JPH0871258A - スポンジ製ブロック玩具及びその製造方法 - Google Patents

スポンジ製ブロック玩具及びその製造方法

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JPH0871258A
JPH0871258A JP21625594A JP21625594A JPH0871258A JP H0871258 A JPH0871258 A JP H0871258A JP 21625594 A JP21625594 A JP 21625594A JP 21625594 A JP21625594 A JP 21625594A JP H0871258 A JPH0871258 A JP H0871258A
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JP
Japan
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piece
punching
molding
block
punched
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JP21625594A
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English (en)
Inventor
Masato Okamoto
正人 岡本
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OSKAR KK
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OSKAR KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量で破損するおそれがなく、幼児が安全に
使用することができるブロック玩具を提供する。 【構成】 柔軟な独立気泡の合成樹脂発泡体でブロック
ピースを構成する。嵌合用の凸部と凹部を、ピース本体
から打抜いた打抜き片により、それを打抜き孔内で軸線
方向に位置をずらせて一端部を突出させ、他端部を退入
させた状態にしてピース本体に融着一体化することによ
って形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、外周面の一部に1な
いし複数個の嵌合凸部とこれに対応する嵌合凹部とを有
して、これらを相互に嵌合することにより、分離自在に
結合しうるものとなされた多数個のブロックピースの集
合体からなるブロック玩具及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のブロック玩具は、そのブ
ロックピースが硬質の合成樹脂による射出成形品によっ
てつくられたものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】それ故、従来品のブロ
ックピースは、それ自体が硬く、足で踏みつけたような
場合に痛く、時によっては怪我をするおそれがあり、幼
児用玩具として必ずしも安全性に高いものではなかっ
た。また、多数個のブロックピースを手で攪乱すると
き、ガチャガチャと騒音が発生する欠点もあった。
【0004】この発明は、上記のような欠点を除くこと
を主目的として、更に汚れにくく、洗浄が可能であり、
風呂場での使用にも好適するブロック玩具であって、製
造上も材料の無駄を生じることがなく、比較的廉価に製
作提供できるブロック玩具を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、ブロックピ
ースを柔軟な弾力性のある独立気泡の発泡合成樹脂製の
ものとすることを基本として、これの嵌合結合手段の形
成態様及び表面仕上げ状態に独自の工夫を加えたもので
ある。
【0006】即ち、この発明の第1は、独立気泡の弾力
性を有する熱可塑性合成樹脂発泡体からなる所定形状の
多数個のブロックピース(P)の集合物からなり、前記
各ブロックピース(P)は、そのピース本体(1)を所
定の位置において厚さ方向にまっすぐ貫通して環状に打
ち抜くことにより形成された1ないし複数個の円柱状打
抜き片(2)を有し、該打ち抜き片(2)が、一端部を
ピース本体(1)の片面から突出する態様に打抜き孔
(3)内で軸線方向に位置をずらせてピース本体(1)
と融着接合一体化されることにより、ピース本体(1)
の両面に、前記柱状打抜き片(2)の一端部の突出部か
らなる嵌合凸部(4)と、前記打抜き孔(3)の他端部
からなる嵌合凹部(5)とがそれぞれ形成されると共
に、 前記ピース本体(1)及び嵌合凸部(4)を含む
ブロックピース(P)の外表面全体にスキン層(6)が
形成されてなることを特徴とするスポンジ製ブロック玩
具を要旨とするものである。
【0007】第2の発明は、上記スポンジ製ブロック玩
具の製造方法に係り、独立気泡の弾力性のある熱可塑性
合成樹脂発泡体からなる所定形状の板状体(P1)を出
発材料として用い、該板状体部(P1)を所定位置にお
いて厚さ方向に貫通して環状に打ち抜くことにより、1
ないし複数個の円柱状打抜き片(2)を打抜き孔(3)
内に残存せしめた態様に形成し、次いで、上記打抜き片
(2)に対応する位置に所定高さの成形凸部(13)を
有する第1成形金型(11)と、同対応位置に前記成形
凸部(13)に対応する深さの成形凹部(14)を有す
る第2成形金型(12)とを用いて、両成形金型(1
1)(12)のキャビティ(11a)(12a)内に前
記板状体(P1)からなるピース本体(1)を装填し、
前記成形凸部(13)による押圧作用で打抜き片(2)
を打抜き孔(3)内で軸線方向に位置をずらせて型締め
したのち、第1及び第2成形金型(11)(12)で周
りから加熱して、ピース本体(1)と打抜き片(2)と
を熱融着接合一体化し、しかるのち、冷却して成形金型
(11)(12)内から取出すことを特徴とするもので
ある。
【0008】ブロックピース(P)の樹脂の種類は特に
限定されるものではなく、例えばエチレン酢酸ビニル共
重合体樹脂(EVA)、ポリプロピレン樹脂、ウレタン
樹脂等の発泡体を用いても良いが、材料コスト、製造の
行い易さ等の観点からポリエチレン樹脂発泡体を用いる
のが有利であり、その場合、発泡倍率において15〜2
5倍発泡程度のものを用いるのが好ましい。
【0009】
【実施例】この発明に係るブロック玩具は、長方形、正
方形、円形等の各種形状を有する所定厚みの多数個のブ
ロックピース(P)の集合体で構成されるものであり、
図1及び図2にその1例として長方形のブロックピース
(P)を示している。
【0010】該ブロックピース(P)は、10〜30倍
発泡、好ましくは15〜25倍発泡程度の独立気泡のポ
リエチレン樹脂発泡体からなるものであり、長方形の盤
状のピース本体(1)と、これに組合わせ用の接合部を
構成するための複数個の打抜き片(2)とを有する。
【0011】打抜き片(2)は、後述する製造方法に示
すように、ピース本体(1)を所定位置において厚さ方
向にまっすぐに貫通して環状に打抜くことにより、ピー
ス本体(1)と同一材料で形成された円柱状のものであ
る。そして、該打抜き片(2)は、その打抜き孔(3)
内において、軸線方向に位置をずらせて配置され、その
一端の突出部をもってピース本体(1)の片面に複数個
の嵌合凸部(4)を形成すると共に、その他端側が打抜
き孔(3)から退入されることにより、該打抜き孔
(3)の他端側に上記嵌合凸部(4)に対応する嵌合凹
部(5)を形成したものとなされている。
【0012】嵌合凸部(4)及び凹部(5)は、各ブロ
ックピース(P)に複数個づつ、同形同大かつ同一ピッ
チに形成されるのを原則とするが、ブロック玩具の1セ
ット中に含まれるいくつかのブロックピース(P)は、
1つの嵌合凸部(4)と同凹部(5)のみを有するもの
や、打抜き片(2)を除去して貫通状の打抜き孔(3)
をそのまゝ残存せしたまゝのものとなされることもあ
る。従って、本願発明は、そのようなブロックピースが
含まれるブロック玩具もその範囲に包含するものであ
る。
【0013】ピース本体(1)と打抜き片(2)は、前
記のように相互に位置をずらせた状態で熱融着接合一体
化されている。即ち、打抜き片(2)の外周面が、打抜
き孔(3)の内周面と融着接合一体化されている。
【0014】かつ、ピース本体(1)及び嵌合凸部
(4)を含むブロックピース(P)の外表面には、その
全体に亘って表面平滑で無孔のスキン層(6)が形成さ
れている。このスキン層(6)は、表面部を加熱溶融し
たのち冷却することによって形成されたものであり、こ
のスキン層(6)の形成にあたり、嵌合凸部(4)の直
径に対し、嵌合凹部(5)の直径を同等ないし僅かに小
さめに形成することにより、両者の嵌合をきっちりと密
に行いうるものとなされている。
【0015】上記のブロック玩具は、ブロックピース
