JPH086695Y2 - ワイヤ式車体緊締構造 - Google Patents
ワイヤ式車体緊締構造Info
- Publication number
- JPH086695Y2 JPH086695Y2 JP14444489U JP14444489U JPH086695Y2 JP H086695 Y2 JPH086695 Y2 JP H086695Y2 JP 14444489 U JP14444489 U JP 14444489U JP 14444489 U JP14444489 U JP 14444489U JP H086695 Y2 JPH086695 Y2 JP H086695Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- wire
- metal fitting
- tip
- standing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車を船、列車、あるいは車両等によっ
て運搬する際に、ワイヤロープやチェーンなどで緊締す
るための構造に関する。
て運搬する際に、ワイヤロープやチェーンなどで緊締す
るための構造に関する。
従来の技術 前記運搬のための緊締をおこなうワイヤロープなど
は、例えばボディフレームに取付けられたタイダウンフ
ックと呼ばれるフックに係合されるものであった。この
タイダウンフックを取付けるためには、ボディフレーム
に特別に補強された構造を設けねばならないものであっ
た。
は、例えばボディフレームに取付けられたタイダウンフ
ックと呼ばれるフックに係合されるものであった。この
タイダウンフックを取付けるためには、ボディフレーム
に特別に補強された構造を設けねばならないものであっ
た。
これに対し、そのようなタイダウンフックの代りに、
自動車をけん引するためのブラケットを利用することも
考えられる。このブラケット1は、第5図に示す車体後
方に設けられ、第6図に示すようにボルトナット2(あ
るいは溶接)によってボディフレーム3に取付けられ、
先端にワイヤロープなどを係合するための孔4が開けら
れている。この孔4の位置は、車体後方に存在するバン
パ5を避けるために、車体下方へ延びたブラケット1の
先端に設けられる。このため前記ブラケット1は、ボル
トナット2と孔4との間のオフセット寸法Lが大きくな
るものであった。
自動車をけん引するためのブラケットを利用することも
考えられる。このブラケット1は、第5図に示す車体後
方に設けられ、第6図に示すようにボルトナット2(あ
るいは溶接)によってボディフレーム3に取付けられ、
先端にワイヤロープなどを係合するための孔4が開けら
れている。この孔4の位置は、車体後方に存在するバン
パ5を避けるために、車体下方へ延びたブラケット1の
先端に設けられる。このため前記ブラケット1は、ボル
トナット2と孔4との間のオフセット寸法Lが大きくな
るものであった。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、従来のブラケット1は、オフセット寸
法Lのために、けん引時に大きなモーメントが働き、こ
のモーメントに耐えるためにボディフレーム3の補強を
おこなわなければならないものであった。また、自動車
を運搬する際に用いられるワイヤロープなどは車体の中
央側から延びてボディフレームに係合するようになって
いるものもあり、この場合には係合部を車体の中央側に
設けることが望ましい。
法Lのために、けん引時に大きなモーメントが働き、こ
のモーメントに耐えるためにボディフレーム3の補強を
おこなわなければならないものであった。また、自動車
を運搬する際に用いられるワイヤロープなどは車体の中
央側から延びてボディフレームに係合するようになって
いるものもあり、この場合には係合部を車体の中央側に
設けることが望ましい。
本考案は以上の問題点を解決するためになされたもの
で、けん引時に大きなモーメントが働かず、車体中央側
にも係合部を存在させることのできるワイヤ式車体緊縛
構造を提供することを目的とする。
で、けん引時に大きなモーメントが働かず、車体中央側
にも係合部を存在させることのできるワイヤ式車体緊縛
構造を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本考案は以上の目的を達成するためになされたもの
で、先端に係合部を有する常備ワイヤを車体後方のボデ
ィフレームに取付け、該取付けは常備ワイヤの後端を車
