JPH0868016A - 落石防護体におけるサンドクッション材保持構造 - Google Patents
落石防護体におけるサンドクッション材保持構造Info
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- JPH0868016A JPH0868016A JP20637894A JP20637894A JPH0868016A JP H0868016 A JPH0868016 A JP H0868016A JP 20637894 A JP20637894 A JP 20637894A JP 20637894 A JP20637894 A JP 20637894A JP H0868016 A JPH0868016 A JP H0868016A
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Landscapes
- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐久性の向上を図り、衝撃吸収機能に優れた
落石防護体を提供する。 【構成】 ガラス繊維強化コンクリートからなる複数の
分割コンクリート板9を形成する。これら分割コンクリ
ート板9の後面から防護壁面3に向かってサンドクッシ
ョン材層8を上下方向に区画する支持板部10を一体に突
設する。 【効果】 サンドクッション材7の砂圧を分割して支持
するため、下部においても分割コンクリート板9の肉圧
を薄く形成することができる。これにより落石時には分
割コンクリート板9が破壊してサンドクッション材層8
の衝撃吸収機能が有効に作用する。また、サンドクッシ
ョン材7の保持材として分割コンクリート板9を使用す
ることにより耐久性が向上する。
落石防護体を提供する。 【構成】 ガラス繊維強化コンクリートからなる複数の
分割コンクリート板9を形成する。これら分割コンクリ
ート板9の後面から防護壁面3に向かってサンドクッシ
ョン材層8を上下方向に区画する支持板部10を一体に突
設する。 【効果】 サンドクッション材7の砂圧を分割して支持
するため、下部においても分割コンクリート板9の肉圧
を薄く形成することができる。これにより落石時には分
割コンクリート板9が破壊してサンドクッション材層8
の衝撃吸収機能が有効に作用する。また、サンドクッシ
ョン材7の保持材として分割コンクリート板9を使用す
ることにより耐久性が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は道路、鉄道用軌道並びに
家屋、建物施設等を落石から防護するために設置される
防護壁、防護柵、さらにはシェッド、キーパーなどの落
石防護体のサンドクッション材保持構造に関する。
家屋、建物施設等を落石から防護するために設置される
防護壁、防護柵、さらにはシェッド、キーパーなどの落
石防護体のサンドクッション材保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の落石防護体では、衝突す
る落石の衝撃を緩和するため、落石防護体の防護壁面に
サンドクッション材層を設けることが知られている。し
かしながらこのようなサンドクッション材層に用いる砂
などを傾斜あるいは垂直な防護壁面に設ける場合、自立
性がないため、サンドクッションを防護壁面と保持材間
に挟んで保持して覆い、かつその砂の飛散を防止しなけ
ればならなかった。そして従来ではその保持材としてサ
ンドクッション材の前面に土のうを積層に設けるものな
どが知られていたが、このような土のうを用いるもので
は、太陽光線の紫外線の影響を受けて耐久性に劣る面が
あった。そこで図5に示すように、防護壁Aの山側Yの
面である防護壁面に間隔を置いてコンクリート層Bを設
け、それらの間に砂等を充填してサンドクッション材層
Cを設けたものが知られている。
る落石の衝撃を緩和するため、落石防護体の防護壁面に
サンドクッション材層を設けることが知られている。し
かしながらこのようなサンドクッション材層に用いる砂
などを傾斜あるいは垂直な防護壁面に設ける場合、自立
性がないため、サンドクッションを防護壁面と保持材間
に挟んで保持して覆い、かつその砂の飛散を防止しなけ
ればならなかった。そして従来ではその保持材としてサ
ンドクッション材の前面に土のうを積層に設けるものな
どが知られていたが、このような土のうを用いるもので
は、太陽光線の紫外線の影響を受けて耐久性に劣る面が
あった。そこで図5に示すように、防護壁Aの山側Yの
面である防護壁面に間隔を置いてコンクリート層Bを設
け、それらの間に砂等を充填してサンドクッション材層
Cを設けたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコンクリー
ト層Bを用いるものでは、土のう等の保護材を用いるも
のに比べて耐久性に優れたものとなる。しかしこの種の
防護壁Aは、山間部などの搬入条件が悪い場所に設置さ
れるものであるから、そのコンクリート層Bをプレキャ
スト板により構成する場合、該プレキャスト板を軽量に
する必要があり、従来のコンクリートでは運搬及び据付
け作業の効率化を図ることができなかった。
ト層Bを用いるものでは、土のう等の保護材を用いるも
のに比べて耐久性に優れたものとなる。しかしこの種の
防護壁Aは、山間部などの搬入条件が悪い場所に設置さ
れるものであるから、そのコンクリート層Bをプレキャ
スト板により構成する場合、該プレキャスト板を軽量に
する必要があり、従来のコンクリートでは運搬及び据付
け作業の効率化を図ることができなかった。
【0004】またこのように構成した防護壁のプレキャ
スト板では、通常時には上下方向に積層されたサンドク
ッション材の砂圧に抗して該サンドクッション材を保持
する強度を必要とする反面、落石時にはサンドクッショ
ン材により落石の衝撃を吸収するため、落石の衝突と同
時に破損する必要がある。すなわち前記砂圧に耐えるよ
