JPH0871208A - ボールゲーム機 - Google Patents

ボールゲーム機

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Publication number
JPH0871208A
JPH0871208A JP21496794A JP21496794A JPH0871208A JP H0871208 A JPH0871208 A JP H0871208A JP 21496794 A JP21496794 A JP 21496794A JP 21496794 A JP21496794 A JP 21496794A JP H0871208 A JPH0871208 A JP H0871208A
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JP
Japan
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ball
prize
game
pocket
score
Prior art date
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Pending
Application number
JP21496794A
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English (en)
Inventor
Ikuro Nishikawa
郁朗 西川
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Unie Kiki KK
Original Assignee
Unie Kiki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボールを流下させてゲームを行うボールゲー
ム機に、遊技者の技能がより活かされるような新たな興
趣を盛り込む。 【構成】 レール板14の降下によりボール15が遊技
盤11上を流下する。流下の経路及びタイミングを見計
らって遊技者が操作ボタン群25のいずれかを押圧操作
すると、入賞ポケット群21の中で、押圧操作された操
作ボタンに対応した一個の入賞ポケットが1秒間だけ開
き位置に移動する。ボールの流下経路とタイミングが一
致すると、その入賞ポケットにボール15が入賞して得
点が得られる。ボーナスナンバー表示部26に表示され
たナンバーの入賞ポケットにボールが入賞すると入賞ポ
ケットのいずれかが4秒間開くという特典が与えられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手前側に低く傾斜した
遊技盤上でボールを転動させてゲームを行うボールゲー
ム機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スマートボールゲーム機やアレンジボー
ルゲーム機は、ボール発射装置を操作してボールを遊技
盤の奥側に打ち出し、ボールが遊技盤の手前側に転動し
てくる過程でボールが入賞穴や整列穴に入るかどうかを
競うものである。また、ピンボールゲーム機は、同様に
してボールを遊技盤の奥側に打ち出した後、ボールが遊
技盤の手前側に転動し、あるいは弾球器で弾かれて転動
する過程で、ボールが得点領域を通過したときの加点に
よって得点を競うものである。このピンボールゲーム機
では、遊技盤の最も手前側に設けられたアウト穴の直前
にフリッパーあるいはキッカーと称される打球器が設け
られ、これを操作することによってボールを再び遊技盤
の奥側に打ち出すことができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなボールゲ
ーム機のうち、スマートボールゲーム機やアレンジボー
ルゲーム機では、遊技盤内に適宜の個所に障害釘が設け
られ、ボールの転動経路が様々に変更されるようになっ
ているが、ボール発射装置でボールを打ち出した後は遊
技者の技能を活かすことができない。また、ボール発射
装置によるボールの打ち出し位置を微妙に調節すること
が非常に困難であるため、ゲームの結果はほとんど偶然
性によるものとなっている。一方ピンボールゲーム機で
は、フリッパーの操作に遊技者の技能が活かされるとは
言え、ボールをアウト穴に落とさないようにゲームを続
けるのが精一杯で、加点の経過も複雑で分りにくく、最
終的な得点はやはり偶然性によるものである。
【0004】本発明は上記従来技術を考慮してなされた
もので、ゲームの成否に遊技者の技能を大きく活かすこ
とができ、しかも単純で誰にでもゲームの内容が分るボ
ールゲーム機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、手前側に低く傾斜した遊技盤上でボールを
流下させ、その流下の過程で流下経路変更手段によりボ
ールの流れに変化を与えるように構成し、さらにその下
方には遊技盤の幅方向に複数個の入賞ポケットを並べて
ある。これらの入賞ポケットは、入賞ポケットごとに設
けられた入賞ポケット開放操作部を遊技者に任意に選択
して操作したときに一定時間だけ開き位置に移動する。
そして入賞ポケットにボールが入ると得点が与えられ
る。
【0006】さらに、ゲームスタート時にボーナスポケ
ット選択手段を作動させてランダムにいくつかの特定の
入賞ポケットを選択しておき、この選択された入賞ポケ
ットで入賞が得られたときには、ゲーム上の特典として
ランダムに決定した入賞ポケットを所定時間だけ開き位
置に移動させる。その個数は、1個であっても複数個で
あってもよいが、ボーナスポケット選択手段で選択され
た入賞ポケットへの入賞個数に応じて適宜に増やすのが
よい。また、入賞ポケットの上流にボーナス穴を設けて
おき、そこで入賞が得られたときには複数個の入賞ポケ
ットの中からランダムに決めた入賞ポケットを所定時間
だけ開き位置に移動させるという特典を与えることもゲ
ーム性をさらに高める上で有効である。
【0007】1ゲームの終了をボールの個数で制限する
ことも可能であるが、時間で制限する場合においては、
ゲームを行う間に得られた得点が予め設定した得点以上
になったときに、一定時間を計時する制限タイマーを作
動させ、その計時終了で1ゲームを終了させる構成にす
ることによって、営業サイドではゲームの勝敗確率を適
切な範囲に設定して稼働させることができる。
【0008】
【作用】遊技者は遊技盤を流下してくるボールの経路を
観察しながら、入賞ポケットごとに設けられた入賞ポケ
ット開放操作部を選択して操作する。入賞ポケットは一
定時間しか開かないから、遊技者は入賞を得るためには
ボールの流下経路の他にタイミングを見計らって入賞ポ
ケット開放操作部を操作しなくてはならず、得点を得る
ためには遊技者に技能が必要とされる。しかし、選択操
作した入賞ポケットにボールが入るか否かという分りや
すいゲーム内容であるため、初めてゲームを行う人も含
めだれでも簡単にゲームを行うことができ得点の経過も
非常に分りやすい。そして、特別の入賞が得られたとき
には入賞ポケットを自動的に開くということによってゲ
ーム上での特典も適宜に盛り込むことができる。
【0009】
【実施例】図1に本発明を用いたボールゲーム機の外観
を示す。キャビネット10内に手前側が低くなるよう
に、例えば5°〜30°内の範囲で傾斜した遊技盤11
が収納され、その上面はガラス板12でカバーされてい
る。遊技盤11の上方に放出穴13が設けられ、ゲーム
をスタートさせるとこの放出穴13から例えば2秒間隔
でゴム製のボール15が放出される。ボール15は外径
が20〜30mm程度のもので、その材質としては鋼球
など適宜のものを選択できるが、合成樹脂製やゴム製の
もののように適度な弾性をもっている方がゲームに様々
な変化を与えるのに有利である。
【0010】放出穴13の下方にはボール解放手段とし
て作用するレール板14が設けられている。レール板1
4は放出穴13から出てきたボール15を受け、遊技盤
11を横切るように斜め下方にボール15の転動路を規
制する。このレール板14は、ボール15が放出された
後にランダムなタイミングで遊技盤11から引っ込み、
その時点でボール15の規制を解いてボール15を遊技
盤11上へと自由に流下させる。遊技盤11には固定障
