JPH0864767A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0864767A
JPH0864767A JP6198422A JP19842294A JPH0864767A JP H0864767 A JPH0864767 A JP H0864767A JP 6198422 A JP6198422 A JP 6198422A JP 19842294 A JP19842294 A JP 19842294A JP H0864767 A JPH0864767 A JP H0864767A
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JP
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electrode
layer
oxide
film
ferroelectric
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JP6198422A
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Yoshiki Kuroda
吉己 黒田
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、剥離が発生せず、かつ誘電率、ヒ
ステリシス、リーク電流、耐圧等のキャパシタ電圧等の
キャパシタ特性が安定することを目的とする。 【構成】基板(1) 上の絶縁膜、多結晶シリコン膜あるい
は半導体拡散領域上に形成された第1の電極(3) と、前
記第1の電極(3) 上に形成された高,強誘電体膜4と、
前記高,強誘電体膜4上に形成された第2の電極(5) と
を有する半導体装置において、前記第1の電極(3) が絶
縁膜、多結晶シリコン膜あるいは半導体拡散領域上に形
成される第一層(3a)とその上に形成され前記高,強誘電
体膜4と接する第二層(3b)とから構成され、前記第1の
電極(3) の第一層(3a)が酸化物で且つ前記第1の電極
(3) の第二層(3b)が金属からなり、さらに前記第2の電
極(3)が酸化物からなることを特徴とする強誘電体膜薄
膜キャパシタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高,強誘電体膜を有
するメモリ装置、薄膜コンデンサ装置、電気光学装置、
薄膜センサ−などの半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】酸化物を高、強誘電体薄膜キャパシタの
電極として用いる特許、文献はこれまでに幾つか発表さ
れている。例えば、特開平3−257858では、図8
に示したように導電性酸化物(RhO2 、ReO3 、O
sO2 、IrO2 )を第1の電極としている。図8にお
いて、符番81は単結晶シリコンの表面上を水蒸気熱酸化
法により酸化させて形成したSiO2 膜である。このS
iO2 膜81上には、膜厚0.5μmの導電性酸化物(第
1の電極)82が金属タ−ゲットを用い酸素を反応ガスと
した反応性直流マグネトロンスパッタ法で基板温度10
0℃下で作製されている。前記導電性酸化膜82を含む前
記SiO2 膜81上には、BaTiO3 からなる厚さ0.
5μmの強誘電体膜83が形成されている。この強誘電体
膜83は、化学量論組成の粉末タ−ゲットを用い、O2
スを反応ガスとした反応性高周波マグネトロンスパッタ
法で基板温度600℃下で作製する。前記強誘電体膜83
上には、Alからなる厚さ0.5μmの第2の電極84が
直流スパッタ法により成膜されている。
【0003】このような構造にすることにより、高温熱
処理を行っても下地の絶縁膜もしくは多結晶シリコンの
Siが電極表面に拡散してくるのを防止できるために、
電極表面に低誘電率のSi酸化膜層ができず、且つ平坦
性を保つことができる。このことにより、絶縁性がよく
一様な高誘電率をもつ薄膜キャパシタを得ることができ
る。
【0004】また、USP5293510あるいは特開
平3−257857では、図9に示したように、第1の
電極の第一層に導電性酸化物(ITO、ReO2 、Ru
2、MoO3 )を用い、且つ第1の電極の第二層とし
て高融点貴金属(Pt、Pd、Rd)を用いている。図
9において、符番91は多結晶シリコンまたは半導体拡散
層からなる下層である。この下層91の上には導電性酸化
物からなる第一層92aと、該第一層92a上に形成された
高融点貴金属からなる第二層92bで構成された第1の電
極92が形成されている。前記第一層,第二層は、直流マ
グネトロンスパッタ法で順に作製している。前記第1の
電極92上には強誘電体膜93がスパッタリング法によって
作製され、更にAlからなる第2の電極94もスパッタリ
ング法によって作製されている。
【0005】このような構造にすることにより、下地の
多結晶シリコンもしくは半導体拡散領域からのSiの電
極表面への拡散を防止できるために、高融点金属表面に
低誘電率のSi酸化膜層ができず、且つ表面の平坦性を
保つことができる。このことにより、拡散領域に直接絶
縁性がよく一様な高誘電率をもつ薄膜キャパシタを得る
ことができ、且つ拡散領域上に直接薄膜キャパシタを形
成できるので高密度な半導体デバイスを提供できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図8および図9に示し
た従来技術では、第2の電極のAlと強誘電体膜界面の
接着強度が弱いために剥離が発生し易いという問題点が
ある。また、高,強誘電体膜と接する第2の電極を形成
後に500℃以上の熱処理を施さないと誘電率、ヒステ
リシス、リ−ク電流、耐圧等の安定した特性が得られな
い。従って、従来例のように高,強誘電体膜と接する第
2の電極として低融点のAlを使用した場合には、50
0℃以上の熱処理を行えないため、安定した特性を持つ
高,強誘電体薄膜キャパシタを得ることができない。
【0007】この発明はこうした事情を考慮してなされ
たもので、剥離が発生せず且つ誘電率、ヒステリシス、
リ−ク電流、耐圧等のキャパシタ特性が安定した半導体
装置を提供することを目的とするもの。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明は、基板
上の絶縁膜、多結晶シリコン膜あるいは半導体拡散領域
上に形成された第1の電極と、前記第1の電極上に形成
された高,強誘電体膜と、前記高,強誘電体膜上に形成
された第2の電極とを有する半導体装置において、前記
第1の電極が絶縁膜、多結晶シリコン膜あるいは半導体
拡散領域上に形成される第一層とその上に形成され前記
高,強誘電体膜と接する第二層とから構成され、前記第
1の電極の第一層が酸化物で且つ前記第1の電極の第二
層が金属からなり、さらに前記第2の電極が酸化物から
なることを特徴とする半導体装置である。
【0009】本願第2の発明は、基板上の絶縁膜、多結
晶シリコン膜あるいは半導体拡散領域上に形成された第
1の電極と、前記第1の電極上に形成された高,強誘電
体膜と、前記高,強誘電体膜上に形成された第2の電極
とを有する半導体装置において、前記第1の電極が絶縁
膜、多結晶シリコン膜あるいは半導体拡散領域上に形成
される第一層とその上に形成され前記高,強誘電体膜と
接する第二層とから構成され、前記第1の電極の第一層
が酸化物で且つ前記第1の電極の第二層が金属からな
り、さらに前記第2の電極が前記高,強誘電体膜上に形
成される第一層とその上に形成される第二層とから構成
され、前記第2の電極の第一層が酸化物で且つ前記第2
の電極の第二層が金属からなることを特徴とする半導体
装置である。
【0010】本願第3の発明は、基板上の絶縁膜、多結
晶シリコン膜あるいは半導体拡散領域上に形成された第
1の電極と、前記第1の電極上に形成された高,強誘電
体膜と、前記高,強誘電体膜上に形成された第2の電極
とを有する半導体装置において、前記第1の電極が酸化
物であり、さらに前記第2の電極が前記高,強誘電体膜
上に形成される第一層とその上に形成される第二層とか
ら構成され、前記第2の電極の第一層が酸化物で且つ前
記第2の電極の第二層が金属からなることを特徴とする
半導体装置である。
【0011】
【作用】
(本願第1の発明) [作用]第1の電極の第一層(酸化物)は下層との接着
層の役割を果たすと共に、下層からのSi等の拡散物を
阻止する働きをする。また、第1の電極の第二層(金
属)は、高,強誘電体薄膜キャパシタの最良および安定
した誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性
を引き出す役目をする。更に、第2の電極の酸化物は
高,強誘電体膜との良好な接着力を持っていると共に、
500℃以上の高温熱処理を施しても高、強誘電体膜に
拡散等の影響を及ぼすことがない。
【0012】[効果]第1の発明によれば、第2の電極
として酸化物を用いることにより、第2の電極と高,強
誘電体膜界面の接着力が良好となるので膜剥離を防止で
きる。また、酸化物は500℃以上の熱処理を施しても
高,強誘電体膜への拡散等の影響を及ぼさないので、第
2の電極形成後の高温熱処理が可能となる。従って、
高,誘電体薄膜キャパシタの安定した誘電率、ヒステリ
シス、リ−ク電流、耐圧等の特性を得ることができる。
更に、第1の電極の第一層として酸化物を用い第1の電
極の第二層として金属の構造にすることにより、酸化物
は下層との接着層の役割を果たすと共に、下層からのS
i等の拡散物を阻止する働きをし、且つ金属は高,強誘
電体薄膜キャパシタの最良および安定した誘電率、ヒス
テリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を引き出す役目を
してくれる。従って膜剥離が発生せず、且つ高、強誘電
体膜キャパシタの最良および安定した誘電率、ヒステリ
シス、リ−ク電流、耐圧等の特性を持つ半導体装置を得
ることができる。
【0013】(本願第2の発明) [作用]第1の電極の第一層(酸化物)は下層との接着
層の役割を果たすと共に、下層からのSi等の拡散物を
阻止する働きをする。また、第1の電極の第二層(金
属)は、高,強誘電体薄膜キャパシタの最良および安定
した誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等どの特
性を引き出す役目をする。更に、第2の電極の第一層
(酸化物)は、高,強誘電体膜との良好な接着力を持っ
ていると共に、500℃以上の高温熱処理を施しても
高,強誘電体膜に拡散等の影響を及ぼすことがない。更
には、第2の電極の第二層(金属)は、第2の電極の抵
抗を下げる作用をする。
【0014】[効果]第2の電極の第一層として酸化物
を用いることにより、第2の電極と高,強誘電体膜界面
の接着力が良好となるので膜剥離を防止でき、且つ第2
の電極の第二層として金属を用いることで第2の電極の
低抵抗化となる。また、第2の電極の第二層は500℃
以上の熱処理を施しても高、強誘電体膜への拡散等の影
響を及ぼさないので、第2の電極形成後の高温熱処理が
可能となる。従って、高,強誘電体薄膜キャパシタの安
定した誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特
性を得ることができる。更には、第1の電極の第一層と
して酸化物を用い第1の電極の第二層として金属の構造
にすることにより、第1の電極の第一層は下層との接着
層の役割を果たすと共に、下層からのSi等の拡散物を
阻止する働きをし、且つ第1の電極の第二層は高,強誘
電体薄膜キャパシタの最良および安定した誘電率、ヒス
テリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を引き出す役目を
してくれる。従って、膜剥離が発生せず、且つ高、強誘
電体薄膜キャパシタの最良および安定した誘電率、ヒス
テリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を持つ半導体装置
を得ることができる。
【0015】(本願第3の発明) [作用]第1の電極(酸化物)は、下層との接着層の役
割を果たすと共に、下層からのSi等の拡散物を阻止す
る働きをする。また、第2の電極の第一層(酸化物)は
高,強誘電体膜との良好な接着力を持っていると共に、
500℃以上の高温熱処理を施しても高,強誘電体膜に
拡散等の影響を及ぼすことがない。更に、第2の電極の
第二層(金属)は、第2の電極の抵抗を下げる作用をす
る。
【0016】[効果]第2の電極の第一層として酸化物
を用いることにより、第2の電極と高,強誘電体膜界面
の接着力が良好となるので膜剥離を防止でき、且つ第2
の電極の第二層として金属を用いることで第2の電極の
低抵抗化となる。また第2の電極の第一層は、500℃
以上の熱処理を施しても高,強誘電体膜への拡散等の影
響を及ぼさないので第2の電極形成後の高温熱処理が可
能となる。従って、高,強誘電体薄膜キャパシタの安定
した誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性
を得ることができる。更に、第1の電極として酸化物を
用いることにより、酸化物は下層との接着層の役割を果
たす。従って膜剥離が発生せず、且つ高、強誘電体薄膜
キャパシタの安定した誘電率、ヒステリシス、リ−ク電
流、耐圧等の特性を持つ半導体装置を得ることができ
る。
【0017】
【実施例】
(実施例1)図1は、この発明の実施例1に係る高,強
誘電体薄膜キャパシタの断面構造を示す。図中の符番1
は、Si基板である。なお、Si基板の代わりにガラス
基板でもよい。この基板1上には、高,強誘電体薄膜キ
ャパシタの下層2が形成されている。ここで、下層2
は、SiO2 、BPSG、PSG、NSG、SiN等の
絶縁膜を0.5μmの膜厚であるいはそれらの絶縁膜を
介して多結晶シリコン膜をCVDで0.5μmの膜厚で
形成した。この下層2上には、酸化物からなる第一層3
a及び金属からなる第二層3bの2層で構成される第1
の電極3が形成されている。ここで、第1の電極3の第
一層3aとしてITOをスパッタ、CVD、蒸着、イオ
ンプレ−ティングなどで0.05〜0.2μmの膜厚で
形成し、その後連続もしくは500℃以上の熱処理後に
その上に第1の電極の第二層3bとして白金をスパッ
タ、CVD、蒸着、イオンプレ−ティングなどで0.2
μmの膜厚で形成した。この第1の電極3の第二層3b
上にはPZTなどからなる膜厚0.3μmの高、強誘電
体膜4が形成され、さらにその上に酸化物(ITO)か
らなる第2の電極5が形成されている。
【0018】こうした構成のキャパシタは、次のように
して作製する。まず、基板1上に下層2を水蒸気熱酸化
もしくはCVDにより形成する。次に、前記下層2上に
第1の電極の第一層3aとしてITOをスパッタ、CV
D、蒸着、イオンプレ−ティングなどで0.05〜0.
