JPH0872044A - 縦葺き外装材の成形機及び成形方法 - Google Patents

縦葺き外装材の成形機及び成形方法

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JPH0872044A
JPH0872044A JP23445494A JP23445494A JPH0872044A JP H0872044 A JPH0872044 A JP H0872044A JP 23445494 A JP23445494 A JP 23445494A JP 23445494 A JP23445494 A JP 23445494A JP H0872044 A JPH0872044 A JP H0872044A
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roll stand
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築物の曲面する屋根や外壁の敷設に際して
用いられ、側縁が曲線状の外装材を容易に成形すること
ができる縦葺き外装材の成形機及び成形方法を提供す
る。 【構成】 上下一対の成形ローラー21,21を片持ち
状に有するロールスタンド2が備えられた成形ステージ
3を、上記成形ローラー21が対向するようにして成形
機ベース4の左右に配置し、前記成形ステージ3を成形
用素材の進行方向に1段以上備えると共に、外側方向及
び内側方向に成形ステージ3を適宜にスライドさせる制
御機構5を設け、前記ロールスタンド2,2間を進行す
る成形用素材の進行状況に対応させて上記制御機構5で
ロールスタンド2を横方向に移動制御させながら成形す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば建築物の曲面す
る屋根や外壁の敷設に際して用いられ、側縁が曲線状の
外装材を容易に成形することができる縦葺き外装材の成
形機及び成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ドーム形状や円錐形状等の曲
面屋根に外装材を敷設する場合には、通常一方端が他方
端よりも小さい略矩形状、所謂テーパー状の外装材が用
いられている。そして、上記テーパー状の外装材の成形
方法としては、テーパー状に切断された板材の左右側縁
を片側づつ別々に片持ちの成形機で成形したり、ベンダ
ーで折り曲げ加工する方法が採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の成
形方法は、外装材の片側づつの成形を行なうので、著し
い手間と時間とを要するので極めて生産性が悪いという
問題があった。しかも、曲面に直線状の屋根材を施工す
るため手間が掛かり、屋根材が変形したりするという問
題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
されたもので、上下一対の成形ローラーを片持ち状に有
するロールスタンドが備えられた成形ステージを、上記
成形ローラーが対向するようにして成形機ベースの左右
に配置し、前記成形ステージを成形用素材の進行方向に
1段以上備えると共に、外側方向及び内側方向に成形ス
テージを適宜にスライドさせる制御機構を設けた縦葺き
外装材の成形機、及び該成形機により、前記ロールスタ
ンド間を進行する成形用素材の進行状況に対応させて上
記制御機構でロールスタンドを横方向に移動制御させな
がら成形する縦葺き外装材の成形方法に関するものであ
る。
【0005】
【実施例】以下に本発明を図面の実施例に基づいて説明
する。
【0006】本発明の成形機1は概略すると、上下一対
の成形ローラー21を片持ち状に有するロールスタンド
2が備えられた成形ステージ3,3を、上記成形ローラ
ー21,21が対向するように成形機ベース4の左右に
配置し、外側方向及び内側方向に成形ステージ3を適宜
にスライドさせる制御機構5を設けてなる。
【0007】図1〜4に示す第1実施例では、上記成形
ステージ3,3はロールスタンド2と略平板状のスライ
ドベース31とからなる構成である。上記ロールスタン
ド2は、略筐状の枠体22に上下一対の回転軸23が回
転可能に且つ平行状に取付けられ、片持ち状に、即ち一
端が内側へ突出するように取付られている。この回転軸
23には、それぞれ先端に各種形状の成形ローラー21
が一体に取付けられ、これらの成形ローラー21,21
の近接間隔が成形形状となるように設定されている。ま
た、上記回転軸23の基端付近には、それぞれ歯車24
が一体に取付けられ、上下の歯車24,24は噛合する
ように近接して支承されている。そして、下方の回転軸
23には、駆動モーター25が連結されているので、該
駆動モーター25の回転力により上下の成形ローラー2
1,21は一連状に逆方向に回転する。尚、成形ローラ
ー21,21の近接間隔は、後段側にいくにつれて次第
に最終形状に近くなるように(例えば深い折曲角度にな
るように)設定した。また、スライドベース31は、下
面前方及び下面後方に横方向の溝を有する二条の嵌合部
