JPH0868771A - 放射線画像読取装置 - Google Patents

放射線画像読取装置

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JPH0868771A
JPH0868771A JP20367594A JP20367594A JPH0868771A JP H0868771 A JPH0868771 A JP H0868771A JP 20367594 A JP20367594 A JP 20367594A JP 20367594 A JP20367594 A JP 20367594A JP H0868771 A JPH0868771 A JP H0868771A
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JP
Japan
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imaging plate
light
excitation light
optical path
central axis
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20367594A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Mizutani
敏行 水谷
Yasuo Takagi
康夫 高木
Toshiji Kikuchi
利治 菊池
Shigeru Ohashi
茂 大橋
Akira Arake
彰 荒毛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MAC SCI KK
Nippon Steel Corp
Original Assignee
MAC SCI KK
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by MAC SCI KK, Nippon Steel Corp filed Critical MAC SCI KK
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Publication of JPH0868771A publication Critical patent/JPH0868771A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 様々の曲率半径を有するイメージングプレー
トの読み取りを容易に行うことができる放射線画像読取
装置を提供する。 【構成】 円筒の内周面に沿う曲面形状をなしたイメー
ジングプレート3に記録された放射線画像を読み取る放
射線画像読取装置において、励起光源13からの励起光
を円筒内周面に沿う曲面形状に形成されたイメージング
プレート3の円筒の中心軸線の方向から導入してその進
路をほぼ90°変えてイメージングプレート3にほぼ垂
直に照射し、かつ、この励起光の照射によってイメージ
ングプレート3から発光された発光光を導入してその進
路をほぼ90°変えて前記中心軸線の方向に導く光路機
構を構成するダイクロイックミラー14bと、ミラー1
4a及び回転プローブ部11と、上記光路機構を回転さ
せるモータ18とを有し、前記回転プローブ部11に鏡
筒長可変部11bを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるイメージング
プレートに記録された放射線画像を読み取る放射線画像
読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、X線回折像等の放射線画
像を記録する手段として、従来の写真法に比較してその
ダイナミックレンジを大きく取れ、また、読み取った画
像のコンピュータ解析も容易である等の利点を有するこ
とから、いわゆるイメージングプレート(以下、IP板
という場合がある)が用いられるようになった。
【0003】このイメージングプレートは、放射線を吸
収・蓄積するとともにその後に励起光が照射されると蓄
積した放射線の強弱に応じて発光して記録を消去する
(輝尽発光という場合がある)性質を有する蛍光体層を
表面に備え、該螢光体層に放射線画像を潜像として記録
するようにしたものである。
【0004】このイメージングプレートに記録された放
射線画像は、放射線画像読取装置によって読み取られて
コンピュータ画像解析等に供される。この放射線画像読
取装置は、イメージングプレートの螢光体層の各点を走
査しながら励起光を照射し、この照射によって各点で生
じた発光光を検出するものである。
【0005】この放射線画像読取装置として、例えば、
X線回折法に用いられる円筒カメラ法等に適用されるも
のとして、円筒の内周面に沿う曲面形状に形成されたイ
メージングプレートに記録された放射線画像を読み取る
場合に用いる装置がある。このタイプの読取装置は、ド
ラムタイプのイメージングプレートの場合のように、励
起光で蛍光体層の各点の走査を行うのにイメージングプ
レート自体を回転させる方式を採用することが困難であ
る。それゆえ、イメージングプレートの移動はその円筒
の中心軸線に平行な方向への直線的移動だけにして、逆
に、画像読取部のほうをイメージングプレートの円筒の
中心軸線を中心に回転させるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、X
線回折法に用いられる円筒カメラ法に上記イメージング
プレートを用いる場合、例えば、測定用のX線の波長を
変える場合や、測定の分解能を調整する場合等のよう
に、測定目的によっては、測定の度毎にイメージングプ
レートの円筒の曲率半径を様々なものに変える必要があ
る場合が生ずる。しかも、例えば、この円筒カメラ法の
1種であるワイセンベルクカメラによる単結晶構造解析
を行う場合等は、露光を行った後にイメージングプレー
トを保持装置から外さずに保持装置に保持したままで読
取りを行う必要のある場合がある。すなわち、このワイ
センベルクカメラによる単結晶構造解析を行う場合に
は、通常、1つの試料について、試料に対するX線照射
方向や受光スリットの位置等を変えて複数回の露光と読
取りを行う必要があるが、その場合には、複数回の露光
の全ての場合についてイメージングプレートのカメラに
対する設置位置を極めて正確に同一の位置に維持する必
要がある。この位置が少しでもずれるとただちに測定誤
差につながるからである。このような測定の場合には、
イメージングプレートを保持装置から外すとそれによっ
てイメージングプレートの位置がずれてしまうので、イ
メージングプレートを保持装置に保持したままで、この
保持装置自体を露光部たるカメラ並びに読取装置との間
で着脱を行って露光及び読取りを行う必要がある。保持
装置であれば、着脱しても機械的に正確な位置の再現性
を容易に維持できるからである。
【0007】したがって、以上のような測定を行う場合
には、結局、イメージングプレートを保持する保持面の
曲率が種々の保持装置に保持されたイメージングプレー
トの画像読取を行わなければならない場合が生ずる。
【0008】ところが、上述の従来の回転鏡筒方式の放
射線画像読取装置は、イメージングプレートを保持する
イメージングプレート保持装置の保持面の曲率半径が特
定の1つのものに適用する場合しか予定していないた
め、保持面の曲率が種々の保持装置に保持されたイメー
ジングプレートの画像読取をそのまま読み取ることはで
きず、その都度画像読取部を各々の専用のものに交換し
なければならないという問題があった。
【0009】本発明は、上述の背景のもとでなされたも
のであり、様々の曲率半径を有するイメージングプレー
トの読み取りを容易に行うことができる放射線画像読取
装置を提供することを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明に係る放射線画像読取装置は、放射線を吸収
・蓄積するとともにその後に励起光が照射されると蓄積
した前記放射線の強弱に応じて発光する性質を有する螢
光体層を備え、該螢光体層によって放射線画像を記録す
るイメージングプレートであって前記蛍光体層が円筒の
内周面に沿う曲面形状をなしたイメージングプレートに
記録された放射線画像を読取る放射線画像読取装置にお
いて、前記励起光を発生する光源と、この光源からの励
起光を前記曲面形状の螢光体層の円筒の中心軸線の方向
から導入してその進路をほぼ90°変えて前記蛍光体層
にほぼ垂直に照射し、かつ、この励起光の照射によって
前記螢光体層から発光された発光光を導入してその進路
をほぼ90°変えて前記中心軸線の方向に導く光路機構
と、前記中心軸線方向に導かれた発光光を検出する光検
出器と、前記光路機構を前記中心軸線を中心に回転させ
る回転駆動機構と、前記イメージングプレートを保持す
るイメージングプレート保持機構とを有し、前記光路機
構は、該光路機構における励起光の出射及び発光光の導
入を行う光の入・出射部と該光路機構の回転中心軸線と
のなす距離を変える鏡筒長可変機構を備えたものであ
り、前記イメージングプレート保持機構は、該イメージ
ングプレート保持機構に保持するイメージングプレート
の前記光路機構の回転中心軸線に対してなす距離を調整
