JPH087409Y2 - 文字練習用教材作成具 - Google Patents

文字練習用教材作成具

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JPH087409Y2
JPH087409Y2 JP1992032214U JP3221492U JPH087409Y2 JP H087409 Y2 JPH087409 Y2 JP H087409Y2 JP 1992032214 U JP1992032214 U JP 1992032214U JP 3221492 U JP3221492 U JP 3221492U JP H087409 Y2 JPH087409 Y2 JP H087409Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば漢字の習得のた
めに用いられる文字練習用教材作成具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】小学校では、学習中の国語の教科書に新
たに出てくる漢字(以下、新出漢字と称する)を、例え
ば書き取りや書写等により生徒に習得させている。これ
らの漢字の習得には、例えば学習中の国語の教科書に基
づき、先生がノートの最上段に新出漢字を一文字ずつ手
本文字として書き、生徒が上記手本文字を見ながら練習
文字を手本文字の下の段からノートの一番下の段まで反
復しながら書くといった方法がある。この方法によれ
ば、新出漢字を反復しながら書くことができるので、漢
字自身を覚えることは容易にできるが、手本文字を見な
がら練習文字を書くことが、ノートの下の段になるほど
困難となるので、練習文字を手本文字通りに書くことが
難しくなり、練習文字の上達が難しくなるという問題が
ある。
【0003】そこで、図6に示すような、左列には、予
め手本文字である同一手本漢字が最上段から最下段まで
書かれ、右列には、これらの手本漢字にそれぞれ対応さ
せて練習文字を書くことのできる空欄が設けられている
文字練習用の教材シートを使用することが望ましい。
【0004】このような教材シートを使用すれば、左列
の手本文字を絶えず見ながら文字練習をすることができ
るので、手本文字を覚えるだけではなく、練習文字の上
達にもなり、文字を上手に書くことができるようにな
る。
【0005】なお、上記教材シートは、例えば先生が手
本文字を上から下まで書き込みこれを原稿とし、生徒数
分だけ上記原稿を複写することにより作成される。
【0006】また、上記のような教材シート以外の文字
練習用教材としては、例えば実開昭57−201571
号、実開昭61−124067号などに記載されてい
る。
【0007】実開昭57−201571号では、特に、
幼児あるいは児童を対象とした文字指導の初期に使用さ
れる文字練習用教材について記載されている。この文字
練習用教材1枚には、幼児あるいは児童が、繰り返し文
字を書く練習ができるように、少なくとも1種類の手本
文字が複数個書かれている。例えば、上記用紙を透明二
重紙の間に入れて、下敷きとして用いれば、その上から
手本文字をなぞることによって、文字を書く練習ができ
るようになっている。また、手本文字の書かれた用紙と
練習用の用紙とが別々となっているので、一通り手本文
字をなぞり終えても、練習用の用紙を取り替えることに
より、何度でも文字を書く練習ができるようになってい
る。また、用紙の偶数行おきに、例えば手本文字を複数
個記し、用紙の奇数行おきに、例えば手本文字を練習す
るための空欄を複数個設けることで、同一用紙上で手本
文字の練習ができるようになっている。
【0008】また、実開昭61−124067号では、
1つの漢字について、その音読み、および訓読み、筆
順、語意、そして上記漢字を用いた熟語ならびにその読
み方、意味、などを記載するような空欄と上記熟語の練
習欄とを設けた漢字練習表について記載されている。こ
れにより、単に1つの漢字だけを練習するよりも、その
漢字の持つ意味を正確に理解しながら習得することがで
きるので、小、中学校はもとより、高校、大学の受験勉
強用や国家試験および官公庁の採用試験の勉強用として
