JPH0870996A - 定温タンク装置 - Google Patents
定温タンク装置Info
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- JPH0870996A JPH0870996A JP6240720A JP24072094A JPH0870996A JP H0870996 A JPH0870996 A JP H0870996A JP 6240720 A JP6240720 A JP 6240720A JP 24072094 A JP24072094 A JP 24072094A JP H0870996 A JPH0870996 A JP H0870996A
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Landscapes
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- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 貯湯タンクへの給水に伴う水温低下の防止
を、小型容量のヒータによって行うことができるように
する。 【構成】 加熱用のヒータH2を内蔵する貯湯タンク1
3の上部に、給水用タンク15を配置し、給水タンク1
5から重力の作用によって貯湯タンク13へと給水でき
るようにする。貯湯タンク13内にはフロート38と一
体化された補給用カップ37が組み込まれ、貯湯タンク
13内の水位に応じて補給用カップ37が揺動するよう
にしておく。補給用カップ37の側面には上位側に切り
欠かれた溢れ縁40と、これより下位に開口する細孔4
1とが形成され、貯湯タンク13内の水位が基準水位に
近いときには細孔41から緩速給水され、基準水位を大
幅に下回るようになったときには溢れ縁40と細孔41
によって急速給水できるようにする。これによって、通
常の使用状況では小量ずつの給水を受けながら加熱がな
されるため、急激な温度低下が防止できる。
を、小型容量のヒータによって行うことができるように
する。 【構成】 加熱用のヒータH2を内蔵する貯湯タンク1
3の上部に、給水用タンク15を配置し、給水タンク1
5から重力の作用によって貯湯タンク13へと給水でき
るようにする。貯湯タンク13内にはフロート38と一
体化された補給用カップ37が組み込まれ、貯湯タンク
13内の水位に応じて補給用カップ37が揺動するよう
にしておく。補給用カップ37の側面には上位側に切り
欠かれた溢れ縁40と、これより下位に開口する細孔4
1とが形成され、貯湯タンク13内の水位が基準水位に
近いときには細孔41から緩速給水され、基準水位を大
幅に下回るようになったときには溢れ縁40と細孔41
によって急速給水できるようにする。これによって、通
常の使用状況では小量ずつの給水を受けながら加熱がな
されるため、急激な温度低下が防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、受給側タンク内に液
体を所定温度に維持して貯える定温タンク装置に関する
ものである。
体を所定温度に維持して貯える定温タンク装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、飲料ディスペンサではディスペ
ンサ本体内に貯湯タンクが設置され、この中に一定量の
湯を貯えておくようにしており、利用者が「お茶」のボ
タンをオン操作したときには、キャニスタから一定量の
粉末茶をミキシングボウルへと供給し、同時に貯湯タン
ク内からの湯をミキシングボウル内へ注ぐことでお茶の
抽出ができるようになっている。この種の装置では、多
人数の利用を想定しているので、貯湯タンク内には常に
充分な量の湯が飲用に適する温度(約65〜90℃)に
保持されていなければならない。例えば、短時間のうち
に頻繁にお茶や湯の注出が行われる場合を考えると、こ
の場合には貯湯タンク内の湯の量が少なくなり、予め定
められた水位まで低下すると、このことがセンサ等の水
位検出手段によって検出され、給水タンクあるいは水道
水からの水の供給がなされる。そして、貯湯タンク内の
水位が予め定められた基準水位にまで回復すると、水位
検出手段からの信号に基づいて給水タンク等からの補給
が停止する。新たな水が補給されると、貯湯タンク内の
湯温が低下するため、水温センサからの信号に基づき貯
湯タンク内のヒータへ通電され、貯湯タンク内の水が所
定温度にまで再加熱される。
ンサ本体内に貯湯タンクが設置され、この中に一定量の
湯を貯えておくようにしており、利用者が「お茶」のボ
タンをオン操作したときには、キャニスタから一定量の
粉末茶をミキシングボウルへと供給し、同時に貯湯タン
ク内からの湯をミキシングボウル内へ注ぐことでお茶の
抽出ができるようになっている。この種の装置では、多
人数の利用を想定しているので、貯湯タンク内には常に
充分な量の湯が飲用に適する温度(約65〜90℃)に
保持されていなければならない。例えば、短時間のうち
に頻繁にお茶や湯の注出が行われる場合を考えると、こ
の場合には貯湯タンク内の湯の量が少なくなり、予め定
められた水位まで低下すると、このことがセンサ等の水
位検出手段によって検出され、給水タンクあるいは水道
水からの水の供給がなされる。そして、貯湯タンク内の
水位が予め定められた基準水位にまで回復すると、水位
検出手段からの信号に基づいて給水タンク等からの補給
が停止する。新たな水が補給されると、貯湯タンク内の
湯温が低下するため、水温センサからの信号に基づき貯
湯タンク内のヒータへ通電され、貯湯タンク内の水が所
定温度にまで再加熱される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では貯湯タンク内の水位が一定レベルまで低下する
と、ここから基準水位までは一度に大量の水が補給され
るため、貯湯タンク内の水は急速に低下してしまう。し
たがって、ヒータで再加熱するにしても飲用に適する温
度にまで回復するには相当の時間が必要となる。このた
め、回復に要する時間内は機器自体の使用が制限されて
しまう結果となる。この問題をヒータの加熱能力を上げ
ることで対応するようにしたのでは、電源容量、消費電
力も大きくなってしまい得策でない。本発明は上記した
事情に鑑みて開発工夫されたものであり、その目的とす
るところは、受給側タンクへの補給に伴う液温低下の防
止を、小型の加熱あるいは冷却手段によって実現する定
温タンク装置を提供することである。
構成では貯湯タンク内の水位が一定レベルまで低下する
と、ここから基準水位までは一度に大量の水が補給され
るため、貯湯タンク内の水は急速に低下してしまう。し
たがって、ヒータで再加熱するにしても飲用に適する温
度にまで回復するには相当の時間が必要となる。このた
め、回復に要する時間内は機器自体の使用が制限されて
しまう結果となる。この問題をヒータの加熱能力を上げ
ることで対応するようにしたのでは、電源容量、消費電
力も大きくなってしまい得策でない。本発明は上記した
事情に鑑みて開発工夫されたものであり、その目的とす
るところは、受給側タンクへの補給に伴う液温低下の防
止を、小型の加熱あるいは冷却手段によって実現する定
温タンク装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明の構成は、液体を貯溜する供給側タ
ンクと、加熱手段あるいは冷却手段によって液体の加熱
あるいは冷却を行う受給側タンクと、前記供給側タンク
から受給側タンクへの液体の供給を行って受給側タンク
内の液面レベルを予め設定された基準レベルまでに回復
させる補給装置とを備えた定温タンク装置であって、前
記補給装置は受給側タンクに対する液体の補給量が、前
記基準レベルに近い液面レベルのときには少量に、遠い
ときには多量となるよう、受給側タンク内の液面レベル
に応じて可変可能に設定されていることを特徴とするも
のである。
めの請求項1の発明の構成は、液体を貯溜する供給側タ
ンクと、加熱手段あるいは冷却手段によって液体の加熱
あるいは冷却を行う受給側タンクと、前記供給側タンク
から受給側タンクへの液体の供給を行って受給側タンク
内の液面レベルを予め設定された基準レベルまでに回復
させる補給装置とを備えた定温タンク装置であって、前
記補給装置は受給側タンクに対する液体の補給量が、前
記基準レベルに近い液面レベルのときには少量に、遠い
ときには多量となるよう、受給側タンク内の液面レベル
に応じて可変可能に設定されていることを特徴とするも
のである。
【0005】また、請求項2の発明は液体を貯溜する供
給側タンクと、加熱手段あるいは冷却手段によって液体
の加熱あるいは冷却を行う受給側タンクと、前記供給側
タンクから重力の作用によって受給側タンクへ液体の供
給を行って受給側タンク内の液面レベルを予め設定され
た基準レベルまでに回復させる補給装置とを備えた定温
タンク装置であって、前記補給装置は、前記受給側タン
ク内において前記供給側タンクの流出口の下方に垂直面
内で揺動可能に配置された補給用カップを有するととも
に、この補給用カップにはその揺動角度に応じて液体補
給量を増減可能な液体補給部が形成され、かつ前記補給
用カップには受給側タンク内の液面レベルを検出するた
めのフロートが組み付けられていることを特徴とするも
のである。
給側タンクと、加熱手段あるいは冷却手段によって液体
の加熱あるいは冷却を行う受給側タンクと、前記供給側
タンクから重力の作用によって受給側タンクへ液体の供
給を行って受給側タンク内の液面レベルを予め設定され
た基準レベルまでに回復させる補給装置とを備えた定温
タンク装置であって、前記補給装置は、前記受給側タン
ク内において前記供給側タンクの流出口の下方に垂直面
内で揺動可能に配置された補給用カップを有するととも
に、この補給用カップにはその揺動角度に応じて液体補
給量を増減可能な液体補給部が形成され、かつ前記補給
用カップには受給側タンク内の液面レベルを検出するた
めのフロートが組み付けられていることを特徴とするも
のである。
【0006】さらに、請求項3の発明は液体を貯溜する
供給側タンクと、加熱手段によって液体の加熱を行う受
給側タンクと、前記供給側タンクから重力の作用によっ
て受給側タンクへ液体の供給を行って受給側タンク内の
液面レベルを予め設定された基準レベルまでに回復させ
る補給装置とを備えた定温タンク装置であって、前記供
給側タンクと前記受給側タンクとの間には熱遮蔽体が介
在されていることを特徴とするものである。
供給側タンクと、加熱手段によって液体の加熱を行う受
給側タンクと、前記供給側タンクから重力の作用によっ
て受給側タンクへ液体の供給を行って受給側タンク内の
液面レベルを予め設定された基準レベルまでに回復させ
る補給装置とを備えた定温タンク装置であって、前記供
給側タンクと前記受給側タンクとの間には熱遮蔽体が介
在されていることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】請求項1の発明では、受給側タンク内の液面レ
ベルが基準レベルより低下すると、補給装置によって供
給側タンクより受給側タンクへ液体の補給がなされる。
この場合、受給側タンクの現液面レベルと基準レベルと
の差が小さければ、少量の補給がなされ、受給側タンク
内の液温変化が小さくてすむ。したがって、加熱手段あ
るいは冷却手段によって貯水タンク内の液温は早期に回
復する。
ベルが基準レベルより低下すると、補給装置によって供
給側タンクより受給側タンクへ液体の補給がなされる。
この場合、受給側タンクの現液面レベルと基準レベルと
の差が小さければ、少量の補給がなされ、受給側タンク
内の液温変化が小さくてすむ。したがって、加熱手段あ
るいは冷却手段によって貯水タンク内の液温は早期に回
復する。
【0008】なお、貯湯タンク内の液面レベルが空の状
態等のように非常に低い場合には、補給装置からの液体
補給が多量になされるため、一定レベルまでは短時間で
補給される。また、請求項2の発明によれば補給用カッ
プにフロートが一体に組み付けられているため、液面レ
ベルの変化によってフロートが浮き沈みすると、これと
連動して補給用カップの揺動姿勢が変化する。これによ
って、液体補給部からは補給用カップの揺動姿勢に応じ
た量の液体が貯湯タンクへ補給される。さらに、請求項
3の発明によれば、供給側タンクと受給側タンクとの間
に熱遮蔽体を介在させたため、両タンク間に直接の熱対
流が生じない。
態等のように非常に低い場合には、補給装置からの液体
補給が多量になされるため、一定レベルまでは短時間で
補給される。また、請求項2の発明によれば補給用カッ
プにフロートが一体に組み付けられているため、液面レ
ベルの変化によってフロートが浮き沈みすると、これと
連動して補給用カップの揺動姿勢が変化する。これによ
って、液体補給部からは補給用カップの揺動姿勢に応じ
た量の液体が貯湯タンクへ補給される。さらに、請求項
3の発明によれば、供給側タンクと受給側タンクとの間
に熱遮蔽体を介在させたため、両タンク間に直接の熱対
流が生じない。
【0009】
【発明の効果】本発明の効果は次のようである。請求項
1の発明によれば、受給側タンクの液面レベルが基準レ
ベルに近い範囲で変動しても、その液面レベルに応じて
補給がなされるようにしたため、貯湯タンク内の液温変
動が小さくなり、もって小型の加熱あるいは冷却手段に
よっても元の液温へ早期に復帰させることができる。ま
た、請求項2の発明によれば、請求項1の発明と同様の
効果が発揮されることに加え、液面レベルの検出と液体
補給量の調整のための装置とがユニット化されることに
よって取扱い上あるいはコスト的にも優れたものとする
ことができる。
1の発明によれば、受給側タンクの液面レベルが基準レ
ベルに近い範囲で変動しても、その液面レベルに応じて
補給がなされるようにしたため、貯湯タンク内の液温変
動が小さくなり、もって小型の加熱あるいは冷却手段に
よっても元の液温へ早期に復帰させることができる。ま
た、請求項2の発明によれば、請求項1の発明と同様の
効果が発揮されることに加え、液面レベルの検出と液体
補給量の調整のための装置とがユニット化されることに
よって取扱い上あるいはコスト的にも優れたものとする
ことができる。
【0010】さらに、請求項3の発明によれば、両タン
ク間に熱遮蔽体を介在させたため、受給側タンクからの
熱の損失が少なくなるため、熱効率が高められる。
ク間に熱遮蔽体を介在させたため、受給側タンクからの
熱の損失が少なくなるため、熱効率が高められる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面にし
たがって詳細に説明する。図1は本例の飲料ディスペン
サの正面図であり、図示しないテーブル上に載置された
状態で使用される。この飲料ディスペンサは図2に示す
ように、ディスペンサ本体1(以下、単に本体1とい
う。)と、その前面にヒンジによって開閉可能に装着さ
れた前扉2とから構成されている。前扉2は図1に示す
ように、その前面上部に注出操作用のボタン(本例では
茶用ボタン3と湯用ボタン4)あるいは表示ランプ等が
配された操作パネル5が設けられている。また、前扉2
の下部には注出部6が凹み形成され、その下面にはコッ
プ等を載置可能な受け皿7が設けられている。受け皿7
はすのこ状に形成され、その下方に取り外し可能に装着
されたドレンパン8を覆蓋している。
たがって詳細に説明する。図1は本例の飲料ディスペン
サの正面図であり、図示しないテーブル上に載置された
状態で使用される。この飲料ディスペンサは図2に示す
ように、ディスペンサ本体1(以下、単に本体1とい
う。)と、その前面にヒンジによって開閉可能に装着さ
れた前扉2とから構成されている。前扉2は図1に示す
ように、その前面上部に注出操作用のボタン(本例では
茶用ボタン3と湯用ボタン4)あるいは表示ランプ等が
配された操作パネル5が設けられている。また、前扉2
の下部には注出部6が凹み形成され、その下面にはコッ
プ等を載置可能な受け皿7が設けられている。受け皿7
はすのこ状に形成され、その下方に取り外し可能に装着
されたドレンパン8を覆蓋している。
【0012】本体1内の上部には粉末茶を貯溜するキャ
ニスタ9が配されており、その底部の先端側は前扉2側
へ突出するような状態で取付けがなされている。キャニ
スタ9は機器に向かって左右方向に幅狭でかつ前後方向
に漏斗状に形成されており、その底部は前扉2側へ張り
出して先端には図示しない放出口が開口しているが、こ
こは通常時にはソレノイドSOLによって開閉される開
閉蓋10によって覆われている。この開閉蓋10にはキ
ャニスタ9内の粉末茶を乾燥させるためのヒータH1
(面状発熱体)が組み込まれており、機器への電源投入
によって通電されるようになっている。但し、このヒー
タH1は通電に伴う温度上昇によって一定温度を越える
と、急激に抵抗値が増加するような特性をもったものが
使用されている。
ニスタ9が配されており、その底部の先端側は前扉2側
へ突出するような状態で取付けがなされている。キャニ
スタ9は機器に向かって左右方向に幅狭でかつ前後方向
に漏斗状に形成されており、その底部は前扉2側へ張り
出して先端には図示しない放出口が開口しているが、こ
こは通常時にはソレノイドSOLによって開閉される開
閉蓋10によって覆われている。この開閉蓋10にはキ
ャニスタ9内の粉末茶を乾燥させるためのヒータH1
(面状発熱体)が組み込まれており、機器への電源投入
によって通電されるようになっている。但し、このヒー
タH1は通電に伴う温度上昇によって一定温度を越える
と、急激に抵抗値が増加するような特性をもったものが
使用されている。
【0013】また、開閉蓋10は前記した茶用ボタン3
の操作によって開放可能であり、詳しくは図示しないが
内部に設けられたスクリュー装置によって一定量の粉末
茶を放出口より落下供給できるようになっている。但
し、スクリュー装置は図13中のモータMによって、か
つタイマーT1Mに設定された時間(T1)時間だけ駆
動するようになっている。一方、前扉2の内面の中央部
であって、上記開閉蓋10の下方には漏斗状に形成され
たガイド11が取り付けられており、キャニスタ9の放
出口(図示しない)からの粉末茶を受けてミキシングボ
ウル12へと案内することができる。ミキシングボウル
12は前扉2の内面でかつガイド11の真下位置に配さ
れている。そして、ここには後述する貯湯タンク13に
連通する給湯用配管14の先端が臨んでおり、ミキシン
グボウル12内ではガイド11を経由してキャニスタ9
から供給された粉末茶を湯によって溶解混合するように
なっている。但し、ミキシングボウル12の下端に形成
された注出口は開口面積が絞ってあり、ここからの注出
速度は給湯用配管14からの給湯速度よりも遅くなるよ
うにしてある。
の操作によって開放可能であり、詳しくは図示しないが
内部に設けられたスクリュー装置によって一定量の粉末
茶を放出口より落下供給できるようになっている。但
し、スクリュー装置は図13中のモータMによって、か
つタイマーT1Mに設定された時間(T1)時間だけ駆
動するようになっている。一方、前扉2の内面の中央部
であって、上記開閉蓋10の下方には漏斗状に形成され
たガイド11が取り付けられており、キャニスタ9の放
出口(図示しない)からの粉末茶を受けてミキシングボ
ウル12へと案内することができる。ミキシングボウル
12は前扉2の内面でかつガイド11の真下位置に配さ
れている。そして、ここには後述する貯湯タンク13に
連通する給湯用配管14の先端が臨んでおり、ミキシン
グボウル12内ではガイド11を経由してキャニスタ9
から供給された粉末茶を湯によって溶解混合するように
なっている。但し、ミキシングボウル12の下端に形成
された注出口は開口面積が絞ってあり、ここからの注出
速度は給湯用配管14からの給湯速度よりも遅くなるよ
うにしてある。
【0014】次に、給水タンク15(供給側タンク)と
貯湯タンク13(受給側タンク)について説明する。ま
ず、貯湯タンク13について説明すると、貯湯タンク1
3はステンレス鋼板によって上面が開放するほぼ直方体
状に形成されており、本体1の底面にブラケット13a
を介して固定されている。また、貯湯タンク13は内部
の下方にタンク13内の水を加熱するための電熱ヒータ
H2(投込式シーズヒータ)が収納されている。タンク
13の前面には、このヒータH2に対する給電用の端子
と湯温検出用の図示3個のサーモスタットTH1〜TH
3に対応する端子が突出している。これら各端子は図1
3に示すような電気回路に接続され、貯湯タンク13内
の水量・湯温等に応じてヒータH2に対する通電制御が
なされるようになっている。前記した3個のサーモスタ
ットTH1〜TH3はそれぞれ空焚き検出用、上限温度
検出用および下限温度検出用であり、この実施例ではそ
れぞれ105℃、90℃、65℃に温度設定がされてい
る。
貯湯タンク13(受給側タンク)について説明する。ま
ず、貯湯タンク13について説明すると、貯湯タンク1
3はステンレス鋼板によって上面が開放するほぼ直方体
状に形成されており、本体1の底面にブラケット13a
を介して固定されている。また、貯湯タンク13は内部
の下方にタンク13内の水を加熱するための電熱ヒータ
H2(投込式シーズヒータ)が収納されている。タンク
13の前面には、このヒータH2に対する給電用の端子
と湯温検出用の図示3個のサーモスタットTH1〜TH
3に対応する端子が突出している。これら各端子は図1
3に示すような電気回路に接続され、貯湯タンク13内
の水量・湯温等に応じてヒータH2に対する通電制御が
なされるようになっている。前記した3個のサーモスタ
ットTH1〜TH3はそれぞれ空焚き検出用、上限温度
検出用および下限温度検出用であり、この実施例ではそ
れぞれ105℃、90℃、65℃に温度設定がされてい
る。
【0015】さらに、貯湯タンク13の前面には取付片
16を介してリミットスイッチS1が取り付けられてお
り、タンク13内の水位が一定レベル(ヒータH2が設
けられている位置よりやや高いレベル)に達したときに
ヒータH2に対する通電がされるよう、接点の切り換え
が行われるようになっている(この点については後に詳
しく述べる)。なお、図面上は省略されているが、貯湯
タンク13はその上面側を除いて周囲を断熱材によって
覆ってある。また、貯湯タンク13の後部下側は段差状
に切り欠かれており、ここには貯湯タンク13内の湯を
汲み上げてミキシングボウル12へと導くための揚水ポ
ンプ17が装着され、湯用・茶用のボタン3,4の操作
によってタイマーT2Mに設定された時間(T2>T
1)だけ駆動するようになっている。この揚水ポンプ1
7は貯湯タンク13内にその流入口が開口し、吐出口に
は給湯用配管14が接続されている。給湯用配管14は
本体1の側壁に沿って配管された後、前扉2との間は可
撓性及び耐熱性を有するホース18によって接続されて
ミキシングボウル12へと延出している。
16を介してリミットスイッチS1が取り付けられてお
り、タンク13内の水位が一定レベル(ヒータH2が設
けられている位置よりやや高いレベル)に達したときに
ヒータH2に対する通電がされるよう、接点の切り換え
が行われるようになっている(この点については後に詳
しく述べる)。なお、図面上は省略されているが、貯湯
タンク13はその上面側を除いて周囲を断熱材によって
覆ってある。また、貯湯タンク13の後部下側は段差状
に切り欠かれており、ここには貯湯タンク13内の湯を
汲み上げてミキシングボウル12へと導くための揚水ポ
ンプ17が装着され、湯用・茶用のボタン3,4の操作
によってタイマーT2Mに設定された時間(T2>T
1)だけ駆動するようになっている。この揚水ポンプ1
7は貯湯タンク13内にその流入口が開口し、吐出口に
は給湯用配管14が接続されている。給湯用配管14は
本体1の側壁に沿って配管された後、前扉2との間は可
撓性及び耐熱性を有するホース18によって接続されて
ミキシングボウル12へと延出している。
【0016】また、貯湯タンク13の上面はタンクカバ
ー19によって覆われ、ビスなどによって止め付けがな
されている。タンクカバー19の上面でかつ前方寄りの
位置には円形の挿通孔20が開口するとともに、これを
取り囲むようにして給水タンク15側を支持するための
支枠21が取り付けられている。この支枠21は所定高
