JPH0873581A - 熱安定で、アンチモンを含まない無彩色のポリエステル類およびこの方法によって製造することのできる製造物 - Google Patents
熱安定で、アンチモンを含まない無彩色のポリエステル類およびこの方法によって製造することのできる製造物Info
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- JPH0873581A JPH0873581A JP7220708A JP22070895A JPH0873581A JP H0873581 A JPH0873581 A JP H0873581A JP 7220708 A JP7220708 A JP 7220708A JP 22070895 A JP22070895 A JP 22070895A JP H0873581 A JPH0873581 A JP H0873581A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 熱安定で、アンチモンを含まない無彩色のポ
リエステルを製造するための方法、および、この方法に
よって製造される製造物を提供する。 【解決手段】 エステル交換が、エステル交換触媒20
〜120ppmの存在中で行われ、ついで、エステル化ま
たはエステル交換が終了した後、リン酸、亜リン酸およ
び/またはホスホン酸あるいはそれらの誘導体が、エス
テル化もしくはエステル交換バッチに、錯形成剤とし
て、使用されるエステル交換触媒に対する当量の100
%量および使用されるコバルトに対する当量の99%以
下の量加えられ、コバルト化合物の形態のコバルト80
ppm以下が、バッチに加えられ、重縮合が、アンチモン
を加えることなく、チタン化合物の形態で加えられるチ
タン1〜10ppmの存在中、適当とあらば、架橋構造基
を与える有機化合物1,000ppm以下、および、適当
とあらば、蛍光増白剤50ppm以下の存在で行われる方
法。
リエステルを製造するための方法、および、この方法に
よって製造される製造物を提供する。 【解決手段】 エステル交換が、エステル交換触媒20
〜120ppmの存在中で行われ、ついで、エステル化ま
たはエステル交換が終了した後、リン酸、亜リン酸およ
び/またはホスホン酸あるいはそれらの誘導体が、エス
テル化もしくはエステル交換バッチに、錯形成剤とし
て、使用されるエステル交換触媒に対する当量の100
%量および使用されるコバルトに対する当量の99%以
下の量加えられ、コバルト化合物の形態のコバルト80
ppm以下が、バッチに加えられ、重縮合が、アンチモン
を加えることなく、チタン化合物の形態で加えられるチ
タン1〜10ppmの存在中、適当とあらば、架橋構造基
を与える有機化合物1,000ppm以下、および、適当
とあらば、蛍光増白剤50ppm以下の存在で行われる方
法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再現が極めて容易
であり、チタン重縮合触媒を極めて少量添加する場合に
も極めて速い重合速度を有し、熱分解が相当に少なく、
形成されるポリエステルの非制御架橋を生ずるチタン重
縮合触媒を用いる、熱安定で、アンチモンを含まない無
彩色のポリエステル類を製造するための方法、および、
この方法によって製造される、著しく透明で無彩色な製
造物に関する。
であり、チタン重縮合触媒を極めて少量添加する場合に
も極めて速い重合速度を有し、熱分解が相当に少なく、
形成されるポリエステルの非制御架橋を生ずるチタン重
縮合触媒を用いる、熱安定で、アンチモンを含まない無
彩色のポリエステル類を製造するための方法、および、
この方法によって製造される、著しく透明で無彩色な製
造物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエステルは、極めて多くの使用分野
で極めて大きな重要性を有している。特に、飽和ポリエ
ステル類は、繊維材料の製造に広範に使用され、他のタ
イプの造形物品、例えば、飲料用のボトルにも使用され
ている。これらポリエステル類の押出法による欠点のな
い加工性および押出物の、例えば、繊維工業または飲料
工業におけるさらなる使用のために、極めて高度の要件
が、ポリエステル類の品質に課せられている。特に、特
別な加工操作用に使用されるポリエステルタイプの加工
性および使用性は、極めて厳格な制限内で常時同一であ
ることが要求される。押出法、例えば、溶融紡糸によっ
て加工するためには、なによりも先ず、これらが、絶え
ず均一な分子量と絶えず再現可能な分子量分布とを有
し、ゲル画分を含まず、可能な限り、黄変または熱分解
しにくいことが重要である。さらなる加工性に対して
は、触媒金属が、染色工程中に、可能な限り、繊維材料
から溶出しないことである。何故ならば、これらは、染
物屋の廃水からされ、高価な精製操作により廃棄される
必要があるからである。使用済みポリエステル製造物の
廃棄または再使用(リサイクル)中の厄介な構成成分に
よって生ずる困難もまた存在してはならない。
で極めて大きな重要性を有している。特に、飽和ポリエ
ステル類は、繊維材料の製造に広範に使用され、他のタ
イプの造形物品、例えば、飲料用のボトルにも使用され
ている。これらポリエステル類の押出法による欠点のな
い加工性および押出物の、例えば、繊維工業または飲料
工業におけるさらなる使用のために、極めて高度の要件
が、ポリエステル類の品質に課せられている。特に、特
別な加工操作用に使用されるポリエステルタイプの加工
性および使用性は、極めて厳格な制限内で常時同一であ
ることが要求される。押出法、例えば、溶融紡糸によっ
て加工するためには、なによりも先ず、これらが、絶え
ず均一な分子量と絶えず再現可能な分子量分布とを有
し、ゲル画分を含まず、可能な限り、黄変または熱分解
しにくいことが重要である。さらなる加工性に対して
は、触媒金属が、染色工程中に、可能な限り、繊維材料
から溶出しないことである。何故ならば、これらは、染
物屋の廃水からされ、高価な精製操作により廃棄される
必要があるからである。使用済みポリエステル製造物の
廃棄または再使用(リサイクル)中の厄介な構成成分に
よって生ずる困難もまた存在してはならない。
【0003】ポリエステル類は、通常、芳香族ジカルボ
ン酸の脂肪族ジオールとのエステル化または芳香族ジカ
ルボン酸低級脂肪族エステルの脂肪族ジオールとのエス
テル交換、および、続く、計画された用途に必要とされ
る分子量が達成されるまでの重縮合によって製造され
る。
ン酸の脂肪族ジオールとのエステル化または芳香族ジカ
ルボン酸低級脂肪族エステルの脂肪族ジオールとのエス
テル交換、および、続く、計画された用途に必要とされ
る分子量が達成されるまでの重縮合によって製造され
る。
【0004】可能なエステル交換は、エステル交換が終
了した後、錯形成剤の添加により失活される必要のある
エステル交換触媒の存在で行われる。通常使用される錯
形成剤は、リン酸、亜リン酸および/またはホスホン酸
あるいはそれらの誘導体である。エステル化またはエス
テル交換後、重縮合を行うと、所望の分子量を与え、こ
れは、また、適当な触媒の存在で行われる。アンチモン
化合物、通常は、三酸化アンチモンが、大きな工業的規
模で重縮合触媒として受け入れられてきた。ここで、ア
ンチモン化合物のあるものは、還元剤により還元され
て、アンチモン金属となり、これは、ポリエステルの艶
消しを生ずる。これは、透明性を欠き、非無彩色の色相
を生ずる。
了した後、錯形成剤の添加により失活される必要のある
エステル交換触媒の存在で行われる。通常使用される錯
形成剤は、リン酸、亜リン酸および/またはホスホン酸
あるいはそれらの誘導体である。エステル化またはエス
テル交換後、重縮合を行うと、所望の分子量を与え、こ
れは、また、適当な触媒の存在で行われる。アンチモン
化合物、通常は、三酸化アンチモンが、大きな工業的規
模で重縮合触媒として受け入れられてきた。ここで、ア
ンチモン化合物のあるものは、還元剤により還元され
て、アンチモン金属となり、これは、ポリエステルの艶
消しを生ずる。これは、透明性を欠き、非無彩色の色相
を生ずる。
【0005】さらに、アンチモン化合物のポリエステル
中での比較的高い含量は、その製造を高価なものとする
ので、欠点と見なされる。また、さらなる処理操作中、
例えば、染色中に、アンチモン化合物が放出される恐れ
がある。アンチモン化合物の比較的高い含量は、アンチ
モン析出物の形成以外に、紡糸性に影響を及ぼす。
中での比較的高い含量は、その製造を高価なものとする
ので、欠点と見なされる。また、さらなる処理操作中、
例えば、染色中に、アンチモン化合物が放出される恐れ
がある。アンチモン化合物の比較的高い含量は、アンチ
モン析出物の形成以外に、紡糸性に影響を及ぼす。
【0006】したがって、上記した製造方法の欠点をな
くするするための提案が、既に、なされている。
くするするための提案が、既に、なされている。
【0007】かくして、コバルト化合物および/または
蛍光増白剤の添加により、ポリエステルの色相を改良す
ることが公知である。さらに、重縮合触媒として、アン
チモン化合物の代わりに、チタン化合物を使用すること
が公知である。
蛍光増白剤の添加により、ポリエステルの色相を改良す
ることが公知である。さらに、重縮合触媒として、アン
チモン化合物の代わりに、チタン化合物を使用すること
が公知である。
【0008】種々の刊行物、例えば、US-A-3,962,189、
JP-PS-28006(1979)、JP-PS-123,311(1976)、JP-PS-4356
4(1979)、JP-PS-111985(1980)またはJP-PS-280048(198
9)は、ポリエステルの色相を改良するために、エステル
交換触媒と同様に、重縮合の開始前に錯形成される必要
のあるコバルト化合物を添加し、重縮合をチタン化合物
の存在で行う、ポリエステル類を製造するための方法を
開示している。
JP-PS-28006(1979)、JP-PS-123,311(1976)、JP-PS-4356
4(1979)、JP-PS-111985(1980)またはJP-PS-280048(198
9)は、ポリエステルの色相を改良するために、エステル
交換触媒と同様に、重縮合の開始前に錯形成される必要
