JPH0865200A - コンパンダ回路及びこれを用いた通信装置 - Google Patents

コンパンダ回路及びこれを用いた通信装置

Info

Publication number
JPH0865200A
JPH0865200A JP20103694A JP20103694A JPH0865200A JP H0865200 A JPH0865200 A JP H0865200A JP 20103694 A JP20103694 A JP 20103694A JP 20103694 A JP20103694 A JP 20103694A JP H0865200 A JPH0865200 A JP H0865200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
compander
electronic volume
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20103694A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3606917B2 (ja
Inventor
Yuji Segawa
裕司 瀬川
Kunihiko Goto
邦彦 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP20103694A priority Critical patent/JP3606917B2/ja
Priority to US08/319,721 priority patent/US5633939A/en
Publication of JPH0865200A publication Critical patent/JPH0865200A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3606917B2 publication Critical patent/JP3606917B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】低域フィルタの時定数を変えることなくアタッ
クタイム及びリカバリタイムを変えることができ、また
コンプレッサ特性をエキスパンダ特性の両方を具備した
コンパンダ回路及びこれを用いた通信装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】第1の電子ボリューム(11)の入力信号又は
出力信号の整流平滑信号と、一定電圧を第2の電子ボリ
ウム(18)を通して得た電圧と比較器(15)で比較
し、その比較結果信号のレベルに応じてカウンタ(1
6)でクロックをカウントし、そのカウント値に応じて
上記第1及び第2の電子ボリウムのゲインを可変するコ
ンパンダ回路において、前記カウンタがカウントするク
ロックの周波数を所定の制御信号により変化させる手段
(19)を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンパンダ回路に関し、
入力信号を圧縮するコンプレッサ及び/又は入力信号を
伸張するエキスパンダとして機能するコンパンダ回路に
関する。
【0002】近年、無線を使用する自動車電話、コード
レス電話やディジタル回線を使用するディジタル電話は
ますます普及しており、システムの低価格化・小型化が
要求されている。これらの電話通信には、音声品質やS
/Nの劣化を防ぐため、コンプレッサ及び/又はエキス
パンダとして機能するコンパンダ回路が使用されてい
る。
【0003】
【従来の技術】図26は従来のコンパンダ回路のブロッ
ク図を示す。図26に示すコンパンダ回路は、入力端子
10、電子ボリューム11、出力端子12、整流回路1
3、低域フィルタ(LPF)14、コンパレータ15、
アップダウンカウンタ16、制御端子17及び電子ボリ
ューム18とを有する。このコンパンダ回路をコンプレ
ッサとして動作させる場合には、破線で示すように整流
回路の13の入力端子を電子ボリュームの出力端子に接
続し、エキスパンダとして動作させる場合には、一点鎖
線で示すように入力端子10を整流回路13の入力端子
に接続する。すなわち、コンプレッサの場合には、端子
10よりの入力信号Vinを電子ボリウム11に供給
し、電子ボリウム11でレベル調整した信号Voutを
端子12から次段の信号処理回路に供給すると共に整流
回路13に供給する。エキスパンダの場合には、入力信
号Vinを直接整流回路13に供給する。
【0004】整流回路13は入力信号Vin又は信号V
outを全波整流する。整流された信号は低域フィルタ
14で平滑されて、コンパレータ15の反転入力端子に
供給される。また、制御端子17よりの一定電圧Vcが
電子ボリウム18でレベル調整されて、コンパレータ1
5の非反転入力端子に供給されている。コンパレータ1
5は両入力端子の電圧を比較し、その比較結果をアップ
ダウンカウンタ16のアップ/ダウン制御端子に供給す
る。
【0005】アップダウンカウンタ16はコンパレータ
15出力がLレベルのときはクロックをダウンカウント
し、Hレベルのときはクロックをアップカウントして、
そのカウント値をゲイン調整コードとして電子ボリウム
11,18夫々に供給する。これによって低域フィルタ
14出力と電子ボリウム18出力とが略同一レベルとな
るよう電子ボリウム11,18のゲインが調整され、出
力端子12の出力信号Voutのレベル圧縮又は伸張が
行なわれる。なお、コンプレッサの場合には、電子ボリ
ューム11は入力信号Vinのレベルが下がるほどゲイ
ンは増大し(出力信号Voutのレベルを上げる)、エ
キスパンダの場合には入力信号Vinのレベルが下がる
ほどゲインは減少する(出力信号Voutのレベルを下
げる)ような入出力特性を有している。
【0006】図27は、図26に示すコンパンダ回路が
コンプレッサとして動作する場合と、エキスパンダとし
て動作する場合とを示す図である。通常、自動車電話等
の無線通信装置の送信系にはコンプレッサを設け、マイ
クロフォンからの音声信号レベルが低いほど大きな出力
レベルとする。また、受信系にはエキスパンダを設け、
スピーカの手前で音声信号レベルが低い程小さな出力レ
ベルとする。これにより、図27に示すように、例えば
−60dBのノイズが伝送系に混入した場合でも受信側
では−120dBに抑制され、その影響を排除すること
ができ、良好な通信品質を提供することができる。
【0007】他方、コンパンダ回路は、耳で聞いた場合
に自然に聞こえるような過渡特性を持つことが要求され
る。
【0008】図28(A)は入力信号の一例を示し、図
28(B)はこの入力信号を図26に示す構成のコンプ
レッサに通した場合の出力波形を示す。また、図28
(C)は図28(A)の入力信号を図26に示す構成の
エキスパンダに通した場合の出力波形を示す。図28
(B)に示すように、入力信号の急な立ち上りを受けた
コンプレッサの出力波形は急峻に立ち上がった後、次第
に一定レベルに向け立ち下がる。この動作に要する時間
をアッタクタイムと言う。また、図28(B)に示すよ
うに、入力信号の急な立ち下がりを受けたコンプレッサ
の出力波形は急峻に立ち下がった後、次第に一定レベル
に向け立ち上がる。この動作に要する時間をリカバリタ
イムと言う。同様に、エキスパンダの出力波形にもアタ
ックタイムとリカバリタイムが存在する。
【0009】上記アタックタイムとリカバリタイムの長
さは、音声品質を左右する。例えば、アタックタイムが
短ければノイズを拾いにくいが音声が不自然に聞こえ
る。アタックタイムとリカバリタイムとは、図26に示
す低域フィルタ14の時定数(周波数特性)に依存す
る。すなわち、アタックタイムとリカバリタイムとを調
整するためには、低域フィルタ14の時定数を細かく変
えなければならない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、低域フ
ィルタ14は通常、抵抗と容量で実現されるため、その
時定数を細かく変えるためには、複数の抵抗と容量が必
要となるため、回路規模が大きくなる。また、これらの
素子の精度が良くないと、所望のアッタクタイムとリカ
バリタイムを得ることはできない。更に、低域フィルタ
14の時定数は充電と放電では同じなため、アタックタ
イムとリカバリタイムとを別々に設定することはできな
い。
【0011】更には、送信系において、過大入力防止の
ためにはコンプレッサ特性を必要とするが、周囲雑音を
抑制するためにはエキスパンダ特性が必要とされる。す
なわち、入力信号レベルが大の場合にはコンプレッサ特
性となり、入力レベルが小の場合にはエキスパンダ特性
となることが望ましい場合がある。しかしながら、図2
6に示す構成では、コンプレッサ特性とエキスパンダ特
性のいずれか一方のみ実現可能である。
【0012】従って、本発明は上記従来技術の問題点を
解決し、低域フィルタの時定数を変えることなくアタッ
クタイム及びリカバリタイムを変えることができ、また
コンプレッサ特性をエキスパンダ特性の両方を具備した
コンパンダ回路及びこれを用いた通信装置を提供するこ
とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、第1の電子ボリュームの入力信号又は出力信号の整
流平滑信号と、一定電圧を第2の電子ボリウムを通して
得た電圧と比較器で比較し、その比較結果信号のレベル
に応じてカウンタでクロックをカウントし、そのカウン
ト値に応じて上記第1及び第2の電子ボリウムのゲイン
を可変するコンパンダ回路において、前記カウンタがカ
ウントするクロックの周波数を所定の制御信号により変
化させる手段を具備するコンパンダ回路である。
【0014】請求項2に記載の発明では、請求項1記載
の発明において、前記手段がコンパンダ回路が受け取る
クロックを所定の制御信号で指定される分周比で分周し
て、前記カウンタに与える分周回路を有する。
【0015】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明において、前記所定の制御信号はコンパ
ンダ回路の外部からの信号である。
【0016】請求項4に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明において、前記所定の制御信号は前記比
較結果信号のレベルに応じた信号である。
【0017】請求項5に記載の発明では、前記請求項1
又は2に記載の発明において、前記所定の制御信号は、
前記カウント値に応じた信号である。
【0018】請求項6に記載の発明では、請求項1記載
の発明において、前記手段は、入力信号の立ち上がりと
立ち下がりで前記クロックの周波数を異なる値に設定す
る手段を有する。
【0019】請求項7に記載の発明では、請求項1記載
の発明において、前記手段は、前記入力信号が変化した
際、前記クロックの周波数を徐々に変化させる手段を有
する。
【0020】請求項8に記載の発明では、請求項1ない
し7のいずれか一項に記載の発明において、前記コンパ
ンダ回路は入力信号を圧縮するコンプレッサである。
【0021】請求項9に記載の発明では、請求項1ない
し7のいずれか一項に記載の発明において、前記コンパ
ンダ回路は入力信号を伸張するエキスパンダである。
【0022】請求項10に記載の発明では、請求項1な
いし9のいずれか一項に記載の発明において、前記カウ
ンタはアップダウンカウンタである。
【0023】請求項11に記載の発明は、第1の電子ボ
リュームの入力信号又は出力信号の整流平滑信号と、一
定電圧を第2の電子ボリウムを通して得た電圧とを比較
器で比較し、その比較結果信号のレベルに応じてカウン
タでクロックをカウントし、そのカウント値に応じて上
記第1及び第2の電子ボリウムのゲインを可変するコン
パンダ回路において、前記第2の電子ボリュームは異な
る複数の入出力特性を有し、前記コンパンダ回路は、所
定の制御信号に応じて1つの入出力特性を選択し、選択
された1つの入出力特性に従う出力信号を前記比較器に
与える選択手段を有するコンパンダ回路である。
【0024】請求項12に記載の発明では、請求項11
に記載の発明において、前記第2の電子ボリュームは入
出力特性の異なる複数のボリューム回路を有し、前記選
択手段は前記所定の制御信号に従い1つのボリューム回
路を選択する。
【0025】請求項13に記載の発明では、請求項11
に記載の発明において、前記電子ボリューム回路は1つ
のボリューム回路と、異なる一定電圧を選択的に該1つ
のボリューム回路に与えるスイッチ手段とを有し、前記
選択手段は前記所定の制御信号に従い1つのスイッチ回
路を選択する。
【0026】請求項14に記載の発明では、請求項13
に記載の発明において、前記1つのボリュームは、前記
カウント値と前記整流平滑信号とに応じで動作する。
【0027】請求項15に記載の発明では、請求項11
ないし14のいずれか一項に記載の発明において、前記
所定の制御信号は、前記整流平滑信号に応じた信号であ
る。
【0028】請求項16に記載の発明では、請求項11
ないし15のいずれか一項に記載の発明において、前記
コンパンダ回路は、入力信号を圧縮するコンパンダ特性
と伸張するエキスパンダ特性とを有する。
【0029】請求項17に記載の発明は、送信信号を生
成する送信系と受信信号を再生する受信系とを有する通
信装置において、 前記送信系及び受信系は各々コンパ
ンダ回路を有し、該コンパンダ回路は第1の電子ボリュ
ームの入力信号又は出力信号の整流平滑信号と、一定電
圧を第2の電子ボリウムを通して得た電圧と比較器で比
較し、その比較結果信号のレベルに応じてカウンタでク
ロックをカウントし、そのカウント値に応じて上記第1
及び第2の電子ボリウムのゲインを可変するコンパンダ
回路であって、前記カウンタがカウントするクロックの
周波数を所定の制御信号により変化させる手段を具備
し、前記送信系のコンパンダ回路はコンプレッサであ
り、前記受信系のコンパンダ回路はエキスパンダである
通信装置である。
【0030】請求項18に記載の発明によれば、送信信
号を生成する送信系と受信信号を再生する受信系とを有
する通信装置において、前記送信系はコンパンダ回路を
有し、該コンパンダ回路は第1の電子ボリュームの入力
信号又は出力信号の整流平滑信号と、一定電圧を第2の
電子ボリウムを通して得た電圧とを比較器で比較し、そ
の比較結果信号のレベルに応じてカウンタでクロックを
カウントし、そのカウント値に応じて上記第1及び第2
の電子ボリウムのゲインを可変するコンパンダ回路であ
って、前記第2の電子ボリュームは異なる複数の入出力
特性を有し、かつ所定の制御信号に応じて1つの入出力
特性を選択し、選択された1つの入出力特性に従う出力
信号を前記比較器に与える選択手段を有し、前記コンパ
ンダ回路は、入力信号を圧縮するコンパンダ特性と伸張
するエキスパンダ特性とを有する通信装置である。
【0031】
【作用】請求項1に記載の発明では、第1の電子ボリュ
ームの入力信号又は出力信号の整流平滑信号と、一定電
圧を第2の電子ボリウムを通して得た電圧と比較器で比
較し、その比較結果信号のレベルに応じてカウンタでク
ロックをカウントし、そのカウント値に応じて上記第1
及び第2の電子ボリウムのゲインを可変するコンパンダ
回路において、前記手段は、前記カウンタがカウントす
るクロックの周波数を所定の制御信号により変化させ
る。このクロックの周波数を変化させることは、カウン
ト値のカウント動作速度を変化させることになるので、
第1及び第2の電子ボリュームのゲインをカウント値に
応じて変化させることになる。よって、クロックの周波
数変化を任意に規定することで、入力信号の過渡的レベ
ル変化に対して所望の応答特性、すなわち所望のアタッ
クタイム及びリカバリタイムを得ることができる。入力
信号が音声信号の場合、このアタックタイムとリカバリ
タイムとは音声品質を左右するものなので、クロックの
周波数を変化させることで音質を変化(所望の音声品
質)させることができる。
【0032】請求項2に記載の発明では、前記手段がコ
ンパンダ回路が受け取るクロックを所定の制御信号で指
定される分周比で分周して、前記カウンタに与えること
で、カウンタの動作速度を変化させ、所望のアタックタ
イム及びリカバリタイムを得ることができる。
【0033】請求項3に記載の発明では、前記所定の制
御信号はコンパンダ回路の外部からの信号として与える
ことで、カウント動作を制御でき、例えばユーザが任意
に設定できるようになる。
【0034】請求項4に記載の発明では、前記所定の制
御信号が前記比較結果信号のレベルに応じた信号なの
で、入力信号の変化に精度良く追従できる。
【0035】請求項5に記載の発明では、前記所定の制
御信号は、前記カウント値に応じた信号なので、入力信
号の変化に精度良く追従できる。
【0036】請求項6に記載の発明では、前記手段が入
力信号の立ち上がりと立ち下がりで前記クロックの周波
数を異なる値に設定するので、アタックタイムとリカバ
リタイムとを異なる時間に設定できる。
【0037】請求項7に記載の発明では、前記手段が前
記入力信号が変化した際、前記クロックの周波数を徐々
に変化させることができるので、従来では得られない過
渡応答特性を得ることができる。
【0038】請求項8に記載の発明では、前記コンパン
ダ回路は入力信号を圧縮するコンプレッサであり、通信
装置の送信系に適用できる。
【0039】請求項9に記載の発明では、前記コンパン
ダ回路は入力信号を伸張するエキスパンダであり、通信
装置の受信系に適用できる。
【0040】請求項10に記載の発明では、前記カウン
タをアップダウンカウンタとすることで、回路構成が簡
単になる。
【0041】請求項11に記載の発明は、第1の電子ボ
リュームの入力信号又は出力信号の整流平滑信号と、一
定電圧を第2の電子ボリウムを通して得た電圧とを比較
器で比較し、その比較結果信号のレベルに応じてカウン
タでクロックをカウントし、そのカウント値に応じて上
記第1及び第2の電子ボリウムのゲインを可変するコン
パンダ回路において、前記第2の電子ボリュームに異な
る複数の入出力特性を持たせることで、コンプレッサ特
性とエキスパンダ特性の両方を持つコンプレッサ回路が
できる。すなわち、比較器に与える第2の電子ボリュー
ムの出力信号のレベルの大小に応じて、同じ整流平滑信
号を比較した場合でも比較結果が異なる。この異なる比
較結果は、コンプレッサ特性となるかエキスパンダ特性
となるかを制御する。よって、上記複数の入出力特性か
ら、制御信号に応じて1つの入出力特性を選択し、選択
された1つの入出力特性に従う出力信号を前記比較器に
与えることで、コンパンダ回路は、ある時にはコンプレ
ッサ回路として動作し、ある時にはエキスパンダ回路と
して動作することができる。
【0042】請求項12に記載の発明では、前記第2の
電子ボリュームは入出力特性の異なる複数のボリューム
回路を有し、前記選択手段は前記所定の制御信号に従い
1つのボリューム回路を選択するので、複雑な回路構成
を必要としない。
【0043】請求項13に記載の発明では、前記電子ボ
リューム回路は1つのボリューム回路と、異なる一定電
圧を選択的に該1つのボリューム回路に与えるスイッチ
手段とを有し、前記選択手段は前記所定の制御信号に従
い1つのスイッチ回路を選択するので、請求項12に記
載の構成よりもより、簡単な構成となる。
【0044】請求項14に記載の発明では、前記1つの
ボリュームは、前記カウント値と前記整流平滑信号とに
応じで動作するので、ボリュームを簡単に制御できる。
【0045】請求項15に記載の発明では、前記所定の
制御信号は、前記整流平滑信号に応じた信号なので、入
力信号のレベルに応じた特性の設定が可能となる。
【0046】請求項16に記載の発明では、前記コンパ
ンダ回路は、入力信号を圧縮するコンパンダ特性と伸張
するエキスパンダ特性とを有するので、例えば通信装置
の送信(送話)系に適用できる。
【0047】請求項17に記載の発明は、送信信号を生
成する送信系と受信信号を再生する受信系とを有する通
信装置において、前記送信系及び受信系は各々コンパン
ダ回路を有し、該コンパンダ回路は請求項1記載の通り
構成されているので、雑音を抑制できるとともに、例え
ば音声信号を処理する場合には、所望の音声品質を得る
ことができる。
【0048】請求項18に記載の発明によれば、送信信
号を生成する送信系と受信信号を再生する受信系とを有
する通信装置において、前記送信系はコンパンダ回路を
有し、該コンパンダ回路は請求項11に記載の構成を有
するので、例えば音声信号を処理する場合には、音声信
号が弱い場合には周囲雑音を拾わないようにエキスパン
ダ特性とし、音声信号が強い場合には後段の回路が飽和
しないようにコンプレッサ特性としてレベルを抑制する
ことができる。
【0049】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例によるコンパ
ンダ回路のブロック図である。図1において、前述した
図に示した構成要素と同一のものには同一の参照番号を
付し、その説明を省略する。なお、点線の通り接続した
場合には、図1に示すコンパンダ回路100はコンプレ
ッサとして機能し、一点鎖線の通り接続した場合には、
エキスパンダとして機能する。
【0050】図1に示す構成は、図26に示す構成にプ
ログラマブル分周回路19を設けたものである。プログ
ラマブル分周回路19は、図示するコンパンダ回路の外
部から供給されるクロックを、外部から供給される制御
信号で指定される分周比で分周し、分周されたクロック
をアップダウンカウンタ16のクロック端子に出力す
る。後述するように、アップダウンカウンタ16に与え
るクロックの周波数を制御することで、実質的にアタッ
クタイムとリカバリタイムとを制御することができる。
【0051】図2は、図1に示す構成をエキスパンダと
して用いる場合の構成を示す図である。第1の電子ボリ
ウム11は、アップダウンカウンタ16が出力するカウ
ント値をデコードするデコーダ11aと、差動アンプ1
1bと、デコーダ11a出力に応じて抵抗の接続を切換
えて差動アンプ11bの増幅度を切換える抵抗及びスイ
ッチ11cから構成される。第2の電子ボリウム18は
アップダウンカウンタ16のカウント値をデコードする
デコーダ18aと、デコーダ18a出力に応じて一定電
圧Vcを分圧する抵抗の持続を切換える抵抗及びスイッ
チ18bから構成されている。整流回路13は入力信号
の反転増幅回路13aと、入力信号の正負を判定してス
イッチ13bに入力信号と反転入力信号との選択を指示
するコンパレータ13cから構成される全波整流回路で
ある。低域フィルタ14は、抵抗とキャパシタとを有す
る。アップダウンカウンタ16は、コンパレータ15の
出力信号レベル(ハイレベルかローレベルか)に応じ
て、アップカウント又はダウンカウントする、出力7ビ
ットのカウンタである。プログラマブル分周回路19
は、4ビットのプログラマブルカウンタである。外部か
ら4ビットの制御信号D3〜D0を受け取り、この制御
信号で指定された分周比で、クロック端子CKに印加さ
れたクロックを分周し、分周した出力信号を出力端子Q
を介してアップダウンカウンタ16に出力する。
【0052】図3は、図2に示すプログラマブルカウン
タ19のブロック図である。プログラマブルカウンタ1
9は、D形フリップフロップ回路20〜23と、ノアゲ
ート24、27、28、33、34、39、40及び4
5と、アンドゲート25、26、31、32、37及び
38と、ナンドゲート29、35及び排他的論理和ゲー
ト41〜44とを有する。フリップフロップ回路20〜
23は外部からのクロックに同期して動作する。外部か
らの4ビットの制御信号D3〜D0は、排他的論理和ゲ
ート41〜44にそれぞれ与えられる。
【0053】図4は、制御信号D3〜D0で設定される
分周比を示す図である。図4に示すように、プログラマ
ブルカウンタ19の分周比は1/2〜1/16の範囲で
設定可能である。
【0054】図5は、分周比1/10の場合(D3=
1、D2=0、D1=0、D0=1)の場合のプログラ
マブルカウンタ19の動作を示すタイミング図である。
図5において、Q0〜Q3は図3に示すフリップフロッ
プ回路20〜23の出力信号を示し、Qはプログラマブ
ルカウンタ19の出力信号を示す。図示のとおり、クロ
ックCKの周波数の1/10の周波数のクロックが出力
端子Qから出力される。
【0055】図6は、図2に示すエキスパンダの動作を
示す波形図である。図6(A)はステップ状に変化する
正弦波である入力信号Vinを示し、図6(B)は分周
比を比較的大きく設定した場合の出力信号Voutを示
し、図6(C)は分周比を比較的小さく設定した場合の
出力信号Voutを示す。
【0056】入力信号Vinのレベルが一定の場合に
は、コンパレータ15の出力信号は交互にハイレベルと
ローレベルとなる。すなわち、低域フィルタ14の出力
が大きいと、コンパレータ15の出力信号レベルはロー
(ダウンカウント)になり、アップダウンカウンタ16
のカウント値が減少する。デコーダ18aはこのカウン
ト値をデコードして電子ボリューム18のゲインを大き
くする。これにより、電子ボリューム18の出力信号レ
ベルは大きくなり、今度は電子ボリューム18の出力信
号レベルが低域フィルタ14の出力信号レベルよりも大
きくなり、コンパレータ15の出力信号はハイ(アップ
カウント)になる。上記の動作は繰り返えされるので、
入力信号Vinのレベルが一定の場合には、コンパレー
タ15の出力は交互にハイレベルとローレベルに変化す
る。
【0057】図6(A)の入力信号Vinのレベルが急
に大きくなると、ある期間、低域フィルタ14の出力信
号レベルが電子ボリューム18の出力信号レベルよりも
大きくなり、コンパレータ15の出力信号はローレベル
のままとなる。この間、アップダウンカウンタ16は、
分周されたクロックをダウンカウントするのであるが、
図6(B)と(C)から判るように、このクロックの周
波数の値によって、電子ボリューム18の出力信号レベ
ルが低域フィルタ14の出力信号レベルを越えるまでの
時間、すなわちアッタクタイムが異なる。アップダウン
カウンタ16のクロック信号周波数が高い程(分周比が
小さくなる程)、アタックタイムは短くなる。このよう
に、低域フィルタ14の時定数を変えなくても、アップ
ダウンカウンタ16に与えるクロックの周波数を変化さ
せることで、アタックタイムを可変できる。
【0058】同様に、リカバリタイムもクロック周波数
に応じて変化する。すなわち、図6(A)の入力信号V
inのレベルが急に小さくなると、ある期間、低域フィ
ルタ14の出力信号レベルが電子ボリューム18の出力
信号レベルよりも小さくなり、コンパレータ15の出力
信号はハイレベルのままとなる。この間、アップダウン
カウンタ16は、分周されたクロックをアップカウント
するのであるが、図6(B)と(C)から判るように、
このクロックの周波数の値によって、低域フィルタ14
の出力信号レベルが電子ボリューム18の出力信号レベ
ルを越えるまでの時間、すなわちリカバリタイムが異な
る。アップダウンカウンタ16のクロック周波数が高い
程、リカバリタイムは短くなる。このように、低域フィ
ルタ14の時定数を変えなくても、アップダウンカウン
タ16に与えるクロックの周波数を変化させることで、
リカバリタイムを可変できる。
【0059】図7は、図1の構成でコンプレッサ回路を
構成した場合の電子ボリューム11の回路を示す図であ
る。コンプレッサ回路の場合は、図1の構成において、
整流回路13は電子ボリューム11の出力信号Vout
を受け取る。図7に示す電子ボリューム11は、図2に
示すエキスパンダ回路の電子ボリューム11と同様に、
デコーダ11a、差動アンプ11b及び差動アンプ11
bの増幅度を切換える抵抗及びスイッチ11cからなる
が、その接続が異なる。図7の構成は、入力信号Vin
のレベルが下がるとアップダウンカウンタ16のカウン
ト値が減少し、電子ボリューム11のゲインが大きくな
る。なお、エキスパンダ回路のその他の構成は、図2に
示すエキスパンダ回路と同様である。
【0060】図8は、本発明の第2の実施例によるコン
パンダ回路を示すブロック図である。図8において、図
1と同一の構成要素には同一の参照番号を付し、その説
明を省略する。第2の実施例は第1の実施例と同様にア
ップダウンカウンタ16に与えるクロック信号の周波数
を制御してアタックタイム及びリカバリタイムを可変す
る構成であるが、第1の実施例とは分周比の設定方法が
異なる。すなわち、プログラマブル分周回路19に与え
る分周比設定信号は、コンパレータ15の出力信号であ
る。
【0061】図9は、図8に示す構成をエキスパンダと
して用いる場合の構成を示す図である。図9において、
図2と同一の構成要素には同一の参照番号を付し、その
説明を省略する。図9に示す4ビットのプログラマブル
カウンタ19のデータ入力端子D3にコンパレータ15
の出力信号を与え、その他のデータ入力端子D2〜D0
はハイレベル(”1”に相当)に固定する。この場合、
図4から判るように、プログラマブルカウンタ19の分
周比は1/8又は1/16のいずれかに設定可能であ
る。
【0062】図10は、図9に示すエキスパンダ回路の
動作を示す波形図である。図10(A)はステップ状に
変化する正弦波の入力信号Vinを示し、図10(B)
は出力信号Voutである。入力信号Vinが大きくな
ると、コンパレータ15の出力がある期間ローレベ
ル(”0”)になり、分周比は小さく(図9の例では1
/8)設定される。また、入力信号Vinが小さくなる
とコンパレータ15の出力がある期間ハイレベル(”
1”)になり、分周比は大きく(図9の例では1/1
6)設定される。すなわち、アップダウンカウンタ16
の動作は入力信号Vinが立ち下がる場合のほうが立ち
上がる場合よりも遅い。この結果、アッタクタイムとリ
カバリタイムとが異なる時間に設定される。このよう
に、第2の実施例によれば、アッタクタイムとリカバリ
タイムとを異なる時間に設定できる。
【0063】なお、分周比は上記の場合に限定されず、
任意に設定できる。また、コンプレッサ回路を構成する
場合には、図9に示す電子ボリューム11に代えて、図
7に示す電子ボリュームを用いれば良い。
【0064】図11は、図9に示すXの部分の別の構成
例を示す図である。図11に示す回路は異なる周波数の
クロック#1と#2のいずれかを、図9に示すコンパレ
ータ15の出力信号で選択し、アップダウンカウンタ1
6のクロック端子CKに出力するセレクタである。この
セレクタはアンドゲート46、47とノアゲート48と
インバータ49とからなる。
【0065】図12は、本発明の第3の実施例によるコ
ンパンダ回路のブロック図である。図12において、前
述した図に示される構成要素と同一のものには同一の参
照番号を付し、その説明を省略する。第3の実施例は第
1及び第2の実施例と同様にアップダウンカウンタ16
に与えるクロック信号の周波数を制御してアタックタイ
ム及びリカバリタイムを可変する構成であるが、第1及
び第2の実施例とは分周比の設定方法が異なる。すなわ
ち、プログラマブル分周回路19に与える分周比設定信
号は、アップダウンカウンタ16の出力信号をデコーダ
回路50でデコードして生成する。
【0066】図13は、図12に示す構成をエキスパン
ダとして用いる場合の構成を示す図である。図13にお
いて、図12と同一の構成要素には同一の参照番号を付
し、その説明を省略する。4ビットのプログラマブルカ
ウンタ19のデータ入力端子D3〜D0に与える信号
を、デコーダ回路50がアップダウンカウンタ16のカ
ウント値をデコードして生成する。デコーダ回路50は
インバータ52〜54、及びナンドゲート54及び55
とからなる。デコーダ回路50はアップダウンカウンタ
16の7ビットの出力信号D6〜D0のうち、上位4ビ
ットD6〜D3をデコードし、下位3ビットD2〜D0
は使わない。
【0067】図14は、デコーダ回路50の動作を示す
図である。アップダウンカウンタ16の出力値に対し、
デコーダ回路50は図示のデータD3〜D0をプログラ
マブルカウンタ19に出力し、1/2〜1/16の範囲
で分周比を設定できる。
【0068】図15は、図13に示すエキスパンダ回路
の動作を示す波形図である。図15(A)はステップ状
に変化する正弦波の入力信号Vinを示し、図15
(B)は出力信号Voutである。入力信号Vinのレ
ベルが大きくなると、コンパレータ15の出力はしばら
くの間ローレベルになり、アップダウンカウンタ16の
カウント値は減少していく。この場合、図14からわか
るように、デコーダ回路50の出力信号D3〜D0は分
周比を次第に大きく設定する値に変化する。よって、図
15(B)に示すように、アップダウンカウンタ16に
与えられるクロックの周波数は次第に低くなり、出力信
号Voutもこれに応じて次第にゆるやかに立ち上が
る。入力信号Voutのレベルが小さくなると、コンパ
レータ15の出力はしばらくの間ハイレベルになり、ア
ップダウンカウンタ16のカウント値は増加していく。
この場合、図14からわかるように、デコーダ回路50
の出力信号D3〜D0は分周比を次第に小さく設定する
値に値に変化する。依って、図15(B)に示すよう
に、アップダウンカウンタ16に与えられるクロックの
周波数は次第に高くなり、出力信号Voutもこれに応
じて次第に急に立ち下がる。このように、図13の構成
では、出力波形の立ち上がり及び立ち下が波形が直線状
ではなく、曲線状になる。
【0069】なお、図13に示す構成でコンプレッサ回
路を構成する場合には、図13に示す電子ボリューム1
1に代えて、図7に示す電子ボリュームを用いれば良
い。以上説明したように、本発明の第1ないし第3の実
施例によれば、入力信号Vinの過渡応答に対する出力
信号Voutの過渡応答波形を細かく制御できるので、
所望の自然な音質を設定できる。従って、以下に述べる
通信装置に適用することができる。
【0070】図16は、本発明の第1ないし第3の実施
例を適用した通信装置の一構成例を示す図である。より
詳細には、図16に示す通信装置は無線電話機である。
この無線電話機は送信系と受信系とからなる。送信系
は、マイクロフォン(MIC)57、コンプレッサ回路
58、振幅制限器59、フィルタ回路60、FM変調器
61及びアンテナ62とを有する。受信系は、アンテナ
63、FM検波器64、フィルタ回路65、エキスパン
ダ回路66及び受話器67とを有する。アンテナ62と
63は分波器を用いて共用する構成であってもよい。コ
ンプレッサ回路58とエキスパンダ回路66とでコンパ
ンダ回路68が構成される。コンプレッサ回路58とエ
キスパンダ回路66とは、前述の第1ないし第3のいず
れかまたは任意の組み合わせで構成される。
【0071】図16に示す無線電話機の動作を説明する
と、マイクロフォン57からの音声信号はコンプレッサ
回路58で圧縮処理されて、振幅制限器59で振幅制限
される。振幅制限された音声信号に含まれる不要な周波
数成分はフィルタ回路60でを除去され、FM変調器6
1でFM変調され、アンテナ62を介して出力される。
アンテナ63で受信した受信電波はFM検波器64で復
調され、復調された音声信号中に含まれる不要な周波数
成分がフィルタ回路65で除去される。エキスパンダ6
6は、フィルタ回路65からの音声信号を伸張し、受話
器67に出力する。
【0072】上記の動作において、コンプレッサ回路5
8及びエキスパンダ回路66の動作により、図27のよ
うに雑音成分が除去されるとともに、第1ないし第3の
実施例によりアタックタイム及びリカバリタイムを制御
することで自然な音質を得ることができる。
【0073】ところで、前述したように、送信系におい
て、過大入力防止のためにはコンプレッサ特性を必要と
するが、周囲雑音を抑制するためにはエキスパンダ特性
が必要とされる。すなわち、図17(A)に示すよう
に、入力信号レベルが大の場合にはコンプレッサ特性と
なり、入力レベルが小の場合にはエキスパンダ特性とな
ることが望ましい場合がある。以下に説明する第4及び
第5の実施例はコンプレッサ特性とエキスパンダ特性の
両方を持つコンパンダ回路である。なお、図17(B)
は図26に示すコンパンダ回路の入出力特性を示す。
【0074】図18は、本発明の第4の実施例によるコ
ンパンダ回路のブロック図である。図18中、前述した
図に示される構成要素と同一の構成要素には同一の参照
番号を付し、その説明を省略する。図18において、点
線に示す通りの接続を用いた場合の回路構成はコンプレ
ッサ回路であり、一点鎖線に示す通りの接続を用いた場
合の回路構成はエキスパンダ回路であるが、第4の実施
例によれば、いずれの場合にもコンプレッサ特性とエキ
スパンダ特性の両方を有する。
【0075】図18に示す構成は、前述の第1ないし第
3の実施例と同様に、電子ボリューム11、整流回路1
3、低域フィルタ14、コンパレータ15及びアンプダ
ウンカウンタ16とを有する。また、図18に示す構成
は、前述の電子ボリューム18に代えてn個(nは任意
の整数)の電子ボリューム691 (電子ボリューム1)
〜69n (電子ボリュームn)を有するとともに、更に
スイッチ701 〜70 n と、A/Dコンバータ71と論
理回路72とを有する。電子ボリューム691〜69n
には共通に一定電圧Vcが与えられる。電子ボリューム
691 〜69nは、同一のカウント値に対し各々異なる
入出力特性(ゲイン)を有する。スイッチ701 〜70
n は論理回路72で制御され、電子ボリュウームを69
1 〜69 n のうちのいずれか1つを選択する。A/Dコ
ンバータ71は一定電圧Vrefを基準に、低域フィル
タ14の出力信号をディジタル信号に変換して、論理回
路72に出力する。論理回路72は、このディジタル信
号に応じて、電子ボリューム691 〜69n のいずれか
1つを選択する。
【0076】図19は、図18に示すコンパンダ回路で
エキスパンダを構成(一点鎖線の接続)した場合の入出
力特性の一例を示す図である。図19に示すように、電
子ボリューム691 〜69n の動作範囲及び入出力特性
を設定する。1:1の入出力特性に対し、傾きが小さい
入出力特性はコンプレッサ特性であり、傾きが大きい入
出力特性はエキスパンダ特性である。図19の例では、
電子ボリューム691と69n が選択された場合はコン
プレッサ特性を示し、その他の電子ボリュームが選択さ
れた場合にはエキスパンダ特性を示す。
【0077】図20は、図19の構成でエキスパンダ回
路の接続をした場合の詳細な構成を示す図である。図2
0中、前述した図に示される構成要素と同一のものには
同一の参照番号を付し、その説明を省略する。図20で
は2つの電子ボリューム69 1 (電子ボリューム1)と
692 (電子ボリューム2)を有する(n=2の場
合)。電子ボリューム691 と692 の各々は、アップ
ダウンカウンタ16のカウント値をデコードするデコー
ダ18aと、デコーダ18a出力に応じて一定電圧Vc
を分圧する抵抗の持続を切換える抵抗及びスイッチ18
bから構成されている。各デコーダ18aは同一の7ビ
ットのカウント値をデコードして、異なるデコード値を
出力する。これにより、各電子ボリューム691 と69
2 の動作するスイッチが異なり、同一の基準電圧Vre
fに対し異なる出力値が出力される。
【0078】A/Dコンバータ71は電子ボリューム6
1 と692 に対し、2つの抵抗R1及びR2とコンパ
レータ71aを有する。コンパレータ71aの反転入力
端子に与えられる電圧をVtとすると Vt={R2/(R1+R2)}Vref となる。コンパレータ71Aの非反転入力端子には、低
域フィルタ14の出力電圧(入力信号Vinの整流波形
の平均値)が与えられる。なお、電圧Vtは電子ボリュ
ームの各組ごとに異なるように設定する。
【0079】論理回路72は、電子ボリューム691
692 に対し、1つのインバータ72aを有する。イン
バータ72aはコンパレータ71aの出力信号Cbを反
転して、この反転した信号でスイッチ702 を制御す
る。スイッチ701 には、出力信号Cbが直接与えられ
る。
【0080】以上のように構成されたA/Dコンバータ
71と論理回路72とで、電子ボリューム691 と69
2 のいずれか1つが選択される。
【0081】図21(A)及び(B)は、図20に示す
エキスパンダ回路の入出力特性を示すグラフである。い
ま、図20に示す電子ボリューム11のゲイン可変範囲
を0〜−Gmax(dB)、電子ボリューム691 の直
流電圧出力範囲をV1L〜V1H、電子ボリューム69
2 の直流電圧出力範囲をV2L〜V2Hとする。ここ
で、直流電圧Vdcは交流レベルVacの整流値の平均
電圧であり、Vacを実行値で表せばVdc={(2√
2)/π}Vacである。以下に述べる入力信号Vin
のレベルとは、その時実効値(低域フィルタ14の出力
信号)である。
【0082】図21(A)は、V1L=V2H=Vtの
場合である。入力信号VinのレベルがVtより大きい
場合、電子ボリューム691 の出力がコンパレータ15
に入り、レベルが高い程電子ボリューム11のゲインを
下げるように動作する。このため、入出力特性の傾きが
1:1より小さくなり、コンプレッサ動作となる。ま
た、入力信号VinのレベルがVtよりも小さい場合、
電子ボリューム692 の出力がコンパレータ15に入
り、レベルが低い程電子ボリューム11のゲインが下が
るように動作する。よって、傾きが1:1より大きくな
り、エキスパンダ動作となる。入力信号Vinのレベル
がVtと等しくなった時点で、コンプレッサ動作とエキ
スパンダ動作が切り替わり、電子ボリューム11のゲイ
ンは0dBとなる。なお、入力信号VinのレベルがV
2Lより小さいか又はV1Hよりも大きい場合は、電子
ボリューム691 と692 の動作範囲を外れ、1:1の
リニア動作となる。この場合、電子ボリュームのゲイン
は−Gmaxとなる。
【0083】図21(B)は、V2H<Vt<V1Lの
場合である。入力信号VinのレベルがV1L<Vin
<V1Hの場合はオンプレッサ動作を行い、V2L<V
in<V2Hの場合はエキスパンダ動作を行う。V2H
<Vin<V1Lの場合は、電子ボリューム691 と6
2 のどちらの出力が選択されていてもその動作範囲か
ら外れるため、電子ボリューム11のゲインは0dB固
定となり、リニア動作となる。この場合は、コンプレッ
サ動作とエキスパンダ動作との間にリニア動作がはさま
れるような折れ線特性となる。
【0084】図22は、本発明の第5の実施例によるコ
ンパンダ回路のブロック図である。図22中、図18に
示す構成要素と同一のものには同一の参照番号を付し、
その説明を省略する。図22の構成は、1つの電子ボリ
ューム18を用いて、図18と同様の作用を得るもので
ある。
【0085】電子ボリューム18には、スイッチ741
〜74n を介して異なる一定電圧Vc1〜Vcnのいず
れか1つが与えられる。このスイッチ741 〜74
n は、前述の論理回路72の出力信号で制御される。論
理回路73は、A/Dコンバータ71の出力信号とアッ
プダウンカウンタ16のカウント値とに基づき、電子ボ
リューム18のゲインを制御する。
【0086】図23は、図22に示す構成でエキスパン
ダ接続をした場合の詳細な回路構成を示す図である。図
23では、電子ボリューム18には2つの異なる一定電
圧を選択して与える構成である。図23に示すスイッチ
74xは抵抗R3の両端に接続され、オンの場合は基準
電圧Vrefをそのまま、電子ボリューム18に与えら
れる。オフの場合は、基準電圧Vrefより抵抗R3の
電圧降下分だけ低い電圧が電子ボリューム18に与えら
れる。このスイッチ74xのオン/オフは、コンパレー
タ71aの出力信号Cbにより制御される。
【0087】図22に示す論理回路73は、ビット反転
回路73aで構成される。ビット反転回路73aは、コ
ンパレータ71aの出力信号Cbのレベルに応じて、ア
ップダウンカウンタ16の7ビット出力D6〜D0を反
転させるか、又はそのまま通過させる。ビット反転回路
73aの出力信号をD6’〜D0’で示す。
【0088】図23に示すエキスパンダ回路は、図20
に示すエキスパンダ回路と同様に動作する。すなわち、
図23に示すエキスパンダ回路は前述の図21(A)及
び(B)の特性を示す。入力信号VinがVtよりも大
きい場合はスイッチ74xがオンし、電子ボリューム1
8の動作範囲はV1L〜V1Hとなり、その範囲内の入
力に対してはコンプレッサ動作を行う。また、入力信号
VinがVtよりも小さい場合にはスイッチ74xがオ
フし、電子ボリューム18の動作範囲はV2L〜V2H
となり、その範囲の入力に対してはエキスパンダ動作を
行う。ただし、1つの電子ボリューム18を使ってコン
プレッサ動作とエキスパンダ動作を実現するためには、
アップダウンカウンタ16のカウント値に対する電圧の
大小が逆転する必要があるため、ビット反転回路73a
で、コンプレッサ動作時とエキスパンダ動作時とでカウ
ント値を反転させている。
【0089】図24は、図23に示すビット反転回路7
3aの一構成例である。図24に示すビット反転回路7
3aは、排他的論理和ゲート75〜81を有する。排他
的論理和ゲート75〜81は各々、7ビットのカウント
値D6〜D0とコンパレータ71aの出力信号Cbとを
受け取り、出力信号D6’〜D0’を出力する。コンパ
レータ71aの出力信号Cbがハイの場合にはカウント
値D6〜D0を反転させ、ローの場合にはそのまま通過
させる。
【0090】以上、本発明の第4及び第5の実施例によ
れば、入出力特性に折れ線特性を持たせることができ
る。なお、上記第4及び第5の実施例はエキスパンダ接
続の場合の構成を主として説明したが、コンプレッサ構
成の場合も図7に示す回路で電子ボリューム11を構成
することで、同様に折れ線特性の入出力特性を得ること
ができる。
【0091】本発明の第4及び第5の実施例は、例えば
図25に示すようなディジタル電話機の送話系に適用す
ることができる。図25に示すディジタル電話機は、ハ
ンドセNTT81中のマイクロフォン82とアンプ83
とエキスパンダ回路84とを有する。エキスパンダ回路
84は、第4又は第5の実施例で構成され、アンプ83
からの音声信号レベルが大の場合にはコンプレッサ特性
となり、入力レベルが小の場合にはエキスパンダ特性と
なる。これにより、過大入力防止と周囲雑音抑圧の両方
を1つのエキスパンダ回路(コンパンダ回路)で行うこ
とができる。
【0092】ディジタル電話機は更に、コーデック(C
ODEC)85、データ制御部86、ラインドライバ8
7、加算器88、トーン発生回路89、アンプ90、レ
シーバ91、スピーカ92及び2線と4線を交換するト
ランス93を有する。エキスパンダ84の出力信号はコ
ーデック85で符号化され、所定の送信データ制御処理
を受け、ラインドライバ87及びトランス93を介し
て、ディジタル回線に送出される。またディジタル回線
からの信号は、トランス93及びラインドライバ87を
介してデータ制御部86で所定の受信データ処理を受け
る。そして、コーデック85で復号化され、加算器8
8、アンプ90及びレシーバ91を介して出力される。
なお、トーン発生回路89は、トーン信号を加算器88
及びスピーカ92に出力する。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下の効果が得られる。
【0094】請求項1に記載の発明では、第1の電子ボ
リュームの入力信号又は出力信号の整流平滑信号と、一
定電圧を第2の電子ボリウムを通して得た電圧と比較器
で比較し、その比較結果信号のレベルに応じてカウンタ
でクロックをカウントし、そのカウント値に応じて上記
第1及び第2の電子ボリウムのゲインを可変するコンパ
ンダ回路において、前記手段は、前記カウンタがカウン
トするクロックの周波数を所定の制御信号により変化さ
せる。このクロックの周波数を変化させることは、カウ
ント値のカウント動作速度を変化させることになるの
で、第1及び第2の電子ボリュームのゲインをカウント
値に応じて変化させることになる。よって、クロックの
周波数変化を任意に規定することで、入力信号の過渡的
レベル変化に対して所望の応答特性、すなわち所望のア
タックタイム及びリカバリタイムを得ることができる。
入力信号が音声信号の場合、このアタックタイムとリカ
バリタイムとは音声品質を左右するものなので、クロッ
クの周波数を変化させることで音質を変化(所望の音声
品質)させることができる。
【0095】請求項2に記載の発明では、前記手段がコ
ンパンダ回路が受け取るクロックを所定の制御信号で指
定される分周比で分周して、前記カウンタに与えること
で、カウンタの動作速度を変化させ、所望のアタックタ
イム及びリカバリタイムを得ることができる。
【0096】請求項3に記載の発明では、前記所定の制
御信号はコンパンダ回路の外部からの信号として与える
ことで、カウント動作を制御でき、例えばユーザが任意
に設定できるようになる。
【0097】請求項4に記載の発明では、前記所定の制
御信号が前記比較結果信号のレベルに応じた信号なの
で、入力信号の変化に精度良く追従できる。
【0098】請求項5に記載の発明では、前記所定の制
御信号は、前記カウント値に応じた信号なので、入力信
号の変化に精度良く追従できる。
【0099】請求項6に記載の発明では、前記手段が入
力信号の立ち上がりと立ち下がりで前記クロックの周波
数を異なる値に設定するので、アタックタイムとリカバ
リタイムとを異なる時間に設定できる。
【0100】請求項7に記載の発明では、前記手段が前
記入力信号が変化した際、前記クロックの周波数を徐々
に変化させることができるので、従来では得られない過
渡応答特性を得ることができる。
【0101】請求項8に記載の発明では、前記コンパン
ダ回路は入力信号を圧縮するコンプレッサであり、通信
装置の送信系に適用できる。
【0102】請求項9に記載の発明では、前記コンパン
ダ回路は入力信号を伸張するエキスパンダであり、通信
装置の受信系に適用できる。
【0103】請求項10に記載の発明では、前記カウン
タをアップダウンカウンタとすることで、回路構成が簡
単になる。
【0104】請求項11に記載の発明は、第1の電子ボ
リュームの入力信号又は出力信号の整流平滑信号と、一
定電圧を第2の電子ボリウムを通して得た電圧とを比較
器で比較し、その比較結果信号のレベルに応じてカウン
タでクロックをカウントし、そのカウント値に応じて上
記第1及び第2の電子ボリウムのゲインを可変するコン
パンダ回路において、前記第2の電子ボリュームに異な
る複数の入出力特性を持たせることで、コンプレッサ特
性とエキスパンダ特性の両方を持つコンプレッサ回路が
できる。すなわち、比較器に与える第2の電子ボリュー
ムの出力信号のレベルの大小に応じて、同じ整流平滑信
号を比較した場合でも比較結果が異なる。この異なる比
較結果は、コンプレッサ特性となるかエキスパンダ特性
となるかを制御する。よって、上記複数の入出力特性か
ら、制御信号に応じて1つの入出力特性を選択し、選択
された1つの入出力特性に従う出力信号を前記比較器に
与えることで、コンパンダ回路は、ある時にはコンプレ
ッサ回路として動作し、ある時にはエキスパンダ回路と
して動作することができる。
【0105】請求項12に記載の発明では、前記第2の
電子ボリュームは入出力特性の異なる複数のボリューム
回路を有し、前記選択手段は前記所定の制御信号に従い
1つのボリューム回路を選択するので、複雑な回路構成
を必要としない。
【0106】請求項13に記載の発明では、前記電子ボ
リューム回路は1つのボリューム回路と、異なる一定電
圧を選択的に該1つのボリューム回路に与えるスイッチ
手段とを有し、前記選択手段は前記所定の制御信号に従
い1つのスイッチ回路を選択するので、請求項12に記
載の構成よりもより、簡単な構成となる。
【0107】請求項14に記載の発明では、前記1つの
ボリュームは、前記カウント値と前記整流平滑信号とに
応じで動作するので、ボリュームを簡単に制御できる。
【0108】請求項15に記載の発明では、前記所定の
制御信号は、前記整流平滑信号に応じた信号なので、入
力信号のレベルに応じた特性の設定が可能となる。
【0109】請求項16に記載の発明では、前記コンパ
ンダ回路は、入力信号を圧縮するコンパンダ特性と伸張
するエキスパンダ特性とを有するので、例えば通信装置
の送信(送話)系に適用できる。
【0110】請求項17に記載の発明は、送信信号を生
成する送信系と受信信号を再生する受信系とを有する通
信装置において、前記送信系及び受信系は各々コンパン
ダ回路を有し、該コンパンダ回路は請求項1記載の通り
構成されているので、雑音を抑制できるとともに、例え
ば音声信号を処理する場合には、所望の音声品質を得る
ことができる。
【0111】請求項18に記載の発明によれば、送信信
号を生成する送信系と受信信号を再生する受信系とを有
する通信装置において、前記送信系はコンパンダ回路を
有し、該コンパンダ回路は請求項11に記載の構成を有
するので、例えば音声信号を処理する場合には、音声信
号が弱い場合には周囲雑音を拾わないようにエキスパン
ダ特性とし、音声信号が強い場合には後段の回路が飽和
しないようにコンプレッサ特性としてレベルを抑制する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるコンパンダ回路の
ブロック図である。
【図2】図1に示す構成をエキスパンダ回路として動作
するように接続した場合の詳細な構成を示すブロック図
である。
【図3】図2に示すプログラマブルカウンタの構成を示
すブロック図である。
【図4】図3に示すプログラマブルカウンタに与えられ
る制御信号と設定される分周比との関係を示す図であ
る。
【図5】図3に示すプログラマブルカウンタの動作を示
すタイミング図である。
【図6】図2に示すエキスパンダ回路の動作を示す波形
図である。
【図7】図2に示す構成を変更してコンプレッサ回路を
構成する場合に用いる電子ボリュームの一構成例を示す
ブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施例によるコンパンダ回路の
ブロック図である。
【図9】図8に示す構成をエキスパンダ回路として動作
するように接続した場合の詳細な構成を示すブロック図
である。
【図10】図9に示すエキスパンダ回路の動作を示す波
形図である。
【図11】図9に示すブロック部分Xの別の構成例を示
すブロック図である。
【図12】本発明の第2の実施例によるコンパンダ回路
のブロック図である。
【図13】図12に示す構成をエキスパンダ回路として
動作するように接続した場合の詳細な構成を示すブロッ
ク図である。
【図14】図13に示すデコーダ回路の動作を示す図で
ある。
【図15】図13に示すエキスパンダ回路の動作を示す
ブロック図である。
【図16】本発明の第1ないし第3の実施例の一適用例
である通信装置の構成を示すブロック図である。
【図17】コンパンダ回路として要求される一入出力特
性と従来のコンパンダ回路で実現できる入出力特性とを
示す図である。
【図18】本発明の第4の実施例によるコンパンダ回路
のブロック図である。
【図19】図18に示すコンパンダ回路の入出力特性の
一例を示す図である。
【図20】図18に示す構成でエキスパンダ回路の回路
接続を採用した場合の詳細な構成を示すブロック図であ
る。
【図21】図20に示すエキスパンダ回路の入出力特性
を示す図である。
【図22】本発明の第5の実施例によるコンパンダ回路
のブロック図である。
【図23】図22に示す構成でエキスパンダ回路の回路
接続を採用した場合の詳細な構成を示すブロック図であ
る。
【図24】図23に示すビット反転回路の一構成例を示
すブロック図である。
【図25】本発明の第4及び第5の実施例の一適用例で
ある通信装置の構成を示すブロック図である。
【図26】従来のコンパンダ回路のブロック図である。
【図27】コンパンダ回路で実現されるコンプレッサ特
性及びエキスパンダ特性を説明するための図である。
【図28】コンプレッサ動作及びエキスパンダ動作を示
す図である。
【符号の説明】
10 入力端子 11 電子ボリューム 12 出力端子 13 整流回路 14 低域フィルタ 15 コンパレータ 16 アップダウンカウンタ 17 制御端子 18 電子ボリューム 19 プログラマブル分周回路(カウンタ)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電子ボリュームの入力信号又は出
    力信号の整流平滑信号と、一定電圧を第2の電子ボリウ
    ムを通して得た電圧と比較器で比較し、その比較結果信
    号のレベルに応じてカウンタでクロックをカウントし、
    そのカウント値に応じて上記第1及び第2の電子ボリウ
    ムのゲインを可変するコンパンダ回路において、 前記カウンタがカウントするクロックの周波数を所定の
    制御信号により変化させる手段を具備することを特徴と
    するコンパンダ回路。
  2. 【請求項2】 前記手段はコンパンダ回路が受け取るク
    ロックを所定の制御信号で指定される分周比で分周し
    て、前記カウンタに与える分周回路を有することを特徴
    とする請求項1記載のコンパンダ回路。
  3. 【請求項3】 前記所定の制御信号はコンパンダ回路の
    外部からの信号であることを特徴とする請求項1又は2
    に記載のコンパンダ回路。
  4. 【請求項4】 前記所定の制御信号は、前記比較結果信
    号のレベルに応じた信号であることを特徴とする請求項
    1又は2記載のコンパンダ回路。
  5. 【請求項5】 前記所定の制御信号は、前記カウント値
    に応じた信号であることを特徴とする請求項1又は2記
    載のコンパンダ回路。
  6. 【請求項6】 前記手段は、入力信号の立ち上がりと立
    ち下がりで前記クロックの周波数を異なる値に設定する
    手段を有することを特徴とする請求項1記載のコンパン
    ダ回路。
  7. 【請求項7】 前記手段は、前記入力信号が変化した
    際、前記クロックの周波数を徐々に変化させる手段を有
    することを特徴とする請求項1記載のコンパンダ回路。
  8. 【請求項8】 前記コンパンダ回路は入力信号を圧縮す
    るコンプレッサであることを特徴とする請求項1ないし
    7のいずれか一項に記載のコンパンダ回路。
  9. 【請求項9】 前記コンパンダ回路は入力信号を伸張す
    るエキスパンダであることを特徴とする請求項1ないし
    7のいずれか一項に記載のコンパンダ回路。
  10. 【請求項10】 前記カウンタはアップダウンカウンタ
    であることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一
    項に記載のコンパンダ回路。
  11. 【請求項11】 第1の電子ボリュームの入力信号又は
    出力信号の整流平滑信号と、一定電圧を第2の電子ボリ
    ウムを通して得た電圧とを比較器で比較し、その比較結
    果信号のレベルに応じてカウンタでクロックをカウント
    し、そのカウント値に応じて上記第1及び第2の電子ボ
    リウムのゲインを可変するコンパンダ回路において、 前記第2の電子ボリュームは異なる複数の入出力特性を
    有し、 前記コンパンダ回路は、所定の制御信号に応じて1つの
    入出力特性を選択し、選択された1つの入出力特性に従
    う出力信号を前記比較器に与える選択手段を有すること
    を特徴とするコンパンダ回路。
  12. 【請求項12】 前記第2の電子ボリュームは入出力特
    性の異なる複数のボリューム回路を有し、前記選択手段
    は前記所定の制御信号に従い1つのボリューム回路を選
    択することを特徴とする請求項11記載のコンパンダ回
    路。
  13. 【請求項13】 前記電子ボリューム回路は1つのボリ
    ューム回路と、異なる一定電圧を選択的に該1つのボリ
    ューム回路に与えるスイッチ手段とを有し、前記選択手
    段は前記所定の制御信号に従い1つのスイッチ回路を選
    択することを特徴とする請求項11記載のコンパンダ回
    路。
  14. 【請求項14】 前記1つのボリュームは、前記カウン
    ト値と前記整流平滑信号とに応じで動作することを特徴
    とする請求項13記載のコンパンダ回路。
  15. 【請求項15】 前記所定の制御信号は、前記整流平滑
    信号に応じた信号であることを特徴とする請求項11な
    いし14のいずれか一項に記載のコンパンダ回路。
  16. 【請求項16】 前記コンパンダ回路は、入力信号を圧
    縮するコンパンダ特性と伸張するエキスパンダ特性とを
    有することを特徴とする請求項11ないし15のいずれ
    か一項に記載のコンパンダ回路。
  17. 【請求項17】 送信信号を生成する送信系と受信信号
    を再生する受信系とを有する通信装置において、 前記送信系及び受信系は各々コンパンダ回路を有し、 該コンパンダ回路は第1の電子ボリュームの入力信号又
    は出力信号の整流平滑信号と、一定電圧を第2の電子ボ
    リウムを通して得た電圧と比較器で比較し、その比較結
    果信号のレベルに応じてカウンタでクロックをカウント
    し、そのカウント値に応じて上記第1及び第2の電子ボ
    リウムのゲインを可変するコンパンダ回路であって、前
    記カウンタがカウントするクロックの周波数を所定の制
    御信号により変化させる手段を具備し、 前記送信系のコンパンダ回路はコンプレッサであり、前
    記受信系のコンパンダ回路はエキスパンダであることを
    特徴とする通信装置。
  18. 【請求項18】 送信信号を生成する送信系と受信信号
    を再生する受信系とを有する通信装置において、 前記送信系はコンパンダ回路を有し、 該コンパンダ回路は第1の電子ボリュームの入力信号又
    は出力信号の整流平滑信号と、一定電圧を第2の電子ボ
    リウムを通して得た電圧とを比較器で比較し、その比較
    結果信号のレベルに応じてカウンタでクロックをカウン
    トし、そのカウント値に応じて上記第1及び第2の電子
    ボリウムのゲインを可変するコンパンダ回路であって、
    前記第2の電子ボリュームは異なる複数の入出力特性を
    有し、かつ所定の制御信号に応じて1つの入出力特性を
    選択し、選択された1つの入出力特性に従う出力信号を
    前記比較器に与える選択手段を有し、 前記コンパンダ回路は、入力信号を圧縮するコンパンダ
    特性と伸張するエキスパンダ特性とを有することを特徴
    とする通信装置。
JP20103694A 1993-12-20 1994-08-25 コンパンダ回路及びこれを用いた通信装置 Expired - Lifetime JP3606917B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20103694A JP3606917B2 (ja) 1994-08-25 1994-08-25 コンパンダ回路及びこれを用いた通信装置
US08/319,721 US5633939A (en) 1993-12-20 1994-10-07 Compander circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20103694A JP3606917B2 (ja) 1994-08-25 1994-08-25 コンパンダ回路及びこれを用いた通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0865200A true JPH0865200A (ja) 1996-03-08
JP3606917B2 JP3606917B2 (ja) 2005-01-05

Family

ID=16434375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20103694A Expired - Lifetime JP3606917B2 (ja) 1993-12-20 1994-08-25 コンパンダ回路及びこれを用いた通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3606917B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006033796A (ja) * 2004-06-17 2006-02-02 Rohm Co Ltd Alc付き増幅装置およびそれを用いた電子機器
JP2008227687A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動利得制御回路
KR101012962B1 (ko) * 2006-07-07 2011-02-08 야마하 가부시키가이샤 자동 이득 제어 회로
US7982522B2 (en) 2006-03-22 2011-07-19 Yamaha Corporation Semiconductor integrated circuit for realizing an amplifier having ringing reduction circuitry
JP2022519945A (ja) * 2019-04-01 2022-03-25 ボーズ・コーポレーション ノイズ除去信号飽和制御

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006033796A (ja) * 2004-06-17 2006-02-02 Rohm Co Ltd Alc付き増幅装置およびそれを用いた電子機器
US7982522B2 (en) 2006-03-22 2011-07-19 Yamaha Corporation Semiconductor integrated circuit for realizing an amplifier having ringing reduction circuitry
KR101012962B1 (ko) * 2006-07-07 2011-02-08 야마하 가부시키가이샤 자동 이득 제어 회로
US8059834B2 (en) 2006-07-07 2011-11-15 Yamaha Corporation Automatic gain control circuit
JP2008227687A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動利得制御回路
JP2022519945A (ja) * 2019-04-01 2022-03-25 ボーズ・コーポレーション ノイズ除去信号飽和制御
US11869477B2 (en) 2019-04-01 2024-01-09 Bose Corporation Noise cancellation signal saturation control

Also Published As

Publication number Publication date
JP3606917B2 (ja) 2005-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8744091B2 (en) Intelligibility control using ambient noise detection
US5633939A (en) Compander circuit
US5303284A (en) Ringing circuit for use in portable telephone set
JP5518999B2 (ja) Fm受信機におけるジャマー検出ベースの適応pll帯域幅調整
JP2730868B2 (ja) オーディオシステムおよび明瞭度増加方法
US20030013495A1 (en) Adaptive audible alert volume control
JPH0582084B2 (ja)
CN100533993C (zh) 接收机
JP3606917B2 (ja) コンパンダ回路及びこれを用いた通信装置
TW548995B (en) Adaptive channel filtration for communications systems
JP3545092B2 (ja) コンパンダ回路及び無線電話装置
JP3313783B2 (ja) Cmos圧伸器
JP3280681B2 (ja) コンパンダ回路
JP2001230647A (ja) エキスパンダ回路
JP2933545B2 (ja) 携帯電話機
JP7417073B2 (ja) 無線機およびその音量調整方法
JP3954989B2 (ja) スピーカ内蔵電話機、pllループゲイン調整方法、及びプログラム
JP2003218781A (ja) 通信端末およびネットワーク制御装置
JP4451716B2 (ja) 放送受信機能を有する携帯電話機及びその制御方法
JPH0923128A (ja) コンパンダ回路及び無線電話装置
JP2001237661A (ja) コンプレッサ回路
JP3452958B2 (ja) コンパンダ回路
JPH10200427A (ja) 受信装置及び携帯無線機
CN1477901A (zh) 在手机通讯时自动静音的音响系统
JPH1041826A (ja) コンプレッサ回路

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040615

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040816

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041005

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041006

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071015

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121015

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121015

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term