JPH0872389A - 記録媒体及びそれを用いるための記録装置 - Google Patents
記録媒体及びそれを用いるための記録装置Info
- Publication number
- JPH0872389A JPH0872389A JP6208684A JP20868494A JPH0872389A JP H0872389 A JPH0872389 A JP H0872389A JP 6208684 A JP6208684 A JP 6208684A JP 20868494 A JP20868494 A JP 20868494A JP H0872389 A JPH0872389 A JP H0872389A
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- Japan
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- recording medium
- specific wavelength
- wavelength region
- recording
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 基材に、あるいは基材上に設けられた層に、
特定波長の光線を吸収する化合物あるいは蛍光を発する
化合物を含有させた記録媒体、該記録媒体に対し特定波
長の光線を照射して透過率または反射率を測定して光学
的特性の違いを識別する方法、及び該識別方法により得
られた結果から最適記録形態により記録を行う記録装
置。 【効果】 普通記録媒体と本願の記録媒体との判別が自
動的に行え、最適な記録形態で記録が行える。
特定波長の光線を吸収する化合物あるいは蛍光を発する
化合物を含有させた記録媒体、該記録媒体に対し特定波
長の光線を照射して透過率または反射率を測定して光学
的特性の違いを識別する方法、及び該識別方法により得
られた結果から最適記録形態により記録を行う記録装
置。 【効果】 普通記録媒体と本願の記録媒体との判別が自
動的に行え、最適な記録形態で記録が行える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録方式
等により記録される記録媒体、記録媒体判別方法及びこ
の記録媒体を用いるための装置に関するものである。
等により記録される記録媒体、記録媒体判別方法及びこ
の記録媒体を用いるための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット記録装置等におい
ては、記録紙などの記録媒体に応じて最適な記録ヘッ
ド、記録モード等を使い分ける必要があり、そのための
モード設定などを記録装置に設けられる切り替えスイッ
チにより手動で、あるいはパソコンなどの入力装置側か
ら印刷条件の設定などを切り替えていた。この種の記録
媒体に対して、本発明のような工夫はなされていなかっ
た。
ては、記録紙などの記録媒体に応じて最適な記録ヘッ
ド、記録モード等を使い分ける必要があり、そのための
モード設定などを記録装置に設けられる切り替えスイッ
チにより手動で、あるいはパソコンなどの入力装置側か
ら印刷条件の設定などを切り替えていた。この種の記録
媒体に対して、本発明のような工夫はなされていなかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、特殊
記録媒体と普通記録媒体の、記録媒体の判別を光学的に
行い、得られた判別情報に応じて特殊記録媒体及び普通
記録媒体の夫々に適した記録ヘッド、記録モード等の自
動選択を可能とすることである。
記録媒体と普通記録媒体の、記録媒体の判別を光学的に
行い、得られた判別情報に応じて特殊記録媒体及び普通
記録媒体の夫々に適した記録ヘッド、記録モード等の自
動選択を可能とすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成可能な本
発明は、少なくともその一部が特定の波長領域の光線を
吸収あるいは特定の波長領域の蛍光を発する機能を有す
る記録媒体である。
発明は、少なくともその一部が特定の波長領域の光線を
吸収あるいは特定の波長領域の蛍光を発する機能を有す
る記録媒体である。
【0005】本発明における記録媒体は、普通記録媒体
に対して特殊記録媒体と呼ばれるもので、例えば、イン
クジェット記録におけるインクの滲みを少なくするため
にインク吸収層がコートされたコート紙、OHPシー
ト、光沢紙などが挙げられる。
に対して特殊記録媒体と呼ばれるもので、例えば、イン
クジェット記録におけるインクの滲みを少なくするため