のあるコバルト化合物を添加し、重縮合をチタン化合物
の存在で行う、ポリエステル類を製造するための方法を
開示している。
【0009】これらの刊行物に従えば、添加されるコバ
ルトと錯形成するために使用される錯形成剤の量は、コ
バルト化合物1モル当たり、0.5〜7.5モルの範囲
内ということである。使用されるP/Co比は、かくし
て、JP特許28006では、0.5〜1.5であり、JP特許1
11985では、0.7〜3であり、JP特許280048では、
0.5〜7.5[mol/mol]である。この公知の方法
は、アンチモン化合物の使用に伴う全ての欠点を克服
し、かくして、実際に、要求される処理操作および使用
に適当な無彩色の透明なポリエステル類を製造すること
が可能であるというかなりの利点を有する。しかし、こ
の公知の方法の欠点は、その再現性が幾分不十分なまま
残る点である。かくして、場合によっては、所望される
製造物が得られず、代わりに、重縮合反応が妨害され、
必要とされる分子量に到達せず、重縮合時間を延長する
ことが必要と考えられる場合には、ポリエステルが黄変
し、架橋が制御できないために、ゲル画分が形成され、
製造物の感熱性を生じ、さらなる処理を多分に損なう。
したがって、方法それ自体が与える利点は、必ずしも実
現されない。
ルトと錯形成するために使用される錯形成剤の量は、コ
バルト化合物1モル当たり、0.5〜7.5モルの範囲
内ということである。使用されるP/Co比は、かくし
て、JP特許28006では、0.5〜1.5であり、JP特許1
11985では、0.7〜3であり、JP特許280048では、
0.5〜7.5[mol/mol]である。この公知の方法
は、アンチモン化合物の使用に伴う全ての欠点を克服
し、かくして、実際に、要求される処理操作および使用
に適当な無彩色の透明なポリエステル類を製造すること
が可能であるというかなりの利点を有する。しかし、こ
の公知の方法の欠点は、その再現性が幾分不十分なまま
残る点である。かくして、場合によっては、所望される
製造物が得られず、代わりに、重縮合反応が妨害され、
必要とされる分子量に到達せず、重縮合時間を延長する
ことが必要と考えられる場合には、ポリエステルが黄変
し、架橋が制御できないために、ゲル画分が形成され、
製造物の感熱性を生じ、さらなる処理を多分に損なう。
したがって、方法それ自体が与える利点は、必ずしも実
現されない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、再現
が極めて容易であり、重縮合触媒を極めて少量添加する
場合にも極めて速い重合速度を有し、熱分解が相当少な
く、形成されるポリエステルの非制御架橋を生ずる重縮
合触媒を用いる、熱安定で、アンチモンを含まない無彩
色のポリエステルを製造するための方法、および、この
方法によって製造される製造物を提供することである。
が極めて容易であり、重縮合触媒を極めて少量添加する
場合にも極めて速い重合速度を有し、熱分解が相当少な
く、形成されるポリエステルの非制御架橋を生ずる重縮
合触媒を用いる、熱安定で、アンチモンを含まない無彩
色のポリエステルを製造するための方法、および、この
方法によって製造される製造物を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】さて、驚くべきことに、
可能なエステル交換を、触媒金属基準で、エステル交換
触媒、好ましくは、マンガン化合物の形態のマンガン2
0〜120ppmの存在で行い、ついで、エステル化また
はエステル交換が終了した後、リン酸、亜リン酸および
/またはホスホン酸あるいはそれらの誘導体を、使用し
たエステル交換触媒に対する当量の100%量および使
用されるコバルトに対する当量の99%以下の量、錯形
成剤として、エステル化またはエステル交換バッチに加
え、コバルト化合物形態のコバルト0〜80ppmをバッ
チに加え、重縮合を、アンチモンを添加することなく、
チタン化合物の形態で添加されるチタン1〜10ppmの
存在、ならびに、適当とあらば、架橋構造基を与える有
機化合物1,000ppm以下、および、適当とあらば、
蛍光増白剤50ppm以下の存在で行う場合には、芳香族
ジカルボン酸の脂肪族ジオールとのエステル化または芳
香族ジカルボン酸低級脂肪族エステルの脂肪族ジオール
とのエステル交換、および、続く、重縮合によって常時
再現可能なように、熱安定で、アンチモンを含まない無
彩色のポリエステルを製造することができることが見い
だされた。
可能なエステル交換を、触媒金属基準で、エステル交換
触媒、好ましくは、マンガン化合物の形態のマンガン2
0〜120ppmの存在で行い、ついで、エステル化また
はエステル交換が終了した後、リン酸、亜リン酸および
/またはホスホン酸あるいはそれらの誘導体を、使用し
たエステル交換触媒に対する当量の100%量および使
用されるコバルトに対する当量の99%以下の量、錯形
成剤として、エステル化またはエステル交換バッチに加
え、コバルト化合物形態のコバルト0〜80ppmをバッ
チに加え、重縮合を、アンチモンを添加することなく、
チタン化合物の形態で添加されるチタン1〜10ppmの
存在、ならびに、適当とあらば、架橋構造基を与える有
機化合物1,000ppm以下、および、適当とあらば、
蛍光増白剤50ppm以下の存在で行う場合には、芳香族
ジカルボン酸の脂肪族ジオールとのエステル化または芳
香族ジカルボン酸低級脂肪族エステルの脂肪族ジオール
とのエステル交換、および、続く、重縮合によって常時
再現可能なように、熱安定で、アンチモンを含まない無
彩色のポリエステルを製造することができることが見い
だされた。
【0012】適当なエステル交換触媒は、文献により公
知である。例えば、周期律表のIa族(例:Li,N
a,K)、IIa族(例:Mg,Ca)およびVIIa
族(例:Mn)の金属化合物、特に、エステル交換バッ
チで一定の溶解度を有するもの、例えば、有機酸の塩
が、本発明に従う方法に対して適当である。好ましい化
合物は、VIIa族、特に、マンガンの、低級脂肪族カ
ルボン酸塩、特に、酢酸塩である。
知である。例えば、周期律表のIa族(例:Li,N
a,K)、IIa族(例:Mg,Ca)およびVIIa
族(例:Mn)の金属化合物、特に、エステル交換バッ
チで一定の溶解度を有するもの、例えば、有機酸の塩
が、本発明に従う方法に対して適当である。好ましい化
合物は、VIIa族、特に、マンガンの、低級脂肪族カ
ルボン酸塩、特に、酢酸塩である。
【0013】したがって、本発明に従う方法の好ましい
実施態様は、可能なエステル交換をマンガン化合物、特
に、酢酸マンガン形態の(金属として計算した)マンガ
ン20〜120ppmの存在で行うことを含む。
実施態様は、可能なエステル交換をマンガン化合物、特
に、酢酸マンガン形態の(金属として計算した)マンガ
ン20〜120ppmの存在で行うことを含む。
【0014】ポリエステルの色相を改良するために加え
られるコバルト化合物は、便宜的に、同様に、コバルト
の有機酸塩、例えば、酢酸またはアジピン酸塩である。
コバルト化合物の最小量は、無彩色の色相を達成するた
めに個々の場合に必要とされる色のシフトの度合いに依
存する。蛍光増白剤が色の補正用に追加的に使用される
場合には、コバルト化合物の量は、当然のことながら、
少なくなる。一般に、必要とされる添加コバルトの量
は、上記の通り、常時ポリエステルの重量基準で、(金
属として計算して)50ppm以下である。好ましくは、
コバルト20〜40ppmは、コバルト化合物の形態で混
合物に加えられ、すなわち、遊離のコバルト量20〜4
0ppmに相当するコバルト化合物の量が加えられる。
られるコバルト化合物は、便宜的に、同様に、コバルト
の有機酸塩、例えば、酢酸またはアジピン酸塩である。
コバルト化合物の最小量は、無彩色の色相を達成するた
めに個々の場合に必要とされる色のシフトの度合いに依
存する。蛍光増白剤が色の補正用に追加的に使用される
場合には、コバルト化合物の量は、当然のことながら、
少なくなる。一般に、必要とされる添加コバルトの量
は、上記の通り、常時ポリエステルの重量基準で、(金
属として計算して)50ppm以下である。好ましくは、
コバルト20〜40ppmは、コバルト化合物の形態で混
合物に加えられ、すなわち、遊離のコバルト量20〜4
0ppmに相当するコバルト化合物の量が加えられる。
【0015】従来法におけるように、エステル交換触媒
は、重縮合を妨害する、すなわち、必要とされる高分子
量が達成できず、さらに得られるポリエステルが熱に暴
露した時に感度が増大するので、本発明に従う方法の重
縮合の開始前に、錯形成剤を加えることによって不活性
化される。単離される場合には、重縮合前に添加される
コバルト化合物は、また、製造されるポリエステルの熱
安定性を改良するために錯形成される。
は、重縮合を妨害する、すなわち、必要とされる高分子
量が達成できず、さらに得られるポリエステルが熱に暴
露した時に感度が増大するので、本発明に従う方法の重
縮合の開始前に、錯形成剤を加えることによって不活性
化される。単離される場合には、重縮合前に添加される
コバルト化合物は、また、製造されるポリエステルの熱
安定性を改良するために錯形成される。
【0016】本発明に従う方法に対しては、かくして、
いかなる条件下でも、添加したコバルト化合物の合計量
が不活性化されてはならず、添加コバルト化合物の1〜
10%が錯形成されないままであることが不可欠であ
る。
いかなる条件下でも、添加したコバルト化合物の合計量
が不活性化されてはならず、添加コバルト化合物の1〜
10%が錯形成されないままであることが不可欠であ
る。
【0017】したがって、錯形成剤の量は、錯形成によ
りエステル交換触媒が100%失活せず、コバルト化合
物の90〜99%のみが錯形成されるように選択する。
りエステル交換触媒が100%失活せず、コバルト化合
物の90〜99%のみが錯形成されるように選択する。
【0018】錯形成剤の錯形成力が正確に知られている
場合には、コバルトの量に対する当量の錯形成剤の量の
90〜99%は、容易に使用することができる。しか
し、一般に、予備実験によって、必要とされる錯形成剤
の量を決定することがより多く適当である。このため
に、例えば、錯形成剤の理論的に必要とされる量の約8
0〜120%を重縮合バッチの数回の試験バッチに加
え、これら全てを計画した主バッチと同一組成とし、つ
いで、重縮合を、同一条件下で行う。重縮合反応が終了
した後、達成された粘度(すなわち、達成された分子
量)は、全てのバッチで決定する。このような一連の予
備実験の結果は、図面の図1に示す。この場合、到達し
た粘度は、座標系で、錯形成剤対コバルト化合物の比
(例えば、P/Co比)に対してプロットする。P/C
o比が大きすぎる場合には、極低い粘度、すなわち、低
分子量となることが判明する。P/Co比がある限度以
下では、達成される分子量は、大きくなる。曲線の平坦
部と上昇分岐との間の変曲点は、当量のP/Co比を表
す。かくして、錯形成剤の量99%以下が、ついで、主
バッチに加えられる。
場合には、コバルトの量に対する当量の錯形成剤の量の
90〜99%は、容易に使用することができる。しか
し、一般に、予備実験によって、必要とされる錯形成剤
の量を決定することがより多く適当である。このため
に、例えば、錯形成剤の理論的に必要とされる量の約8
0〜120%を重縮合バッチの数回の試験バッチに加
え、これら全てを計画した主バッチと同一組成とし、つ
いで、重縮合を、同一条件下で行う。重縮合反応が終了
した後、達成された粘度(すなわち、達成された分子
量)は、全てのバッチで決定する。このような一連の予
備実験の結果は、図面の図1に示す。この場合、到達し
た粘度は、座標系で、錯形成剤対コバルト化合物の比
(例えば、P/Co比)に対してプロットする。P/C
o比が大きすぎる場合には、極低い粘度、すなわち、低
分子量となることが判明する。P/Co比がある限度以
下では、達成される分子量は、大きくなる。曲線の平坦
部と上昇分岐との間の変曲点は、当量のP/Co比を表
す。かくして、錯形成剤の量99%以下が、ついで、主
バッチに加えられる。
【0019】エステル化またはエステル交換が終了した
後、リン酸、亜リン酸および/またはホスホン酸あるい
はそれらの誘導体が、エステル化もしくはエステル交換
バッチに、錯形成剤として、使用されるエステル交換触
媒に対する当量の100%量および使用されるコバルト
に対する当量の90〜99%の量加えられる場合には、
特に有利である。
後、リン酸、亜リン酸および/またはホスホン酸あるい
はそれらの誘導体が、エステル化もしくはエステル交換
バッチに、錯形成剤として、使用されるエステル交換触
媒に対する当量の100%量および使用されるコバルト
に対する当量の90〜99%の量加えられる場合には、
特に有利である。
【0020】コバルト化合物を一部のみ失活させる工程
は、驚くべきことに、本方法の再現性をドラスチックに
改良し、極めて少量のチタン重縮合触媒を加えた場合に
でも、重縮合速度が極めて速く、熱分解が相当に少なく
なり、形成されるポリエステルの架橋が制御されること
なく、したがって、黄変およびゲル形成を生じない。し
たがって、本発明に従う反応処理法では、美観のための
添加剤が少なくてすみ、欠点のない加工性が達成され
る。得られるポリエステルは、透明度および無彩色性に
関しての極めて高品質の要件を満たす。
は、驚くべきことに、本方法の再現性をドラスチックに
改良し、極めて少量のチタン重縮合触媒を加えた場合に
でも、重縮合速度が極めて速く、熱分解が相当に少なく
なり、形成されるポリエステルの架橋が制御されること
なく、したがって、黄変およびゲル形成を生じない。し
たがって、本発明に従う反応処理法では、美観のための
添加剤が少なくてすみ、欠点のない加工性が達成され
る。得られるポリエステルは、透明度および無彩色性に
関しての極めて高品質の要件を満たす。
【0021】本発明に従う方法に対する適当な錯形成剤
は、原理的には、錯形成剤として公知であり、エステル
交換触媒用の不活性化剤である全ての化合物である。リ
ン含有化合物、例えば、リン酸、亜リン酸およびホスホ
ン酸ならびにこれらの誘導体は、特に適当であることが
証明されている。リン酸誘導体の具体的な例は、“PH
Mエステル類”、すなわち、式I: O=P(OR1)3 (I) [式中、基R1は、同一であっても、異なっていてもよ
く、アルキル、ヒドロキシアルキルまたはアルコキシ化
されたヒドロキシアルキル基である。]で表されるオキ
シアルキル化されたアルキル−ヒドロキシアルキル−リ
ン酸エステル類、または、式II: (R2O)2−PO−R3−COOR4 (II) [式中、R2、R3およびR4は、アルキル基である。]
で表されるホスホン酸エステル類の混合物である。
は、原理的には、錯形成剤として公知であり、エステル
交換触媒用の不活性化剤である全ての化合物である。リ
ン含有化合物、例えば、リン酸、亜リン酸およびホスホ
ン酸ならびにこれらの誘導体は、特に適当であることが
証明されている。リン酸誘導体の具体的な例は、“PH
Mエステル類”、すなわち、式I: O=P(OR1)3 (I) [式中、基R1は、同一であっても、異なっていてもよ
く、アルキル、ヒドロキシアルキルまたはアルコキシ化
されたヒドロキシアルキル基である。]で表されるオキ
シアルキル化されたアルキル−ヒドロキシアルキル−リ
ン酸エステル類、または、式II: (R2O)2−PO−R3−COOR4 (II) [式中、R2、R3およびR4は、アルキル基である。]
で表されるホスホン酸エステル類の混合物である。
【0022】チタン化合物は、本発明に従う方法におい
て、重縮合触媒として使用される。この目的のために既
に説明した全てのチタン化合物、特に、カリウムチタニ
ルオキサレートまたはチタンイソプロピレートは、基本
的に適当である。
て、重縮合触媒として使用される。この目的のために既
に説明した全てのチタン化合物、特に、カリウムチタニ
ルオキサレートまたはチタンイソプロピレートは、基本
的に適当である。
【0023】アンチモンを加えることなく、ジクロロ酢
酸中25℃で測定した固有粘度(IV)0.4〜0.9
dl/g以下、好ましくは、0.5〜0.7dl/g以下で、溶
融物中でのカルボキシル濃度10〜50mm/kg以下、好
ましくは、10〜40mmol/kg以下で、ついで、固相で
所望される最終粘度以下であるチタン1〜10ppmの存
在で重縮合を行うと、特に好ましい。
酸中25℃で測定した固有粘度(IV)0.4〜0.9
dl/g以下、好ましくは、0.5〜0.7dl/g以下で、溶
融物中でのカルボキシル濃度10〜50mm/kg以下、好
ましくは、10〜40mmol/kg以下で、ついで、固相で
所望される最終粘度以下であるチタン1〜10ppmの存
在で重縮合を行うと、特に好ましい。
【0024】本発明に従うポリエステル類の最終粘度
は、上記条件下で測定して、0.7〜2.0dl/g、好ま
しくは、0.7〜1.5dl/gの範囲内となるのがよい。
重縮合時間および重縮合温度は、公知の方法で、所望の
最終粘度が達成されるように制御される。一般に、重縮
合は、ポリエステルの性質によるが、ポリエステル製造
分野で慣用的な方法で行われ、260〜350℃で行わ
れ、好ましくは、不活性ガス下、例えば、窒素下、およ
び/または、0.2〜10ミリバール、好ましくは、
0.4〜5ミリバールの範囲の減圧下で行われる。
は、上記条件下で測定して、0.7〜2.0dl/g、好ま
しくは、0.7〜1.5dl/gの範囲内となるのがよい。
重縮合時間および重縮合温度は、公知の方法で、所望の
最終粘度が達成されるように制御される。一般に、重縮
合は、ポリエステルの性質によるが、ポリエステル製造
分野で慣用的な方法で行われ、260〜350℃で行わ
れ、好ましくは、不活性ガス下、例えば、窒素下、およ
び/または、0.2〜10ミリバール、好ましくは、
0.4〜5ミリバールの範囲の減圧下で行われる。
【0025】ある種のポリエステルの性質、例えば、溶
融粘度を調整するためには、限られた度合いの架橋を生
ずることが望ましい。このために、重縮合は、アンチモ
ンを加えることなく、チタン2〜8ppmの存在中、架橋
構造基を与える有機化合物1,000ppm以下、好まし
くは、100〜500ppmの存在で行われる。
融粘度を調整するためには、限られた度合いの架橋を生
ずることが望ましい。このために、重縮合は、アンチモ
ンを加えることなく、チタン2〜8ppmの存在中、架橋
構造基を与える有機化合物1,000ppm以下、好まし
くは、100〜500ppmの存在で行われる。
【0026】使用される架橋剤は、エステルを形成する
ことのできる少なくとも3個の官能基を含有する化合物
である。エステルを形成することのできる官能基は、O
H基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、特
に、低級アルコキシカルボニル、カルボン酸無水物基お
よびこれらから誘導される反応性基である。慣用的な架
橋剤の例は、ペンタエリスリトール、トリメチロールプ
ロパン、トリメリット酸、トリメシン酸(trimesic aci
d)、ピロメリット酸等である。
ことのできる少なくとも3個の官能基を含有する化合物
である。エステルを形成することのできる官能基は、O
H基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、特
に、低級アルコキシカルボニル、カルボン酸無水物基お
よびこれらから誘導される反応性基である。慣用的な架
橋剤の例は、ペンタエリスリトール、トリメチロールプ
ロパン、トリメリット酸、トリメシン酸(trimesic aci
d)、ピロメリット酸等である。
【0027】ポリエステルの色相をさらに改良し、コバ
ルトを節約するために、アンチモンを加えることなく、
蛍光増白剤50ppm以下、好ましくは、5〜25ppmの存
在で重縮合を行うのが適当であることが証明されてい
る。
ルトを節約するために、アンチモンを加えることなく、
蛍光増白剤50ppm以下、好ましくは、5〜25ppmの存
在で重縮合を行うのが適当であることが証明されてい
る。
【0028】ポリエステル類の化学組成は、それらの性
質に対して極めて重要である。上記意図した用途に適当
なポリエステル類を製造するために、本発明に従う方法
に対して、上記条件下、式III: HOOC−X−COOH (III) で表される芳香族ジカルボン酸またはその低級脂肪族エ
ステル80〜100mol%、および、式IV: HO−X1−COOH (IV) で表される芳香族ヒドロキシカルボン酸0〜20mol%
またはその低級脂肪族エステルを、式V: HO−Y−OH (V) で表されるジオールで、エステル化またはエステル交換
する。この際、Xは、ジカルボン酸およびヒドロキシカ
ルボン酸の合計量基準で、5〜16個、好ましくは、6
〜12個の炭素原子を有する芳香族基を80mol%以
上、および、4〜10個、好ましくは、6〜8個の炭素
原子を有する脂肪族基20mol%以下であり;X1は、p
−フェニレン基であり;Yは、エステル交換またはエス
テル化されたジオールの合計量基準で、2〜4個の炭素
原子を有するアルキレンもしくはポリメチレンまたは6
〜10個の炭素原子を有するシクロアルカンもしくはジ
メチレンシクロアルカン基少なくとも80mol%、4〜
16個、好ましくは、4〜8個の炭素原子を有する直鎖
もしくは分岐アルカンジイルまたは式−(C2H4−O)
n−C2H4−(式中、nは、1〜40の整数である)で
表される基20mol%以下であり、nは、好ましくは、
20mol%以下の含量に対して、1または2であり、n
=10〜40の基が、好ましくは、5mol%未満の含量
しか存在しない。
質に対して極めて重要である。上記意図した用途に適当
なポリエステル類を製造するために、本発明に従う方法
に対して、上記条件下、式III: HOOC−X−COOH (III) で表される芳香族ジカルボン酸またはその低級脂肪族エ
ステル80〜100mol%、および、式IV: HO−X1−COOH (IV) で表される芳香族ヒドロキシカルボン酸0〜20mol%
またはその低級脂肪族エステルを、式V: HO−Y−OH (V) で表されるジオールで、エステル化またはエステル交換
する。この際、Xは、ジカルボン酸およびヒドロキシカ
ルボン酸の合計量基準で、5〜16個、好ましくは、6
〜12個の炭素原子を有する芳香族基を80mol%以
上、および、4〜10個、好ましくは、6〜8個の炭素
原子を有する脂肪族基20mol%以下であり;X1は、p
−フェニレン基であり;Yは、エステル交換またはエス
テル化されたジオールの合計量基準で、2〜4個の炭素
原子を有するアルキレンもしくはポリメチレンまたは6
〜10個の炭素原子を有するシクロアルカンもしくはジ
メチレンシクロアルカン基少なくとも80mol%、4〜
16個、好ましくは、4〜8個の炭素原子を有する直鎖
もしくは分岐アルカンジイルまたは式−(C2H4−O)
n−C2H4−(式中、nは、1〜40の整数である)で
表される基20mol%以下であり、nは、好ましくは、
20mol%以下の含量に対して、1または2であり、n
=10〜40の基が、好ましくは、5mol%未満の含量
しか存在しない。
【0029】Xが、ジカルボン酸およびヒドロキシカル
ボン酸の合計量基準で、p−フェニレン基90〜100
mol%、m−フェニレン基0〜7mol%、および、4〜1
0個、好ましくは、6〜8個の炭素原子を有する脂肪族
基0〜5mol%であり;X1が、p−フェニレン基であ
り;Yが、エステル交換またはエステル化されたジオー
ルの合計量基準で、2〜4個の炭素原子を有するアルキ
レンもしくはポリメチレンまたは6〜10個の炭素原子
を有するシクロアルカンもしくはジメチレンシクロアル
カン基少なくとも90mol%、4〜16個、好ましく
は、4〜8個の炭素原子を有する直鎖もしくは分岐アル
カンジイルまたは式−(C2H4−O)n−C2H4−(式
中、nは、1または2の数である)で表される基10mo
l%以下であるように出発物質を選択すると、特に好ま
しい。
ボン酸の合計量基準で、p−フェニレン基90〜100
mol%、m−フェニレン基0〜7mol%、および、4〜1
0個、好ましくは、6〜8個の炭素原子を有する脂肪族
基0〜5mol%であり;X1が、p−フェニレン基であ
り;Yが、エステル交換またはエステル化されたジオー
ルの合計量基準で、2〜4個の炭素原子を有するアルキ
レンもしくはポリメチレンまたは6〜10個の炭素原子
を有するシクロアルカンもしくはジメチレンシクロアル
カン基少なくとも90mol%、4〜16個、好ましく
は、4〜8個の炭素原子を有する直鎖もしくは分岐アル
カンジイルまたは式−(C2H4−O)n−C2H4−(式
中、nは、1または2の数である)で表される基10mo
l%以下であるように出発物質を選択すると、特に好ま
しい。
【0030】本発明に従う方法において、式IVで表さ
れるヒドロキシカルボン酸を使用せず、式IIIで表さ
れるジカルボン酸成分を、Xが、ジカルボン酸およびヒ
ドロキシカルボン酸の合計量基準で、p−フェニレン基
93〜99mol%、好ましくは、95〜98mol%、およ
びm−フェニレン基1〜7mol%、好ましくは、2〜5m
ol%であるように選択すると、特に好ましい。Xおよび
X1によって表される芳香族基は、非置換であるか、ま
たは、ポリエステルのある種の性質を改質する場合に
は、1個または2個の置換基を有してもよい。好ましく
は、基は、主として、非置換であり、すなわち、芳香族
基の10mol%以下が、置換基を有する。置換基の正確
な含量は、達成される効果に従い特異的である。好まし
い可能な置換基は、メチル基およびスルホン基である。
れるヒドロキシカルボン酸を使用せず、式IIIで表さ
れるジカルボン酸成分を、Xが、ジカルボン酸およびヒ
ドロキシカルボン酸の合計量基準で、p−フェニレン基
93〜99mol%、好ましくは、95〜98mol%、およ
びm−フェニレン基1〜7mol%、好ましくは、2〜5m
ol%であるように選択すると、特に好ましい。Xおよび
X1によって表される芳香族基は、非置換であるか、ま
たは、ポリエステルのある種の性質を改質する場合に
は、1個または2個の置換基を有してもよい。好ましく
は、基は、主として、非置換であり、すなわち、芳香族
基の10mol%以下が、置換基を有する。置換基の正確
な含量は、達成される効果に従い特異的である。好まし
い可能な置換基は、メチル基およびスルホン基である。
【0031】ある種の特異的な性質が所望される場合に
は、上記出発物質以外に、他の共縮合可能な化合物10
mol%以下、好ましくは、7mol%以下が、ポリエステル
に共縮合可能である。例えば、易燃性の低いポリエステ
ルは、共縮合されるジカルボン酸、および、適当な場合
には、ヒドロキシカルボン酸の全量基準で、式VI:
は、上記出発物質以外に、他の共縮合可能な化合物10
mol%以下、好ましくは、7mol%以下が、ポリエステル
に共縮合可能である。例えば、易燃性の低いポリエステ
ルは、共縮合されるジカルボン酸、および、適当な場合
には、ヒドロキシカルボン酸の全量基準で、式VI:
【化3】 [式中、Rは、飽和開放鎖または環式アルキレン、アリ
ーレンまたはアラアルキレン基、好ましくは、2〜6個
の炭素原子を有するアルカンジイル、2〜6個の炭素原
子を有するシクロアルカンジイル、メチレンフェニルま
たはフェニレン、特に、エチレンであり、R1は、6個
以下の炭素原子を有するアルキル基またはアリールもし
くはアラルキル基、好ましくは、1〜6個の炭素原子を
有するアルキル、6〜7個の炭素原子を有するアリール
もしくはアラルキル、特に、メチル、エチル、フェニル
またはベンジルである。]で表されるポリエステル構造
基を与える、DE-C-23 46 787および 24 54 189によって
公知の化合物1〜10mol%をポリエステルに共縮合す
る場合に、本発明に従う方法によって製造することがで
きる。
ーレンまたはアラアルキレン基、好ましくは、2〜6個
の炭素原子を有するアルカンジイル、2〜6個の炭素原
子を有するシクロアルカンジイル、メチレンフェニルま
たはフェニレン、特に、エチレンであり、R1は、6個
以下の炭素原子を有するアルキル基またはアリールもし
くはアラルキル基、好ましくは、1〜6個の炭素原子を
有するアルキル、6〜7個の炭素原子を有するアリール
もしくはアラルキル、特に、メチル、エチル、フェニル
またはベンジルである。]で表されるポリエステル構造
基を与える、DE-C-23 46 787および 24 54 189によって
公知の化合物1〜10mol%をポリエステルに共縮合す
る場合に、本発明に従う方法によって製造することがで
きる。
【0032】10重量%以下の改質剤、充填剤、顔料、
染料、抗酸化剤、加水分解、光および熱安定剤および/
または加工助剤が、チタン触媒を抑制しない場合には、
これらをエステル化、エステル交換または重縮合バッチ
に加えることができる。加水分解および熱分解に対して
混合物のポリエステル含量を保護するポリエステル安定
化剤10重量%以下、好ましくは、5重量%以下の添加
は、本発明に従う方法において、特に好ましい。特に有
用な安定化剤は、ポリエステルの末端カルボキシル基と
反応して、酸でない末端基、例えば、グリシジルエーテ
ル類、ケテンイミン類、アジリジン類またはイソシアネ
ート類を与える化合物である。特に有用な安定化剤は、
特に、これらを相互に組み合わせて使用する場合には、
カルボジイミド類およびポリカルボジイミド類である。
染料、抗酸化剤、加水分解、光および熱安定剤および/
または加工助剤が、チタン触媒を抑制しない場合には、
これらをエステル化、エステル交換または重縮合バッチ
に加えることができる。加水分解および熱分解に対して
混合物のポリエステル含量を保護するポリエステル安定
化剤10重量%以下、好ましくは、5重量%以下の添加
は、本発明に従う方法において、特に好ましい。特に有
用な安定化剤は、ポリエステルの末端カルボキシル基と
反応して、酸でない末端基、例えば、グリシジルエーテ
ル類、ケテンイミン類、アジリジン類またはイソシアネ
ート類を与える化合物である。特に有用な安定化剤は、
特に、これらを相互に組み合わせて使用する場合には、
カルボジイミド類およびポリカルボジイミド類である。
【0033】本発明は、上記方法によって製造すること
ができ、芳香族ジカルボン酸および脂肪族ジオールを基
体とし、艶消しなしの状態で、それらの色数成分が、 a* −3〜+3の範囲、好ましくは、−2〜+2の範
囲 b* −6〜+6の範囲、好ましくは、−3.5〜+
3.5の範囲、および、 L* 55〜75の範囲、好ましくは、60〜70の範
囲である。
ができ、芳香族ジカルボン酸および脂肪族ジオールを基
体とし、艶消しなしの状態で、それらの色数成分が、 a* −3〜+3の範囲、好ましくは、−2〜+2の範
囲 b* −6〜+6の範囲、好ましくは、−3.5〜+
3.5の範囲、および、 L* 55〜75の範囲、好ましくは、60〜70の範
囲である。
【0034】本発明に従うポリエステルは、さらに、ア
ンチモンを含まず、(金属として計算して)チタン1〜
10ppm、リン酸、亜リン酸および/またはホスホン酸
あるいはそれらの誘導体との触媒的に不活性な錯体形態
のエステル交換触媒金属20〜120ppm、リン酸、亜
リン酸および/またはホスホン酸あるいはそれらの誘導
体との触媒的に不活性な錯体形態で一部存在する(金属
として計算して)コバルト0〜80ppm、および、場合
によっては、蛍光増白剤50ppm以下を含むことを特徴
とする。
ンチモンを含まず、(金属として計算して)チタン1〜
10ppm、リン酸、亜リン酸および/またはホスホン酸
あるいはそれらの誘導体との触媒的に不活性な錯体形態
のエステル交換触媒金属20〜120ppm、リン酸、亜
リン酸および/またはホスホン酸あるいはそれらの誘導
体との触媒的に不活性な錯体形態で一部存在する(金属
として計算して)コバルト0〜80ppm、および、場合
によっては、蛍光増白剤50ppm以下を含むことを特徴
とする。
【0035】好ましくは、本発明に従うポリエステル
は、アンチモンを含まず、(金属として計算して)チタ
ン2〜8ppm、リン酸、亜リン酸および/またはホスホ
ン酸あるいはそれらの誘導体との触媒的に不活性な錯体
形態の(金属として計算した)マンガン50〜90pp
m、リン酸、亜リン酸および/またはホスホン酸あるい
はそれらの誘導体との触媒的に不活性な錯体形態で一部
存在するコバルト20〜40ppm、および、場合によっ
ては、蛍光増白剤25ppm以下を含む。
は、アンチモンを含まず、(金属として計算して)チタ
ン2〜8ppm、リン酸、亜リン酸および/またはホスホ
ン酸あるいはそれらの誘導体との触媒的に不活性な錯体
形態の(金属として計算した)マンガン50〜90pp
m、リン酸、亜リン酸および/またはホスホン酸あるい
はそれらの誘導体との触媒的に不活性な錯体形態で一部
存在するコバルト20〜40ppm、および、場合によっ
ては、蛍光増白剤25ppm以下を含む。
【0036】コバルトの90〜99%が、リン酸、亜リ
ン酸および/またはホスホン酸あるいはそれらの誘導体
との触媒的に不活性な錯体形態であり、それが蛍光増白
剤5〜25ppmを含むのがさらに好ましい。エステル交
換触媒、好ましくは、マンガンおよびコバルトのの触媒
的に不活性な錯体は、原理的には、これらの金属を不活
性化するための公知の全ての錯形成剤を含む。エステル
交換触媒、特に、マンガンおよびコバルトの、リン酸、
ポリリン酸、または、特に、亜リン酸もしくはその誘導
体、とりわけ、これらの酸のエステルとの触媒的に不活
性な錯体が好ましい。ポリエステル鎖の構造も、また、
当然のことながら、技術的特徴の全てに対して特に重要
である。純粋に定量的には、それは、公知の繊維形成ポ
リエステル類に慣用的な構造基から形成されるのがよ
い。
ン酸および/またはホスホン酸あるいはそれらの誘導体
との触媒的に不活性な錯体形態であり、それが蛍光増白
剤5〜25ppmを含むのがさらに好ましい。エステル交
換触媒、好ましくは、マンガンおよびコバルトのの触媒
的に不活性な錯体は、原理的には、これらの金属を不活
性化するための公知の全ての錯形成剤を含む。エステル
交換触媒、特に、マンガンおよびコバルトの、リン酸、
ポリリン酸、または、特に、亜リン酸もしくはその誘導
体、とりわけ、これらの酸のエステルとの触媒的に不活
性な錯体が好ましい。ポリエステル鎖の構造も、また、
当然のことながら、技術的特徴の全てに対して特に重要
である。純粋に定量的には、それは、公知の繊維形成ポ
リエステル類に慣用的な構造基から形成されるのがよ
い。
【0037】これらは、主として、換言すれば、少なく
とも80mol%は、芳香族ジカルボン酸と脂肪族ジオー
ルとから誘導される単位を含む。慣用的な芳香族ジカル
ボン酸単位は、ベンゼンジカルボン酸、特に、テレフタ
ル酸およびイソフタル酸の二価の基であり;慣用的なジ
オールは、2〜4個の炭素原子を有し、エチレングリコ
ールが、特に適当である。改質ポリエステル類は、好ま
しくは、少なくとも80mol%のエチレンテレフタレー
ト単位を含む。この時、残る20mol%は、ジカルボン
酸単位およびグリコール単位から形成され、これは、い
わゆる改質剤として機能し、熟練者であれば、これを制
御させて、ポリエステルより製造される製造物、例え
ば、フィラメントおよび包装材料(例えば、飲料ボト
ル)の物理的および化学的性質に影響を及ぼさせること
ができる。このようなジカルボン酸の例は、イソフタル
酸基または脂肪族ジカルボン酸基、例えば、グルタル
酸、アジピン酸およびセバシン酸基であり;機能を改質
するジオール基の例は、長鎖のジオール類、例えば、プ
ロパンジオールまたはブタンジオールの化合物であり、
ジ−またはトリエチレングリコールのジオールであり、
少量存在する場合には、分子量約500〜2,000を
有するポリグリコールである。
とも80mol%は、芳香族ジカルボン酸と脂肪族ジオー
ルとから誘導される単位を含む。慣用的な芳香族ジカル
ボン酸単位は、ベンゼンジカルボン酸、特に、テレフタ
ル酸およびイソフタル酸の二価の基であり;慣用的なジ
オールは、2〜4個の炭素原子を有し、エチレングリコ
ールが、特に適当である。改質ポリエステル類は、好ま
しくは、少なくとも80mol%のエチレンテレフタレー
ト単位を含む。この時、残る20mol%は、ジカルボン
酸単位およびグリコール単位から形成され、これは、い
わゆる改質剤として機能し、熟練者であれば、これを制
御させて、ポリエステルより製造される製造物、例え
ば、フィラメントおよび包装材料(例えば、飲料ボト
ル)の物理的および化学的性質に影響を及ぼさせること
ができる。このようなジカルボン酸の例は、イソフタル
酸基または脂肪族ジカルボン酸基、例えば、グルタル
酸、アジピン酸およびセバシン酸基であり;機能を改質
するジオール基の例は、長鎖のジオール類、例えば、プ
ロパンジオールまたはブタンジオールの化合物であり、
ジ−またはトリエチレングリコールのジオールであり、
少量存在する場合には、分子量約500〜2,000を
有するポリグリコールである。
【0038】詳細には、本発明に従う好ましいポリエス
テル類は、そのポリマー鎖が、式VI:
テル類は、そのポリマー鎖が、式VI:
【化4】 で表される構造基80〜100mol%、および、式VI
I:
I:
【化5】 で表される構造基20〜0mol%から形成され、上記式
中、Xが、5〜16個、好ましくは、6〜12個の炭素
原子を有する芳香族基80mol%以上、4〜10個の炭
素原子、好ましくは、6〜8個の炭素原子を有する脂肪
族基20mol%以下であり;X1が、p−フェニレン基で
あり;Yが、2〜4個の炭素原子を有するアルキレンも
しくはポリメチレンまたは6〜10個の炭素原子を有す
るシクロアルカンもしくはジメチレンシクロアルカン基
少なくとも80mol%、および、4〜16個、好ましく
は、4〜8個の炭素原子を有する直鎖もしくは分岐アル
カンジイルまたは式−(C2H4−O)n−C2H4−(式
中、nは、1〜40の整数である)で表される基20mo
l%以下であり、nは、好ましくは、20mol%以下の含
量に対して、1または2であり、n=10〜40の基
は、好ましくは、5mol%未満の含量でしか存在しない
ポリエステルである。
中、Xが、5〜16個、好ましくは、6〜12個の炭素
原子を有する芳香族基80mol%以上、4〜10個の炭
素原子、好ましくは、6〜8個の炭素原子を有する脂肪
族基20mol%以下であり;X1が、p−フェニレン基で
あり;Yが、2〜4個の炭素原子を有するアルキレンも
しくはポリメチレンまたは6〜10個の炭素原子を有す
るシクロアルカンもしくはジメチレンシクロアルカン基
少なくとも80mol%、および、4〜16個、好ましく
は、4〜8個の炭素原子を有する直鎖もしくは分岐アル
カンジイルまたは式−(C2H4−O)n−C2H4−(式
中、nは、1〜40の整数である)で表される基20mo
l%以下であり、nは、好ましくは、20mol%以下の含
量に対して、1または2であり、n=10〜40の基
は、好ましくは、5mol%未満の含量でしか存在しない
ポリエステルである。
【0039】本発明に従う特に好ましいポリエステル
は、p−フェニレン基90〜100mol%、m−フェニ
レン基0〜7mol%、および、4〜10個、好ましく
は、6〜8個の炭素原子を有する脂肪族基0〜5mol%
であり;Yが、2〜4個の炭素原子を有するアルキレン
もしくはポリメチレンまたは6〜10個の炭素原子を有
するシクロアルカンもしくはジメチレンシクロアルカン
基少なくとも90mol%、および、4〜16個、好まし
くは、4〜8個の炭素原子を有する直鎖または分岐アル
カンジイルまたは式−(C2H4−O)n−C2H4−(式
中、nは、1または2の数である)で表される基10mo
l%以下である、式IVで表される構造機によって構成
されるポリエステルである。
は、p−フェニレン基90〜100mol%、m−フェニ
レン基0〜7mol%、および、4〜10個、好ましく
は、6〜8個の炭素原子を有する脂肪族基0〜5mol%
であり;Yが、2〜4個の炭素原子を有するアルキレン
もしくはポリメチレンまたは6〜10個の炭素原子を有
するシクロアルカンもしくはジメチレンシクロアルカン
基少なくとも90mol%、および、4〜16個、好まし
くは、4〜8個の炭素原子を有する直鎖または分岐アル
カンジイルまたは式−(C2H4−O)n−C2H4−(式
中、nは、1または2の数である)で表される基10mo
l%以下である、式IVで表される構造機によって構成
されるポリエステルである。
【0040】本発明に従うとりわけ好ましいポリエステ
ル類は、式中、Xが、p−フェニレン基93〜99mol
%およびm−フェニレン基1〜7mol%である、式IV
で表される構造基によって構成されるポリエステルであ
る。
ル類は、式中、Xが、p−フェニレン基93〜99mol
