JPH0866519A - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents

パチンコ機の入賞装置

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JPH0866519A
JPH0866519A JP22902494A JP22902494A JPH0866519A JP H0866519 A JPH0866519 A JP H0866519A JP 22902494 A JP22902494 A JP 22902494A JP 22902494 A JP22902494 A JP 22902494A JP H0866519 A JPH0866519 A JP H0866519A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトな構成で遊技盤に自由に配設可能
であると共に、遊技性の高い入賞装置を提供する。 【構成】 ベース部材6と上飾り部材7と下飾り部材8
と背面板を中心に構成してあり、ベース部材6の前面側
に駆動源を有する可動部材81を回動自在に軸支すると
共に上方に入賞口71を配設し、可動部材81と入賞口
71の裏面側の重合部には、前記入賞口71の入賞球を
受け入れる切欠孔64を形成した回転部材63を配設
し、入賞口71と羽根部材81の回動軌跡間には、少な
くとも遊技球1個が交流する交流面を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパチンコ機の入賞装置
に関し、特に予め定めた特定条件が成立したときに、遊
技者に不利な第1状態から遊技者に有利な第2状態に変
換可能なパチンコ機の入賞装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、予め定めた特定条件が成
立したときに、遊技者に不利な第1状態から遊技者に有
利な第2状態に変換可能な入賞装置を備えるパチンコ機
は数多く開発されている。例えば、打球が特定入賞口に
入賞するなど特定条件が成立して権利状態にあるとき
に、打球が権利始動口に入賞することに基づいて、遊技
者に不利な第1状態から遊技者に有利な第2状態に変換
可能な可変入賞装置を第2状態に変換することのできる
所謂第3種と呼ばれるパチンコ機がある。この種のパチ
ンコ機は、一般に権利状態を創出する権利発生装置と、
権利始動口と、打球が入賞できずに遊技者に不利な第1
状態と打球の入賞が容易で遊技者に有利な第2状態に変
換可能な大入賞口としての可変入賞装置を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、パチンコ機
の設計段階において、権利始動口と可変入賞装置の配置
に苦慮しているのが現状である。一方、遊技者側からみ
ると、打球が権利始動口に入賞後、可変入賞装置が遊技
者に有利な第2状態に開放されるのであるが、開放され
るまでのロス時間を少なくするために、可変入賞装置が
開放中に権利始動口に球を貯留させておかなければなら
なかった。このため、遊技技術に長けた遊技者と遊技に
不慣れな初心者とでは獲得可能な賞球数に大きな差が生
じて公平な遊技ができなかった。尚、この種のパチンコ
機に適用したものではないが、可変入賞装置の上方に回
転体装置を一体に備える入賞調整装置が、実開平6−3
385号公報によって開示されている。本発明は上記に
鑑み提案されたもので、コンパクトな構成で遊技盤に自
由に配設可能であると共に、遊技性の高い入賞装置を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載した発明は、ベース部材の前面側に電気
的駆動源により作動して遊技者に不利な第1状態と遊技
者に有利な第2状態とに変換可能な可動部材を回動自在
に軸支すると共に、該可動部材の上方には入賞口を配設
し、前記可動部材と入賞口の裏面側の重合部には、電気
的駆動源により作動し、前記入賞口の入賞球を受け入れ
る貯留部を形成した回転部材を配設し、前記入賞口と前
記可動部材の回動軌跡間には、少なくとも遊技球1個が
交流する交流面を形成するようにしたものである。ま
た、請求項2に記載した発明は、入賞口と、当該入賞口
の入賞球を受け入れる貯留部を形成した回転部材と、前
