JPH0870562A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

Info

Publication number
JPH0870562A
JPH0870562A JP6225834A JP22583494A JPH0870562A JP H0870562 A JPH0870562 A JP H0870562A JP 6225834 A JP6225834 A JP 6225834A JP 22583494 A JP22583494 A JP 22583494A JP H0870562 A JPH0870562 A JP H0870562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
demagnetizing
brushless motor
magnetizing
stator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6225834A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3633965B2 (ja
Inventor
Isao Kaneda
勲 金田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP22583494A priority Critical patent/JP3633965B2/ja
Publication of JPH0870562A publication Critical patent/JPH0870562A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3633965B2 publication Critical patent/JP3633965B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複雑な構造上の工夫を要することなく、高い
起動信頼性が得られ、無通電コギングがあっても回転む
らがなく、高トルクが得られる新規なブラシレスモータ
を提供する。 【構成】 複数のスロットを有するステータコアの任意
のティースにそれぞれコイルを巻装して構成されたステ
ータと、このステータに対向して回転自在に設けられ周
方向に異極を交互に配列してなるロータマグネットと、
このロータマグネットの磁束を検出するセンサとを備
え、各ティースに巻装された各コイルにより1つの回路
網を形成し、この回路網を単相電源による双方向通電に
より同時に通電するようにし、各コイルへの通電によっ
て発生する磁束の増磁成分と減磁成分とのそれぞれの和
は大きさが異なるようにし、この増磁成分と減磁成分と
の大きさの差分による起磁力により、無通電コギングの
少なくとも一部を相殺するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マグネット式小型モー
タ全般に係わり、特にスピンドルモータおよび各種マイ
クロモータ等に好適なブラシレスモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、HDD用スピンドルモータや
マグネット式小型モータ等のブラシレスモータにあって
は、各種の構造が採用されているが、そのほとんどは、
複数のスロットを有するステータコアの各ティースに多
相のコイルを巻装してステータを構成し、このステータ
に対向して、周方向に異極を交互に配列して構成された
円環状のロータマグネットを回転自在に設け、多相のコ
イルへの通電を選択的に切り換えることにより、コイル
電流により発生した磁極歯上の電磁極とロータマグネッ
トの磁極との電磁相互作用によりロータマグネットを備
えたロータを回転するようにしている。
【0003】この場合、ロータマグネットの極性と磁束
の交番位置とをホール素子等のセンサまたはコイルの誘
起電圧で検出することにより、通電タイミングの切り換
えを制御する構成になっている。
【0004】ところで、このような構成のブラシレスモ
ータにあっては、ロータとステータとの間に無通電ゴギ
ングを有し、両者の相対位置によっては起動死点を形成
することがあるばかりでなく、回転むらを大きくすると
いった欠点がある。このため、ロータの起動信頼性を高
め、回転むらを抑えるために、ステータのスロット数と
ロータマグネットの磁極数とに3相ドライブ等の特別な
関係を持たせたり、複数のセンサを用い、あるいは、ス
テータに起動用の補極を設けて死点を避ける場合もあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のブラシレスモータにあっては、無通電ゴギング
を避けるためにステータのスロット数とロータマグネッ
トの磁極数とに特別な関係を持たせる構造では、その組
み合わせが限定されるため、回転トルク等の性能が高い
にも拘らず無通電コギングのために実用されていない領
域(組み合わせ)が存在するといった問題がある。
【0006】また、複数のセンサを用いたり、ステータ
に補極を設ける等の場合、複数エレメント間の平衡をと
る必要から構造が複雑となり、モータが大形になるだけ
でなく高価になる問題を有している。
【0007】なお、従来技術においては、モータのトル
ク変動(dT/dt)を検出してこれを電流変化(di
/dt)によって補正つまり打ち消すようにしたトルク
むら低減化駆動制御系を採用したモータもあるが、これ
を実現する回路手段は非常に高価なため、普及していな
いのが実状である。
【0008】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に留意してなされたものであり、その目的とする
ところは、複雑な構造上の工夫を要することなく、高い
起動信頼性が得られ、無通電コギングがあっても回転む
らがなく、高トルクが得られる新規なブラシレスモータ
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、複数のスロットを有するステータコアの
任意のティースにそれぞれコイルを巻装して構成された
ステータと、このステータに対向して回転自在に設けら
れ周方向に異極を交互に配列してなるロータマグネット
と、このロータマグネットの磁束を検出するセンサとを
備え、各ティースに巻装された各コイルにより1つの回
路網を形成し、この回路網を単相電源による双方向通電
により同時に通電するようにし、各コイルへの通電によ
って発生する磁束の増磁成分と減磁成分とのそれぞれの
和は大きさが異なるようにし、この増磁成分と減磁成分
との大きさの差分による起磁力により、無通電コギング
の少なくとも一部を相殺するようにしたものである。
【0010】この場合、各ティースに巻装された各コイ
ルの極性を、増磁性と減磁性との数を異なるようにする
のが実施し易い。また、各ティースに巻装された各コイ
ルを、増磁性と減磁性とで巻数を異ならせるのも好まし
い。さらに、各ティースに巻装された各コイルを、増磁
性と減磁性とを並列接続してこの巻線の線径を異ならせ
るのもよい。
【0011】また、コイルへの通電方向を、ステータコ
アの磁気余効時間より長い休止期間を含まないで通電方
向を逆転させると、磁束密度の変化幅を高めることがで
きるため、このような逆励時により行うのがよく、その
結果、起動時やロック時、再起動に際して高トルクを得
ることができる。
【0012】
【作用】従来のブラシレスモータによれば、ステータコ
アの各ティースに巻回されたコイルは選択的に励磁さ
れ、各コイルの通電によって発生する磁束の増磁成分と
減磁成分の大きさは相等しくなるように設計されてお
り、したがって無通電コギングが通電により打ち消され
ることは起こらない。
【0013】これに対して、前述した本発明のブラシレ
スモータによれば、ステータコアの各ティースに巻回さ
れたコイルを励磁すると、この時、各コイルへの通電に
よって発生する磁束の増磁成分と減磁成分とのそれぞれ
の大きさの和が異なっているため、この増磁成分と減磁
成分との大きさの差分による起磁力により、無通電コギ
ングの少なくとも一部を相殺し得る。つまり、無通電の
コギングの総和を磁束の増磁成分と減磁成分との大きさ
の差分による起磁力により減殺でき、したがって、ロー
タマグネットに滑らかな回転力が発生し、ロータが円
滑、低振動の状態で回転する。
【0014】
【実施例】本発明の実施例につき、図面を参照して説明
する。まず、第1の実施例につき、図1〜図4を用いて
説明する。図2は、CD−ROM等の記録媒体を回転駆
動するマイクロモータに適用した場合を示す。なお、こ
の分野のスピンドルモータに対しては、トラッキング及
びフォーカスエラーの観点から、これまで単相励磁は使
用できないとされていた。
【0015】図2において、駆動装置に固定される珪素
鋼板等よりなる基板10には取付孔12が形成され、こ
の取付孔12に円筒状のスリーブ14が、その軸心を基
板10に対し直交させてかつ下方に突出した状態で固定
され、スリーブ14の内側に一対の含油軸受16,18
を介してシャフト20が回転自在に支持されている。シ
ャフト20の上下端部はそれぞれスリーブ14より上下
に導出している。
【0016】スリーブ14の下半部の外周には、ステー
タコア22にコイル24を巻回して構成されたステータ
26が固定され、シャフト20の下端部に、ステータ2
6の外周を囲繞して配設されたカップ状のロータホルダ
28がかしめ等により固定され、このロータホルダ28
の円筒壁の内周面に円環状のロータマグネット30が固
定されている。ロータマグネット30はステータ26の
外周面に対し若干の空隙を介して対向している。このロ
ータホルダ28とロータマグネット30とによりロータ
32が構成されている。
【0017】シャフト20の上端部には、基板10の上
側に位置するターンテーブル34が圧入固定され、これ
に図外のCD(記録媒体)が載置される。基板10の下
面のロータマグネット30に対応する位置には、1個の
ホール素子よりなるセンサ36が配設され、ロータマグ
