばねとを備え、 前記一対の圧縮コイルばねのピン受け接触子側および前
    記一対のピン受け接触子の一方が互いに接触して短絡す
    るように、前記一対の圧縮コイルばねの基端支持部を互
    いに向き合う方向に傾斜させ、前記短絡を阻止する短絡
    阻止部を前記熱可塑性樹脂性プランジャの内側に突設し
    た蛍光灯ソケット。
  4. 【請求項4】 ソケットボディと、このソケットボディ
    に進退自在に設けられて一対のランプピン挿入孔をもつ
    絶縁性プランジャと、この絶縁性プランジャの一対のラ
    ンプピン挿入孔の内側に配置された一対のピン受け接触
    子と、前記一対のピン受け接触子を前記絶縁性プランジ
    ャに押圧する圧縮コイルばねと、この圧縮コイルばねと
    前記一対のピン受け接触子との間に介在した熱可塑性樹
    脂製スペーサとを備えた蛍光灯ソケット。
  5. 【請求項5】 一対のランプピン挿入孔をもつ熱可塑性
    樹脂製プランジャを有するソケットボディと、前記一対
    のランプピン挿入孔の内側に配置された一対のピン受け
    接触子と、この一対のピン受け接触子を前記熱可塑性樹
    脂製プランジャに押圧する一対の圧縮コイルばねとを備
    え、 前記熱可塑性樹脂製プランジャが溶融したとき前記一対
    のピン受け接触子を短絡するように、前記熱可塑性樹脂
    製プランジャに導電体を埋設した蛍光灯ソケット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010129314A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Yazaki Corp 照明装置のバルブソケット構造

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