JPH086843Y2 - 吐出管の吐水整流構造 - Google Patents

吐出管の吐水整流構造

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JPH086843Y2
JPH086843Y2 JP1990048009U JP4800990U JPH086843Y2 JP H086843 Y2 JPH086843 Y2 JP H086843Y2 JP 1990048009 U JP1990048009 U JP 1990048009U JP 4800990 U JP4800990 U JP 4800990U JP H086843 Y2 JPH086843 Y2 JP H086843Y2
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water
discharge pipe
cylinder
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rectifying
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JP1990048009U
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Inventor
兼太郎 増岡
Original Assignee
株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 (産業上の利用分野) 本考案は、水栓器具類の吐出管に設けられる吐水整流
構造に関するものである。
(従来の技術) 第3図は、従来の吐水整流構造を備えた吐出管1を一
部切り欠いて示す側面図である。該吐出管1の口部先端
には、その内部に整流筒2が嵌め込まれていた。この整
流筒2の代表的な外形状を示せば第4図の如くである。
すなわち該整流筒2は、帯状の金属板を素材としてその
外周部に星形などを成す如き凹凸を折曲形成させたもの
であった。従って、前記吐出管1(第3図参照)に対し
てはその口部先端の内周面に無理嵌め状に装着され、該
整流筒2の外周部(星形の谷折れ尖端部)と吐出管1の
口部先端内周面との間などで水路が形成されるようにな
っていた。そのため、該整流筒2の内外を通過する水
は、その吐出時点で真下方向への指向性が付与されるこ
ととなる。また、第3図に示した如く、前記整流筒2に
は、吐出管1の内部において金網を素材とした通水円板
3が被蓋されていた。該通水円板3は、吐出管内での水
流の拡がりを均等化することにより、吐水を一層整流化
させるためのものであった。該通水円板3は、整流筒2
を吐出管1へ嵌め込むのと同時に装着させるようになっ
ており、その外周縁部が整流筒2の外周部(星形の山折
れ尖端部)と吐出管1の口部先端内周面との間に折り込
まれて保持されるものであった。
(考案が解決しようとする課題) 吐出管には、その外観的なスマートさを強調するため
に、吐出管自体の断面形状を横扁平なものとさせたり、
口部先端の下向き度合を直角に近づけて垂下長さをも小
さなものとさせたりすることがあった。ところが、第5
図に示す如く、この種形体を有した吐出管4にあって
は、前記通水円板3を保持させるうえで必要な外周縁部
の折込量が小さくなるので、整流筒2の嵌め込み時にお
いて該通水円板3が浮き上がるようなことがあった。こ
のようになると、吐出管4内から吐出される水の一部
は、通水円板3を経由しないでそのまま放出されること
となるので、その吐水は、吐出管4の口部先端に対して
その開口分相当の拡がりをみせず、使用者の手前側へ向
く偏向性や水跳ねなどを起こす原因となっていた。な
お、通水円板3は、止水状態のときに水の表面張力によ
る水膜を形成させ、吐出管4の口部先端からの水の流下
乃至滴下を防止する作用をも兼備していたが、該通水円
板3が上記の如く整流筒2から浮き上がっていると、水
膜を形成させることはできず、いつまでも水がチョロチ
ョロと流下したり、ポタポタと滴下したりするようにな
っていた。
本考案は、上記の如き事情に鑑みてなされたものであ
って、吐出管の形体に左右されることなく吐水の水跳ね
防止及び偏向性防止が確実に行われるようにし、また止
水状態のときに水の流下乃至滴下をも防止できるように
した、吐出管の新規な吐水整流構造(以下、本案構造と
いう)を提供することを目的とする。
「考案の構成」 (課題を解決するための手段) 本案構造の要旨とするところは、水栓器具類の吐出管
の口部内に装着される整流筒と該整流筒の上端に被せら
れる金網製の通水円盤とより成る吐水整流構造におい
て、前記整流筒は側周部に適宜の凹凸を有し、前記通水
円盤は中央部に前記整流筒の筒内へ嵌合する下向きの円
筒部が形成されている点にある。
(作用) 通水円盤は、その中央部で下向きに膨出する円筒部を
備えている。従って、該通水円盤の円筒部を、整流筒の
筒中央部内へ嵌着させ、これを吐出管の口部先端内へ嵌
め込ませると、該吐出管に対する無理嵌め時に整流筒が
若干縮径されるのに伴って、該整流筒により通水円盤の
円筒部も強く抱き締め保持されるようになる。このよう
に、整流筒が装着可能な吐出管であれば、通水円盤もそ
の装着状態が確実に保持されるものとなる。
(実施例) 以下、本考案を、その実施例を示す図面に基づいて説
明すると次の通りである。
第1図は、外観的なスマートさを強調させた吐出管4
に対して本案構造を実施した状況を示す斜視図である。
本案構造は、上記吐出管4の口部先端へ嵌め込まれる整
流筒2と、該整流筒2に対して嵌着される金網製の通水
円盤5とから成る。
第2図は、本案構造を分解して示す斜視図である。同
図によって明らかなように、前記通水円盤5は、従来の
通水円板3(第3図及び第5図参照)に比して次に挙げ
る二点で懸隔した相違点を有したものである。まずその
第一には、本案構造の通水円盤5は円筒部6と鍔部7と
から形成されている点にある。すなわち、該通水円盤5
は、その外観形状が、恰も山高帽子を倒立させた如きを
呈する。通水円盤5の円筒部6は、整流筒2に対してそ
の筒中央部の空間に対応する寸法に形成されている。な
お、該円筒部6には、その底部中央部に異物の詰りを防
止するための開口部8を形成させておくのが好ましい。
前記通水円盤5において、従来の通水円板3と相違す
る点の第二には、上記円筒部6の回りに設けられた鍔部
7が、整流筒2を被蓋して充分なだけの大きさしか有し
ていない点にある(第1図参照)。すなわち、本案構造
の通水円盤5は、前記した円筒部6によって整流筒2に
保持されるものであるから、鍔部7の外周縁部を整流筒
2の外周部と吐出管4の口部先端内周面との間へ折り込
ませるような必要はないのである。もっとも、本案構造
では、このような折込構造が不適というものではないの
で、従来と同様に鍔部7の外径を整流筒2よりも大径な
ものとしておいても一向に構わない。
このようにして成る通水円盤5を吐出管4に対して装
着させるには、整流筒2の筒中央部内へ通水円盤5の円
筒部6を嵌着させ、該円筒部6の周囲に設けられた鍔部
7を整流筒2の上部面へ被蓋させる。そして、この状態
で整流筒2を吐出管4の口部先端へ無理嵌めする。この
無理嵌め時には、整流筒2が吐出管4の口部先端に応じ
て縮径するようになるが、この縮径化に伴って通水円盤
5の円筒部6が強く抱き締められ保持されるようにな
る。そのため、通水円盤5は、吐出管4への装着後にお
いて、その口部先端内において浮き上がるようなことは
ない。
(別態様の検討) 本案構造は、外観的にスマートさを強調させた吐出管
4に対して実施されることが限定されるものではなく、
当然に、第3図に示した如き吐出管1やその他形体を有
した吐出管(図示省略)に対しても実施することができ
る。また、整流筒2には、素材となる帯状金属板の折曲
形状につき種々様々なものがあるが、その筒中央部に、
通水円盤5の円筒部6を嵌着させるための空間が設けら
れたものであれば、どのようなものであってもよい。こ
のように、本案構造の構成及び形状は、実施の態様に応
じて適宜変更可能である。
「考案の効果」 以上の説明で明らかなように、本考案に係る吐出管の
吐水整流構造によれば、どのような形体を有した吐出管
に対しても、整流筒はもとより、通水円盤の装着が確実
に行えるようになった。そのため、吐水は、吐出管の口
部先端に対してその開口分相当の拡がりを有するように
なり、水跳ねや偏向性は確実に防止されることとなる。
また、通水円盤により、吐出管の口部先端内で確実に水
膜が形成されることとなるので、止水後においていつま
でも水がチョロチョロと流下したり、ポタポタと滴下す
るようなことはなく、節水効果をあげられる等、幾多の
優れた利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は吐出管に対して本案構造を実施した状況を示す
側断面図、第2図は本案構造を分解して示す斜視図、第
3図は従来の吐水整流構造を備えた吐出管を一部切り欠
いて示す側面図(縦断面図を一部含む)、第4図は整流
筒を示す斜視図、第5図は形体の異なる吐出管において
起こる従来構造の欠点現象を示す一部切欠側面図(縦断
面図を一部含む)である。 1,4…吐出管、2…整流筒 5…通水円盤、6…円筒部 7…鍔部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水栓器具類の吐出管の口部内に装着される
    整流筒と該整流筒の上端に被せられる金網製の通水円盤
    とより成る吐水整流構造において、前記整流筒は側周部
    に適宜の凹凸を有し、前記通水円盤は中央部に前記整流
    筒の筒内へ嵌合する下向きの円筒部が形成されているこ
    とを特徴とする吐出管の吐水整流構造。
JP1990048009U 1990-05-08 1990-05-08 吐出管の吐水整流構造 Expired - Lifetime JPH086843Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990048009U JPH086843Y2 (ja) 1990-05-08 1990-05-08 吐出管の吐水整流構造

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JP1990048009U JPH086843Y2 (ja) 1990-05-08 1990-05-08 吐出管の吐水整流構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH049466U JPH049466U (ja) 1992-01-28
JPH086843Y2 true JPH086843Y2 (ja) 1996-02-28

Family

ID=31564447

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990048009U Expired - Lifetime JPH086843Y2 (ja) 1990-05-08 1990-05-08 吐出管の吐水整流構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49142455U (ja) * 1973-04-02 1974-12-09

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JPH049466U (ja) 1992-01-28

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