%およびm−フェニレン基1〜7mol%である、式IV
で表される構造基によって構成されるポリエステルであ
る。
【0041】ポリエステルの架橋の限られた度合いを確
立することが適当である場合が多い。これらの場合に
は、ポリエステルが1,000ppm以下の上記架橋構造
基を含むことが好ましい。
立することが適当である場合が多い。これらの場合に
は、ポリエステルが1,000ppm以下の上記架橋構造
基を含むことが好ましい。
【0042】溶融重縮合によって製造される本発明に従
うポリエステルは、便宜上、ジクロロ酢酸中25℃で測
定して、固有粘度(IV)0.600〜0.900を有
する。
うポリエステルは、便宜上、ジクロロ酢酸中25℃で測
定して、固有粘度(IV)0.600〜0.900を有
する。
【0043】式VIIで表される構造基を含有するポリ
エステルは、式VIで表される構造基70〜100mol
%、特に、85〜100mol%と、式VIIで表される
構造基0〜30mol%、特に、0〜15mol%とを含有す
る。
エステルは、式VIで表される構造基70〜100mol
%、特に、85〜100mol%と、式VIIで表される
構造基0〜30mol%、特に、0〜15mol%とを含有す
る。
【0044】Xによって表される芳香族基は、付与され
た定義のコンテキスト中で、全て、同一であってもよ
く、あるいは、これらは、異なっていてもよい。特に、
少なくとも80mol%程度、ポリエステル鎖を形成する
Xによって表される上記構造基は、ポリエステル鎖中
に、個々に存在してもよく、混合物として存在してもよ
い。80mol%のポリエステル鎖の最小量がこれらの主
成分に対して記載した基の群から1個または2個の個体
のみによって形成される場合が好ましい。この時、望ま
しいポリエステル鎖のさらなる改質は、好ましくは、X
によって表される存在する20mol%の構造基の最大量
に対して付与された定義のコンテキスト中で他の構造基
によって行われる。
た定義のコンテキスト中で、全て、同一であってもよ
く、あるいは、これらは、異なっていてもよい。特に、
少なくとも80mol%程度、ポリエステル鎖を形成する
Xによって表される上記構造基は、ポリエステル鎖中
に、個々に存在してもよく、混合物として存在してもよ
い。80mol%のポリエステル鎖の最小量がこれらの主
成分に対して記載した基の群から1個または2個の個体
のみによって形成される場合が好ましい。この時、望ま
しいポリエステル鎖のさらなる改質は、好ましくは、X
によって表される存在する20mol%の構造基の最大量
に対して付与された定義のコンテキスト中で他の構造基
によって行われる。
【0045】かくして、80重量%の芳香族基の最小量
は、例えば、全て、1,4−フェニレン基であってもよ
いか、または、これらは、例えば、1,4−フェニレン
基:1,3−フェニレン基のモル比95:5〜99:
1、または、2,6−ナフチレン基:ビフェニル−4,
4’−ジイル基のモル比4:6〜6:4で構成されても
よい。好ましいポリエステルは、Xが少なくとも95mo
l%の芳香族基および5mol%以下の脂肪族基であるポリ
エステル、特に、Xが全て芳香族基であるポリエステル
である。
は、例えば、全て、1,4−フェニレン基であってもよ
いか、または、これらは、例えば、1,4−フェニレン
基:1,3−フェニレン基のモル比95:5〜99:
1、または、2,6−ナフチレン基:ビフェニル−4,
4’−ジイル基のモル比4:6〜6:4で構成されても
よい。好ましいポリエステルは、Xが少なくとも95mo
l%の芳香族基および5mol%以下の脂肪族基であるポリ
エステル、特に、Xが全て芳香族基であるポリエステル
である。
【0046】Yによって表される基も、また、付与され
た定義のコンテキスト中で、全て、同一であってもよ
く、あるいは、これらは、異なっていてもよい。特に、
少なくとも80mol%程度、ポリエステル鎖を形成する
Yによって表される上記構造基は、ポリエステル鎖中
に、個々に存在してもよく、混合物として存在してもよ
い。80mol%のポリエステル鎖の最小量がこの主成分
に対して記載した基の群から1個または2個の個体によ
ってのみ形成される場合が好ましい。この時、望ましい
ポリエステル鎖のさらなる改質は、好ましくは、Yによ
って表される存在する20mol%の構造基の最大量に対
して付与された定義のコンテキスト中で他の構造基によ
って行われる。かくして、80重量%の脂肪族基の最小
量は、例えば、全て、エチレン基であってもよいか、ま
たは、これらは、例えば、エチレン基:1,4−ジメチ
レン−シクロヘキサン基のモル比10:1〜1:10に
よって構成されてもよい。Yが少なくとも95mol%の
エチレン基であるポリエステルが、特に好ましい。
た定義のコンテキスト中で、全て、同一であってもよ
く、あるいは、これらは、異なっていてもよい。特に、
少なくとも80mol%程度、ポリエステル鎖を形成する
Yによって表される上記構造基は、ポリエステル鎖中
に、個々に存在してもよく、混合物として存在してもよ
い。80mol%のポリエステル鎖の最小量がこの主成分
に対して記載した基の群から1個または2個の個体によ
ってのみ形成される場合が好ましい。この時、望ましい
ポリエステル鎖のさらなる改質は、好ましくは、Yによ
って表される存在する20mol%の構造基の最大量に対
して付与された定義のコンテキスト中で他の構造基によ
って行われる。かくして、80重量%の脂肪族基の最小
量は、例えば、全て、エチレン基であってもよいか、ま
たは、これらは、例えば、エチレン基:1,4−ジメチ
レン−シクロヘキサン基のモル比10:1〜1:10に
よって構成されてもよい。Yが少なくとも95mol%の
エチレン基であるポリエステルが、特に好ましい。
【0047】Xによって表される好ましい芳香族基は、
1,4−フェニレンおよび1,3−フェニレンである。
しかし、1,4−ナフチレン、1,5−ナフチレン、
1,8−ナフチレン、2,6−ナフチレンおよび2,7
−ナフチレン、4,4’−ビフェニレン、フリレン、な
らびに、式VI:
1,4−フェニレンおよび1,3−フェニレンである。
しかし、1,4−ナフチレン、1,5−ナフチレン、
1,8−ナフチレン、2,6−ナフチレンおよび2,7
−ナフチレン、4,4’−ビフェニレン、フリレン、な
らびに、式VI:
【化6】 [式中、Zは、1〜4個の炭素原子を有するポリメチレ
ンまたはアルキレン、−SO2−、−COO−、−O
−、または−S−である。]で表される基も、また、適
当な基である。
ンまたはアルキレン、−SO2−、−COO−、−O
−、または−S−である。]で表される基も、また、適
当な基である。
【0048】Xによって表される芳香族基は、また、1
個または2個の置換基を有してもよい。しかし、この場
合、置換される存在する芳香族基15%以下の含量のみ
が好ましく、特に、7%以下の含量が好ましい。好まし
くは、各々の場合の置換芳香族基は、1個の置換基を有
するのみである。特に適当な置換基は、1〜4個の炭素
原子を有するアルキル、1〜4個の炭素原子を有するア
ルコキシ、塩素およびスルホ基である。
個または2個の置換基を有してもよい。しかし、この場
合、置換される存在する芳香族基15%以下の含量のみ
が好ましく、特に、7%以下の含量が好ましい。好まし
くは、各々の場合の置換芳香族基は、1個の置換基を有
するのみである。特に適当な置換基は、1〜4個の炭素
原子を有するアルキル、1〜4個の炭素原子を有するア
ルコキシ、塩素およびスルホ基である。
【0049】脂肪族ジカルボン酸と角度をなした鎖を付
与する芳香族基、例えば、イソフタル酸基を与えるか、
または、より嵩高い芳香核、例えば、ナフタレン核を含
有する芳香族基とから誘導される基およびYによって表
される長鎖構造基は、特に、ポリエステルの改質が望ま
しい場合に、ポリエステルに組み込まれる。改質作用を
有するこれらの成分7%未満を含有するポリエステルが
好ましい。
与する芳香族基、例えば、イソフタル酸基を与えるか、
または、より嵩高い芳香核、例えば、ナフタレン核を含
有する芳香族基とから誘導される基およびYによって表
される長鎖構造基は、特に、ポリエステルの改質が望ま
しい場合に、ポリエステルに組み込まれる。改質作用を
有するこれらの成分7%未満を含有するポリエステルが
好ましい。
【0050】特別の使用性質を達成するためには、例え
ば、スルホ基を含有する単位(例えば、スルホ−イソフ
タル酸)をポリエステルに配合し、それにより、塩基性
染料に対する親和性を獲得したり、上記式VIで表され
る構造基を配合して、ポリエステルを難燃性とすること
もできる。
ば、スルホ基を含有する単位(例えば、スルホ−イソフ
タル酸)をポリエステルに配合し、それにより、塩基性
染料に対する親和性を獲得したり、上記式VIで表され
る構造基を配合して、ポリエステルを難燃性とすること
もできる。
【0051】
【実施例】実施例 1a エステル交換反応器に、ジメチルテレフタレート9.7
5kg、ジメチルイソフタレート0.25kg、エチレング
リコール6kgおよび酢酸マンガン・4H2O3g(ポリエ
ステル基準でマンガン68ppm)を充填し、撹拌および
不活性ガスとしての窒素下、混合物を140℃に加熱す
る。4時間の間に、反応温度を230℃に上昇させ、開
裂したメタノールと過剰のエチレングリコールとを留去
する。ついで、溶融反応生成物を重縮合容器に移し、錯
形成剤としてのH3PO31.65g(165ppm)および
酢酸コバルト1.27g(127ppm)(Co30ppmに
相当)を加え、混合物を、230℃で、10〜15分間
撹拌する。しかる後、カリウムチタニルオキサレート
0.27g(27ppm)(Ti3.6ppmに相当)を加
え、このバッチを窒素下240℃で撹拌し、幾分減圧に
して、エチレングリコールを留去する。ついで、1時間
の間に、初期圧を1.13ミリバールに低下させ、その
間、溶融物の温度は、240℃から270℃に上昇す
る。ついで、さらに30分の間に、温度を280℃に上
昇させ、溶融物の試料が、溶融物1gのジクロロ酢酸1
00ml溶液中25℃で測定して、比溶液粘度0.83を
有するまで、撹拌を継続する。これとは別に、さらに便
宜的には、重縮合は、また、溶液粘度0.83に相当す
る280℃での溶融物粘度が予備実験で決定される場合
には、一定の溶融物粘度まで継続させる。
5kg、ジメチルイソフタレート0.25kg、エチレング
リコール6kgおよび酢酸マンガン・4H2O3g(ポリエ
ステル基準でマンガン68ppm)を充填し、撹拌および
不活性ガスとしての窒素下、混合物を140℃に加熱す
る。4時間の間に、反応温度を230℃に上昇させ、開
裂したメタノールと過剰のエチレングリコールとを留去
する。ついで、溶融反応生成物を重縮合容器に移し、錯
形成剤としてのH3PO31.65g(165ppm)および
酢酸コバルト1.27g(127ppm)(Co30ppmに
相当)を加え、混合物を、230℃で、10〜15分間
撹拌する。しかる後、カリウムチタニルオキサレート
0.27g(27ppm)(Ti3.6ppmに相当)を加
え、このバッチを窒素下240℃で撹拌し、幾分減圧に
して、エチレングリコールを留去する。ついで、1時間
の間に、初期圧を1.13ミリバールに低下させ、その
間、溶融物の温度は、240℃から270℃に上昇す
る。ついで、さらに30分の間に、温度を280℃に上
昇させ、溶融物の試料が、溶融物1gのジクロロ酢酸1
00ml溶液中25℃で測定して、比溶液粘度0.83を
有するまで、撹拌を継続する。これとは別に、さらに便
宜的には、重縮合は、また、溶液粘度0.83に相当す
る280℃での溶融物粘度が予備実験で決定される場合
には、一定の溶融物粘度まで継続させる。
【0052】溶融物は、冷却し、慣用的な方法で加工し
て、径2〜3mmを有するペレットとする。かくして得ら
れたポリエステルは、以下の特性値: カルボキシル基含量[mmol/kg]: 12 ジエチレングリコールの含量[%]: 0.5 色数: L*=63.44;a*=−0.62;b*=
3.09 を有する。
て、径2〜3mmを有するペレットとする。かくして得ら
れたポリエステルは、以下の特性値: カルボキシル基含量[mmol/kg]: 12 ジエチレングリコールの含量[%]: 0.5 色数: L*=63.44;a*=−0.62;b*=
3.09 を有する。
【0053】かくして、製造されたポリエステルは、固
相縮合によって、さらに縮合することができる。このた
めに、上記製造したペレットは、緩やかに全体を混合し
て、慣用的な方法で、減圧または窒素下、220℃で1
7時間加熱する。上記のように測定した比粘度1.01
4を有するポリエステルが、かくして、得られる。
相縮合によって、さらに縮合することができる。このた
めに、上記製造したペレットは、緩やかに全体を混合し
て、慣用的な方法で、減圧または窒素下、220℃で1
7時間加熱する。上記のように測定した比粘度1.01
4を有するポリエステルが、かくして、得られる。
【0054】実施例 1b〜1l 実施例1aに記載したように、不連続様式で(実施例1
j〜1l)、または、連続操作下で類似した様式で(実
施例1b〜1i)、上記実施例を数回繰り返し、個和得
たコバルトの量、錯形成剤の性質および量、ならびに、
チタン触媒の性質および量を改良し、場合によっては、
市販されている蛍光増白剤[hOECHST AGの登録商標HOST
ALUX KS)または架橋剤ペンタエリスリトール)をさら
に加えた。溶融物での重縮合は、種々の圧力下および種
々の反応時間で行い、縮合の時間および温度は、固相縮
合に対しては、変化させた。バッチの組成および反応条
件は、変更され、色数および到達する比粘度、ならび
に、ポリエステル中のカルボン酸基およびジグリコール
の含量は、以下の表1および表2に記載する。
j〜1l)、または、連続操作下で類似した様式で(実
施例1b〜1i)、上記実施例を数回繰り返し、個和得
たコバルトの量、錯形成剤の性質および量、ならびに、
チタン触媒の性質および量を改良し、場合によっては、
市販されている蛍光増白剤[hOECHST AGの登録商標HOST
ALUX KS)または架橋剤ペンタエリスリトール)をさら
に加えた。溶融物での重縮合は、種々の圧力下および種
々の反応時間で行い、縮合の時間および温度は、固相縮
合に対しては、変化させた。バッチの組成および反応条
件は、変更され、色数および到達する比粘度、ならび
に、ポリエステル中のカルボン酸基およびジグリコール
の含量は、以下の表1および表2に記載する。
【0055】表中で使用する略号は、以下の意味: KTi=カリウムチタニルオキサレート;Tiip=イ
ソプロピルチタネート;Co(AcO)2・4H2O=酢
酸コバルト4水和物 PO3=亜リン酸;PO4=リン酸;PPA=ポリリン
酸;PHM=PHMエステル HLX=登録商標HOSTALUX KS;Penta
=ペンタエリスリトール SV=比粘度 [COOH]カルボキシル末端基濃度;DEG=ジエス
テルグリコールの濃度を有する。
ソプロピルチタネート;Co(AcO)2・4H2O=酢
酸コバルト4水和物 PO3=亜リン酸;PO4=リン酸;PPA=ポリリン
酸;PHM=PHMエステル HLX=登録商標HOSTALUX KS;Penta
=ペンタエリスリトール SV=比粘度 [COOH]カルボキシル末端基濃度;DEG=ジエス
テルグリコールの濃度を有する。
【0056】ppmデータは、全て、バッチで得られるポ
リエステルの理論量に関する。加える化合物が金属化合
物(例えば、触媒)である場合には、化合物の略号は、
ppmデータが化合物の量を表し、金属記号が与えられて
いる場合には、ppmデータは、添加された化合物に含有
される金属の量を表す。
リエステルの理論量に関する。加える化合物が金属化合
物(例えば、触媒)である場合には、化合物の略号は、
ppmデータが化合物の量を表し、金属記号が与えられて
いる場合には、ppmデータは、添加された化合物に含有
される金属の量を表す。
【0057】
【表1】
【表2】 実施例 2 以下の実施例は、直接エステル化によるポリエステルの
製造を示す。
製造を示す。
【0058】エステル化反応器に、テレフタル酸8.2
9kg、イソフタル酸0.124kg、およびエチレングリ
コール4.0kgを充填し、撹拌および不活性ガスとして
の窒素下、混合物を、圧力3.2バール下、除去される
水が留去されるように加熱する。水の除去が終了した
時、溶融反応生成物を重縮合容器に移し、錯形成剤とし
てのH3PO30.35g(32ppm)および酢酸コバルト
・4水和物1.47g(135ppm)(Co32ppmに相
当)を加えた。しかる後、カリウムチタニルオキサレー
ト0.49g(45ppm)(Ti6.1ppmに相当)を加
え、このバッチを窒素下240℃で撹拌し、幾分減圧に
してエチレングリコールを留去する。ついで、1時間の
間に、初期圧を1.13ミリバールに低下させ、その
間、溶融物の温度は、240℃から270℃に上昇す
る。ついで、さらに30分の間に、温度を280℃に上
昇させ、溶融物の試料が、溶融物1gのジクロロ酢酸1
00ml溶液中25℃で測定して、比溶液粘度0.83に
なるまで、撹拌を継続する。
9kg、イソフタル酸0.124kg、およびエチレングリ
コール4.0kgを充填し、撹拌および不活性ガスとして
の窒素下、混合物を、圧力3.2バール下、除去される
水が留去されるように加熱する。水の除去が終了した
時、溶融反応生成物を重縮合容器に移し、錯形成剤とし
てのH3PO30.35g(32ppm)および酢酸コバルト
・4水和物1.47g(135ppm)(Co32ppmに相
当)を加えた。しかる後、カリウムチタニルオキサレー
ト0.49g(45ppm)(Ti6.1ppmに相当)を加
え、このバッチを窒素下240℃で撹拌し、幾分減圧に
してエチレングリコールを留去する。ついで、1時間の
間に、初期圧を1.13ミリバールに低下させ、その
間、溶融物の温度は、240℃から270℃に上昇す
る。ついで、さらに30分の間に、温度を280℃に上
昇させ、溶融物の試料が、溶融物1gのジクロロ酢酸1
00ml溶液中25℃で測定して、比溶液粘度0.83に
なるまで、撹拌を継続する。
【0059】溶融物は、冷却し、慣用的な方法で加工し
て、径2〜3mmを有するペレットとする。かくして得ら
れたポリエステルは、以下の特性値: カルボキシル基含量[mmol/kg]: 13 ジエチレングリコールの含量[%]: 1.19 色数: L*=63.6;a*=1.90;b*=−
1.5 を有する。
て、径2〜3mmを有するペレットとする。かくして得ら
れたポリエステルは、以下の特性値: カルボキシル基含量[mmol/kg]: 13 ジエチレングリコールの含量[%]: 1.19 色数: L*=63.6;a*=1.90;b*=−
1.5 を有する。
【0060】かくして、製造されたポリエステルは、固
相縮合によって、さらに縮合することができる。このた
めに、上記製造したペレットは、緩やかに全体を混合し
ながら、窒素下または減圧下、220℃で9.5時間加
熱する。上記のように測定した比粘度1.087を有す
るポリエステルが、かくして、得られる。
相縮合によって、さらに縮合することができる。このた
めに、上記製造したペレットは、緩やかに全体を混合し
ながら、窒素下または減圧下、220℃で9.5時間加
熱する。上記のように測定した比粘度1.087を有す
るポリエステルが、かくして、得られる。
【0061】さらに、ポリエステルは、表3および表4
から理解できるような条件下、類似した方法で製造する
ことができる。生成物は、表4に見られるような特徴を
有する。
から理解できるような条件下、類似した方法で製造する
ことができる。生成物は、表4に見られるような特徴を
有する。
【0062】
【表3】
【表4】
【図1】錯形成剤対コバルト化合物の比に対してプロッ
トした粘度を表わす予備実験の結果を示すグラフであ
る。
トした粘度を表わす予備実験の結果を示すグラフであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター・クライン ドイツ連邦共和国デー−65205 ヴィース バーデン,ファザネンヴェーク 13
Claims (20)
- 【請求項1】 芳香族ジカルボン酸の脂肪族ジオールに
よるエステル化または芳香族ジカルボン酸低級脂肪族エ
ステルの脂肪族ジオールによるエステル交換、および、
続く重縮合による、熱安定で、アンチモンを含まない無