にインク吸収層がコートされたコート紙、OHPシー
ト、光沢紙などが挙げられる。
【0006】本発明において、特定の波長領域の光線を
吸収あるいは特定波長の蛍光を発する機能を付加する方
法としては、前記機能を有する化合物を機能を付加すべ
き領域に含有させることにより達成される。例えば、記
録媒体の基材に機能を付加する場合、該基材の一部また
は全体に、前記化合物を含浸あるいは分散などの方法に
より含有させ、機能を付加することができる。また、前
記基材の上に前記化合物を含有する層を一部または全体
に印刷などの方法により形成することもできる。更に、
基材上にインク吸収層などが形成される場合には、該層
に前記化合物を含有させることによって前記機能を付加
することができる。
吸収あるいは特定波長の蛍光を発する機能を付加する方
法としては、前記機能を有する化合物を機能を付加すべ
き領域に含有させることにより達成される。例えば、記
録媒体の基材に機能を付加する場合、該基材の一部また
は全体に、前記化合物を含浸あるいは分散などの方法に
より含有させ、機能を付加することができる。また、前
記基材の上に前記化合物を含有する層を一部または全体
に印刷などの方法により形成することもできる。更に、
基材上にインク吸収層などが形成される場合には、該層
に前記化合物を含有させることによって前記機能を付加
することができる。
【0007】記録媒体の種類を判別するために、近赤外
線領域に吸収波長を有する化合物を用いることが可能で
ある。可視領域に吸収波長を有する化合物を使用する
と、記録媒体に記録される画像品質に悪影響を与えるこ
とから好ましくない。
線領域に吸収波長を有する化合物を用いることが可能で
ある。可視領域に吸収波長を有する化合物を使用する
と、記録媒体に記録される画像品質に悪影響を与えるこ
とから好ましくない。
【0008】該近赤外吸収化合物は700nm以上の波
長領域に吸収波長のピークを有するものが用いられる
が、より好ましくは、750nm以上の波長領域に吸収
波長のピークを有するものが用いられる。該近赤外吸収
化合物の近赤外領域における最大吸収波長の吸光度は、
可視領域における最大吸収波長の吸光度の5倍以上のも
のが用いられ、より望ましくは10倍以上のものが用い
られる。5倍未満では、マークを近赤外領域で判別可能
な濃度とした場合に可視領域においても肉眼で認識され
てしまい、記録される情報に悪影響を与えることから好
ましくない。
長領域に吸収波長のピークを有するものが用いられる
が、より好ましくは、750nm以上の波長領域に吸収
波長のピークを有するものが用いられる。該近赤外吸収
化合物の近赤外領域における最大吸収波長の吸光度は、
可視領域における最大吸収波長の吸光度の5倍以上のも
のが用いられ、より望ましくは10倍以上のものが用い
られる。5倍未満では、マークを近赤外領域で判別可能
な濃度とした場合に可視領域においても肉眼で認識され
てしまい、記録される情報に悪影響を与えることから好
ましくない。
【0009】また、吸収波長のピークは、検出器の性能
等から、2000nm以下の波長で用いられる。光検出
器の価格、性能等からより好ましくは1600nm以下
の吸収波長で用いられる。
等から、2000nm以下の波長で用いられる。光検出
器の価格、性能等からより好ましくは1600nm以下
の吸収波長で用いられる。
【0010】図1に、光検出器として一般に用いられる
CCDの分光感度特性のグラフの一例を示す。261は
通常用いられるCCDの特性を示しているが、900n
m程度までしか感度を有していない。262はp層を厚
くすることにより近赤外領域での感度を向上したCCD
の特性を示しており、1000nm程度まで感度を有し
ている。一般にCCD等のSi系の光検出デバイスを用
いる場合には1100nm以下の吸収波長で用いること
が好ましい。
CCDの分光感度特性のグラフの一例を示す。261は
通常用いられるCCDの特性を示しているが、900n
m程度までしか感度を有していない。262はp層を厚
くすることにより近赤外領域での感度を向上したCCD
の特性を示しており、1000nm程度まで感度を有し
ている。一般にCCD等のSi系の光検出デバイスを用
いる場合には1100nm以下の吸収波長で用いること
が好ましい。
【0011】しかしながら、可視光領域にも吸収を有す
る近赤外吸収化合物であっても、白色顔料等で隠蔽する
ことで使用することが可能となる。
る近赤外吸収化合物であっても、白色顔料等で隠蔽する
ことで使用することが可能となる。
【0012】可視光領域に吸収を有していないものは記
録媒体の表層に塗工して用いても良いし、記録媒体中に
分散混合して用いても良い。表層に用いた場合には反射
スペクトルを測定することがより望ましい。媒体中に分
際して用いた場合には透過スペクトルを測定することで
誤判定の少ない判別が可能となる。
録媒体の表層に塗工して用いても良いし、記録媒体中に
分散混合して用いても良い。表層に用いた場合には反射
スペクトルを測定することがより望ましい。媒体中に分
際して用いた場合には透過スペクトルを測定することで
誤判定の少ない判別が可能となる。
【0013】このような近赤外吸収化合物は色素染料、
あるいは顔料として提供されるが、いずれも本発明に使
用可能である。このような近赤外吸収色素・顔料は、紫
外線吸収剤や抗酸化剤等と組合せて使用することが可能
である。
あるいは顔料として提供されるが、いずれも本発明に使
用可能である。このような近赤外吸収色素・顔料は、紫
外線吸収剤や抗酸化剤等と組合せて使用することが可能
である。
【0014】より具体的には、使用可能な近赤外吸収化
合物としては、以下に示すようなものが挙げられるが、
前記近赤外領域に吸収を有し、吸光係数が大きく、耐
候、耐光性の良好なものであれば、下記の例に限定され
ず使用可能である。
合物としては、以下に示すようなものが挙げられるが、
前記近赤外領域に吸収を有し、吸光係数が大きく、耐
候、耐光性の良好なものであれば、下記の例に限定され
ず使用可能である。
【0015】
【化1】
【0016】
【化2】
【0017】
【化3】
【0018】
【化4】
【0019】
【化5】
【0020】
【化6】
【0021】
【化7】
【0022】
【化8】
【0023】
【化9】
【0024】
【化10】
【0025】前記近赤外吸収化合物を含有する層を印刷
等によって形成する場合、バインダー樹脂と混合するこ
とによって行われる。この際使用されるバインダー樹脂
としては、ユリア樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹
脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、芳香族スルホンア
ミド樹脂、ベンゾグアナミン樹脂及び、それらの共重合
体などが用いられる。バインダー樹脂と混合する場合、
バインダー樹脂に対して、0.5〜80wt%、好まし
くは1〜50wt%用いられる。
等によって形成する場合、バインダー樹脂と混合するこ
とによって行われる。この際使用されるバインダー樹脂
としては、ユリア樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹
脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、芳香族スルホンア
ミド樹脂、ベンゾグアナミン樹脂及び、それらの共重合
体などが用いられる。バインダー樹脂と混合する場合、
バインダー樹脂に対して、0.5〜80wt%、好まし
くは1〜50wt%用いられる。
【0026】前記近赤外吸収化合物は、基材に含有させ
る場合には、基材の厚さにもよるが、0.1〜50wt
%、好ましくは0.5〜20wt%用いるのが望まし
い。基材上に前記近赤外吸収化合物を含む層を形成する
場合には、0.5〜50g/m 2、好ましくは1〜20
g/m2用いるのが望ましい。
る場合には、基材の厚さにもよるが、0.1〜50wt
%、好ましくは0.5〜20wt%用いるのが望まし
い。基材上に前記近赤外吸収化合物を含む層を形成する
場合には、0.5〜50g/m 2、好ましくは1〜20
g/m2用いるのが望ましい。
【0027】記録媒体の種類を判別するために、また近
赤外線領域に蛍光波長を有する化合物を用いることが可
能である。可視領域に蛍光波長を有する化合物を使用す
ると、記録媒体に記録される画像品質に悪影響を与える
ことから好ましくない。
赤外線領域に蛍光波長を有する化合物を用いることが可
能である。可視領域に蛍光波長を有する化合物を使用す
ると、記録媒体に記録される画像品質に悪影響を与える
ことから好ましくない。
【0028】該蛍光化合物は700nm以上の波長領域
に蛍光波長のピークを有するものが用いられるが、より
好ましくは、750nm以上の波長領域に蛍光波長のピ
ークを有するものが用いられる。
に蛍光波長のピークを有するものが用いられるが、より
好ましくは、750nm以上の波長領域に蛍光波長のピ
ークを有するものが用いられる。
【0029】また、蛍光波長のピークは、検出器の性能
等から、2000nm以下の波長で用いられる。光検出
器の価格、性能等からより好ましくは1600nm以下
の吸収波長で用いられる。
等から、2000nm以下の波長で用いられる。光検出
器の価格、性能等からより好ましくは1600nm以下
の吸収波長で用いられる。
【0030】光検出器として前記したCCD等のSi系
の光検出デバイスを用いることができる。
の光検出デバイスを用いることができる。
【0031】図2に一般的な普通記録媒体の反射スペク
トルを示す。700nmから1200nmにおいて、8
0%程度の反射率を有しており、励起波長と蛍光波長が
近接していると両者の分離が困難になることがわかる。
本発明においては、励起波長と蛍光波長の分離のために
は、夫々のスペクトルの形状にもよるが、50nm以上
分離されている必要があり、より好ましくは100nm
以上分離されているものが用いられる。
トルを示す。700nmから1200nmにおいて、8
0%程度の反射率を有しており、励起波長と蛍光波長が
近接していると両者の分離が困難になることがわかる。
本発明においては、励起波長と蛍光波長の分離のために
は、夫々のスペクトルの形状にもよるが、50nm以上
分離されている必要があり、より好ましくは100nm
以上分離されているものが用いられる。
【0032】このとき、励起波長の光は該蛍光化合物に
より吸収されることから、記録媒体の画像品質を低下さ
せないためには可視光領域以外の励起波長を用いること
が好ましい。具体的には400nm以下の紫外線領域も
しくは700nm以上の赤外線領域の励起波長の光が用
いられる。
より吸収されることから、記録媒体の画像品質を低下さ
せないためには可視光領域以外の励起波長を用いること
が好ましい。具体的には400nm以下の紫外線領域も
しくは700nm以上の赤外線領域の励起波長の光が用
いられる。
【0033】しかしながら、可視光領域にも蛍光波長を
有する蛍光化合物であっても、白色顔料等で隠蔽するこ
とで使用することが可能となる。
有する蛍光化合物であっても、白色顔料等で隠蔽するこ
とで使用することが可能となる。
【0034】可視光領域に吸収を有していないものは記
録媒体の表層に塗工して用いても良いし、記録媒体中に
分散混合して用いても良い。表層に用いた場合には反射
スペクトルを測定することがより望ましい。媒体中に分
散して用いた場合には透過スペクトルを測定することで
誤判定の少ない判別が可能となる。
録媒体の表層に塗工して用いても良いし、記録媒体中に
分散混合して用いても良い。表層に用いた場合には反射
スペクトルを測定することがより望ましい。媒体中に分
散して用いた場合には透過スペクトルを測定することで
誤判定の少ない判別が可能となる。
【0035】このような蛍光化合物は色素染料、あるい
は顔料として提供されるが、いずれも本発明に使用可能
である。
は顔料として提供されるが、いずれも本発明に使用可能
である。
【0036】本発明に使用可能な近赤外蛍光化合物とし
ては、キサンテン系、オキサジン系、チアジン系、ポリ
メチン系、スチリル系化合物などが例示できる。また、
無機化合物として希土類を含有する固体レーザ材料等が
使用できる。
ては、キサンテン系、オキサジン系、チアジン系、ポリ
メチン系、スチリル系化合物などが例示できる。また、
無機化合物として希土類を含有する固体レーザ材料等が
使用できる。
【0037】より具体的に使用可能な近赤外蛍光色素・
顔料としては以下に示すようなものが挙げられるが、前
記近赤外領域に蛍光を有し、蛍光量子収率が高く、耐
候、耐光性の良好なものであれば、下記の例に限定され
ず使用可能である。
顔料としては以下に示すようなものが挙げられるが、前
記近赤外領域に蛍光を有し、蛍光量子収率が高く、耐
候、耐光性の良好なものであれば、下記の例に限定され
ず使用可能である。
【0038】
【化11】
【0039】
【化12】
【0040】
【化13】
【0041】
【化14】 (67) NdP5O14 (68) LiNdP4O12 (69) Na5Nd(WO4)4 (70) Al3Nd(BO3)4 (71) Cs2NaNdCl6 (72) Li(Nd0.9Yb0.1)P4O12
【0042】
【化15】
【0043】
【化16】
【0044】
【化17】
【0045】
【化18】
【0046】
【化19】
【0047】前記近赤外蛍光化合物を含む層を印刷等に
よって形成する場合、バインダー樹脂と混合することに
よって行われる。この際使用されるバインダー樹脂とし
ては、ユリア樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、ア
クリル樹脂、塩化ビニル樹脂、芳香族スルホンアミド樹
脂、ベンゾグアナミン樹脂及び、それらの共重合体など
が用いられる。バインダー樹脂と混合する場合、バイン
ダー樹脂に対して、1〜80wt%、好ましくは2〜6
0wt%用いられる。
よって形成する場合、バインダー樹脂と混合することに
よって行われる。この際使用されるバインダー樹脂とし
ては、ユリア樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、ア
クリル樹脂、塩化ビニル樹脂、芳香族スルホンアミド樹
脂、ベンゾグアナミン樹脂及び、それらの共重合体など
が用いられる。バインダー樹脂と混合する場合、バイン
ダー樹脂に対して、1〜80wt%、好ましくは2〜6
0wt%用いられる。
【0048】前記近赤外蛍光化合物と該樹脂との混合物
に紫外線吸収剤や抗酸化剤を併用することによりその耐
光性を改善することも可能である。その製造方法として
は塊状樹脂粉砕法、乳化重合法、樹脂析出法等が用いら
れる。
に紫外線吸収剤や抗酸化剤を併用することによりその耐
光性を改善することも可能である。その製造方法として
は塊状樹脂粉砕法、乳化重合法、樹脂析出法等が用いら
れる。
【0049】また、近赤外蛍光色素・顔料をバインダー
に分散・混合したものは通常の色素・顔料と組合せて使
用することが可能である。このとき、組合せて使用され
る通常の色素・顔料は近赤外蛍光色素・顔料の励起波長
の光を吸収しないことが望ましい。
に分散・混合したものは通常の色素・顔料と組合せて使
用することが可能である。このとき、組合せて使用され
る通常の色素・顔料は近赤外蛍光色素・顔料の励起波長
の光を吸収しないことが望ましい。
【0050】前記近赤外蛍光化合物は、基材に含有させ
る場合には、基材の厚さにもよるが、1〜60wt%、
好ましくは2〜50wt%用いるのが望ましい。基材上
に前記近赤外蛍光化合物を含む層を形成する場合には、
0.5〜50g/m2、好ましくは1〜20g/m2用い
るのが望ましい。
る場合には、基材の厚さにもよるが、1〜60wt%、
好ましくは2〜50wt%用いるのが望ましい。基材上
に前記近赤外蛍光化合物を含む層を形成する場合には、
0.5〜50g/m2、好ましくは1〜20g/m2用い
るのが望ましい。
【0051】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるもので
はない。
るが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるもので
はない。
【0052】実施例1 図2(a)に複写機用普通紙の反射スペクトルを示す。
400nmから1300nmで80%以上の高い反射率
を有している。
400nmから1300nmで80%以上の高い反射率
を有している。
【0053】図6に示すように、厚さ100μmの記録
媒体基材2中に赤外吸収化合物(1)を2wt%含有さ
せ、この基材2上に、シリカ粒子と樹脂分散系のインク
吸収層1を厚さ30μm設けた特殊記録媒体を作製し
た。得られた特殊記録媒体の反射スペクトルを図2
(b)として示す。図2から明らかなように、800n
m付近での反射率は90%から50%以下に低下してい
た。
媒体基材2中に赤外吸収化合物(1)を2wt%含有さ
せ、この基材2上に、シリカ粒子と樹脂分散系のインク
吸収層1を厚さ30μm設けた特殊記録媒体を作製し
た。得られた特殊記録媒体の反射スペクトルを図2
(b)として示す。図2から明らかなように、800n
m付近での反射率は90%から50%以下に低下してい
た。
【0054】実施例2 図7に示すように、厚さ150μmの記録媒体基材22
上に赤外吸収化合物(SIR−159、三井東圧化学
(株)製)を1wt%含有する厚さ10μmのアクリル
フィルム23を積層した。該フィルム単独(100μ
m)の透過スペクトルを図3に示す。アクリルフィルム
23とは異なる基材22面上にシリカ粒子と樹脂分散系
のインク吸収層21を厚さ30μm設けた特殊記録媒体
を作製した。実施例1同様に800nm付近での反射率
に低下が見られた。
上に赤外吸収化合物(SIR−159、三井東圧化学
(株)製)を1wt%含有する厚さ10μmのアクリル
フィルム23を積層した。該フィルム単独(100μ
m)の透過スペクトルを図3に示す。アクリルフィルム
23とは異なる基材22面上にシリカ粒子と樹脂分散系
のインク吸収層21を厚さ30μm設けた特殊記録媒体
を作製した。実施例1同様に800nm付近での反射率
に低下が見られた。
【0055】実施例3 図8に示すように、記録媒体基材32(写真用レジンコ
ート紙)上に多孔質アルミナ90重量部、赤外吸収化合
物(39)を1重量部、ポリビニルアルコール9重量部
を分散したもの40μmの膜厚に塗工しインク吸収層3
1を形成し、記録媒体を作製した。1000nmの反射
率を測定したところ30%で、近赤外吸収化合物を含有
しない記録媒体の反射率75%と十分な差が得られた。
ート紙)上に多孔質アルミナ90重量部、赤外吸収化合
物(39)を1重量部、ポリビニルアルコール9重量部
を分散したもの40μmの膜厚に塗工しインク吸収層3
1を形成し、記録媒体を作製した。1000nmの反射
率を測定したところ30%で、近赤外吸収化合物を含有
しない記録媒体の反射率75%と十分な差が得られた。
【0056】実施例4 カラー複写機用普通紙に蛍光化合物2wt%含有するア
クリル樹脂を3μmの膜厚に塗工した。更に多孔質アル
ミナ9重量部をポリビニルアルコール1重量部に分散し
たものを30μmの膜厚で塗工し、実施例2と同様の記
録媒体を作製した。図4に化合物(95)を用いた場合
の透過における吸収スペクトルと蛍光スペクトルを示
す。600nmの蛍光灯で照射し、750nmのバンド
パスフィルターを用いて蛍光を測定したところ、蛍光化
合物を塗工していない記録媒体と容易に区別できた。
クリル樹脂を3μmの膜厚に塗工した。更に多孔質アル
ミナ9重量部をポリビニルアルコール1重量部に分散し
たものを30μmの膜厚で塗工し、実施例2と同様の記
録媒体を作製した。図4に化合物(95)を用いた場合
の透過における吸収スペクトルと蛍光スペクトルを示
す。600nmの蛍光灯で照射し、750nmのバンド
パスフィルターを用いて蛍光を測定したところ、蛍光化
合物を塗工していない記録媒体と容易に区別できた。
【0057】また、蛍光化合物として化合物(100)
を用いた場合の吸収スペクトルと蛍光スペクトルを図5
に示す。上記同様に記録媒体の識別が可能であった。
を用いた場合の吸収スペクトルと蛍光スペクトルを図5
に示す。上記同様に記録媒体の識別が可能であった。
【0058】実施例5 カラー複写機用普通紙に炭酸マグネシウム50重量部、
日亜化学工業製「NP−870」(化合物(104))
1重量部、ポリビニルアルコール5重量部分散したもの
を5μmの膜厚に塗工し、記録媒体を得た。
日亜化学工業製「NP−870」(化合物(104))
1重量部、ポリビニルアルコール5重量部分散したもの
を5μmの膜厚に塗工し、記録媒体を得た。
【0059】280nmの紫外光を照射して反射スペク
トルと透過スペクトルを800nmで測定したところ、
処理の施していないカラー複写機用普通紙との識別が可
能であった。
トルと透過スペクトルを800nmで測定したところ、
処理の施していないカラー複写機用普通紙との識別が可
能であった。
【0060】実施例6 本実施例では実施例1〜5において記録媒体の識別に使
用した装置の一例を示す。図9(a)に示すように光源
42より識別に使用した光線が、受光素子43に良好に
受光可能な構成に光源42と受光素子43とが設置され
ている。この光源42と受光素子43との間に記録媒体
41を通過させ、光の透過量を測定することにより記録
媒体の種類を判別する。本実施例では光透過型の光量測
定手段を用いたが、光反射型の光量測定手段等の測定手
段を用いても良い。
用した装置の一例を示す。図9(a)に示すように光源
42より識別に使用した光線が、受光素子43に良好に
受光可能な構成に光源42と受光素子43とが設置され
ている。この光源42と受光素子43との間に記録媒体
41を通過させ、光の透過量を測定することにより記録
媒体の種類を判別する。本実施例では光透過型の光量測
定手段を用いたが、光反射型の光量測定手段等の測定手
段を用いても良い。
【0061】図10は、受光手段43からの出力による
記録媒体の判別方法の作用を示す概略図である。特殊記
録媒体の時の出力と普通記録媒体の時の出力との間に閾
値を設けることにより、記録媒体の判別が可能となる。
記録媒体の判別方法の作用を示す概略図である。特殊記
録媒体の時の出力と普通記録媒体の時の出力との間に閾
値を設けることにより、記録媒体の判別が可能となる。
【0062】受光素子43からの出力は、図9(b)に
示すように、装置内に設けられたコントローラに送ら
れ、上記の判別方法に従って記録媒体の判別が行われ
る。得られた判別情報に従って、給紙ローラ47により
搬送された記録媒体に対して、その記録媒体に適した記
録ヘッド(図中44、45)及び記録モードを選択して
記録が行われる。また、記録媒体の判別情報から、記録
中の記録媒体の種別を不図示の表示部、例えば、記録装
置のインジケーターに表示したり、あるいはパソコンな
どの入力装置へフィードバックすることも可能である。
示すように、装置内に設けられたコントローラに送ら
れ、上記の判別方法に従って記録媒体の判別が行われ
る。得られた判別情報に従って、給紙ローラ47により
搬送された記録媒体に対して、その記録媒体に適した記
録ヘッド(図中44、45)及び記録モードを選択して
記録が行われる。また、記録媒体の判別情報から、記録
中の記録媒体の種別を不図示の表示部、例えば、記録装
置のインジケーターに表示したり、あるいはパソコンな
どの入力装置へフィードバックすることも可能である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特定の波長領域の光線を吸収あるいは特定の波長領域の
蛍光を発する機能を付加し、光学的な光量測定手段と組
合せることにより特殊記録媒体と普通記録媒体の判別す
ることで、特殊記録媒体と普通記録媒体とで記録ヘッド
及び/または記録モードが異なる記録形態が必要な場合
に、記録形態の選択が自動化できる。これによって、高
価な特殊記録媒体に対してのミス記録が防止でき、夫々
に応じた記録モードが自動的に設定でき、操作性の向
上、簡易化が図られる。更に記録中の記録媒体の種類の
モニタリングも可能となる。
特定の波長領域の光線を吸収あるいは特定の波長領域の
蛍光を発する機能を付加し、光学的な光量測定手段と組
合せることにより特殊記録媒体と普通記録媒体の判別す
ることで、特殊記録媒体と普通記録媒体とで記録ヘッド
及び/または記録モードが異なる記録形態が必要な場合
に、記録形態の選択が自動化できる。これによって、高
価な特殊記録媒体に対してのミス記録が防止でき、夫々
に応じた記録モードが自動的に設定でき、操作性の向
上、簡易化が図られる。更に記録中の記録媒体の種類の
モニタリングも可能となる。
【図1】本発明に使用可能な受光素子の分光感度特性の
グラフの一例を示す。
グラフの一例を示す。
【図2】普通記録媒体(a)と本発明を施した特殊記録
媒体(b)の反射率の違いを示すグラフである。
媒体(b)の反射率の違いを示すグラフである。
【図3】実施例2で使用したアクリルフィルムの透過率
曲線を示すグラフである。
曲線を示すグラフである。
【図4】化合物(95)の吸収スペクトルと蛍光スペク
トルを示すグラフである。
トルを示すグラフである。
【図5】化合物(100)の吸収スペクトルと蛍光スペ
クトルを示すグラフである。
クトルを示すグラフである。
【図6】本発明の記録媒体の一実施態様を示す概略断面
図である。
図である。
【図7】本発明の記録媒体の別の一実施態様を示す概略
断面図である。
断面図である。
【図8】本発明の記録媒体の別の一実施態様を示す概略
断面図である。
断面図である。
【図9】本発明による記録装置の概略を示すもので、
(a)は光量測定手段であり、(b)は記録手段を示
す。
(a)は光量測定手段であり、(b)は記録手段を示
す。
【図10】本発明による記録媒体識別の作用を示す概念
図である。
図である。
1、21、31 インク吸収層 2、22、32 記録媒体基材 23 アクリルフィルム 41 記録媒体 42 光源 43 受光素子 44、45 記録ヘッド 46 コントローラ 47 給紙ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 19/00 27/00
Claims (10)
- 【請求項1】 少なくともその一部が特定の波長領域の
光線を吸収あるいは特定の波長領域の蛍光を発する機能
を有する記録媒体。 - 【請求項2】 記録媒体の基材が特定の波長領域の光線
を吸収あるいは特定の波長領域の蛍光を発する機能を有
する請求項1の記録媒体。 - 【請求項3】 記録媒体の基材上に特定の波長領域の光
線を吸収あるいは特定の波長領域の蛍光を発する機能を
有する層を設けた請求項1の記録媒体。 - 【請求項4】 記録媒体の基材上にインク吸収層を有す
る記録媒体であって、該インク吸収層が特定の波長領域
の光線を吸収あるいは特定の波長領域の蛍光を発する機
能を有する請求項1の記録媒体。 - 【請求項5】 記録媒体の基材上にインク吸収層を有す
る記録媒体であって、前記基材が特定の波長領域の光線
を吸収あるいは特定の波長領域の蛍光を発する機能を有
する請求項1の記録媒体。 - 【請求項6】 記録媒体の基材上にインク吸収層を有す
る記録媒体であって、前記基材上に特定の波長領域の光
線を吸収あるいは特定の波長領域の蛍光を発する機能を
有する層を設けた請求項1の記録媒体。 - 【請求項7】 前記インク吸収層と前記波長領域の光線
を吸収あるいは特定の波長領域の蛍光を発する機能を有
する層とが夫々前記基材の異なる面に設けられたことを
特徴とする請求項6の記録媒体。 - 【請求項8】 特定の波長領域が、赤外線領域及びその
近傍の波長領域である請求項1乃至7のいずれか1項の
記録媒体。 - 【請求項9】 記録媒体に対し、特定波長の光線を照射
して、透過光又は反射光を測定し、請求項1〜8のいず
れかの記録媒体と普通記録媒体との光学的特性の違いを
識別する記録媒体識別方法。 - 【請求項10】 記録媒体に対し、特定波長の光線を照
射して、透過光又は反射光を測定する手段と、測定結果
から記録媒体の種類を識別し最適記録形態を選択する手
段と、選択された記録形態に従って記録を行なう記録手
段とを有する記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6208684A JPH0872389A (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 記録媒体及びそれを用いるための記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6208684A JPH0872389A (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 記録媒体及びそれを用いるための記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0872389A true JPH0872389A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16560363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6208684A Pending JPH0872389A (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 記録媒体及びそれを用いるための記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0872389A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000013910A1 (en) * | 1998-09-04 | 2000-03-16 | Somar Corporation | Recording sheet having phosphorescence and sign |
| JP2003063134A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-05 | Yamato Transport Co Ltd | 帳票印刷用シート |
| JP2009236486A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-15 | Konica Minolta Sensing Inc | 蛍光試料の光学特性測定方法および装置 |
| CN110095415A (zh) * | 2018-01-31 | 2019-08-06 | 柯尼卡美能达株式会社 | 片材辨别装置及方法、图像形成装置及存储介质 |
-
1994
- 1994-09-01 JP JP6208684A patent/JPH0872389A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000013910A1 (en) * | 1998-09-04 | 2000-03-16 | Somar Corporation | Recording sheet having phosphorescence and sign |
| JP2003063134A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-05 | Yamato Transport Co Ltd | 帳票印刷用シート |
| JP2009236486A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-15 | Konica Minolta Sensing Inc | 蛍光試料の光学特性測定方法および装置 |
| CN110095415A (zh) * | 2018-01-31 | 2019-08-06 | 柯尼卡美能达株式会社 | 片材辨别装置及方法、图像形成装置及存储介质 |
| JP2019132697A (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | コニカミノルタ株式会社 | シート判別装置及び画像形成装置 |
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