利用できるものである。
【0009】なお、児童が手書き練習できる教材シート
とは異なるが、例えば実公昭63− 12359号公報に
は、手本文字が書かれた表示板を教室等の黒板に容易に
止着できるようにして一斉指導を行う文字教習具が提案
されている。これにより、黒板にチョークを使って文字
を書く手間が省かれ、かつ正しい文字形状を児童等に示
すことができるようになっている。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、先生自
身で文字練習用の教材シートを作成するのであれば労力
と時間がかかるという問題が生じる。そこで、教材シー
トを印刷会社に作成してもらう方法が考えられるが、小
学1年生から6年生までに習得する漢字、すなわち文部
省から指定されている習得漢字の総数は、1006文字
である。そこで、図6に示すような教材シートを作成す
るには、シート1枚あたり5文字ずつとして印刷用版下
が約200枚必要となる。そして、教材シートを印刷す
る場合、印刷部数を最低各教材シートの版下約200枚
に対してそれぞれ3000部注文しなければならない。
このため、多くの学校では、生徒数の関係から教材シー
トの受注部数が少なく、印刷が不可能となる場合が多
い。
【0011】このように教材シートの印刷が不可能の場
合、例えば市販の教材を使用したり、あるいは先生自ら
が教科書の新出漢字に基づいて教材シートを作成しなけ
ればならないので、各教材シート作るために、費用と手
間がかり、簡単に教材作りを行うことができないという
問題が生じる。
【0012】また、教材シートの受注部数が多く、教材
シートの印刷が可能であっても、教科書は、3年毎に改
訂され、その都度同一出版会社の教科書でありながら、
新出漢字の出順が異なる場合がある。このような場合、
改訂後の教科書に基づいて印刷用版下を一から作り変え
なければならず、前回までの版下が無駄となるので、文
字練習用教材の作成に掛かる費用が割高なものとなると
いう問題が生じる。
【0013】また、実開昭57−201571号に記載
の文字練習用教材では、指導対象があくまでも文字を習
い始めたばかりの幼児あるいは児童であるので、練習文
字が 平易な平仮名、片仮名などに限定されている。ま
た、仮に、手本文字を漢字にして、1種類の漢字につき
1枚の用紙を用意するとすれば、そのような手本漢字の
書かれた用紙が最高1006枚必要となり、上記と同様
に、漢字の練習用教材を作成するのに多大の費用と手間
を要するという問題が生じる。さらに、1枚の用紙に複
数種類の漢字を手本文字として記入するとすれば、漢字
の出順が固定されてしまうので、学校で使用する教科書
が変更されたり、教科書が改訂される毎に文字練習用教
材も一から作り変えなければならないという前記と同様
の問題が生ずる。
【0014】また、実開昭61−124067号に開示
された漢字練習表においても、1枚の用紙で複数種類の
漢字を練習するようになっているので、上記と同様に漢
字の出順が固定された教材を提供することしかできな
い。したがって、教科書の変更や改定ごとに、漢字練習
表を一から作り変えなければならないという前記と同様
の問題が生ずる。
【0015】本考案は、上記問題点に鑑みなされたもの
であって、その目的は、教材シートの作成を容易に行う
ことができ、教材作成に掛かる費用をより安価とするよ
うな文字練習用教材作成具を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の文字練習
用教材作成具は、複数の同一形状のカード状シートから
成る文字練習用教材作成具であって、各シートの表面
に、1枚のシートにつき一種類の手本文字が書かれると
ともに、その手本文字の練習用の空欄が設けられ、上記
シートを固定するための板状のシート固定部材上に、上
記シートを複数枚並べて固定することにより1枚の複写
元となって、文字練習用教材の作成に供されることを特
徴とするものである。
【0017】請求項2記載の文字練習用教材作成具は、
上記請求項1記載の文字練習用教材作成具において、上
記シートは、小学校で学習する文部省指定習得漢字数と
同数 用意され、1枚のシートにつき一種類の手本漢字が