記入賞口への入賞球を検出する第1の検出手段と、前記
貯留部の貯留球を検出する第2の検出手段と、遊技者に
不利な第1状態と遊技者に有利な第2状態とに変換可能
な可動部材と、を備え、前記第1の検出手段により可動
部材を作動させ、前記第2の検出手段により可動部材を
停止するようにしたものである。
【0005】
【作用】請求項1に記載した発明は、入賞口と可動部材
とを共通のベース部材上に形成することができ、異る機
能を有する入賞装置をコンパクトに構成することがで
き、ゲージ設計の自由度が増す。また、遊技部の右側領
域を流下する球を左側領域へ移行させることができると
共に、左側領域を流下する球を右側領域へ移行させるこ
とができ、変化に富んだ遊技が可能である。また、請求
項2に記載した発明は、可動部材の作動時間を第1の検
出手段と第2の検出手段とに依存させることができ、偶
然性に左右される遊技が可能である。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面の実施例について説明す
ると、図1は遊技盤1の正面図であって、この遊技盤1
にはガイドレール11で囲まれる遊技部12を形成し、
該遊技部12のほゞ中央部縦方向に、可変図柄表示装置
2、本発明に係る入賞装置3を配設する。また、遊技部
12の右側領域には、上方から順に、ランプ風車13、
一般入賞具14、一般入賞装置15並びに一般入賞具1
6を配設し、左側領域には、ランプ風車13、図柄始動
口4、権利発生装置5並びに一般入賞具16を配設す
る。更に、最下部にはアウト口17を開設し、遊技部1
2の適宜位置には、風車18、サイドランプ19、障害
釘等を適宜配設する。
【0007】本発明に係る入賞装置3は、例えば図2な
いし図7に示すように、遊技盤1に取り付けるための取
付基板61を含むベース部材6、該ベース部材6の前面
側に設けた上飾り部材7及び下飾り部材8、上記ベース
部材6の後方に設けた背面板9等を中心に構成してあ
る。
【0008】上記上飾り部材7は、入賞口71を構成す
るものであって、入賞口71は球導入部72及び球係止
部73を備えている。球導入部72は、上飾り部材7の
上縁に沿って球1個が通過可能な間隔を開けて対設した
一対の障害部74によって構成される。即ち、上記障害
部74の間に球導入孔75を設けてなる。この球導入孔
75の下方には、当該球導入孔75から流下する球を一
旦係止させると共に、流下方向を後方に転換させるため
の球係止部73を設ける。この球係止部73は、ほゞ球
の直径分の間隔で対設した一対の係止片76と、後方へ
向けて緩く下り傾斜する底片77とからなる。
【0009】また、上記球導入部72と球係止部73と
の間は球が流出可能なように開放されており、先行する
球が球係止部73に係止した状態では、後続の球は係止
した球に衝突して左右に分れてベース部材6の前面側を
流下することになる。
【0010】ベース部材6の中程、前記入賞口71を形
成する上飾り部材7の下方には、円形の凹陥部62を設
けると共に、該凹陥部62内に後述する回転部材63を
回転自在に収設する。尚、回転部材63の前面とベース
部材6の前面とはほゞ面一になっている。
【0011】回転部材63には、貯留部として球が1個
嵌入可能な切欠孔64を設ける。この切欠孔64は、前
面側及び背面側が開口すると共に、周面も開口してい
る。また、回転部材63は、電気的駆動源としてモータ
65を備える。このモータ65は、モータ取付板66に
止着してあり、該モータ取付板66は背面板9にボス9
1を介して止着されている。尚、モータ取付板66に
は、コネクタ類を配設した中継基板92が設けてあり、
電気配線の中継を行っている。
【0012】上記モータ65を駆動すると回転部材63
が所定の速度で回転する。回転部材63が回転すると、
球係止部73に載って待機している球は、切欠孔64が
巡って来ると前面側から切欠孔64に嵌入する。
【0013】一方、上記回転部材63を収設した凹陥部
62の後壁には、球の排出孔67を開設する。この排出
孔67は、回転部材63の切欠孔64の軌跡上に位置
し、図示の実施例では、球導入部72の左斜め下に開設
してある。即ち、回転部材63が図2において時計方向
に回転するとき、球導入部72から到達するまでに最も
時間の掛かる位置に開設してある。そして、切欠孔64