(P)の多数個を用いて、図3、4に示すような各種の
造形物を組立てゝ遊ぶものである。組立ては、相互のブ
ロックピース(P)の嵌合凸部(4)と嵌合凹部(5)
を密嵌することによって行うことは従来品同様である。
【0016】次に、上記ブロックピース(P)製造方法
について説明する。
【0017】この製造には、独立気泡の弾力性のある熱
可塑性合成樹脂発泡体からなる所定の大きさの板状体
(P1)を出発材料に用いる。そして、先ずこの板状体
(P1)を図5に示すように、複数個の筒状切断刃(1
0)を備えたプレス下板(15)と平板状のプレス上板
(16)とを用いてプレス打抜き加工を施すことによ
り、板状体(P1)を厚さ方向に環状に打ち抜き、図6
に示すように1ないし複数個の円柱状打抜き片(2)を
打抜き孔(3)内に残存せしめた態様に形成する。この
プレス打抜き加工は、各単位ブロックピース(P)の大
きさに分断された板状体(P1)を用いて行っても良い
し、大きな板状体(P1)を用いて打抜き加工を行った
のち、これを各ブロックピース(P)の大きさに分断す
るものとしても良い。
【0018】次に、上記板状体(P1)からなる所定の
大きさの、打抜き片(2)を有するピース本体(1)
を、加熱成形金型(11)(12)を用いて加熱成形加
工を行う。ここに第1成形金型(11)は、図7に示す
ようにピース本体(1)に対応するキャビティ(11
a)内の底面に、打抜き片(2)の対応位置において所
定高さの成形凸部(13)を有するものとし、第2成形
金型(12)は、キャビティ(12a)内の底面に、上
記成形凸部(13)の対応位置においてそれに対応する
深さの成形凹部(14)を有するものとする。
【0019】そして、打抜き片(2)を有する前記ピー
ス本体(1)を先ず第1成形金型(11)のキャビティ
(11a)内に強制的に押し込み、成形凸部(13)に
よって押圧して打抜き片(2)を打抜き孔(3)内で軸
線方向に所定距離移動変位させ、しかるのち第2成形金
型(12)を合わせて型締めし、両金型(11)(1
2)のキャビティ(11a)(12a)内にきっちりと
装填する。ここに、成形凸部(13)は成形凹部(1
4)の直径と同等のものとしても良いが、相対的に僅か
に直径小さいものとしておくことにより、ブロックピー
ス(P)の嵌合凸部(4)を嵌合凹部(5)と緊密に嵌
合しうるものとなしうる点で好ましい。即ち、ブロック
ピース(P)の組立て時の嵌合強度をしっかりとしたも
のに製造しうる点で好ましい。
【0020】次に、上記両金型(11)(12)をそれ
らに装備するヒーター等の加熱手段(図示唆)によりブ
ロックピース材料の溶融温度以上に加熱する。発泡体材
料がポリエチレン発泡体からなるものである場合、この
加熱温度は概ね135〜145℃程度、に設定するのが
好ましい。この加熱により、ピース本体(1)及び打抜
き片(2)はその全表面部が熱溶融され、両者が相接部
において融着される。従って、所定時間加熱したのち、
金型(11)(12)を冷却することにより、ピース本
体(1)と打抜き片(2)が接合一体化されると共に、
全表面にスキン層(6)が形成され、冷却後金型(1
1)(12)を開いて成形物を取出すことにより、図1
に示したようなブロックピース(P)を得ることができ
る。
【0021】
【発明の効果】この発明に係るブロック玩具は、それを
構成するブロックピース(P)が弾力性のある合成樹脂
発泡体からなるものであるから、軽量で取扱い易いのは
もとより、柔軟で踏みつけても痛くないし、怪我をする
こともなく安全性に優れる。かつ取扱い時にブロックピ
ース(P)相互が触れ合っても、ガチャガチャと騒音を
発することもなく、静かに遊ぶことができる。
【0022】また、独立気泡の発泡体からなるものであ
るから吸水性がなく、水に浮かぶので、浴室において湯
に浮かべながら使用することも可能であり、遊び場所に
制約を受けない。かつ、表面にスキン層(6)を有する
ことで汚れにくく、洗浄も容易であるし、嵌合凸部
(4)と嵌合凹部(5)の嵌合強度をしっかりと保つこ
とができる。
【0023】また、ピース本体(1)と嵌合凸部(4)
を形成する打ち抜き片(2)とが同一材料でできている
ので、ブロックピース(P)の全体の硬さをほゞ均一な
ものに製作でき、使用時に異和感がない。かつ嵌合凸部
(4)が打抜き孔(3)に埋設状態に一体化された打ち
抜き片(2)の一端部によって形成されているので、該
嵌合凸部(4)が脱落するおそれがなく、ピース本体
(1)も欠損するおそれがないので、耐久性に優れたも
のとすることができる。
【0024】また、この発明の製造方法においては、上
記のような諸特性を有するブロック玩具を簡単に製造で
きると共に、ピース本体(1)からの打抜き片(2)を
もって嵌合凸部(4)の形成に用いるので、材料の無駄
がなく、経済的にも有利なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るブロック玩具の1つのブロック
ピースを示す一部破砕斜視図である。
【図2】図1のII−II線の断面図である。
【図3】この発明に係るブロック玩具による造形物の組
立例を示す斜視図である。
【図4】他の造形物の組立例を示す斜視図である。
【図5】ブロックピースの製造方法におけるプレス打抜
き工程を示す正面図である。
【図6】打抜き工程後のブロックピース材料の斜視図で
ある。
【図7】成形工程において打抜き片を有するピース本体
を第1成形金型に装填した状態を示す断面図で ある。
【図8】金型による加熱成形工程時の状態を示す断面図
である。
【符号の説明】
(P)‥‥ブロックピース (1)‥‥ピース本体 (2)‥‥打抜き片 (3)‥‥打抜き孔 (4)‥‥嵌合凸部 (5)‥‥嵌合凹部 (6)‥‥スキン層 (10)‥‥切断刃 (11)‥‥第1成形金型 (11a)‥‥キャビティー (12)‥‥第2成形金型 (12a)‥‥キャビティー (13)‥‥成形凸部 (14)‥‥成形凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 独立気泡の弾力性を有する熱可塑性合成
    樹脂発泡体からなる所定形状の多数個のブロックピース
    (P)の集合物からなり、 前記各ブロックピース(P)は、そのピース本体(1)
    を所定の位置において厚さ方向にまっすぐ貫通して環状
    に打ち抜くことにより形成された1ないし複数個の円柱
    状打抜き片(2)を有し、該打ち抜き片(2)が、一端
    部をピース本体(1)の片面から突出する態様に打抜き
    孔(3)内で軸線方向に位置をずらせてピース本体
    (1)と融着接合一体化されることにより、ピース本体
    (1)の両面に、前記柱状打抜き片(2)の一端部の突
    出部からなる嵌合凸部(4)と、前記打抜き孔(3)の
    他端部からなる嵌合凹部(5)とがそれぞれ形成される
    と共に、 前記ピース本体(1)及び嵌合凸部(4)を
    含むブロックピース(P)の外表面全体にスキン層
    (6)が形成されてなることを特徴とするスポンジ製ブ
    ロック玩具。
  2. 【請求項2】 ブロックピース(P)が、15〜25倍
    発泡のポリエチレン樹脂発泡体からなる請求項1記載の
    スポンジ製ブロック玩具。
  3. 【請求項3】 独立気泡の弾力性のある熱可塑性合成樹
    脂発泡体からなる所定形状の板状体(P1)を出発材料
    として用い、 該板状体部(P1)を所定位置において厚さ方向に貫通
    して環状に打ち抜くことにより、1ないし複数個の円柱
    状打抜き片(2)を打抜き孔(3)内に残存せしめた態
    様に形成し、 次いで、上記打抜き片(2)に対応する位置に所定高さ
    の成形凸部(13)を有する第1成形金型(11)と、
    同対応位置に前記成形凸部(13)に対応する深さの成
    形凹部(14)を有する第2成形金型(12)とを用い
    て、両成形金型(11)(12)のキャビティ(11
    a)(12a)内に前記板状体(P1)からなるピース
    本体(1)を装填し、前記成形凸部(13)による押圧
    作用で打抜き片(2)を打抜き孔(3)内で軸線方向に
    位置をずらせて型締めしたのち、第1及び第2成形金型
    (11)(12)で周りから加熱して、ピース本体
    (1)と打抜き片(2)とを熱融着接合一体化し、 しかるのち、冷却して成形金型(11)(12)内から
    取出すことを特徴とするスポンジ製ブロック玩具の製造
    方法。
JP21625594A 1994-09-09 1994-09-09 スポンジ製ブロック玩具及びその製造方法 Pending JPH0871258A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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