うにプレキャスト板を肉厚にして単に強度を高めるだけ
では、落石時に破損することがなく、サンドクッション
材により衝撃吸収を行うことができなくなる。そこで例
えば前記防護壁Aの高さHが6メートルで、サンドクッ
ション材層Cの厚さTを0.5メートルとすると、プレ
キャスト板からなるコンクリート層Bの下部には1平方
メートル当たり3.24トン余りの砂圧が加わり、落石
時に破損するように従来のコンクリートプレキャスト板
の厚さを5〜10センチ程度にした場合、その砂圧に抗
することができず、その砂圧だけでコンクリート層Bに
ひび割れ等が発生してしまうという問題があった。
スト板では、通常時には上下方向に積層されたサンドク
ッション材の砂圧に抗して該サンドクッション材を保持
する強度を必要とする反面、落石時にはサンドクッショ
ン材により落石の衝撃を吸収するため、落石の衝突と同
時に破損する必要がある。すなわち前記砂圧に耐えるよ
うにプレキャスト板を肉厚にして単に強度を高めるだけ
では、落石時に破損することがなく、サンドクッション
材により衝撃吸収を行うことができなくなる。そこで例
えば前記防護壁Aの高さHが6メートルで、サンドクッ
ション材層Cの厚さTを0.5メートルとすると、プレ
キャスト板からなるコンクリート層Bの下部には1平方
メートル当たり3.24トン余りの砂圧が加わり、落石
時に破損するように従来のコンクリートプレキャスト板
の厚さを5〜10センチ程度にした場合、その砂圧に抗
することができず、その砂圧だけでコンクリート層Bに
ひび割れ等が発生してしまうという問題があった。
【0005】そこで本発明は、耐久性の向上を図り、運
搬及び施工性に優れた落石防護体におけるサンドクッシ
ョン材保持構造を提供することを目的とし、また、サン
ドクッション材の保持性に優れると共に、落石時には破
壊してサンドクッション材層による衝撃吸収を良好に行
うことができる落石防護体におけるサンドクッション材
保持構造を提供することを目的とする。
搬及び施工性に優れた落石防護体におけるサンドクッシ
ョン材保持構造を提供することを目的とし、また、サン
ドクッション材の保持性に優れると共に、落石時には破
壊してサンドクッション材層による衝撃吸収を良好に行
うことができる落石防護体におけるサンドクッション材
保持構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、山側
に対向して設けられた防護壁面を有し、この防護壁面の
前面にサンドクッション材層を設けると共に、このサン
ドクッション材層の前面にサンドクッション材保持用コ
ンクリート板を設けてなる落石防護体におけるサンドク
ッション材保持構造において、前記コンクリート板がガ
ラス繊維強化コンクリート製の分割プレキャスト板から
なるものである。
に対向して設けられた防護壁面を有し、この防護壁面の
前面にサンドクッション材層を設けると共に、このサン
ドクッション材層の前面にサンドクッション材保持用コ
ンクリート板を設けてなる落石防護体におけるサンドク
ッション材保持構造において、前記コンクリート板がガ
ラス繊維強化コンクリート製の分割プレキャスト板から
なるものである。
【0007】また請求項2の発明は、山側に対向して設
けられた防護壁面を有し、この防護壁面の前面にサンド
クッション材層を設けると共に、このサンドクッション
材層の前面にサンドクッション材保持用コンクリート板
を設けてなる落石防護体におけるサンドクッション材保
持構造において、前記コンクリート板を上下方向に複数
分割して分割コンクリート板を形成すると共に、これら
分割コンクリート板の後面から前記防護壁面に向かって
前記サンドクッション材層を上下方向に区画する支持板
部を一体に突設したものである。
けられた防護壁面を有し、この防護壁面の前面にサンド
クッション材層を設けると共に、このサンドクッション
材層の前面にサンドクッション材保持用コンクリート板
を設けてなる落石防護体におけるサンドクッション材保
持構造において、前記コンクリート板を上下方向に複数
分割して分割コンクリート板を形成すると共に、これら
分割コンクリート板の後面から前記防護壁面に向かって
前記サンドクッション材層を上下方向に区画する支持板
部を一体に突設したものである。
【0008】さらに請求項3の発明は、請求項2の保持
構造に置いて、前記分割コンクリート板と支持板部とを
ガラス繊維強化コンクリートによりプレキャスト成形し
たものである。
構造に置いて、前記分割コンクリート板と支持板部とを
ガラス繊維強化コンクリートによりプレキャスト成形し
たものである。
【0009】
【作用】上記請求項1の構成では、普通のコンクリート
より強度に優れたガラス繊維強化コンクリート製の分割
プレキャスト板を用いることにより、該分割プレキャス
ト板を薄肉にして軽量化を図ることができる。
より強度に優れたガラス繊維強化コンクリート製の分割
プレキャスト板を用いることにより、該分割プレキャス
ト板を薄肉にして軽量化を図ることができる。
【0010】また上記請求項2の構成では、サンドクッ
ション材層を上下方向に区画する支持板部により、サン
ドクッション材の砂圧を分割して支持するため、下部に
おいても分割コンクリート板の肉圧を薄く形成すること
ができ、落石時には分割コンクリート板が破壊してサン
ドクッション材層の衝撃吸収機能が有効に作用する。
ション材層を上下方向に区画する支持板部により、サン
ドクッション材の砂圧を分割して支持するため、下部に
おいても分割コンクリート板の肉圧を薄く形成すること
ができ、落石時には分割コンクリート板が破壊してサン
ドクッション材層の衝撃吸収機能が有効に作用する。
【0011】さらに上記請求項3の構成では、分割コン
クリート板及び支持板部が軽量になるため、搬入及び据
付け作業が容易となり、さらに、下部の分割コンクリー
ト板に加わる上部の分割コンクリート板及び支持板部の
自重による荷重も小さく抑えることができる。
