JPH0868620A - 掘削孔の孔壁形状測定装置 - Google Patents
掘削孔の孔壁形状測定装置Info
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- JPH0868620A JPH0868620A JP20522394A JP20522394A JPH0868620A JP H0868620 A JPH0868620 A JP H0868620A JP 20522394 A JP20522394 A JP 20522394A JP 20522394 A JP20522394 A JP 20522394A JP H0868620 A JPH0868620 A JP H0868620A
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- hole
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 孔壁形状を何人も容易に把握可能な2次元お
よび3次元の図形として認識可能にする。 【構成】 ウインチ3によって掘削孔2内に昇降自在に
吊り下げられる超音波距離検出器7と、この超音波距離
検出器7の回転角度を検出する回転角検出器8と、その
超音波距離検出器7のウインチによる昇降量を検出する
昇降量検出器9とを設けて、コンピュータ12に、各検
出器の出力にもとづき、上記掘削孔2の孔壁全周の形状
を演算させ、この演算結果に従ってディスプレイ13お
よびプリンタ14にその孔壁形状をそれぞれ表示および
印刷させる。
よび3次元の図形として認識可能にする。 【構成】 ウインチ3によって掘削孔2内に昇降自在に
吊り下げられる超音波距離検出器7と、この超音波距離
検出器7の回転角度を検出する回転角検出器8と、その
超音波距離検出器7のウインチによる昇降量を検出する
昇降量検出器9とを設けて、コンピュータ12に、各検
出器の出力にもとづき、上記掘削孔2の孔壁全周の形状
を演算させ、この演算結果に従ってディスプレイ13お
よびプリンタ14にその孔壁形状をそれぞれ表示および
印刷させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、掘削機等で掘削した
掘削孔の孔壁形状を全周面に亘って計測する掘削孔の孔
壁形状測定装置に関する。
掘削孔の孔壁形状を全周面に亘って計測する掘削孔の孔
壁形状測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高層ビルディングなどの建設には、打杭
造成や地中連続壁などの基礎工事が不可欠であり、この
基礎工事の良否がその建設物の耐久性,耐震強度などに
影響する。
造成や地中連続壁などの基礎工事が不可欠であり、この
基礎工事の良否がその建設物の耐久性,耐震強度などに
影響する。
【0003】このため、上記打杭のための掘削を高精度
かつ効率的に実施する必要があり、その掘削管理を効率
的に行うために、従来から、掘削機内に傾斜計を内蔵さ
せ、これによって掘削機の姿勢をモニタしながら、オペ
レータの勘と経験で掘削を実施している。
かつ効率的に実施する必要があり、その掘削管理を効率
的に行うために、従来から、掘削機内に傾斜計を内蔵さ
せ、これによって掘削機の姿勢をモニタしながら、オペ
レータの勘と経験で掘削を実施している。
【0004】一方、上記オペレータの勘や経験による掘
削精度の不均一や悪さを改善するため、掘削深度が例え
ば20〜30メートルごとに、一旦、掘削機を地上に引
上げた後、超音波センサを掘削孔内に吊り下ろして、超
音波の送受信を行いながら掘削孔の孔壁の状態を2方向
または4方向から概略的に把握するという方法も提供さ
れている。
削精度の不均一や悪さを改善するため、掘削深度が例え
ば20〜30メートルごとに、一旦、掘削機を地上に引
上げた後、超音波センサを掘削孔内に吊り下ろして、超
音波の送受信を行いながら掘削孔の孔壁の状態を2方向
または4方向から概略的に把握するという方法も提供さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
超音波の送受信による距離測定による孔壁の把握方法で
は、掘削孔の孔壁の形状を2方向または4方向からしか
捉えられないため、上記孔壁の全周面に亘る形状は、こ
れら2方向または4方向からの把握結果から推定すると
いう方法を採らざるを得ず、結果的に、上記孔壁の全体
形状を正確に把握できないという問題点があった。
超音波の送受信による距離測定による孔壁の把握方法で
は、掘削孔の孔壁の形状を2方向または4方向からしか
捉えられないため、上記孔壁の全周面に亘る形状は、こ
れら2方向または4方向からの把握結果から推定すると
いう方法を採らざるを得ず、結果的に、上記孔壁の全体
形状を正確に把握できないという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような従来の問題点に着
目してなされたものであり、掘削孔の孔壁形状を全周か
つ全長に亘って連続的かつ正確に測定および演算し、こ
の演算結果に従って、上記孔壁形状を何人も容易に把握
可能な2次元および3次元の図形として認識可能にする
掘削孔の孔壁形状測定装置を得ることを目的とする。ま
た、この発明は孔壁を連続的に螺旋状にスキャニングす
ることで、孔壁形状の測定を効率的に実施可能にする掘
削孔の孔壁形状測定装置を得ることを目的とする。
目してなされたものであり、掘削孔の孔壁形状を全周か
つ全長に亘って連続的かつ正確に測定および演算し、こ
の演算結果に従って、上記孔壁形状を何人も容易に把握
可能な2次元および3次元の図形として認識可能にする
掘削孔の孔壁形状測定装置を得ることを目的とする。ま
た、この発明は孔壁を連続的に螺旋状にスキャニングす
ることで、孔壁形状の測定を効率的に実施可能にする掘
削孔の孔壁形状測定装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる掘削孔
の孔壁形状測定装置は、ウインチによって掘削孔内に昇
降自在に吊り下げられる超音波距離検出器と、この超音
波距離検出器のモータによる回転角度を検出する回転角
検出器と、上記超音波距離検出器の上記ウインチによる
昇降量を検出する昇降量検出器とを設けて、コンピュー
タに、上記各検出器の出力にもとづき、上記掘削孔の孔
壁全周の設計基準に対する形状を演算させ、この演算結
果に従ってディスプレイに孔壁形状を表示させ、プリン
タに印刷させるようにしたものである。
の孔壁形状測定装置は、ウインチによって掘削孔内に昇
降自在に吊り下げられる超音波距離検出器と、この超音
波距離検出器のモータによる回転角度を検出する回転角
検出器と、上記超音波距離検出器の上記ウインチによる
昇降量を検出する昇降量検出器とを設けて、コンピュー
タに、上記各検出器の出力にもとづき、上記掘削孔の孔
壁全周の設計基準に対する形状を演算させ、この演算結
果に従ってディスプレイに孔壁形状を表示させ、プリン
タに印刷させるようにしたものである。
【0008】また、この発明にかかる掘削孔の孔壁形状
測定装置は、ウインチによって掘削孔内に昇降自在に吊
り下げられる超音波距離検出器と、この超音波距離検出
器のモータによる回転角度を検出する回転角検出器と、
上記超音波距離検出器の上記ウインチによる昇降量を検
出する昇降量検出器とを設けて、コンピュータに、上記
各検出器の出力にもとづき、上記超音波距離検出器の下
降および回転により、上記掘削孔の孔壁を螺旋状にスキ
ャニングした位置における孔壁形状を演算させ、この演
算結果に従ってディスプレイに孔壁形状を表示させ、プ
リンタに印刷させるようにしたものである。
測定装置は、ウインチによって掘削孔内に昇降自在に吊
り下げられる超音波距離検出器と、この超音波距離検出
器のモータによる回転角度を検出する回転角検出器と、
上記超音波距離検出器の上記ウインチによる昇降量を検
出する昇降量検出器とを設けて、コンピュータに、上記
各検出器の出力にもとづき、上記超音波距離検出器の下
降および回転により、上記掘削孔の孔壁を螺旋状にスキ
ャニングした位置における孔壁形状を演算させ、この演
算結果に従ってディスプレイに孔壁形状を表示させ、プ
リンタに印刷させるようにしたものである。
【0009】
【作用】この発明における超音波距離検出器は、モータ
によって掘削孔内で鉛直軸の廻りに回転付勢され、その
掘削孔の孔壁に超音波を発射し、その孔壁からの反射波
を受信し、その発射から受信までの時間を距離に換算し
て、掘削孔の平断面形状を得られるようにする。
によって掘削孔内で鉛直軸の廻りに回転付勢され、その
