JPH087294Y2 - 畜舎における天井給気装置の風向板 - Google Patents
畜舎における天井給気装置の風向板Info
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- JPH087294Y2 JPH087294Y2 JP5352093U JP5352093U JPH087294Y2 JP H087294 Y2 JPH087294 Y2 JP H087294Y2 JP 5352093 U JP5352093 U JP 5352093U JP 5352093 U JP5352093 U JP 5352093U JP H087294 Y2 JPH087294 Y2 JP H087294Y2
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Landscapes
- Ventilation (AREA)
- Housing For Livestock And Birds (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、畜舎内で飼育される採
卵鶏等の家畜に、風速を低下させることなく給気を行な
えるようにした天井給気装置の風向板に関する。
卵鶏等の家畜に、風速を低下させることなく給気を行な
えるようにした天井給気装置の風向板に関する。
【0002】
【従来の技術】家畜の生産性に最適な温度範囲は比較的
狭く、採卵鶏を例にとれば、日卵量を最高にする温度域
は17〜18℃、産卵率を最高にする温度域は、21〜
22℃、更に飼料摂取量は15〜16℃をピークとし
て、気温が上昇するに従って減少することが明らかにさ
れている。特に、ケージ飼育の鶏舎においては、夏期の
高温による飼料摂取量の低下を原因とした産卵成績の低
下が甚しい。
狭く、採卵鶏を例にとれば、日卵量を最高にする温度域
は17〜18℃、産卵率を最高にする温度域は、21〜
22℃、更に飼料摂取量は15〜16℃をピークとし
て、気温が上昇するに従って減少することが明らかにさ
れている。特に、ケージ飼育の鶏舎においては、夏期の
高温による飼料摂取量の低下を原因とした産卵成績の低
下が甚しい。
【0003】ただし、このような高温下においても、ケ
ージ内に0.5〜1.0m/sの風速の空気を送給し
て、採卵鶏の体感温度を降下することにより、産卵成績
が大きく改善されることはよく知られているところか
ら、ケージ間の作業通路上に大小の扇風機を一列に並べ
て、ケージ列沿いに送風したり、或いは飼育室と天井室
とを仕切る天井板の作業通路上方位置に給気口を設け
て、給気口から強風速の空気を吐出することが行なわれ
ており、後者の従来例として、例えば実公昭55−36
752号公報に示されるものがある。
ージ内に0.5〜1.0m/sの風速の空気を送給し
て、採卵鶏の体感温度を降下することにより、産卵成績
が大きく改善されることはよく知られているところか
ら、ケージ間の作業通路上に大小の扇風機を一列に並べ
て、ケージ列沿いに送風したり、或いは飼育室と天井室
とを仕切る天井板の作業通路上方位置に給気口を設け
て、給気口から強風速の空気を吐出することが行なわれ
ており、後者の従来例として、例えば実公昭55−36
752号公報に示されるものがある。
【0004】この技術は、飼育室と天井室とを仕切る天
井板に、縦方向へ延びる給気口を形成し、該給気口の下
方に給気口に沿って延び、一端が共通軸に取付けられた
2枚の風向板を、各給気口に開閉可能に取付けたことに
より、天井室に導入された外部空気が、給気口だけを通
過して飼育室へ供給されるよう、天井板と屋根との間を
密閉している。
井板に、縦方向へ延びる給気口を形成し、該給気口の下
方に給気口に沿って延び、一端が共通軸に取付けられた
2枚の風向板を、各給気口に開閉可能に取付けたことに
より、天井室に導入された外部空気が、給気口だけを通
過して飼育室へ供給されるよう、天井板と屋根との間を
密閉している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このような構成にあっ
ては、飼育室への給気方向が風向板によって調整される
ものの、給気方向は2方向のみで、飼育室に2つの換気
輪道をつくるに過ぎず、ケージ内に細かな給気を行なう
ことはむずかしかった。特に、飼育室のケージブロック
