JPH0872191A - 表面保護用フィルム - Google Patents
表面保護用フィルムInfo
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- JPH0872191A JPH0872191A JP6234312A JP23431294A JPH0872191A JP H0872191 A JPH0872191 A JP H0872191A JP 6234312 A JP6234312 A JP 6234312A JP 23431294 A JP23431294 A JP 23431294A JP H0872191 A JPH0872191 A JP H0872191A
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- film
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- ethylene
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Abstract
(57)【要約】
【構成】密度0.885〜0.910g/ml、メルト
インデックス0.1〜3g/10分、融点116℃以
上、α−オレフィン含有量12〜20%の超低密度直鎖
状エチレン−α−オレフィン共重合体100部、高圧ラ
ジカル重合法で製造された酢酸ビニル含有量3〜25
%、メルトインデックス0.3〜5g/10分のエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体10〜100部、密度0.90
〜0.91g/ml、メルトフローレート3〜30g/
10分のポリプロピレン10〜100部からなる樹脂組
成物を成形加工したフィルムに感圧接着剤層を設けた表
面保護用フィルム。 【効果】耐熱性、耐寒性、透明性、耐傷性、引張強度、
降伏点強度、絞り加工性、打抜き加工性、切断性、耐カ
ール性等に優れ、金属板、ガラス板、木質化粧板、プラ
スチック板等の表面保護用フィルムとして好適である。
インデックス0.1〜3g/10分、融点116℃以
上、α−オレフィン含有量12〜20%の超低密度直鎖
状エチレン−α−オレフィン共重合体100部、高圧ラ
ジカル重合法で製造された酢酸ビニル含有量3〜25
%、メルトインデックス0.3〜5g/10分のエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体10〜100部、密度0.90
〜0.91g/ml、メルトフローレート3〜30g/
10分のポリプロピレン10〜100部からなる樹脂組
成物を成形加工したフィルムに感圧接着剤層を設けた表
面保護用フィルム。 【効果】耐熱性、耐寒性、透明性、耐傷性、引張強度、
降伏点強度、絞り加工性、打抜き加工性、切断性、耐カ
ール性等に優れ、金属板、ガラス板、木質化粧板、プラ
スチック板等の表面保護用フィルムとして好適である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表面保護用フィルムに関
する。さらに詳しくは、本発明は、超低密度直鎖状エチ
レン−α−オレフィン共重合体、エチレン−酢酸ビニル
共重合体およびポリプロピレンからなるフィルムに感圧
接着剤層を設けた表面保護フィルムに関し、該フィルム
は耐熱性、耐寒性、透明性、耐傷性、引張強度、降伏点
強度、絞り加工性、打抜き加工性、切断性、耐カール性
等においてすぐれており、金属板、ガラス板、木質化粧
板およびプラスチック板等の表面保護用フィルムとして
利用される。
する。さらに詳しくは、本発明は、超低密度直鎖状エチ
レン−α−オレフィン共重合体、エチレン−酢酸ビニル
共重合体およびポリプロピレンからなるフィルムに感圧
接着剤層を設けた表面保護フィルムに関し、該フィルム
は耐熱性、耐寒性、透明性、耐傷性、引張強度、降伏点
強度、絞り加工性、打抜き加工性、切断性、耐カール性
等においてすぐれており、金属板、ガラス板、木質化粧
板およびプラスチック板等の表面保護用フィルムとして
利用される。
【0002】
【従来の技術】従来、アルミニウム板、ステンレス板、
鋼板、ガラス板、エンジニアリングプラスチック板、ア
クリルガラス板、木質化粧板等は貯蔵、輸送または二次
加工に際し、表面の汚染、外傷を防ぐため、一般に、仮
着性を有する表面保護フィルムまたはシートがそれらの
表面に貼着されている。
鋼板、ガラス板、エンジニアリングプラスチック板、ア
クリルガラス板、木質化粧板等は貯蔵、輸送または二次
加工に際し、表面の汚染、外傷を防ぐため、一般に、仮
着性を有する表面保護フィルムまたはシートがそれらの
表面に貼着されている。
【0003】表面保護フィルム(シート)としては、最
初はクラフト紙等の薄手の紙の片面に接着力の弱い接着
剤を塗布したものが用いられていたが、紙は不透明であ
り、保護されるべき物品の色、柄、その他デザイン上の
特徴について、表面保護フィルム(シート)を介して確
認することができず、使用上、在庫管理上および加工時
に不便が伴う欠点がある。
初はクラフト紙等の薄手の紙の片面に接着力の弱い接着
剤を塗布したものが用いられていたが、紙は不透明であ
り、保護されるべき物品の色、柄、その他デザイン上の
特徴について、表面保護フィルム(シート)を介して確
認することができず、使用上、在庫管理上および加工時
に不便が伴う欠点がある。
【0004】次に、塩化ビニル系樹脂が安価であり、透
明性が高く、フィルムの腰があり、取扱い性にすぐれて
おり、また、引張強度、降伏点強度、耐傷性にすぐれて
いるので、二次加工性(曲げ,2段絞り,打抜き)にす
ぐれ、大量に使用されてきた。しかしながら、塩化ビニ
ル系樹脂は耐寒性が低く、冬場の貼り合わせ作業が困難
であり、また、焼却時に塩素を発生するので、近年は公
害問題が懸念され、他の材料による代替が検討されてい
る。
明性が高く、フィルムの腰があり、取扱い性にすぐれて
おり、また、引張強度、降伏点強度、耐傷性にすぐれて
いるので、二次加工性(曲げ,2段絞り,打抜き)にす
ぐれ、大量に使用されてきた。しかしながら、塩化ビニ
ル系樹脂は耐寒性が低く、冬場の貼り合わせ作業が困難
であり、また、焼却時に塩素を発生するので、近年は公
害問題が懸念され、他の材料による代替が検討されてい
る。
【0005】紙や塩化ビニル系樹脂の欠点である不透明
性、低い耐寒性、焼却時の塩素発生等を示さない素材と
して、高圧法低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、
密度0.910g/ml以上の直鎖状低密度エチレン−
α−オレフィン共重合体、高密度ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等が表面保護フィルム(シート)として利用さ
れている。しかしながら、高圧法低密度ポリエチレンは
引張強度が低く、エチレン−酢酸ビニル共重合体は耐熱
性が低く、フィルムの腰がなく、エチレン−エチルアク
リレート共重合体は高価であり、コストが上昇し、直鎖
状低密度エチレン−α−オレフィン共重合体はそのフィ
ルムを板状物に仮着したまま板状物を切断するとき、該
フィルムのみが切断されないことがあり(切断性に劣
り)、しかも透明性にやや劣り、高密度ポリエチレンは
透明性が非常に悪く、引裂強度が低く、ポリプロピレン
は配向性があり、金属板に貼合し、打抜き、加工する
時、問題を生じることがあり、他の樹脂と配合して用い
ると透明性が悪化する等の問題があった。
性、低い耐寒性、焼却時の塩素発生等を示さない素材と
して、高圧法低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、
密度0.910g/ml以上の直鎖状低密度エチレン−
α−オレフィン共重合体、高密度ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等が表面保護フィルム(シート)として利用さ
れている。しかしながら、高圧法低密度ポリエチレンは
引張強度が低く、エチレン−酢酸ビニル共重合体は耐熱
性が低く、フィルムの腰がなく、エチレン−エチルアク
リレート共重合体は高価であり、コストが上昇し、直鎖
状低密度エチレン−α−オレフィン共重合体はそのフィ
ルムを板状物に仮着したまま板状物を切断するとき、該
フィルムのみが切断されないことがあり(切断性に劣
り)、しかも透明性にやや劣り、高密度ポリエチレンは
透明性が非常に悪く、引裂強度が低く、ポリプロピレン
は配向性があり、金属板に貼合し、打抜き、加工する
時、問題を生じることがあり、他の樹脂と配合して用い
ると透明性が悪化する等の問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の表面保護フィルムは、ある面ではすぐれているもの
の、他の面では何らかの問題を有するものであった。そ
こで、本発明は、これらの欠点を克服すること、つま
り、耐熱性、耐寒性、透明性、耐傷性、引張強度、降伏
点強度、絞り加工性、打抜き加工性、切断性、耐カール
性および感圧接着剤と基材との接着性等においてすぐれ
た表面保護フィルムの提供を課題とする。
の表面保護フィルムは、ある面ではすぐれているもの
の、他の面では何らかの問題を有するものであった。そ
こで、本発明は、これらの欠点を克服すること、つま
り、耐熱性、耐寒性、透明性、耐傷性、引張強度、降伏
点強度、絞り加工性、打抜き加工性、切断性、耐カール
性および感圧接着剤と基材との接着性等においてすぐれ
た表面保護フィルムの提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、最近、本出
願人が技術導入して商品化した密度0.91g/ml以
下の超低密度エチレン−α−オレフィン共重合体が融点
116℃以上で、耐熱性があり、機械的強度、透明性に
すぐれていることに着目し、表面保護フィルムとしての
利用可能性を検討したところ、単独では溶融時の張力が
非常に低く、経済的にフィルムを製造することが難し
く、また、得られたフィルムは耐熱性および引張強度が
高圧法低密度ポリエチレンに比べすぐれているものの、
未だ十分ではなく、腰も弱く、フィルムの取扱い性が悪
く、フィルム同士がブロッキングを起こし、このままで
は表面保護フィルムとして使用できないことが判明し
た。そこで、本発明者は、超低密度エチレン−α−オレ
フィン共重合体のすぐれた物性を生かし、その欠点を改
良するため、該共重合体に種々のポリオレフィン系樹脂
を配合した数多くの樹脂組成物を製造し、これを成膜し
て、表面保護フィルムを作成して評価したところ、超低
密度エチレン−α−オレフィン共重合体に特定の2種類
のポリオレフィンを特定の比率で配合した場合に、本発
明の課題が解決されることを見出し、本発明を完成させ
た。
願人が技術導入して商品化した密度0.91g/ml以
下の超低密度エチレン−α−オレフィン共重合体が融点
116℃以上で、耐熱性があり、機械的強度、透明性に
すぐれていることに着目し、表面保護フィルムとしての
利用可能性を検討したところ、単独では溶融時の張力が
非常に低く、経済的にフィルムを製造することが難し
く、また、得られたフィルムは耐熱性および引張強度が
高圧法低密度ポリエチレンに比べすぐれているものの、
未だ十分ではなく、腰も弱く、フィルムの取扱い性が悪
く、フィルム同士がブロッキングを起こし、このままで
は表面保護フィルムとして使用できないことが判明し
た。そこで、本発明者は、超低密度エチレン−α−オレ
フィン共重合体のすぐれた物性を生かし、その欠点を改
良するため、該共重合体に種々のポリオレフィン系樹脂
を配合した数多くの樹脂組成物を製造し、これを成膜し
て、表面保護フィルムを作成して評価したところ、超低
密度エチレン−α−オレフィン共重合体に特定の2種類
のポリオレフィンを特定の比率で配合した場合に、本発
明の課題が解決されることを見出し、本発明を完成させ
た。
【0008】すなわち、本発明は、密度0.885〜
0.910g/ml、メルトインデックス0.1〜3g
/10分、融点116℃以上、α−オレフィン含有量1
2〜20重量%の超低密度直鎖状エチレン−α−オレフ
ィン共重合体(以下、VLDPEとも記載する)100
重量部、高圧ラジカル重合法で製造された酢酸ビニル含
有量3〜25重量%、メルトインデックス0.3〜5g
/10分のエチレン−酢酸ビニル共重合体(以下、EV
Aとも記載する)10〜100重量部、密度0.90〜
0.91g/ml、メルトフローレート3〜30g/1
0分のポリプロピレン(以下、PPとも記載する)10
〜100重量部からなる樹脂組成物を成形加工したフィ
ルムに感圧接着剤層を設けたことを特徴とする表面保護
用フィルムに関する。
0.910g/ml、メルトインデックス0.1〜3g
/10分、融点116℃以上、α−オレフィン含有量1
2〜20重量%の超低密度直鎖状エチレン−α−オレフ
ィン共重合体(以下、VLDPEとも記載する)100
重量部、高圧ラジカル重合法で製造された酢酸ビニル含
有量3〜25重量%、メルトインデックス0.3〜5g
/10分のエチレン−酢酸ビニル共重合体(以下、EV
Aとも記載する)10〜100重量部、密度0.90〜
0.91g/ml、メルトフローレート3〜30g/1
0分のポリプロピレン(以下、PPとも記載する)10
〜100重量部からなる樹脂組成物を成形加工したフィ
ルムに感圧接着剤層を設けたことを特徴とする表面保護
用フィルムに関する。
【0009】本発明において使用される超低密度直鎖状
エチレン−α−オレフィン共重合体(VLDPE)と
は、周期表第4−8族の遷移金属化合物と、第1−3族
の有機金属化合物との組合せにより生成する触媒系、い
わゆるチーグラー−ナッタ触媒を用いて気相・低圧法で
製造されるものであり、密度は0.885〜0.910
g/ml、メルトインデックスは0.1〜3g/10
分、融点は116℃以上、そしてα−オレフィン含有量
は12〜20重量%のものである。VLDPEの密度が
0.885g/ml未満であると、フィルム同士がブロ
ッキングを起こし、腰が弱く、成膜が困難で、耐熱性に
も劣り、0.910g/mlを越えると、EVAやPP
との相溶性、透明性、弾力性が悪化し、望ましくない。
また、VLDPEのメルトインデックスが0.1g/1
0分未満であると、製膜性に劣り、3g/10分を越え
ると引張強度、耐傷性等が低下し、望ましくない。VL
DPEの融点が116℃未満であると、耐熱性が得られ
ず、望ましくない。
エチレン−α−オレフィン共重合体(VLDPE)と
は、周期表第4−8族の遷移金属化合物と、第1−3族
の有機金属化合物との組合せにより生成する触媒系、い
わゆるチーグラー−ナッタ触媒を用いて気相・低圧法で
製造されるものであり、密度は0.885〜0.910
g/ml、メルトインデックスは0.1〜3g/10
分、融点は116℃以上、そしてα−オレフィン含有量
は12〜20重量%のものである。VLDPEの密度が
0.885g/ml未満であると、フィルム同士がブロ
ッキングを起こし、腰が弱く、成膜が困難で、耐熱性に
も劣り、0.910g/mlを越えると、EVAやPP
との相溶性、透明性、弾力性が悪化し、望ましくない。
また、VLDPEのメルトインデックスが0.1g/1
0分未満であると、製膜性に劣り、3g/10分を越え
ると引張強度、耐傷性等が低下し、望ましくない。VL
DPEの融点が116℃未満であると、耐熱性が得られ
ず、望ましくない。
【0010】VLDPEのα−オレフィンとしては、ブ
テン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、4−メチル−
ペンテン−1等が用いられ、その含有量は上記したよう
に、12〜20重量%であるが、12重量%未満では透
明性、弾力性、EVAやPPとの相溶性に劣り、20重
量%を越えるとフィルム同士がブロッキングを起こし、
腰が弱く、成膜が困難で、耐熱性に劣り、望ましくな
い。
テン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、4−メチル−
ペンテン−1等が用いられ、その含有量は上記したよう
に、12〜20重量%であるが、12重量%未満では透
明性、弾力性、EVAやPPとの相溶性に劣り、20重
量%を越えるとフィルム同士がブロッキングを起こし、
腰が弱く、成膜が困難で、耐熱性に劣り、望ましくな
い。
【0011】本発明におけるVLDPEの代表的な製法
を以下に示す:流動床反応帯域中で10〜80℃の温度
かつ7000kPa以下の圧力にて、(a)高級α−オ
レフィン:エチレンのモル比が0.35:1〜8.0:
1である、エチレンおよび炭素原子数3〜8の少なくと
も1種の高級α−オレフィンと、(b)少なくとも25
モル%の少なくとも1種の希釈ガスとを含有する気体混
合物を、次式: Mgm Ti(OR)n Xp 〔ED〕q (式中、Rは炭素原子数1〜14の脂肪族もしくは芳香
族炭化水素基または基COR’を表し、R’は炭素原子
数1〜14の脂肪族または芳香族炭化水素基を表し、X
は塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子およびその混合物か
らなる群から選択され、EDは脂肪族または芳香族酸の
アルキルエステル、脂肪族エーテル、環式エーテルおよ
び脂肪族ケトンからなる群から選択される有機電子供与
化合物を表し、mは0.5〜56であり、nは0、1ま
たは2であり、pは2〜116であり、qは2〜85で
ある)で表される先駆体組成物からなる触媒系の粒子と
連続的に接触させ、前記先駆体組成物を不活性キャリア
材料で希釈すると共に次式: Al(R')d X' e Hf (式中、X’は塩素原子または基OR”を表し、R’お
よびR”は炭素原子数1〜14の飽和炭化水素基を表
し、eは0〜1.5であり、fは0または1であり、d
+e+f=3である)で表される有機アルミニウム化合
物で完全に活性化させ、上記活性化化合物を前記反応帯
域中おける全アルミニウム:チタンのモル比が10:1
〜400:1となるような量で使用する。なお、上記V
LDPEの製法は特開昭59−230011号公報に詳
細に説明されている。
を以下に示す:流動床反応帯域中で10〜80℃の温度
かつ7000kPa以下の圧力にて、(a)高級α−オ
レフィン:エチレンのモル比が0.35:1〜8.0:
1である、エチレンおよび炭素原子数3〜8の少なくと
も1種の高級α−オレフィンと、(b)少なくとも25
モル%の少なくとも1種の希釈ガスとを含有する気体混
合物を、次式: Mgm Ti(OR)n Xp 〔ED〕q (式中、Rは炭素原子数1〜14の脂肪族もしくは芳香
族炭化水素基または基COR’を表し、R’は炭素原子
数1〜14の脂肪族または芳香族炭化水素基を表し、X
は塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子およびその混合物か
らなる群から選択され、EDは脂肪族または芳香族酸の
アルキルエステル、脂肪族エーテル、環式エーテルおよ
び脂肪族ケトンからなる群から選択される有機電子供与
化合物を表し、mは0.5〜56であり、nは0、1ま
たは2であり、pは2〜116であり、qは2〜85で
ある)で表される先駆体組成物からなる触媒系の粒子と
連続的に接触させ、前記先駆体組成物を不活性キャリア
材料で希釈すると共に次式: Al(R')d X' e Hf (式中、X’は塩素原子または基OR”を表し、R’お
よびR”は炭素原子数1〜14の飽和炭化水素基を表
し、eは0〜1.5であり、fは0または1であり、d
+e+f=3である)で表される有機アルミニウム化合
物で完全に活性化させ、上記活性化化合物を前記反応帯
域中おける全アルミニウム:チタンのモル比が10:1
〜400:1となるような量で使用する。なお、上記V
LDPEの製法は特開昭59−230011号公報に詳
細に説明されている。
【0012】本発明において使用されるエチレン−酢酸
ビニル共重合体(EVA)は、高圧ラジカル重合法で製
造されたもので、直鎖分岐を有し、酢酸ビニル含有量が
3〜25重量%、メルトインデックス0.3〜5g/1
0分の範囲のものである。EVAの酢酸ビニル含有量が
3重量%未満であると、弾力性、VLDPEやPPとの
相溶性、透明性、製膜性、耐寒性等において不十分であ
り、25重量%を越えると、フィルムがブロッキングを
起こし、腰が弱く、耐熱性にも劣り、望ましくない。E
VAのメルトインデックスが0.3g/ml未満である
と、フィルムの製膜性が悪化し、5g/10分を越える
と、フィルムの引張強度、耐傷性等が不十分となり望ま
しくない。
ビニル共重合体(EVA)は、高圧ラジカル重合法で製
造されたもので、直鎖分岐を有し、酢酸ビニル含有量が
3〜25重量%、メルトインデックス0.3〜5g/1
0分の範囲のものである。EVAの酢酸ビニル含有量が
3重量%未満であると、弾力性、VLDPEやPPとの
相溶性、透明性、製膜性、耐寒性等において不十分であ
り、25重量%を越えると、フィルムがブロッキングを
起こし、腰が弱く、耐熱性にも劣り、望ましくない。E
VAのメルトインデックスが0.3g/ml未満である
と、フィルムの製膜性が悪化し、5g/10分を越える
と、フィルムの引張強度、耐傷性等が不十分となり望ま
しくない。
【0013】本発明において、EVAはVLDPE10
0重量部に対して10〜100重量部で使用される。1
0重量部未満であると、製膜性、透明性、耐寒性、弾力
性、耐引裂性等に劣り、100重量部を越えると、フィ
ルムの腰が弱くなり、取扱い性が悪化し、耐熱性、絞り
加工性、打抜き加工性等も悪くなり、望ましくない。
0重量部に対して10〜100重量部で使用される。1
0重量部未満であると、製膜性、透明性、耐寒性、弾力
性、耐引裂性等に劣り、100重量部を越えると、フィ
ルムの腰が弱くなり、取扱い性が悪化し、耐熱性、絞り
加工性、打抜き加工性等も悪くなり、望ましくない。
【0014】本発明においてポリプロピレン(PP)と
は、チーグラー−ナッタ型またはその応用型触媒系の存
在下でプロピレンの単独重合、プロピレンと少量のエチ
レン、ブテン−1、ヘキセン−1、4−メチル−ペンテ
ン−1等を共重合させたものであり、密度0.90〜
0.91g/ml、メルトフローレート(すなわち23
0℃で測定したメルトインデックス)3〜30g/10
分のものである。PPの密度が0.90g/ml未満で
あると、耐熱性、引張強度、フィルムの腰強度等が劣
り、0.91g/mlを越えるとプロピレンが90重量
%以上であるポリプロピレンが重合できず、利用不可能
である。また、PPのメルトフローレートが3g/10
分未満では製膜性に劣り、30g/10分を越えると引
張強度、耐傷性等に劣り、望ましくない。
は、チーグラー−ナッタ型またはその応用型触媒系の存
在下でプロピレンの単独重合、プロピレンと少量のエチ
レン、ブテン−1、ヘキセン−1、4−メチル−ペンテ
ン−1等を共重合させたものであり、密度0.90〜
0.91g/ml、メルトフローレート(すなわち23
0℃で測定したメルトインデックス)3〜30g/10
分のものである。PPの密度が0.90g/ml未満で
あると、耐熱性、引張強度、フィルムの腰強度等が劣
り、0.91g/mlを越えるとプロピレンが90重量
%以上であるポリプロピレンが重合できず、利用不可能
である。また、PPのメルトフローレートが3g/10
分未満では製膜性に劣り、30g/10分を越えると引
張強度、耐傷性等に劣り、望ましくない。
【0015】本発明において、PPはVLDPE100
重量部に対して10〜100重量部で使用される。10
重量部未満では耐熱性、引張強度、降伏点強度、耐傷
性、絞り加工性、打抜き加工性、切断性、耐ブロッキン
グ性等が悪化し、100重量部を越えると耐寒性、耐裂
性、耐皺性、耐カール性、弾力性、感圧接着剤の投錨性
等が悪化し、望ましくない。
重量部に対して10〜100重量部で使用される。10
重量部未満では耐熱性、引張強度、降伏点強度、耐傷
性、絞り加工性、打抜き加工性、切断性、耐ブロッキン
グ性等が悪化し、100重量部を越えると耐寒性、耐裂
性、耐皺性、耐カール性、弾力性、感圧接着剤の投錨性
等が悪化し、望ましくない。
【0016】本発明の表面保護用フィルムの基材フィル
ム、すなわち感圧接着剤層を設ける前のフィルム(以
下、単に基材フィルムと記載する)を製造するには、ま
ず、上記のVLDPE、EVAおよびPPからなる樹脂
組成物を準備する。この際、該樹脂組成物には各種添加
剤、例えば酸化防止剤、耐候性改良剤、紫外線吸収剤、
着色剤、顔料、染料、充填剤、帯電防止剤、防曇剤、架
橋剤、難燃剤、防錆剤、抗菌剤、香料、可塑剤、加工助
剤等を適宜配合してもよい。所望により添加剤を配合し
た樹脂組成物を170〜230℃で加熱混練後、ペレッ
ト化することにより基材フィルムを成形加工するための
樹脂組成物としてもよいが、VLDPE、EVAおよび
PP等の各々のペレットに、所望により各種添加剤のマ
スターバッチを混合することにより基材フィルム成形加
工用樹脂組成物としてもよい。
ム、すなわち感圧接着剤層を設ける前のフィルム(以
下、単に基材フィルムと記載する)を製造するには、ま
ず、上記のVLDPE、EVAおよびPPからなる樹脂
組成物を準備する。この際、該樹脂組成物には各種添加
剤、例えば酸化防止剤、耐候性改良剤、紫外線吸収剤、
着色剤、顔料、染料、充填剤、帯電防止剤、防曇剤、架
橋剤、難燃剤、防錆剤、抗菌剤、香料、可塑剤、加工助
剤等を適宜配合してもよい。所望により添加剤を配合し
た樹脂組成物を170〜230℃で加熱混練後、ペレッ
ト化することにより基材フィルムを成形加工するための
樹脂組成物としてもよいが、VLDPE、EVAおよび
PP等の各々のペレットに、所望により各種添加剤のマ
スターバッチを混合することにより基材フィルム成形加
工用樹脂組成物としてもよい。
【0017】次いで、上記基材フィルム成形加工用樹脂
組成物を押出機により溶融押出した後、空冷または水冷
によるインフレーション法や冷却ロールを使用したTダ
イ法に供することにより、基材フィルムが得られる。
組成物を押出機により溶融押出した後、空冷または水冷
によるインフレーション法や冷却ロールを使用したTダ
イ法に供することにより、基材フィルムが得られる。
【0018】本発明において上記基材フィルムの厚さは
特に限定されないが、30〜500μmの範囲が適当で
ある。これは、30μm未満であると、引張強度、引裂
強度等が不十分であり、取扱いが困難であり、500μ
mを越えるとコストアップとなり、打抜き加工性、絞り
加工性、切断性等が悪化し、望ましくないことによる。
特に限定されないが、30〜500μmの範囲が適当で
ある。これは、30μm未満であると、引張強度、引裂
強度等が不十分であり、取扱いが困難であり、500μ
mを越えるとコストアップとなり、打抜き加工性、絞り
加工性、切断性等が悪化し、望ましくないことによる。
【0019】本発明の表面保護用フィルムは、溶剤に溶
解した感圧接着剤を上記基材フィルム上に塗布、乾燥し
て製造することができるし、また、上記基材フィルムと
感圧接着剤とをインフレーションまたはTダイにより同
時に押出す2層共押出法で製造してもよい。上記のよう
にして設けられる感圧接着剤層は、基材フィルムの片面
全面に設けても、または片面の一部のみに設けてもよ
い。
解した感圧接着剤を上記基材フィルム上に塗布、乾燥し
て製造することができるし、また、上記基材フィルムと
感圧接着剤とをインフレーションまたはTダイにより同
時に押出す2層共押出法で製造してもよい。上記のよう
にして設けられる感圧接着剤層は、基材フィルムの片面
全面に設けても、または片面の一部のみに設けてもよ
い。
【0020】本発明において使用される感圧接着剤とし
ては、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、ポリイソ
プレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ポリブタジエ
ンゴム等の天然ゴムまたは合成ゴム、アタクチックポリ
プロピレン、ポリアクリル酸ブチル、ポリイソブチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリ
ル酸エステル等のゴム状重合体、アスファルト、松脂、
合成ロジン、低分子量ポリスチレン、ポリテルペン等の
アスファルトないしロジン系物質、石油樹脂等を主成分
として、これに可塑剤、滑剤等を適宜配合したものを使
用できる。
ては、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、ポリイソ
プレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ポリブタジエ
ンゴム等の天然ゴムまたは合成ゴム、アタクチックポリ
プロピレン、ポリアクリル酸ブチル、ポリイソブチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリ
ル酸エステル等のゴム状重合体、アスファルト、松脂、
合成ロジン、低分子量ポリスチレン、ポリテルペン等の
アスファルトないしロジン系物質、石油樹脂等を主成分
として、これに可塑剤、滑剤等を適宜配合したものを使
用できる。
【0021】本発明において、基材フィルムまたは表面
保護フィルムの表面にコロナ放電処理を施し、接着性の
向上を図ることもできる。
保護フィルムの表面にコロナ放電処理を施し、接着性の
向上を図ることもできる。
【0022】
【実施例】次に実施例に基づいて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。 実施例1 基材フィルムの製造 密度0.905g/ml、メルトインデックス1g/1
0分、融点117℃、ブテン−1含有量13重量%の気
相法超低密度エチレン−ブテン−1共重合体(ユニオン
カーバイト製,商品名:DFDA−1137)100重
量部、高圧ラジカル重合法で製造された酢酸ビニル含有
量15重量%、メルトインデックス1.5g/10分の
エチレン−酢酸ビニル共重合体(日本ユニカー製,商品
名:NUC−3753)90重量部、密度0.91g/
ml、メルトフローレート9g/10分のポリプロピレ
ン(東燃化学製,商品名:F−409B)10重量部か
らなる樹脂組成物をバンバリーミキサーにて、180℃
で10分間混練した後、造粒機でペレット化した。次
に、この樹脂組成物のペレットから下記の装置および加
工条件で空冷法により厚さ100μm、折り径235m
mのインフレーションフィルムを製造した。これを基材
フィルムとする: (1)押出装置:φ40mmのインフレーションフィル
ム製造装置(株式会社プラコー製) (2)ダイ:φ75mm,ダイギャップ幅1.5mm,
押出温度185℃(モダンマシナリー株式会社製) (3)冷却装置:シングルリップストレートおよびコニ
カルカラー付き (4)吐出量:15kg/時間 (5)ブロー比:2.0 (6)フロストライン:180mm。
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。 実施例1 基材フィルムの製造 密度0.905g/ml、メルトインデックス1g/1
0分、融点117℃、ブテン−1含有量13重量%の気
相法超低密度エチレン−ブテン−1共重合体(ユニオン
カーバイト製,商品名:DFDA−1137)100重
量部、高圧ラジカル重合法で製造された酢酸ビニル含有
量15重量%、メルトインデックス1.5g/10分の
エチレン−酢酸ビニル共重合体(日本ユニカー製,商品
名:NUC−3753)90重量部、密度0.91g/
ml、メルトフローレート9g/10分のポリプロピレ
ン(東燃化学製,商品名:F−409B)10重量部か
らなる樹脂組成物をバンバリーミキサーにて、180℃
で10分間混練した後、造粒機でペレット化した。次
に、この樹脂組成物のペレットから下記の装置および加
工条件で空冷法により厚さ100μm、折り径235m
mのインフレーションフィルムを製造した。これを基材
フィルムとする: (1)押出装置:φ40mmのインフレーションフィル
ム製造装置(株式会社プラコー製) (2)ダイ:φ75mm,ダイギャップ幅1.5mm,
押出温度185℃(モダンマシナリー株式会社製) (3)冷却装置:シングルリップストレートおよびコニ
カルカラー付き (4)吐出量:15kg/時間 (5)ブロー比:2.0 (6)フロストライン:180mm。
【0023】基材フィルムの評価 (1)引張強度:縦方向340kg/cm2 横方向260kg/cm2 (ASTM D882に準拠して測定) (2)伸び:縦方向530% 横方向720% (ASTM D882に準拠して測定) (3)1%シカントモジュラス(腰の強さ):縦方向1
850kg/cm2 横方向2000kg/cm2 100%シカントモジュラス:縦方向127kg/cm
2 横方向 75kg/cm2 (ASTM D882に準拠して測定) (4)引裂強度:縦方向 97kg/cm 横方向215kg/cm (ASTM D1004に準拠して測定) (5)降伏点強度:縦方向130kg/cm2 横方向 95kg/cm2 (ASTM D882に準拠して測定) (6)耐突き刺し性:250g 〔NUC法に準拠して測定(インストロンタイプの押圧
試験機を用い、釘状の押棒で押して突き刺し、破れたと
きの荷重を測定)〕 (7)曇り度:3.2% (ASTM D1003に準拠して測定) (8)耐傷性:基材フィルム表面に半端半径が0.12
5mmのステンレス製針を垂直に置き、針に5gの錘を
付け、毎分30回の速さで左右に100回往復させた
が、傷が発生することはなかった。 (9)耐低温性:−50℃で基材フィルムを折り曲げた
が、脆化破壊することはなかった。
850kg/cm2 横方向2000kg/cm2 100%シカントモジュラス:縦方向127kg/cm
2 横方向 75kg/cm2 (ASTM D882に準拠して測定) (4)引裂強度:縦方向 97kg/cm 横方向215kg/cm (ASTM D1004に準拠して測定) (5)降伏点強度:縦方向130kg/cm2 横方向 95kg/cm2 (ASTM D882に準拠して測定) (6)耐突き刺し性:250g 〔NUC法に準拠して測定(インストロンタイプの押圧
試験機を用い、釘状の押棒で押して突き刺し、破れたと
きの荷重を測定)〕 (7)曇り度:3.2% (ASTM D1003に準拠して測定) (8)耐傷性:基材フィルム表面に半端半径が0.12
5mmのステンレス製針を垂直に置き、針に5gの錘を
付け、毎分30回の速さで左右に100回往復させた
が、傷が発生することはなかった。 (9)耐低温性:−50℃で基材フィルムを折り曲げた
が、脆化破壊することはなかった。
【0024】表面保護用フィルムの製造 次いで、基材フィルムの表面をコロナ放電処理し、該表
面に下記の組成の感圧接着剤を5μmの厚さに塗布・乾
燥し、表面保護用フィルムを得た。 感圧接着剤組成 スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(シエル化学製,商品名: クレイトンG−1657) 100重量部 水素添加石油樹脂(エクソンケミカル製,商品名:エスコレッツ5300) 50重量部 エチレン−酢酸ビニル共重合体(日本ユニカー製,商品名:NUC−3185 ) 50重量部 オクタデシルイソシアネート付加ポリエチレンイミン(日本触媒製) 1重量部 ヒンダードフェノール型酸化防止剤(日本チバガイギー製,商品名:イルガノ ックス1010) 1重量部
面に下記の組成の感圧接着剤を5μmの厚さに塗布・乾
燥し、表面保護用フィルムを得た。 感圧接着剤組成 スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(シエル化学製,商品名: クレイトンG−1657) 100重量部 水素添加石油樹脂(エクソンケミカル製,商品名:エスコレッツ5300) 50重量部 エチレン−酢酸ビニル共重合体(日本ユニカー製,商品名:NUC−3185 ) 50重量部 オクタデシルイソシアネート付加ポリエチレンイミン(日本触媒製) 1重量部 ヒンダードフェノール型酸化防止剤(日本チバガイギー製,商品名:イルガノ ックス1010) 1重量部
【0025】表面保護用フィルムの加工性評価 (1)打抜き加工性:厚さ0.4mmのアルミニウム板
に貼着して50φのポンチで打ち抜いたが、表面保護用
フィルムもきれいに打ち抜かれていた。 (2)絞り加工性:3回絞り加工を行ったが、表面保護
用フィルムの浮き、裂けは全く起こらなかった。 (3)切断性:アクリル板に貼りつけ、のこぎりで切断
したが、きれいに切断され、フィルム切断部が伸縮する
ことはなかった。 (4)耐カール性:ガラス板に貼りつけ、60℃で10
0日間放置したが、カールして剥離することはなかっ
た。
に貼着して50φのポンチで打ち抜いたが、表面保護用
フィルムもきれいに打ち抜かれていた。 (2)絞り加工性:3回絞り加工を行ったが、表面保護
用フィルムの浮き、裂けは全く起こらなかった。 (3)切断性:アクリル板に貼りつけ、のこぎりで切断
したが、きれいに切断され、フィルム切断部が伸縮する
ことはなかった。 (4)耐カール性:ガラス板に貼りつけ、60℃で10
0日間放置したが、カールして剥離することはなかっ
た。
【0026】実施例2〜4 実施例1で使用したVLDPE、EVAおよびPPの種
類または使用量を代えて樹脂組成物を調製し、実施例1
と同様な方法で表面保護用フィルムを製造し、そのフィ
ルムを実施例1と同様に評価した。結果を表1にまとめ
て示す。
類または使用量を代えて樹脂組成物を調製し、実施例1
と同様な方法で表面保護用フィルムを製造し、そのフィ
ルムを実施例1と同様に評価した。結果を表1にまとめ
て示す。
【0027】比較例1〜3 基材フィルム用樹脂としてVLDPE、EVAまたはP
Pを単独で使用した以外は実施例1と同様の操作を行
い、厚さ100μm、折り径235mmのインフレーシ
ョンフィルムを製造し、該フィルムから表面保護用フィ
ルムを製造して評価を行った。これらの結果を表2にま
とめて示す。
Pを単独で使用した以外は実施例1と同様の操作を行
い、厚さ100μm、折り径235mmのインフレーシ
ョンフィルムを製造し、該フィルムから表面保護用フィ
ルムを製造して評価を行った。これらの結果を表2にま
とめて示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】(表1および表2の脚注) *1 DFDA−1137=エチレン−ブテン−1共重
合体の商品名(ユニオンカーバイト製,メルトインデッ
クス1g/10分,密度0.905g/ml) *2 ETS−9063=エチレン−ブテン−1共重合
体の商品名(ユニオンカーバイト製,メルトインデック
ス0.5g/10分,密度0.910g/ml) *3 FB−821=エチレン−酢酸ビニル共重合体の
商品名(日本ユニカー製,メルトインデックス3g/1
0分,酢酸ビニル含有量10重量%) *4 NUC−3753=エチレン−酢酸ビニル共重合
体の商品名(日本ユニカー製,メルトインデックス1.
5g/10分,酢酸ビニル含有量15重量%) *5 F−409B=ポリプロピレンの商品名(東燃化
学製,メルトフローレート9g/10分,密度0.91
0g/ml) *6 F−403CE=ポリプロピレンの商品名(東燃
化学製,メルトフローレート30g/10分,密度0.
905g/ml) *7 各数値の単位は以下のとおりである:引張強度
(kg/cm2 ),伸び(%),1%シカントモジュラ
ス(kg/cm2 ),100%シカントモジュラス(k
g/cm2 ),引裂強度(kg/cm),降伏点強度
(kg/cm2 ),耐突き刺し性(g),曇り度
(%)。 耐傷性および耐低温性の評価規準(試験方法は実施例1
参照):○(傷または脆化破壊の発生全くなし),△
(傷または脆化破壊が少し発生),×(傷または脆化破
壊が多く発生)。 *8 各加工性の評価規準(試験方法は実施例1参
照):○(良好),△(やや悪い),×(悪い)。
合体の商品名(ユニオンカーバイト製,メルトインデッ
クス1g/10分,密度0.905g/ml) *2 ETS−9063=エチレン−ブテン−1共重合
体の商品名(ユニオンカーバイト製,メルトインデック
ス0.5g/10分,密度0.910g/ml) *3 FB−821=エチレン−酢酸ビニル共重合体の
商品名(日本ユニカー製,メルトインデックス3g/1
0分,酢酸ビニル含有量10重量%) *4 NUC−3753=エチレン−酢酸ビニル共重合
体の商品名(日本ユニカー製,メルトインデックス1.
5g/10分,酢酸ビニル含有量15重量%) *5 F−409B=ポリプロピレンの商品名(東燃化
学製,メルトフローレート9g/10分,密度0.91
0g/ml) *6 F−403CE=ポリプロピレンの商品名(東燃
化学製,メルトフローレート30g/10分,密度0.
905g/ml) *7 各数値の単位は以下のとおりである:引張強度
(kg/cm2 ),伸び(%),1%シカントモジュラ
ス(kg/cm2 ),100%シカントモジュラス(k
g/cm2 ),引裂強度(kg/cm),降伏点強度
(kg/cm2 ),耐突き刺し性(g),曇り度
(%)。 耐傷性および耐低温性の評価規準(試験方法は実施例1
参照):○(傷または脆化破壊の発生全くなし),△
(傷または脆化破壊が少し発生),×(傷または脆化破
壊が多く発生)。 *8 各加工性の評価規準(試験方法は実施例1参
照):○(良好),△(やや悪い),×(悪い)。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の表
面保護用フィルムは、それぞれ特定の超低密度直鎖状エ
チレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体およびポリプロピレンを特定の割合で配合し
て基材フィルムとし、これに感圧接着剤を設けたことに
より、耐熱性、耐寒性、透明性、耐傷性、引張強度、降
伏点強度、絞り加工性、打抜き加工性、切断性、耐カー
ル性等においてすぐれたものである。このように、本発
明の表面保護用フィルムは該フィルムに要求される種々
の特性を併せ持つものので、金属板、ガラス板、木質化
粧板およびプラスチック板等の表面保護用フィルムとし
て好適に利用できる。
面保護用フィルムは、それぞれ特定の超低密度直鎖状エ
チレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体およびポリプロピレンを特定の割合で配合し
て基材フィルムとし、これに感圧接着剤を設けたことに
より、耐熱性、耐寒性、透明性、耐傷性、引張強度、降
伏点強度、絞り加工性、打抜き加工性、切断性、耐カー
ル性等においてすぐれたものである。このように、本発
明の表面保護用フィルムは該フィルムに要求される種々
の特性を併せ持つものので、金属板、ガラス板、木質化
粧板およびプラスチック板等の表面保護用フィルムとし
て好適に利用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JHU JLF // C08L 23/08 LDJ 23/12
Claims (1)
- 【請求項1】 密度0.885〜0.910g/ml、
メルトインデックス0.1〜3g/10分、融点116
℃以上、α−オレフィン含有量12〜20重量%の超低
密度直鎖状エチレン−α−オレフィン共重合体100重
量部、高圧ラジカル重合法で製造された酢酸ビニル含有
量3〜25重量%、メルトインデックス0.3〜5g/
10分のエチレン−酢酸ビニル共重合体10〜100重
量部、密度0.90〜0.91g/ml、メルトフロー
レート3〜30g/10分のポリプロピレン10〜10
0重量部からなる樹脂組成物を成形加工したフィルムに
感圧接着剤層を設けたことを特徴とする表面保護用フィ
ルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6234312A JPH0872191A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 表面保護用フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6234312A JPH0872191A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 表面保護用フィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0872191A true JPH0872191A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16969038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6234312A Pending JPH0872191A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 表面保護用フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0872191A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11263950A (ja) * | 1998-03-16 | 1999-09-28 | Nippon Carbide Ind Co Inc | 結露防止用透明接着シート及び結露防止再帰反射標識 |
| JP2002309044A (ja) * | 2001-04-10 | 2002-10-23 | Nippon Unicar Co Ltd | ポリオレフィン系テープ基材用樹脂組成物およびそれから製造されるテープ基材 |
| JP2002327095A (ja) * | 2001-04-27 | 2002-11-15 | Nippon Unicar Co Ltd | 難燃性ポリオレフィン系テープ基材用樹脂組成物およびそれから製造される難燃性テープ基材 |
| JP2005089547A (ja) * | 2003-09-16 | 2005-04-07 | Nitto Denko Corp | 表面保護シート |
| JP2008127457A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Japan Polypropylene Corp | ポリオレフィン樹脂組成物 |
| KR102266348B1 (ko) * | 2020-04-15 | 2021-06-17 | 토요잉크Sc홀딩스주식회사 | 접착성 수지 조성물, 그 조성물을 이용한 시트, 뚜껑재, 밀봉 용기용 부재 세트 및 용기 |
| JP2023140482A (ja) * | 2022-03-23 | 2023-10-05 | 東レフィルム加工株式会社 | 積層フィルム |
-
1994
- 1994-09-02 JP JP6234312A patent/JPH0872191A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11263950A (ja) * | 1998-03-16 | 1999-09-28 | Nippon Carbide Ind Co Inc | 結露防止用透明接着シート及び結露防止再帰反射標識 |
| JP2002309044A (ja) * | 2001-04-10 | 2002-10-23 | Nippon Unicar Co Ltd | ポリオレフィン系テープ基材用樹脂組成物およびそれから製造されるテープ基材 |
| JP2002327095A (ja) * | 2001-04-27 | 2002-11-15 | Nippon Unicar Co Ltd | 難燃性ポリオレフィン系テープ基材用樹脂組成物およびそれから製造される難燃性テープ基材 |
| JP2005089547A (ja) * | 2003-09-16 | 2005-04-07 | Nitto Denko Corp | 表面保護シート |
| JP2008127457A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Japan Polypropylene Corp | ポリオレフィン樹脂組成物 |
| KR102266348B1 (ko) * | 2020-04-15 | 2021-06-17 | 토요잉크Sc홀딩스주식회사 | 접착성 수지 조성물, 그 조성물을 이용한 시트, 뚜껑재, 밀봉 용기용 부재 세트 및 용기 |
| JP2023140482A (ja) * | 2022-03-23 | 2023-10-05 | 東レフィルム加工株式会社 | 積層フィルム |
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