JPH087448Y2 - 水平移動体限界検知装置のセンサ部構造 - Google Patents

水平移動体限界検知装置のセンサ部構造

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JPH087448Y2
JPH087448Y2 JP3075590U JP3075590U JPH087448Y2 JP H087448 Y2 JPH087448 Y2 JP H087448Y2 JP 3075590 U JP3075590 U JP 3075590U JP 3075590 U JP3075590 U JP 3075590U JP H087448 Y2 JPH087448 Y2 JP H087448Y2
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JP
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JP3075590U
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慎一 田野倉
厚之 小林
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トーソク株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、所定の限界領域内にて、水平移動する水平
移動体の移動限界を検知する為に用いられる水平移動体
限界検知装置のセンサ部構造に関する。
[従来の技術] 従来、水平移動体の移動限界を検出する装置として
は、例えば第6〜8図に示したものが実用されている。
すなわち、Xモータ1とYモータ2とを備えたX−Yテ
ーブル5には、支持脚34を介して固定されたウエハーリ
ング3と、該ウエハーリング3と略同一形状であって直
接固定された限界リング4とが配置されており、前記ウ
エハーリング3には図示しないシートが張設され、該シ
ート上には複数の半導体チップが載置されている。
前記ウエハーリング3の下方には、所定の位置に固定
された突き上げヘッド9が設けられており、一方前記限
界リング4の近傍には、基台6に固定されたアーム7が
設けられている。該アーム7の先端部には接触子8が設
けられており、該接触子8は、前記限界リング7の内部
空間に位置している。
かかる構成において、図示しないボンディングヘッド
は、同一軌跡を描き動作することから、該ボンディング
ヘッドに前記半導体チップを吸着すべく、ウエハーリン
グ3は半導体チップが、突き上げヘッド9により突き上
げられ得る位置に移動する。このとき、吸着すべき半導
体チップが置かれている範囲は、予めピックアップする
チップとして、憶え込ませてあることから、X−Yテー
ブル5は、前記範囲内おいて作動し、ウエハーリング3
を水平移動させる。
しかし、ノイズ等の外乱に起因する誤作動によって、
前記X−Yテーブル5が、先に憶え込ませてある範囲外
に移動すると、ウエハーリング3と突き上げヘッド9と
が接触することとなり、これによって、突き上げヘッド
9の垂直性が悪くなる等の不具合が生ずる。そこで、前
記ウエハーリング3の最大移動範囲にほぼ等しい限界リ
ング4を設け、前記ウエハーリング3の内側と突き上げ
ヘッド9が接触する前に、前記接触子8を限界リング4
に接触させることにより、前記不具合の発生を回避する
ようにしているのである。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の装置にあっては、前
記接触子8が限界リング4に接触したときのみ、信号を
取り出すことができ、また、この時点で初めてウエハー
リング3が限界に到達したことを感知し得る。したがっ
て、ウエハーリング3が完全に限界に到達する前に、こ
れを予知することは不可能であって、よってこの予知に
基づいて、ウエハーリング3が突き上げヘッド9に激突
しないように、X−Yテーブル5の動作を事前に制御す
ることもまた不可能なものであった。
本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたも
のであり、ウエハーリング3が完全に移動限界に到達す
る前に、これを予知することを可能にした水平移動体限
界検知装置のセンサ部構造を提供することを目的とする
ものである。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために本考案にあっては、所定の
限界領域内にて、水平移動する水平移動体の移動限界を
検知する装置であって、前記水平移動体に固定されたベ
ース部材と、該ベース部材に弾持されて所定位置に定位
しかつ水平方向に移動可能な可動部材と、該可動部材に
設けられ、前記限界領域を隔成する隔成部材に接触する
為の接触部と、前記可動部材に延設された延設片とが設
けられた構造において、前記延設片に複数の径の異なる
孔を形成するとともに、各孔ごとに対向する受光センサ
を設けてある。また、可動部材を円形に成形するととも
に、前記延設部にこの可動部材の半径方向に沿って長孔
を形成し、該長孔に前記ベース部材に固着されたガイド
ピンを遊挿してある。
[作用] 前記構成において、水平移動体が水平移動して限界領
域の限界点まで到達すると、前記限界領域を隔成する隔
成部材に、前記接触部が接触する。すると、該接触部が
設けられた可動部材は弾持されていた所定の位置から、
弾持する付勢力に抗して水平方向に移動し、この可動部
材に延設されている延設片は、可動部材と一体に変位す
る。
このとき、延設片には前記延設片に複数の径の異なる
孔を形成するとともに、各孔ごとに対向する受光センサ