体後方に結び前記先端側を車体中央側の金具に着脱可能
に係止しておこない、前記金具は常備ワイヤの途中をも
係止できる構造と車体を緊縛するための荷重に耐えられ
る強度とを有し、前記常備ワイヤの取付けに対し水平後
方位置でバンパに開口を設けたものである。
で、先端に係合部を有する常備ワイヤを車体後方のボデ
ィフレームに取付け、該取付けは常備ワイヤの後端を車
体後方に結び前記先端側を車体中央側の金具に着脱可能
に係止しておこない、前記金具は常備ワイヤの途中をも
係止できる構造と車体を緊縛するための荷重に耐えられ
る強度とを有し、前記常備ワイヤの取付けに対し水平後
方位置でバンパに開口を設けたものである。
作用 自動車をけん引する際には、常備ワイヤを金具から外
し後方に水平に延ばし、先端の係合部をバンパの開口に
通して、相手側のワイヤロープなどと係合させる。バン
パに開口を設けることで、バンパを避けるためのオフセ
ット寸法がなく、けん引き時に大きなモーメントが生ず
ることがない。
し後方に水平に延ばし、先端の係合部をバンパの開口に
通して、相手側のワイヤロープなどと係合させる。バン
パに開口を設けることで、バンパを避けるためのオフセ
ット寸法がなく、けん引き時に大きなモーメントが生ず
ることがない。
また、運搬の際には、常備ワイヤの途中を金具に係止
し、先端の係合部を車体中央側に位置させることもでき
る。
し、先端の係合部を車体中央側に位置させることもでき
る。
実施例 以下本考案の一実施例を第1図〜第4図において説明
する。第1図は従来例の第6図に対応する図、第2図は
第1図のII−II断面図、第3図は第1図のIII−III断面
図である。なお、従来と同一の部分については同一の番
号を付す。
する。第1図は従来例の第6図に対応する図、第2図は
第1図のII−II断面図、第3図は第1図のIII−III断面
図である。なお、従来と同一の部分については同一の番
号を付す。
車体後方のボディフレーム3には、車体の両側部を前
後方向に配置されるリヤサイドメンバ6と、この一対の
リヤサイドメンバ6に接続され車両後端に左右方向に配
置されるリヤエンドクロスメンバ7とがある。本実施例
の常備ワイヤ8は、このリヤサイドメンバ6に取付けら
れる。リヤサイドメンバ6の後端において、第2図に示
すように閉じた形状の第1金具9が溶接され、この第1
金具9よりも車体前方側には開いたフック形状をした第
2金具10が溶接されている。常備ワイヤ8の両端には1
1,12が形成され、後端の輪は、前記第1金具9に結ば
れ、回動可能となっている。先端の輪12は、常備ワイヤ
8を使用しない時には、第1図に二点鎖線で示したよう
に、前記第2金具10に係止されるようになっている。ま
た、この第2金具10はフック形状をしているので常備ワ
イヤ8の途中をも係止できる。さらにこの第2金具10の
強度は、常備ワイヤ8の途中をこの第2金具に係止した
状態で、車体を緊締し、この運搬の際の揺れによって大
きな荷重が入力された場合も、第1金具9と同様に充分
に耐えられるものとなっている。
後方向に配置されるリヤサイドメンバ6と、この一対の
リヤサイドメンバ6に接続され車両後端に左右方向に配
置されるリヤエンドクロスメンバ7とがある。本実施例
の常備ワイヤ8は、このリヤサイドメンバ6に取付けら
れる。リヤサイドメンバ6の後端において、第2図に示
すように閉じた形状の第1金具9が溶接され、この第1
金具9よりも車体前方側には開いたフック形状をした第
2金具10が溶接されている。常備ワイヤ8の両端には1
1,12が形成され、後端の輪は、前記第1金具9に結ば
れ、回動可能となっている。先端の輪12は、常備ワイヤ
8を使用しない時には、第1図に二点鎖線で示したよう
に、前記第2金具10に係止されるようになっている。ま
た、この第2金具10はフック形状をしているので常備ワ
イヤ8の途中をも係止できる。さらにこの第2金具10の
強度は、常備ワイヤ8の途中をこの第2金具に係止した
状態で、車体を緊締し、この運搬の際の揺れによって大
きな荷重が入力された場合も、第1金具9と同様に充分
に耐えられるものとなっている。
従って、第1及び第2金具9,10は充分な強度を有す
る。常備ワイヤ8の後端が結ばれる第1金具9に対し、
水平後方位置にあるバンパ5には開口13が設けられてい
る。この開口13の大きさは常備ワイヤ8の軸12が充分に
通る大きさとし、通常はプラグ14によって閉鎖されてい
る。
る。常備ワイヤ8の後端が結ばれる第1金具9に対し、
