JPH0873475A - アルカリ金属ヘキサメチルジシラザンの一段合成方法 - Google Patents

アルカリ金属ヘキサメチルジシラザンの一段合成方法

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JPH0873475A
JPH0873475A JP7113140A JP11314095A JPH0873475A JP H0873475 A JPH0873475 A JP H0873475A JP 7113140 A JP7113140 A JP 7113140A JP 11314095 A JP11314095 A JP 11314095A JP H0873475 A JPH0873475 A JP H0873475A
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JP
Japan
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alkali metal
hexamethyldisilazane
reaction
solvent
step synthesis
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JP7113140A
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Kuen-Wai Chiu
クエン−ワイ・チウ
David H Ellenberger
デイビッド・エイチ・エレンベルガー
Joseph M Barendt
ジョーゼフ・エム・バレント
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MSA Safety Inc
Original Assignee
Mine Safety Appliances Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/10Compounds having one or more C—Si linkages containing nitrogen having a Si-N linkage

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルカリ金属とヘキサメチルジシラザンとか
らアルカリ金属ヘキサメチルジシラザンを直接合成す
る。 【構成】 電子担体試薬、即ちアルキル−アリール有機
金属、アルカリ金属アミド及びアルカリ金属水素化物等
のアルカリ金属誘導試薬又は触媒を使用せず、アルカリ
金属の融点以上の反応温度でリチウム、ナトリウム及び
カリウムから成る群より選択されたアルカリ金属を1,
1,1,3,3,3−ヘキサメチルジシラザンと反応さ
せることによりアルカリ金属ヘキサメチルジシラザンの
一段合成方法が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアルカリ金属ヘキサメチ
ルジシラザンの製造方法、特にアルカリ金属からアルカ
リ金属ヘキサメチルジシラザンを直接合成する方法に関
連する。
【0002】
【従来の技術】アルカリ金属ヘキサメチルジシラザンは
ヘキサメチルジシラザン(HN[Si(CH3)3]2又はHM
DS)から数多くの合成体系で製造される。しかしなが
ら、これらの各合成体系は下記の重大な欠点を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一つの合成体系では、
アルカリ金属ヘキサメチルジシラザンはn−ブチルリチ
ウム、フェニルリチウム、フェニルナトリウム及びフェ
ニルカリウム等の有機金属試薬を用いて製造される。n
−ブチルリチウムを用いたリチウムヘキサメチルジシラ
ザンを生ずる反応例を以下に示す。 n−BuLi+HN[Si(CH3)3]2 →LiN[Si(CH3)3]2+CH3CH2CH2CH3↑ しかしながら、このような有機金属試薬は一般に自然発
火性であり、そのため危険物質取扱の問題が生じる。
【0004】また、下式に示すように、アルカリ金属ヘ
キサメチルジシラザンは室温でアルカリ金属アミド又は
アルカリ金属水素化物を用いて製造される。 LiH+HN[Si(CH3)3]2→LiN[Si(CH3)3]2
+H2↑ LiNH2+HN[Si(CH3)3]2→LiN[Si(CH3)
3]2+NH3↑ しかしながら、一般にアルカリ金属アミド又はアルカリ
金属水素化物とヘキサメチルジシラザンとの反応は完全
には進行せず、生成物質内に閉じ込められた未反応のア
ミド又は水素化物が生成され、不要の副産物及び安全取
扱問題が生じる。
【0005】リチウムジイソプロピルアミド(LDA)
はテトラヒドロフラン(THF)中のスチレン又はイソ
プレン等の電子担体を用いて、以下のように金属リチウ
ムから直接製造される。 米国特許第4,595,779号明細書を参照されたい。
適切な電子担体は共役不飽和炭化水素である。これらの
電子担体はアルカリ金属から直ちに電子を受け取りフリ
ーラジカル又はカルボアニオンを生成することが示され
ている。しかしながら、このような反応にスチレン等の
電子担体を用いると、通常有毒なアルキルベンゼンの副
生成物を形成する結果となり、困難な生成物の分離が必
要となる。前記合成体系に伴う欠点のないアルカリ金属
ヘキサメチルジシラザンを製造する合成体系を開発する
ことが強く望まれる。そこで本発明は、従来の合成体系
に伴う欠点を実質的に回避できかつアルカリ金属とヘキ
サメチルジシラザンとからアルカリ金属ヘキサメチルジ
シラザンを直接合成する方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子担体試薬
を使用せず、アルカリ金属の融点以上の温度でリチウ
ム、ナトリウム及びカリウムから成る群より選択された
アルカリ金属を1,1,1,3,3,3−ヘキサメチル
ジシラザンと反応させる工程を含むアルカリ金属ヘキサ
メチルジシラザンの一段合成方法を提供するものであ
る。これにより電子担体試薬に伴う問題及び経費が避け
られる。更に、アルカリ金属ヘキサメチルジシラザン
(MN[Si(CH3)3]2又はMHMDS、ここでMはリ
チウム(Li)、ナトリウム(Na)及びカリウム
(K)から成る群より選択されたアルカリ金属であ
る。)はアルカリ金属とHMDSとから直接合成される
ので、本発明では、アルキル及びフェニル有機金属、ア
ルカリ金属アミド又はアルカリ金属水素化物等のアルカ
リ金属誘導試薬を製造する必要がない。従って、本発明
の合成体系は、(i)アルカリ金属誘導試薬を用いる従
来の合成体系よりも安価であり、(ii)アルカリ金属誘
導試薬の使用に伴う技術的問題を回避できる。
【0007】
【作用】次式に示すように、アルカリ金属ヘキサメチル
ジシラザンは、電子担体試薬を使用せずに、アルカリ金
属の融点以上の温度でアルカリ金属と1,1,1,3,
3,3−ヘキサメチルジシラザンとから直接的に合成で
きることが判明した。 M+HN[Si(CH3)3]2→MN[Si(CH3)3]2+1/
2H2↑ この反応では、反応温度下で全蒸気圧を維持するため、
反応圧力が充分高く保持される点で好ましい。アルカリ
金属又は1,1,1,3,3,3−ヘキサメチルジシラ
ザン試薬のいずれかは過剰に用いられ、反応は溶媒の使
用の有無で進行する。1又は2以上の溶媒を本発明の反
応に用いる場合、好ましい溶媒にはエーテル、炭化水素
及びアミンが含まれる。適切なエーテル溶媒は一般式R
1OR2により表すことができ、ここでR1及びR2は、1
〜12の炭素原子を含むアルキル基、アリール基又はア
ルコキシ基から適宜独立して選択される。好ましいエー
テル溶媒にはブチルエーテル、テトラヒドロフラン、モ
ノグリム、ジグリム及びトリグリムが含まれる。適切な
アミン溶媒には第一アミン、第二アミン及び第三アミン
が含まれ、一般式R345Nにより表すことができ
る。この一般式において、R3、R4及びR5は水素、ア
ルキル基、アリール基又はアルコキシ基から適宜独立し
て選択され、これらの基は1〜12の炭素原子を含む。
選択的に、R3及びR4が共に1〜8の炭素原子を含むア
ルキレン基を形成してもよい。適切なアルキル、アリー
ル、アルコキシ及びアルキレン基は置換されても又はさ
れなくてもよい。例えば、R3及びR4が水素に、R5
アミノ置換プロピル基(H2NCH2CH2CH2−)に選
択された場合は1,3−ジアミノプロパン(1,3−D
AP)となる。好ましいアミン溶媒にはヘキシルアミ
ン、1,3−DAP、トリエチルアミン及びHMDSが
含まれる。
【0008】本実施例では、用語「炭化水素溶媒」はア
ルキル及びアリール炭化水素溶媒を対象とする。適切な
アルキル炭化水素には1〜12の炭素原子を含む直鎖、
枝分れ鎖、飽和及び不飽和炭化水素が含まれる。適切な
アリール炭化水素にはフェニル炭化水素及びアルキル置
換フェニル炭化水素が含まれる。好ましい炭化水素溶媒
にはトルエン、キシレン及びクメンが含まれる。本発明
に最適な溶媒にはテトラヒドロフラン、ブチルエーテ
ル、モノグリム、ジグリム、トリグリム、トルエン、キ
シレン、クメン、ヘキシルアミン、1,3−DAP、ト
リエチルアミン及びHMDSが含まれる。HMDS試薬
は過剰に存在する場合に溶媒として作用する。一般には
必要でないが、本反応に触媒を用いてもよい。使用する
場合、好ましい触媒は遷移金属塩で、最適な触媒は塩化
鉄(FeCl3)である。リチウム(Li)、カリウム
(K)及びナトリウム(Na)の融点はそれぞれ約18
0.54℃、63.65℃及び97.81℃である。本反
応は相当する融点を僅かに超える温度で進行してもよい
が、このような温度では反応は比較的遅く進行する。一
般に、反応温度の上昇に伴って、反応の完結までの反応
時間は短縮される。
【0009】例えば、本発明によるリチウムとHMDS
との反応では、反応温度は好ましくは約190℃又はそ
れ以上である。さらに好ましくは、反応温度は約215
℃又はそれ以上である。約190℃〜215℃の反応温
度では、遷移金属塩を含む触媒を用いるとよい。最適な
触媒は塩化鉄である。最も好ましくは、反応温度は約2
25℃又はそれ以上である。約225℃の反応温度で
は、反応は約12〜24時間で良好に進行しうる。リチ
ウムとHMDSとの反応に用いる溶媒は反応温度でも安
定なものを選択する必要がある。190℃以上での本反
応に適した溶媒にはトルエン、キシレン、ブチルエーテ
ル及びHMDSが含まれる。好ましくは、HMDS試薬
はリチウムとHMDSとの反応では溶媒として(即ち、
HMDSは過剰に用いられる)作用する。約225℃の
反応温度では、少なくともゲージ圧63000kg/m
2(90psig)の反応圧力は溶媒が還流する本反応
に充分である。本発明によるナトリウムとHMDSとの
反応では、反応温度は好ましくは約190℃又はそれ以
上である。さらに好ましくは、反応温度は約215℃又
はそれ以上である。最も好ましくは、反応温度は約22
5℃又はそれ以上である。約225℃の反応温度では、
反応は約16〜24時間で好ましく進行しうる。ナトリ
ウムとHMDSとの反応に好ましい溶媒はリチウムとH
MDSとの前記反応と同様である。HMDSは最も好ま
しい溶媒である。本発明によるカリウムとHMDSとの
反応では、反応温度は好ましくは約100℃又はそれ以
上である。約64℃〜100℃の反応温度では、好まし
くは触媒が用いられる。好ましくは触媒は遷移金属塩で
ある。最も好ましくは触媒は塩化鉄等の鉄塩である。溶
媒なしで完全反応の達成が困難なため、カリウムヘキサ
メチルジシラザンを生成する反応に溶媒を用いるとよ
い。HMDSは(化学量論的に過剰に使用される)溶媒
として用いられるが、HMDSよりも生成物から容易に
分離できるHMDS以外の溶媒を用いることが好まし
い。HMDS以外の溶媒を用いることにより、HMDS
を化学量論的量で使用可能となり、製造コストを低減で
きる。
【0010】(リチウム及びナトリウムと比較して)カ
リウムとの関連で用いられる好ましい低反応温度では、
前記リチウム及びナトリウムの反応の好ましい高温で用
いるには不適当な多くの溶媒を使用できる。カリウムと
HMDSとの反応に用いられる好ましい溶媒にはテトラ
ヒドロフラン(THF)及びトルエンが含まれる。しか
しながら、反応の際の分解を避けるため注意を要する溶
媒もある。THFを溶媒として用いた場合、反応温度は
約100℃〜140℃の範囲内に好適に保持される。さ
らに好ましくは、反応温度は約100℃〜135℃の範
囲内に好適に保持される。最も好ましくは、反応温度は
約120℃〜135℃の範囲内に好適に保持される。ト
ルエンを溶媒として用いた場合、反応温度は約100℃
〜200℃の範囲内に好適に保持され、さらに好ましく
は約100℃〜180℃の範囲内に好適に保持される。
カリウムとHMDSとの100℃の反応温度での反応時
間は好ましくは約12〜24時間の範囲内である。12
0℃の反応温度での反応時間は好ましくは約4〜8時間
の範囲内である。135℃の反応温度での反応時間は好
ましくは約3〜6時間の範囲内である。カリウムとHM
DSとの反応に対し、適切な溶媒の選択により更に高い
反応温度を使用できる。例えば、前述の通り、HMDS
又はブチルエーテルを高温での溶媒として用いることが
できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明によるアルカリ金属ヘキサメチ
ルジシラザンの一段合成方法の実施例を説明する。高速
拡散インペラ(high-speed dispersing impeller)を備
えたパー圧力反応装置(Parr-pressure-reactor)中で
次の代表的実験を行った。各アルカリ金属ヘキサメチル
ジシラザンの製造に対し、1又はそれ以上の詳細な例及
び数例の要約表について説明する。特記しない限り、反
応は反応時間内に実質的に完全に進行した。
【0012】《リチウムヘキサメチルジシラザンの製
造》 [実施例1]ゲージ圧約105000kg/m2(15
0psig)の背圧でかつアルゴン雰囲気下で、ヘキサ
メチルジシラザン288ml(220g、1.36モ
ル)に対して、金属リチウム7.00g(1.00モル)
を1リッターのパー反応装置(Parr reactor)内に充填
した。混合物を1〜2時間225℃まで徐々に加熱し
た。この温度及び圧力で、撹拌しかつ水素を発生させな
がら約16時間反応を進行させた。その後反応混合物を
40℃以下に冷却し、ヘキサン溶媒(300ml)を加
え生成物を溶解させた。未反応の金属リチウムを除去す
るために濾過し、続いて110℃、真空(2mmHg)
下で蒸発させて、リチウムヘキサメチルジシラザンの固
体約150g(約0.90モル、収率90%以上、全塩
基分析:理論値の101.3%)が得られた。 [実施例2]ヘキサメチルジシラザン220ml(16
8g、1.04モル)に対して、金属リチウム7.30g
(1.05モル)及び塩化鉄触媒(0.07g、0.00
043モル)を反応装置内に充填した。混合物を190
℃に加熱した。190℃で約5時間撹拌後、反応は20
%完了したと認められた(全塩基分析:100.3
%)。リチウムとHMDSとの反応条件の全範囲での1
3の実験結果を表1に要約する。
【0013】
【表1】
【0014】《ナトリウムヘキサメチルジシラザンの製
造》 [実施例1]ヘキサメチルジシラザン288ml(22
0g、1.36モル)に対して、金属ナトリウム15.0
g(0.652モル)を窒素雰囲気下の1リッターのパ
ー反応装置内に充填した。反応混合物を1時間225℃
に加熱し、続いてこの温度で約24時間撹拌した。リチ
ウムヘキサメチルジシラザンを製造する実施例1に記載
した手順に従って、乾燥ナトリウムヘキサメチルジシラ
ザン粉末の全自由塩基分析は100%であった。収率は
定量的であった。以下、ナトリウムとHMDSとの反応
条件の全範囲での4つの実験結果を表2に要約する。
【0015】
【表2】
【0016】《カリウムヘキサメチルジシラザンの製
造》 [実施例1]テトラヒドロフラン(THF)306ml
に対して、ヘキサメチルジシラザン73.5ml(56.
3g、0.349モル)及び金属カリウム13.4g
(0.343モル)を窒素雰囲気下のパー反応装置内に
充填した。反応混合物を1時間120℃に加熱し、この
温度で約8時間撹拌した。この後加熱を終了し、反応混
合物を室温まで冷却した。揮発成分を濾過及び真空除去
して自由塩基分析による定量的収率で99.39%の白
色のカリウムヘキサメチルジシラザン粉末及び0.79
%の水酸化カリウム(KOH)/炭酸カリウム(K2
3)成分を得た。 [実施例2]この実験では、より高温(即ち、120℃
ではなく140℃)で実施例1の手順を反復した。TH
F260mlに対して、ヘキサメチルジシラザン70.
0ml(53.5g、0.331モル)及び金属カリウム
13.4g(0.343モル)を反応装置内に充填した。
反応混合物を140℃で約6時間撹拌した。実施例1の
手順に従って、自由塩基分析で僅かに91.43%の茶
色のカリウムヘキサメチルジシラザン粉末及び4.22
%のKOH/K2CO3成分を得た。これらのデータによ
りTHF中のカリウムヘキサメチルジシラザンが前記反
応条件下で分解したことが示された。 [実施例3]この実験では、異なる溶媒系を用いて(即
ち、溶媒としてTHFの代わりにトルエンを用いて)実
施例1の手順を反復した。トルエン438mlに対し
て、ヘキサメチルジシラザン70.0ml(53.5g、
0.331モル)及び金属カリウム13.4g(0.34
3モル)を反応装置内に充填した。反応混合物を140
℃に加熱し、この温度で約6時間撹拌した。実施例1の
手順に従って、自由塩基分析による定量的収率98.8
%の白色のカリウムヘキサメチルジシラザン粉末及び
1.43%のKOH/K2CO3成分を得た。 [実施例4]この実験では、140℃ではなく225℃
で実施例3の手順を反復した。5時間の反応時間の後、
パー反応装置を室温まで冷却し、ドライボックス内の窒
素雰囲気中に放置した。カリウムヘキサメチルジシラザ
ン生成物はトルエン溶媒に不溶の緑色物質に分解したの
が認められた。カリウムとHMDSとの反応条件の全範
囲での12の実験結果を表3に要約する。
【0017】
【表3】
【0018】
【発明の効果】前記の通り、本発明ではアルカリ金属と
HMDSとからアルカリ金属ヘキサメチルジシラザンを
直接合成するため、高価なアルカリ金属誘導試薬を用い
る従来の合成体系よりもコストが低減できかつ危険物質
の取扱問題が生じない。また、生成物の分離が容易であ
り、アルカリ金属ヘキサメチルジシラザンを高い収率で
合成できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイビッド・エイチ・エレンベルガー アメリカ合衆国16034ペンシルベニア州フ ェネルトン、ドナルドソン ロード 333 (72)発明者 ジョーゼフ・エム・バレント アメリカ合衆国16046ペンシルベニア州マ ーズ、ホースシュー ドライブ 220

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子担体試薬を使用せず、アルカリ金属
    の融点よりも高い反応温度でリチウム、ナトリウム及び
    カリウムから成る群より選択されたアルカリ金属を1,
    1,1,3,3,3−ヘキサメチルジシラザンと反応さ
    せる工程を含むことを特徴とするアルカリ金属ヘキサメ
    チルジシラザンの一段合成方法。
  2. 【請求項2】 アルカリ金属はリチウムであり、反応温
    度は少なくとも190℃である請求項1に記載のアルカ
    リ金属ヘキサメチルジシラザンの一段合成方法。
  3. 【請求項3】 反応温度は少なくとも225℃である請
    求項2に記載のアルカリ金属ヘキサメチルジシラザンの
    一段合成方法。
  4. 【請求項4】 アルカリ金属はナトリウムであり、反応
    温度は少なくとも190℃である請求項1に記載のアル
    カリ金属ヘキサメチルジシラザンの一段合成方法。
  5. 【請求項5】 反応温度は少なくとも225℃である請
    求項4に記載のアルカリ金属ヘキサメチルジシラザンの
    一段合成方法。
  6. 【請求項6】 アルカリ金属はカリウムであり、反応温
    度は少なくとも100℃である請求項1に記載のアルカ
    リ金属ヘキサメチルジシラザンの一段合成方法。
  7. 【請求項7】 反応は溶媒中で起こる請求項6に記載の
    アルカリ金属ヘキサメチルジシラザンの一段合成方法。
  8. 【請求項8】 溶媒はトルエン及びテトラヒドロフラン
    から成る群より選択される請求項7に記載のアルカリ金
    属ヘキサメチルジシラザンの一段合成方法。
  9. 【請求項9】 溶媒はテトラヒドロフランであり、反応
    温度は140℃よりも高くない請求項8に記載のアルカ
    リ金属ヘキサメチルジシラザンの一段合成方法。
  10. 【請求項10】 溶媒はトルエンであり、反応温度は2
    00℃よりも高くない請求項8に記載のアルカリ金属ヘ
    キサメチルジシラザンの一段合成方法。
  11. 【請求項11】 反応は溶媒中で起こる請求項3に記載
    のアルカリ金属ヘキサメチルジシラザンの一段合成方
    法。
  12. 【請求項12】 溶媒はヘキシルアミン、1,3−ジア
    ミノプロパン、ブチルエーテル、トルエン、キシレン、
    クメン及び1,1,1,3,3,3−ヘキサメチルジシ
    ラザンから成る群より選択される請求項11に記載のア
    ルカリ金属ヘキサメチルジシラザンの一段合成方法。
  13. 【請求項13】 反応は溶媒中で起こる請求項5に記載
    のアルカリ金属ヘキサメチルジシラザンの一段合成方
    法。
  14. 【請求項14】 溶媒はヘキシルアミン、1,3−ジア
    ミノプロパン、ブチルエーテル、トルエン、キシレン、
    クメン及び1,1,1,3,3,3−ヘキサメチルジシ
    ラザンから成る群より選択される請求項13に記載のア
    ルカリ金属ヘキサメチルジシラザンの一段合成方法。
  15. 【請求項15】 反応はエーテル、炭化水素及びアミン
    から成る群より選択された溶媒中で起こる請求項1に記
    載のアルカリ金属ヘキサメチルジシラザンの一段合成方
    法。
  16. 【請求項16】 溶媒はテトラヒドロフラン、ブチルエ
    ーテル、モノグリム、ジグリム、トリグリム、トルエ
    ン、キシレン、クメン及び1,1,1,3,3,3−ヘ
    キサメチルジシラザンから成る群より選択される請求項
    15に記載のアルカリ金属ヘキサメチルジシラザンの一
    段合成方法。
  17. 【請求項17】 過剰の1,1,1,3,3,3−ヘキ
    サメチルジシラザンを用いる請求項3に記載のアルカリ
    金属ヘキサメチルジシラザンの一段合成方法。
  18. 【請求項18】 過剰の1,1,1,3,3,3−ヘキ
    サメチルジシラザンを用いる請求項5に記載のアルカリ
    金属ヘキサメチルジシラザンの一段合成方法。
JP7113140A 1994-08-31 1995-05-11 アルカリ金属ヘキサメチルジシラザンの一段合成方法 Pending JPH0873475A (ja)

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US08/298,831 US5420322A (en) 1994-08-31 1994-08-31 Preparation of alkali-metal hexamethydisilazanes

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