JPH0872379A - 孔版式製版印刷装置 - Google Patents
孔版式製版印刷装置Info
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- JPH0872379A JPH0872379A JP21506894A JP21506894A JPH0872379A JP H0872379 A JPH0872379 A JP H0872379A JP 21506894 A JP21506894 A JP 21506894A JP 21506894 A JP21506894 A JP 21506894A JP H0872379 A JPH0872379 A JP H0872379A
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- Japan
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- plate
- roll
- ink
- discharge roll
- plate discharge
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 排版ロール軸上に滲み出たインキが、漏れて
印刷ドラム上などに滴下したり、印刷装置の周辺に飛び
散ってしまうことのない孔版式製版印刷装置を提供す
る。 【構成】 印刷ドラム5と、インキ供給手段60と、給
版ロール軸支持手段175と、給版ユニット170と、
サーマルヘッド4と、排版ロール軸支持手段185と、
回転中心軸6の周りに印刷ドラム5に対して回動自在で
あり、給版ロール軸支持手段175及び排版ロール軸支
持手段185を有する給排版ユニット190とを具備
し、使用済マスタ1bを排版ロール10に巻き取るため
の巻取開口部69を備え、巻取開口部69を除き排版ロ
ール10を実質的に密閉する排版ロールカバー65と、
巻取開口部69の下端縁に設けられ先端部が使用済マス
タ1bのインキ付着面1cに当接する弾性片80とを有
する。
印刷ドラム上などに滴下したり、印刷装置の周辺に飛び
散ってしまうことのない孔版式製版印刷装置を提供す
る。 【構成】 印刷ドラム5と、インキ供給手段60と、給
版ロール軸支持手段175と、給版ユニット170と、
サーマルヘッド4と、排版ロール軸支持手段185と、
回転中心軸6の周りに印刷ドラム5に対して回動自在で
あり、給版ロール軸支持手段175及び排版ロール軸支
持手段185を有する給排版ユニット190とを具備
し、使用済マスタ1bを排版ロール10に巻き取るため
の巻取開口部69を備え、巻取開口部69を除き排版ロ
ール10を実質的に密閉する排版ロールカバー65と、
巻取開口部69の下端縁に設けられ先端部が使用済マス
タ1bのインキ付着面1cに当接する弾性片80とを有
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製版・印刷一体型の孔
版式製版印刷装置に関する。
版式製版印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来使用されている孔版マスタは、非常
に薄いポリエステル等の熱可塑性樹脂フィルム(以下、
単に「フィルム」という)と、多孔質支持体として和紙
繊維とか合成繊維、あるいは和紙繊維と合成繊維とを混
抄したものとを貼り合わせたラミネート構造となってい
て、フィルムの厚みは大体1〜2μm程度のものが一般
的に用いられる。このような孔版マスタに対してサーマ
ルヘッド等の発熱素子によってそのフィルム部に加熱穿
孔製版を行い、マスタを自動搬送して、多孔性円筒状の
支持円筒体とその外周を覆う樹脂あるいは金属網体のメ
ッシュスクリーンとが複数巻装されて構成された版胴の
外周面に自動的に巻装し、版胴内部のインキ供給手段よ
りインキを供給し、製版済みの孔版マスタが巻装されて
いる版胴に対してプレスローラ等の押圧手段で印刷用紙
を版胴に連続的に押し付けて、版胴の開孔部、メッシュ
スクリーン、さらにマスタの穿孔部よりインキを滲み出
させて印刷を行う感熱デジタル孔版印刷装置が良く知ら
れている。
に薄いポリエステル等の熱可塑性樹脂フィルム(以下、
単に「フィルム」という)と、多孔質支持体として和紙
繊維とか合成繊維、あるいは和紙繊維と合成繊維とを混
抄したものとを貼り合わせたラミネート構造となってい
て、フィルムの厚みは大体1〜2μm程度のものが一般
的に用いられる。このような孔版マスタに対してサーマ
ルヘッド等の発熱素子によってそのフィルム部に加熱穿
孔製版を行い、マスタを自動搬送して、多孔性円筒状の
支持円筒体とその外周を覆う樹脂あるいは金属網体のメ
ッシュスクリーンとが複数巻装されて構成された版胴の
外周面に自動的に巻装し、版胴内部のインキ供給手段よ
りインキを供給し、製版済みの孔版マスタが巻装されて
いる版胴に対してプレスローラ等の押圧手段で印刷用紙
を版胴に連続的に押し付けて、版胴の開孔部、メッシュ
スクリーン、さらにマスタの穿孔部よりインキを滲み出
させて印刷を行う感熱デジタル孔版印刷装置が良く知ら
れている。
【0003】このように、従来の孔版印刷装置では、イ
ンキを、多孔質支持体である和紙繊維間等を通過させて
フィルムの穿孔部より印刷用紙に転移させることにより
印刷を行うのであるが、孔版マスタの上記支持体繊維が
複雑に絡み合って塊となっている部分がある場合や、上
記支持体繊維の太い繊維が横切っている場合に、インキ
の通過が阻害されインキが正しく印刷用紙に転移されず
に、ベタ部が抜けたり、文字とか細線が切れたりかすれ
たりしてしまう、俗に繊維目と呼ばれる現象が発生し、
画質が悪化してしまう不具合があった。
ンキを、多孔質支持体である和紙繊維間等を通過させて
フィルムの穿孔部より印刷用紙に転移させることにより
印刷を行うのであるが、孔版マスタの上記支持体繊維が
複雑に絡み合って塊となっている部分がある場合や、上
記支持体繊維の太い繊維が横切っている場合に、インキ
の通過が阻害されインキが正しく印刷用紙に転移されず
に、ベタ部が抜けたり、文字とか細線が切れたりかすれ
たりしてしまう、俗に繊維目と呼ばれる現象が発生し、
画質が悪化してしまう不具合があった。
【0004】そこで、繊維目を発生させる上記支持体を
除去したり、あるいは上記支持体を薄くしたりして繊維
目を低減させる試みがされている。
除去したり、あるいは上記支持体を薄くしたりして繊維
目を低減させる試みがされている。
【0005】従来の孔版印刷装置の製版部及び給版部で
は、孔版マスタが、ロール状に形成されたマスタロール
(給版ロール)から供給され、その孔版マスタがプラテ
ンローラでサーマルヘッドに押し付けられながら搬送さ
れることで感熱穿孔製版が行われ、さらに搬送ローラに
よって搬送され、製版の終了した時点でカッタ手段によ
り切断されて、一版毎にマスタの先端が版胴のクランパ
で挾持されて版胴の外周に巻き付けられるようになって
いる。ところが、最近では、印刷画質の向上や版そのも
ののコストを下げるために、上記支持体の全くない実質
的に上記フィルムのみからなるマスタ(以下、単に「マ
スタ」という)あるいは上記フィルムの薄い孔版マスタ
が用いられるようになりつつある。このようなマスタで
は、それ自体の腰が弱いため搬送が不安定となりジャム
が多発してしまうので、マスタ自体の腰の強さを利用し
て給版・搬送する従来方式の採用は困難となった。
は、孔版マスタが、ロール状に形成されたマスタロール
(給版ロール)から供給され、その孔版マスタがプラテ
ンローラでサーマルヘッドに押し付けられながら搬送さ
れることで感熱穿孔製版が行われ、さらに搬送ローラに
よって搬送され、製版の終了した時点でカッタ手段によ
り切断されて、一版毎にマスタの先端が版胴のクランパ
で挾持されて版胴の外周に巻き付けられるようになって
いる。ところが、最近では、印刷画質の向上や版そのも
ののコストを下げるために、上記支持体の全くない実質
的に上記フィルムのみからなるマスタ(以下、単に「マ
スタ」という)あるいは上記フィルムの薄い孔版マスタ
が用いられるようになりつつある。このようなマスタで
は、それ自体の腰が弱いため搬送が不安定となりジャム
が多発してしまうので、マスタ自体の腰の強さを利用し
て給版・搬送する従来方式の採用は困難となった。
【0006】このような不具合を解決するものとして、
例えば特公平5−70595号公報に示されているよう
な技術が有効であると考えられる。すなわち、版胴(印
刷ドラム)の周壁部(支持円筒体)の外周に近接して配
設され、該周壁部に対し相対的に回動し得る着排版ユニ
ット(給版ユニット及び排版ユニット)を有し、該着排
版ユニットは、少なくとも、孔版原紙の一端がロール状
に巻回されて収納されている原紙供給部(給版ロールの
給版ロール軸を支持している給版ロール軸支持手段)
と、原紙供給部からの孔版原紙の他端を巻き取り収容す
る排版巻取部(排版ロールの排版ロール軸を支持してい
る排版ロール軸支持手段)と、孔版原紙を製版する穿孔
製版手段(製版手段)とを具備していて、原紙供給部の
給版ロールよりマスタを供給し、排版巻取部における排
版ロールの排版ロール軸で巻き取りながら排版を行うも
のである。
例えば特公平5−70595号公報に示されているよう
な技術が有効であると考えられる。すなわち、版胴(印
刷ドラム)の周壁部(支持円筒体)の外周に近接して配
設され、該周壁部に対し相対的に回動し得る着排版ユニ
ット(給版ユニット及び排版ユニット)を有し、該着排
版ユニットは、少なくとも、孔版原紙の一端がロール状
に巻回されて収納されている原紙供給部(給版ロールの
給版ロール軸を支持している給版ロール軸支持手段)
と、原紙供給部からの孔版原紙の他端を巻き取り収容す
る排版巻取部(排版ロールの排版ロール軸を支持してい
る排版ロール軸支持手段)と、孔版原紙を製版する穿孔
製版手段(製版手段)とを具備していて、原紙供給部の
給版ロールよりマスタを供給し、排版巻取部における排
版ロールの排版ロール軸で巻き取りながら排版を行うも
のである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記技
術においては、印刷ドラム(版胴)に巻装され一度印刷
に使用された使用済マスタには、インキが付着している
ため、その使用済マスタを巻き取るときにそのインキも
一緒に巻き取ってしまう。その一緒に巻き取られたイン
キは、巻き取るときの張力や経時変化等により、巻き取
られた使用済マスタの両端から滲み出てくる。こうして
滲み出たインキは排版ロール軸上に溜り、そのまま放置
した場合には、上記インキがある量に達すると、そのイ
ンキが印刷ドラム上等に滴下し印刷物に汚れが発生した
り、あるいは印刷等により印刷ドラムが回転している場
合には、インキが、印刷装置等の周辺に飛び散って上記
汚れを発生させる他に印刷装置周辺の機構部分に付着し
て装置故障の原因となってしまう問題点がある。
術においては、印刷ドラム(版胴)に巻装され一度印刷
に使用された使用済マスタには、インキが付着している
ため、その使用済マスタを巻き取るときにそのインキも
一緒に巻き取ってしまう。その一緒に巻き取られたイン
キは、巻き取るときの張力や経時変化等により、巻き取
られた使用済マスタの両端から滲み出てくる。こうして
滲み出たインキは排版ロール軸上に溜り、そのまま放置
した場合には、上記インキがある量に達すると、そのイ
ンキが印刷ドラム上等に滴下し印刷物に汚れが発生した
り、あるいは印刷等により印刷ドラムが回転している場
合には、インキが、印刷装置等の周辺に飛び散って上記
汚れを発生させる他に印刷装置周辺の機構部分に付着し
て装置故障の原因となってしまう問題点がある。
【0008】したがって、かかる問題点を解決するため
に、本発明は、排版ロール軸上に滲み出たインキが、印
刷ドラム上等に滴下したり、印刷装置の周辺に飛散し
て、印刷物が汚れたり装置故障の原因となってしまうこ
とのない孔版式製版印刷装置を提供することを目的とす
る。
に、本発明は、排版ロール軸上に滲み出たインキが、印
刷ドラム上等に滴下したり、印刷装置の周辺に飛散し
て、印刷物が汚れたり装置故障の原因となってしまうこ
とのない孔版式製版印刷装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明は、外周面に孔版用のマス
タが巻き付けられ回転中心軸の周りに回転する印刷ドラ
ムと、上記印刷ドラムの内周面にインキを供給するイン
キ供給手段と、上記マスタの一端が給版ロール軸の周り
に巻き付けられ該マスタを上記印刷ドラムに供給する給
版ロールの上記給版ロール軸を支持する給版ロール軸支
持手段と、上記マスタを製版する製版手段と、上記マス
タの他端が排版ロール軸の周りに巻き付けられ使用済マ
スタを上記印刷ドラムから巻き取る排版ロールの上記排
版ロール軸を支持する排版ロール軸支持手段と、上記回
転中心軸の周りに上記印刷ドラムに対して回動自在であ
り、上記給版ロール軸支持手段及び上記排版ロール軸支
持手段を有する給排版ユニットとを具備する孔版式製版
印刷装置であって、上記使用済マスタを上記排版ロール
に巻き取るための巻取開口部を備え、該巻取開口部を除
き、上記排版ロールを実質的に密閉する排版ロールカバ
ーと、その基端部が上記巻取開口部の下端縁及び/又は
上端縁近傍に設けられ、その先端部が上記排版ロールカ
バーの内方に延びて上記使用済マスタのインキ付着面及
び/又は印刷面に当接する弾性部材とを有することを特
徴としている。
ために、請求項1記載の発明は、外周面に孔版用のマス
タが巻き付けられ回転中心軸の周りに回転する印刷ドラ
ムと、上記印刷ドラムの内周面にインキを供給するイン
キ供給手段と、上記マスタの一端が給版ロール軸の周り
に巻き付けられ該マスタを上記印刷ドラムに供給する給
版ロールの上記給版ロール軸を支持する給版ロール軸支
持手段と、上記マスタを製版する製版手段と、上記マス
タの他端が排版ロール軸の周りに巻き付けられ使用済マ
スタを上記印刷ドラムから巻き取る排版ロールの上記排
版ロール軸を支持する排版ロール軸支持手段と、上記回
転中心軸の周りに上記印刷ドラムに対して回動自在であ
り、上記給版ロール軸支持手段及び上記排版ロール軸支
持手段を有する給排版ユニットとを具備する孔版式製版
印刷装置であって、上記使用済マスタを上記排版ロール
に巻き取るための巻取開口部を備え、該巻取開口部を除
き、上記排版ロールを実質的に密閉する排版ロールカバ
ーと、その基端部が上記巻取開口部の下端縁及び/又は
上端縁近傍に設けられ、その先端部が上記排版ロールカ
バーの内方に延びて上記使用済マスタのインキ付着面及
び/又は印刷面に当接する弾性部材とを有することを特
徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の孔
版式製版印刷装置において、上記排版ロールカバーに
は、上記排版ロール軸を回転自在に支持する軸受部が設
けられ、上記排版ロール軸と上記軸受部との間に、上記
排版ロールから滲み出たインキの漏れを防ぐためのシー
ル部材を設けたことを特徴としている。
版式製版印刷装置において、上記排版ロールカバーに
は、上記排版ロール軸を回転自在に支持する軸受部が設
けられ、上記排版ロール軸と上記軸受部との間に、上記
排版ロールから滲み出たインキの漏れを防ぐためのシー
ル部材を設けたことを特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の孔版式製版印刷装置において、上記排版ロールから
滲み出たインキを吸収するインキ吸収部材を、上記排版
ロールカバーの内側に配設したことを特徴としている。
載の孔版式製版印刷装置において、上記排版ロールから
滲み出たインキを吸収するインキ吸収部材を、上記排版
ロールカバーの内側に配設したことを特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載の孔
版式製版印刷装置において、上記インキ吸収部材を、上
記排版ロール端部近傍の上記排版ロール軸を支持する上
記排版ロールカバーの側壁に設けたことを特徴としてい
る。
版式製版印刷装置において、上記インキ吸収部材を、上
記排版ロール端部近傍の上記排版ロール軸を支持する上
記排版ロールカバーの側壁に設けたことを特徴としてい
る。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項4記載の孔
版式製版印刷装置において、上記インキ吸収部材が多孔
質構造を有し、その多孔質の孔径が、上記排版ロール軸
の支持部から遠ざかるほど大きいことを特徴としてい
る。
版式製版印刷装置において、上記インキ吸収部材が多孔
質構造を有し、その多孔質の孔径が、上記排版ロール軸
の支持部から遠ざかるほど大きいことを特徴としてい
る。
【0014】なお、上記排版ロールを実質的に密閉する
排版ロールカバーとは、請求項3記載の発明において
は、使用済マスタの巻き取り部分の両端から排版ロール
軸上に滲み出て排版ロールカバー内に滴下するインキ
が、あるいは、印刷時に印刷ドラム及び給排版ユニット
と共に排版ロールカバーが回転されたときに排版ロール
カバー内に飛び散るインキが、排版ロールカバー以外の
インキ吸収部材等の手段で吸収されるので、排版ロール
カバーの巻取開口部を除く全ての部位を略密閉すればよ
い構成も含む。
排版ロールカバーとは、請求項3記載の発明において
は、使用済マスタの巻き取り部分の両端から排版ロール
軸上に滲み出て排版ロールカバー内に滴下するインキ
が、あるいは、印刷時に印刷ドラム及び給排版ユニット
と共に排版ロールカバーが回転されたときに排版ロール
カバー内に飛び散るインキが、排版ロールカバー以外の
インキ吸収部材等の手段で吸収されるので、排版ロール
カバーの巻取開口部を除く全ての部位を略密閉すればよ
い構成も含む。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明によれば、使用済マスタを
排版ロールに巻き取るために必要な巻取開口部を除き、
排版ロールを実質的に密閉する排版ロールカバーを有す
ることにより、使用済マスタの巻き取り部分の両端から
排版ロール軸上に滲み出て滴下するインキが排版ロール
カバー内に収納されると共に、その基端部が上記巻取開
口部の下端縁及び/又は上端縁近傍に設けられ、その先
端部が排版ロールカバーの内方に延びて使用済マスタの
インキ付着面及び/又は印刷面に当接する弾性部材によ
り、巻取開口部が覆われているので、印刷時等に印刷ド
ラム及び給排版ユニットと一緒に排版ロールカバーが回
転されたときにも、巻取開口部から上記インキが印刷装
置等の周辺部へ飛散しない。
排版ロールに巻き取るために必要な巻取開口部を除き、
排版ロールを実質的に密閉する排版ロールカバーを有す
ることにより、使用済マスタの巻き取り部分の両端から
排版ロール軸上に滲み出て滴下するインキが排版ロール
カバー内に収納されると共に、その基端部が上記巻取開
口部の下端縁及び/又は上端縁近傍に設けられ、その先
端部が排版ロールカバーの内方に延びて使用済マスタの
インキ付着面及び/又は印刷面に当接する弾性部材によ
り、巻取開口部が覆われているので、印刷時等に印刷ド
ラム及び給排版ユニットと一緒に排版ロールカバーが回
転されたときにも、巻取開口部から上記インキが印刷装
置等の周辺部へ飛散しない。
【0016】請求項2記載の発明によれば、さらに、排
版ロール軸と排版ロールカバーの軸受部との間に、排版
ロールから滲み出たインキの漏れを防ぐためのシール部
材を設けたので、排版ロール軸表面を伝わる上記インキ
が、シール部材によりその通過を阻害されて軸受部から
排版ロールカバー外に漏れ出さない。
版ロール軸と排版ロールカバーの軸受部との間に、排版
ロールから滲み出たインキの漏れを防ぐためのシール部
材を設けたので、排版ロール軸表面を伝わる上記インキ
が、シール部材によりその通過を阻害されて軸受部から
排版ロールカバー外に漏れ出さない。
【0017】請求項3記載の発明によれば、排版ロール
カバー内に収納されたインキが、さらに、排版ロールカ
バーの内側に配設されたインキ吸収部材で吸収されるの
で、排版ロールカバー内に収納されたインキがより確実
に保持される。
カバー内に収納されたインキが、さらに、排版ロールカ
バーの内側に配設されたインキ吸収部材で吸収されるの
で、排版ロールカバー内に収納されたインキがより確実
に保持される。
【0018】請求項4記載の発明によれば、使用済マス
タの巻き取り部分の両端から排版ロールの軸上に滲み出
たインキが、排版ロールの両端に一番近い、排版ロール
端部近傍の排版ロール軸を支持する排版ロールカバーの
側壁に設けられたインキ吸収部材で迅速、かつ、確実に
吸収される。
タの巻き取り部分の両端から排版ロールの軸上に滲み出
たインキが、排版ロールの両端に一番近い、排版ロール
端部近傍の排版ロール軸を支持する排版ロールカバーの
側壁に設けられたインキ吸収部材で迅速、かつ、確実に
吸収される。
【0019】請求項5記載の発明によれば、インキ吸収
部材が多孔質構造を有し、その多孔質の孔径が、排版ロ
ール軸の支持部から遠ざかるほど大きいことにより、さ
らに、使用済マスタの巻き取り部分の両端から排版ロー
ルの軸上に滲み出たインキが、インキ吸収部材の多孔質
の孔径の大きい方へ順次浸透しつつ拡散されていく。
部材が多孔質構造を有し、その多孔質の孔径が、排版ロ
ール軸の支持部から遠ざかるほど大きいことにより、さ
らに、使用済マスタの巻き取り部分の両端から排版ロー
ルの軸上に滲み出たインキが、インキ吸収部材の多孔質
の孔径の大きい方へ順次浸透しつつ拡散されていく。
【0020】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて詳述する。
ついて詳述する。
【0021】図1乃至図12を参照して、請求項1記載
の発明に係る一実施例について詳述する。図1は、上記
実施例を示す孔版式製版印刷装置の要部構成図であり、
まず、この要部構成について説明する。図1において、
符号350は孔版式製版印刷装置を示す。符号351は
孔版式製版印刷装置350の所定位置に配設されたフレ
ームを示す。この孔版式製版印刷装置350は、フレー
ム351に支持されていて外周面に孔版用のマスタ1が
巻き付けられ回転中心軸6の周りに回転する印刷ドラム
5と、印刷ドラム5の内周面にインキを供給するインキ
供給手段60と、マスタ1の一端が給版ロール軸として
の芯管2sの周りに巻き付けられマスタ1を印刷ドラム
5に供給する給版ロール2の芯管2sを支持する給版ロ
ール軸支持手段175と、マスタ1の他端が排版ロール
軸としての巻取軸9の周りに巻き付けられ使用済マスタ
1bを印刷ドラム5から巻き取る排版ロール10の巻取
軸9を支持する排版ロール軸支持手段185と、回転中
心軸6の周りに印刷ドラム5に対して回動自在であり、
給版ロール軸支持手段175及び排版ロール軸支持手段
185を有する給排版ユニット190と、孔版式製版印
刷装置350の本体側(以下、単に「印刷装置本体側」
という)に支持された、マスタ1を製版する製版手段と
してのサーマルヘッド4と、給版ロール軸支持手段17
5の近傍に配設され製版時にマスタ1をサーマルヘッド
4に押し付けながらマスタ搬送方向に搬送するプラテン
ローラ3と、使用済マスタ1bを排版ロール10に巻き
取るための巻取開口部69(図9参照)を備え、巻取開
口部69を除き、排版ロール10を密閉する排版ロール
カバー65とから主に構成されている。
の発明に係る一実施例について詳述する。図1は、上記
実施例を示す孔版式製版印刷装置の要部構成図であり、
まず、この要部構成について説明する。図1において、
符号350は孔版式製版印刷装置を示す。符号351は
孔版式製版印刷装置350の所定位置に配設されたフレ
ームを示す。この孔版式製版印刷装置350は、フレー
ム351に支持されていて外周面に孔版用のマスタ1が
巻き付けられ回転中心軸6の周りに回転する印刷ドラム
5と、印刷ドラム5の内周面にインキを供給するインキ
供給手段60と、マスタ1の一端が給版ロール軸として
の芯管2sの周りに巻き付けられマスタ1を印刷ドラム
5に供給する給版ロール2の芯管2sを支持する給版ロ
ール軸支持手段175と、マスタ1の他端が排版ロール
軸としての巻取軸9の周りに巻き付けられ使用済マスタ
1bを印刷ドラム5から巻き取る排版ロール10の巻取
軸9を支持する排版ロール軸支持手段185と、回転中
心軸6の周りに印刷ドラム5に対して回動自在であり、
給版ロール軸支持手段175及び排版ロール軸支持手段
185を有する給排版ユニット190と、孔版式製版印
刷装置350の本体側(以下、単に「印刷装置本体側」
という)に支持された、マスタ1を製版する製版手段と
してのサーマルヘッド4と、給版ロール軸支持手段17
5の近傍に配設され製版時にマスタ1をサーマルヘッド
4に押し付けながらマスタ搬送方向に搬送するプラテン
ローラ3と、使用済マスタ1bを排版ロール10に巻き
取るための巻取開口部69(図9参照)を備え、巻取開
口部69を除き、排版ロール10を密閉する排版ロール
カバー65とから主に構成されている。
【0022】給排版ユニット190は、給版ロール軸支
持手段175、給版ロール2、プラテンローラ3、後述
するバランサウェイト90a,90b、排版ロール軸支
持手段185、排版ロール10、排版ロールカバー6
5、後述する給排版アーム対91a,91b、排版ロー
ル用歯車51及び給排版用摩擦クラッチ92から主に構
成される。
持手段175、給版ロール2、プラテンローラ3、後述
するバランサウェイト90a,90b、排版ロール軸支
持手段185、排版ロール10、排版ロールカバー6
5、後述する給排版アーム対91a,91b、排版ロー
ル用歯車51及び給排版用摩擦クラッチ92から主に構
成される。
【0023】なお、印刷ドラム5、後述するドラム軸9
3a,93b、給排版ユニット190及びインキ供給手
段60等がドラムユニット220を構成していて、ドラ
ムユニット220は印刷装置本体側からフレーム351
を介して図示しない脱着機構によって着脱自在となって
いる(図2参照)。
3a,93b、給排版ユニット190及びインキ供給手
段60等がドラムユニット220を構成していて、ドラ
ムユニット220は印刷装置本体側からフレーム351
を介して図示しない脱着機構によって着脱自在となって
いる(図2参照)。
【0024】以下、印刷ドラム5廻りの構成、インキ供
給手段60、給排版ユニット190の各構成要素、サー
マルヘッド4廻りの構成等について説明する。
給手段60、給排版ユニット190の各構成要素、サー
マルヘッド4廻りの構成等について説明する。
【0025】図2において、印刷ドラム5は、回転中心
軸6方向に延在して設けられていて、インキ通過性の多
数かつ微細な開孔部5hが形成された樹脂あるいは金属
製の支持円筒体5aと、その外周面に巻き付けられた複
数層のメッシュスクリーン5bとの2層構造となってい
る。支持円筒体5aには、その円周上の略3分の2の範
囲にわたり開孔部5hが形成された印刷可能領域Pa
と、開孔部5hが形成されていない、インキ不通過性の
非印刷領域Hとが形成されている。印刷ドラム5の印刷
可能領域Paは、後述する圧胴115の凸部と対応する
範囲でマスタ1の幅よりも狭い範囲で開孔部5hが形成
されていて、それ以外の部分は非開孔部となっている。
印刷ドラム5の非印刷領域Hは、同図に示すように、そ
の両側端縁部にも設けられている。なお、メッシュスク
リーン5bの厚さは、0.1mm程度であるが、同図に
はこれを誇張して示す。なお、図1、図3、図5及び図
6、並びに後述する図13、図16においては、図の簡
明化を図るためメッシュスクリーン5bの図示を省略し
ている。
軸6方向に延在して設けられていて、インキ通過性の多
数かつ微細な開孔部5hが形成された樹脂あるいは金属
製の支持円筒体5aと、その外周面に巻き付けられた複
数層のメッシュスクリーン5bとの2層構造となってい
る。支持円筒体5aには、その円周上の略3分の2の範
囲にわたり開孔部5hが形成された印刷可能領域Pa
と、開孔部5hが形成されていない、インキ不通過性の
非印刷領域Hとが形成されている。印刷ドラム5の印刷
可能領域Paは、後述する圧胴115の凸部と対応する
範囲でマスタ1の幅よりも狭い範囲で開孔部5hが形成
されていて、それ以外の部分は非開孔部となっている。
印刷ドラム5の非印刷領域Hは、同図に示すように、そ
の両側端縁部にも設けられている。なお、メッシュスク
リーン5bの厚さは、0.1mm程度であるが、同図に
はこれを誇張して示す。なお、図1、図3、図5及び図
6、並びに後述する図13、図16においては、図の簡
明化を図るためメッシュスクリーン5bの図示を省略し
ている。
【0026】図1乃至図4において、支持円筒体5a及
びメッシュスクリーン5bの両側端部は、これらの両側
端部を挾んで配設された円板状のドラムフランジ部12
a,12bの外周部に取り付けられている。各ドラムフ
ランジ部12a,12bの中央基部にはドラム軸93
a,93bがそれぞれ一体的に形成されていて、印刷ド
ラム5は、軸受14を介して回転中心軸6に回動可能に
支持されている。印刷ドラム5は、後述するドラム駆動
手段230により、図1に示す矢印A方向に回転駆動さ
れる。
びメッシュスクリーン5bの両側端部は、これらの両側
端部を挾んで配設された円板状のドラムフランジ部12
a,12bの外周部に取り付けられている。各ドラムフ
ランジ部12a,12bの中央基部にはドラム軸93
a,93bがそれぞれ一体的に形成されていて、印刷ド
ラム5は、軸受14を介して回転中心軸6に回動可能に
支持されている。印刷ドラム5は、後述するドラム駆動
手段230により、図1に示す矢印A方向に回転駆動さ
れる。
【0027】両ドラム軸93a,93b上には、印刷ド
ラム5を挟んで一対の給排版アーム91a,91b(以
下、「給排版アーム対91a,91b」というときがあ
る)が、図示しない軸受を介して回転中心軸6に対して
回動自在に支持されている。各給排版アーム91a,9
1bの基部は給排版用摩擦クラッチ92を介してドラム
軸93a,93bに連結されている。給排版用摩擦クラ
ッチ92は、後述するように、印刷時に、各給排版アー
ム91a,91bとドラム軸93a,93bとを接続し
て一体的に回動させ、一方、製版及び排版時に給排版ア
ーム91a,91bとドラム軸93a,93bとの接続
を断つようにそれぞれ設定されている。給排版用摩擦ク
ラッチ92は、ジャム時の手操作処置のために手動で外
れるようになっている。
ラム5を挟んで一対の給排版アーム91a,91b(以
下、「給排版アーム対91a,91b」というときがあ
る)が、図示しない軸受を介して回転中心軸6に対して
回動自在に支持されている。各給排版アーム91a,9
1bの基部は給排版用摩擦クラッチ92を介してドラム
軸93a,93bに連結されている。給排版用摩擦クラ
ッチ92は、後述するように、印刷時に、各給排版アー
ム91a,91bとドラム軸93a,93bとを接続し
て一体的に回動させ、一方、製版及び排版時に給排版ア
ーム91a,91bとドラム軸93a,93bとの接続
を断つようにそれぞれ設定されている。給排版用摩擦ク
ラッチ92は、ジャム時の手操作処置のために手動で外
れるようになっている。
【0028】図2に示すように、ドラム軸93bの一端
側にはドラム歯車17が一体形成されている。ドラム歯
車17の外側には、印刷装置本体側の図示しない側板に
固設されドラム駆動軸18の一端に連結された駆動モー
タMが配設されている。ドラム駆動軸18の他端には、
ドラムユニット220装着時にドラム歯車17と噛合す
る歯部が形成された駆動歯車19が固設されている。上
記のとおり、ドラム駆動手段230は、駆動モータM、
ドラム駆動軸18及び駆動歯車19から構成される。な
お、ドラム駆動手段230は図2のみに示す。
側にはドラム歯車17が一体形成されている。ドラム歯
車17の外側には、印刷装置本体側の図示しない側板に
固設されドラム駆動軸18の一端に連結された駆動モー
タMが配設されている。ドラム駆動軸18の他端には、
ドラムユニット220装着時にドラム歯車17と噛合す
る歯部が形成された駆動歯車19が固設されている。上
記のとおり、ドラム駆動手段230は、駆動モータM、
ドラム駆動軸18及び駆動歯車19から構成される。な
お、ドラム駆動手段230は図2のみに示す。
【0029】図1乃至図3にのみ示すように、各給排版
アーム91a,91bの基部側には、図1及び図3に示
すホームポジション(以下、「定位置」あるいは「給版
位置」というときがある)状態における各給排版アーム
91a,91bに対して回転中心軸6を介して対称位置
に、回転バランスを保持するための、比重大の材料から
成るバランサウエィト90a,90bが固設されてい
る。バランサウエィト90a,90bは、各給排版アー
ム91a,91bが回転した場合に他の部品に干渉しな
いようにそれぞれ配置されている。バランサウエィト9
0a,90bは、側面視において略扇状を成し、回転中
心軸6に対する給排版ユニット190の回転モーメント
成分と釣り合うようにその大きさ及び重量が設定されて
いる。後述するように、印刷工程において、印刷ドラム
5及び給排版ユニット190は、一体となって高速で回
転する。このとき、上記のように、バランサウエィト9
0a,90bが設けられているため、これらの一体化し
た物体の全体としては、回転バランスが良くなって回転
時の負荷変動が小さくなるので、より安定した高速印刷
を行なえる。また、この実施例においてホームポジショ
ン(給版位置)とは、給版ロール軸支持手段175の部
位が回転中心軸6における鉛直面の略真上の位置を占め
た状態をいう。
アーム91a,91bの基部側には、図1及び図3に示
すホームポジション(以下、「定位置」あるいは「給版
位置」というときがある)状態における各給排版アーム
91a,91bに対して回転中心軸6を介して対称位置
に、回転バランスを保持するための、比重大の材料から
成るバランサウエィト90a,90bが固設されてい
る。バランサウエィト90a,90bは、各給排版アー
ム91a,91bが回転した場合に他の部品に干渉しな
いようにそれぞれ配置されている。バランサウエィト9
0a,90bは、側面視において略扇状を成し、回転中
心軸6に対する給排版ユニット190の回転モーメント
成分と釣り合うようにその大きさ及び重量が設定されて
いる。後述するように、印刷工程において、印刷ドラム
5及び給排版ユニット190は、一体となって高速で回
転する。このとき、上記のように、バランサウエィト9
0a,90bが設けられているため、これらの一体化し
た物体の全体としては、回転バランスが良くなって回転
時の負荷変動が小さくなるので、より安定した高速印刷
を行なえる。また、この実施例においてホームポジショ
ン(給版位置)とは、給版ロール軸支持手段175の部
位が回転中心軸6における鉛直面の略真上の位置を占め
た状態をいう。
【0030】各給排版アーム91a,91bの自由端部
の間には、各両アームを連結して剛性を保持するための
図示しない連結部材が他の部品に干渉しないようにそれ
ぞれ橋架されている。
の間には、各両アームを連結して剛性を保持するための
図示しない連結部材が他の部品に干渉しないようにそれ
ぞれ橋架されている。
【0031】図1において、インキ供給手段60は、印
刷ドラム5の内部に配設され印刷ドラム5の内周面、す
なわち支持円筒体5aの内周面にインキを供給するイン
キローラ20と、インキローラ20と微小間隙を置いて
平行に配置されていて、インキローラ20との間にイン
キ溜り21を形成するドクタローラ22と、印刷ドラム
5の回転中心軸6を兼ねると共にインキ溜り21へイン
キを供給するインキ供給パイプ6とから主に構成されて
いる。
刷ドラム5の内部に配設され印刷ドラム5の内周面、す
なわち支持円筒体5aの内周面にインキを供給するイン
キローラ20と、インキローラ20と微小間隙を置いて
平行に配置されていて、インキローラ20との間にイン
キ溜り21を形成するドクタローラ22と、印刷ドラム
5の回転中心軸6を兼ねると共にインキ溜り21へイン
キを供給するインキ供給パイプ6とから主に構成されて
いる。
【0032】インキローラ20は、回転中心軸6に固設
された図示しない側板によりその軸部を回転自在に支持
されていて、図示しない歯車及びベルト等の駆動伝達手
段により印刷ドラム5の回転と同期して印刷ドラム5の
回転方向と同じ方向に回転駆動される。インキローラ2
0の表面部には、耐油性ニトリルゴム、フッ素ゴム、あ
るいは樹脂等からなる弾性体が形成されており、後述す
る押圧手段が接触するときの衝撃音を低減している。
された図示しない側板によりその軸部を回転自在に支持
されていて、図示しない歯車及びベルト等の駆動伝達手
段により印刷ドラム5の回転と同期して印刷ドラム5の
回転方向と同じ方向に回転駆動される。インキローラ2
0の表面部には、耐油性ニトリルゴム、フッ素ゴム、あ
るいは樹脂等からなる弾性体が形成されており、後述す
る押圧手段が接触するときの衝撃音を低減している。
【0033】インキローラ20に対向する印刷ドラム5
の外周面下方には、押圧手段としての圧胴115が偏芯
軸117の周りに図示矢印B方向に回転可能に設けられ
ている。偏芯軸117は、印刷装置本体側の図示しない
本体側板に支持されていて、印刷装置本体側に設けられ
た圧胴駆動装置に連結されている。圧胴115は、印刷
時に印刷ドラム5に印刷用紙Pを介して圧接する印刷位
置と、非印刷時に印刷ドラム5の外周面から離間した非
印刷位置とを選択的に占めるようになっている。圧胴1
15の外周面は、印刷用紙Pを介して印刷ドラム5の外
周面に巻き付けられたマスタ1に圧接するようになって
いて、圧胴115の外周部の一部分には、印刷ドラム5
の外周よりも遠心方向に突出している給排版ユニット1
90の突出部分との干渉を避けるための切欠凹部118
が形成されている。圧胴115は、給排版ユニット19
0の上記突出部分と切欠凹部118とが合致するよう
に、後述する給紙装置及び給排版ユニット190と相互
に動作タイミングが取られて、すなわち相互に同期して
印刷ドラム5と略同じ周速度で回転駆動されるようにな
っている。圧胴115の切欠凹部118の一部には、圧
胴軸線に平行に印刷用紙Pの先端を挾持するための開閉
自在なクワエ爪116が設けられている。クワエ爪11
6は、図示しないカム等を有しクワエ爪116を強制的
に開閉する開閉手段により所定位置で開閉される。な
お、圧胴115は、例えば、特開平5−201115号
公報に記載されているようなプレス胴、あるいは実公昭
55−23867号公報に添付された明細書及び図面に
記載された圧胴4と類似であるためその細部の説明を省
略する。
の外周面下方には、押圧手段としての圧胴115が偏芯
軸117の周りに図示矢印B方向に回転可能に設けられ
ている。偏芯軸117は、印刷装置本体側の図示しない
本体側板に支持されていて、印刷装置本体側に設けられ
た圧胴駆動装置に連結されている。圧胴115は、印刷
時に印刷ドラム5に印刷用紙Pを介して圧接する印刷位
置と、非印刷時に印刷ドラム5の外周面から離間した非
印刷位置とを選択的に占めるようになっている。圧胴1
15の外周面は、印刷用紙Pを介して印刷ドラム5の外
周面に巻き付けられたマスタ1に圧接するようになって
いて、圧胴115の外周部の一部分には、印刷ドラム5
の外周よりも遠心方向に突出している給排版ユニット1
90の突出部分との干渉を避けるための切欠凹部118
が形成されている。圧胴115は、給排版ユニット19
0の上記突出部分と切欠凹部118とが合致するよう
に、後述する給紙装置及び給排版ユニット190と相互
に動作タイミングが取られて、すなわち相互に同期して
印刷ドラム5と略同じ周速度で回転駆動されるようにな
っている。圧胴115の切欠凹部118の一部には、圧
胴軸線に平行に印刷用紙Pの先端を挾持するための開閉
自在なクワエ爪116が設けられている。クワエ爪11
6は、図示しないカム等を有しクワエ爪116を強制的
に開閉する開閉手段により所定位置で開閉される。な
お、圧胴115は、例えば、特開平5−201115号
公報に記載されているようなプレス胴、あるいは実公昭
55−23867号公報に添付された明細書及び図面に
記載された圧胴4と類似であるためその細部の説明を省
略する。
【0034】圧胴115の図において右側近傍には、図
示しない給紙部より図示しない用紙搬送手段によってそ
の上流側より分離給送される印刷用紙Pを、印刷ドラム
5と圧胴115との間に所定のタイミングを取って搬送
する上下一対のフィードローラ対24a,24bが配設
されている。フィードローラ対24a,24bは、印刷
装置本体側の図示しない本体側板に回転自在に支持され
ている。印刷ドラム5とフィードローラ対24a,24
bとの間の用紙搬送路の上方には、フィードローラ対2
4a,24bからの印刷用紙Pの給送を検知するための
用紙検知センサ110が配設されている。
示しない給紙部より図示しない用紙搬送手段によってそ
の上流側より分離給送される印刷用紙Pを、印刷ドラム
5と圧胴115との間に所定のタイミングを取って搬送
する上下一対のフィードローラ対24a,24bが配設
されている。フィードローラ対24a,24bは、印刷
装置本体側の図示しない本体側板に回転自在に支持され
ている。印刷ドラム5とフィードローラ対24a,24
bとの間の用紙搬送路の上方には、フィードローラ対2
4a,24bからの印刷用紙Pの給送を検知するための
用紙検知センサ110が配設されている。
【0035】圧胴115の図において左側近傍には、圧
胴115に近接して印刷済みの印刷用紙Pを剥離する排
紙爪114と、上記本体側板に回転自在に支持された搬
送ローラ前111及び搬送ローラ後112との間に貼設
された搬送ベルト113、図示しない吸着ファンから構
成された吸着搬送装置とが設けられている。搬送ベルト
113は、図示しない駆動手段により、印刷ドラム5の
周速度よりも速い搬送速度で駆動されるように設定され
ている。
胴115に近接して印刷済みの印刷用紙Pを剥離する排
紙爪114と、上記本体側板に回転自在に支持された搬
送ローラ前111及び搬送ローラ後112との間に貼設
された搬送ベルト113、図示しない吸着ファンから構
成された吸着搬送装置とが設けられている。搬送ベルト
113は、図示しない駆動手段により、印刷ドラム5の
周速度よりも速い搬送速度で駆動されるように設定され
ている。
【0036】図1、図3、図5及び図8等において、マ
スタ1は、非常に薄い3μm厚の実質的に熱可塑性樹脂
フィルムのみから成り、給版ロール2の小径の芯管2s
に連続シート状に巻かれている。マスタ1のサーマルヘ
ッド4との当接面には帯電防止剤が塗布されている。こ
こで、実質的に熱可塑性樹脂フィルムのみから成るマス
タとは、マスタが熱可塑性樹脂フィルムのみから成るも
のの他、熱可塑性樹脂フィルムに帯電防止剤等の微量成
分を含有させてなるもの、さらには熱可塑性樹脂フィル
ムの両主面、すなわち表面及び裏面のうち少なくとも一
方にオーバーコート層等の薄膜層を1層又は複数層形成
して成るものを含む。
スタ1は、非常に薄い3μm厚の実質的に熱可塑性樹脂
フィルムのみから成り、給版ロール2の小径の芯管2s
に連続シート状に巻かれている。マスタ1のサーマルヘ
ッド4との当接面には帯電防止剤が塗布されている。こ
こで、実質的に熱可塑性樹脂フィルムのみから成るマス
タとは、マスタが熱可塑性樹脂フィルムのみから成るも
のの他、熱可塑性樹脂フィルムに帯電防止剤等の微量成
分を含有させてなるもの、さらには熱可塑性樹脂フィル
ムの両主面、すなわち表面及び裏面のうち少なくとも一
方にオーバーコート層等の薄膜層を1層又は複数層形成
して成るものを含む。
【0037】給版ロール軸支持手段175は、後述す
る、着脱溝7h及びブレーキユニット26で構成されて
いる。
る、着脱溝7h及びブレーキユニット26で構成されて
いる。
【0038】図1、図3、図5及び図6において、給排
版アーム対91a,91bの自由端部の略中央部には、
給版ロール2若しくは未使用給版ロール2Uを着脱する
ためのU字状の着脱溝7hがそれぞれ形成されている。
各着脱溝7hには、給版ロール2の各端部の芯管2sに
所定の制動力を負荷するブレーキユニット26がそれぞ
れ設けられていて、給版ロール2は両端部の芯管2sを
介して両ブレーキユニット26により回転可能、かつ、
着脱可能に支持されていると共に、給排版アーム対91
a,91bの回動時にブレーキユニット26からその慣
性により外れたりしないように支持されている。したが
って、給版ロール2の両端部の芯管2sには常時所定の
制動力が負荷されていて、給版ロール2から引き出され
るマスタ1には常に一定の張力が付与される。給版ロー
ル2は、その外径寸法が従来のものに比べて著しく小さ
くなっている。
版アーム対91a,91bの自由端部の略中央部には、
給版ロール2若しくは未使用給版ロール2Uを着脱する
ためのU字状の着脱溝7hがそれぞれ形成されている。
各着脱溝7hには、給版ロール2の各端部の芯管2sに
所定の制動力を負荷するブレーキユニット26がそれぞ
れ設けられていて、給版ロール2は両端部の芯管2sを
介して両ブレーキユニット26により回転可能、かつ、
着脱可能に支持されていると共に、給排版アーム対91
a,91bの回動時にブレーキユニット26からその慣
性により外れたりしないように支持されている。したが
って、給版ロール2の両端部の芯管2sには常時所定の
制動力が負荷されていて、給版ロール2から引き出され
るマスタ1には常に一定の張力が付与される。給版ロー
ル2は、その外径寸法が従来のものに比べて著しく小さ
くなっている。
【0039】給版ロール2支持部近傍の図において右側
における給排版アーム対91a,91bには、給版ロー
ル2から供給されるマスタ1を自身の周面の一部に巻き
付けて搬送するプラテンローラ3が、給排版アーム対9
1a,91bに回転自在に支持された軸3sに取り付け
られている。プラテンローラ3は、印刷ドラム5の外周
面と隙間をもって給排版アーム対91a,91bに支持
されている。プラテンローラ3は、JIS硬度A40°
の合成ゴムから成る帯電防止材料でできていて、回転中
心軸6と平行にその軸方向に延在して設けられている。
における給排版アーム対91a,91bには、給版ロー
ル2から供給されるマスタ1を自身の周面の一部に巻き
付けて搬送するプラテンローラ3が、給排版アーム対9
1a,91bに回転自在に支持された軸3sに取り付け
られている。プラテンローラ3は、印刷ドラム5の外周
面と隙間をもって給排版アーム対91a,91bに支持
されている。プラテンローラ3は、JIS硬度A40°
の合成ゴムから成る帯電防止材料でできていて、回転中
心軸6と平行にその軸方向に延在して設けられている。
【0040】図5において、符号210はプラテンロー
ラ駆動手段を示す。プラテンローラ駆動手段210は、
後述する、図示しないDCモータ、板カム32、カムフ
ォロアブラケット33、引張りコイルばね34、パルス
モータ28及び歯車31から主に構成される。
ラ駆動手段を示す。プラテンローラ駆動手段210は、
後述する、図示しないDCモータ、板カム32、カムフ
ォロアブラケット33、引張りコイルばね34、パルス
モータ28及び歯車31から主に構成される。
【0041】図5に示すように、プラテンローラ3の軸
3sの一端には、歯車30が固設されている。上記本体
側板には、回転駆動軸32sに連結されたDCモータ
(図示せず)が設けられていて、この回転駆動軸32s
に板カム32が取り付けられている。また、印刷装置本
体側におけるカム32の近傍には、カム32の輪郭周面
に接触して転動するローラ33a付きのカムフォロアブ
