JPH0864349A - 定着用ヒータ - Google Patents

定着用ヒータ

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Publication number
JPH0864349A
JPH0864349A JP20074694A JP20074694A JPH0864349A JP H0864349 A JPH0864349 A JP H0864349A JP 20074694 A JP20074694 A JP 20074694A JP 20074694 A JP20074694 A JP 20074694A JP H0864349 A JPH0864349 A JP H0864349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glaze layer
heating resistor
fixing heater
transition point
glass transition
Prior art date
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Pending
Application number
JP20074694A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuyoshi Yasutomi
強 安富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】発熱抵抗体の異常加熱を防止して、安全性を高
めた定着用ヒータ。 【構成】長尺状絶縁基板6上にガラス転移点が200〜
500℃であるグレーズ層10を設け、このグレーズ層
10上に発熱抵抗体11を帯状に形成して成る定着用ヒ
ータ6。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プリンタやフ
ァクシミリ等に搭載する定着装置に関し、特に長尺状絶
縁基板上に帯状のグレーズ層を設け、このグレーズ層上
に発熱抵抗体を形成して成る定着用ヒータに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】特開昭59−68766号には、感熱記
録ヘッドとして周知の薄膜型サーマルヘッドや厚膜型サ
ーマルヘッドの各仕様を、定着用ヒータに用いて、この
定着用ヒータに加圧ローラを当てるとともに、これらの
間に未定着トナー像を担持した記録紙を搬送し、そし
て、この定着用ヒータでもって、その記録紙を定着する
構成が提案されている。
【0003】しかしながら、同公報には、サーマルヘッ
ド仕様を、定着用ヒータに用いることが提案されている
が、この定着用ヒータの具体的な構造については何ら記
載されていない。
【0004】また、特開平2−65086号にも、サー
マルヘッド仕様の定着用ヒータが提案されている。すな
わち、図7はこの定着用ヒータ1の横断面図であり、長
さ300mm、幅8mmのアルミナセラミックスから成
る細長い平板状基体2の上面に、グレーズ層3を設け、
更にこのグレーズ層3上に細長い電気発熱体4を配し、
この電気発熱体4の表面およびグレーズ層3の表面をガ
ラス質の保護層5を被覆した構成である。
【0005】以上のように、サーマルヘッド仕様の定着
用ヒータでは、セラミックス板の上にグレーズ層を設
け、更にグレーズ層の上に発熱体を形成する構成が一般
的である。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】上記構成の定着用ヒ
ータにおいては、加熱温度を設定するために、パルス電
圧を、装置内で発生させ、これを印加して温度制御する
方法を採用している。
【0007】しかしながら、このパルス電圧の制御回路
等の故障や、制御機構の経時的な性能低下により、ある
いは装置自体のメイン電源に外部から異常な電圧が印加
された場合に、このパルス制御が正常に働かなくなっ
て、一時的に過大な直流電圧が印加され、これにより、
発熱体が異常に加熱され、この異常加熱により電子写真
プリンタやファクシミリ等を構成する各種部材も加熱さ
れ、これらに損傷を与えるという問題点があった。ある
いは、その異常加熱により火災を引き起こすという問題
点もあった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みて完成されたもの
であり、その目的は簡単の構成により発熱体の異常加熱
を防止して、安全性を高めた定着用ヒータを提供するこ
とにある。
【0009】
【問題点を解決するための手段】請求項1の定着用ヒー
タは、長尺状絶縁基板上にガラス転移点が200〜50
0℃であるグレーズ層を設け、このグレーズ層上に発熱