と排出孔67が一致すると、切欠孔64に嵌入していた
球が背面側から排出孔67に転出する。
【0014】上記排出孔67には球排出樋68が続き、
該球排出樋68はベース部材6と背面板9とによって形
成してある。また、球排出樋68には、当該球排出樋6
8を通過する球を検出するための検出スイッチ69を臨
ませる。従って、球排出樋68を流下する球は、上記検
出スイッチ69に検出された後、機裏へ排出される。
尚、この背面板9には、ランプ基板93を設けてランプ
94が設けてあり、検出スイッチ69に検出されると上
飾り部材7を背面側から照明するようになっている。
【0015】回転部材63の下方には、電気的駆動源に
より作動して遊技者に不利な第1状態と遊技者に有利な
第2状態とに変換可能な可動部材81を回動自在に軸着
する。即ち、第1状態と第2状態に変換可能な大入賞口
82としての可変入賞装置を形成する。図示の実施例に
よれば、一対の羽根部材81aを回動自在に軸着すると
共に、駆動源としてソレノイド83をクランク機構84
を介して連結してある。尚、下飾り部材8は上記羽根部
材81aの前面側を覆っている。
【0016】上記羽根部材81aは、下端側に設けた回
動軸84aをベース部材6の軸受部に回動自在に挿通し
てある。また、この回動軸84aの後端にはクランク部
材84bを設け、該クランク部材84bのクランクピン
84cを、クランクレバー84dの長孔に遊嵌する。ク
ランクレバー84dは屈曲部をソレノイド取付板85に
対して揺動自在に軸着され、他端がソレノイド83のプ
ランジャ83aに枢着されると共に、枢着ピン83bが
ソレノイド取付板85のガイド孔85aに遊嵌する。
尚、上記ソレノイド取付板85は、図6に示すようにほ
ゞ左右対称な門型部材になっている。
【0017】羽根部材81aの外面はほゞ円弧を描く曲
面に形成され、閉止状態では先端を互いに当接させてい
る。従って、羽根部材81aが閉止した状態では、打球
は後述する入賞球入口86に入ることができない。
【0018】一方、上記ソレノイド83を励磁すると、
プランジャ83aが牽引されてクランクレバー84dが
回動し、連れて羽根部材81aが外向きに回動する。従
って、図2に示すように、羽根部材81aの先端が大き
く開いて打球が入球し易い第2状態に変換する。そし
て、入賞球入口86に入った球は、入賞球通路87を通
って機裏へ排出される。
【0019】そして、本発明に係る入賞装置3は、前記
した入賞口71と上記可動部材81との間は、遊技部1
2の右側領域を流下する球が左側領域へ移行可能なよう
に、少なくとも遊技球1個が交流可能な交流面が形成し
てある。尚、図示の実施例では、前記したように羽根部
材81aの外側面を下方が広がった曲面に形成すると共
に、上飾り部材7の障害部74の外側面を下方がすぼま
った曲面に形成して、左右の球が交流し易いようになっ
ている。
【0020】上記のような構成の入賞装置3、即ち一つ
のベース部材6上に入賞口71と回転部材63と大入賞
口82とを備える入賞装置3によれば、当該入賞装置3
が遊技盤1上に占める面積が減少するので、ゲージ設計
が著しく容易になる。しかも、遊技部12の右側領域と
左側領域とが交流可能であるので、変化に富んだ遊技が
可能になる。
【0021】次に、上記のような入賞装置3と共に遊技
部12に配設する権利発生装置5について説明する。図
示の実施例では、振分装置付き電動役物を権利発生装置
5に適用している。
【0022】この振分装置付き電動役物は、取付基板5
1の前面側に、一対の回動羽根52を回動支軸53によ
って取付基板51に対して回動自在に軸着し、回動支軸
53の後端に羽根クランク54を設け、該羽根クランク
54とソレノイド55のプランジャ55aとをクランク
部材56によって連絡する。
【0023】一方、上記クランク部材56には作動レバ
ー57を連結する。そして、この作動レバー57の下端
部分には、ほゞ中程を揺動自在に軸着された球受作動ク
ランク58を連結する。更に、球受作動クランク58の
前端側には、後述する入賞球保留位置と入賞球保留解除
位置との間を上下動する保留球受59を連結する。
【0024】上記回動羽根52と前飾り部材50が形成
する入賞領域の内側には、保留球受59を設けて入賞球
の保留位置41と一般入賞口42を形成する。即ち、枠
状の保留球受59によって、入賞領域を中央の保留位置