繰り返し書かれるとともに、それぞれの手本漢字に対応
させながら練習文字を書くことのできる空欄が設けられ
ていることを特徴とするものである。
【0018】請求項3記載の文字練習用教材作成具は、
上記請求項1または2記載の文字練習用教材作成具にお
いて、上記シートの裏面に、上記シートの表面に書かれ
た手本文字と異なる文字を使用した手本熟語が書かれる
とともに、この手本熟語に対応させながら練習文字を書
くことのできる空欄が設けられ、手本文字の書かれたシ
ートの表面と、上記手本文字と同じ文字を使用した手本
熟語の書かれた別シートの裏面とを並べて一組としたも
のの複数組を上記シート固定部材上に並べて固定するこ
とにより1枚の複写元となって、1枚の文字練習用教材
の作成に供されることを特徴とするものである。
【0019】請求項4記載の文字練習用教材作成具は、
請求項1、2または3記載の文字練習用教材作成具にお
いて、手本文字の書かれたシートの表面に、上記手本文
字を分類するための第1の番号または記号を書くための
空欄が設けられるとともに、上記手本文字と同じ文字を
使用した手本熟語の書かれた別シートの裏面に、上記第
1の番号または記号と関連付けて上記手本熟語を分類す
るための第2の番号または記号を書くための空欄が設け
られていることを特徴とするものである。
【0020】請求項5記載の文字練習用教材作成具は、
請求項1、2、3または4記載の文字練習用教材作成具
において、上記原稿シートがマグネットシートから成る
ことを特徴とするものである。
【0021】
【作用】請求項1の構成により、シートが複数の同一形
状のカード状であり、これらカード状シートをシート固
定部材上に複数枚並べることによって1枚の複写元を構
成するようになっている。したがって、学習する文字の
総数分のカード状シートを予め一度だけ作製しておきさ
えすれば、学習に必要な文字を、必要な順序で掲 載した
複写元を簡単に準備することができる。
【0022】例えば、学習文字が平仮名であれば、50
音順に学習する教材シートや、「あ・か・さ・た・な
…」のような同一母音文字を学習する教材シートや、
「い・ろ・は…」の順に学習する教材シートなど、多種
類の教材シートを手早く作成することができる。
【0023】また、例えば、学習文字が漢字であれば、
同一学年であっても教科書会社によって異なる漢字の出
順に容易に対応することができ、教科書が改訂された場
合でも、漢字の出順の変化に対応した複写元を簡単に準
備することができる。
【0024】このように、複写元の変更は、カード状シ
ートの並べ換えだけで済み、カード状シートは繰り返し
利用されるので、文字練習用教材を一から作り直す費用
や手間が省け、教材の作成業者または印刷業者にとって
も、学校現場にとっても、コスト削減および省力化の大
きな効果をもたらすことができる。
【0025】請求項2の構成により、カード状シートは
小学校で学習する文部省指定習得漢字数と同数用意され
ているので、学習に必要なカード状シートをシート固定
部材上に並べるだけで、教科書の変更や改訂によって変
化する漢字の出順に対応した複写元を簡単に準備するこ
とができる。
【0026】また、1枚のカード状シートでは、1種類
の手本漢字に対応させながら練習文字を繰り返し書くこ
とができるようになっているので、漢字を覚えること
や、手本漢字の通り上手に漢字が書けるようになるとい
う学習効果を高めることができる。
【0027】請求項3の構成により、手本文字の書かれ
たシートと、上記手本文字を使用した手本熟語の書かれ
た別シートとを1組として、シート固定部材上に複数組
並べて固定することにより、学習に必要な文字と熟語と
を、必要な順序で掲載した複 写元を簡単に準備すること
ができる。
【0028】この複写元によって作成された文字練習用
教材を使用すれば、手本文字を書く練習のみならず、そ
れに併せて、上記手本文字を使用した手本熟語をも練習
することができるので、例えば新出漢字とその漢字を使
用した熟語とを同時に覚えることができる。
【0029】請求項4の構成により、シートの表面およ
び裏面に設けられた空欄に記入する分類用の番号または
記号によって、手本文字の書かれたシートと、上記手本
文字と同じ文字を使用した手本熟語の書かれたシートと
を互いに関連付けることができるので、手本文字と同じ
文字を使用した手本熟語の書かれたシートを迅速に見つ
けることができる。したがって、請求項3に記載の手本
文字と手本熟語とを掲載した文字練習用教材を一層簡便
に作成することができる。
【0030】請求項5の構成により、上記シートがマグ
ネットシートからできているので、シート固定部材が磁
性体または金属であれば、上記シートが上記シート固定
部材に止着し、シートのずれ、欠落が防止できるととも
に、シートの着脱を容易かつ確実に行うことができる。
【0031】
【実施例】〔実施例1〕 本考案の一実施例について図1ないし図2に基づいて説
明すれば、以下の通りである。
【0032】本実施例の文字練習用教材作成具は、図1
に示すように、長方形カード状のシート(以下、原稿シ
ートと称する)1からなり、上記原稿シート1は、複数
枚用意される。
【0033】原稿シート1は、表面1aに漢字を表示す
るための第一方形枠2と、この第一方形枠2の下側に、
第一方形枠2に書かれた漢字の手本文字を書くための複
数の第二方形枠3…と、第二方形枠3に隣接し、且つ同
数の、練習文字用方形枠4…とを有する。なお、この原
稿シート1には、一枚につき一種類の漢字が書かれる。
【0034】上記第一方形枠2は、原稿シート1の最上
端に設けられ、漢字の書き順および正確な形を見やすく
するために、同一原稿シート1の表面上に設けられた他
の方形枠より大きくされている。
【0035】第二方形枠3…は、上記第一方形枠2の下
側左半分に設けられたものであり、この枠のサイズは第
一方形枠2より小さく、上から下まで所定間隔で連続的
に配列されている。そして、これら第二方形枠3…に
は、全ての枠に第二方形枠2に書かれた漢字の手本文字
が書かれている。
【0036】練習文字用方形枠4は、第一方形枠2の下
側かつ第二方形枠3の右側に隣接して設けられたもので
あり、この枠のサイズは第二方形枠3と同一サイズであ
り、さらに第二方形枠3…と同様に上から下まで所定間
隔で連続的に配列されている。そして、これら練習文字
用方形枠4…は、第二方形枠3…と同数設けられるとと
もに、第二方形枠3…に書かれた手本文字に対応する練
習文字を書くことができるように空欄となっている。
【0037】なお、小学校6年間で習得する漢字数は、
文部省指定習得漢字数1006文字であるので、上記原
稿シート1は、1006枚必要とされる。
【0038】また、原稿シート1は、マグネットシート
からなり、そして、このマグネットシートを固定するた
めの磁性体からなる板状のシート固定部材に固定できる
ようになっている。
【0039】ここで、上記構成の文字練習用教材作成具
による文字練習用の教材の作成について、以下に説明す
る。
【0040】先ず、学習中の教科書に新たに新出する漢
字(以下、新出漢字と称する)に基づき、予め手本文字
の書かれた原稿シート1を所定枚数、例えば5枚並べ
る。つぎに、並べた原稿シート1…を、複写機等で複写
することにより、文字練習用の教材シート11が作成さ
れる。
【0041】上記のように作成された文字練習用の教材
シート11は、図2に示すように、教材シート11上端
側には、書き順の記された漢字が一文字ずつ書かれ、そ
の下側の左列には手本文字が書かれ、右側には練習文字
を書くための空欄が設けられている。
【0042】従来、教材シートは、各教科書毎に作成さ
れ、さらに3年毎の教科書の改訂毎に更新されている。
なお、小学校における国語の教科書は、6社の出版会社
から出版されており、それぞれの出版会社の教科書で
は、新出漢字の出順が異なっているので、文字練習用の
教材シートは、各教科書に準じた教材シートの複写用の
原稿が必要となる。また、同一出版会社の教科書であっ
ても、3年毎に改訂され、それにともなって新出漢字の
出順が変わるので、その都度教材シートの複写用原稿を
新たに作成する必要がある。
【0043】しかしながら、本実施例の文字練習用教材
作成具によれば、教材シート11は、学習中の教科書に
添って漢字の書かれた原稿シート1を組み合わせて並
