JPH0873794A - 孔版印刷用エマルジョンインク - Google Patents
孔版印刷用エマルジョンインクInfo
- Publication number
- JPH0873794A JPH0873794A JP21001994A JP21001994A JPH0873794A JP H0873794 A JPH0873794 A JP H0873794A JP 21001994 A JP21001994 A JP 21001994A JP 21001994 A JP21001994 A JP 21001994A JP H0873794 A JPH0873794 A JP H0873794A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- oil
- weight
- poly
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 常に安定した鮮明な印刷物を得ることができ
る、温度安定性の高い孔版印刷用エマルジョンインクを
提供する。 【構成】 油相および水相からなる油中水型エマルジョ
ンインクの水相に、例えばポリN−イソプロピルエチル
アクリルアミド等の可逆的感温性ゲル高分子化合物を含
有させる。 【効果】 印刷機の印刷雰囲気温度が変化しても、イン
ク粘度を一定に維持することができるので、良好な印刷
物が得られる。
る、温度安定性の高い孔版印刷用エマルジョンインクを
提供する。 【構成】 油相および水相からなる油中水型エマルジョ
ンインクの水相に、例えばポリN−イソプロピルエチル
アクリルアミド等の可逆的感温性ゲル高分子化合物を含
有させる。 【効果】 印刷機の印刷雰囲気温度が変化しても、イン
ク粘度を一定に維持することができるので、良好な印刷
物が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、孔版印刷用エマルジョ
ンインクに関し、さらに詳しくは、安定な粘度を有し、
良好な印刷物が得られる孔版印刷用エマルジョンインク
に関する。
ンインクに関し、さらに詳しくは、安定な粘度を有し、
良好な印刷物が得られる孔版印刷用エマルジョンインク
に関する。
【0002】
【従来の技術】孔版印刷は、原紙を文字画像状に穿孔
し、穿孔部からインクを通過させて印刷を行うものであ
り、容易に版の作成と多数枚の印刷物を得ることができ
るので、幅広い分野で利用されている。このような孔版
印刷において、その画像特性は原紙の穿孔部からの印刷
用インクの通過量によって大きく左右される。すなわ
ち、軟らかいインクを使用すると、画像濃度が高く、画
像均一性のよい印刷物が得られるが、印刷物が裏移りし
たり、インクが裏抜けしたり、尻濡れ(原紙の端部から
インクが漏れる現象)が発生することがある。一方、硬
いインクを使用すると、裏移り、インク漏れ等は防止さ
れるが、穿孔部からインクが通過しにくくなり、画像濃
度が低くなるという問題がある。
し、穿孔部からインクを通過させて印刷を行うものであ
り、容易に版の作成と多数枚の印刷物を得ることができ
るので、幅広い分野で利用されている。このような孔版
印刷において、その画像特性は原紙の穿孔部からの印刷
用インクの通過量によって大きく左右される。すなわ
ち、軟らかいインクを使用すると、画像濃度が高く、画
像均一性のよい印刷物が得られるが、印刷物が裏移りし
たり、インクが裏抜けしたり、尻濡れ(原紙の端部から
インクが漏れる現象)が発生することがある。一方、硬
いインクを使用すると、裏移り、インク漏れ等は防止さ
れるが、穿孔部からインクが通過しにくくなり、画像濃
度が低くなるという問題がある。
【0003】ところで孔版印刷用のインクは、印刷機の
使用環境温度によってその粘度が変化し、例えば高温度
雰囲気ではインクが軟らかくなる一方、低温度雰囲気で
は硬くなり、雰囲気温度の変化によってしばしば上記種
々の問題が発生し、良好な印刷物を得ることができない
という問題がある。
使用環境温度によってその粘度が変化し、例えば高温度
雰囲気ではインクが軟らかくなる一方、低温度雰囲気で
は硬くなり、雰囲気温度の変化によってしばしば上記種
々の問題が発生し、良好な印刷物を得ることができない
という問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術の問題点を解決し、常に安定した鮮明な印刷物
を得ることができる、温度安定性の高い孔版印刷用エマ
ルジョンインクを提供することにある。
従来技術の問題点を解決し、常に安定した鮮明な印刷物
を得ることができる、温度安定性の高い孔版印刷用エマ
