JPH0865213A - エコーキャンセラ - Google Patents
エコーキャンセラInfo
- Publication number
- JPH0865213A JPH0865213A JP20201194A JP20201194A JPH0865213A JP H0865213 A JPH0865213 A JP H0865213A JP 20201194 A JP20201194 A JP 20201194A JP 20201194 A JP20201194 A JP 20201194A JP H0865213 A JPH0865213 A JP H0865213A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- echo canceller
- linear
- echo
- canceller
- component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 非線形対応領域を可変とし、エコー径路の状
況に応じて最適な非線形対応処理を行うことができるエ
コーキャンセラの提供。 【構成】 非線形の疑似エコ−成分を生成する非線形型
エコーキャンセラと線形の疑似エコ−成分を生成する線
形型エコーキャンセラとを組み合わせたエコーキャンセ
ラ606において、収束状態にある線形型エコーキャン
セラの動作の下で、インパルス応答の積分値が最大とな
る非線形型エコーキャンセラの対応領域を求める非線形
対応範囲決定処理部101と、非線形型エコーキャンセ
ラを対応領域で動作させるスイッチ102とを備える。
況に応じて最適な非線形対応処理を行うことができるエ
コーキャンセラの提供。 【構成】 非線形の疑似エコ−成分を生成する非線形型
エコーキャンセラと線形の疑似エコ−成分を生成する線
形型エコーキャンセラとを組み合わせたエコーキャンセ
ラ606において、収束状態にある線形型エコーキャン
セラの動作の下で、インパルス応答の積分値が最大とな
る非線形型エコーキャンセラの対応領域を求める非線形
対応範囲決定処理部101と、非線形型エコーキャンセ
ラを対応領域で動作させるスイッチ102とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばメタリック2線
ケーブルを用いて双方向にデータ伝送を行うトランシー
バに使用されるエコーキャンセラに関する。
ケーブルを用いて双方向にデータ伝送を行うトランシー
バに使用されるエコーキャンセラに関する。
【0002】
【従来の技術】既存のメタリック2線ケーブル(加入者
線)を利用して双方向デジタルデータ伝送を行う方式の
一つとして、エコーキャンセラ方式がある。図6はエコ
ーキャンセラ方式の構成を示す図である。同図に示すよ
うに、送信データは、符号器601、D/A変換器60
2及びドライバ回路603を経て、ハイブリッド回路6
04に入力される。ハイブリッド回路604は、送信信
号を伝送線路605に伝え、受信回路側への送信信号の
回り込みエコーを阻止する。
線)を利用して双方向デジタルデータ伝送を行う方式の
一つとして、エコーキャンセラ方式がある。図6はエコ
ーキャンセラ方式の構成を示す図である。同図に示すよ
うに、送信データは、符号器601、D/A変換器60
2及びドライバ回路603を経て、ハイブリッド回路6
04に入力される。ハイブリッド回路604は、送信信
号を伝送線路605に伝え、受信回路側への送信信号の
回り込みエコーを阻止する。
【0003】ところで、伝送線路605の特性は、伝送
線路の長さ、分岐線、線路径等の使用条件により広範囲
に渡り変動する。しかし、広範囲に変動する使用条件に
対して完全に回り込みエコーを除去できるハイブリッド
回路を実現することはできない。このため、送信信号の
一部が、受信回路に回り込み、受信信号に重畳し、受信
信号を劣化させる。
線路の長さ、分岐線、線路径等の使用条件により広範囲
に渡り変動する。しかし、広範囲に変動する使用条件に
対して完全に回り込みエコーを除去できるハイブリッド
回路を実現することはできない。このため、送信信号の
一部が、受信回路に回り込み、受信信号に重畳し、受信
信号を劣化させる。
【0004】図6に示すエコーキャンセラ606は、送
信信号から回り込みエコーと等価な疑似エコー信号を生
成し、この送信信号の受信回路側への回り込みエコーか
ら疑似エコーを差し引くことによりエコーを抑圧する。
受信信号は、伝送線路605からハイブリッド回路60
4を経て、帯域制限等の処理を行う受信フィルタ607
に入力される。そして、A/D変換器608を経て、加
算器609でエコーを除去し、線路等化器610及び復
号器611を経て、元の信号として復元される。 エコ
ーキャンセラ606は、一般的に図7に示すようなトラ
ンスバーサル型フィルタが使用される。同図に示すトラ
ンスバーサル型フィルタのエコーキャンセラ606は、
送信信号を入力してこれを順次遅延させる複数の遅延線
701と、各遅延線701の出力に重み付けを行う乗算
器702と、各乗算器702の出力を加算する加算器7
03とから構成される。各乗算器702の重み付け係数
は、例えばエコーとエコーキャンセラの出力との差分信
号である誤差信号をもとに、LMSアルゴリズムにより
求められる。このように求められた係数(タップ係数)
は、エコー径路のインパルス応答のサンプリング値とな
り、トランスバーサル型フィルタにより等価的にエコー
径路と同じものを実現することができ、従って疑似エコ
ー成分を生成することができる。
信信号から回り込みエコーと等価な疑似エコー信号を生
成し、この送信信号の受信回路側への回り込みエコーか
ら疑似エコーを差し引くことによりエコーを抑圧する。
受信信号は、伝送線路605からハイブリッド回路60
4を経て、帯域制限等の処理を行う受信フィルタ607
に入力される。そして、A/D変換器608を経て、加
算器609でエコーを除去し、線路等化器610及び復
号器611を経て、元の信号として復元される。 エコ
ーキャンセラ606は、一般的に図7に示すようなトラ
ンスバーサル型フィルタが使用される。同図に示すトラ
ンスバーサル型フィルタのエコーキャンセラ606は、
送信信号を入力してこれを順次遅延させる複数の遅延線
701と、各遅延線701の出力に重み付けを行う乗算
器702と、各乗算器702の出力を加算する加算器7
03とから構成される。各乗算器702の重み付け係数
は、例えばエコーとエコーキャンセラの出力との差分信
号である誤差信号をもとに、LMSアルゴリズムにより
求められる。このように求められた係数(タップ係数)
は、エコー径路のインパルス応答のサンプリング値とな
り、トランスバーサル型フィルタにより等価的にエコー
径路と同じものを実現することができ、従って疑似エコ
ー成分を生成することができる。
【0005】しかし、トランスバーサル型フィルタから
なるエコーキャンセラの場合、疑似エコーを各タップ係
数の線形加算により生成しているため、エコー径路に含
まれるD/A変換器やハイブリッド回路等の非線形特性
により生じる非線形成分を持つエコーを消去することは
できない。
なるエコーキャンセラの場合、疑似エコーを各タップ係
数の線形加算により生成しているため、エコー径路に含
まれるD/A変換器やハイブリッド回路等の非線形特性
により生じる非線形成分を持つエコーを消去することは
できない。
【0006】そこで、このような非線形成分を抑圧する
エコーキャンセラとしては、RAMマップ型エコーキャ
ンセラが知られている。図8はRAMマップ型エコーキ
ャンセラの一般的構成を示す図である。同図に示すRA
Mマップ型エコーキャンセラは、図7に示したトランス
バーサル型フィルタにおける乗算器702と加算器70
3をRAM801に置き換えたもので、RAM801の
内容に各タップの加算結果を書き込むものである。この
RAMマップ型エコーキャンセラでは、入力波形毎に疑
似エコー成分を生成するため、非線形成分の抑圧が可能
となる。
エコーキャンセラとしては、RAMマップ型エコーキャ
ンセラが知られている。図8はRAMマップ型エコーキ
ャンセラの一般的構成を示す図である。同図に示すRA
Mマップ型エコーキャンセラは、図7に示したトランス
バーサル型フィルタにおける乗算器702と加算器70
3をRAM801に置き換えたもので、RAM801の
内容に各タップの加算結果を書き込むものである。この
RAMマップ型エコーキャンセラでは、入力波形毎に疑
似エコー成分を生成するため、非線形成分の抑圧が可能
となる。
【0007】しかし、タップ数(遅延線数)が増加する
と、RAM容量が急激に増加するため、例えば2B1Q
符号(1シンボル当り2ビットの符号をいう。)の場
合、8タップを越えると現実的でなくなる。
と、RAM容量が急激に増加するため、例えば2B1Q
符号(1シンボル当り2ビットの符号をいう。)の場
合、8タップを越えると現実的でなくなる。
【0008】このため、例えばエコー径路のインパルス
応答長が数十タップに及ぶような長いタップ数を必要と
する場合、RAMマップ型とトランスバーサル型とを併
用することが従来から行われている。すなわち、非線形
歪みは、振幅が小さくなると急激に小さくなるため、振
幅応答が比較的小さい領域では非線形成分の影響は考慮
する必要はなくなり、線形エコー成分を除去するトラン
スバーサル型で対応できるためである。このようなRA
Mマップ型とトランスバーサル型とを併用したエコーキ
ャンセラの構成例を図9及び図10に示す。図9は、R
AMマップ型とトランスバーサル型とを並列に接続した
ものである。図10は、RAMマップ型とトランスバー
サル型とを直列に接続したものである。
応答長が数十タップに及ぶような長いタップ数を必要と
する場合、RAMマップ型とトランスバーサル型とを併
用することが従来から行われている。すなわち、非線形
歪みは、振幅が小さくなると急激に小さくなるため、振
幅応答が比較的小さい領域では非線形成分の影響は考慮
する必要はなくなり、線形エコー成分を除去するトラン
スバーサル型で対応できるためである。このようなRA
Mマップ型とトランスバーサル型とを併用したエコーキ
ャンセラの構成例を図9及び図10に示す。図9は、R
AMマップ型とトランスバーサル型とを並列に接続した
ものである。図10は、RAMマップ型とトランスバー
サル型とを直列に接続したものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、非線形
の疑似エコー成分を生成するRAMマップ型エコーキャ
ンセラ等のような非線形型エコーキャンセラと線形の疑
似エコー成分を生成するトランスバーサル型エコーキャ
ンセラとを併用する場合、一般的で現実的なRAM容量
を考慮すると、RAMマップ型は、例えば1シンボル2
ビットで表記される場合に8タップ程度となり、RAM
マップ型非線形対応領域は固定となる。この場合、エコ
ー径路の状態により、エコー径路インパルス応答のメイ
ンタップ近傍領域(比較的大きなインパルス応答値を取
る領域)が、RAMマップ型非線形型対応領域から逸脱
し、非線形成分に対するエコー抑圧成分が劣化する場合
がある。また、限られた非線形対応領域で、非線形エコ
ー成分の打消性能を最大限に引き出すためには、非線形
対応領域を可変にすることが望まれる。
の疑似エコー成分を生成するRAMマップ型エコーキャ
ンセラ等のような非線形型エコーキャンセラと線形の疑
似エコー成分を生成するトランスバーサル型エコーキャ
ンセラとを併用する場合、一般的で現実的なRAM容量
を考慮すると、RAMマップ型は、例えば1シンボル2
ビットで表記される場合に8タップ程度となり、RAM
マップ型非線形対応領域は固定となる。この場合、エコ
ー径路の状態により、エコー径路インパルス応答のメイ
ンタップ近傍領域(比較的大きなインパルス応答値を取
る領域)が、RAMマップ型非線形型対応領域から逸脱
し、非線形成分に対するエコー抑圧成分が劣化する場合
がある。また、限られた非線形対応領域で、非線形エコ
ー成分の打消性能を最大限に引き出すためには、非線形
対応領域を可変にすることが望まれる。
【0010】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、非線形対応領域を可変とし、エ
コー径路の状況に応じて最適な非線形対応処理を行うこ
とができるエコーキャンセラを提供することを目的とす
る。
になされたものであり、非線形対応領域を可変とし、エ
コー径路の状況に応じて最適な非線形対応処理を行うこ
とができるエコーキャンセラを提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明のエコーキャンセラは、送信信号から受信回
路への回り込みエコーを除去するエコーキャンセラにお
いて、非線形の疑似エコ−成分を生成する非線形型エコ
ーキャンセラと、線形の疑似エコ−成分を生成する線形
型エコーキャンセラと、前記非線形型エコーキャンセラ
の最適な対応領域をエコー経路の特性に応じて決定する
決定手段と、前記非線形型エコーキャンセラを前記決定
手段により決定された対応領域で動作させる手段とを具
備する。本発明のエコーキャンセラの一態様として、送
信信号から受信回路への回り込みエコーを除去するエコ
ーキャンセラにおいて、非線形の疑似エコ−成分を生成
する非線形型エコーキャンセラと、線形の疑似エコ−成
分を生成する線形型エコーキャンセラと、収束状態にあ
る前記線形型エコーキャンセラの動作の下で、インパル
ス応答の積分値が最大となる前記非線形型エコーキャン
セラのタップ長の範囲を求め、この範囲を前記非線形型
エコーキャンセラの対応領域と決定する決定手段と、前
記非線形型エコーキャンセラを前記決定手段により決定
された対応領域で動作させる手段とを具備するものがあ
る。
め、本発明のエコーキャンセラは、送信信号から受信回
路への回り込みエコーを除去するエコーキャンセラにお
いて、非線形の疑似エコ−成分を生成する非線形型エコ
ーキャンセラと、線形の疑似エコ−成分を生成する線形
型エコーキャンセラと、前記非線形型エコーキャンセラ
の最適な対応領域をエコー経路の特性に応じて決定する
決定手段と、前記非線形型エコーキャンセラを前記決定
手段により決定された対応領域で動作させる手段とを具
備する。本発明のエコーキャンセラの一態様として、送
信信号から受信回路への回り込みエコーを除去するエコ
ーキャンセラにおいて、非線形の疑似エコ−成分を生成
する非線形型エコーキャンセラと、線形の疑似エコ−成
分を生成する線形型エコーキャンセラと、収束状態にあ
る前記線形型エコーキャンセラの動作の下で、インパル
ス応答の積分値が最大となる前記非線形型エコーキャン
セラのタップ長の範囲を求め、この範囲を前記非線形型
エコーキャンセラの対応領域と決定する決定手段と、前
記非線形型エコーキャンセラを前記決定手段により決定
された対応領域で動作させる手段とを具備するものがあ
る。
【0012】また、本発明のエコーキャンセラの別の態
様として、送信信号から受信回路への回り込みエコーを
除去するエコーキャンセラにおいて、非線形の疑似エコ
−成分を生成する非線形型エコーキャンセラと、線形の
疑似エコ−成分を生成する線形型エコーキャンセラと、
収束状態にある前記非線形型エコーキャンセラ及び前記
線形型エコーキャンセラの動作の下で、エコ−残留成分
の平均値が最小となる前記非線形型エコーキャンセラの
適用範囲を求め、この範囲を前記非線形型エコーキャン
セラの対応領域と決定する決定手段と、前記非線形型エ
コーキャンセラを前記決定手段により決定された対応領
域で動作させる手段とを具備するものがある。
様として、送信信号から受信回路への回り込みエコーを
除去するエコーキャンセラにおいて、非線形の疑似エコ
−成分を生成する非線形型エコーキャンセラと、線形の
疑似エコ−成分を生成する線形型エコーキャンセラと、
収束状態にある前記非線形型エコーキャンセラ及び前記
線形型エコーキャンセラの動作の下で、エコ−残留成分
の平均値が最小となる前記非線形型エコーキャンセラの
適用範囲を求め、この範囲を前記非線形型エコーキャン
セラの対応領域と決定する決定手段と、前記非線形型エ
コーキャンセラを前記決定手段により決定された対応領
域で動作させる手段とを具備するものがある。
【0013】
【作用】本発明では、非線形型エコーキャンセラの対応
領域をエコー経路の特性に応じて最適となるように変化
させているので、限られた対応領域で最適な非線形対応
処理を行うことができ、非線形型エコーキャンセラによ
る非線形エコー成分の打消性能を最大限に引き出すこと
ができる。
領域をエコー経路の特性に応じて最適となるように変化
させているので、限られた対応領域で最適な非線形対応
処理を行うことができ、非線形型エコーキャンセラによ
る非線形エコー成分の打消性能を最大限に引き出すこと
ができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例に係るトランシー
バの構成を示す図である。同図に示すように送信信号
は、D/A変換器602、ドライバ603及びハイブリ
ッド回路604を経て、伝送線路605に送出される。
このとき、ハイブリッド回路604の不完全性により、
送信信号の一部が受信回路側へエコーとして回り込む。
エコーキャンセラ606は、この回り込みエコーを抑圧
する。この実施例におけるエコーキャンセラ606は、
RAMマップ型エコーキャンセラとトランスバーサル型
エコーキャンセラとを併用した構成である。エコーキャ
ンセラ606において、遅延線701とRAM801と
でRAMマップ型エコーキャンセラを構成する。また、
遅延線701と乗算器702と加算器703とでトラン
スバーサル型エコーキャンセラを構成する。また、符号
101は本発明に係る非線形対応範囲決定処理部、符号
102は本発明に係るスイッチである。
バの構成を示す図である。同図に示すように送信信号
は、D/A変換器602、ドライバ603及びハイブリ
ッド回路604を経て、伝送線路605に送出される。
このとき、ハイブリッド回路604の不完全性により、
送信信号の一部が受信回路側へエコーとして回り込む。
エコーキャンセラ606は、この回り込みエコーを抑圧
する。この実施例におけるエコーキャンセラ606は、
RAMマップ型エコーキャンセラとトランスバーサル型
エコーキャンセラとを併用した構成である。エコーキャ
ンセラ606において、遅延線701とRAM801と
でRAMマップ型エコーキャンセラを構成する。また、
遅延線701と乗算器702と加算器703とでトラン
スバーサル型エコーキャンセラを構成する。また、符号
101は本発明に係る非線形対応範囲決定処理部、符号
102は本発明に係るスイッチである。
【0016】そして、まず最初にトレーニングとしてト
ランスバーサル型エコーキャンセラを動作させ、例えば
逐次修正型最急降下法のアルゴリズムを用いてタップ係
数を修正し、エコーを十分に抑圧する。このとき、タッ
プ係数C0 〜CN は、図2に示すようなエコー径路イン
パルス応答のサンプル値となる。
ランスバーサル型エコーキャンセラを動作させ、例えば
逐次修正型最急降下法のアルゴリズムを用いてタップ係
数を修正し、エコーを十分に抑圧する。このとき、タッ
プ係数C0 〜CN は、図2に示すようなエコー径路イン
パルス応答のサンプル値となる。
【0017】非線形対応範囲決定処理部101は、タッ
プ係数C0 〜CN を用いて非線形処理対応範囲を決定す
る。
プ係数C0 〜CN を用いて非線形処理対応範囲を決定す
る。
【0018】図3は非線形対応範囲決定処理部101の
構成を示す図である。同図に示すように、まず初めに、
セレクタ部301が、上述した処理により得られたタッ
プ係数C0 〜CN のうち連続したタップ係数C0 〜Cn-
1 ( nは非線形型エコーキャンセラのタップ数)を選択
する。これらタップ係数C0 〜Cn-1 は、2乗和がとら
れた後、最大値検出部302のAに入力される。出力制
御信号発生部303は、セレクタ301にタップ係数C
0 〜Cn-1 を選択するためのタップ範囲情報としてのセ
レクタ出力制御データを出力すると共に、このセレクタ
出力制御データを最大値検出部302のAcに入力す
る。最大値検出部302は、Aに入力したタップ係数の
2乗和を最大値格納RAM304の値であるBの入力と
を比較し、A>Bなら出力としてZ=A、Zc=Acを
与え、A<BならZ=B、Zc=Bcとして出力する。
最大値検出部302のZの出力は、最大値格納RAM3
04に格納される。また、その最大値を与えるタップ範
囲情報としてのセレクタ出力制御データは、最大値検出
部302のZcより出力されタップ範囲情報格納RAM
305に格納されると共に、入力制御信号生成部306
に出力される。次に、出力制御信号発生部303は、連
続したタップ係数C1 〜Cn を選択するようセレクタ部
出力制御データを変化させ、これらタップ係数C1 〜C
n の2乗和をとり最大値検出部302のAに入力し、上
述と同様の処理を行わせ、最大値及びタップ範囲情報を
更新する。
構成を示す図である。同図に示すように、まず初めに、
セレクタ部301が、上述した処理により得られたタッ
プ係数C0 〜CN のうち連続したタップ係数C0 〜Cn-
1 ( nは非線形型エコーキャンセラのタップ数)を選択
する。これらタップ係数C0 〜Cn-1 は、2乗和がとら
れた後、最大値検出部302のAに入力される。出力制
御信号発生部303は、セレクタ301にタップ係数C
0 〜Cn-1 を選択するためのタップ範囲情報としてのセ
レクタ出力制御データを出力すると共に、このセレクタ
出力制御データを最大値検出部302のAcに入力す
る。最大値検出部302は、Aに入力したタップ係数の
2乗和を最大値格納RAM304の値であるBの入力と
を比較し、A>Bなら出力としてZ=A、Zc=Acを
与え、A<BならZ=B、Zc=Bcとして出力する。
最大値検出部302のZの出力は、最大値格納RAM3
04に格納される。また、その最大値を与えるタップ範
囲情報としてのセレクタ出力制御データは、最大値検出
部302のZcより出力されタップ範囲情報格納RAM
305に格納されると共に、入力制御信号生成部306
に出力される。次に、出力制御信号発生部303は、連
続したタップ係数C1 〜Cn を選択するようセレクタ部
出力制御データを変化させ、これらタップ係数C1 〜C
n の2乗和をとり最大値検出部302のAに入力し、上
述と同様の処理を行わせ、最大値及びタップ範囲情報を
更新する。
【0019】これら一連の処理を、順次、対応範囲起点
タップをC0 →C1 →C2 →C3 →…というように変化
させて行う。そして、線形エコーキャンセラタップ範囲
において、非線形対応タップ区間におけるタップ係数2
乗和の最大値を与える範囲を求め、この最大値を与える
範囲を非線形処理適応領域として決定する。
タップをC0 →C1 →C2 →C3 →…というように変化
させて行う。そして、線形エコーキャンセラタップ範囲
において、非線形対応タップ区間におけるタップ係数2
乗和の最大値を与える範囲を求め、この最大値を与える
範囲を非線形処理適応領域として決定する。
【0020】この後、この非線形処理適応領域を与える
タップ情報格納RAM305の値をもとに、入力制御信
号生成部306において、図1に示したスイッチ102
の接続/切断を切換える制御信号を生成し、RAMマッ
プ型エコーキャンセラの入力信号を切換える。
タップ情報格納RAM305の値をもとに、入力制御信
号生成部306において、図1に示したスイッチ102
の接続/切断を切換える制御信号を生成し、RAMマッ
プ型エコーキャンセラの入力信号を切換える。
【0021】以上の処理により、RAMマップ型エコー
キャンセラの適応範囲を決定して再びトレーニングを行
い、トランスバーサル型エコーキャンセラ及びRAMマ
ップ型エコーキャンセラを同時に学習してエコーを抑圧
する。
キャンセラの適応範囲を決定して再びトレーニングを行
い、トランスバーサル型エコーキャンセラ及びRAMマ
ップ型エコーキャンセラを同時に学習してエコーを抑圧
する。
【0022】次に、適応領域を残留エコー量から決定す
る場合の実施例を説明する。
る場合の実施例を説明する。
【0023】図4はその実施例に係るトランシーバの構
成を示す図である。同図に示すトランシーバにおけるエ
コーキャンセラ606は、図1に示したエコーキャンセ
ラ606における非線形対応範囲決定処理部101及び
スイッチ102の機能を非線形対応範囲決定処理部40
1に持たせたものであるが、適応領域を残留エコー量か
ら決定している点が上述した実施例とは異なる。
成を示す図である。同図に示すトランシーバにおけるエ
コーキャンセラ606は、図1に示したエコーキャンセ
ラ606における非線形対応範囲決定処理部101及び
スイッチ102の機能を非線形対応範囲決定処理部40
1に持たせたものであるが、適応領域を残留エコー量か
ら決定している点が上述した実施例とは異なる。
【0024】図5は非線形対応範囲決定処理部401の
構成を示す図である。同図に示すように、この非線形対
応範囲決定処理部401では、まず最初に出力制御信号
発生部303の出力のもとでセレクタ301が線形型エ
コーキャンセラの各遅延線701の出力X0 〜XN ( N
+1は線形型エコーキャンセラのタップ数)から非線形型
エコーキャンセラであるRAMマップ型エコーキャンセ
ラへの連続した出力信号RC0 〜RCn ( n+1は非線形
型エコーキャンセラのタップ数)を選択し、当該エコー
キャンセラ606のトレーニングを行い、線形型エコー
キャンセラ及び非線形型エコーキャンセラを収束した後
に、エコー打消残差となる残留エコー量ek を入力す
る。そして、残留エコー量ek から積分処理部501に
より一定時間のエコー打消残のパワーの平均値を計算す
る。最小値検出部504は、Aに入力したパワーの平均
値とBに入力したパワー最小値(RAM502に格納さ
れている。)とを比較し、A≦BならZ=A、Zc=A
cとして出力し、A>BならZ=B、Zc=Bcとして
出力する。最小値検出部504のZの出力は、RAM5
02に格納される。また、Zcの出力は、RAM503
に格納される。
構成を示す図である。同図に示すように、この非線形対
応範囲決定処理部401では、まず最初に出力制御信号
発生部303の出力のもとでセレクタ301が線形型エ
コーキャンセラの各遅延線701の出力X0 〜XN ( N
+1は線形型エコーキャンセラのタップ数)から非線形型
エコーキャンセラであるRAMマップ型エコーキャンセ
ラへの連続した出力信号RC0 〜RCn ( n+1は非線形
型エコーキャンセラのタップ数)を選択し、当該エコー
キャンセラ606のトレーニングを行い、線形型エコー
キャンセラ及び非線形型エコーキャンセラを収束した後
に、エコー打消残差となる残留エコー量ek を入力す
る。そして、残留エコー量ek から積分処理部501に
より一定時間のエコー打消残のパワーの平均値を計算す
る。最小値検出部504は、Aに入力したパワーの平均
値とBに入力したパワー最小値(RAM502に格納さ
れている。)とを比較し、A≦BならZ=A、Zc=A
cとして出力し、A>BならZ=B、Zc=Bcとして
出力する。最小値検出部504のZの出力は、RAM5
02に格納される。また、Zcの出力は、RAM503
に格納される。
【0025】これら一連の処理を、順次、セレクタ30
1の出力信号をRC0 〜RCn →RC1 〜RCn+1 →R
C2 〜RCn+2 →RC3 〜RCn+3 →…というように変
化させて行う。そして、エコー残差パワーが最小となる
範囲を求める。この結果求められた範囲を最適な非線形
対応領域とし、この情報をもとに非線形型エコーキャン
セラの入力を決定し再びトレーニングを行いエコーを抑
圧する。
1の出力信号をRC0 〜RCn →RC1 〜RCn+1 →R
C2 〜RCn+2 →RC3 〜RCn+3 →…というように変
化させて行う。そして、エコー残差パワーが最小となる
範囲を求める。この結果求められた範囲を最適な非線形
対応領域とし、この情報をもとに非線形型エコーキャン
セラの入力を決定し再びトレーニングを行いエコーを抑
圧する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、限
られた対応領域で最適な非線形対応処理を行うことがで
き、非線形型エコーキャンセラによる非線形エコー成分
の打消性能を最大限に引き出すことができる。
られた対応領域で最適な非線形対応処理を行うことがで
き、非線形型エコーキャンセラによる非線形エコー成分
の打消性能を最大限に引き出すことができる。
【図1】本発明の一実施例に係るトランシ−バの構成を
示す図である。
示す図である。
【図2】エコー径路インパルス応答の状態を示す図であ
る。
る。
【図3】図1に示した非線形対応範囲決定処理部の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例に係るトランシーバの構成
を示す図である。
を示す図である。
【図5】図4に示した非線形対応範囲決定処理部の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図6】エコーキャンセラを備えたトランシーバの一般
的構成例を示す図である。
的構成例を示す図である。
【図7】トランスバーサルエコーキャンセラを備えたト
ランシーバの一般的構成を示す図である。
ランシーバの一般的構成を示す図である。
【図8】RAMマップ型エコーキャンセラを備えたトラ
ンシーバの一般的構成を示す図である。
ンシーバの一般的構成を示す図である。
【図9】RAMマップ型とトランスバーサル型を併用し
たエコーキャンセラを有するトランシーバの一般的構成
を示す図である。
たエコーキャンセラを有するトランシーバの一般的構成
を示す図である。
【図10】RAMマップ型とトランスバーサル型を併用
したエコーキャンセラを有するトランシーバの一般的構
成を示す図である。
したエコーキャンセラを有するトランシーバの一般的構
成を示す図である。
101…非線形対応範囲決定処理部、102…スイッ
チ、602…D/A変換器、603…ドライバ、604
…ハイブリッド回路、605…伝送線路、606…エコ
ーキャンセラ、608…A/D変換器、609…加算
器、701…遅延線、702…乗算器、703…加算
器、801…RAM。
チ、602…D/A変換器、603…ドライバ、604
…ハイブリッド回路、605…伝送線路、606…エコ
ーキャンセラ、608…A/D変換器、609…加算
器、701…遅延線、702…乗算器、703…加算
器、801…RAM。
Claims (3)
- 【請求項1】 送信信号から受信回路への回り込みエコ
ーを除去するエコーキャンセラにおいて、 非線形の疑似エコ−成分を生成する非線形型エコーキャ
ンセラと、 線形の疑似エコ−成分を生成する線形型エコーキャンセ
ラと、 前記非線形型エコーキャンセラの最適な対応領域をエコ
ー経路の特性に応じて決定する決定手段と、 前記非線形型エコーキャンセラを前記決定手段により決
定された対応領域で動作させる手段とを具備することを
特徴とするエコーキャンセラ。 - 【請求項2】 送信信号から受信回路への回り込みエコ
ーを除去するエコーキャンセラにおいて、 非線形の疑似エコ−成分を生成する非線形型エコーキャ
ンセラと、 線形の疑似エコ−成分を生成する線形型エコーキャンセ
ラと、 収束状態にある前記線形型エコーキャンセラの動作の下
で、インパルス応答の積分値が最大となる前記非線形型
エコーキャンセラのタップ長の範囲を求め、この範囲を
前記非線形型エコーキャンセラの対応領域と決定する決
定手段と、 前記非線形型エコーキャンセラを前記決定手段により決
定された対応領域で動作させる手段とを具備することを
特徴とするエコーキャンセラ。 - 【請求項3】 送信信号から受信回路への回り込みエコ
ーを除去するエコーキャンセラにおいて、 非線形の疑似エコ−成分を生成する非線形型エコーキャ
ンセラと、 線形の疑似エコ−成分を生成する線形型エコーキャンセ
ラと、 収束状態にある前記非線形型エコーキャンセラ及び前記
線形型エコーキャンセラの動作の下で、エコ−残留成分
の平均値が最小となる前記非線形型エコーキャンセラの
適用範囲を求め、この範囲を前記非線形型エコーキャン
セラの対応領域と決定する決定手段と、 前記非線形型エコーキャンセラを前記決定手段により決
定された対応領域で動作させる手段とを具備することを
特徴とするエコーキャンセラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20201194A JPH0865213A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | エコーキャンセラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20201194A JPH0865213A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | エコーキャンセラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0865213A true JPH0865213A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16450449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20201194A Pending JPH0865213A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | エコーキャンセラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0865213A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6580794B1 (en) | 1998-08-14 | 2003-06-17 | Nec Corporation | Acoustic echo canceler with a peak impulse response detector |
| US11695445B2 (en) | 2020-08-06 | 2023-07-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Equalizer assisted polynomial based linearity enhancement and self-interference canceler |
-
1994
- 1994-08-26 JP JP20201194A patent/JPH0865213A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6580794B1 (en) | 1998-08-14 | 2003-06-17 | Nec Corporation | Acoustic echo canceler with a peak impulse response detector |
| US11695445B2 (en) | 2020-08-06 | 2023-07-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Equalizer assisted polynomial based linearity enhancement and self-interference canceler |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030107 |