41と左右の一般入賞口42とに分離する。また、保留
位置41には特定領域を連通させる。即ち、権利発生用
のスイッチ43を臨ませた特定領域用樋44を連通させ
るのである。
【0025】次に、上記のような構成の権利発生装置5
の動作について簡単に説明する。通常の状態では、ソレ
ノイド55が消磁されているので、プランジャ55aが
突出して、作動レバー57が下降すると共に保留球受5
9が上昇している。従って、回動羽根52が閉じて入賞
領域を閉塞すると共に、特定領域の入口が保留球受59
によって塞がれる。
【0026】一方、可変図柄表示装置2における図柄表
示が所定の態様になる等、開放条件が成立するとソレノ
イド55が励磁されてプランジャ55aが牽引され、作
動レバー57が上昇すると共に保留球受59が下降す
る。従って、入賞領域への打球の流入が可能になる。そ
こで、入賞領域へ流入した球は、保留球受59と球止め
壁45によって1個保留される。しかし、続いて流入す
る球は、保留球に進路を阻まれるため、一般入賞口42
へ流入することになる。
【0027】そして、所定時間の経過等、閉止条件が成
立すると、ソレノイド55が消磁される。従って、前記
したようにプランジャ55aが牽引されて回動羽根52
が閉じると共に、保留球受59が上昇する。このとき、
当該保留球受59に載っていた保留球は、球止め壁45
による支えを失うので、特定領域へ転入し、権利発生用
スイッチ43に作用する。そして、この権利発生用スイ
ッチ43が作動すると、権利状態になる。
【0028】このように、入賞領域へ複数個の入球があ
っても、権利発生用スイッチ43へは1球しか作用しな
いので、権利が発生した直後に当該権利が消滅する恐れ
がない。しかも、一つのソレノイド55によって、球の
振り分けと、回動羽根52の開閉とを行うことができる
ので、コストの著しい削減が可能である。
【0029】次に、前記したような入賞装置3並びに権
利発生装置5を配設したパチンコ機のゲ−ムについて簡
単に説明する。
【0030】先ず、遊技者は、図柄始動口4に設定され
た左側の入賞具を狙って打球を発射する。この打球が図
柄始動口4に入球し、図柄始動スイッチ4aがオンする
と、可変図柄表示装置2における図柄表示が変換(回
転)する。そして、この可変図柄表示装置2が表示する
図柄が所定の態様になったとき、権利発生装置5が作動
する。
【0031】尚、図柄表示が回転中に、図柄始動スイッ
チ4aが再びオンすると、可変図柄表示装置2に設けた
4個のLED素子からなる始動記憶表示灯が、始動入賞
に応じて最大4個まで点灯すると共に始動入賞データを
最大4個まで記憶する。そして、図柄表示が停止した時
点で始動入賞データを記憶している場合は、この記憶デ
ータを1減算すると共にLEDを1個消灯して図柄表示
の回転を開始する。
【0032】権利発生装置5が作動すると、ソレノイド
55が励磁されるので、回動羽根52が開放されると共
に、保留球受59が入賞球の保留位置41へ下降する。
この状態でも遊技者は、遊技部12の左側領域を狙って
弾発すればよい。
【0033】そして、打球が、権利発生装置5に入球す
ると、保留位置41に球1個が保留される。一方、前記
したように他の球は一般入賞口42へ入球する。やが
て、所定時間が経過して回動羽根52が閉止すると共に
保留球受59が上昇して、保留球を特定領域へ放球す
る。放球された保留球は、権利発生用スイッチ43によ
って捉えられて権利状態になる。このとき、権利発生用
スイッチ43には、保留球であった1球しか作用しない
ので、複数の球が入賞領域へ流入しても球が続けて権利
発生用スイッチ43に作用することがない。従って、権
利を行使する以前に権利状態が消滅する恐れがない。
【0034】権利状態になったならば、遊技者は権利始
動口へ打球を入賞させる。即ち、本発明に係る入賞装置
3を狙って打球を発射するのである。この状態にあって
も、遊技者は遊技部12の左側領域を狙っていればよ
い。
【0035】打球が入賞装置3の入賞口71である球導
入部72に飛入すると、球導入孔75を通って球係止部
73に落下し、該球係止部73において回転部材63の
切欠孔64が巡って来るまで待機する。球係止部73に
球が係止している状態では、続いて球導入部72に嵌入
しても、この後続球は係止している球に邪魔されて球係
止部73に入ることができず、左右に分れてベース部材
6の前面側に排出される。
【0036】そして、回転部材63の切欠孔64が巡っ
てくると、待機していた球はこの切欠孔64に前方側か
ら嵌入する。切欠孔64に嵌入した球は、回転部材63
の回転に伴って排出孔67へ移送され、排出孔67から
球排出樋68を通って機裏へ排出される。このとき球排
出樋68に設けた検出スイッチ69に作用して、特別遊
技を開始する。
【0037】特別遊技は、大入賞口82へ10個の球が
入賞するか、所定時間例えば10秒経過するまでの何れ
か早く達成される停止条件を満たすまで大入賞口82で
ある可動部材81を開放する。この大入賞口82の開放
は、権利始動口へ入球することに基づいて最大16回ま
で可能である。
【0038】ところで、本発明に係る入賞装置3は、権
利始動口と大入賞口82が一つのベース部材6上に並設
してあり、交流面を有している。従って、遊技部12の
右側領域と左側領域とが交流可能であるので、遊技者は
特別遊技が開始したからといって打球の狙いを変える必
要がなく、分り易い遊技になっている。また、遊技技術
に差が出難いので、公平な遊技が可能である。
【0039】しかも、回転部材63の回転時間を大入賞
口82の開放時間よりも長め、例えば12秒に設定して
おけば、大入賞口82の開放中に、次の開放へ移行して
しまうことがなく、権利を十二分に行使可能である。
【0040】更に、権利始動口と大入賞口82とを並設
すると共に交流面を備える本発明に係る入賞装置3は、
権利始動口としての入賞口71に入らなかった球が可動
部材としての羽根部材81aに左右両領域から拾われて
大入賞口82へ入賞可能である。従って、無駄球の発生
がなく、大入賞口82が閉じる前に権利始動口に球を貯
留させておくことができるので、時間的なロスもなく、
効率的な遊技が可能である。
【0041】次に、入賞口71と、当該入賞口71の入
賞球を受け入れる貯留部を形成した回転部材63と、前
記入賞口71への入賞球を検出する第1の検出手段と、
前記貯留部の貯留球を検出する第2の検出手段と、遊技
者に不利な第1状態と遊技者に有利な第2状態とに変換
可能な可動部材81とを備え、前記第1の検出手段によ
り可動部材81を作動させ、前記第2の検出手段により
可動部材81を停止するようにした本発明に係る入賞装
置30を、図8ないし図11に示す。
【0042】即ち、この入賞装置30は、前記した入賞
装置3とほゞ同様な構成に加え、入賞口71に入球した
球を検出する第1の検出手段100を備え、回転部材6
3の切欠孔64を介して球排出樋68に流入した球を検
出する検出スイッチ69を第2の検出手段としている。
【0043】第1の検出手段100は検出スイッチ10
1によって構成され、入賞口71即ち球導入部72に入
球した球を検出すると、可動部材81を開放する。一
方、第2の検出スイッチ69が球排出樋68を通過する
球を検出すると、可動部材81を閉止する。
【0044】従って、可動部材81が開放している時間
は、第1の検出手段100である検出スイッチ101の
検出出力と、第2の検出手段である第2の検出スイッチ
69の検出出力に依存する。即ち、球が入賞口71に入
るタイミングによって、回転部材63の切欠孔64の到
来を待つ時間が異るので、可動部材81が開放している
時間に変化が生じることになる。そこで、変化に富んだ
遊技が可能になって遊技性の高いゲ−ムが可能になる。
【0045】尚、第1の検出スイッチ101は、図8や
図9に示す位置ばかりではなく、図8に符号Sで示す位
置、即ち球係止位置の球を検出するようにしてもよい。
また、回転部材63の回転速度や回転方向を制御するよ
うにすることも可能である。
【0046】以上本発明を図面の実施例について説明し
たが、本発明は上記した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限り適
宜に実施できる。例えば、図示の実施例では、所謂第3
種パチンコ機について説明したが、本発明に係る入賞装
置は他の種類に属するパチンコ機に適用することも容易
に可能である。
【0047】
【発明の効果】以上要するに請求項1に記載した発明
は、ベース部材の前面側に電気的駆動源により作動して
遊技者に不利な第1状態と遊技者に有利な第2状態とに
変換可能な可動部材を回動自在に軸支すると共に、該可
動部材の上方には入賞口を配設し、前記可動部材と入賞
口の裏面側の重合部には、電気的駆動源により作動し、
前記入賞口の入賞球を受け入れる貯留部を形成した回転
部材を配設し、前記入賞口と前記可動部材の回動軌跡間
には、少なくとも遊技球1個が交流する交流面を形成す
るようにしたので、遊技部の右側領域を流下する球と左
側領域を流下する球とが交流可能であるので、変化に富
んだ遊技が可能になる。また、コンパクトな構成で遊技
盤上に占める面積が減少するので、遊技盤上の自由な配
置が可能になりゲージ設計が著しく容易になる。更に、
遊技者側からみても、打球の狙いが一定になるので、遊
技技術に拘らず遊技性の高いゲ−ムが可能である。しか
も、無駄球の発生が少なく興趣に富んだゲ−ムになる。
また、請求項2に記載した発明は、入賞口と、当該入賞
口の入賞球を受け入れる貯留部を形成した回転部材と、
前記入賞口への入賞球を検出する第1の検出手段と、前
記貯留部の貯留球を検出する第2の検出手段と、遊技者
に不利な第1状態と遊技者に有利な第2状態とに変換可
能な可動部材と、を備え、前記第1の検出手段により可
動部材を作動させ、前記第2の検出手段により可動部材
を停止するようにしたので、可動部材が開放している時
間が、第1の検出手段と、第2の検出手段に依存し、球
が入賞口に入るタイミングによって、回転部材の貯留部
の到来を待つ時間が異り、偶然性に左右される変化に富
んだ遊技が可能になって遊技性の高いゲ−ムが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る入賞装置を配設した遊技盤の正面
図である。
【図2】本発明に係る入賞装置の正面図である。
【図3】本発明に係る入賞装置の縦断面図である。
【図4】ベース部材を背面側から見た球の流れの説明図
である。
【図5】背面板部分の説明図である。
【図6】ソレノイド取付板の斜視図である。
【図7】クランクレバーの斜視図である。
【図8】本発明に係る入賞装置の正面図である。
【図9】本発明に係る入賞装置の縦断面図である。
【図10】ベース部材を背面側から見た球の流れの説明
図である。
【図11】背面板部分の説明図である。
【図12】権利発生装置の一部欠截正面図である。
【図13】権利発生装置の背面図である。
【図14】球を保留した状態の縦断面図である。
【図15】球を放球した状態の縦断面図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 2 可変図柄表示装置 3 入賞装置 4 図柄始動口 5 権利発生装置 6 ベース部材 12 遊技部 63 回転部材 64 貯留部としての切欠孔 65 駆動源としてのモータ 69 第2の検出手段としての検出スイッチ 71 入賞口 81 可動部材 82 大入賞口 101 第1の検出手段としての検出スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部材の前面側に電気的駆動源によ
    り作動して遊技者に不利な第1状態と遊技者に有利な第
    2状態とに変換可能な可動部材を回動自在に軸支すると
    共に、該可動部材の上方には入賞口を配設し、 前記可動部材と入賞口の裏面側の重合部には、電気的駆
    動源により作動し、前記入賞口の入賞球を受け入れる貯
    留部を形成した回転部材を配設し、 前記入賞口と前記可動部材の回動軌跡間には、少なくと
    も遊技球1個が交流する交流面を形成するようにしたこ
    とを特徴とするパチンコ機の入賞装置。
  2. 【請求項2】 入賞口と、当該入賞口の入賞球を受け入
    れる貯留部を形成した回転部材と、前記入賞口への入賞
    球を検出する第1の検出手段と、前記貯留部の貯留球を
    検出する第2の検出手段と、遊技者に不利な第1状態と
    遊技者に有利な第2状態とに変換可能な可動部材と、を
    備え、 前記第1の検出手段により可動部材を作動させ、前記第
    2の検出手段により可動部材を停止するようにしたパチ
    ンコ機の入賞装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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