2μmの膜厚で形成し、その後連続もしくは500℃以
上の熱処理後にその上に第1の電極3の第二層3bとし
て白金をスパッタ、CVD、蒸着、イオンプレ−ティン
グなどで0.2μmの膜厚で形成した。その後、500
℃以上の熱処理後に白金上にPZT等高,強誘電体膜4
をゾル−ゲル法によって0.3μmの膜厚で成膜および
500℃以上の熱処理を行った。更に、高、強誘電体膜
4上に、第2の電極5としてITOをスパッタ、CV
D、蒸着、イオンプレ−ティングなどで形成し、しかる
後に500℃以上の熱処理を施した。
【0019】この実施例1の構造において、第1の電極
3の第一層3aのITOは下層2の絶縁膜もしくは多結
晶シリコン膜と良好な接着性を示したので、最終工程ま
で剥離が発生せず、またXPS等による元素のデプスプ
ロファイル分析の結果、下層からのSi等の拡散物がな
いことが確認できた。また、本実施例1の構造における
高,強誘電体薄膜キャパシタのヒステリシス特性、電圧
−電流特性、誘電率特性を夫々図10、11、12に示
し、図13、14、15には第1の電極の第二層の白金
がない構造つまり第1の電極がITOのみの構造におけ
る高,強誘電体薄膜キャパシタのヒステリシス特性、電
圧−電流特性、誘電率特性を示した。
【0020】図10〜図15により、実施例1の構造に
おける高,強誘電体薄膜キャパシタでは、分極量が大き
く抗電界が小さいヒステリシス特性となり、電圧−電流
特性からリ−ク電流が小さく耐圧が大きいことがわか
る。また、誘電率においても周波数に依存せず、一定の
高誘電率を示していることがわかる。更に、これらの特
性は経時的にも安定していた。従って、白金は高,強誘
電体薄膜キャパシタのヒステリシス、リ−ク電流、耐
圧、誘電率等の特性を最良および安定にする役目をして
いることがわかる。
【0021】更に、第2の電極5となるITO(酸化
物)は高,強誘電体膜4との良好な接着力を示し、最終
工程まで剥離が発生しなかった。また、従来例では第2
の電極として融点が低いAlを使用しているために第2
の電極を形成後に500℃以上の熱処理が行えないこと
から、高,強誘電体薄膜キャパシタのヒステリシス特性
等に不安定な面があった。しかしながら、本構造の酸化
物を第2の電極として用いれば500℃以上の熱処理を
行っても、高,強誘電体膜への酸化物の拡散が発生しな
いので、高,強誘電体薄膜キャパシタの安定したヒステ
リシス、リ−ク電流、耐圧、誘電率等の特性を得られる
ことがわかった。
【0022】以上より、実施例1によれば、従来から問
題であった第2の電極と高,強誘電体薄膜界面からの剥
離れを防ぐことが可能となり、さらに高、強誘電体薄膜
キャパシタの最良および安定したヒステリシス、リ−ク
電流、耐圧、誘電率の特性を得ることができた。
【0023】なお、上記実施例1では、第1の電極の第
一層の材料としてITOを、第二層の材料として白金を
用いた場合について述べたが、これに限定されない。例
えば、ITOの代わりに酸化スズ、酸化インジウム、酸
化ルテニウム、酸化ロジウム、酸化レニウム、酸化オス
ミウム、酸化イリジウムを用い、また白金の代わりにパ
ラジウム、金、ルテニウム、ロジウム、レニウム、オス
ミウム、イリジウムを用いた場合でも、同様に第2の電
極と高,強誘電体膜界面からの剥離を防ぐことが可能と
なり、さらに高,強誘電体薄膜キャパシタの最良および
安定したヒステリシス、リ−ク電流、耐圧、誘電率等の
特性を得ることができた。
【0024】(実施例2)図2は、この発明の実施例2
に係る高,強誘電体薄膜キャパシタとMOSトランジス
タからなるメモリ装置の1セルの断面構造を示す。ここ
で、図1と同部材は同符号を付して説明を省略する。S
i基板1の表面にはフィールド酸化膜21が形成され、こ
のフィールド酸化膜21でかこまれた基板1の素子領域に
はソース領域(S)22,ドレイン領域(D)23が形成さ
れている。前記ソース領域22,ドレイン領域23間の素子
領域上には、ゲート絶縁膜24を介してゲート電極25が形
成されている。ここで、前記ソース領域22,ドレイン領
域23及びゲート電極25によりMOSトランジスタが構成
されている。
【0025】前記フィールド酸化膜21を含む基板1上に
は絶縁膜26が形成されており、前記トランジスタの近傍
の絶縁膜26上に第一層3aと第二層3bからなる第1の
電極3、高,強誘電体膜4、第2の電極5の順に積層し
た高,強誘電体薄膜キャパシタが形成されている。
【0026】前記キャパシタを含む前記絶縁膜26上に
は、Si34 等からなる厚さ0.5μmの層間絶縁膜
27が形成されている。前記ソース領域22,ドレイン領域
に対応する前記層間絶縁膜27、絶縁膜26にはコンタクト
ホール28a,28bが夫々形成されている。前記キャパシ
タの第1の電極3の第二層3b、第2の電極5に対応す
る前記層間絶縁膜27には、コンタクトホール28c,28d
が夫々形成されている。前記コンタクトホール28aと28
c,28b,28dには、ソース領域22及び第2の電極5に
接続する配線電極29a、ドレイン領域23に接続するビッ
ト配線電極29b、第1の電極3の第二層3bに接続する
ドライブ配線電極29cが夫々接続されている。
【0027】こうした構成のメモリ装置は、次のように
して製造する。即ち、フィ−ルド酸化膜21からソース領
域22、ドレイン領域23及びゲ−ト電極25からなるMOS
トランジスタの形成までは一般的に知られている半導体
製造工程で形成した。その後、絶縁膜26から第1の電極
3の第一層としてITO、第1の電極3の第二層として
白金、高,強誘電体膜4のPZT、第2の電極5として
ITOの順に積層した高,強誘電体薄膜キャパシタの形
成は実施例1と同様な工程で作製した。つづいて、層間
絶縁膜27をCVD、スピンコ−ト法等で0.5μmの膜
厚で形成し、更にRIE等で配線電極29a、ビット配線
電極29b、ドライブ配線電極29cを接続するためのコン
タクトホ−ル28a〜28dを形成し、しかる後にAl等か
らなる配線電極29a、ビット配線電極29b、ドライブ配
線電極29cを1μmの膜厚で形成して図2のメモリ装置
を製造した。
【0028】実施例2によるメモリ装置によれば、高,
強誘電体薄膜キャパシタにおいて実施例1と同様、従来
から問題であった第2の電極と高,強誘電体膜界面から
の剥離を防ぐことが可能となり、更に高,強誘電体薄膜
キャパシタの最良および安定したヒステリシス、リ−ク
電流、耐圧、誘電率等の特性を得ることができた。従っ
て、書き込み、読み出しが安定したメモリ装置が可能と
なった。
【0029】なお、実施例2のITOの代わりに酸化ス
ズ、酸化インジウム、酸化ルテニウム、酸化ロジウム、
酸化レニウム、酸化オスミウム、酸化イリジウムを用
い、白金の代わりにパラジウム、金、ルテニウム、ロジ
ウム、レニウム、オスミウム、イリジウムを用いた場合
でも、同様に第2の電極と高、強誘電体薄膜界面からの
剥離を防ぐことが可能となり、更に高,強誘電体薄膜キ
ャパシタの最良および安定したヒステリシス、リ−ク電
流、耐圧、誘電率等の特性を得ることができた。従っ
て、書き込み、読み出しが安定したメモリ装置が可能と
なった。
【0030】(実施例3)図3、この発明の実施例3に
係る高,強誘電体薄膜キャパシタとMOSトランジスタ
からなるメモリ装置の1セルの断面構造を示す。ここ
で、図1,図2と同部材は同符号を付して説明を省略す
る。実施例3は、実施例2と比べ、高、強誘電体薄膜キ
ャパシタの第2の電極5,第1の電極3の第二層3bに
対応する層間絶縁膜27にコンタクトホール31,32が夫々
形成されている点、MOSトランジスタのソース領域2
2,前記キャパシタの第1の電極3の第二層3bに夫々
接続する配線電極33が形成されている点、前記キャパシ
タの第2の電極5に接続するドライブ配線電極34が形成
されている点が異なる。
【0031】こうした構成のメモリ装置は、次のように
して製造する。即ち、フィ−ルド酸化物21からソース領
域22、ドレイン領域23及びゲ−ト電極25からなるMOS
トランジスタの形成までは一般的に知られている半導体
製造工程で形成した。その後、絶縁膜26から第1の電極
3の第一層としてITO、第1の電極3の第二層として
白金、高,強誘電体膜4のPZT、第2の電極5として
ITOの順に積層した高,強誘電体薄膜キャパシタの形
成は実施例1と同様な工程で作製した。つづいて、層間
絶縁膜27をCVD、スピンコ−ト法等で0.5μmの膜
厚で形成し、更にRIE等で配線電極33、ビット配線電
極29a、ドライブ配線電極34を接続するためのコンタク
トホ−ル28,32,28b,31を形成し、しかる後にAl等
からなる配線電極33、ビット配線電極29b、ドライブ配
線電極34を1μmの膜厚で形成して図3のメモリ装置を
製造した。
【0032】実施例3によるメモリ装置によれば、高,
強誘電体薄膜キャパシタにおいて実施例1と同様、従来
から問題であった第2の電極と高,強誘電体膜界面から
の剥離を防ぐことが可能となり、更に高,強誘電体薄膜
キャパシタの最良および安定したヒステリシス、リ−ク
電流、耐圧、誘電率等の特性を得ることができた。従っ
て、書き込み、読み出しが安定したメモリ装置が可能と
なった。
【0033】なお、実施例3のITOの代わりに酸化ス
ズ、酸化インジウム、酸化ルテニウム、酸化ロジウム、
