JPH086524Y2 - 塗装ブース - Google Patents

塗装ブース

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JPH086524Y2
JPH086524Y2 JP1989109896U JP10989689U JPH086524Y2 JP H086524 Y2 JPH086524 Y2 JP H086524Y2 JP 1989109896 U JP1989109896 U JP 1989109896U JP 10989689 U JP10989689 U JP 10989689U JP H086524 Y2 JPH086524 Y2 JP H086524Y2
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liquid
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雄三 伊藤
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、浮遊スラッジを自動的に除去できるように
した簡易型湿式塗装ブースに関する。
[従来の技術] 本体内に浮遊する塗装ミストを気液接触により捕集
し、捕集後の液体を本体床下に配設された回収槽に収容
するとともに再循環利用するように構成された簡易型湿
式塗装ブースが公知である。
かかる塗装ブースでは、捕集効率の維持,再循環系ポ
ンプ等の保護,回収槽内の清掃等の観点から、回収液体
中の塗料カス、スラッジ等を分離除去する必要がある。
例えば、実開昭62−109765号公報の場合には、回収槽
と排水路との間に段差を設け、オーバーフロー液を過
するストレーナを配設した構成である。
また、例えば、実開昭61−33663号公報の場合には、
回収槽内に蛇行水路を形成し、その一端に吸込パイプ,
排出用ポンプ等からなる汚濁液回収部を設けた構成であ
る。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記ストレーナ配設方式では、床下構造が複
雑で、経時的かつ早期にストレーナが目詰するから回収
液体の円滑循環が妨げられる。また、床下配設であるこ
とからストレーナ交換作業が煩雑で塗装も中断しなけれ
ばならない。
一方、上記汚濁液回収部設置方式は、蛇行水路を形成
しなければならず流路抵抗が増大する。この場合にも床
下構造が複雑となる。また、塗料カス、スラッジ等のみ
ならず液体も回収廃棄するため経済的な液循環を阻害す
るという問題がある。
本考案の目的は、上記問題点を解消するもので、床上
においてスラッジ等のみを高能率にかつ飛散させること
なく自動除去でき、もって長期に亘って液体の消費抑制
を図りつつ円滑に循環再利用することができる塗装ブー
スを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、本体内の塗料ミストを気液接触により捕集
し、捕集後の液体を本体床下に配設された回収槽に収容
するとともに再循環利用するように構成された塗装ブー
スにおいて、 前記本体床下に回収液体を一方向に流す液路を形成
し、 この液路の横断面を2度横切るように回行する無端状
の回行体を含み形成された搬送手段を設け、 該液路の下流側床上にロールフィルタを配設し、かつ
上流側床上にスラッジ回収箱を該液路の上流側横断面を
横切る回行体部分と接近するように配設し、 前記搬送手段を、該ロールフィルタから供給されたフ
ィルタを回行体とともに液路内を回行させるようにフィ
ルタと係合可能かつスラッジ回収箱にフィルタのみを引
渡しできるようにフィルタから離脱可能に構成し、 該スラッジ回収箱に、収容したフィルタによって持込
まれた液体を液路に戻し可能な液戻し部を設けたことを
特徴とする。
[作用] 本考案では、本体内における気液接触によって塗料ミ
スト等を捕集した液体は、床下回収槽に収容されるとと
もに液路内を例えば再循環ポンプ等に向う一方向に流れ
る。
流動途中において、回収液体は、搬送手段によって回
行体とともに連続的または間歇的に回行されるフィルタ
を2度通過して清浄される。すなわち、液路の上流側横
断面を横切る回行体部分によって比較的大きな塗料カス
等スラッジが除去される。引続き、液路の下流側横断面
を横切る回行体部分によって微細な塗料カス等が捕集さ
れる。スラッジ等を捕集したフィルタは、更に回行さ
れ、接近配設された床上スラッジ回収箱において搬送手
段から離脱される。ここに、スラッジ等は、フィルタと
一体的にスラッジ回収箱に引渡され、自動除去される。
スラッジ回収箱に収容したフィルタによって持込まれた
液体は液戻し部を介して液路に戻される。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、要部の側面図、第2図は要部の外観斜視
図、第3図は塗装ブースの側面図および第4図は床面を
形成するグレーチング鋼板を取外した場合の床下構造を
示す平面図である。
第4図において、本体1の床下には塗料ミスト等を捕
集した液体を収容する回収槽2が配設され、かつ、この
回収槽2と吐出口3で連通された液路10が設けられてい
る。液路10は回収液体を一方向に流す役割を持ち、この
実施例では回収槽2から再循環ポンプ7へ流れを形成す
るものとされ、液路断面形状は、第2図に示す如く矩形
である。
なお、第3図、第4図に示す4は水膜形成板、5はト
レイ式気液接触ユニット、6は水膜形成板4に液を分配
供給するための注液樋、8は配管である。
次に、搬送手段20は、第1図、第2図に示したよう
に、各スプロケット22,24,25および液路10中に配設され
たガイド(水中スプロケットでもよいが、この実施例で
は塩化ビニルの成形型材である。)29,29に渡設された
無端状チェーンからなる回行体21を含み形成されてい
る。主スプロケット22をハンドル23で回動させることに
より、回行体21は、第1図の矢印方向に、回行される。
液路10の横断面を上・下流側において2度横切る。
そして、左右一対に配設された回行体21,21間には、
複数の軸部材26が渡架され、かつ各軸部材26にはその長
手方向に沿って複数のピン27が外向きに固着されてい
る。
30は、長寸帯状のフィルタ31を巻回設したロールフィ
ルタで、液路10の下流側床上に配設されている。また、
40はステンレス鋼製のスラッジ回収箱であって、液路10
の上流側床上に配設されている。スラッジ回収箱40に
は、収容したフィルタ31によって持込まれた液体を液路
10に戻し可能な液戻し部が設けられている。この実施例
では、液戻し部は、床面に設けられた網目床41から形成
されている。また、スラッジ回収箱40の外周面には架台
45に位置付設置するための係止片42が設けられている。
また、ロールフィルタ30と搬送手段20の一部を形成す
るスプロケット25との間には、ロールフィルタ30と同長
のガイドロール32が回転自在に設けられている。
ここに、軸部材26に固着された各ピン27は、ロールフ
ィルタ30から供給されたフィルタ31を、回行体21,21と
ともに液路10内を回行させるように、フィルタ31と係合
する係合部を形成するものである。すなわち、ガイドロ
ール32に案内されたフィルタ31には、各ピン27が差込ま
れる。
一方、スラッジ回収箱40の上端部43には、1本の軸部
材26に直列固着されたピン27と同数の凹部28aを有する
離脱部材28が設けられている。これは回行体21とともに
液路10内を移動してきたフィルタ31を、ピン27との協働
により回行体21から離脱させてフィルタ31のみをスラッ
ジ回収箱40へ引渡すための手段である。
次に、作用を説明する。
ロールフィルタ30から繰出したフィルタ31の先端を、
ガイドロール32上に案内する。そして、ハンドル23を左
回転させると、回行体21,21は各スプロケット22,24,25
に沿って回行する。と同時に、軸部材26つまりピン27も
回行移動しガイドロール32上においてフィルタ31に突刺
さる。
したがって、フィルタ31は順次繰出されつつ回行体2
1,21と同期回行し、液路10の横断面を閉鎖する。
ここで、再循環ポンプ7を起動すると、本体1内で気
液接触作用により塗料ミスト等を捕集した液体は、吐出
口3を通し、回収槽2から液路10に流れ込み、第1図に
矢印Xで示した一方向に流動する。
回収液体は、流動途中において、まず液路10の上流側
横断面を閉鎖するフィルタ31Uを通過し、比較的大きな
塗料カス等スラッジが除去される。
引続き、下流側のフィルタ31Dを通過する。回収液中
の微細な塗料カス等は、フィルタ31Dに捕集される。
したがって、回収液体は、回収槽2から再循環ポンプ
7に至る途中の液路10内を通過中に、含有するスラッジ
がフィルタ31U,31Dによって除去され、清浄化される。
そして、フィルタ31U,31Dの捕集効率が低下した場合
には、新たなフィルタ31と交換すべく、ハンドル23を回
転動作すればよい。
この手順を繰返すと、フィルタ31の最先部は主スプロ
ケット22を通過した後、離脱部材28の28aとピン27との
協働により、ピン27から引離され、スラッジ回収箱40に
引渡される。
しかして、この実施例によれば、本体床下に回収液体
を一方向に流す液路10を形成し、この液路10の横断面を
2度横切るように回行する無端状回行体21を含み形成さ
れた搬送手段20を設ける、とともに下流側床上にロール
フィルタ30、上流側床上にスラッジ回収箱40を配設し、
ピン27とガイドローラ32との協働によりフィルタ31と回
行体21とを係合し、かつピン27と凹部28aとの協働によ
りフィルタ31のみをスラッジ回収箱40に離脱・収容でき
る構成としたので、回収液体中のスラッジを飛散させる
ことなく連続的、自動的に回収できる。
また、ロールフィルタ30、スラッジ回収箱40および搬
送手段20の操作部(ハンドル23)が床上配設されている
ので、取扱簡単で塗装作業を中断することなく液体を清
浄化できる。
また、搬送手段20は、ハンドル操作により適時にフィ
ルタ31(31U,31D)を変換できるので、回収液体中に含
まれるスラッジ量等に適応させた高能率の取扱ができ
る、とともにフィルタ31(31U,31D)は、液路10内を2
度横切るので、スラッジ捕集効率が高い。しかも、比較
的大きなスラッジを捕集するフィルタ31Uは直後にスラ
ッジ回収箱40へ離脱回収されるから、スラッジの飛散問
題が生じない。
さらに、スラッジ回収箱40には液戻し部(網目床41)
が設けられているので、持込まれた少量の液体も液路10
内に回収できるから、循環液の消費を極減できる。ま
た、液体が液路10に戻される分、スラッジ回収箱40内に
収容したフィルタ31から液体分が抜けることになり、運
搬・焼却等廃棄処理が容易に行える。
なお、以上の実施例では、搬送手段20はハンドル23を
手動操作するものとしたが、モータ等により連続的また
は間歇的に駆動するよう形成してもよい。
[考案の効果] 本考案は、一方向流れを形成する液路,搬送手段,ロ
ールフィルタ,スラッジ回収箱を所定位置関係をもって
配設し、ロールフィルタから繰出されたフィルタを液路
を2度横切るように回行させれるとともにスラッジ捕集
後のフィルタのみを回収可能に構成したものであるか
ら、塗装作業の中断,ストレーナの交換,清浄液の労費
等の従来欠点を一掃し、取扱簡単で連続的、自動的にス
ラッジを飛散させることなく回収できる優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部の側面図、第2図
は同じく外観斜視図、第3図は塗装ブースの側面図およ
び第4図は床下構造の平面図である。 1…本体、2…回収槽、10…液路、20…搬送手段、21…
回行体、27…ピン、28…離脱部材、28a…凹部、30…ロ
ールフィルタ、31…フィルタ、32…ガイドロール、40…
スラッジ回収箱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体内の塗料ミストを気液接触により捕集
    し、捕集後の液体を本体床下に配設された回収槽に収容
    するとともに再循環利用するように構成された塗装ブー
    スにおいて、 前記本体床下に回収液体を一方向に流す液路を形成し、 この液路の横断面を2度横切るように回行する無端状の
    回行体を含み形成された搬送手段を設け、 該液路の下流側床上にロールフィルタを配設し、かつ上
    流側床上にスラッジ回収箱を該液路の上流側横断面を横
    切る回行体部分と接近するように配設し、 前記搬送手段を、該ロールフィルタから供給されたフィ
    ルタを回行体とともに液路内を回行させるようにフィル
    タと係合可能かつスラッジ回収箱にフィルタのみを引渡
    しできるようにフィルタから離脱可能に構成し、 該スラッジ回収箱に、収容したフィルタによって持込ま
    れた液体を液路に戻し可能な液戻し部を設けたことを特
    徴とする塗装ブース。
JP1989109896U 1989-09-20 1989-09-20 塗装ブース Expired - Lifetime JPH086524Y2 (ja)

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JPH0354765U JPH0354765U (ja) 1991-05-27
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