JPH0869764A - 偏向ヨーク及びこの偏向ヨークを装着したカラー陰極線管 - Google Patents
偏向ヨーク及びこの偏向ヨークを装着したカラー陰極線管Info
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- JPH0869764A JPH0869764A JP6206529A JP20652994A JPH0869764A JP H0869764 A JPH0869764 A JP H0869764A JP 6206529 A JP6206529 A JP 6206529A JP 20652994 A JP20652994 A JP 20652994A JP H0869764 A JPH0869764 A JP H0869764A
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- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 abstract description 13
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 サドル型コイルの巻線時にスクリーン側フラ
ンジ部のコイル線材を損傷させることなく、また、偏向
ヨークの組み立て時に水平偏向コイル、垂直偏向コイル
及びフェライトコアを互いに当接させることなく、高次
のラスター歪みを十分に低減することのできる偏向ヨー
クを提供する。 【構成】 偏向ヨークを、サドル型に巻回された水平偏
向コイル34と、水平偏向コイル34の外側に設けられ
たサドル型垂直偏向コイル35と、垂直偏向コイル35
の外側に設けられたフェライトコア36とにより構成す
る。水平偏向コイル34のスクリーン側フランジ部5
を、管軸(Z軸)を横切る位置6でスクリーン側に最も
突き出した凸状形状に成形する。水平偏向コイル34の
スクリーン側フランジ部5のうち、カラー陰極線管のガ
ラスファンネル部と相対する面を、相対するガラスファ
ンネル部の面に沿った形状に成形する。
ンジ部のコイル線材を損傷させることなく、また、偏向
ヨークの組み立て時に水平偏向コイル、垂直偏向コイル
及びフェライトコアを互いに当接させることなく、高次
のラスター歪みを十分に低減することのできる偏向ヨー
クを提供する。 【構成】 偏向ヨークを、サドル型に巻回された水平偏
向コイル34と、水平偏向コイル34の外側に設けられ
たサドル型垂直偏向コイル35と、垂直偏向コイル35
の外側に設けられたフェライトコア36とにより構成す
る。水平偏向コイル34のスクリーン側フランジ部5
を、管軸(Z軸)を横切る位置6でスクリーン側に最も
突き出した凸状形状に成形する。水平偏向コイル34の
スクリーン側フランジ部5のうち、カラー陰極線管のガ
ラスファンネル部と相対する面を、相対するガラスファ
ンネル部の面に沿った形状に成形する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、偏向ヨーク及びこの偏
向ヨークを装着したカラー陰極線管に関するものであ
る。
向ヨークを装着したカラー陰極線管に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年のディスプレイモニターに使用され
るカラー陰極線管においては、ウインドゥズに代表され
るように、情報がスクリーン面の周辺部に表示される頻
度が非常に高い。このため、この部分における精細な画
像表示を可能にすることが要求されている。
るカラー陰極線管においては、ウインドゥズに代表され
るように、情報がスクリーン面の周辺部に表示される頻
度が非常に高い。このため、この部分における精細な画
像表示を可能にすることが要求されている。
【0003】ラスター歪みもスクリーン面の周辺部にお
ける画像品質を決定する重要な要素の1つであり、偏向
ヨーク自体の磁界分布がその良否を左右するスクリーン
面のラスター歪みに対する要求内容は非常に厳しいもの
となっている。特に、ガルウィングで代表されるような
高次のラスター歪みは、視覚上の画像品質を極度に劣化
させるため、これを十分に低減した偏向ヨークの磁界分
布設計が要求される。
ける画像品質を決定する重要な要素の1つであり、偏向
ヨーク自体の磁界分布がその良否を左右するスクリーン
面のラスター歪みに対する要求内容は非常に厳しいもの
となっている。特に、ガルウィングで代表されるような
高次のラスター歪みは、視覚上の画像品質を極度に劣化
させるため、これを十分に低減した偏向ヨークの磁界分
布設計が要求される。
【0004】これらの要求に答えるため、特開平2−2
16738号公報においては、サドル型コイルのスクリ
ーン側フランジ部の左右端部に電子銃側に突き出した凸
状形状を形成することによって、高次のラスター歪みを
低減する方法が開示されている。
16738号公報においては、サドル型コイルのスクリ
ーン側フランジ部の左右端部に電子銃側に突き出した凸
状形状を形成することによって、高次のラスター歪みを
低減する方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の特開平
2−216738号公報に開示されている方法では、サ
ドル型コイルのスクリーン側フランジ部の左右端部に凸
状形状を与えるプレス工程において、コイル線材が異常
に伸びて損傷を受ける可能性が高い。また、凸状形状を
あまり深く形成すると、偏向ヨークを組み立てる際に、
水平偏向コイル、垂直偏向コイル及びフェライトコアが
互いに当接し合うため、高次のラスター歪みを除去する
ために十分な凸状形状を形成しにくいといった製造上及
び設計上の問題点がある。
2−216738号公報に開示されている方法では、サ
ドル型コイルのスクリーン側フランジ部の左右端部に凸
状形状を与えるプレス工程において、コイル線材が異常
に伸びて損傷を受ける可能性が高い。また、凸状形状を
あまり深く形成すると、偏向ヨークを組み立てる際に、
水平偏向コイル、垂直偏向コイル及びフェライトコアが
互いに当接し合うため、高次のラスター歪みを除去する
ために十分な凸状形状を形成しにくいといった製造上及
び設計上の問題点がある。
【0006】本発明は、従来技術における前記課題を解
決するため、サドル型コイルの巻線時にスクリーン側フ
ランジ部のコイル線材を損傷させることなく、また、偏
向ヨークの組み立て時に水平偏向コイル、垂直偏向コイ
ル及びフェライトコアを互いに当接させることなく、高
次のラスター歪みを十分に低減することのできる偏向ヨ
ークを提供することを目的とする。また、高次のラスタ
ー歪みを十分に低減して、画像品質を向上させることの
できるカラー陰極線管を提供することを目的とする。
決するため、サドル型コイルの巻線時にスクリーン側フ
ランジ部のコイル線材を損傷させることなく、また、偏