クリート板及び支持板部が軽量になるため、搬入及び据
付け作業が容易となり、さらに、下部の分割コンクリー
ト板に加わる上部の分割コンクリート板及び支持板部の
自重による荷重も小さく抑えることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。図1は本発明の第1実施例を示し、同図にお
いて、防護ネット1の基礎となる落石防護体たるコンク
リート製防護壁2は、山側Yに対向して設けられた防護
壁面3を有し、この防護壁面3はほぼ垂直でやや斜め谷
側に傾斜して設けられている。前記防護ネット1は前記
防護壁2上に設けられ、その防護ネット1は、前記防護
壁2の長さ方向に複数の支柱4を立設し、これら支柱4
間にガイドロープ5を上下多段に張設し、これらガイド
ロープ5及び図示しない取付部材を介してネット6を張
設してなる。
説明する。図1は本発明の第1実施例を示し、同図にお
いて、防護ネット1の基礎となる落石防護体たるコンク
リート製防護壁2は、山側Yに対向して設けられた防護
壁面3を有し、この防護壁面3はほぼ垂直でやや斜め谷
側に傾斜して設けられている。前記防護ネット1は前記
防護壁2上に設けられ、その防護ネット1は、前記防護
壁2の長さ方向に複数の支柱4を立設し、これら支柱4
間にガイドロープ5を上下多段に張設し、これらガイド
ロープ5及び図示しない取付部材を介してネット6を張
設してなる。
【0013】前記防護壁面3には砂などのサンドクッシ
ョン材7からなるサンドクッション材層8が設けられ、
このサンドクッション材層8の山側Yに対向する前面に
は、上下方向に複数分割された分割プレキャスト板たる
分割コンクリート板9が設けられ、この分割コンクリー
ト板9の後面下端には、前記防護壁面3に向かって水平
方向の支持板部10が一体に突設され、前記分割コンクリ
ート板9と支持板部10は図1に示すように、断面略L字
形をなし、前記支持板部10により前記サンドクッション
材層8を上下方向に区画している。そして前記分割コン
クリート板9は、前面側の上下を金具などの接合具11に
より接合し、前記支持板部10の後端を固定具12により前
記防護壁面3に固定しており、前面側から受ける落石の
所定衝撃力により破壊する程度の厚さに形成されてい
る。また、前記分割コンクリート板9及びこれと一体な
支持板部10とにより分割保持体13を構成しており、この
分割保持体13は、ガラス繊維強化コンクリート(GR
C)により工場などにてプレキャスト成形され、そのガ
ラス繊維強化コンクリートをプレミックス法などを用い
て成形している。そのプレミックス法とは、モルタルと
耐アルカリ性ガラス繊維のチップドストランドを、ミキ
サーで混合した後、所定の形状に成形する周知の方法で
ある。また、前記耐アルカリ性ガラス繊維は、ガラス繊
維の表面にポリビニルアルコールもしくは変成ポリビニ
ルアルコールの溶液を塗布した後、150〜500°C
の温度で熱処理して製造され、セメントのアルカリ性に
よる劣化が防止され、また、前記モルタルのセメントと
しては「チチブGRCセメント」(秩父セメント製)な
どを用いており、そのガラス繊維強化コンクリートで
は、曲げ強度300kg/cm2、引張り強度が100kg/cm2、衝撃
強度が 20kg/cm2(シャルピー衝撃値)の強度が得ら
れ、普通のコンクリートの5〜10倍の強度となる。
尚、ガラス繊維強化コンクリートにおいては、前記モル
タルの砂/セメント比は0.5〜1の範囲内が好まし
く、すなわち砂/セメント比が1を越えると、ガラス繊
維の補強効果が低下し、一方、砂/セメント比が小さい
ほど乾燥収縮が大きくなるためであり、また、ガラス繊
維有含量はモルタルに対して5重量パーセント程度とす
ることが好ましい。
ョン材7からなるサンドクッション材層8が設けられ、
このサンドクッション材層8の山側Yに対向する前面に
は、上下方向に複数分割された分割プレキャスト板たる
分割コンクリート板9が設けられ、この分割コンクリー
ト板9の後面下端には、前記防護壁面3に向かって水平
方向の支持板部10が一体に突設され、前記分割コンクリ
ート板9と支持板部10は図1に示すように、断面略L字
形をなし、前記支持板部10により前記サンドクッション
材層8を上下方向に区画している。そして前記分割コン
クリート板9は、前面側の上下を金具などの接合具11に
より接合し、前記支持板部10の後端を固定具12により前
記防護壁面3に固定しており、前面側から受ける落石の
所定衝撃力により破壊する程度の厚さに形成されてい
る。また、前記分割コンクリート板9及びこれと一体な
支持板部10とにより分割保持体13を構成しており、この
分割保持体13は、ガラス繊維強化コンクリート(GR
C)により工場などにてプレキャスト成形され、そのガ
ラス繊維強化コンクリートをプレミックス法などを用い
て成形している。そのプレミックス法とは、モルタルと
耐アルカリ性ガラス繊維のチップドストランドを、ミキ
サーで混合した後、所定の形状に成形する周知の方法で
ある。また、前記耐アルカリ性ガラス繊維は、ガラス繊
維の表面にポリビニルアルコールもしくは変成ポリビニ
ルアルコールの溶液を塗布した後、150〜500°C
の温度で熱処理して製造され、セメントのアルカリ性に
よる劣化が防止され、また、前記モルタルのセメントと
しては「チチブGRCセメント」(秩父セメント製)な
どを用いており、そのガラス繊維強化コンクリートで
は、曲げ強度300kg/cm2、引張り強度が100kg/cm2、衝撃
強度が 20kg/cm2(シャルピー衝撃値)の強度が得ら
れ、普通のコンクリートの5〜10倍の強度となる。
尚、ガラス繊維強化コンクリートにおいては、前記モル
タルの砂/セメント比は0.5〜1の範囲内が好まし
く、すなわち砂/セメント比が1を越えると、ガラス繊
維の補強効果が低下し、一方、砂/セメント比が小さい
ほど乾燥収縮が大きくなるためであり、また、ガラス繊
維有含量はモルタルに対して5重量パーセント程度とす
ることが好ましい。
