JPH0865094A - 弾性表面波フィルタ装置 - Google Patents
弾性表面波フィルタ装置Info
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- JPH0865094A JPH0865094A JP20040594A JP20040594A JPH0865094A JP H0865094 A JPH0865094 A JP H0865094A JP 20040594 A JP20040594 A JP 20040594A JP 20040594 A JP20040594 A JP 20040594A JP H0865094 A JPH0865094 A JP H0865094A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 通過帯域近傍に高減衰量をもつ帯域を有する
弾性表面波フィルタ。 【構成】 圧電性基板上に形成された少なくとも 1つの
IDTからなる弾性表面波共振子を、入出力各端子をもつ
格子状に配設し、その入出力各端子の少なくとも1方の
2端子間に IDTを形成し、この IDTと電極で接続されて
おらず、かつそのIDTで励起された弾性表面波を電気信
号にかえる他の IDTを形成してなる。
弾性表面波フィルタ。 【構成】 圧電性基板上に形成された少なくとも 1つの
IDTからなる弾性表面波共振子を、入出力各端子をもつ
格子状に配設し、その入出力各端子の少なくとも1方の
2端子間に IDTを形成し、この IDTと電極で接続されて
おらず、かつそのIDTで励起された弾性表面波を電気信
号にかえる他の IDTを形成してなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は弾性表面波を用いた移動
体通信用フィルタに関わり、とくに弾性表面波共振子を
対称格子状配設した構成をとる弾性表面波フィルタに関
するものである。
体通信用フィルタに関わり、とくに弾性表面波共振子を
対称格子状配設した構成をとる弾性表面波フィルタに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電波を利用する電子機器のフイル
タ、遅延線、発振器等の素子として、多くの弾性表面波
装置が用いられている。とくに、小型・軽量でかつフイ
ルタとしての急峻遮断性能が高い弾性表面波フィルタ装
置は、移動体通信分野において、携帯端末装置の RF 段
および IF 段のフイルタとして多用されるようになって
きており、通過帯域近傍に高減衰量の帯域を有する弾性
表面波フィルタ装置などが要求されている。自動車電話
用やその他の移動体通信に用いられる弾性表面波フィル
タの構成としては共振子を梯子状に接続した LADDER
型、くし形変換器(以下、IDT と略称)を複数個並べた
IIDT 型、数個のIDT を両側で反射器で挟んだ共振子型
などが用いられている。とくに帯域外抑圧度を重視した
場合、フイルタの入出力インピーダンスを 50 Ωにあわ
せたい場合などに共振子型フイルタ構造とすることが多
い。
タ、遅延線、発振器等の素子として、多くの弾性表面波
装置が用いられている。とくに、小型・軽量でかつフイ
ルタとしての急峻遮断性能が高い弾性表面波フィルタ装
置は、移動体通信分野において、携帯端末装置の RF 段
および IF 段のフイルタとして多用されるようになって
きており、通過帯域近傍に高減衰量の帯域を有する弾性
表面波フィルタ装置などが要求されている。自動車電話
用やその他の移動体通信に用いられる弾性表面波フィル
タの構成としては共振子を梯子状に接続した LADDER
型、くし形変換器(以下、IDT と略称)を複数個並べた
IIDT 型、数個のIDT を両側で反射器で挟んだ共振子型
などが用いられている。とくに帯域外抑圧度を重視した
場合、フイルタの入出力インピーダンスを 50 Ωにあわ
せたい場合などに共振子型フイルタ構造とすることが多
い。
【0003】従来の共振子型フイルタ構成を図6により
説明する。図6は、共振子型フイルタ構造のなかでも帯
域外減衰量を向上させるため鏡面対称に 2つの共振子型
フイルタを接続してある弾性表面波フイルタ装置であ
る。図6において、パッド1は入力信号端子に接続さ
れ、パッド2、3は入力側の接地(以下、 GNDと略称)
におとされている。パッド1、3にて IDT12に電気信
号が入力されると圧電性基板上に弾性表面波が発生し、
これは IDT11、 IDT13によって受けられ再度電気信
号に変わる。この電気信号が IDT11a、 IDT13aに
よって再び弾性表面波となり、最後に IDT12aにて受
けとられ電気信号に変換された後、パッド6を介して出
力信号端子へ出力される。パッド4、5は出力側 GNDに
接続され、入出力 GNDは互いに接続され共通の電位とな
っている。なお、 IDT11、 IDT13の外側に反射器7
および8が、 IDT11a、 IDT13aの外側に反射器7
aおよび8aがそれぞれ配設されている。この構成で得
られた周波数特性図を図7に示す。
説明する。図6は、共振子型フイルタ構造のなかでも帯
域外減衰量を向上させるため鏡面対称に 2つの共振子型
フイルタを接続してある弾性表面波フイルタ装置であ
る。図6において、パッド1は入力信号端子に接続さ
れ、パッド2、3は入力側の接地(以下、 GNDと略称)
におとされている。パッド1、3にて IDT12に電気信
号が入力されると圧電性基板上に弾性表面波が発生し、
これは IDT11、 IDT13によって受けられ再度電気信
号に変わる。この電気信号が IDT11a、 IDT13aに
よって再び弾性表面波となり、最後に IDT12aにて受
けとられ電気信号に変換された後、パッド6を介して出
力信号端子へ出力される。パッド4、5は出力側 GNDに
接続され、入出力 GNDは互いに接続され共通の電位とな
っている。なお、 IDT11、 IDT13の外側に反射器7
および8が、 IDT11a、 IDT13aの外側に反射器7
aおよび8aがそれぞれ配設されている。この構成で得
られた周波数特性図を図7に示す。
【0004】このような移動体通信用フィルタは受信
用、送信用ともに用いられており、それぞれ通過帯域近
傍に抑止帯があり、ここでの周波数特性として高減衰量
が要求される。その上自動車電話などシステム自身の小
型化、低消費電力化のためフィルタにはさらに低損失で
あることが強く要求されてきた。上述の図6に示す 2段
接続の共振子フィルタは、帯域外減衰量は良好とはい
え、帯域内減衰量が劣るという問題があった。
用、送信用ともに用いられており、それぞれ通過帯域近
傍に抑止帯があり、ここでの周波数特性として高減衰量
が要求される。その上自動車電話などシステム自身の小
型化、低消費電力化のためフィルタにはさらに低損失で
あることが強く要求されてきた。上述の図6に示す 2段
接続の共振子フィルタは、帯域外減衰量は良好とはい
え、帯域内減衰量が劣るという問題があった。
【0005】低損失の帯域内特性を実現するために、 L
ADDER 型に弾性表面波フィルタを配設する方式がある。
その構造を図8に、周波数特性を図9に示す。図9に示
すように、この場合帯域近傍に鋭い高減衰領域(ノッ
チ)をもたせることは容易であるがある程度広い周波数
範囲で高帯域外減衰量を得るのは困難である。広い周波
数範囲で高帯域外減衰量を得るためには、並列に配設し
た共振子にボンディングワイヤー等を介してインダクタ
ンス成分を付加することなどが必要とされる。しかし、
インダクタンス成分を付加するのはボンディングワイヤ
ーの張り方の点で弾性表面波フィルタ基板の外囲器形状
からの制約が大きく、また外囲器の小型化にも寄与しな
い。
ADDER 型に弾性表面波フィルタを配設する方式がある。
その構造を図8に、周波数特性を図9に示す。図9に示
すように、この場合帯域近傍に鋭い高減衰領域(ノッ
チ)をもたせることは容易であるがある程度広い周波数
範囲で高帯域外減衰量を得るのは困難である。広い周波
数範囲で高帯域外減衰量を得るためには、並列に配設し
た共振子にボンディングワイヤー等を介してインダクタ
ンス成分を付加することなどが必要とされる。しかし、
インダクタンス成分を付加するのはボンディングワイヤ
ーの張り方の点で弾性表面波フィルタ基板の外囲器形状
からの制約が大きく、また外囲器の小型化にも寄与しな
い。
【0006】帯域外において高域衰量を帯域内において
低損失を実現する方式として、対称格子型に弾性表面波
共振子20からなるインピーダンス素子を構成したもの
がある。その構造を図10に、周波数特性を図11に示
す。図11に示すように、帯域内において低損失が実現
されている。
低損失を実現する方式として、対称格子型に弾性表面波
共振子20からなるインピーダンス素子を構成したもの
がある。その構造を図10に、周波数特性を図11に示
す。図11に示すように、帯域内において低損失が実現
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの対称
格子型フィルタでは基本的に平衡入出力であり、このフ
ィルタを実装する外囲器において入出力 GNDが共通の場
合、また外囲器において入出力の GNDが直流的に絶縁さ
れていても外囲器を実装する基板上で共通の GNDにおと
されている場合にはこの対称格子型は実質的に LADDER
型と等価になる。その結果、図12にその周波数特性を
示したように帯域外特性が悪化するという問題がある。
そのため対称格子型のもつ低損失、高帯域外減衰量を保
持しつつ非平衡入出力駆動が可能な弾性表面波フィルタ
装置が得られないという問題がある。
格子型フィルタでは基本的に平衡入出力であり、このフ
ィルタを実装する外囲器において入出力 GNDが共通の場
合、また外囲器において入出力の GNDが直流的に絶縁さ
れていても外囲器を実装する基板上で共通の GNDにおと
されている場合にはこの対称格子型は実質的に LADDER
型と等価になる。その結果、図12にその周波数特性を
示したように帯域外特性が悪化するという問題がある。
そのため対称格子型のもつ低損失、高帯域外減衰量を保
持しつつ非平衡入出力駆動が可能な弾性表面波フィルタ
装置が得られないという問題がある。
【0008】本発明はこのような課題に対処するために
なされたもので、通過帯域近傍に高減衰量をもつ帯域を
有する弾性表面波フィルタ装置、とくに自動車電話など
の移動体通信用フィルタ装置を提供することを目的とす
る。
なされたもので、通過帯域近傍に高減衰量をもつ帯域を
有する弾性表面波フィルタ装置、とくに自動車電話など
の移動体通信用フィルタ装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の弾性表面波フィ
ルタ装置は、圧電性基板上に形成された少なくとも 1つ
の IDTからなる弾性表面波共振子を、入出力各端子をも
つ格子状に配設し、その入出力各端子の少なくとも 1方
の 2端子間に IDTを形成し、この IDTと電極で接続され
ておらず、かつその IDTで励起された弾性表面波を電気
信号にかえる他の IDTを形成してなることを特徴とす
る。
ルタ装置は、圧電性基板上に形成された少なくとも 1つ
の IDTからなる弾性表面波共振子を、入出力各端子をも
つ格子状に配設し、その入出力各端子の少なくとも 1方
の 2端子間に IDTを形成し、この IDTと電極で接続され
ておらず、かつその IDTで励起された弾性表面波を電気
信号にかえる他の IDTを形成してなることを特徴とす
る。
【0010】また、本発明の弾性表面波フィルタ装置
は、入出力各端子の少なくとも 1方の2端子間に形成さ
れる IDTと、この IDTと電極で接続されておらず、かつ
その IDTで励起された弾性表面波を電気信号にかえる他
の IDTとが共振子型弾性表面波フィルタか、またはトラ
ンスバーサル型弾性表面波フィルタを形成していること
を特徴とする。
は、入出力各端子の少なくとも 1方の2端子間に形成さ
れる IDTと、この IDTと電極で接続されておらず、かつ
その IDTで励起された弾性表面波を電気信号にかえる他
の IDTとが共振子型弾性表面波フィルタか、またはトラ
ンスバーサル型弾性表面波フィルタを形成していること
を特徴とする。
【0011】本発明において、弾性表面波共振子を、入
出力各端子をもつ格子状に配設するとは、図1に示すよ
うに、たとえば格子回路入力端子21aからの入力信号
は共振子20aを経て格子回路出力端子22aおよび共
振子20cを経て格子回路出力端子22bへとそれぞれ
出力し、格子回路入力端子21bからの入力信号は共振
子20bを経て格子回路出力端子22bおよび共振子2
0dを経て格子回路出力端子22aへとそれぞれ出力す
るように配列することをいう。
出力各端子をもつ格子状に配設するとは、図1に示すよ
うに、たとえば格子回路入力端子21aからの入力信号
は共振子20aを経て格子回路出力端子22aおよび共
振子20cを経て格子回路出力端子22bへとそれぞれ
出力し、格子回路入力端子21bからの入力信号は共振
子20bを経て格子回路出力端子22bおよび共振子2
0dを経て格子回路出力端子22aへとそれぞれ出力す
るように配列することをいう。
【0012】また、弾性表面波共振子は、 1つの IDTか
らなるものであっても、複数の IDTからなるものであっ
てもよい。さらに図2に示すように IDTの両側に反射器
Grを有するものであってもよい。
らなるものであっても、複数の IDTからなるものであっ
てもよい。さらに図2に示すように IDTの両側に反射器
Grを有するものであってもよい。
【0013】本発明の弾性表面波フィルタ装置が主に使
用される移動体通信における RF フイルタの帯域は 1%
から 5%である。これを実現する上において本発明に係
わる圧電性基板は、 2%以上の電気機械結合係数を有す
ることが好ましい。具体的には36゜Y-X タンタル酸リチ
ウム、64゜Y-X ニオブ酸リチウム、41゜Y-X ニオブ酸リ
チウム等を挙げることができる。
用される移動体通信における RF フイルタの帯域は 1%
から 5%である。これを実現する上において本発明に係
わる圧電性基板は、 2%以上の電気機械結合係数を有す
ることが好ましい。具体的には36゜Y-X タンタル酸リチ
ウム、64゜Y-X ニオブ酸リチウム、41゜Y-X ニオブ酸リ
チウム等を挙げることができる。
【0014】
【作用】以上により本発明では、対称格子回路の入出力
の 1方の GNDは接続された IDTと電気的に導通されてい
ない IDTを介して外囲器の GNDと接続されているため対
称格子型フィルタ部は入出力が共通の GNDとはなってい
ない。そのため、帯域外において高減衰特性をもつ弾性
表面波フィルタ装置が得られる。
の 1方の GNDは接続された IDTと電気的に導通されてい
ない IDTを介して外囲器の GNDと接続されているため対
称格子型フィルタ部は入出力が共通の GNDとはなってい
ない。そのため、帯域外において高減衰特性をもつ弾性
表面波フィルタ装置が得られる。
【0015】
実施例1 実施例1の弾性表面波フィルタ装置を図1から図3を用
いて説明する。図1は本実施例に用いる弾性表面波フィ
ルタ装置の電極パターン図である。いま説明の便宜のた
め対称格子回路部23の 2つの入出力端子をそれぞれ入
力端子21,出力端子22として説明する。どちらを入
力端子21、出力端子22としても対応する共振子が入
れ替わるだけで構造は等価である。
いて説明する。図1は本実施例に用いる弾性表面波フィ
ルタ装置の電極パターン図である。いま説明の便宜のた
め対称格子回路部23の 2つの入出力端子をそれぞれ入
力端子21,出力端子22として説明する。どちらを入
力端子21、出力端子22としても対応する共振子が入
れ替わるだけで構造は等価である。
【0016】対称格子回路部においては入力端子21a
と出力端子22a間に共振子20aが配設されこれと同
じ共振子20bが入力端子21bと出力端子22b間に
配設されている。また入力端子21aと出力端子22b
間には共振子20cがあり、これと同一の共振子20d
が入力端子21bと出力端子22a間に配設された対称
格子構造となっている。ここでの共振子20a〜20d
はそれぞれ図2に示すような IDTの両端に反射器を有す
る弾性表面波共振子によって形成されている。ここでは
格子回路出力端子22aおよび格子回路出力端子22b
が 3IDT よりなる共振子フィルタ部24の IDT11およ
び IDT13に接続されている。これらにより弾性表面波
を励起しそれを IDT12で再び電気信号に変換してい
る。 IDT11および IDT13の外側には反射器7および
8が置かれ IDT11および IDT13で外側方向に伝搬さ
れる表面波を反射し通過帯域内での損失劣化を防いでい
る。
と出力端子22a間に共振子20aが配設されこれと同
じ共振子20bが入力端子21bと出力端子22b間に
配設されている。また入力端子21aと出力端子22b
間には共振子20cがあり、これと同一の共振子20d
が入力端子21bと出力端子22a間に配設された対称
格子構造となっている。ここでの共振子20a〜20d
はそれぞれ図2に示すような IDTの両端に反射器を有す
る弾性表面波共振子によって形成されている。ここでは
格子回路出力端子22aおよび格子回路出力端子22b
が 3IDT よりなる共振子フィルタ部24の IDT11およ
び IDT13に接続されている。これらにより弾性表面波
を励起しそれを IDT12で再び電気信号に変換してい
る。 IDT11および IDT13の外側には反射器7および
8が置かれ IDT11および IDT13で外側方向に伝搬さ
れる表面波を反射し通過帯域内での損失劣化を防いでい
る。
【0017】このフィルタは圧電性基板上に金属電極を
形成することで作製されており、そのチップをいれる外
囲器により封止される。この外囲器の端子あるいは外囲
器が接続される基板は一般に入出力で共通の GNDとされ
ている。しかしながら外囲器のGNDは本発明のフィルタ
に対しては入力側 GNDおよび 3IDT 共振子フィルタの中
央 IDTの 1端に接続されているため対称格子回路部にお
いては共通の GNDとなっていない。これにより共通の G
NDとしてしまったときには共振子20bが短絡されたの
と同等となり LADDER 型相当の特性となるのを防ぐこと
ができる。この構成で得られた弾性表面波フィルタ装置
の周波数特性例を図3に示す。 LADDER 型においてみら
れる通過帯域より離れたところでの帯域外減衰量の劣化
も見られず良好な特性が得られた。
形成することで作製されており、そのチップをいれる外
囲器により封止される。この外囲器の端子あるいは外囲
器が接続される基板は一般に入出力で共通の GNDとされ
ている。しかしながら外囲器のGNDは本発明のフィルタ
に対しては入力側 GNDおよび 3IDT 共振子フィルタの中
央 IDTの 1端に接続されているため対称格子回路部にお
いては共通の GNDとなっていない。これにより共通の G
NDとしてしまったときには共振子20bが短絡されたの
と同等となり LADDER 型相当の特性となるのを防ぐこと
ができる。この構成で得られた弾性表面波フィルタ装置
の周波数特性例を図3に示す。 LADDER 型においてみら
れる通過帯域より離れたところでの帯域外減衰量の劣化
も見られず良好な特性が得られた。
【0018】実施例2 図4は実施例2の弾性表面波フィルタ装置の電極パター
ン図である。実施例2においては 2IDT の共振子フィル
タを中心にその入出力 IDTそれぞれに対称格子型フィル
タが接続されている。対称格子型フィルタ部における共
振子は図2に示したようなパターンであり図中では略記
した。本実施例では対称格子型フィルタが 2個用いられ
ておりより大きな帯域外減衰量を得ることができ、かつ
非平衡入出力が可能となる。
ン図である。実施例2においては 2IDT の共振子フィル
タを中心にその入出力 IDTそれぞれに対称格子型フィル
タが接続されている。対称格子型フィルタ部における共
振子は図2に示したようなパターンであり図中では略記
した。本実施例では対称格子型フィルタが 2個用いられ
ておりより大きな帯域外減衰量を得ることができ、かつ
非平衡入出力が可能となる。
【0019】実施例3 図5は実施例3の弾性表面波フィルタ装置の電極パター
ン図である。実施例3においては実施例2に用いた共振
子型弾性表面波フィルタの代わりにトランスバーサル型
弾性表面波フィルタを用いており、このため、より微妙
な帯域内周波数特性の設計が可能であると同時に、より
大きな帯域外減衰量を得つつ非平衡入出力で利用でき
る。
ン図である。実施例3においては実施例2に用いた共振
子型弾性表面波フィルタの代わりにトランスバーサル型
弾性表面波フィルタを用いており、このため、より微妙
な帯域内周波数特性の設計が可能であると同時に、より
大きな帯域外減衰量を得つつ非平衡入出力で利用でき
る。
【0020】なお、以上の実施例では対称格子型回路お
よびそれに付設するフィルタは全て弾性表面波素子とし
て単一の圧電性基板上に形成したが、特性の異なる別個
の基板上に形成し、それをワイヤーボンディング等で接
続することもできる。これにより基板の選択により制約
をうける弾性表面波共振子を用いた対称格子型回路の帯
域幅とそれに接続するフィルタの特性についてより自由
度が増すことになる。
よびそれに付設するフィルタは全て弾性表面波素子とし
て単一の圧電性基板上に形成したが、特性の異なる別個
の基板上に形成し、それをワイヤーボンディング等で接
続することもできる。これにより基板の選択により制約
をうける弾性表面波共振子を用いた対称格子型回路の帯
域幅とそれに接続するフィルタの特性についてより自由
度が増すことになる。
【0021】
【発明の効果】本発明の弾性表面波フィルタ装置は、圧
電性基板上に形成された少なくとも 1つの IDTからなる
弾性表面波共振子を、入出力各端子をもつ格子状に配設
し、その入出力各端子の少なくとも 1方の 2端子間に I
DTを形成し、この IDTと電極で接続されておらず、かつ
その IDTで励起された弾性表面波を電気信号にかえる他
の IDTを形成してなるので、非平衡での入出力が可能
な、高帯域外減衰量を有するとともに対称格子型フィル
タの特徴である低損失も維持することができる。
電性基板上に形成された少なくとも 1つの IDTからなる
弾性表面波共振子を、入出力各端子をもつ格子状に配設
し、その入出力各端子の少なくとも 1方の 2端子間に I
DTを形成し、この IDTと電極で接続されておらず、かつ
その IDTで励起された弾性表面波を電気信号にかえる他
の IDTを形成してなるので、非平衡での入出力が可能
な、高帯域外減衰量を有するとともに対称格子型フィル
タの特徴である低損失も維持することができる。
【図1】実施例1に用いる弾性表面波フィルタの電極パ
ターン概略図である。
ターン概略図である。
【図2】対称格子回路を構成する弾性表面波共振子の電
極パターン概略図である。
極パターン概略図である。
【図3】実施例1における周波数特性図である。
【図4】実施例2に用いる弾性表面波フィルタの電極パ
ターン概略図である。
ターン概略図である。
【図5】実施例3に用いる弾性表面波フィルタの電極パ
ターン概略図である。
ターン概略図である。
【図6】従来の 2段構成の共振子型フィルタの電極パタ
ーン概略図である。
ーン概略図である。
【図7】従来の 2段構成の共振子型フィルタにおける周
波数特性図である。
波数特性図である。
【図8】従来の LADDER 型フィルタの構造図である。
【図9】従来の LADDER 型フィルタにおける周波数特性
図である。
図である。
【図10】対称格子型にインピーダンス素子を構成した
フィルタの構造図である。
フィルタの構造図である。
【図11】対称格子型にインピーダンス素子を構成した
フィルタにおける周波数特性図である。
フィルタにおける周波数特性図である。
【図12】対称格子型において入出力 GNDを共通にした
フィルタにおける周波数特性図である。
フィルタにおける周波数特性図である。
1〜6………パッド、7〜10………反射器、11〜1
3……… IDT、20………弾性表面波共振子、21……
…格子回路入力端子、22………格子回路出力端子。
3……… IDT、20………弾性表面波共振子、21……
…格子回路入力端子、22………格子回路出力端子。
Claims (3)
- 【請求項1】 圧電性基板上に形成された少なくとも 1
つのくし形変換器からなる弾性表面波共振子を入出力各
端子をもつ格子状に配設し、前記入出力各端子の少なく
とも 1方の 2端子間にくし形変換器を形成し、このくし
形変換器と電極で接続されておらず、かつ前記くし形変
換器で励起された弾性表面波を電気信号にかえる他のく
し形変換器を形成してなることを特徴とする弾性表面波
フィルタ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の弾性表面波フィルタ装置
において、前記入出力各端子の少なくとも 1方の 2端子
間に形成されるくし形変換器と、このくし形変換器と電
極で接続されておらず、かつ前記くし形変換器で励起さ
れた弾性表面波を電気信号にかえる他のくし形変換器と
が共振子型弾性表面波フィルタを形成していることを特
徴とする弾性表面波フィルタ装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の弾性表面波フィルタ装置
において、前記入出力各端子の少なくとも 1方の 2端子
間に形成されるくし形変換器と、このくし形変換器と電
極で接続されておらず、かつ前記くし形変換器で励起さ
れた弾性表面波を電気信号にかえる他のくし形変換器と
がトランスバーサル型弾性表面波フィルタを形成してい
ることを特徴とする弾性表面波フィルタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20040594A JPH0865094A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 弾性表面波フィルタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20040594A JPH0865094A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 弾性表面波フィルタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0865094A true JPH0865094A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16423776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20040594A Withdrawn JPH0865094A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 弾性表面波フィルタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0865094A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000232334A (ja) * | 1998-12-30 | 2000-08-22 | Nokia Mobile Phones Ltd | フィルタ構造 |
| JP2008306773A (ja) * | 2001-10-29 | 2008-12-18 | Panasonic Corp | 弾性表面波フィルタ素子 |
-
1994
- 1994-08-25 JP JP20040594A patent/JPH0865094A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000232334A (ja) * | 1998-12-30 | 2000-08-22 | Nokia Mobile Phones Ltd | フィルタ構造 |
| JP2008306773A (ja) * | 2001-10-29 | 2008-12-18 | Panasonic Corp | 弾性表面波フィルタ素子 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |