JPH0865948A - ペジャー用モータの振動発生部 - Google Patents
ペジャー用モータの振動発生部Info
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- JPH0865948A JPH0865948A JP6214257A JP21425794A JPH0865948A JP H0865948 A JPH0865948 A JP H0865948A JP 6214257 A JP6214257 A JP 6214257A JP 21425794 A JP21425794 A JP 21425794A JP H0865948 A JPH0865948 A JP H0865948A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 分銅の肉厚部の一部を切欠し、この切欠部で
モータの回転軸と分銅とを溶接により固定すると共に、
切欠されていない分銅の肉厚部の一部でモータの回転軸
を支えるようにすることで、分銅のガタやブレが生ぜ
ず、分銅の軸孔の精度が問われないペジャー用モータの
振動発生部を提供する。 【構成】 モータの回転軸と該モータの回転軸に偏心状
態で固定した分銅とから成るペジャー用モータの振動発
生部に於いて、モータの回転軸に対して分銅の重心位置
の反対側に位置する肉厚部の一部を切欠して切欠部を形
成し、該切欠部とこの部位のモータの回転軸との間を任
意の溶接手段にて溶接固定して成る。
モータの回転軸と分銅とを溶接により固定すると共に、
切欠されていない分銅の肉厚部の一部でモータの回転軸
を支えるようにすることで、分銅のガタやブレが生ぜ
ず、分銅の軸孔の精度が問われないペジャー用モータの
振動発生部を提供する。 【構成】 モータの回転軸と該モータの回転軸に偏心状
態で固定した分銅とから成るペジャー用モータの振動発
生部に於いて、モータの回転軸に対して分銅の重心位置
の反対側に位置する肉厚部の一部を切欠して切欠部を形
成し、該切欠部とこの部位のモータの回転軸との間を任
意の溶接手段にて溶接固定して成る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は溶接手段を用いてモータ
の回転軸に分銅を偏心固定して成るペジャー用モータの
振動発生部に関するものである。
の回転軸に分銅を偏心固定して成るペジャー用モータの
振動発生部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ペジャー用モータの振動発生部は、モー
タの回転軸に分銅を偏重心の状態で固定して成るものが
一般的である。即ち、分銅部分にモータの回転軸の直径
よりも幾分大きな直径の軸孔を形成し、ここにモータの
回転軸を挿入し、軸孔に向け垂直に形成された螺子孔に
ピンを入れてモータの回転軸を押え付けたり、或いは分
銅の重心位置Gとは軸孔を挟んだ反対側の肉厚部の壁面
頂部や側面部をポンチ打ち等により加締て、モータの回
転軸を固定する工程を経るものである。その一例として
実公平4−13860及び実開平6−19336を上げ
ることが出来、これを図7で表わす。実公平4−138
60では、図7のペジャー用モータの振動発生部7に付
いて、分銅8にモータの回転軸4の直径よりも幾分大き
な直径の軸孔9を形成し、該軸孔9にモータの回転軸4
を挿入し、分銅8の重心位置Gとは軸孔9を挟んだ反対
側の肉厚部の壁面頂部を(矢符A方向より)ポンチ打ち
により加締て成る。また実開平6−19336では、図
7のペジャー用モータの振動発生部7に付いて、軸線を
通る平面に対して径方向にずれた2位置に於いて(矢符
B方向より)ポンチ打ちにより加締て成る。これらによ
れば、分銅8の軸孔9にはモータの回転軸4が緩やかに
貫入されることに成るため、加締めにより両者を固定す
る工程を必要とする訳である。
タの回転軸に分銅を偏重心の状態で固定して成るものが
一般的である。即ち、分銅部分にモータの回転軸の直径
よりも幾分大きな直径の軸孔を形成し、ここにモータの
回転軸を挿入し、軸孔に向け垂直に形成された螺子孔に
ピンを入れてモータの回転軸を押え付けたり、或いは分
銅の重心位置Gとは軸孔を挟んだ反対側の肉厚部の壁面
頂部や側面部をポンチ打ち等により加締て、モータの回
転軸を固定する工程を経るものである。その一例として
実公平4−13860及び実開平6−19336を上げ
ることが出来、これを図7で表わす。実公平4−138
60では、図7のペジャー用モータの振動発生部7に付
いて、分銅8にモータの回転軸4の直径よりも幾分大き
な直径の軸孔9を形成し、該軸孔9にモータの回転軸4
を挿入し、分銅8の重心位置Gとは軸孔9を挟んだ反対
側の肉厚部の壁面頂部を(矢符A方向より)ポンチ打ち
により加締て成る。また実開平6−19336では、図
7のペジャー用モータの振動発生部7に付いて、軸線を
通る平面に対して径方向にずれた2位置に於いて(矢符
B方向より)ポンチ打ちにより加締て成る。これらによ
れば、分銅8の軸孔9にはモータの回転軸4が緩やかに
貫入されることに成るため、加締めにより両者を固定す
る工程を必要とする訳である。
【0003】また、図8及び図9で表されるように、焼
結材を成型型を用いて分銅80形状に焼結し、冷却後に
軸孔90であるコアーピンの抜孔にモータの回転軸4を
圧入する方法もあるが、コアーピンの抜孔寸法をモータ
の回転軸4の直径に等しくするために2次加工が必要で
あり、この圧入代管理のためにリーマ等で抜孔内壁を切
削して所要寸法を出していた。即ち、高精度に加工した
分銅80の軸孔90にモータの回転軸4を圧入して振動
発生部70を形成していたのである。
結材を成型型を用いて分銅80形状に焼結し、冷却後に
軸孔90であるコアーピンの抜孔にモータの回転軸4を
圧入する方法もあるが、コアーピンの抜孔寸法をモータ
の回転軸4の直径に等しくするために2次加工が必要で
あり、この圧入代管理のためにリーマ等で抜孔内壁を切
削して所要寸法を出していた。即ち、高精度に加工した
分銅80の軸孔90にモータの回転軸4を圧入して振動
発生部70を形成していたのである。
【0004】また、図10で表わしたものは、特開平6
−30544及び特開平6−98496に関する振動発
生部71であるが、何れも分銅81の略回転軸径の溝8
2にモータの回転軸4を挿入した後、溝82の開口部の
少くとも一部分が狭く成るようにこの部位を加締めて固
定して成る。符号83は加締め部である。特に特開平6
−98496では、加締めのような加圧だけではなく溶
接による実施例も記載されている。
−30544及び特開平6−98496に関する振動発
生部71であるが、何れも分銅81の略回転軸径の溝8
2にモータの回転軸4を挿入した後、溝82の開口部の
少くとも一部分が狭く成るようにこの部位を加締めて固
定して成る。符号83は加締め部である。特に特開平6
−98496では、加締めのような加圧だけではなく溶
接による実施例も記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記実
公平4−13860及び実開平6−19336のような
抜孔を加締める方法によれば、そもそも分銅側に開孔さ
れたコアーピンの抜孔寸法とモータの回転軸直径とが一
致せず、分銅を加締めることによりモータの回転軸に固
定していたので、加締め作業中に分銅を破損して終うこ
とも多く、加締力により不本意にまた不必要に回転軸に
曲りが生ずるというような、モータにとって極めて致命
的な問題が生じている。これはコアレスモータ等の径の
小さな回転軸では特に深刻である。また分銅を加締める
と、その周辺に材料の盛り上がりが生じ、分銅に施され
たメッキにヒビが入ったり剥離したりすることもある。
また加締めが完全でないと、分銅が回転軸から抜け落ち
たりする不具合が生ずるが、治具の孔径公差の問題で加
圧を一定に保つことが難しく、精度や歩留まりが大変悪
いものであった。
公平4−13860及び実開平6−19336のような
抜孔を加締める方法によれば、そもそも分銅側に開孔さ
れたコアーピンの抜孔寸法とモータの回転軸直径とが一
致せず、分銅を加締めることによりモータの回転軸に固
定していたので、加締め作業中に分銅を破損して終うこ
とも多く、加締力により不本意にまた不必要に回転軸に
曲りが生ずるというような、モータにとって極めて致命
的な問題が生じている。これはコアレスモータ等の径の
小さな回転軸では特に深刻である。また分銅を加締める
と、その周辺に材料の盛り上がりが生じ、分銅に施され
たメッキにヒビが入ったり剥離したりすることもある。
また加締めが完全でないと、分銅が回転軸から抜け落ち
たりする不具合が生ずるが、治具の孔径公差の問題で加
圧を一定に保つことが難しく、精度や歩留まりが大変悪
いものであった。
【0006】また、図8及び図9で表わされたもののよ
うに、分銅の成型に主として焼結法を採用した場合に
は、前記軸孔、即ちコアーピンの抜孔に対する小径の孔
加工が極めて難しく、正確な圧入代管理はそもそも不可
能であり、圧入代精度の管理は上記リーマ加工等々の2
次加工に頼らざるを得なかった。
うに、分銅の成型に主として焼結法を採用した場合に
は、前記軸孔、即ちコアーピンの抜孔に対する小径の孔
加工が極めて難しく、正確な圧入代管理はそもそも不可
能であり、圧入代精度の管理は上記リーマ加工等々の2
次加工に頼らざるを得なかった。
【0007】着信を振動にて報知する方式のペジャーに
於いては発生振動は大きい方がより好ましいのであり、
モータの回転軸に偏心固定される分銅は、その比重が大
きいほど発生する振動を大きくし得るものであるが、同
じ比重のものであれば厚みが薄いほど回転軸やロータ等
モータ各部への負担が小さく成り、モータの動作が安定
し、耐久寿命も延びることが知られている。このため焼
結材料にタングステンの含有比率を高めたものを使用し
たいところではあるが、このようにすると出来上りの硬
度も堅く成り、前記圧入代精度の管理にリーマ加工等々
の2次加工を行うに際し、分銅部が堅くてコアーピンの
抜孔を切削加工するのが大変な作業と成り、リーマの消
耗も激しく、場合によってはモータの回転軸圧入作業時
に分銅を破損したりモータ内部の調整を狂わせることも
あった。
於いては発生振動は大きい方がより好ましいのであり、
モータの回転軸に偏心固定される分銅は、その比重が大
きいほど発生する振動を大きくし得るものであるが、同
じ比重のものであれば厚みが薄いほど回転軸やロータ等
モータ各部への負担が小さく成り、モータの動作が安定
し、耐久寿命も延びることが知られている。このため焼
結材料にタングステンの含有比率を高めたものを使用し
たいところではあるが、このようにすると出来上りの硬
度も堅く成り、前記圧入代精度の管理にリーマ加工等々
の2次加工を行うに際し、分銅部が堅くてコアーピンの
抜孔を切削加工するのが大変な作業と成り、リーマの消
耗も激しく、場合によってはモータの回転軸圧入作業時
に分銅を破損したりモータ内部の調整を狂わせることも
あった。
【0008】また、特開平6−30544及び特開平6
−98496のように、分銅81の溝82にモータの回
転軸4を挿入した後、溝82の開口部の少くとも一部分
が狭く成るようにこの部位を加締めて固定する方法によ
れば、溝82の寸法が略回転軸径であるため、加締め部
83で固定していると言えども、この溝82の中ではモ
ータの回転軸4が溝82の開口部方向にブレやガタを生
じたりする問題が起こっている。また、加締力によって
回転軸に曲りが生ずるというような、モータにとって極
めて致命的な問題が生じている。これはコアレスモータ
等の径の小さな回転軸では特に深刻である。また特に特
開平6−98496に於ける溶接による実施例では、分
銅81を熔融させて加締め部83に相当する盛上がり部
を形成しているため、分銅81を熔融させるのに比較的
長い時間が掛かり、熱がモータの回転軸4を通してモー
タ本体に伝導され、モータ内部を損傷する虞があった。
−98496のように、分銅81の溝82にモータの回
転軸4を挿入した後、溝82の開口部の少くとも一部分
が狭く成るようにこの部位を加締めて固定する方法によ
れば、溝82の寸法が略回転軸径であるため、加締め部
83で固定していると言えども、この溝82の中ではモ
ータの回転軸4が溝82の開口部方向にブレやガタを生
じたりする問題が起こっている。また、加締力によって
回転軸に曲りが生ずるというような、モータにとって極
めて致命的な問題が生じている。これはコアレスモータ
等の径の小さな回転軸では特に深刻である。また特に特
開平6−98496に於ける溶接による実施例では、分
銅81を熔融させて加締め部83に相当する盛上がり部
を形成しているため、分銅81を熔融させるのに比較的
長い時間が掛かり、熱がモータの回転軸4を通してモー
タ本体に伝導され、モータ内部を損傷する虞があった。
【0009】本発明は上述したような種々の問題を解決
し、従来の加締加工のような各部を破損する問題がな
く、分銅とモータの回転軸との固定に先立つリーマ加工
等々の2次加工の工程を必要とせず、分銅の軸孔の精度
が問われず、分銅のブレやガタを生ぜず、製品の生産性
を向上させると共に製造コストを引き下げることが出来
るような、ペジャー用モータの振動発生部の提供を課題
とするものである。
し、従来の加締加工のような各部を破損する問題がな
く、分銅とモータの回転軸との固定に先立つリーマ加工
等々の2次加工の工程を必要とせず、分銅の軸孔の精度
が問われず、分銅のブレやガタを生ぜず、製品の生産性
を向上させると共に製造コストを引き下げることが出来
るような、ペジャー用モータの振動発生部の提供を課題
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は、モータの回
転軸と該モータの回転軸に偏心状態で固定した分銅とか
ら成るペジャー用モータの振動発生部に於いて、モータ
の回転軸に対して分銅の重心位置の反対側に位置する肉
厚部の一部を切欠して切欠部を形成し、該切欠部とこの
部位のモータの回転軸との間を任意の溶接手段にて溶接
固定して成る、ペジャー用モータの振動発生部を構成す
ることによって達成される。上記溶接手段としては、例
えばガス溶接、電気溶接、レーザ溶接等を任意に利用す
ることが出来る。
転軸と該モータの回転軸に偏心状態で固定した分銅とか
ら成るペジャー用モータの振動発生部に於いて、モータ
の回転軸に対して分銅の重心位置の反対側に位置する肉
厚部の一部を切欠して切欠部を形成し、該切欠部とこの
部位のモータの回転軸との間を任意の溶接手段にて溶接
固定して成る、ペジャー用モータの振動発生部を構成す
ることによって達成される。上記溶接手段としては、例
えばガス溶接、電気溶接、レーザ溶接等を任意に利用す
ることが出来る。
【0011】また前記切欠部がモータの回転軸に沿って
分銅の長手方向にスリット状に開孔されて成るものとし
た。また前記切欠部の一方の端が、分銅の前端部又は後
端部まで開孔され成るものとした。また前記切欠部がモ
ータの回転軸に沿って複数箇所に分設されて成るものと
した。また前記切欠部が、モータの回転軸の大部分が露
出する程度に肉厚部を切欠することによって形成されて
成るものとした。
分銅の長手方向にスリット状に開孔されて成るものとし
た。また前記切欠部の一方の端が、分銅の前端部又は後
端部まで開孔され成るものとした。また前記切欠部がモ
ータの回転軸に沿って複数箇所に分設されて成るものと
した。また前記切欠部が、モータの回転軸の大部分が露
出する程度に肉厚部を切欠することによって形成されて
成るものとした。
【0012】
【作用】本発明は、モータの回転軸に対して分銅の重心
位置の反対側に位置する肉厚部の一部を切欠して切欠部
を形成し、該切欠部とこの部位のモータの回転軸との間
を任意の溶接手段にて溶接固定することにより、分銅が
モータの回転軸に一体に固定される。この際上述の高精
度の圧入代管理は不要であり、この点を意識する必要は
ない。また分銅や回転軸やモータ内部機構等へ衝撃が加
わることが無いため、これに起因する軸曲り等の不良が
発生することも無く、接着による固定のように接着剤に
係る問題も生じない。即ち本発明の構成には、基本的に
は単に溶接工程を経るのみであるから、分銅の軸孔の精
度が問われず、製品の歩留りが向上し、生産性が向上し
製造コストが下がると共に、長期間に亘り高い結合強度
が保証される。またこの構成は全体の小型化にも寄与す
るものである。
位置の反対側に位置する肉厚部の一部を切欠して切欠部
を形成し、該切欠部とこの部位のモータの回転軸との間
を任意の溶接手段にて溶接固定することにより、分銅が
モータの回転軸に一体に固定される。この際上述の高精
度の圧入代管理は不要であり、この点を意識する必要は
ない。また分銅や回転軸やモータ内部機構等へ衝撃が加
わることが無いため、これに起因する軸曲り等の不良が
発生することも無く、接着による固定のように接着剤に
係る問題も生じない。即ち本発明の構成には、基本的に
は単に溶接工程を経るのみであるから、分銅の軸孔の精
度が問われず、製品の歩留りが向上し、生産性が向上し
製造コストが下がると共に、長期間に亘り高い結合強度
が保証される。またこの構成は全体の小型化にも寄与す
るものである。
【0013】特に本発明では、肉厚部の一部に切欠部が
形成され、切欠部で分銅とモータの回転軸が溶接固定さ
れており、切欠部が形成されていない肉厚部の部位はモ
ータの回転軸の軸受部と成っている。このため、モータ
の回転軸が切欠部方向にブレやガタを生じたりする問題
が起こらなく成っている。
形成され、切欠部で分銅とモータの回転軸が溶接固定さ
れており、切欠部が形成されていない肉厚部の部位はモ
ータの回転軸の軸受部と成っている。このため、モータ
の回転軸が切欠部方向にブレやガタを生じたりする問題
が起こらなく成っている。
【0014】上記作用は、前記切欠部がモータの回転軸
に沿って分銅の長手方向にスリット状に開孔されて成る
ものでも、前記切欠部の一方の端が分銅の前端部又は後
端部まで開孔され成るものでも、前記切欠部がモータの
回転軸に沿って複数箇所に分設されて成るものでも、ま
た前記切欠部がモータの回転軸の大部分が露出する程度
に肉厚部を切欠することにより形成されて成るものでも
同様に見られる。この切欠部では回転軸が露出してお
り、ここに溶接が施される。このような切欠部を設けた
場合でも、この切欠部の形成は容易であり、切欠部の形
状や寸法精度等に注意を払う必要は殆ど無い。
に沿って分銅の長手方向にスリット状に開孔されて成る
ものでも、前記切欠部の一方の端が分銅の前端部又は後
端部まで開孔され成るものでも、前記切欠部がモータの
回転軸に沿って複数箇所に分設されて成るものでも、ま
た前記切欠部がモータの回転軸の大部分が露出する程度
に肉厚部を切欠することにより形成されて成るものでも
同様に見られる。この切欠部では回転軸が露出してお
り、ここに溶接が施される。このような切欠部を設けた
場合でも、この切欠部の形成は容易であり、切欠部の形
状や寸法精度等に注意を払う必要は殆ど無い。
【0015】尚、溶接手段にガス溶接、電気溶接、レー
ザ溶接等の何れの手段を用いても、得られる作用効果は
基本的に同一であると見做し得る。分銅と回転軸とは溶
接部分に於いて熔融後固化し一体と成るため、溶接部以
外の切欠部内の部位が密着していないとしても問題はな
い。
ザ溶接等の何れの手段を用いても、得られる作用効果は
基本的に同一であると見做し得る。分銅と回転軸とは溶
接部分に於いて熔融後固化し一体と成るため、溶接部以
外の切欠部内の部位が密着していないとしても問題はな
い。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
するが、本発明はこれ等の実施例にのみ限定されるもの
ではない。
するが、本発明はこれ等の実施例にのみ限定されるもの
ではない。
【0017】図1は本発明の第1実施例を図示したもの
である。分銅2には回転軸挿通用の軸孔3が分銅2を貫
通するように形成されており、分銅2の重心位置Gとは
軸孔3を挟んだ反対側の肉厚部20の壁面に、モータ6
の回転軸4に沿って分銅2の長手方向にスリット状の切
欠部22が、肉厚部20の両端部を残して開孔されてお
り、モータ6の回転軸4を分銅2の当該軸孔3に奥深く
まで挿通した後、前記スリット状の切欠部22の中央部
分の、分銅2と回転軸4との間を、レーザ溶接にて溶接
部5を形成して成る。符号21は、肉厚部20上でスリ
ット状の切欠部22が開孔されていない、モータ6の回
転軸4を受けるための軸受部を示す。
である。分銅2には回転軸挿通用の軸孔3が分銅2を貫
通するように形成されており、分銅2の重心位置Gとは
軸孔3を挟んだ反対側の肉厚部20の壁面に、モータ6
の回転軸4に沿って分銅2の長手方向にスリット状の切
欠部22が、肉厚部20の両端部を残して開孔されてお
り、モータ6の回転軸4を分銅2の当該軸孔3に奥深く
まで挿通した後、前記スリット状の切欠部22の中央部
分の、分銅2と回転軸4との間を、レーザ溶接にて溶接
部5を形成して成る。符号21は、肉厚部20上でスリ
ット状の切欠部22が開孔されていない、モータ6の回
転軸4を受けるための軸受部を示す。
【0018】さて、スリット状の切欠部22の分銅2と
回転軸4との間に、溶接用のレーザを照射すると、当該
レーザ照射部分で分銅2と回転軸4とが熔融固化し、両
者は一体に固定される。この際、溶接部5以外の切欠部
22内では分銅2と回転軸4とが密着していないとして
も問題はない。即ち、軸孔3に対する高精度の圧入代管
理は不要と成り、回転軸4に対して軸孔3が緩くても問
題はなく、却て従来のように分銅2や回転軸4やモータ
6の内部機構へ衝撃が加わることが無いため、これに起
因する軸曲り等の不良が発生することも無い。本実施例
を構成するには基本的には単にレーザ溶接の工程を経る
のみであって、従来のような2次加工を必要とせず、分
銅2の軸孔3の精度が問われず、製品の歩留りが向上し
生産性が向上し製造コストが下がると共に、長期間に亘
り高い結合強度が保証されるという効果がある。
回転軸4との間に、溶接用のレーザを照射すると、当該
レーザ照射部分で分銅2と回転軸4とが熔融固化し、両
者は一体に固定される。この際、溶接部5以外の切欠部
22内では分銅2と回転軸4とが密着していないとして
も問題はない。即ち、軸孔3に対する高精度の圧入代管
理は不要と成り、回転軸4に対して軸孔3が緩くても問
題はなく、却て従来のように分銅2や回転軸4やモータ
6の内部機構へ衝撃が加わることが無いため、これに起
因する軸曲り等の不良が発生することも無い。本実施例
を構成するには基本的には単にレーザ溶接の工程を経る
のみであって、従来のような2次加工を必要とせず、分
銅2の軸孔3の精度が問われず、製品の歩留りが向上し
生産性が向上し製造コストが下がると共に、長期間に亘
り高い結合強度が保証されるという効果がある。
【0019】特に、肉厚部20の一部にスリット状の切
欠部22が形成され、切欠部22の一部分で分銅2とモ
ータ6の回転軸4とが溶接固定されている。また同時に
切欠部22が形成されていない肉厚部20の部位、即ち
肉厚部20の両端部はモータ6の回転軸4の軸受部21
と成っている。このため、モータ6の回転軸4はこの両
端の2箇所の軸受部21と中央の溶接部5との3箇所で
固定された状態にあるため、モータ6の回転軸4が切欠
部22方向にブレやガタを生じたりする問題が起こらな
く成っている。
欠部22が形成され、切欠部22の一部分で分銅2とモ
ータ6の回転軸4とが溶接固定されている。また同時に
切欠部22が形成されていない肉厚部20の部位、即ち
肉厚部20の両端部はモータ6の回転軸4の軸受部21
と成っている。このため、モータ6の回転軸4はこの両
端の2箇所の軸受部21と中央の溶接部5との3箇所で
固定された状態にあるため、モータ6の回転軸4が切欠
部22方向にブレやガタを生じたりする問題が起こらな
く成っている。
【0020】尚、本実施例に於いては、スリット幅を
0.4ミリメートルに、レーザ光線のビーム径を0.8
ミリメートルに取っている。これは比較的好適な例であ
るが、このスリット幅やビーム径に拘るものではない。
また溶接部5を切欠部22内の複数箇所に設けても構わ
ない。レーザ溶接を利用して溶接部5を形成する利点と
しては、例えばレーザビームの照射時間は0.1秒とい
うような極く短かい時間で済むことや、レンズを制御し
て照射スポットの直径を変更したり、調節することが容
易である点や、レーザビームを走査させて所望の一定範
囲を溶接することが可能である点や、溶接作業を自動化
することが可能な点、等々を上げることが出来る。
0.4ミリメートルに、レーザ光線のビーム径を0.8
ミリメートルに取っている。これは比較的好適な例であ
るが、このスリット幅やビーム径に拘るものではない。
また溶接部5を切欠部22内の複数箇所に設けても構わ
ない。レーザ溶接を利用して溶接部5を形成する利点と
しては、例えばレーザビームの照射時間は0.1秒とい
うような極く短かい時間で済むことや、レンズを制御し
て照射スポットの直径を変更したり、調節することが容
易である点や、レーザビームを走査させて所望の一定範
囲を溶接することが可能である点や、溶接作業を自動化
することが可能な点、等々を上げることが出来る。
【0021】次に、図2及び図3は本発明の第2実施例
を図示したものである。上述の第1実施例では、モータ
6の回転軸4を、分銅2の両端の軸受部21と中央の溶
接部5との3箇所で固定することによって、モータ6の
回転軸4が切欠部22方向にブレたりガタついたりしな
いように構成されていたが、これは2箇所であっても同
様の作用効果を生ずる。
を図示したものである。上述の第1実施例では、モータ
6の回転軸4を、分銅2の両端の軸受部21と中央の溶
接部5との3箇所で固定することによって、モータ6の
回転軸4が切欠部22方向にブレたりガタついたりしな
いように構成されていたが、これは2箇所であっても同
様の作用効果を生ずる。
【0022】そこで、図2の例では、分銅2の重心位置
Gとは軸孔3を挟んだ反対側の肉厚部20の壁面に、モ
ータ6の回転軸4に沿って分銅2の長手方向にスリット
状の切欠部23が、肉厚部20の前端部分を残して開孔
されており、モータ6の回転軸4を分銅2の軸孔3に奥
深くまで挿通した後、前記スリット状の切欠部23の後
方部分の、分銅2と回転軸4との間に、ガス溶接によっ
て溶接部50を形成して成るものとした。このため軸受
部21は、分銅2の前端部の一箇所のみに存在している
ことに成る。
Gとは軸孔3を挟んだ反対側の肉厚部20の壁面に、モ
ータ6の回転軸4に沿って分銅2の長手方向にスリット
状の切欠部23が、肉厚部20の前端部分を残して開孔
されており、モータ6の回転軸4を分銅2の軸孔3に奥
深くまで挿通した後、前記スリット状の切欠部23の後
方部分の、分銅2と回転軸4との間に、ガス溶接によっ
て溶接部50を形成して成るものとした。このため軸受
部21は、分銅2の前端部の一箇所のみに存在している
ことに成る。
【0023】また、図3の例では、分銅2の重心位置G
とは軸孔3を挟んだ反対側の肉厚部20の壁面に、モー
タ6の回転軸4に沿って分銅2の長手方向にスリット状
の切欠部23が、肉厚部20の後端部分を残して開孔さ
れており、モータ6の回転軸4を分銅2の軸孔3に奥深
くまで挿通した後、前記スリット状の切欠部23の前方
部分の、分銅2と回転軸4との間に、ガス溶接によって
溶接部50を形成して成るものとした。
とは軸孔3を挟んだ反対側の肉厚部20の壁面に、モー
タ6の回転軸4に沿って分銅2の長手方向にスリット状
の切欠部23が、肉厚部20の後端部分を残して開孔さ
れており、モータ6の回転軸4を分銅2の軸孔3に奥深
くまで挿通した後、前記スリット状の切欠部23の前方
部分の、分銅2と回転軸4との間に、ガス溶接によって
溶接部50を形成して成るものとした。
【0024】次に、図4は本発明の第3実施例を図示し
たものである。本実施例は、上述の第2実施例と同様、
溶接部51と1箇所の軸受部21とで、モータ6の回転
軸4の切欠部24方向へのブレやガタを防止し得る構成
としたものである。
たものである。本実施例は、上述の第2実施例と同様、
溶接部51と1箇所の軸受部21とで、モータ6の回転
軸4の切欠部24方向へのブレやガタを防止し得る構成
としたものである。
【0025】即ち、分銅2の重心位置Gとは軸孔3を挟
んだ反対側の肉厚部20の壁面の、中央部分を残した前
後方向の2箇所に、スリット状の切欠部24が開孔され
ており、前後2箇所のスリット状の切欠部24の内、前
側の切欠部24の、分銅2と回転軸4との間に電気溶接
によって溶接部51を形成して成るものとした。このた
め軸受部21は、分銅2の中央部に存在していることに
成る。
んだ反対側の肉厚部20の壁面の、中央部分を残した前
後方向の2箇所に、スリット状の切欠部24が開孔され
ており、前後2箇所のスリット状の切欠部24の内、前
側の切欠部24の、分銅2と回転軸4との間に電気溶接
によって溶接部51を形成して成るものとした。このた
め軸受部21は、分銅2の中央部に存在していることに
成る。
【0026】ところで、モータの回転軸に偏心固定され
る分銅は、分銅の不均合量が大きいほど、即ち分銅の重
心位置が回転軸から一方向に離れれば離れるほど、発生
する振動を大きくし得るものである。しかし図1で示す
ように、第1実施例では重心位置Gとは軸孔3を挟んだ
反対方向に、分銅2の一部(肉厚部20)がスリット状
の切欠部22を除いて軸孔3の周壁として存在し、当該
肉厚部20の重量分が重心Gの位置を回転軸4側に近付
ける作用を及ぼしている。仮に前記肉厚部20の一部分
でも不要であれば、同じ不均合量を得るためにより小さ
な分銅で済み、また同じ大きさの分銅であれば、より大
きな不均合量を獲得出来ることに成る。この事情は従来
のペジャー用モータやその他のモータ式バイブレータの
振動発生部全般に当て嵌る。この問題を併せて解決する
ものが、次に説明する第4実施例である。
る分銅は、分銅の不均合量が大きいほど、即ち分銅の重
心位置が回転軸から一方向に離れれば離れるほど、発生
する振動を大きくし得るものである。しかし図1で示す
ように、第1実施例では重心位置Gとは軸孔3を挟んだ
反対方向に、分銅2の一部(肉厚部20)がスリット状
の切欠部22を除いて軸孔3の周壁として存在し、当該
肉厚部20の重量分が重心Gの位置を回転軸4側に近付
ける作用を及ぼしている。仮に前記肉厚部20の一部分
でも不要であれば、同じ不均合量を得るためにより小さ
な分銅で済み、また同じ大きさの分銅であれば、より大
きな不均合量を獲得出来ることに成る。この事情は従来
のペジャー用モータやその他のモータ式バイブレータの
振動発生部全般に当て嵌る。この問題を併せて解決する
ものが、次に説明する第4実施例である。
【0027】図5は本発明の第4実施例を図示したもの
である。分銅2には回転軸挿通用の軸孔3が分銅2を貫
通するように形成されており、分銅2の重心位置gとは
軸孔3を挟んだ反対側の肉厚部20の壁面に、モータ6
の回転軸4に沿って分銅2の長手方向に切欠部25が、
モータ6の回転軸4の大部分が露出する程度に、且つ肉
厚部20の両端部を残して開孔されており、切欠部25
の前端部分の、分銅2と回転軸4との間をレーザ溶接に
て溶接部5を形成して成る。符号21は軸受部を示す。
である。分銅2には回転軸挿通用の軸孔3が分銅2を貫
通するように形成されており、分銅2の重心位置gとは
軸孔3を挟んだ反対側の肉厚部20の壁面に、モータ6
の回転軸4に沿って分銅2の長手方向に切欠部25が、
モータ6の回転軸4の大部分が露出する程度に、且つ肉
厚部20の両端部を残して開孔されており、切欠部25
の前端部分の、分銅2と回転軸4との間をレーザ溶接に
て溶接部5を形成して成る。符号21は軸受部を示す。
【0028】本実施例の場合、図1で表した鎖線内の肉
厚部20の部分が不要である。このため、重心gの位置
が回転軸4から遠ざかり、第1実施例よりも大きな不均
合量を得ることが出来、より小さく軽量な分銅にも拘ら
ず発生出来る振動が大きい。また分銅2が小型化し挿着
時の作業性も良好と成るため、更なるコストダウンを計
ることに成功している。
厚部20の部分が不要である。このため、重心gの位置
が回転軸4から遠ざかり、第1実施例よりも大きな不均
合量を得ることが出来、より小さく軽量な分銅にも拘ら
ず発生出来る振動が大きい。また分銅2が小型化し挿着
時の作業性も良好と成るため、更なるコストダウンを計
ることに成功している。
【0029】而も、切欠部25の一部分で分銅2とモー
タ6の回転軸4とが溶接固定されていると同時に、前後
方2箇所の軸受部21でモータ6の回転軸4が固定され
ている。このため、モータ6の回転軸4はこの両端の2
箇所の軸受部21と溶接部5との3箇所で固定された状
態にあるため、モータ6の回転軸4が切欠部25方向に
ブレやガタを生じたりする問題が起こらなく成ってい
る。
タ6の回転軸4とが溶接固定されていると同時に、前後
方2箇所の軸受部21でモータ6の回転軸4が固定され
ている。このため、モータ6の回転軸4はこの両端の2
箇所の軸受部21と溶接部5との3箇所で固定された状
態にあるため、モータ6の回転軸4が切欠部25方向に
ブレやガタを生じたりする問題が起こらなく成ってい
る。
【0030】次に、図6は本発明の第5実施例を図示し
たものである。前述した第4実施例同様、肉厚部20を
削減して重心gの位置を回転軸4から遠ざけるため、モ
ータ6の回転軸4に沿って分銅2の長手方向に窓状の切
欠部26が、モータ6の回転軸4の大部分が露出する程
度に、5個に分割して開孔されており、この内1箇所の
切欠部26の前端部分の、分銅2と回転軸4との間をガ
ス溶接にて溶接部50を形成して成る。
たものである。前述した第4実施例同様、肉厚部20を
削減して重心gの位置を回転軸4から遠ざけるため、モ
ータ6の回転軸4に沿って分銅2の長手方向に窓状の切
欠部26が、モータ6の回転軸4の大部分が露出する程
度に、5個に分割して開孔されており、この内1箇所の
切欠部26の前端部分の、分銅2と回転軸4との間をガ
ス溶接にて溶接部50を形成して成る。
【0031】この結果、本実施例も上述の第4実施例同
様、第1実施例に於ける肉厚部20の一部が不要と成
り、第1実施例よりも大きな不均合量を得ることが出
来、より小さく軽量な分銅と成る効果がある。この時の
重心gの位置は明らかに第1実施例の重心位置Gよりも
回転軸4から離れた位置に存在しており、同じ大きさの
分銅であれば発生する振動も大きい。
様、第1実施例に於ける肉厚部20の一部が不要と成
り、第1実施例よりも大きな不均合量を得ることが出
来、より小さく軽量な分銅と成る効果がある。この時の
重心gの位置は明らかに第1実施例の重心位置Gよりも
回転軸4から離れた位置に存在しており、同じ大きさの
分銅であれば発生する振動も大きい。
【0032】さて、本発明は所謂ペジャー用モータの振
動発生部全般に亙って利用可能であるが、この他携帯電
話等の振動による着信報知にも使用することが出来る。
この何れの場合でも装置の小型化軽量化を計るために、
モータにはコアレスモータを使用することが多い。ペジ
ャー用モータの振動発生部は、所謂ポケットベルに呼出
が掛かっていることを電子音等の音声によってではな
く、体感振動によって報知するものである性質上、報知
振動の大きい方がより好ましいことは明らかである。上
述したようにモータの回転軸に偏心固定される分銅は、
分銅の比重が大きいほど発生する振動を大きくし得るも
のであるが、同じ比重のものであれば厚みが薄いほど細
い回転軸やロータ等モータ各部への負担が小さく成り、
モータの動作が安定し耐久寿命も延びることが知られて
いる。このため、主にタングステンの含有比率を高めた
超重合金材料を使用した焼結分銅を利用することなども
好ましい。
動発生部全般に亙って利用可能であるが、この他携帯電
話等の振動による着信報知にも使用することが出来る。
この何れの場合でも装置の小型化軽量化を計るために、
モータにはコアレスモータを使用することが多い。ペジ
ャー用モータの振動発生部は、所謂ポケットベルに呼出
が掛かっていることを電子音等の音声によってではな
く、体感振動によって報知するものである性質上、報知
振動の大きい方がより好ましいことは明らかである。上
述したようにモータの回転軸に偏心固定される分銅は、
分銅の比重が大きいほど発生する振動を大きくし得るも
のであるが、同じ比重のものであれば厚みが薄いほど細
い回転軸やロータ等モータ各部への負担が小さく成り、
モータの動作が安定し耐久寿命も延びることが知られて
いる。このため、主にタングステンの含有比率を高めた
超重合金材料を使用した焼結分銅を利用することなども
好ましい。
【0033】この他、本発明は上述実施例にのみ限定さ
れず、分銅の材質や形状は基本的に任意であり、適宜に
溶接手段を選択可能であり、その溶接箇所も可能な範囲
で自由であり、モータの回転軸と分銅との間にブッシュ
等の部品が介在していたとしても、この部品は回転軸か
分銅かの何れかに含まれるものとし、更にまた本発明の
ペジャー用モータの振動発生部を構成上有する一般的な
モータ式バイブレータも本発明の範囲内である。また使
用するモータの種類等も特に制限されない。
れず、分銅の材質や形状は基本的に任意であり、適宜に
溶接手段を選択可能であり、その溶接箇所も可能な範囲
で自由であり、モータの回転軸と分銅との間にブッシュ
等の部品が介在していたとしても、この部品は回転軸か
分銅かの何れかに含まれるものとし、更にまた本発明の
ペジャー用モータの振動発生部を構成上有する一般的な
モータ式バイブレータも本発明の範囲内である。また使
用するモータの種類等も特に制限されない。
【0034】尚、上述したレーザ溶接等に於いては、大
気中で溶接を行うと溶接部分が酸化する現象が見られる
が、この酸化皮膜の形成を好ましくないものと考えるの
であれば、アルゴンガス等の不活性ガス雰囲気内で溶接
作業を行えばよい。自動溶接装置を用いて本発明を製造
する場合では、本発明の分銅の側面部の切欠孔は溶接標
的であると共に、このための目印とも成り得るから、こ
の目的に則した切欠孔の形状を採用することも可能であ
る。
気中で溶接を行うと溶接部分が酸化する現象が見られる
が、この酸化皮膜の形成を好ましくないものと考えるの
であれば、アルゴンガス等の不活性ガス雰囲気内で溶接
作業を行えばよい。自動溶接装置を用いて本発明を製造
する場合では、本発明の分銅の側面部の切欠孔は溶接標
的であると共に、このための目印とも成り得るから、こ
の目的に則した切欠孔の形状を採用することも可能であ
る。
【0035】
【発明の効果】以上、本発明は、モータの回転軸と該モ
ータの回転軸に偏心状態で固定した分銅とから成るペジ
ャー用モータの振動発生部に於いて、モータの回転軸に
対して分銅の重心位置の反対側に位置する肉厚部の一部
を切欠して切欠部を形成し、該切欠部とこの部位のモー
タの回転軸との間を任意の溶接手段にて溶接固定して成
る、ペジャー用モータの振動発生部であるから、従来の
加締加工のような軸曲り等の不良が発生せず、高精度の
圧入代管理が不要であり、分銅とモータの回転軸との固
定に先立つリーマ加工等々の2次加工の工程を削減する
ことが出来、分銅や回転軸やモータ内部機構へ衝撃が加
わることが無く、これ等を破損して終うような問題が生
ぜず、また溶接によって長期間に亘る高い結合強度が保
証されると共に、この構成は全体の小型化にも寄与する
ものと成っている。
ータの回転軸に偏心状態で固定した分銅とから成るペジ
ャー用モータの振動発生部に於いて、モータの回転軸に
対して分銅の重心位置の反対側に位置する肉厚部の一部
を切欠して切欠部を形成し、該切欠部とこの部位のモー
タの回転軸との間を任意の溶接手段にて溶接固定して成
る、ペジャー用モータの振動発生部であるから、従来の
加締加工のような軸曲り等の不良が発生せず、高精度の
圧入代管理が不要であり、分銅とモータの回転軸との固
定に先立つリーマ加工等々の2次加工の工程を削減する
ことが出来、分銅や回転軸やモータ内部機構へ衝撃が加
わることが無く、これ等を破損して終うような問題が生
ぜず、また溶接によって長期間に亘る高い結合強度が保
証されると共に、この構成は全体の小型化にも寄与する
ものと成っている。
【0036】特に本発明では、肉厚部の一部に切欠部が
形成され、切欠部で分銅とモータの回転軸が溶接固定さ
れており、切欠部が形成されていない肉厚部の部位はモ
ータの回転軸の軸受部と成っている。このため、モータ
の回転軸が切欠部方向にブレやガタを生じたりする問題
が起こらなく成っている。
形成され、切欠部で分銅とモータの回転軸が溶接固定さ
れており、切欠部が形成されていない肉厚部の部位はモ
ータの回転軸の軸受部と成っている。このため、モータ
の回転軸が切欠部方向にブレやガタを生じたりする問題
が起こらなく成っている。
【0037】この結果、分銅の軸孔の精度が問われなく
成り、製品の歩留りや生産性が向上し、製造コストが下
がり、モータの回転軸のブレやガタが解消され、所期の
目的を達成することが出来た。
成り、製品の歩留りや生産性が向上し、製造コストが下
がり、モータの回転軸のブレやガタが解消され、所期の
目的を達成することが出来た。
【図1】本発明の第1実施例の斜視図である。
【図2】本発明の第2実施例の平面図である。
【図3】本発明の第2実施例の平面図である。
【図4】本発明の第3実施例の平面図である。
【図5】本発明の第4実施例の側面図である。
【図6】本発明の第5実施例の平面図である。
【図7】従来例の正面図である。
【図8】従来例の斜視図である。
【図9】従来例の正面図である。
【図10】従来例の斜視図である。
【図11】従来例の側面図である。
1 振動発生部 10 振動発生部 11 振動発生部 12 振動発生部 2 分銅 20 肉厚部 21 軸受部 22 切欠部 23 切欠部 24 切欠部 25 切欠部 26 切欠部 3 軸孔 4 回転軸 5 溶接部 50 溶接部 51 溶接部
Claims (8)
- 【請求項1】 モータの回転軸と該モータの回転軸に偏
心状態で固定した分銅とから成るペジャー用モータの振
動発生部に於いて、モータの回転軸に対して分銅の重心
位置の反対側に位置する肉厚部の一部を切欠して切欠部
を形成し、該切欠部とこの部位のモータの回転軸との間
を任意の溶接手段にて溶接固定して成る、ペジャー用モ
ータの振動発生部。 - 【請求項2】 前記切欠部が、モータの回転軸に沿って
分銅の長手方向にスリット状に開孔されていることを特
徴とする、請求項1のペジャー用モータの振動発生部。 - 【請求項3】 前記切欠部の一方の端が、分銅の前端部
又は後端部まで開孔されていることを特徴とする、請求
項1又は請求項2のペジャー用モータの振動発生部。 - 【請求項4】 前記切欠部が、モータの回転軸に沿って
複数箇所に分設されていることを特徴とする、請求項1
又は請求項2のペジャー用モータの振動発生部。 - 【請求項5】 前記切欠部が、モータの回転軸の大部分
が露出する程度に肉厚部を切欠することによって形成さ
れていることを特徴とする、請求項1のペジャー用モー
タの振動発生部。 - 【請求項6】 前記溶接手段がガス溶接である請求項1
〜請求項5の何れか1項に記載のペジャー用モータの振
動発生部。 - 【請求項7】 前記溶接手段が電気溶接である請求項1
〜請求項5の何れか1項に記載のペジャー用モータの振
動発生部。 - 【請求項8】 前記溶接手段がレーザ溶接である請求項
1〜請求項5の何れか1項に記載のペジャー用モータの
振動発生部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6214257A JPH0865948A (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | ペジャー用モータの振動発生部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6214257A JPH0865948A (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | ペジャー用モータの振動発生部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0865948A true JPH0865948A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16652762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6214257A Pending JPH0865948A (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | ペジャー用モータの振動発生部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0865948A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6608413B2 (en) * | 2000-01-28 | 2003-08-19 | Mitsubishi Materials C.M.I. Corporation | Motor shaft caulked within groove of eccentric load |
| WO2009116525A1 (ja) * | 2008-03-18 | 2009-09-24 | 日本電産株式会社 | モータ |
| WO2018135450A1 (ja) * | 2017-01-17 | 2018-07-26 | 日本電産株式会社 | 振動モータ、振動モータの製造方法 |
-
1994
- 1994-08-16 JP JP6214257A patent/JPH0865948A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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