JPH1140076A - 陰極線管装置 - Google Patents

陰極線管装置

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Publication number
JPH1140076A
JPH1140076A JP19436097A JP19436097A JPH1140076A JP H1140076 A JPH1140076 A JP H1140076A JP 19436097 A JP19436097 A JP 19436097A JP 19436097 A JP19436097 A JP 19436097A JP H1140076 A JPH1140076 A JP H1140076A
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JP
Japan
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coil
ray tube
additional
cathode ray
screen
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JP19436097A
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Inventor
Masanobu Honda
正信 本多
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏向ヨークの水平偏向磁界と垂直偏向磁界の
歪みを、偏向ヨークのスクリーン側において単独かつ自
由に制御することにより、長方形ラスタの上辺と下辺と
に発生するピンクッション歪みを十分に低減した陰極線
管装置を提供する。 【解決手段】 陰極線管本体1と、電子銃と、偏向ヨー
ク11とを備えた陰極線管装置において、偏向ヨーク1
1が、水平サドルコイル4と、絶縁枠5と、垂直サドル
コイル6とを有し、重なりあった水平サドルコイル4、
絶縁枠5および垂直サドルコイル6の、電子銃側の外周
部にフェライトコア7が設けられ、ガラスパネル2側の
外周部にサドル型の付加コイル10が設けられており、
付加コイル10の一部が水平サドルコイル4に、他の一
部が垂直サドルコイル6に接続されている。付加コイル
10によって、ピンクッション歪みを補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陰極線管装置に関
し、詳しくは陰極線管装置を構成する偏向ヨークに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年のディスプレイモニタに使用される
陰極線管装置においては、スクリーン周辺部にも必要な
情報が表示される頻度が高いソフトウェアの普及に伴
い、スクリーン周辺部においても見やすい精細な画像表
示を可能とすることが要求されている。スクリーン周辺
部における画像品質を決定する重要な要素のひとつとし
ては、ラスタ歪みがあげられ、これに対する市場の要求
は非常に厳しいものとなってきている。特に、一般にピ
ンクッション歪みと呼ばれるラスタ歪みは、画像品質を
劣化させる要因のひとつであり、良好な画像品質を得る
ためにはこのピンクッション歪みを回避することが必要
である。
【0003】しかしながら、最近の陰極線管装置のスク
リーンは、見やすさの観点からフラット化が進行してお
り、フラット化によるピンクッション歪みの顕著な増大
が偏向ヨークを設計する上で大きな課題となっている。
また、陰極線管装置のスクリーンに映し出された長方形
ラスタの上辺と下辺とに発生するピンクッション歪み
は、マルチスキャン対応の観点から、偏向ヨーク自体で
補正する必要がある。そのためには、ピンクッション歪
みの補正とコンバーゼンス特性との両立を実現すること
ができる磁界分布を有する偏向ヨークを設計しなければ
ならない。
【0004】以上のようなピンクッション歪みを低減す
るために、近年の陰極線管装置を構成する偏向ヨークと
しては、例えば、特開昭62−193050号公報に示
すように、水平サドルコイルを垂直サドルコイルに対し
てスクリーン側に延長し、その延長した部分の外側に環
状コアを配置する構成を有するものがある。この偏向ヨ
ークによれば、長方形ラスタの上辺と下辺とに発生する
ピンクッション歪みを低減することができる。
【0005】また、他の偏向ヨークとしては、特公平3
−46944号公報に示すように、水平サドルコイルの
スクリーン側に、巻線角がほぼ30°であるサドル型に
巻回された補助コイルを連接する構成を有するものがあ
る。この偏向ヨークによれば、長方形ラスタの上辺と下
辺とに発生する4次のラスタ歪みを低減することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開昭62−193050号公報に開示されている技
術においては、スクリーン側における水平偏向磁界の磁
界強度を強める(実効長をスクリーン側に伸ばす)こと
によって、長方形ラスタの上辺と下辺とに発生するピン
クッション歪みを低減しているので、スクリーン側にお
ける水平偏向磁界の歪みそのものを単独に制御しにく
い。また、ピンクッション歪みを低減するために、スク
リーン側における垂直偏向磁界の歪みを積極的に制御し
て活用することができない。
【0007】また、上述した特公平3−46944号公
報に開示されている技術においては、ピンクッション歪
みを低減するために、スクリーン側における水平偏向磁
界の歪みを単独に制御するので、スクリーン側における
垂直偏向磁界の歪みを積極的に制御して活用することが
できない。
【0008】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、スクリーン側における水平偏向
磁界および垂直偏向磁界の歪みを単独にかつ自由に制御
することができる偏向ヨーク、ならびにこの偏向ヨーク
を用いることにより、長方形ラスタの上辺と下辺とに発
生するピンクション歪みを十分に低減することができる
陰極線管装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る陰極線管装置は、内面にスクリーンを有
するガラスパネルと、コーン部およびネック部からなる
ファンネルとを有する陰極線管本体と、前記ファンネル
のネック部の外周部に設けられた偏向ヨークとを備えた
陰極線管装置において、前記偏向ヨークが、水平サドル
コイルと、その外側に設けられた絶縁枠と、その外側に
設けられた垂直サドルコイルと、その外側に設けられた
フェライトコアとを有し、前記フェライトコアのスクリ
ーン側端面と前記スクリーンとの間にサドル型の付加コ
イルが設けられており、前記付加コイルは、2対以上の
コイル部分から構成され、前記付加コイルを構成してい
る少なくとも1対のコイル部分が前記水平サドルコイル
に接続され、前記付加コイルを構成している他のコイル
部分が前記垂直サドルコイルに接続されていることを特
徴とする。本発明に係る陰極線管装置によれば、前記付
加コイルを設けたことによって、前記偏向ヨークのスク
リーン側における水平偏向磁界と垂直偏向磁界の偏向磁
界の歪みを単独にかつ自由に制御することが可能となる
ので、長方形ラスタの上辺と下辺とに発生するピンクッ
ション歪みを十分に低減した陰極線管装置を得ることが
できる。
【0010】また、本発明に係る陰極線管装置において
は、前記付加コイルが、前記垂直サドルコイルの外側に
設けられた絶縁枠に装着されていることが好ましい。こ
の好ましい例によれば、前記付加コイルを前記絶縁枠を
介して装着するので、前記付加コイルを容易に適当な位
置に固定することができる。
【0011】また、本発明に係る陰極線管装置において
は、前記付加コイルが、前記垂直サドルコイルの外側に
設けられた巻線溝を有する絶縁枠に巻回されていること
が好ましい。この好ましい例によれば、前記巻線溝を有
する絶縁枠に直に線材を巻回することによって、所定の
巻線角度を有する付加コイルを形成することが可能とな
るので、付加コイルをあらかじめサドル型に成型する必
要がなくなる。したがって、偏向ヨークを形成する際の
工数を低減することができる。
【0012】さらに、本発明に係る陰極線管装置におい
ては、前記付加コイルの外側に、付加フェライトコアが
設けられていることが好ましい。この好ましい例によれ
ば、前記付加フェライトコアを設けることによって、前
記偏向ヨークのスクリーン側における磁界強度をさらに
増加させることができる。したがって、長方形ラスタの
上辺と下辺とに発生するピンクッション歪みを低減させ
る効果をさらに強くすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本実施形態においては、41cm
(17インチ)・90°陰極線管装置を例にあげて説明
する。
【0014】〈第一の実施形態〉図1は、本発明の第一
の実施形態に係る陰極線管装置の部分断面図を示してい
る。図1においては、陰極線管装置の管軸をZ軸とし、
Z軸上に位置する陰極線管装置のスクリーン面水平軸を
X軸とし、Z軸上に位置する陰極線管装置のスクリーン
面垂直軸をY軸とする。
【0015】本実施形態に係る陰極線管装置は、内面に