掘削孔の孔壁に超音波を発射し、その孔壁からの反射波
を受信し、その発射から受信までの時間を距離に換算し
て、掘削孔の平断面形状を得られるようにする。
【0010】また、このとき、回転角検出器は超音波距
離検出器の回転角を検出しており、従って、これと上記
距離データとから、孔壁の各位置までの上記距離、つま
り孔壁全周の凸凹状況を把握可能にする。
離検出器の回転角を検出しており、従って、これと上記
距離データとから、孔壁の各位置までの上記距離、つま
り孔壁全周の凸凹状況を把握可能にする。
【0011】さらに、昇降量検出器は超音波距離検出器
の掘削孔における昇降位置を検出しており、この昇降位
置および上記距離から掘削孔の縦断面形状を得られるよ
うにするとともに、これらの昇降位置,距離および回転
角から、孔壁形状の3次元ワイヤフレーム図および3次
元コンター図を得られるようにしている。
の掘削孔における昇降位置を検出しており、この昇降位
置および上記距離から掘削孔の縦断面形状を得られるよ
うにするとともに、これらの昇降位置,距離および回転
角から、孔壁形状の3次元ワイヤフレーム図および3次
元コンター図を得られるようにしている。
【0012】また、この発明における超音波距離検出器
は、これをウインチにより下降させながら、モータによ
って回転させて、この超音波距離検出器により掘削孔の
孔壁を螺旋状に連続的にスキャニングすることで、孔壁
形状のデータ測定能率を大幅に向上させ、孔長の大きい
孔壁測定を時間的,経済的に有利に実施可能にする。
は、これをウインチにより下降させながら、モータによ
って回転させて、この超音波距離検出器により掘削孔の
孔壁を螺旋状に連続的にスキャニングすることで、孔壁
形状のデータ測定能率を大幅に向上させ、孔長の大きい
孔壁測定を時間的,経済的に有利に実施可能にする。
【0013】
【実施例】以下に、この発明の一実施例を図について説
明する。図1は孔壁形状測定装置の全体を示す構成図で
ある。まず、同図において、地盤1上には掘削機により
所定径および所定長の掘削孔2が形成されており、この
掘削孔2上方の地盤1上には、支持台(図示しない)な
どを介してウインチ3が設置されている。
明する。図1は孔壁形状測定装置の全体を示す構成図で
ある。まず、同図において、地盤1上には掘削機により
所定径および所定長の掘削孔2が形成されており、この
掘削孔2上方の地盤1上には、支持台(図示しない)な
どを介してウインチ3が設置されている。
【0014】また、このウインチ3には吊り下げワイヤ
4を介して収納ケース5が吊り下げられており、そのウ
インチ3の作動により吊り下げワイヤ4の巻取りおよび
巻戻しを行うことによって、上記収納ケース5を掘削孔
2内に昇降可能にしている。上記収納ケース5は例えば
合成樹脂などからなる水密性の容器からなり、この収納
ケース5内には、モータ6によって垂直軸を中心に水平
回転(1回転)する超音波距離検出器7と、この超音波
距離検出器7またはこれを駆動するモータ6の回転角を
検出する回転角検出器8が取り付けられている。なお、
7a,8aは超音波距離検出器7および回転角検出器8
の出力をウインチ3を介して後述のコントローラへ供給
するための各一のセンサケーブルである。
4を介して収納ケース5が吊り下げられており、そのウ
インチ3の作動により吊り下げワイヤ4の巻取りおよび
巻戻しを行うことによって、上記収納ケース5を掘削孔
2内に昇降可能にしている。上記収納ケース5は例えば
合成樹脂などからなる水密性の容器からなり、この収納
ケース5内には、モータ6によって垂直軸を中心に水平
回転(1回転)する超音波距離検出器7と、この超音波
距離検出器7またはこれを駆動するモータ6の回転角を
検出する回転角検出器8が取り付けられている。なお、
7a,8aは超音波距離検出器7および回転角検出器8
の出力をウインチ3を介して後述のコントローラへ供給
するための各一のセンサケーブルである。
【0015】一方、上記ウインチ3には、吊り下げワイ
ヤ4によって吊り下げられる収納ケース5の昇降量、す
なわち超音波距離検出器7の昇降量を検出する昇降量検
出器9が設けられている。なお、孔壁の崩壊を防止する
ために、掘削孔2内に泥水などの安定液10が収容され
ている。
ヤ4によって吊り下げられる収納ケース5の昇降量、す
なわち超音波距離検出器7の昇降量を検出する昇降量検