するために前記イメージングプレートを前記回転軸線と
直交する方向に移動可能にした保持位置調整機構を備え
たものであることを特徴とする放射線画像読取装置。
【0011】
【作用】上述の構成によれば、光路機構を、該光路機構
における励起光の出射及び発光光の導入を行う光の入・
出射部と該光路機構の回転中心軸線とのなす距離を変え
る鏡筒長可変機構を備えたものにし、イメージングプレ
ート保持装置は、該イメージングプレート保持機構に保
持するイメージングプレートの前記光路機構の回転中心
軸線に対してなす距離を調整するために前記イメージン
グプレートを前記回転軸線と直交する方向に移動可能に
した保持位置調整機構を備えたものにしたことにより、
イメージングプレート表面の曲面の曲率半径が異なる種
々のものを、その都度画像読取部を各々の専用のものに
交換することなく、上記それぞれの距離を変えるだけで
読み取ることが可能になった。
【0012】したがって、例えば、上述したワイセンベ
ルクカメラによる単結晶構造解析を行う場合等のよう
に、イメージングプレートを保持する保持面の曲率が種
々の保持装置にイメージングプレートを保持したままで
複数回の露光・画像読取を行わなければならない場合に
おいても、放射線像の読取位置精度を損なうことなく、
しかも画像読取部を交換することなく容易に対応するこ
とが可能となる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例にかかる放射線画像
読取装置の主要部の断面図、図2は一実施例の放射線画
像読取装置の斜視図、図3はイメージングプレート保持
装置の斜視図、図4はイメージングプレート保持装置の
部分側面図、図5は図4のIVーIV線断面図である。
以下、これらの図面を参照にしながら一実施例を説明す
る。
【0014】図1ないし図5において、符号1は画像読
取部、符号3はイメージングプレート、符号4はイメー
ジングプレート保持装置である。
【0015】画像読取部1は、筒状の回転プローブ部1
1と、この回転プローブ部11をそのまま延長したバラ
ンスアーム部12と、上記回転プローブ部11とバラン
スアーム部12とを合わせた筒状体の中心軸線O1 の中
点を通りこの軸線に直交する直線であって回転プローブ
部11の回転の中心軸になる回転中心軸線O2 の方向に
筒状に延長された回転軸部16aと、この回転軸部16
aと反対側に延長された筒状の導光用回転軸部16b
と、これら回転軸部を支持する軸受17と、回転軸部1
6aに結合されたモータ18とからなる回転部と、前記
回転中心軸線O2の方向に導かれた発光光を検出する光
検出器15及び励起光を発生する励起光源13を固定ケ
ース部19に収納して構成された固定部とから構成され
ている。
【0016】上記軸受17、モータ18及び固定ケース
19はそれぞれ支柱17a、18a及び19aを介して
基台10に固定される。この場合、前記回転中心軸線O
2 (回転中心軸線)が、読取対象であるところの、円筒
内周面に沿う曲面形状をなしたイメージングプレート3
の円筒の中心軸線に一致するように配置される。
【0017】前記回転プローブ部11の先端側には、鏡
筒長可変部11bが形成されている。この鏡筒長可変部
11bは、回転プローブ部11に該回転プローブ部の内
径にその外径がほぼ等しく形成された筒体を摺動自在に
嵌合させたものであり、図示しないが、所望の位置で固
定できる周知の固定装置を有している。この鏡筒長可変
部11bの先端には、回転プローブ部11内を進行する
平行光である励起光を1点に集光すると同時にこの励起
光の照射によって生じた発光光(発散光)を集光して略
平行光に変換するレンズ部材11aが設けられている。
この場合、このレンズ部材11aが、本発明における励
起光の出射及び発光光の導入を行う光の入・出射部を構
成し、また、鏡筒長可変部11bが上記光の入・出射部
と回転中心軸線O2 とのなす距離を変える鏡筒長可変機
構を構成するものである。
【0018】また、回転プローブ部11とバランスアー
ム部12との中間部の筒状体の内部には、前記基準線に
対してその反射面が45度なすミラー14aが設けられ
ている。そして、導光用回転軸部16bの外端部は開口
されており、この部分に固定ケース19の入・出射口が
接続されている。上記固定ケース19内の入・出射口の
近傍には、上記基準線O2 に対してその反射面が45度
なすようにダイクロイックミラー14bが設けられてい
る。このダイクロイックミラー14bは、基準線に沿っ
てダイクロイックミラー14bに向かって進行してくる
発光光を透過し、基準線に直交する方向からダイクロイ
ックミラー14bに入射する励起光を反射する。さら
に、固定ケース19内には、ダイクロイックミラー14
bを透過した発光光を検出する光検出器15及び基準線
に直交する方向からダイクロイックミラー14bに向か
って励起光を出射する励起光源13が収納固定されてい
る。
【0019】なお、バランスアーム部12の先端部に
は、上記回転プローブ部11bに類似した鏡筒長可変部
12bが形成されており、上記回転ブローブ部の鏡筒長
調整に合わせて調整して回転の際の慣性質量バランスを
取ることができるようになっている。
【0020】励起光源13は、励起光として波長633
nmのレーザ光を回転プローブ部11の中心軸線の方向
に向けて発振・出射する小型ヘリウムネオンレーザ装置
である。
【0021】イメージングプレート3は、フレキシブル
なシート材の表面に、放射線を吸収・蓄積するとともに
その後に励起光が照射されると蓄積した放射線の強弱に
応じて発光して記録を消去する(輝尽発光)性質を有す
る蛍光体層を塗布したものである。このイメージングプ
レート3は、イメージングプレート保持装置4に吸着保
持される。
【0022】このイメージングプレート保持装置4は、
イメージングプレート3を保持するイメージングプレー
ト保持部41と、このイメージングプレート保持部41
を所定方向に移動させる移動機構部42とで構成され
る。
【0023】イメージングプレート保持部41は、筐体
状の減圧ケース部を構成する1つの壁面部を、円筒の内
周面形状をなした多孔質板材で構成して吸着体411と
したもので、図示しないが、減圧ケース部の背面に設け
られた排気口を通じて減圧ケース部内の空気を排気して
減圧状態にし、吸着体411の表面にイメージングプレ
ート3を真空吸着するものである。なお、このイメージ
ングプレート保持部41は、この実施例のように必ずし
も真空吸着方式による保持を行うものでなくてもよく、
円筒の内周面形状をなした保持面にIP板を接着によっ
て保持したり、あるいは磁力又は静電気力等によって保
持するようにしたものであってもよい。
【0024】移動機構部42は、基台421上を上記回
転中心軸線O2 と平行な方向に上記画像読取部1の回転
動作に同期して走査移動する走査移動台422を有し、
この走査移動台422に設けられた支柱422aに上記
回転中心軸線O2 と直交する方向に移動調整可能に取り
付けられた保持位置調整部423が設けられたものであ
る。なお、この保持位置調整部423が本発明における
保持位置調整機構を構成する。そして、この保持位置調
整部423の先端部にイメージングプレート保持部41
の裏面部を固定するようにしたもので、これにより、イ
メージングプレート保持部41に保持されたイメージン
グプレート3を、画像読取部1の回転動作に同期して回
転中心軸線O2 と平行な方向に走査移動し、回転プロー
ブ部11の先端部がイメージングプレート3の全面をく
まなく走査できるようにする。加えて、鏡筒長可変部1
1bを調整し、同時に保持位置調整部423を回転中心
軸線O2 と直交する方向に移動調整することによって、
イメージングプレート3の表面の曲面の曲率半径が異な
る種々のものに対応できるようにし、その都度画像読取
部を各々の専用のものに交換することなく読み取れるよ
うにしたものである。
【0025】上記走査移動台422は、基台421上に
敷設された2本のレール421a,421b上を摺動自
在に設置され、走査移動台422に螺合されたねじ棒4
21cをパルスモータ421dによって回転駆動するこ
とにより走査移動できるようになっている。この走査移
動台422に設けられた支柱422aの上端部及び中間
部のそれぞれには水平方向に突出したねじ棒螺合部42
2b及び摺動レール部422cが形成されている。
【0026】保持位置調整部423は、位置調整移動杆
423aとねじ棒423bとからなる。位置調整移動杆
423aは断面が長方形をなした柱状の側面部に摺動溝
423cを有し、この摺動溝423cに上記支柱422
aの摺動レール部422cが摺動自在に嵌合されるよう
になっている。また、上面部の先端寄りの部位が突出さ
れて軸受部423dが形成され、上記ねじ棒423bの
先端部がこの軸受部423dに回転自在に固定され、さ
らに、ねじ棒423bの中間部が支柱422aのねじ棒
螺合部422bに螺合・貫通されるようになっている。
ねじ棒423bの後端部には回転操作部423eが設け
られており、この回転操作部423eを回転操作するこ
とによって、位置調整移動杆423aが上記回転中心軸
線O2 に直交する方向に移動してイメージングプレート
保持台41と上記回転中心軸線O2 (回転中心軸線)と
の距離を調整できるようになっている。
【0027】なお、上記画像読取部1やイメージングプ
レート保持機構4等は、図示しない制御装置によって、
その内臓するコンピュータその他の回路の作用により、
画像処理又は走査その他の必要な制御や情報処理等が施
されるようになっている。
【0028】上述の構成において、図示しない制御装置
の制御作用により、回転プローブ11が回転しながら移
動機構部42によってイメージングプレート3が移動
し、イメージングプレート3に記録された放射線画像を
読み取るために必要な制御や情報処理動作が行われ、読
み取り動作が行われる。
【0029】上述の一実施例によれば、回転プローブ部
11の鏡筒長可変部11bを調整することによって、レ
ンズ部11aと、ミラー14aとの距離、すなわち、画
像読取部1の回転半径を変えることができ、また、これ
に対応させて、保持位置調整部423のねじ棒423b
を回転操作部423eによって回転させることにより、
位置調整移動杆423aを上記回転中心軸線O2 に直交
する方向に移動してイメージングプレート保持台41と
上記回転中心軸線O2 (回転中心軸線)との距離を調整
し、イメージングプレート保持台41に保持されたイメ
ージングプレート3とレンズ部11aの距離を所定の値
に維持し、同時に、イメージングプレート3の曲面の円
筒の中心軸が上記回転プローブ11の回転中心軸に一致
させることができる。したがって、これにより、イメー
ジングプレート3の表面の曲面の曲率半径が異なる種々
のものを、その都度画像読取部1自体をを各々の専用の
ものに交換することなく、上記調整をするだけで読み取
ることが可能になった。したがって、例えば、X線回折
法に用いられる円筒カメラ法に上記イメージングプレー
トを用いる場合であって、測定の度毎にイメージングプ
レートの円筒の曲率半径を様々なものに変える必要があ
る場合であっても、その都度画像読取部を各々の専用の
ものに交換することなく迅速な対応が可能となった。
【0030】上述の実施例において、イメージングプレ
ート保持部41として、吸着体411の表面の曲率半径
が15cm、20cm及び25cmの3種類のものを用
意し、それぞれに市販のイメージングプレート(富士写
真フィルム株式会社製の商品名HRーIII )を保持し、
それぞれをイメージングプレート保持装置4に装着して
鏡筒長可変部11b及び保持位置調整部423を調整
し、同強度の放射線像の露光を施して読取り試験を行
い、信号強度の偏差をもとめた結果、検出能力に有意な
差異は認められなかった。なお、この場合の条件及び結
果は以下の通りである。
【0031】a.放射線源;55Fe放射線源。
【0032】b.露光時間;2分 c.イメージングプレート 保持部41の位置精度;イメージングプレート3の表面
から回転中心軸線O2 までの距離を±50μm以内の精
度で一致させた。
【0033】d.鏡筒長の精度;各イメージングプレー
ト保持部41の曲率半径の値から20μ引いた値に±1
0μm以内の精度で一致させた。
【0034】e.信号強度の偏差;信号強度の0.1%
以下 また、イメージングプレート保持部41の着脱による放
射線像の位置ずれを評価するために、イメージングプレ
ート3を3cm×3cmに切断してイメージングプレー
ト保持部41の中央に固定して10回読取りを行った。
一回の着脱毎に読取りを行いイメージングプレートの像
の位置を測定した。その結果、イメージングプレートの
像は常に同じ位置に現れ、イメージングプレートの読取
分解能の100μm以内の位置の再現性が実現できるこ
とがわかった。
【0035】なお、上述の一実施例では、移動機構部4
2を、ねじ棒とレールとを組み合わせた機構を採用した
例を掲げたが、これは、例えば、レールの代わりにスラ
イドベアリング等を用い、ねじ棒の代わりにリニアモー
ター等を用いたものであってもよい。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明にかかる放
射線画像読取装置は、円筒の内周面に沿う曲面形状をな
したイメージングプレートに記録された放射線画像を読
み取る放射線画像読取装置において、励起光を発生する
光源と、この光源からの励起光を前記曲面形状の螢光体
層の円筒の中心軸線の方向から導入してその進路をほぼ
90°変えて前記蛍光体層にほぼ垂直に照射し、かつ、
この励起光の照射によって前記螢光体層から発光された
発光光を導入してその進路をほぼ90°変えて前記中心
軸線の方向に導く光路機構と、中心軸線方向に導かれた
発光光を検出する光検出器と、光路機構を前記中心軸線
を中心に回転させる回転駆動機構と、イメージングプレ
ートを保持するイメージングプレート保持機構とを有
し、光路機構は、該光路機構における励起光の出射及び
発光光の導入を行う光の入・出射部と該光路機構の回転
中心軸線とのなす距離を変える鏡筒長可変機構を備えた
ものであり、イメージングプレート保持機構は、該イメ
ージングプレート保持機構に保持するイメージングプレ
ートの前記光路機構の回転中心軸線に対してなす距離を
調整するために前記イメージングプレートを前記回転軸
線と直交する方向に移動可能にした保持位置調整機構を
備えたものであることを特徴とし、これにより、イメー
ジングプレートの表面の曲面の曲率半径が異なる種々の
ものを、その都度画像読取部を各々の専用のものに交換
することなく読み取ることを可能にしたもので、例え
ば、ワイセンベルクカメラによる単結晶構造解析を行う
場合等のように、イメージングプレートを保持する保持
面の曲率が種々の保持装置にイメージングプレートを保
持したままで複数回の露光・画像読取を行わなければな
らない場合においても、放射線像の読取位置精度を損な
うことなく、しかも画像読取部を交換することなく容易
に対応することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の主要部を示す部分断面図で
ある。
【図2】一実施例の斜視図である。
【図3】イメージングプレート保持装置の斜視図であ
る。
【図4】イメージングプレート保持装置の部分側面図で
ある。
【図5】図4のIVーIV線断面図である。
【符号の説明】
1…画像読取部、3…イメージングプレート、4…イメ
ージングプレート保持装置、11…回転プローブ部、1
1a…レンズ部材、11b…鏡筒長可変部、12…バラ
ンスアーム部、1b鏡筒長可変部、13…励起光源、1
4a…ミラー、14b…ダイクロイックミラー、15…
光検出器、16…回転軸、17…軸受、18…モータ、
19…固定ケース、41…イメージングプレート保持
部、42…移動機構部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 康夫 神奈川県川崎市中原区井田1618番地 新日 本製鐵株式会社先端技術研究所内 (72)発明者 菊池 利治 神奈川県川崎市中原区井田1618番地 新日 本製鐵株式会社先端技術研究所内 (72)発明者 大橋 茂 石川県加賀市宮町カー1ー1 株式会社マ ックサイエンス加賀工場内 (72)発明者 荒毛 彰 石川県加賀市宮町カー1ー1 株式会社マ ックサイエンス加賀工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線を吸収・蓄積するとともにその後
    に励起光が照射されると蓄積した前記放射線の強弱に応
    じて発光する性質を有する螢光体層を備え、該螢光体層
    によって放射線画像を記録するイメージングプレートで
    あって前記蛍光体層が円筒の内周面に沿う曲面形状をな
    したイメージングプレートに記録された放射線画像を読
    取る放射線画像読取装置において、 前記励起光を発生する光源と、 この光源からの励起光を前記曲面形状の螢光体層の円筒
    の中心軸線の方向から導入してその進路をほぼ90°変
    えて前記蛍光体層にほぼ垂直に照射し、かつ、この励起
    光の照射によって前記螢光体層から発光された発光光を
    導入してその進路をほぼ90°変えて前記中心軸線の方
    向に導く光路機構と、 前記中心軸線方向に導かれた発光光を検出する光検出器
    と、 前記光路機構を前記中心軸線を中心に回転させる回転駆
    動機構と、 前記イメージングプレートを保持するイメージングプレ
    ート保持装置とを有し、 前記光路機構は、該光路機構における励起光の出射及び
    発光光の導入を行う光の入・出射部と該光路機構の回転
    中心軸線とのなす距離を変える鏡筒長可変機構を備えた
    ものであり、 前記イメージングプレート保持装置は、該イメージング
    プレート保持装置に保持するイメージングプレートの前
    記光路機構の回転中心軸線に対してなす距離を調整する
    ために前記イメージングプレートを前記回転軸線と直交
    する方向に移動可能にした保持位置調整機構を備えたも
    のであることを特徴とする放射線画像読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019015725A (ja) * 2017-07-05 2019-01-31 株式会社リガク X線検出器及び当該x線検出器の制御方法

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