酸化レニウム、酸化オスミウム、酸化イリジウムを用
い、白金の代わりにパラジウム、金、ルテニウム、ロジ
ウム、レニウム、オスミウム、イリジウムを用いた場合
でも、実施例3と同様に第2の電極と高,強誘電体薄膜
界面からの剥離を防ぐことが可能となり、さらに高、強
誘電体薄膜キャパシタの最良および安定したヒステリシ
ス、リ−ク電流、耐圧、誘電率等の特性を得ることがで
きた。従って、書き込み、読み出しが安定したメモリ装
置が可能となった。
【0034】(実施例4)図4は、この発明の実施例4
に係る高,強誘電体薄膜キャパシタとMOSトランジス
タからなるメモリ装置の1セルの断面構造を示す。ここ
で、図1,図2及び図3と同部材は同符号を付して説明
を省略する。実施例4では、MOSトランジスタのソー
ス領域22上に、酸化物(ITO)からなる第一層3a及
び白金からなる第二層3bから構成される第1の電極
3、該電極3上に形成されたPZTからなる高,強誘電
体膜4、及び酸化物(ITO)からなる第2の電極5を
順次積層して構成される高,強誘電体薄膜キャパシタが
形成されている。また、前記キャパシタの第2の電極5
にはドライブ配線電極34が接続している。
【0035】こうした構成のメモリ装置は、次のように
して製造される。即ち、まずフィ−ルド酸化膜21からソ
ース領域22,ドレイン領域23及びゲート電極25からなる
MOSトランジスタの形成までは一般的に知られている
半導体製造工程で形成した。次に、SiO2 、BPS
G、PSG、NSG、Si34 等の絶縁膜26を0.5
μmの膜厚で形成し、つづいてソ−ス領域22に対応する
絶縁膜26をRIE等で選択的にエッチングし、コンタク
トホール41を形成した。更に、第1の電極3、高,強誘
電体膜4、及び第2の電極5の順に積層した高、強誘電
体薄膜キャパシタの形成は実施例1と同様な工程でソ−
ス領域22上に作製した。つづいて、Si34 等からな
る層間絶縁膜27をCVD、スピンコ−ト法等で0.5μ
mの膜厚で形成し、その後RIE等で、ビット配線電極
29b、ドライブ配線電極34を接続するためのコンタクト
ホ−ルを形成し、しかる後にAl等からなるビット配線
電極29b、ドライブ配線電極34を1μmの膜厚で形成
し、メモリ装置を製造した。
【0036】実施例4によるメモリ装置によれば、高,
強誘電体薄膜キャパシタにおいて実施例1と同様、従来
から問題であった第2の電極と高,強誘電体膜界面から
の剥離を防ぐことが可能となり、更に高,強誘電体薄膜
キャパシタの最良および安定したヒステリシス、リ−ク
電流、耐圧、誘電率等の特性を得ることができた。ま
た、高,強誘電体薄膜キャパシタをMOSトランジスタ
のソ−ス領域22上に配線したので1セルの占領面積が小
さくできた。従って、書き込み、読み出しが安定し、且
つ高密度なメモリ装置が可能となった。
【0037】また、上記実施例4において、ITOの代
わりに酸化スズ、酸化インジウム、酸化ルテニウム、酸
化ロジウム、酸化レニウム、酸化オスミウム、酸化イリ
ジウムを用い、白金の代わりにパラジウム、金、ルテニ
ウム、ロジウム、レニウム、オスミウム、イリジウムを
用いた場合でも、実施例4と同様に第2の電極と高,強
誘電体薄膜界面からの剥離を防ぐことが可能となり、さ
らに高,強誘電体薄膜キャパシタの最良および安定した
ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧、誘電率等の特性を得
ることができた。従って、書き込み、読み出しが安定
し、且つ高密度なメモリ装置が可能となった。
【0038】(実施例5)図5は、この発明に係る実施
例5の高,強誘電体薄膜キャパシタの断面構造を示す。
但し、図1と同部材は同符号を付して説明を省略する。
Siもしくはガラスからなる基板1上には、高,強誘電
体薄膜キャパシタの下層2が形成されている。ここで、
下層2は、SiO2 、BPSG、PSG、NSG、Si
N等の絶縁膜を0.5μmの膜厚であるいはそれらの絶
縁膜を介して多結晶シリコン膜をCVDで0.5μmの
膜厚で形成した。前記下層2上には、ITO(酸化物)
からなる第一層3a及びその上に形成された白金からな
る第二層3bの2層から構成される第1の電極3が形成
されている。第1の電極3の第二層3b上には、PZT
等の高,強誘電体膜4が形成されている。前記高,強誘
電体膜4上には、ITO(酸化物)からなる第一層51a
及びその上のAlからなる第二層51bの2層から構成さ
れる第2の電極51が形成された構造になっている。
【0039】こうした構成の高,強誘電体薄膜キャパシ
タは、次のようにして製造される。即ち、まず、Siも
しくはガラス基板1上に、高,強誘電体薄膜キャパシタ
の下層2としてSiO2 、BPSG、PSG、NSG、
SiN等の絶縁膜を0.5μmの膜厚であるいはそれら
の絶縁膜を介して多結晶シリコン膜をCVDで0.5μ
mの膜厚で形成した。つづいて、その上に第1の電極3
の第一層3aとしてITOをスパッタ、CVD、蒸着、
イオンプレ−ティングなどで0.05〜0.2μmの膜
厚で形成し、その後連続もしくは500℃以上の熱処理
後にその上に第1の電極3の第二層3bとして白金をス
パッタ、CVD、蒸着、イオンプレ−ティングなどで
0.2μmの膜厚で形成した。その後、500℃以上の
熱処理後に白金上にPZT等の高、強誘電体膜4をゾル
ゲ−ル法によって0.2μmの膜厚で成膜および500
℃以上の熱処理を行った。更に、高,強誘電体膜4上に
第2の電極51の第一層51aとしてITOをスパッタ、C
VD、蒸着、イオンプレ−ティングなどで形成し、しか
る後に500℃以上の熱処理を施した。ひきつづき、第
2の電極51の第二層51bとしてAlを1μmの膜厚で形
成し、高,強誘電体薄膜キャパシタを製造した。
【0040】上記実施例5の構造において、第1の電極
3の第一層3aのITOは、下層2の絶縁膜もしくは多
結晶シリコン膜と良好な接着性を示したので、最終工程
まで剥離が発生せず、またXPS等による元素のデプス
プロファイル分析の結果、下層からのSi等の拡散物な
ないことが確認できた。また本実施例構造における高,
強誘電体薄膜キャパシタのヒステリシス特性、電圧−電
流特性、誘電率特性をそれぞれ図10、11、12に示
し、図13、14、15には第1の電極3の第二層3a
の白金がない構造,つまり第1の電極がITOのみの構
造における高,強誘電体薄膜キャパシタのヒステリシス
特性、電圧−電流特性、誘電率特性を示した。
【0041】本実施例構造における高,誘電体薄膜キャ
パシタでは、分極量が大きく抗電界が小さいヒステリシ
ス特性となり、電圧−電流特性からリ−ク電流が小さく
耐圧が大きいことがわかる。また、誘電率においても周
波数に依存せず一定の高誘電率を示していることがわか
る。更に、これらの特性は経時的にも安定していた。従
って、白金は高,強誘電体薄膜キャパシタのヒステリシ
ス、リ−ク電流、耐圧、誘電率等の特性を最良および安
定にする役目をしていることがわかる。
【0042】また、ITO(酸化膜)からなる第一層51
aは、高,強誘電体膜4との良好な接着力を示し、最終
工程まで剥離が発生しなかった。更に、従来例では第2
の電極として融点が低いAlのみを使用しているために
第2の電極を形成後に500℃以上の熱処理が行えない
ことから、高,強誘電体薄膜キャパシタのヒステリシス
特性等に不安定な面があった。しかしながら、本構造の
ような2層構造の第2の電極51構造を用いれば、第2の
電極51の第一層51aを形成後に500℃以上の熱処理を
行い、しかる後に第2の電極51の第二層51bのAlを形
成できるので、高,強誘電体薄膜キャパシタの安定した
ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧、誘電率等の特性を得
られ、且つ第2の電極51の低抵抗化を維持することがで
きた。
【0043】以上より実施例5によれば、従来から問題
であった第2の電極と高,強誘電体膜界面からの剥離を
抵抗を増大させることなく防ぐことが可能となり、さら
に高、強誘電体薄膜キャパシタの最良および安定したヒ
ステリシス、リ−ク電流、耐圧、誘電率等の特性を得る
ことができた。
【0044】なお、実施例5の第1の電極の第一層,第
2の電極の第二層のITOの代わりに酸化スズ、酸化イ
ンジウム、酸化ルテニウム、酸化ロジウム、酸化レニウ
ム、酸化オスミウム、酸化イリジウムを用い、第1の電
極の第二層の白金の代わりにパラジウム、金、ルテニウ
ム、ロジウム、レニウム、オスミウム、イリジウムを用
い、第2の電極の第二層のAlの代わり銅を用いたた場
合でも同様に第2の電極と高,強誘電体薄膜界面からの
剥離を防ぐことが可能となり、さらに高,強誘電体薄膜
キャパシタの最良および安定したヒステリシス、リ−ク
電流、耐圧、誘電率等の特性を得ることができた。
【0045】(実施例6)図6は、この発明に係る実施
例6の高,強誘電体薄膜キャパシタの断面構造を示す。
但し、図1,図5と同部材は同符号を付して説明を省略
する。Siもしくはガラスからなる基板1上には、高,
強誘電体薄膜キャパシタの下層2が形成されている。こ
こで、下層2は、SiO2 、BPSG、PSG、NS
G、SiN等の絶縁膜を0.5μmの膜厚であるいはそ
れらの絶縁膜を介して多結晶シリコン膜をCVDで0.