が3段以上或いは3列以上の複数の場合には、外気温の
高い夏季に、個々の家畜に外部空気を直接当てることが
できなかった。
ては、飼育室への給気方向が風向板によって調整される
ものの、給気方向は2方向のみで、飼育室に2つの換気
輪道をつくるに過ぎず、ケージ内に細かな給気を行なう
ことはむずかしかった。特に、飼育室のケージブロック
が3段以上或いは3列以上の複数の場合には、外気温の
高い夏季に、個々の家畜に外部空気を直接当てることが
できなかった。
【0006】そこで、上述の風向板を一方向へ固定せ
ず、扇風機の首振りのように上下方向に連続作動して、
飼育室の広い面積に外部空気を分散する方法が提案され
るが、この場合には、風向板を固定するのに較べて平均
風速が低下してしまい、家畜の体感温度を下げるに充分
な強風速が得られないことが解った。
ず、扇風機の首振りのように上下方向に連続作動して、
飼育室の広い面積に外部空気を分散する方法が提案され
るが、この場合には、風向板を固定するのに較べて平均
風速が低下してしまい、家畜の体感温度を下げるに充分
な強風速が得られないことが解った。
【0007】そこで本考案は、給気速度を低下させるこ
となく、外部空気を飼育室の家畜に常時直接当てて、家
畜の体感温度を有効に下げることのできる天井給気装置
の風向板を安価に提供することを目的としている。
となく、外部空気を飼育室の家畜に常時直接当てて、家
畜の体感温度を有効に下げることのできる天井給気装置
の風向板を安価に提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的に従い、第1
の考案は、屋外に連通する天井室と飼育室とを画成する
天井板に給気口を形成し、該給気口の下方に、風向板を
給気口の長さ方向に配設した畜舎において、前記風向板
を、断面逆V字状の山形に形成し、この山形を構成する
各傾斜板の下縁に複数のスリットを切込んで、該スリッ
トの間に複数のガイド片を形成し、これらガイド片を2
つ以上の異なる角度に配向する。
の考案は、屋外に連通する天井室と飼育室とを画成する
天井板に給気口を形成し、該給気口の下方に、風向板を
給気口の長さ方向に配設した畜舎において、前記風向板
を、断面逆V字状の山形に形成し、この山形を構成する
各傾斜板の下縁に複数のスリットを切込んで、該スリッ
トの間に複数のガイド片を形成し、これらガイド片を2
つ以上の異なる角度に配向する。
【0009】また第2の考案では、屋外に連通する天井
室と飼育室とを画成する天井板に給気口を形成し、該給
気口の下方に、風向板を給気口の長さ方向に配設した畜
舎において、前記風向板を前記給気口の下方に傾斜させ
て配置し、該風向板の下縁に複数のスリットを切込ん
で、該スリットの間に複数のガイド片を形成し、これら
ガイド片を2つ以上の異なる角度に配向する。
室と飼育室とを画成する天井板に給気口を形成し、該給
気口の下方に、風向板を給気口の長さ方向に配設した畜
舎において、前記風向板を前記給気口の下方に傾斜させ
て配置し、該風向板の下縁に複数のスリットを切込ん
で、該スリットの間に複数のガイド片を形成し、これら
ガイド片を2つ以上の異なる角度に配向する。
【0010】
【作用】複数のガイド片は、飼育室のケージブロック列
に合わせて配向され、天井室からの給気を家畜に直接ま
たは間接的に当てるよう設定される。
に合わせて配向され、天井室からの給気を家畜に直接ま
たは間接的に当てるよう設定される。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0012】畜舎1は、図示しない通気口にて屋外と連
通する天井室2と、飼育室3とが天井板4にて画成され
ている。飼育室3には、一方向に連続する複数のケージ
5……を2列4段に積み重ねたケージブロック6が、作
業通路7と交互に配設されており、これらケージ5に
は、複数羽の採卵鶏(図示せず)が個々に収容される。
通する天井室2と、飼育室3とが天井板4にて画成され
ている。飼育室3には、一方向に連続する複数のケージ
5……を2列4段に積み重ねたケージブロック6が、作
業通路7と交互に配設されており、これらケージ5に
は、複数羽の採卵鶏(図示せず)が個々に収容される。
【0013】天井板4には、作業用通路7の上部位置
に、天井室2と飼育室3とを連通する給気口8,9,9
が、ケージブロック6と平行に形成されている。中央の
給気口8には、一対のバッフル10,10が垂設されて
おり、該バッフル10,10の下方に風向板11が配設
されている。また畜舎1の側壁1a寄りに配設される給
気口9の下方には、風向板12が天井板4に直接取付け
られており、本実施例では、3つの給気口8,9,9と
バッフル10,10及び2種類の風向板11,12,1
2とで、天井給気装置Aが構成されている。通気口を通
して天井室2内に取込まれた外部空気は、給気口8,9
及びバッブル10,10の間を通って、風向板11,1
2で分散されながら、ケージブロック6の上段から下段
の全体に亙って送給される。
に、天井室2と飼育室3とを連通する給気口8,9,9
が、ケージブロック6と平行に形成されている。中央の
給気口8には、一対のバッフル10,10が垂設されて
おり、該バッフル10,10の下方に風向板11が配設
されている。また畜舎1の側壁1a寄りに配設される給
気口9の下方には、風向板12が天井板4に直接取付け
られており、本実施例では、3つの給気口8,9,9と
バッフル10,10及び2種類の風向板11,12,1
2とで、天井給気装置Aが構成されている。通気口を通
して天井室2内に取込まれた外部空気は、給気口8,9
及びバッブル10,10の間を通って、風向板11,1
2で分散されながら、ケージブロック6の上段から下段
の全体に亙って送給される。
【0014】バッフル10,10は、断面L字状に折曲
げられた2枚の板片を、給気口8から向き合わせに吊り
下げられており、両板片の突出頂部10a,10aの間
を幅狭に設定して、給気口8を通過する外部空気の流速
を高めている。
げられた2枚の板片を、給気口8から向き合わせに吊り
下げられており、両板片の突出頂部10a,10aの間
を幅狭に設定して、給気口8を通過する外部空気の流速
を高めている。
【0015】中央寄りの風向板11は、一対の平板を逆
V字状に突合わせて接合するか、或いは1枚の平板を同
じく逆V字状に折曲げして、それぞれ山形に形成された
もので、山形を形成する傾斜板11a,11aの頂部内
側には、吊下げ用の支軸13が固着されている。各傾斜
板11aには、複数のスリットが平板11aの下縁から
略中間位置まで等間隔に切込まれており、これらスリッ
トによって、傾斜板11a,11aの下側半分に、傾斜
板11aと平行な第1ガイド片11bと、このガイド片
11bよりも下方へ急勾配で傾斜する第2ガイド片11
cとを交互に形成している。
V字状に突合わせて接合するか、或いは1枚の平板を同
じく逆V字状に折曲げして、それぞれ山形に形成された
もので、山形を形成する傾斜板11a,11aの頂部内
側には、吊下げ用の支軸13が固着されている。各傾斜
板11aには、複数のスリットが平板11aの下縁から
略中間位置まで等間隔に切込まれており、これらスリッ
トによって、傾斜板11a,11aの下側半分に、傾斜
板11aと平行な第1ガイド片11bと、このガイド片
11bよりも下方へ急勾配で傾斜する第2ガイド片11
cとを交互に形成している。
【0016】畜舎1の妻壁1bには、緩やかな湾曲を持
つガイド溝14がやや傾いて設けられており、上述の風
向板11は、支軸13の端部をガイド溝14の下端に位
置させて、バッフル10,10の直下に吊り下げられ
る。風向板11には、天井板4のフック15を通して索
条16が連結されており、風向板11による分散給気が
不要な場合には、索条16を牽引して、支軸13をガイ
ド溝14の上端に位置させることにより、風向板11を
バッブル10,10の一側方へ待避できるようにしてい
る。
つガイド溝14がやや傾いて設けられており、上述の風
向板11は、支軸13の端部をガイド溝14の下端に位
置させて、バッフル10,10の直下に吊り下げられ
る。風向板11には、天井板4のフック15を通して索
条16が連結されており、風向板11による分散給気が
不要な場合には、索条16を牽引して、支軸13をガイ
ド溝14の上端に位置させることにより、風向板11を
バッブル10,10の一側方へ待避できるようにしてい
る。
【0017】側壁1a寄りの風向板12は、一端を天井
板4の下面にヒンジ17にて軸支し、他端側にフック1
5へ掛け回した索条16を連結して、給気口9の下方位
置に傾斜配置される。風向板12の下側半分には、中央
寄りの風向板11と同様の第1ガイド片12aと第2ガ
イド片12bとが交互に設けられており、給気口9から
の吹出しが不要な場合には、索条16を牽引して、風向
板12を天井板4の下面へ回動し、給気口9を風向板1
2で閉塞して、飼育室3への給気を遮断する。
板4の下面にヒンジ17にて軸支し、他端側にフック1
5へ掛け回した索条16を連結して、給気口9の下方位
置に傾斜配置される。風向板12の下側半分には、中央
寄りの風向板11と同様の第1ガイド片12aと第2ガ
イド片12bとが交互に設けられており、給気口9から
の吹出しが不要な場合には、索条16を牽引して、風向
板12を天井板4の下面へ回動し、給気口9を風向板1
2で閉塞して、飼育室3への給気を遮断する。
【0018】本実施例は、以上のように構成されてお
り、外気温の高い夏季には、中央の風向板11をバッフ
ル10,10の直下に吊下げ(図1,図4)、側壁1a
寄りの風向板12,12を、給気口9の下方位置に傾斜
配置して(図6)、天井室2と飼育室3とを連通させる
(図2)。各風向板11,12は、緩傾斜の第1ガイド
片11b,12aが、ケージブロック6の上2段のケー
ジ5に配向され、また急傾斜の第2ガイド片11c,1
2bが、ケージブロック6の下2段のケージ5に配向さ
れている。
り、外気温の高い夏季には、中央の風向板11をバッフ
ル10,10の直下に吊下げ(図1,図4)、側壁1a
寄りの風向板12,12を、給気口9の下方位置に傾斜
配置して(図6)、天井室2と飼育室3とを連通させる
(図2)。各風向板11,12は、緩傾斜の第1ガイド
片11b,12aが、ケージブロック6の上2段のケー
ジ5に配向され、また急傾斜の第2ガイド片11c,1
2bが、ケージブロック6の下2段のケージ5に配向さ
れている。
【0019】天井室2に導入された外部空気は、給気口
8,9やバッフル10,10の間を通り、風向板11,
12に当接して、飼育室3に供給される。中央の給気口
8では、バッフル10,10で流速を速めた外部空気
が、風向板11の傾斜板11a,11aにて2分され、
更に両傾斜板11a,11aの第1及び第2ガイド片1
1b,11b,11c,11cにて4つの流れに分散さ
れて行く。第1ガイド片11b,11bに案内される外
部空気は、中央側作業用通路7の上2段のケージ5に向
かう空気輪道に、また第2ガイド片11c,11cに案
内される外部空気は、下2段のケージ5に向かう空気輪
道となる。
8,9やバッフル10,10の間を通り、風向板11,
12に当接して、飼育室3に供給される。中央の給気口
8では、バッフル10,10で流速を速めた外部空気
が、風向板11の傾斜板11a,11aにて2分され、
更に両傾斜板11a,11aの第1及び第2ガイド片1
1b,11b,11c,11cにて4つの流れに分散さ
れて行く。第1ガイド片11b,11bに案内される外
部空気は、中央側作業用通路7の上2段のケージ5に向
かう空気輪道に、また第2ガイド片11c,11cに案
内される外部空気は、下2段のケージ5に向かう空気輪
道となる。
【0020】一方、側壁1a寄りの給気口9では、外部
空気が風向板12の第1及び第2ガイド片12a,12
bにて2分され、第1ガイド片12aの外部空気は、側
壁1a側作業用通路7の上2段のケージ5に向かう空気
輪道に、また第2ガイド片12bの外部空気は、下2段
のケージ5に向かう空気輪道となる。更にこの風向板1
2では、傾斜角度の決められた中央の風向板11に対
し、索条16の長さ調整による傾斜角度の変更が可能
で、側壁1a側のケージ列に対する微調整を行なうこと
ができる。このようにして、各ケージ5の採卵鶏には、
第1及び第2ガイド片11b〜12bで分散された外部
空気が直接当たり、採卵鶏の体感温度を有効に降下させ
て行く。
空気が風向板12の第1及び第2ガイド片12a,12
bにて2分され、第1ガイド片12aの外部空気は、側
壁1a側作業用通路7の上2段のケージ5に向かう空気
輪道に、また第2ガイド片12bの外部空気は、下2段
のケージ5に向かう空気輪道となる。更にこの風向板1
2では、傾斜角度の決められた中央の風向板11に対
し、索条16の長さ調整による傾斜角度の変更が可能
で、側壁1a側のケージ列に対する微調整を行なうこと
ができる。このようにして、各ケージ5の採卵鶏には、
第1及び第2ガイド片11b〜12bで分散された外部
空気が直接当たり、採卵鶏の体感温度を有効に降下させ
て行く。
【0021】本出願人がこの構成によって、夏季日中の
高温時に、最大給気を行なった実験では、0.5〜0.
7m/s以上のケージ内風速が確認された。また、高温
の夏季にも、日中と夜間とでは外気温が異なるが、夜間
に外気温が大きく低下した場合には、風向板12の傾斜
角度を変更して、飼育室3の換気輪道を変えたり、飼育
室3への給気量を抑えることにより、採卵鶏の体感温度
の低下を防ぎ、昼夜を通じて最適体感温度に近い環境条
件を作り出すことが可能である。
高温時に、最大給気を行なった実験では、0.5〜0.
7m/s以上のケージ内風速が確認された。また、高温
の夏季にも、日中と夜間とでは外気温が異なるが、夜間
に外気温が大きく低下した場合には、風向板12の傾斜
角度を変更して、飼育室3の換気輪道を変えたり、飼育
室3への給気量を抑えることにより、採卵鶏の体感温度
の低下を防ぎ、昼夜を通じて最適体感温度に近い環境条
件を作り出すことが可能である。
【0022】また、夏季以外の季節では、中央の風向板
11をバッフル10,10の直下から側方へ待避させ
(図5)、側壁1a寄りの風向板12で給気口9を閉塞
して(図7)、天井室2と飼育室3とを、中央の給気口
8で連通させる(図3)。天井室2の外部空気は、バッ
フル10,10から飼育室3へ入っても拡散せずに、中
央の作業用通路7へ向けて垂直に吐き出し、該作業用通
路7で左右2方向に分かれ、更にケージブロック6,6
の下側を通って、側部の作業用通路7,7へ回る空気輪
道となり、ケージ5には外部空気が直接当たらないよう
にしている。
11をバッフル10,10の直下から側方へ待避させ
(図5)、側壁1a寄りの風向板12で給気口9を閉塞
して(図7)、天井室2と飼育室3とを、中央の給気口
8で連通させる(図3)。天井室2の外部空気は、バッ
フル10,10から飼育室3へ入っても拡散せずに、中
央の作業用通路7へ向けて垂直に吐き出し、該作業用通
路7で左右2方向に分かれ、更にケージブロック6,6
の下側を通って、側部の作業用通路7,7へ回る空気輪
道となり、ケージ5には外部空気が直接当たらないよう
にしている。
【0023】図8に示す本考案の他の実施例では、複数
のケージ5……を2列6段に積み重ねてケージブロック
6としており、このケージブロック6と風向板11,1
2を除く他の構成は、上述の実施例と同様になってい
る。
のケージ5……を2列6段に積み重ねてケージブロック
6としており、このケージブロック6と風向板11,1
2を除く他の構成は、上述の実施例と同様になってい
る。
【0024】中央の風向板11は、各傾斜板11aに3
方向のガイド片11b,11c,11dが複数個づつ設
定され、また側壁1a寄りの風向板12にも、同じく3
方向のガイド片12a,12b,12cが複数個づつ設
定されている。このうち、緩傾斜の第1ガイド片11
b,12aは、ケージブロック6の上2段のケージ5に
向けられ、また急傾斜の第2ガイド片11c,12b
は、ケージブロック6の下2段のケージ5に向けられ、
更にこれらの中間角度で傾斜する第3ガイド片11d,
12cは、ケージブロック6の中2段のケージ5に向け
られて、分散した外部空気が全てのケージ5の採卵鶏に
直接当たるようにしている。
方向のガイド片11b,11c,11dが複数個づつ設
定され、また側壁1a寄りの風向板12にも、同じく3
方向のガイド片12a,12b,12cが複数個づつ設
定されている。このうち、緩傾斜の第1ガイド片11
b,12aは、ケージブロック6の上2段のケージ5に
向けられ、また急傾斜の第2ガイド片11c,12b
は、ケージブロック6の下2段のケージ5に向けられ、
更にこれらの中間角度で傾斜する第3ガイド片11d,
12cは、ケージブロック6の中2段のケージ5に向け
られて、分散した外部空気が全てのケージ5の採卵鶏に
直接当たるようにしている。
【0025】このようにして本考案は、複数のガイド片
を、ケージの積重ね段数や並び列に応じて配向すること
により、さまざまな態様のケージブロックに対応させる
ことができる。また、採卵鶏以外の他の家畜への応用も
可能である。
を、ケージの積重ね段数や並び列に応じて配向すること
により、さまざまな態様のケージブロックに対応させる
ことができる。また、採卵鶏以外の他の家畜への応用も
可能である。
【0026】
【考案の効果】本考案に係る畜舎の天井給気装置の風向
板によれば、風向板の下側に分割形成した複数のガイド
片によって、複数の風向を所望方向に設定することがで
きて、特に外気温の高い夏季には、高い風速の外部空気
を家畜に直接当てて、家畜の体感温度を効果的に下げる
ことができる。また既存の風向板にスリットを入れて、
ガイド片を所望の方向へ折曲げるだけの簡便な構造でよ
く、製作コストも頗る低価格で済む。
板によれば、風向板の下側に分割形成した複数のガイド
片によって、複数の風向を所望方向に設定することがで
きて、特に外気温の高い夏季には、高い風速の外部空気
を家畜に直接当てて、家畜の体感温度を効果的に下げる
ことができる。また既存の風向板にスリットを入れて、
ガイド片を所望の方向へ折曲げるだけの簡便な構造でよ
く、製作コストも頗る低価格で済む。
【図1】本考案の一実施例を示す天井給気装置の斜視図
【図2】図1の天井給気装置を夏季に使用する場合の畜
舎の断面図
舎の断面図
【図3】図1の天井給気装置を夏季以外で使用する場合
の畜舎の断面図
の畜舎の断面図
【図4】図2の天井給気装置の中央部分の拡大図
【図5】図3の天井給気装置の中央部分の拡大図
【図6】図2の天井給気装置の側壁寄り部分の拡大図
【図7】図3の天井給気装置の側壁寄り部分の拡大図
【図8】本考案の他の実施例を示す畜舎の断面図
A…天井給気装置 1…畜舎 1a…側壁 1b…妻壁 2…天井室 3…飼育室 4…天井板 5…採卵鶏が収容されたケージ 6…複数のケージ5からなるケージブロック 7…作業用通路 8…天井室2と飼育室3とを連通する中央の給気口 9…天井室2と飼育室3とを連通する側壁1a寄りの給
気口 10…バッフル 11…中央の給気口8の下方に配設される風向板 12…側壁1a寄りの給気口9の下方に配設される風向
板 11a…風向板11の傾斜板 11b…風向板11の第1ガイド片 11c…風向板11の第2ガイド片 11d…風向板11の第3ガイド片 12a…風向板12の第1ガイド片 12b…風向板12の第2ガイド片 13…風向板11の支軸 14…ガイド溝 16…索条 17…風向板12を枢支するヒンジ
気口 10…バッフル 11…中央の給気口8の下方に配設される風向板 12…側壁1a寄りの給気口9の下方に配設される風向
板 11a…風向板11の傾斜板 11b…風向板11の第1ガイド片 11c…風向板11の第2ガイド片 11d…風向板11の第3ガイド片 12a…風向板12の第1ガイド片 12b…風向板12の第2ガイド片 13…風向板11の支軸 14…ガイド溝 16…索条 17…風向板12を枢支するヒンジ
Claims (2)
- 【請求項1】 屋外に連通する天井室と飼育室とを画成
する天井板に給気口を形成し、該給気口の下方に、風向
板を給気口の長さ方向に配設した畜舎において、前記風
向板を、断面逆V字状の山形に形成し、この山形を構成
する各傾斜板の下縁に複数のスリットを切込んで、該ス
リットの間に複数のガイド片を形成し、これらガイド片
を2つ以上の異なる角度に配向したことを特徴とする畜
舎における天井給気装置の風向板。 - 【請求項2】 屋外に連通する天井室と飼育室とを画成
する天井板に給気口を形成し、該給気口の下方に、風向
板を給気口の長さ方向に配設した畜舎において、前記風
向板を前記給気口の下方に傾斜させて配置し、該風向板
の下縁に複数のスリットを切込んで、該スリットの間に
複数のガイド片を形成し、これらガイド片を2つ以上の
異なる角度に配向したことを特徴とする畜舎における天
井給気装置の風向板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5352093U JPH087294Y2 (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 畜舎における天井給気装置の風向板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5352093U JPH087294Y2 (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 畜舎における天井給気装置の風向板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0722330U JPH0722330U (ja) | 1995-04-21 |
| JPH087294Y2 true JPH087294Y2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=12945104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5352093U Expired - Lifetime JPH087294Y2 (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 畜舎における天井給気装置の風向板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH087294Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6609975B2 (ja) * | 2015-04-21 | 2019-11-27 | 富士通株式会社 | ダクト及びデータセンター |
-
1993
- 1993-10-01 JP JP5352093U patent/JPH087294Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0722330U (ja) | 1995-04-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |