JPH0864444A - 高圧制御回路 - Google Patents
高圧制御回路Info
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- JPH0864444A JPH0864444A JP21951994A JP21951994A JPH0864444A JP H0864444 A JPH0864444 A JP H0864444A JP 21951994 A JP21951994 A JP 21951994A JP 21951994 A JP21951994 A JP 21951994A JP H0864444 A JPH0864444 A JP H0864444A
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- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 4
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- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 2
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- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
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- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Details Of Television Scanning (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 応答の速い高圧制御ができ、小型、低コスト
で、管内放電に対しても信頼性が高く、バラツキ、ドリ
フトの少ない回路を構成することが可能となり、回路の
不要な発振の危険も少ない高圧制御回路を提供する。 【構成】 フォーカス用の分圧抵抗4と並列に設けられ
た、分圧抵抗11のタップd点から生成した参照電圧E
ref を基準電圧Esと比較し、その結果を電圧制御回路
7に加える。この時、演算増幅器6の反転入力端子と出
力端子との間に直流帰還抵抗12を設けて、比較器とし
てのゲインを故意に低下させる。d点から分圧抵抗11
側を見た等価抵抗値Riに対して、直流帰還抵抗12の
抵抗値RnはRn<10Ri程度の低い値にすると、中
圧FVの一定化の働きが弱まり、その特性は負の傾斜を
持つようになる一方、高圧HVの方は正の傾斜がなくな
り、ほぼ一定にすることができる。
で、管内放電に対しても信頼性が高く、バラツキ、ドリ
フトの少ない回路を構成することが可能となり、回路の
不要な発振の危険も少ない高圧制御回路を提供する。 【構成】 フォーカス用の分圧抵抗4と並列に設けられ
た、分圧抵抗11のタップd点から生成した参照電圧E
ref を基準電圧Esと比較し、その結果を電圧制御回路
7に加える。この時、演算増幅器6の反転入力端子と出
力端子との間に直流帰還抵抗12を設けて、比較器とし
てのゲインを故意に低下させる。d点から分圧抵抗11
側を見た等価抵抗値Riに対して、直流帰還抵抗12の
抵抗値RnはRn<10Ri程度の低い値にすると、中
圧FVの一定化の働きが弱まり、その特性は負の傾斜を
持つようになる一方、高圧HVの方は正の傾斜がなくな
り、ほぼ一定にすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機等
における受像管の陽極電圧を安定化するための高圧制御
回路に係り、特に、応答の速い高圧制御ができ、小型、
低コストで、管内放電に対しても信頼性の高く、バラツ
キ、ドリフトの少ない回路を構成することが可能とな
り、回路の不要な発振の危険も少ない高圧制御回路に関
する。
における受像管の陽極電圧を安定化するための高圧制御
回路に係り、特に、応答の速い高圧制御ができ、小型、
低コストで、管内放電に対しても信頼性の高く、バラツ
キ、ドリフトの少ない回路を構成することが可能とな
り、回路の不要な発振の危険も少ない高圧制御回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来の高圧制御回路の一例を示
す。図3において、1は水平出力回路であって、図示し
ない前段からの水平偏向周期の励振波形Vhが加わるこ
とによって、その出力には水平偏向周期のパルスVpを
発生する。次いで、2はフライバックトランスであっ
て、その1次巻線2aの一端に前述のパルスVpが加え
られ、他の一端には直流電圧Eboが加えられる。
す。図3において、1は水平出力回路であって、図示し
ない前段からの水平偏向周期の励振波形Vhが加わるこ
とによって、その出力には水平偏向周期のパルスVpを
発生する。次いで、2はフライバックトランスであっ
て、その1次巻線2aの一端に前述のパルスVpが加え
られ、他の一端には直流電圧Eboが加えられる。
【0003】また、フライバックトランス2の2次側に
は、複数個の2次巻線群2b-1 ,2b-2 ,2b-3 ,2b-
4 ,2b-5 が巻回され、これらの巻線群の各個と直列に
高圧整流ダイオード3-1,3-2,3-3,3-4,3-5が接
続されている。各2次巻線には1次パルスVpが昇圧さ
れて発生するので、これらの巻線群と高圧整流ダイオー
ドとの組みの最もホットエンドの組みの一端には高圧H
Vが発生し、図示されない受像管の陽極であるa点に導
かれる。
は、複数個の2次巻線群2b-1 ,2b-2 ,2b-3 ,2b-
4 ,2b-5 が巻回され、これらの巻線群の各個と直列に
高圧整流ダイオード3-1,3-2,3-3,3-4,3-5が接
続されている。各2次巻線には1次パルスVpが昇圧さ
れて発生するので、これらの巻線群と高圧整流ダイオー
ドとの組みの最もホットエンドの組みの一端には高圧H
Vが発生し、図示されない受像管の陽極であるa点に導
かれる。
【0004】また、2次巻線と高圧ダイオードの組みの
コールドエンド側の幾つかの組みの一端からは、高圧H
Vより低い電圧値の中圧FVが得られ、ここから分圧抵
抗器4を通して調整可能な電圧が得られる。例えば、図
3に示す回路においては、その1つを前述受像管のフォ
ーカス電極fに、他の1つをスクリーン電極gに加え
て、その動作用電圧としている。
コールドエンド側の幾つかの組みの一端からは、高圧H
Vより低い電圧値の中圧FVが得られ、ここから分圧抵
抗器4を通して調整可能な電圧が得られる。例えば、図
3に示す回路においては、その1つを前述受像管のフォ
ーカス電極fに、他の1つをスクリーン電極gに加え
て、その動作用電圧としている。
【0005】一方、高圧HVは分圧抵抗器5が接続さ
れ、その分圧点bには高圧HVに比例した参照電圧Ere
f が生じる。この参照電圧Eref は次の演算増幅器6の
入力の1つに加えられ、他の1つの入力に加えられる基
準電圧Esと比較される。
れ、その分圧点bには高圧HVに比例した参照電圧Ere
f が生じる。この参照電圧Eref は次の演算増幅器6の
入力の1つに加えられ、他の1つの入力に加えられる基
準電圧Esと比較される。
【0006】また、さらにフライバックトランス2の1
次側の回路には、直流電源電圧Ebがあり、ここから電
圧制御回路7を経て前述の直流電圧Eboが得られてお
り、これが前記フライバックトランス2の1次巻線2a
の一端に加えられ、水平出力回路1の動作用の電源電圧
となる。そして、この直流電圧Eboは電圧制御回路7の
制御端子cの値によって制御され、このc点には前述の
演算増幅器6の出力が接続される。なお、ここでは2次
巻線と高圧ダイオードの組みを、5組みの状態で描いて
あるが、これは特に複数組であればその数は任意であ
り、以下の図も同じである。
次側の回路には、直流電源電圧Ebがあり、ここから電
圧制御回路7を経て前述の直流電圧Eboが得られてお
り、これが前記フライバックトランス2の1次巻線2a
の一端に加えられ、水平出力回路1の動作用の電源電圧
となる。そして、この直流電圧Eboは電圧制御回路7の
制御端子cの値によって制御され、このc点には前述の
演算増幅器6の出力が接続される。なお、ここでは2次
巻線と高圧ダイオードの組みを、5組みの状態で描いて
あるが、これは特に複数組であればその数は任意であ
り、以下の図も同じである。
【0007】この図3に示す回路構成において、もし受
像管が明るい画像を映出して、その陽極電流Iaが増加
した場合を考えてみる。第2の分圧抵抗5、演算増幅器
6、電圧制御回路7の一連の回路がない場合は、フライ
バックトランス2の内部インピーダンスにより高圧の値
は低下してしまう。これは画像の安定度の点から望まし
くないので、これを回路で補償し、陽極電流Iaの値如
何に拘らず、極力高圧HVの値は一定に保たなくてはな
らない。この図3に示す回路では、もし、高圧HVが低
下すると、その分圧した結果の参照電圧Eref が低下
し、これが基準電圧Esを下回ることになる。すると、
演算増幅器6の出力は電圧制御回路7に対して、電圧E
boを上昇させるように変化する。
像管が明るい画像を映出して、その陽極電流Iaが増加
した場合を考えてみる。第2の分圧抵抗5、演算増幅器
6、電圧制御回路7の一連の回路がない場合は、フライ
バックトランス2の内部インピーダンスにより高圧の値
は低下してしまう。これは画像の安定度の点から望まし
くないので、これを回路で補償し、陽極電流Iaの値如
何に拘らず、極力高圧HVの値は一定に保たなくてはな
らない。この図3に示す回路では、もし、高圧HVが低
下すると、その分圧した結果の参照電圧Eref が低下
し、これが基準電圧Esを下回ることになる。すると、
演算増幅器6の出力は電圧制御回路7に対して、電圧E
boを上昇させるように変化する。
【0008】その結果、もし陽極電流Iaが増加して高
圧HVが下がろうとしても、その分電圧Eboが増加して
1次のパルスVpの波高値を増大させるので、結局高圧
HVの値は下がることはできず、一定となる。この時、
その分圧した参照電圧Erefは基準電圧Esに一致す
る。
圧HVが下がろうとしても、その分電圧Eboが増加して
1次のパルスVpの波高値を増大させるので、結局高圧
HVの値は下がることはできず、一定となる。この時、
その分圧した参照電圧Erefは基準電圧Esに一致す
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図3に示す回路は、良
く高圧の安定化の目的を果たす一方、幾つかの問題点も
抱えている。その1つは第2の分圧抵抗5が高圧HVと
接地の間につながるため、耐圧の問題から構造上大型に
なり、高価なものになってしまうことである。また、こ
の高圧HVに直接つながる部品である、第2の分圧抵抗
5から演算増幅器6に参照電圧Eref を導いているた
め、受像管が管内放電を起こした際の過渡的な電圧振動
が第2の分圧抵抗5に付随する分布容量を通して演算増
幅器6に加わって、これを破損させてしまうという問題
もある。
く高圧の安定化の目的を果たす一方、幾つかの問題点も
抱えている。その1つは第2の分圧抵抗5が高圧HVと
接地の間につながるため、耐圧の問題から構造上大型に
なり、高価なものになってしまうことである。また、こ
の高圧HVに直接つながる部品である、第2の分圧抵抗
5から演算増幅器6に参照電圧Eref を導いているた
め、受像管が管内放電を起こした際の過渡的な電圧振動
が第2の分圧抵抗5に付随する分布容量を通して演算増
幅器6に加わって、これを破損させてしまうという問題
もある。
【0010】図4は、これらの問題の解決を図った従来
回路の他の例を示したものである。図3と異なる点は、
高圧HVに直接つながる第2の分圧抵抗5を無くして、
その代わりに中圧FVにつながる分圧抵抗8に参照電圧
Eref を取り出すためのタップbを設けたものである。
このようにすれば、中圧FVは高圧HVの20〜30%
と低い値で良いので、大型で、高価な抵抗は不要にな
る。また、分圧抵抗8は直接高圧HVにつながらないだ
けに、管内放電の際に参照電圧Eref が影響を受けるこ
とは少ない。
回路の他の例を示したものである。図3と異なる点は、
高圧HVに直接つながる第2の分圧抵抗5を無くして、
その代わりに中圧FVにつながる分圧抵抗8に参照電圧
Eref を取り出すためのタップbを設けたものである。
このようにすれば、中圧FVは高圧HVの20〜30%