水平後方位置にあるバンパ5には開口13が設けられてい
る。この開口13の大きさは常備ワイヤ8の軸12が充分に
通る大きさとし、通常はプラグ14によって閉鎖されてい
る。
以下本実施例の作用について説明する。常備ワイヤ8
を用いてけん引をおこなう際には、第4図に示すように
プラグ14を開口13から取除き、第2金具10から外した常
備ワイヤ8の先端の輪12をバンパ5の開口13に通し、相
手側のワイヤロープあるいはチェーンのフックと係合す
る。
を用いてけん引をおこなう際には、第4図に示すように
プラグ14を開口13から取除き、第2金具10から外した常
備ワイヤ8の先端の輪12をバンパ5の開口13に通し、相
手側のワイヤロープあるいはチェーンのフックと係合す
る。
船、列車、あるいは車両等により自動車を運搬するた
めに緊締をおこなう際には、常備ワイヤ8の先端を第2
金具10から外し、輪12を運搬側の緊締装置と直接係合さ
せて車体を固定する。あるいは、運搬側の緊締装置との
位置関係によっては、常備ワイヤ8の途中を第2金具10
に係止させ(第1図に一点鎖線で示す)、固定位置を車
体中央側へ移動させて緊締することも可能であり、車体
中央側へ引張って緊締する場合には都合がよい。この状
態で緊締用のワイヤロープやチェーンのフックが輪12に
係合されても、第1及び第2金具9,10は充分な強度を有
するので、運搬の際の大きな荷重が入力されても不都合
を生じない。
めに緊締をおこなう際には、常備ワイヤ8の先端を第2
金具10から外し、輪12を運搬側の緊締装置と直接係合さ
せて車体を固定する。あるいは、運搬側の緊締装置との
位置関係によっては、常備ワイヤ8の途中を第2金具10
に係止させ(第1図に一点鎖線で示す)、固定位置を車
体中央側へ移動させて緊締することも可能であり、車体
中央側へ引張って緊締する場合には都合がよい。この状
態で緊締用のワイヤロープやチェーンのフックが輪12に
係合されても、第1及び第2金具9,10は充分な強度を有
するので、運搬の際の大きな荷重が入力されても不都合
を生じない。
このように1本の常備ワイヤ8を利用して、車両のけ
ん引や運搬をおこなうことができる。
ん引や運搬をおこなうことができる。
以上の実施例においてはプラグ14は開口13から完全に
取外され得るものであったが、他の実施例においては外
した後も開口13に係止されるものとし、プラグ14をなく
してしまわないようにすることも可能である。また、第
1金具9及び第2金具10はリヤサイドメンバ6に溶接さ
れるものとしたが、他の実施例においては他のボディフ
レームに溶接されるものであってもよい。さらに、常備
ワイヤの係合部は、先端の輪12であったが、他の実施例
においては係合のための金具がワイヤ8の先端に取付け
られているものであってもよい。さらに、本実施例にお
いては常備ワイヤ8の後端は第1金具9に結ばれていた
が、他の実施例において4は常備ワイヤ8の後端に別の
金具を設け、この別の金具により前記第1金具9に結び
付け、この別の金具は第1金具9に対し脱着可能とする
ものであってもよい。
取外され得るものであったが、他の実施例においては外
した後も開口13に係止されるものとし、プラグ14をなく
してしまわないようにすることも可能である。また、第
1金具9及び第2金具10はリヤサイドメンバ6に溶接さ
れるものとしたが、他の実施例においては他のボディフ
レームに溶接されるものであってもよい。さらに、常備
ワイヤの係合部は、先端の輪12であったが、他の実施例
においては係合のための金具がワイヤ8の先端に取付け
られているものであってもよい。さらに、本実施例にお
いては常備ワイヤ8の後端は第1金具9に結ばれていた
が、他の実施例において4は常備ワイヤ8の後端に別の
金具を設け、この別の金具により前記第1金具9に結び
付け、この別の金具は第1金具9に対し脱着可能とする
ものであってもよい。
考案の効果 以上説明したように、本考案のワイヤ式車体緊締構造
によれば、1本の常備ワイヤを利用して、自動車のけん
引と自動車の運搬のための緊締をおこなうことができ
る。けん引の際には、常備ワイヤの先端側を金具から外
しバンパの開口を通して後方へ延ばすことで、相手側の
ワイヤロープなどと容易に係合できる。この時、従来の
ようにバンパを回避するためのオフセット寸法がないの
で、オフセット寸法に基づく大きなモーメントが生じる
ことを防止できる。従って、ボディフレームに施こす補
強が少なくてすむため、まんがいちの衝突時にも車体特
性に悪影響を及ぼすことはない。また、運搬の緊締の際
には、常備ワイヤの途中を金具を係止し、常備ワイヤの
先端の係合部を車体中央側に位置させることもできるの
で、緊締のための相手側のワイヤロープなどとの位置関
係に応じて容易に係合させることができる。
によれば、1本の常備ワイヤを利用して、自動車のけん
引と自動車の運搬のための緊締をおこなうことができ
る。けん引の際には、常備ワイヤの先端側を金具から外
しバンパの開口を通して後方へ延ばすことで、相手側の
ワイヤロープなどと容易に係合できる。この時、従来の
ようにバンパを回避するためのオフセット寸法がないの
で、オフセット寸法に基づく大きなモーメントが生じる
ことを防止できる。従って、ボディフレームに施こす補
強が少なくてすむため、まんがいちの衝突時にも車体特
性に悪影響を及ぼすことはない。また、運搬の緊締の際
には、常備ワイヤの途中を金具を係止し、常備ワイヤの
先端の係合部を車体中央側に位置させることもできるの
で、緊締のための相手側のワイヤロープなどとの位置関
係に応じて容易に係合させることができる。
第1図は本考案の要部を示す縦断面図、第2図は第1図
のII−II断面図、第3図は第1図のIII−III断面図、第
4図はけん引時の常備ワイヤを示す縦断面図、第5図は
自動車車体後方の斜視図、第6図は従来例を示す第5図
のVI−VI断面図である。 1……ブラケット、5……バンパ、6……リヤサイドメ
ンバ、8……常備ワイヤ、9……第1金具、10……第2
金具、11,12……輪、13……開口、14……プラグ。
のII−II断面図、第3図は第1図のIII−III断面図、第
4図はけん引時の常備ワイヤを示す縦断面図、第5図は
自動車車体後方の斜視図、第6図は従来例を示す第5図
のVI−VI断面図である。 1……ブラケット、5……バンパ、6……リヤサイドメ
ンバ、8……常備ワイヤ、9……第1金具、10……第2
金具、11,12……輪、13……開口、14……プラグ。
Claims (1)
- 【請求項1】先端に係合部を有する常備ワイヤを車体後
方のボディフレームに取付け、該取付けは常備ワイヤの
後端を車体後方に結び前記先端側を車体中央側の金具に
着脱可能に係止しておこない、前記金具は常備ワイヤの
途中をも係止できる構造と車体を緊縛するための荷重に
耐えられる強度とを有し、前記常備ワイヤの取付けに対
し水平後方位置でバンパに開口を設けたことを特徴とす
るワイヤ車体緊締構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14444489U JPH086695Y2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | ワイヤ式車体緊締構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14444489U JPH086695Y2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | ワイヤ式車体緊締構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0382283U JPH0382283U (ja) | 1991-08-22 |
| JPH086695Y2 true JPH086695Y2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=31691141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14444489U Expired - Lifetime JPH086695Y2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | ワイヤ式車体緊締構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086695Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-14 JP JP14444489U patent/JPH086695Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0382283U (ja) | 1991-08-22 |
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