向ヨークの組み立て時に水平偏向コイル、垂直偏向コイ
ル及びフェライトコアを互いに当接させることなく、高
次のラスター歪みを十分に低減することのできる偏向ヨ
ークを提供することを目的とする。また、高次のラスタ
ー歪みを十分に低減して、画像品質を向上させることの
できるカラー陰極線管を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る偏向ヨークの第1の構成は、サドル型
水平偏向コイルと、前記サドル型水平偏向コイルの外側
に設けられたサドル型垂直偏向コイルと、前記サドル型
垂直偏向コイルの外側に設けられたコアとを少なくとも
備えた偏向ヨークであって、前記サドル型コイルのスク
リーン側フランジ部の中央部を、スクリーン側に突き出
した凸状形状に成形したことを特徴とする。
め、本発明に係る偏向ヨークの第1の構成は、サドル型
水平偏向コイルと、前記サドル型水平偏向コイルの外側
に設けられたサドル型垂直偏向コイルと、前記サドル型
垂直偏向コイルの外側に設けられたコアとを少なくとも
備えた偏向ヨークであって、前記サドル型コイルのスク
リーン側フランジ部の中央部を、スクリーン側に突き出
した凸状形状に成形したことを特徴とする。
【0008】また、本発明に係る偏向ヨークの第2の構
成は、サドル型水平偏向コイルと、前記サドル型水平偏
向コイルの外側に設けられたサドル型垂直偏向コイル
と、前記サドル型垂直偏向コイルの外側に設けられたコ
アとを少なくとも備えた偏向ヨークであって、前記サド
ル型コイルのスクリーン側フランジ部の中央部を、電子
銃側にくぼませた凹状形状に成形したことを特徴とす
る。
成は、サドル型水平偏向コイルと、前記サドル型水平偏
向コイルの外側に設けられたサドル型垂直偏向コイル
と、前記サドル型垂直偏向コイルの外側に設けられたコ
アとを少なくとも備えた偏向ヨークであって、前記サド
ル型コイルのスクリーン側フランジ部の中央部を、電子
銃側にくぼませた凹状形状に成形したことを特徴とす
る。
【0009】また、本発明に係るカラー陰極線管の第1
の構成は、ガラスパネル部と、前記ガラスパネル部の後
部に接続されたガラスファンネル部とを有するカラー陰
極線管本体と、前記カラー陰極線管本体の後部に設けら
れた電子銃と、前記カラー陰極線管本体の後部外周に配
置され、サドル型水平偏向コイルと、前記サドル型水平
偏向コイルの外側に設けられたサドル型垂直偏向コイル
と、前記サドル型垂直偏向コイルの外側に設けられたコ
アとを少なくとも有する偏向ヨークとを備えたカラー陰
極線管であって、前記サドル型コイルのスクリーン側フ
ランジ部の中央部を、スクリーン側に突き出した凸状形
状に成形したことを特徴とする。
の構成は、ガラスパネル部と、前記ガラスパネル部の後
部に接続されたガラスファンネル部とを有するカラー陰
極線管本体と、前記カラー陰極線管本体の後部に設けら
れた電子銃と、前記カラー陰極線管本体の後部外周に配
置され、サドル型水平偏向コイルと、前記サドル型水平
偏向コイルの外側に設けられたサドル型垂直偏向コイル
と、前記サドル型垂直偏向コイルの外側に設けられたコ
アとを少なくとも有する偏向ヨークとを備えたカラー陰
極線管であって、前記サドル型コイルのスクリーン側フ
ランジ部の中央部を、スクリーン側に突き出した凸状形
状に成形したことを特徴とする。
【0010】また、本発明に係るカラー陰極線管の第2
の構成は、ガラスパネル部と、前記ガラスパネル部の後
部に接続されたガラスファンネル部とを有するカラー陰
極線管本体と、前記カラー陰極線管本体の後部に設けら
れた電子銃と、前記カラー陰極線管本体の後部外周に配
置され、サドル型水平偏向コイルと、前記サドル型水平
偏向コイルの外側に設けられたサドル型垂直偏向コイル
と、前記サドル型垂直偏向コイルの外側に設けられたコ
アとを少なくとも有する偏向ヨークとを備えたカラー陰
極線管であって、前記サドル型コイルのスクリーン側フ
ランジ部の中央部を、電子銃側にくぼませた凹状形状に
成形したことを特徴とする。
の構成は、ガラスパネル部と、前記ガラスパネル部の後
部に接続されたガラスファンネル部とを有するカラー陰
極線管本体と、前記カラー陰極線管本体の後部に設けら
れた電子銃と、前記カラー陰極線管本体の後部外周に配
置され、サドル型水平偏向コイルと、前記サドル型水平
偏向コイルの外側に設けられたサドル型垂直偏向コイル
と、前記サドル型垂直偏向コイルの外側に設けられたコ
アとを少なくとも有する偏向ヨークとを備えたカラー陰
極線管であって、前記サドル型コイルのスクリーン側フ
ランジ部の中央部を、電子銃側にくぼませた凹状形状に
成形したことを特徴とする。
【0011】また、前記本発明の偏向ヨークの第1又は
第2の構成もしくは前記本発明のカラー陰極線管の第1
又は第2の構成においては、カラー陰極線管のガラスフ
ァンネル部と相対するサドル型コイルのスクリーン側フ
ランジ部の面を、相対する前記ガラスファンネル部の面
に沿わせるのが好ましい。
第2の構成もしくは前記本発明のカラー陰極線管の第1
又は第2の構成においては、カラー陰極線管のガラスフ
ァンネル部と相対するサドル型コイルのスクリーン側フ
ランジ部の面を、相対する前記ガラスファンネル部の面
に沿わせるのが好ましい。
【0012】
【作用】前記本発明の偏向ヨークの第1の構成によれ
ば、サドル型コイルのスクリーン側フランジ部の中央部
を、スクリーン側に突き出した凸状形状に成形したこと
により、サドル型コイルのスクリーン側フランジ部を、
その両サイド部に対して相対的にスクリーン側に接近さ
せることができる。その結果、水平磁界分布の歪みの状
態に、その上部と下部の領域において4次のピンクッシ
ョン歪みが含有され、カラー陰極線管のスクリーンの上
部と下部において局部的なバレル形の高次歪みを呈する
場合に、水平磁界分布の歪みの状態の上部と下部の領域
において相対的に4次のバレル歪みを強調して、上下ラ
スター歪みを高次の歪みの無い直線状の良好なものとす
ることができる。また、サドル型コイルのスクリーン側
フランジ部において、従来技術が有する形状的な変極点
を与えることがないため、水平偏向コイルの巻線時にコ
イル線材を損傷させるといった製造上の問題点を解消す
ることができると共に、偏向ヨークの組み立て時に水平
偏向コイル、垂直偏向コイル及びフェライトコアを互い
に当接させることもない。
ば、サドル型コイルのスクリーン側フランジ部の中央部
を、スクリーン側に突き出した凸状形状に成形したこと
により、サドル型コイルのスクリーン側フランジ部を、
その両サイド部に対して相対的にスクリーン側に接近さ
せることができる。その結果、水平磁界分布の歪みの状
態に、その上部と下部の領域において4次のピンクッシ
ョン歪みが含有され、カラー陰極線管のスクリーンの上
部と下部において局部的なバレル形の高次歪みを呈する
場合に、水平磁界分布の歪みの状態の上部と下部の領域
において相対的に4次のバレル歪みを強調して、上下ラ