を設けてあることから、先ず小径の孔に対向する受光セ
ンサが感応して信号を出力し、さらに延設片が変位した
時点で大径の孔に対向する受光センサが感応して信号を
出力する。
したがって、始めに出力された信号から、水平移動体
が移動限界に到達するであろうことを、予知することが
でき、また、次に出力された信号から、移動限界に到達
したことを検知し得る。
また、延設片に前記半径方向の長孔が設けられ、該長
孔にガイドピンが遊挿されていれば、ガイドピンにより
可動部材の移動方向が規制され、該可動部材は前記長孔
の延在する方向においてのみ、移動を許容される。その
結果、接触部がいかなる方向から応力を受けても、延在
片を精度よく変位させ得る。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について図面に従って説明す
る。すなわち、本実施例は半導体チップのボンディング
装置に適用したものであって、第2〜4図に示したよう
に、基台10上には前記ボンディング装置の突き上げ機構
11が固定されており、該突き上げ機構11は、本実施例に
おける水平移動体であって、垂直に立設されており、先
端部には突き上げヘッド12が設けられている。
前記突き上げ機構11の近傍には、前記基台10に固定さ
れた取付片13が設けられている。該取付片13には第1受
光センサ14と第2受光センサ15とが並設されており、該
第1、第2両受光センサ14,15は、垂直上方に光を照射
するとともに、その反射光を受光して信号を出力する機
能を有している。
前記突き上げ機構11には、水平状に延在する円盤状の
ベース部材16が嵌挿固定されており、該ベース部材16の
前記受光センサ14,15に近接する端部にはガイドピン17
が立設されている。また、前記ベース部材16の周部に
は、介挿部材18が設けられており、該介挿部材18には等
間隔をもって3個のバランススプリング19の一端部が係
止されている。前記介挿部材18上には、前記ベース部材
16と平行なカバー20が設けられており、該カバー20には
前記突き上げ機構11に沿って設けられた中央切欠部21
と、前記受光センサ14,15が配置された側に設けられた
周部切欠部22が成形されている。
前記ベース部材16とカバー20間には、円形の可動部材
23が複数のボールベアリング24を介して、移動可能に介
挿されている。この可動部材23には、前記介挿部材18と
対向する3カ所にボス部25が設けられており、該ボス部
25には各々前記バランススプリング19の他端部が係止さ
れている。
各バランススプリング19は等しい引張り力を有し、よ
って前記可動部材23は等間隔であって三方向からの引張
りにより、前記突き上げ機構11と同一軸線を中心として
定位している。また、前記可動部材23には、接触部26が
設けられており、該接触部26は筒状であって、前記突き
上げ機構11及び前記中央切欠部21との間に適宜間隔をも
って立設されている。
さらに、前記可動部材23には、延設片27の一端が前記
周部切欠部22において固定されいる。該延設片27は断面
クランク状であって、前記カバー20と同一平面上に位置
するガイド板28と、該ガイド板28の端部に垂設された垂
直板29、及び該垂直板29の端部に延設され水平方向に延
在する遮光部30とを一体的に有している。
前記ガイド板28には、前記可動部材23の半径方向に沿
って長孔31が設けられており、該長孔31の中央部には、
前記ガイドピン17の上端部が遊挿されている。また、前
記遮光部30には、第1図(A)に明示したように、第1
孔32と、該第1孔32より大径の第2孔33とが設けられて
おり、前記第1孔32は前記第1受光センサ14の真上にお
いて対向し、第2孔33は前記第2センサ15の真上おいて
対向している。
前記突き上げヘッド12は、第5図に示したようにウエ
ハーリング3の内側に配置されており、該ウエハーリン
グ3は第6〜8図をもって既設したX−Yテーブル5に
支持脚34を介して固定されている。該支持脚34には、限
界領域を隔成する部材である限界リング4が固着されて
おり、該限界リング4は前記ウエハーリング3に沿った
環状であって、前記接触部26と接触し得る高さ位置に設
けられている。
なお、前記複数のバランススプリング19により弾持さ
れた可動部材23は、20g前後の応力により作動するよう
に設定されている。
以上の構成にかかる本実施例において、前記X−Yテ
ーブル5が水平移動することにより、限界リング4が第
2図に示した点P1において接触部26に接触すると、可
動部材23は前記各バランススプリング19に抗して、矢示
R方向に変位する。このため、前記遮光部30も可動部材
23と一体に移動し、その結果、第1図(B)に示したよ
うに、第1孔32は第1センサ14に対して変位し、該第1
センサ14から照射された光は遮光部により遮断される。
これにより、第1センサ14から信号が出力され、した
がって、この信号がX−Yテーブル5を1ピッチずつ移
動させている途中で出力されれば、出力された信号に基
づいて次のピッチ送りを不能にする等の処理に用いいる
ことができる。
そして、さらに前記前記点P1において限界リング4
が接触部26に強く接触すると、第1図(C)に示したよ
うに、第2孔33も第2センサ15に対して変位し、該第2
センサ15から照射された光は遮光部により遮断される。
これにより、第2センサ15から信号が出力され、したが
って、この信号を非常信号として用い、第6〜8図に示
したXモータ1、Yモータ2の停止させ、あるいは電源
オフ信号として用いることができる。
しかも、このように前記接触部26がウエハーリング3
の下部に設けられた限界リング4に接触することによ
り、各信号が出力されることから、従来のように限界リ