抵抗体を帯状に形成し、その発熱抵抗体の両端に電極を
配設して成ることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の定着用ヒータにおいては、グレーズ
層について、そのガラス転移点が200〜500℃であ
るような材料を選択し、形成している。そして、その発
熱抵抗体が正常なヒータ温度である約180℃よりも異
常に高くなった場合、この発熱抵抗体の下方のグレーズ
層が、そのガラス転移点のレベルにまで昇温し、これに
より、そのグレーズ層にうち発熱抵抗体の近傍が軟化し
て、長手方向にわたって窪みが生じ、この窪みが生じる
ことに伴って帯状発熱抵抗体が湾曲するので、断線する
ことになる。このように従来周知の構成の定着用ヒータ
のうちグレーズ層のガラス転移点を所定の範囲内にする
ことにより、発熱抵抗体の異常加熱を防止でき、製造工
程を更に追加せずに安全性の高い定着用ヒータが提供で
きる。
【0011】
【実施例】図1は長尺形状の定着装置6の基本的な構成
を示す横断面による概略説明図であり、図2はこの定着
装置6の主要部である定着用ヒータ7の平面図、図3は
図2に示す切断面線X−Xによる横断面図、図4は図2
に示す切断面線Y−Yによる縦断面図である。また、図
5は定着用ヒータ7の端部構成を示す拡大縦断面図であ
り、図6は異常加熱した定着用ヒータ7を示す縦断面図
である。
【0012】図1によれば、定着装置6は定着用ヒータ
7と圧接ローラ8とから成り、この定着用ヒータ7は例
えばアルミナやジルコニア等のセラミックスにより作成
した長尺状の絶縁基板9と、この絶縁基板9の上に形成
したガラスのグレーズ層10と、更にこのグレーズ層1
0上の発熱抵抗体11とから構成する。この発熱抵抗体
11は窒化タンタル、酸化チタン、酸化ルテニュウム、
タングステン等の抵抗体材料によりスパッタリングまた
は印刷焼成により設ける。このような構成の定着用ヒー
タ7上に圧接ローラ8を配置するとともに、定着用ヒー
タ7と圧接ローラ8との間に未定着トナー像を担持した
記録紙12を搬送するようにしている。この圧接ローラ
8は、芯となる円柱状金属体の外周面にシリコンゴム等
により成る柔軟性のエラストマー層を被着して形成した
ものである。
【0013】上記定着用ヒータ7の具体的構成を示す図
2〜図4によれば、この帯状グレーズ層10は、その両
側端に盛り上がり部10a、10bが相互に平行となる
ように設ける。このグレーズ層10はスクリーン印刷法
もしくはスプレーでガラスペーストを塗布し、その後に
焼成することにより設け、更に両盛り上がり部10a、
10bの間にある窪み領域に発熱抵抗体11を帯状に形
成している。また、発熱抵抗体11の両端部上には、そ
れぞれアルミニウム、金、銀等から成る電極部14をス
パタリングおよびフォトリソ法の組合せにより設け、更
にその発熱抵抗体11を覆うようにグレーズ層10の上
に保護膜13を配している。この保護膜13は、窒化珪
素、炭化珪素、酸化珪素等から成り、スパッタリングに
より設ける。あるいはホウ珪酸鉛等から成る場合であれ
ば、印刷焼成により設ける。
【0014】また、この電極部14の付近を示す図5に
よれば、保護膜13を配するに当たって、電極部14の
一部を被覆せず、その露出領域の上に半田15を介して
接続ケーブル16を設ける。
【0015】上記構成の定着装置6においては、圧接ロ
ーラ8と対応するように盛り上がり部10a、10bを
設けているので、圧接ローラ8が記録紙12を介して発
熱抵抗体11を圧接するに当たって、この記録紙12が
発熱抵抗体11の発熱面を十分に接触するとともに、そ
の接触面積が大きくなり、これによって発熱抵抗体11
が幅広く熱伝導し、その熱伝達効率が顕著に向上した。
【0016】そして、本発明においては、グレーズ層1
0を構成するガラス材として、そのガラス転移点が20
0〜500℃、好適には200〜400℃、最適には2
00〜300℃にするとよい。
【0017】このガラス転移点の下限値については、ト
ナー定着温度である約180℃に比べて20℃ほど高く
なっているので、異常加熱が生じた場合に、更に20℃
以上昇温すれば、グレーズ層10が軟化することにな
る。
【0018】また、ガラス転移点の上限値を500℃に
設定している理由は、この温度よりも越えると、その異
常加熱により電子写真プリンタやファクシミリ等の各種
部材も加熱されて、それらが損傷を受けやすく、また、
火災を引き起こしやすいためである。更にガラス転移点
の上限値を400℃に設定している理由は、この温度よ
りも越えると、記録紙12等が有する有機物が、装置内
で発火しやすくなるためである。次いでガラス転移点の
上限値を300℃に設定している理由は、この温度を越
えると装置内のプラスチック等の有機物が分解、発火等