ラケット33が配設されている。
3sの一端には、歯車30が固設されている。上記本体
側板には、回転駆動軸32sに連結されたDCモータ
(図示せず)が設けられていて、この回転駆動軸32s
に板カム32が取り付けられている。また、印刷装置本
体側におけるカム32の近傍には、カム32の輪郭周面
に接触して転動するローラ33a付きのカムフォロアブ
ラケット33が配設されている。
【0042】カムフォロアブラケット33は、3角形状
の板に腕が突出した形状をなし、その3角状部の一端が
ローラ33aの取付部を形成していて、その基端が軸3
3sで上記本体側板に枢着されている。また、カムフォ
ロアブラケット33の突出した腕状の自由端は、上記本
体側板に係止された引張りコイルばね34により図にお
いて反時計回り方向の回動習性が与えられている。ま
た、カムフォロアブラケット33の突出した腕の一側端
には、その回転駆動軸31sに固設された歯車30と後
述する所定時期に噛合する歯車31を有するパルスモー
タ28が取り付けられている。
の板に腕が突出した形状をなし、その3角状部の一端が
ローラ33aの取付部を形成していて、その基端が軸3
3sで上記本体側板に枢着されている。また、カムフォ
ロアブラケット33の突出した腕状の自由端は、上記本
体側板に係止された引張りコイルばね34により図にお
いて反時計回り方向の回動習性が与えられている。ま
た、カムフォロアブラケット33の突出した腕の一側端
には、その回転駆動軸31sに固設された歯車30と後
述する所定時期に噛合する歯車31を有するパルスモー
タ28が取り付けられている。
【0043】給排版アーム対91a,91bは、図1及
び図3に示すホームポジション(給版位置)において、
図4に示すように、給排版アーム停止手段35によって
位置決め停止されるようになっている。この給排版アー
ム停止手段35は、印刷装置本体側の側板39に設けら
れた、回転中心軸6(図1に示す)と平行な方向に突出
可能な案内ピン36を有するプランジャ突出型のソレノ
イド37と、給排版アーム91aの自由端部近傍に設け
られ案内ピン36が突出して嵌合するための係止孔38
とから主に構成されている。
び図3に示すホームポジション(給版位置)において、
図4に示すように、給排版アーム停止手段35によって
位置決め停止されるようになっている。この給排版アー
ム停止手段35は、印刷装置本体側の側板39に設けら
れた、回転中心軸6(図1に示す)と平行な方向に突出
可能な案内ピン36を有するプランジャ突出型のソレノ
イド37と、給排版アーム91aの自由端部近傍に設け
られ案内ピン36が突出して嵌合するための係止孔38
とから主に構成されている。
【0044】図1及び図3において、符号50は、製版
時にサーマルヘッド4をプラテンローラ3にマスタ1を
介して当接させる製版位置(図中仮想線で示す)と、非
製版時に製版位置から離間させる非製版位置(図中実線
で示す)とに選択的に変位させるためのサーマルヘッド
接離手段を示す。サーマルヘッド接離手段50は、後述
する、図示しないDCモータ、カム47、カムフォロア
アーム48、ばね49及びサーマルヘッド4から主に構
成される。
時にサーマルヘッド4をプラテンローラ3にマスタ1を
介して当接させる製版位置(図中仮想線で示す)と、非
製版時に製版位置から離間させる非製版位置(図中実線
で示す)とに選択的に変位させるためのサーマルヘッド
接離手段を示す。サーマルヘッド接離手段50は、後述
する、図示しないDCモータ、カム47、カムフォロア
アーム48、ばね49及びサーマルヘッド4から主に構
成される。
【0045】上記本体側板には、板カム47が一体的に
取り付けられた駆動軸47sに連結された図示しないD
Cモータが固設されている。また、カム47の近傍に
は、上記本体側板に軸48sで枢着されていて、カム4
7の輪郭周面と接触して転動するローラ48a付きのカ
ムフォロアアーム48が配設されている。カムフォロア
アーム48の基端にはローラ48aの取付部が形成され
ており、その自由端にはプラテンローラ3の軸3sと平
行な方向に延在して設けられたサーマルヘッド4が取り
付けられている。またカムフォロアアーム48のローラ
48aの取付部と軸48sとの間には、その一端が上記
本体側板に係止された引張りコイルばね49の他端が係
止されている。引張りコイルばね49により、サーマル
ヘッド4には図において時計回り方向の回動習性が与え
られている。サーマルヘッド4は、マスタ1の副走査搬
送方向と直交する方向、すなわち、主走査方向に一列に
多数の微細発熱素子が配列された周知の構成を有する。
取り付けられた駆動軸47sに連結された図示しないD
Cモータが固設されている。また、カム47の近傍に
は、上記本体側板に軸48sで枢着されていて、カム4
7の輪郭周面と接触して転動するローラ48a付きのカ
ムフォロアアーム48が配設されている。カムフォロア
アーム48の基端にはローラ48aの取付部が形成され
ており、その自由端にはプラテンローラ3の軸3sと平
行な方向に延在して設けられたサーマルヘッド4が取り
付けられている。またカムフォロアアーム48のローラ
48aの取付部と軸48sとの間には、その一端が上記
本体側板に係止された引張りコイルばね49の他端が係
止されている。引張りコイルばね49により、サーマル
ヘッド4には図において時計回り方向の回動習性が与え
られている。サーマルヘッド4は、マスタ1の副走査搬
送方向と直交する方向、すなわち、主走査方向に一列に
多数の微細発熱素子が配列された周知の構成を有する。
【0046】図1、図3、図4、図6乃至図12に示す
ように、巻取軸9は、丸棒状をなしていて、ポリアミド
(PA)樹脂でできている。排版ロール10は使用済マ
スタ1bをロール円状に巻き取るものであり、その巻取
軸9には、給版ロール2から繰り出されたマスタ1の他
端が予め接着されている。巻取軸9の一端部には、切欠
き溝9a(図7参照)が形成されている。図11に示す
ように、巻取軸9の両端部には、排版ロールカバー65
にセットされたときに、排版ロール10から滲み出たイ
ンキの漏れを防ぐためのシール部材72が回転可能に予
め装着されている。シール部材72は、例えばフッ素ゴ
ム、高ニトリルゴム等の耐油性ゴムでできていて、全輪
状をなしている。
ように、巻取軸9は、丸棒状をなしていて、ポリアミド
(PA)樹脂でできている。排版ロール10は使用済マ
スタ1bをロール円状に巻き取るものであり、その巻取
軸9には、給版ロール2から繰り出されたマスタ1の他
端が予め接着されている。巻取軸9の一端部には、切欠
き溝9a(図7参照)が形成されている。図11に示す
ように、巻取軸9の両端部には、排版ロールカバー65
にセットされたときに、排版ロール10から滲み出たイ
ンキの漏れを防ぐためのシール部材72が回転可能に予
め装着されている。シール部材72は、例えばフッ素ゴ
ム、高ニトリルゴム等の耐油性ゴムでできていて、全輪
状をなしている。
【0047】図8乃至図12に示すように、排版ロール
カバー65は、これにセットされる巻取軸9のシール部
材72を中心としてカバー下67と、このカバー下67
に開閉自在に設けられたカバー上66とに分割された円
筒体状をなしている。排版ロールカバー65は、ポリプ
ロピレン(PP)又はポリエチレン(PE)樹脂ででき
ていて、一体的に形成されている。またカバー下67と
カバー上66との分割面は、閉じられたときに完全密閉
される合わせ構造を有している。カバー下67とカバー
上66との両側壁の分割面中央部内には、シール部材7
2を着脱自在に装着するための半輪状のシール着脱部7
2hが、それぞれ形成されている。図12に詳しく示す
ように、排版ロールカバー65の背面壁には、いわゆる
PPヒンジ73が形成されていて、カバー下67とカバ
ー上66とがここを回転中心として開閉される。一方、
図9及び図10のみに詳しく示すように、排版ロールカ
バー65の両周壁部には、カバー下67の上端部に嵌合
突起71が、カバー上66の下端部に嵌合突起71と自
在に嵌合可能な弾性ロック爪70がそれぞれ一体形成さ
れている。上記のとおり、排版ロールカバー65は、カ
バー下67に対してカバー上66が開閉可能になってい
て、排版ロールカバー65に排版ロール10の巻取軸9
を着脱自在、かつ、回転自在に装着することができる構
成となっている。したがって、マスタ1を全て使い終わ
ったときや、マスタ1がジャムしたときなどに、排版ロ
ールカバー65から排版ロール10をその巻取軸9ごと
取り外すことができる。
カバー65は、これにセットされる巻取軸9のシール部
材72を中心としてカバー下67と、このカバー下67
に開閉自在に設けられたカバー上66とに分割された円
筒体状をなしている。排版ロールカバー65は、ポリプ
ロピレン(PP)又はポリエチレン(PE)樹脂ででき
ていて、一体的に形成されている。またカバー下67と
カバー上66との分割面は、閉じられたときに完全密閉
される合わせ構造を有している。カバー下67とカバー
上66との両側壁の分割面中央部内には、シール部材7
2を着脱自在に装着するための半輪状のシール着脱部7
2hが、それぞれ形成されている。図12に詳しく示す
ように、排版ロールカバー65の背面壁には、いわゆる
PPヒンジ73が形成されていて、カバー下67とカバ
ー上66とがここを回転中心として開閉される。一方、
図9及び図10のみに詳しく示すように、排版ロールカ
バー65の両周壁部には、カバー下67の上端部に嵌合
突起71が、カバー上66の下端部に嵌合突起71と自
在に嵌合可能な弾性ロック爪70がそれぞれ一体形成さ
れている。上記のとおり、排版ロールカバー65は、カ
バー下67に対してカバー上66が開閉可能になってい
て、排版ロールカバー65に排版ロール10の巻取軸9
を着脱自在、かつ、回転自在に装着することができる構
成となっている。したがって、マスタ1を全て使い終わ
ったときや、マスタ1がジャムしたときなどに、排版ロ
ールカバー65から排版ロール10をその巻取軸9ごと
取り外すことができる。
【0048】図8、図9、図11及び図12において、
符号80は弾性部材としての弾性片を示す。弾性片80
は、その基端部80bが排版ロールカバー65の巻取開
口部69の下端縁近傍に設けられていて、その先端部8
0aが排版ロールカバー65の内方に延びて使用済マス
タ1bのインキ付着面1cに当接するように配設されて
いる。弾性片80における先端部80aの巻取軸9方向
の長さは、基端部80bのそれよりも長く形成されてい
て、巻取開口部69の開口部分を余裕をもって覆うよう
になっている。弾性片80の機能は、排版ロールカバー
65の内方において先端部80aが使用済マスタ1bの
インキ付着面1cに当接することによって、使用済マス
タ1bと共に巻取開口部69を覆い、巻取開口部69か
らインキが流出もしくは飛散するのを防止することであ
る。覆弾性片80は、耐インキ性を有する合成樹脂から
できていて、その先端部80aの厚さが100μmに形
成されている。数ある合成樹脂の中でも、弾性と軽量化
の点から例えばポリエチレン(PE)が好適である。
符号80は弾性部材としての弾性片を示す。弾性片80
は、その基端部80bが排版ロールカバー65の巻取開
口部69の下端縁近傍に設けられていて、その先端部8
0aが排版ロールカバー65の内方に延びて使用済マス
タ1bのインキ付着面1cに当接するように配設されて
いる。弾性片80における先端部80aの巻取軸9方向
の長さは、基端部80bのそれよりも長く形成されてい
て、巻取開口部69の開口部分を余裕をもって覆うよう
になっている。弾性片80の機能は、排版ロールカバー
65の内方において先端部80aが使用済マスタ1bの
インキ付着面1cに当接することによって、使用済マス
タ1bと共に巻取開口部69を覆い、巻取開口部69か
らインキが流出もしくは飛散するのを防止することであ
る。覆弾性片80は、耐インキ性を有する合成樹脂から
できていて、その先端部80aの厚さが100μmに形
成されている。数ある合成樹脂の中でも、弾性と軽量化
の点から例えばポリエチレン(PE)が好適である。
【0049】なお、弾性片80は、上記のものに限ら
ず、耐インキ性であればゴムや金属薄片のものでもよ
く、またその先端部80aの厚さが50〜200μmの
ものであってもよい。各図において、弾性片80は、そ
の特徴を明確にするためにその厚さが誇張されて図示さ
れている。
ず、耐インキ性であればゴムや金属薄片のものでもよ
く、またその先端部80aの厚さが50〜200μmの
ものであってもよい。各図において、弾性片80は、そ
の特徴を明確にするためにその厚さが誇張されて図示さ
れている。
【0050】図8及び図12のみに示すように、カバー
下67の上端部であって巻取開口部69及びPPヒンジ
73近傍の両周壁には、後述する取付板68bに着脱自
在に取り付けるためのU溝76が形成された着脱部左7
4、及び後述する取付板68aに蝶ボルト(図示せず)
で締結するための孔75hが形成された着脱部右75が
延出されている。
下67の上端部であって巻取開口部69及びPPヒンジ
73近傍の両周壁には、後述する取付板68bに着脱自
在に取り付けるためのU溝76が形成された着脱部左7
4、及び後述する取付板68aに蝶ボルト(図示せず)
で締結するための孔75hが形成された着脱部右75が
延出されている。
【0051】図3及び図7のみに示すように、給排版ア
ーム対91a,91bの自由端部の間には、排版ロール
カバー65のカバー下67を着脱自在に取り付け、か
つ、両アーム91a,91bの剛性を保持するための取
付板68a,68bが橋架・固設されている。取付板6
8a,68bの所定部位には、着脱部左74のU溝76
に着脱自在に係合するための、U溝76の幅よりも大き
い突起がその上端に形成された係合突起(図示せず)
が、着脱部右75の孔75hを介して上記蝶ボルトが螺
合されるめねじ68cがそれぞれ設けられている。
ーム対91a,91bの自由端部の間には、排版ロール
カバー65のカバー下67を着脱自在に取り付け、か
つ、両アーム91a,91bの剛性を保持するための取
付板68a,68bが橋架・固設されている。取付板6
8a,68bの所定部位には、着脱部左74のU溝76
に着脱自在に係合するための、U溝76の幅よりも大き
い突起がその上端に形成された係合突起(図示せず)
が、着脱部右75の孔75hを介して上記蝶ボルトが螺
合されるめねじ68cがそれぞれ設けられている。
【0052】図7において、符号185は排版ロール軸
支持手段を示す。排版ロール軸支持手段185は、後述
する、ロール駆動軸52及びスライド軸53で主に構成
される。
支持手段を示す。排版ロール軸支持手段185は、後述
する、ロール駆動軸52及びスライド軸53で主に構成
される。
【0053】給排版アーム91aの自由端部には、パイ
プ材から成り、排版ロール10の巻取軸9の切欠き溝9
aと嵌合して排版ロール10の一端を支持するための、
その軸に対して直角方向に突出した係合突起52aを有
するロール駆動軸52が回動可能に設けられている。ロ
ール駆動軸52の軸端には排版ロール用歯車51が固設
されている。一方、給排版アーム91bの自由端部に
は、有底部が形成されたパイプ状部材から成り、排版ロ
ール10の巻取軸9を緩く嵌入させて排版ロール10の
他端を支持するための、プラテンローラ3の軸3sと平
行に図中LR方向に摺動自在なスライド軸53が設けら
れている。
プ材から成り、排版ロール10の巻取軸9の切欠き溝9
aと嵌合して排版ロール10の一端を支持するための、
その軸に対して直角方向に突出した係合突起52aを有
するロール駆動軸52が回動可能に設けられている。ロ
ール駆動軸52の軸端には排版ロール用歯車51が固設
されている。一方、給排版アーム91bの自由端部に
は、有底部が形成されたパイプ状部材から成り、排版ロ
ール10の巻取軸9を緩く嵌入させて排版ロール10の
他端を支持するための、プラテンローラ3の軸3sと平
行に図中LR方向に摺動自在なスライド軸53が設けら
れている。
【0054】また、ロール駆動軸52及びスライド軸5
3近傍の給排版アーム91a,91bの自由端部には、
ロール駆動軸52及びスライド軸53が巻取方向と反対
の方向に緩むのを防止する図示しないブレーキユニット
が設けられていて、後述する、印刷ドラム5外周面上へ
のマスタ1の初期セット巻装時に緩まない程度の制動力
が負荷されている。
3近傍の給排版アーム91a,91bの自由端部には、
ロール駆動軸52及びスライド軸53が巻取方向と反対
の方向に緩むのを防止する図示しないブレーキユニット
が設けられていて、後述する、印刷ドラム5外周面上へ
のマスタ1の初期セット巻装時に緩まない程度の制動力
が負荷されている。
【0055】図6において、符号55は、排版ロール1
0の巻取軸9を回転駆動する排版ロール駆動手段を示
す。排版ロール駆動手段55は、後述する、排版巻取モ
ータ56、駆動歯車58、連結アーム59及び歯車61
で主に構成される。
0の巻取軸9を回転駆動する排版ロール駆動手段を示
す。排版ロール駆動手段55は、後述する、排版巻取モ
ータ56、駆動歯車58、連結アーム59及び歯車61
で主に構成される。
【0056】上記本体側板には、排版巻取モータ56が
固設されている。排版巻取モータ56の回転出力軸57
には駆動歯車58が固設されている。駆動歯車58の隣
には、連結アーム59によって所定の間隔に保たれ軸6
1sの周りに回転可能に支持されると共に駆動歯車58
と常時噛合する歯車61が設けられ、その軸受部に組み
込まれているワンウェイクラッチ(図示せず)により、
図中矢印B方向のみに回転可能になっている。
固設されている。排版巻取モータ56の回転出力軸57
には駆動歯車58が固設されている。駆動歯車58の隣
には、連結アーム59によって所定の間隔に保たれ軸6
1sの周りに回転可能に支持されると共に駆動歯車58
と常時噛合する歯車61が設けられ、その軸受部に組み
込まれているワンウェイクラッチ(図示せず)により、
図中矢印B方向のみに回転可能になっている。
【0057】排版ロール用歯車51と歯車61とが後述
する所定の動作時期において噛合若しくはその噛合を解
除する連結アーム59の揺動動作は、回転出力軸57、
軸61s及びロール駆動軸52との位置関係が、回転出
力軸57と軸61sとを結ぶ半直線と、ロール駆動軸5
2と軸61sとを結ぶ半直線とが略直角又はそれより大
きい鈍角になるように設定されているので、排版巻取モ
ータ56の回転駆動による駆動歯車58の回転動作だけ
で実施可能なようになされている。すなわち、後述する
製版開始時においては、排版巻取モータ56の駆動歯車
58が図中矢印A方向に回転すると、歯車の回転モーメ
ントの作用を受けて連結アーム59を介して歯車61
が、排版ロール用歯車51に接近する方向に揺動して排
版ロール用歯車51に噛み合い、排版巻取モータ56の
回転力がロール駆動軸52に伝達される。一方、製版終
了時においては、排版巻取モータ56の駆動歯車58が
図中矢印A方向と反対方向に若干逆回転されることによ
り、連結アーム59を介して歯車61が、停止した状態
で排版ロール用歯車51から離れる方向に揺動して排版
ロール用歯車51との噛み合いが外れる。
する所定の動作時期において噛合若しくはその噛合を解
除する連結アーム59の揺動動作は、回転出力軸57、
軸61s及びロール駆動軸52との位置関係が、回転出
力軸57と軸61sとを結ぶ半直線と、ロール駆動軸5
2と軸61sとを結ぶ半直線とが略直角又はそれより大
きい鈍角になるように設定されているので、排版巻取モ
ータ56の回転駆動による駆動歯車58の回転動作だけ
で実施可能なようになされている。すなわち、後述する
製版開始時においては、排版巻取モータ56の駆動歯車
58が図中矢印A方向に回転すると、歯車の回転モーメ
ントの作用を受けて連結アーム59を介して歯車61
が、排版ロール用歯車51に接近する方向に揺動して排
版ロール用歯車51に噛み合い、排版巻取モータ56の
回転力がロール駆動軸52に伝達される。一方、製版終
了時においては、排版巻取モータ56の駆動歯車58が
図中矢印A方向と反対方向に若干逆回転されることによ
り、連結アーム59を介して歯車61が、停止した状態
で排版ロール用歯車51から離れる方向に揺動して排版
ロール用歯車51との噛み合いが外れる。
【0058】図8において、符号79はカセットホルダ
を示す。カセットホルダ79は、未使用給版ロール2U
もしくは給版ロール2と、排版ロールカバー65に予め
装着された未使用排版ロール10Uもしくは排版ロール
10とをセットで供給・交換するときに、又はジャム処
理するときなどに使用されるものである。カセットホル
ダ79は、両口のスパナ状をなし、合成樹脂等で一体成
形されている。カセットホルダ79の一端部には、未使
用給版ロール2Uもしくは給版ロール2の芯管2sの各
端部を着脱自在に装着するための着脱用切欠79bが、
カセットホルダ79の他端部には未使用排版ロール10
Uもしくは排版ロール10の巻取軸9の各端部を着脱自
在に装着するための着脱用切欠79cがそれぞれ形成さ
れている。カセットホルダ79は、両方の部材の中央部
が連結部79aで連結されている。同図において、符号
95は未使用給版ロール2Uもしくは給版ロール2と、
排版ロールカバー65に予め装着された未使用排版ロー
ル10Uもしくは排版ロール10とをカセットホルダ7
9で一体的、かつ、着脱自在に連結したロールセット品
を示す。
を示す。カセットホルダ79は、未使用給版ロール2U
もしくは給版ロール2と、排版ロールカバー65に予め
装着された未使用排版ロール10Uもしくは排版ロール
10とをセットで供給・交換するときに、又はジャム処
理するときなどに使用されるものである。カセットホル
ダ79は、両口のスパナ状をなし、合成樹脂等で一体成
形されている。カセットホルダ79の一端部には、未使
用給版ロール2Uもしくは給版ロール2の芯管2sの各
端部を着脱自在に装着するための着脱用切欠79bが、
カセットホルダ79の他端部には未使用排版ロール10
Uもしくは排版ロール10の巻取軸9の各端部を着脱自
在に装着するための着脱用切欠79cがそれぞれ形成さ
れている。カセットホルダ79は、両方の部材の中央部
が連結部79aで連結されている。同図において、符号
95は未使用給版ロール2Uもしくは給版ロール2と、
排版ロールカバー65に予め装着された未使用排版ロー
ル10Uもしくは排版ロール10とをカセットホルダ7
9で一体的、かつ、着脱自在に連結したロールセット品
を示す。
【0059】次に、図1乃至図12を参照して動作を説
明する。なお、各図において、印刷ドラム5廻りの構成
要素、給排版アーム停止手段35、排版ロール用歯車5
1、ブレーキユニット26、サーマルヘッド接離手段5
0及び排版ロール駆動手段55、取付板68a,68b
等の詳細な構成要素は、説明の簡明化を図るためその図
示を随時省略する。
明する。なお、各図において、印刷ドラム5廻りの構成
要素、給排版アーム停止手段35、排版ロール用歯車5
1、ブレーキユニット26、サーマルヘッド接離手段5
0及び排版ロール駆動手段55、取付板68a,68b
等の詳細な構成要素は、説明の簡明化を図るためその図
示を随時省略する。
【0060】まず、未使用給版ロール2U及び未使用排
版ロール10Uを給排版ユニット190にセットし、印
刷ドラム5の外周面にマスタ1を巻装給版するマスタ初
期セット時について説明する。ロールセット品95の取
り付け(以下、単に「セット」という)は以下のように
なされる。図2において、先ず、印刷装置本体側にフレ
ーム351及び上記脱着機構を介して支持されているド
ラムユニット220を図中矢印D方向へ手動で引き出し
て取り外し、カセットホルダ79のみを用意してスライ
ド軸53を図中R方向(図7参照)にスライドさせるこ
とにより、使用済マスタ1bで満杯になった使用済みの
排版ロール10が装着されている排版ロールカバー65
の巻取軸9の両端部にカセットホルダ79の着脱用切欠
79cを嵌合させて取り外す。こうすることにより、イ
ンキで手を汚すこと無く使用済みの排版ロール10を取
り外すことができる。次いで、マスタ1が全て使用され
その一端が芯管2sから取り外された使用済みの給版ロ
ール2の芯管2sにカセットホルダ79の着脱用切欠7
9bを嵌合させて取り外す。
版ロール10Uを給排版ユニット190にセットし、印
刷ドラム5の外周面にマスタ1を巻装給版するマスタ初
期セット時について説明する。ロールセット品95の取
り付け(以下、単に「セット」という)は以下のように
なされる。図2において、先ず、印刷装置本体側にフレ
ーム351及び上記脱着機構を介して支持されているド
ラムユニット220を図中矢印D方向へ手動で引き出し
て取り外し、カセットホルダ79のみを用意してスライ
ド軸53を図中R方向(図7参照)にスライドさせるこ
とにより、使用済マスタ1bで満杯になった使用済みの
排版ロール10が装着されている排版ロールカバー65
の巻取軸9の両端部にカセットホルダ79の着脱用切欠
79cを嵌合させて取り外す。こうすることにより、イ
ンキで手を汚すこと無く使用済みの排版ロール10を取
り外すことができる。次いで、マスタ1が全て使用され
その一端が芯管2sから取り外された使用済みの給版ロ
ール2の芯管2sにカセットホルダ79の着脱用切欠7
9bを嵌合させて取り外す。
【0061】次に、ロールセット品95を用意し、図7
に示すように、先ずカセットホルダ79から排版ロール
カバー65に装着された未使用排版ロール10Uの巻取
軸9を排版ロール軸支持手段185にセットする。すな
わち、給排版アーム91aと給排版アーム91bとの間
で、巻取軸9の一端側の切欠き溝9aにロール駆動軸5
2の係合突起52aを嵌合させ、また巻取軸9の他端を
スライド軸53内に嵌入させることによって、排版ロー
ル10の巻取軸9が、ロール駆動軸52及びスライド軸
53を介して回動可能、かつ、着脱自在に配設される。
そして、取付板68a,68bの所定部位に排版ロール
カバー65を取り付ける。この取り付けは、着脱部左7
4のU溝76に取付板68bの上記係合突起を嵌合さ
せ、取付板68aのめねじ68cに着脱部右75の孔7
5hを介して図示しない蝶ボルトを締結させることで行
われる。
に示すように、先ずカセットホルダ79から排版ロール
カバー65に装着された未使用排版ロール10Uの巻取
軸9を排版ロール軸支持手段185にセットする。すな
わち、給排版アーム91aと給排版アーム91bとの間
で、巻取軸9の一端側の切欠き溝9aにロール駆動軸5
2の係合突起52aを嵌合させ、また巻取軸9の他端を
スライド軸53内に嵌入させることによって、排版ロー
ル10の巻取軸9が、ロール駆動軸52及びスライド軸
53を介して回動可能、かつ、着脱自在に配設される。
そして、取付板68a,68bの所定部位に排版ロール
カバー65を取り付ける。この取り付けは、着脱部左7
4のU溝76に取付板68bの上記係合突起を嵌合さ
せ、取付板68aのめねじ68cに着脱部右75の孔7
5hを介して図示しない蝶ボルトを締結させることで行
われる。
【0062】次いで、カセットホルダ79で保持された
未使用給版ロール2Uをもって印刷ドラム5の外周面に
巻き付け、マスタ1の先端部をプラテンローラ3の外側
周面上に通して、カセットホルダ79から未使用給版ロ
ール2Uを給版ロール軸支持手段175にセットする。
また、給排版用摩擦クラッチ92を手動で解除して印刷
ドラム5を回転させながらマスタ1を巻き付けることも
できる。この後、ドラムユニット220をフレーム35
1及び上記脱着機構を介して印刷装置本体側に装着す
る。そして、給排版アーム対91a,91bは、給排版
用摩擦クラッチ92(図2に示す)を作動させることで
印刷ドラム5に対する所定位置で接続される。このと
き、印刷装置本体側に上述した各手段により支持されて
いる、サーマルヘッド4、圧胴115、駆動歯車31及
び歯車61は、給排版ユニット190の排版ロールカバ
ー65、給版ロール2及びプラテンローラ3等の突出部
分から離間されているため干渉等の不具合は発生しな
い。
未使用給版ロール2Uをもって印刷ドラム5の外周面に
巻き付け、マスタ1の先端部をプラテンローラ3の外側
周面上に通して、カセットホルダ79から未使用給版ロ
ール2Uを給版ロール軸支持手段175にセットする。
また、給排版用摩擦クラッチ92を手動で解除して印刷
ドラム5を回転させながらマスタ1を巻き付けることも
できる。この後、ドラムユニット220をフレーム35
1及び上記脱着機構を介して印刷装置本体側に装着す
る。そして、給排版アーム対91a,91bは、給排版
用摩擦クラッチ92(図2に示す)を作動させることで
印刷ドラム5に対する所定位置で接続される。このと
き、印刷装置本体側に上述した各手段により支持されて
いる、サーマルヘッド4、圧胴115、駆動歯車31及
び歯車61は、給排版ユニット190の排版ロールカバ
ー65、給版ロール2及びプラテンローラ3等の突出部
分から離間されているため干渉等の不具合は発生しな
い。
【0063】次いで、図1、図3、図5及び図6におい
て、製版及び排版が同時に行われる。原稿読取装置の原
稿読取部に原稿(共に図示しない)がセットされ、図示
しない製版スタートキーをオンするとスタート信号が送
信されることにより、上記原稿の画像情報が上記原稿読
取装置で読み取られると共に、ドラム駆動手段230の
駆動モータMが駆動され、印刷ドラム5は図1、図3、
図5及び図6に示すホームポジション(給版位置)位置
近傍に停止される。次いで、図1、図3、図5及び図6
にも示すように、給排版ユニット190は、給排版アー
ム停止手段35(図4に示す)の作動により上図に示す
ホームポジション(給版位置)において停止される。す
なわち、図4において、ソレノイド37がオンすること
により、給排版アーム91aの係止孔38に案内ピン3
6が嵌入されて給排版ユニット190が給版位置に停止
される。また、ソレノイド37がオフされることにより
その停止状態が解除される。以降の動作において、この
給排版アーム停止手段35による給排版ユニット190
の停止及びその解除動作の説明は随時省略する。このと
き、給排版アーム対91a,91bは、給排版用摩擦ク
ラッチ92(図2に示す)の作動により印刷ドラム5に
対してその接続を断たれていて給版位置を占めている状
態である。
て、製版及び排版が同時に行われる。原稿読取装置の原
稿読取部に原稿(共に図示しない)がセットされ、図示
しない製版スタートキーをオンするとスタート信号が送
信されることにより、上記原稿の画像情報が上記原稿読
取装置で読み取られると共に、ドラム駆動手段230の
駆動モータMが駆動され、印刷ドラム5は図1、図3、
図5及び図6に示すホームポジション(給版位置)位置
近傍に停止される。次いで、図1、図3、図5及び図6
にも示すように、給排版ユニット190は、給排版アー
ム停止手段35(図4に示す)の作動により上図に示す
ホームポジション(給版位置)において停止される。す
なわち、図4において、ソレノイド37がオンすること
により、給排版アーム91aの係止孔38に案内ピン3
6が嵌入されて給排版ユニット190が給版位置に停止
される。また、ソレノイド37がオフされることにより
その停止状態が解除される。以降の動作において、この
給排版アーム停止手段35による給排版ユニット190
の停止及びその解除動作の説明は随時省略する。このと
き、給排版アーム対91a,91bは、給排版用摩擦ク
ラッチ92(図2に示す)の作動により印刷ドラム5に
対してその接続を断たれていて給版位置を占めている状
態である。
【0064】これと並行して、サーマルヘッド4が、サ
ーマルヘッド接離手段50の作動によりプラテンローラ
3にマスタ1を介して当接する製版位置に変位される。
すなわち、図3に示すように、図示しないDCモータの
回転駆動によりカム47が回転され、その大径部とロー
ラ48aとの係合状態が解除されると共に、ばね49の
付勢力によってカムフォロアアーム48が矢印D方向に
回動し、サーマルヘッド4の発熱体部がマスタ1を介し
てプラテンローラ3に押し付けられることになる。
ーマルヘッド接離手段50の作動によりプラテンローラ
3にマスタ1を介して当接する製版位置に変位される。
すなわち、図3に示すように、図示しないDCモータの
回転駆動によりカム47が回転され、その大径部とロー
ラ48aとの係合状態が解除されると共に、ばね49の
付勢力によってカムフォロアアーム48が矢印D方向に
回動し、サーマルヘッド4の発熱体部がマスタ1を介し
てプラテンローラ3に押し付けられることになる。
【0065】一方、上記動作と同時に、製版は、図5に
示すように、プラテンローラ駆動手段210の作動を伴
って行われる。すなわち、図示しないDCモータの回転
駆動によりカム32が、図中矢印A方向に回転されるこ
とによって、カムフォロアブラケット33が軸33sを
中心として回動されて、歯車31が歯車30に噛合する
こととなる。このとき、パルスモータ28が回転駆動さ
れることによって、歯車30及びプラテンローラ3が図
中矢印A方向に回転されて、マスタ1が給版ロール2か
ら順次引き出されつつ搬送される。これと共に、印刷ド
ラム5の開口先端位置Fと対応する位置より上記原稿読
取装置から読み込まれた画像情報がCCD(光電変換素
子)等で電気信号に変換され、A/D(アナログ/デジ
タル)変換器、製版制御装置等(共に図示せず)を経由
して、これらの信号に応じて、サーマルヘッド4の発熱
体部の発熱素子にパルス状に通電され、サーマルヘッド
4の発熱素子が主走査方向に作動されて選択的に発熱
し、マスタ1が副走査方向に搬送されつつマスタ1の先
端から順次加熱穿孔され製版が行われる。
示すように、プラテンローラ駆動手段210の作動を伴
って行われる。すなわち、図示しないDCモータの回転
駆動によりカム32が、図中矢印A方向に回転されるこ
とによって、カムフォロアブラケット33が軸33sを
中心として回動されて、歯車31が歯車30に噛合する
こととなる。このとき、パルスモータ28が回転駆動さ
れることによって、歯車30及びプラテンローラ3が図
中矢印A方向に回転されて、マスタ1が給版ロール2か
ら順次引き出されつつ搬送される。これと共に、印刷ド
ラム5の開口先端位置Fと対応する位置より上記原稿読
取装置から読み込まれた画像情報がCCD(光電変換素
子)等で電気信号に変換され、A/D(アナログ/デジ
タル)変換器、製版制御装置等(共に図示せず)を経由
して、これらの信号に応じて、サーマルヘッド4の発熱
体部の発熱素子にパルス状に通電され、サーマルヘッド
4の発熱素子が主走査方向に作動されて選択的に発熱
し、マスタ1が副走査方向に搬送されつつマスタ1の先
端から順次加熱穿孔され製版が行われる。
【0066】この製版動作と同時に、ドラム駆動手段2
30の駆動モータMから供給される駆動力で、印刷ドラ
ム5のみが図中矢印A方向にプラテンローラ3の周速度
と同期した速度で回転されて、製版済マスタ1aが印刷
ドラム5の外周面に巻き付けられていく。プラテンロー
ラ3から供給される製版済マスタ1aに適正な張力を与
えて印刷ドラム5に巻き付けるために、印刷ドラム5の
周速度がプラテンローラ3の周速度よりも僅かに速くな
るように設定されている。
30の駆動モータMから供給される駆動力で、印刷ドラ
ム5のみが図中矢印A方向にプラテンローラ3の周速度
と同期した速度で回転されて、製版済マスタ1aが印刷
ドラム5の外周面に巻き付けられていく。プラテンロー
ラ3から供給される製版済マスタ1aに適正な張力を与
えて印刷ドラム5に巻き付けるために、印刷ドラム5の
周速度がプラテンローラ3の周速度よりも僅かに速くな
るように設定されている。
【0067】上記製版動作と並行して、図6に示すよう
に、排版ロール駆動手段55が作動することにより、上
述した動作で排版ロール用歯車51と歯車61とが噛合
される。この状態において、排版巻取モータ56が回転
駆動されることにより、ロール駆動軸52を介して巻取
軸9が矢印A方向に回転され、巻取軸9の周囲に使用済
マスタ1bがロール状に巻き取られていく。
に、排版ロール駆動手段55が作動することにより、上
述した動作で排版ロール用歯車51と歯車61とが噛合
される。この状態において、排版巻取モータ56が回転
駆動されることにより、ロール駆動軸52を介して巻取
軸9が矢印A方向に回転され、巻取軸9の周囲に使用済
マスタ1bがロール状に巻き取られていく。
【0068】なお、上述した製版・排版動作中において
は、給版ロール2の芯管2sにはブレーキユニット26
により所定の制動力が作用しているので、給版ロール2
から繰り出されたマスタ1には所定の張力が付与され、
張りを持たせた状態でシワを発生させること無くサーマ
ルヘッド4で穿孔製版し、プラテンローラ3で印刷ドラ
ム5の外周面に供給することができる。
は、給版ロール2の芯管2sにはブレーキユニット26
により所定の制動力が作用しているので、給版ロール2
から繰り出されたマスタ1には所定の張力が付与され、
張りを持たせた状態でシワを発生させること無くサーマ
ルヘッド4で穿孔製版し、プラテンローラ3で印刷ドラ
ム5の外周面に供給することができる。
【0069】印刷ドラム5の開口後端位置E点(製版終
了位置)に対応する位置がパルスモータ28のステップ
数により判断され、製版が完了する。そして、図示しな
い印刷ドラム回転検知センサにより印刷ドラム5の初期
位置復帰(1回転)が完了したと判断されると、図1及
び図3に示すように、サーマルヘッド4は、サーマルヘ
ッド接離手段50の作動によりマスタ1を介してプラテ
ンローラ3から矢印U方向に離間されて非製版位置を占
める。
了位置)に対応する位置がパルスモータ28のステップ
数により判断され、製版が完了する。そして、図示しな
い印刷ドラム回転検知センサにより印刷ドラム5の初期
位置復帰(1回転)が完了したと判断されると、図1及
び図3に示すように、サーマルヘッド4は、サーマルヘ
ッド接離手段50の作動によりマスタ1を介してプラテ
ンローラ3から矢印U方向に離間されて非製版位置を占
める。
【0070】これと同時に、図5において、プラテンロ
ーラ駆動手段210が作動する。先ず、パルスモータ2
8の回転が停止される。次いで、上記DCモータの回転
駆動によりカム32が、図中矢印A方向にさらに回転さ
れることによってその大径部とローラ33aとの係合が
解除され、引張りコイルばね34の付勢力によりカムフ
ォロアブラケット33が軸33sを中心として時計回り
方向に回動される。これにより、駆動歯車31と歯車3
0との噛合状態が解除され、駆動歯車31が、給排版ユ
ニット190の上記突出部分と干渉しない位置を占め
る。
ーラ駆動手段210が作動する。先ず、パルスモータ2
8の回転が停止される。次いで、上記DCモータの回転
駆動によりカム32が、図中矢印A方向にさらに回転さ
れることによってその大径部とローラ33aとの係合が
解除され、引張りコイルばね34の付勢力によりカムフ
ォロアブラケット33が軸33sを中心として時計回り
方向に回動される。これにより、駆動歯車31と歯車3
0との噛合状態が解除され、駆動歯車31が、給排版ユ
ニット190の上記突出部分と干渉しない位置を占め
る。
【0071】一方、上記各動作と同時に、排版ロール駆
動手段55が作動する。すなわち、排版巻取モータ56
の駆動が停止されることにより排版ロール10の回転が
停止され、次いで上述した動作で歯車61は排版ロール
用歯車51から離間される。
動手段55が作動する。すなわち、排版巻取モータ56
の駆動が停止されることにより排版ロール10の回転が
停止され、次いで上述した動作で歯車61は排版ロール
用歯車51から離間される。
【0072】次いで、給排版アーム停止手段35の作動
により、給排版ユニット190の停止状態が解除され、
そして図1の状態のように、給排版ユニット190及び
印刷ドラム5が一体となって、すなわち、給排版アーム
対91a,91bの給排版用摩擦クラッチ92が印刷ド
ラム5に接続された状態で回転される。
により、給排版ユニット190の停止状態が解除され、
そして図1の状態のように、給排版ユニット190及び
印刷ドラム5が一体となって、すなわち、給排版アーム
対91a,91bの給排版用摩擦クラッチ92が印刷ド
ラム5に接続された状態で回転される。
【0073】印刷工程が始まり、図示しない給紙台上に
積載されている印刷用紙Pが、図示しない用紙搬送手段
によりフィードローラ対24a,24b(図1に示す)
へ向けて送られ、さらにフィードローラ対24a,24
bにより印刷ドラム5の回転と同期した所定のタイミン
グで圧胴115のクワエ爪116の間に挿入される。こ
うして印刷用紙Pの先端がクワエ爪116に挾持されな
がら印刷ドラム5の外周面と圧胴115の凸状外周面と
の間に搬送される。このとき、用紙検知センサ110で
印刷用紙Pの給送が検知されることで、圧胴115の偏
芯軸117が反時計回り方向に回動して圧胴115が上
昇されて印刷位置を占め、圧胴115の凸状外周面によ
り同図中の矢印A方向に回転する印刷ドラム5の外周面
に巻装された製版済マスタ1aに印刷用紙Pが連続的に
押圧されることにより、製版済マスタ1aが印刷ドラム
5の外周面に密着すると共に、製版済マスタ1aの穿孔
部分からインキが印刷用紙Pの表面に転移される。
積載されている印刷用紙Pが、図示しない用紙搬送手段
によりフィードローラ対24a,24b(図1に示す)
へ向けて送られ、さらにフィードローラ対24a,24
bにより印刷ドラム5の回転と同期した所定のタイミン
グで圧胴115のクワエ爪116の間に挿入される。こ
うして印刷用紙Pの先端がクワエ爪116に挾持されな
がら印刷ドラム5の外周面と圧胴115の凸状外周面と
の間に搬送される。このとき、用紙検知センサ110で
印刷用紙Pの給送が検知されることで、圧胴115の偏
芯軸117が反時計回り方向に回動して圧胴115が上
昇されて印刷位置を占め、圧胴115の凸状外周面によ
り同図中の矢印A方向に回転する印刷ドラム5の外周面
に巻装された製版済マスタ1aに印刷用紙Pが連続的に
押圧されることにより、製版済マスタ1aが印刷ドラム
5の外周面に密着すると共に、製版済マスタ1aの穿孔
部分からインキが印刷用紙Pの表面に転移される。
【0074】なお、この時、インキローラ20(図1に
示す)も印刷ドラム5の回転方向と同一方向に回転し、
インキを印刷ドラム5の内周面に供給する。このように
して、印刷された印刷用紙Pは、所定位置でクワエ爪1
16より開放され、排紙爪114で剥離され、上記吸着
搬送装置で搬送されて図示しない排紙台上に排出積載さ
れる。こうして、製版済マスタ1a(もしくはマスタ
1)にインキを充填するいわゆる版付けが行われると共
に、圧胴115が非印刷位置に離間して初期状態に復帰
し、印刷待機状態となる。
示す)も印刷ドラム5の回転方向と同一方向に回転し、
インキを印刷ドラム5の内周面に供給する。このように
して、印刷された印刷用紙Pは、所定位置でクワエ爪1
16より開放され、排紙爪114で剥離され、上記吸着
搬送装置で搬送されて図示しない排紙台上に排出積載さ
れる。こうして、製版済マスタ1a(もしくはマスタ
1)にインキを充填するいわゆる版付けが行われると共
に、圧胴115が非印刷位置に離間して初期状態に復帰
し、印刷待機状態となる。
【0075】次に、図示しないテンキーにより印刷枚数
を入力し、図示しない印刷スタートキーをオンすること
により、上記した印刷、給紙、排紙の各工程が所定回数
繰り返されて印刷が行われる。
を入力し、図示しない印刷スタートキーをオンすること
により、上記した印刷、給紙、排紙の各工程が所定回数
繰り返されて印刷が行われる。
【0076】このようにして、製版・給版、排版及び印
刷の各工程の動作を繰り返していくうちに、図11及び
図12に示すように、排版時において使用済マスタ1b
に付着したインキk1が、巻き取るときの張力や経時変
化により、排版ロール10の巻取軸9に巻き取られた使
用済マスタ1bの巻取り部分の両端から次第に滲み出て
くる。このインキk1は、実験の結果、その粘性等によ
り主に巻取軸9の上下面に両図に示すように漸次溜まっ
てきて、このインキk1が所定量溜ると排版ロールカバ
ー65の底壁部内に滴下し、排版ロールカバー65の底
壁部内に溜められ収納された収納インキk2になる。使
用済マスタ1bの巻き取り部分の両端から巻取軸9上下
面に滲み出て滴下した収納インキk2が、排版ロールカ
バー65内に収納されると共に、印刷時に印刷ドラム5
及び給排版ユニット190と一緒に排版ロールカバー6
5が回転されたときに、使用済マスタ1bのインキ付着
面1cに常時当接している弾性片80で巻取開口部69
が覆われているため、巻取開口部69からインキk1及
び収納インキk2が印刷ドラム5等の周辺部へ飛散する
ことが無くなる。
刷の各工程の動作を繰り返していくうちに、図11及び
図12に示すように、排版時において使用済マスタ1b
に付着したインキk1が、巻き取るときの張力や経時変
化により、排版ロール10の巻取軸9に巻き取られた使
用済マスタ1bの巻取り部分の両端から次第に滲み出て
くる。このインキk1は、実験の結果、その粘性等によ
り主に巻取軸9の上下面に両図に示すように漸次溜まっ
てきて、このインキk1が所定量溜ると排版ロールカバ
ー65の底壁部内に滴下し、排版ロールカバー65の底
壁部内に溜められ収納された収納インキk2になる。使
用済マスタ1bの巻き取り部分の両端から巻取軸9上下
面に滲み出て滴下した収納インキk2が、排版ロールカ
バー65内に収納されると共に、印刷時に印刷ドラム5
及び給排版ユニット190と一緒に排版ロールカバー6
5が回転されたときに、使用済マスタ1bのインキ付着
面1cに常時当接している弾性片80で巻取開口部69
が覆われているため、巻取開口部69からインキk1及
び収納インキk2が印刷ドラム5等の周辺部へ飛散する
ことが無くなる。
【0077】こうして、給版ロール2のマスタ1を全て
使い切ってその全てが使用済マスタ1bとして排版ロー
ル10の巻取軸9に巻き取られ、排版ロール10が使用
済マスタ1bで満杯状態になると、その排版ロール10
は排版ロールカバー65と一緒に給排版アーム対91
a,91bの自由端部の排版ロール軸支持手段185か
ら取り外される。そして、これらの使用済みの、排版ロ
ール10及び排版ロールカバー65は、排版ロールカバ
ー65ごと廃棄され、新しいものとそれぞれ交換され
る。
使い切ってその全てが使用済マスタ1bとして排版ロー
ル10の巻取軸9に巻き取られ、排版ロール10が使用
済マスタ1bで満杯状態になると、その排版ロール10
は排版ロールカバー65と一緒に給排版アーム対91
a,91bの自由端部の排版ロール軸支持手段185か
ら取り外される。そして、これらの使用済みの、排版ロ
ール10及び排版ロールカバー65は、排版ロールカバ
ー65ごと廃棄され、新しいものとそれぞれ交換され
る。
【0078】図1において、製版及び排版時に、印刷ド
ラム5が図中矢印A方向に回転され、印刷ドラム5の開
口後端位置E点が開口先端位置F点に移動する間に、排
版ロール10には印刷ドラム5の非開口部の非印刷領域
Hに対応した、インキが付着していない未製版マスタの
一部が巻き取られる。このときに、使用済マスタ1bの
インキ付着面1cに常時当接している弾性片80には上
記インキが付着してくるが、そのインキは製版及び排版
の一版ごとに上記未製版マスタの部分で除去されクリー
ニングされるため、本実施例によれば使用済マスタ1b
と弾性片80との接触部の蓄積インキによる汚れを防止
することができる利点がある。
ラム5が図中矢印A方向に回転され、印刷ドラム5の開
口後端位置E点が開口先端位置F点に移動する間に、排
版ロール10には印刷ドラム5の非開口部の非印刷領域
Hに対応した、インキが付着していない未製版マスタの
一部が巻き取られる。このときに、使用済マスタ1bの
インキ付着面1cに常時当接している弾性片80には上
記インキが付着してくるが、そのインキは製版及び排版
の一版ごとに上記未製版マスタの部分で除去されクリー
ニングされるため、本実施例によれば使用済マスタ1b
と弾性片80との接触部の蓄積インキによる汚れを防止
することができる利点がある。
【0079】また本実施例によれば、製版ごとに、排版
ロール10の外周表面に上記未製版マスタが巻き付けら
れることにより、先に巻き取られインキが付着した使用
済マスタ1bが覆われるため、先に巻き取られた使用済
マスタ1bのインキがマスタを伝わって巻取開口部69
より流れ出すことを防止することができる利点がある。
また本実施例によれば、排版ロールカバー65によ
り、巻取開口部69を除き排版ロール10を密閉してい
るので、使用済みの排版ロール10の交換等でインキで
汚れた排版ロール10に直接触れることも避けられ手等
を汚さずに済むという利点もある。
ロール10の外周表面に上記未製版マスタが巻き付けら
れることにより、先に巻き取られインキが付着した使用
済マスタ1bが覆われるため、先に巻き取られた使用済
マスタ1bのインキがマスタを伝わって巻取開口部69
より流れ出すことを防止することができる利点がある。
また本実施例によれば、排版ロールカバー65によ
り、巻取開口部69を除き排版ロール10を密閉してい
るので、使用済みの排版ロール10の交換等でインキで
汚れた排版ロール10に直接触れることも避けられ手等
を汚さずに済むという利点もある。
【0080】したがって、本実施例によれば、インキk
1及び収納インキk2が、排版ロールカバー65より漏
れて印刷ドラム5上等へ滴下し印刷物に汚れが発生した
り、あるいは印刷等により印刷ドラム5が回転している
場合には、収納インキk2が、印刷装置等の周辺に飛び
散って上記汚れを発生させることがなく、さらに印刷装
置周辺の機構部分に付着して装置故障の原因となってし
まうことが無くなる。
1及び収納インキk2が、排版ロールカバー65より漏
れて印刷ドラム5上等へ滴下し印刷物に汚れが発生した
り、あるいは印刷等により印刷ドラム5が回転している
場合には、収納インキk2が、印刷装置等の周辺に飛び
散って上記汚れを発生させることがなく、さらに印刷装
置周辺の機構部分に付着して装置故障の原因となってし
まうことが無くなる。
【0081】次に、上記実施例の排版ロールカバー65
を別の孔版式製版印刷装置に適用した場合の一例につい
て図13乃至図26を参照して詳述する。図13乃至図
26において、上記実施例の構成要素と同様の構成及び
機能を有するものについては同一符号を付してその説明
を省略する。
を別の孔版式製版印刷装置に適用した場合の一例につい
て図13乃至図26を参照して詳述する。図13乃至図
26において、上記実施例の構成要素と同様の構成及び
機能を有するものについては同一符号を付してその説明
を省略する。
【0082】図13は、上記一例を示す孔版式製版印刷
装置の要部構成図であり、まず、この要部構成について
説明する。図13において、符号350’は孔版式製版
印刷装置を示す。符号351’は孔版式製版印刷装置3
50’の所定位置に配設されたフレームを示す。この孔
版式製版印刷装置350’は、上記実施例の孔版式製版
印刷装置350に対して、その給排版ユニット190に
代えて、回転中心軸6の周りに印刷ドラム5に対して回
動自在であり、給版ロール軸支持手段175を有する給
版ユニット170及び回転中心軸6の周りに印刷ドラム
5及び給版ユニット170に対して回動自在であり、排
版ロール軸支持手段185を有する排版ユニット180
を有すること、圧胴115に代えてプレスローラ11を
有すること、給版ユニット170と排版ユニット180
とを所定時期に接合する給排版アーム接合手段40を有
すること等が主に相違する。
装置の要部構成図であり、まず、この要部構成について
説明する。図13において、符号350’は孔版式製版
印刷装置を示す。符号351’は孔版式製版印刷装置3
50’の所定位置に配設されたフレームを示す。この孔
版式製版印刷装置350’は、上記実施例の孔版式製版
印刷装置350に対して、その給排版ユニット190に
代えて、回転中心軸6の周りに印刷ドラム5に対して回
動自在であり、給版ロール軸支持手段175を有する給
版ユニット170及び回転中心軸6の周りに印刷ドラム
5及び給版ユニット170に対して回動自在であり、排
版ロール軸支持手段185を有する排版ユニット180
を有すること、圧胴115に代えてプレスローラ11を
有すること、給版ユニット170と排版ユニット180
とを所定時期に接合する給排版アーム接合手段40を有
すること等が主に相違する。
【0083】以下、上記相違点を中心に説明する。
【0084】給版ユニット170は、給版ロール軸支持
手段175、給版ロール2、プラテンローラ3、後述す
る、給版アーム対7a,7b、バランサウェイト62A
及び給版用摩擦クラッチ15から主に構成される。
手段175、給版ロール2、プラテンローラ3、後述す
る、給版アーム対7a,7b、バランサウェイト62A
及び給版用摩擦クラッチ15から主に構成される。
【0085】排版ユニット180は、排版ロール軸支持
手段185、排版ロール10、排版ロールカバー65、
後述する、排版アーム対8a,8b、排版ロール用歯車
51、バランサウェイト62B及び排版用摩擦クラッチ
16から主に構成される。
手段185、排版ロール10、排版ロールカバー65、
後述する、排版アーム対8a,8b、排版ロール用歯車
51、バランサウェイト62B及び排版用摩擦クラッチ
16から主に構成される。
【0086】印刷ドラム5、給版ユニット170、排版
ユニット180及びインキ供給手段60等がドラムユニ
ット220’を構成していて、ドラムユニット220’
は印刷装置本体側からフレーム351’を介して図示し
ない脱着機構によって着脱自在となっている(図14参
照)。
ユニット180及びインキ供給手段60等がドラムユニ
ット220’を構成していて、ドラムユニット220’
は印刷装置本体側からフレーム351’を介して図示し
ない脱着機構によって着脱自在となっている(図14参
照)。
【0087】図15において、印刷ドラム5の外周に
は、その両側縁部及び繋ぎ目を除く略全周にわたりイン
キ通過性の多数の微細な開孔部5hが形成された支持円
筒体5aが設けられていて、この支持円筒体5aの外周
面上に0.1mm厚のインキ通過性のメッシュスクリー
ン5bが巻かれている。したがって、支持円筒体5aの
略全周において、印刷ドラム5の内部に配設されたイン
キ供給手段60からその内周面に供給されるインキが通
過可能となっている。
は、その両側縁部及び繋ぎ目を除く略全周にわたりイン
キ通過性の多数の微細な開孔部5hが形成された支持円
筒体5aが設けられていて、この支持円筒体5aの外周
面上に0.1mm厚のインキ通過性のメッシュスクリー
ン5bが巻かれている。したがって、支持円筒体5aの
略全周において、印刷ドラム5の内部に配設されたイン
キ供給手段60からその内周面に供給されるインキが通
過可能となっている。
【0088】図13乃至図15において、各ドラムフラ
ンジ部12a,12bの中央基部にはドラム軸13a,
13bがそれぞれ一体的に形成されていて、印刷ドラム
5は、軸受14を介して回転中心軸6に回動可能に支持
されている。印刷ドラム5は、後述するドラム駆動手段
230’により、図1に示す矢印A方向及び矢印B方向
に回転駆動される。
ンジ部12a,12bの中央基部にはドラム軸13a,
13bがそれぞれ一体的に形成されていて、印刷ドラム
5は、軸受14を介して回転中心軸6に回動可能に支持
されている。印刷ドラム5は、後述するドラム駆動手段
230’により、図1に示す矢印A方向及び矢印B方向
に回転駆動される。
【0089】両ドラム軸13a,13b上には、印刷ド
ラム5を挟んでその内側に一対の給版アーム7a,7b
(以下、「給版アーム対7a,7b」というときがあ
る)が、その外側に一対の排版アーム8a,8b(以
下、「排版アーム対8a,8b」というときがある)が
それぞれ図示しない軸受を介して回転中心軸6に対して
回動自在に支持されている。各給版アーム7a,7bの
基部は給版用摩擦クラッチ15を介してドラム軸13
a,13bに、各排版アーム8a,8bの基部は排版用
摩擦クラッチ16を介してドラム軸13a,13bにそ
れぞれ連結されている。 給版用摩擦クラッチ15は、
後述するように、マスタ初期セット時及び印刷時に、給
版アーム7a,7bとドラム軸13a,13bとを接続
して一体的に回動させ、一方、製版及び排版時に給版ア
ーム7a,7bとドラム軸13a,13bとの接続を断
つようにそれぞれ設定されている。排版用摩擦クラッチ
16は、後述するように、印刷時に、排版アーム8a,
8bとドラム軸13a,13bとを接続して一体的に回
動させ、一方、マスタ初期セット時並びに製版及び排版
時に排版アーム8a,8bとドラム軸13a,13bと
の接続を断つようにそれぞれ設定されている。給版用摩
擦クラッチ15及び排版用摩擦クラッチ16は、ジャム
時等の手操作処置のために手動で外れるようになってい
る。
ラム5を挟んでその内側に一対の給版アーム7a,7b
(以下、「給版アーム対7a,7b」というときがあ
る)が、その外側に一対の排版アーム8a,8b(以
下、「排版アーム対8a,8b」というときがある)が
それぞれ図示しない軸受を介して回転中心軸6に対して
回動自在に支持されている。各給版アーム7a,7bの
基部は給版用摩擦クラッチ15を介してドラム軸13
a,13bに、各排版アーム8a,8bの基部は排版用
摩擦クラッチ16を介してドラム軸13a,13bにそ
れぞれ連結されている。 給版用摩擦クラッチ15は、
後述するように、マスタ初期セット時及び印刷時に、給
版アーム7a,7bとドラム軸13a,13bとを接続
して一体的に回動させ、一方、製版及び排版時に給版ア
ーム7a,7bとドラム軸13a,13bとの接続を断
つようにそれぞれ設定されている。排版用摩擦クラッチ
16は、後述するように、印刷時に、排版アーム8a,
8bとドラム軸13a,13bとを接続して一体的に回
動させ、一方、マスタ初期セット時並びに製版及び排版
時に排版アーム8a,8bとドラム軸13a,13bと
の接続を断つようにそれぞれ設定されている。給版用摩
擦クラッチ15及び排版用摩擦クラッチ16は、ジャム
時等の手操作処置のために手動で外れるようになってい
る。
【0090】図14に示すように、ドラム軸13bの一
端側にはドラム歯車17が一体形成されている。ドラム
歯車17の外側には、ドラム駆動手段230’が配設さ
れていて、ドラム駆動手段230’はドラム駆動手段2
30に対してその駆動モータMが図13に示す矢印A方
向及び矢印B方向の両方向に印刷ドラム5を回転駆動さ
せることのみ相違する。
端側にはドラム歯車17が一体形成されている。ドラム
歯車17の外側には、ドラム駆動手段230’が配設さ
れていて、ドラム駆動手段230’はドラム駆動手段2
30に対してその駆動モータMが図13に示す矢印A方
向及び矢印B方向の両方向に印刷ドラム5を回転駆動さ
せることのみ相違する。
【0091】図15において、各給版アーム7a,7b
及び各排版アーム8a,8bの基部側には、図13及び
図16に示すホームポジション状態における各給版アー
ム7a,7b及び各排版アーム8a,8bに対して回転
中心軸6を介して対称位置に、回転バランスを保持する
ための、比重大の材料から成るバランサウエィト62
A,62Bが固設されている。バランサウエィト62
A,62Bは、給版アーム対7a,7b及び排版アーム
対8a,8bが回転した場合に他の部品に干渉しないよ
うにそれぞれ配置されている。バランサウエィト62
A,62Bは、側面視において略扇状を成し、回転中心
軸6に対する給版ユニット170及び排版ユニット18
0の回転モーメント成分と釣り合うようにその大きさ及
び重量が設定されている。後述するように、印刷工程に
おいて、印刷ドラム5、給版ユニット170及び排版ユ
ニット180は、一体となって高速で回転する。このと
き、上記のように、バランサウエィト62A,62Bが
設けられているため、これらの一体化した物体の全体と
しては、回転バランスが良くなって回転時の負荷変動が
小さくなるので、より安定した高速印刷を行なえる。な
お、バランサウエィト62A,62Bは、図15のみに
図示し、その他の図面においてはその図示の簡明化を図
るため省略している。
及び各排版アーム8a,8bの基部側には、図13及び
図16に示すホームポジション状態における各給版アー
ム7a,7b及び各排版アーム8a,8bに対して回転
中心軸6を介して対称位置に、回転バランスを保持する
ための、比重大の材料から成るバランサウエィト62
A,62Bが固設されている。バランサウエィト62
A,62Bは、給版アーム対7a,7b及び排版アーム
対8a,8bが回転した場合に他の部品に干渉しないよ
うにそれぞれ配置されている。バランサウエィト62
A,62Bは、側面視において略扇状を成し、回転中心
軸6に対する給版ユニット170及び排版ユニット18
0の回転モーメント成分と釣り合うようにその大きさ及
び重量が設定されている。後述するように、印刷工程に
おいて、印刷ドラム5、給版ユニット170及び排版ユ
ニット180は、一体となって高速で回転する。このと
き、上記のように、バランサウエィト62A,62Bが
設けられているため、これらの一体化した物体の全体と
しては、回転バランスが良くなって回転時の負荷変動が
小さくなるので、より安定した高速印刷を行なえる。な
お、バランサウエィト62A,62Bは、図15のみに
図示し、その他の図面においてはその図示の簡明化を図
るため省略している。
【0092】各給版アーム7a,7bの自由端部の間に
は、各アームを連結して剛性を保持するための図示しな
い連結部材が他の部品に干渉しないようにそれぞれ橋架
されている。
は、各アームを連結して剛性を保持するための図示しな
い連結部材が他の部品に干渉しないようにそれぞれ橋架
されている。
【0093】インキローラ20に対向する印刷ドラム5
の外周面下方の近傍には、軸11sの周りに押圧手段と
してのプレスローラ11が回転可能に設けられている。
軸11sはその両軸端に配置された一対のアーム23,
23に支持されていて、これらのアーム23,23は印
刷装置本体側の図示しない側板に取り付けられた軸23
sの周りに揺動可能に支持されている。プレスローラ1
1は、印刷時に印刷ドラム5に印刷用紙Pを介して圧接
する印刷位置と、非印刷時に未使用給版ロール2U及び
使用済マスタ1bが巻取軸9に最後まで巻き取られて満
杯状態になった排版ロール10(図中仮想線で示す)を
収容した排版ロールカバー65等の突出部分との接触を
避けるために印刷ドラム5の外周面から離間した非印刷
位置とを選択的に占めるようになっている。軸23sの
図において左側近傍には、図示しない用紙搬送手段によ
ってその上流側より給送される印刷用紙Pを印刷ドラム
5とプレスローラ11との間に搬送する上下一対のフィ
ードローラ対24a,24bが配設されている。フィー
ドローラ対24a,24bのニップ部の上方及び下方に
は、印刷ドラム5とプレスローラ11との間に印刷用紙
Pを案内するための上下一対のガイド板25a,25b
が配置されている。
の外周面下方の近傍には、軸11sの周りに押圧手段と
してのプレスローラ11が回転可能に設けられている。
軸11sはその両軸端に配置された一対のアーム23,
23に支持されていて、これらのアーム23,23は印
刷装置本体側の図示しない側板に取り付けられた軸23
sの周りに揺動可能に支持されている。プレスローラ1
1は、印刷時に印刷ドラム5に印刷用紙Pを介して圧接
する印刷位置と、非印刷時に未使用給版ロール2U及び
使用済マスタ1bが巻取軸9に最後まで巻き取られて満
杯状態になった排版ロール10(図中仮想線で示す)を
収容した排版ロールカバー65等の突出部分との接触を
避けるために印刷ドラム5の外周面から離間した非印刷
位置とを選択的に占めるようになっている。軸23sの
図において左側近傍には、図示しない用紙搬送手段によ
ってその上流側より給送される印刷用紙Pを印刷ドラム
5とプレスローラ11との間に搬送する上下一対のフィ
ードローラ対24a,24bが配設されている。フィー
ドローラ対24a,24bのニップ部の上方及び下方に
は、印刷ドラム5とプレスローラ11との間に印刷用紙
Pを案内するための上下一対のガイド板25a,25b
が配置されている。
【0094】給版アーム対7a,7bの自由端部には、
給版ロール2若しくは未使用給版ロール2Uを着脱する
ためのU字状の着脱溝7hがそれぞれ形成されている。
各着脱溝7hには、給版ロール2の各端部の芯管2sに
所定の制動力を負荷するブレーキユニット26がそれぞ
れ設けられていて、給版ロール2は両端部の芯管2sを
介して両ブレーキユニット26により回転可能、かつ、
着脱可能に支持されていると共に、給版アーム対7a,
7bの回動時にブレーキユニット26からその慣性によ
り外れたりしないように支持されている。
給版ロール2若しくは未使用給版ロール2Uを着脱する
ためのU字状の着脱溝7hがそれぞれ形成されている。
各着脱溝7hには、給版ロール2の各端部の芯管2sに
所定の制動力を負荷するブレーキユニット26がそれぞ
れ設けられていて、給版ロール2は両端部の芯管2sを
介して両ブレーキユニット26により回転可能、かつ、
着脱可能に支持されていると共に、給版アーム対7a,
7bの回動時にブレーキユニット26からその慣性によ
り外れたりしないように支持されている。
【0095】給版ロール2支持部近傍の給版アーム対7
a,7bには、プラテンローラ3が給版アーム対7a,
7bに回転自在に支持された軸3sに取り付けられてい
る。
a,7bには、プラテンローラ3が給版アーム対7a,
7bに回転自在に支持された軸3sに取り付けられてい
る。
【0096】排版アーム対8a,8bは、図13及び図
16に示すホームポジション(給版位置)において、図
19に示すように、排版アーム停止手段35’によって
位置決め停止されるようになっている。この排版アーム
停止手段35’は、印刷装置本体側の側板39に設けら
れた、回転中心軸6と平行な方向に突出可能な案内ピン
36を有するプランジャ突出型のソレノイド37と、排
版アーム8aの自由端部近傍に設けられ案内ピン36が
突出して嵌合するための係止孔38’とから構成されて
いる。
16に示すホームポジション(給版位置)において、図
19に示すように、排版アーム停止手段35’によって
位置決め停止されるようになっている。この排版アーム
停止手段35’は、印刷装置本体側の側板39に設けら
れた、回転中心軸6と平行な方向に突出可能な案内ピン
36を有するプランジャ突出型のソレノイド37と、排
版アーム8aの自由端部近傍に設けられ案内ピン36が
突出して嵌合するための係止孔38’とから構成されて
いる。
【0097】給版アーム対7a,7b及び排版アーム対
8a,8bは、上記ホームポジション(給版位置)等に
おいて、給排版アーム接合手段40によって一体的に結
合されるようになっている。この給排版アーム接合手段
40は、図16乃至図18に示すように、給版アーム7
bの所定位置に植設された係止ピン41と、排版アーム
8bの所定位置に軸43で枢着されていて、その一端部
に係止ピン41と所定時期に係合する嵌合溝45hが形
成された係止レバー45と、排版アーム8bの所定位置
に固設されていて、プランジャ46pを有しこのプラン
ジャ46pで係止レバー45の他端部にピンを介して回
動可能に連結されたソレノイド46と、係止レバー45
の一端部近傍と排版アーム8bの所定位置に植設された
ピン8pとの間に設けられ図において係止レバー45の
嵌合溝45h部を反時計回り方向に付勢する接合ばね4
2と、排版アーム8bの所定位置に植設され係止レバー
45の他端部を衝止するためのストッパー44とから構
成される。係止レバー45は、板金でできていて略L字
状をなしている。
8a,8bは、上記ホームポジション(給版位置)等に
おいて、給排版アーム接合手段40によって一体的に結
合されるようになっている。この給排版アーム接合手段
40は、図16乃至図18に示すように、給版アーム7
bの所定位置に植設された係止ピン41と、排版アーム
8bの所定位置に軸43で枢着されていて、その一端部
に係止ピン41と所定時期に係合する嵌合溝45hが形
成された係止レバー45と、排版アーム8bの所定位置
に固設されていて、プランジャ46pを有しこのプラン
ジャ46pで係止レバー45の他端部にピンを介して回
動可能に連結されたソレノイド46と、係止レバー45
の一端部近傍と排版アーム8bの所定位置に植設された
ピン8pとの間に設けられ図において係止レバー45の
嵌合溝45h部を反時計回り方向に付勢する接合ばね4
2と、排版アーム8bの所定位置に植設され係止レバー
45の他端部を衝止するためのストッパー44とから構
成される。係止レバー45は、板金でできていて略L字
状をなしている。
【0098】図14にのみ示すように、各排版アーム対
8a,8bの自由端部の間には、排版ロールカバー65
を着脱自在に取り付け、かつ、両アーム8a,8bの剛
性を保持するための取付板68a,68bが橋架・固設
されている。
8a,8bの自由端部の間には、排版ロールカバー65
を着脱自在に取り付け、かつ、両アーム8a,8bの剛
性を保持するための取付板68a,68bが橋架・固設
されている。
【0099】排版アーム8a、8bの自由端部には、図
7に示す構成と同様な、ロール駆動軸52及びスライド
軸53で主に構成される排版ロール軸支持手段185が
配設されている。
7に示す構成と同様な、ロール駆動軸52及びスライド
軸53で主に構成される排版ロール軸支持手段185が
配設されている。
【0100】図8において、符号95’は、この装置に
用いられるロールセット品を示す。ロールセット品9
5’は、ロールセット品95に対して、未使用給版ロー
ル10Uの巻取軸9に予め印刷ドラム5の約1外周長分
に相当するマスタ1が巻き付けられていることのみ相違
する。
用いられるロールセット品を示す。ロールセット品9
5’は、ロールセット品95に対して、未使用給版ロー
ル10Uの巻取軸9に予め印刷ドラム5の約1外周長分
に相当するマスタ1が巻き付けられていることのみ相違
する。
【0101】次に、図13乃至図26を参照して動作を
説明する。なお、図21乃至図26において、印刷ドラ
ム5廻りの構成要素、排版アーム停止手段35’、排版
ロール用歯車51、ロール駆動軸52、ブレーキユニッ
ト26、給排版アーム接合手段40、サーマルヘッド接
離手段50、排版ロール駆動手段55、取付板68a,
68b、排版ロールカバー65の弾性片80等の詳細な
構成要素は、説明の簡明化を図るためその図示を随時省
略する。
説明する。なお、図21乃至図26において、印刷ドラ
ム5廻りの構成要素、排版アーム停止手段35’、排版
ロール用歯車51、ロール駆動軸52、ブレーキユニッ
ト26、給排版アーム接合手段40、サーマルヘッド接
離手段50、排版ロール駆動手段55、取付板68a,
68b、排版ロールカバー65の弾性片80等の詳細な
構成要素は、説明の簡明化を図るためその図示を随時省
略する。
【0102】まず、マスタ初期セット時について説明す
る。図21において、給版ユニット170および排版ユ
ニット180に未使用給版ロール2U及び印刷ドラム5
の約1外周長に相当する分のマスタ1が予め巻き付けら
れ排版ロールカバー65に収納されている未使用排版ロ
ール10Uの取り付け(以下、「セット」という)は以
下のようになされる。すなわち、先ず、図8に示すロー
ルセット品95’を用意し、印刷装置本体側からドラム
ユニット220’を取り外して、取付板68a,68b
の所定部位に図3において上記実施例で説明したと同様
に排版ロールカバー65を取り付け、排版ロール軸支持
手段185に未使用排版ロール10Uの巻取軸9をセッ
トし、マスタ1をプラテンローラ3の外側周面上に通し
て、未使用給版ロール2Uの芯管2sを給版ロール軸支
持手段175にセットする。
る。図21において、給版ユニット170および排版ユ
ニット180に未使用給版ロール2U及び印刷ドラム5
の約1外周長に相当する分のマスタ1が予め巻き付けら
れ排版ロールカバー65に収納されている未使用排版ロ
ール10Uの取り付け(以下、「セット」という)は以
下のようになされる。すなわち、先ず、図8に示すロー
ルセット品95’を用意し、印刷装置本体側からドラム
ユニット220’を取り外して、取付板68a,68b
の所定部位に図3において上記実施例で説明したと同様
に排版ロールカバー65を取り付け、排版ロール軸支持
手段185に未使用排版ロール10Uの巻取軸9をセッ
トし、マスタ1をプラテンローラ3の外側周面上に通し
て、未使用給版ロール2Uの芯管2sを給版ロール軸支
持手段175にセットする。
【0103】これらのセット終了後、ドラムユニット2
20’をフレーム351’を介して印刷装置本体側に装
着する。このとき、印刷装置本体側に上述した各手段に
より支持されている、サーマルヘッド4、プレスローラ
11、駆動歯車31及び歯車61は、給版ユニット17
0及び排版ユニット180の上記突出部分等から離間さ
れているため干渉等の不具合は発生しない。そして、排
版ユニット180は、排版アーム停止手段35’(図1
9に示す)の作動により上記ホームポジション(給版位
置)に停止される。以降の動作において、この排版アー
ム停止手段35’による排版ユニット180の停止及び
その解除動作の説明は随時省略する。
20’をフレーム351’を介して印刷装置本体側に装
着する。このとき、印刷装置本体側に上述した各手段に
より支持されている、サーマルヘッド4、プレスローラ
11、駆動歯車31及び歯車61は、給版ユニット17
0及び排版ユニット180の上記突出部分等から離間さ
れているため干渉等の不具合は発生しない。そして、排
版ユニット180は、排版アーム停止手段35’(図1
9に示す)の作動により上記ホームポジション(給版位
置)に停止される。以降の動作において、この排版アー
ム停止手段35’による排版ユニット180の停止及び
その解除動作の説明は随時省略する。
【0104】次いで、図示しないマスタセットキーを押
下することにより、排版ユニット180は給版位置のま
まで、図2に示すものと同様の構成を有するドラム駆動
手段230’が作動する。すなわち、駆動モータMから
供給された駆動力で、印刷ドラム5及び給版ユニット1
70が一体となって矢印A方向に緩やかに回転されて、
排版ロール10の巻取軸9と未使用給版ロール2Uとの
間のマスタ1が印刷ドラム5の外周面上に当接され、イ
ンキ付着等による摩擦力により巻取軸9が図中矢印A方
向に回転される。こうして、マスタ1が巻取軸9から順
次繰り出されつつ印刷ドラム5の外周面に巻き付けられ
る。
下することにより、排版ユニット180は給版位置のま
まで、図2に示すものと同様の構成を有するドラム駆動
手段230’が作動する。すなわち、駆動モータMから
供給された駆動力で、印刷ドラム5及び給版ユニット1
70が一体となって矢印A方向に緩やかに回転されて、
排版ロール10の巻取軸9と未使用給版ロール2Uとの
間のマスタ1が印刷ドラム5の外周面上に当接され、イ
ンキ付着等による摩擦力により巻取軸9が図中矢印A方
向に回転される。こうして、マスタ1が巻取軸9から順
次繰り出されつつ印刷ドラム5の外周面に巻き付けられ
る。
【0105】このとき、排版アーム対8a,8bは排版
用摩擦クラッチ16により印刷ドラム5に対してその接
続を断たれていて給版位置を占めており、また給版アー
ム対7a,7bは給版用摩擦クラッチ15によって印刷
ドラム5と接続された状態である。給版ロール2の芯管
2sにはブレーキユニット26により、同様に巻取軸9
にも上記ブレーキユニットによりそれぞれ所定の制動力
が作用しているので、巻取軸9から引き出されたマスタ
1には所定の張力が付与され、張りを持たせた状態でシ
ワを発生させること無く印刷ドラム5の外周面にマスタ
1を巻き付けることができる。
用摩擦クラッチ16により印刷ドラム5に対してその接
続を断たれていて給版位置を占めており、また給版アー
ム対7a,7bは給版用摩擦クラッチ15によって印刷
ドラム5と接続された状態である。給版ロール2の芯管
2sにはブレーキユニット26により、同様に巻取軸9
にも上記ブレーキユニットによりそれぞれ所定の制動力
が作用しているので、巻取軸9から引き出されたマスタ
1には所定の張力が付与され、張りを持たせた状態でシ
ワを発生させること無く印刷ドラム5の外周面にマスタ
1を巻き付けることができる。
【0106】次いで、図22において、給版ユニット1
70と排版ユニット180とが、給排版アーム接合手段
40によって一体的に結合される。すなわち、図16乃
至図18において、給版アーム7bが矢印A方向に給版
位置近傍にまで回転されたとき、係止ピン41と摺接案
内部45aとが摺接することにより、嵌合溝45hに係
止ピン41が嵌合されて給版アーム対7a,7bと排版
アーム対8a,8bとが、一体的に結合される。ここま
でが製版前の準備工程である。また、給版アーム対7
a,7bと排版アーム対8a,8bとの結合状態を解除
するときは、ソレノイド46がオンすることによるプラ
ンジャ46pの吸引動作を介して、嵌合溝45h部が軸
43を中心として時計回り方向に回動され、嵌合溝45
hと係止ピン41との嵌合が解除される。
70と排版ユニット180とが、給排版アーム接合手段
40によって一体的に結合される。すなわち、図16乃
至図18において、給版アーム7bが矢印A方向に給版
位置近傍にまで回転されたとき、係止ピン41と摺接案
内部45aとが摺接することにより、嵌合溝45hに係
止ピン41が嵌合されて給版アーム対7a,7bと排版
アーム対8a,8bとが、一体的に結合される。ここま
でが製版前の準備工程である。また、給版アーム対7
a,7bと排版アーム対8a,8bとの結合状態を解除
するときは、ソレノイド46がオンすることによるプラ
ンジャ46pの吸引動作を介して、嵌合溝45h部が軸
43を中心として時計回り方向に回動され、嵌合溝45
hと係止ピン41との嵌合が解除される。
【0107】次いで、図23において、製版及び排版が
同時に行われる。図示しない製版スタートキーをオンす
ると、先ず、原稿の画像情報が原稿読取装置(共に図示
せず)で読み取られる。これと並行して、給版ユニット
170側において、サーマルヘッド4が、サーマルヘッ
ド接離手段50の作動によりプラテンローラ3にマスタ
1を介して当接する製版位置に変位される。
同時に行われる。図示しない製版スタートキーをオンす
ると、先ず、原稿の画像情報が原稿読取装置(共に図示
せず)で読み取られる。これと並行して、給版ユニット
170側において、サーマルヘッド4が、サーマルヘッ
ド接離手段50の作動によりプラテンローラ3にマスタ
1を介して当接する製版位置に変位される。
【0108】一方、上記動作と同時に、製版は、図20
に示すように、プラテンローラ駆動手段210の作動を
伴って行われる。すなわち、図示しないDCモータの回
転駆動によりカム32が、図中矢印B方向に回転される
ことによって、カムフォロアブラケット33が軸33s
を中心として回動されて、歯車31が歯車30に噛合す
ることとなる。このとき、パルスモータ28が回転駆動
されることによって、歯車30及びプラテンローラ3が
図中矢印B方向に回転されて、マスタ1が給版ロール2
から順次引き出されつつ搬送されると共に、図示しない
原稿読取装置から読み込まれた画像情報に応じて、サー
マルヘッド4の発熱体部が選択的に発熱しマスタ1の先
端から順次穿孔され製版が行われる。
に示すように、プラテンローラ駆動手段210の作動を
伴って行われる。すなわち、図示しないDCモータの回
転駆動によりカム32が、図中矢印B方向に回転される
ことによって、カムフォロアブラケット33が軸33s
を中心として回動されて、歯車31が歯車30に噛合す
ることとなる。このとき、パルスモータ28が回転駆動
されることによって、歯車30及びプラテンローラ3が
図中矢印B方向に回転されて、マスタ1が給版ロール2
から順次引き出されつつ搬送されると共に、図示しない
原稿読取装置から読み込まれた画像情報に応じて、サー
マルヘッド4の発熱体部が選択的に発熱しマスタ1の先
端から順次穿孔され製版が行われる。
【0109】この製版動作と同時に、ドラム駆動手段2
30’の駆動モータMから供給される駆動力で、印刷ド
ラム5のみが図中矢印B方向にプラテンローラ3の周速
度と同期した速度で回転されて、製版済マスタ1aが印
刷ドラム5の外周面に巻き付けられていく。このとき、
排版アーム対8a,8bの排版用摩擦クラッチ16(図
15に示す)及び給版アーム対7a,7bの給版用摩擦
クラッチ15(図15に示す)は、印刷ドラム5に対し
てその接続を断たれている。プラテンローラ3から供給
される製版済マスタ1aに適正な張力を与えて印刷ドラ
ム5に巻き付けるために、印刷ドラム5の周速度がプラ
テンローラ3の周速度よりも僅かに速くなるように設定
されている。
30’の駆動モータMから供給される駆動力で、印刷ド
ラム5のみが図中矢印B方向にプラテンローラ3の周速
度と同期した速度で回転されて、製版済マスタ1aが印
刷ドラム5の外周面に巻き付けられていく。このとき、
排版アーム対8a,8bの排版用摩擦クラッチ16(図
15に示す)及び給版アーム対7a,7bの給版用摩擦
クラッチ15(図15に示す)は、印刷ドラム5に対し
てその接続を断たれている。プラテンローラ3から供給
される製版済マスタ1aに適正な張力を与えて印刷ドラ
ム5に巻き付けるために、印刷ドラム5の周速度がプラ
テンローラ3の周速度よりも僅かに速くなるように設定
されている。
【0110】上記製版動作と並行して、図16に示すよ
うに、排版ユニット180側において、排版ロール駆動
手段55が作動することにより、上述した動作で排版ロ
ール用歯車51と歯車61とが噛合される。この状態に
おいて、排版巻取モータ56が回転駆動されることによ
り、ロール駆動軸52を介して巻取軸9が矢印B方向に
回転され巻取軸9の周囲に使用済マスタ1bがロール状
に巻き取られていく。
うに、排版ユニット180側において、排版ロール駆動
手段55が作動することにより、上述した動作で排版ロ
ール用歯車51と歯車61とが噛合される。この状態に
おいて、排版巻取モータ56が回転駆動されることによ
り、ロール駆動軸52を介して巻取軸9が矢印B方向に
回転され巻取軸9の周囲に使用済マスタ1bがロール状
に巻き取られていく。
【0111】なお、上述した製版・排版動作中において
は、給版ロール2の芯管2sにはブレーキユニット26
により所定の制動力が作用しているので、給版ロール2
から繰り出されたマスタ1には所定の張力が付与され、
張りを持たせた状態でシワを発生させること無くサーマ
ルヘッド4で穿孔製版し、プラテンローラ3で印刷ドラ
ム5の外周面に供給することができる。
は、給版ロール2の芯管2sにはブレーキユニット26
により所定の制動力が作用しているので、給版ロール2
から繰り出されたマスタ1には所定の張力が付与され、
張りを持たせた状態でシワを発生させること無くサーマ
ルヘッド4で穿孔製版し、プラテンローラ3で印刷ドラ
ム5の外周面に供給することができる。
【0112】製版終了後、図24に示すように、サーマ
ルヘッド4は、サーマルヘッド接離手段50の作動によ
りマスタ1を介してプラテンローラ3から矢印U方向に
離間されて非製版位置を占める。
ルヘッド4は、サーマルヘッド接離手段50の作動によ
りマスタ1を介してプラテンローラ3から矢印U方向に
離間されて非製版位置を占める。
【0113】これと同時に、図20において、プラテン
ローラ駆動手段210が作動する。先ず、パルスモータ
28の回転が停止される。次いで、上記DCモータの回
転駆動によりカム32が、図中矢印B方向にさらに回転
されることによってその大径部とローラ33aとの係合
が解除され、引張りコイルばね34の付勢力によりカム
フォロアブラケット33が軸33sを中心として反時計
回り方向に回動される。これにより、駆動歯車31と歯
車30との噛合状態が解除され、駆動歯車31が、給版
ユニット170及び排版ユニット180等の突出部分と
干渉しない位置を占める。
ローラ駆動手段210が作動する。先ず、パルスモータ
28の回転が停止される。次いで、上記DCモータの回
転駆動によりカム32が、図中矢印B方向にさらに回転
されることによってその大径部とローラ33aとの係合
が解除され、引張りコイルばね34の付勢力によりカム
フォロアブラケット33が軸33sを中心として反時計
回り方向に回動される。これにより、駆動歯車31と歯
車30との噛合状態が解除され、駆動歯車31が、給版
ユニット170及び排版ユニット180等の突出部分と
干渉しない位置を占める。
【0114】一方、上記各動作と同時に、排版ロール駆
動手段55が作動する。すなわち、排版巻取モータ56
の駆動が停止されることにより排版ロール10の回転が
停止され、次いで上述した動作で歯車61は排版ロール
用歯車51から離間されて、図22の給版位置と同じ状
態になる。
動手段55が作動する。すなわち、排版巻取モータ56
の駆動が停止されることにより排版ロール10の回転が
停止され、次いで上述した動作で歯車61は排版ロール
用歯車51から離間されて、図22の給版位置と同じ状
態になる。
【0115】次いで、排版アーム停止手段35’の作動
により、排版ユニット180の停止状態が解除される。
そして図24の状態から、給版ユニット170、排版ユ
ニット180及び印刷ドラム5が一体となって、すなわ
ち、排版アーム対8a,8bの排版用摩擦クラッチ16
及び給版アーム対7a,7bの給版用摩擦クラッチ15
がそれぞれ印刷ドラム5に接続された状態で図25の位
置(製版済マスタ1aの製版初頭位置)に到るまで回転
される。
により、排版ユニット180の停止状態が解除される。
そして図24の状態から、給版ユニット170、排版ユ
ニット180及び印刷ドラム5が一体となって、すなわ
ち、排版アーム対8a,8bの排版用摩擦クラッチ16
及び給版アーム対7a,7bの給版用摩擦クラッチ15
がそれぞれ印刷ドラム5に接続された状態で図25の位
置(製版済マスタ1aの製版初頭位置)に到るまで回転
される。
【0116】図25において、印刷工程が始まり、図示
しない給紙台上に積載されている印刷用紙Pが、図示し
ない用紙搬送手段によりフィードローラ対24a,24
bへ向けて送られ、さらにフィードローラ対24a,2
4bにより印刷ドラム5の回転と同期した所定のタイミ
ングで印刷ドラム5の外周面とプレスローラ11との間
に送出される。そして、印刷ドラム5の外周面から下方
に離間していたプレスローラ11が、アーム23(図1
3に示す)の揺動によって矢印Uで示す上方に移動し、
同図中の矢印B方向に回転する印刷ドラム5の外周面に
巻装された製版済マスタ1aに印刷用紙Pが押圧される
ことにより、製版済マスタ1aの穿孔部分からインキが
印刷用紙Pの表面に転移される。
しない給紙台上に積載されている印刷用紙Pが、図示し
ない用紙搬送手段によりフィードローラ対24a,24
bへ向けて送られ、さらにフィードローラ対24a,2
4bにより印刷ドラム5の回転と同期した所定のタイミ
ングで印刷ドラム5の外周面とプレスローラ11との間
に送出される。そして、印刷ドラム5の外周面から下方
に離間していたプレスローラ11が、アーム23(図1
3に示す)の揺動によって矢印Uで示す上方に移動し、
同図中の矢印B方向に回転する印刷ドラム5の外周面に
巻装された製版済マスタ1aに印刷用紙Pが押圧される
ことにより、製版済マスタ1aの穿孔部分からインキが
印刷用紙Pの表面に転移される。
【0117】なお、この時、インキローラ20も印刷ド
ラム5の回転方向と同一方向に回転し、インキを印刷ド
ラム5の内周面に供給する。このようにして、印刷され
た印刷用紙Pは、プレスローラ11を過ぎると、図示し
ない排紙剥離手段によって印刷ドラム5の外周面から剥
離され、排紙搬送手段によって排紙台(共に図示しな
い)上に排紙積載される。図25の印刷工程を経過し
て、図26に示すように、給版ユニット170及び排版
ユニット180がプレスローラ11に近付くと、プレス
ローラ11は給版ロール2や排版ロールカバー65等の
上記突出部分に干渉しないように印刷ドラム5から離間
される。このようにして、1枚目の試し刷り、いわゆる
版付けが終了する。
ラム5の回転方向と同一方向に回転し、インキを印刷ド
ラム5の内周面に供給する。このようにして、印刷され
た印刷用紙Pは、プレスローラ11を過ぎると、図示し
ない排紙剥離手段によって印刷ドラム5の外周面から剥
離され、排紙搬送手段によって排紙台(共に図示しな
い)上に排紙積載される。図25の印刷工程を経過し
て、図26に示すように、給版ユニット170及び排版
ユニット180がプレスローラ11に近付くと、プレス
ローラ11は給版ロール2や排版ロールカバー65等の
上記突出部分に干渉しないように印刷ドラム5から離間
される。このようにして、1枚目の試し刷り、いわゆる
版付けが終了する。
【0118】以降の動作は、上記実施例と同様であるた
め、その説明を省略する。
め、その説明を省略する。
【0119】なお、孔版式製版印刷装置350’のマス
タ初期セット時においては、印刷ドラム5の約1外周長
に相当する分のマスタ1を巻取軸9に予め巻き付けてお
いてマスタ装着を行い、かつ、排版ユニット180を給
版位置に停止させると共に印刷ドラム5及び給版ユニッ
ト170を一緒に回転させて印刷ドラム5の外周面にマ
スタ1を巻装したが、印刷ドラム5が所定回転角回転す
ることによるそれに対応する外周長と、給版ユニット1
70の所定回転角回転することよる印刷ドラム5外周面
へのマスタ1の巻装長さとの相違に基づく多少のスリッ
プを許容することを前提にした場合には、必ずしもこの
ようにする必要はない。つまり、印刷ドラム5の約1外
周長に相当する分のマスタ1を巻取軸9に予め巻き付け
ること無く、給版ロール2から繰り出されるマスタ1を
印刷ドラム5外周面上に多少スリップさせながらマスタ
1の巻装を行ってもよい。
タ初期セット時においては、印刷ドラム5の約1外周長
に相当する分のマスタ1を巻取軸9に予め巻き付けてお
いてマスタ装着を行い、かつ、排版ユニット180を給
版位置に停止させると共に印刷ドラム5及び給版ユニッ
ト170を一緒に回転させて印刷ドラム5の外周面にマ
スタ1を巻装したが、印刷ドラム5が所定回転角回転す
ることによるそれに対応する外周長と、給版ユニット1
70の所定回転角回転することよる印刷ドラム5外周面
へのマスタ1の巻装長さとの相違に基づく多少のスリッ
プを許容することを前提にした場合には、必ずしもこの
ようにする必要はない。つまり、印刷ドラム5の約1外
周長に相当する分のマスタ1を巻取軸9に予め巻き付け
ること無く、給版ロール2から繰り出されるマスタ1を
印刷ドラム5外周面上に多少スリップさせながらマスタ
1の巻装を行ってもよい。
【0120】図28に上記実施例の変形例1を示す。同
図において、符号65Aは排版ロールカバーを示す。こ
の変形例1の排版ロールカバー65Aは、上記実施例の
排版ロールカバー65に対して、その基端部80b’が
巻取開口部69の上端縁近傍に設けられ、その先端部8
0a’が排版ロールカバー65Aの内方に延びて使用済
マスタ1bの印刷面1dに当接する弾性部材としての弾
性片80’を付加したことのみ相違する。
図において、符号65Aは排版ロールカバーを示す。こ
の変形例1の排版ロールカバー65Aは、上記実施例の
排版ロールカバー65に対して、その基端部80b’が
巻取開口部69の上端縁近傍に設けられ、その先端部8
0a’が排版ロールカバー65Aの内方に延びて使用済
マスタ1bの印刷面1dに当接する弾性部材としての弾
性片80’を付加したことのみ相違する。
【0121】この変形例1によれば、上記実施例に比べ
て、弾性片80及び弾性片80’により巻取開口部69
が一層確実に覆われるので、巻取開口部69からの収納
インキk2の漏れをさらに確実に防ぐことができる利点
がある。
て、弾性片80及び弾性片80’により巻取開口部69
が一層確実に覆われるので、巻取開口部69からの収納
インキk2の漏れをさらに確実に防ぐことができる利点
がある。
【0122】なお、排版ロールカバーの弾性片は、上記
実施例及び変形例1のものに限らず、弾性片80’のみ
を巻取開口部69の上端縁近傍に設けた構成であっても
よい。
実施例及び変形例1のものに限らず、弾性片80’のみ
を巻取開口部69の上端縁近傍に設けた構成であっても
よい。
【0123】上記実施例では、使用済マスタ1bの巻き
取り部分の両端から巻取軸9上に滲み出たインキk1は
流動性が高く、ジャム等のトラブル処理等で排版ロール
カバー65の巻取開口部69より、インキk1及び収納
インキk2が漏れ出しやすい位置に給排版ユニット19
0あるいは給版ユニット170及び排版ユニット180
が停止された場合等に、排版ロールカバー65の周壁内
に溜った収納インキk2が巻取開口部69から流出する
虞がある。そこで、この問題点を解消する目的のため
に、請求項3記載の発明をした。
取り部分の両端から巻取軸9上に滲み出たインキk1は
流動性が高く、ジャム等のトラブル処理等で排版ロール
カバー65の巻取開口部69より、インキk1及び収納
インキk2が漏れ出しやすい位置に給排版ユニット19
0あるいは給版ユニット170及び排版ユニット180
が停止された場合等に、排版ロールカバー65の周壁内
に溜った収納インキk2が巻取開口部69から流出する
虞がある。そこで、この問題点を解消する目的のため
に、請求項3記載の発明をした。
【0124】図29及び図30に請求項3記載の発明に
係る変形例2を示す。両図において、符号65Bは変形
例2の排版ロールカバーを示す。この変形例2は、上記
実施例に対して、上記実施例の排版ロールカバー65に
代えて、排版ロール10から滲み出たインキk1を吸収
するインキ吸収部材81が、カバー下67及びカバー上
66の内側に配設された排版ロールカバー65Bを有す
ることのみ相違する。インキ吸収部材81は、インキ吸
収性の多孔質の材質でできていて、樹脂製の発泡スポン
ジが用いられている。このインキ吸収部材81としての
発泡スポンジは、排版ロールカバー65Bの巻取開口部
69及び巻取軸9の端部側に位置する両側壁86a,8
6bを除き、その内側の略全周に貼り付けられている。
カバー下67とカバー上66との開閉部位における発泡
スポンジは、カバー上66が開閉可能なように切断さ
れ、かつ、これらの切断された部分が上下方向にオーバ
ラップしていて、カバー下67とカバー上66との合わ
せ目からの収納インキk2の滲み出しが防止されてい
る。
係る変形例2を示す。両図において、符号65Bは変形
例2の排版ロールカバーを示す。この変形例2は、上記
実施例に対して、上記実施例の排版ロールカバー65に
代えて、排版ロール10から滲み出たインキk1を吸収
するインキ吸収部材81が、カバー下67及びカバー上
66の内側に配設された排版ロールカバー65Bを有す
ることのみ相違する。インキ吸収部材81は、インキ吸
収性の多孔質の材質でできていて、樹脂製の発泡スポン
ジが用いられている。このインキ吸収部材81としての
発泡スポンジは、排版ロールカバー65Bの巻取開口部
69及び巻取軸9の端部側に位置する両側壁86a,8
6bを除き、その内側の略全周に貼り付けられている。
カバー下67とカバー上66との開閉部位における発泡
スポンジは、カバー上66が開閉可能なように切断さ
れ、かつ、これらの切断された部分が上下方向にオーバ
ラップしていて、カバー下67とカバー上66との合わ
せ目からの収納インキk2の滲み出しが防止されてい
る。
【0125】変形例2の基本的な動作は、上記実施例と
同じであるためその説明を省略し、上記実施例と異なる
点のみ以下に述べる。
同じであるためその説明を省略し、上記実施例と異なる
点のみ以下に述べる。
【0126】この変形例2によれば、排版ロールカバー
65B内に収納された収納インキk2が、さらに、イン
キ吸収部材81で吸収されて吸収インキk3となる。し
たがって、上記実施例の利点に加えて、排版ロールカバ
ー65B内に溜められ収納された収納インキk2がより
確実に排版ロールカバー65B内に保持されるので、上
記実施例の利点がより有効なものとなる。また、排版ロ
ール10の新品との交換時やマスタ1のジャム処理等の
トラブル処理時において、排版ロール10の巻取軸9を
排版ロールカバー65Bから取り外す場合に、インキk
1が巻取開口部69等より漏れるのを防ぐことができ
る。
65B内に収納された収納インキk2が、さらに、イン
キ吸収部材81で吸収されて吸収インキk3となる。し
たがって、上記実施例の利点に加えて、排版ロールカバ
ー65B内に溜められ収納された収納インキk2がより
確実に排版ロールカバー65B内に保持されるので、上
記実施例の利点がより有効なものとなる。また、排版ロ
ール10の新品との交換時やマスタ1のジャム処理等の
トラブル処理時において、排版ロール10の巻取軸9を
排版ロールカバー65Bから取り外す場合に、インキk
1が巻取開口部69等より漏れるのを防ぐことができ
る。
【0127】なお、インキ吸収部材81は、排版ロール
カバー65Bが所定の剛性を持っているため、それ自体
は剛性を必要とせず、例えば和紙や、吸い取り紙、ある
いは発泡ポリウレタンスポンジ等を含め、柔らかいもの
を用いてもよい。特に発泡ポリウレタンスポンジは、イ
ンキ吸収力に優れており、インキ吸収部材81として非
常に有効である。
カバー65Bが所定の剛性を持っているため、それ自体
は剛性を必要とせず、例えば和紙や、吸い取り紙、ある
いは発泡ポリウレタンスポンジ等を含め、柔らかいもの
を用いてもよい。特に発泡ポリウレタンスポンジは、イ
ンキ吸収力に優れており、インキ吸収部材81として非
常に有効である。
【0128】上述したように、問題となるインキk1
は、使用済マスタ1bの巻き取り部分の両端から排版ロ
ール10の巻取軸9の上下面に滲み出てくる。そこで、
巻取軸9の上下面に滲み出たインキk1をそのすぐ後に
吸収し、インキ吸収部材81を節約する目的のために、
請求項4記載の発明をした。
は、使用済マスタ1bの巻き取り部分の両端から排版ロ
ール10の巻取軸9の上下面に滲み出てくる。そこで、
巻取軸9の上下面に滲み出たインキk1をそのすぐ後に
吸収し、インキ吸収部材81を節約する目的のために、
請求項4記載の発明をした。
【0129】図31及び図32に請求項4記載の発明に
係る変形例3を示す。両図において、符号65Cは変形
例3の排版ロールカバーを示す。この変形例3は、変形
例2に対して、変形例2の排版ロールカバー65Bに代
えて、排版ロールカバー65Cを有することのみ相違す
る。排版ロールカバー65Cは、排版ロールカバー65
Bに対して、排版ロール10から滲み出たインキk1を
吸収するインキ吸収部材82を、排版ロール10におけ
る両端部近傍の巻取軸9を回転自在に支持する左右一対
の側壁86a,86bに設けたこと、シール部材72を
除去し軸受シール部87を有することが主に相違する。
係る変形例3を示す。両図において、符号65Cは変形
例3の排版ロールカバーを示す。この変形例3は、変形
例2に対して、変形例2の排版ロールカバー65Bに代
えて、排版ロールカバー65Cを有することのみ相違す
る。排版ロールカバー65Cは、排版ロールカバー65
Bに対して、排版ロール10から滲み出たインキk1を
吸収するインキ吸収部材82を、排版ロール10におけ
る両端部近傍の巻取軸9を回転自在に支持する左右一対
の側壁86a,86bに設けたこと、シール部材72を
除去し軸受シール部87を有することが主に相違する。
【0130】排版ロールカバー65Cの側壁86a,8
6bの外周部を覆う周壁の厚さは、カバー上66及びカ
バー下67の厚さに比べ薄く形成されていて、これらの
各端部が側壁86a,86bの外周部にインキシール性
をもって貼着されている。排版ロールカバー65Cは、
これにセットされる巻取軸9を中心としてカバー下67
Aと、このカバー下67Aに開閉自在に設けられたカバ
ー上66Aとに分割された円筒体状をなしている。カバ
ー下67Aとカバー上66Aとの各側壁86a,86b
の分割面中央部には、巻取軸9を着脱自在に装着すると
共にインキシール性を有し、かつ、巻取軸9を回転自在
に支持する軸受シール部87が、それぞれ形成されてい
る。この軸受シール部87は、以下に説明するインキ吸
収部材82の材料により、軸受及びインキシール性の両
機能が付与されるものである。
6bの外周部を覆う周壁の厚さは、カバー上66及びカ
バー下67の厚さに比べ薄く形成されていて、これらの
各端部が側壁86a,86bの外周部にインキシール性
をもって貼着されている。排版ロールカバー65Cは、
これにセットされる巻取軸9を中心としてカバー下67
Aと、このカバー下67Aに開閉自在に設けられたカバ
ー上66Aとに分割された円筒体状をなしている。カバ
ー下67Aとカバー上66Aとの各側壁86a,86b
の分割面中央部には、巻取軸9を着脱自在に装着すると
共にインキシール性を有し、かつ、巻取軸9を回転自在
に支持する軸受シール部87が、それぞれ形成されてい
る。この軸受シール部87は、以下に説明するインキ吸
収部材82の材料により、軸受及びインキシール性の両
機能が付与されるものである。
【0131】インキ吸収部材82は、排版ロールカバー
65Cの強度部材としての側壁86a,86bの役割も
兼ねるため、所定の強度を有し、かつ、インキ吸収性の
多孔質材料であるポリフェニレンサルファイド(PP
S)樹脂を用いている。このインキ吸収性部材82に
は、材料強度をあげるためにガラス繊維が30体積%混
入されている。このガラス繊維の含有量は、大きいほど
その材料強度は上がるが、その含有量が多すぎると上記
多孔質構造の孔を塞ぐことになり、一方、その含有量が
少なすぎると材料強度的に弱くなって変形能が大きくな
ったり破損等の問題を生じる。それ故に、望ましいガラ
スの含有量は10〜40体積%であり、特に望ましくは
20〜30体積%である。インキ吸収部材82として
は、さらに具体例をあげれば、ポリオレフィンの特殊な
パウダーを使用した、親水性樹脂多孔質機能材料である
サンファインAQ(商品名:旭化成工業株式会社製)を
使用できる。このサンファインAQは、その多孔質構造
による毛細管現象でインキk1を強力に吸い上げる。
65Cの強度部材としての側壁86a,86bの役割も
兼ねるため、所定の強度を有し、かつ、インキ吸収性の
多孔質材料であるポリフェニレンサルファイド(PP
S)樹脂を用いている。このインキ吸収性部材82に
は、材料強度をあげるためにガラス繊維が30体積%混
入されている。このガラス繊維の含有量は、大きいほど
その材料強度は上がるが、その含有量が多すぎると上記
多孔質構造の孔を塞ぐことになり、一方、その含有量が
少なすぎると材料強度的に弱くなって変形能が大きくな
ったり破損等の問題を生じる。それ故に、望ましいガラ
スの含有量は10〜40体積%であり、特に望ましくは
20〜30体積%である。インキ吸収部材82として
は、さらに具体例をあげれば、ポリオレフィンの特殊な
パウダーを使用した、親水性樹脂多孔質機能材料である
サンファインAQ(商品名:旭化成工業株式会社製)を
使用できる。このサンファインAQは、その多孔質構造
による毛細管現象でインキk1を強力に吸い上げる。
【0132】各側壁86a,86bの内壁部と排版ロー
ル10の各端部との距離は、近づくほど望ましいが、使
用済マスタ1bの巻き取りの際のマスタスキューもある
ため、これも考慮して1〜3mmとなるように配置する
のがよい。
ル10の各端部との距離は、近づくほど望ましいが、使
用済マスタ1bの巻き取りの際のマスタスキューもある
ため、これも考慮して1〜3mmとなるように配置する
のがよい。
【0133】変形例3の基本的な動作は、変形例2と同
じであるためその説明を省略し、変形例2と異なる点の
み以下に述べる。
じであるためその説明を省略し、変形例2と異なる点の
み以下に述べる。
【0134】この変形例3によれば、使用済マスタ1b
の巻き取り部分の両端から巻取軸9上下面に滲み出たイ
ンキk1が、排版ロール10両端部近傍の巻取軸9を回
転自在に支持する一対の側壁86a,86bに設けられ
たインキ吸収部材82で、滲み出たすぐ後に迅速、か
つ、確実に吸収されるので、巻取軸9上下面に滲み出て
残留するインキk1の量を少なくすることができる。そ
れ故に、インキ吸収部材82を効率良く、節約して使用
することが可能となる。
の巻き取り部分の両端から巻取軸9上下面に滲み出たイ
ンキk1が、排版ロール10両端部近傍の巻取軸9を回
転自在に支持する一対の側壁86a,86bに設けられ
たインキ吸収部材82で、滲み出たすぐ後に迅速、か
つ、確実に吸収されるので、巻取軸9上下面に滲み出て
残留するインキk1の量を少なくすることができる。そ
れ故に、インキ吸収部材82を効率良く、節約して使用
することが可能となる。
【0135】以上述べたとおり、請求項4記載の発明に
使用されるインキ吸収部材82は、排版ロールカバー6
5Cの強度部材としての側壁86a,86bの役割も兼
ねるため、上記のものに限らず、インキ吸収性であって
所定の強度及び剛性を有する、プラスチック多孔質の材
料、アルミニウムやマグネシウム等の金属の焼結体、あ
るいはケイ素酸化物やケイ素炭化物やケイ素窒化物等を
含有してなるセラミックを用いてもよい。したがって、
側壁86a,86b以外の周壁部の材質は、それほどの
強度及び剛性は必要なく、インキ非通過性の樹脂コーテ
ィング等で防水処理を施した紙等であってもよく、変形
例2に比べて、インキ吸収部材82を効率良く、節約し
て使用することが可能となり、また排版ロールカバー自
体を安価に製作できる。
使用されるインキ吸収部材82は、排版ロールカバー6
5Cの強度部材としての側壁86a,86bの役割も兼
ねるため、上記のものに限らず、インキ吸収性であって
所定の強度及び剛性を有する、プラスチック多孔質の材
料、アルミニウムやマグネシウム等の金属の焼結体、あ
るいはケイ素酸化物やケイ素炭化物やケイ素窒化物等を
含有してなるセラミックを用いてもよい。したがって、
側壁86a,86b以外の周壁部の材質は、それほどの
強度及び剛性は必要なく、インキ非通過性の樹脂コーテ
ィング等で防水処理を施した紙等であってもよく、変形
例2に比べて、インキ吸収部材82を効率良く、節約し
て使用することが可能となり、また排版ロールカバー自
体を安価に製作できる。
【0136】変形例3において、給版ロール2における
マスタ1の使用が初期であって排版ロール10の径が小
さいときは、使用済マスタ1bの巻き取り時にその使用
済マスタ1bに掛る張力が大きいため、排版ロール10
を巻き締める力も大きくなって、使用済マスタ1bに付
着したインキが絞り出されインキk1の量が多くなる。
また、排版ロール10の径が小さいことにより、インキ
吸収部材82とインキk1の接触面積も少ないため、イ
ンキ吸収力が落ちてしまう。そこで、インキ吸収力の低
下を防ぐ目的のために、請求項5記載の発明をした。
マスタ1の使用が初期であって排版ロール10の径が小
さいときは、使用済マスタ1bの巻き取り時にその使用
済マスタ1bに掛る張力が大きいため、排版ロール10
を巻き締める力も大きくなって、使用済マスタ1bに付
着したインキが絞り出されインキk1の量が多くなる。
また、排版ロール10の径が小さいことにより、インキ
吸収部材82とインキk1の接触面積も少ないため、イ
ンキ吸収力が落ちてしまう。そこで、インキ吸収力の低
下を防ぐ目的のために、請求項5記載の発明をした。
【0137】図33に請求項5記載の発明に係る変形例
4を示す。同図において、符号65Dは変形例4の排版
ロールカバーを示す。この変形例4は、変形例3に対し
て、変形例3の排版ロールカバー65Cに代えて、排版
ロールカバー65Dを有することのみ相違する。排版ロ
ールカバー65Dは、排版ロールカバー65Cに対し
て、そのインキ吸収部材82に代えて、多孔質構造を有
しその多孔質の孔径が、巻取軸9の支持部としての軸受
シール部87から遠ざかるほど大きいインキ吸収部材8
3を有することのみ相違する。
4を示す。同図において、符号65Dは変形例4の排版
ロールカバーを示す。この変形例4は、変形例3に対し
て、変形例3の排版ロールカバー65Cに代えて、排版
ロールカバー65Dを有することのみ相違する。排版ロ
ールカバー65Dは、排版ロールカバー65Cに対し
て、そのインキ吸収部材82に代えて、多孔質構造を有
しその多孔質の孔径が、巻取軸9の支持部としての軸受
シール部87から遠ざかるほど大きいインキ吸収部材8
3を有することのみ相違する。
【0138】インキ吸収部材83は、インキ吸収部材8
2と同様にポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂
からできている。インキ吸収部材83にはガラス繊維が
30体積%混入されている。すなわち、各側壁86a,
86bは、軸受シール部87近傍の孔径をh1、軸受シ
ール部87近傍から漸次放射状に遠ざかる部位の孔径を
h2、h3とすると、h3>h2>h1なる多孔質構造
を有するインキ吸収部材83で形成されている。
2と同様にポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂
からできている。インキ吸収部材83にはガラス繊維が
30体積%混入されている。すなわち、各側壁86a,
86bは、軸受シール部87近傍の孔径をh1、軸受シ
ール部87近傍から漸次放射状に遠ざかる部位の孔径を
h2、h3とすると、h3>h2>h1なる多孔質構造
を有するインキ吸収部材83で形成されている。
【0139】変形例4の基本的な動作は、変形例3と同
じであるためその説明を省略し、変形例3と異なる点の
み以下に述べる。なお、図33を参照し、図31及び図
32の一部を借りて説明する。
じであるためその説明を省略し、変形例3と異なる点の
み以下に述べる。なお、図33を参照し、図31及び図
32の一部を借りて説明する。
【0140】使用済マスタ1bの巻取り部分の両端から
滲み出たインキk1は、軸受シール部87近傍のインキ
吸収部材83の多孔質構造の多数の孔内に浸透していく
が、吸収インキk3はその孔径の大きい方へ浸透しやす
いので、その吸収インキk3は、孔径の大きいh1→h
2→h3へと順次浸透しつつ拡散していく。したがっ
て、変形例4によれば、変形例3の利点に加えて、イン
キ吸収部材83の吸収力を保持しておくことができる利
点がある。
滲み出たインキk1は、軸受シール部87近傍のインキ
吸収部材83の多孔質構造の多数の孔内に浸透していく
が、吸収インキk3はその孔径の大きい方へ浸透しやす
いので、その吸収インキk3は、孔径の大きいh1→h
2→h3へと順次浸透しつつ拡散していく。したがっ
て、変形例4によれば、変形例3の利点に加えて、イン
キ吸収部材83の吸収力を保持しておくことができる利
点がある。
【0141】なお、変形例3及び4では、側壁86a,
86b全体をインキ吸収部材82,83としたが、これ
に限定されず、例えば側壁86a,86bの内側にイン
キ吸収部材82,83を貼着したものであってもよい。
86b全体をインキ吸収部材82,83としたが、これ
に限定されず、例えば側壁86a,86bの内側にイン
キ吸収部材82,83を貼着したものであってもよい。
【0142】以上述べたように、上記実施例及び上記各
変形例によれば、従来の孔版印刷装置のようなマスタを
切断するカッターを不要としていることにより、たとえ
使用するマスタが非常に薄い実質的に熱可塑性樹脂フィ
ルムのみから成るものであっても、搬送上のトラブルが
発生しない。
変形例によれば、従来の孔版印刷装置のようなマスタを
切断するカッターを不要としていることにより、たとえ
使用するマスタが非常に薄い実質的に熱可塑性樹脂フィ
ルムのみから成るものであっても、搬送上のトラブルが
発生しない。
【0143】また上記実施例及び上記各変形例によれ
ば、印刷装置本体側にプラテンローラ3に対して接離自
在な製版手段としてのサーマルヘッド4を設けたので、
重くて大きいサーマルヘッド4を印刷ドラム5と一体に
して回転させる必要がない。また、サーマルヘッド4へ
の電気的信号供給においても、特公平5−70595号
公報に記載された装置に用いられる回転式カップリング
コネクタのような高価で信頼性の低いものを使用する必
要がない。
ば、印刷装置本体側にプラテンローラ3に対して接離自
在な製版手段としてのサーマルヘッド4を設けたので、
重くて大きいサーマルヘッド4を印刷ドラム5と一体に
して回転させる必要がない。また、サーマルヘッド4へ
の電気的信号供給においても、特公平5−70595号
公報に記載された装置に用いられる回転式カップリング
コネクタのような高価で信頼性の低いものを使用する必
要がない。
【0144】また上記実施例及び上記各変形例によれ
ば、排版ロール10の巻取軸9を回転駆動する排版ロー
ル駆動手段55及びプラテンローラ3を駆動するプラテ
ンローラ駆動手段210を印刷装置本体側に有するの
で、印刷ドラム5と一体にして印刷中に回転する必要が
なく、その慣性を小さくすることができる。
ば、排版ロール10の巻取軸9を回転駆動する排版ロー
ル駆動手段55及びプラテンローラ3を駆動するプラテ
ンローラ駆動手段210を印刷装置本体側に有するの
で、印刷ドラム5と一体にして印刷中に回転する必要が
なく、その慣性を小さくすることができる。
【0145】また上記例によれば、印刷ドラム5と給版
ユニット170と排版ユニット180とが、印刷装置本
体側に対して正しい位置関係で、かつ、互いに相対的に
動作するので、マスタ1の使用量を少なくすることがで
きる。
ユニット170と排版ユニット180とが、印刷装置本
体側に対して正しい位置関係で、かつ、互いに相対的に
動作するので、マスタ1の使用量を少なくすることがで
きる。
【0146】また上記例によれば、給版ユニット170
及び排版ユニット180は、マスタ1を印刷ドラム5の
外周面に巻き付けない状態で互いに隣接して印刷ドラム
5に対して位置決めする排版アーム停止手段35’及び
給排版アーム接合手段40を有しているので、給版ロー
ル2及び排版ロール10をセットで交換できる。また、
マスタのジャムやしわが発生した場合にも、給版ロール
2と排版ロール10とをセット交換可能な状態にすると
共に、マニュアルでその修正動作をしてから再セットす
ることで簡単にジャム処理やしわ除去を行なうことがで
きる。
及び排版ユニット180は、マスタ1を印刷ドラム5の
外周面に巻き付けない状態で互いに隣接して印刷ドラム
5に対して位置決めする排版アーム停止手段35’及び
給排版アーム接合手段40を有しているので、給版ロー
ル2及び排版ロール10をセットで交換できる。また、
マスタのジャムやしわが発生した場合にも、給版ロール
2と排版ロール10とをセット交換可能な状態にすると
共に、マニュアルでその修正動作をしてから再セットす
ることで簡単にジャム処理やしわ除去を行なうことがで
きる。
【0147】なお、上記実施例等においては、未使用給
版ロール2Uもしくは給版ロール2と、排版ロールカバ
ー65に予め装着された未使用排版ロール10Uもしく
は排版ロール10とをカセットホルダ79により連結し
てロールセット品95,95’として供給したが、これ
に限らず、図27に示すように、未使用給版ロール2U
もしくは給版ロール2と排版ロールカバー65に予め装
着された未使用排版ロール10Uもしくは排版ロール1
0とを非連結として供給するようにしてもよい。
版ロール2Uもしくは給版ロール2と、排版ロールカバ
ー65に予め装着された未使用排版ロール10Uもしく
は排版ロール10とをカセットホルダ79により連結し
てロールセット品95,95’として供給したが、これ
に限らず、図27に示すように、未使用給版ロール2U
もしくは給版ロール2と排版ロールカバー65に予め装
着された未使用排版ロール10Uもしくは排版ロール1
0とを非連結として供給するようにしてもよい。
【0148】なお、インキ吸収部材81は、上記のもの
に限らず、海綿、親油処理を施したシート状の織物等、
紙パルプ圧縮成形材等であってもよい。インキ吸収部材
82,83は、上記のものに限らず、あるいはプラスチ
ック多孔質の材料、アルミニウムやマグネシウム等の金
属の焼結体、あるいはケイ素酸化物やケイ素炭化物やケ
イ素窒化物等を含有してなるセラミック等の金属の焼結
体、あるいはインキ吸収性であってプラスチック多孔質
の材料でもよく、例えばポリブチレンテレフタレート
(PBT)、ポリアセタール(POM)、疎水性ポリマ
ー若しくは液晶ポリマー等の多孔質機能材料でも上記各
変形例と同様に良好な結果が得られる。インキ吸収部材
82,83として疎水性ポリマーを用いた場合には、疎
水性ポリマーで吸収されたインキの水分の大部分が蒸発
し、疎水性ポリマーに残留した油分も固まることがない
ので、長期にわたってそのインキ吸収容量が確保される
と共に、インキ吸収能力を維持することができる利点が
ある。
に限らず、海綿、親油処理を施したシート状の織物等、
紙パルプ圧縮成形材等であってもよい。インキ吸収部材
82,83は、上記のものに限らず、あるいはプラスチ
ック多孔質の材料、アルミニウムやマグネシウム等の金
属の焼結体、あるいはケイ素酸化物やケイ素炭化物やケ
イ素窒化物等を含有してなるセラミック等の金属の焼結
体、あるいはインキ吸収性であってプラスチック多孔質
の材料でもよく、例えばポリブチレンテレフタレート
(PBT)、ポリアセタール(POM)、疎水性ポリマ
ー若しくは液晶ポリマー等の多孔質機能材料でも上記各
変形例と同様に良好な結果が得られる。インキ吸収部材
82,83として疎水性ポリマーを用いた場合には、疎
水性ポリマーで吸収されたインキの水分の大部分が蒸発
し、疎水性ポリマーに残留した油分も固まることがない
ので、長期にわたってそのインキ吸収容量が確保される
と共に、インキ吸収能力を維持することができる利点が
ある。
【0149】なお、インキ供給手段は、上記実施例等の
ものに限らず、例えば、特開平5−69649号公報に
記載されているようなスキージブレード41を具備した
ものや、あるいは特開昭62−42873号公報に記載
されているような周知の手段であってもよい。
ものに限らず、例えば、特開平5−69649号公報に
記載されているようなスキージブレード41を具備した
ものや、あるいは特開昭62−42873号公報に記載
されているような周知の手段であってもよい。
【0150】なお、排版アーム停止手段35’は、上記
実施例等においては排版アーム8a側のみに設けたが、
これに限らず、これに付加してさらに排版アーム8b側
に設けてもよい。同様に、給排版アーム接合手段40
は、上記実施例等においては給版アーム7b側及び排版
アーム8b側のみに設けたが、これに限らず、これに付
加してさらに給版アーム7a側及び排版アーム8a側に
設けても良い。また、給版用摩擦クラッチ15及び排版
用摩擦クラッチ16は、各ドラム軸13a,13bの両
側にそれぞれ設けたが、これに限らず、ドラム軸13a
又はドラム軸13bの何れか片方に設けたものであって
もよい。
実施例等においては排版アーム8a側のみに設けたが、
これに限らず、これに付加してさらに排版アーム8b側
に設けてもよい。同様に、給排版アーム接合手段40
は、上記実施例等においては給版アーム7b側及び排版
アーム8b側のみに設けたが、これに限らず、これに付
加してさらに給版アーム7a側及び排版アーム8a側に
設けても良い。また、給版用摩擦クラッチ15及び排版
用摩擦クラッチ16は、各ドラム軸13a,13bの両
側にそれぞれ設けたが、これに限らず、ドラム軸13a
又はドラム軸13bの何れか片方に設けたものであって
もよい。
【0151】なお、上記実施例等の給版ロール軸支持手
段175は、これに限らず、排版ロール軸支持手段18
5と同様の構成を有するものを用いてもよい。また同様
に、上記実施例等の排版ロール軸支持手段185は、こ
れに限らず、給版ロール軸支持手段175と同様の構成
を有するものを用いてもよい。
段175は、これに限らず、排版ロール軸支持手段18
5と同様の構成を有するものを用いてもよい。また同様
に、上記実施例等の排版ロール軸支持手段185は、こ
れに限らず、給版ロール軸支持手段175と同様の構成
を有するものを用いてもよい。
【0152】なお、上記実施例等ではマスタの厚さは3
μmであったが、2乃至10μmでも良好な状態で使用
できる。また上記実施例等においては、実質的に熱可塑
性樹脂フィルムのみから成るマスタを用いたが、これに
限らず、多孔質の支持体として和紙等を用いた従来の孔
版マスタ、あるいは多孔質の支持体を極めて薄くした孔
版マスタも使用できることは言うまでもない。
μmであったが、2乃至10μmでも良好な状態で使用
できる。また上記実施例等においては、実質的に熱可塑
性樹脂フィルムのみから成るマスタを用いたが、これに
限らず、多孔質の支持体として和紙等を用いた従来の孔
版マスタ、あるいは多孔質の支持体を極めて薄くした孔
版マスタも使用できることは言うまでもない。
【0153】なお、排版ロール軸としての巻取軸の材質
は、上記のものに限らず、所定の強度及び剛性を有し、
インキ非通過性であってインキに侵されにくいものであ
れば他の樹脂、鋼材、アルミニウム等の金属あるいは紙
芯等であってもよく、インキ吸収性のものであればさら
に好ましい。また、巻取軸の形状は、パイプ状のもので
もよい。
は、上記のものに限らず、所定の強度及び剛性を有し、
インキ非通過性であってインキに侵されにくいものであ
れば他の樹脂、鋼材、アルミニウム等の金属あるいは紙
芯等であってもよく、インキ吸収性のものであればさら
に好ましい。また、巻取軸の形状は、パイプ状のもので
もよい。
【0154】なお、排版ロールカバー65Bにおいて、
インキ吸収部材81に加え、カバー65の両側壁86
a,86bにインキ吸収部材82又は83を設けるよう
にしてもよい。
インキ吸収部材81に加え、カバー65の両側壁86
a,86bにインキ吸収部材82又は83を設けるよう
にしてもよい。
【0155】なお、排版ロールカバーの材質は、上記の
ものに限らず、例えば、インキが滲み出さないインキ非
通過性の他の樹脂や、内表面及び/又は外表面にインキ
非通過性の極薄い樹脂を貼着・コーティングして防水性
を高めた紙、あるいはアルミニウム合金等の金属製のも
のでもよい。要するに、排版ロールカバーの材質は、上
記実施例、上記各変形例等の目的、動作及び利点に適合
するような、インキが滲み出さないインキ非通過性のも
のであって、所定の強度及び剛性を有するものであれば
よい。
ものに限らず、例えば、インキが滲み出さないインキ非
通過性の他の樹脂や、内表面及び/又は外表面にインキ
非通過性の極薄い樹脂を貼着・コーティングして防水性
を高めた紙、あるいはアルミニウム合金等の金属製のも
のでもよい。要するに、排版ロールカバーの材質は、上
記実施例、上記各変形例等の目的、動作及び利点に適合
するような、インキが滲み出さないインキ非通過性のも
のであって、所定の強度及び剛性を有するものであれば
よい。
【0156】巻取軸や排版ロールカバーが、紙などの安
価な材料でできている場合には、マスタ1を使い終わっ
た後に排版ロール10を排版ロールカバー65,65
A,65B,65C,65Dごと捨てることができ、ま
たインキが付着した排版ロール部等に手を触れることが
ないため、インキで手を汚さなくても済むという利点が
ある。
価な材料でできている場合には、マスタ1を使い終わっ
た後に排版ロール10を排版ロールカバー65,65
A,65B,65C,65Dごと捨てることができ、ま
たインキが付着した排版ロール部等に手を触れることが
ないため、インキで手を汚さなくても済むという利点が
ある。
【0157】なお、上記実施例等では、排版ロール10
の巻取軸9を排版ロールカバー65,65A,65B,
65C,65Dごと捨てるとしたが、これに限らず、こ
れらの巻取軸及び排版ロールカバーをリサイクルしても
良いことは言うまでもない。
の巻取軸9を排版ロールカバー65,65A,65B,
65C,65Dごと捨てるとしたが、これに限らず、こ
れらの巻取軸及び排版ロールカバーをリサイクルしても
良いことは言うまでもない。
【0158】なお、排版ロールカバーの構造は、上記実
施例等の半割り構造のものに限らず、排版ロールカバー
65,65A,65B,65C,65Dの半割り構造に
代えて、例えば排版ロール10の巻取軸9を着脱自在に
装着するために、巻取軸9の支持部をU字状に切り欠い
た着脱部と、この着脱部を密閉する着脱部材とを有する
ものであってもよい。排版ロールカバーのロック構造
は、上記のものに限らず、カバー下とカバー上とを着脱
自在な板ばねクリップ等を用いてロック係合させるよう
なもの、あるいはゴム紐等で締結するものでもよい。ま
た排版ロールカバーの形状は、上記のものに限らず、例
えば上蓋付き箱状のものであってもよく、要するに巻取
軸9の両端部を支持すると共に、使用済マスタ1bで満
杯状態になった排版ロール10を回転可能に、かつ、巻
取開口部69を除き、同排版ロール10を実質的に密閉
できるものであればよい。
施例等の半割り構造のものに限らず、排版ロールカバー
65,65A,65B,65C,65Dの半割り構造に
代えて、例えば排版ロール10の巻取軸9を着脱自在に
装着するために、巻取軸9の支持部をU字状に切り欠い
た着脱部と、この着脱部を密閉する着脱部材とを有する
ものであってもよい。排版ロールカバーのロック構造
は、上記のものに限らず、カバー下とカバー上とを着脱
自在な板ばねクリップ等を用いてロック係合させるよう
なもの、あるいはゴム紐等で締結するものでもよい。ま
た排版ロールカバーの形状は、上記のものに限らず、例
えば上蓋付き箱状のものであってもよく、要するに巻取
軸9の両端部を支持すると共に、使用済マスタ1bで満
杯状態になった排版ロール10を回転可能に、かつ、巻
取開口部69を除き、同排版ロール10を実質的に密閉
できるものであればよい。
【0159】また、請求項1記載の発明において、給版
ロール軸支持手段及び排版ロール軸支持手段を有する給
排版ユニットとは、上記実施例の給排版ユニット190
等のものの他、上記例のもの、すなわち回転中心軸6の
周りに印刷ドラム5に対して回動自在であり、給版ロー
ル軸支持手段175を有する給版ユニット170、及び
回転中心軸6の周りに印刷ドラム5及び給版ユニット1
70に対して回動自在であり、排版ロール軸支持手段1
85を有する排版ユニット180を具備するものに限ら
ず、例えば本願出願人から既に提案されている特願平5
−275690号に記載した、給版ユニット70,70
A及び排版ユニット80,80A等からなる構成、ある
いは特公平5−70595号公報に記載された着排版ユ
ニット等をも含み、これらに上記実施例及び上記各変形
例等の排版ロールカバーを付設し準用してもよい。
ロール軸支持手段及び排版ロール軸支持手段を有する給
排版ユニットとは、上記実施例の給排版ユニット190
等のものの他、上記例のもの、すなわち回転中心軸6の
周りに印刷ドラム5に対して回動自在であり、給版ロー
ル軸支持手段175を有する給版ユニット170、及び
回転中心軸6の周りに印刷ドラム5及び給版ユニット1
70に対して回動自在であり、排版ロール軸支持手段1
85を有する排版ユニット180を具備するものに限ら
ず、例えば本願出願人から既に提案されている特願平5
−275690号に記載した、給版ユニット70,70
A及び排版ユニット80,80A等からなる構成、ある
いは特公平5−70595号公報に記載された着排版ユ
ニット等をも含み、これらに上記実施例及び上記各変形
例等の排版ロールカバーを付設し準用してもよい。
【0160】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の発明
によれば、使用済マスタを排版ロールに巻き取るために
必要な巻取開口部を除き、排版ロールを実質的に密閉す
る排版ロールカバーを有することにより、使用済マスタ
の巻き取り部分の両端から排版ロール軸上に滲み出て滴
下するインキが排版ロールカバー内に収納されると共
に、その基端部が上記巻取開口部の下端縁及び/又は上
端縁近傍に設けられ、その先端部が排版ロールカバーの
内方に延びて使用済マスタのインキ付着面及び/又は印
刷面に当接する弾性部材により、巻取開口部が覆われて
いるので、上記インキが、印刷時等に印刷ドラム及び給
排版ユニットと一緒に排版ロールカバーが回転されたと
きにも、巻取開口部から印刷装置等の周辺部へ飛散する
ことが防止されている。したがって、上記インキが印刷
ドラム上等に滴下し印刷物に汚れが発生したり、あるい
は印刷等により印刷ドラムが回転している場合には、上
記インキが、印刷装置等の周辺に飛び散って上記汚れを
発生させたり、印刷装置周辺の機構部分に付着して装置
故障の原因となってしまうことがない。
によれば、使用済マスタを排版ロールに巻き取るために
必要な巻取開口部を除き、排版ロールを実質的に密閉す
る排版ロールカバーを有することにより、使用済マスタ
の巻き取り部分の両端から排版ロール軸上に滲み出て滴
下するインキが排版ロールカバー内に収納されると共
に、その基端部が上記巻取開口部の下端縁及び/又は上
端縁近傍に設けられ、その先端部が排版ロールカバーの
内方に延びて使用済マスタのインキ付着面及び/又は印
刷面に当接する弾性部材により、巻取開口部が覆われて
いるので、上記インキが、印刷時等に印刷ドラム及び給
排版ユニットと一緒に排版ロールカバーが回転されたと
きにも、巻取開口部から印刷装置等の周辺部へ飛散する
ことが防止されている。したがって、上記インキが印刷
ドラム上等に滴下し印刷物に汚れが発生したり、あるい
は印刷等により印刷ドラムが回転している場合には、上
記インキが、印刷装置等の周辺に飛び散って上記汚れを
発生させたり、印刷装置周辺の機構部分に付着して装置
故障の原因となってしまうことがない。
【0161】請求項2記載の発明によれば、さらに、排
版ロール軸と排版ロールカバーの軸受部との間に、排版
ロールから滲み出たインキの漏れを防ぐためのシール部
材を設けたので、排版ロール軸表面を伝わる上記インキ
が、シール部材によりその通過を阻害され軸受部から排
版ロールカバー外に漏れ出すことを防止することができ
る。
版ロール軸と排版ロールカバーの軸受部との間に、排版
ロールから滲み出たインキの漏れを防ぐためのシール部
材を設けたので、排版ロール軸表面を伝わる上記インキ
が、シール部材によりその通過を阻害され軸受部から排
版ロールカバー外に漏れ出すことを防止することができ
る。
【0162】請求項3記載の発明によれば、排版ロール
カバー内に収納されたインキが、さらに、排版ロールカ
バーの内側に配設されたインキ吸収部材で吸収されるの
で、排版ロールカバー内に収納されたインキをより確実
に保持することができ、したがって上記インキの巻取開
口部からの上記インキの流出をより確実に防止すること
ができる。
カバー内に収納されたインキが、さらに、排版ロールカ
バーの内側に配設されたインキ吸収部材で吸収されるの
で、排版ロールカバー内に収納されたインキをより確実
に保持することができ、したがって上記インキの巻取開
口部からの上記インキの流出をより確実に防止すること
ができる。
【0163】請求項4記載の発明によれば、使用済マス
タの巻き取り部分の両端から排版ロールの軸上に滲み出
たインキが、排版ロールの両端部に一番近い、排版ロー
ル端部近傍の排版ロール軸を支持する排版ロールカバー
の側壁に設けられたインキ吸収部材で迅速、かつ、確実
に吸収されるので、インキ吸収部材を効率よく、また節
約して使用することができる。
タの巻き取り部分の両端から排版ロールの軸上に滲み出
たインキが、排版ロールの両端部に一番近い、排版ロー
ル端部近傍の排版ロール軸を支持する排版ロールカバー
の側壁に設けられたインキ吸収部材で迅速、かつ、確実
に吸収されるので、インキ吸収部材を効率よく、また節
約して使用することができる。
【0164】請求項5記載の発明によれば、インキ吸収
部材が多孔質構造を有し、その多孔質の孔径が、排版ロ
ール軸の支持部から遠ざかるほど大きいことにより、使
用済マスタの巻き取り部分の両端から排版ロールの軸上
に滲み出たインキが、インキ吸収部材の多孔質の孔径の
大きい方へ順次浸透しつつ拡散されていくので、さら
に、上記インキ吸収部材のインキ吸収力を保持しておく
ことができる。
部材が多孔質構造を有し、その多孔質の孔径が、排版ロ
ール軸の支持部から遠ざかるほど大きいことにより、使
用済マスタの巻き取り部分の両端から排版ロールの軸上
に滲み出たインキが、インキ吸収部材の多孔質の孔径の
大きい方へ順次浸透しつつ拡散されていくので、さら
に、上記インキ吸収部材のインキ吸収力を保持しておく
ことができる。
【図1】本発明の一実施例を示す孔版式製版印刷装置の
要部の一部断面側面図である。
要部の一部断面側面図である。
【図2】上記実施例の給排版ユニット廻りの要部の縦断
面図である。
面図である。
【図3】上記実施例のサーマルヘッド接離手段廻りの構
成を示す要部の側断面図である。
成を示す要部の側断面図である。
【図4】上記実施例の給排版アーム停止手段廻りの構成
を示す一部断面平面図である。
を示す一部断面平面図である。
【図5】上記実施例のプラテンローラ駆動手段廻りの構
成を示す要部の側断面図である。
成を示す要部の側断面図である。
【図6】上記実施例の排版ロール駆動手段廻りの構成を
示す要部の側断面図である。
示す要部の側断面図である。
【図7】上記実施例の排版ロール軸支持手段廻りの構
成、排版ロール及び巻取軸の要部を示す一部断面正面図
である。
成、排版ロール及び巻取軸の要部を示す一部断面正面図
である。
【図8】ロールセット品の構成を示す一部断面側面図で
ある。
ある。
【図9】上記実施例の排版ロールカバーを一部破断して
示す要部の斜視図である。
示す要部の斜視図である。
【図10】上記実施例の排版ロールカバーのロック部を
示す要部拡大側断面図である。
示す要部拡大側断面図である。
【図11】上記実施例の排版ロールカバーの構成及び動
作を表わす要部の縦断面図である(図12のS11−S
11断面)。
作を表わす要部の縦断面図である(図12のS11−S
11断面)。
【図12】上記実施例の排版ロールカバーの構成及び動
作を表わす側断面図である。(図11のS12−S12
断面)。
作を表わす側断面図である。(図11のS12−S12
断面)。
【図13】上記実施例を別の孔版式製版印刷装置に適用
した例を示す要部の一部断面側面図である。
した例を示す要部の一部断面側面図である。
【図14】上記例の要部の平面図である。
【図15】上記例の給排版ユニット廻りの要部の縦断面
図である。
図である。
【図16】上記例のサーマルヘッド接離手段及び排版ロ
ール駆動手段廻りの構成を示す要部の側断面図である。
ール駆動手段廻りの構成を示す要部の側断面図である。
【図17】上記例の給排版アーム接合手段の平面図であ
る。
る。
【図18】上記例の給排版アーム接合手段の一部断面側
面図である。
面図である。
【図19】上記例の排版アーム停止手段廻りの構成を示
す一部平断面図である。
す一部平断面図である。
【図20】上記例のプラテンローラ駆動手段廻りの構成
を示す要部の側断面図である。。
を示す要部の側断面図である。。
【図21】上記例のマスタ初期セット時の動作を示す要
部の側面図である。
部の側面図である。
【図22】上記例のマスタ初期セット時の動作を示す要
部の側面図である。
部の側面図である。
【図23】上記例の製版及び排版動作を示す要部の側面
図である。
図である。
【図24】上記例の製版及び排版終了時の動作を示す要
部の側面図である。
部の側面図である。
【図25】上記例の印刷開始時の動作を示す要部の側面
図である。
図である。
【図26】上記例の印刷途中の動作を示す要部の側面図
である。
である。
【図27】給版ロール及び排版ロールをセットで供給す
るための他の例を示す一部断面側面図である。
るための他の例を示す一部断面側面図である。
【図28】変形例1の排版ロールカバーの構成及び動作
を表わす側断面図である。
を表わす側断面図である。
【図29】変形例2の排版ロールカバーの構成及び動作
を表わす要部の縦断面図である(図30のS29−S2
9断面)。
を表わす要部の縦断面図である(図30のS29−S2
9断面)。
【図30】変形例2の排版ロールカバーの構成及び動作
を表わす側断面図である(図29のS30−S30断
面)。
を表わす側断面図である(図29のS30−S30断
面)。
【図31】変形例3の排版ロールカバーの構成及び動作
を表わす要部の縦断面図である。
を表わす要部の縦断面図である。
【図32】変形例3の排版ロールカバーの構成及び動作
を表わす側断面図である(図31のS32−S32断
面)。
を表わす側断面図である(図31のS32−S32断
面)。
【図33】変形例4の排版ロールカバーの構成及び動作
を表わす側断面図である(図31を借りたS33−S3
3断面)。
を表わす側断面図である(図31を借りたS33−S3
3断面)。
1 孔版用のマスタ 1a 製版済マスタ 1b 使用済マスタ 1c 使用済マスタのインキ付着面 1d 使用済マスタの印刷面 2 給版ロール 2s 給版ロール軸としての芯管 2U 未使用給版ロール 3 プラテンローラ 4 製版手段としてのサーマルヘッド 5 印刷ドラム 6 回転中心軸 7a,7b 給版アーム対 8a,8b 排版アーム対 9 排版ロール軸としての巻取軸 10 排版ロール 60 インキ供給手段 65,65A,65B,65C,65D 排版ロール
カバー 69 巻取開口部 72 シール部材 80,80’ 弾性部材と
しての弾性片 81,82,83 インキ吸収
部材 86a,86b 側壁 87 軸受部としての軸受シー
ル部 91a,91b 給排版アーム対 170 給版ユニット 175 給版ロール軸支持手段 180 排版ユニット 185 排版ロール軸支持手段 190 給排版ユニット k1 排版ロールから滲み出た
インキ
カバー 69 巻取開口部 72 シール部材 80,80’ 弾性部材と
しての弾性片 81,82,83 インキ吸収
部材 86a,86b 側壁 87 軸受部としての軸受シー
ル部 91a,91b 給排版アーム対 170 給版ユニット 175 給版ロール軸支持手段 180 排版ユニット 185 排版ロール軸支持手段 190 給排版ユニット k1 排版ロールから滲み出た
インキ
Claims (5)
- 【請求項1】外周面に孔版用のマスタが巻き付けられ回
転中心軸の周りに回転する印刷ドラムと、 上記印刷ドラムの内周面にインキを供給するインキ供給
手段と、 上記マスタの一端が給版ロール軸の周りに巻き付けられ
該マスタを上記印刷ドラムに供給する給版ロールの上記
給版ロール軸を支持する給版ロール軸支持手段と、 上記マスタを製版する製版手段と、 上記マスタの他端が排版ロール軸の周りに巻き付けられ
使用済マスタを上記印刷ドラムから巻き取る排版ロール
の上記排版ロール軸を支持する排版ロール軸支持手段
と、 上記回転中心軸の周りに上記印刷ドラムに対して回動自
在であり、上記給版ロール軸支持手段及び上記排版ロー
ル軸支持手段を有する給排版ユニットとを具備する孔版
式製版印刷装置であって、 上記使用済マスタを上記排版ロールに巻き取るための巻
取開口部を備え、該巻取開口部を除き、上記排版ロール
を実質的に密閉する排版ロールカバーと、 その基端部が上記巻取開口部の下端縁及び/又は上端縁
近傍に設けられ、その先端部が上記排版ロールカバーの
内方に延びて上記使用済マスタのインキ付着面及び/又
は印刷面に当接する弾性部材と、 を有することを特徴とする孔版式製版印刷装置。 - 【請求項2】請求項1記載の孔版式製版印刷装置におい
て、 上記排版ロールカバーには、上記排版ロール軸を回転自
在に支持する軸受部が設けられ、 上記排版ロール軸と上記軸受部との間に、上記排版ロー
ルから滲み出たインキの漏れを防ぐためのシール部材を
設けたことを特徴とする孔版式製版印刷装置。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の孔版式製版印刷装置
において、 上記排版ロールから滲み出たインキを吸収するインキ吸
収部材を、上記排版ロールカバーの内側に配設したこと
を特徴とする孔版式製版印刷装置。 - 【請求項4】請求項3記載の孔版式製版印刷装置におい
て、 上記インキ吸収部材を、上記排版ロール端部近傍の上記
排版ロール軸を支持する上記排版ロールカバーの側壁に
設けたことを特徴とする孔版式製版印刷装置。 - 【請求項5】請求項4記載の孔版式製版印刷装置におい
て、 上記インキ吸収部材が多孔質構造を有し、その多孔質の
孔径が、上記排版ロール軸の支持部から遠ざかるほど大
きいことを特徴とする孔版式製版印刷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21506894A JPH0872379A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 孔版式製版印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21506894A JPH0872379A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 孔版式製版印刷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0872379A true JPH0872379A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16666230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21506894A Pending JPH0872379A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 孔版式製版印刷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0872379A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114290801A (zh) * | 2021-12-06 | 2022-04-08 | 昆明和裕胶粘制品有限公司 | 一种亮银不干胶复合膜的加工工艺及设备 |
-
1994
- 1994-09-08 JP JP21506894A patent/JPH0872379A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114290801A (zh) * | 2021-12-06 | 2022-04-08 | 昆明和裕胶粘制品有限公司 | 一种亮银不干胶复合膜的加工工艺及设备 |
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