害釘17が適宜突設され、これにボール15が衝突する
と流下経路が変化する。
【0011】固定障害釘17で囲まれるようにボーナス
穴18が設けられている。このボーナス穴18にボール
が入ると、得点「1」が得られるとともに、後述する入
賞ポケット群のうちの一個の入賞ポケットが4秒間開き
位置に移動するという特典が与えられる。遊技盤11の
さらに下方には、流下経路変更手段として作用する可動
障害釘19が設けられている。可動障害釘19は、ゲー
ムがスタートされると遊技盤11上で左右方向に往復移
動する可動板20に植設されている。可動板20は30
mm程度のストロークで移動し、入賞ポケット群21の
直前でボール15の流下経路に変化を与える。
【0012】入賞ポケット群21は、遊技盤11の幅方
向一杯に10個並べられた入賞ポケット21a〜21j
で構成されている。各々の入賞ポケット21a〜21j
の表面には「1〜10」のナンバーが表示されており、
各々個別にボール15を受け入れる開き位置とボール1
5をそのまま通過させる閉じ位置との間で移動自在とな
っている。入賞ポケット群21を通り過ぎたボールは、
ボール回収部22で回収される。
【0013】キャビネット11の前面パネルには、コイ
ン投入口23、景品排出口24が設けられる他、入賞ポ
ケット開放操作部として用いられる操作ボタン群25が
設けられている。操作ボタン群25は、入賞ポケット2
1a〜21jの各々に対応して「1〜10」のナンバー
が表示された10個の操作ボタン25a〜25jで構成
されている。そして、任意の一個の操作ボタンを押す
と、その操作ボタンに付されたナンバーと同じナンバー
の入賞ポケットが1個だけ開き位置に移動し、1秒後に
閉じ位置に戻る。なお、複数個の操作ボタンが押された
としても、最先に押されたものだけが有効化され、操作
ボタン25a〜25jの操作だけでは複数の入賞ポケッ
トが開くことはない。また、入賞ポケットの開き時間は
難易度を考慮して適宜に設定することができる。
【0014】キャビネット10の奥側に設けられた正面
パネルには、ボーナスナンバー表示部26と得点表示部
27とが設けられている。ボーナスナンバー表示部26
は「1〜10」のナンバーを円環状に配列して構成さ
れ、各々のナンバー表示エリアの奥に設けられた10個
のランプを適宜に点灯させることによってボーナスナン
バーを表示する。各ナンバーは、入賞ポケット21a〜
21jに付した「1」〜「10」の番号に対応してお
り、ボーナスナンバーの決定はゲームの開始時にランダ
ムに決められる。そして、ボーナスナンバー表示部26
に表示されたボーナスナンバーと同じナンバーが付され
た入賞ポケットで入賞が得られると、ゲーム上の特典が
与えられる。
【0015】得点表示部27は「1」〜「10」の範囲
で得点表示を行う。各々の得点表示エリアの奥にはラン
プが設けられ、これらを順次に点灯させてゆくことによ
って「1」〜「10」の得点表示が行われる。そして、
1ゲームが消化される間に得点「10」を得るとそのゲ
ームで勝ちとなり、景品排出口24に景品が排出される
ことになる。
【0016】放出穴13の奥には、図2に示すように、
パイプ状の通路30からボール15を一個ずつ放出する
ためのボール放出器31が設けられている。ボール放出
器35は、軸33に軸着された二股レバー34とソレノ
イド35とから構成され、ソレノイド35を駆動するこ
とによって二股レバー34が左旋する。これにより二股
レバー34の一方のアームが通路30の底から退避して
先頭のボール15の係止を解除するとともに、他方のア
ームは通路30に入り込んで2番目のボールを係止す
る。これにより、ボール15が一個だけ放出穴13から
放出される。そしてソレノイド35の駆動を断つと、二
股レバー34がバネ付勢により図示位置に戻って、図示
の状態となる。
【0017】ソレノイド35を例えば2秒おきに駆動す
ると、放出穴13から2秒おきにボール15が一個ずつ
放出されるようになる。放出穴13にはフォトインタラ
プタからなるボール放出検知センサ36が設けられ、ボ
ール15が放出されたことを検知する。この検知信号を
計数することによって、ボール15の放出個数を知るこ
とができる。
【0018】レール板14は、図3に示すように、一端
が軸着されたリンクレバー37を介してソレノイド38
に連繋されている。ソレノイド38がオフ状態のときに
は、図示のようにレール板14が遊技盤11から突出し
た位置にあり、ソレノイド38がオンするとバネ付勢に
抗してリンクレバー37が引き下げられることによって
遊技盤11から下降する。レール板14が突出している
状態では、放出穴13からボール15が放出されると、
ボール15はまずレール板14に沿って遊技盤11を斜
めに横断するようにその転動方向が規制される。そし
て、ソレノイド38が駆動されると、その瞬間にボール
15は遊技盤11を下に向かって自由に流下する。これ
により、簡単構造でボール15を様々な位置からランダ
ムに流下させることができるようになる。
【0019】可動障害釘19が植設された可動板20
は、図4に示すように、その底面にガイド板39が固定
され、長穴とガイドピンにより遊技盤11の左右方向に
スライド自在に支持されている。ガイド板39には連結
レバー40の一端が軸着され、また連結レバー40の他
端は回転板41に軸着されている。回転板41の周面に
形成したギヤはモータ42のピニオンギヤに噛み合って
いる。したがってモータ42を駆動すると回転板41が
回転し、可動板20は連結レバー40を介して左右に往
復移動する。モータ42はゲームスタートと同時に駆動
され、ゲーム終了になるまで継続して可動板20を移動
させる。なお、図示した例では可動障害釘19を一列に
してあるが2〜3列にしてもよく、これらを1枚の可動
板で一斉に移動させる他、各列ごとに別々の可動板を設
けて各々個別に移動させるようにしてもよい。
【0020】入賞ポケット21a〜21jはそれぞれ同
じ構造になっている。そして図5に入賞ポケット21a
について例示したように、入賞ポケット21aは天板4
4aと受け板44bと左右の側板44cとを備え、ソレ
ノイド45aにより実線で示す閉じ位置と二点鎖線で示
す開き位置との間で回動自在になっている。閉じ位置で
は、遊技盤11上を転動してきたボール15はそのまま
天板40aの上を通過して流下する。また、ソレノイド
45aを駆動して開き位置に回動したときには、遊技盤
11上を転動してきたボール15を受け入れ、遊技盤1
1の下方に設けられた入賞通路46に導く。入賞通路4
6にはフォトインタラプタからなるポケット入賞センサ
47が設けられ、これにより入賞ポケット21a〜21
jに入ったボール15は、それぞれ入賞ポケット21a
〜21jごとに検知される。
【0021】ボーナス穴18の奥には、やはりマイクロ
スイッチやフォトインタラプタ等からなるボーナス穴入
賞センサが設けられ、ボール15が入賞したことを検知
する。同様に、ボール回収部22にもハズレになったボ
ールを検出するためのボール回収センサが設けられてい
る。そして、ボーナス穴18,入賞ポケット群21、ボ
ール回収部22に入ったボール15は、キャビネット1
0内に設けられたボール転送路を経て、ボール放出器3
1に連なるパイプ状の通路30に逐次に自動的に送り込
まれる。
【0022】図6に上記ボールゲーム機の電気的構成を
概略的に示す。制御部50はマイクロコンピュータによ
って構成され、ROM51に書き込まれたシーケンスプ
ログラムにしたがってゲームの全体の流れを管制する。
ゲームの過程で得られた各種のデータ等は逐次RAM5
2に書き込まれ、必要に応じて制御部50に読み込まれ
る。
【0023】制御部50には、以下の各種の信号が入力
される。 (1)コイン検知信号 コイン投入口23に設けられたコインセンサ53からの
信号 (2)ボーナスナンバー信号 コイン検知信号の入力で作動する乱数発生器54からの
信号で、「1〜10」のうちの4種類のボーナスナンバ
ーを表す信号 (3)ゲーム時間信号 コイン検知信号の入力により計時を開始するゲームタイ
マー55からの計時信号 (4)ボール放出検知信号 ボール放出検知センサ36がボール15の通過を検知し
た信号
【0024】(5)レール降下信号 ボール放出検知信号が入力された後、ランダムタイマー
56から2秒以内のランダムなタイミングで入力される
信号 (6)制限時間信号 6得点に達したときに制御部50からの信号を受けて計
時開始する制限タイマー57からの計時信号 (7)ボーナス穴入賞信号 ボーナス穴18にボール15が入ったときに、ボーナス
穴入賞センサ58から得られる信号
【0025】(8)ポケット入賞信号 入賞ポケット21a〜21jにボール15が入賞したこ
とを各々個別に検知するポケット入賞センサ群60から
の信号 (9)入賞ポケット開き信号 操作ボタン群25を構成する各々の操作ボタン25a〜
25jを押したとき、操作ボタンごとに得られる信号 (10)ボール回収信号 ボール回収部22の奥に設けられたボール回収センサ6
2がハズレになったボールを検出したときに得られる信
号 (11) 設定入力信号 遊技場の係員等が設定データ入力部63で予め設定した
各種のデータ信号で、ゲームタイマー55からのゲーム
時間信号や制限タイマー57からの制限時間信号の上限
を決めるデータ、ボール放出器31から何秒ごとにボー
ルを放出させるかを決めるデータ、制御部50から制限
タイマー57に入力される計時スタート信号のタイミン
グを変えるための得点データ等を含む。
【0026】また、制御部50からは以下の信号が出力
される。 (1)可動障害釘駆動信号 ドライバ65を介してモータ42を駆動する信号で、コ
イン検知信号の入力後、ゲーム終了になるまでの間継続
して出力され、可動板20を往復移動させる。 (2)ボーナスナンバー表示信号 乱数発生器54で決定された4個のボーナスナンバーを
ボーナスナンバー表示部26に表示する。ボーナスナン
バーに対応した入賞ポケットで入賞が得られると、その
ボーナスナンバーの表示は消灯。 (3)ボール放出信号 コイン検知信号の入力後、設定データ入力部63で設定
した時間間隔(例えば2秒)でドライバ66に入力され
る。これにより、放出穴13からは2秒ごとにボール1
5が放出される。
【0027】(4)レール板駆動信号 レール降下信号の入力によりドライバ67に入力されル
信号で、これによりソレノイド38が駆動されレール板
14が遊技盤から退避。 (5)入賞ポケット駆動信号 入賞ポケット21a〜21jを個別に開き位置に移動さ
せるためにソレノイド群45に入力される信号で、入賞
ポケット開き信号に対応して出力されるときには1秒、
制御部50からゲーム上の特典として出力されるときに
は4秒間継続される。 (6)得点表示信号 入賞ポケット,ボーナス穴に入賞が発生して得点された
ときに、その得点を得点表示部27に表示させる信号 (7)景品排出信号 ゲームの得点が「10」になったときに景品排出機構6
8を作動させる信号
【0028】このボールゲーム機で得点が得られると
き、及び特別な入賞に対して与えられる特典は次のとお
りである。 (1)通常入賞 ボーナスナンバーと一致していないナンバーが付された
入賞ポケットにボールが入ったときで、得点「1」が加
算される。 (2)ボーナス穴入賞 ・ボーナス穴18で入賞が得られたときで、得点「1」
の加算の他に、入賞ポケット21a〜21jのいずれか
一個をランダムに選択して4秒間開き位置に移動させる
特典を与える。 (3)ボーナスポケット入賞 ・ボーナスナンバーと一致したナンバーの入賞ポケット
で最初の入賞が得られたときで、得点「2」を加算す
る。 ・ボーナスナンバーと一致したナンバーの入賞ポケット
で2度目の入賞が得られたときで、得点「2」の加算の
他に、入賞ポケット21a〜21jのいずれか1個をラ
ンダムに選択して4秒間開き位置に移動させる特典を与
える。 ・ボーナスナンバーと一致したナンバーの入賞ポケット
で3度目の入賞が得られたときで、得点「2」の加算の
他に、入賞ポケット21a〜21jのいずれか2個をラ
ンダムに選択して4秒間開き位置に移動させる特典を与
える。 ・ボーナスナンバーと一致したナンバーの入賞ポケット
で4度目の入賞が得られたときで、得点「2」の加算の
他に、入賞ポケットの全てを4秒間開き位置に移動させ
る特典を与える。
【0029】以下、上記ボールゲーム機の作用について
図7のフローチャートにしたがって説明する。コイン投
入口23に適正なコインが投入されると、コインセンサ
53からのコイン検知信号を受けて乱数発生器54がラ
ンダムに4個のボーナスナンバーを決定し、ボーナスナ
ンバー表示部26にその表示を行う。このボーナスナン
バーを表示する際には、まず円環状に配列された各表示
エリアの奥のランプを配列順に一個ずつ点滅させ、光点
が回転するようなディスプレイが行われた後にボーナス
ナンバーが表示される。
【0030】また、コイン検知信号の入力により制御部
50はドライバ65に可動障害釘駆動信号を送りモータ
42を駆動する。そして、可動板20が左右方向に往復
移動を開始して可動障害釘19の移動が行われる。ゲー
ムタイマー55はコイン検知信号の入力により計時を開
始し、制御部50にコイン検知信号の入力後の経過時間
を表すゲーム時間信号を入力する。このゲーム時間信号
は設定データ入力部63で設定された通常ゲーム時間と
比較され、一致した時点でゲームオーバーとなる。
【0031】制御部50はゲーム時間信号を受けて、2
秒ごとにドライバ66にボール放出信号を送る。これに
よりソレノイド35が作動し、放出穴13からボール1
5が2秒ごとに一個ずつ放出される。放出穴13からボ
ール15が一個放出される度に、ランダムタイマー56
が2秒以内のランダムなタイミングでレール降下信号を
制御部50に入力する。そしてレール板駆動信号がドラ
イバ67に送られるとソレノイド38が一回駆動され、
レール板14が遊技盤11から退避する。ボール15は
その時点でレール板14による規制が解かれ、遊技盤1
1を自由に流下する。
【0032】こうしてボール15が順次に遊技盤11を
流下してくるが、その過程でボーナス穴18,入賞ポケ
ット21a〜21jに入賞すると、ボーナス穴入賞セン
サ58,ポケット入賞センサ群60からボーナス穴入賞
信号,ポケット入賞信号が制御部50に入力される。制
御部50はこれらの信号により得点を加算し、得点表示
部27に得点表示を行う。得点の与え方は、前述したと
おり通常入賞及びボーナス穴入賞の場合に「1」、ボー
ナスポケット入賞の場合に「2」となる。
【0033】ゲームの過程でボーナス穴入賞やボーナス
ポケット入賞が得られたときには、それぞれの条件に応
じて1個ないし全部の入賞ポケットを4秒間開くという
特典が与えられるため、より得点が得やすい状態でゲー
ムを行うことができ、しかもゲームに様々な変化を与え
て興趣を高めることができる。また、ボーナスポケット
入賞が得られたときには、そのボーナスナンバーはボー
ナスナンバー表示部26から消され、次に同じボーナス
ナンバーの入賞ポケットで入賞が得られても、通常入賞
として処理される。なお、可動障害釘19が左右に移動
してボール15の経路を入賞ポケット群21の直前で変
更するようになっており、また特典が与えられるときに
はランダムな位置で入賞ポケットが開くことになるた
め、入賞ポケットでの入賞は単に遊技者の技能だけでな
く偶然性も加味されるようになり、初心者でも慣れた遊
技者でもスリリングなゲームを味わうことができる。
【0034】「10」得点に達すると、制御部50は景
品排出機構68を作動させ、景品排出口24に景品が排
出される。この時点で1ゲーム終了となるが、得点「1
0」に達する前に例えば90秒のゲーム時間が経過した
場合には、その時点でも1ゲーム終了となる。90秒の
ゲーム時間の計時は、ゲームタイマー55からのゲーム
時間信号で行われ、その経過時間が設定データ入力部6
3で設定した通常ゲーム時間と一致した時点でゲーム終
了となる。したがって、設定データ入力部63で設定す
る通常ゲーム時間を適宜に変更することによって、1ゲ
ームの時間は任意に調節することができる。
【0035】なお、ゲームタイマー55からのゲーム時
間信号が通常ゲーム時間に達した時点では、未だ遊技盤
11上をボール15が流下しているのが普通である。し
たがって、制御部50はボール放出検知信号の入力ごと
にこれを計数してRAM52に書き込み、またボーナス
穴入賞信号,ポケット入賞信号が入力されるごとにこれ
を計数してRAM52に書き込む。そして、これらの計
数値が一致したことを確認してからゲームを終了させ
る。
【0036】ところで、ゲーム終了となる時間を設定デ
ータ入力部63で設定した通常ゲーム時間だけで決める
ようにすると、これを短く設定した場合には得点が半分
にも満たない内にゲーム終了となって遊技者に興趣を与
えることができず、逆に長く設定するとゲームに勝つ確
率が高くなって営業面で不利となる。このような事情か
ら、遊技者に対してはゲーム終了までにはかなりの得点
を与えて興趣を抱かせ、しかも遊技者がゲームに勝つ確
率を極端に大きくしないように、このボールゲーム機に
はゲーム時間の制限機能が設けられている。
【0037】図8にゲーム時間の制御シーケンスを表す
フローチャートを示す。ゲームが開始されてからの経過
時間は、入賞の有無とは無関係に、例えば0.5秒ごと
のタイマー割込みによって通常ゲーム時間である90秒
に達したか否かが確認されている。この他に、ゲームで
の得点が「6」に達すると、制御部50からの信号によ
って制限タイマー57が計時を開始する。制限タイマー
57からの制限タイマー信号は、設定データ入力部63
で設定された制限時間「20秒」と比較される。なお、
制限タイマー57が計時を開始すると制限タイマーフラ
グがセットされるため、タイマー割込みの繰り返しによ
って制限タイマー57が再度計時を開始することはな
い。
【0038】この結果、「6」得点した後では、20秒
以内に「10」得点に達することがゲームに勝つ条件と
なるため、勝つ確率を低く調節することができるように
なる。なお、制限タイマー57に計時を開始させるため
の「6」得点、制限時間となる「20」秒の値は、それ
ぞれ設定データ入力部63で適宜に決めることができる
から、一定期間このボールゲーム機を稼働させてから、
様子をみてこれらの値を設定すればよい。これにより、
ゲーム終了までにはある程度の得点を上げさせて遊技者
に興趣をもたせることができると同時に、簡単にはゲー
ムに勝つことができないという状態が得られ、営業面で
も不利になるようなことはない。
【0039】以上、図示した実施例をもとに本発明につ
いて説明してきたが、例えばボール放出器31、レール
板14、可動板20、入賞ポケット21a〜21jを作
動させるための駆動手段としては、必ずしも上述したソ
レノイド,モータに限られず、例えばロータリーソレノ
イドやステッピングモータ等適宜のものを用いることが
可能で、連結機構にしてもカム機構などを用いるように
してもよい。さらに、ボール放出器にしても、従来の各
種のボールゲーム機で用いられているように、ボールを
遊技盤の下方から発射する形式のものを用い、レール板
14を省略してもよい。また、操作ボタンを押したとき
に入賞ポケットが開いている時間や、特典によって入賞
ポケットが開いている時間、またトータルのゲーム時間
や制限タイマーの時間等は、ゲームの難易度を考慮して
適宜に決めることができ、入賞時の得点についても上記
実施例に何ら限定されるものではない。
【0040】
【発明の効果】上述したように、本発明のボールゲーム
機によれば、遊技盤を流下し、流下経路変更手段によっ
て様々に変化が与えられるボールの経路を観察しなが
ら、適当なタイミングを見計らって入賞ポケット開放操
作部を操作し、遊技盤の幅方向に並べて設けられた入賞
ポケットを開いてボールを入賞させるという分りやすい
ゲーム内容であるにもかかわらず、入賞ポケット開放操
作部の選択操作という遊技者の技能を盛り込むことがで
きるから、ボールが流下された後には単に偶然性によっ
て得点を競うという従来のボールゲーム機と比較して、
よりゲーム性が高く斬新な興趣をもったボールゲーム機
を提供することができる。
【0041】さらに、入賞ポケットへのボールの入賞の
有無によって得点を与えるというゲーム内容であるか
ら、特別な条件のときには自動的に適宜個数の入賞ポケ
ットを開放するという特典を与え、ゲーム内容にさらに
変化を与えることも容易になる。また、ゲーム中の得点
が所定の得点以上になった時点でゲームの残り時間を制
限することによって、ゲームの勝敗確率を適宜に調節す
ることができるようになり、営業面での利益率を適切な
範囲に設定することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたボールゲーム機の外観図であ
る。
【図2】ボール放出器の構造を示す概略図である。
【図3】レール板を下降させるための構造を示す概略図
である。
【図4】可動障害釘の移動機構を示す概略図である。
【図5】入賞ポケットの開閉機構を示す概略図である。
【図6】本発明のボールゲーム機の電気的構成を示すブ
ロック図である。
【図7】ボールゲーム機の基本的なゲーム処理を示すフ
ローチャートである。
【図8】ボールゲーム機のゲーム時間の制御処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
11 遊技盤 14 レール板 15 ボール 19 可動障害釘 21 入賞ポケット群 25 操作ボタン群 26 ボーナスナンバー表示部 27 得点表示部 50 制御部 55 ゲームタイマー 57 制限タイマー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手前側に低く傾斜した遊技盤の上方から
    ボールを流下させ、その流下の過程で得点を与えること
    によってゲームを行うボールゲーム機において、 前記遊技盤内で自動的に移動し、遊技盤を流下してくる
    ボールの経路を変化させる流下経路変更手段と、この流
    下経路変更手段の下方に遊技盤の幅方向に複数個並べて
    設けられ、ボールを受け入れる位置とボールをさらに下
    方へと流下させる閉じ位置との間で可動の入賞ポケット
    と、これらの入賞ポケットの各々に対応して複数個設け
    られ、遊技者が操作したときに対応する一個の入賞ポケ
    ットを一定時間だけ開き位置に移動させる入賞ポケット
    開放操作部と、入賞ポケットごとにボールが入ったこと
    を検知する入賞センサと、この入賞センサからの検知信
    号を受けて得点を加点するとともに、得点表示部に得点
    を表示させる制御手段とを備えたことを特徴とするボー
    ルゲーム機。
  2. 【請求項2】 ゲームスタート時に前記複数の入賞ポケ
    ットの中からランダムに複数個の入賞ポケットを選択す
    るボーナスポケット選択手段を設け、これにより選択さ
    れた入賞ポケットにボールが入ったときには、前記複数
    の入賞ポケットの中からランダムに決定した入賞ポケッ
    トを前記一定時間よりも長い所定時間だけ開き位置に移
    動させることを特徴とする請求項1記載のボールゲーム
    機。
  3. 【請求項3】 前記ボーナスポケット選択手段により選
    択された複数個の入賞ポケットのうち、2個以上の入賞
    ポケットにボールが入ったときには、前記所定時間だけ
    開き位置に移動させる入賞ポケットの個数を2個以上に
    増やすことを特徴とする請求項2記載のボールゲーム
    機。
  4. 【請求項4】 前記入賞ポケットの上流側にボーナス穴
    を設け、このボーナス穴にボールが入ったときには、得
    点を与えるとともに前記複数の入賞ポケットの奈良から
    ランダムに選択された入賞ポケットを所定時間だけ開き
    位置に移動させるようにしたことを特徴とする請求項1
    又は2記載のボールゲーム機。
  5. 【請求項5】 遊技盤の上方に一定時間ごとにボールを
    放出するボール放出器と、放出されたボールの流下経路
    を遊技盤を横切る方向に規制するとともに、ランダムな
    タイミングで前記規制を解除してボールを遊技盤の下方
    に向かって自由に流下させるボール解放手段とを設けた
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のボールゲーム
    機。
  6. 【請求項6】 得点が予め設定された得点以上に達した
    ときに、ゲームの残り時間を一定時間に制限する制限タ
    イマーを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    ボールゲーム機。
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