出器9が設けられている。なお、孔壁の崩壊を防止する
ために、掘削孔2内に泥水などの安定液10が収容され
ている。
【0016】また、上記ウインチ3にはアンプやA/D
変換器などの信号処理回路やウインチ,モータを制御す
る回路等を含むコントローラ11が接続され、このコン
トローラ11には、上記昇降量、回転角および距離の各
データにもとづき、孔壁各部の座標を演算するコンピュ
ータ12およびこの演算結果としての孔壁形状を図形表
示するディスプレイ13,該孔壁形状を印刷するプリン
タ14が接続されている。
変換器などの信号処理回路やウインチ,モータを制御す
る回路等を含むコントローラ11が接続され、このコン
トローラ11には、上記昇降量、回転角および距離の各
データにもとづき、孔壁各部の座標を演算するコンピュ
ータ12およびこの演算結果としての孔壁形状を図形表
示するディスプレイ13,該孔壁形状を印刷するプリン
タ14が接続されている。
【0017】図2は上記回転角検出器8の一実施例を示
し、これが上記モータ6や超音波距離検出器7とともに
回転する導電円板15と、この導電円板15上面の同一
半径の複数箇所に等間隔にて配置した絶縁体、つまり非
導電部16とを有する。
し、これが上記モータ6や超音波距離検出器7とともに
回転する導電円板15と、この導電円板15上面の同一
半径の複数箇所に等間隔にて配置した絶縁体、つまり非
導電部16とを有する。
【0018】そして、導電円板15の導電部には、第1
の接触子17が常に接触し、上記非導電部16がある半
径の上記導電円板15上には、第2の接触子18が常に
接触している。
の接触子17が常に接触し、上記非導電部16がある半
径の上記導電円板15上には、第2の接触子18が常に
接触している。
【0019】また、これらの第1の接触子17および第
2の接触子18間には直流電源19および回転角検出用
の電流計20が直列接続されている。
2の接触子18間には直流電源19および回転角検出用
の電流計20が直列接続されている。
【0020】次に動作について説明する。まず、掘削機
により地盤1の掘削を終了した後、形成された掘削孔2
内に、これの上方に設置したウインチ3から吊り下げた
吊り下げワイヤ端の収納ケース5を静かに吊り降ろす。
により地盤1の掘削を終了した後、形成された掘削孔2
内に、これの上方に設置したウインチ3から吊り下げた
吊り下げワイヤ端の収納ケース5を静かに吊り降ろす。
【0021】なお、この吊り降ろし高さ、つまり収納ケ
ース5内の超音波距離検出器7の昇降量は、コンピュー
タ12からの指示によるコントローラ11のウインチ制
御により自動設定され、例えば当初において、掘削孔2
内の上部に位置設定され、その後、所定の速度で、下方
に降ろされる。
ース5内の超音波距離検出器7の昇降量は、コンピュー
タ12からの指示によるコントローラ11のウインチ制
御により自動設定され、例えば当初において、掘削孔2
内の上部に位置設定され、その後、所定の速度で、下方
に降ろされる。
【0022】そして、その掘削孔2における実際の昇降
位置は、上記ウインチ3側の昇降量検出器9によって検
出されるとともに、上記超音波距離検出器7がモータ6
により、ゆっくりと回転付勢される。
位置は、上記ウインチ3側の昇降量検出器9によって検
出されるとともに、上記超音波距離検出器7がモータ6
により、ゆっくりと回転付勢される。
【0023】この超音波距離検出器7はこの回転中に掘
削孔2の孔壁に向けて超音波を発射し、これを安定液1
0を介して孔壁に反射させることで、その超音波の発射
時から反射波の受信時までの時間を計測し、これを距離
に換算して出力する。
削孔2の孔壁に向けて超音波を発射し、これを安定液1
0を介して孔壁に反射させることで、その超音波の発射
時から反射波の受信時までの時間を計測し、これを距離
に換算して出力する。
【0024】つまり、超音波距離検出器7は1回転によ
って、上記昇降位置における孔壁状況を孔壁全周に亘っ
て計測する。
って、上記昇降位置における孔壁状況を孔壁全周に亘っ
て計測する。
【0025】なお、上記超音波距離検出器7を上記モー
タ6により回転させながら、上記ウインチによって下降
させることで、超音波が孔壁を連続的に螺旋状にスキャ
ニングすることとなり、距離測定を能率的に実施でき
る。
タ6により回転させながら、上記ウインチによって下降
させることで、超音波が孔壁を連続的に螺旋状にスキャ
ニングすることとなり、距離測定を能率的に実施でき
る。
【0026】また、このような連続的なスキャニングに
より得られる削孔断面形状は削孔の水平断面形状とは異
なるものとなるが、削孔形状の判定に十分に役立つもの
となる。
より得られる削孔断面形状は削孔の水平断面形状とは異
なるものとなるが、削孔形状の判定に十分に役立つもの
となる。
【0027】一方、上記ケース本体5内には回転角検出
器8が設けられており、これが図2に示すように、超音
波距離検出器7とともにその回転角検出器8内の導電円
板15が回転することで、第2の接触子18が非導電部
16に接触するごとに電流計20の表示をゼロにするこ
とができ、これにより超音波距離検出器7の回転角、つ
まり大まかな回転位置を検出することができる。
器8が設けられており、これが図2に示すように、超音
波距離検出器7とともにその回転角検出器8内の導電円
板15が回転することで、第2の接触子18が非導電部
16に接触するごとに電流計20の表示をゼロにするこ
とができ、これにより超音波距離検出器7の回転角、つ
まり大まかな回転位置を検出することができる。
【0028】この実施例では、上記電流計20の出力波
形は、図3(a)に示す通り、オンタイムの長いパルス
状波形となる。また、このときの超音波距離検出器7か
ら出力される距離データ(孔壁データ)は図3(b)に
示すようになる。
形は、図3(a)に示す通り、オンタイムの長いパルス
状波形となる。また、このときの超音波距離検出器7か
ら出力される距離データ(孔壁データ)は図3(b)に
示すようになる。
【0029】そこで、上記電流計20で得られる図3
(a)に示すような一定間隔で繰り返されるパルス区間
における上記距離データを、その回転角内に、図3に示
すように均等(一定の時間幅t)に割り付ける。つま
り、この割り付け位置は孔壁の内周方向の複数位置とな
る。
(a)に示すような一定間隔で繰り返されるパルス区間
における上記距離データを、その回転角内に、図3に示
すように均等(一定の時間幅t)に割り付ける。つま
り、この割り付け位置は孔壁の内周方向の複数位置とな
る。
【0030】なお、このような距離データの回転角ごと
の割り付け、および上記距離データの図3(c)に示す
ようなスムージングはコントローラ11においてなされ
る。従って、最終的に、ワイヤフレーム図作成のため、
割り付けられた回転角ごとの距離データが、図3(d)
の○印に示すようにサンプリングされる。
の割り付け、および上記距離データの図3(c)に示す
ようなスムージングはコントローラ11においてなされ
る。従って、最終的に、ワイヤフレーム図作成のため、
割り付けられた回転角ごとの距離データが、図3(d)
の○印に示すようにサンプリングされる。
【0031】この場合において、上記回転角は超音波距
離検出器7の1回転以内とし、かつその回転角のなかで
の回転速度の変化を無視できる回転角とする。
離検出器7の1回転以内とし、かつその回転角のなかで
の回転速度の変化を無視できる回転角とする。
【0032】コンピュータ12はコントローラ11を介
してウインチ3を作動して、吊り下げワイヤ4を下降さ
せ、上記と同様にして、昇降量検出器9,超音波距離検
出器7および回転角検出器8による測定を連続的に実施
する。
してウインチ3を作動して、吊り下げワイヤ4を下降さ
せ、上記と同様にして、昇降量検出器9,超音波距離検
出器7および回転角検出器8による測定を連続的に実施
する。
【0033】すなわち、上記超音波距離検出器7の下降
によって、孔壁を各昇降位置ごとに距離検出すること
で、掘削孔の縦方向の包絡線が画定可能になる。
によって、孔壁を各昇降位置ごとに距離検出すること
で、掘削孔の縦方向の包絡線が画定可能になる。
【0034】従って、この発明では、上記各検出器7,
8,9で得られた信号をコントローラで増幅やスムージ
ングなどの処理を行った後、コンピュータ12に入力す
ることで、コンピュータ12は上記回転角度および距離
の各データから、図4に示すように、所定の昇降位置に
おける、掘削孔2の設計横断面Pに対する実測横断面R
を演算し、これをイメージとしてディスプレイ12に表
示させることができる。
8,9で得られた信号をコントローラで増幅やスムージ
ングなどの処理を行った後、コンピュータ12に入力す
ることで、コンピュータ12は上記回転角度および距離
の各データから、図4に示すように、所定の昇降位置に
おける、掘削孔2の設計横断面Pに対する実測横断面R
を演算し、これをイメージとしてディスプレイ12に表
示させることができる。
【0035】また、上記実測横断面Rはコンピュータ1
2に接続されたプリンタ14により印刷することがで
き、これにより施工管理報告が容易になるという利点が
得られる。
2に接続されたプリンタ14により印刷することがで
き、これにより施工管理報告が容易になるという利点が
得られる。
【0036】また、コンピュータ12は上記検出した距
離および昇降量から、図5に示すように、設定回転角に
おける、掘削孔2の設計縦断面Qに対する実測縦断面S
を演算し、これをイメージとしてディスプレイ13に表
示させることができる。
離および昇降量から、図5に示すように、設定回転角に
おける、掘削孔2の設計縦断面Qに対する実測縦断面S
を演算し、これをイメージとしてディスプレイ13に表
示させることができる。
【0037】さらに、コンピュータ12は上記距離,昇
降量および回転角の3要素から、掘削孔2の全長,全周
に亘る孔壁形状を演算し、ディスプレイ13に対し、図
6に示すような3次元ワイヤフレームおよび図7に示す
ような3次元コンター図として表示させることが可能に
なる。
降量および回転角の3要素から、掘削孔2の全長,全周
に亘る孔壁形状を演算し、ディスプレイ13に対し、図
6に示すような3次元ワイヤフレームおよび図7に示す
ような3次元コンター図として表示させることが可能に
なる。
【0038】また、上記のようにして求めた3次元ワイ
ヤフレーム図にもとづき、掘削孔に対するコンクリート
の食い込み率(コンクリートの実打設量/設計コンクリ
ート量)の推定が容易に行えるという利点も得られる。
ヤフレーム図にもとづき、掘削孔に対するコンクリート
の食い込み率(コンクリートの実打設量/設計コンクリ
ート量)の推定が容易に行えるという利点も得られる。
【0039】さらに、モータ6を回転させずに、超音波
距離検出器7を昇降させることにより、昇降量検出器9
および超音波距離検出器7にて検出した昇降量および距
離から、従来の孔壁測定装置と全く同様の掘削孔の縦方
向の包絡線が画定可能となる。
距離検出器7を昇降させることにより、昇降量検出器9
および超音波距離検出器7にて検出した昇降量および距
離から、従来の孔壁測定装置と全く同様の掘削孔の縦方
向の包絡線が画定可能となる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ウイ
ンチによって掘削孔内に昇降自在に吊り下げられる超音
波距離検出器と、この超音波距離検出器のモータによる
回転角度を検出する回転角検出器と、上記超音波距離検
出器の上記ウインチによる昇降量を検出する昇降量検出
器とを設けて、コンピュータに、上記各検出器の出力に
もとづき、上記掘削孔の孔壁全周の設計基準に対する形
状を演算させ、この演算結果に従ってディスプレイに孔
壁形状を表示させ、また、プリンタに印刷させるように
構成したので、掘削孔の孔壁形状を全周かつ全長に亘っ
て連続的かつ正確,容易に把握できるという効果が得ら
れる。
ンチによって掘削孔内に昇降自在に吊り下げられる超音
波距離検出器と、この超音波距離検出器のモータによる
回転角度を検出する回転角検出器と、上記超音波距離検
出器の上記ウインチによる昇降量を検出する昇降量検出
器とを設けて、コンピュータに、上記各検出器の出力に
もとづき、上記掘削孔の孔壁全周の設計基準に対する形
状を演算させ、この演算結果に従ってディスプレイに孔
壁形状を表示させ、また、プリンタに印刷させるように
構成したので、掘削孔の孔壁形状を全周かつ全長に亘っ
て連続的かつ正確,容易に把握できるという効果が得ら
れる。
【0041】また、この発明によれば、ウインチによっ
て掘削孔内に昇降自在に吊り下げられる超音波距離検出
器と、この超音波距離検出器のモータによる回転角度を
検出する回転角検出器と、上記超音波距離検出器の上記
ウインチによる昇降量を検出する昇降量検出器とを設け
て、コンピュータに、上記各検出器の出力にもとづき、
上記超音波距離検出器の下降および回転により、上記掘