5μmの膜厚で形成した。前記下層2上には、ITO
(酸化物)からなる第1の電極61が形成されている。こ
の第1の電極61上には、PZT等の高,強誘電体膜4が
形成されている。この高,強誘電体膜4上には、ITO
(酸化物)からなる第一層51a及びその上のAlからな
る第二層51bの2層から構成される第2の電極51が形成
された構造になっている。
【0046】こうした構成の高,強誘電体薄膜キャパシ
タは、次のようにして製造される。即ち、まず、基板1
上に高,強誘電体薄膜キャパシタの下層2としてSiO
2、BPSG、PSG、NSG、SiN等の絶縁膜を
0.5μmの膜厚であるいはそれらの絶縁膜を介してP
oly−Si膜をCVDで0.5μmの膜厚で形成し
た。次に、その上に第1の電極61としてITOをスパッ
タ、CVD、蒸着、イオンプレ−ティングなどで0.2
μmの膜厚で形成し、その後500℃以上の熱処理後に
PZT等の高,強誘電体膜4をゾル−ゲル法によって
0.2μmの膜厚で成膜および500℃以上の熱処理を
行った。その後、高,強誘電体膜4上に第2の電極51の
第一層51aとしてITOをスパッタ、CVD、蒸着、イ
オンプレ−ティングなどで形成し、しかる後に500℃
以上の熱処理を施した。更に、第2の電極51の第二層51
bとしてAlを1μmの膜厚で形成した。
【0047】この実施例6の構造において、第1の電極
61のITOは下層2の絶縁膜もしくは多結晶シリコン膜
と良好な接着性を示したので最終工程まで剥離が発生せ
ず、またXPS等による元素のデプスプロファイル分析
の結果、下層からのSi等の拡散物がないことが確認で
きた。また、第2の電極51の第一層(ITO)51aは、
高,強誘電体膜4との良好な接着力を示し最終工程まで
剥離が発生しなかった。
【0048】更に、従来例では第2の電極として融点が
低いAlのみを使用しているために、第2の電極を形成
後に500℃以上の熱処理が行えないことから、高,強
誘電体薄膜キャパシタのヒステリシス特性等に不安定な
面があった。しかしながら、本構造のような2層構造の
第2の電極51構造を用いれば第2の電極51の第一層(I
TO)51aを形成後に500℃以上の熱処理を行い、し
かる後に第2の電極の第二層(Al)51bを形成できる
ので、高,強誘電体薄膜キャパシタの安定したヒステリ
シス、リ−ク電流、耐圧、誘電率等の特性を得られ、且
つ第2電極の低抵抗化を維持することができた。
【0049】以上より、実施例6によれば、従来から問
題であった第2の電極と高,強誘電体膜界面からの剥離
を抵抗を増大させることなく防ぐことが可能となり、さ
らに高、強誘電体薄膜キャパシタの安定したヒステリシ
ス、リ−ク電流、耐圧、誘電率等の特性を得ることがで
きた。
【0050】また、実施例6の第1の電極,第2の電極
の第一層のITOの代わりに酸化スズ、酸化インジウ
ム、酸化ルテニウム、酸化ロジウム、酸化レニウム、酸
化オスミウム、酸化イリジウムを用い、第2の電極の第
2層のAlの代わり銅を用いたた場合でも、同様に第2
の電極と高,強誘電体薄膜界面からの剥離を防ぐことが
可能となり、さらに高,強誘電体薄膜キャパシタの安定
したヒステリシス、リ−ク電流、耐圧、誘電率等の特性
を得ることができた。
【0051】以上、実施例に基づいて説明しきたが、本
明細書中には以下の発明が含まれる。 1.(実施例1に対応) [構成] 基板1上には高,強誘電体薄膜キャパシタの
下層2が形成されている。この下層2は請求項の絶縁
膜、多結晶シリコン膜あるいは半導体拡散領域に該当す
るが、その下層2上に第1の電極3の第一層3aとして
酸化物が形成され、その上に第1の電極3の第二層3b
として金属が形成されている。第1の電極の第二層上に
は高,強誘電体膜5が形成され、さらにその上に第2の
電極5として酸化物が形成されている構造になってい
る。
【0052】[作用] この構造において第一層(酸化
物)3aは下層2との接着層の役割を果たすと共に、下
層からのSi等の拡散物を阻止する働きをする。また、
第二層(金属)4は高,強誘電体薄膜キャパシタの最良
および安定した誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐
圧等の特性を引き出す役目をする。更に、第二の電極
(酸化物)5は、高,強誘電体膜4との良好な接着力を
持っていると共に、500℃以上の高温熱処理を施して
も高、強誘電体膜に拡散等の影響を及ぼすことがない。
【0053】[効果] 第2の電極5として酸化物を用
いることにより、第2の電極と高,強誘電体膜界面の接
着力が良好となるので膜剥離を防止できる。また、酸化
物は500℃以上の熱処理を施しても高,強誘電体膜へ
の拡散等の影響を及ぼさないので、第2の電極5形成後
の高温熱処理が可能となる。従って、高,誘電体薄膜キ
ャパシタの安定した誘電率、ヒステリシス、リ−ク電
流、耐圧等の特性を得ることができる。更に、第1の電
極3の第一層3aとして酸化物を用い第1の電極3の第
二層3bとして金属の構造にすることにより、酸化物は
下層2との接着層の役割を果たすと共に下層からのSi
等の拡散物を阻止する働きをし、且つ金属第二層(金
属)3bは高、強誘電体薄膜キャパシタの最良および安
定した誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特
性を引き出す役目をしてくれる。従って膜剥離が発生せ
ず、且つ高,強誘電体膜キャパシタの最良および安定し
た誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を
持つ半導体装置を得ることができる。
【0054】2.(実施例1に対応) [構成] 基板1上には高,強誘電体薄膜キャパシタの
下層2が形成されている。この下層2は請求項の絶縁
膜、多結晶シリコン膜あるいは半導体拡散領域に該当す
るが、その下層2上に第1の電極3の第一層3aとして
導電性酸化物が形成され、その上に第1の電極3の第二
層3bとして金属が形成されている。第1の電極3の第
二層3b上には高,強誘電体膜4が形成され、さらにそ
の上に第2の電極5として導電性酸化物が形成されてい
る構造になっている。
【0055】[作用] この構造において、第1の電極
3の第一層(導電性酸化物)3aは下層2との接着層の
役割を果たすと共に、下層2からのSi等の拡散物を阻
止する働きをする。また、第1の電極3の第二層(金
属)3bは、高,強誘電体薄膜キャパシタの最良および
安定した誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の
特性を引き出す役目をする。更に、第2の電極(導電性
酸化物)5は高,強誘電体膜4との良好な接着力を持っ
ていると共に、500℃以上の高温熱処理を施しても
高、強誘電体膜に拡散等の影響を及ぼすことがない。
【0056】[効果] 第2の電極5として導電性酸化
物を用いることにより、第2の電極5と高,強誘電体膜
4界面の接着力が良好となるので膜剥離を防止できる。
また、第2の電極(導電性酸化物)5は500℃以上の
熱処理を施しても高,強誘電体膜への拡散等の影響を及
ぼさないので、第2の電極形成後の高温熱処理が可能と
なる。従って、高,強誘電体薄膜キャパシタの安定した
誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を得
ることができる。更に、第1の電極3の第一層3aとし
て導電性酸化物を用い、第1の電極3の第二層3bとし
て金属の構造にすることにより、第一層(導電性酸化
物)3aは下層2との接着層の役割を果たすと共に下層
からのSi等の拡散物を阻止する働きをし、且つ第一層
(金属)3bは高,強誘電体薄膜キャパシタの最良およ
び安定した誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等
の特性を引き出す役目をしてくれる。従って、膜剥離が
発生せず、且つ高、強誘電体薄膜キャパシタの最良およ
び安定した誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等
の特性を持つ半導体装置を得ることができる。
【0057】3.(実施例1に対応) [構成] 基板1上には高,強誘電体薄膜キャパシタの
下層2が形成されている。この下層2は請求項の絶縁
膜、多結晶シリコン膜あるいは半導体拡散領域に該当す
るが、その下層2上に第1の電極3の第一層3aとして
酸化物が形成され、その上に第1の電極3の第二層3b
として高融点金属が形成されている。第1の電極3の第
二層3b上には高,強誘電体膜4が形成され、さらにそ
の上に第2の電極5として酸化物が形成されている構造
になっている。
【0058】[作用] この構造において、第1の電極
3の第一層(酸化物)3aは下層2との接着層の役割を
果たすと共に、下層2からのSi等の拡散物を阻止する
働きをする。また、第1の電極3の第二層(高融点金
属)3bは、高,強誘電体薄膜キャパシタの最良および
安定した誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の
特性を引き出す役目をする。更に、酸化物106は高、
強誘電体膜105との良好な接着力を持っていると共
に、500℃以上の高温熱処理を施しても高、強誘電体
膜に拡散等の影響を及ぼすことがない。
【0059】[効果] 第2の電極5として酸化物を用
いることにより、第2の電極5と高,強誘電体膜4界面
の接着力が良好となるので膜剥離を防止できる。また、
第2の電極(酸化物)5は、500℃以上の熱処理を施
しても高,強誘電体膜への拡散等の影響を及ぼさないの
で第2電極形成後の高温熱処理が可能となる。従って、
高,強誘電体薄膜キャパシタの安定した誘電率、ヒステ
リシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を得ることができ
る。更に、第1の電極3の第一層3aとして酸化物を用
い第1の電極3の第二層3bとして高融点金属の構造に
することにより、第一層(酸化物)3aは下層2との接
着層の役割を果たすと共に、下層2からのSi等の拡散
物を阻止する働きをし、且つ第1の電極3の第二層(高
融点金属)3bは、高,強誘電体薄膜キャパシタの最良
および安定した誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐
圧等の特性を引き出す役目をしてくれる。従って膜剥離
が発生せず、且つ高,強誘電体薄膜キャパシタの最良お
よび安定した誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧
等の特性を持つ半導体装置を得ることができる。
【0060】4.(実施例1に対応) [構成] 基板1上には高,強誘電体薄膜キャパシタの
下層2が形成されている。この下層2は請求項の絶縁
膜、多結晶シリコン膜あるいは半導体拡散領域に該当す
るが、その下層2上に第1の電極3の第一層3aとして
ITO、酸化スズ、酸化インジウム、酸化ルテニウム、
酸化ロジウム、酸化レニウム、酸化オスミウム、酸化イ
リジウムのうち少なくとも一つを主成分としている酸化
物が形成され、その上に第1の電極3の第二層3bとし
て金属が形成されている。第1の電極3の第二層3b上
には、高,強誘電体膜45が形成され、さらにその上に第
2の電極5としてITO、酸化スズ、酸化インジウム、
酸化ルテニウム、酸化ロジウム、酸化レニウム、酸化オ
スミウム、酸化イリジウムのうち少なくとも一つを主成
分としている酸化物が形成されている構造になってい
る。
【0061】[作用] この構造においてITO、酸化
スズ、酸化インジウム、酸化ルテニウム、酸化ロジウ
ム、酸化レニウム、酸化オスミウム、酸化イリジウムの
うち少なくとも一つを主成分としている第一層(酸化
物)3aは下層2との接着層の役割を果たすと共に、下
層2からのSi等の拡散物を阻止する働きをする。ま
た、第二層(金属)3bは、高,強誘電体薄膜キャパシ
タの最良および安定した誘電率、ヒステリシス、リ−ク
電流、耐圧等の特性を引き出す役目をする。更に、IT
O、酸化スズ、酸化インジウム、酸化ルテニウム、酸化
ロジウム、酸化レニウム、酸化オスミウム、酸化イリジ
ウムのうち少なくとも一つを主成分としている第2の電
極(酸化物)5は、高,強誘電体膜4との良好な接着力
を持っていると共に、500℃以上の高温熱処理を施し
ても高,強誘電体膜に拡散等の影響を及ぼすことがな
い。
【0062】[効果] 第2の電極5としてITO、酸
化スズ、酸化インジウム、酸化ルテニウム、酸化ロジウ
ム、酸化レニウム、酸化オスミウム、酸化イリジウムの
うち少なくとも一つを主成分としている酸化物を用いる
