JPH087065Y2 - ディーゼル発電機の回転速度制御装置 - Google Patents
ディーゼル発電機の回転速度制御装置Info
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- JPH087065Y2 JPH087065Y2 JP8730989U JP8730989U JPH087065Y2 JP H087065 Y2 JPH087065 Y2 JP H087065Y2 JP 8730989 U JP8730989 U JP 8730989U JP 8730989 U JP8730989 U JP 8730989U JP H087065 Y2 JPH087065 Y2 JP H087065Y2
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- signal
- rotational speed
- output
- rotation speed
- switch
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- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ディーゼル発電機の回転速度制御装置に関
するものである。
するものである。
(従来の技術) ディーゼル発電機においては、その出力電圧の周波数
を所望の値に維持するため、アイソクロナス制御が採用
されており、この結果、負荷の変動等に対しても発電機
の回転速度を所要の値に良好に保持することができる。
しかしながら、発電機の出力周波数の変更、又はアイド
ル運転状態から所要の定格運転状態への切り換えなどに
より、ディーゼル発電機の設定回転速度をステップ的に
変更した場合、従来においては、フルラック相当の燃料
を燃焼させていたため、黒煙を発生すると共に、機関速
度が大きくなりオーバーシュート状態になるという不具
合があった。
を所望の値に維持するため、アイソクロナス制御が採用
されており、この結果、負荷の変動等に対しても発電機
の回転速度を所要の値に良好に保持することができる。
しかしながら、発電機の出力周波数の変更、又はアイド
ル運転状態から所要の定格運転状態への切り換えなどに
より、ディーゼル発電機の設定回転速度をステップ的に
変更した場合、従来においては、フルラック相当の燃料
を燃焼させていたため、黒煙を発生すると共に、機関速
度が大きくなりオーバーシュート状態になるという不具
合があった。
設定回転速度がステップ的に変更された場合に生じる
不具合を解決するため、特開昭53-44736号公報には、発
電機の設定回転速度と実回転速度との差分に応答してPI
D制御を行なう構成において、設定回転速度がステップ
的に変更された場合、実回転速度が新たな設定回転速度
に達するまでの間PID制御を中止し、噴射量を徐々に上
昇させる制御を行ない、設定回転速度に達したならば再
びPID制御に戻す構成が開示されている。
不具合を解決するため、特開昭53-44736号公報には、発
電機の設定回転速度と実回転速度との差分に応答してPI
D制御を行なう構成において、設定回転速度がステップ
的に変更された場合、実回転速度が新たな設定回転速度
に達するまでの間PID制御を中止し、噴射量を徐々に上
昇させる制御を行ない、設定回転速度に達したならば再
びPID制御に戻す構成が開示されている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、この従来技術は、フルラック状態とすること
なく実回転速度を短時間のうちに設定回転速度に一致さ
せることは困難であり、設定回転速度の切換時の過渡制
御に要する時間が長くなる傾向を有するという問題点が
あった。
なく実回転速度を短時間のうちに設定回転速度に一致さ
せることは困難であり、設定回転速度の切換時の過渡制
御に要する時間が長くなる傾向を有するという問題点が
あった。
本考案の目的は、従来技術における上述の問題点を解
決することができるディーゼル発電機の回転速度制御装
置を提供することにある。
決することができるディーゼル発電機の回転速度制御装
置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本考案の特徴は、ディーゼ
ル発電機の設定回転速度と実回転速度との差分に応答し
てディーゼル機関への燃料供給量をPID制御するため上
記差分に基づくPID演算を行なう演算手段を有し、該演
算手段からの出力に応答してディーゼル発電機の回転速
度を上記設定回転速度に保持するよう燃料供給量制御を
行なうためのディーゼル発電機の回転速度制御装置にお
いて、実回転速度の単位時間当りの変化量を検出する検
出手段と、設定回転速度がより大きな値に切り換えられ
たことに応答し所要の期間だけ上記演算手段から得られ
た出力を上記検出手段のその時時の出力に応じて定まる
量だけ減じる補正を行なう手段とを備えた点にある。
ル発電機の設定回転速度と実回転速度との差分に応答し
てディーゼル機関への燃料供給量をPID制御するため上
記差分に基づくPID演算を行なう演算手段を有し、該演
算手段からの出力に応答してディーゼル発電機の回転速
度を上記設定回転速度に保持するよう燃料供給量制御を
行なうためのディーゼル発電機の回転速度制御装置にお
いて、実回転速度の単位時間当りの変化量を検出する検
出手段と、設定回転速度がより大きな値に切り換えられ
たことに応答し所要の期間だけ上記演算手段から得られ
た出力を上記検出手段のその時時の出力に応じて定まる
量だけ減じる補正を行なう手段とを備えた点にある。
(作用) 設定回転速度がより大きな値に設定されると、設定回
転速度と実回転速度との間の差分が大きくなり、PID制
御によって機関への燃料供給量が増大する。この結果実
回転速度は急速に上昇することになり、検出手段からは
その急速上昇に見合った大きな出力が得られる。演算手
段によって得られた出力は、所定の期間においてのみ、
検出手段の出力に応じて定まる量だけ減少せしめられる
ので、設定回転速度がステップ的により大きな値とされ
ても、燃料供給量が実回転速度を急速に上昇させること
のない適度の変化量で上昇することになる。補正のため
の減少量を検出手段の出力に応じて適切に設定すること
により、燃料の過剰供給を生じさせずに可及的速やかに
実回転速度を所要の設定回転速度に一致させることがで
きる。
転速度と実回転速度との間の差分が大きくなり、PID制
御によって機関への燃料供給量が増大する。この結果実
回転速度は急速に上昇することになり、検出手段からは
その急速上昇に見合った大きな出力が得られる。演算手
段によって得られた出力は、所定の期間においてのみ、
検出手段の出力に応じて定まる量だけ減少せしめられる
ので、設定回転速度がステップ的により大きな値とされ
ても、燃料供給量が実回転速度を急速に上昇させること
のない適度の変化量で上昇することになる。補正のため
の減少量を検出手段の出力に応じて適切に設定すること
により、燃料の過剰供給を生じさせずに可及的速やかに
実回転速度を所要の設定回転速度に一致させることがで
きる。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案の一実施例について
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図は本考案によるディーゼル発電機用回転速度制
御装置の一実施例を示すブロック図である。第1図にお
いて、1は発電機、2は発電機1を駆動するためのディ
ーゼル機関、3はディーゼル機関2へ燃料を噴射供給す
るための燃料噴射ポンプ、4は燃料供給量を調節するた
めの燃料調節部材である。総体的に符号10で示される回
転速度制御装置は、発電機1すなわちディーゼル機関2
の回転速度を制御するための装置であり、所要の設定回
転速度でディーゼル機関を運転するために必要な目標噴
射量を計算する制御計算ユニット20と、制御計算ユニッ
ト20からの出力信号Saに応答し燃料調節部材4の位置を
それに見合った所要の位置にサーボ制御するためのサー
ボ制御ユニット50とを有している。
御装置の一実施例を示すブロック図である。第1図にお
いて、1は発電機、2は発電機1を駆動するためのディ
ーゼル機関、3はディーゼル機関2へ燃料を噴射供給す
るための燃料噴射ポンプ、4は燃料供給量を調節するた
めの燃料調節部材である。総体的に符号10で示される回
転速度制御装置は、発電機1すなわちディーゼル機関2
の回転速度を制御するための装置であり、所要の設定回
転速度でディーゼル機関を運転するために必要な目標噴
射量を計算する制御計算ユニット20と、制御計算ユニッ
ト20からの出力信号Saに応答し燃料調節部材4の位置を
それに見合った所要の位置にサーボ制御するためのサー
ボ制御ユニット50とを有している。
サーボ制御ユニット50は、出力信号Saに応答し燃料調
節部材4のその時の目標位置を示す目標位置信号Sbに変
換するための変換部51及び燃料調節部材4のその時の位
置を示す実位置信号Pを出力する位置センサ52を備えて
いる。サーボ回路53は目標位置信号Sbおよび実位置信号
Pに応答し、燃料調節部材4の位置調節を行なうための
アクチェータ54を制御するための制御信号CSを出力し、
目標位置信号Sbによって示される目標位置に燃料調節部
材4が位置決めされるようサーボ制御が行なわれる。
節部材4のその時の目標位置を示す目標位置信号Sbに変
換するための変換部51及び燃料調節部材4のその時の位
置を示す実位置信号Pを出力する位置センサ52を備えて
いる。サーボ回路53は目標位置信号Sbおよび実位置信号
Pに応答し、燃料調節部材4の位置調節を行なうための
アクチェータ54を制御するための制御信号CSを出力し、
目標位置信号Sbによって示される目標位置に燃料調節部
材4が位置決めされるようサーボ制御が行なわれる。
制御計算ユニット20は、ディーゼル機関2の実際の回
転速度Naを検出しその検出結果を示す実速度信号N1を出
力する回転速度検出部21と、ディーゼル機関2のその時
の目標回転速度Ntを示す目標速度信号N2を第1スイッチ
22及び第2スイッチ23の操作に応答して出力する目標速
度設定部24とを有している。
転速度Naを検出しその検出結果を示す実速度信号N1を出
力する回転速度検出部21と、ディーゼル機関2のその時
の目標回転速度Ntを示す目標速度信号N2を第1スイッチ
22及び第2スイッチ23の操作に応答して出力する目標速
度設定部24とを有している。
電源+Vに接続されている第1スイッチ22は、ディー
ゼル機関2をアイドル運転状態又は定格運転状態のいず
れとするのかを指定するスイッチであり、そのオフ状態
でアイドル運転状態を指定し、そのオン状態で定格運転
状態を指定することができる。第2スイッチ23は、第1
スイッチ22により定格運転状態が指定されたときに、50
Hz又は60Hzのいずれの定格運転であるかを指定するため
のスイッチであり、そのオフ状態で50Hzを指定し、その
オン状態で60Hzを指定することができる。
ゼル機関2をアイドル運転状態又は定格運転状態のいず
れとするのかを指定するスイッチであり、そのオフ状態
でアイドル運転状態を指定し、そのオン状態で定格運転
状態を指定することができる。第2スイッチ23は、第1
スイッチ22により定格運転状態が指定されたときに、50
Hz又は60Hzのいずれの定格運転であるかを指定するため
のスイッチであり、そのオフ状態で50Hzを指定し、その
オン状態で60Hzを指定することができる。
上記説明から判るように、第1及び第2スイッチ22,2
3の操作によりアイドル、50Hz,60Hzの3つの指定を行な
うことができ、目標速度設定部24では、第1及び第2ス
イッチ22,23の出力状態が判別され、その時の指定状態
に応じた目標回転速度を示す目標速度信号N2が出力され
る。
3の操作によりアイドル、50Hz,60Hzの3つの指定を行な
うことができ、目標速度設定部24では、第1及び第2ス
イッチ22,23の出力状態が判別され、その時の指定状態
に応じた目標回転速度を示す目標速度信号N2が出力され
る。
実速度信号N1及び目標速度信号N2は差分演算部25に入
力され、ここで差分Nt‐Naの計算が行なわれ、その計算
結果を示す差分信号SSが差分演算部25から出力され、PI
D演算部26に入力される。PID演算部26は、その差分に基
づいてディーゼル機関2への供給燃料の制御を、比例,
積分,微分制御により行なうためのPID演算を行なうた
めの演算部であり、PID演算部26からは、その演算結果
を示す演算出力信号ESが出力される。後述するように、
設定回転速度の変更がない定常制御状態にあっては、演
算出力信号ESがスイッチ27を介して出力信号Saとして取
り出されてサーボ制御ユニット50に供給され、演算出力
信号ESに従うPID制御により燃料供給量の制御が行なわ
れる。この結果、実回転速度Naは所要の目標回転速度Nt
に保持される。
力され、ここで差分Nt‐Naの計算が行なわれ、その計算
結果を示す差分信号SSが差分演算部25から出力され、PI
D演算部26に入力される。PID演算部26は、その差分に基
づいてディーゼル機関2への供給燃料の制御を、比例,
積分,微分制御により行なうためのPID演算を行なうた
めの演算部であり、PID演算部26からは、その演算結果
を示す演算出力信号ESが出力される。後述するように、
設定回転速度の変更がない定常制御状態にあっては、演
算出力信号ESがスイッチ27を介して出力信号Saとして取
り出されてサーボ制御ユニット50に供給され、演算出力
信号ESに従うPID制御により燃料供給量の制御が行なわ
れる。この結果、実回転速度Naは所要の目標回転速度Nt
に保持される。
第1スイッチ22又は第2スイッチ23の操作により設定
回転速度がより高い新たな設定回転速度に変更された場
合に、燃料調節部材4が可及的速やかに且つ燃料の供給
過剰を生じさせることなしに新たな設定回転速度に見合
う位置に位置決めされるようにするため、本考案の装置
では、実回転信号N1の単時間当りの変化量、すなわち時
間微分値を求めるための微分演算部28を備えており、実
回転信号N1を時間微分して得られた微分出力信号BSは、
乗算部29において所定の定数が乗算されて補正信号HSと
され、加算部30に入力される。
回転速度がより高い新たな設定回転速度に変更された場
合に、燃料調節部材4が可及的速やかに且つ燃料の供給
過剰を生じさせることなしに新たな設定回転速度に見合
う位置に位置決めされるようにするため、本考案の装置
では、実回転信号N1の単時間当りの変化量、すなわち時
間微分値を求めるための微分演算部28を備えており、実
回転信号N1を時間微分して得られた微分出力信号BSは、
乗算部29において所定の定数が乗算されて補正信号HSと
され、加算部30に入力される。
加算部30には、本実施例では、演算出力信号ESをフィ
ルタ部31に通しその高周波成分を除去して得られたフィ
ルタ出力信号FSが入力されているが、演算出力信号ESを
そのまま直接入力してもよい。フィルタ出力信号FSと補
正信号HSとは加算部30において図示の極性で加算され、
これによりフィルタ出力信号FSが補正信号HSにより補正
され、補正された信号は過渡制御のための過渡制御信号
KSとして加算部30から出力される。過渡制御信号KSはス
イッチ32に入力されており、スイッチ27,32が後述する
切換制御部40により切り換え制御され、演算出力信号ES
に代えて、スイッチ32からの出力が出力信号Saとして変
換部51に供給される。
ルタ部31に通しその高周波成分を除去して得られたフィ
ルタ出力信号FSが入力されているが、演算出力信号ESを
そのまま直接入力してもよい。フィルタ出力信号FSと補
正信号HSとは加算部30において図示の極性で加算され、
これによりフィルタ出力信号FSが補正信号HSにより補正
され、補正された信号は過渡制御のための過渡制御信号
KSとして加算部30から出力される。過渡制御信号KSはス
イッチ32に入力されており、スイッチ27,32が後述する
切換制御部40により切り換え制御され、演算出力信号ES
に代えて、スイッチ32からの出力が出力信号Saとして変
換部51に供給される。
切換制御部40は、スイッチ27の切り換え制御及び演算
出力信号ESをラッチするためのラッチ部33のラッチ制御
を行なうための第1信号C1を出力するフリップ・フロッ
プ回路41と、ラッチ部33からの出力及び過渡制御信号KS
に応答しスイッチ32の切り換え制御を行なうための第2
信号C2を出力する第1比較部70とを具えている。
出力信号ESをラッチするためのラッチ部33のラッチ制御
を行なうための第1信号C1を出力するフリップ・フロッ
プ回路41と、ラッチ部33からの出力及び過渡制御信号KS
に応答しスイッチ32の切り換え制御を行なうための第2
信号C2を出力する第1比較部70とを具えている。
フリップ・フロップ回路41をセットするためのセット
信号SSを得るため、定格変更検出部42及び定格運転開始
検出部43が設けられている。定格変更検出部42は第1及
び第2スイッチ22,23に応答し、定格が50〔Hz〕から60
〔Hz〕に変更されたことを検出するものであり、第1ス
イッチ22がオンの状態において第2スイッチ23がオフか
らオンに切り換えられた状態となった場合にその出力線
42aが低レベル状態から高レベル状態に切り換えられ
る。すなわち、定格運転状態において50〔Hz〕から60
〔Hz〕への定格の変更が行なわれた場合に出力線42aの
レベルが「L」から「H」に切り換えられ、一方、60
〔Hz〕から50〔Hz〕への定格の変更が行なわれた場合に
は出力線42aのレベルが「H」から「L」に切り換えら
れる。定格運転開始検出部43は第1スイッチ22及びキー
スイッチ34に応答し、機関の始動時に定格運転となって
いるか否かの検出を行なうものであり、機関の始動時に
スイッチ34がオンとされたときに第1スイッチ22により
定格運転状態が選ばれていた場合、その出力線43aのレ
ベルが低レベル状態から高レベル状態に切り換えられ
る。
信号SSを得るため、定格変更検出部42及び定格運転開始
検出部43が設けられている。定格変更検出部42は第1及
び第2スイッチ22,23に応答し、定格が50〔Hz〕から60
〔Hz〕に変更されたことを検出するものであり、第1ス
イッチ22がオンの状態において第2スイッチ23がオフか
らオンに切り換えられた状態となった場合にその出力線
42aが低レベル状態から高レベル状態に切り換えられ
る。すなわち、定格運転状態において50〔Hz〕から60
〔Hz〕への定格の変更が行なわれた場合に出力線42aの
レベルが「L」から「H」に切り換えられ、一方、60
〔Hz〕から50〔Hz〕への定格の変更が行なわれた場合に
は出力線42aのレベルが「H」から「L」に切り換えら
れる。定格運転開始検出部43は第1スイッチ22及びキー
スイッチ34に応答し、機関の始動時に定格運転となって
いるか否かの検出を行なうものであり、機関の始動時に
スイッチ34がオンとされたときに第1スイッチ22により
定格運転状態が選ばれていた場合、その出力線43aのレ
ベルが低レベル状態から高レベル状態に切り換えられ
る。
出力線42a,43a及び第1スイッチ22の出力線22aがオア
回路44に接続されており、その出力線44aからの出力が
セット信号SSとして取り出され、フリップ・フロップ回
路41のセット入力端子Sに印加されている。フリップ・
フロップ回路41は、セット信号SSのレベルが「L」から
「H」に変化したことに応答してセットされる。
回路44に接続されており、その出力線44aからの出力が
セット信号SSとして取り出され、フリップ・フロップ回
路41のセット入力端子Sに印加されている。フリップ・
フロップ回路41は、セット信号SSのレベルが「L」から
「H」に変化したことに応答してセットされる。
第2比較部45は実速度信号N1と目標速度信号N2とに応
答し、Na=Ntとなったときにその出力線45aのレベルが
高レベル状態とされる比較回路であり、出力線45aから
の出力がリセット信号RSとして取り出され、フリップ・
フロップ回路41のリセット入力端子Rに入力されてい
る。フリップ・フロップ回路41は、リセット信号RSのレ
ベルが「L」から「H」に変化したことに応答してリセ
ットされる。
答し、Na=Ntとなったときにその出力線45aのレベルが
高レベル状態とされる比較回路であり、出力線45aから
の出力がリセット信号RSとして取り出され、フリップ・
フロップ回路41のリセット入力端子Rに入力されてい
る。フリップ・フロップ回路41は、リセット信号RSのレ
ベルが「L」から「H」に変化したことに応答してリセ
ットされる。
フリップ・フロップ回路41のQ出力からの第1信号C1
はスイッチ27の切換制御のための信号としてスイッチ27
に与えられており、第1信号C1のレベルが「L」のとき
はスイッチ27は実線で示される切換状態とされ、第1信
号C1のレベルが「H」のときはスイッチ27は点線で示さ
れる切換状態とされ、また、第1信号C1のレベルが
「L」から「H」となったときに、ラッチ部33はこれに
応答し演算出力信号ESをラッチする。第1比較部70は、
過渡制御信号KSの値Vaとラッチ部33にラッチされた演算
出力信号ESの値Vbとの比較を行ない、Va<Vbの状態に応
答して第2信号C2のレベルが「H」となり、スイッチ32
が点線で示される切り換え状態とされる。
はスイッチ27の切換制御のための信号としてスイッチ27
に与えられており、第1信号C1のレベルが「L」のとき
はスイッチ27は実線で示される切換状態とされ、第1信
号C1のレベルが「H」のときはスイッチ27は点線で示さ
れる切換状態とされ、また、第1信号C1のレベルが
「L」から「H」となったときに、ラッチ部33はこれに
応答し演算出力信号ESをラッチする。第1比較部70は、
過渡制御信号KSの値Vaとラッチ部33にラッチされた演算
出力信号ESの値Vbとの比較を行ない、Va<Vbの状態に応
答して第2信号C2のレベルが「H」となり、スイッチ32
が点線で示される切り換え状態とされる。
次に、第1図に示した回転速度制御装置10の動作につ
いて第2図(a)乃至第2図(g)の波形図を参照して
説明する。
いて第2図(a)乃至第2図(g)の波形図を参照して
説明する。
第1図に示されるディーゼル発電装置が50〔Hz〕の定
格運転を行なっている場合において、時刻t=t0におい
て第2スイッチ23がオン状態とされ、60〔Hz〕の定格運
転状態に変更された場合の動作を例にとって説明する。
格運転を行なっている場合において、時刻t=t0におい
て第2スイッチ23がオン状態とされ、60〔Hz〕の定格運
転状態に変更された場合の動作を例にとって説明する。
第2スイッチ23がオンとなると、目標速度設定部24か
ら出力される目標速度信号N2は、60Hzの出力電圧を得る
のに必要な所定の目標回転速度を示す内容となり、この
新しい目標回転速度Ntと実回転速度Naとの差分に従った
演算出力信号ESが得られる。定格の切り換え直後におい
てはその差分は大きく、第2図(c)に示すように演算
出力信号ESのレベルはt0以後急速に上昇し、所定の定格
値レベルに略等しくなる。
ら出力される目標速度信号N2は、60Hzの出力電圧を得る
のに必要な所定の目標回転速度を示す内容となり、この
新しい目標回転速度Ntと実回転速度Naとの差分に従った
演算出力信号ESが得られる。定格の切り換え直後におい
てはその差分は大きく、第2図(c)に示すように演算
出力信号ESのレベルはt0以後急速に上昇し、所定の定格
値レベルに略等しくなる。
t=t0における定格の変更は定格変更検出部42におい
て検出され、その出力線42aのレベルがt=t0において
「L」から「H」となる。この結果、フリップ・フロッ
プ回路41がセットされ、第1信号C1のレベルが「L」か
ら「H」となり、t=t0における演算出力信号ESのレベ
ルがラット部33においてラッチされると共に、スイッチ
27が点線で示される状態に切り換えられる。
て検出され、その出力線42aのレベルがt=t0において
「L」から「H」となる。この結果、フリップ・フロッ
プ回路41がセットされ、第1信号C1のレベルが「L」か
ら「H」となり、t=t0における演算出力信号ESのレベ
ルがラット部33においてラッチされると共に、スイッチ
27が点線で示される状態に切り換えられる。
また、上述の如く定格が変更されることによりディー
ゼル機関2の実回転速度がNaが第2図(b)に示される
ように急激に上昇するので、補正信号HSのレベルは第2
図(e)に示されるように、t=t0で立上り、実回転速
度が目標回転速度に近づいてその上昇変化率が小さくな
るにつれてレベル低下する変化を示す。一方、フィルタ
出力信号FSは、第2図(c)に示される演算出力信号ES
をフィルタ部31を介して取り出した信号であり、第2図
(d)に示されるように、演算出力信号ESよりもゆっく
りしたレベル変化の信号となっている。したがって、両
信号FS,HSの差分に応じた過渡制御信号KSは第2図
(f)に示す如くレベル変化することになる。すなわ
ち、t=t0となった直後に一旦大きくレベル低下し、徐
々にレベル上昇して所要の定常値に近づく信号となる。
ゼル機関2の実回転速度がNaが第2図(b)に示される
ように急激に上昇するので、補正信号HSのレベルは第2
図(e)に示されるように、t=t0で立上り、実回転速
度が目標回転速度に近づいてその上昇変化率が小さくな
るにつれてレベル低下する変化を示す。一方、フィルタ
出力信号FSは、第2図(c)に示される演算出力信号ES
をフィルタ部31を介して取り出した信号であり、第2図
(d)に示されるように、演算出力信号ESよりもゆっく
りしたレベル変化の信号となっている。したがって、両
信号FS,HSの差分に応じた過渡制御信号KSは第2図
(f)に示す如くレベル変化することになる。すなわ
ち、t=t0となった直後に一旦大きくレベル低下し、徐
々にレベル上昇して所要の定常値に近づく信号となる。
第1比較部70は、過渡制御信号KSのレベルVaがt=t0
で一旦大きく低下してからVa>Vbとなるt=t1までの間
低レベル状態となる第2信号C2を出力し、したがって、
t<t1においてはスイッチ32は点線で示す切換状態とさ
れ、t=t1においてVa=Vbとなった後はスイッチ32は実
線で示される切換状態とされる。この結果、スイッチ32
の出力のレベルは第2図(g)に示されるように、t0<
t<t1の範囲ではt=t0における演算出力信号ESのレベ
ルと等しく、t≧t1において過渡制御信号KSのレベルと
等しくなる。
で一旦大きく低下してからVa>Vbとなるt=t1までの間
低レベル状態となる第2信号C2を出力し、したがって、
t<t1においてはスイッチ32は点線で示す切換状態とさ
れ、t=t1においてVa=Vbとなった後はスイッチ32は実
線で示される切換状態とされる。この結果、スイッチ32
の出力のレベルは第2図(g)に示されるように、t0<
t<t1の範囲ではt=t0における演算出力信号ESのレベ
ルと等しく、t≧t1において過渡制御信号KSのレベルと
等しくなる。
したがって、t=t0以後、ディーゼル機関2への燃料
の供給は第2図(g)に示されるスイッチ32の出力レベ
ルに従って制御される。第2図(c)と第2図(g)を
比べると判るように、t=t0における定格の切り換え
後、t=t1となってから供給燃料は徐々に増大すること
になる。したがって、目標回転速度が段階的に変化して
も補正信号HSによって上述の如く目標とすべき供給燃料
が徐々に変更せしめられ、燃料の一時的な過渡供給状態
が生じるのを防止し、且つ可及的速やかにNa=Ntの状態
を実現することができる。この間、PID制御の要素が含
まれている制御が行なわれるので、安定な制御が実行さ
れることになる。
の供給は第2図(g)に示されるスイッチ32の出力レベ
ルに従って制御される。第2図(c)と第2図(g)を
比べると判るように、t=t0における定格の切り換え
後、t=t1となってから供給燃料は徐々に増大すること
になる。したがって、目標回転速度が段階的に変化して
も補正信号HSによって上述の如く目標とすべき供給燃料
が徐々に変更せしめられ、燃料の一時的な過渡供給状態
が生じるのを防止し、且つ可及的速やかにNa=Ntの状態
を実現することができる。この間、PID制御の要素が含
まれている制御が行なわれるので、安定な制御が実行さ
れることになる。
t=t2においてNa=Ntとなると、第2比較部45の出力
線45aのレベルが「L」から「H」となり、フリップ・
フロップ回路41がリセットされ、スイッチ27が点線で示
される状態から実線で示される状態に切り換えられる。
したがって、t>t2においては再び演算出力信号ESが出
力信号Saとして取り出されるが、Na=Ntとなった状態に
おいては演算出力信号ESのレベル状態は過渡制御信号KS
のレベル状態に等しく、この切り換えに伴なって生じる
出力信号Saのレベル変化は極めて小さいものである。
線45aのレベルが「L」から「H」となり、フリップ・
フロップ回路41がリセットされ、スイッチ27が点線で示
される状態から実線で示される状態に切り換えられる。
したがって、t>t2においては再び演算出力信号ESが出
力信号Saとして取り出されるが、Na=Ntとなった状態に
おいては演算出力信号ESのレベル状態は過渡制御信号KS
のレベル状態に等しく、この切り換えに伴なって生じる
出力信号Saのレベル変化は極めて小さいものである。
このように、定格を切り換えた直後の過渡状態にあっ
ては、実回転速度Naの時間微分値に従ってPID制御のた
めの目標信号についての補正を行ない、燃料の過渡供給
状態を生じさせることなしに、可及的速やかにNa=Ntと
するための燃料供給制御がPID制御により安定に行なわ
れる。
ては、実回転速度Naの時間微分値に従ってPID制御のた
めの目標信号についての補正を行ない、燃料の過渡供給
状態を生じさせることなしに、可及的速やかにNa=Ntと
するための燃料供給制御がPID制御により安定に行なわ
れる。
上記では、定格を50〔Hz〕から60〔Hz〕に変更した場
合の動作について説明したが、アイドル運転から定格運
転に切り換える場合、及び機関の始動からすぐに定格運
転に入る場合にも全く同様にして燃料の供給制御が行な
われ、これにより上記の場合と同様の効果を得ることが
できる。
合の動作について説明したが、アイドル運転から定格運
転に切り換える場合、及び機関の始動からすぐに定格運
転に入る場合にも全く同様にして燃料の供給制御が行な
われ、これにより上記の場合と同様の効果を得ることが
できる。
したがって、上述の過渡状態において、黒煙の発生の
防止、機関速度のオーバーシュートの防止、及び機関の
運転フィーリングの改善等の効果を得ることができる。
防止、機関速度のオーバーシュートの防止、及び機関の
運転フィーリングの改善等の効果を得ることができる。
上記実施例では、Na=Ntとなった場合にスイッチ27を
実線で示される状態に戻す構成としたが、例えばフリッ
プ・フロップ回路41の代りに単安定マルチバイブレータ
を用い、スイッチ27が所定の条件に応答して点線で示さ
れる状態となったときに、その状態を所定の時間(>
t2)保持する構成としてもよいことは勿論である。
実線で示される状態に戻す構成としたが、例えばフリッ
プ・フロップ回路41の代りに単安定マルチバイブレータ
を用い、スイッチ27が所定の条件に応答して点線で示さ
れる状態となったときに、その状態を所定の時間(>
t2)保持する構成としてもよいことは勿論である。
(考案の効果) 本考案によれば、上述の如く、機関速度の目標値をよ
り大きな値に変更する操作を行なう場合、実回転速度の
時間的変化の度合いに応じて目標制御量の補正を行なう
ので、燃料の過渡供給状態を生じさせることなく、可及
的速やかに実回転速度を目標とするより高い回転速度に
一致させるよう安定な開演制御が行なわれ、過渡制御特
性の良好な改善を図ることができる。
り大きな値に変更する操作を行なう場合、実回転速度の
時間的変化の度合いに応じて目標制御量の補正を行なう
ので、燃料の過渡供給状態を生じさせることなく、可及
的速やかに実回転速度を目標とするより高い回転速度に
一致させるよう安定な開演制御が行なわれ、過渡制御特
性の良好な改善を図ることができる。
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図、第2図
(a)乃至第2図(b)は第1図に示す装置の各部の信
号波形を示す波形図である。 1……発電機、2……ディーゼル機関、10……回転速度
制御装置、24……目標速度設定部、25……差分演算部、
26……PID演算部、28……微分演算部、30……加算部、2
7,32……スイッチ、40……切換制御部、C1……第1信
号、C2……第2信号、Sa……出力信号、ES……演算出力
信号、HS……補正信号、SS……差分信号。
(a)乃至第2図(b)は第1図に示す装置の各部の信
号波形を示す波形図である。 1……発電機、2……ディーゼル機関、10……回転速度
制御装置、24……目標速度設定部、25……差分演算部、
26……PID演算部、28……微分演算部、30……加算部、2
7,32……スイッチ、40……切換制御部、C1……第1信
号、C2……第2信号、Sa……出力信号、ES……演算出力
信号、HS……補正信号、SS……差分信号。
Claims (1)
- 【請求項1】ディーゼル発電機の設定回転速度と実回転
速度との差分に応答してディーゼル機関への燃料供給量
をPID制御するため前記差分に基づくPID演算を行なう演
算手段を有し、該演算手段からの出力に応答して前記デ
ィーゼル発電機の回転速度を前記設定回転速度に保持す
るよう燃料供給量の制御を行なうためのディーゼル発電
機の回転速度制御装置において、前記実回転速度の時間
的変化率を検出する検出手段と、前記設定回転速度がよ
り大きな値に設定されたことに応答し所要の期間だけ前
記演算手段から得られた出力を前記検出手段のその時々
の出力に応じて定まる量だけ減じる補正を行なう手段と
を備えたことを特徴とするディーゼル発電機の回転速度
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8730989U JPH087065Y2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | ディーゼル発電機の回転速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8730989U JPH087065Y2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | ディーゼル発電機の回転速度制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0327847U JPH0327847U (ja) | 1991-03-20 |
| JPH087065Y2 true JPH087065Y2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=31636959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8730989U Expired - Lifetime JPH087065Y2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | ディーゼル発電機の回転速度制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH087065Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-07-25 JP JP8730989U patent/JPH087065Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0327847U (ja) | 1991-03-20 |
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