JPH0870211A - アンテナ昇降装置 - Google Patents

アンテナ昇降装置

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JPH0870211A
JPH0870211A JP6205307A JP20530794A JPH0870211A JP H0870211 A JPH0870211 A JP H0870211A JP 6205307 A JP6205307 A JP 6205307A JP 20530794 A JP20530794 A JP 20530794A JP H0870211 A JPH0870211 A JP H0870211A
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JP
Japan
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antenna element
roller
rollers
pair
antenna
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JP6205307A
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Inventor
Masami Shinkawa
正己 新川
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Harada Industry Co Ltd
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Harada Industry Co Ltd
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Publication date
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    • H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/27—Adaptation for use in or on movable bodies
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    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/08—Means for collapsing antennas or parts thereof
    • H—ELECTRICITY
    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/08—Means for collapsing antennas or parts thereof
    • H01Q1/10—Telescopic elements
    • H01Q1/103—Latching means; ensuring extension or retraction thereof

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Abstract

(57)【要約】 【目的】アンテナ素子Aを安定且つ確実に移送できるア
ンテナ昇降装置を提供 【構成】モータ1と、モータ1の駆動軸に取付けられた
ウォームギヤ2と、ウォームギヤ2に歯合する一対のウ
ォームホイール3a、3bと、一対のウォームホイール
3a、3bの回転力をそれぞれ伝達されて回転し、前記
ロッドアンテナ素子Aを長手方向に移送する一対のロー
ラ6a、6bと、一対のローラ6a、6bを前記ロッド
アンテナ素子Aの外周面に対して圧接させるローラ圧接
手段Xとを具備し、前記ローラ圧接手段Xは、少なくと
も一方の前記ローラ6bに各対応して基端部を回動自在
に軸支され、他端部近傍において少なくとも一方の前記
ローラ6bを軸支したフレーム11と、このフレーム1
1に先端部に回動力を付与し前記アンテナ素子外周に前
記ローラ6bを圧接させるばね12とからなる。ローラ
圧接手段はY,Zも可。ローラ材質はアセタール樹脂が
望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車等の車両
に搭載されるアンテナ昇降装置に関し、特にロッドアン
テナ素子をローラで直接長手方向へ移送することにより
アンテナを昇降動作させるアンテナ昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のアンテナ昇降装置には、
例えば特開昭59−27603号公報に記載されている
ように、モータに取付けられたウォームギヤに歯合する
ウォームホイールと、このウォームホイールと同軸上に
設けられた第1の溝付きローラと、この第1の溝付きロ
ーラに対向する位置にばね等からなる圧接手段を介して
取付けられた第2、第3の溝付きローラとからなり、ば
ねの圧接力によって三つの溝付きローラをアンテナ素子
外周面に密着させ、モータの回転力でロッドアンテナ素
子を長手方向に移送し、昇降動作させるものがある。し
かしこの装置は、ばねによる圧接力がアンテナ素子の外
周面に有効な移送力として伝わりにくく、アンテナ素子
の外周面に水、油等が付着すると、ローラとロッドアン
テナ素子との間でスリップが生じ、駆動安定性に欠ける
などの欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のアンテナ昇降装置では、ローラとロッドアンテナ素子
との間でスリップが生じ易く、アンテナ素子移送時の安
定性に欠けるため、実用性に乏しいなどの問題点があ
る。
【0004】本発明の目的は、下記のアンテナ昇降装置
を提供することにある。 (1)ローラとロッドアンテナ素子とのスリップが生じ
難く、ロッドアンテナ素子を安定に移送できるアンテナ
昇降装置。 (2)ローラの外周面がアンテナ素子外周面に容易かつ
適確に適合し、両者が強い力で圧接することが可能なア
ンテナ昇降装置。 (3)ローラ圧接手段の機械的な構造が単純で製作容易
なアンテナ昇降装置。 (4)ローラ圧接手段ひいてはアンテナ素子移送機構が
コンパクトなものとなるアンテナ昇降装置。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明のアンテナ昇降装置は、以下の
如く構成されている。 (1)本発明のアンテナ昇降装置は、ロッドアンテナ素
子を長手方向に移送することによりアンテナを昇降動作
させるアンテナ昇降装置において、モータと、このモー
タの駆動軸に取付けられたウォームギヤと、このウォー
ムギヤに歯合する一対のウォームホイールと、この一対
のウォームホイールの回転力をそれぞれ伝達されて回転
し、前記ロッドアンテナ素子を長手方向に移送する一対
のローラと、この一対のローラを前記ロッドアンテナ素
子の外周面に対して圧接させるローラ圧接手段とを具備
している。 (2)本発明のアンテナ昇降装置は、上記(1)に記載
の装置であって、前記ローラ圧接手段が、少なくとも一
方の前記ローラに各対応して基端部を回動自在に軸支さ
れ、他端部近傍において、少なくとも一方の前記ローラ
を軸支したフレームと、このフレームに先端部に回動力
を付与し、前記アンテナ素子外周に前記ローラを圧接さ
せるばねと、からなっている。 (3)本発明のアンテナ昇降装置は、上記(1)に記載
の装置であって、前記ローラ圧接手段が、前記一対のロ
ーラの各回転軸の一端を一定の間隔をもって支持固定す
る弾性板材と、前記一対のローラの各回転軸の他端部ど
うしを互いに近接する方向へ変位させる如く、中間湾曲
部において蓄勢された板ばねと、からなっている。 (4)本発明のアンテナ昇降装置は、上記(1)に記載
の装置であって、前記ローラ圧接手段が、前記ローラ部
が弾性部材を介して回転軸に軸支された構造の一対のロ
ーラを、対向するローラ外周面で前記ロッドアンテナ素
子の両側面を挟持する如く対向配置したものとなってい
る。
【0006】
【作用】上記手段を講じた結果、次のような作用が生じ
る。 (1)本発明のアンテナ昇降装置においては、各ローラ
は、ウォームギヤに歯合している一対のウォームホイー
ルからそれぞれ独立に回転力を伝達されてそれぞれ回転
するものであるため、ローラの回転力がロッドアンテナ
素子の外周面に、有効な移送力として効率よく適確に伝
わる。従って、ローラとロッドアンテナ素子との間のス
リップが生じ難く、ロッドアンテナ素子は安定に移送さ
れることになる。 (2)本発明のアンテナ昇降装置においては、上記
(1)に記載の装置と同様の作用を生じる上、ローラ
が、回動自在なフレームの回動に伴ってロッドアンテナ
素子外周面に圧接されるものとなっているため、ローラ
の外周面がロッドアンテナ素子の外周面に対して容易か
つ正確に適合し、しかも両者は強い力で互いに圧接する
ことになる。 (3)本発明のアンテナ昇降装置においては、上記
(1)に記載の装置と同様の作用を生じる上、各ローラ
の回転軸両端を支持している支持部材自体のばね作用に
よって、ローラがロッドアンテナ素子外周面に圧接され
るものとなっているため、他のばね部材を格別に装着す
る必要がなく、ローラ圧接手段ひいてはロッドアンテナ
素子を移送する機構の構造が単純化する。 (4)本発明のアンテナ昇降装置においては、上記
(1)に記載の装置と同様の作用を生じる上、ローラ自
体に組み込まれている弾性部材の反発力によってローラ
がロッドアンテナ素子の外周面に圧接されるものとなっ
ているため、ローラ周辺に弾性部材を設置するスペース
を確保する必要がなく、ローラ圧接手段ひいてはアンテ
ナ素子移送機構がコンパクトなものとなる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例に係るアンテナ
昇降装置の構成を示す図である。図1の(a)は、第1
実施例に係るアンテナ昇降装置10の正面図、(b)は
同アンテナ昇降装置10の上面図をそれぞれ示す。アン
テナ昇降装置10は、単一細径なロッドアンテナ素子A
を長手方向に移送するための駆動力を付与する駆動源と
してのモータ1、このモータ1の回転軸に取付けられた
ウォームギヤ2、このウォームギヤ2の周面に二方向か
ら歯合する一対のウォームホイール3a、3b、このウ
ォームホイール3a、3bと同軸上に設けられ、ウォー
ムホイール3a、3bと同期して回転する一対の第1歯
車4a、4b、この第1歯車4a、4bに歯合する一対
の第2歯車5a、5b、この第2歯車5a、5bと同軸
上に設けられ、第2歯車5a、5bと同期して回転する
一対の溝付きローラ6a、6bを基本構成要素として有
している。そしてこのアンテナ昇降装置10には、一方
のローラ6bをロッドアンテナ素子Aの外周面に圧接さ
せるローラ圧接手段Xが設けられている。
【0008】ローラ圧接手段Xは、ウォームホイール3
bと第1歯車4bとの共通の回転軸7に基端部を軸支さ
れ、先端部が回動自在に設けられたコの字型フレーム1
1を設け、このフレーム11の先端部と固定端13との
間にばね12を圧縮した状態で介在させ、コの字型フレ
ーム11の途中で第2歯車5bとローラ6bとの共通軸
8を軸支したものとなっている。なお、溝付きローラ6
a、6bの溝は、ロッドアンテナ素子Aの半径より小さ
い曲率半径を有している。
【0009】次に、上記の如く構成されたアンテナ昇降
装置10によるロッドアンテナ素子Aの移送動作につい
て図1を参照して説明する。モータ1を図示しない制御
部からの電気信号に基づいて所定方向に回転させる。こ
のモータ1の回転力は同モータ1の回転軸に取り付けら
れたウォームギヤ2、ウォームホイール3a、3b、第
1歯車4a、4b、および第2歯車5a、5b、溝付き
ローラ6a、6bを介してロッドアンテナ素子Aに伝達
される。
【0010】この際、回転軸7で基端部を回動自在に軸
支されたフレーム11は、圧縮した状態のばね12の復
元力によって矢印で示すようにアンテナ素子Aの方向へ
の変位力を付与されている。したがってフレーム11の
途中に軸支されている回転軸8上に軸支された溝付きロ
ーラ6bはアンテナ素子側へ強く押圧されている。この
ため溝付きローラ6bの溝と、ロッドアンテナ素子Aの
外周面との間の圧接力は十分大きい。この結果、溝付き
ローラ6a、6bのアンテナ素子Aへの密着性が増し、
ロッドアンテナ素子Aの移送中に生じる溝付きローラ6
a、6bとアンテナ素子Aとの間のスリップを防止する
ことができる。したがってモータ11の回転軸の回転方
向によってロッドアンテナ素子Aを安定に昇降させるこ
とができる。
【0011】なお上記第1実施例では、ばね12を圧縮
した状態でフレーム11と固定端13との間に介在させ
たが、上記ばねは、フレーム11をアンテナ素子側へ変
位させるようにフレーム11に引張り力を付与するよう
に設けてもよい。
【0012】図2は、本発明の第2実施例に係るアンテ
ナ昇降装置20の構成を示す図である。図2の(a)
は、第2実施例に係るアンテナ昇降装置20の正面図、
(b)は同アンテナ昇降装置20の上面図をそれぞれ示
す。アンテナ昇降装置20は、第1実施例と同様の基本
構成要素を備え、さらに次のようなローラ圧接手段Yを
備えている。ローラ圧接手段Yは、一対の第2歯車5
a、5bの回転軸の一端部21a、21bを一定の間隔
をおいて支持固定する弾性板材22と、上記回転軸の他
端部23a、23bどうしを互いに近接する方向へ変位
させる変位力を付与する如く中央部を弯曲させることに
よって蓄勢された板ばね24とから構成されている。な
お、弾性板材22の中央部は図示しない固定端に固定さ
れている。
【0013】次に、本実施例のアンテナ昇降装置20に
よるロッドアンテナ素子Aの移送動作について図2を参
照して説明する。第1実施例と同様にモータ1の回転力
は、ウォームギヤ2、ウォームホイール3aと3b、第
1歯車4aと4b、第2歯車5aと5b、溝付きローラ
6aと6bを介してロッドアンテナ素子Aに伝達され
る。
【0014】このとき回転軸の一端部21a、21b
は、弾性板材22によってある程度傾くことを許容され
た状態で支持固定されており、他方、回転軸の他端部2
3a、23bどうしは、板ばね24によって互いに近接
する方向、即ち、互いにアンテナ素子A側へ変位する方
向の変位力を付与されている。したがって溝付きローラ
6a、6bをロッドアンテナ素子Aに圧接させる圧接力
は十分大きい。このため溝付きローラ6a、6bのアン
テナ素子Aへの密着性が増し、ロッドアンテナ素子Aの
移送中に、溝付きローラ6a、6bとアンテナ素子Aと
の間で生じるスリップを防止することができる。なお、
溝付きローラ6a、6bのロッドアンテナ素子Aへの圧
接力は、板ばね24の湾曲度、板厚、板幅などを適宜変
更設定することにより最適値を得ることができる。
【0015】本実施例においては、ローラ圧接手段Yが
2枚の板ばね材料を主体として構成されているため、機
械的な構造が単純化し、製作し易いという利点がある。
図3は、本発明の第3実施例に係るアンテナ昇降装置3
0の構成を示す図である。図3の(a)は第3実施例の
アンテナ昇降装置30の正面図であり、(b)は(a)
のB−B線矢視断面図である。上記アンテナ昇降装置3
0は、第1実施例と同様の基本構成を備え、さらに、次
のローラ圧接手段Zを備えている。ローラ圧接手段Z
は、ローラ6a,6bとして第2歯車5a、5bの軸部
31a、31bに、ゴムクッション(弾性部材)32
a、32bを介して金属製焼き入れ品からなる溝付きロ
ーラ部33a、33bを軸支することにより構成されて
いる。溝付きローラ部33a、33bの溝34a、34
b内には、スリップ防止用のローレット加工が施されて
いる。なお上記溝の形状は、円弧状に限らず、V字状で
あってもよい。第2歯車5a、5bの回転軸35a、3
5bの両端は、固定板36、37で固定される。ローラ
部33aと33bとの対向面における溝34aと34b
との間のギャップGは、ロッドアンテナ素子Aのロッド
径より狭くなるように固定される。
【0016】次に、本実施例のアンテナ昇降装置30に
よるロッドアンテナ素子Aの移送動作について図3を参
照して説明する。第1実施例と同様にモータ1の回転力
は、回転軸に取り付けられたウォームギヤ2、ウォーム
ホイール3aと3b、第1歯車4aと4b、第2歯車5
aと5b、溝付きローラ部33aと33bを介してアン
テナ素子Aに伝達される。
【0017】ここでローラ溝34aとローラ溝34bと
の間のギャップGは、ロッドアンテナ素子Aの外径より
小さく設定されているため、ロッドアンテナ素子Aがロ
ーラ部33a、33bの溝34aと溝34bとの間で挟
持されると、ゴムクッション32a、32bがつぶれて
ローラ部33a、33bが図3の(b)に矢印で示す方
向に広げられ、その反発力でロッドアンテナ素子Aへの
圧接力が増大する。
【0018】なお、溝付きローラ部33a、33bのロ
ッドアンテナ素子Aへの圧接力は、設定時のローラ間
隙、及びゴムクッション32a、32bの硬度などを適
宜設定することによって最適値となし得る。
【0019】上記した第1、第2、及び第3実施例にお
いては、ロッドアンテナ素子として単一の細径なロッド
アンテナ素子Aを例示したが、テレスコープ式伸縮形ア
ンテナ素子であってもよい。すなわちローラ圧接手段
X、Y、Zはいずれもアンテナ素子を弾性的に挟持する
如くローラ間隔がアンテナ素子径に応じて可変し、しか
もその間隔が広がるほどアンテナ素子への圧接力が増大
するので、単一細径ロッドアンテナ素子の昇降のみに限
られるものではなく、多段式伸縮形アンテナ素子の伸縮
駆動装置としても適用可能である。
【0020】図4は、ローラ圧接手段によるローラの押
付け圧力に対するロッドアンテナ素子移送力の比較実験
結果を示す図である。比較実験に供したローラ材質は、
ゴムWとアセタール樹脂Vの二種類であり、これらにつ
き、下記の方法で比較実験を行なった。なお、アセター
ル樹脂は、 ー(CH2 −O)n1−Xn2−(CH2 −O)n3−Xn4ー (X:コモノマー) なる化学構造を有し、耐摩耗性、耐熱性、耐薬品性など
に優れた材料として知られている。
【0021】図4の(a)に示すように一方のローラ4
1のみを駆動し、他方のローラ42側から押付け圧力P
を加える場合(片側駆動と称す)と、図4の(b)に示
すように両方のローラ41、42を同時に駆動し、片側
から押付け圧力Pを加える場合(両側駆動と称す)とに
ついて実験を行なった。
【0022】図4の(c)は、上記実験の結果を示すグ
ラフである。V1はローラ材質としてアセタール樹脂を
用い、片側駆動を行なった場合の特性である。V2はロ
ーラ材質としてアセタール樹脂を用い、両側駆動を行な
った場合の特性である。W1はローラ材質としてゴムを
使用し、片側駆動を行なった場合の特性である。W2は
ローラ材質としてゴムを使用し、両側駆動を行なった場
合の特性である。
【0023】この結果から、第1、第2、及び第3実施
例に示したとものと同一の条件である両側駆動を行なう
場合の方が、片側駆動を行なう場合よりも移送力が大き
くなること、ローラの材質としてアセタール樹脂を用い
ると、押付け圧力の増大に比例して移送力を安定に増大
させる得ること、等が判明した。
【0024】上記実施例に記載された「アンテナ昇降装
置」の構成及び作用効果をまとめると、次の通りであ
る。 (1)本アンテナ昇降装置は、第1〜第3実施例に示さ
れているように、ロッドアンテナ素子Aを長手方向に移
送することにより、アンテナを昇降動作させるアンテナ
昇降装置(10,20,30等)において、モータ1
と、このモータ1の駆動軸に取付けられたウォームギヤ
2と、このウォームギヤ2に歯合する一対のウォームホ
イール3a、3bと、この一対のウォームホイール3
a、3bの回転力をそれぞれ伝達されて回転し、前記ロ
ッドアンテナ素子Aを長手方向に移送する一対のローラ
6a、6bと、この一対のローラ6a、6bを前記ロッ
ドアンテナ素子Aの外周面に対して圧接させるローラ圧
接手段(X,Y,Z等)とを具備している。
【0025】したがって上記アンテナ昇降装置(10,
20,30等)においては、各ローラ6a、6bは、ウ
ォームギヤ2に歯合している一対のウォームホイール3
a、3bからそれぞれ独立に回転力を伝達されてそれぞ
れ回転するものであるため、ローラ6a、6bの回転力
がロッドアンテナ素子Aの外周面に、有効な移送力とし
て効率よく適確に伝わる。従って、ローラ6a、6bと
ロッドアンテナ素子Aとの間のスリップが生じ難く、ロ
ッドアンテナ素子Aは安定に移送されることになる。 (2)本アンテナ昇降装置は、上記(1)に記載の装置
であって、特にローラ圧接手段Xが、第1実施例の装置
10に示されているように、少なくとも一方の前記ロー
ラ6bに各対応して基端部を回動自在に軸支され、他端
部近傍において、少なくとも一方の前記ローラ6bを軸
支したフレーム11と、このフレーム11に先端部に回
動力を付与し、前記アンテナ素子外周に前記ローラ6b
を圧接させるばね12とからなっている。
【0026】このアンテナ昇降装置10においては、各
ローラ6a、6bは、(1)と同様にウォームギヤ2に
歯合している一対のウォームホイール3a、3bからそ
れぞれ独立に回転力を伝達されてそれぞれ回転するもの
であるため、ローラ6a、6bの回転力がロッドアンテ
ナ素子Aの外周面に有効な移送力として安定かつ適確に
伝わる。またローラ6a、6bが、回動自在なフレーム
11の回動に伴ってロッドアンテナ素子Aの外周面に圧
接されるものとなっているため、ローラ6a、6bの外
周面がロッドアンテナ素子Aの外周面に対して容易かつ
正確に適合し、しかも両者は強い力で互いに圧接するこ
とになる。 (3)本アンテナ昇降装置は、上記(1)に記載の装置
であって、特にローラ圧接手段Yが、第2実施例の装置
20に示されているように、一対のローラ6a、6bの
各回転軸の一端21a、21bを一定の間隔をもって支
持固定する弾性板材22と、一対のローラ6a、6bの
各回転軸の他端部23a、23bどうしを互いに近接す
る方向へ変位させる如く中間湾曲部において蓄勢された
板ばね24と、からなっている。
【0027】このアンテナ昇降装置20においては、各
ローラ6a、6bは、(1)と同様にウォームギヤ2に
歯合している一対のウォームホイール3a、3bからそ
れぞれ独立に回転力を伝達されて回転するものである
為、ローラ6a、6bの回転力がロッドアンテナ素子A
の外周面に有効な移送力として安定かつ適確に伝わる。
特に各ローラ6a、6bの回転軸両端を支持している支
持部材自体のばね作用によって、ローラ6a、6bがロ
ッドアンテナ素子Aの外周面に圧接されるものとなって
いるため、他のばね部材を格別に装着する必要がなく、
ローラ圧接手段Yひいてはロッドアンテナ素子Aを移送
する機構の構造が単純化する。 (4)本アンテナ昇降装置は、上記(1)に記載の装置
であって、特にローラ圧接手段Zが、第3実施例の装置
30に示されているように、ローラ部33a、33bが
弾性部材32a、32bを介して回転軸35a、35b
に軸支された構造の一対のローラ6a、6bを、対向す
るローラ外周面でロッドアンテナ素子Aの両側面を挟持
する如く対向配置したものとなっている。
【0028】このアンテナ昇降装置装置30において
は、各ローラ6a、6bは(1)と同様にウォームギヤ
2に歯合している一対のウォームホイール3a、3bか
らそれぞれ独立に回転力を伝達されて回転するものであ
るため、ローラ6a、6bの回転力がロッドアンテナ素
子Aの外周面に有効な移送力として安定かつ適確に伝わ
る。特にローラ自体に組み込まれている弾性部材32
a、32bの反発力によって、ローラ部33a、33b
がロッドアンテナ素子Aの外周面に圧接されるものとな
っているため、ローラ周辺に弾性部材を設置するスペー
スを確保する必要がなく、ローラ圧接手段Zひいてはア
ンテナ素子移送機構がコンパクトなものとなる。 (5)本アンテナ昇降装置は、例えば第1実施例あるい
は第2実施例に記載されたアンテナ昇降装置10,20
における一対のローラ6a、6bの少なくともロッドア
ンテナ素子Aに接する部分が、アセタール樹脂にて形成
されている。
【0029】このアンテナ昇降装置装置においては、一
対のローラ6a、6bにアセタール樹脂を用いた結果、
ローラ圧接手段X,Yによる各圧接力に比例してロッド
アンテナ素子Aの移送力が安定確実に増大することにな
り、ローラ6a、6bとアンテナ素子Aとのスリップを
より効果的に防止することが可能となる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば下記のアンテナ昇降装置
を提供できる。 (1)ローラとロッドアンテナ素子とのスリップが生じ
難く、ロッドアンテナ素子を安定に移送できるアンテナ
昇降装置。 (2)ローラの外周面がアンテナ素子外周面に容易かつ
適確に適合し、両者が強い力で圧接することが可能なア
ンテナ昇降装置。 (3)ローラ圧接手段の機械的な構造が単純で製作容易
なアンテナ昇降装置。 (4)ローラ圧接手段ひいてはアンテナ素子移送機構が
コンパクトなものとなるアンテナ昇降装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るアンテナ昇降装置の
構成を示す図。
【図2】本発明の第2実施例に係るアンテナ昇降装置の
構成を示す図。
【図3】本発明の第3実施例に係るアンテナ昇降装置の
構成を示す図。
【図4】上記実施例において用いられるアンテナ素子移
送用ローラの押付け圧力に対するアンテナ素子移送力の
比較実験結果を示す図。
【符号の説明】
1…モータ 2…
ウォームギヤ 3…ウォームホイール 6…
ローラ 10…第1実施例に係るアンテナ昇降装置 11…フレーム 12
…ばね 20…第2実施例に係るアンテナ昇降装置 22…弾性板材 24
…板ばね 30…第3実施例に係るアンテナ昇降装置 32…ゴムクッション 33
…ローラ部 36、37…固定板 A…アンテナ素子 X…第1実施例に係るローラ圧接手段 Y…第2実施例に係るローラ圧接手段 Z…第3実施例に係るローラ圧接手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロッドアンテナ素子を長手方向に移送する
    ことによりアンテナを昇降動作させるアンテナ昇降装置
    において、 モータと、このモータの駆動軸に取付けられたウォーム
    ギヤと、このウォームギヤに歯合する一対のウォームホ
    イールと、この一対のウォームホイールの回転力をそれ
    ぞれ伝達されて回転し、前記ロッドアンテナ素子を長手
    方向に移送する一対のローラと、この一対のローラを前
    記ロッドアンテナ素子の外周面に対して圧接させるロー
    ラ圧接手段とを具備したことを特徴とするアンテナ昇降
    装置。
  2. 【請求項2】前記ローラ圧接手段は、 少なくとも一方の前記ローラに各対応して基端部を回動
    自在に軸支され、他端部近傍において、少なくとも一方
    の前記ローラを軸支したフレームと、 このフレームの先端部に回動力を付与し、前記アンテナ
    素子外周に前記ローラを圧接させるばねと、 からなることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ昇
    降装置。
  3. 【請求項3】前記ローラ圧接手段は、 前記一対のローラの各回転軸の一端を一定の間隔をもっ
    て支持固定する弾性板材と、 前記一対のローラの各回転軸の他端部どうしを互いに近
    接する方向へ変位させる如く中間湾曲部において蓄勢さ
    れた板ばねと、 からなることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ昇
    降装置。
  4. 【請求項4】前記ローラ圧接手段は、 前記ローラ部が弾性部材を介して回転軸に軸支された構
    造の一対のローラを、対向するローラ外周面で前記ロッ
    ドアンテナ素子の両側面を挟持する如く対向配置したも
    のであることを特徴とするアンテナ昇降装置。
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