ことにより、第2の電極5と高,強誘電体膜4界面の接
着力が良好となるので膜剥離を防止できる。また、第2
の電極(酸化物)5は、500℃以上の熱処理を施して
も高,強誘電体膜への拡散等の影響を及ぼさないので第
2電極形成後の高温熱処理が可能となる。従って、高,
強誘電体薄膜キャパシタの安定した誘電率、ヒステリシ
ス、リ−ク電流、耐圧等の特性を得ることができる。更
に、第1電極3の第一層3aとしてITO、酸化スズ、
酸化インジウム、酸化ルテニウム、酸化ロジウム、酸化
レニウム、酸化オスミウム、酸化イリジウムのうち少な
くとも一つを主成分としている酸化物を用い、第1電極
3の第二層3bとして高融点金属の構造にすることによ
り、ITO、酸化スズ、酸化インジウム、酸化ルテニウ
ム、酸化ロジウム、酸化レニウム、酸化オスミウム、酸
化イリジウムのうち少なくとも一つを主成分としている
第一層(酸化物)3aは下層2との接着層の役割を果た
すと共に、下層2からのSi等の拡散物を阻止する働き
をし、且つ第二層(金属)3bは高,強誘電体薄膜キャ
パシタの最良および安定した誘電率、ヒステリシス、リ
−ク電流、耐圧等の特性を引き出す役目をしてくれる。
従って、膜剥離が発生せず、且つ高,強誘電体薄膜キャ
パシタの最良および安定した誘電率、ヒステリシス、リ
−ク電流、耐圧等の特性を持つ半導体装置を得ることが
できる。
【0063】5.(実施例1に対応) [構成] 基板1上には高,強誘電体薄膜キャパシタの
下層2が形成されている。この下層2は請求項の絶縁
膜、多結晶シリコン膜あるいは半導体拡散領域に該当す
るが、その下層2上に第1の電極3の第一層3aとして
酸化物が形成され、その上に第1の電極3の第二層3b
として白金、パラジウム、金、ルテニウム、ロジウム、
レニウム、オスミウム、イリジウムのうち少なくとも一
つを主成分としている金属が形成されている。第1の電
極3の第二層3b上には、高,強誘電体膜4が形成さ
れ、さらにその上に第2の電極5として酸化物が形成さ
れている構造になっている。
【0064】[作用] この構造において、第一層(酸
化物)3aは下層2との接着層の役割を果たすと共に、
下層からのSi等の拡散物を阻止する働きをする。ま
た、白金、パラジウム、金、ルテニウム、ロジウム、レ
ニウム、オスミウム、イリジウムのうち少なくとも一つ
を主成分としている第二層(金属)3bは、高,強誘電
体薄膜キャパシタの最良および安定した誘電率、ヒステ
リシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を引き出す役目をす
る。更に、第2の電極(酸化物)5は、高,強誘電体膜
4との良好な接着力を持っていると共に、500℃以上
の高温熱処理を施しても高,強誘電体膜に拡散等の影響
を及ぼすことがない。
【0065】[効果] 第2の電極5として酸化物を用
いることにより、第2の電極5と高,強誘電体膜4界面
の接着力が良好となるので膜剥離を防止できる。また、
第2の電極(酸化物)5は、500℃以上の熱処理を施
しても高,強誘電体膜への拡散等の影響を及ぼさないの
で、第2の電極5形成後の高温熱処理が可能となる。従
って、高,強誘電体薄膜キャパシタの安定した誘電率、
ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を得ることが
できる。更に、第1の電極3の第一層3aとして酸化物
を用い、第1の電極3の第二層3bとして白金、パラジ
ウム、金、ルテニウム、ロジウム、レニウム、オスミウ
ム、イリジウムのうち少なくとも一つを主成分としてい
る金属の構造にすることにより、第一層(酸化物)3a
は下層2との接着層の役割を果たすと共に、下層2から
のSi等の拡散物を阻止する働きをし、且つ白金、パラ
ジウム、金、ルテニウム、ロジウム、レニウム、オスミ
ウム、イリジウムのうち少なくとも一つを主成分として
いる第二層(金属)3bは高,強誘電体薄膜キャパシタ
の最良および安定した誘電率、ヒステリシス、リ−ク電
流、耐圧等の特性を引き出す役目をしてくれる。従っ
て、膜剥離が発生せず、且つ高,強誘電体薄膜キャパシ
タの最良および安定した誘電率、ヒステリシス、リ−ク
電流、耐圧等の特性を持つ半導体装置を得ることができ
る。
【0066】6.(実施例2に対応) [構成] 基板1上にはゲ−ト電極25、ソース領域22、
ドレイン領域23から構成されるMOSトランジスタが形
成されている。また、MOSトランジスタの近傍の絶縁
膜26上に第1の電極3の第一層3aとして酸化物、第1
の電極3の第二層3bとして金属、高,強誘電体膜4、
第2の電極5として酸化物の順で積層された高,強誘電
体薄膜キャパシタが形成されており、第2の電極(酸化
物)5とMOSトランジスタのソ−ス領域22とを配線電
極29aで結線し、第1の電極3の第二層(金属)3bを
ドライブ配線電極29cと接続した構造からなるメモリ装
置。
【0067】[作用] この構造によれば、高,強誘電
体薄膜キャパシタの第一層(酸化物)3aは下層2との
接着層の役割を果たすと共に、下層2からのSi等の拡
散物を阻止する働きをする。また、第二層(金属)3b
は、高,強誘電体薄膜キャパシタの最良および安定した
誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を引
き出す役目をする。更に、第2の電極(酸化物)5は、
高,強誘電体膜4との良好な接着力を持っていると共
に、500℃以上の高温熱処理を施しても高、強誘電体
膜に拡散等の影響を及ぼすことがない。
【0068】[効果] 第2の電極5として酸化物を用
いることにより、第2の電極5と高,強誘電体膜4界面
の接着力が良好となるので膜剥離を防止できる。また、
第2の電極(酸化物)5は、500℃以上の熱処理を施
しても高,強誘電体膜への拡散等の影響を及ぼさないの
で、第2の電極5形成後の高温熱処理が可能となる。従
って、高,強誘電体薄膜キャパシタの安定した誘電率、
ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を得ることが
できる。更に、第1の電極3の第一層3aとして酸化物
を用い、第1の電極3の第二層3bとして金属の構造に
することにより、第一層(酸化物)3aは下層2との接
着層の役割を果たすと共に下層からのSi等の拡散物を
阻止する働きをし、且つ第二層(金属)3bは高,強誘
電体薄膜キャパシタの最良及び安定した誘電率、ヒステ
リシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を引き出す役目をし
てくれる。従って、膜剥離が発生せず、且つ最良及び安
定した誘電性、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特
性を持つ高,強誘電性薄膜キャパシタとなるので、書き
込み、読み出しが安定な高密度メモリ装置が可能とな
る。
【0069】7.(実施例3に対応) [構成] 基板1上にはゲ−ト電極25、ソース領域22、
ドレイン領域23から構成されるMOSトランジスタが形
成されている。また、MOSトランジスタの近傍の絶縁
膜26上に第1の電極3の第一層3として酸化物、第1の
電極3の第二層3bとして金属、高,強誘電体膜4、第
2の電極5として酸化物の順で積層された高,強誘電体
薄膜キャパシタが形成されており、第1の電極3の第二
層(金属)3bとMOSトランジスタのソ−ス領域22と
を配線電極33で結線し、第2の電極5をドライブ配線電
極29cと接続した構造からなるメモリ装置。
【0070】[作用] この構造によれば、高,強誘電
体薄膜キャパシタの第一層(酸化物)3aは下層2との
接着層の役割を果たすと共に、下層から2のSi等の拡
散物を阻止する働きをする。また、第二層(金属)3b
は、高,強誘電体薄膜キャパシタの最良および安定した
誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を引
き出す役目をする。更に、第2の電極(酸化物)5は、
高,強誘電体膜4との良好な接着力を持っていると共
に、500℃以上の高温熱処理を施しても高,強誘電体
膜に拡散等の影響を及ぼすことがない。
【0071】[効果] 第2の電極5として酸化物を用
いることにより、第2の電極5と高,強誘電体膜4界面
の接着力が良好となるので膜剥離を防止できる。また、
第2の電極(酸化物)5は、500℃以上の熱処理を施
しても高,強誘電体膜4への拡散等の影響を及ぼさない
ので、第2の電極5形成後の高温熱処理が可能となる。
従って、高,強誘電体薄膜キャパシタの安定した誘電
率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を得るこ
とができる。更に、第1の電極3の第一層3aとして酸
化物を用い、第1の電極3の第二層3bとして金属の構
造にすることにより、第一層(酸化物)3aは下層2と
の接着層の役割を果たすと共に、下層2からのSi等の
拡散物を阻止する働きをし、且つ第二層(金属)3bは
高,強誘電体薄膜キャパシタの最良および安定した誘電
率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を引き出
す役目をしてくれる。従って、膜剥離が発生せず、且つ
最良及び安定した誘電性、ヒステリシス、リ−ク電流、
耐圧等の特性を持つ高,強誘電性薄膜キャパシタとなる
ので、書き込み、読み出しが安定な高密度メモリ装置が
可能となる。
【0072】8.(実施例4に対応) [構成] 基板1上にはゲ−ト電極25、半導体拡販領域
であるソース領域22、ドレイン領域23から構成されるM
OSトランジスタが形成されている。また、前記ソ−ス
領域22上には、第1の電極3の第一層3aとして酸化
物、第1の電極3の第二層3bとして金属、高,強誘電
体膜4、第2の電極5として酸化物の順で積層された
高,強誘電体薄膜キャパシタが形成されており、第2の
電極(酸化物)5とドライブ配線電極34を接続した構造
からなるメモリ装置。
【0073】[作用] この構造によれば、高,強誘電
体薄膜キャパシタの第一層(酸化物)3aは下層2との
接着層の役割を果たすと共に、下層2からのSi等の拡
散物を阻止する働きをする。また、第2層(金属)3b
は、高,強誘電体薄膜キャパシタの最良および安定した
誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を引
き出す役目をする。更に、第2の電極(酸化物)5は、
高,強誘電体膜4との良好な接着力を持っていると共
に、500℃以上の高温熱処理を施しても高,強誘電体
膜に拡散等の影響を及ぼすことがない。更には、高,強
誘電体薄膜キャパシタがソ−ス領域22上に直接形成され
ているので、1メモリセルの占領面積を小さくできる。
【0074】[効果] 第2の電極5として酸化物を用
いることにより、第2の電極5と高,強誘電体膜4界面
の接着力が良好となるので膜剥離を防止できる。また、
第2の電極(酸化物)5は500℃以上の熱処理を施し
ても高,強誘電体膜への拡散等の影響を及ぼさないの
で、第2の電極5形成後の高温熱処理が可能となる。従
って、高,強誘電体薄膜キャパシタの安定した誘電率、
ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を得ることが
できる。更に、第1の電極3の第一層3aとして酸化物
を用い、第1の電極3の第二層3bとして金属の構造に
することにより、第一層(酸化物)3aは下層2との接
着層の役割を果たすと共に、下層からのSi等の拡散物
を阻止する働きをし、且つっ第二層(金属)3bは高,
強誘電体薄膜キャパシタの最良および安定した誘電率、
ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を引き出す役
目をしてくれる。従って、膜剥離が発生せず、且つ最良
及び安定した誘電性、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧
等の特性を持つ高、強誘電性薄膜キャパシタとなるの
で、書き込み、読み出しが安定な高密度メモリ装置が可
能となる。更には、高,強誘電体薄膜キャパシタがソ−
ス領域22上に直接形成されているので、1メモリセルの
占領面積を小さくでき、従って高密度なメモリ装置が可
能となる。
【0075】9.(実施例5に対応) [構成] 基板1上には、高,強誘電体薄膜キャパシタ
の下層2が形成されている。この下層2は請求項の絶縁
膜、多結晶シリコン膜あるいは半導体拡散領域に該当す
るが、その下層2上に第1の電極3の第一層3aとして
酸化物が形成され、その上に第1の電極3の第二層3b