削孔の孔壁を螺旋状にスキャニングした位置における孔
壁形状を演算させ、この演算結果に従ってディスプレイ
に孔壁形状を表示させ、また、プリンタに印刷させるよ
うに構成したので、孔壁形状を能率的かつ経済的に把握
できるものが得られる効果がある。
て掘削孔内に昇降自在に吊り下げられる超音波距離検出
器と、この超音波距離検出器のモータによる回転角度を
検出する回転角検出器と、上記超音波距離検出器の上記
ウインチによる昇降量を検出する昇降量検出器とを設け
て、コンピュータに、上記各検出器の出力にもとづき、
上記超音波距離検出器の下降および回転により、上記掘
削孔の孔壁を螺旋状にスキャニングした位置における孔
壁形状を演算させ、この演算結果に従ってディスプレイ
に孔壁形状を表示させ、また、プリンタに印刷させるよ
うに構成したので、孔壁形状を能率的かつ経済的に把握
できるものが得られる効果がある。
【図1】この発明の一実施例による掘削孔の孔壁形状測
定装置を示す構成図である。
定装置を示す構成図である。
【図2】図1における回転角検出器を示す概念図であ
る。
る。
【図3】図1におけるブロック各部の出力波形を示すタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図4】この発明により計測される掘削孔横断面形状を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図5】この発明により計測される掘削孔縦断面形状を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図6】この発明により計測される掘削孔の孔壁形状を
示す3次元ワイヤフレーム図である。
示す3次元ワイヤフレーム図である。
【図7】この発明により計測される掘削孔の孔壁形状を
示す3次元コンター図である。
示す3次元コンター図である。
2 掘削孔 3 ウインチ 6 モータ 7 超音波距離検出器 8 回転角検出器 9 昇降量検出器 12 コンピュータ 13 ディスプレイ 14 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 1/00
Claims (2)
- 【請求項1】 ウインチによって掘削孔内に昇降自在に
吊り下げられる超音波距離検出器と、該超音波距離検出
器を上記掘削孔内において鉛直軸の廻りに回転させるモ
ータと、上記超音波距離検出器の上記モータによる回転
角度を検出する回転角検出器と、上記超音波距離検出器
の上記ウインチによる昇降量を検出する昇降量検出器
と、上記超音波距離検出器,回転角検出器および昇降量
検出器の各検出出力にもとづき、上記掘削孔の孔壁全周
の設計基準に対する孔壁形状を演算により求めるコンピ
ュータと、該コンピュータにより演算して得た孔壁形状
を表示するディスプレイと、上記孔壁形状を印刷するプ
リンタとを備えた掘削孔の孔壁形状測定装置。 - 【請求項2】 ウインチによって掘削孔内に昇降自在に
吊り下げられる超音波距離検出器と、該超音波距離検出
器を上記掘削孔内において鉛直軸の廻りに回転させるモ
ータと、上記超音波距離検出器の上記モータによる回転
角度を検出する回転角検出器と、上記超音波距離検出器
の上記ウインチによる昇降量を検出する昇降量検出器
と、上記超音波距離検出器,回転角検出器および昇降量
検出器の各検出出力にもとづき、上記超音波距離検出器
の下降および回転により、上記掘削孔の孔壁を螺旋状に
スキャニングした位置における孔壁形状を演算により求
めるコンピュータと、該コンピュータにより演算して得
た孔壁形状を表示するディスプレイと、上記孔壁形状を
印刷するプリンタとを備えた掘削孔の孔壁形状測定装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20522394A JPH0868620A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 掘削孔の孔壁形状測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20522394A JPH0868620A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 