ング4をウエハーリング3から離間した箇所に配置する
必要がなく、装置の小型化を図ることができる。
また、前記ベース部材23や可動部材23等は、突き上げ
機構11の取り付けられており、かつ限界リング4もウエ
ハーリング3の下部に固定されていることから、ウエハ
ーリング3、突き上げ機構11、限界リング4の位置決め
を行う必要もなく、容易に使用することができる。
他方、第2図のP2点およびP3点において、接触部26
が限界リング4に接触した場合においては、前記ガイド
ピン17により可動部材23の移動方向が規制され、該可動
部材23は前記長孔31の延在する方向においてのみ、移動
を許容される。その結果、接触部26が点P2、P3におい
て限界リング4に接触した場合であっても、接触度に応
じて遮光部30が矢示R方向に変位し、前記第1センサ14
又は第2センサ15から信号が出力され、突き上げ機構11
の移動限界を精度よ検出することができるのである。
なお、本実施例においては、限界検知装置が固定さ
れ、限界領域を隔成する隔成部材が水平移動するもの、
つまり限界検知装置側が隔成部材により相対移動するも
のを示したが、これとは逆に限界検知装置が水平移動す
る部材に取り付けられ、かつ前記隔成部材が固定されて
いる場合、つまり限界検知装置側が絶対移動する場合で
あっても、同様の作用効果が生ずることは勿論である。
また、本実施例においては、2個の孔32,33と受光セ
ンサ14,15を用いるようにしたが、更に孔及び受光セン
サを増加させれば、ウエハーリング3の移動により複数
の信号をもって検知することが可能となる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案よれば、所定の限界領域内
にて、水平移動する水平移動体の移動限界を検知する装
置であって、可動部材に延設された延設片に複数の径の
異なる孔を形成するとともに、各孔ごとに対向する受光
センサを設けるようにした。よって、先ず小径の孔に対
向する受光センサが感応して信号を出力し、さらに延設
片が変位した時点で大径の孔に対向する受光センサが感
応して信号を出力する。
したがって、始めに出力された信号から、水平移動体
が移動限界に到達するであろうことを、予知することが
でき、また、次に出力された信号から、移動限界に到達
したことを検知し得る。このため、水平移動体が完全に
限界に到達する前に、これを予知することが可能とな
り、よってこの予知に基づいて、水平移動体が過剰に限
界を越えないように事前に制御することが可能となる。
また、本考案は前記可動部材を円形に成形するととも
に、前記延設部にこの可動部材の半径方向に沿って長孔
を形成し、該長孔に前記ベース部材に固着されたガイド
ピンを遊挿するようにした。よって、ガイドピンにより
可動部材の移動方向が規制され、該可動部材は前記長孔
の延在する方向においてのみ、移動を許容される。
その結果、接触部がいかなる方向から応力を受けて
も、延設片を精度よく変位させることができ、これによ
り検知精度の向上を図ることができる。
しかも、本考案は水平移動体に固定されて、該水平移
動体の移動限界を直接的に検知し得ることから、別箇所
に移動限界を隔成する限界リングを設ける必要がなく、
これにより装置の小型化を図ることができる。
また、水平移動体自体に直接ベース部材や可動部材等
を設ける構造であることから、従来の装置のように使用
に際して、各部材の位置決め作業等を行う必要もなく、
使用時における作業の簡易化を図ることをも可能にする
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)(B)(C)は、本考案の一実施例の可動
部材が移動した場合におけるセンサと各孔の位置関係を
示す平面図、 第2図は、同実施例の平面図、 第3図は、同実施例の側面図、 第4図は、第1図III-III線に沿う断面図、、 第5図は、同実施例のウエハーリング内に配置した状態
における正面図、 第6図は、従来の装置を示す正面図、 第7図は、同装置の正面図、 第8図は、同装置の側面図である。 4……限界リング(隔成部材)、11……突き上げ機構
(水平移動体)、14……第1受光センサ、15……第受光
2センサ、16……ベース部材、23……可動部材、27……
延設片、32……第1孔、33……第2孔。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の限界領域内にて、水平移動する水平
    移動体の移動限界を検知する装置であって、前記水平移
    動体に固定されたベース部材と、該ベース部材に弾持さ
    れて所定位置に定位しかつ水平方向に移動可能な可動部
    材と、該可動部材に設けられ、前記限界領域を隔成する
    隔成部材に接触する為の接触部と、前記可動部材に延設
    された延設片とが設けられた構造において、 前記延設片に複数の径の異なる孔を形成するとともに、
    各孔ごとに対向する受光センサを設けたことを特徴とす
    る水平移動体限界検知装置のセンサ部構造。
  2. 【請求項2】前記可動部材を円形に成形するとともに、
    前記延設部にこの可動部材の半径方向に沿って長孔を形
    成し、該長孔に前記ベース部材に固着されたガイドピン
    を遊挿したことを特徴とする請求項1記載の水平移動体
    限界検知装置のセンサ部構造。
JP3075590U 1990-03-26 1990-03-26 水平移動体限界検知装置のセンサ部構造 Expired - Lifetime JPH087448Y2 (ja)

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