彩色のポリエステルを製造するための方法であって、該
方法が、 可能なエステル交換が、触媒金属基準で、エステル交換
触媒20〜120ppmの存在中で行われ、 ついで、エステル化またはエステル交換が終了した後、
リン酸、亜リン酸および/またはホスホン酸あるいはそ
れらの誘導体が、エステル化もしくはエステル交換バッ
チに、錯形成剤として、使用されるエステル交換触媒に
対する当量の100%量および使用されるコバルトに対
する当量の99%以下の量加えられ、コバルト化合物の
形態のコバルト80ppm以下が、バッチに加えられ、 重縮合が、アンチモンを加えることなく、チタン化合物
の形態で加えられるチタン1〜10ppmの存在中、適当
とあらば、架橋構造基を与える有機化合物(ペタエリス
リトール)1,000ppm以下、および、適当とあら
ば、蛍光増白剤50ppm以下の存在で行われる方法。 - 【請求項2】 エステル化またはエステル交換が終了し
た後、リン酸、亜リン酸および/またはホスホン酸ある
いはそれらの誘導体が、エステル化もしくはエステル交
換バッチに、錯形成剤として、使用されるエステル交換
触媒に対する当量の100%量および使用されるコバル
トに対する当量の90〜99%量加えられる、請求項1
に記載の方法。 - 【請求項3】 重縮合が、アンチモンを加えることな
く、ジクロロ酢酸中25℃で測定した固有粘度(IV)
0.4〜0.9dl/g以下で、溶融物中でのカルボキシル
濃度10〜50mm/kg以下で、ついで、固相で所望され
る最終粘度以下であるチタン1〜10ppmの存在で行わ
れる、請求項1および2の少なくとも1項に記載の方
法。 - 【請求項4】 コバルト化合物の形態のコバルト20〜
40ppm以下が、バッチに加えられる、請求項1〜3の
少なくとも1項に記載の方法。 - 【請求項5】 重縮合が、アンチモンを加えることな
く、チタン2〜8ppmの存在中、適当とあらば、架橋構
造基を与える有機化合物1,000ppm以下の存在で行
われる、請求項1〜4の少なくとも1項に記載の方法。 - 【請求項6】 重縮合が、架橋構造基を与える有機化合
物100〜500ppmの存在で行われる、請求項1〜5
の少なくとも1項に記載の方法。 - 【請求項7】 重縮合が、アンチモンを加えることな
く、蛍光増白剤25ppm以下の存在で行われる、請求項
1〜6の少なくとも1項に記載の方法。 - 【請求項8】 芳香族ジカルボン酸もしくはヒドロキシ
カルボン酸の脂肪族ジオールによるエステル化または芳
香族ジカルボン酸もしくはヒドロキシカルボン酸の低級
脂肪族エステルの脂肪族ジオールによるエステル交換、
および、続く重縮合による、請求項1〜7の少なくとも
1項に記載の方法であって、 式III: HOOC−X−COOH (III) で表される芳香族ジカルボン酸またはその低級脂肪族エ
ステル80〜100mol%、および、式IV: HO−X1−COOH (IV) で表される芳香族ヒドロキシカルボン酸またはその低級
脂肪族エステル0〜20mol%を、式V: HO−Y−OH (V) で表されるジオールで、エステル化またはエステル交換
する方法であり、 上記式中、Xは、ジカルボン酸およびヒドロキシカルボ
ン酸の合計量基準で、5〜16個、好ましくは、6〜1
2個の炭素原子を有する芳香族基を80mol%以上、お
よび、4〜10個、好ましくは、6〜8個の炭素原子を
有する脂肪族基20mol%以下であり;X1は、p−フェ
ニレン基であり;Yは、エステル交換またはエステル化
されたジオールの合計量基準で、2〜4個の炭素原子を
有するアルキレンもしくはポリメチレンまたは6〜10
個の炭素原子を有するシクロアルカンもしくはジメチレ
ンシクロアルカン基少なくとも80mol%、および、4
〜16個、好ましくは、4〜8個の炭素原子を有する直
鎖もしくは分岐アルカンジイルまたは式−(C2H4−
O)n−C2H4−(式中、nは、1〜40の整数であ
る)で表される基20mol%以下であり、nは、好まし
くは、20mol%以下の含量に対して、1または2であ
り、n=10〜40の基が、好ましくは、5mol%未満
の含量しか存在しない方法。 - 【請求項9】 Xが、ジカルボン酸およびヒドロキシカ
ルボン酸の合計量基準で、p−フェニレン基90〜10
0mol%、m−フェニレン基0〜7mol%、および、4〜
10個、好ましくは、6〜8個の炭素原子を有する脂肪
族基0〜5mol%であり;X1が、p−フェニレン基であ
り;Yが、エステル交換またはエステル化されたジオー
ルの合計量基準で、2〜4個の炭素原子を有するアルキ
レンもしくはポリメチレンまたは6〜10個の炭素原子
を有するシクロアルカンもしくはジメチレンシクロアル
カン基少なくとも90mol%、および、4〜16個、好
ましくは、4〜8個の炭素原子を有する直鎖もしくは分
岐アルカンジイルまたは式−(C2H4−O)n−C2H4
−(式中、nは、1または2の数である)で表される基
10mol%以下である、請求項1〜8の少なくとも1項
に記載の方法。 - 【請求項10】 芳香族ジカルボン酸および脂肪族ジオ
ールを基体とした熱安定で、アンチモンを含まない無彩
色のポリエステルであり、請求項1に記載の方法によっ
て製造することができ、艶消しなしの状態で、その色数
成分が、 a* −3〜+3の範囲、 b* −6〜+6の範囲、および、 L* 55〜75の範囲であるポリエステル。 - 【請求項11】 請求項10に記載した芳香族ジカルボ
ン酸および脂肪族ジオールを基体とした熱安定であり、
アンチモンを含まない無彩色のポリエステルであり、ア
ンチモンを含まず、チタン1〜10ppm、リン酸、亜リ
ン酸および/またはホスホン酸あるいはそれらの誘導体
との触媒的に不活性な錯体形態のエステル交換触媒金属
20〜120ppm、リン酸、亜リン酸および/またはホ
スホン酸あるいはそれらの誘導体との触媒的に不活性な
錯体形態で一部存在するコバルト0〜80ppm、およ
び、場合によっては蛍光増白剤50ppm以下を含むポリ
エステル。 - 【請求項12】 請求項10および11の少なくとも1
項に記載の熱安定で、アンチモンを含まない無彩色のポ
リエステルであり、 アンチモンを含まず、 チタン2〜8ppm、リン酸、亜リン酸および/またはホ
スホン酸あるいはそれらの誘導体との触媒的に不活性な
錯体形態の(金属として計算した)マンガン50〜90
ppm、リン酸、亜リン酸および/またはホスホン酸ある
いはそれらの誘導体との触媒的に不活性な錯体形態で一
部存在するコバルト20〜40ppm、および、場合によ
っては蛍光増白剤25ppm以下を含むポリエステル。 - 【請求項13】 請求項10〜12の少なくとも1項に
記載の熱安定で、アンチモンを含まない無彩色のポリエ
ステルであり、艶消しなしの状態で、その色数成分が、 a* −2〜+2の範囲、 b* −3.5〜+3.5の範囲、および、 L* 60〜70の範囲であるポリエステル。 - 【請求項14】 請求項10〜13の少なくとも1項に
記載の熱安定で、アンチモンを含まない無彩色のポリエ
ステルであり、コバルトの90〜99%が、リン酸、亜
リン酸および/またはホスホン酸あるいはそれらの誘導
体との一以上の触媒的に不活性な錯体形態であるポリエ
ステル。 - 【請求項15】 請求項10〜14の少なくとも1項に
記載の熱安定で、アンチモンを含まない無彩色のポリエ
ステルであり、蛍光増白剤5〜25ppmを含むポリエス
テル。 - 【請求項16】 請求項10〜15の少なくとも1項に
記載の熱安定で、アンチモンを含まない無彩色のポリエ
ステルであって、そのポリマー鎖が、 式VI: 【化1】 で表される構造基80〜100mol%と、式VII: 【化2】 で表される構造基20〜0mol%とから形成され、 上記式中、Xが、5〜16個、好ましくは、6〜12個
の炭素原子を有する芳香族基80mol%以上、および、
4〜10個の炭素原子、好ましくは、6〜8個の炭素原
子を有する脂肪族基20mol%以下であり;X1が、p−
フェニレン基であり;Yが、2〜4個の炭素原子を有す
るアルキレンもしくはポリメチレンまたは6〜10個の
炭素原子を有するシクロアルカンもしくはジメチレンシ
クロアルカン基少なくとも80mol%、および、4〜1
6個、好ましくは、4〜8個の炭素原子を有する直鎖も
しくは分岐アルカンジイルまたは式−(C2H4−O)n
−C2H4−(式中、nは、1〜40の整数である)で表
される基20mol%以下であり、nは、好ましくは、2
0mol%以下の含量に対して、1または2であり、n=
10〜40の基が、好ましくは、5mol%未満の含量し
か存在しないポリエステル。 - 【請求項17】 請求項10〜16の少なくとも1項に
記載の熱安定で、アンチモンを含まない無彩色のポリエ
ステルであって、 Xが、p−フェニレン基90〜100mol%、m−フェ
ニレン基0〜7mol%、および、4〜10個、好ましく
は、6〜8個の炭素原子を有する脂肪族基0〜5mol%
であり;Yが、2〜4個の炭素原子を有するアルキレン
もしくはポリメチレンまたは6〜10個の炭素原子を有
するシクロアルカンもしくはジメチレンシクロアルカン
基少なくとも90mol%、4〜16個、好ましくは、4
〜8個の炭素原子を有する直鎖もしくは分岐アルカンジ
イルまたは式−(C2H4−O)n−C2H4−(式中、n
は、1または2の数である)で表される基10mol%以
下である、式IVで表される構造基からなるポリエステ
ル。 - 【請求項18】 請求項10〜17の少なくとも1項に
記載の熱安定で、アンチモンを含まない無彩色のポリエ
ステルであって、 Xが、p−フェニレン基93〜99mol%およびm−フ
ェニレン基1〜7mol%である、式IVで表される構造
基によって構成されるポリエステル。 - 【請求項19】 請求項10〜18の少なくとも1項に
記載の熱安定で、アンチモンを含まない無彩色のポリエ
ステルであって、触媒的に不活性なマンガン錯体および
コバルト錯体が、亜リン酸またはそのエステルとの錯体
であるポリエステル。 - 【請求項20】 請求項10〜19の少なくとも1項に
記載の熱安定で、アンチモンを含まない無彩色のポリエ
ステルであって、場合によっては架橋構造基1,000
ppm以下を含むポリエステル。
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