JPH0867224A - ニーボルスターの構造 - Google Patents

ニーボルスターの構造

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JPH0867224A
JPH0867224A JP6204689A JP20468994A JPH0867224A JP H0867224 A JPH0867224 A JP H0867224A JP 6204689 A JP6204689 A JP 6204689A JP 20468994 A JP20468994 A JP 20468994A JP H0867224 A JPH0867224 A JP H0867224A
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和彦 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、車両の衝突時には助手席乗
員のヒザを受けとめ、かつエアバッグ展開時にはエアバ
ッグ開口部の変形を防ぐという2つの機能を併せ持つニ
ーボルスターの構造を提供することにある。 【構成】 本発明では、ニーボルスターブレース3およ
びニーボルスターパネル4を備え、インストルメントパ
ネル1の内部でエアバッグハウジング5とグローブボッ
クス6との上下間に配設される助手席側ニーボルスター
2の構造において、ニーボルスターブレース3を車両の
前後方向に沿って配設し、ニーボルスターパネル4をイ
ンストルメントパネル1の裏面側に締付け、ニーボルス
ターブレース3の前端部のメンバ締付け部8をインスト
ルメントパネルメンバ13に締付けるとともに、ニーボ
ルスターブレース3の後端部に位置するパネル締付け部
20,21の上下2箇所をニーボルスターパネル4に締
付けて固定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のインストルメ
ントパネルの内部に配設される助手席側ニーボルスター
の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図6に示すような自動車のイ
ンストルメントパネル51の助手席側には、自動車の衝
突時において助手席乗員のヒザを受けとめる機能を持つ
ニーボルスター52が配設されている。このニーボルス
ター52は、インストルメントパネル51の内部におい
て、エアバッグハウジング53とグローブボックス54
との上下間に配設されており、一端部がインストルメン
トパネルメンバ55に締付けられるニーボルスターブレ
ース56と、該ニーボルスターブレース56の他端部に
下端部が締付けられるニーボルスターパネル57とから
構成されている。
【0003】しかして、自動車の衝突時には、ニーボル
スターブレース56がニーボルスターパネル57を車両
後方へ突っ張り、助手席乗員のヒザを受けとめるように
なっている。なお、エアバッグハウジング53の内部に
は、膨張展開可能な助手席側エアバッグ(図示せず)が
格納されており、インストルメントパネル51のエアバ
ッグ開口部58は、通常時はエアバッグカバー59によ
って閉塞されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のニーボルスター52の構造にあっては、ニーボ
ルスターブレース56とニーボルスターパネル57とが
下部側の1箇所で締付け固定されているに過ぎないの
で、図示しない助手席側エアバッグの展開時にエアバッ
グハウジング53が矢印a方向へ膨張すると、該ハウジ
ング53によってエアバッグ開口部58が瞬間的に矢印
b方向へ変形することになり、エアバッグの展開に悪影
響を及ぼすおそれがあった。
【0005】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、車両の衝突時には助手席乗
員のヒザを受けとめ、かつエアバッグ展開時にはエアバ
ッグ開口部の変形を防ぐという2つの機能を併せ持つニ
ーボルスターの構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、ニーボルスタ
ーブレースおよびニーボルスターパネルを備え、インス
トルメントパネルの内部でエアバッグハウジングとグロ
ーブボックスとの上下間に配設される助手席側ニーボル
スターの構造において、上記ニーボルスターブレースを
車両の前後方向に沿って配設し、上記ニーボルスターパ