さをもって方形状に突出し、タンクカバー19とほぼ同
幅に形成されている。また、支枠21の前縁には後述す
るタンク受け台22を固定するための張り出し板23
が、その全幅にわたってかつ前方へ張り出すようにして
取り付けられている。
ー19によって覆われ、ビスなどによって止め付けがな
されている。タンクカバー19の上面でかつ前方寄りの
位置には円形の挿通孔20が開口するとともに、これを
取り囲むようにして給水タンク15側を支持するための
支枠21が取り付けられている。この支枠21は所定高
さをもって方形状に突出し、タンクカバー19とほぼ同
幅に形成されている。また、支枠21の前縁には後述す
るタンク受け台22を固定するための張り出し板23
が、その全幅にわたってかつ前方へ張り出すようにして
取り付けられている。
【0017】上記したように、給水タンク15はタンク
受け台22を介して支枠21上に支持されるものであ
り、つまり給水タンク15は貯湯タンク13側とはタン
ク受け台22によって直接的に熱気に晒されることがな
く(熱遮蔽状態)、さらに支枠21によって一定の断熱
空間が保有されているため、給水タンク15が貯湯タン
ク13からの熱の影響を極力受けにくいようになってい
る。また、貯湯タンク13内の熱気が給水タンク15側
へ伝達される経路としては、給水筒25およびバルブキ
ャップ27を通しての経路が考えられるが、本例ではこ
の部分を補給用カップ37によって覆うようにしている
ため、これによっても断熱性が高められている。さて、
給水タンク15もステンレス鋼板によって全体として略
直方体状に形成され、その前面には脱着操作のための把
手24が設けられている。また、この給水タンク15の
底面の前側にはタンク15内に連通する給水筒25が垂
下形成されている。給水筒25の外周面にはねじが刻設
されており、ここにはバルブ26を内蔵したバルブキャ
ップ27が、パッキン28を介在してシール状態でねじ
込まれている。バルブキャップ27はタンクカバー19
の挿通孔20に対して充分なクリアランスをもって挿通
可能に形成されている。また、図9に示すように、バル
ブキャップ27の底面の中心部は円柱状に膨出して凸部
29として立設されるとともに、凸部29の上面には流
出口30が同心で開口している。また、バルブキャップ
27内には流出口30を開閉するためのバルブ26が収
納されており、このバルブ26は、弁体26aと同弁体
26aを同軸で貫通するバルブシャフト26bとから構
成されている。さらに、バルブシャフト26bにはばね
26cが卷着されており、ばね26cはバルブシャフト
26bの下端に張り出したばね受け26dと凸部29の
流出口30周り部分との間に介在されていて、弁体26
aによって流出口30が閉止されるよう、全体を引き下
げ方向に付勢している。タンク受け台22は給水タンク
15を載置可能に形成され、その前部には給水筒25お
よびバルブキャップ27との干渉を回避するための逃が
し凹部31が、タンク受け台22の前縁を開放するよう
にして切り欠き形成されている。この逃がし凹部31の
後縁は下方へほぼ直角に折曲げられて引掛け縁32とな
っており、支枠19の対応する内壁面に係止可能であ
る。一方、タンク受け台22の前縁において逃がし凹部
31を挟む両側には、給水タンク15の脱着操作を案内
するための一対のガイド片33が立設されている。両ガ
イド片33はそれぞれ逆U字状をなして形成されてお
り、その自由端側はタンク受け台22の下面位置よりも
さらに下方へ延びて前記したタンクカバー19の張り出
し板23へビス止め可能となっている。また、両ガイド
片33の頂部は、給水タンク15の脱着操作時に給水タ
ンク15の下面を滑らせながら引き出しあるいは押し込
みを行わせるための案内面33aとなっている。また、
両ガイド片33の内面側は、タンク受け台22の後縁に
折曲げ形成されたストッパ縁34と共に給水タンク15
を位置決めするための規制面33bとして機能する。
受け台22を介して支枠21上に支持されるものであ
り、つまり給水タンク15は貯湯タンク13側とはタン
ク受け台22によって直接的に熱気に晒されることがな
く(熱遮蔽状態)、さらに支枠21によって一定の断熱
空間が保有されているため、給水タンク15が貯湯タン
ク13からの熱の影響を極力受けにくいようになってい
る。また、貯湯タンク13内の熱気が給水タンク15側
へ伝達される経路としては、給水筒25およびバルブキ
ャップ27を通しての経路が考えられるが、本例ではこ
の部分を補給用カップ37によって覆うようにしている
ため、これによっても断熱性が高められている。さて、
給水タンク15もステンレス鋼板によって全体として略
直方体状に形成され、その前面には脱着操作のための把
手24が設けられている。また、この給水タンク15の
底面の前側にはタンク15内に連通する給水筒25が垂
下形成されている。給水筒25の外周面にはねじが刻設
されており、ここにはバルブ26を内蔵したバルブキャ
ップ27が、パッキン28を介在してシール状態でねじ
込まれている。バルブキャップ27はタンクカバー19
の挿通孔20に対して充分なクリアランスをもって挿通
可能に形成されている。また、図9に示すように、バル
ブキャップ27の底面の中心部は円柱状に膨出して凸部
29として立設されるとともに、凸部29の上面には流
出口30が同心で開口している。また、バルブキャップ
27内には流出口30を開閉するためのバルブ26が収
納されており、このバルブ26は、弁体26aと同弁体
26aを同軸で貫通するバルブシャフト26bとから構
成されている。さらに、バルブシャフト26bにはばね
26cが卷着されており、ばね26cはバルブシャフト
26bの下端に張り出したばね受け26dと凸部29の
流出口30周り部分との間に介在されていて、弁体26
aによって流出口30が閉止されるよう、全体を引き下
げ方向に付勢している。タンク受け台22は給水タンク
15を載置可能に形成され、その前部には給水筒25お
よびバルブキャップ27との干渉を回避するための逃が
し凹部31が、タンク受け台22の前縁を開放するよう
にして切り欠き形成されている。この逃がし凹部31の
後縁は下方へほぼ直角に折曲げられて引掛け縁32とな
っており、支枠19の対応する内壁面に係止可能であ
る。一方、タンク受け台22の前縁において逃がし凹部
31を挟む両側には、給水タンク15の脱着操作を案内
するための一対のガイド片33が立設されている。両ガ
イド片33はそれぞれ逆U字状をなして形成されてお
り、その自由端側はタンク受け台22の下面位置よりも
さらに下方へ延びて前記したタンクカバー19の張り出
し板23へビス止め可能となっている。また、両ガイド
片33の頂部は、給水タンク15の脱着操作時に給水タ
ンク15の下面を滑らせながら引き出しあるいは押し込
みを行わせるための案内面33aとなっている。また、
両ガイド片33の内面側は、タンク受け台22の後縁に
折曲げ形成されたストッパ縁34と共に給水タンク15
を位置決めするための規制面33bとして機能する。
【0018】前記タンクカバー19の下面における挿通
孔20の近傍には前記バルブ26を開放状態に保持する
ためのバルブオープナー35が固定されている。バルブ
オープナー35は全体略L字状に形成されており、その
先端は上向きに屈曲して突き上げ片35aとなってい
る。この突き上げ片35aは給水タンク15が組み込ま
れている状態では、図9に示すように、バルブ26のば
ね受け26dを突き上げて流出口30を開放させるよ
う、バルブ26全体を押し上げる役割を果たすものであ
る。また、バルブオープナー35には図8に示すような
フロート付き給水量調整ユニット36が取り付けられて
いる。
孔20の近傍には前記バルブ26を開放状態に保持する
ためのバルブオープナー35が固定されている。バルブ
オープナー35は全体略L字状に形成されており、その
先端は上向きに屈曲して突き上げ片35aとなってい
る。この突き上げ片35aは給水タンク15が組み込ま
れている状態では、図9に示すように、バルブ26のば
ね受け26dを突き上げて流出口30を開放させるよ
う、バルブ26全体を押し上げる役割を果たすものであ
る。また、バルブオープナー35には図8に示すような
フロート付き給水量調整ユニット36が取り付けられて
いる。
【0019】フロート付き給水量調整ユニット36は給
水タンク15から貯湯タンク13へ水を補給するための
補給装置としての補給用カップ37を備えており、この
補給用カップ37は上方へ開口して流出口30より落下
される水を一旦受け止め、流量調整をしながら貯湯タン
ク13内へ給水するようにするためのものである。すな
わち、補給用カップ37はその下面にフロート38を取
り付けているアーム38aの一端が固定されており、ま
たバルブオープナー35をその内部に収納した状態でバ
ルブオープナー35の側面に対し支持ピン39によって
揺動可能に支持されている。これによって、補給用カッ
プ37は貯湯タンク13が空の状態ではその上縁の一方
側がタンクカバー19の下面に当接する傾斜姿勢で支持
されるバランス設定となっている。また、補給用カップ
37の上縁のうちタンクカバー19と当接する側と反対
側は略コの字状に切り欠かれて、溢れ縁40となってい
る。この溢れ縁40は貯湯タンク13内の水位が一定レ
ベル以下のときに補給用カップ37内の水を溢れ出さ
せ、次述する細孔41と共に急速給水を可能にするもの
であるのに対し、溢れ縁40が設けられている側の面に
おいて溢れ縁40より低位に貫通する細孔41は貯湯タ
ンク13内の水位が一定レベル範囲にあるときに緩速給
水を可能にして貯湯タンク13の湯温が急激に低下しな
いようにするためのものである。さらに、補給用カップ
37は支持ピン39が差し込まれるのと反対側の面には
支軸42が突出し、貯湯タンク13の上縁に切り欠かれ
た係止溝43に引掛けることで支持ピン39と共に補給
用カップ37を支持している。この支軸42の先端は貯
湯タンク13の外方へ突出するとともに、先端には可動
片44が取り付けられている。可動片44は貯湯タンク
13の側面に沿って斜め前方へ伸び、補給用カップ37
の揺動姿勢に応じて、つまり貯湯タンク13の水位が前
記ヒータH2の設けられている高さよりやや高めの位置
を境としてリミットスイッチS1を開閉可能としてい
る。
水タンク15から貯湯タンク13へ水を補給するための
補給装置としての補給用カップ37を備えており、この
補給用カップ37は上方へ開口して流出口30より落下
される水を一旦受け止め、流量調整をしながら貯湯タン
ク13内へ給水するようにするためのものである。すな
わち、補給用カップ37はその下面にフロート38を取
り付けているアーム38aの一端が固定されており、ま
たバルブオープナー35をその内部に収納した状態でバ
ルブオープナー35の側面に対し支持ピン39によって
揺動可能に支持されている。これによって、補給用カッ
プ37は貯湯タンク13が空の状態ではその上縁の一方
側がタンクカバー19の下面に当接する傾斜姿勢で支持
されるバランス設定となっている。また、補給用カップ
37の上縁のうちタンクカバー19と当接する側と反対
側は略コの字状に切り欠かれて、溢れ縁40となってい
る。この溢れ縁40は貯湯タンク13内の水位が一定レ
ベル以下のときに補給用カップ37内の水を溢れ出さ
せ、次述する細孔41と共に急速給水を可能にするもの
であるのに対し、溢れ縁40が設けられている側の面に
おいて溢れ縁40より低位に貫通する細孔41は貯湯タ
ンク13内の水位が一定レベル範囲にあるときに緩速給
水を可能にして貯湯タンク13の湯温が急激に低下しな
いようにするためのものである。さらに、補給用カップ
37は支持ピン39が差し込まれるのと反対側の面には
支軸42が突出し、貯湯タンク13の上縁に切り欠かれ
た係止溝43に引掛けることで支持ピン39と共に補給
用カップ37を支持している。この支軸42の先端は貯
湯タンク13の外方へ突出するとともに、先端には可動
片44が取り付けられている。可動片44は貯湯タンク
13の側面に沿って斜め前方へ伸び、補給用カップ37
の揺動姿勢に応じて、つまり貯湯タンク13の水位が前
記ヒータH2の設けられている高さよりやや高めの位置
を境としてリミットスイッチS1を開閉可能としてい
る。
【0020】上記したように給水タンク15がセットさ
れている状態では、給水筒25(バルブキャップ27)
の先端部は補給用カップ37内に突っ込まれている。そ
して、貯湯タンク13内の水位が図11に示すレベル
(L2レベル)に上昇するまでの間は、給水筒25の下
端の高さ位置よりも溢れ縁40の高さ位置の方が低い状
態にあり、したがってこの間の水頭差により貯湯タンク
13に対しては溢れ縁40と細孔41とによって給水が
なされる。そして、この溢れ縁40と給水筒25側との
水頭差がなくなった後は、溢れ縁40からの給水動作は
停止し、以後は図12に示すL3レベルまでは細孔41
を通じて給水がなされることになる。つまり、このL3
レベルが回復すべき基準水位ということになる。またL
2レベルというのは、飲料ディスペンサを通常の使用で
予定されている最も厳しい条件(例えば、朝一番等にお
いて一分間に4杯程度の速度で少なくとも連続20杯を
注出し、さらに以後もこれより遅い速度で一定量が注出
される場合等)を想定した場合に、細孔41からの給水
を行いつつ一定量(上記の例では、上記速度で連続20
杯の注出量)が注出された場合にも、ここまでは降下す
るであろうレベルである。
れている状態では、給水筒25(バルブキャップ27)
の先端部は補給用カップ37内に突っ込まれている。そ
して、貯湯タンク13内の水位が図11に示すレベル
(L2レベル)に上昇するまでの間は、給水筒25の下
端の高さ位置よりも溢れ縁40の高さ位置の方が低い状
態にあり、したがってこの間の水頭差により貯湯タンク
13に対しては溢れ縁40と細孔41とによって給水が
なされる。そして、この溢れ縁40と給水筒25側との
水頭差がなくなった後は、溢れ縁40からの給水動作は
停止し、以後は図12に示すL3レベルまでは細孔41
を通じて給水がなされることになる。つまり、このL3
レベルが回復すべき基準水位ということになる。またL
2レベルというのは、飲料ディスペンサを通常の使用で
予定されている最も厳しい条件(例えば、朝一番等にお
いて一分間に4杯程度の速度で少なくとも連続20杯を
注出し、さらに以後もこれより遅い速度で一定量が注出
される場合等)を想定した場合に、細孔41からの給水
を行いつつ一定量(上記の例では、上記速度で連続20
杯の注出量)が注出された場合にも、ここまでは降下す
るであろうレベルである。
【0021】したがって、貯湯タンク13のヒータH2
による熱供給量もこの条件をクリアできるような設定と
してある。すなわち、貯湯タンク13のヒータH2によ
る熱供給量は、細孔41からの単位時間あたりの平均補
給水量(厳密には、細孔41から補給される水量は補給
用カップ37の傾き角度によって変化する。)を飲料に
適する温度まで昇温させる程には設定されておらず、こ
れより小の設定となっている。具体的には、経験的に知
られている飲料に適する温度範囲は約65〜90℃程度
であり、基準水位で約90℃に水温が保持されている初
期状態で、細孔41からの給水を行いつつ上記の連続2
0杯の条件で注出を行っても、20杯注出後に少なくと
も65℃以上の水温が確保されるような設定としてあ
る。
による熱供給量もこの条件をクリアできるような設定と
してある。すなわち、貯湯タンク13のヒータH2によ
る熱供給量は、細孔41からの単位時間あたりの平均補
給水量(厳密には、細孔41から補給される水量は補給
用カップ37の傾き角度によって変化する。)を飲料に
適する温度まで昇温させる程には設定されておらず、こ
れより小の設定となっている。具体的には、経験的に知
られている飲料に適する温度範囲は約65〜90℃程度
であり、基準水位で約90℃に水温が保持されている初
期状態で、細孔41からの給水を行いつつ上記の連続2
0杯の条件で注出を行っても、20杯注出後に少なくと
も65℃以上の水温が確保されるような設定としてあ
る。
【0022】次に、上記のように構成された本例の作用
効果を具体的に説明する。まず、機器に対して電源が投
入されると、電源ランプL1が点灯するとともにキャニ
スタ9内の乾燥用のヒータH1が通電状態となるため、
キャニスタ9の放出口付近の粉末茶は乾燥状態に保持さ
れる。そしてこのときに貯湯タンク13内の水位が図1
0に示すL1レベル、つまりヒータH2より下位であれ
ば補給用カップ37が最も傾いた状態にあって、可動片
44がリミットスイッチS1と接触状態にあるため、つ
まりリミットスイッチS1は開いた状態にある。したが
って、リレーX1は作動せず接点X11が開放状態にあ
るため、貯湯タンク13内のヒータH2に対する通電は
なされない。しかし、貯湯タンク13内の水位がL1レ
ベルを越えている場合には、可動片44がリミットスイ
ッチS1から離間するため、リレーX1が励磁し接点X
11が閉成するため、ヒータH2に対する通電がなされ
て、貯湯タンク13内の水が加熱される。
効果を具体的に説明する。まず、機器に対して電源が投
入されると、電源ランプL1が点灯するとともにキャニ
スタ9内の乾燥用のヒータH1が通電状態となるため、
キャニスタ9の放出口付近の粉末茶は乾燥状態に保持さ
れる。そしてこのときに貯湯タンク13内の水位が図1
0に示すL1レベル、つまりヒータH2より下位であれ
ば補給用カップ37が最も傾いた状態にあって、可動片
44がリミットスイッチS1と接触状態にあるため、つ
まりリミットスイッチS1は開いた状態にある。したが
って、リレーX1は作動せず接点X11が開放状態にあ
るため、貯湯タンク13内のヒータH2に対する通電は
なされない。しかし、貯湯タンク13内の水位がL1レ
ベルを越えている場合には、可動片44がリミットスイ
ッチS1から離間するため、リレーX1が励磁し接点X
11が閉成するため、ヒータH2に対する通電がなされ
て、貯湯タンク13内の水が加熱される。
【0023】そして、貯湯タンク13内の水温が約65
℃に達すると、下限温度検出用のサーモスタットTH3
によって適温ランプL2が点灯する。以後もヒータH2
に対する通電は継続するが、貯湯タンク13内の水温が
約90℃に達すると、上限温度検出用のサーモスタット
TH2の動作によってヒータH2に対する通電が停止す
る。さて、通常の状態では、貯湯タンク13内は基準水
位でかつ水温約90℃前後に保持されている。このとき
に、茶用ボタン3が操作されてスイッチS2が閉じる
と、リレーX3が励磁して接点X31が閉成されるた
め、リレーX3は励磁状態が保持される。これによっ
て、ソレノイドSOLが励磁するため、開閉蓋10が上
方へ回動して放出口が開放される。同時に、キャニスタ
9のモータMが駆動するため、放出口より落下した一定
量の粉末茶はガイド11を通ってミキシングボウル12
へと供給される。
℃に達すると、下限温度検出用のサーモスタットTH3
によって適温ランプL2が点灯する。以後もヒータH2
に対する通電は継続するが、貯湯タンク13内の水温が
約90℃に達すると、上限温度検出用のサーモスタット
TH2の動作によってヒータH2に対する通電が停止す
る。さて、通常の状態では、貯湯タンク13内は基準水
位でかつ水温約90℃前後に保持されている。このとき
に、茶用ボタン3が操作されてスイッチS2が閉じる
と、リレーX3が励磁して接点X31が閉成されるた
め、リレーX3は励磁状態が保持される。これによっ
て、ソレノイドSOLが励磁するため、開閉蓋10が上
方へ回動して放出口が開放される。同時に、キャニスタ
9のモータMが駆動するため、放出口より落下した一定
量の粉末茶はガイド11を通ってミキシングボウル12
へと供給される。
【0024】リレーX3の励磁によって同時に接点X3
2が閉成するため、揚水ポンプ17が駆動を開始する。
これにより、貯湯タンク13内の湯が汲み上げられ給湯
用配管14を通してミキシングボウル12へと湯の注出
が行われる。そして、タイマーT1Mがタイムアップす
るとスイッチS4が開いてスクリュー装置のモータMが
停止するとともに、ソレノイドSOLが消磁して開閉蓋
10が放出口を閉止する。しかし、タイマーT1Mがタ
イムアップしてもタイマーT2Mは未だタイムアップし
ておらず揚水ポンプ17による給湯動作は依然として継
続しているため、ミキシングボウル12内の粉末茶は完
全に溶解混合し、飲料用のお茶となって抽出される。そ
して、タイマーT2Mもタイムアップすると、タイマ接
点T2M1が開いて揚水ポンプ17に対する通電が停止
して茶の注出動作が完了する。なお、タイマーT2Mの
タイムアップによって、タイマ接点T2M2が閉成しリ
レーX4が励磁するため、接点X41を開いてリレーX
3を消磁させる。
2が閉成するため、揚水ポンプ17が駆動を開始する。
これにより、貯湯タンク13内の湯が汲み上げられ給湯
用配管14を通してミキシングボウル12へと湯の注出
が行われる。そして、タイマーT1Mがタイムアップす
るとスイッチS4が開いてスクリュー装置のモータMが
停止するとともに、ソレノイドSOLが消磁して開閉蓋
10が放出口を閉止する。しかし、タイマーT1Mがタ
イムアップしてもタイマーT2Mは未だタイムアップし
ておらず揚水ポンプ17による給湯動作は依然として継
続しているため、ミキシングボウル12内の粉末茶は完
全に溶解混合し、飲料用のお茶となって抽出される。そ
して、タイマーT2Mもタイムアップすると、タイマ接
点T2M1が開いて揚水ポンプ17に対する通電が停止
して茶の注出動作が完了する。なお、タイマーT2Mの
タイムアップによって、タイマ接点T2M2が閉成しリ
レーX4が励磁するため、接点X41を開いてリレーX
3を消磁させる。
【0025】一方、お湯だけが欲しい場合には、湯用ボ
タン4を操作する。このボタン操作を継続する限り、ス
イッチS3が閉じて揚水ポンプ17による給湯動作が行
われ、給湯用配管14、ミキシングボウル12を通じて
お湯が連続して流出される。このとき、本実施例では揚
水ポンプ17に対して抵抗Rが直列に接続されているた
め、茶の抽出を行うときよりも揚水ポンプ17の能力が
抑えられることになる。これはミキシングボウル12内
で粉末茶を溶解する場合には、ミキシングボウル12へ
の給湯速度が速い方が望ましいため、揚水ポンプ17の
能力を全開状態とするのに対し、湯を流出させる場合に
はこれが湯用ボタン4を操作している間、継続して給湯
がなされるため、比較的長い時間湯の流出を行っている
と、ミキシングボウル12の流出能力を上回ってミキシ
ングボウル12から湯が溢れ出てしまうことが懸念され
る。これを未然に防止するために、揚水ポンプ17の能
力を低下させているわけである。
タン4を操作する。このボタン操作を継続する限り、ス
イッチS3が閉じて揚水ポンプ17による給湯動作が行
われ、給湯用配管14、ミキシングボウル12を通じて
お湯が連続して流出される。このとき、本実施例では揚
水ポンプ17に対して抵抗Rが直列に接続されているた
め、茶の抽出を行うときよりも揚水ポンプ17の能力が
抑えられることになる。これはミキシングボウル12内
で粉末茶を溶解する場合には、ミキシングボウル12へ
の給湯速度が速い方が望ましいため、揚水ポンプ17の
能力を全開状態とするのに対し、湯を流出させる場合に
はこれが湯用ボタン4を操作している間、継続して給湯
がなされるため、比較的長い時間湯の流出を行っている
と、ミキシングボウル12の流出能力を上回ってミキシ
ングボウル12から湯が溢れ出てしまうことが懸念され
る。これを未然に防止するために、揚水ポンプ17の能
力を低下させているわけである。
【0026】さて、貯湯タンク13内が約90℃に保持
されかつ基準水位(L3レベル)に保持されている状態
から、前記したような一分間に4杯の速度で連続20杯
を注出するような給湯動作が行われると、注出開始に伴
って貯湯タンク13内の水位は直ちに低下し始める。こ
れに伴ってフロート38が下がるため、連動して補給用
カップ37が傾く。すると、細孔41と給水筒25側と
の間で水頭差が生じるため、補給用カップ37内の水が
細孔41を通じて流出する。この場合には、前述したよ
うに細孔41からの平均的給水速度は貯湯タンク13か
ら失われる注出速度を上回るため、注出動作が連続する
と貯湯タンク13内の水位は徐々にではあるが低下して
ゆく。しかし、従来とは異なり、貯湯タンク13の水位
が基準水位より低下し始めると直ちに給水動作がなさ
れ、かつ細孔41からの緩速給水であるため、貯湯タン
ク13内の水温低下は極力抑えられている。したがっ
て、本例のように貯湯タンク13内に設けられたヒータ
H2の加熱能力が小さなものであっても、連続20杯を
注出した後の水温は初期の温度(約90℃)よりは低下
しているものの、少なくとも飲料に適した範囲内(約6
5℃程度)にはとどめることができる。したがって、こ
のような飲料ディスペンサにとって厳しい条件をクリア
できるような設定としておけば、通常の使用状況にあっ
ては飲料に適した温度への回復を短時間で行うことがで
き、また基準水位も維持されるものであるため、通常時
から連続供給に対応できる状況にある。
されかつ基準水位(L3レベル)に保持されている状態
から、前記したような一分間に4杯の速度で連続20杯
を注出するような給湯動作が行われると、注出開始に伴
って貯湯タンク13内の水位は直ちに低下し始める。こ
れに伴ってフロート38が下がるため、連動して補給用
カップ37が傾く。すると、細孔41と給水筒25側と
の間で水頭差が生じるため、補給用カップ37内の水が
細孔41を通じて流出する。この場合には、前述したよ
うに細孔41からの平均的給水速度は貯湯タンク13か
ら失われる注出速度を上回るため、注出動作が連続する
と貯湯タンク13内の水位は徐々にではあるが低下して
ゆく。しかし、従来とは異なり、貯湯タンク13の水位
が基準水位より低下し始めると直ちに給水動作がなさ
れ、かつ細孔41からの緩速給水であるため、貯湯タン
ク13内の水温低下は極力抑えられている。したがっ
て、本例のように貯湯タンク13内に設けられたヒータ
H2の加熱能力が小さなものであっても、連続20杯を
注出した後の水温は初期の温度(約90℃)よりは低下
しているものの、少なくとも飲料に適した範囲内(約6
5℃程度)にはとどめることができる。したがって、こ
のような飲料ディスペンサにとって厳しい条件をクリア
できるような設定としておけば、通常の使用状況にあっ
ては飲料に適した温度への回復を短時間で行うことがで
き、また基準水位も維持されるものであるため、通常時
から連続供給に対応できる状況にある。
【0027】また、このようにしてヒータH2の容量が
小さくてすむため、一般の家庭用電源の使用が可能とな
る。さらに、この実施例では給水タンク15と貯湯タン
ク13との間にタンク受け台22を介在させているた
め、これが貯湯タンク13からの熱に対する遮蔽物とし
て機能するため、貯湯タンク13からの熱の損失が緩和
される。したがって、このことによってもヒータH2の
熱容量を小さなものとすることができ、かつ熱効率の向
上によって省電力化が期待できる。また、給水タンク1
5への熱の伝達が抑制されることから、タンク表面およ
び把手24等の表面温度も低く抑えることができるた
め、利用者にとっての使い勝手がよくなる。貯湯タンク
13内の水位がL2レベルを下回ると、補給用カップ3
7の傾斜角度はより大きくなり、溢れ縁40と給水筒2
5側との間にレベル差が生じる。すると、これが水頭差
となって、補給用カップ37内の水は細孔41からのも
のに加えて溢れ縁40からも流出するため、急速給水が
なされる。このような状況では、貯湯タンク13内の水
温が適温を下回ることが予想されるが、適温検出用サー
モスタットTH3にて適温ランプL2が消灯されている
ため、利用者はディスペンサが待機中であることを認識
する。
小さくてすむため、一般の家庭用電源の使用が可能とな
る。さらに、この実施例では給水タンク15と貯湯タン
ク13との間にタンク受け台22を介在させているた
め、これが貯湯タンク13からの熱に対する遮蔽物とし
て機能するため、貯湯タンク13からの熱の損失が緩和
される。したがって、このことによってもヒータH2の
熱容量を小さなものとすることができ、かつ熱効率の向
上によって省電力化が期待できる。また、給水タンク1
5への熱の伝達が抑制されることから、タンク表面およ
び把手24等の表面温度も低く抑えることができるた
め、利用者にとっての使い勝手がよくなる。貯湯タンク
13内の水位がL2レベルを下回ると、補給用カップ3
7の傾斜角度はより大きくなり、溢れ縁40と給水筒2
5側との間にレベル差が生じる。すると、これが水頭差
となって、補給用カップ37内の水は細孔41からのも
のに加えて溢れ縁40からも流出するため、急速給水が
なされる。このような状況では、貯湯タンク13内の水
温が適温を下回ることが予想されるが、適温検出用サー
モスタットTH3にて適温ランプL2が消灯されている
ため、利用者はディスペンサが待機中であることを認識
する。
【0028】なお、給水タンク15から貯湯タンク13
への給水動作について説明すると、貯湯タンク13が空
の状態で給水タンク15をセットする場合には、給水タ
ンク15の下面を両ガイド片33の案内面33aに載せ
てそのまま押し込む。この間、給水タンク15はその後
部側端縁がタンク受け台22上に、前部側下面が案内面
33a上にそれぞれ支持され、全体として手前側が持ち
上げられた状態で押し込まれてゆく。そして、給水タン
ク15の後端縁がストッパ縁34に到れば給水タンク1
5は両ガイド片33を通過するため、給水タンク15は
これらによって位置決めされた状態でタンク受け台22
に載置され、したがって給水筒25およびバルブキャッ
プ27は自動的に挿通孔20に適合して内部へ挿入され
る。こうして給水タンク15がセットされると、バルブ
オープナー35の突き上げ片35aによってバルブが押
し上げられ流出口30が開放するため、給水タンク15
内の水が流出口30を通って貯湯タンク13内の補給用
カップ37へ流出する。
への給水動作について説明すると、貯湯タンク13が空
の状態で給水タンク15をセットする場合には、給水タ
ンク15の下面を両ガイド片33の案内面33aに載せ
てそのまま押し込む。この間、給水タンク15はその後
部側端縁がタンク受け台22上に、前部側下面が案内面
33a上にそれぞれ支持され、全体として手前側が持ち
上げられた状態で押し込まれてゆく。そして、給水タン
ク15の後端縁がストッパ縁34に到れば給水タンク1
5は両ガイド片33を通過するため、給水タンク15は
これらによって位置決めされた状態でタンク受け台22
に載置され、したがって給水筒25およびバルブキャッ
プ27は自動的に挿通孔20に適合して内部へ挿入され
る。こうして給水タンク15がセットされると、バルブ
オープナー35の突き上げ片35aによってバルブが押
し上げられ流出口30が開放するため、給水タンク15
内の水が流出口30を通って貯湯タンク13内の補給用
カップ37へ流出する。
【0029】このとき、貯湯タンク13内が空の状態で
あれば、補給用カップ37は図10に示すのと同様に最
も傾斜した状態にあるため、補給用カップ37からは溢
れ縁40および細孔41を通して急速給水がなされる。
この結果、貯湯タンク13の水位が上昇してL1レベ
ル、つまりヒータH2を越える水位となった場合には可
動片44によってリミットスイッチS1の切り換えがな
されることは前述した通りである。以上のように、本実
施例によれば、補給用カップ37が二段階の流量調整を
行えるようにしたため、一定水位以下のときには急速給
水することで、ヒータH2への通電可能な時期を早めて
ディスペンサとして使用可能な状態になるまでの時間を
短縮化させることができる。また、朝一番あるいは食事
時などのように、給茶・給湯の頻度が急増するような特
定の場合に備え、普段は適温範囲のうちの上限の温度に
保持しておき、連続注出がなされている間はこの注出量
を下回りかつヒータH2の能力をやや上回る程度の緩速
給水を継続させるようにしたため、適温範囲内で所定杯
数の連続注出が可能となっている。つまり、同一容量の
従来の貯湯タンクと比較して連続注出能力を高めること
ができるわけであるから、逆に言えば貯湯タンク13を
小型化することができる、ということになる。また、貯
湯タンク13内のヒータH2の能力を小さなものとする
ことができ、省電力化も図ることが可能である。この効
果はタンク受け台22を両タンク間に介在させて熱遮蔽
を図るようにしたことによって、一層有効なものとなっ
ている。
あれば、補給用カップ37は図10に示すのと同様に最
も傾斜した状態にあるため、補給用カップ37からは溢
れ縁40および細孔41を通して急速給水がなされる。
この結果、貯湯タンク13の水位が上昇してL1レベ
ル、つまりヒータH2を越える水位となった場合には可
動片44によってリミットスイッチS1の切り換えがな
されることは前述した通りである。以上のように、本実
施例によれば、補給用カップ37が二段階の流量調整を
行えるようにしたため、一定水位以下のときには急速給
水することで、ヒータH2への通電可能な時期を早めて
ディスペンサとして使用可能な状態になるまでの時間を
短縮化させることができる。また、朝一番あるいは食事
時などのように、給茶・給湯の頻度が急増するような特
定の場合に備え、普段は適温範囲のうちの上限の温度に
保持しておき、連続注出がなされている間はこの注出量
を下回りかつヒータH2の能力をやや上回る程度の緩速
給水を継続させるようにしたため、適温範囲内で所定杯
数の連続注出が可能となっている。つまり、同一容量の
従来の貯湯タンクと比較して連続注出能力を高めること
ができるわけであるから、逆に言えば貯湯タンク13を
小型化することができる、ということになる。また、貯
湯タンク13内のヒータH2の能力を小さなものとする
ことができ、省電力化も図ることが可能である。この効
果はタンク受け台22を両タンク間に介在させて熱遮蔽
を図るようにしたことによって、一層有効なものとなっ
ている。
【0030】また、本例では補給用カップ37とフロー
ト38を一体化させることで、フロート38の浮沈に連
動した補給流量の切り換え動作を直接的に行うことがで
き、また取扱いや製造コストの面からも有利なものとな
っている。なお、本発明は種々の変更が可能であり、次
のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。 本実施例ではタンク内にヒータH2を設けるタイプに
適用した場合を示したが、本発明は冷却装置を装着した
ものに適用することも可能である。 本実施例では補給用カップ37の流量調整を二段に切
り換え可能としたが、より多段階に切り換えることがで
きるよう、補給箇所を多段設定してもよい。
ト38を一体化させることで、フロート38の浮沈に連
動した補給流量の切り換え動作を直接的に行うことがで
き、また取扱いや製造コストの面からも有利なものとな
っている。なお、本発明は種々の変更が可能であり、次
のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。 本実施例ではタンク内にヒータH2を設けるタイプに
適用した場合を示したが、本発明は冷却装置を装着した
ものに適用することも可能である。 本実施例では補給用カップ37の流量調整を二段に切
り換え可能としたが、より多段階に切り換えることがで
きるよう、補給箇所を多段設定してもよい。
【図1】飲料ディスペンサの正面図
【図2】同内部構造を示す側面図
【図3】前扉を省略した状態を示す正面図
【図4】前扉を開放した状態を示す平面図
【図5】給水タンクを示す斜視図
【図6】タンク受け台を示す斜視図
【図7】貯湯タンクと蓋板を示す分解斜視図
【図8】フロート付き給水調整ユニットを示す斜視図
【図9】バルブの周辺を示す断面図
【図10】貯湯タンクがL1レベルにあるときのフロー
トの動作を一部破断して示す概略側面図
トの動作を一部破断して示す概略側面図
【図11】貯湯タンクがL2レベルにあるときのフロー
トの動作を一部破断して示す概略側面図
トの動作を一部破断して示す概略側面図
【図12】貯湯タンクがL3レベルにあるときのフロー
トの動作を一部破断して示す概略側面図
トの動作を一部破断して示す概略側面図
【図13】電気回路図
【図14】給湯動作を説明するためのタイミングチャー
ト
ト
13…貯湯タンク 14…給湯用配管 15…給水タン
ク 17…揚水ポンプ 22…タンク受け台 36…フロート付き給水量調整ユ
ニット 37…補給用カップ 38…フロート 40…
溢れ縁 41…細孔 H2…ヒータ
ク 17…揚水ポンプ 22…タンク受け台 36…フロート付き給水量調整ユ
ニット 37…補給用カップ 38…フロート 40…
溢れ縁 41…細孔 H2…ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成瀬 信隆 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 液体を貯溜する供給側タンクと、加熱手
段あるいは冷却手段によって液体の加熱あるいは冷却を
行う受給側タンクと、前記供給側タンクから受給側タン
クへの液体の供給を行って受給側タンク内の液面レベル
を予め設定された基準レベルまでに回復させる補給装置
とを備えた定温タンク装置であって、 前記補給装置は受給側タンクに対する液体の補給量が、
前記基準レベルに近い液面レベルのときには少量に、遠
いときには多量となるよう、受給側タンク内の液面レベ
ルに応じて可変可能に設定されていることを特徴とする
定温タンク装置。 - 【請求項2】 液体を貯溜する供給側タンクと、加熱手
段あるいは冷却手段によって液体の加熱あるいは冷却を
行う受給側タンクと、前記供給側タンクから重力の作用
によって受給側タンクへ液体の供給を行って受給側タン
ク内の液面レベルを予め設定された基準レベルまでに回
復させる補給装置とを備えた定温タンク装置であって、 前記補給装置は、前記受給側タンク内において前記供給
側タンクの流出口の下方に垂直面内で揺動可能に配置さ
れた補給用カップを有するとともに、この補給用カップ
にはその揺動角度に応じて液体補給量を増減可能な液体
補給部が形成され、かつ前記補給用カップには受給側タ
ンク内の液面レベルを検出するためのフロートが組み付
けられていることを特徴とする定温タンク装置。 - 【請求項3】 液体を貯溜する供給側タンクと、加熱手
段によって液体の加熱を行う受給側タンクと、前記供給
側タンクから重力の作用によって受給側タンクへ液体の
供給を行って受給側タンク内の液面レベルを予め設定さ
れた基準レベルまでに回復させる補給装置とを備えた定
温タンク装置であって、 前記供給側タンクと前記受給側タンクとの間には熱遮蔽
体が介在されていることを特徴とする定温タンク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6240720A JPH0870996A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | 定温タンク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6240720A JPH0870996A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | 定温タンク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0870996A true JPH0870996A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=17063704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6240720A Pending JPH0870996A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | 定温タンク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0870996A (ja) |
-
1994
- 1994-09-07 JP JP6240720A patent/JPH0870996A/ja active Pending
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