として金属が形成されている。第1の電極3の第二層3
b上には、高,強誘電体膜4が形成され、その上に第2
の電極51の第一層51aとして酸化物が形成され、さらに
その上に第2の電極51の第二層51bとして金属が形成さ
れている構造になっている。
【0076】[作用] この構造において、第一層(酸
化物)3aは下層2との接着層の役割を果たすと共に、
下層2からのSi等の拡散物を阻止する働きをする。ま
た、第二層(金属)3bは、高,強誘電体薄膜キャパシ
タの最良および安定した誘電率、ヒステリシス、リ−ク
電流、耐圧等どの特性を引き出す役目をする。更に、第
一層(酸化物)51aは高,強誘電体膜4との良好な接着
力を持っていると共に、500℃以上の高温熱処理を施
しても高,強誘電体膜に拡散等の影響を及ぼすことがな
い。更には、第二層(金属)51bは、第2の電極51の抵
抗を下げる作用をする。
【0077】[効果] 第2の電極51の第一層51aとし
て酸化物を用いることにより、第2の電極51と高,強誘
電体膜4界面の接着力が良好となるので膜剥離を防止で
き、且つ第2の電極51の第二層51bとして金属を用いる
ことで、第2の電極51の低抵抗化となる。また、第一層
(酸化物)51aは、500℃以上の熱処理を施しても
高,強誘電体膜4への拡散等の影響を及ぼさないので、
第2の電極51形成後の高温熱処理が可能となる。従っ
て、高,強誘電体薄膜キャパシタの安定した誘電率、ヒ
ステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を得ることがで
きる。更に、第1の電極3の第一層3aとして酸化物を
用い、第1の電極3の第二層3bとして金属の構造にす
ることにより、第一層(酸化物)3aは下層2との接着
層の役割を果たすと共に、下層3からのSi等の拡散物
を阻止する働きをし、且つ第二層(金属)3bは高,強
誘電体薄膜キャパシタの最良および安定した誘電率、ヒ
ステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を引き出す役目
をしてくれる。従って、膜剥離が発生せず、且つ高、強
誘電体薄膜キャパシタの最良および安定した誘電率、ヒ
ステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を持つ半導体装
置を得ることができる。
【0078】10.(実施例5に対応) [構成] 基板1上には、高,強誘電体薄膜キャパシタ
の下層2が形成されている。この下層2は請求項の絶縁
膜、多結晶シリコン膜あるいは半導体拡散領域に該当す
るが、その下層2上に第1の電極3の第一層3aとして
導電性酸化物が形成され、その上に第1の電極3の第二
層3bbとして金属が形成されている。第1の電極3の
第二層3b上には、高,強誘電体膜4が形成され、その
上に第2の電極51の第一層51aとして導電性酸化物が形
成され、さらにその上に第2の電極51の第二層51bとし
て金属が形成されている構造になっている。
【0079】[作用] この構造において、第一層(導
電性酸化物)3aは下層2との接着層の役割を果たすと
共に、下層2からのSi等の拡散物を阻止する働きをす
る。また、第二層(金属)3bは、高,強誘電体薄膜キ
ャパシタの最良および安定した誘電率、ヒステリシス、
リ−ク電流、耐圧等の特性を引き出す役目をする。更
に、第一層(導電性酸化物)51aは、高,強誘電体膜4
との良好な接着力を持っていると共に、500℃以上の
高温熱処理を施しても高,強誘電体膜に拡散等の影響を
及ぼすことがない。更には、第二層(金属)51bは、第
2の電極51の抵抗を下げる作用をする。
【0080】[効果] 第2の電極51の第一層51aとし
て導電性酸化物を用いることにより、第2の電極51と
高,強誘電体4膜界面の接着力が良好となるので膜剥離
を防止でき、且つ第2の電極51の第二層51bとして金属
を用いることで第2の電極51の低抵抗化となる。また、
第一層(導電性酸化物)51aは、500℃以上の熱処理
を施しても高,強誘電体膜への拡散等の影響を及ぼさな
いので、第2の電極51形成後の高温熱処理が可能となり
従って、高、強誘電体薄膜キャパシタの安定した誘電
率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を得るこ
とができる。更に、第1の電極3の第一層3aとして導
電性酸化物を用い、第1の電極3の第二層3bbとして
金属の構造にすることにより、第一層(導電性酸化物)
3aは下層2との接着層の役割を果たすと共に、下層2
からのSi等の拡散物を阻止する働きをし、且つ第二層
(金属)3bは高,強誘電体薄膜キャパシタの最良およ
び安定した誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等
の特性を引き出す役目をしてくれる。従って、膜剥離が
発生せず、且つ高,強誘電体薄膜キャパシタの最良およ
び安定した誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等
の特性を持つ半導体装置を得ることができる。
【0081】11.(実施例5に対応) [構成] 基板1上には高,強誘電体薄膜キャパシタの
下層2が形成されている。この下層2は請求項の絶縁
膜、多結晶シリコン膜あるいは半導体拡散領域に該当す
るが、その下層2上に第1の電極3の第一層3aとして
酸化物が形成され、その上に第1の電極3の第二層3a
として高融点金属が形成されている。第1の電極3の第
二層3b上には、高,強誘電体膜4が形成され、さらに
その上に第2の電極51の第二層51aとして酸化物が形成
され、さらにその上に第2の電極51の第二層51aとして
金属が形成されている構造になっている。
【0082】[作用] この構造において、第一層(酸
化物)3aは下層2との接着層の役割を果たすと共に、
下層2からのSi等の拡散物を阻止する働きをする。ま
た、第二層(高融点金属)3bは、高,強誘電体薄膜キ
ャパシタの最良および安定した誘電率、ヒステリシス、
リ−ク電流、耐圧等の特性を引き出す役目をする。更
に、第一層(酸化物)51aは、高,強誘電体膜4との良
好な接着力を持っていると共に、500℃以上の高温熱
処理を施しても高,強誘電体膜に拡散等の影響を及ぼす
ことがない。更には、第二層(金属)51bは、第2の電
極51の抵抗を下げる作用をする。
【0083】[効果] 第2の電極51の第一層51aとし
て酸化物を用いることにより、第2の電極51と高,強誘
電体膜4界面の接着力が良好となるので膜剥離を防止で
き、且つ第2の電極51の第二層51bとして金属を用いる
ことで、第2の電極51の低抵抗化となる。また、第一層
(酸化物)51aは、500℃以上の熱処理を施しても
高,強誘電体膜への拡散等の影響を及ぼさないので、第
2の電極51形成後の高温熱処理が可能となる。従って、
高,強誘電体薄膜キャパシタの安定した誘電率、ヒステ
リシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を得ることができ
る。更に、第1の電極3の第一層3aとして酸化物を用
い、第1の電極3の第二層3bとして高融点金属の構造
にすることにより、第一層(酸化物)3aは下層2との
接着層の役割を果たすと共に、下層からのSi等の拡散
物を阻止する働きをし、且つ第二層(高融点金属)3b
は、高,強誘電体薄膜キャパシタの最良および安定した
誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を引
き出す役目をしてくれる。従って、膜剥離が発生せず、
且つ高、強誘電体薄膜キャパシタの最良および安定した
誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を持
つ半導体装置を得ることができる。
【0084】12.(実施例5に対応) [構成] 基板1上には、高,強誘電体薄膜キャパシタ
の下層2が形成されている。この下層2は請求項の絶縁
膜、多結晶シリコン膜あるいは半導体拡散領域に該当す
るが、その下層2上に第1の電極3の第一層2aとして
酸化物が形成され、その上に第1の電極3の第二層3b
として金属が形成されている。第1の電極3の第二層3
b上には、高,強誘電体膜4が形成され、さらにその上
に第2の電極51の第一層51aとして酸化物が形成され、
さらにその上に第2の電極51の第二層51bとして低抵抗
金属が形成されている構造になっている。
【0085】[作用]この構造において、第一層(酸化
物)3aは下層2との接着層の役割を果たすと共に、下
層2からのSi等の拡散物を阻止する働きをする。ま
た、第二層(金属)3bは、高,強誘電体薄膜キャパシ
タの最良および安定した誘電率、ヒステリシス、リ−ク
電流、耐圧等の特性を引き出す役目をする。さらに第一
層(酸化物)51aは、高,強誘電体膜4との良好な接着
力を持っていると共に、500℃以上の高温熱処理を施
しても高,強誘電体膜に拡散等の影響を及ぼすことがな
い。更には、第二層(低抵抗金属)51bは、第2電極51
の抵抗を下げる作用をする。
【0086】[効果] 第2の電極51の第一層51aとし
て酸化物を用いることにより、第2の電極51と高,強誘
電体膜4界面の接着力が良好となるので膜剥離を防止で
き、且つ第2の電極51の第二層51bとして低抵抗金属を
用いることで、第2の電極51の低抵抗化となる。また第
一層(酸化物)51aは500℃以上の熱処理を施しても
高,強誘電体膜4への拡散等の影響を及ぼさないので、
第2の電極51形成後の高温熱処理が可能となる。従っ
て、高,強誘電体薄膜キャパシタの安定した誘電率、ヒ
ステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を得ることがで
きる。更に、第1の電極3の第一層3aとして酸化物を
用い、第1の電極3の第二層3bとして金属の構造にす
ることにより、第一層(酸化物)3aは下層2との接着
層の役割を果たすと共に、下層2からのSi等の拡散物
を阻止する働きをし、且つ第二層(金属)3bは高、強
誘電体薄膜キャパシタの最良および安定した誘電率、ヒ
ステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を引き出す役目
をしてくれる。従って、膜剥離が発生せず、且つ高,強
誘電体薄膜キャパシタの最良および安定した誘電率、ヒ
ステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を持つ半導体装
置を得ることができる。
【0087】13.(実施例5に対応) [構成] 基板1上には、高,強誘電体薄膜キャパシタ
の下層2が形成されている。この下層2は請求項の絶縁
膜、多結晶シリコン膜あるいは半導体拡散領域に該当す
るが、その下層2上に第1の電極3の第一層3aとして
ITO、酸化スズ、酸化インジウム、酸化ルテニウム、
酸化ロジウム、酸化レニウム、酸化オスミウム、酸化イ
リジウムのうち少なくとも一つを主成分としている酸化
物3が形成され、その上に第1の電極3の第二層3aと
して金属が形成されている。第1の電極3の第二層3b
上には高,強誘電体膜4が形成され、さらにその上に第
2の電極51の第一層51aとしてITO、酸化スズ、酸化
インジウム、酸化ルテニウム、酸化ロジウム、酸化レニ
ウム、酸化オスミウム、酸化イリジウムのうち少なくと
も一つを主成分としている酸化物が形成され、さらにそ
の上に第2の電極51の第二層51bとして金属が形成され
ている構造になっている。
【0088】[作用] この構造においてITO、酸化
スズ、酸化インジウム、酸化ルテニウム、酸化ロジウ
ム、酸化レニウム、酸化オスミウム、酸化イリジウムの
うち少なくとも一つを主成分としている第1層(酸化
物)3aは下層2との接着層の役割を果たすと共に、下
層2からのSi等の拡散物を阻止する働きをする。また
第二層(金属)3bは、高,強誘電体薄膜キャパシタの
最良および安定した誘電率、ヒステリシス、リ−ク電
流、耐圧等の特性を引き出す役目をする。更に、IT
O、酸化スズ、酸化インジウム、酸化ルテニウム、酸化
ロジウム、酸化レニウム、酸化オスミウム、酸化イリジ
ウムのうち少なくとも一つを主成分としている第一層
(酸化物)51aは、高,強誘電体膜4との良好な接着力
を持っていると共に、500℃以上の高温熱処理を施し
ても高,強誘電体膜に拡散等の影響を及ぼすことがな
い。更には、第二層(金属)51bは、第2の電極51の抵
抗を下げる作用をする。
【0089】[効果] 第2の電極51の第一層51aとし
てITO、酸化スズ、酸化インジウム、酸化ルテニウ
ム、酸化ロジウム、酸化レニウム、酸化オスミウム、酸
化イリジウムのうち少なくとも一つを主成分としている
酸化物を用いることにより、第2の電極51と高,強誘電
体膜4界面の接着力が良好となるので膜剥離を防止で
き、且つ第2の電極51の第二層51bとして金属を用いる
ことで第2の電極51の低抵抗化となる。また、第1層
(酸化物)51aは、500℃以上の熱処理を施しても
高,強誘電体膜への拡散等の影響を及ぼさないので、第
2の電極51形成後の高温熱処理が可能となる。従って、
高,強誘電体薄膜キャパシタの安定した誘電率、ヒステ
リシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を得ることができ
る。
【0090】更に、第1の電極3の第一層3aとしてI
TO、酸化スズ、酸化インジウム、酸化ルテニウム、酸
化ロジウム、酸化レニウム、酸化オスミウム、酸化イリ
ジウムのうち少なくとも一つを主成分としている酸化物
を用い、第1の電極3の第二層3aとして金属の構造に
することにより、ITO、酸化スズ、酸化インジウム、
酸化ルテニウム、酸化ロジウム、酸化レニウム、酸化オ
スミウム、酸化イリジウムのうち少なくとも一つを主成
分としている第1層(酸化物)3aは下層2との接着層
の役割を果たすと共に下層からのSi等の拡散物を阻止
する働きをし、且つ第二層(金属)3bは高,強誘電体
薄膜キャパシタの最良および安定した誘電率、ヒステリ
シス、リ−ク電流、耐圧等の特性を引き出す役目をして
くれる。従って膜剥離が発生せず、且つ高、強誘電体薄
膜キャパシタの最良および安定した誘電率、ヒステリシ
ス、リ−ク電流、耐圧等の特性を持つ半導体装置を得る
ことができる。
【0091】14.(実施例5に対応) [構成] 基板1上には、高,強誘電体薄膜キャパシタ
の下層2が形成されている。この下層2は請求項の絶縁
膜、多結晶シリコン膜あるいは半導体拡散領域に該当す
るが、その下層2上に第1電極3の第一層3aとして酸
化物が形成され、その上に第1の電極3の第二層3bと
して白金、パラジウム、金、ルテニウム、ロジウム、レ
ニウム、オスミウム、イリジウムのうち少なくとも一つ
を主成分としている金属が形成されている。第1の電極
3の第二層3b上には、高,強誘電体膜4が形成され、
さらにその上に第2の電極51の第一層51aとして酸化物
が形成され、さらにその上に第2の電極51の第二層51b
として金属が形成されている構造になっている。
【0092】[作用] この構造において、第一層(酸
化物)3aは下層2との接着層の役割を果たすと共に、
下層2からのSi等の拡散物を阻止する働きをする。ま
た、白金、パラジウム、金、ルテニウム、ロジウム、レ
ニウム、オスミウム、イリジウムのうち少なくとも一つ
を主成分としている第二層(金属)3bは高,強誘電体
薄膜キャパシタの最良および安定した誘電率、ヒステリ
シス、リ−ク電流、耐圧等の特性を引き出す役目をす
る。更に、第一層(酸化物)51aは、高,強誘電体膜4
との良好な接着力を持っていると共に、500℃以上の
高温熱処理を施しても高,強誘電体膜4に拡散等の影響
を及ぼすことがない。更には、第二層(金属)51bは、
第2の電極51の抵抗を下げる作用をする。
【0093】[効果] 第2の電極51の第一層51aとし
て酸化物を用いることにより、第2の電極51と高,強誘
電体膜4界面の接着力が良好となるので膜剥離を防止で
き、且つ第2の電極51の第二層51bとして金属を用いる
ことで第2の電極51の低抵抗化となる。また、第一層
(酸化物)51aは、500℃以上の熱処理を施しても
高,強誘電体膜4への拡散等の影響を及ぼさないので、
第2の電極51形成後の高温熱処理が可能となる。従っ
て、高,強誘電体薄膜キャパシタの安定した誘電率、ヒ
ステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を得ることがで
きる。
【0094】更に、第1の電極3の第一層3aとして酸
化物を用い、第1の電極3の第二層3bとして白金、パ
ラジウム、金、ルテニウム、ロジウム、レニウム、オス
ミウム、イリジウムのうち少なくとも一つを主成分とし
ている金属の構造にすることにより、第一層(酸化物)
3aは下層2との接着層の役割を果たすと共に、下層2
からのSi等の拡散物を阻止する働きをし、且つ白金、
パラジウム、金、ルテニウム、ロジウム、レニウム、オ
スミウム、イリジウムのうち少なくとも一つを主成分と
している第二層(金属)3bは高,強誘電体薄膜キャパ
シタの最良および安定した誘電率、ヒステリシス、リ−
ク電流、耐圧等の特性を引き出す役目をしてくれる。従
って、膜剥離が発生せず、且つ高,強誘電体薄膜キャパ
シタの最良および安定した誘電率、ヒステリシス、リ−
ク電流、耐圧等の特性を持つ半導体装置を得ることがで
きる。
【0095】15.(実施例5に対応) [構成] 基板1上には、高,強誘電体薄膜キャパシタ
の下層2が形成されている。この下層2は、請求項の絶
縁膜、多結晶シリコン膜あるいは半導体拡散領域に該当
するが、その下層2上に第1の電極3の第一層3aとし
て酸化物が形成され、その上に第1の電極3の第二層3
bとして金属が形成されている。第1の電極3の第二層
3b上には、高,強誘電体膜4が形成され、さらにその
上に第2の電極3の第二層3bとして酸化物が形成さ
れ、さらにその上に第2の電極3の第二層3bとしてA
l、Cuのうち少なくとも一つを主成分としている金属
が形成されている構造になっている。
【0096】[作用] この構造において、第一層(酸
化物)3aは下層2との接着層の役割を果たすと共に下
層2からのSi等の拡散物を阻止する働きをする。ま
た、第二層(金属)3bは、高,強誘電体薄膜キャパシ
タの最良および安定した誘電率、ヒステリシス、リ−ク
電流、耐圧等の特性を引き出す役目をする。更に、第一
層(酸化物)51aは、高,強誘電体膜4との良好な接着
力を持っていると共に、500℃以上の高温熱処理を施
しても高,強誘電体膜4に拡散等の影響を及ぼすことが
ない。更に、Al、Cuのうち少なくとも一つを主成分
としている第二層(金属)51bは、第2の電極51の抵抗
を下げる作用をする。
【0097】[効果] 第2の電極51の第一層51aとし
て酸化物を用いることにより、第2の電極51と高,強誘
電体膜4界面の接着力が良好となるので膜剥離を防止で
き、且つ第2の電極51の第二層51bとしてAl、Cuの
うち少なくとも一つを主成分としている金属を用いるこ
とで第2の電極51の低抵抗化となる。また、第一層(酸
化物)51aは、500℃以上の熱処理を施しても高,強
誘電体膜4への拡散等の影響を及ぼさないので第2の電
極51形成後の高温熱処理が可能となり従って、高,強誘
電体薄膜キャパシタの安定した誘電率、ヒステリシス、
リ−ク電流、耐圧等の特性を得ることができる。更に、
第1の電極3の第一層3aとして酸化物を用い、第1の
電極3の第二層3bとして金属の構造にすることによ
り、第一層(酸化物)3aは下層2との接着層の役割を
果たすと共に下層からのSi等の拡散物を阻止する働き
をし、且つ第二層(金属)3bは高,、強誘電体薄膜キ
ャパシタの最良および安定した誘電率、ヒステリシス、
リ−ク電流、耐圧等の特性を引き出す役目をしてくれ
る。従って、膜剥離が発生せず、且つ高,強誘電体薄膜
キャパシタの最良および安定した誘電率、ヒステリシ
ス、リ−ク電流、耐圧等の特性を持つ半導体装置を得る
ことができる。
【0098】16.(実施例6に対応) [構成] 基板1上には高,強誘電体薄膜キャパシタの
下層2が形成されている。この下層2は請求項の絶縁
膜、多結晶シリコン膜あるいは半導体拡散領域に該当す
るが、その下層2上に第1の電極61として酸化物が形成
されている。第1の電極61上には高,強誘電体膜4が形
成され、さらにその上に第2の電極51の第一層51aとし
て酸化物が形成され、さらにその上に第2の電極51の第
二層51bとして金属が形成されている構造になってい
る。
【0099】[作用] この構造において、第1の電極
(酸化物)61は下層2との接着層の役割を果たすと共に
下層からのSi等の拡散物を阻止する働きをする。ま
た、第一層(酸化物)51aは、高,強誘電体膜4との良
好な接着力を持っていると共に、500℃以上の高温熱
処理を施しても高,強誘電体膜4に拡散等の影響を及ぼ
すことがない。さらには第二層(金属)51bは第2の電
極51の抵抗を下げる作用をする。
【0100】[効果] 第2の電極51の第一層51aとし
て酸化物を用いることにより、第2の電極51と高,強誘
電体膜4界面の接着力が良好となるので膜剥離を防止で
き、且つ第2の電極51の第二層51bとして金属を用いる
ことで第2の電極51の低抵抗化となる。また、第一層
(酸化物)51aは500℃以上の熱処理を施しても高,
強誘電体膜4への拡散等の影響を及ぼさないので第2の
電極51形成後の高温熱処理が可能となる。従って、高,
強誘電体薄膜キャパシタの安定した誘電率、ヒステリシ
ス、リ−ク電流、耐圧等の特性を得ることができる。更
に、第1の電極61として酸化物を用いることにより、第
1の電極(酸化物)61は下層2との接着層の役割を果た
す。従って、膜剥離が発生せず、且つ高,強誘電体薄膜
キャパシタの安定した誘電率、ヒステリシス、リ−ク電
流、耐圧等の特性を持つ半導体装置を得ることができ
る。
【0101】17.(実施例6に対応) [構成] 基板1上には、高,強誘電体薄膜キャパシタ
の下層2が形成されている。この下層2は請求項の絶縁
膜、多結晶シリコン膜あるいは半導体拡散領域に該当す
るが、その下層2上に第1の電極61として導電性酸化物
が形成されている。第1の電極61上には高,強誘電体膜
4が形成され、さらにその上に第2の電極51の第一層51
aとして導電性酸化物が形成され、さらにその上に第2
の電極51の第二層51bとして金属が形成されている構造
になっている。
【0102】[作用] この構造において、第1の電極
(導電性酸化物)61は、下層2との接着層の役割を果た
すと共に下層からのSi等の拡散物を阻止する働きをす
る。また、第1の電極(導電性酸化物)61は、高,強誘
電体膜4との良好な接着力を持っていると共に、500
℃以上の高温熱処理を施しても高,強誘電体膜に拡散等
の影響を及ぼすことがない。更に、第二層(金属)51b
は、第2の電極51の抵抗を下げる作用をする。
【0103】[効果] 第2の電極51の第一層51aとし
て導電性酸化物を用いることにより、第2の電極51と
高,強誘電体膜4界面の接着力が良好となるので膜剥離
を防止でき、且つ第2の電極51の第二層51bとして金属
を用いることで第2の電極51の低抵抗化となる。また、
第一層(導電性酸化物)51aは、500℃以上の熱処理
を施しても高,強誘電体膜4への拡散等の影響を及ぼさ
ないので第2の電極51形成後の高温熱処理が可能とな
る。従って、高,強誘電体薄膜キャパシタの安定した誘
電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を得る
ことができる。更に、第1の電極61として導電性酸化物
を用いることにより、第1の電極(導電性酸化物)61
は、下層2との接着層の役割を果たすと共に下層2から
のSi等の拡散物を阻止する働きをしてくれる。従っ
て、膜剥離が発生せず、且つ高,強誘電体薄膜キャパシ
タの安定した誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧
等の特性を持つ半導体装置を得ることができる。
【0104】18.(実施例6に対応) [構成] 基板1上には、高,強誘電体薄膜キャパシタ
の下層2が形成されている。この下層2は、請求項の絶
縁膜、多結晶シリコン膜あるいは半導体拡散領域に該当
するが、その下層2上に第1の電極61として酸化物が形
成されている。第1の電極61上には高,強誘電体膜4が
形成され、さらにその上に第2の電極51の第一層51aと
して酸化物が形成され、さらにその上に第2の電極51の
第二層51bとして低抵抗金属が形成されている構造にな
っている。
【0105】[作用] この構造において、第1の電極
(酸化物)61は、下層2との接着層の役割を果たすと共
に下層2からのSi等の拡散物を阻止する働きをする。
また、第一層(酸化物)51aは、高,強誘電体膜4との
良好な接着力を持っていると共に、500℃以上の高温
熱処理を施しても高,強誘電体膜に拡散等の影響を及ぼ
すことがない。更に、第二層(低抵抗金属)51bは、第
2の電極51の抵抗を下げる作用をする。
【0106】[効果] 第2の電極51の第一層51aとし
て酸化物を用いることにより、第2の電極51と高,強誘
電体膜4界面の接着力が良好となるので膜剥離を防止で
き、且つ第2の電極51の第二層51bとして低抵抗金属を
用いることで第2の電極51の低抵抗化となる。また、第
一層(酸化物)51aは、500℃以上の熱処理を施して
も高,強誘電体膜4への拡散等の影響を及ぼさないの
で、第2の電極51形成後の高温熱処理が可能となる。従
って、高,強誘電体薄膜キャパシタの安定した誘電率、
ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を得ることが
できる。更に、第1の電極61として酸化物を用いること
により、第1の電極(酸化物)61は下層2との接着層の
役割を果たすとと共に、下層からのSi等の拡散物を阻
止する働きをする。従って、膜剥離が発生せず、且つ
高、強誘電体薄膜キャパシタの安定した誘電率、ヒステ
リシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を持つ半導体装置を
得ることができる。
【0107】19.(実施例6に対応) [構成] 基板1上には、高,強誘電体薄膜キャパシタ
の下層2が形成されている。この下層2は請求項の絶縁
膜、多結晶シリコン膜あるいは半導体拡散領域に該当す
るが、その下層2上に第1の電極61としてITO、酸化
スズ、酸化インジウム、酸化ルテニウム、酸化ロジウ
ム、酸化レニウム、酸化オスミウム、酸化イリジウムの
うち少なくとも一つを主成分としている酸化物が形成さ
れている。第1の電極61上には高,強誘電体膜4が形成
され、さらにその上に第2の電極51の第一層51aとして
ITO、酸化スズ、酸化インジウム、酸化ルテニウム、
酸化ロジウム、酸化レニウム、酸化オスミウム、酸化イ
リジウムのうち少なくとも一つを主成分としている酸化
物が形成され、さらにその上に第2の電極51の第二層51
bとして金属が形成されている構造になっている。
【0108】[作用] この構造においてITO、酸化
スズ、酸化インジウム、酸化ルテニウム、酸化ロジウ
ム、酸化レニウム、酸化オスミウム、酸化イリジウムの
うち少なくとも一つを主成分としている第1の電極(酸
化物)61は下層2との接着層の役割を果たすと共に下層
からのSi等の拡散物を阻止する働きをする。また、I
TO、酸化スズ、酸化インジウム、酸化ルテニウム、酸
化ロジウム、酸化レニウム、酸化オスミウム、酸化イリ
ジウムのうち少なくとも一つを主成分としている第1層
(酸化物)51aは、高,強誘電体膜4との良好な接着力
を持っていると共に、500℃以上の高温熱処理を施し
ても高,強誘電体膜4に拡散等の影響を及ぼすことがな
い。更に、第二層(金属)51bは、第2の電極51の抵抗
を下げる作用をする。
【0109】[効果] 第2の電極51の第一層51aとし
てITO、酸化スズ、酸化インジウム、酸化ルテニウ
ム、酸化ロジウム、酸化レニウム、酸化オスミウム、酸
化イリジウムのうち少なくとも一つを主成分としている
酸化物を用いることにより、第2の電極51と高,強誘電
体膜4界面の接着力が良好となるので膜剥離を防止で
き、且つ第2の電極51の第二層51bとして金属を用いる
ことで第2の電極51の低抵抗化となる。また、第1層
(酸化物)51aは、500℃以上の熱処理を施しても
高、強誘電体膜への拡散等の影響を及ぼさないので、第
2の電極51形成後の高温熱処理が可能となる。従って、
高,強誘電体薄膜キャパシタの安定した誘電率、ヒステ
リシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を得ることができ
る。更に、第1の電極61としてITO、酸化スズ、酸化
インジウム、酸化ルテニウム、酸化ロジウム、酸化レニ
ウム、酸化オスミウム、酸化イリジウムのうち少なくと
も一つを主成分としている酸化物を用いることにより、
下層2との接着層の役割を果たすとと共に、下層2から
のSi等の拡散物を阻止する働きをする。従って、膜剥
離が発生せず、且つ高,強誘電体薄膜キャパシタの安定
した誘電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性
を持つ半導体装置を得ることができる。
【0110】20.(実施例6に対応) [構成] 基板1上には、高,強誘電体薄膜キャパシタ
の下層2が形成されている。この下層2は請求項の絶縁
膜、多結晶シリコン膜あるいは半導体拡散領域に該当す
るが、その下層2上に第1の電極61として酸化物が形成
されている。第1の電極61上には、高,強誘電体膜4が
形成され、さらにその上に第2の電極51の第一層51aと
して酸化物が形成され、さらにその上に第2の電極51の
第二層51bとしてAl、Cuのうち少なくとも一つを主
成分としている金属が形成されている構造になってい
る。
【0111】[作用] この構造において、第1の電極
(酸化物)61は下層2との接着層の役割を果たすと共
に、下層2からのSi等の拡散物を阻止する働きをす
る。また、第1層(酸化物)51aは、高,強誘電体膜4
との良好な接着力を持っていると共に、500℃以上の
高温熱処理を施しても高,強誘電体膜4に拡散等の影響
を及ぼすことがない。更に、Al、Cuのうち少なくと
も一つを主成分としている第二層(金属)51bは、第2
の電極51の抵抗を下げる作用をする。
【0112】[効果] 第2の電極51の第一層51aとし
て酸化物を用いることにより、第2の電極51と高,強誘
電体膜4界面の接着力が良好となるので膜剥離を防止で
き、且つ第2の電極51の第二層51bとしてAl、Cuの
うち少なくとも一つを主成分としている金属を用いるこ
とで第2の電極51の低抵抗化となる。また、第1層(酸
化物)51aは、500℃以上の熱処理を施しても高,強
誘電体膜4への拡散等の影響を及ぼさないので、第2の
電極51形成後の高温熱処理が可能となる。従って、高,
強誘電体薄膜キャパシタの安定した誘電率、ヒステリシ
ス、リ−ク電流、耐圧等の特性を得ることができる。更
に、第1の電極61として酸化物を用いることにより、第
1の電極(酸化物)61は下層2との接着層の役割を果た
すとと共に、下層2からのSi等の拡散物を阻止する働
きをする。従って、膜剥離が発生せず、且つ高、強誘電
体薄膜キャパシタの安定した誘電率、ヒステリシス、リ
−ク電流、耐圧等の特性を持つ半導体装置を得ることが
できる。
【0113】21. [構成] 第2の電極の第一層の導電性酸化物を形成し
た後(図7(A))、500℃以上の熱処理を施し(図
7(B))、しかる後に第2の電極の第二層である低抵
抗金属を形成する(図7(C))工程を具備する半導体
装置の製造方法(図7参照)。 [作用] 第2の電極の第一層の導電性酸化物を形成後
に500℃以上の熱処理を施し、しかる後に第2の電極
の第二層である低抵抗金属を形成するステップを用いれ
ば、高,強誘電体薄膜キャパシタの安定した誘電率、ヒ
ステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を得ることがで
きると共に、第2の電極の第二層として低融点で加工が
容易で且つ低抵抗な低コスト金属を使用できることにな
る。
【0114】[効果] 第2の電極の第一層の導電性酸
化物を形成後に500℃以上の熱処理を施し、しかる後
に第2の電極の第二層である低抵抗金属を形成する工程
を用いれば、高,強誘電体薄膜キャパシタの安定した誘
電率、ヒステリシス、リ−ク電流、耐圧等の特性を得る
ことができると共に、第2の電極の第二層として低融点
で加工が容易で且つ低抵抗な低コスト金属を使用できる
ことになる。従って、安定した誘電率、ヒステリシス、
リ−ク電流、耐圧等の特性をもつ高,強誘電体薄膜キャ
パシタからなる高密度で低コストな半導体装置を作製可
能となる。
【0115】
【発明の効果】以上詳述した如くこの発明によれば、剥
離が発生せず、かつ誘電率、ヒステリシス、リーク電
流、耐圧等のキャパシタ電圧等のキャパシタ特性が安定
した半導体装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1に係る高,強誘電体薄膜キ
ャパシタの断面構造図。
【図2】この発明の実施例2に係る高,強誘電体薄膜キ
ャパシタとMOSトランジスタからなるメモリ装置の1
セルの断面構造図。
【図3】この発明の実施例3に係る高,強誘電体薄膜キ
ャパシタとMOSトランジスタからなるメモリ装置の1
セルの断面構造図。
【図4】この発明の実施例4に係る高,強誘電体薄膜キ
ャパシタとMOSトランジスタからなるメモリ装置の1
セルの断面構造図。
【図5】この発明の実施例5に係る高,強誘電体薄膜キ
ャパシタの断面構造図。
【図6】この発明の実施例6に係る高,強誘電体薄膜キ
ャパシタの断面構造図。
【図7】この発明に係る高,強誘電体薄膜キャパシタの
製造工程を示す説明図。
【図8】従来の高,強誘電体膜薄膜キャパシタの断面構
造図。
【図9】従来の他の高、強誘電体膜薄膜キャパシタの断
面構造図。
【図10】この発明の実施例1,5である強誘電体薄膜
キャパシタの電荷−電圧ヒステリシス特性図。
【図11】この発明の実施例1,5である強誘電体薄膜
キャパシタの電流−電圧特性図。
【図12】この発明の実施例1,5である強誘電体薄膜
キャパシタの誘電率−周波数特性図。
【図13】第1の電極として導電性酸化物を直接強誘電
体膜に接触させたキャパシタ構造の電荷−電圧ヒステリ
シス特性図。
【図14】第1の電極として導電性酸化物を直接強誘電
体膜に接触させたキャパシタ構造の電流−電圧特性図。
【図15】第1の電極として導電性酸化物を直接強誘電
体膜に接触させたキャパシタ構造の誘電率−周波数特性
図。
【符号の説明】
1…基板、 2…下層 3,61…
第1の電極、3a,51a…第一層、3b,51b…第二
層、 4…高,強誘電体膜、5…第2の電極、
21…フィールド酸化膜、22…ソース領域、23…ドレイ
ン領域、 24…ゲート酸化膜、 25…ゲート電極、26
…絶縁膜、 27…層間絶縁膜、28a,28b,28
c,28d,41…コンタクトホール、29a,33…配線電
極、29b…ビット配線電極、 29
c,34…ドライブ配線電極、51…第2の電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/8242

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上の絶縁膜、多結晶シリコン膜ある
    いは半導体拡散領域上に形成された第1の電極と、前記
    第1の電極上に形成された高,強誘電体膜と、前記高,
    強誘電体膜上に形成された第2の電極とを有する半導体
    装置において、前記第1の電極が絶縁膜、多結晶シリコ
    ン膜あるいは半導体拡散領域上に形成される第一層とそ
    の上に形成され前記高,強誘電体膜と接する第二層とか
    ら構成され、前記第1の電極の第一層が酸化物で且つ前
    記第1の電極の第二層が金属からなり、さらに前記第2
    の電極が酸化物からなることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 基板上の絶縁膜、多結晶シリコン膜ある
    いは半導体拡散領域上に形成された第1の電極と、前記
    第1の電極上に形成された高,強誘電体膜と、前記高,
    強誘電体膜上に形成された第2の電極とを有する半導体
    装置において、 前記第1の電極が絶縁膜、多結晶シリコン膜あるいは半
    導体拡散領域上に形成される第一層とその上に形成され
    前記高,強誘電体膜と接する第二層とから構成され、前
    記第1の電極の第一層が酸化物で且つ前記第1の電極の
    第二層が金属からなり、さらに前記第2の電極が前記
    高,強誘電体膜上に形成される第一層とその上に形成さ
    れる第二層とから構成され、前記第2の電極の第一層が
    酸化物で且つ前記第2の電極の第二層が金属からなるこ
    とを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 基板上の絶縁膜、多結晶シリコン膜ある
    いは半導体拡散領域上に形成された第1の電極と、前記
    第1の電極上に形成された高,強誘電体膜と、前記高,
    強誘電体膜上に形成された第2の電極とを有する半導体
    装置において、 前記第1の電極が酸化物であり、さらに前記第2の電極
    が前記高,強誘電体膜上に形成される第一層とその上に
    形成される第二層とから構成され、前記第2の電極の第
    一層が酸化物で且つ前記第2の電極の第二層が金属から
    なることを特徴とする半導体装置。
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