JPH0923128A - コンパンダ回路及び無線電話装置 - Google Patents
コンパンダ回路及び無線電話装置Info
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- JPH0923128A JPH0923128A JP16907295A JP16907295A JPH0923128A JP H0923128 A JPH0923128 A JP H0923128A JP 16907295 A JP16907295 A JP 16907295A JP 16907295 A JP16907295 A JP 16907295A JP H0923128 A JPH0923128 A JP H0923128A
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- input signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンパンダ回路に関し、電子ボリュームの利
得の調整を入力信号に同期させて行い、この利得調整時
のノイズの発生を極力抑制する。 【構成】 入力信号VINの振幅を減衰又は増幅する電子
ボリューム10又は11と、この入力信号VINの振幅零
を検出する極性エッジ検出回路12と、この検出回路1
2の出力信号Sout を入力して、この検出回路12が入
力信号VINの振幅零を検出したときに、電子ボリューム
10又は11のゲインを調整するボリューム制御回路1
3とを備えている。
得の調整を入力信号に同期させて行い、この利得調整時
のノイズの発生を極力抑制する。 【構成】 入力信号VINの振幅を減衰又は増幅する電子
ボリューム10又は11と、この入力信号VINの振幅零
を検出する極性エッジ検出回路12と、この検出回路1
2の出力信号Sout を入力して、この検出回路12が入
力信号VINの振幅零を検出したときに、電子ボリューム
10又は11のゲインを調整するボリューム制御回路1
3とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパンダ回路及び無
線電話装置に関するものであり、更に詳しく言えば、可
聴周波数程度のアナログ信号を調整して最小振幅と最大
振幅との差を圧縮又は伸長する回路及びその応用装置に
関するものである。
線電話装置に関するものであり、更に詳しく言えば、可
聴周波数程度のアナログ信号を調整して最小振幅と最大
振幅との差を圧縮又は伸長する回路及びその応用装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車電話やコードレス電話等の
ように無線を使用する電話には、S/N(信号対雑音)
比の向上を図るために、いわゆるコンパンダ回路が使用
されている。コンパンダ回路はコンプレッサ回路とエキ
スパンダ回路の両方を総称したものである。コンプレッ
サ回路はアナログ信号を調整して最小振幅と最大振幅と
の差を圧縮するものであり、エキスパンダ回路はアナロ
グ信号を調整して最小振幅と最大振幅との差を伸長する
ものである。
ように無線を使用する電話には、S/N(信号対雑音)
比の向上を図るために、いわゆるコンパンダ回路が使用
されている。コンパンダ回路はコンプレッサ回路とエキ
スパンダ回路の両方を総称したものである。コンプレッ
サ回路はアナログ信号を調整して最小振幅と最大振幅と
の差を圧縮するものであり、エキスパンダ回路はアナロ
グ信号を調整して最小振幅と最大振幅との差を伸長する
ものである。
【0003】このようなコンパンダ回路を無線電話装置
の子機や親機に適用することにより、この子機と親機間
で送受信される無線電波のノイズが除去できる。なお、
コンパンダ回路に要求される特性として第1に挙げられ
るのは、音質を劣化させないことである。このため、コ
ンパンダ回路自身でのノイズが極力少ないこと、及び、
波形歪みも極力小さいことが望まれている。
の子機や親機に適用することにより、この子機と親機間
で送受信される無線電波のノイズが除去できる。なお、
コンパンダ回路に要求される特性として第1に挙げられ
るのは、音質を劣化させないことである。このため、コ
ンパンダ回路自身でのノイズが極力少ないこと、及び、
波形歪みも極力小さいことが望まれている。
【0004】図11は従来例に係るコンパンダ回路の構成
図を示している。図11において、1は音声や音響信号等
のアナログ入力信号(以下単に入力信号という)を全波
整流して整流電圧を出力する整流回路であり、2は整流
電圧から高周波成分を除去して直流電圧(DC)にする
ローパスフィルタ(LPF)であり、3は直流電圧の大
きさと基準電圧(VR)の大きさとを比較して電圧比較
信号(U/D)を出力するコンパレータである。コンパ
レータ3は、入力信号(VIN)の振幅が減少する場合に
は「L」レベルの電圧比較信号を出力し、入力信号の振
幅が増加する場合には、「H」レベルの電圧比較信号を
出力する。
図を示している。図11において、1は音声や音響信号等
のアナログ入力信号(以下単に入力信号という)を全波
整流して整流電圧を出力する整流回路であり、2は整流
電圧から高周波成分を除去して直流電圧(DC)にする
ローパスフィルタ(LPF)であり、3は直流電圧の大
きさと基準電圧(VR)の大きさとを比較して電圧比較
信号(U/D)を出力するコンパレータである。コンパ
レータ3は、入力信号(VIN)の振幅が減少する場合に
は「L」レベルの電圧比較信号を出力し、入力信号の振
幅が増加する場合には、「H」レベルの電圧比較信号を
出力する。
【0005】4はクロック信号に基づいてコンパレータ
3の電圧比較信号をカウントし、ボリューム制御データ
を発生するアップダウンカウンタである。5はボリュー
ム制御データに応じて基準電圧をコンパレータ3に出力
する電子ボリュームである。6はボリューム制御データ
に応じて入力信号を増幅又は減衰して最小振幅と最大振
幅との差を調整する電子ボリュームである。
3の電圧比較信号をカウントし、ボリューム制御データ
を発生するアップダウンカウンタである。5はボリュー
ム制御データに応じて基準電圧をコンパレータ3に出力
する電子ボリュームである。6はボリューム制御データ
に応じて入力信号を増幅又は減衰して最小振幅と最大振
幅との差を調整する電子ボリュームである。
【0006】なお、コンパンダ回路をコンプレッサ回路
として使用する場合には、図11において、電子ボリュー
ム6の出力信号を整流回路1に入力する。コンパンダ回
路をエキスパンダ回路として使用する場合には、電子ボ
リューム6の入力信号を整流回路1に入力する。次に、
図12を参照しながら、入力信号の最小振幅と最大振幅と
の差を伸長するエキスパンダ回路の動作を説明する。例
えば、図12に示すような振幅が徐々に増加するような入
力信号を伸長する場合、まず、整流回路1によって入力
信号が全波整流される。この整流電圧はローパスフィル
タ2を介して直流電圧にされ、この直流電圧の大きさと
電子ボリューム3からの基準電圧の大きさとがコンパレ
ータ3で比較される。この結果、コンパレータ3は入力
信号の振幅が減少する場合には「L」レベルの電圧比較
信号をアップダウンカウンタ4に出力し、入力信号の振
幅が増加する場合には、「H」レベルの電圧比較信号を
アップダウンカウンタ4に出力する。
として使用する場合には、図11において、電子ボリュー
ム6の出力信号を整流回路1に入力する。コンパンダ回
路をエキスパンダ回路として使用する場合には、電子ボ
リューム6の入力信号を整流回路1に入力する。次に、
図12を参照しながら、入力信号の最小振幅と最大振幅と
の差を伸長するエキスパンダ回路の動作を説明する。例
えば、図12に示すような振幅が徐々に増加するような入
力信号を伸長する場合、まず、整流回路1によって入力
信号が全波整流される。この整流電圧はローパスフィル
タ2を介して直流電圧にされ、この直流電圧の大きさと
電子ボリューム3からの基準電圧の大きさとがコンパレ
ータ3で比較される。この結果、コンパレータ3は入力
信号の振幅が減少する場合には「L」レベルの電圧比較
信号をアップダウンカウンタ4に出力し、入力信号の振
幅が増加する場合には、「H」レベルの電圧比較信号を
アップダウンカウンタ4に出力する。
【0007】また、アップダウンカウンタ4は、クロッ
ク信号CKの立ち上がりに同期して、コンパレータ3の
電圧比較信号を入力し、ボリューム制御データを電子ボ
リューム5及び6に出力する。この結果、電子ボリュー
ム5では制御データに基づいて基準電圧がコンパレータ
3に出力される。電子ボリューム6では、制御データに
基づいてゲインが調整され、入力信号の最小振幅と最大
振幅との差が伸長される。この結果、伸長された出力信
号(VOUT )が電子ボリューム6から出力される。
ク信号CKの立ち上がりに同期して、コンパレータ3の
電圧比較信号を入力し、ボリューム制御データを電子ボ
リューム5及び6に出力する。この結果、電子ボリュー
ム5では制御データに基づいて基準電圧がコンパレータ
3に出力される。電子ボリューム6では、制御データに
基づいてゲインが調整され、入力信号の最小振幅と最大
振幅との差が伸長される。この結果、伸長された出力信
号(VOUT )が電子ボリューム6から出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図12に
示すように電子ボリューム5のゲインの切り換えは、ク
ロック信号CKに同期して行われているものの、入力信
号に対しては非同期に行われている。このため、入力信
号の正極側の最大振幅又は負極側の最大振幅に近い点
で、電子ボリューム6のゲインの調整が起こる場合があ
る。この場合に、電子ボリューム6の出力信号に不連続
部分が生じる。
示すように電子ボリューム5のゲインの切り換えは、ク
ロック信号CKに同期して行われているものの、入力信
号に対しては非同期に行われている。このため、入力信
号の正極側の最大振幅又は負極側の最大振幅に近い点
で、電子ボリューム6のゲインの調整が起こる場合があ
る。この場合に、電子ボリューム6の出力信号に不連続
部分が生じる。
【0009】この不連続部分は、クロック信号CKの立
ち上がりに同期して、コンパレータ3の電圧比較信号を
入力したアップダウンカウンタ4が、入力信号の正極側
の最大振幅又は負極側の最大振幅に近い点で、ボリュー
ム制御データを電子ボリューム6に出力した結果、この
制御データを受けた電子ボリューム6の利得が急激に変
化したものである。この電子ボリューム6の出力信号に
生じた不連続部分はノイズとなる。
ち上がりに同期して、コンパレータ3の電圧比較信号を
入力したアップダウンカウンタ4が、入力信号の正極側
の最大振幅又は負極側の最大振幅に近い点で、ボリュー
ム制御データを電子ボリューム6に出力した結果、この
制御データを受けた電子ボリューム6の利得が急激に変
化したものである。この電子ボリューム6の出力信号に
生じた不連続部分はノイズとなる。
【0010】このノイズは、無線電話装置において、呼
出し音であるRBT(Ring BackTone :400Hz
の正弦波を16Hzの正弦波で振幅変調した信号)をコ
ンパンダ回路で利得変更したときに、耳障りな音として
現れ、コンパンダ回路のS/N比の低下につながるとい
う問題がある。本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み
創作されたものであり、電子ボリュームの利得調整を入
力信号に同期させて行い、この利得調整時のノイズの発
生を極力抑制することが可能となるコンパンダ回路及び
無線電話装置の提供を目的とする。
出し音であるRBT(Ring BackTone :400Hz
の正弦波を16Hzの正弦波で振幅変調した信号)をコ
ンパンダ回路で利得変更したときに、耳障りな音として
現れ、コンパンダ回路のS/N比の低下につながるとい
う問題がある。本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み
創作されたものであり、電子ボリュームの利得調整を入
力信号に同期させて行い、この利得調整時のノイズの発
生を極力抑制することが可能となるコンパンダ回路及び
無線電話装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のコンパン
ダ回路は、その実施例を図1に示すように、入力信号の
振幅を減衰する減衰回路と、前記入力信号の正極側の振
幅と負極側の振幅とを分ける振幅零の点を検出して振幅
検出信号を出力する振幅検出回路と、前記振幅検出信号
に同期して前記減衰回路の減衰度を調整する制御回路と
を備えていることを特徴とする。
ダ回路は、その実施例を図1に示すように、入力信号の
振幅を減衰する減衰回路と、前記入力信号の正極側の振
幅と負極側の振幅とを分ける振幅零の点を検出して振幅
検出信号を出力する振幅検出回路と、前記振幅検出信号
に同期して前記減衰回路の減衰度を調整する制御回路と
を備えていることを特徴とする。
【0012】本発明の第2のコンパンダ回路は、その実
施例を図10(A)に示すように、入力信号の振幅を増幅
する増幅回路と、前記入力信号の正極側の振幅と負極側
の振幅とを分ける振幅零の点を検出して振幅検出信号を
出力する振幅検出回路と、前記振幅検出信号に同期して
前記増幅回路の増幅度を調整する制御回路とを備えてい
ることを特徴とする。
施例を図10(A)に示すように、入力信号の振幅を増幅
する増幅回路と、前記入力信号の正極側の振幅と負極側
の振幅とを分ける振幅零の点を検出して振幅検出信号を
出力する振幅検出回路と、前記振幅検出信号に同期して
前記増幅回路の増幅度を調整する制御回路とを備えてい
ることを特徴とする。
【0013】本発明の第1及び第2のコンパンダ回路に
おいて、前記振幅検出回路は、好ましくは、図2(A)
に示すように、前記振幅検出回路は、前記入力信号の電
位と零電位とを比較して零電位検出信号を出力する第1
の比較回路と、前記零電位検出信号を基準信号に同期し
て保持する保持回路と、前記保持回路で保持された零電
位検出信号を遅延する遅延回路と、前記保持回路の出力
信号と前記遅延回路の出力信号とを比較して振幅検出信
号を出力する第2の比較回路から成ることを特徴とす
る。
おいて、前記振幅検出回路は、好ましくは、図2(A)
に示すように、前記振幅検出回路は、前記入力信号の電
位と零電位とを比較して零電位検出信号を出力する第1
の比較回路と、前記零電位検出信号を基準信号に同期し
て保持する保持回路と、前記保持回路で保持された零電
位検出信号を遅延する遅延回路と、前記保持回路の出力
信号と前記遅延回路の出力信号とを比較して振幅検出信
号を出力する第2の比較回路から成ることを特徴とす
る。
【0014】本発明の第1及び第2のコンパンダ回路に
おいて、前記制御回路は、好ましくは、前記振幅検出信
号に基づいて前記増幅回路の増幅度又は減衰回路の減衰
度を調整する制御信号を更新するレジスタ回路を設けて
いることを特徴とする。本発明の第1の無線電話装置
は、その実施例を図9に示すように、入力信号を増幅し
て最小振幅と最大振幅との差を圧縮するコンプレッサ回
路と、前記コンプレッサ回路で圧縮された信号を無線電
波に変換する送信機と、到来電波を受信する受信機と、
前記受信機の出力信号を減衰して最小振幅と最大振幅と
の差を伸長するエキスパンダ回路とを備え、前記エキス
パンダ回路が本発明の第1のコンパンダ回路から成り、
前記コンプレッサ回路が本発明の第2のコンパンダ回路
から成ることを特徴とする。
おいて、前記制御回路は、好ましくは、前記振幅検出信
号に基づいて前記増幅回路の増幅度又は減衰回路の減衰
度を調整する制御信号を更新するレジスタ回路を設けて
いることを特徴とする。本発明の第1の無線電話装置
は、その実施例を図9に示すように、入力信号を増幅し
て最小振幅と最大振幅との差を圧縮するコンプレッサ回
路と、前記コンプレッサ回路で圧縮された信号を無線電
波に変換する送信機と、到来電波を受信する受信機と、
前記受信機の出力信号を減衰して最小振幅と最大振幅と
の差を伸長するエキスパンダ回路とを備え、前記エキス
パンダ回路が本発明の第1のコンパンダ回路から成り、
前記コンプレッサ回路が本発明の第2のコンパンダ回路
から成ることを特徴とする。
【0015】本発明の第2の無線電話装置は、子機とし
て使用する第1の無線電話機と、前記子機の親機として
使用する第2の無線電話機とを備え、前記第1の無線電
話機及び第2の無線電話機が本発明の第1の無線電話装
置から成ることを特徴とし、上記目的を達成する。
て使用する第1の無線電話機と、前記子機の親機として
使用する第2の無線電話機とを備え、前記第1の無線電
話機及び第2の無線電話機が本発明の第1の無線電話装
置から成ることを特徴とし、上記目的を達成する。
【0016】
【作 用】本発明の第1のコンパンダ回路の動作を説明
する。まず、振幅検出回路が入力信号の振幅零の点を検
出すると、振幅検出回路は制御回路に振幅検出信号を出
力する。また、制御回路では振幅検出信号に同期して減
衰回路の減衰度を調整するので、減衰回路は入力信号の
正極側の振幅と負極側の振幅とを分ける振幅零の点を検
出したときから、入力信号の振幅を減衰することにな
る。
する。まず、振幅検出回路が入力信号の振幅零の点を検
出すると、振幅検出回路は制御回路に振幅検出信号を出
力する。また、制御回路では振幅検出信号に同期して減
衰回路の減衰度を調整するので、減衰回路は入力信号の
正極側の振幅と負極側の振幅とを分ける振幅零の点を検
出したときから、入力信号の振幅を減衰することにな
る。
【0017】このように本発明の第1のコンパンダ回路
では、入力信号の振幅零の点を基準にして振幅が減衰で
きるので、減衰度を急激に変化させた場合であっても、
従来例のように入力信号の正極側の最大振幅又は負極側
の最大振幅に近い点での減衰度の変化が無くなり、減衰
回路の出力信号に従来例のような不連続部分が生じな
い。
では、入力信号の振幅零の点を基準にして振幅が減衰で
きるので、減衰度を急激に変化させた場合であっても、
従来例のように入力信号の正極側の最大振幅又は負極側
の最大振幅に近い点での減衰度の変化が無くなり、減衰
回路の出力信号に従来例のような不連続部分が生じな
い。
【0018】本発明の第2のコンパンダ回路の動作を説
明する。まず、振幅検出回路が入力信号の振幅零の点を
検出すると、振幅検出回路は制御回路に振幅検出信号を
出力する。また、制御回路は振幅検出信号に同期して増
幅回路の増幅度を調整するので、増幅回路は入力信号の
振幅零の点を検出したときから、入力信号の振幅を増幅
することになる。
明する。まず、振幅検出回路が入力信号の振幅零の点を
検出すると、振幅検出回路は制御回路に振幅検出信号を
出力する。また、制御回路は振幅検出信号に同期して増
幅回路の増幅度を調整するので、増幅回路は入力信号の
振幅零の点を検出したときから、入力信号の振幅を増幅
することになる。
【0019】このように本発明の第2のコンパンダ回路
では、入力信号の振幅零の点を基準にして振幅が増幅で
きるので、増幅度を急激に変化させた場合であっても、
従来例のように入力信号の正極側の最大振幅又は負極側
の最大振幅に近い点での増幅度の変化が無くなり、増幅
回路の出力信号に従来例のような不連続部分が生じな
い。
では、入力信号の振幅零の点を基準にして振幅が増幅で
きるので、増幅度を急激に変化させた場合であっても、
従来例のように入力信号の正極側の最大振幅又は負極側
の最大振幅に近い点での増幅度の変化が無くなり、増幅
回路の出力信号に従来例のような不連続部分が生じな
い。
【0020】なお、本発明の第1及び第2のコンパンダ
回路において、振幅検出回路では、第1の比較回路が入
力信号の電位と零電位とを比較して零電位検出信号を保
持回路に出力する。また、保持回路は零電位検出信号を
基準信号に同期して保持し、この検出信号を遅延回路と
第2の比較回路に出力する。遅延回路は零電位検出信号
を遅延して第2の比較回路に出力する。第2の比較回路
では、保持回路の出力信号と遅延回路の出力信号とを比
較して振幅検出信号を出力する。これによって、入力信
号の正極側の振幅と負極側の振幅とを分ける振幅零の点
が検出できる。
回路において、振幅検出回路では、第1の比較回路が入
力信号の電位と零電位とを比較して零電位検出信号を保
持回路に出力する。また、保持回路は零電位検出信号を
基準信号に同期して保持し、この検出信号を遅延回路と
第2の比較回路に出力する。遅延回路は零電位検出信号
を遅延して第2の比較回路に出力する。第2の比較回路
では、保持回路の出力信号と遅延回路の出力信号とを比
較して振幅検出信号を出力する。これによって、入力信
号の正極側の振幅と負極側の振幅とを分ける振幅零の点
が検出できる。
【0021】また、本発明の第1及び第2のコンパンダ
回路では、振幅検出回路の出力信号に基づいてレジスタ
回路が制御信号を更新するので、制御回路は入力信号の
振幅零の点を基準にして増幅回路の増幅度又は減衰回路
の減衰度が調整できる。さらに、本発明の無線電話装置
では、エキスパンダ回路が本発明の第1のコンパンダ回
路から成り、コンプレッサ回路が第2のコンパンダ回路
から構成されているので、コンプレッサ回路とエキスパ
ンダ回路で、受信機及び送信機等の通信経路を挟み込む
ことにより、無線電波特有の雑音を除去できる共に、通
話信号のレベルの圧縮時及び伸長時の雑音が除去でき
る。
回路では、振幅検出回路の出力信号に基づいてレジスタ
回路が制御信号を更新するので、制御回路は入力信号の
振幅零の点を基準にして増幅回路の増幅度又は減衰回路
の減衰度が調整できる。さらに、本発明の無線電話装置
では、エキスパンダ回路が本発明の第1のコンパンダ回
路から成り、コンプレッサ回路が第2のコンパンダ回路
から構成されているので、コンプレッサ回路とエキスパ
ンダ回路で、受信機及び送信機等の通信経路を挟み込む
ことにより、無線電波特有の雑音を除去できる共に、通
話信号のレベルの圧縮時及び伸長時の雑音が除去でき
る。
【0022】
【実施例】次に、図を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明をする。図1〜10は、本発明の実施例に係るコ
ンパンダ回路及び無線電話装置の説明図である。 (1)第1の実施例の説明 図1は、本発明の第1の実施例に係るコンパンダ回路の
構成図を示している。図1において、10は可聴周波数
(20Hz〜1.8KHz)程度の音声や音響信号等の
アナログ入力信号(以下単に入力信号という)の振幅を
制御データに応じて減衰する電子ボリュームであり、減
衰回路の一例である。電子ボリューム10の内部構成に
ついては図4(A)において説明する。12は入力信号
の正極側の振幅と負極側の振幅とを分ける振幅零の点を
検出する極性エッジ検出回路であり、振幅検出回路の一
例である。図2(A)は極性エッジ検出回路12の内部
構成図に示している。
いて説明をする。図1〜10は、本発明の実施例に係るコ
ンパンダ回路及び無線電話装置の説明図である。 (1)第1の実施例の説明 図1は、本発明の第1の実施例に係るコンパンダ回路の
構成図を示している。図1において、10は可聴周波数
(20Hz〜1.8KHz)程度の音声や音響信号等の
アナログ入力信号(以下単に入力信号という)の振幅を
制御データに応じて減衰する電子ボリュームであり、減
衰回路の一例である。電子ボリューム10の内部構成に
ついては図4(A)において説明する。12は入力信号
の正極側の振幅と負極側の振幅とを分ける振幅零の点を
検出する極性エッジ検出回路であり、振幅検出回路の一
例である。図2(A)は極性エッジ検出回路12の内部
構成図に示している。
【0023】図2(A)において、21は入力信号の電
位と零電位とを比較して入力信号の零電位を検出し、零
電位検出信号S1を出力するコンパレータであり、第1
の比較回路の一例である。22は零電位検出信号S1を
数百KHz程度のクロック信号CKに同期して保持する
フリップ・フロップ回路であり、保持回路の一例であ
る。23はフリップ・フロップ回路22の出力信号S2
をクロック信号CKに同期して遅延するフリップ・フロ
ップ回路であり、遅延回路の一例である。24はフリッ
プ・フロップ回路22の出力信号S2とフリップ・フロ
ップ回路23の出力信号S3とを比較する2入力排他論
理和回路(以下EXOR回路という)であり、第2の比
較回路の一例である。EXOR回路24は信号S2及び
S3が共に「H」又は「L」レベルのときに「L」レベ
ルを出力し、信号S2又はS3のいずれか一方が「H」
又は「L」レベルのときに「H」レベルを出力する。
位と零電位とを比較して入力信号の零電位を検出し、零
電位検出信号S1を出力するコンパレータであり、第1
の比較回路の一例である。22は零電位検出信号S1を
数百KHz程度のクロック信号CKに同期して保持する
フリップ・フロップ回路であり、保持回路の一例であ
る。23はフリップ・フロップ回路22の出力信号S2
をクロック信号CKに同期して遅延するフリップ・フロ
ップ回路であり、遅延回路の一例である。24はフリッ
プ・フロップ回路22の出力信号S2とフリップ・フロ
ップ回路23の出力信号S3とを比較する2入力排他論
理和回路(以下EXOR回路という)であり、第2の比
較回路の一例である。EXOR回路24は信号S2及び
S3が共に「H」又は「L」レベルのときに「L」レベ
ルを出力し、信号S2又はS3のいずれか一方が「H」
又は「L」レベルのときに「H」レベルを出力する。
【0024】ここで、図2(B)を参照しながら極性エ
ッジ検出回路12の機能を説明する。まず、コンパレー
タ21が入力信号の電位と零電位とを比較して入力信号
の零電位を検出すると、零電位検出信号S1がクロック
信号CKに基づいてフリップ・フロップ回路22により
保持される。また、回路22の出力信号S2はフリップ
・フロップ回路23とEXOR回路24にそれぞれ出力
される。フリップ・フロップ回路23ではクロック信号
CKに同期して零電位検出信号S1が遅延され、この遅
延信号S3がEXOR回路24に出力される。そして、
EXOR回路24では両信号S2,S3を比較して、入
力信号の正極側の振幅と負極側の振幅とを分ける振幅零
の点(ゼロクロス点)を検出し、極性エッジ検出信号
(Sout )を出力する。
ッジ検出回路12の機能を説明する。まず、コンパレー
タ21が入力信号の電位と零電位とを比較して入力信号
の零電位を検出すると、零電位検出信号S1がクロック
信号CKに基づいてフリップ・フロップ回路22により
保持される。また、回路22の出力信号S2はフリップ
・フロップ回路23とEXOR回路24にそれぞれ出力
される。フリップ・フロップ回路23ではクロック信号
CKに同期して零電位検出信号S1が遅延され、この遅
延信号S3がEXOR回路24に出力される。そして、
EXOR回路24では両信号S2,S3を比較して、入
力信号の正極側の振幅と負極側の振幅とを分ける振幅零
の点(ゼロクロス点)を検出し、極性エッジ検出信号
(Sout )を出力する。
【0025】なお、図1において、13は極性エッジ検
出信号に同期して電子ボリューム10の減衰度を調整す
るボリューム制御回路であり、制御回路の一例である。
ボリューム制御回路13は、整流回路31、ローパスフ
ィルタ回路(LPF)32、コンパレータ33、アップ
・ダウンカウンタ34、レジスタ35及び電子ボリュー
ム36から成る。
出信号に同期して電子ボリューム10の減衰度を調整す
るボリューム制御回路であり、制御回路の一例である。
ボリューム制御回路13は、整流回路31、ローパスフ
ィルタ回路(LPF)32、コンパレータ33、アップ
・ダウンカウンタ34、レジスタ35及び電子ボリュー
ム36から成る。
【0026】整流回路31は、電子ボリューム11への
入力信号を全波整流して、この整流電圧をローパスフィ
ルタ32に出力する。整流回路31の内部構成について
は図3(A)において説明する。LPF32は整流電圧
から高周波成分を除去して直流電圧(DC)にし、この
直流電圧をコンパレータ33に出力する。LPF32の
内部構成を図3(B)に示している。
入力信号を全波整流して、この整流電圧をローパスフィ
ルタ32に出力する。整流回路31の内部構成について
は図3(A)において説明する。LPF32は整流電圧
から高周波成分を除去して直流電圧(DC)にし、この
直流電圧をコンパレータ33に出力する。LPF32の
内部構成を図3(B)に示している。
【0027】コンパレータ33は直流電圧の大きさと基
準電圧の大きさとを比較して入力信号のレベルを検出す
る。例えば、コンパレータ33は基準電圧よりも直流電
圧が小さいときには、「H」(ハイ)レベルとなる電圧
比較信号(U)を出力し、基準電圧よりも直流電圧が大
きいときには、「L」(ロー)レベルとなる電圧比較信
号(D)を出力する。
準電圧の大きさとを比較して入力信号のレベルを検出す
る。例えば、コンパレータ33は基準電圧よりも直流電
圧が小さいときには、「H」(ハイ)レベルとなる電圧
比較信号(U)を出力し、基準電圧よりも直流電圧が大
きいときには、「L」(ロー)レベルとなる電圧比較信
号(D)を出力する。
【0028】アップダウンカウンタ34はコンパレータ
33の電圧比較信号とクロック信号CKとに基づいてボ
リューム制御データ(DOUT )を発生する。制御データ
は、例えば、3ビットのデータD0〜D2であり、8通
りのデータをレジスタ35に出力する。レジスタ35は
極性エッジ検出信号に基づいて制御データを保持し、こ
の制御データを電子ボリューム10や36に出力する。
なお、レジスタ35は制御回路が入力信号の振幅零の点
を基準にして増幅回路の増幅度又は減衰回路の減衰度が
調整できるように極性エッジ検出信号に基づいて制御デ
ータを更新する。
33の電圧比較信号とクロック信号CKとに基づいてボ
リューム制御データ(DOUT )を発生する。制御データ
は、例えば、3ビットのデータD0〜D2であり、8通
りのデータをレジスタ35に出力する。レジスタ35は
極性エッジ検出信号に基づいて制御データを保持し、こ
の制御データを電子ボリューム10や36に出力する。
なお、レジスタ35は制御回路が入力信号の振幅零の点
を基準にして増幅回路の増幅度又は減衰回路の減衰度が
調整できるように極性エッジ検出信号に基づいて制御デ
ータを更新する。
【0029】電子ボリューム36は、制御データに応じ
て複数の基準電圧(VREF )の中から1つの基準電圧
(VR)を選択してコンパレータ33に出力する。な
お、電子ボリューム36の内部構成については図5
(B)において説明する。図3(A)は整流回路31の
内部構成図である。図3(A)において、301 は入力信
号を反転するオペアンプであり、302 は入力信号の電位
を零電位とを比較するコンパレータである。SWは入力
信号又はオペアンプ301 の出力信号をコンパレータ302
の出力信号によって選択するスイッチ素子である。R1
及びR2はオペアンプ301 のバイアス素子である。
て複数の基準電圧(VREF )の中から1つの基準電圧
(VR)を選択してコンパレータ33に出力する。な
お、電子ボリューム36の内部構成については図5
(B)において説明する。図3(A)は整流回路31の
内部構成図である。図3(A)において、301 は入力信
号を反転するオペアンプであり、302 は入力信号の電位
を零電位とを比較するコンパレータである。SWは入力
信号又はオペアンプ301 の出力信号をコンパレータ302
の出力信号によって選択するスイッチ素子である。R1
及びR2はオペアンプ301 のバイアス素子である。
【0030】整流回路31の機能は、コンパレータ302
の出力信号が「H」レベルのときに、オペアンプ301 の
出力信号を出力し、コンパレータ302 の出力信号が
「L」レベルのときに、入力信号をそのまま出力するこ
とにより、入力信号を全波整流を行うものである。ま
た、図4(A)はエキスパンダ回路に使用する電子ボリ
ューム10の内部構成図であり、図4(A)において、
Rは利得を調整する9個の基準抵抗であり、S0〜S7
は基準抵抗Rを選択する8個のスイッチ素子であり、10
1 は制御データD0〜D2を解読するデコーダであり、
102 は入力信号を減衰するオペアンプである。エキスパ
ンダ回路は入力信号を減衰して最小振幅と最大振幅との
差を伸長するものである。図4(C)にエキスパンダ回
路の入出力特性を示している。図4(C)において、縦
軸は相対出力レベルGout dBであり、横軸は相対入力
レベルGindBである。表1はエキスパンダ回路での制
御データD0〜D2の内容と、ONするスイッチ素子S
0〜S7及び利得の関係をまとめたものである。
の出力信号が「H」レベルのときに、オペアンプ301 の
出力信号を出力し、コンパレータ302 の出力信号が
「L」レベルのときに、入力信号をそのまま出力するこ
とにより、入力信号を全波整流を行うものである。ま
た、図4(A)はエキスパンダ回路に使用する電子ボリ
ューム10の内部構成図であり、図4(A)において、
Rは利得を調整する9個の基準抵抗であり、S0〜S7
は基準抵抗Rを選択する8個のスイッチ素子であり、10
1 は制御データD0〜D2を解読するデコーダであり、
102 は入力信号を減衰するオペアンプである。エキスパ
ンダ回路は入力信号を減衰して最小振幅と最大振幅との
差を伸長するものである。図4(C)にエキスパンダ回
路の入出力特性を示している。図4(C)において、縦
軸は相対出力レベルGout dBであり、横軸は相対入力
レベルGindBである。表1はエキスパンダ回路での制
御データD0〜D2の内容と、ONするスイッチ素子S
0〜S7及び利得の関係をまとめたものである。
【0031】
【表1】
【0032】なお、図5(A)はコンプレッサ回路に使
用する電子ボリューム11の内部構成図であり、増幅回
路の一例を示している。図5(A)において、Rは利得
を調整する8個の基準抵抗であり、S0〜S7は基準抵
抗Rを選択する8個のスイッチ素子であり、103 は制御
データD0〜D2を解読するデコーダであり、104 は入
力信号を増幅するオペアンプである。コンプレッサ回路
は入力信号を増幅して最小振幅と最大振幅との差を圧縮
するものである。図4(B)にコンプレッサ回路の入出
力特性を示している。図4(B)において、縦軸は相対
出力レベルGout dBであり、横軸は相対入力レベルG
indBである。表2はコンプレッサ回路での制御データ
D0〜D2の内容と、ONするスイッチ素子S0〜S7
及び利得の関係をまとめたものである。
用する電子ボリューム11の内部構成図であり、増幅回
路の一例を示している。図5(A)において、Rは利得
を調整する8個の基準抵抗であり、S0〜S7は基準抵
抗Rを選択する8個のスイッチ素子であり、103 は制御
データD0〜D2を解読するデコーダであり、104 は入
力信号を増幅するオペアンプである。コンプレッサ回路
は入力信号を増幅して最小振幅と最大振幅との差を圧縮
するものである。図4(B)にコンプレッサ回路の入出
力特性を示している。図4(B)において、縦軸は相対
出力レベルGout dBであり、横軸は相対入力レベルG
indBである。表2はコンプレッサ回路での制御データ
D0〜D2の内容と、ONするスイッチ素子S0〜S7
及び利得の関係をまとめたものである。
【0033】
【表2】
【0034】また、図5(B)は各実施例で使用する電
子ボリューム36の内部構成図である。図5(B)にお
いて、Rは基準電圧VREF を分割する9個の基準抵抗で
あり、S0〜S7は基準抵抗Rを選択する8個のスイッ
チ素子であり、601 は制御データD0〜D2を解読する
デコーダである。次に、本実施例のコンパンダ回路(エ
キスパンダ)の動作を説明する。例えば、図6に示すよ
うな振幅が徐々に増加するような入力信号を伸長する場
合、極性エッジ検出回路12が入力信号の振幅零の点を
検出する。このとき、極性エッジ検出回路12では、入
力信号の電位と零電位とがコンパレータ21によって比
較され、コンパレータ21が入力信号の零電位を検出す
ると、零電位検出信号S1がコンパレータ21からフリ
ップ・フロップ回路22に出力される。この検出信号S
1はクロック信号CKに基づいてフリップ・フロップ回
路22により保持される。また、回路22の出力信号S
2はフリップ・フロップ回路23とEXOR回路24に
それぞれ出力される。
子ボリューム36の内部構成図である。図5(B)にお
いて、Rは基準電圧VREF を分割する9個の基準抵抗で
あり、S0〜S7は基準抵抗Rを選択する8個のスイッ
チ素子であり、601 は制御データD0〜D2を解読する
デコーダである。次に、本実施例のコンパンダ回路(エ
キスパンダ)の動作を説明する。例えば、図6に示すよ
うな振幅が徐々に増加するような入力信号を伸長する場
合、極性エッジ検出回路12が入力信号の振幅零の点を
検出する。このとき、極性エッジ検出回路12では、入
力信号の電位と零電位とがコンパレータ21によって比
較され、コンパレータ21が入力信号の零電位を検出す
ると、零電位検出信号S1がコンパレータ21からフリ
ップ・フロップ回路22に出力される。この検出信号S
1はクロック信号CKに基づいてフリップ・フロップ回
路22により保持される。また、回路22の出力信号S
2はフリップ・フロップ回路23とEXOR回路24に
それぞれ出力される。
【0035】フリップ・フロップ回路23ではクロック
信号CKに同期して零電位検出信号S1が遅延され、こ
の遅延信号S3がEXOR回路24に出力される。そし
て、EXOR回路24では両信号S2,S3を比較し、
例えば、信号S2又はS3のいずれか一方が「H」又は
「L」レベルのときには、「H」レベルの極性エッジ検
出信号を出力する。これにより、入力信号の正極側の振
幅と負極側の振幅とを分ける振幅零の点が検出できる
(図2(B)参照)。
信号CKに同期して零電位検出信号S1が遅延され、こ
の遅延信号S3がEXOR回路24に出力される。そし
て、EXOR回路24では両信号S2,S3を比較し、
例えば、信号S2又はS3のいずれか一方が「H」又は
「L」レベルのときには、「H」レベルの極性エッジ検
出信号を出力する。これにより、入力信号の正極側の振
幅と負極側の振幅とを分ける振幅零の点が検出できる
(図2(B)参照)。
【0036】また、制御回路13は極性エッジ検出回路
12の検出信号Sout に同期して電子ボリューム10の
ゲイン(減衰度)を調整する。例えば、入力信号は整流
回路31によって全波整流され、この整流電圧がローパ
スフィルタ32で直流電圧(DC)にされ、この直流電
圧の大きさと基準電圧の大きさとがコンパレータ33で
比較される。ここで、コンパレータ33は基準電圧より
も直流電圧が小さいときには、「H」(ハイ)レベルと
なる電圧比較信号(U)をアップダウンカウンタ34に
出力し、基準電圧よりも直流電圧が大きいときには、
「L」(ロー)レベルとなる電圧比較信号(D)をアッ
プダウンカウンタ34に出力する。
12の検出信号Sout に同期して電子ボリューム10の
ゲイン(減衰度)を調整する。例えば、入力信号は整流
回路31によって全波整流され、この整流電圧がローパ
スフィルタ32で直流電圧(DC)にされ、この直流電
圧の大きさと基準電圧の大きさとがコンパレータ33で
比較される。ここで、コンパレータ33は基準電圧より
も直流電圧が小さいときには、「H」(ハイ)レベルと
なる電圧比較信号(U)をアップダウンカウンタ34に
出力し、基準電圧よりも直流電圧が大きいときには、
「L」(ロー)レベルとなる電圧比較信号(D)をアッ
プダウンカウンタ34に出力する。
【0037】さらに、アップダウンカウンタ34ではク
ロック信号CKに基づいてコンパレータ33の電圧比較
信号から,例えば、表1に示したような3ビットのボリ
ューム制御データ(D0〜D2)を発生する。また、こ
の制御データがレジスタ35に出力されると、レジスタ
35では極性エッジ検出信号に基づいて制御データが保
持され、この制御データが電子ボリューム10や36に
出力される。なお、レジスタ35はこの信号Sout をク
ロック信号にして制御データを更新している。
ロック信号CKに基づいてコンパレータ33の電圧比較
信号から,例えば、表1に示したような3ビットのボリ
ューム制御データ(D0〜D2)を発生する。また、こ
の制御データがレジスタ35に出力されると、レジスタ
35では極性エッジ検出信号に基づいて制御データが保
持され、この制御データが電子ボリューム10や36に
出力される。なお、レジスタ35はこの信号Sout をク
ロック信号にして制御データを更新している。
【0038】そして、電子ボリューム10は制御データ
に応じて入力信号の振幅を減衰し、電子ボリューム36
は制御データに応じて複数の基準電圧の中から1つの基
準電圧を選択してコンパレータ33に出力する。これに
より、極性エッジ検出回路12が入力信号の振幅零の点
を検出したときから、電子ボリューム10が入力信号の
振幅を減衰するようになる。
に応じて入力信号の振幅を減衰し、電子ボリューム36
は制御データに応じて複数の基準電圧の中から1つの基
準電圧を選択してコンパレータ33に出力する。これに
より、極性エッジ検出回路12が入力信号の振幅零の点
を検出したときから、電子ボリューム10が入力信号の
振幅を減衰するようになる。
【0039】このように本発明の第1の実施例に係るコ
ンパンダ回路では、極性エッジ検出回路12によって、
図6に示すような入力信号の正極側の振幅と負極側の振
幅とを分ける振幅零の点(ゼロクロス点)が検出され、
この検出回路12の極性エッジ検出信号を入力したボリ
ューム制御回路13のレジスタ35が、このエッジ検出
信号に同期してアップ・ダウンカウンタ34の制御デー
タを保持し、この制御データを電子ボリューム10や3
6に出力するので、電子ボリューム10では入力信号の
振幅零の点を基準にして振幅が減衰できる。
ンパンダ回路では、極性エッジ検出回路12によって、
図6に示すような入力信号の正極側の振幅と負極側の振
幅とを分ける振幅零の点(ゼロクロス点)が検出され、
この検出回路12の極性エッジ検出信号を入力したボリ
ューム制御回路13のレジスタ35が、このエッジ検出
信号に同期してアップ・ダウンカウンタ34の制御デー
タを保持し、この制御データを電子ボリューム10や3
6に出力するので、電子ボリューム10では入力信号の
振幅零の点を基準にして振幅が減衰できる。
【0040】この結果、電子ボリューム10の減衰度の
調整が入力信号に同期して行われるようになるので、電
子ボリューム10によって減衰度を急激に変化させて
も、入力信号の正極側の最大振幅又は負極側の最大振幅
に近い点での減衰度の変化が無くなり、電子ボリューム
10の出力信号に従来例のような不連続部分が生じな
い。
調整が入力信号に同期して行われるようになるので、電
子ボリューム10によって減衰度を急激に変化させて
も、入力信号の正極側の最大振幅又は負極側の最大振幅
に近い点での減衰度の変化が無くなり、電子ボリューム
10の出力信号に従来例のような不連続部分が生じな
い。
【0041】また、電子ボリューム10の減衰度が図6
に示したようなゼロクロス点で切り換わることになるの
で、切り換え点pでのノイズや、出力信号の急激な振幅
変化が防止でき、コンパンダ回路のS/N比が向上す
る。 (2)第2の実施例の説明 図7は、本発明の第2の実施例に係るコンパンダ回路の
構成図を示している。第2の実施例では第1の実施例と
異なり、レジスタ35が取り外され、極性エッジ検出回
路の出力信号をクロック信号にして直接アップ・ダウン
カウンタを出力制御するものである。
に示したようなゼロクロス点で切り換わることになるの
で、切り換え点pでのノイズや、出力信号の急激な振幅
変化が防止でき、コンパンダ回路のS/N比が向上す
る。 (2)第2の実施例の説明 図7は、本発明の第2の実施例に係るコンパンダ回路の
構成図を示している。第2の実施例では第1の実施例と
異なり、レジスタ35が取り外され、極性エッジ検出回
路の出力信号をクロック信号にして直接アップ・ダウン
カウンタを出力制御するものである。
【0042】本発明の第2のコンパンダ回路は、図7に
示すように、電子ボリューム11、極性エッジ検出回路
12及びボリューム制御回路14から成る。ボリューム
制御回路14は整流回路31、LPF32、コンパレー
タ33、アップ・ダウンカウンタ44及び電子ボリュー
ム36から成る。アップ・ダウンカウンタ44はコンパ
レータ33の電圧比較信号を極性エッジ検出回路12の
エッジ検出信号をクロック信号にしてボリューム制御デ
ータを発生する。制御データは、カウンタ44から直接
電子ボリューム11や36へ出力する。なお、その他の
構成及び第1の実施例と同じ記号、名称のものは、同じ
機能を有するため、その説明を省略する。
示すように、電子ボリューム11、極性エッジ検出回路
12及びボリューム制御回路14から成る。ボリューム
制御回路14は整流回路31、LPF32、コンパレー
タ33、アップ・ダウンカウンタ44及び電子ボリュー
ム36から成る。アップ・ダウンカウンタ44はコンパ
レータ33の電圧比較信号を極性エッジ検出回路12の
エッジ検出信号をクロック信号にしてボリューム制御デ
ータを発生する。制御データは、カウンタ44から直接
電子ボリューム11や36へ出力する。なお、その他の
構成及び第1の実施例と同じ記号、名称のものは、同じ
機能を有するため、その説明を省略する。
【0043】次に、本実施例のコンパンダ回路(エキス
パンダ)の動作を説明する。例えば、図8に示すような
振幅が徐々に増加するような入力信号を伸長する場合、
極性エッジ検出回路12が入力信号の振幅零の点を検出
する。そして制御回路14が極性エッジ検出回路12の
検出信号Sout に同期して電子ボリューム11のゲイン
(減衰度)を調整する。
パンダ)の動作を説明する。例えば、図8に示すような
振幅が徐々に増加するような入力信号を伸長する場合、
極性エッジ検出回路12が入力信号の振幅零の点を検出
する。そして制御回路14が極性エッジ検出回路12の
検出信号Sout に同期して電子ボリューム11のゲイン
(減衰度)を調整する。
【0044】このとき、アップダウンカウンタ44で
は、極性エッジ検出信号をクロック信号CKにして、コ
ンパレータ33の電圧比較信号からボリューム制御デー
タ(D0〜D2)を発生する。この制御データはカウン
タ44から直接電子ボリューム11や36へ出力され
る。この結果、電子ボリューム11は制御データに応じ
て入力信号の振幅を減衰し、電子ボリューム36は制御
データに応じて基準電圧を選択してコンパレータ33に
出力する。これにより、極性エッジ検出回路12が入力
信号の振幅零の点を検出する度に、電子ボリューム11
が入力信号の振幅を減衰するようになる。
は、極性エッジ検出信号をクロック信号CKにして、コ
ンパレータ33の電圧比較信号からボリューム制御デー
タ(D0〜D2)を発生する。この制御データはカウン
タ44から直接電子ボリューム11や36へ出力され
る。この結果、電子ボリューム11は制御データに応じ
て入力信号の振幅を減衰し、電子ボリューム36は制御
データに応じて基準電圧を選択してコンパレータ33に
出力する。これにより、極性エッジ検出回路12が入力
信号の振幅零の点を検出する度に、電子ボリューム11
が入力信号の振幅を減衰するようになる。
【0045】このように本発明の第2の実施例に係るコ
ンパンダ回路では、極性エッジ検出回路12によって、
図8に示すような入力信号の正極側の振幅と負極側の振
幅とを分ける振幅零の点(ゼロクロス点)が検出され、
この検出回路12の極性エッジ検出信号を入力したボリ
ューム制御回路14のアップ・ダウンカウンタ44が、
このエッジ検出信号に同期して制御データを直接電子ボ
リューム11や36に出力するので、電子ボリューム1
1では入力信号が振幅零の点をクロスする度に振幅が減
衰できる。
ンパンダ回路では、極性エッジ検出回路12によって、
図8に示すような入力信号の正極側の振幅と負極側の振
幅とを分ける振幅零の点(ゼロクロス点)が検出され、
この検出回路12の極性エッジ検出信号を入力したボリ
ューム制御回路14のアップ・ダウンカウンタ44が、
このエッジ検出信号に同期して制御データを直接電子ボ
リューム11や36に出力するので、電子ボリューム1
1では入力信号が振幅零の点をクロスする度に振幅が減
衰できる。
【0046】この結果、第1の実施例に比べて電子ボリ
ューム11の減衰度が変動するが、入力信号に同期して
行われるようになるので、第1の実施例と同様に、入力
信号の正極側の最大振幅又は負極側の最大振幅に近い点
での減衰度の変化が無くなり、電子ボリューム11の出
力信号に従来例のような不連続部分が生じない。 (3)第3の実施例の説明 図9は、本発明のコンパンダ回路を応用した第3の実施
例に係る親子電話機の構成図を示している。図9におい
て、50はコードレス電話器(子機)であり、マイク部
51、コンプレッサ回路52、送信機53、信号入出力
端子54、アンテナ55、受信機56、エキスパンダ回
路57、スピーカー部58から成る。
ューム11の減衰度が変動するが、入力信号に同期して
行われるようになるので、第1の実施例と同様に、入力
信号の正極側の最大振幅又は負極側の最大振幅に近い点
での減衰度の変化が無くなり、電子ボリューム11の出
力信号に従来例のような不連続部分が生じない。 (3)第3の実施例の説明 図9は、本発明のコンパンダ回路を応用した第3の実施
例に係る親子電話機の構成図を示している。図9におい
て、50はコードレス電話器(子機)であり、マイク部
51、コンプレッサ回路52、送信機53、信号入出力
端子54、アンテナ55、受信機56、エキスパンダ回
路57、スピーカー部58から成る。
【0047】60は本体電話器(親機)であり、アンテ
ナ61、信号入出力端子62、65、受信機63、エキ
スパンダ回路64、コンプレッサ回路66、送信機67
から成る。コンプレッサ回路52は本発明の第1や第2
の実施例のコンパンダ回路から成り、図10(A)に示す
ように、電子ボリューム11、極性エッジ検出回路12
及びボリューム制御回路13から成る。コンプレッサ回
路52の動作については、子機50の動作と共に説明す
る。電子ボリューム11については図5(A)に説明し
た通りである。
ナ61、信号入出力端子62、65、受信機63、エキ
スパンダ回路64、コンプレッサ回路66、送信機67
から成る。コンプレッサ回路52は本発明の第1や第2
の実施例のコンパンダ回路から成り、図10(A)に示す
ように、電子ボリューム11、極性エッジ検出回路12
及びボリューム制御回路13から成る。コンプレッサ回
路52の動作については、子機50の動作と共に説明す
る。電子ボリューム11については図5(A)に説明し
た通りである。
【0048】また、エキスパンダ回路57は本発明の第
1や第2の実施例のコンパンダ回路から成り、図8
(B)に示すように、電子ボリューム10、極性エッジ
検出回路12及びボリューム制御回路13から成る。エ
キスパンダ回路57の動作については第1の実施例で説
明しているので、その説明を省略する。本実施例に係る
親子電話機の子機50の動作を説明する。まず、ユーザ
の音声はマイク部51によって通話信号に変換され、こ
の通話信号はコンプレッサ回路52によって増幅され、
この信号の最小振幅と最大振幅との差が圧縮される。こ
のときコンプレッサ回路52では、図8に示したような
振幅が徐々に増加するような入力信号を圧縮する場合、
極性エッジ検出回路12が入力信号の振幅零の点を検出
する。また、ボリューム制御回路13は極性エッジ検出
回路12の検出信号Sout に同期して電子ボリューム1
1のゲイン(増幅度)を調整する。
1や第2の実施例のコンパンダ回路から成り、図8
(B)に示すように、電子ボリューム10、極性エッジ
検出回路12及びボリューム制御回路13から成る。エ
キスパンダ回路57の動作については第1の実施例で説
明しているので、その説明を省略する。本実施例に係る
親子電話機の子機50の動作を説明する。まず、ユーザ
の音声はマイク部51によって通話信号に変換され、こ
の通話信号はコンプレッサ回路52によって増幅され、
この信号の最小振幅と最大振幅との差が圧縮される。こ
のときコンプレッサ回路52では、図8に示したような
振幅が徐々に増加するような入力信号を圧縮する場合、
極性エッジ検出回路12が入力信号の振幅零の点を検出
する。また、ボリューム制御回路13は極性エッジ検出
回路12の検出信号Sout に同期して電子ボリューム1
1のゲイン(増幅度)を調整する。
【0049】例えば、入力信号は整流回路31によって
全波整流され、この整流電圧がローパスフィルタ32で
直流電圧にされる。この直流電圧の大きさと基準電圧の
大きさとがコンパレータ33で比較され、この電圧比較
信号がアップダウンカウンタ44に出力される。アップ
ダウンカウンタ44では、クロック信号CKに基づいて
コンパレータ33の電圧比較信号からボリューム制御デ
ータが発生され、また、この制御データがレジスタ35
に出力される。そして、レジスタ35では極性エッジ検
出信号に基づいて制御データが保持され、この制御デー
タが電子ボリューム11や36に出力される。
全波整流され、この整流電圧がローパスフィルタ32で
直流電圧にされる。この直流電圧の大きさと基準電圧の
大きさとがコンパレータ33で比較され、この電圧比較
信号がアップダウンカウンタ44に出力される。アップ
ダウンカウンタ44では、クロック信号CKに基づいて
コンパレータ33の電圧比較信号からボリューム制御デ
ータが発生され、また、この制御データがレジスタ35
に出力される。そして、レジスタ35では極性エッジ検
出信号に基づいて制御データが保持され、この制御デー
タが電子ボリューム11や36に出力される。
【0050】そして、電子ボリューム11は制御データ
に応じて入力信号の振幅を増幅し、電子ボリューム36
は制御データに応じて複数の基準電圧の中から1つの基
準電圧を選択してコンパレータ33に出力する。これに
より、極性エッジ検出回路12が入力信号の振幅零の点
を検出したときから、電子ボリューム11が入力信号の
振幅を増幅するようになる。
に応じて入力信号の振幅を増幅し、電子ボリューム36
は制御データに応じて複数の基準電圧の中から1つの基
準電圧を選択してコンパレータ33に出力する。これに
より、極性エッジ検出回路12が入力信号の振幅零の点
を検出したときから、電子ボリューム11が入力信号の
振幅を増幅するようになる。
【0051】また、コンプレッサ回路52で圧縮された
通話信号は送信機53によって、無線電波に変換され、
この電波が信号入出力端子54を介してアンテナ55か
ら親機60に伝送される。さらに、親機60ではアンテ
ナ61に到来する無線電波が受信機63によって受信さ
れ、この無線電波が復調される。復調信号はエキスパン
ダ回路64によって伸長される。この回路64の動作は
第1の実施例で述べた通りである。ここで伸長された通
話信号は信号入出力端子65を介して電話回線に送出さ
れる。
通話信号は送信機53によって、無線電波に変換され、
この電波が信号入出力端子54を介してアンテナ55か
ら親機60に伝送される。さらに、親機60ではアンテ
ナ61に到来する無線電波が受信機63によって受信さ
れ、この無線電波が復調される。復調信号はエキスパン
ダ回路64によって伸長される。この回路64の動作は
第1の実施例で述べた通りである。ここで伸長された通
話信号は信号入出力端子65を介して電話回線に送出さ
れる。
【0052】また、相手方からの通話信号は電話回線か
ら信号入出力端子65を介して受信されてコンプレッサ
回路66に入力される。通話信号はコンプレッサ回路6
6によって増幅され、入力レベルに対して出力レベルが
圧縮される。圧縮された通話信号は送信機67によっ
て、無線電波に変換され、信号入出力端子62を介して
アンテナ61から子機50に伝送される。
ら信号入出力端子65を介して受信されてコンプレッサ
回路66に入力される。通話信号はコンプレッサ回路6
6によって増幅され、入力レベルに対して出力レベルが
圧縮される。圧縮された通話信号は送信機67によっ
て、無線電波に変換され、信号入出力端子62を介して
アンテナ61から子機50に伝送される。
【0053】さらに、子機50ではアンテナ55に到来
する無線電波が受信機56によって受信され、この無線
電波が復調される。復調信号はエキスパンダ回路57に
よって伸長される。そして、スピーカー部58から相手
方の音声がユーザの耳に到達する。このようにして本発
明の第3の実施例に係るコンパンダ回路を応用した親子
電話機では、子機50のコンプレッサ回路52やエキス
パンダ回路57と、親機60のエキスパンダ回路64や
コンプレッサ回路66が本実施例のコンパンダ回路から
構成されている。
する無線電波が受信機56によって受信され、この無線
電波が復調される。復調信号はエキスパンダ回路57に
よって伸長される。そして、スピーカー部58から相手
方の音声がユーザの耳に到達する。このようにして本発
明の第3の実施例に係るコンパンダ回路を応用した親子
電話機では、子機50のコンプレッサ回路52やエキス
パンダ回路57と、親機60のエキスパンダ回路64や
コンプレッサ回路66が本実施例のコンパンダ回路から
構成されている。
【0054】このため、子機50のコンプレッサ回路5
7と親機60のエキスパンダ回路64とによって、送信
機53、信号入出力端子54、アンテナ55、61、信
号入出力端子62、受信機63を挟み込むことにより、
子機50から親機60への送信時に、無線電波の伝搬経
路で入り込む雑音が除去できる。また、親機60から子
機60への無線電波の受信時に、親機60のコンプレッ
サ回路66と子機50のエキスパンダ回路57とによっ
て、送信時と同様に無線電波に入り込む雑音が除去でき
る。
7と親機60のエキスパンダ回路64とによって、送信
機53、信号入出力端子54、アンテナ55、61、信
号入出力端子62、受信機63を挟み込むことにより、
子機50から親機60への送信時に、無線電波の伝搬経
路で入り込む雑音が除去できる。また、親機60から子
機60への無線電波の受信時に、親機60のコンプレッ
サ回路66と子機50のエキスパンダ回路57とによっ
て、送信時と同様に無線電波に入り込む雑音が除去でき
る。
【0055】しかも、本実施例の親子電話機に使用した
コンプレッサ回路52や66では、入力信号の振幅零の
点を基準にして振幅が増幅できるので、増幅度を急激に
変化させた場合であっても、入力信号の正極側の最大振
幅又は負極側の最大振幅に近い点で、増幅度が調整され
ないので、コンプレッサ回路52や66の出力信号に従
来例のような不連続部分が生じなくなる。
コンプレッサ回路52や66では、入力信号の振幅零の
点を基準にして振幅が増幅できるので、増幅度を急激に
変化させた場合であっても、入力信号の正極側の最大振
幅又は負極側の最大振幅に近い点で、増幅度が調整され
ないので、コンプレッサ回路52や66の出力信号に従
来例のような不連続部分が生じなくなる。
【0056】また、エキスパンダ回路57や64でも同
様に、入力信号の振幅零の点を基準にして振幅が減衰で
きるので、減衰度を急激に変化させた場合であっても、
入力信号の正極側の最大振幅又は負極側の最大振幅に近
い点で、減衰度が調整されないので、エキスパンダ回路
57や64の出力信号に従来例のような不連続部分が生
じなくなる。この結果、呼出し音であるRBT(Ring
Back Tone )をコンパンダ回路で利得変更しても、耳
障りな音が無くなり、親子電話機のS/N比が改善でき
るので、音質の向上に寄与するところが大きい。
様に、入力信号の振幅零の点を基準にして振幅が減衰で
きるので、減衰度を急激に変化させた場合であっても、
入力信号の正極側の最大振幅又は負極側の最大振幅に近
い点で、減衰度が調整されないので、エキスパンダ回路
57や64の出力信号に従来例のような不連続部分が生
じなくなる。この結果、呼出し音であるRBT(Ring
Back Tone )をコンパンダ回路で利得変更しても、耳
障りな音が無くなり、親子電話機のS/N比が改善でき
るので、音質の向上に寄与するところが大きい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンパン
ダ回路によれば、入力信号の振幅零の点を基準にして振
幅が減衰又は増幅できるので、減衰度や増幅度を急激に
変化させても、従来例のような不連続部分が減衰回路や
増幅回路の出力信号に生じない。また、本発明では振幅
零の点を基準にして減衰度や増幅度を調整するので、従
来例のように入力信号の正極側の最大振幅又は負極側の
最大振幅に近い点での減衰度の調整が無くなる。
ダ回路によれば、入力信号の振幅零の点を基準にして振
幅が減衰又は増幅できるので、減衰度や増幅度を急激に
変化させても、従来例のような不連続部分が減衰回路や
増幅回路の出力信号に生じない。また、本発明では振幅
零の点を基準にして減衰度や増幅度を調整するので、従
来例のように入力信号の正極側の最大振幅又は負極側の
最大振幅に近い点での減衰度の調整が無くなる。
【0058】本発明の無線電話装置では、エキスパンダ
回路やコンプレッサ回路が本発明のコンパンダ回路から
構成されているので、コンプレッサ回路とエキスパンダ
回路で、受信機及び送信機等の通信経路を挟み込むこと
により、無線電波特有の雑音を除去できる共に、通話信
号のレベルの圧縮時及び伸長時の雑音が除去できるの
で、親子電話機や自動車電話等の音質向上に寄与する。
回路やコンプレッサ回路が本発明のコンパンダ回路から
構成されているので、コンプレッサ回路とエキスパンダ
回路で、受信機及び送信機等の通信経路を挟み込むこと
により、無線電波特有の雑音を除去できる共に、通話信
号のレベルの圧縮時及び伸長時の雑音が除去できるの
で、親子電話機や自動車電話等の音質向上に寄与する。
【図1】本発明の第1の実施例に係るコンパンダ回路の
構成図である。
構成図である。
【図2】本発明の各実施例に係る極性エッジ検出回路の
説明図である。
説明図である。
【図3】本発明の各実施例に係る全波整流回路及びLP
Fの構成図である。
Fの構成図である。
【図4】本発明の各実施例に係るエキスパンダ回路で使
用する電子ボリュームの構成図及びコンパンダ回路の入
出力特性図である。
用する電子ボリュームの構成図及びコンパンダ回路の入
出力特性図である。
【図5】本発明の各実施例に係るコンパンダ回路で使用
する電子ボリュームの構成図である。
する電子ボリュームの構成図である。
【図6】本発明の第1の実施例に係るコンパンダ回路の
動作波形図である。
動作波形図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係るコンパンダ回路の
構成図である。
構成図である。
【図8】本発明の第2の実施例に係るコンパンダ回路の
動作波形図である。
動作波形図である。
【図9】本発明のコンパンダ回路を応用した第3の実施
例に係る親子電話機の構成図である。
例に係る親子電話機の構成図である。
【図10】本発明の第3の実施例に係るコンプレッサ回路
及びエキスパンダ回路の構成図である。
及びエキスパンダ回路の構成図である。
【図11】従来例に係るコンパンダ回路の構成図である。
【図12】従来例に係るコンパンダ回路の動作波形図であ
る。
る。
1,31…整流回路、2,32…ローパスフィルタ、
3,21,33, 302 …コンパレータ、4,34,44
…アップ・ダウンカウンタ、5,6,10,11,36
…電子ボリューム、12…極性エッジ検出回路、13,
14…制御回路、22,23…フリップ・フロップ回
路、24…EXOR回路、35…レジスタ、102, 104,
301 …オペアンプ、101, 103, 601 …デコーダ、50…
子機、51…マイク部、60…親機、52 ,66…コン
プレッサ回路、53 ,67…送信機、54 ,62 ,65
…信号入出力端子、55 ,61…アンテナ、56 ,63
…受信機、57 ,64…エキスパンダ回路。
3,21,33, 302 …コンパレータ、4,34,44
…アップ・ダウンカウンタ、5,6,10,11,36
…電子ボリューム、12…極性エッジ検出回路、13,
14…制御回路、22,23…フリップ・フロップ回
路、24…EXOR回路、35…レジスタ、102, 104,
301 …オペアンプ、101, 103, 601 …デコーダ、50…
子機、51…マイク部、60…親機、52 ,66…コン
プレッサ回路、53 ,67…送信機、54 ,62 ,65
…信号入出力端子、55 ,61…アンテナ、56 ,63
…受信機、57 ,64…エキスパンダ回路。
Claims (6)
- 【請求項1】 入力信号の振幅を減衰する減衰回路と、
前記入力信号の正極側の振幅と負極側の振幅とを分ける
振幅零の点を検出して振幅検出信号を出力する振幅検出
回路と、前記振幅検出信号に同期して前記減衰回路の減
衰度を調整する制御回路とを備えていることを特徴とす
るコンパンダ回路。 - 【請求項2】 入力信号の振幅を増幅する増幅回路と、
前記入力信号の正極側の振幅と負極側の振幅とを分ける
振幅零の点を検出して振幅検出信号を出力する振幅検出
回路と、前記振幅検出信号に同期して前記増幅回路の増
幅度を調整する制御回路とを備えていることを特徴とす
るコンパンダ回路。 - 【請求項3】 前記振幅検出回路は、前記入力信号の電
位と零電位とを比較して零電位検出信号を出力する第1
の比較回路と、前記零電位検出信号を基準信号に同期し
て保持する保持回路と、前記保持回路で保持された零電
位検出信号を遅延する遅延回路と、前記保持回路の出力
信号と前記遅延回路の出力信号とを比較して振幅検出信
号を出力する第2の比較回路から成ることを特徴とする
請求項1又は2記載のいずれかのコンパンダ回路。 - 【請求項4】 前記制御回路は、前記振幅検出信号に基
づいて前記増幅回路の増幅度又は減衰回路の減衰度を調
整する制御信号を更新するレジスタ回路を設けているこ
とを特徴とする請求項1又は2記載のいずれかのコンパ
ンダ回路。 - 【請求項5】 入力信号を増幅して最小振幅と最大振幅
との差を圧縮するコンプレッサ回路と、前記コンプレッ
サ回路で圧縮された信号を無線電波に変換する送信機
と、到来電波を受信する受信機と、前記受信機の出力信
号を減衰して最小振幅と最大振幅との差を伸長するエキ
スパンダ回路とを備え、前記エキスパンダ回路が請求項
1、請求項3及び請求項4記載のいずれかのコンパンダ
回路から成り、前記コンプレッサ回路が請求項2、請求
項3及び請求項4記載のいずれかのコンパンダ回路から
成ることを特徴とする無線電話装置。 - 【請求項6】 子機として使用する第1の無線電話機
と、前記子機の親機として使用する第2の無線電話機と
を備え、前記第1の無線電話機及び第2の無線電話機が
請求項5記載の無線電話装置から成ることを特徴とする
無線電話装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16907295A JPH0923128A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | コンパンダ回路及び無線電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16907295A JPH0923128A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | コンパンダ回路及び無線電話装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0923128A true JPH0923128A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15879812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16907295A Pending JPH0923128A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | コンパンダ回路及び無線電話装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0923128A (ja) |
-
1995
- 1995-07-04 JP JP16907295A patent/JPH0923128A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030722 |