311が設けられ、下面略中央に横方向の螺合溝を有す
る軸受部312が配設されている。尚、上記嵌合部31
1は連続する長尺のものでも良いし、短尺のものを直線
状に配したものでも良い。
【0008】上記成形ステージ3を取付ける成形機ベー
ス4は、上面の左右に、成形ステージ3のスライドベー
ス31下面に設けた前記嵌合部311に嵌合する二条の
スライドレール41と、前記軸受部312の螺合溝に螺
合して回転可能に軸支された駆動スクリュー軸42とが
それぞれ横方向に設けられる構成であり、上記駆動スク
リュー軸42を右回りに或いは左回りに回転させると、
スライドレール31に沿って成形ステージ3を外側方向
或いは内側方向に移動させることができる。上記駆動ス
クリュー軸42はその外側に位置するスライド用モータ
ー51に接続され、該スライド用モーター51は図示し
ない制御システムにより回転速度及び回転方向を制御さ
れる。そして、このような制御機構5により成形ステー
ジ3の移動方向及び移動速度が可変される。上記制御機
構5は、スライド用モーター51及び制御システムで構
成されるが、この制御システムはコンピュータ等の電子
・電気機器と各種機械装置とを適宜に組み合わせて構成
しても良いし、機械装置のみで構成しても良い。例えば
コンピュータ等に設定されたプログラムに沿って制御し
ても良い。また、この制御機構5と密接に関連する前述
のスライド機構も含めて公知のどのような機構を採用し
ても良い。尚、図示実施例では複数段の成形ステージ3
を設ける構成であるから、上記の各構成はその段数分だ
け設けられている。
【0009】また、上記成形機ベース4の前方には入口
ガイドテーブル60が設けられると共に、該入口ガイド
テーブル60の中程には長さ計測ロール61及び送り込
みロール62が上下に対向状に配設されている。そし
て、予め周長が規定された長さ計測ロール61の回転数
をその端部に配したロータリーエンコーダー63で計測
し、送入された成形用素材の進行量が測定される。測定
された進行量は前記制御機構5の制御システムに導入さ
れ、その進行状況に対応するように制御機構5が成形ス
テージ3を横方向に移動制御させる。
【0010】上記構成の成形機1を用いた成形方法を以
下に説明する。この第1実施例の成形機1には、予め側
縁を非対称の波状に切断した金属板材等の成形用素材が
適用される。
【0011】まず、この成形用素材の一端部から入口ガ
イドテーブル60に臨ませ、長さ計測ロール61及び送
り込みロール62の間に進行させると、両ロール61,
62が成形用素材を当接支持して左右のロールスタンド
2,2間へ送り込む。成形用素材の進行先端である一端
部は、最前段の成形ローラー21,21により左右側縁
が折り曲げられることになる。
【0012】続いて図面左側に位置する側縁の中心線A
からの距離は大きくなり、図面右側に位置する側縁の中
心線Aからの距離は小さくなるので、最前段の左側の成
形ステージ3を外側へ、右側の成形ステージ3は内側へ
と、次第に移動速度を遅くしながら移動させると、連続
的に最前段の成形ローラー21が成形用素材の左右側縁
を折り曲げ加工するものとなる。
【0013】引き続いて図面左側に位置する側縁の中心
線Aからの距離は小さくなり、図面右側に位置する側縁
の中心線Aからの距離は大きくなるので、最前段の左側
の成形ステージ3を内側へ、右側の成形ステージ3は外
側へと、次第に移動速度を速くしながら移動させると、
連続的に成形用素材の左右側縁を折り曲げ加工するもの
となる。以降も同様に、予め波状に成形された側縁形状
と成形用素材の進行速度(状況)とに応じて成形ステー
ジ3の移動方向及び移動速度を設定し、連続的に側縁を
折り曲げ加工すれば良い。
【0014】尚、二段目以降の成形ローラー21は、後
段側にいくにつれて次第に最終形状に近い成形形状(深
い折曲角度)となるように設定したので、起動開始の時
間はそれぞれ遅れるものの上述の最前段の成形ローラー
21と同一の挙動をするように制御される。
【0015】こうして成形用素材の左右側縁を波状に成
形した折曲部bが設けられた縦葺き外装材Bが作製され
る。
【0016】このように本発明の成形機1は、個々の成
形ステージ3がそれぞれ横方向に移動可能であるため、
成形用素材の側縁を容易に曲線状に成形することがで
き、曲面屋根等にスムースに対応する縦葺き外装材Bを
作製することができる。また、成形用素材の両側縁を同
時に加工するので、側縁部以外の中間部分に引張力が働
き、寸法通りの成形を行うことができる。
【0017】図5,6に示す第2実施例では、最前段の
ロールスタンド2’において成形ローラー(21,2
1)に代えて上下一対のスリットカッター26,26を
取付けた。また、前記第1実施例では左右で別の駆動ス
クリュー軸42,42を設けてそれぞれ独立するスライ
ド用モーター51,51に連結していたが、左右で共有
する駆動スクリュー軸42’及びスライド用モーター5
1を設けた。尚、上記駆動スクリュー軸42’は左右に
連続する長尺で、その外周には、左右で逆方向の溝を螺
設した。上記以外の構成は前記第1実施例と同様である
から図面に同一符号を付して説明を省略する。
【0018】上記構成の第2実施例では、スリットカッ
ター26,26により例えば矩形の成形用素材の左右側
縁を曲線状に切断することができ、切断により生じた端
材を手前側に配した巻き取りロール(図示せず)で巻き
取る以外は、前記第1実施例と同様に加工することがで
きる。したがって、矩形の成形用素材を成形機に通すだ
けで切断と加工の2工程を連続的に行なうことができ、
生産性がより一層向上する。また、左右の成形ステージ
3,3の移動制御を共通の制御機構5(スライド用モー
ター51)で行って左右対称の側縁形状を有する縦葺き
外装材Bを作製することができるので、装置構成の簡略
化に有益である。
【0019】以上本発明を図面の実施例に基づいて説明
したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限りどの
ようにでも実施することができる。例えば、スライドベ
ース31を設けることなくロールスタンド2のみで成形
ステージ3を構成し、これを直接成形機ベース4に配す
るようにしても良い。この場合、例えば前記スライドベ
ース31の下面に設けた嵌合部311や軸受部312な
どの構成をロールスタンド2の下面に付設すれば良い。
また、図示実施例では単に左右側縁を折曲させるような
成形ローラー21を示したが、特に限定するものではな
い。即ち、成形ローラー21として適宜な形状を選択す
ることにより、例えば嵌合、重合、掛合等の係合可能な
形状を成形するようにしても良い。さらに、スリットカ
ッター26の設置箇所は、前記第2実施例のような最前
段に限定するものではない。例えば、前段に設置した成
形ローラー21で左右側縁を折曲し、該折曲片の一部を
スリットカッター26で裁断する場合などには、回転軸
23或いはロールスタンド2自体を折曲角度に対応させ
るようにして中段など(最前段以外)に設置すればよ
い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の成形機は、
個々の成形ステージをそれぞれ横方向に移動制御しなが
ら成形するものであるため、左右側縁が曲線状で、曲面
屋根等にスムースに適用できる縦葺き外装材を、一度の
工程で成形することができるので、生産性が優れてい
る。
【0021】また、成形用素材の両側縁を同時に加工す
るので、側縁部以外の中間部分に引張力が働き、寸法通
りの成形を行うことができる。
【0022】特に、成形ステージに上下一対のスリット
カッターを設けた成形機では、矩形の面材を成形用素材
として用い、切断と成形とを一度に行なうことができ、
実用的価値が向上し、さらに生産性が優れたものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の成形機を示す側面図である。
【図2】図1の成形機におけるロールスタンドを示す平
面図である。
【図3】図1の成形機におけるロールスタンドを示す正
面図である。
【図4】図1の成形機を用いた成形加工の途中の成形ス
テージの配置位置を示す、ロールスタンドを欠截した平
面図である。
【図5】第2実施例の成形機を示す側面図である。
【図6】図6の成形機を用いた成形加工の途中の成形ス
テージの配置位置を示す、ロールスタンドを欠截した平
面図である。
【符号の説明】
1 成形機 2 ロールスタンド 21 成形ローラー 26 スリットローラー 3 成形ステージ 4 成形機ベース 5 制御機構 B 縦葺き外装材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下一対の成形ローラーを片持ち状に有
    するロールスタンドが備えられた成形ステージを、上記
    成形ローラーが対向するようにして成形機ベースの左右
    に配置し、 前記成形ステージを成形用素材の進行方向に1段以上備
    えると共に、外側方向及び内側方向に成形ステージを適
    宜にスライドさせる制御機構を設け、 前記ロールスタンド間を進行する成形用素材の進行状況
    に対応させて上記制御機構でロールスタンドを横方向に
    移動制御させることを特徴とする縦葺き外装材の成形
    機。
  2. 【請求項2】 成形ステージは、上下一対のスリットカ
    ッターを備えたことを特徴とする請求項1に記載の縦葺
    き外装材の成形機。
  3. 【請求項3】 上下一対の成形ローラーを片持ち状に有
    するロールスタンドが備えられた成形ステージを、上記
    成形ローラーが対向するようにして成形機ベースの左右
    に配置し、前記成形ステージを成形用素材の進行方向に
    1段以上備えると共に、外側方向及び内側方向に成形ス
    テージを適宜にスライドさせる制御機構を設けた成形機
    により、前記ロールスタンド間を進行する成形用素材の
    進行状況に対応させて上記制御機構でロールスタンドを
    横方向に移動制御させながら成形することを特徴する縦
    葺き外装材の成形方法。
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