掘削孔の孔壁形状測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0868620A true JPH0868620A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16503455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20522394A Pending JPH0868620A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 掘削孔の孔壁形状測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0868620A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19629390A1 (de) * | 1996-07-20 | 1998-01-22 | Socon Sonar Control Kavernenve | Sensoriksystem zur geometrischen Vermessung unterirdischer Hohlräume und Vermessungsverfahren |
| JP2009168502A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-30 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 往復動内燃機関のシリンダ直径計測器 |
| JP2010117143A (ja) * | 2008-11-11 | 2010-05-27 | Tokyo Soil Research Co Ltd | 掘削孔の形状測定方法及び装置 |
| JP2010121375A (ja) * | 2008-11-20 | 2010-06-03 | Japan Pile Corp | 掘削装置及び掘削方法 |
| JP2013190323A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Fujita Corp | 監視装置 |
| JP2017015582A (ja) * | 2015-07-02 | 2017-01-19 | 株式会社ボア | ボアホール観測システム |
| JP2018084021A (ja) * | 2016-11-21 | 2018-05-31 | 株式会社技研製作所 | 掘削排土装置及び掘削排土方法 |
| CN110185436A (zh) * | 2019-06-18 | 2019-08-30 | 武汉天宸伟业物探科技有限公司 | 实时在线同步打印的超声成孔成槽检测仪及方法 |
| JP2022187765A (ja) * | 2021-06-08 | 2022-12-20 | 大成建設株式会社 | 孔壁形状特定システムと孔壁形状特定方法 |
| JP2023048772A (ja) * | 2021-09-28 | 2023-04-07 | 株式会社竹中工務店 | 孔測定方法、及び距離測定装置 |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP20522394A patent/JPH0868620A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| DE19629390B4 (de) * | 1996-07-20 | 2007-09-06 | Socon Sonar Control Kavernenvermessung Gmbh | Sensoriksystem zur geometrischen Vermessung unterirdischer Hohlräume und Vermessungsverfahren |
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| CN110185436B (zh) * | 2019-06-18 | 2023-08-18 | 武汉天宸伟业物探科技有限公司 | 实时在线同步打印的超声成孔成槽检测仪及方法 |
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