ネルを上記インストルメントパネルの裏面側に締付け、
上記ニーボルスターブレースの前端部をインストルメン
トパネルメンバに締付けるとともに、上記ニーボルスタ
ーブレースの後端部の少なくとも上下2箇所を上記ニー
ボルスターパネルに締付けて固定している。
【0007】
【作用】本発明に係るニーボルスターの構造では、車両
の前後方向に沿って配設されるニーボルスターブレース
の前端部をインストルメントパネルメンバに締付けると
ともに、上記ニーボルスターブレースの後端部の少なく
とも上下2箇所をニーボルスターパネルに締付けて固定
しているため、車両の衝突時に、ニーボルスターブレー
スの一部品によってニーボルスターパネルの車両前後方
向を支えるとともに、インストルメントパネルのエアバ
ッグ開口部の形状を保持することが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0009】図1〜図4は本発明に係るニーボルスター
の構造の一実施例を示している。図において、1は車体
に組付けられる自動車のインストルメントパネルであ
り、該インストルメントパネル1の助手席側の内部に
は、自動車の衝突時に助手席乗員のヒザを受けとめる機
能を持つニーボルスター2が配設されている。この助手
席側ニーボルスター2は、ニーボルスターブレース3お
よびニーボルスターパネル4を備えており、エアバッグ
ハウジング5とグローブボックス6との上下間に配設さ
れている。
【0010】上記ニーボルスターブレース3は、図2に
示す如く、インストルメントパネル1の内部において車
両の前後方向に沿って配設され、図3および図4に示す
ような形状に一体成形されている。しかして、ニーボル
スターブレース3は、インストルメントパネル1と後述
のインストルメントパネルメンバとの間の寸法よりもや
や短く形成されたブレース本体7を有し、該ブレース本
体7の側部にはこれを下方へ折曲げたフランジ部7aが
形成されている。なお、フランジ部7aの後方は、ニー
ボルスターパネル4側近くで切欠かれており、これによ
り自動車の衝突時において、助手席乗員のヒザに大きな
力が加わらないように構成されている。
【0011】また、ブレース本体7の前端部には、車両
前方へ向かって下り傾斜面状に形成されたメンバ締付け
部8が設けられており、このメンバ締付け部8にはボル
ト9を挿入するボルト孔10が穿設されている。しかし
て、ブレース本体7のメンバ締付け部8は、ボルト9を
締付けることにより支持部材11およびブラケット12
を介してインストルメントパネルメンバ13に固定され
るようになっている。このため、支持部材11は、ブラ
ケット12の下面に締付けられる固定片部11aと、エ
アバッグハウジング5の背面が固着される支持片部11
bとによって断面略L字状に形成されている。また、ブ
ラケット12は断面略コ字状に形成されており、上端部
がインストルメントパネルメンバ13の外周面に固着さ
れているとともに、内側底面にはボルト9と螺合する溶
接ナット14が固着されている。
【0012】インストルメントパネルメンバ13は車巾
方向に沿って配設されており、その左右両端部は図示し
ないサイドボディに取付けられ、上部は取付部材15の
上端をスクリュ16で締付けることによってインストル
メントパネル1のボス部17に固定されている。しかし
て、取付部材15の下端部は、インストルメントパネル
メンバ13の外周面に固着されている。
【0013】さらに、ブレース本体7の中間部から後端
部にわたって巾方向には、上下へ二つに枝分かれした立
上り部18と平面部19とが設けられている。右側の立
上り部18は、車両後方(ニーボルスターパネル4側)
へ向かうに従って立ち上がる傾斜面状に形成されてお
り、その後端部には立上り部18に対して下方へほぼ直
角に折曲げた上部パネル締付け部20が設けられてい
る。また、左側の平面部19の後端部には、これを下方
へほぼ直角に折曲げた下部パネル締付け部21が設けら
れている。しかして、これらパネル締付け部20,21
は、巾方向へずれた位置で上下に間隔を置いて配設され
ており、両者にはボルト9を挿入するボルト孔22,2
3がそれぞれ穿設されている。なお、立上り部18と平
面部19との間の側壁部7bには切欠き部24が設けら
れ、この切欠き部24にて両パネル締付け部20,21
はブレース本体7の後端部付近で連続的に形成されてい
ない。
【0014】一方、上記ニーボルスターパネル4は、図
3に示す如く、インストルメントパネル1の裏面側に締
付け固定されるように構成されている。このため、ニー
ボルスターパネル4には、スクリュ16を挿入する複数
個のスクリュ孔25が上下左右に間隔を置いて穿設され
ており、これらスクリュ孔25と対応してインストルメ
ントパネル1の裏面にはスクリュ16を螺入させる複数
個のボス26が突設されている。また、ニーボルスター
パネル4の左右中間に位置するインストルメントパネル
1側表面の上下部には、ボルト9と螺合する溶接ナット
27,28がそれぞれパネル締付け部20,21と対応
して固着されている。したがって、ニーボルスターパネ
ル4は、インストルメントパネル1の内部にて取付けら
れた状態で、ニーボルスターブレース3とインストルメ
ントパネル1との前後間に配置されることになる。
【0015】すなわち、本実施例のニーボルスター2の
構造は、ボルト9を溶接ナット14に締付けるとニーボ
ルスターブレース3のブレース本体7のメンバ締付け部
8が支持部材11およびブラケット12を介してインス
トルメントパネル13に固定され、またスクリュ16を
ボス26に締付けるとニーボルスターパネル4がインス
トルメントパネル1の裏面に固定され、さらにボルト9
を溶接ナット27,28に締付けるとブレース本体7の
立上り部18および平面部19のパネル締付け部20,
21がニーボルスターパネル4に固定されることにより
得られる(図2および図3参照)。
【0016】なお、上記エアバッグハウジング5は、イ
ンストルメントパネル1のエアバッグ開口部29と対応
する位置に設けられ、該エアバッグ開口部29は通常時
にエアバッグカバー30によって閉塞されており、その
内部には図示しない膨張展開可能な助手席側エアバッグ
が収縮した状態で格納されている。しかして、このエア
バッグは、自動車に所定のレベル以上の衝撃力が加わっ
た時に、インフレータ(図示せず)などからガスが噴射
供給されることにより瞬時に膨張して助手席乗員の前方
に展開するようになっている。
【0017】本実施例のニーボルスター2は、ニーボル
スターブレース3のブレース本体7のメンバ締付け部8
を支持部材11およびブラケット12を介してインスト
ルメントパネルメンバ13に締付け、ニーボルスターパ
ネル4をインストルメントパネル1の裏面側に締付ける
とともに、ブレース本体7の立上り部18および平面部
19のパネル締付け部20,21をニーボルスターパネ
ル4に締付けて固定しているため、自動車の衝突時に、
ブレース本体7の平面部19がニーボルスターパネル4
を車両後方へ突っ張り、もって助手席乗員のヒザをしっ
かりと受けとめることができる。また、助手席側エアバ
ッグの展開時には、ブレース本体7の立上り部18がエ
アバッグハウジング5の下方への膨張を抑えるため、エ
アバッグ開口部29の変形を防ぐことができる。
【0018】以上、本発明の一実施例につき述べたが、
本発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能
である。
【0019】例えば、既述の実施例における上下部パネ
ル締付け部20,21は、図4に示す如く、ブレース本
体7の後端部付近でつながっていないが、図5に示す如
く、側壁部7aを連続的に形成することによってつなげ
てもよい。また、既述の実施例では、ニーボルスターブ
レース3のブレース本体7の後部側を立上り部18と平
面部19の二つに枝分かれさせ、パネル締付け部20,
21を上下2箇所に設けているが、三つや四つ等に枝分
かれさせ、ニーボルスターブレース3の後端部のパネル
締付け部を2箇所以上設けることもできる。さらに、既
述の実施例においては、ニーボルスターブレース3を一
体成形しているが、立上り部18に相当する部分を別体
とし、これをブレース本体7に取付けた後にニーボルス
ターパネル4に締付けてもよい。
【0020】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るニーボルスタ
ーの構造は、ニーボルスターブレースおよびニーボルス
ターパネルを備え、インストルメントパネルの内部でエ
アバッグハウジングとグローブボックスとの上下間に配
設される助手席側ニーボルスターであって、上記ニーボ
ルスターブレースを車両の前後方向に沿って配設し、上
記ニーボルスターパネルを上記インストルメントパネル
の裏面側に締付け、上記ニーボルスターブレースの前端
部をインストルメントパネルメンバに締付けるととも
に、上記ニーボルスターブレースの後端部の少なくとも
上下2箇所を上記ニーボルスターパネルに締付けて固定
している。したがって、本発明の構造によれば、車両の
衝突時において、ニーボルスターブレースがニーボルス
ターパネルの車両前後方向を支え、かつインストルメン
トパネルのエアバッグ開口部の形状を保持するため、ニ
ーボルスターブレースの一部品に2つの機能を持たせる
ことが可能となり、助手席乗員のヒザを確実に受けとめ
ることができるとともに、エアバッグを円滑に展開させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るニーボルスターの構造
が適用された自動車のインストルメントパネルを示す斜
視図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】上記インストルメントパネルに取付ける前の状
態のニーボルスターを示す斜視図である。
【図4】上記ニーボルスターを構成するニーボルスター
ブレースを示す斜視図である。
【図5】本発明の変形例に係るニーボルスターブレース
を示す斜視図である。
【図6】従来のニーボルスターの構造が適用された自動
車のインストルメントパネルの内部を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 2 ニーボルスター 3 ニーボルスターブレース 4 ニーボルスターパネル 5 エアバッグハウジング 6 グローブボックス 7 ブレース本体 8 メンバ締付け部 9 ボルト 10 ボルト孔 11 支持部材 12 ブラケット 13 インストルメントパネルメンバ 14 溶接ナット 15 取付部材 16 スクリュ 17 ボス部 18 立上り部 19 平面部 20,21 パネル締付け部 22,23 ボルト孔 25 スクリュ孔 26 ボス 27,28 溶接ナット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】本実施例のニーボルスター2は、ニーボル
スターブレース3のブレース本体7のメンバ締付け部8
を支持部材11およびブラケット12を介してインスト
ルメントパネルメンバ13に締付け、ニーボルスターパ
ネル4をインストルメントパネル1の裏面側に締付ける
とともに、ブレース本体7の立上り部18および平面部
19のパネル締付け部20,21をニーボルスターパネ
ル4に締付けて固定しているため、自動車の衝突時に、
ブレース本体7の平面部19がニーボルスターパネル4
を車両後方へ突っ張り、もって助手席乗員のヒザをしっ
かりと受けとめることができる。また、助手席側エアバ
ッグの展開時には、ブレース本体7の立上り部18が、
ニーボルスターパネル4と共にエアバッグ開口部29の
周辺をしっかりと固定すると同時に、エアバッグハウジ
ング5の下方への膨張を抑えるため、エアバッグ開口部
29の変形を防ぐことができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニーボルスターブレースおよびニーボル
    スターパネルを備え、インストルメントパネルの内部で
    エアバッグハウジングとグローブボックスとの上下間に
    配設される助手席側ニーボルスターの構造において、上
    記ニーボルスターブレースを車両の前後方向に沿って配
    設し、上記ニーボルスターパネルを上記インストルメン
    トパネルの裏面側に締付け、上記ニーボルスターブレー
    スの前端部をインストルメントパネルメンバに締付ける
    とともに、上記ニーボルスターブレースの後端部の少な
    くとも上下2箇所を上記ニーボルスターパネルに締付け
    て固定したことを特徴とするニーボルスターの構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014037208A (ja) * 2012-08-20 2014-02-27 Suzuki Motor Corp インストルメントパネル
US9604589B1 (en) * 2015-10-29 2017-03-28 Ford Global Technologies, Llc Polymeric bracket for instrumental panel side passenger knee protection

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