ルジョンインクを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願で特許請求する発明は以下のとおりである。 (1)油相および水相からなる油中水型のエマルジョン
インクであって、前記水相に可逆的感温性ゲル高分子化
合物を含有させたことを特徴とする孔版印刷用エマルジ
ョンインク。
め、本願で特許請求する発明は以下のとおりである。 (1)油相および水相からなる油中水型のエマルジョン
インクであって、前記水相に可逆的感温性ゲル高分子化
合物を含有させたことを特徴とする孔版印刷用エマルジ
ョンインク。
【0006】
【作用】水溶液に可逆的感温性ゲル高分子化合物を含有
させると、水溶液は、ある温度以上でゲル化して溶液粘
度が上昇する。一方、前記ゲル化温度以下では溶液粘度
が低下する。すなわち、可逆的感温性ゲル高分子化合物
を含有した水溶液は、いわゆる可逆的な粘度変化特性を
示す。
させると、水溶液は、ある温度以上でゲル化して溶液粘
度が上昇する。一方、前記ゲル化温度以下では溶液粘度
が低下する。すなわち、可逆的感温性ゲル高分子化合物
を含有した水溶液は、いわゆる可逆的な粘度変化特性を
示す。
【0007】ところで、油中水型エマルジョンインク
は、外側の油相成分中に内側の水相成分が分散された構
造になっており、いわゆる非ニュートン流動の挙動を示
す。従ってインクの粘度は、油相成分に対する水相成分
の割合、水相成分の分散状態、水相の粘度等によって大
きく影響を受ける。そこで、油中水型のエマルジョンイ
ンクの水相に前記可逆的感温性ゲル高分子化合物を含有
させることにより、エマルジョンインクの粘度が可逆的
に変化する、いわゆる自己粘度調節機能を有するインク
となり、温度変化に対するインクの粘度変化を一定とす
ることができる。従って、水相に可逆的感温性ゲル高分
子化合物を含むエマルジョンインクを孔版印刷に用いる
ことにより、孔版印刷用原紙からのインクの通過量が安
定し、良好な印刷物が得られる。
は、外側の油相成分中に内側の水相成分が分散された構
造になっており、いわゆる非ニュートン流動の挙動を示
す。従ってインクの粘度は、油相成分に対する水相成分
の割合、水相成分の分散状態、水相の粘度等によって大
きく影響を受ける。そこで、油中水型のエマルジョンイ
ンクの水相に前記可逆的感温性ゲル高分子化合物を含有
させることにより、エマルジョンインクの粘度が可逆的
に変化する、いわゆる自己粘度調節機能を有するインク
となり、温度変化に対するインクの粘度変化を一定とす
ることができる。従って、水相に可逆的感温性ゲル高分
子化合物を含むエマルジョンインクを孔版印刷に用いる
ことにより、孔版印刷用原紙からのインクの通過量が安
定し、良好な印刷物が得られる。
【0008】本発明の孔版印刷用エマルジョンインク
は、油中水型エマルジョンインクであり、例えば溶剤、
樹脂、着色剤、乳化剤等を含む油相成分10〜70重量
部に、90〜30重量部の水相成分を添加して乳化させ
ることによって製造される。水相中の可逆的感温性ゲル
高分子化合物の含有量は、0.01〜50重量%であ
り、好ましくは、0.1〜20重量%である。含有量が
0.01重量%未満では粘度調節機能が発揮されず、5
0重量%を越えるとインクの初期粘度が高くなって原紙
の目詰まりが生じやすくなる。また含有量が0.1〜2
0重量%であればインクの初期粘度が高くなり過ぎず、
また原紙の目詰まりを生じることもない。
は、油中水型エマルジョンインクであり、例えば溶剤、
樹脂、着色剤、乳化剤等を含む油相成分10〜70重量
部に、90〜30重量部の水相成分を添加して乳化させ
ることによって製造される。水相中の可逆的感温性ゲル
高分子化合物の含有量は、0.01〜50重量%であ
り、好ましくは、0.1〜20重量%である。含有量が
0.01重量%未満では粘度調節機能が発揮されず、5
0重量%を越えるとインクの初期粘度が高くなって原紙
の目詰まりが生じやすくなる。また含有量が0.1〜2
0重量%であればインクの初期粘度が高くなり過ぎず、
また原紙の目詰まりを生じることもない。
【0009】本発明において、エマルジョンインクの水
相に添加される可逆的感温性ゲル高分子化合物として
は、例えばメチルセルロース誘導体、ポリN−置換アク
リルアミド誘導体、ポリN−置換メタクリルアミド誘導
体、ポリN,N−ジ置換アクリルアミド誘導体、ポリ
N,N−ジ置換メタクリルアミド誘導体、ポリエチレン
オキサイド、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルア
ルコール部分鹸化物等があげられ、なかでもメチルセル
ロース誘導体、ポリN−置換アクリルアミド誘導体、ポ
リN−置換メタクリルアミド誘導体、ポリN,N−ジ置
換アクリルアミド誘導体、ポリN,N−ジ置換メタクリ
ルアミド誘導体、ポリエチレンオキサイドが好ましい。
相に添加される可逆的感温性ゲル高分子化合物として
は、例えばメチルセルロース誘導体、ポリN−置換アク
リルアミド誘導体、ポリN−置換メタクリルアミド誘導
体、ポリN,N−ジ置換アクリルアミド誘導体、ポリ
N,N−ジ置換メタクリルアミド誘導体、ポリエチレン
オキサイド、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルア
ルコール部分鹸化物等があげられ、なかでもメチルセル
ロース誘導体、ポリN−置換アクリルアミド誘導体、ポ
リN−置換メタクリルアミド誘導体、ポリN,N−ジ置
換アクリルアミド誘導体、ポリN,N−ジ置換メタクリ
ルアミド誘導体、ポリエチレンオキサイドが好ましい。
【0010】以下に、本発明に用いられる具体的な可逆
的感温性ゲル高分子化合物とそのゲル化温度を示す。例
えば、メチルセルロース:50〜55℃、ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース:60〜70℃、ポリN−n−
プロピルアクリルアミド:22℃、ポリN−n−プロピ
ルメタクリルアミド:28℃、ポリN−イソプロピルエ
チルアクリルアミド:31℃、ポリN−イソプロピルメ
タクリルアミド:44℃、ポリN−シクロプロピルアク
リルアミド:46℃、ポリN−シクロプロピルメタクリ
ルアミド:59℃、ポリN−メチル−Nエチルアクリル
アミド:56℃、ポリN、N−ジエチルアクリルアミ
ド:32℃、ポリN−メチル−N−イソプロピルアクリ
ルアミド:22℃、ポリN−メチル−N−nプロピルア
クリルアミド:20℃、ポリN−アクロイルピロリジ
ン:56℃、ポリN−アクロイルピペリジン:6℃、ポ
リエチレンオキサイド:98℃等である。
的感温性ゲル高分子化合物とそのゲル化温度を示す。例
えば、メチルセルロース:50〜55℃、ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース:60〜70℃、ポリN−n−
プロピルアクリルアミド:22℃、ポリN−n−プロピ
ルメタクリルアミド:28℃、ポリN−イソプロピルエ
チルアクリルアミド:31℃、ポリN−イソプロピルメ
タクリルアミド:44℃、ポリN−シクロプロピルアク
リルアミド:46℃、ポリN−シクロプロピルメタクリ
ルアミド:59℃、ポリN−メチル−Nエチルアクリル
アミド:56℃、ポリN、N−ジエチルアクリルアミ
ド:32℃、ポリN−メチル−N−イソプロピルアクリ
ルアミド:22℃、ポリN−メチル−N−nプロピルア
クリルアミド:20℃、ポリN−アクロイルピロリジ
ン:56℃、ポリN−アクロイルピペリジン:6℃、ポ
リエチレンオキサイド:98℃等である。
【0011】本発明において、エマルジョンインクの水
相成分としては、水および上記可逆的感温性ゲル高分子
化合物以外に、必要に応じて着色剤、樹脂、湿潤剤、電
解質、防かび剤、酸化防止剤等が添加される。着色剤と
しては、後述する油相成分で使用される染料、顔料を使
用することができる。本発明において、エマルジョンイ
ンクの油相成分としては、溶剤、樹脂、着色剤、乳化剤
が使用される。溶剤としては、例えば石油系溶剤、不揮
発性鉱物油等が用いられ、具体的には4号ソルベント
(日本石油社製)、アイソゾール(日本石油社製)、イ
ンクソルベント240(三菱石油社製)、AFソルベン
ト、11号インクオイル(日本石油社製)、モータオイ
ル、スピンドル油、軽油、マシン油、オリーブ油、ヒマ
シ油、大豆油、流動パラフィン等があげられる。樹脂と
しては、例えばフェノール樹脂、マレイン酸樹脂、石油
樹脂、アルキッド樹脂、ロジンエステル、テルペン樹脂
等があげられる。
相成分としては、水および上記可逆的感温性ゲル高分子
化合物以外に、必要に応じて着色剤、樹脂、湿潤剤、電
解質、防かび剤、酸化防止剤等が添加される。着色剤と
しては、後述する油相成分で使用される染料、顔料を使
用することができる。本発明において、エマルジョンイ
ンクの油相成分としては、溶剤、樹脂、着色剤、乳化剤
が使用される。溶剤としては、例えば石油系溶剤、不揮
発性鉱物油等が用いられ、具体的には4号ソルベント
(日本石油社製)、アイソゾール(日本石油社製)、イ
ンクソルベント240(三菱石油社製)、AFソルベン
ト、11号インクオイル(日本石油社製)、モータオイ
ル、スピンドル油、軽油、マシン油、オリーブ油、ヒマ
シ油、大豆油、流動パラフィン等があげられる。樹脂と
しては、例えばフェノール樹脂、マレイン酸樹脂、石油
樹脂、アルキッド樹脂、ロジンエステル、テルペン樹脂
等があげられる。
【0012】また、着色剤としては、例えばファーネス
カーボンブラック、ランプブラック、シアニンブルー、