べ、そして複写機等で複写するだけで作成することがで
きるので、教科書の新出漢字に添った文字練習用の教材
を、簡単にそして自由な組み合わせで習得文字数分だけ
作成することができる。
【0044】従って、各出版会社の教科書毎に対応する
教材シートの複写用原稿を作成する必要がなくなり、文
字練習用教材の作成に掛かる時間と費用を低減すること
ができる。
【0045】さらに、原稿シート1がマグネットシート
からなっているので、原稿シート1を固定するとき、板
状の磁性体に着脱することにより容易にしかも確実に教
材シートの複写用原稿を作成することができる。また、
マグネットシートは、耐久性に富んでいるので、文字練
習用教材作成具の繰り返し使用が可能となる。
【0046】なお、本実施例では、原稿シートをマグネ
ットシートで作成しているが、上記効果を得られるもの
であれば特に限定しない。
【0047】〔実施例2〕 本考案の他の実施例について図3ないし図4に基づいて
説明すれば、以下の通りである。
【0048】原稿シート1は、図3(a)に示すよう
に、原稿シート1の表面1aには、実施例1と同様に、
新出漢字とその手本漢字と練習文字を書くようになって
おり、さらに原稿シート1の裏面1bには、図3(b)
に示すように、同一原稿シート1の表面1aに書かれた
新出漢字とは異なる新出漢字に対する熟語が書かれてい
る。このように、同一原稿シートの表面に書かれた漢字
とその裏面に書かれた熟語に使用される漢字とが異なっ
ているのは、文字練習用教材シートを作成するとき、新
出漢字とその漢字を使用した熟語を同一教材シート上に
複写できるようにするためである。
【0049】原稿シート1の表面1aには、実施例1で
示したように、新出漢字の書き順を示した第一方形枠2
と、第一方形枠2に書かれた漢字の手本文字が書かれた
第二方形枠3…と、第二方形枠3…に書かれた手本文字
に対する練習文字を書くための練習文字用方形枠4…が
設けられている。
【0050】本実施例では、原稿シート1の裏面1b
に、熟語の手本文字を書くための縦に連続した熟語用方
形枠5…と、この熟語の手本文字に対する練習文字を書
くための、上記熟語用方形枠5…に隣接した練習文字用
方形枠6…と、この熟語の読み仮名を書くための、上記
練習用方形枠6…に隣接した長方形枠7とが設けられて
いる。
【0051】熟語用方形枠5…は、裏面1bの左側半分
に設けられており、この熟語用方形枠5に手本文字とし
ての漢字および平仮名が書かれる。
【0052】一方、練習文字用方形枠6…は、裏面1b
の右半分に、熟語用方形枠5…に隣接して設けられてお
り、この練習文字用方形枠6には、左側に書かれた手本
文字の練習文字を書くようになっている。
【0053】さらに、長方形枠7は、上記練習文字用方
形枠6…の上端から下端まで右側に隣接して設けられ、
原稿シート1の裏面1bに書かれた熟語の読み方を書く
ようになっている。
【0054】上記構成の文字練習用教材作成具におけ
る、文字練習用の教材の作成について、以下に説明す
る。
【0055】先ず、原稿シート1の表面1aと、この表
面1aに書かれた新出漢字を用いた熟語が書かれた上記
原稿シート1とは別の原稿シートの裏面とを並べる。つ
ぎに、並べられた原稿シート1…を、複写機等で複写す
ることにより、図4に示すような文字練習用の教材シー
ト12が作成される。このように作成された教材シート
12では、新出漢字を練習して、さらに練習した新出漢
字に関する熟語の練習を同一シート上ででき、さらに、
新出漢字を使った熟語の読み方を覚えることができる。
【0056】なお、上記原稿シート1の表面だけを並べ
れば、新出漢字のみの教材シートを作成することがで
き、また、原稿シート1の裏面だけを並べれば、熟語の
みの教材シートをも作成することができる。
【0057】このようにして、本実施例の原稿シート1
を用いれば、新出漢字のみの教材シートを作成したり、
新出漢字とその新出漢字に対応する熟語を同時に練習す
ることのできる教材シートを作成したりすることが、原
稿シート1を組み合わせるだけで簡単に且つ自由に行う
ことができる。
【0058】〔実施例3〕 本考案のさらに他の実施例について図5に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
【0059】本実施例の文字練習用教材作成具は、図5
(a)に示すように、原稿シート13の表面13aの上
端側に分類番号を書くための第一長方形枠14、この第
一長方形枠14の下側左列に手本文字を書くための複数
の第一方形枠15…、右列には、第一方形枠15に隣接
した練習文字を書くための第一練習文字用方形枠16…
が設けられている。
【0060】上記第一長方形枠14には、原稿シート1
3を分類するために、例えば小学3年生の学習漢字につ
いて分類すると、漢字を、あいうえお順に分類し、例え
ば3−1A、3−2A、…とそれぞれの漢字に対して記
される。そして、第一方形枠15…には、新出漢字の手
本文字が上欄から下欄まで連続して書かれており、さら
に、第一練習文字用方形枠16…は、第一方形枠15に
書かれた手本文字を練習するための空欄となっている。
【0061】また、原稿シート13の裏面13bには、
図5(b)に示すように、上端側に分類番号を書くため
の第二長方形枠17、この第二長方形枠17の下側左列
に手本熟語を書くための複数の第二方形枠18…、そし
て右列には、上記第二方形枠18…に隣接して、第二方
形枠18…に書かれた手本熟語を練習文字を書くための
第二練習文字用方形枠19が設けられている。なお、こ
の原稿シート13の裏面13bには、表面13aに書か
れた文字を使用した熟語が、それぞれ同一原稿シートの
表面と裏面では異なる漢字が配列されるように書かれて
いる。
【0062】そして、上記第二長方形枠17には、原稿
シート13を分類するために、表面13aに記された3
−1A、3−2A、…といた記号に対して、例えば3−
1Aに書かれた文字の熟語には、3−1Bとし、さらに
3−2Aであれば3−2Bといったように分類記号が書
かれている。
【0063】上記構成文字練習用教材作成具における、
文字練習用の教材シートの作成について以下に説明す
る。
【0064】先ず、新出漢字のみを習得する場合、教科
書の新出漢字に基づいて、目的の漢字の書かれた原稿シ
ート13を、原稿シート13の表面13aの第一長方形
枠14に記された分類記号により選び出して並べる。こ
うして複数枚並べられた原稿シート13…を複写機等に
より複写することにより、新出漢字のみの教材シートを
作成する。
【0065】つぎに、熟語のみを習得する場合、上述の
新出漢字のみの教材シートを作成するときと同様に、教
科書の新出漢字に基づいて、目的の漢字を使用した熟語
の書かれた原稿シート13を、原稿シート13の裏面1
3bの第二長方形枠17に記された分類記号により選び
出して並べる。こうして複数枚並べられた原稿シート1
3…を複写機等で複写し、熟語のみの教材シートを作成
する。
【0066】さらに、新出漢字とその熟語の習得を同時
に行う場合、教科書の漢字の新出順に基づいて原稿シー
ト13の表面13aの分類記号から希望する原稿シート
を選び出し、この原稿シート13の分類記号に対応する
裏面13bの分類記号を検索し、必要な原稿シートを選
びだす。同様にして、他の文字についても行う。最後に
検索した原稿シート13の表面13aと裏面13bとの
ペアを並べて、これを複写機等で複写することにより、
新出漢字とその熟語の習得用の教材シートを作成する。
【0067】このようにして、本実施例の文字練習用教
材作成具を使用すれば、必要な原稿シートを迅速にそし
て的確に検索することができるので、文字練習用の教材
シートをより速く作成することができる。
【0068】なお、本実施例では、漢字を分類する際
に、例えば小学3年生なら3、そして、あいうえお順で
あ行から1A、そして1Aに対応する熟語なら1Bとし
て分類しているが、上記効果を得られるのであれば他の
分類記号を使用することも可能である。
【0069】
【考案の効果】請求項1記載の文字練習用教材作成具
は、複数の同一形状のカード状シートから成る文字練習
用教材作成具であって、各シートの表面に、1枚のシー
トにつき一種類の手本文字が書かれるとともに、その手
本文字の練習用の空欄が設けられ、上記シートを固定す
るための板状のシート固定部材上に、上記シートを複数
枚並べて固定することにより1枚の複写元となって、文
字練習用教材の作成に供されることを特徴とする構成で
ある。
【0070】それゆえ、文字練習用の教材シートは、シ
ート固定部材上に複数枚のシートを組み合わせて並べ、
そして複写機等で複写するだけで作成することができ、
どのような教科書であっても、漢字の出順に添った文字
練習用の教材を、簡単にそして自由な組み合わせで習得
文字数分だけ作成することができる。したがって、本考
案の文字練習用教材作成具を予め一度だけ用意しておき
さえすれば、各出版会社の教科書毎に異なる漢字の出順
や、教科書の改訂によって変化する漢字の出順に容易に
対応することができ、教材を迅速且つ安価に作成できる
という効果を奏する。
【0071】請求項2記載の文字練習用教材作成具は、
以上のように、請求項1の構成に加えて、上記シート
は、小学校で学習する文部省指定習得漢字数と同数用意
され、 1枚のシートにつき一種類の手本漢字が繰り返し
書かれるとともに、それぞれの手本漢字に対応させなが
ら練習文字を書くことのできる空欄が設けられているこ
とを特徴とする構成である。
【0072】それゆえ、請求項1の効果に加え、漢字学
習に必要なカード状シートをシート固定部材上に並べる
だけで、教科書の変更や改訂によって変化する漢字の出
順に対応した複写元を簡単に準備することができる。さ
らにこの文字練習用教材作成具により作成された文字練
習用の教材シートでは、手本漢字と対応させながら漢字
を書く練習ができるので、漢字を覚えることはもとよ
り、文字の上達をも促すことができるという効果を奏す
る。
【0073】請求項3記載の文字練習用教材作成具は、
以上のように、請求項1または2の構成に加えて、上記
シートの裏面に、上記シートの表面に書かれた手本文字
と異なる文字を使用した手本熟語が書かれるとともに、
この手本熟語に対応させながら練習文字を書くことので
きる空欄が設けられ、手本文字の書かれたシートの表面
と、上記手本文字と同じ文字を使用した手本熟語の書か
れた別シートの裏面とを並べて一組としたものの複数組
を上記シート固定部材上に並べて固定することにより1
枚の複写元となって、1枚の文字練習用教材の作成に供
されることを特徴とする構成である。
【0074】それゆえ、請求項1または2の効果に加
え、学習に必要な文字と熟語とを、必要な順序で掲載し
た複写元を簡単に準備することができる。また、手本文
字を書く練習と、上記手本文字を使用した手本熟語を書
く練習とを同時に行うことができ、より速く手本文字な
らびに手本熟語を覚えることができるという効果を奏す
る。
【0075】請求項4記載の文字練習用教材作成具は、
以上のように、請求項1、2または3の構成に加えて、
手本文字の書かれたシートの表面に、上記手本文字を分
類するための第1の番号または記号を書くための空欄が
設けられるとともに、上記手 本文字と同じ文字を使用し
た手本熟語の書かれた別シートの裏面に、上記第1の番
号または記号と関連付けて上記手本熟語を分類するため
の第2の番号または記号を書くための空欄が設けられて
いることを特徴とする構成である。
【0076】それゆえ、請求項1、2または3の効果に
加え、シートの表面および裏面に設けられた空欄に記入
する分類用の番号または記号によって、手本文字の書か
れたシートと、上記手本文字と同じ文字を使用した手本
熟語の書かれたシートとを互いに関連付けることができ
るので、手本文字と同じ文字を使用した手本熟語の書か
れたシートを迅速に見つけることができる。したがっ
て、手本文字と手本熟語とを掲載した文字練習用教材を
一層簡便に作成することができるという効果を奏する。
【0077】請求項5記載の文字練習用教材作成具は、
以上のように、請求項1、2、3または4の構成に加え
て、原稿シートがマグネットシートから成ることを特徴
とする構成である。
【0078】それゆえ、請求項1、2、3または4の効
果に加えて、シート固定部材上での原稿シートの着脱が
容易でしかもずれにくく、さらに、耐久性に富むので、
原稿シートを繰り返し着脱使用することができ、必要な
文字練習用教材が効率良く作成できるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す文字練習用教材作成具
を構成する原稿シートの斜視図である。
【図2】図1の文字練習用教材作成具による文字練習用
の教材シートを示す平面図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す文字練習用教材作成
具を構成する原稿シートの両面を示すものであり、同図
(a)は、新出漢字の原稿シートの表面を示す平面図で
あり、同図(b)は、新出漢字からなる熟語の原稿シー
トの裏面を示す平面図である。
【図4】図3の文字練習用教材作成具による文字練習用
の教材シートを示す平面図である。
【図5】本考案のさらに他の実施例を示す文字練習用教
材作成具を構成する原稿シートの両面を示すものであ
り、同図(a)は、新出漢字の原稿シートに分類番号を
記したものを示す平面図であり、同図(b)は、新出漢
字を使用した熟語の原稿シートの面を示す平面図であ
る。
【図6】従来の文字練習用教材シートを示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 原稿シート1a 表面 1b 裏面 4 練習文字用方形枠(練習用空欄) 6 練習文字用方形枠(練習用空欄) 13 原稿シート 13a 表面 13b 裏面 14 第一長方形枠(番号または記号記入用空欄) 16 第一練習文字用方形枠(練習用空欄) 17 第二長方形枠(番号または記号記入用空欄) 19 第二練習文字用方形枠(練習用空欄)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の同一形状のカード状シートから成る
    文字練習用教材作成具であって、各シートの表面に、1
    枚のシートにつき一種類の手本文字が書かれるととも
    に、その手本文字の練習用の空欄が設けられ、 上記シートを固定するための板状のシート固定部材上
    に、上記シートを複数枚並べて固定することにより1枚
    の複写元となって、文字練習用教材の作成に供される こ
    とを特徴とする文字練習用教材作成具。
  2. 【請求項2】上記シートは、小学校で学習する文部省指
    定習得漢字数と同数用意され、1枚のシートにつき一種
    類の手本漢字が繰り返し書かれるとともに、それぞれの
    手本漢字に対応させながら練習文字を書くことのできる
    空欄が設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    文字練習用教材作成具。
  3. 【請求項3】上記シートの裏面に、上記シートの表面に
    書かれた手本文字と異なる文字を使用した手本熟語が書
    かれるとともに、この手本熟語に対応させながら練習文
    字を書くことのできる空欄が設けられ、手本文字の書かれたシートの表面と、上記手本文字と同
    じ文字を使用した手本熟語の書かれた別シートの裏面と
    を並べて一組としたものの複数組を上記シート固定部材
    上に並べて固定することにより1枚の複写元となって、
    1枚の文字練習用教材の作成に供される ことを特徴とす
    る請求項1または2記載の文字練習用教材作成具。
  4. 【請求項4】手本文字の書かれたシートの表面に、上記
    手本文字を分類するための第1の番号または記号を書く
    ための空欄が設けられるとともに、上記手本文字と同じ
    文字を使用した手本熟語の書かれた別シートの裏面に、
    上記第1の番号または記号と関連付けて上記手本熟語を
    分類するための第2の番号または記号を書くための空 欄
    が設けられていることを特徴とする請求項1、2または
    3記載の文字練習用教材作成具。
  5. 【請求項5】上記シートがマグネットシートから成るこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、または4記載の文字
    練習用教材作成具。
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