ネット30の磁束を検出する。
【0018】図3は、前記マイクロモータにおけるステ
ータ26とロータ32との関係を示したものである。な
お、コイル24は省略してある。
【0019】ステータ26のステータコア22は1方向
性珪素鋼板からなる6スロット構成であり、6個のティ
ース(、、、、、)38が円周方向に等間
隔に配列されている。ステータコア22の磁化方向つま
り磁化容易軸の方向は、任意の1つのティース()3
8の突出方向に対して偏角θ(約10度)を有する。こ
の偏角θは、ステータコア22のスロット数に基づく電
気角の関係から角度の倍増効果を有する。
【0020】ステータコア22の各ティース(、、
、、、)38にはそれぞれコイル(、、
、、、)24が巻回されているが、これらコイ
ル(、、、、、)24は、図1に示すよう
に、3つのコイル(、、)24の直列回路と3つ
のコイル(、、)24の直列回路とを並列接続し
て1つの回路網40を構成している。この場合、各コイ
ル(、、、、、)24はそれぞれ同一巻き
数に設定されているが、2つのコイル(、)と他の
コイル(、、、)24とは巻方向が異なり、従
って増磁性のコイル数と減磁性のコイル数とが異なるよ
うになっている。なお、図1において、R1,R2(R
1=R2)はコイルの直流抵抗を示す。
【0021】一方、ロータマグネット30は、8ポール
構成であり、周方向にN極とS極とが交互に配列されて
8個の磁極を形成している。なお、8ポールの他4ポー
ル(図示せず)も使用でき、8ポールと同等以上に良好
なモータ特性を得ることができる。前記センサ36は、
基板10の下面においてステータコア22の任意の隣合
う2つのティース(、)38間中央の径方向外側に
ロータマグネット30に向かい合って配置されている。
【0022】図4は、モータ制御回路42の概略構成を
示したものである。このモータ制御回路42は、直流電
源44に接続され回路網40に直流電流を供給する電源
制御部46と、回路網40に接続されたスイッチング素
子、例えばトランジスタT1〜T4をスイッチング制御
する励磁電流制御部48とを有している。
【0023】この電源制御部46は、CDの再生時に得
られるCLV信号により回路網40に供給する電流を制
御し、ロータ32の回転速度を制御する。また、励磁電
流制御部48は、各コイル24を実質的に休止期間を含
まずステータコア22の磁化が残留する間に通電方向が
逆転する双方向通電により同時に駆動し、かつ、通電に
よって形成されるステータコア22の各電磁極がロータ
マグネット30の対向磁極に対して総合的に回転力を生
じるようセンサ36の検出信号を用いてコイル24を励
磁する。
【0024】このように構成されたマイクロモータにあ
っては、モータ制御回路42によりステータ26の各コ
イル24による回路網40を駆動すると、ステータコア
22が方向性を有することによりモータ内の磁束のパス
が変位することによってセンサ電圧を得て、モータは死
点なく起動する。起動後は該ステータ26の各ティース
38は、コイル(、)24とコイル(、、、
)24との巻方向に応じて磁化されるため、発生する
磁化力の差分に従って回転力が生じ、例え無通電コギン
グを有していてもロータ32が速やかに加速する。
【0025】ロータ32が起動すると、センサ36によ
りロータマグネット30の回転位置つまり磁極の境目が
検出され、この検出信号により直接あるいは信号を遅延
した上で回路網40への通電方向を切り換えることによ
り各ティース38にロータマグネット30の対向磁極に
対し総合的に逆極性になる電磁極が形成され、ロータ3
2に連続して回転力を与えることが可能となる。
【0026】特に、この実施例の場合、ロータ32の無
通電の停止時には、ロータマグネット30の各磁極がス
テータコア22の先端の各ティップに対向しているが、
起動時、コイル24への通電によりステータコア22を
磁化すると、各ティップにおける磁化中心がティップの
中心から偏角θだけずれるため、ロータマグネット30
の各磁極の中心と各ティップ40磁化中心とがずれ、ロ
ータマグネット30にこれらのずれ角度に基づく回転力
が作用し、ロータ32が速やかに起動する。
【0027】また、従来のブラシレスモータでは、主に
3相バイポーラが用いられているが、この場合、ある時
間において6スロットとすれば内4スロットが通電され
るのみで2スロットは停止していた。従って、ロータ1
回転について起磁力は4個のティースから発生する。こ
れに対して本発明では、1回転当たり6個のティースか
ら起磁力が発生するから、そのトルク出力の割合にし
て、急速な加減速を実現できる。
【0028】図5及び図6は、12ポール9スロットの
場合を示した第2の実施例である。ステータ50のステ
ータコア52は9スロット構成であり、9個のティース
(、、、、、、、、)54が周方向
等間隔つまり40度間隔で配列されている。この各ティ
ース(、、、、、、、、)54には
それぞれコイル(、、、、、、、、
)56が巻回されているが、これらコイル(、、
、、、、、、)56は、図6に示すよう
に、4つのコイル(、、、、)56及び1つの
コイル()を2等分した時の一方のコイル(’)5
6の直列回路と、4つのコイル(、、、)56
及び1つのコイル()を2等分した時の他方のコイル
(’’)56の直列回路とを並列接続して1つの回路
網58を構成している。
【0029】この場合、各コイル(、、、、
、、、、)56はそれぞれ同一巻き数に設定
されているが、4つのコイル(、、、)56と
5つのコイル(、、、、)56とは巻方向が
異なり、従って増磁性のコイル数と減磁性のコイル数と
が異なるようになっている。なお、図6において、R1
1,R12(R11=R12)はコイルの直流抵抗を示
す。
【0030】一方、ステータ50に対向するように回転
自在に設けられたロータ60は、ロータホルダの周壁の
内周面に環状のロータマグネット62を取り付けて構成
されている。ロータマグネット62は、12ポール構成
であり、N極、S極が交互に周方向等間隔に配列されて
いる。なお、12ポールの他6ポール(図示せず)も使
用でき、12ポールと同等以上に良好なモータ特性を得
ることができる。このロータマグネット62に対向して
ホール素子等のセンサ64が配設されている。
【0031】このように構成されたマイクロモータにあ
っては、第1の実施例の場合と同様に、モータ制御回路
により各コイル56による回路網58を駆動すると、ス
テータコア52の各ティース54は、コイル(、、
、)56とコイル(、、、、)56との
巻方向に応じて磁化され、この差分に従って回転力が生
じ、無通電コギングを有していてもロータ60が速やか
に回転を開始する。本実施例においては、スロット数が
多いため、特に方向性ステータとの組み合わせにおいて
無通電コギングが減少する。また、回転中は極数に比例
して高いトルクが得られる。
【0032】そして、ロータ60が回転し始めると、セ
ンサ64によりロータマグネット62の回転位置つまり
磁極の位置が検出され、この検出信号により回路網58
への通電方向を切り換えることにより、ロータ60に連
続して回転力を与えることが可能となり、これ以降ロー
タ60の回転が継続される。
【0033】次に、本発明の第3〜第5の実施例を、図
7〜図9を用いて説明する。なお、これらの実施例は、
第1の実施例の場合と同様に、6スロット構成のステー
タを用いた場合を示す。
【0034】まず、第3の実施例を示した図7におい
て、ステータの各ティースに巻回された6つのコイル
(、、、、、)70は、直列接続されて1
つの回路網72を構成しているが、3つのコイル(、
、)70と3つのコイル(、、)70とは、
巻数が異なると共に巻方向が異なり、各コイル70への
通電によって発生する磁束の増磁成分と減磁成分とのそ
れぞれの大きさの和が異なっている。
【0035】また、第4の実施例を示した図8におい
て、ステータの各ティースに巻回された6つのコイル
(、、、、、)80は、並列接続されて1
つの回路網82を構成しており、各コイル(、、
、、、)80は巻数が等しく設定されている
が、2つのコイル(、)80と4つのコイル(、
、、)70とは巻方向が異なっており、増磁性と
減磁性との数が異なっている。
【0036】さらに、第5の実施例を示した図9におい
て、ステータの各ティースに巻回された6つのコイル
(、、、、、)90は、全て同一巻数に設
定されており、かつ、3つのコイル(、、)90
と3つのコイル(、、)90とが互いに巻方向が
逆になっているが、コイル(、)90が並列接続さ
れてコイル()90に直列接続されると共に、コイル
(、)90が並列接続されてコイル()90に直
列接続され、これらの直列回路が並列接続され、いわゆ
る直並列回路を構成している。
【0037】従って、コイル(、)90にはモータ
制御回路からの駆動電流の2分1が、コイル(、、
、)90にはモータ制御回路からの駆動電流の4分
1がそれぞれ供給され、結果として各コイル90への通
電によって発生する磁束の増磁成分と減磁成分とのそれ
ぞれの大きさの和が異なっている。
【0038】このように各コイルを直並列接続すること
により、同様なモータ構造で各種電源電圧に対応するこ
とが可能になる。また、各ティースコイルの端子電圧の
変更により異なる回転数にも対応させることができる。
【0039】以上、本発明による各種のブラシレスモー
タの実施例について説明したが、本発明はこれら実施例
に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱するこ
とのない範囲で種々の変更ないし修正が可能であること
は言うまでもない。
【0040】例えば、各コイルにより直並列回路を構成
する場合の直列コイル数あるいは並列コイル数を違え
て、各コイルへの通電によって発生する磁束の増磁成分
と減磁成分とのそれぞれの大きさの和を異ならせるよう
にしてもよい。
【0041】あるいは、各コイルの線径を異ならせて各
コイルへの通電によって発生する磁束の増磁成分と減磁
成分とのそれぞれの大きさの和を異ならせるようにして
もよい。または、各ティースの方向性に応じてそのアン
ペアターンを変更し、発生する起磁力の大きさを変更し
てもよい。
【0042】なお、前記実施例では、アウターロータ型
のブラシレスモータの場合を示したが、インナーロータ
型ブラシレスモータにおいても同様に適用できることは
明かである。
【0043】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、次に記載する効果を奏する。各ティースに
巻装され1つの回路網を形成すると共に単相電源による
双方向通電により同時に励磁される各コイルを、通電に
よって発生する磁束の増磁成分と減磁成分とのそれぞれ
の大きさの和を異ならせることにより、この増磁成分と
減磁成分との大きさの差分による起磁力をもって、無通
電コギングの少なくとも一部を相殺することができ、無
通電コギングがあっても高い起動信頼性が得られると共
に、回転むらが少なく、高トルクが得られる新規なブラ
シレスモータを提供できるものである。
【0044】その上、無通電コギングを避けるためにス
テータのスロット数とロータマグネットの磁極数とに特
別な関係を持たせたり、複数のセンサを用いたり、ある
いはステータに補極を設ける等の複雑な構造上の工夫を
要することがなく、簡単小型で安価なブラシレスモータ
を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のブラシレスモータの第1の実施
例を示す各コイルによる回路網の結線図である。
【図2】図1のブラシレスモータの全体構成を示す切断
正面図である。
【図3】図1のブラシレスモータの要部を示すステータ
とロータとの平面図である。
【図4】図1のコイル駆動回路を示す回路図である。
【図5】本発明の第2の実施例の要部を示すステータと
ロータとの平面図である。
【図6】図5の各コイルによる回路網の結線図である。
【図7】本発明の第3の実施例を示す各コイルによる回
路網の結線図である。
【図8】本発明の第4の実施例を示す各コイルによる回
路網の結線図である。
【図9】本発明の第4の実施例を示す各コイルによる回
路網の結線図である。
【符号の説明】
22、52 ステータコア 24、56、70、80、90 コイル 26、50 ステータ 30、62 ロータマグネット 36、64 センサ 40、58、72、82、92 回路網

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスロットを有するステータコアの
    任意のティースにそれぞれコイルを巻装して構成された
    ステータと、該ステータに対向して回転自在に設けられ
    周方向に異極を交互に配列してなるロータマグネット
    と、該ロータマグネットの磁束を検出するセンサとを備
    えたブラシレスモータであって、 前記各ティースに巻装された前記各コイルは1つの回路
    網を形成し、該回路網が単相電源による双方向通電によ
    り同時に通電され、 前記各コイルへの通電によって発生する磁束の増磁成分
    と減磁成分とのそれぞれの和は大きさが異なっており、 この増磁成分と減磁成分との大きさの差分による起磁力
    により、無通電コギングの少なくとも一部が相殺される
    ことを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 前記各ティースに巻装された前記各コイ
    ルの極性は、増磁性と減磁性との数が異なっている請求
    項1記載のブラシレスモータ。
  3. 【請求項3】 前記各ティースに巻装された前記各コイ
    ルは、増磁性と減磁性とで巻数が異なっている請求項1
    記載のブラシレスモータ。
  4. 【請求項4】 前記各ティースに巻装された前記各コイ
    ルは、増磁性と減磁性とが直列もしくは並列接続され、
    この増磁性の巻線と減磁性の巻線との線径が異なってい
    るコイルを含むことを特徴とする請求項1記載のブラシ
    レスモータ。
  5. 【請求項5】 前記ステータコアもしくは前記ロータマ
    グネットは、その磁化に関して方向性を有することを特
    徴とする請求項1記載のブラシレスモータ。
  6. 【請求項6】 前記コイルへの励磁電流は、前記ステー
    タコアの磁気余効時間に比較して十分長い休止期間を含
    まないで通電方向が逆転する逆励時により行われる請求
    項1記載のブラシレスモータ。
JP22583494A 1994-08-26 1994-08-26 ブラシレスモータ Expired - Fee Related JP3633965B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22583494A JP3633965B2 (ja) 1994-08-26 1994-08-26 ブラシレスモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22583494A JP3633965B2 (ja) 1994-08-26 1994-08-26 ブラシレスモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0870562A true JPH0870562A (ja) 1996-03-12
JP3633965B2 JP3633965B2 (ja) 2005-03-30

Family

ID=16835550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22583494A Expired - Fee Related JP3633965B2 (ja) 1994-08-26 1994-08-26 ブラシレスモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3633965B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020085431A (ko) * 2001-05-08 2002-11-16 (주)오리엔트텔레콤 진동이 방지된 단상 브러시리스 직류 팬모터
JP2006311716A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Toyota Motor Corp 回転電機の巻線構造
JP2019511198A (ja) * 2016-04-04 2019-04-18 ヴェステック ホールディングス リミテッド 電動機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020085431A (ko) * 2001-05-08 2002-11-16 (주)오리엔트텔레콤 진동이 방지된 단상 브러시리스 직류 팬모터
JP2006311716A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Toyota Motor Corp 回転電機の巻線構造
JP2019511198A (ja) * 2016-04-04 2019-04-18 ヴェステック ホールディングス リミテッド 電動機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3633965B2 (ja) 2005-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4113339B2 (ja) 3相環状コイル式永久磁石型回転電機
JPH0614514A (ja) 永久磁石式ステッピングモ−タ
JP2005505224A (ja) 電動モータ、特に電子的に整流される直流モータ
JPH05304737A (ja) 永久磁石形モータ
US4950960A (en) Electronically commutated motor having an increased flat top width in its back EMF waveform, a rotatable assembly therefor, and methods of their operation
JP3524138B2 (ja) ブラシレスモータ
JP2000050603A (ja) 直流ブラシレスモータ及びそれを用いたポリゴンスキャナ
JP3633965B2 (ja) ブラシレスモータ
JP3447795B2 (ja) ブラシレスモータ
JP4823425B2 (ja) Dcモータ
JPS5855747B2 (ja) ブラシレスチヨクリユウモ−タ
JP3171293B2 (ja) ブラシレスモータ
JP3466706B2 (ja) ブラシレスモータ及びその回転制御方法
JPH06339240A (ja) 永久磁石形モータ
JPH0923687A (ja) 磁石モータとその起動方式
JP3840715B2 (ja) 永久磁石形同期電動機
JPH05236688A (ja) 永久磁石形モータ
JP3228782U (ja) 永久磁石を用いたモータ
KR100427791B1 (ko) 다상모터
JPH0690538A (ja) ブラシレスモータ
JPH08214524A (ja) ブラシレスモータ及びそのドライブ方式
JPH11136889A (ja) 永久磁石形モータ及びその製造方法
JPS6122553B2 (ja)
JPS60141156A (ja) 磁界内におかれたコイルの誘導出力を位置検知信号として駆動コイルを通電制御するブラシレスモ−タ
JPH05276724A (ja) ブラシレスモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090107

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090107

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110107

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees