JPH0867007A - インクジェットヘッド - Google Patents
インクジェットヘッドInfo
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- JPH0867007A JPH0867007A JP20715794A JP20715794A JPH0867007A JP H0867007 A JPH0867007 A JP H0867007A JP 20715794 A JP20715794 A JP 20715794A JP 20715794 A JP20715794 A JP 20715794A JP H0867007 A JPH0867007 A JP H0867007A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- layer
- electrode layer
- heat generating
- supply chamber
- Prior art date
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】比較的簡単に製作することができ、且つ、長期
間にわたり良好に機能させることが可能な全く新規なイ
ンクジェットヘッドを提供する。 【構成】所定の熱エネルギーを発生する発熱部材11
と、複数個の吐出口19及びインク供給室Aを有するオ
リフィス板17とを接合させて成り、前記発熱部材11
からの熱エネルギーによってインク供給室Aのインクに
気泡を発生させるとともに該気泡を膨張させてインク滴
をオリフィス板の吐出口19から吐出させるインクジェ
ットヘッドであって、前記発熱部材11が、電気絶縁性
の透明基板12上に、透明電極層13、感光発熱層1
4、第1電極層15、保護層16を順次、被着させて形
成されている。
間にわたり良好に機能させることが可能な全く新規なイ
ンクジェットヘッドを提供する。 【構成】所定の熱エネルギーを発生する発熱部材11
と、複数個の吐出口19及びインク供給室Aを有するオ
リフィス板17とを接合させて成り、前記発熱部材11
からの熱エネルギーによってインク供給室Aのインクに
気泡を発生させるとともに該気泡を膨張させてインク滴
をオリフィス板の吐出口19から吐出させるインクジェ
ットヘッドであって、前記発熱部材11が、電気絶縁性
の透明基板12上に、透明電極層13、感光発熱層1
4、第1電極層15、保護層16を順次、被着させて形
成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワードプロセッサやフ
ァクシミリ等のプリンタ機構として組み込まれるインク
ジェットヘッドに関する。
ァクシミリ等のプリンタ機構として組み込まれるインク
ジェットヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサ等のプリンタ機
構として組み込まれるインクジェットヘッドは、例え
ば、図7(a)(b)に示す如く、ガラス等から成る蓄
熱層1aが被着されたアルミニウム製の基板1上に、窒
化タンタル等から成る発熱抵抗体層2と、アルミニウム
から成り間に一定の間隔をもって配された一対の導電層
3と、窒化珪素等から成り前記発熱抵抗体層2及び一対
の導電層3を被覆する保護膜4とを順次被着して成る発
熱部材に、ガラス等から成り複数個の吐出口7及びイン
ク供給室A’を有するオリフィス板6とを接着材等によ
って接合した構造を有している。
構として組み込まれるインクジェットヘッドは、例え
ば、図7(a)(b)に示す如く、ガラス等から成る蓄
熱層1aが被着されたアルミニウム製の基板1上に、窒
化タンタル等から成る発熱抵抗体層2と、アルミニウム
から成り間に一定の間隔をもって配された一対の導電層
3と、窒化珪素等から成り前記発熱抵抗体層2及び一対
の導電層3を被覆する保護膜4とを順次被着して成る発
熱部材に、ガラス等から成り複数個の吐出口7及びイン
ク供給室A’を有するオリフィス板6とを接着材等によ
って接合した構造を有している。
【0003】かかる従来のインクジェットヘッドは、ま
ずインク供給源(不図示)からインク供給室A’にイン
ク5を供給してインク5の液路を形成し、次に前記一対
の導電層3間に印字信号に基づき所定の電力を印加して
発熱抵抗体層2を選択的にジュール発熱させ、該発熱し
た熱によってインク供給室A’内のインク5に気泡を発
生させるとともにこれを膨張させてインク5に圧力を印
加し、該圧力によって吐出口7よりインク滴を吐出させ
記録紙に付着させることによりインクジェットヘッドと
して機能する。
ずインク供給源(不図示)からインク供給室A’にイン
ク5を供給してインク5の液路を形成し、次に前記一対
の導電層3間に印字信号に基づき所定の電力を印加して
発熱抵抗体層2を選択的にジュール発熱させ、該発熱し
た熱によってインク供給室A’内のインク5に気泡を発
生させるとともにこれを膨張させてインク5に圧力を印
加し、該圧力によって吐出口7よりインク滴を吐出させ
記録紙に付着させることによりインクジェットヘッドと
して機能する。
【0004】尚、前記発熱抵抗体層2及び一対の導電層
3は、通常、スパッタリング法等の薄膜形成技術及びフ
ォトリソグラフィー技術によって基板1上に所定パター
ンをもって被着形成され、更にこれらを被覆する保護膜
4もスパッタリング法によって発熱抵抗体層2及び一対
の導電層3上に被着形成される。
3は、通常、スパッタリング法等の薄膜形成技術及びフ
ォトリソグラフィー技術によって基板1上に所定パター
ンをもって被着形成され、更にこれらを被覆する保護膜
4もスパッタリング法によって発熱抵抗体層2及び一対
の導電層3上に被着形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のインクジェットヘッドにおいては、発熱抵抗体層2
及び一対の導電層3を所定パターンに形成するのにフォ
トリソグラフィー技術を採用しており、このため、イン
クジェットヘッドを製作するのに発熱抵抗体層2及び導
電層3の各層について、フォトレジストの塗布、露光、
エッチング等の煩雑な工程が付加されることとなり、イ
ンクジェットヘッドの製作が煩雑なものになるととも
に、製品としてのインクジェットヘッドが高価なものと
なる欠点を有している。
来のインクジェットヘッドにおいては、発熱抵抗体層2
及び一対の導電層3を所定パターンに形成するのにフォ
トリソグラフィー技術を採用しており、このため、イン
クジェットヘッドを製作するのに発熱抵抗体層2及び導
電層3の各層について、フォトレジストの塗布、露光、
エッチング等の煩雑な工程が付加されることとなり、イ
ンクジェットヘッドの製作が煩雑なものになるととも
に、製品としてのインクジェットヘッドが高価なものと
なる欠点を有している。
【0006】また前記発熱抵抗体層2及び一対の導電層
3は基板1上に所定パターンをもって形成されているこ
とから、これら発熱抵抗体層2及び一対の導電層3が被
着された基板1の表面は前記パターンの形状に応じた凹
凸状をなしている。このような基板1上に保護膜4をス
パッタリング法によって被着すると、保護膜4にクラッ
ク等の成膜欠陥4aが多数発生し、インク供給室A’内
のインク5が成膜欠陥4aを介して発熱抵抗体層2や一
対の導電層3に接触するとともにこれらを腐食し、その
結果、発熱抵抗体層2や一対の導電層3の電気抵抗値が
大きく変化してインクジェットヘッドとしての機能が比
較的短時間で喪失されてしまう欠点を有している。
3は基板1上に所定パターンをもって形成されているこ
とから、これら発熱抵抗体層2及び一対の導電層3が被
着された基板1の表面は前記パターンの形状に応じた凹
凸状をなしている。このような基板1上に保護膜4をス
パッタリング法によって被着すると、保護膜4にクラッ
ク等の成膜欠陥4aが多数発生し、インク供給室A’内
のインク5が成膜欠陥4aを介して発熱抵抗体層2や一
対の導電層3に接触するとともにこれらを腐食し、その
結果、発熱抵抗体層2や一対の導電層3の電気抵抗値が
大きく変化してインクジェットヘッドとしての機能が比
較的短時間で喪失されてしまう欠点を有している。
【0007】
【発明の目的】本発明は上記欠点に鑑み案出されたもの
で、その目的は、比較的簡単に製作することができ、且
つ、長期間にわたり良好に機能させることが可能な全く
新規なインクジェットヘッドを提供することにある。
で、その目的は、比較的簡単に製作することができ、且
つ、長期間にわたり良好に機能させることが可能な全く
新規なインクジェットヘッドを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
ヘッドは、所定の熱エネルギーを発生する発熱部材と、
複数個の吐出口及びインク供給室を有するオリフィス板
とを接合させて成り、前記発熱部材からの熱エネルギー
によってインク供給室内のインクに気泡を発生させると
ともに該気泡を膨張させてインク滴をオリフィス板の吐
出口から吐出させるインクジェットヘッドであって、前
記発熱部材が、電気絶縁性の透明基板上に、透明電極
層、感光発熱層、第1電極層、保護層を順次、被着させ
て形成されていることを特徴とする。
ヘッドは、所定の熱エネルギーを発生する発熱部材と、
複数個の吐出口及びインク供給室を有するオリフィス板
とを接合させて成り、前記発熱部材からの熱エネルギー
によってインク供給室内のインクに気泡を発生させると
ともに該気泡を膨張させてインク滴をオリフィス板の吐
出口から吐出させるインクジェットヘッドであって、前
記発熱部材が、電気絶縁性の透明基板上に、透明電極
層、感光発熱層、第1電極層、保護層を順次、被着させ
て形成されていることを特徴とする。
【0009】また本発明のインクジェットヘッドは、所
定の熱エネルギーを発生する発熱部材と、複数個の吐出
口及びインク供給室を有するオリフィス板とを接合させ
て成り、前記発熱部材からの熱エネルギーによってイン
ク供給室のインクに気泡を発生させるとともに該気泡を
膨張させてインク滴をオリフィス板の吐出口から吐出さ
せるインクジェットヘッドであって、前記発熱部材が、
電気絶縁性の透明基板上に、透明電極層、感光層、発熱
抵抗体層、第1電極層、保護層を順次、被着させて形成
されていることを特徴とする。
定の熱エネルギーを発生する発熱部材と、複数個の吐出
口及びインク供給室を有するオリフィス板とを接合させ
て成り、前記発熱部材からの熱エネルギーによってイン
ク供給室のインクに気泡を発生させるとともに該気泡を
膨張させてインク滴をオリフィス板の吐出口から吐出さ
せるインクジェットヘッドであって、前記発熱部材が、
電気絶縁性の透明基板上に、透明電極層、感光層、発熱
抵抗体層、第1電極層、保護層を順次、被着させて形成
されていることを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づき詳
細に説明する。
細に説明する。
【0011】図1は本発明にかかるインクジェットヘッ
ドの一実施例を示す分解構成図、図2(a)は本発明の
インクジェットヘッドの断面図、図2(b)は図2
(a)の要部拡大図であり、11は発熱部材、17は発
熱部材11に取着されるオリフィス板、Aはインク供給
室である。
ドの一実施例を示す分解構成図、図2(a)は本発明の
インクジェットヘッドの断面図、図2(b)は図2
(a)の要部拡大図であり、11は発熱部材、17は発
熱部材11に取着されるオリフィス板、Aはインク供給
室である。
【0012】前記発熱部材11は、ガラス等の透明材料
から成る基板12上に、透明電極層13、感光発熱層1
4、第1電極層15及び保護膜16を順次被着させた構
造を有しており、インク18に気泡18aを発生させる
ための熱エネルギーを印加する作用を為す。
から成る基板12上に、透明電極層13、感光発熱層1
4、第1電極層15及び保護膜16を順次被着させた構
造を有しており、インク18に気泡18aを発生させる
ための熱エネルギーを印加する作用を為す。
【0013】前記発熱部材11の透明電極層13は後述
する感光発熱層14に照射される光を透過するととも
に、第1電極層15との間に所定の電力を印加する作用
を為す。
する感光発熱層14に照射される光を透過するととも
に、第1電極層15との間に所定の電力を印加する作用
を為す。
【0014】前記透明電極層13は、インジウム錫酸化
物(ITO)等から成っており、従来周知のスパッタリ
ング法や真空蒸着法等によって基板12の上面全体に
0.5μm〜3μmの厚みに被着される。
物(ITO)等から成っており、従来周知のスパッタリ
ング法や真空蒸着法等によって基板12の上面全体に
0.5μm〜3μmの厚みに被着される。
【0015】また前記透明電極層13上に被着される感
光発熱層14は、光が照射されているときに比抵抗が小
さくなる特性と、通電されることにより所定の温度にジ
ュール発熱する特性とを兼ね備えてた材料、具体的に
は、アモルファスシリコンやセレン系半導体材料から成
っており、従来周知のプラズマCVD(Plasma Chemica
l Vapor Deposition) 等によって透明電極層13の上面
全体に0.1μm〜2μmの厚みに被着される。
光発熱層14は、光が照射されているときに比抵抗が小
さくなる特性と、通電されることにより所定の温度にジ
ュール発熱する特性とを兼ね備えてた材料、具体的に
は、アモルファスシリコンやセレン系半導体材料から成
っており、従来周知のプラズマCVD(Plasma Chemica
l Vapor Deposition) 等によって透明電極層13の上面
全体に0.1μm〜2μmの厚みに被着される。
【0016】更に前記感光発熱層14上に被着される第
1電極層15は、透明電極層13との間に所定の電力を
印加するためのものであり、アルミニウムや銅等の金属
材料から成り、従来周知のスパッタリング法や真空蒸着
法等によって感光発熱層14の上面全体に0.5μm〜
2μmの厚みに被着される。
1電極層15は、透明電極層13との間に所定の電力を
印加するためのものであり、アルミニウムや銅等の金属
材料から成り、従来周知のスパッタリング法や真空蒸着
法等によって感光発熱層14の上面全体に0.5μm〜
2μmの厚みに被着される。
【0017】また更に前記第1電極層15上に被着され
る保護膜16は、第1電極層15をインク18の接触に
よる腐食等から保護するためのものであり、窒化珪素や
サイアロン等から成っており、従来周知のスパッタリン
グ法や真空蒸着法等によって第1電極層15の上面全体
に3μm〜8μmの厚みに被着される。
る保護膜16は、第1電極層15をインク18の接触に
よる腐食等から保護するためのものであり、窒化珪素や
サイアロン等から成っており、従来周知のスパッタリン
グ法や真空蒸着法等によって第1電極層15の上面全体
に3μm〜8μmの厚みに被着される。
【0018】このように発熱部材11の透明電極層1
3、感光発熱層14及び第1電極層15はそれぞれスパ
ッタリング法等によって下地の全面に被着させただけの
ものであり、これらの層をフォトリソグラフィー技術を
用いてパターニングする必要が一切ないため、これらの
各層についてフォトレジストの塗布、露光、エッチング
等の煩雑な工程は一切不要となり、インクジェットヘッ
ドを比較的簡単に製作することができるとともに、製品
としてのインクジェットヘッドを安価になすことができ
る。
3、感光発熱層14及び第1電極層15はそれぞれスパ
ッタリング法等によって下地の全面に被着させただけの
ものであり、これらの層をフォトリソグラフィー技術を
用いてパターニングする必要が一切ないため、これらの
各層についてフォトレジストの塗布、露光、エッチング
等の煩雑な工程は一切不要となり、インクジェットヘッ
ドを比較的簡単に製作することができるとともに、製品
としてのインクジェットヘッドを安価になすことができ
る。
【0019】また前記発熱部材11の透明電極層13、
感光発熱層14、第1電極層15はそれぞれ下地の全面
に被着したものであり、保護膜16が被着される第1電
極層15の表面は平坦であるため、この上に保護膜16
をスパッタリング法等によって被着させる際、保護膜1
6にクラック等の成膜欠陥が多数発生することはなく、
保護膜16を連続膜となすことができる。従ってインク
供給室A内のインク18が第1電極層15に接触しよう
とするのを連続膜で形成された保護膜16によって有効
に遮断することができ、第1導電層15の電気抵抗値を
所定の大きさに維持することができる。この結果、イン
クジェットヘッドを長期にわたり良好に機能させること
が可能となる。
感光発熱層14、第1電極層15はそれぞれ下地の全面
に被着したものであり、保護膜16が被着される第1電
極層15の表面は平坦であるため、この上に保護膜16
をスパッタリング法等によって被着させる際、保護膜1
6にクラック等の成膜欠陥が多数発生することはなく、
保護膜16を連続膜となすことができる。従ってインク
供給室A内のインク18が第1電極層15に接触しよう
とするのを連続膜で形成された保護膜16によって有効
に遮断することができ、第1導電層15の電気抵抗値を
所定の大きさに維持することができる。この結果、イン
クジェットヘッドを長期にわたり良好に機能させること
が可能となる。
【0020】また発熱部材11の透明電極層13と第1
電極層15との間には電源が接続されており、該電源は
透明電極層13と第1電極層15との間にスイッチSW
を介して所定の電圧V(例えば、20V)を印加し、感
光発熱層14に光が照射されている間、光の照射によっ
て比抵抗が低くなる感光発熱層5を介して透明電極層1
3と第1電極層15との間に電流を流し、これによって
感光発熱層15をインク供給室A内のインク18に気泡
18aが発生する温度までジュール発熱させる。
電極層15との間には電源が接続されており、該電源は
透明電極層13と第1電極層15との間にスイッチSW
を介して所定の電圧V(例えば、20V)を印加し、感
光発熱層14に光が照射されている間、光の照射によっ
て比抵抗が低くなる感光発熱層5を介して透明電極層1
3と第1電極層15との間に電流を流し、これによって
感光発熱層15をインク供給室A内のインク18に気泡
18aが発生する温度までジュール発熱させる。
【0021】さらに前記発熱部材11には、複数個の吐
出口17a及び該吐出口17aと同じ数だけ区画された
インク供給室Aを有するオリフィス板17が接合されて
おり、該オリフィス板17は、インク供給室A内のイン
ク18に発熱部材11からの熱エネルギーが印加された
際、インク滴を吐出口19から吐出する作用を為す。前
記オリフィス板17はガラスや金属等から成っており、
合成樹脂等から成る接着材によって発熱部材11に取着
されている。
出口17a及び該吐出口17aと同じ数だけ区画された
インク供給室Aを有するオリフィス板17が接合されて
おり、該オリフィス板17は、インク供給室A内のイン
ク18に発熱部材11からの熱エネルギーが印加された
際、インク滴を吐出口19から吐出する作用を為す。前
記オリフィス板17はガラスや金属等から成っており、
合成樹脂等から成る接着材によって発熱部材11に取着
されている。
【0022】更にこのようなインクジェットヘッドの下
方には、光源手段21が配置されている。
方には、光源手段21が配置されている。
【0023】前記光源手段は、前記発熱部材11の基板
12と透明電極層13とを介して感光発熱層14に印字
信号に基づく光を選択的に照射する作用を為し、例えば
記録信号に基づいたレーザー光を発生するレーザー光発
生装置21aと、該装置21aの発振動作に同期して回
転駆動されるとともに前記レーザー光発生装置21aa
からのレーザー光を反射して発熱部材11を走査するた
めの走査鏡21bとを組み合わせたレーザー走査光学系
や、発光ダイオード(LED)アレイを用いて各発光素
子を記録信号に基づき発光させるようにしたLEDヘッ
ド等が用いられる。
12と透明電極層13とを介して感光発熱層14に印字
信号に基づく光を選択的に照射する作用を為し、例えば
記録信号に基づいたレーザー光を発生するレーザー光発
生装置21aと、該装置21aの発振動作に同期して回
転駆動されるとともに前記レーザー光発生装置21aa
からのレーザー光を反射して発熱部材11を走査するた
めの走査鏡21bとを組み合わせたレーザー走査光学系
や、発光ダイオード(LED)アレイを用いて各発光素
子を記録信号に基づき発光させるようにしたLEDヘッ
ド等が用いられる。
【0024】前記光源手段21としてレーザー光発生装
置等を用いる場合、発熱部材11に照射されるレーザー
光の光点の直径はレーザー光発生装置の口径を変化させ
たり、或いは、レンズ等を用いることによって所望の記
録密度に対応するよう調整することができ、また走査ピ
ッチは走査鏡の回転速度等を変化させることによって調
整することができる。これによってレーザー光の光点の
直径は、例えば、100μm程度に設定され、一方、走
査ピッチは、例えば、300dot/inchに設定さ
れる。
置等を用いる場合、発熱部材11に照射されるレーザー
光の光点の直径はレーザー光発生装置の口径を変化させ
たり、或いは、レンズ等を用いることによって所望の記
録密度に対応するよう調整することができ、また走査ピ
ッチは走査鏡の回転速度等を変化させることによって調
整することができる。これによってレーザー光の光点の
直径は、例えば、100μm程度に設定され、一方、走
査ピッチは、例えば、300dot/inchに設定さ
れる。
【0025】次に上記の如く構成されたインクジェット
ヘッドの印字動作について説明する。
ヘッドの印字動作について説明する。
【0026】先ず、インクジェットヘッドのインク供給
室A内にインク供給源20からのインク18を供給し、
インク18の液路を形成する。。
室A内にインク供給源20からのインク18を供給し、
インク18の液路を形成する。。
【0027】次に発熱部材11の透明電極層13と第1
電極層15との間に所定の電圧Vを印加し、これと同時
に発熱部材11の感光発熱層14に光源手段によって印
字信号に基づく光を選択的に照射する。
電極層15との間に所定の電圧Vを印加し、これと同時
に発熱部材11の感光発熱層14に光源手段によって印
字信号に基づく光を選択的に照射する。
【0028】このとき前記感光発熱層4は光が照射され
ている領域Qでのみ、図3に示す感度特性に応じて比抵
抗が低くなるため、透明電極層13と第1電極層15と
の間に介在されている感光発熱層14に電流が流れ、感
光発熱層14が所定の温度にジュール発熱する。このと
き光が照射される前の感光発熱層4の比抵抗をρ1、光
が照射された後の感光発熱層4の比抵抗をρ2、感光発
熱層14の厚みをd、レーザー光が照射される部位の面
積をSとすると、発生した熱エネルギーJは、
ている領域Qでのみ、図3に示す感度特性に応じて比抵
抗が低くなるため、透明電極層13と第1電極層15と
の間に介在されている感光発熱層14に電流が流れ、感
光発熱層14が所定の温度にジュール発熱する。このと
き光が照射される前の感光発熱層4の比抵抗をρ1、光
が照射された後の感光発熱層4の比抵抗をρ2、感光発
熱層14の厚みをd、レーザー光が照射される部位の面
積をSとすると、発生した熱エネルギーJは、
【0029】
【数1】
【0030】で表される。
【0031】前記発熱部材11より発生した熱エネルギ
ーは、発熱部材11上のインク供給室A内のインク18
に気泡18aを発生させるとともにこれを膨張させる。
この結果、インク供給室A内のインク18には前記気泡
18aの膨張に伴う圧力が印加され、これによってイン
ク滴が吐出口19から吐出される。
ーは、発熱部材11上のインク供給室A内のインク18
に気泡18aを発生させるとともにこれを膨張させる。
この結果、インク供給室A内のインク18には前記気泡
18aの膨張に伴う圧力が印加され、これによってイン
ク滴が吐出口19から吐出される。
【0032】そして最後に、前記吐出口19から吐出し
たインク滴を記録紙に付着させ、記録紙に所定の記録画
像を形成することによって記録が行われる。
たインク滴を記録紙に付着させ、記録紙に所定の記録画
像を形成することによって記録が行われる。
【0033】尚、レーザー光の照射が終わると、感光発
熱層14の比抵抗は大きくなり、同時に感光発熱層14
への通電も停止し、これによってインク供給室A内の気
泡18aは消滅し、インク供給源20より新たなインク
18が供給される。
熱層14の比抵抗は大きくなり、同時に感光発熱層14
への通電も停止し、これによってインク供給室A内の気
泡18aは消滅し、インク供給源20より新たなインク
18が供給される。
【0034】(他の実施例)次に本発明の他の実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0035】図4は本実施例のインクジェットヘッドの
他の実施例を示す分解構成図、図5は図4に示すインク
ジェットヘッドの断面図であり、22は発熱部材、27
はオリフィス板である。
他の実施例を示す分解構成図、図5は図4に示すインク
ジェットヘッドの断面図であり、22は発熱部材、27
はオリフィス板である。
【0036】このサーマルヘッドが上述した図1、2の
インクジェットヘッドと異なる点は、発熱部材22とオ
リフィス板27との間に形成されるインク供給室Aが、
インク滴を吐出する吐出口30aに対応して区画されて
おらず、全ての吐出口30aに共通して設けられている
点と、前記吐出口30aとインク供給室Aとがオリフィ
ス板27の厚み方向に貫通するスルーホール30によっ
て連結している点である。
インクジェットヘッドと異なる点は、発熱部材22とオ
リフィス板27との間に形成されるインク供給室Aが、
インク滴を吐出する吐出口30aに対応して区画されて
おらず、全ての吐出口30aに共通して設けられている
点と、前記吐出口30aとインク供給室Aとがオリフィ
ス板27の厚み方向に貫通するスルーホール30によっ
て連結している点である。
【0037】この実施例のインクジェットヘッドにおい
ては、光源手段から照射される光点の大きさや走査ピッ
チを変化させることにより1画素に対応する吐出口30
aの数を可変することができ、必要に応じて容易に記録
密度を制御することが可能となる。
ては、光源手段から照射される光点の大きさや走査ピッ
チを変化させることにより1画素に対応する吐出口30
aの数を可変することができ、必要に応じて容易に記録
密度を制御することが可能となる。
【0038】尚、吐出口27aの直径が15μm、吐出
口30aの配列ピッチが30μm、スルーホールの長さ
が0.5mmであるとき、1画素に対応する吐出口30
aを3〜8個の範囲に設定することにより、インク26
の目詰まりを有効に防止するとともに所定量のインク滴
を吐出口30aより安定して吐出することが可能とな
る。
口30aの配列ピッチが30μm、スルーホールの長さ
が0.5mmであるとき、1画素に対応する吐出口30
aを3〜8個の範囲に設定することにより、インク26
の目詰まりを有効に防止するとともに所定量のインク滴
を吐出口30aより安定して吐出することが可能とな
る。
【0039】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
の変更、改良等が可能であり、例えば、上記実施例にお
いては、発熱部材を、電気絶縁性の透明基板上に、透明
電極層と感光発熱層と第1電極層と保護層とを順次被着
させて構成したが、これに代えて、図6に示す如く、発
熱部材を、電気絶縁性の透明基板31上に、透明電極層
32とアモルファスシリコンからなる感光層33と窒化
タンタル等からなる発熱抵抗体層34と第1電極層35
と保護層36とを順次、被着させて構成するとともに、
前記発熱抵抗体層34の比抵抗を感光時の感光層33の
比抵抗よりも大きくなるように設定しても良く、この場
合、感光層33の抵抗値が熱キャリアによって下がって
しまうのが有効に防止され、過昇温による発熱部の破壊
を皆無となすことができる。従って、発熱部材を、電気
絶縁性の透明基板31上に、透明電極層32とアモルフ
ァスシリコンからなる感光層33と窒化タンタル等から
なる発熱抵抗体層34と第1電極層35と保護層36と
を順次、被着させて構成するとともに、前記発熱抵抗体
層34の比抵抗を感光時の感光層33の比抵抗よりも大
きくなるように設定しておくことが好ましい。
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
の変更、改良等が可能であり、例えば、上記実施例にお
いては、発熱部材を、電気絶縁性の透明基板上に、透明
電極層と感光発熱層と第1電極層と保護層とを順次被着
させて構成したが、これに代えて、図6に示す如く、発
熱部材を、電気絶縁性の透明基板31上に、透明電極層
32とアモルファスシリコンからなる感光層33と窒化
タンタル等からなる発熱抵抗体層34と第1電極層35
と保護層36とを順次、被着させて構成するとともに、
前記発熱抵抗体層34の比抵抗を感光時の感光層33の
比抵抗よりも大きくなるように設定しても良く、この場
合、感光層33の抵抗値が熱キャリアによって下がって
しまうのが有効に防止され、過昇温による発熱部の破壊
を皆無となすことができる。従って、発熱部材を、電気
絶縁性の透明基板31上に、透明電極層32とアモルフ
ァスシリコンからなる感光層33と窒化タンタル等から
なる発熱抵抗体層34と第1電極層35と保護層36と
を順次、被着させて構成するとともに、前記発熱抵抗体
層34の比抵抗を感光時の感光層33の比抵抗よりも大
きくなるように設定しておくことが好ましい。
【0040】
【発明の効果】本発明のインクジェットヘッドによれ
ば、導電層等のパターニングが不要となるため、インク
ジェットヘッドの製作が比較的簡単になり、製品として
のインクジェットヘッドが安価になる。
ば、導電層等のパターニングが不要となるため、インク
ジェットヘッドの製作が比較的簡単になり、製品として
のインクジェットヘッドが安価になる。
【0041】また本発明のインクジェットヘッドによれ
ば、従来にない新規な構成で、保護膜を平坦面上に形成
することから、保護膜をスパッタリング法によって形成
しても、容易に連続膜を得ることができ、保護膜に成膜
欠陥が形成されるのを有効に防止して第1導電層をイン
クの接触による腐食から良好に保護することができる。
従ってインクジェットヘッドを長期間にわたり良好に機
能させることが可能となる。
ば、従来にない新規な構成で、保護膜を平坦面上に形成
することから、保護膜をスパッタリング法によって形成
しても、容易に連続膜を得ることができ、保護膜に成膜
欠陥が形成されるのを有効に防止して第1導電層をイン
クの接触による腐食から良好に保護することができる。
従ってインクジェットヘッドを長期間にわたり良好に機
能させることが可能となる。
【図1】本発明のインクジェットヘッドの一実施例を示
す構成分解図である。
す構成分解図である。
【図2】(a)は本発明のインクジェットヘッドの一実
施例を示す断面図、(b)は(a)の要部拡大図であ
る。
施例を示す断面図、(b)は(a)の要部拡大図であ
る。
【図3】感光層の感度特性を示すグラフである。
【図4】本発明のインクジェットヘッドの他の実施例を
示す構成分解図である。
示す構成分解図である。
【図5】図4に示すインクジェットヘッドの要部拡大図
である。
である。
【図6】本発明のインクジェットヘッドの他の実施例に
かかる発熱部材の断面図である。
かかる発熱部材の断面図である。
【図7】(a)は従来のインクジェットヘッドの断面
図、(b)は(a)の要部拡大図である。
図、(b)は(a)の要部拡大図である。
11・・・発熱部材 12・・・基板 13・・・透明電極層 14・・・感光発熱層 15・・・第1電極層 16・・・保護膜 17・・・オリフィス板 18・・・インク 19・・・吐出口 20・・・インク供給源 A・・・・インク供給室
Claims (2)
- 【請求項1】所定の熱エネルギーを発生する発熱部材
と、複数個の吐出口及びインク供給室を有するオリフィ
ス板とを接合させて成り、前記発熱部材からの熱エネル
ギーによってインク供給室内のインクに気泡を発生させ
るとともに該気泡を膨張させてインク滴をオリフィス板
の吐出口から吐出させるインクジェットヘッドであっ
て、 前記発熱部材が、電気絶縁性の透明基板上に、透明電極
層、感光発熱層、第1電極層、保護層を順次、被着させ
て形成されていることを特徴とするインクジェットヘッ
ド。 - 【請求項2】所定の熱エネルギーを発生する発熱部材
と、複数個の吐出口及びインク供給室を有するオリフィ
ス板とを接合させて成り、前記発熱部材からの熱エネル
ギーによってインク供給室内のインクに気泡を発生させ
るとともに該気泡を膨張させてインク滴をオリフィス板
の吐出口から吐出させるインクジェットヘッドであっ
て、 前記発熱部材が、電気絶縁性の透明基板上に、透明電極
層、感光層、発熱抵抗体層、第1電極層、保護層を順
次、被着させて形成されていることを特徴とするインク
ジェットヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20715794A JPH0867007A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | インクジェットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20715794A JPH0867007A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | インクジェットヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0867007A true JPH0867007A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16535175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20715794A Pending JPH0867007A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | インクジェットヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0867007A (ja) |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP20715794A patent/JPH0867007A/ja active Pending
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