【0014】次に前記構成につき、その作用を説明する
と、まず、最下段の分割支持体13の支持板部10を固定具
12を介して防護壁面3に固定し、この固定した分割支持
体13内にサンドクッション材7を隙間なく充填する。次
にこの上から分割支持体13を固定し、この固定には上下
の分割コンクリート板9,9を接合具11により固定する
と共に、上の分割支持体13の支持板部10を固定具12によ
り防護壁面3に固定し、この分割支持体13内にサンドク
ッション材7を充填し、同様な行程により上段の分割コ
ンクリート板9の固定及びサンドクッション材7の充填
を行い、防護壁面3の前面にサンドクッション材層8を
設け、これを複数の分割支持体13により保持する。この
ような施工において前記分割支持体13はガラス繊維強化
コンクリートから成形され、従来のコンクリートより強
度に優れるため、薄形軽量化が可能となり、運搬及び据
付け作業を容易に行うことができ、また、分割支持体13
を上下多段に重ね合わせることにより、下段側の分割コ
ンクリート板9には上段の分割支持体13及びサンドクッ
ション材7の自重の一部が荷重として加わるが、分割支
持体13自体が軽量化されているため、その荷重を小さく
抑えることができる。そしてこのようにして形成した分
割支持体13によるサンドクッション材層8の保持構造で
は、該サンドクッション材層8が支持板部10により上下
方向に区画されているため、サンドクッション材層8の
砂圧が支持板部10により分割保持され、従来のようにコ
ンクリート板の下部側に大きな砂圧が加わることがな
く、これにより下部の分割コンクリート板9も薄肉に形
成して所定の落石荷重により破壊可能となる。そして分
割コンクリート板9の前面に落石が衝突すると、分割コ
ンクリート板9が破壊し、この破壊により落石の衝撃の
一部を吸収すると共に、後部のサンドクッション材層8
の衝撃吸収作用が有効に働くこととなる。
と、まず、最下段の分割支持体13の支持板部10を固定具
12を介して防護壁面3に固定し、この固定した分割支持
体13内にサンドクッション材7を隙間なく充填する。次
にこの上から分割支持体13を固定し、この固定には上下
の分割コンクリート板9,9を接合具11により固定する
と共に、上の分割支持体13の支持板部10を固定具12によ
り防護壁面3に固定し、この分割支持体13内にサンドク
ッション材7を充填し、同様な行程により上段の分割コ
ンクリート板9の固定及びサンドクッション材7の充填
を行い、防護壁面3の前面にサンドクッション材層8を
設け、これを複数の分割支持体13により保持する。この
ような施工において前記分割支持体13はガラス繊維強化
コンクリートから成形され、従来のコンクリートより強
度に優れるため、薄形軽量化が可能となり、運搬及び据
付け作業を容易に行うことができ、また、分割支持体13
を上下多段に重ね合わせることにより、下段側の分割コ
ンクリート板9には上段の分割支持体13及びサンドクッ
ション材7の自重の一部が荷重として加わるが、分割支
持体13自体が軽量化されているため、その荷重を小さく
抑えることができる。そしてこのようにして形成した分
割支持体13によるサンドクッション材層8の保持構造で
は、該サンドクッション材層8が支持板部10により上下
方向に区画されているため、サンドクッション材層8の
砂圧が支持板部10により分割保持され、従来のようにコ
ンクリート板の下部側に大きな砂圧が加わることがな
く、これにより下部の分割コンクリート板9も薄肉に形
成して所定の落石荷重により破壊可能となる。そして分
割コンクリート板9の前面に落石が衝突すると、分割コ
ンクリート板9が破壊し、この破壊により落石の衝撃の
一部を吸収すると共に、後部のサンドクッション材層8
の衝撃吸収作用が有効に働くこととなる。
【0015】このように本実施例では請求項1に対応し
て、山側Yに対向して設けられた防護壁面3を有し、こ
の防護壁面3の前面にサンドクッション材層8を設ける
と共に、このサンドクッション材層8の前面にサンドク
ッション材保持用コンクリート板を設けてなる落石防護
体たる防護壁2におけるサンドクッション材保持構造に
おいて、コンクリート板がガラス繊維強化コンクリート
製の分割プレキャスト板たる分割コンクリート板9から
なるものであるから、普通のコンクリートより強度に優
れたガラス繊維強化コンクリート製の分割コンクリート
板9を用いることにより、該分割コンクリート板9を薄
肉にして軽量化を図ることができると共に、保持材の耐
久性を高めることができる。
て、山側Yに対向して設けられた防護壁面3を有し、こ
の防護壁面3の前面にサンドクッション材層8を設ける
と共に、このサンドクッション材層8の前面にサンドク
ッション材保持用コンクリート板を設けてなる落石防護
体たる防護壁2におけるサンドクッション材保持構造に
おいて、コンクリート板がガラス繊維強化コンクリート
製の分割プレキャスト板たる分割コンクリート板9から
なるものであるから、普通のコンクリートより強度に優
れたガラス繊維強化コンクリート製の分割コンクリート
板9を用いることにより、該分割コンクリート板9を薄
肉にして軽量化を図ることができると共に、保持材の耐
久性を高めることができる。
【0016】またこのように本実施例では請求項2に対
応して、山側Yに対向して設けられた防護壁面3を有
し、この防護壁面3の前面にサンドクッション材層8を
設けると共に、このサンドクッション材層8の前面にサ
ンドクッション材保持用コンクリート板を設けてなる防
護壁2におけるサンドクッション材保持構造において、
コンクリート板を上下方向に複数分割して分割コンクリ
ート板9を形成すると共に、これら分割コンクリート板
9の後面から前記防護壁面3に向かって前記サンドクッ
ション材層8を上下方向に区画する支持板部10を一体に
突設したものであるから、サンドクッション材層8を上
下方向に区画する支持板部10により、サンドクッション
材7の砂圧を分割して支持するため、下段においても分
割コンクリート板9の肉圧を薄く形成することができ、
落石時には分割コンクリート板9が破壊してサンドクッ
ション材層8の衝撃吸収機能が有効に作用する。
応して、山側Yに対向して設けられた防護壁面3を有
し、この防護壁面3の前面にサンドクッション材層8を
設けると共に、このサンドクッション材層8の前面にサ
ンドクッション材保持用コンクリート板を設けてなる防
護壁2におけるサンドクッション材保持構造において、
コンクリート板を上下方向に複数分割して分割コンクリ
ート板9を形成すると共に、これら分割コンクリート板
9の後面から前記防護壁面3に向かって前記サンドクッ
ション材層8を上下方向に区画する支持板部10を一体に
突設したものであるから、サンドクッション材層8を上
下方向に区画する支持板部10により、サンドクッション
材7の砂圧を分割して支持するため、下段においても分
割コンクリート板9の肉圧を薄く形成することができ、
落石時には分割コンクリート板9が破壊してサンドクッ
ション材層8の衝撃吸収機能が有効に作用する。
【0017】さらにこのように本実施例では請求項3に
対応して、分割コンクリート板9と支持板部10とをガラ
ス繊維強化コンクリートによりプレキャスト成形したも
のであるから、分割コンクリート板9及ぶ支持板部10と
が軽量になるため、搬入及び据付け作業が容易となり、
さらに、下段の分割コンクリート板9に加わる上部の分
割支持体13の自重による荷重も小さく抑えることができ
る。
対応して、分割コンクリート板9と支持板部10とをガラ
ス繊維強化コンクリートによりプレキャスト成形したも
のであるから、分割コンクリート板9及ぶ支持板部10と
が軽量になるため、搬入及び据付け作業が容易となり、
さらに、下段の分割コンクリート板9に加わる上部の分
割支持体13の自重による荷重も小さく抑えることができ
る。
【0018】また、実施例上の効果として、分割支持体
13は分割コンクリート板9の下面下端に支持板部10を一
体に設けることにより、下段側からその分割支持体13を
防護壁面3に固定すると共に、サンドクッション材7を
充填し、順次下段から上段に向かってサンドクッション
材層9を簡便に形成することができる。さらにサンドク
ッション材7が各段の分割保持体13ごとに保持されてい
るため、複数の石が続けて衝突した場合、従来の1枚の
コンクリート板からなるものであれば、例えばそのコン
クリート板の下部に落石を受けて破壊してしまうと、そ
こから上部のサンドクッション材7が流れ落ちてしま
い、この後続けて上部に落石を受けると、サンドクッシ
ョン材7が有効に作用しなかったが、本実施例では、下
段の分割コンクリート板9が破壊しても、破壊した部分
のサンドクッション材7のみが流れ落ち、上部のサンド
クッション材7はそのまま保持されるため、この後続け
て上段に落石を受けても、サンドクッション材7が有効
に作用する。
13は分割コンクリート板9の下面下端に支持板部10を一
体に設けることにより、下段側からその分割支持体13を
防護壁面3に固定すると共に、サンドクッション材7を
充填し、順次下段から上段に向かってサンドクッション
材層9を簡便に形成することができる。さらにサンドク
ッション材7が各段の分割保持体13ごとに保持されてい
るため、複数の石が続けて衝突した場合、従来の1枚の
コンクリート板からなるものであれば、例えばそのコン
クリート板の下部に落石を受けて破壊してしまうと、そ
こから上部のサンドクッション材7が流れ落ちてしま
い、この後続けて上部に落石を受けると、サンドクッシ
ョン材7が有効に作用しなかったが、本実施例では、下
段の分割コンクリート板9が破壊しても、破壊した部分
のサンドクッション材7のみが流れ落ち、上部のサンド
クッション材7はそのまま保持されるため、この後続け
て上段に落石を受けても、サンドクッション材7が有効
に作用する。
【0019】図2は本発明の第2実施例を示し、上記第
1実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明
を省略して詳述すると、この例のガラス繊維強化コンク
リートからなるプレキャスト成形された分割保持体13A
は、支持板部10が分割コンクリート板9の後面の高さ方
向略中央から前記防護壁面3に向かって一体に突設さ
れ、その支持板部10によりサンドクッション材層8が上
下方向に区画されており、この例においても、下段にお
いて分割コンクリート板9の肉圧を薄く形成することが
でき、落石時には分割コンクリート板9が破壊してサン
ドクッション材層8の衝撃吸収機能が有効に働き、第1
実施例と同様な作用,効果を奏する。
1実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明
を省略して詳述すると、この例のガラス繊維強化コンク
リートからなるプレキャスト成形された分割保持体13A
は、支持板部10が分割コンクリート板9の後面の高さ方
向略中央から前記防護壁面3に向かって一体に突設さ
れ、その支持板部10によりサンドクッション材層8が上
下方向に区画されており、この例においても、下段にお
いて分割コンクリート板9の肉圧を薄く形成することが
でき、落石時には分割コンクリート板9が破壊してサン
ドクッション材層8の衝撃吸収機能が有効に働き、第1
実施例と同様な作用,効果を奏する。
【0020】図3は本発明の第3実施例を示し、上記第
1実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明
を省略して詳述すると、この例の落石防護体たる防護壁
2Aはその高さ寸法が比較的低く、分割プレキャスト板
たる分割コンクリート板9によりサンドクッション材7
を保持するものを示し、前記防護壁面3の前面に前記サ
ンドクッション材層8を設け、このサンドクッション材
層8の前面に分割コンクリート板9を複数設け、これら
分割コンクリート板9相互を前記接合具11により接合す