レーキレッド、シアニングリーン、酸化チタン、炭酸カ
ルシウム等の顔料があげられる。乳化剤としては、非イ
オン性界面活性剤が好ましく、例えばソルビタン高級脂
肪酸エステル、脂肪酸モノグリセリド、高級アルコー
ル、アルキルフェノール、脂肪酸の酸化エチレン付加物
等が用いられる。
カーボンブラック、ランプブラック、シアニンブルー、
レーキレッド、シアニングリーン、酸化チタン、炭酸カ
ルシウム等の顔料があげられる。乳化剤としては、非イ
オン性界面活性剤が好ましく、例えばソルビタン高級脂
肪酸エステル、脂肪酸モノグリセリド、高級アルコー
ル、アルキルフェノール、脂肪酸の酸化エチレン付加物
等が用いられる。
【0013】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明する。なお、本発明はこれらに限定されるものではな
い。 実施例1 ファーネスカーボンブラック:4重量部、アルキッド樹
脂:6重量部、インクソルベント240:17重量部、
ソルビタンモノオレエート:3重量部を混合し、3本ロ
ーラーで十分混練して油相成分を調製した。次いでポリ
N−イソプロピルエチルアクリルアミド(可逆的ゲル化
温度:31℃):10重量部、エチレングリコール:5
重量部、水:55重量部を混合し、十分に攪拌して均一
な、可逆的感温性ゲル高分子化合物を含有する水相成分
を調製した。この水相成分を前記油相成分に攪拌しなが
ら徐々に添加し、乳化させ、油中水型エマルジョンイン
クとした。
明する。なお、本発明はこれらに限定されるものではな
い。 実施例1 ファーネスカーボンブラック:4重量部、アルキッド樹
脂:6重量部、インクソルベント240:17重量部、
ソルビタンモノオレエート:3重量部を混合し、3本ロ
ーラーで十分混練して油相成分を調製した。次いでポリ
N−イソプロピルエチルアクリルアミド(可逆的ゲル化
温度:31℃):10重量部、エチレングリコール:5
重量部、水:55重量部を混合し、十分に攪拌して均一
な、可逆的感温性ゲル高分子化合物を含有する水相成分
を調製した。この水相成分を前記油相成分に攪拌しなが
ら徐々に添加し、乳化させ、油中水型エマルジョンイン
クとした。
【0014】得られたエマルジョンインクをデジタル孔
版印刷機RA205(理想科学工業社製)に供給し、雰
囲気温度20℃と35℃で孔版印刷を行ったところ、両
温度とも画像濃度、画像均一性が良好で、裏移り、裏抜
けが少ない良好な印刷物が得られた。 実施例2 ポリN−n−プロピルアクリルアミド(可逆的ゲル化温
度:22℃):4重量部、ポリN、N−ジエチルアクリ
ルアミド(可逆的ゲル化温度:32℃):6重量部、エ
チレングリコール:5重量部および水:55重量部を混
合し、十分に攪拌したものを水相成分として用いた以外
は上記実施例1と同様にして油中水型エマルジョンイン
クを調製し、得られたエマルジョンインクを用いて上記
実施例1と同様にして孔版印刷を行ったところ、25℃
および35℃とも画像濃度、画像均一性が良好で、裏移
り、裏抜けの少ない印刷物が得られた。また35℃で連
続1000枚印刷したところ、尻漏れ(原紙の端部から
インクが漏れる現象)の発生は認められなかった。
版印刷機RA205(理想科学工業社製)に供給し、雰
囲気温度20℃と35℃で孔版印刷を行ったところ、両
温度とも画像濃度、画像均一性が良好で、裏移り、裏抜
けが少ない良好な印刷物が得られた。 実施例2 ポリN−n−プロピルアクリルアミド(可逆的ゲル化温
度:22℃):4重量部、ポリN、N−ジエチルアクリ
ルアミド(可逆的ゲル化温度:32℃):6重量部、エ
チレングリコール:5重量部および水:55重量部を混
合し、十分に攪拌したものを水相成分として用いた以外
は上記実施例1と同様にして油中水型エマルジョンイン
クを調製し、得られたエマルジョンインクを用いて上記
実施例1と同様にして孔版印刷を行ったところ、25℃
および35℃とも画像濃度、画像均一性が良好で、裏移
り、裏抜けの少ない印刷物が得られた。また35℃で連
続1000枚印刷したところ、尻漏れ(原紙の端部から
インクが漏れる現象)の発生は認められなかった。
【0015】実施例3 メチルセルロース(可逆的ゲル化温度:50〜55
℃):2重量部、ポリN−n−プロピルメタクリルアミ
ド(可逆的ゲル化温度:28℃):4重量部、エチレン
グリコール:5重量部および水:59重量部を混合し、
十分に攪拌したものを水相成分として用いた以外は上記
実施例1と同様にして油中水型エマルジョンインクを調
製し、得られたエマルジョンインクを用いて上記実施例
1と同様にして孔版印刷を行ったところ、20℃および
30℃とも画像濃度、画像均一製が良好で、裏移り、裏
抜けの少ない印刷物が得られた。また印刷機を夏の季節
に直射日光下の車中で5時間放置した直後(車中の温度
は最高60℃)に、雰囲気温度20℃の室内で印刷した
ところ、印刷機および原紙の汚れもなく良好な印刷物が
得られた。
℃):2重量部、ポリN−n−プロピルメタクリルアミ
ド(可逆的ゲル化温度:28℃):4重量部、エチレン
グリコール:5重量部および水:59重量部を混合し、
十分に攪拌したものを水相成分として用いた以外は上記
実施例1と同様にして油中水型エマルジョンインクを調
製し、得られたエマルジョンインクを用いて上記実施例
1と同様にして孔版印刷を行ったところ、20℃および
30℃とも画像濃度、画像均一製が良好で、裏移り、裏
抜けの少ない印刷物が得られた。また印刷機を夏の季節
に直射日光下の車中で5時間放置した直後(車中の温度
は最高60℃)に、雰囲気温度20℃の室内で印刷した
ところ、印刷機および原紙の汚れもなく良好な印刷物が
得られた。
【0016】実施例4 モータオイル:10重量部、インクソルベント240:
17重量部、ソルビタンモノオレエート:3重量部を混
合し、十分混練して油相成分を調整した。次いで、ファ
ーネスカーボンブラック:4重量部、ポリN−イソプロ
ピルエチルアクリルアミド(可逆的ゲル化温度:31
℃):10重量部、エチレングリコール:5重量部およ
び水:51重量部を混合し、ボールミルで充分分散し、
着色剤と可逆的感温性ゲル高分子化合物を含有する水相
成分を調製した。この水相成分を前記油相成分に攪拌し
ながら徐々に添加し、乳化させ、油中水型エマルジョン
インクを調製した。得られたエマルジョンインクを用い
て上記実施例1と同様にして孔版印刷を行ったところ、
20℃および35℃とも画像濃度、画像均一性が良好
で、裏移り、裏抜けの少ない印刷物が得られた。
17重量部、ソルビタンモノオレエート:3重量部を混
合し、十分混練して油相成分を調整した。次いで、ファ
ーネスカーボンブラック:4重量部、ポリN−イソプロ
ピルエチルアクリルアミド(可逆的ゲル化温度:31
℃):10重量部、エチレングリコール:5重量部およ
び水:51重量部を混合し、ボールミルで充分分散し、
着色剤と可逆的感温性ゲル高分子化合物を含有する水相
成分を調製した。この水相成分を前記油相成分に攪拌し
ながら徐々に添加し、乳化させ、油中水型エマルジョン
インクを調製した。得られたエマルジョンインクを用い
て上記実施例1と同様にして孔版印刷を行ったところ、
20℃および35℃とも画像濃度、画像均一性が良好
で、裏移り、裏抜けの少ない印刷物が得られた。
【0017】比較例1 可逆的感温性ゲル高分子化合物を用いず、エチレングリ
ール:5重量部および水:65重量部を混合し、充分に
攪拌したものを水相成分とした以外は、上記実施例1と
同様にして油中水型エマルジョンインクを調製し、得ら
れたインクを用いて上記実施例1と同様の孔版印刷を行
ったところ、25℃では画像濃度、画像均一性が良好で
裏移り、裏抜けの少ない印刷物が得られたが、35℃で
は画像がにじみ、裏移り、裏抜けが多い印刷物となっ
た。また、連続1000枚印刷したところ、尻濡れ(原
紙の端部からインクが漏れる現象)が認められた。
ール:5重量部および水:65重量部を混合し、充分に
攪拌したものを水相成分とした以外は、上記実施例1と
同様にして油中水型エマルジョンインクを調製し、得ら
れたインクを用いて上記実施例1と同様の孔版印刷を行
ったところ、25℃では画像濃度、画像均一性が良好で
裏移り、裏抜けの少ない印刷物が得られたが、35℃で
は画像がにじみ、裏移り、裏抜けが多い印刷物となっ
た。また、連続1000枚印刷したところ、尻濡れ(原
紙の端部からインクが漏れる現象)が認められた。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、エマルジョンインクの
水相に、可逆的感温性ゲル高分子化合物を含有させたこ
とにより、印刷機の印刷雰囲気温度が変化しても、常に
一定のインク粘度を維持することができるので、画像濃
度が高く、画像均一性に優れ、裏移り、裏抜け等の少な
い、良好な印刷物が得られる。
水相に、可逆的感温性ゲル高分子化合物を含有させたこ
とにより、印刷機の印刷雰囲気温度が変化しても、常に
一定のインク粘度を維持することができるので、画像濃
度が高く、画像均一性に優れ、裏移り、裏抜け等の少な
い、良好な印刷物が得られる。
Claims (1)
- 【請求項1】 油相および水相からなる油中水型のエマ
ルジョンインクであって、前記水相に可逆的感温性ゲル
高分子化合物を含有させたことを特徴とする孔版印刷用
エマルジョンインク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21001994A JPH0873794A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 孔版印刷用エマルジョンインク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21001994A JPH0873794A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 孔版印刷用エマルジョンインク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0873794A true JPH0873794A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16582483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21001994A Pending JPH0873794A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 孔版印刷用エマルジョンインク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0873794A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006152284A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-06-15 | Gr Advanced Materials Ltd | エマルションインク |
-
1994
- 1994-09-02 JP JP21001994A patent/JPH0873794A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006152284A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-06-15 | Gr Advanced Materials Ltd | エマルションインク |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5573578A (en) | Stencil printing emulsion ink | |
| US5880214A (en) | Emulsion inks for stencil printing | |
| US5637137A (en) | Emulsion ink for stencil printing | |
| US5575839A (en) | Stencil printing emulsion ink | |
| JPH0562628B2 (ja) | ||
| JPH10168369A (ja) | 孔版印刷用エマルションインキ | |
| JPH0834944A (ja) | 孔版印刷用エマルジョンインク | |
| JP2585927B2 (ja) | 孔版印刷用エマルションインキ | |
| JPH09157571A (ja) | 孔版印刷用エマルションインキ | |
| US5718748A (en) | Emulsion ink for stencil printing | |
| JPH09249840A (ja) | 孔版印刷用エマルションインキ | |
| JP3393971B2 (ja) | 孔版印刷用エマルションインキ | |
| EP1227137B1 (en) | Emulsion ink for stencil printing and its use | |
| JPH0873794A (ja) | 孔版印刷用エマルジョンインク | |
| JP3425502B2 (ja) | 孔版印刷用エマルションインキ | |
| JPH06128516A (ja) | 孔版印刷用エマルジョンインクおよび孔版印刷方法 | |
| JPH08245915A (ja) | 孔版印刷用エマルジョンインク | |
| JPS6152867B2 (ja) | ||
| JPH1112521A (ja) | 孔版印刷用エマルションインキ | |
| JPH10140069A (ja) | 孔版印刷用エマルションインキ | |
| JP2000345088A (ja) | 孔版印刷用エマルションインキ | |
| JPH1112522A (ja) | 孔版印刷用エマルションインキ | |
| JPH04288375A (ja) | 孔版印刷用エマルジョンインキ | |
| JP4253287B2 (ja) | 孔版印刷用エマルジョンインク | |
| JPH06329970A (ja) | 孔版印刷用エマルションインキ |