を引き起こすやすいためである。
【0019】上記の要求に答えるガラス材として、日本
電気硝子(株)製のPbO・B2 3 系ガラス(商品名
LS−0110:転移点320℃、LS−0111M:
転移点322℃、LS−1401:転移点260℃等)
がある。
【0020】次に上記構成の定着用ヒータ7について、
異常加熱した状態を図6により説明する。帯状の発熱抵
抗体11のほぼ中央部付近で、最高温度に到り、この付
近のグレーズ層10が最も軟化しやすい。そして、その
グレーズ層10の部分が200℃以上にまで昇温して、
軟化点を越えると、その粘性と自重により矢印方向へ沈
下し、更に水平方向にも拡がるように変形する。このよ
うなグレーズ層10の変形に伴って、発熱抵抗体11が
下方へ引っぱられ、断線部17において断線した。かく
して、上記のような定着用ヒータ7を用いることによ
り、発熱抵抗体の異常加熱を防止できた。
【0021】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の範囲を逸脱しない範囲で種々の変
更や改良等は何ら差し支えない。また、上記構成の定着
用ヒータ7の以外に、グレーズ層と、このグレーズ層上
の帯状発熱抵抗体との組合せを備えたものであれば、他
の構成の定着用ヒータであってもよい。
【0022】
【発明の効果】以上の通り、請求項1の定着用ヒータに
よれば、ガラス転移点が200〜500℃であるグレー
ズ層を用いているので、発熱抵抗体が異常加熱された場
合に、そのグレーズ層にうち発熱抵抗体の近傍が軟化し
て、長手方向にわたって窪みが生じ、この窪みが生じる
ことに伴って帯状発熱抵抗体が湾曲するので、断線する
ようになっている。したがって、電子写真プリンタやフ
ァクシミリ等を構成する各種部材が相当に加熱される以
前で、その断線が生じるような構成であり、その異常加
熱により火災を引き起こさなくなった。
【0023】加えて、別途ヒューズ等を付設しないで、
簡単の構成により発熱体の異常加熱を防止して、安全性
を高めた定着用ヒータを提供できたので、その余分な工
程を不要とし、製造効率を高め、製造コストの低減とい
う効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定着装置の基本的な構成を示す横断面
による概略説明図である。
【図2】実施例の定着装置における定着用ヒータの平面
図である。
【図3】図2に示す切断面線X−Xによる横断面図であ
る。
【図4】図2に示す切断面線Y−Yによる縦断面図であ
る。
【図5】実施例の定着用ヒータの端部構成を示す縦断面
図である。
【図6】実施例おいて発熱抵抗体の断線状態を示す縦断
面図である。
【図7】従来の定着用ヒータの横断面図である。
【符号の説明】
6 定着装置 7 定着用ヒータ 8 圧接ローラ 9 絶縁基板 10 グレーズ層 10a、10b 盛り上がり部 11 発熱抵抗体 13 保護膜 17 断線部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状絶縁基板上にガラス転移点が20
    0〜500℃であるグレーズ層を設け、該グレーズ層上
    に発熱抵抗体を帯状に形成し、該発熱抵抗体の両端に電
    極を配設して成る定着用ヒータ。
JP20074694A 1994-08-25 1994-08-25 定着用ヒータ Pending JPH0864349A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20074694A JPH0864349A (ja) 1994-08-25 1994-08-25 定着用ヒータ

Applications Claiming Priority (1)

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JP20074694A JPH0864349A (ja) 1994-08-25 1994-08-25 定着用ヒータ

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JPH0864349A true JPH0864349A (ja) 1996-03-08

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ID=16429487

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JP20074694A Pending JPH0864349A (ja) 1994-08-25 1994-08-25 定着用ヒータ

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