JPH087050Y2 - 携帯型作業機用機関におけるブリーザ機構 - Google Patents

携帯型作業機用機関におけるブリーザ機構

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JPH087050Y2
JPH087050Y2 JP4638791U JP4638791U JPH087050Y2 JP H087050 Y2 JPH087050 Y2 JP H087050Y2 JP 4638791 U JP4638791 U JP 4638791U JP 4638791 U JP4638791 U JP 4638791U JP H087050 Y2 JPH087050 Y2 JP H087050Y2
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cam
chamber
breather
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valve
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JP4638791U
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洋一 今川
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Ryobi Ltd
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Ryobi Ltd
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カム室に配設のカム歯
車支持軸に設けた孔部を隣接するクランク室に連通し
て、カム歯車の回転によりクランク室内圧を利用して、
チェックバルブの機能を生ぜしめ、かつブリーザとでカ
ム室を潤滑しうべくなした、携帯型作業機用機関におけ
るブリーザ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来型の4サイクル機関は、図6、図7
に示すように、クランク軸1に固定されたクランク歯車
2が回転することにより該クランク歯車2と噛み合うカ
ム歯車3が逆方向に回転し、カム歯車支持軸4に連接さ
れた吸気カム5、排気カム6を形成し、タペット7、
8、プッシュロッド9、10を作動させてロッカーアー
ム11、12を介して、吸気弁13、排気弁14を作動
させる。クランク軸1の一端はフライホイール15、図
示しないクラッチを介して動力伝達索に動力を伝える。
なお、クランク軸1は、軸受18、19により支えられ
ている。吸気弁13、排気弁14は所定の時期に開閉を
行なう。ここで、クランク室40の潤滑は、連接棒21
の一端に設けた油かき棒22がクランク軸の回転に伴い
クランク室40内に注入してある液状潤滑油60を掻き
上げて行なう。ここで、カム室26、弁室27の潤滑は
図6に示すように、シリンダヘッド25に固定されるヘ
ッドカバー23にブリーザ24を設け、液状潤滑油60
がクランク室からカム室26、弁室27を通ってブリー
ザ24より機関外部にミスト状で排出される過程で各部
品を潤滑しうべくなっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、吸気カム5、
排気カム6、タペット7、8、プッシュロッド9、10
の一方の端部を収容するカム室26、ロッカーアーム1
1、12、吸気弁13、排気弁14、プッシュロッドの
他方の端部を収容する弁室27内のそれぞれの部材の潤
滑を行なうのは容易ではなく、特に、弁室、カム室内の
潤滑は該ミストが機関の運転状態により微妙に変化して
コントロールが容易ではなく、弁室、カム室内の効果的
な潤滑が強く要望されていた。そこで、本考案は、従来
技術の欠点を除去しうべなしたものであって、クランク
室内圧を利用してカム室の潤滑を促進しうる携帯型作業
機用機関におけるブリーザ機構を開発することを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本考案は、クラ
ンク室と連設のカム室に配設したカム歯車支持軸内に孔
部を設け、かつ、該孔部によりクランク室内空気をカム
歯車の摺動部に導通し、該カム歯車の回転により該空気
の通路を開閉させてチェックバルブの機能を有すべくな
し、さらに、カム室に連通しうべくブリーザを設けて前
記カム室内の潤滑を促進し大気に開放しうべくなした携
帯型作業機用機関におけるブリーザ機構により、上記目
的を達成しようとするものである。
【0005】
【作用】上記手段により構成される本考案は、カム室2
6に配設されたカム歯車支持軸4内にはクランク室内に
連通する孔部81が設けられていて、かつ、該孔部81
はこれと通ずる孔部82、83、84によって該カム歯
車支持軸4の外周に通じており、カム歯車3には該支持
軸4との内周部と、カム室26に連通する2個の孔部8
2、83、84を設け、ピストンの下死点付近にあって
は、図2、図3に示すように該支持軸4の切欠部85を
介して各孔部81、82、83、84が連通する。すな
わち、クランク室とカム室とが連通することとなる。ま
た、ピストンの上死点付近にあっては、図2において孔
部83、84が水平位置となって前記通路は連通しな
い。従って、カム歯車3の回転により孔部はクランク室
内の内圧が高いときのみカム室26と連通するチェック
バルブの機能を行い、かつ、ブリージングガスはカム室
に連通するブリーザ87を通じて大気に開放されて、カ
ム室26内を循環して、潤滑を促進する。
【0006】
【実施例】引き続き、本考案携帯型作業機用機関のブリ
ーザ機構の要旨を明確にするために図面を用いて一実施
例を説明する。図1に従い本考案ブリーザ機構を実施し
た携帯型作業機用機関について説明する。ここでいう携
帯型作業機用機関は頭上式のものであって、ピストンの
往復動により連接棒21を介してクランク軸1が回動
し、該クランク軸1に固定のクランク歯車2と噛み合う
カム歯車3及びこれに固定の一枚状のカム20が共にカ
ム室26内でカム歯車支持軸4に軸支されて回動しうべ
くなっていて、さらに、カム20と当接すべく配設のプ
ッシュロッドリフターL、Mが該カム20の回転によっ
て、該リフターを揺動させることにより、プッシュロッ
ド9、10を上下に往復動させる。つまり、カム20は
リフターMを回転させて、先ず、排気側プッシュロッド
10を押し上げて、上方の弁室27内に配設されている
ロッカーアーム12を介して排気弁14を開かせ、さら
に、カム20が回転すると、リフターLを回転させて、
排気弁14が閉じる僅か前に吸気側プッシュロッド9を
押し上げ、ロッカーアーム11を介して吸気弁13の開
きを開始する。さらに、前記排気弁14が閉じる。さら
に、カム20が回転すると吸気弁13も閉じて弁の作動
が完了しうべくなっている。該リフターは、一対の同一
部品を軸S上で向かい合わせて組み付けることにより、
お互いのカムとの接触面、プッシュロッド9、10との
接触点を、軸Sに関し対象の位置に配置されている。こ
のように、一枚のカムにより、排気、吸気の両弁を駆動
する構造となっている。さらに、該カム室26にブリー
ザ機構Bが配設されている。すなわち該ブリーザ機構B
は、カム歯車支持軸4に設けた孔部81、82、切欠部
85と、カム歯車に設けた孔部83、84と、ブリーザ
87等よりなっていて、前記カム歯車支持軸4の軸芯方
向にクランク室40に連通する孔部81を設けて中空状
とし、かつ、該孔部81は孔部82と切欠部85とによ
りカム歯車支持軸4の外周に通じており、図2、図3の
如く設けられている。また、カム歯車3には、カム歯車
支持軸4との内周部と、カム室26に連通する2個の孔
部83、84を設け、ピストンの下死点付近にあっては
図2、図3に示す如く、カム歯車支持軸4の切欠部85
を介して孔部81、82、83、及び孔部84が連通す
る。すなわち、該孔部によって通路を形成して、クラン
ク室40とカム室26とが連通する。なお、ピストンの
上死点付近にあっては、該カム歯車支持軸4とカム歯車
の孔部83、84は孔状態となって、よって、前記孔
部でなる通路は連通しない。従って、カム歯車の回転に
より、孔部83、84はクランク室40内の圧力か高い
ときのみカム室と連通するチェックバルブの機能をな
し、ブリージングガスは、シリンダの一端に設け、カム
室26に連通するブリーザ87を通じて大気に開放しう
ベくなっている。以上の構造でなる機関の潤滑機構は、
弁室27に潤滑材を封入し、弁室のプッシュロッド挿通
孔には堰28を該挿通孔の周壁と、堰28の内壁とが沿
うように弁室27の内部に設け、また、カム室26のプ
ッシュロッド挿通孔にはプッシュロッドガイド29を挿
通孔の内壁に周設し、ここでは、潤滑材として、例えば
モリブデン入りグリース材が用いられる。さらに、クラ
ンク室40の潤滑は、該クランク室40内へ注入した液
状潤滑油60を、連接棒21の油かき棒22の回転にと
もなって掻き上げることによりなし、かつ、この潤滑油
はカム歯車支持軸4の孔部81等を介して入ってカム室
26を潤滑する。さらに、携帯型作業機用機関において
は、その運転姿勢が一定ではなく各種方向に、傾斜して
運転されることが多いが、弁室が上部、カム室が下部の
場合は一番多く、これに対して70度程度、稀には18
0度傾斜して運転されることがある。その場合に、弁室
に封入した潤滑材が機関の他の部分に漏れては機能上問
題があるが、本実施例の構造においては、通常の運転時
には弁室27よりの流出は堰28により阻止され、カム
室26よりの流出はプッシュロッドガイド29により阻
止される。また、傾斜運転時の場合には、弁室27より
堰28を越えて潤滑材はプッシュロッドカバー30内に
進入することがあるが、傾斜が180度の如き極端な場
合には、図5に示すように逆に堰28より潤滑材が弁室
27に戻ることになり、かつ、プッシュロッドガイド2
9により潤滑材の進入が阻止されるので、弁室27とカ
ム室26の潤滑材が混ざり合うことはなく、例えばこの
ように傾斜してもブリーザ機構Bによって十分チェック
バルブ及びブリーザの機能を達成しうる。
【0007】なお、前記したブリーザ機構の具体的構造
及びこれを実施する潤滑機構は、前記実施例に限定され
ることなく任意でよい等、本考案の目的、及び後述する
考案の効果を奏する範囲において任意に定められてよ
く、それらの変更は、何ら要旨を変更するものではない
ことはいうまでもない。
【0008】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案の携
帯型作業機用機関におけるブリーザ機構においては、カ
ム室に配設のカム歯車支持軸に設けた孔部を、隣接する
クランク室に連通させ、カム歯車支持軸に回動自在に嵌
装されているカム歯車の回転により、カム歯車支持軸及
びカム歯車の孔部等によりなる通路を開閉させるチェッ
クバルブの機能を生ぜしめ、かつ、カム室にブリーザ機
構を設けたから、クランク室内圧を利用してカム室内の
潤滑材を循環させることができる。さらには、弁室をク
ランク室及びカム室等と別個にして潤滑可能にできて、
機関の傾斜運転時においても適切なる潤滑をならしめさ
せ、また、潤滑材の寿命を大とすることができる。以上
本考案は、実用上まことに優れた独特の効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案ブリーザ機構を実施した機関の断面図で
ある。
【図2】本考案ブリーザ機構の要部を示す正面図であ
る。
【図3】図のP−P断面図である。
【図4】カム機構の構造要部を示したものであって
(イ)はカム機構の正面図、(ロ)は(イ)の平面図で
ある。
【図5】図1に示した機関を傾斜運転した場合の潤滑材
の動きを示す断面図である。
【図6】従来の作業機用機関の断面図である。
【図7】図6における動弁機構の要部断面図である。
【符号の説明】
1 クランク軸 2 クランク歯車 3 カム歯車 4 カム歯車支持軸 7 タペット 8 タペット 9 吸気側プッシュロッド 10 排気側プッシュロッド 11 ロッカーアーム 12 ロッカーアーム 13 吸気弁 14 排気弁 18 軸受け 19 軸受け 20 カム 21 連接棒 22 油かき棒 24 ブリーザ 26 カム室 27 弁室 28 堰 29 プッシュロッドガイド 40 クランク室 L プッシュロッドリフター M プッシュロッドリフター S 軸 81 孔部 82 孔部 83 孔部 84 孔部 85 切欠部 87 ブリーザ B ブリーザ機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F01M 9/10 F G 13/04 G

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランク室と連設のカム室に配設したカ
    ム歯車支持軸内に孔部を設け、かつ、該孔部によりクラ
    ンク室内空気をカム歯車の摺動部に導通し、該カム歯車
    の回転により該空気の通路を開閉させてチェックバルブ
    の機能を有すべくなし、さらに、カム室に連通しうべく
    ブリーザを設けて前記カム室内の潤滑を促進し大気に開
    放しうべくなしたことを特徴とする携帯型作業機用機関
    におけるブリーザ機構。
JP4638791U 1991-05-22 1991-05-22 携帯型作業機用機関におけるブリーザ機構 Expired - Lifetime JPH087050Y2 (ja)

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JP4638791U JPH087050Y2 (ja) 1991-05-22 1991-05-22 携帯型作業機用機関におけるブリーザ機構

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JPH0514515U JPH0514515U (ja) 1993-02-26
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