JPH0873446A - ヘテロ環化合物および殺虫・殺ダニ剤 - Google Patents

ヘテロ環化合物および殺虫・殺ダニ剤

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JPH0873446A
JPH0873446A JP12068795A JP12068795A JPH0873446A JP H0873446 A JPH0873446 A JP H0873446A JP 12068795 A JP12068795 A JP 12068795A JP 12068795 A JP12068795 A JP 12068795A JP H0873446 A JPH0873446 A JP H0873446A
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Japan
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compound
chemical
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halogen atom
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JP12068795A
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Inventor
Yasuo Yamada
靖雄 山田
Takashi Kishimoto
孝 岸本
Yasushi Shibata
泰史 柴田
Tatsumi Suzuki
立美 鈴木
Renpei Hatano
連平 波多野
Atsushi Yamamoto
敦司 山本
Jun Mitsui
順 満井
Takao Iwasa
孝男 岩佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Soda Co Ltd
Original Assignee
Nippon Soda Co Ltd
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Publication date
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  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 〔式中、Aは下記で表される基、ヒドロキシ基、アルケ
ニルオキシ基等の1種を表し、 BはC1 −C5 アルキル基又はC1 −C5 ハロアルキル
基を、WはO、S、NH、CH2 、CH2 O又は単結合
を、W′は−CC−(エチニレン)を、Yはハロゲン原
子等を、ZはO又はSを、R1 は水素原子又はC1 −C
5 アルキル基を、R2 はハロゲン原子、C1 −C5 アル
キル基、C1 −C5 ハロアルキル基、C1−C5 アルコ
キシ基、C1 −C5 ハロアルコキシ基、C1 −C5 アル
キルチオ基、C1 −C5 アルキルスルホニル基等を、R
3 はハロゲン原子、C1 −C5 アルキル基、C3 −C7
シクロアルキル基、C1 −C5 ハロアルキル基、C1
5アルコキシ基、C1 −C5 ハロアルコキシ基、ニト
ロ基等を、R4 はトリC1 −C5 アルキルシリル基又は
フェニル基等を、m,jは0−4の整数を、n、kは0
−5の整数を表す。〕で表されるヘテロ環化合物。 【効果】害虫、ダニ等の有害生物に優れた防除効果を示
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なヘテロ環化合物
及び殺虫・殺ダニ剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、多数の殺虫剤、殺ダニ剤が使
用されているが、その効力が不十分であったり、薬剤抵
抗性問題によりその使用が制限されたり、また、植物体
に薬害や汚染を生じたり、あるいは人畜魚類などに対す
る毒性が強かったりすることから、必ずしも満足すべき
防除薬剤とは言い難いものが少なくない。従って、かか
る欠点の少ない安全に使用できる薬剤の開発が要望され
ている。
【0003】本発明化合物と類似した化合物を開示した
ものとして、以下の〜の文献があるが生物活性につ
いての記載はない。 Zh.Org.Khim,18,178(198
2)(CA 96(21)181222Z)
【化8】 Gazz.Chim.Ital.,104,118
1(1974)
【化9】 1 ;Me,Et,Ph:r2 ;H,Me:r3 ;H,
NO2 Ital.927515(の特許)(CA86,
55459n)(高分子のモノマー)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、効果
が確実で安全に使用できる有害生物防除剤を提供するこ
とである。
【0005】本発明は、式化10で表されるヘテロ環化
合物及び該化合物の1種又は2種以上を有効成分として
含有することを特徴とする有害生物防除剤である。
【0006】
【化10】
【0007】〔式中、Aは、化11、化12、化13、
化14、化15、R4 −W’、ヒドロキシ基、アルケニ
ルオキシ基、アルキニルオキシ基およびナフチル基、好
ましくは、バルキーである化11〜化15およびR4
W’からなる群から選ばれるいずれか一種を表す。
【0008】
【化11】
【0009】
【化12】
【0010】
【化13】
【0011】
【化14】
【0012】
【化15】
【0013】Bは、C1 −C5 アルキル基又はC1 −C
5 ハロアルキル基を表し、Wは、O、S、NH、C
2 、CH2 O又は単結合を表し、Yは、ハロゲン原
子、C1-5アルキル基またはC1-5 アルコキシ基、好ま
しくは、ハロゲン原子を表し、Zは、O又はSを表し、
W′は、−CC−(エチニレン基)を表す。R1 は、水
素原子又はC1 −C5 アルキル基を表し、R2 は、ハロ
ゲン原子、C1 −C5 アルキル基、C1 −C5 ハロアル
キル基、C1 −C5 アルコキシ基、C1 −C5 ハロアル
コキシ基、C1 −C5 アルキルチオ基、C1 −C5 アル
キルスルホニル基、C1 −C5 アルキルアミノ基、C1
−C5 ジアルキルアミノ基、ニトロ基、ニトリル基、カ
ルボキシ基又はC1 −C5 アルコキシカルボニル基を表
し、R3 は、ハロゲン原子、C1 −C5 アルキル基、C