スター歪みを高次の歪みの無い直線状の良好なものとす
ることができる。また、サドル型コイルのスクリーン側
フランジ部において、従来技術が有する形状的な変極点
を与えることがないため、水平偏向コイルの巻線時にコ
イル線材を損傷させるといった製造上の問題点を解消す
ることができると共に、偏向ヨークの組み立て時に水平
偏向コイル、垂直偏向コイル及びフェライトコアを互い
に当接させることもない。
【0013】また、前記本発明の偏向ヨークの第2の構
成によれば、サドル型コイルのスクリーン側フランジ部
の中央部を、電子銃側にくぼませた凹状形状に成形した
ことにより、サドル型コイルのスクリーン側フランジ部
を、その両サイド部に対して相対的に電子銃側に接近さ
せることができる。その結果、水平磁界分布の歪みの状
態に、その上部と下部の領域において4次のバレル歪み
が含有され、カラー陰極線管のスクリーンの上部と下部
において局部的なピンクッション形の高次歪みを呈する
場合に、水平磁界分布の歪みの状態の上部と下部の領域
において相対的に4次のピンクッション歪みを強調し
て、上下ラスター歪みを高次の歪みの無い直線状の良好
なものとすることができる。また、サドル型コイルのス
クリーン側フランジ部において、従来技術が有する形状
的な変極点を与えることがないため、水平偏向コイルの
巻線時にコイル線材を損傷させるといった製造上の問題
点を解消することができると共に、偏向ヨークの組み立
て時に水平偏向コイル、垂直偏向コイル及びフェライト
コアを互いに当接させることもない。
成によれば、サドル型コイルのスクリーン側フランジ部
の中央部を、電子銃側にくぼませた凹状形状に成形した
ことにより、サドル型コイルのスクリーン側フランジ部
を、その両サイド部に対して相対的に電子銃側に接近さ
せることができる。その結果、水平磁界分布の歪みの状
態に、その上部と下部の領域において4次のバレル歪み
が含有され、カラー陰極線管のスクリーンの上部と下部
において局部的なピンクッション形の高次歪みを呈する
場合に、水平磁界分布の歪みの状態の上部と下部の領域
において相対的に4次のピンクッション歪みを強調し
て、上下ラスター歪みを高次の歪みの無い直線状の良好
なものとすることができる。また、サドル型コイルのス
クリーン側フランジ部において、従来技術が有する形状
的な変極点を与えることがないため、水平偏向コイルの
巻線時にコイル線材を損傷させるといった製造上の問題
点を解消することができると共に、偏向ヨークの組み立
て時に水平偏向コイル、垂直偏向コイル及びフェライト
コアを互いに当接させることもない。
【0014】また、前記本発明のカラー陰極線管の第1
の構成によれば、前記本発明の第1の構成に係る偏向ヨ
ークを使用していることにより、上記のように水平磁界
分布の歪みの状態に、その上部と下部の領域において4
次のピンクッション歪みが含有され、カラー陰極線管の
スクリーンの上部と下部において局部的なバレル形の高
次歪みを呈する場合に、水平磁界分布の歪みの状態の上
部と下部の領域において相対的に4次のバレル歪みを強
調して、上下ラスター歪みを高次の歪みの無い直線状の
良好なものとすることができるので、画像品質を向上さ
せることができる。
の構成によれば、前記本発明の第1の構成に係る偏向ヨ
ークを使用していることにより、上記のように水平磁界
分布の歪みの状態に、その上部と下部の領域において4
次のピンクッション歪みが含有され、カラー陰極線管の
スクリーンの上部と下部において局部的なバレル形の高
次歪みを呈する場合に、水平磁界分布の歪みの状態の上
部と下部の領域において相対的に4次のバレル歪みを強
調して、上下ラスター歪みを高次の歪みの無い直線状の
良好なものとすることができるので、画像品質を向上さ
せることができる。
【0015】また、前記本発明のカラー陰極線管の第2
の構成によれば、前記本発明の第2の構成に係る偏向ヨ
ークを使用していることにより、上記のように水平磁界
分布の歪みの状態に、その上部と下部の領域において4
次のバレル歪みが含有され、カラー陰極線管のスクリー
ンの上部と下部において局部的なピンクッション形の高
次歪みを呈する場合に、水平磁界分布の歪みの状態の上
部と下部の領域において相対的に4次のピンクッション
歪みを強調して、上下ラスター歪みを高次の歪みの無い
直線状の良好なものとすることができるので、画像品質
を向上させることができる。
の構成によれば、前記本発明の第2の構成に係る偏向ヨ
ークを使用していることにより、上記のように水平磁界
分布の歪みの状態に、その上部と下部の領域において4
次のバレル歪みが含有され、カラー陰極線管のスクリー
ンの上部と下部において局部的なピンクッション形の高
次歪みを呈する場合に、水平磁界分布の歪みの状態の上
部と下部の領域において相対的に4次のピンクッション
歪みを強調して、上下ラスター歪みを高次の歪みの無い
直線状の良好なものとすることができるので、画像品質
を向上させることができる。
【0016】また、前記本発明の偏向ヨークの第1又は
第2の構成もしくは前記本発明のカラー陰極線管の第1
又は第2の構成においては、カラー陰極線管のガラスフ
ァンネル部と相対するサドル型コイルのスクリーン側フ
ランジ部の面を、相対する前記ガラスファンネル部の面
に沿わせるという好ましい構成によれば、サドル型コイ
ルのスクリーン側フランジ部を電子ビームに近付けるこ
とができるので、サドル型コイルのスクリーン側フラン
ジ部におけるラスター歪みの補正感度及びエネルギー損
失をそれぞれ最大、最小とすることができる。
第2の構成もしくは前記本発明のカラー陰極線管の第1
又は第2の構成においては、カラー陰極線管のガラスフ
ァンネル部と相対するサドル型コイルのスクリーン側フ
ランジ部の面を、相対する前記ガラスファンネル部の面
に沿わせるという好ましい構成によれば、サドル型コイ
ルのスクリーン側フランジ部を電子ビームに近付けるこ
とができるので、サドル型コイルのスクリーン側フラン
ジ部におけるラスター歪みの補正感度及びエネルギー損
失をそれぞれ最大、最小とすることができる。
【0017】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明をさらに具体的
に説明する。一般に、偏向ヨークのスクリーン側の磁界
は、電子銃側の磁界に対してラスター歪みを制御する感
度が非常に高い。このため、例えば、サドル型コイルの
スクリーン側フランジ部が発生する磁界によってラスタ
ー歪みを制御することは極めて有効な手段である。
に説明する。一般に、偏向ヨークのスクリーン側の磁界
は、電子銃側の磁界に対してラスター歪みを制御する感
度が非常に高い。このため、例えば、サドル型コイルの
スクリーン側フランジ部が発生する磁界によってラスタ
ー歪みを制御することは極めて有効な手段である。
【0018】サドル型コイルにおいては、図9に示すよ
うに、そのスクリーン側フランジ部1が発生するスクリ
ーン側の磁界2の方向は、コーン部3が発生する磁界4
を打ち消す方向となっており、その磁界の歪みは4次の
バレル歪みを有している。本発明は、このスクリーン側
フランジ部1が発生する4次のバレル歪みの磁界に着目
してなされたものである。すなわち、サドル型コイルの
スクリーン側フランジ部1の中央部を、スクリーン側に
突き出した凸状形状もしくは電子銃側にくぼませた凹状
形状に成形することにより、スクリーン側における磁界
の4次のバレル歪みもしくはピンクッション歪みを制御
して、高次のラスター歪みを十分に低減することを可能
としたものである。そして、このように構成することに
より、スクリーン側フランジ部1に従来技術のような形
状的な変極点を与えることがないため、サドル型コイル
の巻線時にスクリーン側フランジ部1のコイル線材を損
傷させることはなく、また、偏向ヨークの組み立て時に
水平偏向コイル、垂直偏向コイル及びフェライトコアが
互いに当接することもない。
うに、そのスクリーン側フランジ部1が発生するスクリ
ーン側の磁界2の方向は、コーン部3が発生する磁界4
を打ち消す方向となっており、その磁界の歪みは4次の
バレル歪みを有している。本発明は、このスクリーン側
フランジ部1が発生する4次のバレル歪みの磁界に着目
してなされたものである。すなわち、サドル型コイルの
スクリーン側フランジ部1の中央部を、スクリーン側に
突き出した凸状形状もしくは電子銃側にくぼませた凹状
形状に成形することにより、スクリーン側における磁界
の4次のバレル歪みもしくはピンクッション歪みを制御
して、高次のラスター歪みを十分に低減することを可能
としたものである。そして、このように構成することに
より、スクリーン側フランジ部1に従来技術のような形
状的な変極点を与えることがないため、サドル型コイル
の巻線時にスクリーン側フランジ部1のコイル線材を損
傷させることはなく、また、偏向ヨークの組み立て時に
水平偏向コイル、垂直偏向コイル及びフェライトコアが
互いに当接することもない。
【0019】以下に、具体的実施例を挙げて本発明をさ
らに詳細に説明する。 <第1の実施例>図1は本発明に係る偏向ヨークの第1
の実施例を示す平面図、図2は図1に示す偏向ヨークの
側面図である。図1、図2に示すように、偏向ヨーク
は、サドル型に巻回された水平偏向コイル34と、水平
偏向コイル34の外側に設けられたサドル型垂直偏向コ
イル35と、垂直偏向コイル35の外側に設けられたフ
ェライトコア36とにより構成されている。
らに詳細に説明する。 <第1の実施例>図1は本発明に係る偏向ヨークの第1
の実施例を示す平面図、図2は図1に示す偏向ヨークの
側面図である。図1、図2に示すように、偏向ヨーク
は、サドル型に巻回された水平偏向コイル34と、水平
偏向コイル34の外側に設けられたサドル型垂直偏向コ
イル35と、垂直偏向コイル35の外側に設けられたフ
ェライトコア36とにより構成されている。
【0020】図1に示すように、水平偏向コイル34の
スクリーン側フランジ部5は、管軸(Z軸)を横切る位
置6でスクリーン側に最も突き出した凸状形状に成形さ
れている。ここで、その突き出し寸法aは、スクリーン
側コーン部7の最大突き出し線8から30mmとなるよ
うに設定されている。
スクリーン側フランジ部5は、管軸(Z軸)を横切る位
置6でスクリーン側に最も突き出した凸状形状に成形さ
れている。ここで、その突き出し寸法aは、スクリーン
側コーン部7の最大突き出し線8から30mmとなるよ
うに設定されている。
【0021】図2に示すように、水平偏向コイル34の
スクリーン側フランジ部5のうち、カラー陰極線管のガ
ラスファンネル部10と相対する面11は、相対するガ
ラスファンネル部10の面に沿った形状に成形されてい
る。これにより、水平偏向コイル34のスクリーン側フ
ランジ部5を電子ビームに近付けることができるので、
水平偏向コイル34のスクリーン側フランジ部5におけ
るラスター歪みの補正感度及びエネルギー損失をそれぞ
れ最大、最小とすることができる。
スクリーン側フランジ部5のうち、カラー陰極線管のガ
ラスファンネル部10と相対する面11は、相対するガ
ラスファンネル部10の面に沿った形状に成形されてい
る。これにより、水平偏向コイル34のスクリーン側フ
ランジ部5を電子ビームに近付けることができるので、
水平偏向コイル34のスクリーン側フランジ部5におけ
るラスター歪みの補正感度及びエネルギー損失をそれぞ
れ最大、最小とすることができる。
【0022】また、図1には、従来形状である概ね円弧
形状となるように成形された水平偏向コイルのスクリー
ン側フランジ部12の平面図を二点鎖線で示している
が、その形状は直線状となっている。この場合、スクリ
ーン側の位置13における水平軸(X軸)−垂直軸(Y
軸)断面の水平磁界分布の歪みの状態は、図3の実線で
示すようになっており、その上下ラスター歪みが、図4
で示すように、カラー陰極線管のスクリーンの上部と下
部において局部的なバレル形の高次歪み28を呈するこ
とがある。このようにバレル形の高次歪み28を呈する
のは、図3で示した水平磁界の歪みの状態に、その上部
15と下部16の領域において4次のピンクッション歪
みが含有されているためである。
形状となるように成形された水平偏向コイルのスクリー
ン側フランジ部12の平面図を二点鎖線で示している
が、その形状は直線状となっている。この場合、スクリ
ーン側の位置13における水平軸(X軸)−垂直軸(Y
軸)断面の水平磁界分布の歪みの状態は、図3の実線で
示すようになっており、その上下ラスター歪みが、図4
で示すように、カラー陰極線管のスクリーンの上部と下
部において局部的なバレル形の高次歪み28を呈するこ
とがある。このようにバレル形の高次歪み28を呈する
のは、図3で示した水平磁界の歪みの状態に、その上部
15と下部16の領域において4次のピンクッション歪
みが含有されているためである。
【0023】これに対し、本実施例のように水平偏向コ
イルのスクリーン側フランジ部5の中央部をスクリーン
側に突き出した凸状形状に成形すれば、スクリーン側フ
ランジ部5の上部17と下部18がその両サイド部19
に対して相対的にスクリーン側に接近した状態となるた
め、図3で示した水平磁界分布の歪みの状態の上部15
と下部16の領域において相対的に4次のバレル歪みが
強調され、水平磁界分布の歪みの状態は図3の二点鎖線
のようになる。その結果、上下ラスター歪みを図4の二
点鎖線で示すような高次の歪みの無い直線状の良好なも
のとすることができる。
イルのスクリーン側フランジ部5の中央部をスクリーン
側に突き出した凸状形状に成形すれば、スクリーン側フ
ランジ部5の上部17と下部18がその両サイド部19
に対して相対的にスクリーン側に接近した状態となるた
め、図3で示した水平磁界分布の歪みの状態の上部15
と下部16の領域において相対的に4次のバレル歪みが
強調され、水平磁界分布の歪みの状態は図3の二点鎖線
のようになる。その結果、上下ラスター歪みを図4の二
点鎖線で示すような高次の歪みの無い直線状の良好なも
のとすることができる。
【0024】また、本実施例の偏向ヨークは、その水平
偏向コイル34のスクリーン側フランジ部5において、
従来技術が有する形状的な変極点を与えることがないた
め、水平偏向コイル34の巻線時にコイル線材を損傷さ
せるといった製造上の問題点を解消することができると
共に、偏向ヨークの組み立て時に水平偏向コイル34、
垂直偏向コイル35及びフェライトコア36を互いに当
接させることもない。
偏向コイル34のスクリーン側フランジ部5において、
従来技術が有する形状的な変極点を与えることがないた
め、水平偏向コイル34の巻線時にコイル線材を損傷さ
せるといった製造上の問題点を解消することができると
共に、偏向ヨークの組み立て時に水平偏向コイル34、
垂直偏向コイル35及びフェライトコア36を互いに当
接させることもない。
【0025】尚、本実施例においては、水平偏向コイル
のスクリーン側フランジ部5は、その突き出し寸法aが
スクリーン側コーン部7の最大突き出し線8から30m
mとなるような凸状形状に設定されているが、必ずしも
この寸法設定に限定されるものではない。
のスクリーン側フランジ部5は、その突き出し寸法aが
スクリーン側コーン部7の最大突き出し線8から30m
mとなるような凸状形状に設定されているが、必ずしも
この寸法設定に限定されるものではない。
【0026】<第2の実施例>図5は本発明に係る偏向
ヨークの第2の実施例を示す平面図、図6は図5に示す
偏向ヨークの側面図である。図5、図6に示すように、
偏向ヨークは、サドル型に巻回された水平偏向コイル3
4と、水平偏向コイル34の外側に設けられたサドル型
垂直偏向コイル35と、垂直偏向コイル35の外側に設
けられたフェライトコア36とにより構成されている。
ヨークの第2の実施例を示す平面図、図6は図5に示す
偏向ヨークの側面図である。図5、図6に示すように、
偏向ヨークは、サドル型に巻回された水平偏向コイル3
4と、水平偏向コイル34の外側に設けられたサドル型
垂直偏向コイル35と、垂直偏向コイル35の外側に設
けられたフェライトコア36とにより構成されている。
【0027】水平偏向コイル34のスクリーン側フラン
ジ部20は、管軸(Z軸)を横切る位置21でスクリー
ン側に最もくぼんだ凹状形状に成形されている。ここ
で、そのくぼみ寸法bは、スクリーン側フランジ部20
の最大突き出し線22から15mmとなるように設定さ
れている。
ジ部20は、管軸(Z軸)を横切る位置21でスクリー
ン側に最もくぼんだ凹状形状に成形されている。ここ
で、そのくぼみ寸法bは、スクリーン側フランジ部20
の最大突き出し線22から15mmとなるように設定さ
れている。
【0028】水平偏向コイル34のスクリーン側フラン
ジ部20のうち、カラー陰極線管のガラスファンネル部
10と相対する面25は、相対するガラスファンネル部
10の面に沿った形状に成形されている。これにより、
水平偏向コイル34のスクリーン側フランジ部20を電
子ビームに近付けることができるので、スクリーン側フ
ランジ部20におけるラスター歪み補正感度及びエネル
ギー損失をそれぞれ最大、最小とすることができる。
ジ部20のうち、カラー陰極線管のガラスファンネル部
10と相対する面25は、相対するガラスファンネル部
10の面に沿った形状に成形されている。これにより、
水平偏向コイル34のスクリーン側フランジ部20を電
子ビームに近付けることができるので、スクリーン側フ
ランジ部20におけるラスター歪み補正感度及びエネル
ギー損失をそれぞれ最大、最小とすることができる。
【0029】また、図5には、従来形状である概ね円弧
形状となるように成形された水平偏向コイルのスクリー
ン側フランジ部26の平面図を二点鎖線で示している
が、その形状は直線状となっている。この場合、スクリ
ーン側の位置27における水平軸(X軸)−垂直軸(Y
軸)断面の水平磁界の歪みの状態は、図7の実線で示す
ようになっており、その上下ラスター歪みは図8で示す
ように、カラー陰極線管のスクリーンの上部と下部にお
いて局部的なピンクッション形の高次歪み14を呈する
ことがある。このように高次歪み14を呈するのは、図
7で示した水平磁界分布の歪みの状態に、その上部29
と下部30の領域において4次のバレル歪みが含有され
ているためである。
形状となるように成形された水平偏向コイルのスクリー
ン側フランジ部26の平面図を二点鎖線で示している
が、その形状は直線状となっている。この場合、スクリ
ーン側の位置27における水平軸(X軸)−垂直軸(Y
軸)断面の水平磁界の歪みの状態は、図7の実線で示す
ようになっており、その上下ラスター歪みは図8で示す
ように、カラー陰極線管のスクリーンの上部と下部にお
いて局部的なピンクッション形の高次歪み14を呈する
ことがある。このように高次歪み14を呈するのは、図
7で示した水平磁界分布の歪みの状態に、その上部29
と下部30の領域において4次のバレル歪みが含有され
ているためである。
【0030】これに対し、本実施例のように水平偏向コ
イルのスクリーン側フランジ部20の中央部をスクリー
ン側にくぼんだ凹状形状に成形すれば、スクリーン側フ
ランジ部20の上部31と下部32がその両サイド部3
3に対して相対的に電子銃側に接近するため、図7で示
した水平磁界分布の歪みの状態の上部29と下部30の
領域において相対的に4次のピンクッション歪みが強調
されて水平磁界分布の歪みの状態は図7の二点鎖線のよ
うになる。その結果、上下ラスター歪みを図8の二点鎖
線で示すような高次の歪みの無い直線状の良好なものと
することができる。
イルのスクリーン側フランジ部20の中央部をスクリー
ン側にくぼんだ凹状形状に成形すれば、スクリーン側フ
ランジ部20の上部31と下部32がその両サイド部3
3に対して相対的に電子銃側に接近するため、図7で示
した水平磁界分布の歪みの状態の上部29と下部30の
領域において相対的に4次のピンクッション歪みが強調
されて水平磁界分布の歪みの状態は図7の二点鎖線のよ
うになる。その結果、上下ラスター歪みを図8の二点鎖
線で示すような高次の歪みの無い直線状の良好なものと
することができる。
【0031】また、本実施例の偏向ヨークは、その水平
偏向コイル34のスクリーン側フランジ部20におい
て、従来技術が有する形状的な変極点を与えることがな
いため、水平偏向コイル34の巻線時にコイル線材を損
傷させるといった製造上の問題点を解消することができ
ると共に、偏向ヨークの組み立て時に水平偏向コイル3
4、垂直偏向コイル35及びフェライトコア36を互い
に当接させることもない。
偏向コイル34のスクリーン側フランジ部20におい
て、従来技術が有する形状的な変極点を与えることがな
いため、水平偏向コイル34の巻線時にコイル線材を損
傷させるといった製造上の問題点を解消することができ
ると共に、偏向ヨークの組み立て時に水平偏向コイル3
4、垂直偏向コイル35及びフェライトコア36を互い
に当接させることもない。
【0032】尚、本実施例においては、水平偏向コイル
のスクリーン側フランジ部20は、そのくぼみ寸法bが
スクリーン側フランジ部20の最大突き出し線22から
15mmとなるような凹状形状に設定されているが、必
ずしもこの寸法設定に限定されるものではない。
のスクリーン側フランジ部20は、そのくぼみ寸法bが
スクリーン側フランジ部20の最大突き出し線22から
15mmとなるような凹状形状に設定されているが、必
ずしもこの寸法設定に限定されるものではない。
【0033】また、上記第1及び第2の実施例において
は、サドル型に巻回された水平偏向コイル34を用いて
説明しているが、本発明は必ずしも水平偏向コイル34
に限定されるものではなく、これがサドル型垂直偏向コ
イルであっても高次のラスター歪みを低減するという同
様の効果を得ることができる。
は、サドル型に巻回された水平偏向コイル34を用いて
説明しているが、本発明は必ずしも水平偏向コイル34
に限定されるものではなく、これがサドル型垂直偏向コ
イルであっても高次のラスター歪みを低減するという同
様の効果を得ることができる。
【0034】<第3の実施例>図10は本発明に係るカ
ラー陰極線管を示す側面図である。図10に示すよう
に、カラー陰極線管本体37は、ガラスパネル部38
と、ガラスパネル部38の後部に接続されたガラスファ
ンネル部10とにより構成されており、ガラスファンネ
ル部10の後部には電子銃(図示せず)が設けられてい
る。また、ガラスファンネル部10の後部外周には、サ
ドル型に巻回された水平偏向コイル34と、水平偏向コ
イル34の外側に設けられたサドル型垂直偏向コイル3
5と、垂直偏向コイル35の外側に設けられたフェライ
トコア36とからなる偏向ヨークが装着されている。水
平偏向コイル34のスクリーン側フランジ部5は、管軸
(Z軸)を横切る位置6でスクリーン側に最も突き出し
た凸状形状に成形されている。ここで、その突き出し寸
法aは、スクリーン側コーン部7の最大突き出し線8か
ら30mmとなるように設定されている。すなわち、本
実施例のカラー陰極線管においては、偏向ヨークとして
上記第1の実施例で示した構造の偏向ヨークを使用して
いる(図1、図2参照)。このように上記第1の実施例
で示した構造の偏向ヨークを使用しているため、水平磁
界の歪みの状態に4次のピンクッション歪みが含有され
ている場合に、上記のように4次のバレル歪みを強調し
て、上下ラスター歪みを高次の歪みの無い直線状の良好
なものとすることができるので、画像品質を向上させる
ことができる。
ラー陰極線管を示す側面図である。図10に示すよう
に、カラー陰極線管本体37は、ガラスパネル部38
と、ガラスパネル部38の後部に接続されたガラスファ
ンネル部10とにより構成されており、ガラスファンネ
ル部10の後部には電子銃(図示せず)が設けられてい
る。また、ガラスファンネル部10の後部外周には、サ
ドル型に巻回された水平偏向コイル34と、水平偏向コ
イル34の外側に設けられたサドル型垂直偏向コイル3
5と、垂直偏向コイル35の外側に設けられたフェライ
トコア36とからなる偏向ヨークが装着されている。水
平偏向コイル34のスクリーン側フランジ部5は、管軸
(Z軸)を横切る位置6でスクリーン側に最も突き出し
た凸状形状に成形されている。ここで、その突き出し寸
法aは、スクリーン側コーン部7の最大突き出し線8か
ら30mmとなるように設定されている。すなわち、本
実施例のカラー陰極線管においては、偏向ヨークとして
上記第1の実施例で示した構造の偏向ヨークを使用して
いる(図1、図2参照)。このように上記第1の実施例
で示した構造の偏向ヨークを使用しているため、水平磁
界の歪みの状態に4次のピンクッション歪みが含有され
ている場合に、上記のように4次のバレル歪みを強調し
て、上下ラスター歪みを高次の歪みの無い直線状の良好
なものとすることができるので、画像品質を向上させる
ことができる。
【0035】尚、本実施例においては、偏向ヨークとし
て上記第1の実施例で示した構造の偏向ヨークを使用し
ているが、必ずしもこの構造の偏向ヨークに限定される
ものではない。水平磁界分布の歪みの状態に4次のバレ
ル歪みが含有されている場合には、上記第2の実施例で
示した構造の偏向ヨークを使用することにより、上記の
ように4次のピンクッション歪みを強調して、上下ラス
ター歪みを高次の歪みの無い直線状の良好なものとする
ことができる。
て上記第1の実施例で示した構造の偏向ヨークを使用し
ているが、必ずしもこの構造の偏向ヨークに限定される
ものではない。水平磁界分布の歪みの状態に4次のバレ
ル歪みが含有されている場合には、上記第2の実施例で
示した構造の偏向ヨークを使用することにより、上記の
ように4次のピンクッション歪みを強調して、上下ラス
ター歪みを高次の歪みの無い直線状の良好なものとする
ことができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る偏向
ヨークによれば、サドル型コイルのスクリーン側フラン
ジ部における高次のラスター歪み補正感度及びエネルギ
ー損失をそれぞれ最大、最小としつつ、上下ラスター歪
みを高次の歪みの無い直線状の良好なものとすることが
できる。
ヨークによれば、サドル型コイルのスクリーン側フラン
ジ部における高次のラスター歪み補正感度及びエネルギ
ー損失をそれぞれ最大、最小としつつ、上下ラスター歪
みを高次の歪みの無い直線状の良好なものとすることが
できる。
【0037】また、本発明に係るカラー陰極線管によれ
ば、前記本発明の構成に係る偏向ヨークを使用している
ことにより、上記のように上下ラスター歪みを高次の歪
みの無い直線状の良好なものとすることができるので、
画像品質を向上させることができる。
ば、前記本発明の構成に係る偏向ヨークを使用している
ことにより、上記のように上下ラスター歪みを高次の歪
みの無い直線状の良好なものとすることができるので、
画像品質を向上させることができる。
【図1】本発明に係る偏向ヨークの第1の実施例を示す
平面図である。
平面図である。
【図2】本発明に係る偏向ヨークの第1の実施例を示す
側面図である。
側面図である。
【図3】スクリーン側における水平磁界分布の歪みの状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図4】上下ラスター歪みを示す図である。
【図5】本発明に係る偏向ヨークの第2の実施例を示す
平面図である。
平面図である。
【図6】本発明に係る偏向ヨークの第2の実施例を示す
側面図である。
側面図である。
【図7】スクリーン側における水平磁界分布の歪みの状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図8】上下ラスター歪みを示す図である。
【図9】サドル型コイルのスクリーン側フランジ部とコ
ーン部が発生する磁界を示す図である。
ーン部が発生する磁界を示す図である。
【図10】本発明に係るカラー陰極線管の一実施例を示
す側面図である。
す側面図である。
1 サドル型コイルのスクリーン側フランジ部 2 サドル型コイルのスクリーン側フランジ部が発生す
る磁界 3 サドル型コイルのスクリーン側コーン部 4 サドル型コイルのスクリーン側コーン部が発生する
磁界 5、20 サドル型水平偏向コイルのスクリーン側フラ
ンジ部 6、21 サドル型水平偏向コイルのスクリーン側フラ
ンジ部が管軸を横切る位置 7 サドル型水平偏向コイルのスクリーン側コーン部 8 サドル型水平偏向コイルのスクリーン側コーン部の
最大突き出し線 10 カラー陰極線管のガラスファンネル部 11 サドル型水平偏向コイルのスクリーン側フランジ
部のカラー陰極線管のガラスファンネル部と相対する面 12、26 従来形状のサドル型水平偏向コイルのスク
リーン側フランジ部 13、27 スクリーン側の位置 14 局部的なピンクッション形の高次歪み 15、29 上部の領域における水平磁界分布の歪みの
状態 16、30 下部の領域における水平磁界分布の歪みの
状態 17、31 サドル型水平偏向コイルのスクリーン側フ
ランジ部の上部 18、32 サドル型水平偏向コイルのスクリーン側フ
ランジ部の下部 19、33 サドル型水平偏向コイルのスクリーン側フ
ランジ部の両サイド部 22 サドル型水平偏向コイルのスクリーン側フランジ
部の最大突き出し線 25 サドル型水平偏向コイルのスクリーン側フランジ
部のカラー陰極線管のガラスファンネル部と相対する面 28 局部的なバレル形の高次歪み 34 サドル型水平偏向コイル 35 サドル型垂直偏向コイル 36 フェライトコア a サドル型水平偏向コイルの凸状形状スクリーン側フ
ランジ部の突き出し寸法 b サドル型水平偏向コイルの凹状形状スクリーン側フ
ランジ部のくぼみ寸法
る磁界 3 サドル型コイルのスクリーン側コーン部 4 サドル型コイルのスクリーン側コーン部が発生する
磁界 5、20 サドル型水平偏向コイルのスクリーン側フラ
ンジ部 6、21 サドル型水平偏向コイルのスクリーン側フラ
ンジ部が管軸を横切る位置 7 サドル型水平偏向コイルのスクリーン側コーン部 8 サドル型水平偏向コイルのスクリーン側コーン部の
最大突き出し線 10 カラー陰極線管のガラスファンネル部 11 サドル型水平偏向コイルのスクリーン側フランジ
部のカラー陰極線管のガラスファンネル部と相対する面 12、26 従来形状のサドル型水平偏向コイルのスク
リーン側フランジ部 13、27 スクリーン側の位置 14 局部的なピンクッション形の高次歪み 15、29 上部の領域における水平磁界分布の歪みの
状態 16、30 下部の領域における水平磁界分布の歪みの
状態 17、31 サドル型水平偏向コイルのスクリーン側フ
ランジ部の上部 18、32 サドル型水平偏向コイルのスクリーン側フ
ランジ部の下部 19、33 サドル型水平偏向コイルのスクリーン側フ
ランジ部の両サイド部 22 サドル型水平偏向コイルのスクリーン側フランジ
部の最大突き出し線 25 サドル型水平偏向コイルのスクリーン側フランジ
部のカラー陰極線管のガラスファンネル部と相対する面 28 局部的なバレル形の高次歪み 34 サドル型水平偏向コイル 35 サドル型垂直偏向コイル 36 フェライトコア a サドル型水平偏向コイルの凸状形状スクリーン側フ
ランジ部の突き出し寸法 b サドル型水平偏向コイルの凹状形状スクリーン側フ
ランジ部のくぼみ寸法
Claims (5)
- 【請求項1】 サドル型水平偏向コイルと、前記サドル
型水平偏向コイルの外側に設けられたサドル型垂直偏向
コイルと、前記サドル型垂直偏向コイルの外側に設けら
れたコアとを少なくとも備えた偏向ヨークであって、前
記サドル型コイルのスクリーン側フランジ部の中央部
を、スクリーン側に突き出した凸状形状に成形したこと
を特徴とする偏向ヨーク。 - 【請求項2】 サドル型水平偏向コイルと、前記サドル
型水平偏向コイルの外側に設けられたサドル型垂直偏向
コイルと、前記サドル型垂直偏向コイルの外側に設けら
れたコアとを少なくとも備えた偏向ヨークであって、前
記サドル型コイルのスクリーン側フランジ部の中央部
を、電子銃側にくぼませた凹状形状に成形したことを特
徴とする偏向ヨーク。 - 【請求項3】 ガラスパネル部と、前記ガラスパネル部
の後部に接続されたガラスファンネル部とを有するカラ
ー陰極線管本体と、前記カラー陰極線管本体の後部に設
けられた電子銃と、前記カラー陰極線管本体の後部外周
に配置され、サドル型水平偏向コイルと、前記サドル型
水平偏向コイルの外側に設けられたサドル型垂直偏向コ
イルと、前記サドル型垂直偏向コイルの外側に設けられ
たコアとを少なくとも有する偏向ヨークとを備えたカラ
ー陰極線管であって、前記サドル型コイルのスクリーン
側フランジ部の中央部を、スクリーン側に突き出した凸
状形状に成形したことを特徴とするカラー陰極線管。 - 【請求項4】 ガラスパネル部と、前記ガラスパネル部
の後部に接続されたガラスファンネル部とを有するカラ
ー陰極線管本体と、前記カラー陰極線管本体の後部に設
けられた電子銃と、前記カラー陰極線管本体の後部外周
に配置され、サドル型水平偏向コイルと、前記サドル型
水平偏向コイルの外側に設けられたサドル型垂直偏向コ
イルと、前記サドル型垂直偏向コイルの外側に設けられ
たコアとを少なくとも有する偏向ヨークとを備えたカラ
ー陰極線管であって、前記サドル型コイルのスクリーン
側フランジ部の中央部を、電子銃側にくぼませた凹状形
状に成形したことを特徴とするカラー陰極線管。 - 【請求項5】 カラー陰極線管のガラスファンネル部と
相対するサドル型コイルのスクリーン側フランジ部の面
を、相対する前記ガラスファンネル部の面に沿わせた請
求項1又は2に記載の偏向ヨークもしくは請求項3又は
4に記載のカラー陰極線管。
Priority Applications (21)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6206529A JPH0869764A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 偏向ヨーク及びこの偏向ヨークを装着したカラー陰極線管 |
| CA002360564A CA2360564C (en) | 1994-08-29 | 1995-08-28 | Deflection yoke and color cathode ray tube comprising the deflection yoke |
| CA002360573A CA2360573C (en) | 1994-08-29 | 1995-08-28 | Deflection yoke and color cathode ray tube comprising the deflection yoke |
| CA002360566A CA2360566C (en) | 1994-08-29 | 1995-08-28 | Deflection yoke and color cathode ray tube comprising the deflection yoke |
| CA002360570A CA2360570C (en) | 1994-08-29 | 1995-08-28 | Deflection yoke and color cathode ray tube comprising the deflection yoke |
| CA002157104A CA2157104C (en) | 1994-08-29 | 1995-08-28 | Deflection yoke and color cathode ray tube comprising the deflection yoke |
| DE69520590T DE69520590T2 (de) | 1994-08-29 | 1995-08-29 | Ablenkjoch und das Ablenkjoch enthaltende Farbkathodenstrahlröhre |
| KR1019950027050A KR0162918B1 (ko) | 1994-08-29 | 1995-08-29 | 편향요우크 및 이 편향요우크를 장착한 컬러음극선관 |
| EP97106574A EP0790632B1 (en) | 1994-08-29 | 1995-08-29 | Deflection yoke and color cathode ray tube comprising the deflection yoke |
| DE69525464T DE69525464T2 (de) | 1994-08-29 | 1995-08-29 | Ablenkjoch und das Ablenkjoch enthaltende Farbkathodenstrahlröhre |
| EP97106570A EP0788134B1 (en) | 1994-08-29 | 1995-08-29 | Deflection yoke and color cathode ray tube comprising the deflection yoke |
| CN95116662A CN1118851C (zh) | 1994-08-29 | 1995-08-29 | 偏转线圈及装有该偏转线圈的彩色阴极射线管 |
| DE69513906T DE69513906T2 (de) | 1994-08-29 | 1995-08-29 | Ablenkjoch und Ablenkjoch enthaltende Farbkathodenstrahlröhre |
| EP97106578A EP0788135B1 (en) | 1994-08-29 | 1995-08-29 | Deflection yoke and color cathode ray tube comprising the deflection yoke |
| DE69519743T DE69519743T2 (de) | 1994-08-29 | 1995-08-29 | Ablenkjoch und Ablenkjoch enthaltende Farbkathodenstrahlröhre |
| EP95113535A EP0700067B1 (en) | 1994-08-29 | 1995-08-29 | Deflection yoke and color cathode ray tube comprising the deflection yoke |
| US08/884,321 US5859495A (en) | 1994-08-29 | 1997-06-27 | Deflection yoke and color cathode ray tube comprising the deflection yoke |
| US09/028,224 US5986397A (en) | 1994-08-23 | 1998-02-23 | Deflection yoke and color cathode ray tube comprising the deflection yoke |
| US09/028,225 US6008574A (en) | 1994-08-29 | 1998-02-23 | Deflection yoke providing improved image quality |
| US09/027,543 US5982087A (en) | 1994-08-29 | 1998-02-23 | Deflection yoke and color cathode ray tube comprising the deflection yoke |
| CNB011219858A CN1150591C (zh) | 1994-08-29 | 2001-06-18 | 偏转线圈及装有该偏转线圈的彩色阴极射线管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6206529A JPH0869764A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 偏向ヨーク及びこの偏向ヨークを装着したカラー陰極線管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0869764A true JPH0869764A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16524880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6206529A Pending JPH0869764A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-31 | 偏向ヨーク及びこの偏向ヨークを装着したカラー陰極線管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0869764A (ja) |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP6206529A patent/JPH0869764A/ja active Pending
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