と低い値で良いので、大型で、高価な抵抗は不要にな
る。また、分圧抵抗8は直接高圧HVにつながらないだ
けに、管内放電の際に参照電圧Eref が影響を受けるこ
とは少ない。
【0011】しかし、この図4に示す回路は、受像管画
像の明るさが急に変動した時の応答特性に問題がある。
即ち、陽極電流Iaの変化によって、高圧HVひいては
中圧FVが急激に変化したとしても、タップb点の参照
電圧Eref は、即時には追随できない。それは受像管の
フォーカス電極fの容量9やスクリーン電極gの容量1
0があるため、これによって積分されるからである。こ
の容量9,10の値は、およそ数pFと少ないが、分圧
抵抗8の抵抗値が100MΩ以上と大きいために、その
影響は無視できない。
像の明るさが急に変動した時の応答特性に問題がある。
即ち、陽極電流Iaの変化によって、高圧HVひいては
中圧FVが急激に変化したとしても、タップb点の参照
電圧Eref は、即時には追随できない。それは受像管の
フォーカス電極fの容量9やスクリーン電極gの容量1
0があるため、これによって積分されるからである。こ
の容量9,10の値は、およそ数pFと少ないが、分圧
抵抗8の抵抗値が100MΩ以上と大きいために、その
影響は無視できない。
【0012】その結果、電圧Eboの動きが遅れ、一時的
に高圧HVが変動し、画像が歪んでしまうことになる。
特に、スクリーン電極gには、ここに誘導されるリップ
ル波形の影響を避けるため、積極的に大きな値の外部容
量を付加する場合がある。また、フォーカス電極fの方
にもその一端を接地でなく波形発生回路に接続して、偏
向周期のパラボラ波形をフォーカス電極に重畳するため
のコンデンサを付加することがあり、これらの場合、さ
らに応答の遅れは大きく、ほとんど実用にならなくなっ
てしまう。
に高圧HVが変動し、画像が歪んでしまうことになる。
特に、スクリーン電極gには、ここに誘導されるリップ
ル波形の影響を避けるため、積極的に大きな値の外部容
量を付加する場合がある。また、フォーカス電極fの方
にもその一端を接地でなく波形発生回路に接続して、偏
向周期のパラボラ波形をフォーカス電極に重畳するため
のコンデンサを付加することがあり、これらの場合、さ
らに応答の遅れは大きく、ほとんど実用にならなくなっ
てしまう。
【0013】さらに、受像管管内放電の際も、フォーカ
ス電極fの電圧が誘導を受けて大きな過渡電圧が発生す
ることがあり、これがf点と同じ分圧抵抗8につながっ
ているb点に現れて演算増幅器6を破損することがあ
る。これは直接高圧HVにつながらないだけに、図3に
示す回路よりは改善されてはいるが、まだ、信頼性の上
で不十分であった。
ス電極fの電圧が誘導を受けて大きな過渡電圧が発生す
ることがあり、これがf点と同じ分圧抵抗8につながっ
ているb点に現れて演算増幅器6を破損することがあ
る。これは直接高圧HVにつながらないだけに、図3に
示す回路よりは改善されてはいるが、まだ、信頼性の上
で不十分であった。
【0014】また、図4は中圧FVの動きを検出して高
圧HVの動きを補正しようとしている。ところが、中圧
FVは必ずしも高圧HVに比例するとは限らず、その時
は高圧HVは一定化されない。特に、電流Iaの増加と
共に、高圧HVの値が逆に上昇するような特性になるこ
ともあり、このような時は回路全体に正帰還がかかって
発振状態になり、高圧HVの値が秒単位の周期で振動し
てしまうことがある。もちろんこのような場合は、画像
の大きさが激しく変化して実用にはならなくなる。
圧HVの動きを補正しようとしている。ところが、中圧
FVは必ずしも高圧HVに比例するとは限らず、その時
は高圧HVは一定化されない。特に、電流Iaの増加と
共に、高圧HVの値が逆に上昇するような特性になるこ
ともあり、このような時は回路全体に正帰還がかかって
発振状態になり、高圧HVの値が秒単位の周期で振動し
てしまうことがある。もちろんこのような場合は、画像
の大きさが激しく変化して実用にはならなくなる。
【0015】さらに、受像管のフォーカス電極fにはご
く僅かではあるが、電流Ifが流れる。この電流Ifは
電極に向かって流れ込む方向の場合と、流れ出す場合と
があって、受像管によって一定しない。また、経時変化
もある。従って、この電流Ifによって、当然参照電圧
Eref の値が左右され、バラツキ,ドリフトの点で問題
となっていた。
く僅かではあるが、電流Ifが流れる。この電流Ifは
電極に向かって流れ込む方向の場合と、流れ出す場合と
があって、受像管によって一定しない。また、経時変化
もある。従って、この電流Ifによって、当然参照電圧
Eref の値が左右され、バラツキ,ドリフトの点で問題
となっていた。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、フライバックトランスの
1次側の一端に接続されて、制御端子の電圧に応じて直
流電圧を制御して供給する電圧制御回路と、前記フライ
バックトランスの1次側の他の一端に接続されて、水平
周期のパルスを印加する水平出力回路と、前記フライバ
ックトランスの2次側に巻回された複数組みの2次巻線
と高圧整流ダイオードとの直列回路と、前記複数組みの
2次巻線と高圧整流ダイオードの高電圧側の一端に接続
された受像管の陽極と、前記複数組みの2次巻線と高圧
整流ダイオードの低電圧側の一部の組みに接続され、フ
ォーカス電圧及びスクリーン電圧を得る第1の分圧抵抗
器と、前記第1の分圧抵抗器と並列に接続された第2の
分圧抵抗器と、入力端子の一方が前記第2の分圧抵抗器
上のタップに接続され、前記入力端子の他方が基準電圧
に接続され、前記電圧制御回路の制御端子に制御電圧を
供給する演算増幅器と、前記演算増幅器の反転入力と出
力との間に、前記受像管の陽極に流れる電流変化に対す
る陽極電圧の変化を略一定化するように、その抵抗値を
設定した直流帰還回路とを設けたことを特徴とする高圧
制御回路を提供するものである。
の技術の課題を解決するため、フライバックトランスの
1次側の一端に接続されて、制御端子の電圧に応じて直
流電圧を制御して供給する電圧制御回路と、前記フライ
バックトランスの1次側の他の一端に接続されて、水平
周期のパルスを印加する水平出力回路と、前記フライバ
ックトランスの2次側に巻回された複数組みの2次巻線
と高圧整流ダイオードとの直列回路と、前記複数組みの
2次巻線と高圧整流ダイオードの高電圧側の一端に接続
された受像管の陽極と、前記複数組みの2次巻線と高圧
整流ダイオードの低電圧側の一部の組みに接続され、フ
ォーカス電圧及びスクリーン電圧を得る第1の分圧抵抗
器と、前記第1の分圧抵抗器と並列に接続された第2の
分圧抵抗器と、入力端子の一方が前記第2の分圧抵抗器
上のタップに接続され、前記入力端子の他方が基準電圧
に接続され、前記電圧制御回路の制御端子に制御電圧を
供給する演算増幅器と、前記演算増幅器の反転入力と出
力との間に、前記受像管の陽極に流れる電流変化に対す
る陽極電圧の変化を略一定化するように、その抵抗値を
設定した直流帰還回路とを設けたことを特徴とする高圧
制御回路を提供するものである。
【0017】
【実施例】以下、本発明の高圧制御回路について、添付
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例を示
す回路図、図2は本発明の動作を説明するための特性図
である。なお、図1において、先の図3及び図4と同一
部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例を示
す回路図、図2は本発明の動作を説明するための特性図
である。なお、図1において、先の図3及び図4と同一
部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0018】図1において、水平出力回路1が励振信号
Vhを受けて、水平出力パルスVpを発生し、このパル
スVpがフライバックトランス2の2次巻線2b-1 ,2
b-2,2b-3 ,2b-4 ,2b-5 に昇圧され、高圧整流ダ
イオード群3-1,3-2,3-3,3-4,3-5で直流高圧H
Vとなって、受像管陽極aに導かれるのは、基本的に図
3に示す従来回路と変わりはない。また、直流電源電圧
Ebを電圧制御回路7を通すことによって、制御端子c
の電圧に応じて変化する直流電圧Eboを得て、これをフ
ライバックトランス2の1次巻線2aの一端に加え、水
平出力回路1の動作用電源とすることも同じである。
Vhを受けて、水平出力パルスVpを発生し、このパル
スVpがフライバックトランス2の2次巻線2b-1 ,2
b-2,2b-3 ,2b-4 ,2b-5 に昇圧され、高圧整流ダ
イオード群3-1,3-2,3-3,3-4,3-5で直流高圧H
Vとなって、受像管陽極aに導かれるのは、基本的に図
3に示す従来回路と変わりはない。また、直流電源電圧
Ebを電圧制御回路7を通すことによって、制御端子c
の電圧に応じて変化する直流電圧Eboを得て、これをフ
ライバックトランス2の1次巻線2aの一端に加え、水
平出力回路1の動作用電源とすることも同じである。
【0019】この図1に示す回路で特徴的な点は、参照
電圧Eref をフォーカス用の分圧抵抗器(第1の分圧抵
抗器)4と並列に新設された分圧抵抗器(第2の分圧抵
抗器)11のタップd点から得ていることである。即
ち、この場合は図3のように高圧HVからの分圧ではな
く、フォーカス電圧を供給するための中圧FVの分圧で
参照電圧Eref を生成している。従って、この参照電圧
Eref を基準電圧Esと比較した結果で、電圧制御回路
7に加えるこの図1の回路は、本質的に中圧FVの安定
化回路である。
電圧Eref をフォーカス用の分圧抵抗器(第1の分圧抵
抗器)4と並列に新設された分圧抵抗器(第2の分圧抵
抗器)11のタップd点から得ていることである。即
ち、この場合は図3のように高圧HVからの分圧ではな
く、フォーカス電圧を供給するための中圧FVの分圧で
参照電圧Eref を生成している。従って、この参照電圧
Eref を基準電圧Esと比較した結果で、電圧制御回路
7に加えるこの図1の回路は、本質的に中圧FVの安定
化回路である。
【0020】ところで、図3の従来回路において、陽極
電流Iaの変化に対して、高圧HVを一定化したとす
る。この時、中圧FVの陽極電流Iaに対する変化は、
フライバックトランス2の設計手法によって異なるが、
一般に、図2(A)に示すように、電流Iaの増加と共
に、若干減少するようにすることが多く、このようにし
たほうが受像管のフォーカス特性が電流Iaの全域に渡
って良好に保たれる。
電流Iaの変化に対して、高圧HVを一定化したとす
る。この時、中圧FVの陽極電流Iaに対する変化は、
フライバックトランス2の設計手法によって異なるが、
一般に、図2(A)に示すように、電流Iaの増加と共
に、若干減少するようにすることが多く、このようにし
たほうが受像管のフォーカス特性が電流Iaの全域に渡
って良好に保たれる。
【0021】ここで、このような特性のフライバックト
ランス2を用いて、図1あるいは図4に示す回路のよう
に、中圧FVを分圧して参照電圧Eref を得るようにし
た場合、図2(B)に示すように、中圧FVは一定にな
るものの、高圧HVの方は陽極電流Iaの増加と共に上
昇してしまう。これは画像サイズの変化になって現れる
点も問題であるが、このように陽極電流Iaの増加と共
に、高圧HV即ち陽極電圧も増加してしまうという、い
わゆる負性抵抗特性は回路全体の発振現象を招きやす
く、画面の大きさが振動的に変化して安定しないことが
ある。
ランス2を用いて、図1あるいは図4に示す回路のよう
に、中圧FVを分圧して参照電圧Eref を得るようにし
た場合、図2(B)に示すように、中圧FVは一定にな
るものの、高圧HVの方は陽極電流Iaの増加と共に上
昇してしまう。これは画像サイズの変化になって現れる
点も問題であるが、このように陽極電流Iaの増加と共
に、高圧HV即ち陽極電圧も増加してしまうという、い
わゆる負性抵抗特性は回路全体の発振現象を招きやす
く、画面の大きさが振動的に変化して安定しないことが
ある。
【0022】そこで、図1に示す本発明の回路において
は、演算増幅器6の反転入力端子と出力端子との間に直
流帰還抵抗(直流帰還回路)12を設けて、比較器とし
てのゲインを故意に低下させるようにしている。従来回
路においても、回路の安定度を保つ意味で、直流帰還抵
抗12の抵抗値Rnを、高圧一定化の特性を損なわない
範囲のごく高い値に定めて、挿入する場合があるが、こ
の図1では積極的に電圧一定化の特性を悪化させるよう
なより低い値に設定する。
は、演算増幅器6の反転入力端子と出力端子との間に直
流帰還抵抗(直流帰還回路)12を設けて、比較器とし
てのゲインを故意に低下させるようにしている。従来回
路においても、回路の安定度を保つ意味で、直流帰還抵
抗12の抵抗値Rnを、高圧一定化の特性を損なわない
範囲のごく高い値に定めて、挿入する場合があるが、こ
の図1では積極的に電圧一定化の特性を悪化させるよう
なより低い値に設定する。
【0023】具体的にはd点から分圧抵抗11側を見た
等価抵抗、即ちほぼd点と接地との間の抵抗値Riに対
して、従来はRnはRiに対してかなり大きな値とした
が、図1に示す回路ではRn<10Ri程度の低い値に
する。このようにすると、図2(C)に示すように、中
圧FVの一定化の働きが弱まり、その特性は負の傾斜を
持つようになる一方、高圧HVの方は正の傾斜がなくな
り、ほぼ平らにすることができ、従来の図2(A)と類
似の特性を保つことができる。
等価抵抗、即ちほぼd点と接地との間の抵抗値Riに対
して、従来はRnはRiに対してかなり大きな値とした
が、図1に示す回路ではRn<10Ri程度の低い値に
する。このようにすると、図2(C)に示すように、中
圧FVの一定化の働きが弱まり、その特性は負の傾斜を
持つようになる一方、高圧HVの方は正の傾斜がなくな
り、ほぼ平らにすることができ、従来の図2(A)と類
似の特性を保つことができる。
【0024】図1に示す回路において、直流中圧FVを
作る際の平滑コンデンサに相当するものは、符号13で
示すトランスのストレイ容量しかない。従って、どうし
ても受像管の陽極と接地との間に存在するアクアダック
の容量のため、電流Iaの変化に対して応答の遅れが多
い高圧HV側に比べて、中圧FVの方は応答が速い。こ
れにより、参照電圧Eref の動きも良く、電流Iaの変
化に対応し、結果として画像の歪みは少なくなる。
作る際の平滑コンデンサに相当するものは、符号13で
示すトランスのストレイ容量しかない。従って、どうし
ても受像管の陽極と接地との間に存在するアクアダック
の容量のため、電流Iaの変化に対して応答の遅れが多
い高圧HV側に比べて、中圧FVの方は応答が速い。こ
れにより、参照電圧Eref の動きも良く、電流Iaの変
化に対応し、結果として画像の歪みは少なくなる。
【0025】また、図4に示す従来回路で問題になった
フォーカス電極fの容量9、スクリーン電極gの容量1
0も、本発明では参照電圧生成用の分圧抵抗11とは別
の分圧抵抗4で生成するので、応答特性に影響すること
はほとんどない。従って、図1においては、スクリーン
電極gにリップル除去のためのコンデンサ14を接地と
の間に挿入することが可能であるし、フォーカス電極f
にはコンデンサ15を接続して、その一端に偏向周期の
パラボラ波Vpbを加え、受像管周辺のフォーカス品位を
上げることもできる。
フォーカス電極fの容量9、スクリーン電極gの容量1
0も、本発明では参照電圧生成用の分圧抵抗11とは別
の分圧抵抗4で生成するので、応答特性に影響すること
はほとんどない。従って、図1においては、スクリーン
電極gにリップル除去のためのコンデンサ14を接地と
の間に挿入することが可能であるし、フォーカス電極f
にはコンデンサ15を接続して、その一端に偏向周期の
パラボラ波Vpbを加え、受像管周辺のフォーカス品位を
上げることもできる。
【0026】また、さらに受像管の管内放電の際に、本
発明による図1では陽極a側からもフォーカス電極f側
からも、直接過度振動の波形が参照電圧Eref 側にもフ
ォーカス電極fからも、直接過度振動の波形が参照電圧
Eref 側に現れないので、演算増幅器6を危険にさらす
ことはない。同時に、フォーカス電流の値も参照電圧E
ref に直接影響を及ぼすことはなく、ドリフトやバラツ
キの点で有利である。
発明による図1では陽極a側からもフォーカス電極f側
からも、直接過度振動の波形が参照電圧Eref 側にもフ
ォーカス電極fからも、直接過度振動の波形が参照電圧
Eref 側に現れないので、演算増幅器6を危険にさらす
ことはない。同時に、フォーカス電流の値も参照電圧E
ref に直接影響を及ぼすことはなく、ドリフトやバラツ
キの点で有利である。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の高
圧制御回路によれば、応答の速い高圧制御ができるばか
りでなく、小型、低コストで、管内放電に対しても信頼
性が高く、バラツキ、ドリフトの少ない回路を構成する
ことが可能となる上、回路の不要な発振の危険も少ない
など、種々の利点をもたらすという実用上極めて優れた
効果がある。
圧制御回路によれば、応答の速い高圧制御ができるばか
りでなく、小型、低コストで、管内放電に対しても信頼
性が高く、バラツキ、ドリフトの少ない回路を構成する
ことが可能となる上、回路の不要な発振の危険も少ない
など、種々の利点をもたらすという実用上極めて優れた
効果がある。
【図1】本発明の高圧制御回路の一実施例を示す回路図
である。
である。
【図2】本発明の動作を説明するための特性図である。
【図3】従来の高圧制御回路の一例を示す回路図であ
る。
る。
【図4】従来の高圧制御回路の他の一例を示す回路図で
ある。
ある。
1 水平出力回路 2 フライバックトランス 2b-1 ,2b-2 ,2b-3 ,2b-4 ,2b-5 高圧巻線 3-1,3-2,3-3,3-4,3-5 高圧整流ダイオード 4 分圧抵抗器(第1の分圧抵抗器) 6 演算増幅器 7 電圧制御回路 11 分圧抵抗器(第2の分圧抵抗器) 12 直流帰還抵抗(直流帰還回路)
Claims (1)
- 【請求項1】フライバックトランスの1次側の一端に接
続されて、制御端子の電圧に応じて直流電圧を制御して
供給する電圧制御回路と、 前記フライバックトランスの1次側の他の一端に接続さ
れて、水平周期のパルスを印加する水平出力回路と、 前記フライバックトランスの2次側に巻回された複数組
みの2次巻線と高圧整流ダイオードとの直列回路と、 前記複数組みの2次巻線と高圧整流ダイオードの高電圧
側の一端に接続された受像管の陽極と、 前記複数組みの2次巻線と高圧整流ダイオードの低電圧
側の一部の組みに接続され、フォーカス電圧及びスクリ
ーン電圧を得る第1の分圧抵抗器と、 前記第1の分圧抵抗器と並列に接続された第2の分圧抵
抗器と、 入力端子の一方が前記第2の分圧抵抗器上のタップに接
続され、前記入力端子の他方が基準電圧に接続され、前
記電圧制御回路の制御端子に制御電圧を供給する演算増
幅器と、 前記演算増幅器の反転入力と出力との間に、前記受像管
の陽極に流れる電流変化に対する陽極電圧の変化を略一
定化するように、その抵抗値を設定した直流帰還回路と
を設けたことを特徴とする高圧制御回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21951994A JPH0864444A (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | 高圧制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21951994A JPH0864444A (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | 高圧制御回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0864444A true JPH0864444A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16736747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21951994A Pending JPH0864444A (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | 高圧制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0864444A (ja) |
-
1994
- 1994-08-22 JP JP21951994A patent/JPH0864444A/ja active Pending
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