3 −C7 シクロアルキル基、C1 −C5 ハロアルキル
基、置換基を有してもよいフェニル基で置換されていて
もよいC1 −C5 アルコキシ基、C1 −C5 ハロアルコ
キシ基、ニトロ基、(ハロゲン原子、C1 −C5 アルキ
ル基又はC1 −C5 アルコキシ基で置換されてもよい)
フェニル基又は(ハロゲン原子、C1 −C5 アルキル基
又はC1 −C5 アルコキシ基で置換されてもよい)フェ
ノキシ基を表し、R4 は、トリC1−C5 アルキルシリ
ル基又は置換されてもよいフェニル基を表す。mは0−
4の整数を表し、2以上のときR2 は同一でも異なって
いてもよく、nは0−5の整数を表し、2以上のときY
は同一でも異なっていてもよく、jは0−4の整数を表
し、2以上のときR3 は同一でも異なっていてもよく、
kは0−5の整数を表し、2以上のときR3 は同一でも
異なっていてもよい。〕
【0014】また、上記R3 の置換基を有してもよいフ
ェニル基で置換されたC1 −C5 アルコキシ基のフェニ
ル基の置換基としては、例えば、フッ素、塩素、臭素、
ヨウ素等のハロゲン原子、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペン
チル、ネオペンチル、イソペンチル等の直鎖または分枝
のC1 −C5 アルキル基等を挙げることができる。本発
明において、置換基の数が2個以上の場合、置換基は同
一であっても異なっていてもよい。本発明化合物は、例
えば以下の製法により合成することができる。
【0015】
【化16】
【0016】上記反応は、水、ベンゼン、テトラヒドロ
フラン、アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミ
ド等の不活性溶媒中、所望によりトリエチルアミン、ピ
リジン、水酸化ナトリウム等の脱酸剤を用い、あるいは
所望により濃硫酸、ジシクロヘキシルカルボジイミド等
の脱水剤を用い、−20℃から用いる溶媒の沸点までの
温度下で、30分から数10時間行なわれる。
【0017】
【化17】
【0018】上記反応は、テトラヒドロフラン、ベンゼ
ン等の不活性溶媒中、所望によりジアルキルアゾジカル
ボキシレート等の脱水素剤、及びトリフェニルホスフィ
ン等の脱酸素剤を用い、−20℃から用いられる溶媒の
沸点までの温度下で、30分から数10時間行なうこと
によりZが酸素原子である化合物が得られる。また、脱
水剤としてローソン試薬、五硫化リンなどを用いること
によりZが硫黄原子である化合物が得られる。
【0019】
【化18】
【0020】〔式中、Mはハロゲン原子又はRSO
3 (Rはメチル等のC1 −C6 アルキル基、もしくはp
−トリル基等の置換基を有していてもよいフェニル基を
表す。)を表わす。〕 上記反応は、ベンゼン、テトラヒドロフラン、クロロホ
ルム等の不活性溶媒中、塩化チオニル、オキシ塩化リ
ン、三塩化リン、五塩化リン等のハロゲン化剤、又はR
−SO2 Clとトリエチルアミン、ピリジン、水酸化ナ
トリウム、炭酸ナトリウム等の塩基を用いて、−20℃
から用いる溶媒の沸点までの温度下で、30分から数1
0時間行なわれる。
【0021】
【化19】
【0022】次の反応は、無溶媒もしくは水、アルコー
ル、テトラヒドロフラン、ベンゼン、クロロホルム、
N,N−ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、ジオ
キサン、ジクロロメタン等の不活性溶媒中、所望により
水素化ナトリウム、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウ
ム、トリエチルアミン、ピリジン等の塩基、もしくは硫
酸、五酸化リン等の脱水剤を用いて、−20℃から用い
られる溶媒の沸点までの温度下で、数分ないし数10時
間行なわれる。また脱水剤としてローソン試薬、五硫化
リンなどを用いるとXが硫黄原子である化合物が得られ
る。また本発明化合物は置換基の種類によっては下記反
応式あるいは公知と類似の反応を適宜選択することによ
っても製造することができる。
【0023】
【化20】
【0024】いずれの反応を行った場合も反応終了後は
通常の後処理を行うことにより目的物を得ることができ
る。本発明化合物の構造はIR、NMR、Mass等か
ら決定した。尚、本発明化合物には、化21に示すよう
にシス、トランスの幾何異性体が存在するが、これらは
全て本発明に含まれる。
【0025】
【化21】
【0026】
【実施例】次に実施例を挙げ、本発明を更に詳しく説明
する。 (実施例1)
【0027】
【化22】
【0028】N−〔1−(4−t−ブトキシフェニル)
−3−ヒドロキシプロピル〕−2,6−ジフルオロベン
ズアミド0.45g、及びトリエチルアミン0.14g
をテトラヒドロフラン10mlに溶解し、10℃にてメ
タンスルフォニルクロライド0.14gを加え、室温に
て反応させた。2時間後、反応液を氷水中にあけ、酢酸
エチルエステルにて抽出後、水洗、硫酸マグネシウムで
乾燥し、濾別後減圧濃縮することにより、目的のN−
〔1−(4−t−ブトキシフェニル)−3−(メチルス
ルフォニルオキシ)プロピル〕−2,6−ジフルオロベ
ンズアミド0.5gを得た。
【0029】
【化23】
【0030】N−〔1−(4−t−ブトキシフェニル)
−3−(メチルスルフォニルオキシ)プロピル〕−2,
6−ジフルオロベンズアミド0.5gをDMF10ml
に溶解し、10℃にて60%水素化ナトリウム0.05
gを加えた。室温にて3時間撹拌後、反応液を氷水に加
え、酢酸エチルエステルにて抽出、水洗、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、濾別後減圧濃縮した。得られた残渣をシ
リカゲルカラムにより分離精製し、目的とする2−
(2,6−ジフルオロフェニル)−4−(4−t−ブト
キシフェニル)−5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オ
キサジン(化合物番号141)0.33gを得た。 (実施例2)
【0031】
【化24】
【0032】2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4
−(4−ヒドロキシフェニル)−5,6−ジヒドロ−4
H−1,3−オキサジン5.0gをジクロロメタン10
0mlに溶解させ、−70℃に冷却した後、トリフルオ
ロメタンスルフォン酸2.6gを加え、イソブテン1.
9gを数分間で吹き込んだ。3時間後、反応溶液をトリ
エチルアミンで中和後、徐々に室温に戻した。反応液を
氷水にあけ、有機層を分離、水洗し、硫酸マグネシウム
で乾燥後、ろ別した。ジクロロメタンを減圧留去して得
られた残渣をシリカゲルカラムにより分離精製して、目
的の2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−(4−
t−ブトキシフェニル)−5,6−ジヒドロ−4H−
1,3−オキサジン3.6gを得た。 (実施例3)
【0033】
【化25】
【0034】2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4
−(2−クロロ−4−ヒドロキシフェニル)−5,6−
ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン1.5gをDMF
20mlに溶解させ、室温にて炭酸カリウム0.7g、
2,3−ジクロロ−(5−トリフルオロメチル)ピリジ
ン1.1gを加え、70℃で1時間加熱した。反応液を
氷水中に加え、酢酸エチルエステルにて抽出後、水洗
し、硫酸マグネシウムで乾燥、ろ別後減圧濃縮した。得
られた残渣をシリカゲルカラムにより分離精製して、目
的の2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−{2−
クロロ−4−(3−クロロ−5−トリフルオロメチルピ
リジン−2−イルオキシ)フェニル)−5,6−ジヒド
ロ−4H−1,3−オキサジン(化合物番号209)
1.7gを得た。 (実施例4)
【0035】
【化26】
【0036】2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4
−(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル)−5,6−
ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン1.0gをジクロ
ロメタン10mlに溶解させ、−70℃に冷却した後、
トリフルオロメタンスルフォン酸0.46gを加え、イ
ソブテン5.2gを数分間で吹き込んだ。1時間後、反
応溶液をトリエチルアミンで中和後、徐々に室温に戻し
た。反応液を氷水にあけ、有機層を分離、水洗し、硫酸
マグネシウムで乾燥後、ろ別した。ジクロロメタンを減
圧留去して得られた残渣をシリカゲルカラムにより分離
精製して、目的の2−(2,6−ジフルオロフェニル)
−4−(3−クロロ−4−t−ブトキシフェニル)−
5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン(化合物
番号67)0.5gを得た。 (参考例1)
【0037】
【化27】
【0038】3−(4−ベンジルオキシ−2−クロロフ
ェニル)−4,5−ジヒドロイソオキサゾリン4.0g
をテトラヒドロフラン40mlに溶解し、氷冷下、BF
3 ・Et2 O1.9ml、BH3 ・(CH3 2 Sの1
0モル溶液1.9mlを加え、3時間還流した。反応液
を冷却後、5N−水酸化ナトリウム水溶液15mlを加
え、再び1時間還流した。反応液を冷却後、有機層を分
取、減圧濃縮し、得られた結晶をn−ヘキサンにより再
結晶して目的とする3−(4−ベンジルオキシ−2−ク
ロロフェニル)−3−アミノ−1−プロパノール4gを
得た。 (参考例2)
【0039】
【化28】
【0040】3−(4−ベンジルオキシ−2-クロロフェ
ニル)3−アミノ−1−プロパノール4.0g、および
トリエチルアミン1.4gをテトラヒドロフラン40m
lに溶解し、氷冷攪拌下、2,6−ジフルオロベンゾイ
ルクロリド2.7gを加え、室温にて反応させた。1時
間後、反応液を氷水中にあけ、酢酸エチルエステルにて
抽出後、水洗、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾別後減圧
濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムにより分離
精製することにより、目的のN−〔1−(4−ベンジル
オキシ−2−クロロフェニル)−3−ヒドロキシプロピ
ル〕−2,6−ジフルオロベンズアミド5.2を得た。 (参考例3)
【0041】
【化29】
【0042】N−〔1−(4−ベンジルオキシ−2−ク
ロロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル〕−2,6−
ジフルオロベンズアミド5.2g及びトリエチルアミン
1.5gをテトラヒドロフラン50mlに溶解させ、氷
冷攪拌下に、メタンスルホニルクロライド1.7gを1
0分間で滴下したのち、室温にて一夜反応させた。反応
液を氷水中にあけ、クロロホルムにて抽出後、水洗、硫
酸マグネシウムで乾燥し、濾別後減圧濃縮することによ
り、目的とする、N−〔1−(4−ベンジルオキシ−2
−クロロフェニル−3−(メチルスルホニルオキシ)プ
ロピル〕−2,6−ジフルオロベンズアミド6.0gを
得た。 (実施例5)
【0043】
【化30】
【0044】N−〔1−(4−ベンジルオキシ−2−ク
ロロフェニル−3−(メチルスルホニルオキシ)プロピ
ル〕−2,6−ジフルオロベンズアミド6.0gをジオ
キサン60mlに溶解し、トリエチルアミン1.3gを
加え、1.5時間還流した。反応液を氷水中にあけ、酢
酸エチルエステルにて抽出後、水洗、硫酸マグネシウム
で乾燥し、濾別後減圧濃縮し、目的とする2−(2,6
−ジフルオロフェニル)−4−(4−ベンジルオキシ−
2−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロ−4H−1,
3−オキサジン(化合物番号1347)4.8gを得
た。 (参考例4)
【0045】
【化31】
【0046】2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4
−(4−ベンジルオキシ−2−クロロフェニル)−5,
6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン2.0g、シ
クロヘキセン10mlをエチルアルコール20mlに溶
解し、室温にて20%水酸化パラジウム炭素0.1gを
加えた後、30分間還流した。反応液をセライト濾過、
次いで酢酸エチルエステルで洗浄後、水洗、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、濾別後減圧濃縮し、目的とする2−
(2,6−ジフルオロフェニル)−4−(4−ヒドロキ
シ−2−クロロフェニル)−5,6−ジヒドロ−4H−
1,3−オキサジン1.4gを得た。 (実施例6)
【0047】
【化32】
【0048】2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4
−(4−ヒドロキシ−2−クロロフェニル)−5,6−
ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン1.0gをジクロ
ロメタン10mlに溶解させ、−40℃に冷却したの
ち、トリフルオロメタンスルホン酸0.5gを加え、イ
ソブテン5.5gを数分間かけて吹き込んだ。1時間
後、反応液をトリエチルアミンで中和し、徐々に室温に
戻した。反応液を氷水にあけ、水洗し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥後濾別した。溶媒を減圧留去して得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより分離精製
して、目的の2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4
−(2−クロロ−4−t−ブトキシフェニル)−5,6
−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン(化合物番号
2)0.5gを得た。上記実施例を含め本発明化合物の
代表例を第1表に示す。
【0049】
【表1001】
【0050】
【表1002】
【0051】
【表1003】
【0052】
【表1004】
【0053】
【表1005】
【0054】
【表1006】
【0055】
【表1007】
【0056】
【表1008】
【0057】
【表1009】
【0058】
【表1010】
【0059】
【表1011】
【0060】
【表1012】
【0061】
【表1013】
【0062】
【表1014】
【0063】
【表1015】
【0064】
【表1016】
【0065】
【表1017】
【0066】
【表1018】
【0067】
【表1019】
【0068】
【表1020】
【0069】
【表1021】
【0070】
【表1022】
【0071】
【表1023】
【0072】
【表1024】
【0073】
【表1025】
【0074】
【表1026】
【0075】
【表1027】
【0076】
【表1028】
【0077】
【表1029】
【0078】
【表1030】
【0079】
【表1031】
【0080】
【表1032】
【0081】
【表1033】
【0082】
【表1034】
【0083】
【表1035】
【0084】
【表1036】
【0085】
【表1037】
【0086】
【表1038】
【0087】
【表1039】
【0088】
【表1040】
【0089】
【表1041】
【0090】
【表1042】
【0091】
【表1043】
【0092】
【表1044】
【0093】
【表1045】
【0094】
【表1046】
【0095】
【表1047】
【0096】
【表1048】
【0097】
【表1049】
【0098】
【表1050】
【0099】
【表1051】
【0100】
【表1052】
【0101】
【表1053】
【0102】
【表1054】
【0103】
【表1055】
【0104】
【表1056】
【0105】
【表1057】
【0106】
【表1058】
【0107】
【表1059】
【0108】
【表1060】
【0109】
【表1061】
【0110】
【表1062】
【0111】
【表1063】
【0112】
【表1064】
【0113】
【表1065】
【0114】
【表1066】
【0115】
【表1067】
【0116】
【表1068】
【0117】
【表1069】
【0118】
【表1070】
【0119】
【表1071】
【0120】
【表1072】
【0121】
【表1073】
【0122】
【表1074】
【0123】
【表1075】
【0124】
【表1076】
【0125】
【表1077】
【0126】
【表1078】
【0127】
【表1079】
【0128】
【表1080】
【0129】
【表1081】
【0130】
【表1082】
【0131】
【表1083】
【0132】
【表1084】
【0133】
【表1085】
【0134】
【表1086】
【0135】
【表1087】
【0136】
【表1088】
【0137】
【表1089】
【0138】
【表1090】
【0139】
【表1091】
【0140】
【表1092】
【0141】
【表1093】
【0142】
【表1094】
【0143】
【表1095】
【0144】
【表1096】
【0145】
【表1097】
【0146】
【表1098】
【0147】
【表1099】
【0148】
【表1100】
【0149】
【表1101】
【0150】
【表1102】
【0151】
【表1103】
【0152】
【表1104】
【0153】
【表1105】
【0154】
【表1106】
【0155】
【表1107】
【0156】
【表1108】
【0157】
【表1109】
【0158】
【表1110】
【0159】
【表1111】
【0160】
【表1112】
【0161】
【表1113】
【0162】
【表1114】
【0163】
【表1115】
【0164】
【表1116】
【0165】
【表1117】
【0166】
【表1118】
【0167】
【表1119】
【0168】
【表1120】
【0169】
【表1121】
【0170】
【表1122】
【0171】
【表1123】
【0172】
【表1124】
【0173】
【表1125】
【0174】
【表1126】
【0175】
【表1127】
【0176】
【表1128】
【0177】
【表1129】
【0178】
【表1130】
【0179】
【表1131】
【0180】
【表1132】
【0181】
【表1133】
【0182】
【表1134】
【0183】
【表1135】
【0184】
【表1136】
【0185】
【表1137】
【0186】
【表1138】
【0187】
【表1139】
【0188】
【表1140】
【0189】
【表1141】
【0190】
【表1142】
【0191】
【表1143】
【0192】
【表1144】
【0193】
【表1145】
【0194】
【表1146】
【0195】
【表1147】
【0196】
【表1148】
【0197】
【表1149】
【0198】
【表1150】
【0199】
【表1151】
【0200】
【表1152】
【0201】
【表1153】
【0202】
【表1154】
【0203】
【表1155】
【0204】
【表1156】
【0205】
【表1157】
【0206】
【表1158】
【0207】
【表1159】
【0208】
【表1160】
【0209】
【表1161】
【0210】
【表1162】
【0211】
【表1163】
【0212】
【表1164】
【0213】
【表1165】
【0214】
【表1166】
【0215】
【表1167】
【0216】
【表1168】
【0217】
【表1169】
【0218】
【表1170】
【0219】
【表1171】
【0220】
【表1172】
【0221】
【表1173】
【0222】
【表1174】
【0223】
【表1175】
【0224】
【表1176】
【0225】
【表1177】
【0226】
【表1178】
【0227】
【表1179】
【0228】
【表1180】
【0229】
【表1181】
【0230】
【表1182】
【0231】
【表1183】
【0232】
【表1184】
【0233】
【表1185】
【0234】
【表1186】
【0235】
【表1187】
【0236】
【表1188】
【0237】
【表1189】
【0238】
【表1190】
【0239】
【表1191】
【0240】
【表1192】
【0241】
【表1193】
【0242】
【表1194】
【0243】
【表1195】
【0244】
【表1196】
【0245】
【表1197】
【0246】化合物のNMRスペクトルデーター 〔化合物番号209〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):1.92(m,1
H),2.55(m,1H),4.44(m,2H),
5.18(m,1H),6.96(m,2H),7.1
0−7.60(m,4H),7.99(d,1H),
8.28(d,1H)
【0247】〔化合物番号210〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):1.98(m,1
H),2.56(m,1H),4.45(m,2H),
5.12(m,1H),6.95(m,2H),7.1
8〜7.42(m,3H),7.55(d,1H),
7.99(d,1H),8.38(d,1H)
【0248】〔化合物番号212〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):1.97(m,1
H),2.36(m,1H),2.40(s,3H),
4.40(m,2H),5.01(m,1H),6.8
1〜7.07(m,4H),7.22〜7.43(m,
2H),7.98(d,1H),8.28(d,1H)
【0249】〔化合物番号216〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):1.43(t,3
H),1.97(m,1H),2.46(m,1H),
4.06(m,2H),4.37(m,2H),5.1
3(m,1H),6.67〜7.00(m,4H),
7.25〜7.45(m,2H),7.97(d,1
H),8.28(d,1H)
【0250】〔化合物番号340〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):2.00(m,1
H),2.49(m,1H),4.45(m,2H),
5.10(m,1H),6.93−7.08(m,3
H),7.27−7.43(m,2H),8.00
(d,1H),8.24(d,1H)
【0251】〔化合物番号347〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):2.04(m,1
H),2.40(m,1H),4.42(m,2H),
4.79(m,1H),6.96(m,2H),7.2
9−7.42(m,1H),7.45(s,2H),
8.00(d,1H),8.20(d,1H)
【0252】〔化合物番号348〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):2.05(m,1
H),2.40(m,1H),4.40(m,2H),
4.85(q,1H),6.93(m,2H),7.1
6(d,2H),7.32(m,1H),7.45
(d,2H),7.96(d,1H),8.25(d,
1H)
【0253】〔化合物番号361〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):2.10(m,1
H),2.40(m,1H),4.42(m,2H),
4.87(m,1H),7.00−7.51(m,7
H),7.98(d,1H),8.28(d,1H)
【0254】〔化合物番号585〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):1.42(d,3
H),1.50(m,1H),2.57(m,1H),
4.68(m,2H),5.18(m,1H),6.9
5(m,2H),7.08−7.67(m,4H),
7.99(d,1H),8.29(d,1H)
【0255】〔化合物番号633〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):1.41(d,3
H),2.12(m,2H),4.37(m,1H),
4.97(m,1H),6.97(m,2H),7.1
3−7.47(m,5H),7.99(d,1H),
8.28(d,1H)
【0256】〔化合物番号646〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):1.40(d,3
H),1.70(m,1H),2.34(m,1H),
4.62(m,1H),4.80(m,1H),6.9
1(m,2H),7.10−7.50(m,5H),
7.98(d.1H),8.25(d.1H)
【0257】〔化合物番号1007〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):1.28(s,9
H),1.88(m,1H),2.50(m,1H),
4.39(m,2H),5.10(m,1H),6.9
5(m,2H),7.29−7.55(m,4H)
【0258】〔化合物番号1060〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):1.31(s,9
H),1.37(d,3H),2.30(m,1H),
4.57(m,1H),4.82(m,1H),6.9
0(m,2H),7.20−7.42(m,5H)
【0259】〔化合物番号1086〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):1.30(s,9
H),2.06(m,1H),2.37(m,1H),
4.38(m,2H),4.79(m,1H),6.9
3(m,2H)
【0260】〔化合物番号1199〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):1.37(s,9
H),2.10(m,1H),2.43(m,1H),
4.45(m,2H),4.95(m,1H),6.9
5(m,2H),7.27−7.63(m,9H)
【0261】〔化合物番号1207〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):2.08(m,1
H),2.38(m,1H),4.40(m,2H),
4.82(m,1H),6.94(m,2H),7.2
1−7.54(m,8H)
【0262】〔化合物番号1208〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):2.03(m,1
H),2.48(m,1H),4.40(m,2H),
4.82(m,1H),6.94(m,2H),7.2
2−7.60(m,7H),7.68(d,1H)
【0263】〔化合物番号1214〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):2.08(m,1
H),2.42(m,1H),4.41(m,2H),
4.88(m,1H),6.93(m,2H),7.2
2−7.56(m,7H),7.72(d,1H)
【0264】〔化合物番号1215〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):2.09(m,1
H),2.40(m,1H),4.42(m,2H),
4.85(m,1H),6.95(m,2H),7.2
3−7.63(m,8H)
【0265】〔化合物番号1255〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):1.35(s,9
H),2.08(m,1H),2.42(m,1H),
4.42(m,2H),4.90(m,1H),6.9
5(m,2H),7.29−7.65(m,9H)
【0266】〔化合物番号1261〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):0.25(s,9
H),1.97(m,1H),2.35(m,1H),
4.37(m,2H),4.80(m,1H),6.9
3(m,2H),7.23−7.50(m,5H)
【0267】〔化合物番号1347〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):1.85(m,1
H),2.45(m,1H),4.39(m,2H),
5.04(s,2H),5.08(m,1H),6.8
8〜7.45(m,11H)
【0268】〔化合物番号1351〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):1.48(s,9
H),1.92(m,1H),2.39(m,1H),
3.85(s,3H),4.35(m,2H),5.0
3(m,1H),6.89−7.00(m,3H),
7.25−7.40(m,2H)
【0269】〔化合物番号1353〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):1.42(t,3
H),1.50(s,9H),1.89(m,1H),
2.36(m,1H),4.08(m,2H),4.3
7(m,2H),5.03(m,1H),6.92
(s,1H),7.22−7.65(m,5H)
【0270】〔化合物番号1364〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):1.40(s,9
H),2.02(m,1H),2.32(m,1H),
2.47(m,1H),4.35(m,2H),4.7
0(d,2H),4.75(m,1H),6.92
(m,2H),7.11−7.39(m,4H)
【0271】〔化合物番号1377〕 δTMS (CDCl3 )(ppm):2.15(m,1
H),2.42(m,1H),4.42(m,2H),
5.00(m,1H),7.20−7.93(m,9
H)
【0272】本発明化合物は農業上の有害生物、衛生害
虫、貯殻害虫、衣類害虫、家屋害虫等の防除に使用で
き、殺成虫、殺若虫、殺幼虫、殺卵作用を有する。その
代表例として、下記のものが挙げられる。鱗翅目害虫、
例えば、ハスモンヨトウ、ヨトウガ、タマナヤガ、アオ
ムシ、タマナギンウワバ、コナガ、チャノコカクモンハ
マキ、チャハマキ、モモシンクイガ、ナシヒメシンク
イ、ミカンハモグリガ、チャノホソガ、キンモンホソ
ガ、マイマイガ、チャドクガ、ニカメイガ、コブノメイ
ガ、ヨーロピアンコーンボーラー、アメリカシロヒト
リ、スジマダラメイガ、ヘリオティス属、ヘリコベルパ
属、アグロティス属、イガ、コドリンガ、ワタアカミム
シ等、半翅目害虫、例えば、モモアカアブラムシ、ワタ
アブラムシ、ニセダイコンアブラムシ、ムギクビレアブ
ラムシ、ホソヘリカメムシ、アオクサカメムシ、ヤノネ
カイガラムシ、クワコナカイガラムシ、オンシツコナジ
ラミ、タバココナジラミ、ナシキジラミ、ナシグンバ
イ、トビイロウンカ、ヒメトビウンカ、セジロウンカ、
ツマグロヨコバイ等、鞘翅目害虫、例えば、キスジノミ
ハムシ、ウリハムシ、コロラドハムシ、イネミズゾウム
シ、コクゾウ、アズキゾウムシ、マメコガネ、ヒメコガ
ネ、ジアブロティカ属、タバコシバンムシ、ヒラタキク
イムシ、マツノマダラカミキリ、ゴマダラカミキリ、ア
グリオテエス属、ニジュウヤホシテントウ、コクヌス
ト、ワタミゾウムシ等、双翅目害虫、例えば、イエバ
エ、オオクロバエ、センチニクバエ、ウリミバエ、ミカ
ンコミバエ、タネバエ、イネハモグリバエ、キイロショ
ウジョウバエ、サシバエ、コガタアカイエカ、ネッタイ
シマカ、シナハマダラカ等、総翅目害虫、例えば、ミナ
ミキイロアザミウマ、チャノキイロアザミウマ等、膜翅
目害虫、例えば、イエヒメアリ、キイロスズメバチ、カ
ブラハバチ等、直翅目害虫、例えば、チャバネゴキブ
リ、ワモンゴキブリ、クロゴキブリ、トノサマバッタ
等、等翅目害虫、例えば、イエシロアリ、ヤマトシロア
リ等、隠翅目害虫、例えば、ヒトノミ等、シラミ目害
虫、例えば、ヒトジラミ等、ダニ類、例えば、ナミハダ
ニ、カンザワハダニ、ミカンハダニ、リンゴハダニ、ミ
カンサビダニ、リンゴサビダニ、チャノホコリダニ、ブ
レビパルパス属、エオテトラニカス属、ロビンネダニ、
ケナガコナダニ、コナヒョウヒダニ、オウシマダニ、フ
タトゲチマダニ等、植物寄生性線虫類、例えば、サツマ
イモネコブセンチュウ、ネグサレセンチュウ、ダイズシ
ストセンチュウ、イネシンガレセンチュウ、マツノザイ
センチュウ等。上記害虫の中で本発明化合物の特に適用
が好ましい害虫としては、ワタアブラムシ、アワヨト
ウ、ダニ等である。
【0273】又、近年コナガ、ウンカ、ヨコバイ、アブ
ラムシ等多くの害虫において有機リン剤、カーバメート
剤や殺ダニ剤に対する抵抗性が発達し、それら薬剤の効
力不足問題を生じており、抵抗性系統の害虫やダニにも
有効な薬剤が望まれている。本発明化合物は感受性系統
のみならず、有機リン剤、カーバメート剤、ピレスロイ
ド剤、殺ダニ剤抵抗性系統の害虫やダニにも優れた殺虫
殺ダニ効果を有する薬剤である。また本発明化合物は薬
害がなく、魚毒、温血動物への毒性が低く、安全性の高
い薬剤である。本発明化合物は、水棲生物が船底、魚網
等の水中接触物に付着するのを防止するための防汚剤と
して使用することも出来る。
【0274】
【課題を解決するための手段】
〔殺虫・殺ダニ剤〕このようにして得られた本発明化合
物を実際に施用する際には他成分を加えず純粋な形で使
用できるし、また農薬として使用する目的で一般の農薬
のとり得る形態、即ち、水和剤、粒剤、粉剤、乳剤、水
溶剤、懸濁剤、フロアブル等の形態で使用することもで
きる。添加剤および担体としては固型剤を目的とする場
合は、大豆粒、小麦粉等の植物性粉末、珪藻土、燐灰
石、石こう、タルク、ベントナイト、パイロフィライ
ト、クレイ等の鉱物性微粉末、安息香酸ソーダ、尿素、
芒硝等の有機及び無機化合物が使用される。液体の剤型
を目的とする場合は、ケロシン、キシレンおよびソルベ
ントナフサ等の石油留分、シクロヘキサン、シクロヘキ
サノン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、アルコール、アセトン、トリクロルエチレン、メチ
ルイソブチルケトン、鉱物油、植物油、水等を溶剤とし
て使用する。これらの製剤において均一かつ安定な形態
をとるために、必要ならば界面活性剤を添加することも
できる。このようにして得られた水和剤、乳剤、フロア
ブル剤は水で所定の濃度に希釈して懸濁液あるいは乳濁
液として、粉剤、粒剤はそのまま植物に散布する方法で
使用される。
【0275】なお、本発明化合物は単独でも十分有効で
あることは言うまでもないが、各種の殺菌剤や殺虫・殺
ダニ剤または共力剤の1種又は2種以上と混合して使用
することも出来る。
【0276】本発明化合物と混合して使用出来る殺菌
剤、殺虫剤、殺ダニ剤、植物生長調節剤の代表例を以下
に示す。 殺菌剤:キャプタン、フォルペット、チウラム、ジラ
ム、ジネブ、マンネブ、マンコゼブ、プロピネブ、ポリ
カーバメート、クロロタロニル、キントーゼン、キャプ
タホル、イプロジオン、プロサイミドン、ビンクロゾリ
ン、フルオロイミド、サイモキサニル、メプロニル、フ
ルトラニル、ペンシクロン、オキシカルボキシン、ホセ
チルアルミニウム、プロパモカーブ、トリアジメホン、
トリアジメノール、プロピコナゾール、ジクロブトラゾ
ール、ビテルタノール、ヘキサコナゾール、マイクロブ
タニル、フルシラゾール、エタコナゾール、フルオトリ
マゾール、フルトリアフェン、ペンコナゾール、ジニコ
ナゾール、サイプロコナゾール、フェナリモール、トリ
フルミゾール、プロクロラズ、イマザリル、ペフラゾエ
ート、トリデモルフ、フェンプロピモルフ、トリホリ
ン、ブチオベート、ピリフェノックス、アニラジン、ポ
リオキシン、メタラキシル、オキサジキシル、フララキ
シル、イソプロチオラン、プロベナゾール、ピロールニ
トリン、ブラストサイジンS、カスガマイシン、バリダ
マイシン、硫酸ジヒドロストレプトマイシン、ベノミ
ル、カルベンダジム、チオファネートメチル、ヒメキサ
ゾール、塩基性塩化銅、塩基性硫酸銅、フェンチンアセ
テート、水酸化トリフェニル錫、シエトフェンカルブ、
メタスルホカルブ、キノメチオナート、ビナパクリル、
レシチン、重曹、ジチアノン、ジノカップ、フェナミノ
スルフ、ジクロメジン、グアザチン、ドジン、IBP、
エディフェンホス、メパニピリム、フェルムゾン、トリ
クラミド、メタスルホカルブ、フルアジナム、エトキノ
ラック、ジメトモルフ、ピロキロン、テクロフタラム、
フサライド、フェナジンオキシド、チアベンダゾール、
トリシクラゾール、ビンクロゾリン、シモキサニル、シ
クロブタニル、グアザチン、プロパモカルブ塩酸塩、オ
キソリニック酸。
【0277】殺虫・殺ダニ剤: 有機燐およびカーバメート系殺虫剤:フェンチオン、フ
ェニトロチオン、ダイアジノン、クロルピリホス、ES
P、バミドチオン、フェントエート、ジメトエート、ホ
ルモチオン、マラソン、トリクロルホン、チオメトン、
ホスメット、ジクロルボス、アセフェート、EPBP、
メチルパラチオン、オキシジメトンメチル、エチオン、
サリチオン、シアノホス、イソキサチオン、ピリダフェ
ンチオン、ホサロン、メチダチオン、スルプロホス、ク
ロルフェンビンホス、テトラクロルビンホス、ジメチル
ビンホス、プロパホス、イソフェンホス、エチルチオメ
トン、プロフェノホス、ピラクロホス、モノクロトホ
ス、アジンホスメチル、アルディカルブ、メソミル、チ
オジカルブ、カルボフラン、カルボスルファン、ベンフ
ラカルブ、フラチオカルブ、プロポキスル、BPMC、
MTMC、MIPC、カルバリル、ピリミカーブ、エチ
オフェンカルブ、フェノキシカルブ。
【0278】ピレスロイド系殺虫剤:ペルメトリン、シ
ペルメトリン、デルタメスリン、フェンバレレート、フ
ェンプロパトリン、ピレトリン、アレスリン、テトラメ
スリン、レスメトリン、ジメスリン、プロパスリン、フ
ェノトリン、プロトリン、フルバリネート、シフルトリ
ン、シハロトリン、フルシトリネート、エトフェンプロ
クス、シクロプロトリン、トロラメトリン、シラフルオ
フェン、プロフェンプロクス、アクリナトリン等。
【0279】ベンゾイルウレア系その他の殺虫剤:ジフ
ルベンズロン、クロルフルアズロン、ヘキサフルムロ
ン、トリフルムロン、テトラベンズロン、フルフェノク
スロン、フルシクロクスロン、ブプロフェジン、ピリプ
ロキシフェン、メトプレン、カルタップ、チオシクラ
ム、ベンスルタップ、ベンゾエピン、ジアフェンチウロ
ン、イミダクロプリド、アセタミプリド、ニテンピラ
ム、フィプロニル、硫酸ニコチン、ロテノン、メタアル
デヒド、機械油、BTや昆虫病原ウイルスなどの微生物
農薬等。 殺線虫剤:フェナミホス、ホスチアゼート等。 殺ダニ剤:クロルベンジレート、フェニソブロモレー
ト、ジコホル、アミトラズ、BPPS、ベンゾメート、
ヘキシチアゾクス、酸化フェンブタスズ、ポリナクチ
ン、キノメチオネート、CPCBS、テトラジホン、ア
ベルメクチン、ミルベメクチン、クロフェンテジン、シ
ヘキサチン、ピリダベン、フェンピロキシメート、テブ
フェンピラド、ピリミジフェン、フェノチオカルブ、ジ
エノクロル等。 植物生長調節剤:ジベレリン類(例えばジベレリン
3 、ジベレリンA4 、ジベレリンA7 )IAA、NA
A.等。
【0280】
【実施例】
〔殺虫・殺ダニ剤〕次に、本発明の組成物の実施例を示
すが、添加物及び添加割合は、これら実施例に限定され
るべきものではなく、広範囲に変化させることが可能で
ある。製剤実施例中の部は重量部を示す。
【0281】 実施例5 乳剤 本発明化合物 10部 アルキルフェニルポリオキシエチレン 5部 ジメチルホルムアミド 50部 キシレン 35部 以上を混合溶解し、使用に際し水で希釈して乳濁液とし
て散布する。
【0282】 実施例6 水和剤 本発明化合物 10部 高級アルコール硫酸エステル 5部 珪藻土 80部 シリカ 5部 以上を混合して微粉に粉砕し、使用に際し水で希釈して
懸濁液として散布する。
【0283】 実施例7 粉剤 本発明化合物 5部 タルク 94.7部 シリカ 0.3部 以上を混合粉砕し、使用に際してはそのまま散布する。
【0284】 実施例8 粒剤 本発明化合物 5部 クレー 73部 ベントナイト 20部 ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 1部 リン酸ナトリウム 1部 以上を造粒し、使用に際してはそのまま施用する。
【0285】
【発明の効果】
試験例1 ワタアブラムシに対する効力 3寸鉢に播種した発芽後10日が経過したキュウリにワ
タアブラムシ成虫を接種した。1日後に成虫を除去し、
産下された若虫が寄生するキュウリに、前記薬剤の実施
例5に示された乳剤の処方に従い、化合物濃度が125
ppmになるように水で希釈した薬液を散布した。温度
25℃、湿度65%の恒温室内に置き、6日後に殺虫率
を調査した。結果を第2表に示した。
【0286】
【表201】
【0287】
【表202】
【0288】試験例2 アワヨトウに対する効力 前記薬剤の実施例6に示された水和剤の処方に従い、化
合物濃度が125ppmになるように水で希釈した。そ
の薬液中にトウモロコシ葉を30秒間浸漬し、風乾後、
アワヨトウ3令幼虫が5頭入っているシャーレにその葉
を入れた。ガラス蓋をして温度25℃、湿度65%の恒
温室内に置き、5日後に殺虫率を調べた。2反復であ
る。結果を第3表に示した。
【0289】
【表3】
【0290】試験例3 ナミハダニに対する効力 2寸鉢に播種したインゲンの発芽後7〜10日を経過し
た第1本葉上に、有機燐剤抵抗性のナミハダニの雌成虫
を17頭接種したのち、前記薬剤の実施例6に示された
水和剤の処方に従い、化合物濃度が125ppmになる
ように水で希釈した薬液を散布した。温度25℃、湿度
65%の恒温室内に置き、散布3日後に、成虫を除去
し、この3日間に産付された卵に関し、成虫まで発育し
得たか否かを11日目に調査し、殺ダニ有効度を求め
た。結果を第4表に示した。なお、殺ダニ有効度は、次
式により求めた。
【0291】
【数1】
【0292】
【表401】
【0293】
【表402】
【0294】
【表403】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 417/12 213 (72)発明者 鈴木 立美 神奈川県小田原市高田字柳町345 日本曹 達株式会社小田原研究所内 (72)発明者 波多野 連平 神奈川県小田原市高田字柳町345 日本曹 達株式会社小田原研究所内 (72)発明者 山本 敦司 神奈川県小田原市高田字柳町345 日本曹 達株式会社小田原研究所内 (72)発明者 満井 順 静岡県榛原郡榛原町坂部62−1 日本曹達 株式会社榛原農業研究所内 (72)発明者 岩佐 孝男 神奈川県小田原市高田字柳町345 日本曹 達株式会社小田原研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式化1で表されるヘテロ環化合物。 【化1】 〔式中、Aは、化2、化3、化4、化5、化6、R4
    W’、ヒドロキシ基、アルケニルオキシ基、アルキニル
    オキシ基およびナフチル基からなる群から選ばれるいず
    れか一種を表す。 【化2】 【化3】 【化4】 【化5】 【化6】 Bは、C1 −C5 アルキル基またはC1 −C5 ハロアル
    キル基を表し、Wは、O、S、NH、CH2 、CH
    2 O、または単結合を表し、Yは、ハロゲン原子、C
    1-5 アルキル基またはC1-5 アルコキシ基を表し、Z
    は、OまたはSを表し、W′は、−CC−(エチニレ
    ン)を表す。R1 は、水素原子またはC1 −C5 アルキ
    ル基を表し、R2 は、ハロゲン原子、C1 −C5 アルキ
    ル基、C1 −C5 ハロアルキル基、C1 −C5 アルコキ
    シ基、C1 −C5 ハロアルコキシ基、C1 −C5 アルキ
    ルチオ基、C1 −C5 アルキルスルホニル基、C1 −C
    5 アルキルアミノ基、C1 −C5 ジアルキルアミノ基、
    ニトロ基、ニトリル基、カルボキシ基またはC1 −C5
    アルコキシカルボニル基を表し、R3 は、ハロゲン原
    子、C1 −C5 アルキル基、C3 −C7 シクロアルキル
    基、C1 −C5 ハロアルキル基、置換基を有してもよい
    フェニル基で置換されていてもよいC1 −C5 アルコキ
    シ基、C1 −C5 ハロアルコキシ基、ニトロ基、(ハロ
    ゲン原子、C1 −C5 アルキル基またはC1 −C5 アル
    コキシ基で置換されてもよい)フェニル基または(ハロ
    ゲン原子、C1 −C5 アルキル基又はC1 −C5 アルコ
    キシ基で置換されてもよい)フェノキシ基を表し、R4
    は、トリC1 −C5 アルキルシリル基または置換されて
    もよいフェニル基を表す。mは0−4の整数を表し、2
    以上のときR2 は同一でも異なっていてもよく、nは0
    −5の整数を表し、2以上のときYは同一でも異なって
    いてもよく、jは0−4の整数を表し、2以上のときR
    3 は同一でも異なっていてもよく、kは0−5の整数を
    表し、2以上のときR3 は同一でも異なっていてもよ
    い。〕
  2. 【請求項2】式化7で表されるヘテロ環化合物の1種ま
    たは2種以上を有効成分として含有することを特徴とす
    る殺虫・殺ダニ剤。 【化7】 〔式中、A、Y、Z、R1 、R2 、m及びnは前記と同
    じ意味を表す。〕
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999059968A1 (de) * 1998-05-18 1999-11-25 Bayer Aktiengesellschaft 2-(2-chlorphenyl)-3,4-dihydro-2h-pyrrol-derivate
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