JPH0864439A - コンバータトランス - Google Patents

コンバータトランス

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JPH0864439A
JPH0864439A JP6214349A JP21434994A JPH0864439A JP H0864439 A JPH0864439 A JP H0864439A JP 6214349 A JP6214349 A JP 6214349A JP 21434994 A JP21434994 A JP 21434994A JP H0864439 A JPH0864439 A JP H0864439A
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JP
Japan
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transformer
primary winding
winding coil
voltage
gap
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Application number
JP6214349A
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English (en)
Inventor
Nobuo Ogura
伸郎 小倉
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周波数制御のスイッチング電源において、広
い範囲の入力電圧の変動及び負荷電流の変動に対しても
出力電圧を安定させるトランスを提供する。 【構成】 中央磁脚(4)と磁脚(5、6)を有してい
る第1のE字型の鉄心(1)と、該第1の鉄心より長い
中央磁脚(8)及び磁脚(9、10)を有している第2
のE字型の鉄心とが、中央磁脚(4、8)にギャップ
(G1 )を有して互いに対抗した状態で当接され、中央
磁脚(4、8)に1次巻線コイル(L1 )、2次巻線コ
イル(L2 )が施されることによって形成されている。
また、ギャップ(G1 )は1次巻線コイル(L1 )の中
央近傍に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電流共振型スイ
ッチング電源回路などに用いられるコンバータトランス
にかかわり、ワールドワイド入力に対応することができ
る電流共振型スイッチング電源回路に適用されるトラン
スに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は電流共振型コンバータ回路の一例
を示す図である。この図において、E1 は所定の直流電
圧VI を供給する直流電圧源を示し、Q1 及びQ2 は交
互にオン/オフ動作を繰り返すトランジスターなどで構
成されるスイッチング素子を示している。T11は巻線数
がNP の1次巻線コイルL11と巻線数がNS の二次巻線
コイルL12a 及びL12b で構成されているコンバータト
ランスを示している。TN1はトランスT11の1次巻線
コイルの接続端子を示し、TN2は2次巻線コイルの接
続端子を示している。
【0003】C1 は共振コンデンサを示し、トランスT
11のリーケージインダクタンスと共に共振回路を構成し
ている。D1 、D2 は整流ダイオード、C2 は平滑コン
デンサを示しており、トランスT11の2次側に誘起され
る交番電圧を整流・平滑して所定の直流電圧VO を出力
するようになされている。
【0004】21は出力電圧VO を検出する誤差検出回
路を示し、22は所定の出力電圧VO が得られるように
検出回路21の検出信号に基づいてスイッチング素子Q
1 、Q2 のスイッチング周波数fSWを変化させて所定の
電圧VO となるように制御する制御回路を示している。
なお、23はスイッチング電源に接続される負荷を示し
ている。
【0005】次に上記電流共振型コンバータ回路の動作
を簡単に説明する。まず、スイッチング素子Q1 、Q2
が交互にオン/オフ動作をすることによってトランスT
11の1次巻線コイルL11に交番電流が流れ、トランスT
11の1次側に交番電圧VP が発生する。このエネルギー
はトランスT11の結合を介して2次側に伝達され、2次
巻線コイルL12a 、L12b に2次側電圧VS が発生す
る。この2次側電圧VS はダイオードD1 、D2 、及び
コンデンサC2 によって整流・平滑され、出力電圧VO
として接続される負荷23に供給されるようになされて
いる。また、この出力電圧VO は誤差検出回路21で検
出され、制御回路22によって所定の出力電圧VO とな
るようにスイッチング周波数fSWが制御されている。
【0006】図6は上記スイッチング動作において共振
コンデンサC1 及びトランスT11によって構成される共
振回路の共振インピーダンスZとスイッチング周波数f
SWの関係を示したものである。この図にみられるように
電流共振型コンバータ回路の場合、一般的に共振周波数
f0 よりスイッチング周波数fSWが高くなると共振イン
ピーダンスZが高くなり、トランスT11の1次巻線コイ
ルL11を流れる1次電流が減少することによって出力電
圧VO が低下するようなアッパーサイド制御とされてい
る。例えば定常動作時のスイッチング周波数をf1 に設
定し、出力電圧VO が低下した時は制御回路22から出
力されるスイッチング周波数fSWを下げることにより定
電圧特性を持たせるようにされている。
【0007】次に、図7(a)、(b)は図5に示した
電流共振型コンバータ回路などに用いられている1次巻
線コイルL11と2次巻線コイル12が分割配置されたコン
バータトランスの断面図及び概要を示した図の一例であ
る。この図で11、12はトランスT11のコアを形成す
る鉄心であり、基礎鉄心13から中央磁脚14及びその
両側に磁脚15、16から形成されるE字型の同一形状
からなる抜き打ち鉄心である。
【0008】また、鉄心11、12は互いに対抗した状
態で当接され、このとき鉄心11、12の中央磁脚1
4、14間にはギャップG11が設けられている。そして
同図(b)に示されているように端子TN1、TN1を
有する1次巻線コイルL11、及び端子TN2、TN2を
有する2次巻線コイルL12が施されてトランスT11が形
成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな電流共振型コンバータ回路は原理的に高効率、低ノ
イズという利点を備えているが、上述したように周波数
の制御方式はアッパサイド制御とされているため、例え
ば入力電圧VI が小さく、負荷23に流れる電流が大き
い場合、出力電圧VO が低下して、スイッチング周波数
fSWは低い周波数になる。そして、スイッチング周波数
fSWが共振周波数f0 以下になると出力電圧VO を制御
することができなくなる。
【0010】また逆に、例えば入力電圧VI が大きく、
負荷23に流れる電流が小さい場合、出力電圧VO が上
昇するためスイッチング周波数fSWは高い周波数にな
る。そして、スイッチング周波数fSWが高くなるにした
がい、低い周波数の時は問題にならなかったスイッチン
グ素子Q1 、Q2 (例えばバイポーラトランジスタな
ど)の特性であるストレージタイムによってスイッチン
グ素子Q1 、Q2 のオン/オフ動作の制御が不能にな
り、やはり出力電圧VO を制御することができなくな
る。すなわち、広い範囲の入力電圧の変動及び負荷電流
の変動に対して出力電圧を安定化することが難しいとい
う欠点があった。
【0011】このため、従来のワールドワイド(100V±
20%〜240V±20%) の電圧が入力されるテレビジョン受
像機などの電子機器では電流共振型スイッチング電源回
路を適用することができず、例えば100V系(150
V以下)の入力電圧の整流回路と、200V系(150
V以上)の入力電圧の整流回路、及びこれらを切り替え
る切替回路を設ける必要がありコスト低減の阻害要因と
なっていた。
【0012】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、電流共振型コンバータ回路な
どのコンバータトランスの1次巻線コイルを直列共振の
インダクタンスとして利用する周波数制御方式のスイッ
チング電源回路においても、広い範囲の入力電圧変動、
及び負荷電流変動に対して出力電圧が安定化されるよう
なコンバータトランス提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】開磁路を形成するコアの
一部に1次巻線と2次巻線を施し、前記1次巻線が巻回
されているコア領域の中心部に磁気ギャップが形成され
ている。また、前記2次巻線は1次巻線に隣接して並置
されている。
【0014】
【作用】上記のようにトランスを構成すると、トランス
の1次巻線コイルの巻線数と、2次巻線コイルの巻線数
の比が最大となり、周波数制御とされるスイッチング電
源回路において、小さいスイッチング周波数の変化で広
い入力電圧の変動、及び負荷電流の変動に対して出力電
圧を安定させることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明のトランスの一例の概要と、電
流共振型コンバータ回路に適用した場合について、従来
のトランスと比較しながら説明する。図1の(a)、
(b)は本実施例のトランスの断面及び概要を示した一
例であり、この図で1、2はトランスT1 をコアを形成
する鉄心であり、鉄心1は基礎鉄心3から中央磁脚4及
びその両側の磁脚5、6から形成されるE字型の抜き打
ち鉄心である。
【0016】また、鉄心2は基礎鉄心7から中央磁脚8
及びその両側の磁脚9、10から形成されるE字型の抜
き打ち鉄心であり、中央磁脚8及びその両側の磁脚9、
10は鉄心1を形成している中央磁脚4及び磁脚5、6
より長いものである。
【0017】そして、鉄心1、2は互いに対抗した状態
で当接され、このとき鉄心1、2の中央磁脚4、8間に
はギャップG1 が設けられている。そして同図(b)に
図示されているように端子TN1 、TN1 を有する1次
巻線コイルL1 、及び端子TN2 、TN2 を有する2次
巻線コイルL2 が施されてトランスT1 が形成されてい
る。
【0018】また1次巻線コイルL1 と2次巻線コイル
L2 は適当なリーケージインダクタンスが得られるよう
に分割配置されているが、鉄心1の中央磁脚4及び鉄心
2の中央磁脚8に設けられているギャップG1 の位置は
1次巻線コイルL1 の中央近傍に設けるようにしてい
る。
【0019】次に、図2にトランスの1次巻線コイルの
インダクタンスLP を縦軸に、ギャップの位置を横軸に
した時のグラフを示す。この図でNP はトランスの1次
巻線コイルの巻線数を示し、例えば本実施例のトランス
T1 の巻線数をNP1とすると、トランスのギャップの位
置と1次巻線コイルのインダクタンスLP の関係は実線
で示すような曲線となる。また、トランスT11の巻線数
をNP2(NP2<NP1)とすると、トランスのギャップの
位置と1次巻線コイルのインダクタンスLP の関係は破
線で示すような曲線となる。
【0020】この図から図示したようなコイル配置の
時、1次巻線コイルのインダクタンスLP は、ギャップ
の位置を1次巻線コイルのほぼ中央l1 にした場合、最
小値をとることがわかる。すなわち例えば必要な1次巻
線コイルのインダクタンスの値をLP1とした場合、イン
ダクタンスLP1を得るのにギャップの位置を1次巻線コ
イルのほぼ中央l1 に配置することにより、その巻線数
NP を最大にすることができる。しかし、ギャップをコ
アの中心l2 にすると同一のインダクタンス値LP1とす
るために、より少ない巻線数NP2になる。
【0021】従って、本実施例のトランスT1 のように
1次巻線コイルの中央l1 の近傍にギャップを設けて所
定のインダクタンスLP となるようにした場合の巻線数
は最大値NP1となり、従来のトランスT11のようにトラ
ンス全体の中央の位置l2 にギャップを設けて所定のイ
ンダクタンスLP となるようにした場合の巻線数NP2と
比較して多くなることがわかる。
【0022】次に本実施例のトランスを図5に示す電流
共振型コンバータ回路に適用した場合について、従来の
トランスを適用した場合と比較して説明する。図3は図
5に示す電流共振型コンバータ回路のトランスの1次巻
線コイルの巻線数NP と、1次巻線にかかる電圧VP 、
出力電圧VO との関係を示した図である。但し、図3は
本実施例のトランスT1 の1次巻線コイルの巻線数
NP1、ギャップがコアの中心となるようにした従来のト
ランスT11の1次巻線コイルの巻線数NP2(NP1>
NP2)として、トランスのみ入れ替えて測定した結果で
ある。また、制御回路22から出力されるスイッチング
周波数fsw、負荷23に流れる電流、2次巻線コイルの
巻線数NS 、1次巻線コイルのインダクタンスLP は一
定、スイッチング周波数fSWは系の共振周波数よりも高
いアッパサイド制御とする。
【0023】図3から例えば電流共振型コンバータ回路
から所定の電圧V01を出力するのにトランスの1次巻線
コイルの巻線数NP が大きいほうが(NP1>NP2)1次
巻線にかかる電圧VP も(VP1>VP2)高くなることが
わかる。
【0024】次に図4はスイッチング周波数fSWを変化
させた時にトランスの1次巻線コイルにかかる電圧VP
との関係を示した図である。ここで曲線aは図5に示す
入力電圧VI が最大でかつ負荷23に流れる電流が最小
の場合、曲線bは入力電圧VI が最小でかつ負荷23に
流れる電流が最大の場合のスイッチング周波数fSWと電
圧VP の関係をシュミレーションによって求めた曲線で
ある。
【0025】出力電圧VO を一定値に保つためには、入
力電圧及び負荷電流が変動してもトランスの1次巻線コ
イルにかかる電圧VP を一定に保つ必要がある。例えば
1次巻線コイルの巻線数がNP1の時は電圧値をVP1、巻
線数がNP2の時は電圧値をVP2に安定させる必要があ
る。
【0026】上記図4から、1次巻線コイルにかかる電
圧をVP1またはVP2に安定させるためには、上述したシ
ュミレーションで求めた曲線a及びbの入力電圧及び負
荷電流の最大変動範囲内でスイッチング周波数fSWを図
に示すようにそれぞれΔf1及びΔf2 の範囲内で変化
させて制御すれば良いことになる。
【0027】ところがスイッチング周波数fSWは上述し
たように高い周波数になるとオン/オフ制御が不能とな
るため、その変化量Δfが小さくても入力電圧及ぶ負荷
電流の変動に対して電圧VP が一定になることが望まし
い。即ちこのグラフからも、Δf1 <Δf2 であること
は明らかであり、トランスの1次巻線コイルにかかる電
圧VP を高い電圧VP1に制御したほうが、電圧VP2で制
御するよりも、小さいスイッチング周波数fSWの変化Δ
f1 で電圧VP を一定に保つことが可能となる。
【0028】以上のことから1つの共振条件を設定しト
ランスの1次巻線のインダクタンスLP をある値に定め
た時、1次巻線NP を大きく設定できるようにすること
が好ましい。そのため、トランスのギャップを1次巻線
の中央近傍に配置し1次巻線コイルの巻線数を最大にし
て2次巻線コイルの巻線数との比を(Np /Ns )最大
となるようにすると、小さいスイッチング周波数fSWの
変化で広い入力電圧及び負荷変動に対しても出力電圧が
安定した共振型コンバータが可能となる。
【0029】尚、実施例は電流共振型コンバータ回路の
コンバータトランスに使用する場合について説明したが
本発明のコンバータトランスは1次巻線を直列共振のイ
ンダクタンスとして利用する周波数制御方式のスイッチ
ングコンバータ回路全てに適用することが可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のように1
次巻線が巻回されているコア領域の中心部に磁気ギャッ
プが形成されるように構成することによって、元来、高
効率、低ノイズという面で他の方式よりも優れていた周
波数制御方式のスイッチングコンバータの入力電圧及び
負荷変動に対する制御範囲を広げることが可能となり非
常に有用である。また、ワールドワイド入力の電子機器
に対しても、トランスの1次巻線を直列のインダクタン
スとして利用する周波数制御方式のスイッチングコンバ
ータで制御することが可能となるため、従来必要であっ
た入力の整流回路、及び切替回路等が不要となり大幅な
部品点数の削除及び原材料比の削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トランスの外観及び断面を示す図である。
【図2】トランスのギャップの位置とインダクタンスの
関係を示した図である。
【図3】電流共振型コンバータのトランスの1次側電圧
と出力電圧の関係を示した図である。
【図4】電流共振型コンバータの入力電圧及び負荷変動
に対するスイッチング周波数と1次側電圧の関係を示し
た図である。
【図5】電流共振型コンバータの一例を示した図であ
る。
【図6】電流共振型コンバータの制御周波数を説明する
図である。
【図7】従来のトランスの外観及び断面を示す図であ
る。
【符号の説明】
1、2 鉄心 3、7 基礎鉄心 4、8 中央磁脚 5、6、9、10 磁脚 G ギャップ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9375−5E H01F 31/00 R

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開磁路を形成するコアの一部に1次巻線
    と2次巻線を施し、 前記1次巻線が巻回されているコア領域の中心部に磁気
    ギャップが形成されていることを特徴とするコンバータ
    トランス。
  2. 【請求項2】 前記2次巻線は1次巻線に隣接して並置
    されていることを特徴とする請求項1に記載のコンバー
    タトランス。
  3. 【請求項3】 前記コンバータトランスは電流共振型ス
    イッチング電源回路に適用されることを特徴とする請求
    項1乃至2に記載のコンバータトランス。
JP6214349A 1994-08-17 1994-08-17 コンバータトランス Pending JPH0864439A (ja)

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