スクリーンを有するガラスパネル2とコーン部およびネ
ック部からなるファンネル3とを有する陰極線管本体1
と、ファンネル3のネック部(の内部)に設けられた電
子銃(図示省略)と、ファンネル3のネック部の外周部
に設けられた偏向ヨーク11とを用いて構成されてい
る。
【0016】偏向ヨーク11は、プラスチック等を用い
て形成された絶縁枠5と、この絶縁枠5の内側に設けら
れた水平サドルコイル4と、絶縁枠5の外側に設けられ
た垂直サドルコイル6と、フェライトコア7と、付加コ
イル10とを用いて構成されている。フェライトコア7
は、水平サドルコイル4、絶縁枠5および垂直サドルコ
イル6の重なり合った部分の後部(電子銃側部分)の周
囲に設けられている。付加コイル10は、水平サドルコ
イル4、絶縁枠5および垂直サドルコイル6の重なり合
った部分の前部(スクリーン側部分)の周囲に設けられ
ている。換言すれば、この付加コイル10は、絶縁枠5
のスクリーン側開口部端面8と、フェライトコア7のス
クリーン側端面9とで挟まれる領域の垂直サドルコイル
6の外側に設けられている。
【0017】付加コイル10について、具体的に説明す
る。付加コイル10は、それぞれ一対のサドル型に巻回
された、第一のコイル部分12と第二のコイル部分13
とから構成されている。第一のコイル部分12は、巻線
角が、X軸を基準として1°から18°の範囲となるよ
うにサドル型に巻回されており、第二のコイル部分13
は、巻線角が、X軸を基準として72°から89°の範
囲となるようにサドル型に巻回されている。それぞれの
コイル部分のZ軸方向の全長は、第一のコイル部分12
が50mm、第二のコイル部分13が40mmに形成さ
れている。それぞれのコイル部分の巻数は、第一のコイ
ル部分12が水平サドルコイル4の巻数の50%、第二
のコイル部分13が垂直サドルコイル6の35%に設定
されている。そして、第一のコイル部分12は水平サド
ルコイル4と接続され、第二のコイル部分13は垂直サ
ドルコイル6と接続され、それぞれのコイル部分によっ
て、長方形ラスタの上辺と下辺とにおけるピンクッショ
ン歪みを低減(補正)することが可能な水平偏向磁界と
垂直偏向磁界とを発生させることができる。
【0018】図2は、付加コイル10を構成している第
一のコイル部分12が、長方形ラスタの上辺と下辺とに
おけるピンクッション歪みを低減することができる原理
を説明するための図である。図2に示すように、電子ビ
ーム14をスクリーンの上下辺の中央部とコーナ部とに
偏向した場合においては、第一のコイル部分12によっ
て発生する水平偏向磁界15が電子ビーム14に作用し
て、ピンクッション歪みを低減することができる。具体
的には、水平偏向磁界15が電子ビーム14に作用する
ローレンツ力16のY軸方向成分は、スクリーンの上下
辺の中央部では零となり、上辺のコーナ部では下向きと
なり、下辺のコーナ部では上向きとなるので、長方形ラ
スタの上辺と下辺とにおけるピンクッション歪みを補正
することができる。
【0019】図3は、付加コイル10を構成している第
二のコイル部分13が、長方形ラスタの上辺と下辺とに
おけるピンクッション歪みを低減することができる原理
を説明するための図である。図3に示すように、電子ビ
ーム17をスクリーンの上下辺の中央部とコーナ部とに
偏向した場合においては、第二のコイル部分13によっ
て発生する垂直偏向磁界18が電子ビーム17に作用し
て、ピンクッション歪みを低減することができる。具体
的には、垂直偏向磁界18が電子ビーム17に作用する
ローレンツ力19のY軸方向成分は、スクリーンの上辺
の中央部では上向きに最大となり、上辺のコーナ部では
上向きに最小となり、スクリーンの下辺の中央部では下
向きに最大となり、下辺のコーナ部では下向きに最小と
なるので、長方形ラスタの上辺と下辺とにおけるピンク
ッション歪みを補正することができる。
【0020】本実施形態に係る陰極線管装置によれば、
付加コイル10を構成する第一のコイル部分12と第二
のコイル部分13とによって補正される長方形ラスタの
上辺と下辺におけるピンクッション歪みの量は、それぞ
れ、0.85mm、0.5mmであり、合計1.35m
mの低減効果があることが確認された。
【0021】以上のように、本実施形態によれば、付加
コイル10を構成している第一のコイル部分12と第二
のコイル部分13とが、偏向ヨーク11のスクリーン側
において、強度の水平偏向磁界と垂直偏向磁界とを発生
させる。これらの偏向磁界は、水平サドルコイル4およ
び垂直サドルコイル6に依存することなく、第一のコイ
ル部分12および第二のコイル部分13のそれぞれを単
独に調整することにより、自由に制御することができ
る。したがって、本実施形態によれば、第一のコイル部
分12と第二のコイル部分13とを適宜組み合わせて、
それらの相乗効果を得ることにより、長方形ラスタの上
辺と下辺とにおけるピンクッション歪みを最適に補正す
ることが可能となる。
【0022】なお、本実施形態においては、サドル型に
巻回された付加コイル10を垂直サドルコイル6の外側
に直に取り付けた場合について説明したが、本発明はこ
の構成に限定されるものではなく、付加コイル10を保
持するための機構(例えば樹脂等を用いて形成された保
持枠等)を垂直サドルコイル6の外側に設けて、これに
付加コイル10を装着して固定するような構成としても
よい。
【0023】〈第二の実施形態〉図4は、本発明の第二
の実施形態に係る陰極線管装置の部分断面図を示してい
る。この図4においても図1と同様に、陰極線管装置の
管軸をZ軸とし、Z軸上に位置する陰極線管装置のスク
リーン面水平軸をX軸とし、Z軸上に位置する陰極線管
装置のスクリーン面垂直軸をY軸とする。
【0024】本実施形態に係る陰極線管装置は、基本的
には第一の実施形態に係る陰極線管装置と同様の構造を
有しており、内面にスクリーンを有するガラスパネル2
1とコーン部およびネック部からなるファンネル22と
を有する陰極線管本体20と、ファンネル22のネック
部の内部に設けられた電子銃(図示省略)と、ファンネ
ル22のネック部の外周部に設けられた偏向ヨーク30
とを用いて構成されている。本実施形態と第一の実施形
態とにおいては、偏向ヨークの構造のみが異なる。
【0025】本実施形態に係る陰極線管装置を構成して
いる偏向ヨーク30は、プラスチック等を用いて形成さ
れた第一の絶縁枠24と、この第一の絶縁枠24の内側
に設けられた水平サドルコイル23と、第一の絶縁枠2
4の外側に設けられた垂直サドルコイル25と、フェラ
イトコア26と、付加コイル29と、付加コイル29を
巻回するために設けられている第二の絶縁枠31とを用
いて構成されている。フェライトコア26は、水平サド
ルコイル23、第一の絶縁枠24および垂直サドルコイ
ル25の重なり合った部分の後部(電子銃側部分)の周
囲に設けられている。第二の絶縁枠31は、水平サドル
コイル23、第一の絶縁枠24および垂直サドルコイル
25の重なり合った部分の前部(スクリーン側部分)の
周囲に設けられており、この第二の絶縁枠31に付加コ
イル29が巻回されている。換言すれば、この付加コイ
ル29は、第一の絶縁枠24のスクリーン側開口部端面
27と、フェライトコア26のスクリーン側端面28と
で挟まれる領域の垂直サドルコイル25の外側に、第二
の絶縁枠31に巻回して設けられている。
【0026】付加コイル29は、上述したように、第二
の絶縁枠31に巻回して構成されている。第二の絶縁枠
31は、プラスチック等の絶縁材料を用いて形成されて
おり、この第二の絶縁枠31には、複数のリブ31bで
仕切られた巻線溝31aが形成されている。この巻線溝
31aは、線材を第二の絶縁枠31にサドル型に直に巻
回して付加コイル29を形成する際に、付加コイル29
の巻線角度が所定の巻線角度になるような形状にあらか
じめ形成されている。つまり、複数のリブ31bを所定
の位置に設けて、所定の巻線角度が得られるように巻線
溝31aの領域を形成している。したがって、本実施形
態によれば、巻線溝31aが形成された第二の絶縁枠3
1に、直に線材を巻回して所定の巻線角度を有する付加
コイル29を形成することができるので、付加コイル2
9をあらかじめサドル型に成型する必要がなく、偏向ヨ
ーク30を形成する際の工数を低減することができる。
【0027】本実施形態においても、第一の実施形態と
同様に、付加コイル29は、それぞれ一対のサドル型に
巻回された、第一のコイル部分32と第二のコイル部分
33とから構成されている。第一のコイル部分32は、
巻線角が、X軸を基準として1°から18°の範囲とな
るようにサドル型に巻回されており、第二のコイル部分
33は、巻線角が、X軸を基準として72°から89°
の範囲となるようにサドル型に巻回されている。それぞ
れのコイル部分のZ軸方向の全長は、第一のコイル部分
32が50mm、第二のコイル部分33が40mmに形
成されている。それぞれのコイル部分の巻数は、、第一
のコイル部分32が水平サドルコイル23の巻数の50
%、第二のコイル部分33が垂直サドルコイル25の3
5%に設定されている。そして、第一のコイル部分32
は水平サドルコイル23と接続され、第二のコイル部分
33は垂直サドルコイル25と接続されている。
【0028】つまり、本実施形態に係る偏向ヨーク30
は、付加コイル29を第二の絶縁枠31に巻回して垂直
サドルコイル25の外側に設けている点を除けば、基本
的には第一の実施形態に係る偏向ヨーク11と同様の構
造を有している。したがって、本実施形態に係る偏向ヨ
ーク30を陰極線管本体20に装着した場合も、第一の
実施形態で説明した原理と同様の原理によって(図2お
よび図3参照)、長方形ラスタの上辺と下辺とにおける
ピンクッション歪みを最適に補正することができる。
【0029】〈第三の実施形態〉図5は、本発明の第三
の実施形態に係る陰極線管装置の部分断面図を示してい
る。この図5においても図1および図4と同様に、陰極
線管装置の管軸をZ軸とし、Z軸上に位置する陰極線管
装置のスクリーン面水平軸をX軸とし、Z軸上に位置す
る陰極線管装置のスクリーン面垂直軸をY軸とする。
【0030】本実施形態に係る陰極線管装置は、基本的
には第一および第二の実施形態に係る陰極線管装置と同
様の構造を有しているが、偏向ヨークの構造のみが異な
っている。
【0031】本実施形態に係る陰極線管装置を構成して
いる偏向ヨーク50は、第一の実施形態に係る偏向ヨー
クの付加コイルの外側に、付加フェライトコア34を設
けた構造となっている。本実施形態においては、付加フ
ェライトコア34の電子銃側端面35とスクリーン側端
面36とが、それぞれ、付加コイルの電子銃側端面38
とスクリーン側端面39とに接するように組み付けられ
た構造となっているが、本発明はこの構造に限定される
ものではなく、例えば、付加コイルの全体を覆うように
付加フェライトコア34を設けてもよい。また、付加フ
ェライトコア34の電子銃側端面35とスクリーン側端
面36とが、付加コイルの電子銃側端面38とスクリー
ン側端面39とに接しないように組み付けられた構造と
なってもよい。
【0032】本実施形態に係る陰極線管装置によれば、
付加コイルの外側に組み付けられた付加フェライトコア
34の作用によって、スクリーン側における磁界強度を
さらに増加されることが可能となるので、長方形ラスタ
の上辺と下辺とに発生するピンクッション歪みを低減さ
せる効果をさらに強くすることができる。実験によれ
ば、第一の実施形態における効果のほぼ1.6倍の効果
が得られることが確認された。すなわち、先述したよう
に第一の実施形態においては1.35mmであった低減
効果が、本実施形態においては、2.16mmとなっ
た。
【0033】なお、本実施形態においては、第一の実施
形態に係る付加コイルの外側に付加フェライトコアを設
けた場合について説明したが、本発明はこの構造に限定
されるものではなく、例えば、第二の実施形態に係る付
加コイルの外側に付加フェライトコアを設けてもよい。
【0034】また、上記本発明の各実施形態において
は、水平サドルコイルおよび垂直サドルコイルのスクリ
ーン側端部のフランジ部分を、いずれも陰極線管のファ
ンネル形状に沿わせた形状として、これらのコイルに重
なり合うように付加コイルを設けた場合について説明し
た。しかし、本発明はこの構成に限定されるものではな
く、付加コイルを偏向ヨークのフェライトコアのスクリ
ーン側端部よりもスクリーン側に設けることにより、上
記本発明の格別の効果を得ることができる。
【0035】さらに、以上に説明した本発明に係る第一
から第三の各実施形態においては、付加コイルが第一の
コイル部分と第二のコイル部分との計二対のコイル部分
からなる構成について説明したが、本発明はこの構成に
限定されるものではなく、例えば、付加コイルが三対以
上のコイル部分からなる構成であってもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
偏向ヨークのスクリーン側に配設した付加コイルによっ
て、スクリーン側における水平偏向磁界および垂直偏向
磁界の歪みを単独にかつ自由に制御することができる偏
向ヨーク、ならびにこの偏向ヨークを用いることによ
り、長方形ラスタの上辺と下辺とに発生するピンクショ
ン歪みを十分に低減することができる陰極線管装置を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係る陰極線管装置の
部分断面図
【図2】図1の陰極線管装置を構成している偏向ヨーク
の主要要素である付加コイルの第一のコイル部分が、長
方形ラスタの上辺と下辺とにおけるピンクッション歪み
を低減することができる原理を説明するための図
【図3】図1の陰極線管装置を構成している偏向ヨーク
の主要要素である付加コイルの第二のコイル部分が、長
方形ラスタの上辺と下辺とにおけるピンクッション歪み
を低減することができる原理を説明するための図
【図4】本発明の第二の実施形態に係る陰極線管装置の
部分断面図
【図5】本発明の第三の実施形態に係る陰極線管装置の
部分断面図
【符号の説明】
1,20 陰極線管本体 2,21 ガラスパネル 3,22 ファンネル 4,23 水平サドルコイル 5 絶縁枠 6,25 垂直サドルコイル 7,26 フェライトコア 8 絶縁枠のスクリーン側開口部端面 9,28 フェライトコアのスクリーン側端面 10,29 付加コイル 11,30,50 偏向ヨーク 12,32 第一のコイル部分 13,33 第二のコイル部分 24 第一の絶縁枠 27 第一の絶縁枠のスクリーン側開口部端面 31 第二の絶縁枠 31a 巻線溝 31b リブ 34 付加フェライトコア 35 付加フェライトコアの電子銃側端面 36 付加フェライトコアのスクリーン側端面 38 付加コイルの電子銃側端面 39 付加コイルのスクリーン側端面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面にスクリーンを有するガラスパネル
    と、コーン部およびネック部からなるファンネルとを有
    する陰極線管本体と、前記ファンネルのネック部の外周
    部に設けられた偏向ヨークとを備えた陰極線管装置にお
    いて、 前記偏向ヨークが、水平サドルコイルと、その外側に設
    けられた絶縁枠と、その外側に設けられた垂直サドルコ
    イルと、その外側に設けられたフェライトコアとを有
    し、前記フェライトコアのスクリーン側端面と前記スク
    リーンとの間にサドル型の付加コイルが設けられてお
    り、 前記付加コイルは、2対以上のコイル部分から構成さ
    れ、前記付加コイルを構成している少なくとも1対のコ
    イル部分が前記水平サドルコイルに接続され、前記付加
    コイルを構成している他のコイル部分が前記垂直サドル
    コイルに接続されていることを特徴とする陰極線管装
    置。
  2. 【請求項2】 前記付加コイルが、前記垂直サドルコイ
    ルの外側に設けられた絶縁枠に装着されている請求項1
    に記載の陰極線管装置。
  3. 【請求項3】 前記付加コイルが、前記垂直サドルコイ
    ルの外側に設けられた巻線溝を有する絶縁枠に巻回され
    ている請求項1に記載の陰極線管装置。
  4. 【請求項4】 前記付加コイルの外側に、付加フェライ
    トコアが設けられている請求項1、2または3に記載の
    陰極線管装置。
JP19436097A 1997-07-18 1997-07-18 陰極線管装置 Pending JPH1140076A (ja)

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JP19436097A JPH1140076A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 陰極線管装置

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JP19436097A JPH1140076A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 陰極線管装置

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JPH1140076A true JPH1140076A (ja) 1999-02-12

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JP (1) JPH1140076A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2735871A1 (fr) * 1995-06-23 1996-12-27 Renault Procede et dispositif de diagnostic du fonctionnement d'un capteur de type potentiometrique

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2735871A1 (fr) * 1995-06-23 1996-12-27 Renault Procede et dispositif de diagnostic du fonctionnement d'un capteur de type potentiometrique

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