JPH087187A - 防災監視装置 - Google Patents

防災監視装置

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JPH087187A
JPH087187A JP14142594A JP14142594A JPH087187A JP H087187 A JPH087187 A JP H087187A JP 14142594 A JP14142594 A JP 14142594A JP 14142594 A JP14142594 A JP 14142594A JP H087187 A JPH087187 A JP H087187A
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JP14142594A
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Munemasa Suzuki
宗応 鈴木
Makoto Ichikawa
誠 市川
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Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中継器が受信機から供給される電源電圧を基
にして火災感知端末器の作動試験を行う場合に中継器と
受信機の間のデータ伝送に悪影響を与えることを防止す
る。 【構成】 受信機1と複数の中継器200は監視用電源
線Vと信号線S及びSCより成る3線の伝送・監視用電
源線3aを介してバス接続されてデータ伝送を行う。中
継器200には火災感知端末器2の作動試験を行う自動
点検回路42が設けられ、この自動点検回路42と受信
機1は2線M、MCの点検用電源線3bが接続されてい
る。点検用電源線3bには火災感知端末器2の作動試験
時に点検用電源が供給され、伝送・監視用電源線3aに
は常時電源が供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災感知端末器を遠隔
的に試験作動させて作動するか否かを点検する機能を有
する防災監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば集合住宅の各住戸の火災を監視す
るシステムでは、各住戸内に複数の火災感知端末器が設
置される。しかしながら、このように火災感知端末器が
集合住宅の住戸内に設置されている場合には点検者が住
戸内に立ち入って火災感知端末器に対して直接的に点検
作業を行うことができないことが多いので、住戸外から
火災感知端末器を遠隔的に試験作動させて作動するか否
かを点検しなければならない。
【0003】この種の防災監視装置として、アナログ方
式のシステムでは住戸内に設置されるアナログ方式の火
災感知端末器に対して予めアドレスを設定し、この火災
感知端末器に対してアドレスを指定した試験コマンドを
受信機や中継器から送出し、各火災感知端末器が疑似火
災状態を生成してその状態における火災検出信号を受信
機や中継器に返送するようにしている。
【0004】また、住戸内にオンオフ方式の火災感知端
末器を設置したシステムでは、各住戸の外(例えば玄関
の外)に設置した中継器の点検スイッチを点検者が手動
操作して感知器回線を短絡することにより試験を行うよ
うにしている。しかしながら、上記アナログ方式のシス
テムでは、火災感知端末器自体がマイクロプロセッサ等
を内蔵してデータ伝送を行うので高価であり、したがっ
て、大規模な集合住宅の各住戸にこのような火災感知端
末器を設置するとかなり高価なシステムとなる。また、
火災感知端末器個々にアドレスを設定しなければならな
いので、大規模な集合住宅ではアドレスの数に限界があ
る。更に、既存のビル上に新たなビルが新設されて監視
エリアが拡張された場合には、新しい監視エリアの火災
感知端末器にアドレスを割り当てることが困難となる場
合もある。
【0005】これに対し、住戸内にオンオフ方式の火災
感知端末器を設置したシステムでは火災感知端末器自体
がアナログ方式のものより安価であり、また、火災感知
端末器個々にアドレスが設定されないので上記問題点を
解決することができる。しかしながら、このようなシス
テムの試験方法は、各住戸の例えば玄関の外に設置した
中継器の点検スイッチを点検者が手動操作して感知器回
線を短絡することにより行うので、住戸内の複数の火災
感知端末器を個々に試験することができない。
【0006】そこで、本発明者らは、監視エリアには安
価なオンオフ型の火災感知端末器を設置して火災感知端
末器と中継器の系を安価なオンオフ型システムで構成
し、また、監視エリアの複数の火災感知端末器を遠隔的
に個々に試験可能にすると共に、中継器と受信機の系を
いわゆるインテリジェント型システムで構成することに
より、アドレスは火災感知端末器には設定せずに中継器
にのみ設定して大規模な建物施設に対しても少ないアド
レス数で対応する方法を提案している。
【0007】このシステムでは、火災感知端末器と中継
器の電源は伝送線と電源線を兼用した伝送・電源線を介
して受信機から供給され、また、受信機と中継器との間
のデータ伝送はこの伝送・電源線を介して行われる。こ
れに対し、火災感知端末器と中継器の間は感知器回線と
作動試験線を介して接続され、各火災感知端末器は作動
試験線を介して供給された試験電圧により発報した場合
にこの試験電圧を次段の火災感知端末器にリレーして最
終段の火災感知端末器が試験電圧を中継器に戻すように
構成されている。
【0008】このような構成において、火災感知端末器
の作動試験時には受信機が中継器に対してそのアドレス
を含む試験コマンドを送信し、中継器が試験コマンドを
受信すると伝送・電源線上の電源電圧を基にして試験電
圧を生成して作動試験線を介して初段の火災感知端末器
に印加し、最終段の火災感知端末器からの試験電圧を検
出した場合に全ての火災感知端末器が正常と判断してそ
のデータを受信機に返信する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記シ
ステムでは、伝送線と電源線を兼用した伝送・電源線を
介して受信機から供給される電源電圧を基にして中継器
が試験電圧を生成して火災感知端末器に印加することに
より作動試験を行うので、この作動試験中の火災感知端
末器の負荷変動により伝送・電源線上のデータ伝送に影
響を与え、伝送異常が発生するという問題点がある。こ
の問題点は、特にデータ転送を受信機から中継器に対し
ては電圧モードで行い、中継器から受信機に対しては電
流モードで行うシステムの場合に電流モードの伝送に大
きな影響を与える。
【0010】本発明は上記従来の問題点に鑑み、火災感
知端末器と中継器の系をいわゆるオンオフ型システムで
構成し、中継器と受信機の系をいわゆるインテリジェン
ト型システムで構成した防災監視装置において、中継器
が受信機から供給される電源電圧を基にして火災感知端
末器の作動試験を行う場合に中継器と受信機の間のデー
タ伝送に悪影響を与えることを防止することができる防
災監視装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、固有のアドレスが設定された中継器と受信
機との間でデータ伝送を行うと共に、中継器とオンオフ
形の火災感知端末器が感知器回線と作動試験線を介して
接続された防災監視装置において、受信機と中継器が監
視用電源を供給すると共にデータ伝送を行うための第1
の線路と、火災感知端末器の作動試験用の点検電源を供
給するための第2の線路を介して接続され、火災感知端
末器の作動試験時に受信機が中継器に対してそのアドレ
スを含む試験コマンドを第1の線路を介して送信すると
共に点検電源を第2の線路を介して供給し、中継器がこ
の点検電源から試験電圧を生成して作動試験線を介して
火災感知端末器に供給することを特徴とする。
【0012】本発明の防災監視装置はまた、前記中継器
が、第1の線路を介して受信機との間でデータ伝送を行
うと共に第1の線路を介して供給される監視用電源に基
づいて火災感知端末器の電源を生成して感知器回線を介
して供給する第1の回路系と、第2の線路を介して供給
される点検電源から試験電圧を生成して作動試験線を介
して火災感知端末器に供給することにより火災感知端末
器の作動試験を行う第2の回路系とを備え、更に、第1
の回路系と第2の回路系が、火災感知端末器の作動試験
時に感知器回線を前記第1の回路系から切り離して第2
の回路系に切り換えるリレーと、作動試験時の信号を受
け渡すフォトカプラを有することを特徴とする。
【0013】本発明の防災監視装置はまた、所定の監視
エリア毎に設置された単一のオンオフ型の火災感知端末
器が中継器に感知器回線及び作動試験線を介してループ
接続され、火災感知端末器の作動試験時に中継器が試験
電圧を作動試験線の始端を介して火災感知端末器に印加
し、火災感知端末器が試験電圧により発報した場合に試
験電圧を作動試験線の終端を介して中継器に戻し、中継
器が火災端末器から試験電圧を作動試験線の終端を介し
検出した場合に火災感知器が正常と判断してそのデータ
を受信機に返信することを特徴とする。
【0014】本発明の防災監視装置はまた、所定の監視
エリア毎に設置された複数のオンオフ型の火災感知端末
器が中継器に感知器回線及び作動試験線を介してループ
接続され、火災感知端末器の作動試験時に中継器が試験
電圧を作動試験線を介して初段の火災感知端末器に印加
し、各火災感知端末器が試験電圧により発報した場合に
試験電圧を次段の火災感知端末器にリレーして最終段の
火災感知端末器が試験電圧を中継器に戻し、中継器が最
終段の火災感知端末器からの試験電圧を検出した場合に
全ての火災感知端末器が正常と判断してそのデータを受
信機に返信することを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明では、固有のアドレスが設定された中継
器と受信機との間でデータ伝送を行うと共に、中継器と
オンオフ形の火災感知端末器が感知器回線と作動試験線
を介して接続された防災監視装置において、火災感知端
末器の作動試験時に受信機が中継器に対してそのアドレ
スを含む試験コマンドが第1の線路を介して送信される
と共に点検電源が第2の線路を介して供給され、中継器
がこの第2の線路を介して供給された点検電源から試験
電圧を生成して作動試験線を介して火災感知端末器に供
給し、火災感知端末器の作動試験を行う。したがって、
第1の線路上の中継器と受信機の間のデータ伝送に悪影
響を与えることを防止することができる。
【0016】また、火災感知端末器の作動試験時にリレ
ーにより感知器回線をデータ伝送及び監視用の第1の回
路系から切り離して作動試験用の第2の回路系に切り換
えると共に、第1の回路系と第2の回路系の間の作動試
験時の信号をフォトカプラにより受け渡すので、火災感
知端末器の作動試験時に第1の線路上の中継器と受信機
の間のデータ伝送に悪影響を与えることを防止すること
ができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を以下の順で説明す
る。 1.全体構成及び伝送フォーマット 2.火災端末 3.中継器 4.受信機、中継器の動作 1.全体構成及び伝送フォーマット(図1〜図4) 図1において、受信機1と複数の中継器200は伝送用
及び監視用電源線Vと信号線S及びSCより成る3線の
伝送・監視用電源線3aを介してバス接続されてデータ
伝送を行い、したがって、この系はいわゆるインテリジ
ェント型(R型)で構成されている。なお、受信機1は
集合住宅の中央監視室(例えば守衛室)に設置され、中
継器200は集合住宅の各住戸の外(例えば玄関の外)
に設置される。
【0018】中継器200には後述するような自動点検
回路42が設けられ、この自動点検回路42と受信機1
は2線M、MCより成る点検用電源線3bを介して接続
されている。したがって、受信機1と中継器200は合
計5線で接続されているが、点検用電源線3bには火災
感知端末器2の作動試験時にのみ点検用電源が供給さ
れ、伝送・監視用電源線3aには常時、伝送用及び監視
用電源が供給される。
【0019】受信機1はCPU等により構成される制御
部101と、中継器200との間で伝送・監視用電源線
3aを介してデータ伝送を行うと共に、中継器200内
の自動点検回路42に対して点検用電源線3bを介して
点検用電源を供給するための入出力部102と、操作部
103と、表示部104と警報部105等により構成さ
れている。このシステムでは例えば図2に示すように制
御部101が各中継器200からポーリング方式で端末
情報を収集するために、各中継器200には個々の固有
のアドレスA1、A2〜が設定され、例えばアドレス
「1」〜「127」が設定される。なお、伝送・監視用
電源線3aと点検用電源線3bを1組としてn組設ける
ことにより中継器200が127×n個のシステムを構
成することができる。
【0020】受信機1から各中継器200に対するフレ
ームフォーマットは、例えば図3に示すように各8ビッ
トのコマンドフィールド、アドレスフィールド及びチェ
ックサムフィールドと、これらのフィールドの前に付加
されるスタートビット及び後に付加されるパリティビッ
ト並びにストップビットの合計33ビットで構成されて
いる。したがって、受信機1はコマンドフィールドとア
ドレスフィールド内にそれぞれ呼び出しコマンドと各中
継器200毎の設定アドレスをセットして信号線S、S
Cに送出することにより、中継器200毎に呼び出すこ
とができる。
【0021】これに対して中継器200から受信機1に
対するフレームフォーマットは、例えば図4に示すよう
に各8ビットの送信データフィールド及びチェックサム
フィールドと、これらのフィールドの前に付加されるス
タートビット及び後に付加されるパリティビット並びに
ストップビットの合計22ビットで構成され、チェック
サムデータは送信データと発信元(中継器200)のア
ドレスを加算した値である。したがって、中継器200
は、受信機1からの呼び出しに対してデータと共に自己
のアドレスを信号線S、SCに送出しており、受信機1
はチェックサムからデータを減算することにより発信し
た中継器200のアドレスを抽出することができる。
【0022】これに対し、図1に示すように集合住宅の
各住戸内には1以上の(一般的には5、6個)のオンオ
フ型の火災感知端末器2が設置され、したがって、中継
器200と火災感知端末器2の系はいわゆるオンオフ型
(P型)で構成される。各住戸の中継器200からは、
ラインLA及びコモン線CAより成る感知器回線LA、
CAが引き出されて火災感知端末器2が並列に接続さ
れ、また、最終段の火災感知端末器2からは終端用の感
知器回線LB、CBが引き出されて中継器200にルー
プバック配線されている。
【0023】更に、本実施例では、複数の火災感知端末
器2の作動試験を順次行うために図5に詳しく示すよう
な点検回路10、16〜18が各火災感知端末器2内に
設けられ、中継器200側の自動点検回路42から引き
出された作動試験線QA、QBに対して各火災感知端末
器2の点検回路10、16〜18が直列に接続されてい
る。また、最終段の火災感知端末器2からの作動試験線
QBは、中継器200側の自動点検回路42に対してル
ープバック配線されている。 2.火災端末(図5〜図7) 次に、図5を参照して火災感知端末器2の構成を詳細に
説明する。なお、図5は熱感知器を示し、また、上段に
示す回路3〜9は火災感知回路を構成し、上段に示す試
験スイッチ部10と下段に示す回路16〜18は点検回
路を構成している。電源部3はラインLA及びコモン線
CAより成る2線の感知器回線LA、CAを介して中継
器200に接続され、例えばダイオードブリッジ、ツェ
ナダイオード、コンデンサ等により回線LA、CA間の
電流を無極性化して次段以降の回路4〜10に電源を供
給する。
【0024】作動出力部4はスイッチング部6からの発
報信号を抵抗R0を介して検出して作動確認用LED
(不図示)を点灯するとともに回線LA、CA間を短絡
することにより発報信号を中継器200に出力し、ま
た、定電圧回路5は回線LA、CA上の過度電流を防止
して次段以降の回路6〜10に一定の電流を供給する。
温度感知部9は、温度が高くなるにつれて抵抗値が減少
する負特性のサーミスタ9aと抵抗9bの直列回路で構
成され、サーミスタ9aと抵抗9bにより分圧された電
圧が温度検出信号として比較回路7内の抵抗R15を介
してオペアンプOPの−端子に印加される。したがっ
て、オペアンプOPの−端子には、分圧比9b/(9a
+9b)に応じた電圧が印加されるので、火災発生時に
は比較的高い電圧が印加され、この電圧がオペアンプO
Pの+端子の印加電圧より高くなるとオペアンプOPの
出力電圧がハイレベルからローレベルになる。
【0025】基準値設定回路8は抵抗R1、R2、R3
の直列回路で構成され、抵抗R1、R2の接続点がオペ
アンプの+端子に印加されている。抵抗R3の両端には
試験スイッチ部10を構成するトランジスタQ3のコレ
クタとエミッタが接続され、また、トランジスタQ3の
ベースとエミッタの間には抵抗R12が接続されてい
る。
【0026】トランジスタQ3は通常の火災監視時には
オフに制御され、作動試験時にはオンに制御される。し
たがって、通常の火災監視時には分圧比(R2+R3)
/(R1+R2+R3)に応じた比較的高い電圧が印加
され、作動試験時にはR2/(R1+R2)に応じた比
較的低い電圧が印加される。すなわち、オペアンプOP
の+端子に印加される電圧は、通常の火災監視時には比
較的高く、作動試験時には比較的低くなるので、作動試
験時にはサーミスタ9aの抵抗値が相対的に減少した状
態、すなわち火災発生状態と同等の状態となり、したが
って、オペアンプOPの出力電圧がハイレベルからロー
レベルになる。
【0027】スイッチング部6はダーリントン接続され
たトランジスタQ1、Q2を有し、トランジスタQ1の
エミッタはラインL側に接続されている。また、トラン
ジスタQ2のベースは抵抗R9を介してラインL側に接
続されるとともに、抵抗R10を介してオペアンプOP
の出力端子に接続されている。トランジスタQ1、Q2
の各コレクタは共に、発報信号を出力するために抵抗R
0を介して作動出力部4に接続されると共に、抵抗R1
6を介して発報検出回路18に接続されている。
【0028】次に、図5の下段に示す点検回路16〜1
8を説明する。スイッチ回路16は前段の中継器200
の自動点検回路42又は火災感知端末器2からの試験用
電源を試験スイッチ部10に供給することにより火災発
生状態と同等の状態を作り出すと共に、発報検出回路1
8からの発報検出信号に基づいて試験用電源を次段の火
災感知端末器2に供給(リレー)する。強制復旧回路1
7は動作試験時にサーミスタ9aの断線等の理由により
発報しない場合に前段からの比較的高いレベルの強制復
旧パルスにより発報検出回路18を強制的に動作させ
る。
【0029】以下、詳細に説明すると、スイッチ回路1
6は作動試験線QA、QBに接続される第1の端子16
aと第2の端子16bを有し、この端子16a、16b
のいずれか一方が前段の中継器200の自動点検回路4
2又は火災感知端末器2の端子16a、16bのいずれ
かに接続されて信号Qinが入力し、他方が次段の火災感
知端末器2の端子16a、16bのいずれかに接続され
て信号Qout を出力する。
【0030】端子16a、16bはそれぞれ、ツェナダ
イオードZ1、Z2の各カソードと、抵抗R4、R5の
各一端とFETQ4、Q5の各ソースに接続され、FE
TQ4、Q5の各ドレインが短絡されている。ツェナダ
イオードZ1、Z2の各アノードと抵抗R4、R5の各
他端はそれぞれFETQ4、Q5の各ゲートとダイオー
ドD1、D2の各アノードに接続され、ダイオードD
1、D2のカソードは共に、強制復旧回路17内の抵抗
R6、R7、R13の各一端に接続され、抵抗R7の他
端は抵抗R8を介して試験スイッチ部10のトランジス
タQ3のベースに接続されると共に、コンデンサC3を
介してコモンC側に接続されている。
【0031】前段から端子16a(又は16b)を介し
て試験電圧Qinが入力した場合には、試験電圧Qinが抵
抗R4(又はR5)、ダイオードD1(又はD2)、抵
抗R7を介してコンデンサC3に印加されてコンデンサ
C3が充電され、この充電電圧が抵抗R8を介して試験
スイッチ部10のトランジスタQ3のベースに印加さ
れ、トランジスタQ3がオンになって火災発生状態と同
等の状態となる。
【0032】ここで、後述する発報検出回路18内のサ
イリスタQ7がオンにならない限りFETQ4、Q5が
オンにならないように、試験スイッチ部10のトランジ
スタQ3のベース側の抵抗R6〜R8の抵抗値及びダイ
オードD1、D2が設定されている。なお、ツェナダイ
オードZ1、Z2はFETQ4、Q5に対して規定値以
上の電圧が印加されないように設けられている。
【0033】強制復旧回路17内の抵抗R6の他端はツ
ェナダイオードZ3のカソードとコンデンサC1の各一
端に接続され、ツェナダイオードZ3のアノードはトラ
ンジスタQ6のベースと抵抗R14の一端に接続されて
いる。ここで、ツェナダイオードZ3は試験電圧では導
通せず、比較的高いレベルの強制復旧パルスにより導通
するものが用いられている。また、コンデンサC1は比
較的高いレベルの強制復旧パルスが印加された場合にこ
のパルスを充電することにより、試験中の火災感知端末
器2のスイッチ回路16が直ぐにオンになって次段の火
災感知端末器2に強制復旧パルスが印加されることを防
止するために用いられている。
【0034】抵抗R13の他端はトランジスタQ6のコ
レクタに接続され、トランジスタQ6のエミッタは抵抗
R14の他端と抵抗R17の一端に接続され、抵抗R1
7の他端は発報検出回路18内のダイオードD3のアノ
ードに接続されている。コンデンサC1の他端はコモン
線C側に接続されている。発報検出回路18内のサイリ
スタQ7のアノードには抵抗R7を介して試験電圧が供
給され、サイリスタQ7のゲートには、抵抗R16、ダ
イオードD5を介してスイッチング部6のトランジスタ
Q1、Q2からの発報信号と、ダイオードD3を介して
強制復旧パルスが入力する。サイリスタQ7のゲートと
カソードの間には抵抗R11とコンデンサC2が並列に
接続されている。
【0035】次に、上記実施例の動作を説明する。先
ず、試験電圧が供給されない通常の火災監視時には、試
験スイッチ部10のトランジスタQ3がオフであり、こ
の場合にはオペアンプOPは+端子側の抵抗R2、R3
の両端における一定電圧と−端子側の負特性サーミスタ
9aの抵抗値に応じた抵抗9bの両端電圧を比較する。
したがって、負特性サーミスタ9aの抵抗値が減少する
とオペアンプOPの出力がローになり、スイッチング部
6からハイレベルの発報信号が出力される。
【0036】他方、前段から試験電圧が供給された場合
には、この試験電圧が抵抗R4(又はR5)、R7、R
8を介して試験スイッチ部10に供給されてトランジス
タQ3がオンになり、この場合にはオペアンプOPは+
端子側の抵抗R2のみの両端における一定電圧と−端子
側の負特性サーミスタ9aの抵抗値に応じた抵抗9bの
両端電圧を比較する。したがって、負特性サーミスタ9
aの断線等がない正常な場合には負特性サーミスタ9a
の抵抗値が減少した場合と同等な状態になり、スイッチ
ング部6からハイレベルの発報信号が出力される。
【0037】次いで、この発報信号が発報検出回路18
のサイリスタQ7のベースに加わり、サイリスタQ7が
オンになり、前段からの試験電圧が抵抗R4(又はR
5)、ダイオードD1(又はD2)、抵抗R7、サイリ
スタQ7、コモン線Cへ流れ、試験電圧投入時、抵抗R
8に印加されていた電圧が分圧され、FETQ4,Q5
をオンさせるだけの電圧がFETQ4(又はQ5)のゲ
ート・ソース間に加わる。従って、FETQ4,Q5が
オンになり、第1の端子16aと第2の端子16bは短
絡し、前段からの試験電圧はFETQ4,Q5を介して
次段にリレーされる。なお、中継器200は後述するよ
うに、火災感知端末器2からの発報信号を受信する毎に
感知器回線LA、CAを介して自動復旧を行っている。
【0038】図6は火災感知端末器2の点検回路の他の
例を示し、強制復旧回路17aが変形されている。スイ
ッチ回路16のダイオードD1、D2の各カソードは、
ダイオードD4のカソードと抵抗R9の一端に接続さ
れ、また、FETQ8のゲート、ソース間には抵抗R
9、R10、コンデンサC4が並列に接続されている。
FETQ8のドレインは抵抗R11、発報検出回路18
のダイオードD3を介してサイリスタQ7のゲートに接
続され、また、サイリスタQ7のカソードとFETQ8
のソース間にコンデンサC1が接続されている。
【0039】そして、この例では、中継器200が試験
電圧を印加して所定の時間内に発報信号を受信しない場
合には、比較的高いレベルの強制復旧パルスを送出し、
次いで試験電圧を出力すると、コンデンサC1の充電電
圧が供給電圧より高いので、コンデンサC1の充電電圧
が抵抗R10を介してダイオードD4に電流が流れ、抵
抗R10に印加される電圧によりFETQ8がオンにな
る。したがって、ダイオードD3からのゲート信号によ
りサイリスタQ7がオンになり、試験電圧が次段の火災
感知端末器2にリレーされる。
【0040】図7は、本発明を利用した煙式の火災感知
端末器である。図7の上段に示す回路27〜34は火災
感知回路を構成し、上段に示す試験スイッチ部10と下
段に示す回路16〜18は点検回路を構成している。な
お、点検回路16〜18は図2に示す点検回路16〜1
8と同様の回路である。27は作動表示灯回路で、火災
感知端末器が発報したときに作動表示灯LEDを点灯さ
せる。28は整流回路・ノイズ吸収回路で、例えばダイ
オードブリッジ、ツェナーダイオード、コンデンサ等に
より回線L、C間の電流を無極性化し、さらにノイズを
抑える回路で次段以降の回路29〜34に電源を供給す
る。30は定電圧・電流制限回路で、回線L、C上の過
渡電流を防止して次段以降の回路31〜34に一定の電
流を供給する。
【0041】試験スイッチ部10は、試験用発光素子D
7、抵抗R18とトランジスタQ18が直列に接続さ
れ、回線L,C間に接続されている。トランジスタQ1
8のベースとコモン線C間には抵抗R19が接続されて
おり、更にトランジスタQ18のベースと点検回路16
〜18と接続されている。通常監視時、発振回路32に
より発光素子D6がパルス駆動され、周期的に発光させ
る。火災により煙が発生すると、発光素子D6からの光
は煙により散乱し受光素子D8に入射する。入射した光
は光電流に変換され、増幅回路33で信号増幅された
後、比較回路34へ信号が入力される。この信号が規定
値を越えている場合、発光素子に同期して計数回路31
がカウントを行ない、所定カウント数に達したときスイ
ッチング回路29に発報信号を送出する。スイッチング
回路29はこれを受けてスイッチングし火災信号を出す
と同時に作動表示灯回路27の作動表示灯を点灯させ
る。
【0042】火災感知端末器の試験時には、端子16a
(又は16b)から供給された試験用電源は点検回路1
6〜18を介して試験スイッチ部10のトランジスタQ
18のベースに供給される。よって、トランジスタQ1
8はオンし試験用発光素子D7を点灯させ、受光素子D
8に直接入射させる。試験用発光素子により火災感知端
末器が発報したときには、スイッチング回路29から発
報検出回路18に発報信号を送出し、スイッチ回路16
により端子16a、16b間を短絡させ、次段の火災感
知端末器に試験用電源を供給する。 3.中継器(図8、図9) 次に、図8、図9を参照して中継器200の構成を説明
する。なお、図8は上段側の回路部であり、受信機1と
の間でデータ伝送を行う回路と火災感知端末器2からの
発報信号や感知器回線LA、CAの断線などを検出する
回路を示している。また、図9は中継器200の下段側
の自動点検回路42を示している。先ず、図8に示す上
段側の回路構成について説明すると、受信機1からの信
号線S及びSCには、受信機1との間でデータ伝送を行
うための送受信回路201と3.2V定電圧回路202
が接続されている。
【0043】送受信回路201には伝送データの
「0」、「1」に応じて点滅するモニタLED203
と、伝送制御、感知器制御等を行う伝送IC204が接
続され、伝送IC204は例えばマイクロプロセッサに
より構成される。伝送IC204には中継器アドレスと
種別を設定するための回路205と、火災試験を行うた
めのフォトカプラのフォトダイオード206aが接続さ
れている。なお、この火災試験フォトカプラのフォトト
ランジスタ206bは試験リレー制御部253内に示さ
れている。
【0044】受信機1からの電源線V及びコモン線SC
には20V定電圧回路207が接続され、この20V定
電圧回路207には35V昇圧回路208と定電流回路
209が接続されている。また、35V昇圧回路208
には制御電圧監視回路210が接続され、この制御電圧
監視回路210による制御線異常信号は伝送IC204
により検出される。
【0045】伝送IC204は35V昇圧回路208を
A/Dタイミング信号(/AOQ)(以下、「/」の記
号は除算を除き、反転信号に用いる。)により制御し、
また、定電流回路209が「復旧時」、「通常監視
時」、「火災発生時」にそれぞれ0mA、7mA、30
mAの3種類の定電流を出力するようにラインカット信
号(/L−CUT)と戸外表示灯駆動信号(/LED)
により制御する。
【0046】ここで、伝送IC204には戸外表示灯駆
動信号(/LED)により制御される戸外表示灯211
と移報用フォトカプラのフォトダイオード212aが接
続されており、複数の住戸で発報した場合に各中継器2
00の戸外表示灯211が確実に点灯するように戸外表
示灯駆動信号(/LED)がLレベルに設定されて定電
流回路209が30mAの定電流を出力する。
【0047】また、「復旧時」、「通常監視時」には戸
外表示灯駆動信号(/LED)がHレベルに設定され、
ラインカット信号(/L−CUT)は「復旧時」にはL
レベルに、また、「通常監視時」にはHレベルに設定さ
れる。なお、移報用フォトカプラのフォトトランジスタ
212bは移報回路256内に示されている。この定電
流回路209には感知器回線LA、CA間の電圧を検出
するための分圧抵抗R21、R22が接続され、この抵
抗R21、R22により分圧された電圧AIが伝送IC
204内のA/D変換器204aにより取り込まれる。
ここで、電圧AIが例えば3Vでは「断線」、2Vでは
「正常」、1Vでは「火災」として検出するように構成
されている。抵抗R21、R22の後段には試験OKフ
ォトカプラのフォトトランジスタ213bと試験中フォ
トカプラのフォトトランジスタ214bの直列回路が接
続され、フォトトランジスタ213bにはツェナダイオ
ード215が並列に接続されている。
【0048】ここで、後述する感知器の作動試験時に図
8に示す回路が感知器回線LA、CAから切り離された
場合にフォトトランジスタ214bがオンに制御され、
また、フォトトランジスタ214bとツェナダイオード
215の直列インピーダンスは、電圧AIが2Vすなわ
ち「正常」になるように設定されている。なお、試験O
Kフォトカプラのフォトダイオード213aは正常終了
検出回路255内に示され、試験中フォトカプラのフォ
トダイオード214aは試験リレーコイルLに並列に接
続されている。
【0049】フォトトランジスタ213b、214bの
後段は試験リレー接点La、Lbを介して感知器回線L
A、CAの端子に接続され、この端子には住戸内の複数
の火災感知端末器2が並列に接続される。試験リレー接
点La、Lbは感知器回線LA、CAを試験時以外には
フォトトランジスタ213b、214b側に接続し、試
験時には下段に示す火災検出回路250及び復旧制御部
251側に接続するように制御される。住戸内の最終段
の火災感知端末器2から戻された終端用の感知器回線L
B、CBは終端器216に接続される。
【0050】終端器216はツェナダイオード216
a、216bと抵抗216cの直列回路で構成され、ま
た、感知器回線LA、CAが断線していない状態では電
圧AIが2Vすなわち「正常」になるように、断線した
状態では電圧AIが3Vすなわち「断線」になるように
設定されている。次に、図9に示す中継器200の下段
側の自動点検回路42について詳細に説明する。この回
路は概略的に火災検出部250と、復旧制御部251
と、復旧信号生成部252と、受信機1からの指令によ
る試験リレー制御部253と、正常終了検出部255
と、受信機1から点検用電源線3bを介して供給される
+24Vの電圧から+20Vの試験電圧を生成する20
V定電圧回路257と、試験リレーコイルL及び試験中
フォトカプラのフォトトランジスタ214aの並列回路
などにより構成されている。なお、移報回路256は火
災感知端末器2からの信号を他の装置に移報する機能を
有する。
【0051】これらの回路の構成を動作と共に説明す
る。伝送IC204の制御により火災試験フォトカプラ
のフォトダイオード206aが点灯すると、試験リレー
制御部253内のフォトトランジスタ206bがオンに
なり、トランジスタ261、262がオンになり、+2
0Vの試験電圧がトランジスタ262、作動試験線QA
を介して住戸内の初段の火災感知端末器2に印加され
る。
【0052】また、試験リレーコイルL及び試験中フォ
トカプラのフォトダイオード214aに通電して感知器
回線LA、CAが試験リレー接点La、Lbを介して火
災検出回路250及び復旧制御部251側に接続される
と共に試験中フォトカプラのフォトトランジスタ214
aがオンになる。したがって、フォトトランジスタ21
4bとツェナダイオード215の直列インピーダンスに
より電圧AIが2Vすなわち「正常」になるので、伝送
IC204は感知器回線LA、CAが切り離されても断
線情報を受信機1に送出しない。
【0053】感知器回線LA、CAが試験リレー接点L
a、Lbを介して火災検出回路250及び復旧制御部2
51側に接続されると、7mAの「通常監視」電流が復
旧制御部251内のトランジスタ251a及び火災検出
回路250を介して感知器回線LA、CAに印加され
る。ここで、前述したように住戸内の複数の火災感知端
末器2の各々は、試験電圧が印加されると正常な場合に
発報信号を順次感知器回線LA、LBに出力し、また、
正常な場合にはこの試験電圧を後段の火災感知端末器2
に順次リレーする。更に、住戸内の全ての火災感知端末
器2が正常な場合にはこの試験電圧が作動試験線QBに
戻る。
【0054】そこで、複数の火災感知端末器2の1つが
発報すると、火災検出回路250からハイレベルの火災
信号が出力され、復旧信号生成部252はこの火災信号
の立ち上がりから所定時間遅延された復旧パルスを出力
する。復旧制御部251ではこの復旧パルスによりトラ
ンジスタ251bをオンにしてトランジスタ251aを
オフにすることにより感知器回線LA、LBをラインカ
ットし、発報した火災感知端末器2を復旧させる。
【0055】このようにして住戸内の複数の火災感知端
末器2の各々が順次試験され、全てが正常な場合に試験
電圧が作動試験線QBに戻ると、正常終了検出部255
内の試験OKフォトカプラのフォトダイオード213a
が点灯し、フォトトランジスタ213bがオンになる。
したがって、分圧抵抗R21、R22の両端がフォトト
ランジスタ213b、214bにより短絡され、分圧抵
抗R21、R22により分圧される電圧AIが「火災」
状態となり、伝送IC204ではこの電圧AIにより住
戸内の全ての火災感知端末器2が正常なことを検出する
ことができる。 4.受信機、中継器の動作(図10、図11) 次に、図10及び図11を参照してそれぞれ受信機1及
び中継器200の動作を説明する。先ず、受信機1では
図10に示すように、操作部103の試験スイッチが操
作されると中継器アドレスカウンタを「1」にセットし
てその中継器の試験中表示を行い(ステップS10)、
次いでそのアドレスを含む試験コマンドを送出すると共
に点検用電源を供給する(ステップS11)。
【0056】そして、そのアドレスの中継器200から
火災コマンドが返送されてくるまでの所定時間を計測す
るためのNGタイマをセットし(ステップS12)、こ
のNGタイマがタイムアウトするまでに火災コマンドが
返送された場合にはその中継器の正常表示を行う(ステ
ップS13→S14→S15)。他方、NGタイマがタ
イムアウトするまでに火災コマンドが返送されない場合
にはその中継器の異常表示を行う(ステップS13→S
16)。
【0057】次いで、中継器アドレスカウンタを「1」
インクリメントし(ステップS12)、全ての中継器2
00に対する試験が終了していない場合にはステップS
18からステップS11に戻り、次の中継器200に対
する試験を行う。また、全ての中継器200に対する試
験が終了するとこの試験処理を終了する。各中継器20
0では図11に示すように、受信機1からの自己宛の試
験コマンド及び点検用電源を受けると(ステップS2
1)、伝送IC204が火災試験フォトカプラ(206
a、206b)を駆動し(ステップS22)、試験リレ
ー制御部253により試験電圧がQA端子に出力される
(ステップS23)。次いで、火災検出部250により
1つの火災感知端末器2の作動すなわち発報を検出する
(ステップS24、S25)。
【0058】火災検出部250は火災を検出すると火災
信号を復旧信号生成部252に出力し(ステップS2
6)、復旧信号生成部252はこの火災信号により復旧
(ラインカット)信号を復旧制御部251に送り、この
ラインカット信号がオンの間だけ復旧制御部251のト
ランジスタ251bがオフになる(ステップS27)。
したがって、感知器回線LA、LBが瞬断されて発報し
た火災感知端末器2が復旧して点検信号(試験電圧)が
次段の火災感知端末器2にリレーされる(ステップS2
8)。次いで、試験端子QBに戻ってくる信号を正常終
了検出部255が検出しない場合にはステップS24に
戻って次段の火災感知端末器2の試験を行う(ステップ
S29→S30→S24)。そして、このようにして複
数段の火災感知端末器2が順次試験されて試験端子QB
に戻ってくる信号を正常終了検出部255が検出すると
試験OKフォトカプラ(213a、213b)がオンに
なり、感知器回線LA、LB間が火災状態となる(ステ
ップS30→S31)。
【0059】そして、伝送IC204が火災を検出して
自己のアドレス及び種別を含む火災信号を受信機1に送
信し(ステップS32)、受信機1ではこの火災信号の
受信するとその中継器200に接続された全ての火災感
知端末器2が正常と判断してこの試験処理を終了する
(ステップS33)。したがって、受信機1では各住戸
内の全ての火災感知端末器2が正常な中継器200と住
戸内のいずれかの火災感知端末器2が異常な中継器20
0を目視で識別可能なように表示部104の試験ランプ
を点灯又は消灯することにより点検を行うことができ
る。
【0060】したがって、上記実施例では、受信機1と
中継器200との間では伝送・監視用電源線3aを介し
てデータ伝送を行い、また、火災感知端末器2の試験電
圧は点検用電源線3bを介して供給するので、中継器2
00と受信機1の間のデータ伝送に悪影響を与えること
を防止することができる。また、図8に示すデータ伝送
及び火災/断線検出等の回路と図9に示す自動点検回路
42の間の制御信号の受渡し、感知器回線LA、LBに
対する切り離し/接続は、それぞれフォトカプラ、リレ
ーにより行っているので、中継器200と受信機1の間
のデータ伝送に悪影響を与えることを更に防止すること
ができる。
【0061】なお、上記の実施例では、集合住宅におけ
る防災監視装置を例にしたが、本発明は集合住宅に限定
されるものではなく、一般の建物施設に適用できる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、固有のア
ドレスが設定された中継器と受信機との間でデータ伝送
を行うと共に、中継器とオンオフ形の火災感知端末器が
感知器回線と作動試験線を介して接続された防災監視装
置において、火災感知端末器の作動試験時に受信機が中
継器に対してそのアドレスを含む試験コマンドが第1の
線路を介して送信されると共に点検電源が第2の線路を
介して供給され、中継器がこの第2の線路を介して供給
された点検電源から試験電圧を生成して作動試験線を介
して火災感知端末器に供給し、火災感知端末器の作動試
験を行うので、第1の線路上の中継器と受信機の間のデ
ータ伝送に悪影響を与えることを防止することができ
る。
【0063】また、火災感知端末器の作動試験時にリレ
ーにより感知器回線をデータ伝送及び監視用の第1の回
路系から切り離して作動試験用の第2の回路系に切り換
えると共に、第1の回路系と第2の回路系の間の作動試
験時の信号をフォトカプラにより受け渡すので、火災感
知端末器の作動試験時に第1の線路上の中継器と受信機
の間のデータ伝送に悪影響を与えることを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防災監視装置の一実施例を示すブ
ロック図
【図2】図1の受信機と中継器のデータ伝送シーケンス
を示すタイミングチャート
【図3】図1の受信機により送信されるフォーマットを
示す説明図
【図4】図1の中継器により返信されるフォーマットを
示す説明図
【図5】図1の火災感知端末器の一例として熱感知器を
示す回路図
【図6】図5の試験回路の他の例を示す回路図
【図7】図1の火災感知端末器の他の例として光電式煙
感知器を示す回路図
【図8】図1の中継器を詳細に示す回路図
【図9】図1の中継器を詳細に示す回路図
【図10】図1の受信機の動作を説明するためのフロー
チャート
【図11】図1と図8及び図9の中継器の動作を説明す
るためのフローチャート
【符号の説明】
LA,CA,LB,CB:感知器回線 QA,QB:作動試験線 V:監視用電源線 S,SC:信号線 1:受信機 2:火災感知端末器 3:電源部 3a:伝送・監視用電源線 3b,M,MC:点検用電源線 4:作動出力部 5:定電圧回路 6:スイッチング部 7:比較回路 8:基準値設定回路 9:温度感知部 10:試験スイッチ部 16:スイッチ回路 17,17a:強制復旧回路 18:発報検出回路 27:作動表示灯回路 28:整流回路・ノイズ吸収回路 29:スイッチング回路 30:定電圧・電流制限回路 31:計数回路 32:発振回路 33:増幅回路 34:比較回路 42:自動点検回路 OP:オペアンプ Q4,Q5:FET R,R0〜R19,9b,R21,R22:抵抗 9a:サーミスタ C1〜C3:コンデンサ D5:受光素子 D6:発光素子 D7:試験用発光素子 200:中継器 201:送受信回路 202:3.2V定電圧回路 203:モニタLED 204:伝送IC 204a:A/Dコンバータ 205:アドレス・種別設定回路 206a,212a,213a,214a:フォトダイ
オード 207,257:20V定電圧回路 208:35V昇圧回路 209:定電圧回路 210:制御電圧監視回路 211:戸外表示灯 206b,212b,213b,214b:フォトトラ
ンジスタ 215,D253:ツェナダイオード 250:火災検出回路 251:復旧制御部 251a,251b,254b,261,262:トラ
ンジスタ 252:復旧信号生成部 253:受信機からの指令による試験リレー制御部 254a:点検注意灯 255:正常終了検出部 256:移報回路 D251,D254:ダイオード L:試験リレーコイル La,Lb:試験リレー接点

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固有のアドレスが設定された中継器と受信
    機との間でデータ伝送を行うと共に、前記中継器とオン
    オフ形の火災感知端末器が感知器回線と作動試験線を介
    して接続された防災監視装置において、 前記受信機と中継器は、監視用電源を供給すると共にデ
    ータ伝送を行うための第1の線路と、火災感知端末器の
    作動試験用の点検電源を供給するための第2の線路を介
    して接続され、火災感知端末器の作動試験時に前記受信
    機が中継器に対してそのアドレスを含む試験コマンドを
    前記第1の線路を介して送信すると共に点検電源を前記
    第2の線路を介して供給し、前記中継器がこの点検電源
    から試験電圧を生成して前記作動試験線を介して前記火
    災感知端末器に供給することを特徴とする防災監視装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の防災監視装置において、前
    記中継器は、 前記第1の線路を介して前記受信機との間でデータ伝送
    を行うと共に前記第1の線路を介して供給される監視用
    電源に基づいて火災感知端末器の電源を生成して前記感
    知器回線を介して供給する第1の回路系と、 前記第2の線路を介して供給される点検電源から試験電
    圧を生成して前記作動試験線を介して前記火災感知端末
    器に供給することにより火災感知端末器の作動試験を行
    う第2の回路系とを備え、更に、 前記第1の回路系と第2の回路系は、火災感知端末器の
    作動試験時に前記感知器回線を前記第1の回路系から切
    り離して前記第2の回路系に切り換えるリレーと、作動
    試験時の信号を受け渡すフォトカプラを有することを特
    徴とする防災監視装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の防災監視装置におい
    て、所定の監視エリア毎に設置された単一のオンオフ型
    の火災感知端末器が前記中継器に感知器回線及び作動試
    験線を介してループ接続され、前記火災感知端末器の作
    動試験時に前記中継器が試験電圧を前記作動試験線の始
    端を介して前記火災感知端末器に印加し、前記火災感知
    端末器が試験電圧により発報した場合に該試験電圧を前
    記作動試験線の終端を介して中継器に戻し、前記中継器
    が試験電圧を前記作動試験線の終端を介して検出した場
    合に前記火災感知器が正常と判断してそのデータを前記
    受信機に返信することを特徴とする防災監視装置。
  4. 【請求項4】請求項1又は2記載の防災監視装置におい
    て、所定の監視エリア毎に設置された複数のオンオフ型
    の火災感知端末器が前記中継器に感知器回線及び作動試
    験線を介してループ接続され、前記火災感知端末器の作
    動試験時に前記中継器が試験電圧を前記作動試験線を介
    して初段の火災感知端末器に印加し、各火災感知端末器
    が試験電圧により発報した場合に該試験電圧を次段の火
    災感知端末器にリレーして最終段の火災感知端末器が前
    記試験電圧を中継器に戻し、前記中継器が最終段の火災
    感知端末器からの試験電圧を検出した場合に全ての火災
    感知端末器が正常と判断してそのデータを前記受信機に
    返信することを特徴とする防災監視装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008234105A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Nohmi Bosai Ltd 火災受信機
EP3916690A4 (en) * 2019-01-21 2022-08-24 Hochiki Corporation FIRE DETECTION SYSTEM AND AMPLIFIER

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