ると共に、各分割コンクリート板9をアンカー部材14を
介して防護壁2に固定する。
1実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明
を省略して詳述すると、この例の落石防護体たる防護壁
2Aはその高さ寸法が比較的低く、分割プレキャスト板
たる分割コンクリート板9によりサンドクッション材7
を保持するものを示し、前記防護壁面3の前面に前記サ
ンドクッション材層8を設け、このサンドクッション材
層8の前面に分割コンクリート板9を複数設け、これら
分割コンクリート板9相互を前記接合具11により接合す
ると共に、各分割コンクリート板9をアンカー部材14を
介して防護壁2に固定する。
【0021】このように本実施例では請求項1に対応し
て、山側Yに対向して設けられた防護壁面3を有し、こ
の防護壁面3の前面にサンドクッション材層8を設ける
と共に、このサンドクッション材層8の前面にサンドク
ッション材保持用コンクリート板を設けてなる落石防護
体におけるサンドクッション材保持構造において、コン
クリート板がガラス繊維強化コンクリート製の分割プレ
キャスト板たる分割コンクリート板9からなるものであ
るから、普通のコンクリートより強度に優れたガラス繊
維強化コンクリート製の分割コンクリート板9を用いる
ことにより、該分割コンクリート板9を薄肉にして軽量
化を図ることができると共に、ガラス繊維強化コンクリ
ート製の分割コンクリート板9をサンドクッション材7
の保持材として使用することにより、その耐久性を高め
ることができる。
て、山側Yに対向して設けられた防護壁面3を有し、こ
の防護壁面3の前面にサンドクッション材層8を設ける
と共に、このサンドクッション材層8の前面にサンドク
ッション材保持用コンクリート板を設けてなる落石防護
体におけるサンドクッション材保持構造において、コン
クリート板がガラス繊維強化コンクリート製の分割プレ
キャスト板たる分割コンクリート板9からなるものであ
るから、普通のコンクリートより強度に優れたガラス繊
維強化コンクリート製の分割コンクリート板9を用いる
ことにより、該分割コンクリート板9を薄肉にして軽量
化を図ることができると共に、ガラス繊維強化コンクリ
ート製の分割コンクリート板9をサンドクッション材7
の保持材として使用することにより、その耐久性を高め
ることができる。
【0022】図4は本発明の第4実施例を示し、上記第
1実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明
を省略して詳述すると、この例では落石防護体として落
石防護柵21に本発明を適用したものを示し、山側Yの斜
面に設けられたコンクリート製基礎22に適宜角度で複数
の支柱23を立設し、この支柱23の山側Yに、複数の横梁
24を隙間なく固設し、この複数の横梁24の山側Yの面に
より防護壁面25を構成し、前記支柱23の上部後端と前記
基礎22との間に控え柱23Aが立設され、前記防護壁面25
に前記サンドクッション材層8が設けられ、このサンド
クッション材層8が分割保持体13Bにより保持され、こ
の分割保持体13Bは、分割コンクリート板9と支持板部
10をほぼ直交して配置した以外は、上記第1実施例の分
割支持体13と同一構成のものが用いられている。また、
サンドクッション材層8の上部には、ガラス繊維強化コ
ンクリートからなるプレキャスト製の蓋板26が固定され
て該上部を閉塞している。
1実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明
を省略して詳述すると、この例では落石防護体として落
石防護柵21に本発明を適用したものを示し、山側Yの斜
面に設けられたコンクリート製基礎22に適宜角度で複数
の支柱23を立設し、この支柱23の山側Yに、複数の横梁
24を隙間なく固設し、この複数の横梁24の山側Yの面に
より防護壁面25を構成し、前記支柱23の上部後端と前記
基礎22との間に控え柱23Aが立設され、前記防護壁面25
に前記サンドクッション材層8が設けられ、このサンド
クッション材層8が分割保持体13Bにより保持され、こ
の分割保持体13Bは、分割コンクリート板9と支持板部
10をほぼ直交して配置した以外は、上記第1実施例の分
割支持体13と同一構成のものが用いられている。また、
サンドクッション材層8の上部には、ガラス繊維強化コ
ンクリートからなるプレキャスト製の蓋板26が固定され
て該上部を閉塞している。
【0023】そしてこの例でも請求項1に対応して、分
割コンクリート板9を薄肉にして軽量化を図ることがで
きると共に、保持材の耐久性を高めることができ、また
請求項2に対応して、下部においても分割コンクリート
板9の肉圧を薄く形成することができ、落石時には分割
コンクリート板9が破壊してサンドクッション材層8の
衝撃吸収機能を有効に作用することができ、さらに請求
項3に対応して、下部の分割コンクリート板9に加わる
上部の分割支持体13の自重による荷重も小さく抑えるこ
とができ、第1実施例と同様な作用,効果を奏する。
割コンクリート板9を薄肉にして軽量化を図ることがで
きると共に、保持材の耐久性を高めることができ、また
請求項2に対応して、下部においても分割コンクリート
板9の肉圧を薄く形成することができ、落石時には分割
コンクリート板9が破壊してサンドクッション材層8の
衝撃吸収機能を有効に作用することができ、さらに請求
項3に対応して、下部の分割コンクリート板9に加わる
上部の分割支持体13の自重による荷重も小さく抑えるこ
とができ、第1実施例と同様な作用,効果を奏する。
【0024】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能である。例えば分割コンクリート板の高さ寸法
は適宜選定可能であり、図1においては、5枚の分割コ
ンクリート板を用いたが、その枚数も2〜4枚、あるい
は6枚以上など適宜選定可能である。さらに分割支持体
及び分割プレキャスト板の落石防護体への固定構造も各
種構造を用いることができる。また、防護柵の例である
第4実施例などでも、第3実施例で示したように分割プ
レキャスト9のみにより、サンドクッション材を保持す
るように構成してもよい。さらにまた落石防護体として
は、シェッド、キーパーなど山側に対して対向する傾斜
した防護壁面を備えるものであれば、各種の落石防護体
に適用可能である。また、分割コンクリート板の後面上
端に支持板部を設けることもできる。
ではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能である。例えば分割コンクリート板の高さ寸法
は適宜選定可能であり、図1においては、5枚の分割コ
ンクリート板を用いたが、その枚数も2〜4枚、あるい
は6枚以上など適宜選定可能である。さらに分割支持体
及び分割プレキャスト板の落石防護体への固定構造も各
種構造を用いることができる。また、防護柵の例である
第4実施例などでも、第3実施例で示したように分割プ
レキャスト9のみにより、サンドクッション材を保持す
るように構成してもよい。さらにまた落石防護体として
は、シェッド、キーパーなど山側に対して対向する傾斜
した防護壁面を備えるものであれば、各種の落石防護体
に適用可能である。また、分割コンクリート板の後面上
端に支持板部を設けることもできる。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明は、山側に対向して設け
られた防護壁面を有し、この防護壁面の前面にサンドク
ッション材層を設けると共に、このサンドクッション材
層の前面にサンドクッション材保持用コンクリート板を
設けてなる落石防護体におけるサンドクッション材保持
構造において、前記コンクリート板がガラス繊維強化コ
ンクリート製の分割プレキャスト板からなるものであ
り、耐久性の向上を図り、運搬及び施工性に優れた落石
防護体におけるサンドクッション材保持構造を提供する
ことができる。
られた防護壁面を有し、この防護壁面の前面にサンドク
ッション材層を設けると共に、このサンドクッション材
層の前面にサンドクッション材保持用コンクリート板を
設けてなる落石防護体におけるサンドクッション材保持
構造において、前記コンクリート板がガラス繊維強化コ
ンクリート製の分割プレキャスト板からなるものであ
り、耐久性の向上を図り、運搬及び施工性に優れた落石
防護体におけるサンドクッション材保持構造を提供する
ことができる。
【0026】また請求項2の発明は、山側に対向して設
けられた防護壁面を有し、この防護壁面の前面にサンド
クッション材層を設けると共に、このサンドクッション
材層の前面にサンドクッション材保持用コンクリート板
を設けてなる落石防護体におけるサンドクッション材保
持構造において、前記コンクリート板を上下方向に複数
分割して分割コンクリート板を形成すると共に、これら
分割コンクリート板の後面から前記防護壁面に向かって
前記サンドクッション材層を上下方向に区画する支持板
部を一体に突設したものであり、サンドクッション材の
保持性に優れると共に、落石時には破壊してサンドクッ
ション材層による衝撃吸収を良好に行うことができる落
石防護体におけるサンドクッション材保持構造を提供す
ることができる。
けられた防護壁面を有し、この防護壁面の前面にサンド
クッション材層を設けると共に、このサンドクッション
材層の前面にサンドクッション材保持用コンクリート板
を設けてなる落石防護体におけるサンドクッション材保
持構造において、前記コンクリート板を上下方向に複数
分割して分割コンクリート板を形成すると共に、これら
分割コンクリート板の後面から前記防護壁面に向かって
前記サンドクッション材層を上下方向に区画する支持板
部を一体に突設したものであり、サンドクッション材の
保持性に優れると共に、落石時には破壊してサンドクッ
ション材層による衝撃吸収を良好に行うことができる落
石防護体におけるサンドクッション材保持構造を提供す
ることができる。
【0027】さらに請求項3の発明は、請求項2の保持
構造に置いて、前記分割コンクリート板と支持板部とを
ガラス繊維強化コンクリートによりプレキャスト成形し
たものであり、サンドクッション材の保持性に優れると
共に、落石時には破壊してサンドクッション材層による
衝撃吸収を良好に行うことができる落石防護体における
サンドクッション材保持構造を提供することができる。
構造に置いて、前記分割コンクリート板と支持板部とを
ガラス繊維強化コンクリートによりプレキャスト成形し
たものであり、サンドクッション材の保持性に優れると
共に、落石時には破壊してサンドクッション材層による
衝撃吸収を良好に行うことができる落石防護体における
サンドクッション材保持構造を提供することができる。
【図1】本発明の第1実施例を示す防護壁の断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の第2実施例を示す防護壁の断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の第3実施例を示す防護壁の断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の第4実施例を示す防護柵の断面図であ
る。
る。
【図5】従来例を示す防護壁の断面図である。
2 防護壁 3 防護壁面 7 サンドクッション材 8 サンドクッション材層 9 分割コンクリート板(分割プレキャスト板) 11 支持板部 13 13A 13B 分割保持体 21 落石防護柵(落石防護体) 26 防護壁面
Claims (3)
- 【請求項1】 山側に対向して設けられた防護壁面を有
し、この防護壁面の前面にサンドクッション材層を設け
ると共に、このサンドクッション材層の前面にサンドク
ッション材保持用コンクリート板を設けてなる落石防護
体におけるサンドクッション材保持構造において、前記
コンクリート板がガラス繊維強化コンクリート製の分割
プレキャスト板からなることを特徴とする落石防護体に
おけるサンドクッション材保持構造。 - 【請求項2】 山側に対向して設けられた防護壁面を有
し、この防護壁面の前面にサンドクッション材層を設け
ると共に、このサンドクッション材層の前面にサンドク
ッション材保持用コンクリート板を設けてなる落石防護
体におけるサンドクッション材保持構造において、前記
コンクリート板を上下方向に複数分割して分割コンクリ
ート板を形成すると共に、これら分割コンクリート板の
後面から前記防護壁面に向かって前記サンドクッション
材層を上下方向に区画する支持板部を一体に突設したこ
とを特徴とする落石防護体におけるサンドクッション材
保持構造。 - 【請求項3】 前記分割コンクリート板と支持板部をガ
ラス繊維強化コンクリートによりプレキャスト成形した
ことを特徴とする請求項2記載の落石防護体におけるサ
ンドクッション材保持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20637894A JPH0868016A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 落石防護体におけるサンドクッション材保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20637894A JPH0868016A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 落石防護体におけるサンドクッション材保持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0868016A true JPH0868016A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16522351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20637894A Pending JPH0868016A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 落石防護体におけるサンドクッション材保持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0868016A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001288717A (ja) * | 2000-04-07 | 2001-10-19 | Free Kogyo Kk | 落石防止工法 |
| JP2003082620A (ja) * | 2001-09-14 | 2003-03-19 | Shibata Ind Co Ltd | 擁壁構造 |
| US7425107B2 (en) * | 2003-10-03 | 2008-09-16 | France Gabion | Civil engineering structure, individual construction element and method for reinforcing such a structure |
| JP2010180572A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Yahagi Construction Co Ltd | 盛土補強土壁用アンカー及び該アンカーを使用した盛土補強土壁構造 |
| JP2011084918A (ja) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Nihon Samicon Co Ltd | 落石防護用保護構造物 |
| CN108608556A (zh) * | 2018-04-19 | 2018-10-02 | 新疆铁道勘察设计院有限公司 | 一种纤维增强阻沙板的制造方法 |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP20637894A patent/JPH0868016A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001288717A (ja) * | 2000-04-07 | 2001-10-19 | Free Kogyo Kk | 落石防止工法 |
| JP2003082620A (ja) * | 2001-09-14 | 2003-03-19 | Shibata Ind Co Ltd | 擁壁構造 |
| US7425107B2 (en) * | 2003-10-03 | 2008-09-16 | France Gabion | Civil engineering structure, individual construction element and method for reinforcing such a structure |
| JP2010180572A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Yahagi Construction Co Ltd | 盛土補強土壁用アンカー及び該アンカーを使用した盛土補強土壁構造 |
| JP2011084918A (ja) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Nihon Samicon Co Ltd | 落石防護用保護構造物 |
| CN108608556A (zh) * | 2018-04-19 | 2018-10-02 | 新疆铁道勘察设计院有限公司 | 一种纤维增强阻沙板的制造方法 |
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